もともと私より収入が低いことを気にしていた夫。妊娠を機に私が仕事を辞めると、突然夫の態度が豹変して……!?私も夫の稼ぎだけに頼るのは不安だったので、子どもを産んだ後も仕事を続ける予定でした。しかし、夫の説得により、妊娠・出産後は専業主婦になることをしぶしぶながらも受け入れました。 そしてついに退職届を出した日、なんだか夫の様子がいつもと違ったのです――。 夫への違和感仕事に未練を残しながらも、専業主婦になることを決めた私。退職届を出して家に帰ると、夫から「お疲れ様」とメッセージが届きました。 「私、本当に仕事を辞めてよかったのかな……」とぽつりとつぶやくと、「俺の収入だけで問題ないって結論になったろ?」「生まれた子どもの世話だってあるんだ」「退職届を出したんだからもう諦めてくれ」と夫。 私だって、夫を困らせたかったわけではないのです。ついこぼしてしまった言葉に対して、そこまで言わなくても……と思ってしまった私。なんだか夫から威圧されているような感じすら受けました。 妊娠で気持ちが不安定になりやすいのだろうと思った私は、「もうこの話は終わりね。私も気持ちを切り替えるわ!」と仕事の話題を打ち切ることに。夫も「俺もいろいろと手伝うから、身体を第一にしろよ」と私を気遣ってくれたので、私は子どもが生まれた後の暮らしに思いを馳せながら家事に勤しむことにしたのです。 しかし……。 豹変した夫2カ月後――。 私が退職してから、夫は豹変。毎日のように飲み歩き、来月出産予定の妊婦の私に車で迎えに来させるのです。なんだか夫のいいように使われているような気がして、私は愚痴をこぼすことが増えていました。 今夜もまた、日付が変わっても帰ってくる気配のない夫に「いつ帰ってくるの?」とだけメッセージを送りました。すると、「もうちょい後になるわ、それまで起きてて~」「妊婦でも車の運転くらいできるだろ、働いてないんだから迎えくらいきてくれよ」といつもと同じ返信が。 「最近ひどすぎない?私は別にあなたの召使じゃないんだよ?」と苦言を呈すと、夫は「当然だろ?お前は仕事をやめて俺に養われる立場になったんだから」「俺の方が立場が上なの」と返してきました。 私に仕事を辞めるよう、説得してきたのは夫の方。子育てや家事に専念するために仕事をやめたのであって、夫婦の立場は対等なままだと私は思っていますが、夫の考えは違ったようです。次の言葉には絶句してしまいました……。 「俺にたてついて困るのはお前の方だぞ?別に俺は生活費入れなくてもいいんだけど?」「女のくせに無駄に出世しやがって、俺より収入高かったからって偉そうにするな!だから仕事辞めさせたんだぞ」 私は一度も収入のことで夫を見下したことはないのですが、私が思っていた以上に夫は気にしていたようです。「本当だったらお前が気を利かせて自分で辞めるのが筋だったのに……」とまで言われて、私は怒るどころか呆れてしまいました。 「ちゃんと反省して、俺を迎えに来いよ」と相変わらずの調子の良い夫。これだけ言っておいて、まだ迎えに来いという神経がわかりません。「帰りはタクシーなりなんなりで勝手に帰って来てください」とだけ返すと、「迎えに来なかったら許さないからな!」と脅しはじめました。 しかし、妊婦は身体が第一。産まれてくる子どものためにも、私はスマホの電源を切って寝ることにしました。 翌日――。 結局遅くまで飲んで、タクシーすら捕まえられなかった夫は、ビジネスホテルに宿泊。今日はそこから出社したようです。 「お前のせいでこうなったんだぞ」「誰のおかげで飯食えてると思ってんの?」と、私のスマホには夫から暴言メッセージが続々と届いていました。 「私は収入とか立場とか気にしてないから」と返すと、「お前がそういう態度なら俺にも考えがある」「お前とは離婚する」と離婚を持ち出してきた夫。昨日は酔った勢いであんなことを言っていたと思っていた私は、素面でもこの有様なのかと驚きました……。 「『調子乗ってすみませんでした』ってちゃんと謝ったら許してやるぞ?」「お前がちゃんと立場を理解するだけでいいんだぞ?本気で離婚になったら困るだろ?」とあくまで私に立場をわからせたい様子の夫。私はもう付き合いきれなくなりました……。 「いいよ、離婚してあげる」「これから離婚届もらってくるから、帰ったらサインしてね」と離婚に応じると、「……離婚して困るのはお前の方だぞ?」と勢いを失った夫。 「本当はあなたの方が離婚したくないんでしょ?いざ離婚ってなってビビってるの?」と煽ってみると、「そこまで言うなら離婚してやるよ!後から泣きついてきても許さないからな!?」と強がり始めました。 その日のうちに、私たちは離婚届にサイン。そして、私はサイン済みの離婚届を自分の手元に置いておいたのです。 私の選択は…1週間後――。 「おい、今日はちゃんと迎えに来いよ」と元夫からメッセージが。 「今実家だから無理」と返すと、「俺は実家に帰るとか聞いてないんだけど?」「俺のおかげで生きていけてるくせに、ナメてんの?」と相変わらず私に立場を弁えさせようとしてくる夫。 「もういいわ、離婚決定」「ん?1週間前にしてるけど?」「は?」 離婚届にサインした翌日、私は嬉々として役所にその離婚届を提出しました。それから1週間で自分の荷物をまとめ、ようやく実家に帰ってきたところなのに……。 「あの日は俺が許してやるって言っただろ!」「俺が許してやったんだから、離婚はなしだ!」と喚く元夫。しかし、元夫の許しがどうこう以前に、私自身、元夫のことが無理になっていました。だから、すぐさま離婚届を提出したのです。 「収入のないお前がどうやって子ども育てるんだよ!?」「シングルマザーってそんなに簡単なことじゃないんだぞ!?」となおも喚き散らす元夫。私はこの1週間の間に、元の職場に頼みこみ、出産後にまた働かせてもらう手はずを整えていました。実家に帰ってきたのは、私の両親に子育てを手伝ってもらうためです。 「生まれてくる子どもに、あなたの言いなりで過ごしている私を見せたくない」「この子にはあなたみたいになってほしくないの」と淡々と述べた私。すると元夫は、「あーあ、お前一人で育てたってろくな大人にならない」と言ってきたのです。 その言葉で、この人と離婚できてよかったとあらためて思いました。自分の子どもに対して、平気で「ろくな大人にならない」などと言える元夫のそばで、この子を育てたくない。私の選択は間違っていなかったのです。 その後――。 私は無事に女の子を出産。今は実家で娘の世話をしながら、職場復帰に向けて体力と知識を蓄えています。これから先、この子が大きくなるにつれていろいろなことがあるとは思いますが、元夫を反面教師に精一杯育てていきたいと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月05日主人公の井上めぐみは夫とふたりの娘の4人家族。仲良く暮らしていましたが、休日にスマホを触る習慣のない夫に変化が。怪しいと感じた妻が取った行動とは…。「あれ?土曜なのに仕事なの?」 今まで休日出勤なんてなかったのに、めずらしく土曜の朝にスーツで出かける夫。打ち合わせが入ったと言うのでめぐみは笑顔で送り出しますが、今月に入って3回目にはお客さんに会わないからと私服で出かける夫に不信感が募ります。 そして数日後、夫がソファで寝ている隙に夫のスマホをチェック。画面が開きっぱなしだったため、まずはネットの検索履歴を見てみると、出会い系サイトばかり検索していることを知り…。 「なんなのこれ?」夫のスマホで見てしまったものとは 夫が出会い系サイトを検索し、女性と連絡を取り合っていたことを知っためぐみさん。ブチ切れて旦那さんを叩き起こし、問い詰めます。 みなさんはめぐみさんと同じような経験をしたことはありますか?夫やパートナーの浮気を知ったとき、どんな行動をとりますか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年12月03日私は29歳の主婦です。夫とは3年前に結婚し、もうすぐ双子の女の子を出産予定です。夫も私も赤ちゃんに会えるのを楽しみにしていたのですが……。夫婦で産後のことについて話し合いをしていると、「出産したあと、俺の食事とか身の回りのことは、君がやってくれるよね?」と言い出したのです! 「産後は無理だよ。自分でできないなら義母に手伝いを頼んで」と伝えると、夫は不機嫌になってしまいました。 産後、見舞いに来ない夫仲直りすることなく出産の日を迎え、無事に双子を出産。夫に「赤ちゃんが生まれた」と報告しても、一度も面会に来てくれませんでした。やさしい義両親はすぐに面会に来てくれて、初孫を抱いて大喜び。退院のときも病院まで迎えに来てくれました。 そして義両親と一緒に家に帰ると、家の中は荒れ放題! 夫はソファに寝転がりながらゲームをしていたのです。夫のこのような無責任な態度に対して、義両親も怒りを隠せません。 「自分の子どもが生まれたっていうのに見舞いも行かないで何をしているの!」と注意をしてくれたのですが、「ここは俺の家だぞ! もう帰って! じゃないともう二度と孫には会わせないぞ!」と義両親を追い出してしまいました。 夫から離婚を切り出されてその後も案の定、夫は家事も育児も何もしてくれず、すべて私に丸投げ。そればかりか「お前は入院してラクしていただろうが! これまで怠けていた分、しっかり働いてもらうからな」と耳を疑うような発言をしてきました。私は離婚を考えつつも、日々の双子の育児に追われて結局何も行動できていませんでした。 そんなある日、夫が「離婚しよう。もう耐えられないんだ。俺、これからは家族に縛られず自由になりたいんだ!」と言って、記入済の離婚届を置いて出て行ってしまいました。 周囲の人に支えられて生きていく私はあっけにとられ、すぐに義両親に相談。義両親は驚きつつも謝罪し、「これから子どもたちの面倒を一緒にみる」、「金銭的にも援助する」と申し出てくれました。そのため私は遠方の実家には戻らずに、離婚後も元義両親のそばで2人の娘たちと一緒に暮らすことにしました。 そして娘たちは義両親や近所の人たちに見守られてすくすくと成長し、あっという間に中学生になりました。 15年ぶりに元夫が帰ってきて!?娘たちが15歳になった誕生日。義両親と一緒に誕生日のお祝いをしていると、15年ぶりに元夫が家に現れました。そしてなんと、「大きくなったなぁ〜2人とも♪ 待たせて悪かったね。ほら、パパの所においで。パパとやり直そう」と言ってきました。 私も義両親も元夫の図々しさにあっけに取られていましたが、娘たちは「あんた誰? 私、知らない人と話しちゃいけないって言われているんで」と拒否。 