私はOLをしている22歳です。ある日、高校時代の友人から結婚式の招待状が届きました。高校時代の私は地味なタイプだったのですが、招待状をくれた彼女はそんな私にもとてもやさしく、当時は仲がよかったので、結婚式には参加しようと思いました。ところが、彼女は当時から心の中で私のことを見下していたようで……。 久しぶりに話したのに婚約者の自慢ばかり…?ある日、高校時代の友人から結婚式の招待状が届きました。招待状をくれたのは、高校時代に地味なタイプだった私にいつも声をかけてくれた友人です。私は自分のことのようにうれしくなり、久しぶりに彼女と連絡を取ることに。 電話をして「久しぶり! 結婚おめでとう!」と伝えると……彼女の口から出てきたのは「ありがとー! 彼って超イケメンでさ! しかも大企業に勤めてるの!」「結婚式は豪華なホテルでやるのよ! うらやましいでしょ?」と、婚約者の自慢ばかり……。こちらが返事をする間もなく、彼とのラブラブな写真や旅行で泊まったリッチなホテルの写真などを送ってくるので、戸惑ってしまいました。高校時代はこんな子ではなかったので、彼女は変わってしまったのかもしれないと思いました。 しかし、そんな中でも彼女は「今度、高校の同窓会があるから来なよ! 来てくれないと寂しいよー!」と誘ってくれて、私はうれしくなりました。彼女と久々に会って高校時代の話をしたいと思い、私は同窓会に行くことを決めたのです。 同窓会で久々に再会した彼女は別人でした彼女に誘われて高校の同窓会に参加することを決めた私。ただ、他の同級生とはあまり仲がいいわけではなく、会うのは少し緊張します。当日、私は会場に着き、唯一の友だちであった彼女を見つけてホッとしました。するとここで、予想外の展開が待っていました。 同級生のひとりが、チラッと私を見て「うそ? きれいになったね!」と声をかけてくれました。すると彼女は「きれいって言ったの!? あいかわらず地味なオーラ放ってんじゃんこいつ!」とバカにしてきたのです! 唯一の友だちであるはずの彼女からひどい言い方をされ、裏切られたショックであまりに傷ついた私は、同窓会にいても意味がないと思い、お店を出て帰ろうとしました。 すると、さっき話しかけてくれた同級生に呼び止められたのです。「あんな性格だからさ、本当はあの子、高校時代からみんなに嫌われていたんだよ」「あの子が暴言を吐いた理由はなんとなくわかるの」と教えてくれた同級生。「理由ってなに? どうして私は彼女から嫌われてるの?」と尋ねると「私からは話せないからあの子の結婚式に来てほしい! 嫌かもしれないけど絶対に来て!」と同級生は言います。 もともと彼女の結婚式には参加する予定でしたが、ついさっき彼女から暴言を吐かれて、参加する気がすっかり失せてしまっていた私。しかし、同級生から「彼女が暴言を吐いた理由は結婚式に来たらわかるから絶対に来て!」とまで言われると、再考の余地はあります。そこで、結婚式への参列は断ることにして、彼女が式を挙げる結婚式場の前まで行くことにしました。 式場に呼ばれた理由とは?こうして、結婚式には参列しないものの、式場に足を運ぶことにした私。式場の前に着いて同級生に連絡すると、参列者を出迎えている最中だった彼女と結婚相手を連れてきてくれました。 私を見るなり、彼女は勝ち誇った顔で「知人の結婚式は出会いの場でもあるのに、あいかわらず地味な格好ね!」「そんなんだから彼氏もできないのよー!」と、またしても私をバカにしてきます。私は「欠席」で招待状を返したはずです。参列者ではないのはわかっているはずなのですが……。 さらに彼女は、通りすがりの人に「あ! そこのお兄さん! そこのお兄さんも! 誰でもいいから誰かこの地味女もらってあげてー!」と笑いながら声をかけたのです。私は恥ずかしいやら頭にくるやらで、立っているのもやっとでした。するとそのとき、近くに1台の高級車が停まりました。 車から降りてきたのは、端正な顔立ちをした男性。なんとなくどこかで見たことがあるような……。しかし、私にはどうにも思い出せません。すると、彼女は「先輩! 結婚式に来てくれたのね!」とうれしそうに男性に駆け寄ります。 しかし、その男性は彼女には振り向きもせず、私の前でひざまずいて「お迎えに上がりました。ずっと好きでした」と言うではありませんか! 私は事態が飲み込めず、大混乱してしまいました。 婚約者があきれて結婚式は中止に整理するとーーその男性は、高校時代に彼女がフラれたと言っていた先輩でした。どうやら彼女がフラれた理由は、当時の先輩が私に好意を寄せてくれていたからのようです。さらに先輩はその後もずっと私のことを好きでいてくれたようで……。 つまり、今まで散々彼女がけなしてきたのは、私への妬みひがみが理由だったようです。 「先輩! こんな地味女のどこがいいわけ!?」とまくしたてる彼女の肩をガッと掴んだのは、隣でずっと様子を見ていた結婚相手の男性でした。 結婚相手は「そんなにあの男性がいいなら結婚式は中止にするから好きにしろ!」と言い放ちます。中止と聞いて焦ったのか「あの、そういうわけじゃなくて……」と言い訳する彼女でしたが、結婚相手は聞き入れてくれません。彼女は参列者に謝りながらご祝儀を返し、結婚式はそのまま中止となりました。 私が知っているのはここまで。そのあと彼女がどうなったのかはわかりません。 一方の私はというと、先輩のことはうろ覚えだったので、急に告白されても付き合うことなんて考えられず、お友だちの関係から始めることに。話してみると先輩はとても一途で、まっすぐないい人でした。仕事熱心で尊敬できる人とわかり、しばらくして先輩とお付き合いを始めることに。 あのときは最悪な気持ちで式場に向かいましたが、今では私を式場に呼んでくれた同級生にはとても感謝しています。その友人とは今でもとっても仲よしです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月24日はやりのものは選ばず、ファッションに保守的な私。そのため、いつも同じようなコーディネートになってしまいます。そんな私のファッションの悩みに関する体験談です。着回し可&目を引かないものをセレクト私は服を選ぶときには、まず第一に奇抜ではないことを重視しています。前もってファッション雑誌などを見て、着回しができそうなもの、かつ変に目を引かないようなデザインや色のものを選んでいます。今年だけのはやりで、おそらく来年は着られないであろうというものは選びません。モノトーンやベージュ系ばかりに無難なものばかり選んでしまうので、気付くとクローゼットの中のものがモノトーンやベージュ系の色であふれてしまっています。モノトーンやベージュだと色みがなく暗いコーディネートになってしまうので、差し色で多少の明るさは出しようにはしています。ですが、どうしても毎回似たようなコーディネートになりがちです。周りの人からは、私がいつも「同じ服」を着ていると思われるのではないかと、心配になることがあります。マネキン全身コーデを買うことも私はファッションセンスもなく、コーディネートに変化を出すこともなかなかできません。でも、いつも同じ服を着ていると思われないようにはしたいもの。そのため、おしゃれ対策として時折アパレルのお店でマネキンの全身コーディネートをそのまま買うこともあります。まとめ私はファッションの冒険ができないため、いつも似たり寄ったりなコーディネートになりがちです。あまりに見た目に変化がないので、マネキンの全身コーデの購入に加えて、今はたとえ一過性の流行のものでも価格の安い服を選んで頑張っておしゃれをしてみようと思っています。(40代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月23日第1子を出産した後、周りのママさんたちに比べて、余裕がなかった私…。そんな私を見て、院長が放ったひと言がとても衝撃的でした。ボロボロで余裕のない産後の私に、院長がまさかのひと言!第一子を産んだときのことです。 産院で同じ時期に産んだ方たちはベテランママさんばかり。産後すぐでも、とても余裕があるように見えました。それにひきかえ私は、母乳を与えるのも寝かしつけも時間がかかってしまう上、せっかく休める時間になっても今度は目が冴えてしまって休めない、という感じで余裕がありませんでした。 ある日のこと。私は、ごはんを食べていても赤ちゃんが泣いていると気になって抱っこしてしまい、この日のせっかくのご馳走も冷めてしまっていました。 そんな時、私の元に院長が回診に。そして、私の様子を見るなり、 「ゆっくり食べなさい、赤ちゃんは少しくらい泣かせても大丈夫! 赤ちゃんの泣き声はクラシック。かわいい声を聞きながら、ママは栄養をとってね」 と言ったのです! 私は、赤ちゃんを泣かして放っておく=母親失格だと思っていたので、いい意味で衝撃的で、この言葉には後々まで本当に救われました。 クラシックとはいえ、家に戻ると「やっぱりご近所迷惑じゃないか」など気になることは多々ありました。でも、わが子が成長し、今度はご近所さんから、赤ちゃんのかわいい泣き声が聞こえるようになると、私は懐かしくて「クラシックのようにかわいい声だな」と思うようになりました。人それぞれかもしれませんが、私は、赤ちゃんの一生懸命な泣き声って、やっぱりかわいいと思います。 作画/加藤みちか著者:いとうしおり
2024年03月22日※このコラムはABEMAで配信中の『私たち結婚しました 5』エピソード1のネタバレを含んでいます。3月15日(金)よりABEMAで放送開始となった、芸能人同士の結婚生活に密着する恋愛番組『私たち結婚しました 5』。韓国の人気番組の日本版リメイクである本作では、芸能人同士の結婚式や新居の準備など、2人の結婚生活に密着していく。シーズン5で夫婦となったのは、俳優でモデルの堀未央奈・俳優の百瀬拓実ペアと、歌手で俳優の白間美瑠と俳優の永田崇人ペア。毎シーズン、他では見られない新婚夫婦の素顔や、互いにしか見せないプライベート感が見どころの本作。今回は、記念すべき第1話をレビューしていこう。■「みおたく夫婦」「たかみる夫婦」が爆誕『わた婚』では毎シーズン、新婚夫婦の情報はシーズンが始まるまで明かされないが、今回もやはり豪華&眼福に尽きる2組の夫婦。登場シーンからキュンキュンしてしまった人も多いのでは?まず永田崇人さんといえば、近年注目度がアップし続けている若手俳優。2.5次元系の舞台俳優としてのキャリアも長く、人気作品の舞台で大活躍してきた。近年は、ラブコメ系ドラマの出演も増えている正統派イケメン。そして、永田くんの妻となったのは、NMB48の元1期生メンバー、白間美瑠さん。12歳からNMB48としての活動をスタートさせている生粋のアイドルだったが、現在はソロの歌手として活動する一方で、女優としても活躍。大阪出身ということもあり、関西弁がかわいらしく元気な印象もある。(C)AbemaTV, Inc.二人とも普段から明るい印象もあり、初対面となったハワイでの結婚式シーンでも、まるで付き合いの長い友達同士のように笑い合う姿が印象的。とはいえ、ちょっぴり恥ずかしがってしまう白間さんを、歳上の永田くんが少しリードするような形で始まった結婚生活。白間さんも、恥ずかしそうにはしながらも、持ち前のひまわりのような笑顔とアイドルらしい大きめなリアクションで、永田くんとの距離を詰めていく。(C)AbemaTV, Inc.そして、もう1ペア。高校1年生の時に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストとなり、現在は俳優として、ラブコメ系ドラマなどにも出演されている百瀬拓実さん。TikTokでの発信活動にも力を入れており、なんとそのフォロワーは370万人超え!女性誌でも注目される次世代イケメンなのだ。そんな百瀬くんの妻となった堀未央奈さんは、乃木坂46の元メンバー。高校生の時からアイドル活動をスタートしたが、実はラブコメ系映画で主演を張るほどの演技力を持っている。ファッション誌でもレギュラーモデルとして活躍するなど、マルチに活躍している彼女。今回、百瀬くんとは6歳の年の差婚となった。