娘たちには元夫が出て行った経緯を伝えていたため、家族を捨てて出て行った父親に対して怒っているようで、「ママに支払うべき養育費、おじいちゃんたちが立て替えてくれてるの、知ってるの? ちゃんと払ったほうがいいと思いますよ」と元夫を追い詰めてくれました。 自由奔放な夫の結末どうやら元夫は家族を捨ててひとりで生きていたものの、お金に困ったので戻ってきたようでした。義両親にこっぴどく叱られ、立て替えた養育費を請求された元夫は、昼夜アルバイトをして大変な日々を送っているそうです。 0歳児の双子が生まれた直後に「自由になりたい」と身勝手すぎる理由で家族を捨てたのに、何もなかったかのように戻ってきた元夫……許されるはずもありません。 今後も娘たちは父親と会うつもりはないと言っています。自業自得です。私は義両親・両親とともに、娘たちの成長を見守っていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月01日私の夫はいわゆる意識高い系。シングルマザーで何でもこなしてきたという義母を引き合いに出し、仕事と家事でてんてこ舞いの私をいつもバカにします。夫本人は何も家のことをしないくせに……。夫のひどい態度は日々エスカレートしていました。「無能!」とけなされる毎日「母さんと比べてお前は無能だ」と露骨に文句を言うようになった夫。仕事で多忙な中、私だけが炊事洗濯掃除を一切こなしていて、完璧主義のお義母さんと比べられても同じようにできないのは仕方がないのに……。「お前は努力不足。母さんと同等以上でなきゃ高スペックの俺の嫁にはふさわしくない」と言うのです。ある日、私が自分の誕生日にご褒美として自分で買った靴を、夫が勝手に返品してきました。それまでは聞き流していた私もさすがに怒って問い詰めると、また義母の話。「母さんはぜいたくなんて一切しない節約家。何もまともにできない無能のくせに無駄遣いするな。お前には豚に真珠だよ」と暴言まで吐きました。そして悪びれもせず、「障子を張り替えておけ」と命令する始末です。これには私も我慢の限界。ある決心をして……。そこまで言うなら…数日後、勝手に返品されてしまった靴を私が買い戻したことから、夫が逆ギレして外出。メッセージでも怒ってばかりで、「それから障子、張り替えたの本当にお前? キレイ過ぎるだろ」と文句を付けてきました。私が業者に頼んだと素直に伝えると、「母さんは何でも自分でやるのに…お前意識が低いよ?(顔文字)」「そうね、私もこれからひとりで頑張る!」「は…?」と、わざわざ顔文字までつけて私をけなし、「もっと母さんを見習え!」と連打してきたのです。私はついに決心を表明することに。私は続けて、「だから、見習ってお荷物な夫は捨てる!」と返信しました。「お義母さんは離婚したよね? 私も見習う。何しろ、お義母さん本人にそう勧められたしね」実は義母も同じ悩みを抱えていた私はこの数日間、義母に夫の高圧的な態度についてすべてを相談していたのでした。私に泣いて謝罪し、息子の育て方を間違えたと落ち込んでいた義母。片親になって寂しい思いをさせたことを気に病むあまり、息子が手伝いひとつせず偉そうに振舞うのを許してきた自分の責任だ、と言うのです。しかし私は、「いい大人になっても母親に孝行もせず、妻にはひどい態度の夫自身の問題だ」と言うと、実は義父もそういう人だったと明かしてくれました。それが原因で別れたということも。その後、幸い子どもがいなかった私は、夫に三くだり半を突き付けて無事離婚しました。「俺と別れて後悔するぞ!」と息巻いていたはずの彼は、その後、家事担当がいなくなり、すさんだ生活環境で辛酸をなめているとうわさに聞きました。厳しくすると決めた母親からも同居を断られ、ひとりでかなりの苦労をしているようです。私はといえば、迷わず私の味方をし背中を押してくれた元・義母のおかげで、自由気ままな独身生活を再びおう歌しています。--------------義母は、同じような経験を過去にしていたのですね。息子の妻に対する態度にはショックだったでしょうが、離婚を後押ししてくれてよかったです。妻も母親も世話係ではありません。元夫がいずれ改心してくれるといいですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年11月27日私は38歳の会社員です。同窓会で夫と再会し、数年後に結婚。起業したばかりの夫が主に家事を担当し、私は経済面で支えるという役割分担をしていました。入籍後、私たちは新築一戸建てに住み、順風満帆のはずだったのですが……ある日家に帰ると、義姉の5歳の息子が家に遊びに来ていて、家中めちゃくちゃ。どうやら義姉が預かってほしいと頼んできたそうです。義姉はいつも夫に甘えていたので、私は内心複雑な気持ちでした。 義姉に甘すぎる夫夜になって、派手な服装と濃い化粧をした義姉が甥を迎えに来ましたが「電車で帰るのは面倒だから車で送って」と夫に車で家まで送らせていました。 そして翌日、私が家に帰るとまた甥っ子が!その上、「姉ちゃんがお金に困っていたから10万円貸したから!」と言うのです。お金がない理由は詳しく知らないとのこと。 腹を立てた私はすぐに義兄に連絡しました。お金を貸したことも、甥を預かっていることも知らなかった義兄は、謝罪して全額返してくれました。 義姉と甥を養う!?一件落着したと思っていたところ、その週の週末の朝、インターホンが鳴りました。出てみると、大きな荷物を持った義姉と甥っ子が部屋に上がり込んできました。 なんと、義姉は浮気がバレて義兄に離婚を宣言され、家を追い出されたとのこと。義姉は浮気をするために、甥をうちに預けていたのです。夫はすべて知っていたようで、「姉ちゃんたちを俺とお前で養うことにするから!」と言ってきました。 今更焦っても遅い我慢の限界に達した私は、「じゃあ離婚ね」と自分の部屋へ行き、荷物をまとめました。私の様子を見て夫は焦りだしたのですが、もう時すでに遅し。姉を甘やかし、妻に相談もしないでお金を勝手に貸したり、同居を決めたり、まして浮気するような義姉を養う意味が分かりません。私は完全に、夫に愛想を尽かしました。 収入の大部分を私が担っていたこともあり、2人は顔面蒼白に。慌てて謝罪してきましたが、許せません。その後、夫と離婚が成立しました。甥は義実家で面倒を見てもらえることになったそうですが、義姉と夫は両親にも縁を切られ、厳しい生活を強いられているようです。 家族だからと言って無条件に甘やかすのではなく、時には厳しさをもって接する必要がありますよね。相手に頼り切るのではなく、お互いが成長できるような家族関係でいたいものです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月25日新婚ほやほやの私たち夫婦。しかし、突然私のもとに夫の元カノを名乗る女性からメッセージが。「あんたが結婚相手なんだ?元カノとして知りたくて」といきなり私を小馬鹿にしてきて……?「これから彼をどうぞよろしくね~。私の代わりにあいつを幸せにしてやってよw」と、見知らぬ女性から届いた上から目線のメッセージ。さらに、「元カノとしてどんな子と結婚したのか心配してただけよ。私がしっかり見極めてあげないとね」とメッセージが続けざまに届きました。 過去の女からのメッセージ夫の元カノを名乗る女性は、夫の同級生だそう。私と夫の入籍を知り、なぜか関わりのない私の方にメッセージを送って来たのです。 「彼って私と付き合ってた時は、かなり私に依存していたんだよね~」「だから男勝りな性格の美人と結婚するかと思ってたのに、こんなに普通の子と結婚するなんてw」と、聞いてもいないのにメッセージを連投してくる自称元カノ。 自称元カノがどれだけきれいな女性なのかは知りませんが、夫が選んでくれたのは私です。当時いくら親密でも、今口出ししてくるのはちょっと違うのではないかと私はモヤモヤがつのるばかり……。 「とにかく、結婚おめでとう。もし彼と喧嘩した時は私に任せてよ。一番彼を慰めるのが上手なのは私だから!」と意味深な言葉を残し、自称元カノからメッセージは来なくなりました。 そんな元カノ、いないけど……?それからすぐ――。不安になった私は、夫にメッセージを見せて「この女性、知り合いなの?」と聞きました。 「元カノだって自己紹介されたんだけど……」と言うと、夫は顔色を変えて「とんでもない!」と叫びました。 「中学・高校の同級生で、同じ部活だったってだけだよ」「あいつはマネージャーだったから、よく世話を焼かれていたけど、付き合った覚えはない……」 夫のあまりの驚きように、夫が嘘をついていないことは一目瞭然でした。しかし、学生時代の身内ノリを持ち込まれても、私は困りますし、何より不快です。 夫によると、最後に会ったのは数年前の成人式の時。部活仲間での集まりに、自称元カノも夫も参加したらしいのですが、ろくに言葉も交わさなかったそうです。 自称元カノの言動に不気味さを感じた私は、思わず身を震わせました。そんな私を見て、夫は「本当に不快な気持ちにさせてごめんな……」「俺からちゃんと注意しておくよ」とやさしく声をかけてくれたのでした。 勘違い女の嘘3カ月後――。 自称夫の元カノから再び連絡が来ました。その内容を見て、私は思わず口をあんぐり。 「今すぐ彼と離婚してくれる?」「この間2人でお酒を飲みに行って、彼ったら酔った勢いで私に大胆に告白してきたのよね♡」「私だって一応最初は断ったのよ?略奪みたいなことはしたくない。奥さんを大事にしなさいって。でも彼がしつこくて~」 夫が自称元カノに文面で注意してくれたことは知っていました。しかし、2人で飲みに行った?告白した?そんなこと、私は一切聞いていません。 「私、彼と復縁することになったの♡」「だから邪魔な元嫁は早く離婚届出してきてね」「夫が隣で爆笑してるけど」「え?」 自称元カノが嘘をついていることは明らか。私の夫は隣でおなかを抱えてヒィヒィ笑い転げているのですから……。 何を隠そう、私たち夫婦は新婚旅行真っ最中。グアムに来ているので、すぐに離婚届を出せと言われても無理な話です。 「彼は私と復縁したのよ!私の男なの!」「なんで元嫁なんかと新婚旅行に行ってるのよ!!」と斜め上の怒り方をしている自称元カノ。 夫が笑い涙を拭きながら、代わりに返信したいと申し出てきました。おとなしくスマホを渡すと、「お前と復縁した覚えはないんだけど。そもそも付き合ったことないし」「たしかに、先月部活メンバーの飲み会でお前とは会ったけど、2人きりでは飲んでないし」と送信していました。 自称元カノは「その時にあんたから私に告白してきたじゃない!」「『これからもずっとよろしくな』って言ったのは嘘だったのね!?」と激昂。 「いやいや、俺はお前だけじゃなく、部活メンバー全員に言ったんだよ」「なんでそれが勝手に愛の告白にすり替わってるんだよ」と夫。 