(C)AbemaTV, Inc.友人からも「非常に天然」と評されるほどほんわかした性格の百瀬くんと堀さんの初対面デートは、スタジオのMC陣からも「大丈夫か!?」といきなりツッコまれたほど、マイペース。2組はまさに180度違って見える夫婦だけど……ここから、どうやってその絆を深めていくのか。■互いにマイペースで不安もよぎった、みおたく夫婦だけど……(C)AbemaTV, Inc.夫・百瀬くんのおとぼけから結婚生活がスタートした、みおたく夫婦。天然系男子は人によって好き嫌いがあるイメージでもあるけれど、あまり細かいことは気にしなそうにも見える堀さん。年の差のせいもあるかもしれないけれど、夫の天然コメントもあまり気にせずツッコミを入れ、お互いに笑い合っているので、相性は良さそう。それにしても驚きだったのが、百瀬くんの「彼女いたことないし、一人で過ごす方が楽しい」という発言……!これまでの人生で、モテなかったわけがないほど整った外見でありながら、恋愛には興味がないというネオタイプな若者。自分からは興味を持てなかった恋愛だけど、妻との暮らしを経て気持ちの変化があるのかが、気になるところ。また、初対面の瞬間は落ち着いた様子に見えた妻・堀さんだけど……新婚生活の中では、すでに彼女のおおらかさや柔軟さ、それに素直さがにじみ出てきた。韓国アイドルのような美少女フェイスで、クールな魅力を持つ堀さん。だけど初回デートの遊園地では、絶叫マシンに乗っておおはしゃぎ。かわいい系男子の夫の方が絶叫しちゃうのかな……と思っていたけれど、逆に百瀬くんは余裕の表情を見せていた。このあたりからすでに、二人ともギャップが見えてとっても良い!天然な一面を持ちながらも、一定のペースを貫いていた百瀬くん。観覧車でのツーショット撮影の際も、妻からのボディタッチに照れる様子すらなく、ここまで余裕の態度を取られると、堀さんに「なんとか夫を照れさせてくれ」と頼みたくなる。スタジオMCからツッコミが入った「新居の家具組み立て問題」でも、独創的な組み立て方を実践する夫に対し、特に先輩風を吹かせるでもなく、自由にやらせていた堀さん。百瀬くんのことは「ずっとかわいい」と評価しながらも、時に辛辣にツッコミを入れ、単純に面白がっているようにも見える。見た目は完全に王子様な百瀬くんだけど、堀さんはまだあまり男性としては意識していないようにも見える。自宅用ロボットに「梅干し」と名前をつけたり、鍋にパスタと自由な献立で料理を楽しんだりと、MCからたくさんのツッコミを受けつつも、互いにユニークな価値観を許し合っているようには見える二人。新婚ではありながらも、異性としての距離はまだ詰まっていないけれど……ここから、夫婦の気持ちがどう変化していくのかが見どころになりそう。(C)AbemaTV, Inc.■序盤からキュンの海で溺れる!安定的なたかみる夫婦一方のたかみる夫婦は、ハイタッチで挙式を終え、ハワイでのリゾートデートを満喫。ウェディングフォトは、二人ともこなれた様子で撮影していたけれど、インタビューを聞いてみると、白間さんの方はかなり緊張していた様子。笑顔でその場を楽しんでいるようにも見えたので、意外と本当の気持ちは隠してしまうタイプなのかもしれない。(C)AbemaTV, Inc.ホテルでの「呼び名決め」シーンも、初対面とは思えない二人の圧倒的コミュ力のおかげで、まるで少女マンガのようなキュンが詰まっていた。ただ、夫の永田くんはおちゃらけているように見えて、手をつなぐだけでドキッとしちゃうピュアなハートの持ち主。照れ隠しにボケかましちゃうところはかわいらしいけれど、年下の白間さんを引っ張っていく姿は頼もしい♡初回のミッションとなった質問ビンゴでも「ウィキペディア読めば分かるようなことを聞いてもしょうがない」と永田くん。気遣い力も高めなファンタジスタで、白間さんが本当に好きになってしまわないか逆に心配!会話の中で大きな声で笑ったり、急に照れたりとコロコロと表情を変える妻に、永田くんが釣られ笑いするような様子も。二人のデート風景は終始安定感があって、本当のカップルたちのVlogを見ているみたい。(C)AbemaTV, Inc.そしてなんと言っても第1話随一の胸キュンシーンは、夫婦の腕枕就寝シーン……!恥ずかしがる妻に、ちょっと意地悪を言っちゃう夫の言動がまた、リアル~。関係に慣れてくると中々しなくなってしまう腕枕だけど、「今夜は……してもらっちゃおうカナ♡(妄想)」なんて気持ちにもなってくる。やっぱり、いくつになったって腕枕はされたい!!(大声)白間さんのラフなTのシャツパジャマ姿も良かった。ふわもこで女子感満載のパジャマもいいけれど、やっぱり男子はこのくらい、ナチュラルな姿が見たいものなのかも。ふかふわのおふとんと、夫にくるまれて就寝する姿には、多幸感もMAX。■2冊の違う少女マンガを読んでいる気分に1話を見終えてみると、2組の新婚夫婦の印象はまさに真逆。けれど、方向性の違う少女マンガを2冊一気に読んでいるような感覚は、むしろお得。みおたく夫婦には、ここから伸びしろしかない。むしろ、まだ恋愛が始まってすらいないようにも見える二人が、新婚生活でどんな感情を育てていくのかは非常に気になる。(C)AbemaTV, Inc.また、初対面から互いの「ドキドキ感」があったたかみる夫婦は、ここからどんどんスキンシップを重ねていくはず。お互いに気持ちが向いている状態の二人は、ここからぐんぐん距離を狭めていくはず。来週はどこまで行っちゃうのか……を楽しみに、毎週生きていくぞ~!!また、個人的に『わた婚』を見る時はいつも「自分はどっちの夫婦像に憧れるかなあ」という視点も持ちながら鑑賞する。みなさんもぜひ「こんな夫婦になりたい♡」という妄想を膨らませながら鑑賞してみてはいかがだろうか。◇『私たち結婚しました 5』番組概要毎週金曜23:00~23:30放送放送チャンネル:ABEMA SPECIAL第1話URL:(ミクニシオリ)
2024年03月22日私が妊娠していたころ、妹や親戚からしつこく「男の子がいい!」と言われていました。性別は気にしないと伝えたのですが、まさかの最低発言をされ……? 無神経すぎるでしょ…私が妊娠していたころのお話です。まだ赤ちゃんの性別がわからない時期に、妹や親戚からしつこく「男の子が良い!」と言われていました。私自身は生まれてくる子の性別は特に気にしておらず、とにかく元気で生まれてきてくれたらそれで良いと思っていたため、「男の子でも女の子でもうれしいけどなぁ」とやんわり伝えたのですが、相変わらず「でもさぁ、やっぱり絶対男の子が良いわ! 男の子!」と言われ続け……。もし女の子が生まれて残念がられたら、この子が可哀想……と何度も落ち込みました。 結局、生まれてきた子の性別は男の子だったのですが、当時感じたモヤモヤは忘れられず、もし今後2人目を妊娠したときは、性別がわかるまで妊娠報告は避けようと決意。産後もたまに思い出してモヤッとしてしまうため、妹や親戚とは必要最低限しか会わなくなりました。 作画/さくら著者:山田 はなこ
2024年03月22日■これまでのあらすじ千鶴は仲の良い4人組のママ友の中で、真紀だけには少し苦手意識がある。自然とママ友が集まると始まる「夫の愚痴大会」でも、冷かな感じで黙っている真紀。それだけならいいのだが、なせか千鶴だけに向かって、「夫が悪いのではなく妻のせいだ」と指摘してきて…。真紀さんに「旦那さんがかわいそうだよ」と笑顔で言われてしまいました…。もしかして、私、マウント取られてる? それとも、単純にアドバイスとして言ってくれているだけ?気のせいではなく、明らかに真紀さんは私にだけキツいことを言ってきます。嫌われているのかなと心配になったりもしますが、気にしすぎてママ友関係がぎこちなくなるのもよくないですよね。いろんな人がいると自分に言い聞かせて、やり過ごそうと思っていたのですが…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月22日5年前、社長の息子である夫と離婚した私。離婚の原因は夫の浮気でした。離婚からしばらく経って、私は今の夫と再婚。元夫を略奪した女性は、私の現在の夫が建設会社勤務であることを知るとマウントを取ってきて……?離婚から5年経ったある日、元夫を略奪した女性から私のもとに連絡が。「私たちのその後を心配してるかと思いまして!」と言って、幸せ自慢をしたいだけの彼女。記念日にお祝いされただとか、元夫が順調に出世して年収も上がっているだとか……。「幸せすぎて怖いくらいです」と語る彼女に、「私もそれなりに幸せですのでお気になさらず」と言うと、なぜか驚いて……? それなりの幸せ「もしかして再婚とかしたんですか~?」と聞いてきた彼女。別にマウントを取り返すつもりはないので、「職場の方と素敵なご縁がありまして、昨年再婚させていただきました」とだけ答えました。 すると、「えっ……でも職場って普通の会社員でしたよね?彼から安月給の会社だって聞いてますよ~」とあからさまに見下した態度をとってきた彼女。「私なら絶対無理ー、ありえなーい」と言ってあざ笑ったのです。 いきなり連絡してきて、自慢話だけならまだしも、私の夫を馬鹿にするなんて……!どういう神経をしているのだろうと私は耳を疑いました……。 数時間後――。 今度は元義母から連絡が来ました。どうやら彼女から私が再婚したことを聞いたそう。 「うちの馬鹿息子たちのせいであなたにはたくさんのご迷惑をおかけして……」「娘みたいな存在のあなたが再婚しただなんてうれしくて、どうか結婚祝いを贈らせてほしくて連絡したの」と義母。 「お気持ちだけで十分ですよ!」と言いながらも、相変わらずやさしく接してくれる元義母の言葉になんだかじーんとしてきてしまいました。離婚するときも元義母は私の味方になってくれましたし、本当に頭が上がりません。 一通り話を終えた後、元義母は「実はね……」と声をひそめて話し始めました。「私なりに努力したけど、新しいお嫁さんはどうやっても娘のように思えないのよ」と元義母。 結婚を機に同居をはじめた元義両親と元夫たち。あの女性は家のことは一切何もせず、元夫のお金で浪費ばかりしていると元義母はこぼしました。ただでさえ外聞の悪い結婚だというのに、元夫の仕事にガンガン口を挟み、取引先のパーティーでも自分が一番目立たないと拗ねてしまうそうで、周囲からの評判も悪いと言います。 ちなみに、元義父はいまだに海外を飛び回っているそう。厳しい元義父の目がないことをいいことに、元夫は私と別れ、例の女性と再婚したのです。 「でもね、今月末には帰ってくるの」「きっと馬鹿息子たちにガツンと言ってくれるはずよ」と心なしかうれしそうな声の義母。 「そういえば、お祝いなんだけど……久々に会いたいし、私たち夫婦とおいしい食事に行かない?」と誘ってくれた義母に、私は二つ返事でうなずいたのでした。 一瞬で砕け散った夢物語数週間後――。 あれからたびたび私に自慢話をするためだけに連絡をしてきた例の女性。今日もまた電話がかかってきました……。 「ついに、彼のお父さんが帰ってきたの!」「帰国は社長引退の目途が立ったからだって言われてるから……ついに彼がまたまた出世しちゃうんだよね~!」「まだ社長就任には早いから、役員に昇進かな?って。年収は3,000万ぐらいになるのよー!」と自慢話が止まらない彼女。 「年収3,000万の旦那ゴチでーすw」「これで社長夫人の夢にまた一歩近づいたわ!」「あんたの旦那無職だけどね」「え?」 浮かれすぎていてもう見ていられません。私は真実を彼女に告げることに決めました。 実は、元義父の帰国直後に、元義両親に会いに行っていた私。晩御飯を食べながら、義父は「離婚のときは守れなくて申し訳なかった」と私に謝り、「あの馬鹿息子の解雇を告げるために帰ってきたんだ」と話していたのです。 社長である元義父は、海外視察に全力を注いでいる間は他の役員に、息子、つまり元夫の処分を任せていたそう。しかし、帰国した暁には即解雇する、と周囲にも宣言していたようです。 帰国の目途が経ったのも、海外視察中に次期社長にふさわしい人材を見つけたから。その人を副社長に据えて、これから育成していくそうです。今度、大々的に副社長就任式も行うそう。 「息子だからって理由で社長になれるほど経営は甘くないぞ」という元義父の言葉を伝えると、彼女は「嘘でしょ!じゃあ私の社長夫人の夢はどうなるのよ!」と悲鳴を上げたのでした。 懲りない略奪女その後、元義父は本当に実の息子である元夫に解雇を告げたそう。それを知った例の女性は、「孫が産まれても会わせませんよ!」と元義両親を脅したそうです。もちろん、元義両親はそんな脅しに屈するわけはないのですが……。 愚痴る相手が私しかいないのか、彼女はまた私に連絡を取ってくるように。「今は無職でもあんたたち負け組夫婦よりはいい生活してるもん」「あんたの旦那なんててせいぜい年収200万程度でしょ、すぐに追い越してやるわ」と、マウントを取って自分を保とうとしている彼女に、さすがの私も辟易。 「いや、私の夫は年収1,000万以上もらってるけど」 私と夫が働く会社は社員の資格取得を積極的に支援。夫は努力家で、仕事で疲れているのに猛勉強して、資格を多数取得しました。たしかに全体的に給与が低めの会社ではありますが、夫は会社の中でも一目置かれる存在なのです。 社長息子という肩書にあぐらをかいていた、どこかの元夫とは全然違うのです。 その後――。 元夫は転職し、例の女性も生活のためにパートを始めたそうですが、それでも年収は以前の半分以下。相当苦労しているようです。 一方、元義両親は時々私たち夫婦を食事に誘ってくれるようになりました。夫にとっても元義父の話がいい刺激になっているようで、さらなる資格取得に向けて猛勉強を続けています。元義母が元義父を支えてきたように、私も夫を支えられる、そんな存在になりたいです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月21日「私たち合わないのかな…」落ち込まないで!彼との相性を判断するポイント3つ彼のことが好きなのに、なぜかLINEが盛り上がらない、会話が続かないという経験をしたことがある女性は多いのではないでしょうか?そんなとき「もしかして、私たち、相性が悪いのかな?」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。今回は、彼との相性を判断するための3つのポイントを紹介します。話題が豊富かLINEや会話が盛り上がらない原因は、共有できる話題が少ないせいかもしれません。互いの好きなものや興味のあるものについて話し合えると、理解が深まりますよね。彼の好きなものや興味のあるものを探って、その話題をふってみましょう。お互いが楽しめる話題がたくさん出てきたら、彼との相性はよいかもしれません。一緒にすごす時間が心地よいか知り合ってすぐのころは緊張することも多く、何を話すべきか悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、彼が本当に好きなら、ただ一緒にいるだけでも幸せな気分になれますよね。互いに一緒にすごす時間が心地よいなら、相性は悪くないかもしれません。少しずつ理解を深め、よい距離感をつかんでいけるとよいでしょう。互いに気遣えるか会話が続かないからといって、必ずしも相性が悪いわけではありません。相手に気を遣いすぎて自然体で話すことができない場合もあるでしょう。まだ関係性が深まっていないならなおさらです。それでも、彼があなたを気遣っている様子があるなら、これから距離を縮めていけるかもしれません。相手が答えやすそうな質問をするなど、互いに気遣い、理解を深めていけるといいですね。少しずつ距離を縮めて会話が盛り上がらないからといって、相性が悪いとはかぎりません。少しずつお互いの理解を深め、距離を縮めていってはいかがでしょうか。(愛カツ編集部)
2024年03月21日初めての出産を終えて、不安な毎日の中でママ友は頼りになる存在。しかし、そんなママ友の中で1人だけ、初めての子育てで戸惑う私に不安をあおるようなことばかり言うママ友がいました。そして、そんなママ友の言葉から私を救ってくれたのは、また別のママ友でした。当時のことを振り返って、人へのアドバイスの仕方について勉強になったお話をお伝えします。※コロナ禍前の体験談です 先輩ママからのアドバイスに不安がつのる産後2カ月ごろ、ママ友がお祝いをしてくれるとのことでランチ会をしました。他のママ友含め4人で集まり、とても楽しい時間になるはず……でした。しかし、会話の中で当時5歳の子どもを育てるママ友から、私へのアドバイスとしてさまざまなことを言われました。 「辛い食べ物は母乳が赤くなるから食べたらダメ」「抱き癖がつくからどんなに泣いても抱っこしたらダメ」など、「〇〇はダメ」ということをたくさん言われたのです。冷静に聞くと明らかに医学的根拠のないアドバイスですが、一緒にいた他のママ友が否定することもなかったので、私は先輩ママのアドバイスをそのまま受け取って不安になってしまいました。 ママ友のアドバイスに悩みは深まるばかりきっと今なら不安に思わず、他の誰かに聞いたり、自分で調べたりできると思います。しかし、初めての子育てに戸惑っている中でのアドバイスで、私は不安になりました。それからはカレーやキムチは食べたくても我慢し、寝かしつけで息子が泣いていても、抱っこせずにトントンだけで寝かせようと頑張っていました。 特に息子を抱っこしないようにすることは難しく、できないことに悩む日も。そしてランチ会から1カ月ほど経ったある日、ランチ会に来ていた他のママ友の1人から電話がありました。この電話で、私の悩みは解決の方向へ……。 他のママ友から言われて救われた言葉他愛もない話をしたあと、「この前ママ友が言っていた食べ物や抱っこの話、気にしてる?」と聞かれました。私はランチ会のときに言われたことを守り、辛い食べ物を我慢し、抱っこもなるべくしないようにしていることを伝えると「やっぱり……」と言われました。実はランチ会のとき、私の表情が曇っていたので心配していたとのこと。 電話をくれたママ友は、子育ての「〇〇したらダメ」は人の考え方によるものもあり、あいまいな情報も多いことを教えてくれました。そのような情報を正しいことのように話すママはよくいるので、ランチ会のときは特に否定はしなかったそうです。私はその電話で、すごくホッとしたのを覚えています。 結局、保育園で頑張る息子を家ではたくさん抱っこして育てています。 ママ友も、私のことを思ってアドバイスをしてくれたのであって、悪気がないことはわかります。でも、産後の神経質な状態では聞き流すことが難しい状態でした。 今後私が産後の友人にアドバイスをするときは、あくまで人それぞれの考え方であることを前提に、前向きなアドバイスができるよう心がけようと思っています。 イラストレーター/山口がたこ 著者:海原えめ4歳の男の子を育てるアラフォー母。幼児食インストラクターの資格を保有。育児において食生活を大切にすることを重視している。
2024年03月21日あれは前職、土日祝日勤務ありの会社にいたときのことでした。私は当時独身。同僚には、私と同い年で、2人の保育園児を持つママがいました。この同僚の言動を見て、学んだことを紹介します。土日祝日出勤を拒否する同僚2児のママの同僚は家族との時間を優先したいからという理由で、いつも休日出勤を拒否。そして独身の私に、「いつも楽しそうでいいな。(独身だから)自分の時間があっていいな」とかうらやむようなことを言ってきたり、「早く結婚して子どもを生んだほうがいいよ」とアドバイスするようなことを言ってきたりしていました。同僚に耐えられなくなり退職を決意最初は私もそんな同僚に対して、「育児は大変だから、休日出勤できなくても仕方ない」と思い、同僚に代わって休日出勤を引き受けていました。ですが、その同僚から私が独身であることについてデリカシーのない言葉を度々言われ、耐えられなくなって退職を決意。休日出勤のない会社に転職しました。同僚は自分のことしか見えていない私が退職する際、同僚は「人員不足になる。休日出勤はどうすればいいの?」と泣いていたそうです。同僚は時短勤務とはいえ、正社員です。ママだから休日出勤しなくてよいということはなく、正社員は皆同じように給料の分働くのは当然のことだと思います。また、同僚は遅刻や欠勤を繰り返しながらも、「ボーナスが満額じゃない」と総務部に突撃してクレームをつけたそうです。その言動を聞くと、同僚は自分のことしか見えてない人なんだなと思いました。まとめ私は、子育てをしている人をおとしめるつもりはありません。子どものありなしにかかわらず、仕事をする際は相手へのちょっとした気づかいが大事だと思っています。私も今はママになりましたが、元同僚のような「ママだから優遇されて当たり前」という人にならないよう、気を付けたいです。(40代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/まげよ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月19日夫は子育てに積極的ではなく、ほとんど私がやっていました。そんな夫ですが、外出先やSNS上ではイクメンを演じます。ある日、私の育児を見ていた夫がその様子をSNSに投稿して……。 予想外の反応が返ってきて…息子が1歳になったばかりのころ。夫は外出先とSNS上ではイクメンを演じ、家では育児をまったくしませんでした。ある日、外食をしたとき。食事が終わった息子の口を拭こうとしましたが、ウェットシートを切らしていました。仕方ないので、赤ちゃん用のおしりふきで拭くことに。 その日の夜、夫のSNSの投稿を見ると「うちのはおしりふきで息子の顔面を拭いてる!信じられん!汚いな!」と書かれていました。まさかの投稿にイライラした私は、友人に電話で愚痴り……。後日、SNSをみるとおしりふきの投稿が削除されていました。 共通の友人から聞いたのですが、夫の投稿に非難コメントが押し寄せたらしいのです。「育児してるの?」「代用はできると思う。知らなさすぎでは!?」といったメッセージもあったらしく、その話を聞いた私はスッキリ。知らないところで痛い目に合った夫は、家でも育児をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ おしりふきは災害時、入浴できないときとにも使えると注目されています。“いざ”というときのために備えておきたいですね。 イラスト/シュー子著者:黒井瑞樹
2024年03月18日2歳になる息子のことが大好きでたまらない私の父。ある日私が日帰りで手術を受けることになり、手術当日は父に息子を預けることに。そして手術後に迎えにきてほしいとも頼んだのですが、まさかの反応をされて……? 孫が好きすぎる父…父は私が何か手伝ってほしいとお願いしたとき、「今、孫くんと遊んでいるから」「孫くんが離れたらダメって言っているから」といつでも孫ファーストでとても困っていました。そんなある日、日帰り手術を受けることになった私。手術日は夫が仕事のため、前日の夜から息子を実家の父に見てもらうことに。さらに、手術後にひとりで家に帰るのが難しいと考えた私は、「当日は病院に迎えに来てもらえないかな」と父にお願いします。しかし、父は「その時間は、孫くんのおやつの時間かもしれないしな〜。無理かもな〜」と言って断るのでした。確かにそうかもしれないけれど、手術をする私にもっと気を使ってくれても良いじゃん……と私がモヤモヤしていると、たまたま同じ日に実家を訪れていた弟が、「父さんいい加減にしろよ。姉ちゃんは手術をするんだよ。孫のおやつとか細かいことより、娘の体調優先で行動してあげてよ」とひと言! 父は孫中心になりすぎていたことに気づき、「孫くんがかわいくて周りを見てなかったな……申し訳ない」と言い、私の手術後は病院まで迎えにきてくれました。愛は盲目と言いますが、ここまで孫ファーストになるのは困ります。しかし、いつも面倒を見てくれる父には感謝をしているため、これからは、度がすぎているときははっきりと注意をしつつ、感謝の気持ちも伝えいこうと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:木村メイ