「『私は男勝りな性格だから、女扱いしないで』『女扱いされると恥ずかしいからやめて』ってさんざん俺たちに言ってきただろ。お前のことを女として見てないから安心してくれ」ととどめを刺しました。 昔から同性に対して露骨にマウントを取ったり、暴言を吐いたりしてきたらしい自称元カノ。夫はきつい性格の彼女がとても苦手だったようです。 「俺たちは楽しい新婚旅行中だから邪魔しないでくれ」とだけ言って、夫は私のスマホで彼女の連絡先をブロック。それからは自称元カノからの連絡を気にすることなく、私たちは2人きりの新婚旅行を楽しみました。 帰国後――。 夫が部活メンバーにことの顛末を話すと、誰も自称元カノを部活の飲み会に呼びたがらなくなったようです。 それからほどなくして私の妊娠が判明。今は夫婦2人で新しい家族のお迎え準備を進めています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月21日42歳バツイチの私。現在はやさしい夫と再婚し、幸せに暮らしています。でも私には、元夫に苦しめられた過去があって……。元夫とは、トラウマになるほどヒドい別れ方をしました。私たち夫婦には子どもができず、それを理由に離縁されたのです。 検査をしたところ、私の診断結果は『異常なし』。それでも元夫は、私のせいだと一方的にののしりました。彼のあまりにも理不尽な言動が心の奥に突き刺さり、今でも思い出すと泣きそうになります。こんな偶然ある!?近ごろよく昔のことを思い出し、苦しくなってしまう私。実は定期健診で婦人科系の病気が見つかり、来週から入院が決まりました。元夫の苦い思い出と産婦人科は、私の中でセット。悲しかった記憶がよみがえってしまうのです。 しかしやさしい夫はそんな私の気持ちをくみ取り、受け止めてくれました。私も、家族のためにも頑張って治療して、早く元気になろうと自分を奮い立たせていたのです。 しかしいざ入院し、担当看護師として私の病室にやってきたのは、なんと元夫。偶然すぎる再会に、言葉が出ませんでした。もう2度と会いたくない相手だったのに、こんなときにこんな場所で、再び会ってしまうとは……。 彼の性格の悪さは相変わらず。思い出したくもない過去を掘り起こし、仕事もせずにペラペラと私の病室でしゃべっているのです。再婚した夫のことを『とんでもない物好き』と言ったときは、本当に頭にきてしまいました。 もう何を言われてもスルーと決め込み、私は治療にだけ専念することに……。おかげで術後の経過も順調で、予定通り退院できることになりました いつまでも私を見下す元夫退院が決まった私は早速夫に報告の電話をしました。元夫に嫌がらせをされないか心配してくれていた夫も、これでひと安心したよう。「俺に考えがあるから、お迎えは任せておいて!」 と言って電話を切りました。 そして翌日、いよいよ退院の時間になりました。元夫は「夫の顔を拝みたい」と意地悪そうに言い、私の荷物をさっと奪いスタスタと歩いていってしまいました。 病院の前には、すでにわが家の車が停まっています。うれしくなって手を振ると、夫も笑顔で振り返してくれました。後部座席では子どもたちが笑顔で手を振っています。 それを見て、私の隣にいた元夫は唖然とした顔で立ち尽くしていました。 それもそのはず。わが家の車は高級車。夫は俗にいうイケメンで、車内には3人のかわいい子どもたちが乗っているのです。私には子どもができないから、再婚なんでできるわけはないと決めつけていた元夫は、激しい動揺を見せていました。 元夫の様子を見てちょっとスカッとしたけれど、私の心の傷はこの程度では癒えません。そこでトドメを刺したのは、夫のあいさつでした。本当の幸せとは…「離婚してくれてありがとう」夫は入院時のお礼を述べた後、 元夫にそう言いました。悔しそうな顔を見て、やっと私の気持ちが晴れたのでした。 幸せそうな私を見て悔しそうな元夫。私は絶対に不幸だと決めつけていたに違いありません。おそらく元夫は幸せな人生を歩んでいないはず。元妻の私の不幸を決めつけ、それと勝手に比較して自分を保っていたのでしょうね。 幸せは人と比較して実感するものではありません。自分の幸せは自分で決めるもの。比べてばかりでは虚しくなってしまいそうですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月08日私は33歳のパート主婦で、会社員の夫と5歳の娘と3人家族です。最近、新しい家を購入し、よく家の近くの公園で遊んでいるのですが、苦手なママ友がいて……。 自称サバサバ系の迷惑なママ友そのママ友は娘と同じ年の子どもがいて、子ども同士が大の仲良しです。この公園に来るママのなかでも一番若く、「その服センスな~い」「今日もすごい髪型……なに目指してるの?」などと、年上のママたちに失礼な発言ばかりしてくるので苦手でした。そして「私、サバサバしてるから~ごめんねw」とまったく悪いと思っていない様子。 ママたちだけでなく、パパたちにも積極的に絡んでは「やっぱ私、男といるほうが気がラクだわ」と、とても嬉しそうなのです。私は「あんな人の言うことなんて気にしない」と心に決めているのですが、毎日嫌味を言われるといい気持ちではありません。 5歳娘の勇気ある行動とある休日、私が娘と公園で遊んでいると、ママ友親子も公園にやってきました。偶然出会えて子どもたちは大喜びですが、私は複雑な気持ち。会って早々、ママ友に「あれ? 今日の服、いつもよりさらにダサくない?」と言われました。 すると、遊んでいたはずの娘がやってきて、「あのママって、すごくむしんけいだね」と言ったのです。ママ友は絶句。娘の勇気ある行動に、今まで言われっぱなしだったママたちも声を上げ始めました。 公園での大暴露!ママたちは「会うたびにダメ出ししてきて、私たちが嫌がっていないと本気で思ってたの?」「公園にいる男目当てで来ているのが見え見え」「このまえ男と密会するのを見た!」と反撃! ママ友が「何よ! 不倫できるほど私はいい女ってことよ!」と反論したところ、ちょうどママ友の夫が公園にやってきました。 会話を聞いていたママ友の夫は、「周囲を不快にしているのにも気が付かず調子にのって……お前は男にも女にも嫌われていることをいい加減自覚しろ!」と大激怒。そして「浮気相手と仲良くな!」と離婚を宣言されてしまいました。その後、ママ友は離婚。不倫の慰謝料を請求され、大変だったとか。 迷惑なママ友がいなくなったあと迷惑なママ友がいなくなったことで、公園には平和な光景が戻ってきました。「サバサバ」とは、他人の気持ちや立場を尊重しながら、自分の意見や感情を正直に表現することです。一方的に他人を傷つける行為や、失礼な言葉を選んで相手を不快にすることではありません。 ママ友とは、お互いが相手を尊重して気持ちよく会話できるような、円滑なコミュニケーションを心がけたいと思った一件でした。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月07日元々は夫にいろいろしてあげることが好きだった私。家事は自分のやり方やこだわりがあり、特に家事をしない夫に対して不満はありませんでした。ところが、子どもを出産したことがきっかけで疲労が蓄積し、だんだん家事をしない夫に対してイライラするように……。私がいかにして夫をイクメンに変えたのか、その方法をご紹介します。まずは真剣に話し合いを女性は出産する前に長い妊娠期間があります。そのため、夫よりも親としての実感や子どもに対する愛情が早く芽生えやすいように感じました。はじめはそれほど感じていませんでしたが、いざ出産を終えると、お互いの家事・育児の認識に対してギャップが生まれることに……。 今までの家事に加えて夜間の授乳や夜泣きの対応など、休む暇もなかった私。そんな私の状況を目にしていながら、特に何も手伝ってくれない夫に嫌気がさすようになりました。「このままでは産後クライシスになる!」と思った私は、夫に自分の気持ちを打ち明けました。少しは子どもの面倒を見てほしい、休日は私も休ませてほしい……。 夫はそこまで私が思い詰めていたとは気づかなかったらしく、素直に謝ってくれました。まずは真剣に今後どうしたいのか、話し合う場を設けることが第一歩だと思いました! とにかく褒める! 褒めまくる!今まで家事・育児を何もしてこなかった夫に、完璧を求めるのは無理な話。そのため、私は夫がすることに寛容でいるよう心がけました。 おむつ替えは私の3倍の時間がかかり、皿洗いは雑で泡がついていることも……。それでも言いたいことをぐっと我慢して、とにかく褒めます! 誰だって褒められて嫌な思いをしませんよね。特に夫は頼りにされると喜ぶタイプなので、「いつもすごく助かる!」「さっすがパパ!」など少々大袈裟に褒めるようにしています。 すると、頼まなくても自らやるべきことに気づいて行動するように。ここまで成長するとは思っていなかったので、本当にうれしい驚きです。 子どもが夫に懐くようになった子どもが生後5カ月になったころ、パパとママの区別がだんだんつくようになったらしく、子どもが夫にも懐くようになりました。喃語しか話さないものの、明らかに夫を意識してニコニコしている子どもを見て、夫はうれしかった様子。子どもフィーバーにはならないタイプだと思っていましたが、子どもの写真を携帯の待ち受けにするほど子ども好きになっていました。 そして、休日はベビーカーで近所を散歩したり、泣いたら抱っこをしてあやしたりするなど、すすんで子どものお世話をするようになりました。今では立派なイクメンになったと思います。 最初はハードルが高いかもしれないと思っていたイクメン。わが家の場合はちょっとした工夫で変わることができました。今後もさらなる成長を期待して、イクメン育成期間をもう少し延長しようと思います! イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:中原けいこ2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2023年10月14日最近話題になっている”食い尽くし系夫”。夫もその要素があり、ネットなどで関連記事を読んでいると、まるで夫のことを書いてあるような記事だったので食い入るように読んでしまいました。今回は、わが家の食い尽くし系夫の実態について紹介したいと思います。冷蔵庫の食材の賞味期限をチェック!夫は、自他ともに認める几帳面タイプ。結婚前はさほど目立ちませんでしたが、結婚して一緒に生活をするようになると、その几帳面さが生活に支障を来すほどに! 冷蔵庫の食材の賞味期限に関して口出しをするようになり「この卵、あと〇日で食べないといけない!」「この納豆、賞味期限2日過ぎてるけどやばくない?!」などと、細かく注意してくるようになりました。