2024年03月17日私は現在2児の母親ですが、実は私の実母が毒親で、機能不全家族のもとで育ちました。3歳のころからしつけと称して暴力や過干渉などを受けてきました。自分が実際に母親となり、どのような過酷な環境で育ったかを考えることがあり、そのたびに胸が締めつけられます。今回はそんな実母のもとで育った私が、出産時に里帰りしたのか、しなかったのか? どのような選択をしたのかお話しいたします。 里帰りするべきとアドバイスを受けたが…妊娠週数が進むにつれて、出産後は里帰りするべきか悩みました。ごく親しい友人たちには私の両親の話などを打ち明けていましたが、「たとえ毒親でも、親がいるだけで助かるものだよ。産後は想像以上にしんどいから、せめて1カ月でも里帰りするべき」とアドバイスを受けたのです。 たしかにその友人たちは実際に出産を経験していたので、説得力がありました。けれども果たして本当にそれが自分にとってベストなのか悩みました。 里帰りはせず、産後直後からワンオペ育児結局自分が出した結論は、「里帰り出産はしない」という固い決意でした。なぜそのような選択をしたのかというと、妊娠後期から実母と電話で連絡を取ることがあったのですが、そのたびに大喧嘩をして私自身が高血圧となり、病院から降圧剤を処方されるなど体調面で危機を感じたからです。 実母といえど、私とはまた違った個性のある人間です。お互いわかり合えないのなら、もうひとりで乗り越えるしかないと腹をくくりました。 結果的には、友人たちのアドバイスは聞き入れなかったことになりますが、私は里帰りしないという選択で本当によかったと感じています。出産後は大変だけれど、合わない実母と過ごすストレスがないので快適でした。もちろん、2人目も里帰りはせずに出産直後からワンオペ育児でした。最終的には人の意見に頼らず自分自身で決断できたのが功を奏したと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年03月17日私は結婚出産を機に退職し、専業主婦になりました。母に子育てのサポートをしてもらうため毎日過ごすようになったのですが、私の心境が少しずつ変化していって……。実家近くに引っ越しして母と毎日一緒に産後は、母に子どものお世話のサポートをお願いしたくて、実家近くの賃貸マンションに引っ越し。最初の1カ月は実家でお世話になりました。母は、私と子どものお世話を喜んでしてくれました。私は母を何でも相談できる存在としてとても頼りにしていたのです。家が近いこともあり、土日以外、日中は毎日母と一緒に過ごしていました。母と一緒ではなく子どもとだけ一緒にいたいけれど母と毎日会うことによって次第に話す内容もなくなり、することもなくなってました。そして、子どもに関する母の何げないひと言にもイラっと感じるように。そのため、私は母と一緒ではなく、子どもとだけ一緒にいたいと思い始めてしまったのです。ただ私は専業主婦で家にずっといるため、母に「今日はちょっと会いたくない」とも言えません。そんなことを言ったら、母を傷つけたり険悪な空気になったりするのも嫌だとも思いました。働き始めたことを理由にしてそこで、家でも少しずつできるような在宅ワークをしようと思い立ちました。今はパソコンの勉強をしながら、生活費の足しのために少しずつですが働いています。働き始めたことを理由にして、母と毎日会うのはやめました。私が「仕事をしたいから」と言うと、母は納得してくれました。まとめ今回のことで、実家は近すぎても良くなく程良い距離で、実母とも程良い距離感を保ったほうが良いと思いました。そのほうが久しぶりに会ったときの会話が弾みます。今までたくさん甘えさせてくれた母には、とても感謝しています。母と毎日会わないようにするため働き始めましたが、いつまでも母に甘えてばかりではいけないと思ったのもあります。働く決心がついたのはよかったと思っています。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月17日一卵性双生児で生まれた私と妹。私が結婚して1年も経たないうちに、妹が私の夫を略奪。しかし、専業主婦希望の妹が思っていたような結婚生活は送れなかったようで……?かわいげがないと言われる私に対し、妹はいつも女子力全開。その愛嬌を使って、昔から妹は私の彼氏を奪ってきました。「同じ見た目だったら、男は私を選ぶに決まっているよね」という妹。しかし、夫を奪われた今回ばかりは許せません……。 妹の言い分「あんた1人だけが幸せそうな顔してるのって腹立つんだよねー」「私より良い大学行って、私より良いとこ就職して、私より先に結婚とか……マジ何様?」と妹。 妹は高卒で彼氏の家を転々としているだけで、安定とは無縁の生活。だからって、何も私の相手を奪わなくても……。 「実は、結婚式前からの関係なんだよね」と、またも衝撃的な発言をした妹。妹によると、両家顔合わせで会った時から私の夫を狙っていたとのこと。私の格好を真似て夫の会社の前で待ち伏せしたそう。妹を私だと勘違いした夫は、そのまま妹とごはんへ。そこで妹がネタばらしをして、そこからずるずると関係を続けていたそうです。 「あんたが出張でいない日とか、あんたたちの家に遊びに行ってたし」「これであんたは彼と離婚して、私は念願の安定した専業主婦!」とうれしそうに語る妹。「後悔しても知らないからね」という私の言葉を負け惜しみと取ったのか、「後悔してんのはそっちでしょ。早く離婚届出しに行ってね♡」とまで言われました。 数時間後――。 帰宅した夫を問いただすと、やはり真っ黒。私の「本当のことを教えてくれたら、浮気されてたことに対しての慰謝料はあなたには請求しない」という言葉を聞いて、「ラッキー!新車買ってローンもあったし、金なくなるの困るって思ってたんだわ」とようやく話してくれたのです。私に情があったから離婚しなかったわけではなく、お金の問題で躊躇してただけだったとは、呆れるばかりです……。 「お前、かわいげないじゃん」「妹の方が本命だし、どっちかっていうとお前と一緒にいることの方が浮気、みたいな?」と語る夫に、妹と再婚するのか、結婚前から付き合っているのか、私の不在時に妹を家に招いていたのか、と尋ねました。答えは「YES」でした。 再構築は無理だと判断した私は、その日のうちに離婚届にサイン。そして自分のものをひとつ残らず持ってその家を後にしました。 思ってたのと違う3ヵ月後――。 結局、あの2人はすぐに入籍。さぞかし幸せに暮らしているんだろうな、と思っていた矢先、妹から「離婚しようと思って!」ととんでもない連絡が! 念のため「まだ離婚はしてないのよね?」と聞くと、「うん、まだしてないけど、なんか違うなーって思っちゃったから離婚しようと思ってるんだよね」と妹。 思ったよりも元夫の稼ぎがないことに驚いたらしい妹。家事は全部丸投げされ、お小遣いは月1万円といわれて、妹は離婚の決心を固めたそうです。 続けて、「私、実家に帰ろうと思ってる!」とまたもとんでも発言。 「パパもママもカンカンなのはわかってる!でも、娘はやっぱりかわいいもんじゃん?」「お金ないし?住むとこないし?仕事もしてないし?衣食住そろってるのが実家だから実家に帰るの!」 働いて一人暮らしをしようという発想は、妹にはないようです……。それに、妹は私が実家に戻ったと勘違いしているようですが……。 「あんたの夫と略奪婚したのに3ヵ月で離婚だけどw」「実家に出戻って水に流してあげるから許してね!w」「は?実家なんてもうないよ」「え?」 実は、再開発の関係で、先月実家のある土地を売ってしまった両親。なかなかな値段で持ちかけられたらしく、2人ともほくほくしていました。そのお金をもとに、両親は新しいマンションを買い、そこを終の棲家にするとのことでした。 「なんで教えてくれなかったのよ!」「マンションはどこなの!?私も行く!」と息巻く妹。しかし、私は両親の居場所を教えるつもりもありませんし、両親自身も妹に言うつもりはないでしょう。 修羅場は続くさらに、妹は元夫の車のローンを知らなかったそう。元夫は車が唯一の趣味で、大学生の時に買ったスポーツカーのローンをやっと払い終えたばかり。離婚する時に新車を買ったと言っていましたから、車を停める車庫代も含めると毎月の支出はかなりの額になっているのでしょう。妹が月1万円しかもらえないのも、無理はありません。 「あ、そうそう。そろそろあなたには浮気の慰謝料を請求するから」「覚悟決めて働きに出たら?」と言うと、妹は悲鳴を上げて電話をガチャ切りしたのでした。 その後――。 妹が元夫のスポーツカーの場所を突き止めて売ろうとしたり、元夫がまた別の女の子に手を出したことが発覚したり……妹夫婦の生活は荒れに荒れている様子。似た者同士で、お似合いの夫婦です。 私は自分の稼ぎで一人暮らしを続けています。しばらく恋愛はいいかな……と考えていましたが、最近気になる人ができたので、頑張ってアプローチしていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日私には6歳の息子と1歳の娘がおり、現在は育休中です。気候が良くなり、出かけることが増えた最近、夫から指摘されたことにモヤモヤが止まりません。 私が体調を崩した原因は遊びすぎ!?親しい友人に子どもが生まれ、娘と月齢が近いのでよく遊ばせています。とはいえ、まだ1歳の娘たち。目が離せない娘たちの相手をしたり見守ったりしながら過ごすのです。娘たちにごはんを食べさせ、寝かしつけもして……。 娘がお昼寝を始めて間もなく、息子を幼稚園へお迎えに行く時間。ゆっくり遊べたと思うことは少ないですが、娘は月齢が近い子と接することでいつも良い刺激を受けるので、必要な時間だと思っていました。 ところが、先日いつものように友人の家で遊んだ日、帰宅後にめまいがしてきたのです。前の日に娘の夜泣きの対応をしていたので、寝不足のせいだと思います。めまいに耐えながら夕飯やお風呂準備など休み休み動いていたところ、仕事を終えた夫が帰宅しました。 私がその日の出来事を話すと、夫はどんどん不機嫌に。そして「最近、遊びすぎじゃない? だから体調を崩す。自分の体調管理くらいしっかりして」と言う夫。遊びに行っていたのは月に1、2回くらいだったので、私は「遊びすぎ」という認識がありませんでした。 夫の価値観を理解することが解決のカギ睡眠不足の状態で出かけることは、自分の体調管理ができていないと言われても仕方がないかもしれません。ただ、「遊び」と言っても子どものためにもなると思っていることなので、必要なおでかけだと思っています。 夫に私の思いを伝えましたが、「遊びは遊びだろ」とのこと。夫の理解は得られませんでした。私が「子どものためであっても遊びは遊び。必要なおでかけではない」という夫の価値観を理解しなければ話は平行線のままのようです。 モヤモヤしてしまった私ですが、たしかに、仕事を終えて疲れているときに、仕事が休みである妻が遊んで帰ってきて体調不良と聞けば、夫のほうもモヤモヤした気持ちになるのかもしれません。今は私も夫側の気持ちを考えることができるように意識しながら過ごしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/キヨ著者:海原えめ監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月15日夫からは「旦那様を敬え!」と言われ、姑からは「嫁としての自覚がない」と怒られ続けていた私。家事も育児も、そして仕事もがんばっているのに……。さらに、夫は「不出来な嫁をいつでも捨てられるように」と離婚届をもらってきて私にサインさせました。「毎日これを見て気を引き締めろ」と、記入済みの離婚届は冷蔵庫に貼られたのです。離婚を脅しに使う夫に、疲れ果てていた私。しかも、急に訪れた義母に、その離婚届を見られてしまったのです……。 姑は夫の味方「強気でちゃんと嫁を躾けていこうとするなんて、私の息子は立派だわ~!」と夫を褒めちぎる義母。そして、「いいこと思いついちゃった♪」ととんでもないことを言い出したのです。 「この離婚届、私が預かってあげるわ!」「息子が『出してこい』って言うまでちゃーんと保管しておくからね?」「あ、でも最近歳のせいか、うっかりミスも多くて……。間違って出しちゃったらごめんなさいね~」 私が止める間もなく、義母は冷蔵庫から離婚届を引っぺがし、自分のカバンの中に入れてしまいました。ぽかんとする私に、義母はいつまでもニヤニヤ笑いかけてくるのでした。 数時間後――。 保育園から「子どもが熱を出した」と連絡があり、迎えに行ったその足で病院へ連れて行った私。今は点滴が終わるのを待っているところです。 「おい、旦那様のお帰りだぞ」「メシはないのか」と夫からの連絡。病院へ行くと連絡したときに、冷蔵庫の中に作り置きのおかずがあるとあわせて伝えたはずなのですが……。 「今日はラーメンの気分なんだ」「こってり味噌味がいいな、早く帰って来てメシを作れ!」と夫。ワガママ三昧の夫に呆れるばかりです……。 「家事も子育ても仕事も両立させている母親はこの世にごまんといるってのに、お前は本当に嫁として使えないな」と、相変わらず私を見下している夫。虫の居所が悪いのか、私が何を言っても「出来損ないの嫁は黙ってろ!」と聞く耳を持ちません。 挙句の果てに、「あーあ、また母さんに『早く離婚したい』って愚痴ってくるかな」と言い出したのです。またも離婚を脅しに使ってくる夫に、私は本当に呆れ果てて言葉が出ませんでした。 離婚ならとっくにしてますが?1年後――。 仕事で新規プロジェクトのリーダーに抜擢された私。残業が続くことがわかっていたので、あらかじめ子どもは延長保育を頼み、冷蔵庫には作り置きのおかずを用意して、なんとか回していました。 しかし、それに納得がいかないのが夫。「旦那様に作り置きなんて、手抜きのおかずを食べさせるのか」「私は仕事できますアピールでもしたいんだろうけど、たかが嫁のくせに調子に乗るなよ」と対面でもメッセージでもぐちぐち言ってきます。 「早く帰って俺のメシを作れ!」「俺の言うことがきけないなら、このまま離婚したっていいんだぞ!」と声を荒げて私を思い通りに動かそうとする夫。 「いっそもう離婚してやるか」「最近調子に乗ってる嫁にはお灸が必要だもんな!」 そんなふうに八つ当たりされても、私だって仕事が残っていますし、すぐには帰れません。それに、なんだか的外れなことを言っているように思いました……。 「よし決めた、お前の立場を分からせるために離婚してやるからな」「離婚したらお前は住む家がなくなるなw」「いや、1年前に離婚したでしょ」「え?」 そう、最近ずっと感じていた違和感はこれ。すでに離婚しているのに、なんで夫が偉そうに「離婚だ離婚だ」なんて言っているのか、私には理解できなかったのです。 1年前、子どもが体調を崩したあの日、夫は宣言通りに義母に私のことを愚痴ったそう。「本当に使えない嫁だ」「早く離婚したい」という夫の言葉を真に受けて、義母はその翌日に離婚届を提出に行ったのです。 離婚届を提出した直後に、義母から「昨日も息子が離婚したいって言ってたから、気を利かせて出してやった、ざまーみろ」という連絡を受けていた私。てっきり夫にも同じような連絡をしているものだと思っていたのですが……、どうやら夫は知らなかったようです。でも、夫が「離婚したい」と言っていたのは事実ですし、私も同意していたのです。 不出来な嫁なので……その日、私は家に帰りませんでした。保育園に子どもを迎えに行き、そのままホテルに宿泊。そもそも、この1年の間、元夫と暮らし続けていたのは今後の生活基盤をつくるため。プロジェクトのリーダーに決まり、年収も順調に上がっていたので、そろそろ家を出ようとかと算段を付け始めたところだったのです。 元夫からは「女のお前の安月給じゃ、子ども1人ろくに育てられないだろ」「今なら特別に復縁してやるって言ってるんだ」と連絡が来ましたが、「月給70万円って安月給なの?」と今の私の収入を教えてあげると素っ頓狂な声を上げていました。まさか見下していた嫁が、自分の倍以上の収入をもらっているなんて、元夫は夢に思わなかったのでしょう。 元夫が泣きついたのか、元義母からも「こんなに優秀なお嫁さんだなんて思わなかったのよ」「今なら育児にも協力するから戻っていらっしゃい」と連絡がありました。「大好きな息子ちゃんに代わって、説得しに来たんですか?」「今更すり寄ってきても無駄ですよ」と言うと、黙りこくってしまいました。不出来だと思っていた嫁から、こんなに言い返されると思わなかったのでしょうね。 その後――。 私は新しい家に引っ越し、子どもと2人で楽しく暮らしています。相変わらず元夫や元義母からは復縁要請の連絡が来ますが、すべて無視。子どもにとっても元夫や義母の態度はけして教育にいいとは言えなかったので、今こうして子どもと2人で穏やかに暮らせることに幸せを感じています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日「先輩、先輩」と懐いていた後輩。私もかわいがっていました。「彼氏がほしい」と言った彼女に私の幼なじみを紹介し、交際も順調な様子。しかしある日、彼女は「彼氏以外の人を好きになってしまったんです……」と相談してきました。幼なじみには申し訳ないですが、こればっかりはどうにもならないもの。「自分に嘘をついて彼と付き合い続けるよりも、自分の気持ちに正直になった方がいいんじゃないかな」と答えました。 後輩の不倫相手は…「好きな人を追いかけるなら、今の恋人とは別れてからにしなさい」「同時進行なんて最低なことはしちゃだめよ」と念のため釘を刺すと、「じゃあ今すぐLINEで別れてきます!」と晴れ晴れとした表情でスマホを取り出した後輩。 「あと……」と、私をまっすぐに見据えた後輩。そして、次の瞬間、とんでもないことを言い出したのです。 「先輩も、旦那さんと離婚してください」 おそるおそる話を聞いてみると、後輩が「運命の人」だと感じたのは私の夫。しかも、半年くらい前から良い感じで、夫もどうやら後輩にのめり込んでいる様子。 会社の忘年会に出席した私を迎えに来た夫を見て、後輩は一目惚れしたらしいです。「やさしいし、顔もそこそこ整ってるし」「大企業の中でも若き部長として活躍してるところも素敵ですよね!」とにこにこしながら語る後輩を見て、私はなんだかくらくらしてきました……。 はらわたが煮えくり返る思いいったん気持ちを落ち着けてから幼なじみに連絡すると、「フラれちゃった……」と一言だけ返ってきました。「安っぽいプレゼントばっかり」「高級ディナーにも連れてってくれない」など、後輩からダメ出しが100個くらい送られてきたそうで、かなりダメージを負っていました。 私は後輩と自分の夫ができていたことを説明。幼なじみは何も知らなかったようで、「えぇっ!?」と驚いていました。別れる原因は後輩の方にあるというのに、幼なじみのせいにして別れるなんて……。 夫も奪われ、幼なじみも傷つけられて、私ははらわたが煮えくり返る思いでした。 略奪女の末路その日、帰ってきた夫を問いただすと「若い女と付き合って何が悪い」と開き直りました。こりゃ無理だ、とその場で私は離婚を決意。そのままお互い離婚届にサインして、離婚は成立しました。 それから3日後――。 「先輩、離婚してくれて本当にありがとうございました!」「おかげさまで今日彼と無事に入籍することができました!」と後輩から連絡が。さらに、「私、彼との子どもを妊娠してるんで、会社も今月末で辞めますね!」とのこと。どこまで私に迷惑をかければ気が済むのでしょうか……。 念のために「退職するのはいいけど、払うものは払ってよね」と言うと、「昨日振り込んだのでもう反映されてると思いますけど?」「先輩を捨てて私を選んでくれたので、彼の分も私が払っておきました」と後輩。 そういえば、彼女の実家はかなり裕福だと聞いたことがあります。まとまった額をポンと払ってくれるのはありがたいのですが……。 「彼と結婚できるなら慰謝料なんて安いもんよw」「私たちの幸せのために離婚ありがとうございます♡」「復讐はこれからだけど」「は?」 そう、慰謝料だけでは腹の虫がおさまらないと踏んでいた私は、すでにいくつかの計画を実行に移していたのです……! 翌日、慌てた様子の後輩から電話がかかってきました。「彼が、突然転勤になったんですけど!」「先輩の仕業ですか!?」と。 離婚する際、元夫に「離婚届をすぐに書いて出してあげる代わりに、浮気の証拠を見せて」とお願いしていた私。すると、嬉々として元夫は浮気の証拠やデートの日時などを事細かに教えてくれたのです。 私はそれを全部まとめて、元夫の会社に提出。業務中のやりとりもあったため、職務怠慢と見なされることを踏んだうえで出したのです。本当は降格などもっと追い込まれてほしかったのですが、後輩は十分こたえている様子。 「出産も控えてるのにこんな仕打ちをするなんて!」「パパだけ単身赴任なんて、子どもがかわいそうじゃないですか!」と怒る後輩。「あなたがついていけばいいだけでしょうが」と言うと、「東京生まれ東京育ちの私には地方暮らしは無理です!」と後輩。何がしたいのやら、呆れてしまいました……。 さらに2時間後。今度はヒステリックに叫びながら電話をかけてきた後輩。 「里帰り出産するって連絡しようと思ったのに、両親が私からの連絡を無視するんですけど!」「先輩の仕業でしょ!」 後輩の予想通り、こちらも私の仕業です。後輩のご両親は、都内にいくつかマンションを持っている、いわゆる大家さん。一人娘に甘いらしく、略奪婚はしぶしぶ認めたそう。しかし、所有マンションに娘が勝手に入り込み、元夫と遊んでいたのは許せなかったようです。 私は元夫から手に入れた浮気証拠を提示して、「こちらの部屋を貸し出すなら、念入りにハウスクリーニングを入れた方がいいですよ」と助言しただけなのですが。 その後、後輩は幼なじみや元夫と同時進行で他の男性とも遊んでいたことが発覚。元夫が愛想をつかして私に泣きついてきました。生まれた子どもも元夫の子どもではなかったようです。後輩の両親はとにかく甘いようなので、ほとぼりがさめれば後輩を許し、生まれてきた孫をかわいがるのではないでしょうか。子どもに罪はないので、本当の父親と後輩と幸せに暮らせることを願うばかりです。 私はというと、後輩から受け取った慰謝料で幼なじみと海外旅行を計画。せっかくなので一生に一度しかできない豪華な旅行にして楽しんでこようと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日私と夫は、病院のリハビリ室で出会いました。交通事故に遭って足がわずかに不自由になってしまったのですが、リハビリを頑張れたのは夫のおかげ。今では家の中では杖などもなくても、生活できるようになりました。しかし、夫の実家ではそうはいきません。古い日本家屋で段差も多く、遊びに行くたびにヒヤヒヤしてしまいます。そんな事情もあって、来月に予定されている義祖父の法事に出席するか迷っていました。 夫の地元では法事は各家庭でおこなうため、女性は食事の支度や給仕で忙しいそう。私の足では満足にお手伝いはできないかもしれません……。義実家の法事へ夫は、手伝いなんてしなくていいと言ってくれますが、そういうわけにはいきません。私だけ座っているのも肩身が狭い思いをするに決まっています。親戚の方々に挨拶をしたかったのも山々ですが、とても迷っていました。 そんなとき、義母から1本の電話が入りました。「手伝いはしなくてもいいからぜひきてほしい」と声をかけられ、法事に出席することを決めたのです。 実家に到着すると、男性陣は買い出し・女性陣は食事の支度と、忙しそうに動いていました。しかし私は、義母から「神経質な親族から嫌味を言われるかもしれないから、足が不自由なことは隠して座っていて」と念を押されました。 これって方言?しかし、自分だけ座っているのはさすがに気が引けます。義母にもう一度お手伝いを申し出ました。すると義母は「いいのよ〜でくのぼうのままで!」と笑顔で言ったのです。 実は私は海外育ちで日本語があまり得意ではありません。「でくのぼう」という言葉の意味を知らず、てっきり方言かと思って意味を尋ねると、義母はニヤニヤして黙ったまま。