普段料理をしない夫にあーだこーだ言われるのに耐えられなくなり、「冷蔵庫を仕切るのは私! あなたは口出ししないで! 少々過ぎていても使えるから! 気になるなら賞味期限内に使いこなせるように毎日の献立考えて!」とキレてしまいました。さすがにこのときを境に、賞味期限チェックはしなくなりましたが、まさかの方向に夫がシフトチェンジしてしまったのです。作り置きを知らぬ間に食べていた!以前から大皿に料理を盛ると、ほとんど食べ尽くしてしまったり、「ひと口ちょうだい」の量がひと口どころではなかった夫。夜中に尋常じゃない本数のアイスクリームを食べたり、買い置きしていたお菓子を食べ尽くしてしまったり、少し神経を疑うようなこともあり、「健康のために量をわきまえて」とさりげなく注意もしていました。仕事をしていた私は、毎日の料理の負担を減らすために、数日ごとに作り置きのおかずを数品作っていました。ある休日、私は友人とランチの約束をしていたため、夫用に昼食を用意して外出することに。しかし、友人に渡すために戸棚に置いていたお菓子がありません。嫌な予感がして夫に「お菓子知らない?」と聞いたところ、「置いてあったから食べた」と。「置いてあった? 紙袋に入れてたじゃん!」と私がキレると、「誰かにもらったのをそのまま置いてたと思った。行くときにどこかで買っていけば?」と言いだしたのです。外出の時間が迫り、これ以上は時間の無駄だと思い、とりあえずそのときは家を出て、手土産を購入して友人と合流しましたが、帰宅してからも驚がくの事実が発覚!キッチンのシンクに、作り置き用のタッパーが空になって置いてあったのです。昼食用に夫にはお皿におかずを取り分けて用意していましたが、またまた嫌な予感がして夫に確認したところ、なんと作り置きのおかずも食べ尽くしていたのです……。本人いわく「ずっと置いてあったら、傷んではもったいないと思った」とのことでしたが、せっかくなので、作り置きの大切さやどうして作り置きをするかということを夫に説明しました。また、わが家が大皿に料理を盛るのではなく1人ずつに盛るのは、あなたが私のことを考えずに1人占めするかのように食べるからだと理由も説明すると、少し反省したようでした。子どもの離乳食やお菓子にも手を出す夫“作り置き食い尽くし事件”を機に、少しは反省した様子を見せた夫。買い置きしたお菓子などを一気に食べてしまうことはありましたが、以前よりは食い尽くしが減り、少し安心していました。その後子どもが生まれ、離乳食がスタートしたので、ベビー用のヨーグルトを冷蔵庫にいくつか買って置いていました。あるとき、子どもにおやつをと思って冷蔵庫を見ると、ヨーグルトがありません。もしや……とゴミ箱を見ると、案の定ベビー用ヨーグルトの空容器が2つほど捨てられているではありませんか! まさか子どものものにまで手を出すとは……と怒りがふつふつと湧き上がりました。さらには、子どものために置いていたボーロや赤ちゃん用せんべいも食べてしまい、さすがに私の怒りはMAX!!「子どもの食べ物にまで手を出すのはさすがに異常!」とキレ倒してしまいました。このように家にあるものを見境なく食い尽くしていた夫ですが、あることを境にこの食い尽くしが改善されます。あまりの食欲に、なんと結婚当時より夫の体重が15kgも増加していたのです! 「どうしてこんなに体重が増えたんだろう」と悩む姿に、「食べ過ぎでしょ」と冷たく言い放つと、夫はダイエットを決意! そしてこのダイエットをきっかけに、夫の食い尽くしがストップしたのです。まとめダイエットにより、食べ尽くしがストップしたわが家の夫。また、食べ尽くし系夫のネット記事を夫にも読ませると、思い当たるフシがあり過ぎたそうで、これまでのことをかなり反省したようです。今では、料理をひとりで食べ尽くすこともなく、なんとか解決したわが家の食べ尽くし系夫の実態でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年10月07日結婚してからずっと、夫の「ひとくち」問題に悩まされている里美さん。夫の晴人さんは家事も育児もやるよきパパ。不満があるとすれば…「ひと口ちょうだい!」と言って、里美さんのご飯を取っていくこと。何度嫌だと伝えても理解してくれない夫。このままだと嫌いになりそう…。果たして夫はわかってくれるのか…?夫の晴人は、これまでもこういうことがありました。でも結婚前までは外食してシェアするのも気にならなかったし、同棲してからも食事の時間がバラバラだったりでそこまで大きな問題ではありませんでした。しかし子どもが生まれて、生活が安定してくるとどうしても気になってきた「ひと口問題」。仕事を終えて疲れて帰ってきて、ご飯半分持っていかれるのは…本当につらい…。私が怒るたびに夫は「俺のも食べていいよ〜」と言ってくるのですが、それは私が今食べたいものじゃないし…。色々と対策も講じてきたのですが、夫にはどうにも響いていないようです…。次回に続く(全7話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・高尾/イラスト・胃腹ぺこ(監修: インクルーズ )
2023年10月06日私と夫は早くに結婚。夫が20歳、私は18歳のときでした。そのころは夫も私も遊び人で、夜の世界で知り合いました。夫の見た目はタイプではなかったけど…夫の外見はあまり好みではなかったのですが、会話がおもしろく飽きない人だったので、若い勢いもあって出会って1年目に結婚しました。意外にも夫は結婚したら真面目に仕事をして、真っすぐ家に帰る毎日。休みの日は、必ず私を遊びに連れていってくれました。浮気をする様子はまったくなく、夜も毎日セックスをしました。40歳くらいまでは毎日と言っても過言ではないくらい毎夜セックスしてました。体力が衰えてきてもなおでも、夫も私も40代になるころには、お互いに体力が減退してました。夫は私を誘うわりに、うまくいかないことも多くなりました。私も更年期が近づき、性交痛などで気分が乗らないときも……。夫はセックスをしたい気持ちはあるものの、いざとなると体がついてこない状態に。それでも強引にセックスすると私は痛みしか感じなくなり、「痛いからやめて」「もう少しやさしく」などと訴えているのに、「大丈夫だよ痛くないよ」とか、こっちの気持ちをわかってくれません。女性経験の少なさが裏目に挙句の果てに「痛い」と言うと、「俺とセックスしたくないのか?」「男がいるのか?」と言われました。夫は、若くして結婚したせいか女性経験が少なく、女性の体のことやセックスに対する女性側の気持ちがわからないのです。正直、「もう少し遊ばせてから結婚したほうがよかったかも」と思っています。まとめ私の夫は、体の機能が衰えてもセックスしたい気持ちは衰えません。けれど、いざセックスの場面で体がついてこなくて自分でガッカリする場面が出てきました。それは加齢やストレスなど、さまざまな要因があると思います。女性も加齢によってセックスが面倒になる場合も。そこをお互いに理解し合えるセックスができれば最高だなと感じました。(50代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年09月29日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「私に子供を押し付け1人で満喫する夫」を紹介します。30歳のパニ子は夫のヤスジ、2歳の娘・パニ美との3人暮らし。家を建てることを目標に、パートに家事にと忙しい日々を送っています。そんなとき、ヤスジの会社が不況の波を受けて倒産。なんとか雇ってもらえる会社を見つけるものの給料が少なく……。パニ子はヤスジにある事を相談しました。 家事と育児の分担を夫に相談ヤスジの給料が下がり、ギリギリの生活を送る日々。パニ子は「パート先に社員として雇ってもらえるよう頼んでみようと思う。これからパニ美のお迎えと、帰宅後にパニ美のことを見ていてほしいんだけど……」とヤスジに相談します。 パニ美が生まれたばかりの頃は「自分の子はかわいい♪」と言っていましたが、子どものお世話に苦手意識があるようで、「無理だよそんなの!」と取り合ってくれません。パニ子が親友の結婚式に出席するため、パニ美のお世話を頼んだときも、帰ってきたらパニ美は号泣、ヤスジはソファで眠っていました。 パニ子は仕方なく、保育園で預かってもらう時間を増やして社員になりました。社員になったことで朝から18時までの勤務になり、忙しい毎日。ヤスジの方が早く帰宅していますが、洗濯物を取り入れることもなくゲームをし、パニ子が帰ってきたら「おかえり!腹減った!メシ!」と話しかけてきます。 家事を手伝ってほしいとお願いするも、「俺は家事が苦手なの。分かって結婚したんだから、やれよ!」と言うのです。さすがのパニ子もイラッとし、「ちょっとくらい手伝ってよ!フルタイムで働きながら育児も家事も全部やってるのよ!大変なの、見てて分からないわけ!?」と訴えました。怒ったパニ子は、ヤスジの夕食としてカップ麺を差し出します。忙しい妻を想い、夫がある提案を…翌朝、ヤスジは「俺なりにいろいろ考えたんだけど……、子育て大変だろ?温泉に行ってゆっくりしよう!パニ子がゆっくりできるように頑張ってお金も用意するから、これからもご飯を作ってくれ!」と両手を合わせて言ってきました。ヤスジなりの誠意なのかなと感じたパニ子は、今回は許すことに。パニ美を抱きながら、「うれしい!温泉、楽しみにしてるからね」と返しました。 旅行当日。旅館の最寄駅の改札を出た瞬間に見えたのは、遠方に住んでいる義両親と義叔父、義叔母、ヤスジの従兄でした。驚いたパニ子は、「なんでみんながここにいるの?」とヤスジに耳打ち。「母さんに上手いこと言って、今回の旅行の旅費を全額出してもらうことに成功したんだよ〜」と言うのです。 どうやら、自分がどれだけ日々頑張っているかを義母に話したところ、ご褒美として旅行の料金を出してくれることになったよう。義父は会うなり、「ヤスジは偉いなぁ!育児や家事を頑張っているんだろう?」と言うので、パニ子は「は…?」と思います。 旅館へ行く前にソフトクリーム屋さんに寄りましたが、パニ子はヤスジに荷物番を指名されます。ソフトクリームは買ってきてくれましたが、抱っこしていたパニ美が急に暴れだしたため、地面に落下。ヤスジは旅行でテンションが上がっているのか、「ドジだなパニ子は!ww」と笑っています。 旅館に着いてからも、ヤスジはひとりでさっさと温泉へ。パニ子はパニ美を見ながら動き回り、ゆっくり温泉に浸かることはできませんでした。夜もヤスジはみんなとバーでお酒を飲んだようで、酔っ払って部屋に戻ってきました。翌日もパニ子にたびたび荷物番を押し付けて育児を手伝うそぶりもなく、ひとりでかなり楽しそう……。 