検索しようにも義実家のある地域は電波が弱く、スマホが役に立ちません。 そうこうしているうちに親族が集まり、法事が始まりました。食事の席では、義父が私の隣に座り、上機嫌でお酒を飲んでいます。 そんな中親戚のおじさんが「田舎の法事は独特だから、わからないことがあれば何でも聞いてくれ」と言うので、私は気になっていた「でくのぼう」の意味を聞いてみたのです。 言葉の意味を知ってびっくりすると義父はビックリした表情を見せ、誰に言われたのかと逆に聞き返されてしまいました。私が義母に言われたと伝えると、その場の空気が一瞬で凍りついたのです。 何かまずいことを言ってしまったのかと思い義母を見ると、真っ青な顔で座っていました。状況がさっぱり理解できなかった私に、夫が「でくのぼう」は気が利かない人をののしる言葉だと教えてくれました。いつもやさしい夫ですが、とても怒っているのがわかります。ニコニコ笑ってお酒を飲んでいた義父も一瞬で鬼のような形相に……。義母と離れに移動し、何やら話をしていました。キツく説教されたに違いありません。 後から義父母に謝られたときに、「座っていて」と言ったのも親戚からの印象を悪くしてやろうと思ってのことだったと知りました。結果オーライ!?義母のおこないは最低ですが、結果的には義母の意地悪を察した親族が私にやさしくしてくれました。「ずっと座ったままで図々しい嫁だ」と思われていたのでは……とビクビクしていたのですが、“意地悪な義母を笑ってかわせる器の大きな嫁”と私のイメージも良い方向へ……。 今回はそのイメージを保とうと、義母の謝罪を受け入れることにしました。もちろん、この恨みは忘れませんが……。 アウェイな環境で大人しくしている嫁には何をしても大丈夫だと思ったのでしょうか。意地悪な発言をしたことが明るみに出なければ、義母の意地悪はエスカレートしたかもしれません。早めに制することができたのがせめてもの救いですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月13日子どもが中学校に入学したころ、夫は受験にはあまり興味がなく、私も費用面から子どもの高校受験に対してそれほど強い思いはありませんでした。しかし、子どもと日々進学について話をしていくうちに私の考えも変わり、夫も高校受験に対して興味を持ってくれるようになりました。教育熱心な家庭が多かった子どもが通う地域の学校は、小学校から中学校に上がるメンバーはほぼ同じで、私立や国公立の中学校に行く子が抜ける程度です。あまりメンバーが変わらないため安心できる面もありますが、やはり中学校は小学校とは異なり、雰囲気も勉強面でもハードな印象がありました。そして、中学校に入るなり周りの人も学校も高校受験を意識していて、ママ友との会話はもっぱら塾選びと教育方針のことばかりでした。もちろん、中学校から始まる部活動についても話し合ったことはあります。ただ、高校受験を経験したママ友からのアドバイスを聞くと、中学校1年生のうちから何かしら動いているという話を聞き、のんびりしていた私はとても驚いたことを覚えています。中学校生活は内申が重要?子どもが通う中学校では、高校受験における内申点がとても重要になってくると学校から伝えられていたため、授業態度などの評価もとても気にしていました。特に忘れ物はペナルティーの対象となることもあり、子どもが忘れものをすると届けたことすらあります。私はパートタイム勤務で時間に余裕があり、忘れ物を学校に届けることができましたが、私が仕事のときは夫が代わりに届けてくれることも多かったです。夫は当初、学校に子どもの忘れ物を届けることを不思議がっていましたが、内申点に響くという話をしてから協力してくれるようになりました。子どもも学校の課題にきちんと向き合っている姿を目にしているので、余計に協力したくなったとも話していました。一家が受験モードに行きたい高校が絞り込めていない中学校2年生のころ、子どもは友だちと高校の文化祭に出かけていました。学校選びを真剣にするのではなく、興味のある学校の様子を見に行くといった軽い気持ちです。しかし、中学3年生になると学校選びも真剣モードになり、学校から進学についてのヒアリングが早い時期からあるので、たくさんある中から自分の行きたい高校に目星をつけなくてはなりません。子どもと私たち夫婦で、高校の文化祭や学校説明会に参加するようになりました。次第に、私たちも学校説明会の日には仕事を休むなどして本気で学校選びのお手伝いをするように。ただ、子ども主体で動くことが大切なので、大人があまり出しゃばらずにサポートする程度に心がけました。まとめあまり教育熱心とは言えない夫でしたが、子どもの必死な姿を目にしてからとても協力してくれました。やはり、受験期に入ると学校生活や子どもの生活も受験モードに変わるので、夫も次第に受験に興味を持ってくれるようになりとても助かりました。子どもの受験後は、私もどっと疲れが出ました。あまり周りの雰囲気に飲まれず、冷静に判断して動くことも大事なのだと感じた出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/本宮さちこイラスト/おんたま著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月12日気弱なタイプの私は、夫にもなかなか自分の意見が言えませんでした。そんな私に、強い態度で接する夫は、わがままな要求を次々してきて……。あるとき、私は夫から「俺の好きなお菓子を探してこい」と命令されました。人気の商品でどこも売り切れ状態にもかかわらず、猛暑の中十軒以上もお店を回り、休憩する時間すら与えてもらえませんでした。夫が仕事を早退して探そうとするので、たまたま休みだった私が代わりに動いたのですが、それに対する感謝の言葉はなく、なかなか見つからないと「使えない」 「何の役にも立たない」 とののしられるばかり。お菓子を見つけるまで、家にも帰してもらえませんでした。 文句のひとつも言えない私が悪いのかもしれませんが、あまりにもひどい夫の態度にいつも悲しくなっていました。私は都合のいい女先日「体の調子が悪い」と夫に伝えると「自分に風邪をうつすな」と大騒ぎ。なぜなら次の日に有給をとって友人とキャンプに行く予定なのだとか。私はそのとき夫の予定を初めて知りました。そして、夫は「寝室も食事をする場所も別にしろ、俺に近づくな」と自分の心配ばかり。私のことは、驚くくらいすこしも気遣ってくれませんでした。 「私の心配はしてくれないのか」と思わず聞いたところ、不満があるならはっきり言えと怒鳴られる始末。自己管理ができないなんて社会人失格とまで言われ、体調が悪い上にさらに精神的ダメージを受けました。 ついにブチ切れちゃいました!!その翌日、私は倒れて緊急入院することに。キャンプに行く気満々だった夫は、私のせいで行けなくなったと機嫌を損ねてもう大変でした。処置が遅れていたら危険だったと医師に告げられても、夫は心配するのは自分のことだけ。「人の休みに倒れやがって」「旦那さまの休みを潰して申し訳ないと思わないの?」「ほら、いつもみたいに謝罪!」私をバカ嫁呼ばわりして、自分の迷惑をかけたことに対して誠心誠意謝れと……。矢継ぎ早に夫に責め立てられ、私ついにプツンと切れちゃいました。「いい加減にしろよ、カス」 わざと倒れたわけでもなく、しかも大切な命が助かったというのに、それはどうでもいい? バカ嫁だとか迷惑だとか、それって具合の悪い妻にかける言葉でしょうか。そもそも人の命と遊びの予定をてんびんにかけること自体、おかしい話……。私は夫にさらに反論しつづけました。 さよなら、クズ夫との人生!すると、夫は「自分は一家の大黒柱」「誰のおかげで生活できているんだ」と大威張り。もちろん私だって働いていますし、正直夫がいなくても、その点では生きていけるのです。 私は結婚こそしましたが、理不尽な扱いを受け入れたわけではありません。性格上夫に意見を言いにくかったところはありますが、言い返して面倒くさいことになるのが嫌で黙っていただけ。人が変わったように話す私に、夫はたじろいていました。もう彼のわがままな態度を我慢するのは限界だったのです。 この一件で何もかもどうでも良くなった私は、行動に出ました。まず始めに、夫の会社へ不倫の報告。実は夫は部下と不倫をしていたのです。クビや左遷、減給など何らかの処分が、2人に科されることでしょう。 そして、夫には離婚を宣言。これは決定事項で決して覆さないと伝えましたが、夫は回避したい様子でしたが、私に言い返されるようになって、夫は途端に口数が少なくなりました。この人は気弱な人間にしか強気になれないひきょう者だったのです。そんなクズ夫との生活も、もうおしまい。慰謝料を夫と不倫相手から受け取って、私は人生をやり直すのです。 ひとりになって、冷静に今までのことを振り返ると、夫にすこしでもやさしさや思いやりがあったのならばこんなことにはなっていなかったと思います。新しい人生では自分を大切にし、互いに思いやれるやさしいパートナーが現れたら最高です。 夫婦とは対等な関係。相手がしてくれることは当たり前ではありません。いつも感謝の気持ちを持って相手に接していきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月12日共働き家庭のわが家ですが、家事はすべて私がやっていました。それなのに、夫は自分の身の回りのことまで指示をしてきて……。夫は朝、自分では起きることができず、私が出掛けに声をかけるのですが二度寝をし、遅刻の常習者になっていました。ゆえに社内での風当たりは強く、夫はそれを私のせいにしてくるのです。 このように夫は日々の生活でうまくいかないことがあると、すべて私のせいにしていました。常に私を頼り、悪いことがあれば私に怒鳴り散らす。その繰り返しなのです。俺をもっと支えろ?毎晩遅くまでゲームをしている夫。そのため朝起きられないのは当たり前です。大人なので自己管理をしっかりしてほしいのですが、それは自分でどうにかなる問題ではないと言い放たれておしまい。 夫は私に対して、自分をもっと気遣えと言ってくるのですが、私は外で仕事もし家事も全部請け負い、夫のこともかなり気遣っているはずなのに、これ以上一体どうすればいいのだろうと悩む日々でした。 こういう話になると、夫はいつも義母を引き合いに出し、妻は夫を支えるものだと強く主張。専業主婦の義母と共働きの私では状況が違うので、一緒にされても困るのですが、夫はその辺りをまったく理解してくれませんでした。 その上、私が夫の貧乏神になっているとまで言ってきたのです。前の会社を辞めたのは、私のせい。今の会社に就職することになったのも、私のせい。毎日仕事でうまくいかないのも、私のせいなんだそうです。 痺れを切らした私は「これからはもう何も言わない、しないと」宣言。すると「そういうことじゃない、もっと俺を支えるんだ!」 と怒り始める夫。そのとき初めて、私はこの人を支えることは無理だと強く感じ、離婚を意識したのです。支えきれない夫の素行に…ついに…そんなある日。また夫から連絡が……。「遅刻するのも出世できないのも全部お前のせいだ!」「ちゃんと夫を支えろよ!!」その日、夫は大寝坊したらしく「こんな時間になってしまった、どうしてくれるんだ」とわざわざ仕事をしている私に夫が連絡をしてきました。「クビになるのも私のせい?」「え、クビ……?」 実は私には、夫の働く会社に知り合いがいました。そもそも夫が再就職できたのも、私の紹介のおかげ。先日その知り合いから、私宛に「力及ばず申し訳ない」と連絡がきていたのです。 知り合い曰く、夫は遅刻ばかりしてやる気が感じられないだけでなく、仕事中も頻繁にサボり、適当な仕事をして取引先の人を怒らせたこともあったそう。その結果会社として損害を出すことになり、何度注意しても直らないため、いよいよクビにするしかなくなったようなのです。 ついに私は離婚を切り出しました。義母のように毎日出社まで面倒を見てあげることはできませんし、やる気のない人を出世させる自信もありません。大人と結婚しはずなのに、中身はまるで子ども。