耐えられなくなったパニ子はヤスジと2人になったタイミングで、「ねぇ、これって私のことを労ってくれるための温泉旅行だよね?全然ゆっくりできてないんだけど!?」と話します。すると、「はぁ?なら帰れば?」という返事が。もう無理ーーー、いても疲れるだけ。ヤスジに何も言わず、荷物をまとめてパニ美と帰ることにしました。 義母に悩みを打ち明ける旅館を出ようとしたとき、義母に「パニ子さん?」と声をかけられました。そのとき初めて、ヤスジが育児も家事も手伝ってくれないこと、ゆっくりしたらと計画してくれた旅行でも大変な思いをしていることを義母に打ち明けました。 事実を知った義母は激怒!「家事や育児でヘトヘトだと泣きついてきたから、旅費を出してあげたのに。大嘘つきじゃないの!私をだまして許せない…」とヒートアップしています。 その数時間後。ヤスジが部屋に入ってきて「パニ子、聞いてくれよ。みんなが急に怖い顔をしだして、部屋に戻れって言うんだよ。パニ子、お茶淹れて!熱すぎるのはダメだからな」と言うと、義母とパニ美を抱いた義父が登場。 義母が「おいこら!何甘えたことを言ってるんだ!自分で淹れな」と一喝。「パニ美ちゃんはヤスジに預けて、パニ子さんは楽しんでおいで。私がこいつを見張ってるから大丈夫だよ!」と話します。ヤスジは「何で俺が!?」と言いますが、「これはパニ子さんを労っての旅行でしょ。パニ子さんから全部聞いたよ!そしてみんなにもLINEで全部伝えました」と話し、義母はパニ子に微笑みかけました。 パニ子はゆっくり温泉に浸かったり、温泉街を散策してお土産を買ったり。夕方に旅館へ戻ると、パニ美の面倒をみて疲れ果てているヤスジの姿が。「普段怠けてるんだろ!今日くらい働け!」と義母はお怒りモードです。 旅行の最後に夫の本音がポロリ翌日、旅館をチェックアウトしてお金を支払うときのこと。義母はヤスジに、「自分とパニ子さん、パニ美ちゃんの分はあんたが払うんだよ!話が違うんだから」と話します。昨日はパニ美の面倒をみて頑張ったとヤスジは主張するも、たかだか1日で偉そうなことを言うなと一喝。 するとヤスジは突然、「俺、もともと子ども好きじゃないし。こんな感じだと、これからも子どもの面倒を見ろとか言われるんだろ?嫌なんだけど、そんなの」と話します。パニ子は少し考え、「そうねぇ……離婚しましょう。考えてみたら、安月給で何もしないあなたと一緒にいる意味ないわ!離婚届は明日とってくるから!」と言いました。 意外にも義母はそれに賛同。「パニ子さんに養育費と慰謝料を払いなさいよ!あと、私の言うことが聞けないなら、実家に置いてやらないから」と乗っかってきます。そしてパニ子に、「これからヤスジを働かせるから安心してね。慰謝料と養育費は私が責任をもって払わせるから!」と約束してくれました。パニ子とパニ美が旅館を出ようとすると、後ろから「パニ子ー、待ってくれ。さっきは勢いで言っただけで……(涙)」と叫んでいますが、振り返らず旅館を後に。 後日、離婚が成立。ヤスジは養育費と慰謝料を払うことになりましたが、ひとり暮らしできるほどの稼ぎはなく……。会社をやめて実家に戻り、農家である義両親の畑仕事に加え、義母のツテ見つけた工場で働いているそうです。パニ子は勤務先の社宅に住めることになり、夫の世話がなくなった分、以前よりラクになった気が……。義母との関係は続いており、パニ美の成長を喜んでくれています。 パニ子がSOSを出しているのに、家事もしない、育児もしないでは、離婚されても仕方ないかもしれません。自分さえ良ければ……という考えだと、周りの人が大変な思いをしますよね。これまで大変な思いをしてきたパニ子には幸せになってほしいですね。 パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年09月24日入籍後、私はすぐ妊娠が分かり、しばらく夜の方はお預けにしていました。夫は出産が終わればまた前のように戻ると思っていたようですが……。夜の生活は求めるのに…いざ出産を終えると、夫は頻繁に「今日はできないの?」と誘ってくるように。しかし私は、3時間ごとの授乳で疲れ果てセックスについて考える余裕がなく、いつも「ごめんね」と断っていました。 するとある日、夫が突然「子どもが生まれて変わったよね。俺のことは全く気にしてくれないし」と言ってきたのです。それならば家事育児を手伝ってくれれば良いのにと悲しく悔しい気持ちになりました。 この日の出来事を経て、女性は「今は家事や育児で忙しすぎてセックスについて考える余裕や時間がない」と思っているだけでも、男性はそれをセックスレスだと感じていることもあるのだとわかりました。週に1回など最低ラインを2人で決めることで、この事についての喧嘩はなくなりました。また夫に、夜の育児にも協力するよう伝えたことで、今は一緒にがんばってくれています。夜の生活のことだけでなく、結果として育児のことについてもきちんと話せて良かったです。 作画/まげよ著者:東海林 凛愛 20代、一児の母。大学卒業後直ぐに結婚。専業主婦として育児奮闘中。
2023年09月23日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「主婦を見下す夫の末路」を紹介します。夫の省吾(しょうご)の仕事の都合で転勤した妻の藍子(あいこ)。新たなパート先を探す藍子ですが、なかなか見つからず……。 手袋?軍手でいいじゃん引っ越したばかりの家で、省吾の趣味の荷物の多さにうんざりしている藍子。趣味のものを減らしてほしいとお願いしますが、省吾は「全部思い出が詰まってるんだから」「趣味が増えていってるだけだ」と取り合ってくれません。 さらに省吾は「無職のくせにいろいろ買って散財してるのはそっちの方じゃん」「節約すべきなのはタダ飯食ってるお前の方だ」と、引っ越しでパート先をやめた藍子に詰め寄ります。 寒くなるからと購入した手袋でさえ、「引っ越しのときに使った軍手でいいじゃん」と言われてしまう始末なのでした。 稼ぎのない主婦には価値がない!?2週間後――。省吾はこっちの人と仲良くなるために必要だからと、飲みに行ってばかり。お小遣いの前借りまでして飲み歩く省吾に対し、藍子は苦言を呈します。 しかし、省吾は「いちいちうるさい」と逆ギレ。さらに、なかなか省吾の出す条件に合ったパート先を見つけられない藍子に対し、無理な節約を押し付けるのでした。 「お前は明日から昼飯はなしで、あと風呂も週に1回な」「朝飯と晩飯があれば十分だろ、それに働いてないんだから風呂やシャワーに入る必要ないじゃん」 あまりの理不尽さに、藍子は開いた口が塞がらないのでした。 さらに2週間後――。 引っ越してきたばかりにもかかわらず、先月飲み屋で30万円以上を使っていた省吾。無理な節約を押し付けられていた藍子は、省吾の散財をたしなめます。 しかし、省吾は「文句があるなら俺より稼いでから言え」と取り合ってくれません。さらには、専業主婦である藍子を「無職」と呼び、自分の方が立場が上であると言い放つ始末。 省吾の出す条件に合うパート先を探しながら、主婦業をがんばっていた藍子ですが、ついに堪忍袋の緒が切れてしまいました。 無職呼ばわりされる人生とはおさらば数カ月後――。 いつも通り帰宅した省吾ですが、家の中に藍子が見当たりません。そして省吾はゴミ箱の中にデリバリーのレシートを見つけたのでした。 「なにデリバリーで飯頼んでるんだ!」「金も稼げねぇ主婦が贅沢するなよ!」「あ?あんたより稼いでんだよ」 予想だにしなかった藍子の回答に、思わず「は?」と驚きを隠せない省吾。実は、藍子は前のパート先から在宅でできるプログラミングの仕事を回してもらい、さらに他の会社からも仕事を受けていたのです。 無職だから、主婦だからと、省吾に馬鹿にされ、奴隷のように扱われてきた藍子。省吾の稼ぎを超えた時点で離婚しようと決めていたのでした。一方、省吾は引っ越してからたったの3カ月で100万円近くのお金を散財。飲み屋の女性に入れあげていたのです。興信所に依頼して藍子は店も女性も特定済みでした。 「息抜きだ」と言い訳を並べる省吾に、藍子は容赦なく離婚を突き付けます。それでも「もう一度やり直そう」「浮気したわけじゃないし」と食い下がる省吾に、藍子は「好きな人ができた途端、奴隷扱いされて、そんな人ともう暮らせないから」と突っぱねます。そしてさらに、「クレカの支払いはリボ払いにしておいたから一人で支払ってね」ととどめをさすのでした。貯金から払ってもらえていると思っていた省吾は、「一人では返せない」と狼狽え、藍子に謝りました。 「節約しろって言われたから。その通りにしてるだけ。散財する夫を捨てるのが一番の節約だからね」と藍子。後日、藍子は無事に離婚し、夫婦の共同財産だった貯金もほぼ藍子のものとなり、省吾からは慰謝料を受け取っています。省吾の連絡先をブロックした藍子は、無理のない範囲で節約しつつ、好きなことを思い切り楽しんでいます。 収入がないからと、無理な節約を押し付けてくる夫を収入面でも上回って見返した藍子。我慢を強いられていた分、これからの人生を謳歌してほしいですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年09月03日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「パート主婦の私を見下し馬鹿にする夫」を紹介します。35歳のパニ子は時短勤務で5歳の娘・パニ美を育てています。夫のカズヤが時短で働いているパニ子のことをあまり良く思っていないため、そろそろ本格的に仕事復帰をしようと考え中。そんなカズヤの嫌味は朝からとまらず……。 妻を見ては嫌味を言う朝はパニ子より早起きのカズヤ。「いいなぁパートは気楽で。こっちは24時に寝て、朝5時に起きて、色々やってるのに……」と嫌味を言ってきます。朝からケンカをしたくないので、パニ子は言い返さず。ムカつきながらも、「頑張ってるね!」と声をかけました。それでもカズヤの愚痴はとまりません。 そこへ、寝起きのパニ美がリビングにやってきました。娘の無邪気な姿を見ていると、夫への怒りがスッと消えていったパニ子。カズヤはパニ美を見ることなく、朝食も食べずに仕事へ行きました。 自分の相手をしてくれないパパに対し、パニ美は「愛想がないねぇ〜。ママ、あんな男のどこがいいの?」とお節介おばちゃんのように話します。子どもってちゃんと見てるんだなと感心したパニ子。このままじゃいけないな、と思いました。 娘の言葉で夫婦関係を考え直す夫からパニ子への嫌味な態度は日を追うごとにエスカレート。休日のカズヤは一日中寝ていますが、家事と育児をこなすパニ子を暇人扱いします。 パニ美もたまにはパパと遊びたいかなと思い、「パパも一緒にお出かけする?」と声をかけたのが間違いのもと。「休日は体を休ませる日なんだ!稼いでもないくせに俺の行動まで指図するなよな!」と言い放ちます。ですが、誘わないと後から「俺はのけ者かよ!俺は金を稼いでくるだけのATMですか!?」と拗ねるため、どちらにせよ面倒くさい……。 イライラしながら、お昼ごはんの用意をしているとパニ美が近づいてきました。「ママはこんなに頑張っているのに、なんでパパはあんなひどい事を言うんだろうね。お腹も大きいし、タプタプ星人だね!」とママの味方をしてくれます。パニ美の前で父親の事を悪く言うのは良くないと思い、「お仕事で疲れているから仕方ないんだよ」と返しました。 これまでパニ美と夫を引き離すことに躊躇していたけれど、よくよく考えてみると父と娘が交流していないことに気づき……。もう夫のことは気遣わない!相手が後悔するくらい徹底的に戦うぞぉぉ!!と燃えてきたパニ子でした。 夫に真実を伝えた結果…そして決戦の日。カズヤがネチネチ言ってくるのを待っていました。案の定、「朝から晩まで働いて、そのほとんどがお前たちの生活費に消えるんだもんな。やってらんないよ」 と不機嫌モード。今日も愚痴が止まりません。 「そうだよね〜。月に50万稼ぐためには早起きしなきゃなんないし、私も大変なんだよねぇ~」「はぁ?俺の給料50万もねぇし!」「50万っての私の収入に決まってるでしょw」 何の事を言っているか分からないカズヤは、給料の桁が間違っているんじゃないかと指摘します。ここで、パニ子のとっておきのアイテム、数千万円単位の記録がある通帳を見せました。これにはカズヤもびっくり。パニ子は専門職で在宅ワークをしており、かなりの額を稼いでいました。 「で、でもパートがこんな高収入なわけないだろ!?」と戸惑うカズヤ。パニ子はパートではなく、時短勤務の在宅ワーク。「50万円稼ぐのって大変なのよね〜」と反撃に出ました。するとーー、「俺が主夫になるから、仕事辞めるよ!仕事辞めたら、家事だけしてぐうたらして暮らせる♪退職届を作成しよ〜っと」と自室に戻ろうとします。 ちょっと待ったー!!!電子レンジの使い方も分からないカズヤが、栄養バランスを考えた食事作り、掃除や洗濯、パニ子の保育園のあれこれができる訳ありません。休みの日だって、パニ美を公園に連れていったこともないのに……。 パニ子から責められ、カズヤは意気消沈。パニ子はこれまで黙ってきたので、ここまで言われると思っていなかったようです。そこに、パニ子は離婚届を差し出しました。離婚はイヤだと言い張りますが、パニ子は離婚を決意してからカズヤの罵詈雑言を録音していました。これで離婚調停するから……と言うと、しぶしぶ了承。 後日、離婚が成立。パニ子の貯金の半分をもらえると思っていたカズヤですが、数千万円の貯金はパニ子が結婚前に貯めていたものなので共有資産にならず。財産分与に適応されたのはごく一部。お金を当てにして仕事をやめていたカズヤは離婚したことを後悔しますが、時すでに遅しーー。パニ子とパニ美は母娘仲良く、暮らしています。 思いやりもなく、妻に嫌味を言い続けたカズヤ。離婚されても仕方ないですね……。子どもって意外と大人の会話や行動をよく見ていますよね。パニ美が寄り添ってくれたことで、愚痴を言われ続けていたパニ子に新たな人生が開けて良かったです!子どもの力ってすごいですね! パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年08月30日私は夫との間に現在小学3年生の娘がいます。付き合い始めたころから15年たちました。夫とは今も仲良くしていますが、現在は男女というよりも友だち感覚が強くなってきました。そんな夫に対して、許せないことがあって……。そんな私のお話を紹介します。★関連記事:夫の絡みがウザイ!?お酒好きな夫にイラッ…自分の心を守る方法は【体験談】何でも話せる友人のようだけど…なんでも話せる友人感覚から、「あの女の子、かわいいね」とか「あの子、あなたの好みじゃないかなぁ」なんて話をすることもしばしば。夫も「いや、俺は好みじゃない」とか、「あ、あの子かわいいわ」と正直に教えてくれます。付き合っていたころはそんな話をされるのは嫌な時期もありましたが、今では気にならなくなりました。でも、夫は「あ、あの女の子なら付き合おうかな。若いし。あんた年取ったし」と私に対して気軽に口にするのです。私はその神経だけは理解できません。たしかに私は彼よりかなり年上ということもあり、「仕方ないのかな」と思うことはあります。でもそんな私を選んだのは夫です。いたたまれなくて夫の発言を注意するのですが、一向に直りません。ちなみに夫は、そんなセリフを言っても実際に行動に移すことはもちろんなく、どちらかというと冗談で言っているようです。夫の友人に相談するも…そこで、私は夫の友人に相談することに。しかも本人の前で。「いやお前、それはないわ~」と友人は言ってくれました。「でしょ?普通は思ってても言わないよね」と返しますが、夫が「お前らも、女性を見たらそういうことを考えるだろ?」と言うと、皆も「たしかにそれはある……」と、認めるところもあったようです。私も男性目線なら理解できる部分もありますが、パートナーの前であえて口にすることが許せなかったのです。黙って浮気をする人も困りますが、パートナーに対する気づかいは最低限欲しいところです。年齢に対する負い目も実は、私は夫より10歳近く年上です。少しでも若く見せようと努力していますが、なかなかうまくいきません。子どもが生まれてから出費も多く、自分になかなかお金をかけられないのが現実で……。そんな年齢の負い目もあって、文句を言えない自分もいます。結局、何を言っても夫はのらりくらりと態度も変えず、あまり言うと「はいはい、わかった! 面倒くさいな」と言って逃げてしまいます。私は夫のこんなところが正直嫌いですが、でも、良いところもあります。娘とたくさん遊んでくれるところや、不器用ながらも娘のことを考えてくれるところ。そして、気が合うところも多く、夫婦で話し合えるところ。今のところ、「良いところ」がまだ上回っているので、我慢できているのかもしれません。まとめもちろん、私にも短所はあります。だから「お互いさま」の部分もありますが、お互いの「ここだけは嫌!」というところは気を付けていきたいと思っています。夫にもそこは理解してほしいと思っているので、これからも根気強く話し合いをしていこうと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ななしイラスト/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年08月30日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「双子の育児でボロボロな私と勘違い夫」を紹介します。パニ子は生後8カ月の双子を育てるママ。双子の娘たちは最近、ハイハイが始まって目が離せません。子どもはかわいいけれど毎日ドタバタで、休む時間もなく家事と育児に追われています。夫の「コウキ」が少しでも手伝ってくれればいいのですが……。 双子が散らかした部屋に夫が帰宅「あーまた脱走してるー!ダメだぞ〜」。最近、双子はベビーサークルからの脱走を覚え、部屋は散らかるばかり。そんな時、夫のコウキが帰ってきました。片付いていない部屋を見渡し、明らかに不機嫌な様子。「最近ハイハイが上手になってきてさ〜」とパニ子が話しても、「これじゃ疲れて帰ってきても休めない」とひと言。 コウキはプライドが高く、育児どころか家事もやらず。1人で2人をあやすのは大変だから少し手伝って欲しいと言うと、「俺は仕事して、疲れて帰ってきてんの!稼いできたの!一日頑張ってきたの!お前、一日家で何してるわけ?子供の世話以外何もしてねぇーだろ?」と反論。 夫の大きな声で双子の泣き声はヒートアップし、パニ子も泣きたい気分に。コウキへの怒りをパワーに変えて2人を寝かしつけました。一方のイサオは自室にこもってゲーム三昧。毎日こんな日々が続いており、「離婚」の文字も頭に散らつきますが、経済的な不安と夫への愛情も残っていて踏みきれずにいます。 信じられない!義母からの電話ある日、ギリギリな状態で頑張っているパニ子に、追い討ちをかけるような出来事が。それは突然の義母からの電話。 双子が生まれ、いい関係性を築いていると思っていましたが、義母が電話口で「息子に感謝しなさいよ?息子が孫たちを見てる間に家のことをしなさい!なんでいつもグータラしてるの!」とまくしたてます。 育児も家事もしない夫は、自分の母親にはしっかりやっていると嘘ばかり報告をしているようです。電話を切った後、ふ・ざ・け・ん・なぁーーーーー!!という思いが爆発。こんな頑張っているのに……と涙まで出てきました。 実母との会話で前向きにその日の午後、ピンポーン♪とパニ子の母が訪ねてきました。思いがけない訪問にたまっていた思いがあふれ、パニ子は涙が止まらず……。これまでの出来事を全てパニ母に話したところ、 「アンタは間違ってる!!この子たちは誰の子どもなの?コウキさんが手伝ってくれないなんて、手伝うなんて言葉は持ってのほか!自分の子どもなんだから、やるのが当たり前でしょ。それを放棄してるんだから父親失格だよ。パニ子は1人でよく頑張ってるよ!」 と怒りに任せて話し、最後にパニ子を抱きしめました。「私もお父さんもアンタの味方だから、しっかりしなさい!」と言われ、パニ子はとうとう決心します。こんな生活に終止符を打ってやる!! ある作戦を決行すべく両方の親を召集決戦の日は双子を実母に預け、コウキの帰宅を待ちます。帰ってきたコウキは家が静かなことを喜び、「お前の要領が悪いからいつも泣いててうるさくて仕方ない。ゲームもしやすいし、毎日こうだといいな。それに、お前は実家に預けりゃ自由だからいいよな〜」とゲーム部屋に行こうとします。 そこでパニ子が反撃。「私としては、家のこともろくにしない、あなたがいない方が清々するんだけど?あなたの子どもでもあるんだから、育児を一緒にするべきじゃない?」「家のことなんてしなくていいんだよ。稼いできてやってんだから!お前が産んだ子どもだろ?俺が産んだわけじゃねーし」 ここで奥の部屋にスタンバイしていた義母と義父、パニ父が登場。夫の両親にはちょっとした嘘を付いてきてもらいましたが、義父とパニ父は怒りを通り越して呆れ、義母のみがコウキの味方に。義父に至ってはコウキを叱ってくれ、パニ子に今後どうするつもりか聞いてくれました。 パニ子は「はい!私の話を聞いてもくれませんし、コウキとは離婚します!」と宣言。ここでと、ここで、玄関が開いたかと思ったら、双子の娘を両腕に抱えたパニ子の母が到着。