もう面倒は見きれませんでした。 夫はバカにされたとカッカし、離婚を喜んで受け入れてくれました。これで運気も上がる、すぐに出世するかもしれないと……。人生、後には戻れない数日後、やはり夫はクビを宣告されました。離婚してしまったので、ひとりでどうしていいかわからなくなった夫は、義母に泣きついたそうです。しかし、クビや離婚のことを含めこれまでの私たちの話を聞いた義母は、助けるどころか夫をしかり、連絡してくるなと言ったそう。 もう住む場所も次の就職先も、何もかも自分でどうにかするしかなくなったとき、夫はやっと私に謝る気になったようで、何でも自分でするようにするからと連絡がきました。すでに他人になり、これまで散々責任を押し付けられ、理不尽な文句を言われてきた私にとっては、これ以上の関わりは持ちたくありませんでした。 ただの甘えだったのか、彼がどうしても人に頼らざるを得ない性質なのか、今となってはわかりません。腹立たしさは隠せませんが、タイミング良く離婚を受け入れてくれて本当に良かった、縁が切れて良かったと、思うことにしています。そして次は自立した素敵な男性とめぐり会えたら、幸いです。 自分に起こったことはすべて「妻のせい」。そんな人には、仕事も人生も預ける気持ちや信頼は無くなってしまいますよね。多くの人から見放されてしまった今、夫には自分自身の行動を反省をしてもらいたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月11日夫は私より12歳年上、夫の妹は私より10歳年上です。夫の妹は私から見て義妹とはいえ、姉のような存在でした。義妹も義母も、私が夫と結婚してからは「妹(娘)ができたみたいでうれしい」と言ってくれていたのですが……。 夫と義妹の兄妹喧嘩…私はどうしたらいい?ある日、夫と義妹がささいな喧嘩をしてしまいました。数日後に私たち夫婦と義妹とで食事に行く予定があったため、それまでには仲直りをしてほしいと思う私。するとその日の夜、義母から「どうしてあなたが兄妹喧嘩の仲裁をしないの!?」と驚きの電話がかかってきたのです。2人の間に入って何かを言えるような立場ではないと正直に伝えても、義母は「嫁が仲裁するべきよ!」と言うばかり。私は正直、「兄妹喧嘩に振り回されたくない……」と納得いきませんでした。そのあと2人はなんとか仲直りをしたようで、改めて私と夫、義妹の3人で食事の予定について話すために集まったですが、またしても喧嘩になってしまいます。義母の言葉が頭をよぎった私は、仕方なく仲裁に入ろうとしましたが、2人は終始私の言葉にはひとつも耳を貸してくれず……。 そんな状況で迎えた食事の日。夫と義妹は顔を合わせるなり「この間はごめん」とあっさり仲直りをしたのです。この前までの状況との温度差にあぜんとする私。しかし、夫に聞けば「こんなのいつものこと」と言うのです。喧嘩が収まったのはよかったのですが、私はなんだかひとりだけどっと疲れた気がしました……。今後は家族間でのトラブルで困らないように、夫の家族の関係性などもきちんと聞いておこうと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:佐藤のぞみ
2024年03月11日新型コロナウイルス感染症の流行により、自宅でトレーニングやエクササイズに励む人が増えた昨今。場所を気にせず手軽に取り組める一方で、人の目がないことでついサボりがちになってしまうこともあるでしょう…。そんな時、頑張っている人の姿を見ると刺激を受けるものです。自宅で筋トレに励んでいたのは?小西さん(@tetotimsan)はある日、自宅にいる時にある光景を見て「私もトレーニングをしようかな」と感化されたそう。ダイエットを継続させるために、SNSでその日をトレーニング内容や食事メニューを公開する人も増えている現代。小西さんもそんな人たちの頑張りを目にしたのでしょうか。X(Twitter)に投稿されたコメントとともに、実際の光景をご覧ください!「赤ちゃんなのにプランクを始めていて偉いな~。私も隣でやろうかな」なんと、小西さんの幼い赤ちゃんが筋トレと思しきポーズをとっていたのです!両手と両つま先だけで身体を支え、上手にバランスをとっている赤ちゃん。その姿は、うつ伏せにした身体を前腕やヒジ、つま先などで支えてキープし、筋肉を鍛える体幹トレーニングの『プランク』に取り組んでいるかのようです。生後間もない赤ちゃんの、意外な体幹の強さに驚かされますね!幼い赤ちゃんのたくましい姿に癒された人たちからは、さまざまな声が上がりました。・・私より腕の力がありますね?見習わないといけないなあ。・『意識高い系赤ちゃん』ですね。しかもかなりのハードモード!かわいいです!・うちの子も、数日前からプランクをやり始めました。私も隣でやります!驚きの光景を目の当たりにした小西さんは、「赤ん坊には負けていられない!」とコメント。これから親子並んでプランクに取り組み、身体を鍛えていく光景を想像すると、頬がゆるみますね![文・構成/grape編集部]
2024年03月10日夫と結婚したことに後悔はありませんが、2つ、悩んでいることがありました。1つ目は義母のこと。義母はテレビの影響で自然派の暮らしに大ハマり。私たち夫婦の生活にも口を出してきます。義母は夫の祖母にあたる自分の母親と2人で暮らしています。代々受け継いでいる大きな家があり、不自由のない暮らしをしていました。もう1つの悩みは不妊のこと。義母の「孫はまだか?」というプレッシャーもあり、数年前から不妊治療をしています。しかし自然派を掲げる義母には理解されないと思い、何を言われても「子どもは授かりものなので」と秘密にしていました。言い出せない秘密ひとつ、心に引っかかっているのが義祖母のこと。とても元気で、いつも新しい知識を貧欲に吸収するパワフルな義祖母を、私は尊敬しています。 義母のようにあれこれ言ってはこないものの、義祖母もひ孫の誕生を心待ちにしているはず。義祖母にまで不妊治療のことを隠しておくのは、心苦しい思いがありました。それでも、もし義母に話が伝わってしまったらと思うとなかなか言い出せずにいたのです。 ある日、義祖母から一緒に食事をしようと誘われ、私たち夫婦は仕事帰りにそのまま義祖母と義母が暮らす家に向かいました。食事中は義母からの自然派生活の押し付けと、孫はまだかというプレッシャーのオンパレード! スルーするのも慣れたものです。 秘密が義母にバレた…しかし、そろそろ疲れてきたころに事件は起こります。「今度の週末、お墓参りに行きたいから車を出してくれない?」と言う義母に、夫は「週末は夫婦で産婦人科に行くから無理かな」とポロリ。義母は「産婦人科」という言葉を聞き逃さず、ここぞとばかりに追及してきました。もう取り繕うこともできず、夫は不妊治療のため病院に通っていることを話してしまったのです。 義母は予想していた通り「試験管ベビーなんて冗談じゃない!」と、不妊治療に大反対。治療を否定する酷い言葉を投げかけられ、私は思わず泣いてしまいました。 そんな私を見て夫が義母を制するも、義母の勢いは止まりません。しかし、義祖母の「お前、何も知らないんだね」という一言で事態は一変しました。 義祖母の告白そこで聞かされたのは、不妊で悩んだことがあると言う義祖母の昔話。子どもができずに姑から責められ、やっとの思いで妊娠したのが娘である義母だったのです。 義祖母は「あのとき不妊治療という選択肢があれば、自分も必ず選択していた」「素晴らしい技術なのだからぜひ使うと良い」と私の背中を押しました。さらに、義祖母は治療がどこまで進んでいるのかを確認し、ここから先、さらに高額な費用がかかると知ると、今住んでいる家を売って金銭的な援助をすると申し出てくれたのです。 しかしそれでは義母たちが住む家がなくなってしまいます。困惑している私たち夫婦に、義祖母はすこし前からそろそろ施設に入ろうと考えていて、家はいずれ処分するもりだったからいい機会だと笑って話してくれました。悔し涙から嬉し涙へ…それならと、ありがたく申し出を受けることにして、私たちはさらなる治療にチャレンジ! 念願の赤ちゃんを授かることができました。義祖母にひ孫を抱かせてあげられた瞬間は、嬉しくて涙が出ました。ちなみに、義祖母からの相続を期待していた義母にとって、私たちへの援助と施設入所は想定外! きっと今は慎ましやかに暮らしていることでしょう。酷い言葉をかけられた恨みは一生忘れないので、孫を抱かせるつもりはありません。 新しいものを全否定せず、孫夫婦をしっかり尊重できる義祖母は素敵な人ですね。対する義母は、自分の考えを押し付けて、結果的に自分の嫌も子どもも否定することになってしまいました。歳をとったら、義祖母のような人になりたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月10日私は夫と5歳の娘と3人暮らしの兼業主婦です。娘は保育園に通っているのですが、どうやら保育園の先生が夫を気に入った様子。娘のことを異様にかわいがり、私には露骨に塩対応。そして夫が送り迎えに行くと、執拗に絡んでくるのです。そんなある日、私のスマホに非通知の電話がかかってきました。電話に出てみると、「夫と別れろ……」と言うばかり。気味が悪くなった私が非通知からの着信を拒否すると、公衆電話や他の電話番号からも電話がかかってくるようになりました。 穏やかな生活が一変我慢の限界に達した私が、「警察に通報します!」と電話口で言うと、電話は切れてそれ以降かかってくることはなくなりました。娘が保育園を卒園し、あの厄介な保育園士と関わらずに済むようになりました。 穏やかな生活が続いていたのですが、数年後のある日、夫の不倫が発覚。社内不倫だったため、夫は気まずくなって自主退職。私は夫と離婚し、慰謝料と養育費を支払ってもらい、娘と実家で暮らすことにしました。 ある日、高校生の娘と一緒に食事をしていると、知らない番号から電話がかかってきました。 娘は高校生なのに、保育園から電話……?電話に出てみると、「ちょっと! いつまで子どもを放置する気!? とっくに閉園ですよ!」と急に怒鳴られたのです。相手はなんと娘が通っていた保育園のあの先生! 保育園児の子どもがいない私は「うちに保育園に通う娘はいません」と伝えても、聞き入れてくれません。 どうやらその女の子の父親は元夫で、私と離婚したあとにできた子どものよう。この先生は、私たちが離婚したことを知らず、女の子の母親が私だと思い込んで電話をかけてきたのです。 いたずら電話の犯人は!?保護者の電話番号は、卒園すると同時に削除されているはず。この先生が私の電話番号を知っていたのは、昔私に電話をかけてきていたからでしょう。私は電話口で、「昔、私にいたずら電話をかけていたのは、あなたですね!?」と問い詰めました。 うろたえる相手に私は、夫の不倫が原因で別れたこと、保育園にいる女の子は私の娘ではないことを伝えました。すると電話口の保育園の先生は、夫が再婚したことを知らなかったらしく、大騒ぎしはじめました。 不倫していた元夫の修羅場話を聞いてみると、なんとこの保育園の先生と夫は、娘が保育園に通っていたころからずっと不倫関係にあったとのこと。離婚すると夫に言われ待ち続け、10年ほどずるずると付き合っていたそうです。しかも何かにつけてお金を要求され、多額のお金を貢いできたそう。 ちょうどそのとき、電話口の向こうで夫が保育園にお迎えにきた声が聞こえてきました。ずっと嘘をつかれていたことが分かった保育園の先生が、夫に激怒する声が聞こえてきます。私はそっと電話を切りました。 その後、保育園の先生との不倫がバレた夫は、再婚した妻からまた慰謝料と養育費を請求され離婚されたとのこと。自業自得ですね。これからは、両親とともに娘の成長を見守ろうと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月09日育児中のママたちからは、「夫が育児に協力してくれない」「育児は母親の役割だと思っている」「私が忙しく動き回っているのに夫はスマホをいじってばかり」という不満の声をよく聞きます。