「じゃあ、役立たずは出て行ってくれるw?」とコウキに笑顔で話しかけます。 焦ったコウキでしたが、時すでに遅し。パニ子夫婦の離婚が成立。コウキは義父から縁を切られ、義母は息子に付いていき義両親も離婚。パニ子は実家のサポートを受けながらパートも始め、双子との生活を楽しんでいます。 家族みんなが気持ちよく生活するには、思いやりのある行動がなにより大切ですよね。育児に関しては夫に「手伝って」と言いがちですが、2人の子どもなのでお世話は当たり前。このような意識が広まっていくといいですね。 パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年08月23日ある日、突然夫からの離婚宣告。もしその理由が“浮気”だったら……?今回は、サレ妻エコ(@motosare__eco)さんの体験談をもとにした漫画『夫が私の友達と浮気していた話』の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!夫の浮気現場に突撃!夫のS太郎の浮気に気づくも『頼むから離婚してくれ!』と逆ギレされ、反撃の決意をしたE子ちゃん。そんなある日、彼女は友人の協力で“夫がスーパーの駐車場で浮気をしている”と知り、現場に直行します。浮気現場に突撃すると、友人Cちゃんと夫の姿が!その後、浮気を否定する夫とCちゃんとで“深夜ドライブ”を決行することに。状況を整理……夫と浮気相手のCちゃんとでドライブするE子ちゃん。ショックな事ばかり続いているのに、E子ちゃんは相当腹が座っていますね。その後E子ちゃんは、浮気相手に尋問を始めるのでした!こんなときどうする?『この場をリードするのは自分』というE子ちゃんの決意がヒシヒシと伝わってきますね。その後の話でE子ちゃんは、浮気を認めない2人に決定的な証拠を突きつけ、制裁します!夫と浮気相手との修羅場……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@motosare__eco)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月13日夫の仕事は朝が早く夜が遅いため、私たち夫婦がイチャイチャをする日は限られています。チャンスを逃すと次の週になることも。私たち夫婦は欲求を解消するためだけでなく、お互いの仲をもっと深めるためにもできる限りスキンシップをとるようにしていたのですが……。 夜に備えて…今日は待ちに待ったイチャイチャをする日。夜がくるのを待ちわびていた私は、仕事と家事を早く終わらせ、早めに夕飯も済ませました。 夕飯後、夫に子どもの寝かしつけをしてもらっている間、私は入念にお風呂でボディケア。ムダ毛処理やパックなどをして数時間後に備えていたのです。そして入浴後、私は毎晩楽しみにしている晩酌をしながら、「早く来ないかな~」と夫が子どもの寝かしつけから戻ってくるのを待ちました。 しかし、待てど暮らせど夫は子どもの寝かしつけから戻ってこないのです。子どもがなかなか寝てくれないのかな?と思ったのですが、夫の戻りがあまりにも遅く、痺れを切らした私は寝室へ行くことに。すると、夫は子どもと一緒に寝落ちしていたのでした。 やっとできるかと思ったら…子どもと一緒に寝落ちしていた夫。「子どもの寝かしつけで寝落ちしていたら起こして」と以前夫に言われていたことや、イチャイチャをする約束をしていたことから、私は夫を起こすことに。しかし、夫を起こしたものの酔っぱらいすぎていた私は、夫とイチャイチャすることよりも会話がしたくなり、夫に向かってマシンガントークを始めてしまったのでした。 その後、私のマシンガントークの勢いも収まり、夫と良い雰囲気になったのですが、夫から「あなたが酔い過ぎているから、今日はやめておこう」と言われてしまって……。私は夫に「イチャイチャしたい~」とわがままを言ったのですが、夫に寝室へと連行されてしまいました。 すると、自分でも驚くことにベッドに横たわった瞬間、即寝したのでした。 翌朝、私は酔いすぎていたことを夫に謝罪しました。夫は許してくれましたが、お互い楽しみにしていた夫婦の時間が私の飲みすぎのせいで台無しになってしまったため、私は猛省。あの日から私は、お酒を飲みすぎて失敗しないよう、イチャイチャする前の飲酒量に気をつけるようにしています。 著者/花山花子作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年08月11日女優の門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』(9月8日公開)の本予告とビジュアルが9日、公開された。○■門脇麦・田村健太郎・染谷将太の相反する表情を描写同作は、第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める加藤拓也氏のオリジナル脚本・長編監督作品第2弾。夫・文則(田村健太郎)との関係が冷め切っていた綿子(門脇)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と頻繁に会うようになっていた。しかし、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまい、平穏に見えた日常の歯車が徐々に狂い始める。過去を振り返るうちに綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。共演には田村、染谷に加え、綿子の親友・英梨役で黒木華が出演する。今回公開されたのは、曇りガラスの窓に頬杖をつき、何かに思いをはせる綿子(門脇)と、どこか不満げな表情で話す夫・文則(田村)、一点を見つめ少し物寂しそうな雰囲気の恋人・木村(染谷)の3人の相反する表情が写し出されたビジュアル。ともに暮らしながらもすれ違いの続く文則と、優しく穏やかな時間をくれた木村とのあいだで心が揺れ動き、これまで見ないようにしていた現実とゆっくり向き合っていく綿子の心情を描写している。また、本予告にはこれまで公開された映像に加え、綿子と木村がキャンプへ行った帰りの列車で2人の時間を楽しむ様子や、親友・英梨(黒木)と綿子が本心を隠すかのように視線を合わせずに会話するシーンなどが追加。人々の絡み合う人間模様が描かれている。
2023年08月09日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「夫の暴挙、その結末」を紹介します。清美(きよみ)は、夫の義明(よしあき)と2人で暮らしています。横暴な考えを持ち、行動する義明は、いつも清美を振り回します。たとえば、年中会社の人を連れ帰ってきては、清美に飲食の世話をすべてひとりでさせるのです。毎晩のように開かれる宴会を負担に感じた清美が人を呼ぶことを断ると、専業主婦はいつも休みみたいなものだろう、文句は稼いでから言えと、暴言を吐かれます。みんなそれぞれに苦労があり、人には上も下もない。義明には、それがわからないようで……。ついに我慢も限界に…昨夜もまた、突然の飲み会が清美の家で行われることに。妻に対して勝手なことを言い、偉そうな態度をとるなど義明の振る舞いは目に余るものがあり、しかもそれを止める者はほぼいない状況でした。酔っ払っているとはいえ、会社の人たちも遠慮がありません。義明に言われるがまま、何でも清美にやってもらい……、手伝うことをしませんでした。ただひとり、義明の同僚である田辺だけは違いました。彼はよく酔った義明を自宅まで連れて帰り、清美の家での飲み会では手伝いや酔った部下の介抱をするなどしてくれます。清美に謝罪やお礼の連絡をくれることもある、やさしく気の利く人です。 「昨日は俺たちが押しかけたばっかりに、旦那さんとけんかさせてしまって……」 昨晩、宴会中に清美と義明の大げんかが勃発したのです。たまりにたまっていた清美は、ついに我慢の限界に達しました。しきりに恐縮し、会社の者たちと謝罪に伺いたい、それが無理ならば何か謝罪の品をとまで申し出てくれる田辺に、清美は気に病まぬよう伝えました。会社の人たちも一端を担っていたものの、1番の問題は義明なのです。 「お気持ちだけで十分ですから」 そもそも、清美は贈り物を受け取れる場所にいないことを伝えると、田辺はびっくり。そうなのです、清美は実家へと避難していたのです。今日の義明の不機嫌な様子を思い出し、納得する田辺でした。 日ごろから親身になってくれる田辺ならと、清美は夫婦のこれからのことを話し始めました。実は宴会後に清美と義明は話し合いをし、離婚をすることに決めたのです。しかし、義明は納得できていない様子で、すぐには離婚できないのではと清美は不安に。義明の気持ちが落ち着いたころに田辺に話をしてもらえたら、義明も離婚に前向きになれるのではないか……。そう思った清美は、田辺に助けを求めたのでした。田辺も、それならばと力になることを約束してくれました。夫の同僚から届いた緊急連絡…!「急ですけど、今日中にその家から逃げてください」「え?急になんですか? 」「ご主人が大変なんです! 早く! 」 早朝に田辺から緊急メッセージが入り、清美は驚きましたが、内容を詳しく聞いてさらにびっくり。なんと、昨日飲み会があり、義明が実家に襲撃に来る計画を立てている話を聞いたと言うのです。しかも、義父母を援護者に、無理矢理にでも家族総出で清美を連れ帰ろうとしているというのですから、尋常な話ではありません。そして、無理やりはダメだと言った田辺を突き飛ばしたことから、今の義明は正常な判断ができない状態だから危険だと田辺は言いました。清美は両親を連れて、急いで避難。田辺には感謝してもしきれないものがあったに違いありません。 とんだ夫の暴挙田辺の言ったとおり、翌日義明は清美の実家を襲撃。玄関を壊し、義父母と一緒に不法侵入し、家中、清美を見つけようと探し回ったのです。清美が実家にいないとわかると、連絡をしてきて、戻ってこいと脅す始末。戻るつもりも、離婚を取りやめるつもりもない清美は、抵抗。そして、2人が話している間に、警官が駆けつけ、義明親子は逮捕されました。なんと清美の実家には防犯カメラが設置されていたのです。それを持って、清美の両親が警察に駆け込んでいたのでした。 その後、警察から解放された義明に清美は正式に離婚を申し出ました。義明の同僚が同席してくれて離婚届はサインされ、無事に離婚。慰謝料の請求も済ませて清美は実家で暮らしています。一方、義明は会社をクビになり、慰謝料のために日雇いの仕事を掛け持ちして苦しい生活に。義両親も家の修繕費を請求され、大変な生活を送ることになったのでした。 横暴な義明には清美が夫なしには何もできない弱い人間に見えていたようですが、強い人間でした。