そんな育児中のママたちの悩みである夫をどうしたら“育児に協力的な夫”に変えられるのかについてお話しします。 やってほしいことを細かく伝える私が忙しく家事や育児をしているとき、夫にあれをやってほしいな、と思っても全然してくれなくてイライラすることがよくありました。そもそも男性というのは、多くの場合は“察する”ことが苦手なもの。「言わなくてもわかるだろう」は通用しないのだとこのとき思いました。 夫にやってほしいことがあるときは、ストレートに「○○をやって」と言うことが大事なのです。伝え方にもポイントがあり、育児に不慣れな夫には「赤ちゃんをお風呂に入れて」だけじゃ不十分。「お風呂に入れる前にバスタオルと肌着とパジャマを用意してね。お風呂から上がったらすぐに保湿クリームを塗ってね」と、私にとっては当たり前のことでも、夫には事細かに伝えることが大事だと感じました。 夫のやることにダメ出ししない夫が抱っこをしたら「そんな抱き方じゃダメよ」と注意、おむつ替えをしたら「おしりがちゃんと拭けてない」など、ダメ出しをしてはいけないと思った私。 赤ちゃんといつも一緒にいるママと比べたら、夫は抱っこやおむつ替えなどが下手で当たり前。夫なりに一生懸命頑張っているのにダメ出しばかりされたら、やる気をなくしてしまうのではないかと思いました。 夫に赤ちゃんのお世話をお願いしたときは、どんなに手際が悪くても口や手を出さず見守る。そのうえで、「ありがとう、こうするともっとうまくできるかも」など、“アドバイス”として伝えてあげると、パパも前向きに受け止められると思いそれを徹底しています。 夫に赤ちゃんを預けてみる普段仕事で家にいない夫は、赤ちゃんと2人きりになる時間がほとんどありませんでした。だからどうしても「育児は妻の仕事、自分はお手伝い」という気持ちが抜けきらないのだと思います。 だからこそ、“赤ちゃんと2人きりの時間”をつくってあげることが大切。赤ちゃんと2人きりの場合、いつも頼りっぱなしの妻はいないので、夫は自分であれこれ考えてお世話をしなければいけません。それが育児に対する自信にもつながり、赤ちゃんと2人きりで過ごす大変さがわかって、より育児に協力的になってくれると私は感じたのです。 赤ちゃんのお世話が不慣れな夫に預けるのは、心配でしたが、私だって最初は同じように不慣れだったはず。夫を信じて任せてみよう! と思い任せました。だんだん赤ちゃんのお世話に慣れてきたら、夫に預ける時間を増やしていこうと考えています。 わが家の夫は、これらを実践していくうちに、だんだん育児に協力的になっていきました。 “イクメン”というのは育てるもの! ママの言動1つで、パパはよくも悪くも変わると痛感。これからも夫をうまく育児に巻き込んで、夫婦で協力して育児をしていきたいです。 イラストレーター/ライコミ
2024年03月08日長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事や育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまる中、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事や育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方で…… ワンオペ育児に不満がたまる日々ワンオペ育児に不満がたまる中、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉にさらにイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間ぐらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女に離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事・育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事や育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物をたたむなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2024年03月08日元夫の浮気が原因で離婚して早数年。私は再婚して、今の夫との子どもを出産するための準備を進めていました。そんなある日、出産を控えた私のもとに、元夫を略奪した女性から「もういい加減にしてよ!」「彼はもう私の旦那なの!復縁しようなんて思わないことね!」と怒りの電話が。離婚したっきり、元夫とは連絡を取っていないというのに……。 元夫の現妻によると、毎日私から手紙が届いているとのこと。しかも、郵便切手は貼られておらず、直接ポストに入れに来ているそう。それだけでなく、インターホンを1時間以上鳴らされたりと、彼女はだいぶ参っている様子でした。 身に覚えのない手紙しかし、私にはまったく身に覚えがありません。手紙なんてここ数年書いたこともありませんし、そもそも浮気男との復縁なんてしたくもないです。それに、元夫たちの住んでいるところも知りませんし……。 そう説明しても、頭に血がのぼった彼女は聞く耳を持ってくれません。防犯カメラの設置をすすめてみたものの、「なんで犯人があんただってわかってるのに、わざわざ高い金を出してそんなもの設置しないといけないのよ!」「未練たらしく復縁なんて求めてんじゃないわよ!このブス!負け組女!!」と言いたい放題。 さらには、「彼のことはもう金輪際諦めてちょうだい!」「次手紙なんて入れたら、あんたの家に殴り込みに行くからね!」と言ってブチっと電話を切ってしまったのです。 心配性の夫元夫の現妻との電話でモヤモヤしていた私は、帰宅した夫に先ほどの話をすべて打ち明けることに。 すると、「実は……」と切り出した夫。「ここ最近、君の元旦那からの電話がしつこいんだ……」と話し始めました。 夫によると、元夫は私が再婚しているのを知らなかったようで、とても驚いていたそう。にもかかわらず、「直接会って話がしたい。俺はあいつともう一度やり直したいんだ」と何度も電話をかけてくるのだそうです。 妊娠中の私を心配した夫は、電話をすべて自分に転送するように設定。さらに、元夫が家に来ることも考え、玄関に防犯カメラを設置していたのです。 夫の気遣いに胸が熱くなった私。そこからは話題を切り替え、2人で入院準備を進めたのでした。 略奪婚の末路翌日――。 またも元夫の現妻から私のもとに電話が。いやいやながら出ると、「もう本当にいい加減にして!何度嫌がらせをしても無駄なんだからね!」といきなりヒステリックに叫ばれました。 彼女によると、今朝またも変な手紙とインターホン攻撃にあったそうです。犯人が私だと決めつけて、責め立ててくる元夫の現妻。何度も冤罪だと言っているのに……。 「次家に来たら本当に警察に通報するからね!」「彼がブスの元嫁に戻るわけないでしょう!」「私、入院中ですけど」「え?」 呆気に取られた様子の彼女に、私が再婚して子どもを妊娠していることを告げました。もちろん、今朝無事出産したこと、その動画があることも。 続けて、元夫から私の夫のもとに何度も「復縁したい」と連絡が入っていることも話しました。言葉を発さなくなってしまった彼女に、「犯人は私じゃないってことはわかったわよね?」「手紙の内容から考えるに、女関係のトラブルだろうからまずはあなたの旦那とよく話し合いなさい」と言って、私は電話を切りました。 これはあとから聞いた話なのですが、その頃夫は元夫と対峙していたそう。夫の読み通り、元夫は私たちの家に来たのです。 夫によると、元夫は私と別れて現妻と結婚してからも女遊びをやめていなかったそう。しかも、その浮気相手のうちの1人がなかなか重い女性だったようで、どうしようもなくなって私にすがろうとしていたとのことでした。夫はこの様子を録画。音声も入っているので元夫の浮気の自白証拠がとれているのです。 「元嫁だから助けてくれるはずだ」「頼むから会わせてくれ」と泣き落とし作戦に出た元夫でしたが、夫が「防犯カメラの映像と音声を全部今の奥さんに見せますよ?」と言ったら、慌てて逃げだしたそうです。 その後――。 現妻の方は「離婚する!あんなろくでもない男を私に押し付けた責任を取って、お前が私に慰謝料を払え!」と斜め上の発言をしてきたりしましたが、私はまったくの無関係。どうやら元夫の家に浮気相手の1人が包丁を持って乗り込んでくるなど、元夫と現妻は散々な目に遭った様子。 「あなたの旦那さん、その子以外にも複数人浮気相手がいるわよ?」「証拠を持ってるけど、そんなこと言われるなら無料であげるのやーめた☆」と言って連絡を遮断。その後、元夫と現妻と連絡を取り合うのは夫のみとし、私は生まれたわが子のお世話に専念しました。 しかし、うちの夫が防犯カメラの映像をちらつかせたところ、現妻は言い値で買い取ってくれました。その証拠映像をもとに、現妻は元夫と離婚して、夫は現妻に慰謝料をたっぷり請求されることでしょう。自業自得です。私は2人のことは忘れて、いつも私を気にかけてくれるやさしい夫と一緒に、わが子に愛情をたっぷり注いで穏やかに暮らそうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日久しぶりに家族でスキー旅行に出かけたときの話です。あらかじめ私の生理とはかぶらないようにスケジュールを決めていたのですが……。 腹痛を感じて…2、3年ぶりとなった家族でのスキー旅行。私自身、久しぶりで体はなまっていましたが、家族みんなで滑れることがとにかく楽しい思いでした。しかし、昼食を食べてからなんだかおなかに痛みが……。 「寒さの影響かな?」とも考え、温かい飲み物を用意し、使い捨てカイロをおなかにあてて、休憩することに。休んだら治ると思っていたのですが、しばらくすると下腹部にズンと重い感じがして、なんだか嫌な予感が……。 慌ててトイレに駆け込むと、予定よりもだいぶ早い生理がきていました。もちろん、ナプキンは手元にありません。ひとまずトイレットぺーパーで応急処置。トイレにはナプキンの販売機がなかったので、とても焦りました。 帰るしかない?先ほど滑り始めたばかりの夫と子どもたちを呼んで、帰宅するか、それともこのままトイレットペーパーで帰るまでしのぐか……とても迷いました。しかし、スキーウェアはレンタルした物。万が一、経血漏れをして汚してしまっては……という思いがありました。 食堂の横にあった売店を確認しましたが、こじんまりとしたお土産しか売っておらず、ナプキンは見当たりません。さすがに滑ることはできないか……と私があきらめて家族みんなを呼び、「今日は切り上げて帰るしかないかなと思って……」と伝えると……。 子どもたちは滑り足りないようで、ブーイングの嵐。申し訳ないなと思っていると、夫から「新しくできたキッズブースにも休憩所と売店があるから、そっちも見に行ってみない?」と提案されたのです。そして、家族みんなでキッズブースにある売店に行ってみることにしました。 ナプキンはない…と思ったらキッズブースの売店もひと通り見てみましたが、残念ながらナプキンは見当たりません……。仕方なく、今日は帰ろうという話をしていたところ、店員さんが「何かお探しですか?」と声をかけてくれました。 そこで念のため「ナプキンは販売していますか?」と聞いてみることに。すると「ありますよ!」と、店員さんが在庫からナプキンを出してくれたのです! 店員さんのおかげでようやくナプキンを手にいれることができました。そして、無事にナプキンを装着。その後は、子どもたちも満足するまで滑ることができたのでした。 想定外の生理でせっかくの家族旅行が台無しになるところでしたが、予定通りの旅行を楽しむことができました。こういった旅行などの際は、万が一に備えて生理用品を持っておくのが大事だと実感した出来事でした。 著者/伊藤未唯作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月07日