お互いを尊重し合い、いつでも対等でいられる……そんな夫婦関係が理想ですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年08月05日ウーマンエキサイト編集部のライターが今回、独自目線の感想とあらすじを交えてご紹介するコミックは「私の夫はビジュアル系」。一度は憧れる「推しと結婚」。現実は幸せなのか不幸なのか…? 一筋縄ではいかない、わちゃわちゃハートフルラブストーリーです!素朴で健気なバンギャルと、陽気なビジュアル系バンドマンの運命的?! な恋から結婚や出産など、2人に降りかかる、さまざまな試練が…!■看護学校に通う主人公のはる 推しとの結婚に夢見がちで…バンギャルのアイメイクばっちり、凄い形相で声援を送っているのは、吉村はる、21歳。「山形から上京」「看護学校に通う」とあり、素朴な子なのかな…。献身的な性格なのかな…? と想像せずにはいられません。そんな彼女の夢は推しと結婚すること。本命バンドのドームライブの帰り、運命的な出会いが…。はるが、友人と本命バンドのドームライブに行った帰り、フライヤーが顔に飛んできて…。謝る彼を一目見て、好みのタイプにはるはキュンッと胸が高鳴ります。声援の時形相から一転、乙女の表情がかわいい!■バンドマンと運命の出会い!? ライブで急接近!ビジュアル系バンドのヴォーカルをしているという獣威(ジューイ)。一目ぼれしたはるは、さっそく獣威のライブに出かけます。そこで、獣威が自分のことをお覚えていてくれていることが分かり、連絡を取り合うことに。■お金なし!家事はしない!楽しい2人暮らしだが… 出会いから3カ月。獣威ことしげじと、はるの家で同棲することに。この場面をみると「転がり込んできたのか?!」と、突っ込まずにはいられません。お金なし、家事はしない…。でもしげじの夢を応援することで癒されてしまう、はる。そんな楽しい2人の暮らしも、はるの妊娠発覚で事態は変わっていきます…。こちらは投稿者のエピソードを元に、5月15日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからは、ネタバレになるかも⁉ライターが印象的だったシーンを紹介します!■はるの方がロックな性格!? ライターが響いたカットを紹介! バンドマンに恋をし、乙女の表情が愛らしい、はるの表情が一変!母としての自覚をもつ過程に注目しました。もしかしたら、しげじより、はるの方がロックな性格かも…。妊娠が分かって動揺するはる。しげじに話す前の決意めいた表情が印象的です。もう母親の顔ですよね!これまで献身的に、子どものためと思って頑張ってきたはるが感情を爆発させるシーンです。しげじ、絶体絶命のピンチ!(笑い)父親としての自覚をもってほしいという、はるの叫びに、しげじは…。このお話のキーワード「推しと結婚」することの現実を突きつけられ、考えるはる。しげじの事は大好きだけど、子どもの方が何よりも大切だと気付くのでした。恋をしてから、妊娠、結婚…。その都度、考えや意識を変えてきたはる。これから、しげじの意識はどう変わるのか、はたまた変われないのか…。最後まで読み進めると、親になるという事を考えさせられるお話でした。バンドマンとバンギャル夫婦のお話ですが、家族みんなが幸せになれる方法を模索する姿は、誰もが一緒なのかもしれません。▼漫画「私の夫はビジュアル系」
2023年07月31日私と夫は、結婚して40年たとうとしている熟年夫婦です。夫はまさに昭和の男という感じで、結婚してからはもちろん亭主関白。家事はもちろんのこと、4人の子どもの育児すらもまったくしてきませんでした。私たちももう若くはありません。「もし私が先に……」と考えると、不安で仕方がないのでした。★関連記事:「夫が定年退職」夫と2人の生活どうする? 家事をしたことがなかった夫はどうなる?【体験談】夫は亭主関白私の夫は、絵に描いたような亭主関白です。「男は外で稼ぐことを頑張り、女は家を守るべき」という考え方。ごはんを作っても最初に箸をつけるのは夫で、お風呂に一番に入るのも夫。妻は夫の3歩後ろを歩くなど。私たちの世代だと珍しいことではありませんでした。夫は年老いていくにつれて口数が少なくなり、頑固じいさんのようになっていきます。結婚したころは、亭主関白な姿に男らしさを感じて夫にぞっこんな私でしたが、最近は頑固さに拍車がかかり、ちょっとしたことで文句を言ってくるように。夫のことは愛していますが、自分は何もしないのに私の行動に文句を言ってくることにはストレスを感じていました。しかし、結婚生活は40年がたとうとしており、夫を立てることが体に染みこんでいた私は「頑固じいさんみたいで、なんだか嫌だな」と思いつつも、これまで通りの生活を送っていました。もしも私が先に…頑固な夫の言動にモヤモヤする日々を送っていましたが、私たちはもう70歳手前。体の不調も増えてきました。私が先に旅立ってしまったら、果たして夫はひとりで生きていけるのでしょうか……。私たちは4人の娘に恵まれましたが、全員遠方に嫁いでしまい、今は夫と2人きりの生活。亭主関白の夫は、若いころから家事も育児も家のことは何もしてきませんでした。自炊はもちろんのこと、自分のシャツや靴下がどこにあるのかすらわかっていません。「もし私が病気にでもなったりしたら」と考えると、心配でたまらなくなりました。まだ病気にもなっていないし、ただの考え過ぎなのかもしれませんが、いつかは直面することなので娘たちに相談することに。娘たちにも嫁いで行った先の家族があります。できるだけ迷惑はかけたくありませんし、私たち夫婦も健康でいたいとは考えています。ただ、もしものことがあった場合に備えて「月に何回かだけでも帰ってこられる状況なのか」「介護が必要になった場合は施設に入れてほしい」などの話を娘たちとそれぞれ話をしました。娘たちは口をそろえて「お父さんとお母さん、どっちかだけでも何かあったらすぐ駆けつけるよ」と言ってくれました。この言葉を聞けただけでも安心しましたが、やはり夫に少しでも自分の身の回りのことをできるようになってほしい……。そう思った私は、夫にも相談してみることに。何を言っても夫は黙ったまま夫に「もし私がいなくなったときのことを考えると心配で……」と、思っていることを伝えました。私が一生懸命伝えている間、夫は黙っていました。そして「少しずつでいいから自分のことをしてみない?」と私は言いました。しかし、夫からは返事がありません。何か考えてくれているのか、それともただ気に入らないのか……。ずっと黙っているので、夫が何を考えているのかわかりません。しかし、ここで折れてはいけないと思った私は「じゃあ早速だけど、一緒に洗濯物を取り込みませんか? あなたの分だけでいいので」とわざと明るく提案しました。私は洗濯物が干してある庭に出ました。それでも夫は動きません。「あぁ、やっぱりだめだったか……」と思っていたら、少しして仏頂面で庭にノソノソと出てきたのです!洗濯物を自分の分だけ取り込んで、縁側で畳みだした夫の姿に驚きを隠せなかった私。そして夫に気持ちが通じた安堵からなのか自分でもわからなかったのですが、なぜか涙が止まりませんでした。夫は終始無口でしたが、その日から時々自分の洗濯物を取り込んで畳んでくれるようになりました。交通事故に遭い、足を骨折した私夫が自分で洗濯をしてくれるようになってから1カ月後。「この調子で次は料理を手伝ってもらおうかな」とルンルンしながら買い物に出かけました。しかしその帰り道、自転車とぶつかってしまい、私は右足首を骨折してしまったのです。すぐに病院を受診し、幸いにも松葉杖を使えば歩くことができました。しかし、今まで通りの生活はできません。ずっと松葉杖をつきながら料理をすることは不可能で、しゃがむこともできないので、生活に大きな支障が出ることが予想されます。病院での診察の合間に夫へ電話し、迎えに来てもらいました。帰りの車の中で「少しの間、家事ができそうにないの。ごめんなさい。娘たちに来てもらえるか聞いてみるから」と話すと、「いや、俺がやるよ」とひと言。亭主関白で「家事は女の仕事」と言っていた夫が、まさか自分が家事をするなんて言うとは思わずびっくり。洗濯は経験があるものの、夫に料理なんてできるはずない……と心配になり「でも」と言い返しますが、夫は遮って「俺がやるって。料理は自信がないが……」と宣言しました。夫の気持ちの変わりようにびっくりして、頭が追いついていきませんでしたが、「じゃあ頼りにしていますね」と笑顔でお願いしました。病院からの帰り道に買い物へ行き、夫がかごを持ち私が横を歩きながら買う物を伝えました。家に帰ってからもキッチンに椅子を持ってきて、私が座りながらレシピを教えてゆっくりと調理。夫が3時間かけて作ってくれたカレーライスの味は、一生忘れることはないでしょう。まとめこの日から、何をするにも私と夫は一緒にいるように。骨折したことで、今まで以上に一緒にいる時間が増え、夫が新しいことに挑戦する姿を見られるようになりました。今となっては、あのとき夫がすんなり洗濯物をし始めてくれてよかったと思うばかりです。夫の中でどんな気持ちの変化があったのかはわかりませんが、私が骨折したタイミングで家事を積極的にしてくれるようになり、うれしく思っています。「この人には無理かも」と思い込んでいましたが、思い切って声をかけてみてよかったです。「この人はこうだから!」と勝手に決めつけず、勇気を出して話してみることも必要なのだと感じた出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。取材・文/もちだひのっしーイラスト/サトウユカ著者/もちだひのっしー元保育士のママライター。2歳のイヤイヤ期真っ只中の息子と毎日奮闘中。伝わりやすく執筆できるように頑張ってます!
2023年07月25日結婚後、優しかった夫が“モラハラ夫”に豹変。そんな夫が“出会い系アプリ”で彼女を探していたら……?今回は実体験をもとに描かれた、サレ妻マリコさん(@kusodan_gotohell)の漫画【信じていたのに、結婚してから豹変した夫】をご紹介します!・漫画家名:サレ妻マリコ・原作:リンさん(マリコのInstagramから応募)・漫画:白米お米結婚後に豹変した夫……大学を卒業してすぐに夫のマサルと結婚するも、彼の“隠れた本性”を次々と目の当たりにするリン。ある日、友人がマッチングアプリでやり取りしている男性が夫だと判明。友人とともに証拠集めに乗り出すことにしたリンは弁護士に相談しに行き、離婚準備を進めることに!すると友人が夫とのやり取り内容を送ってくれて……。出会いを求める夫……まるで独身かのようなやり取りをする夫。どうやらリンの友人に食いついたようです。その後もリンは有益な証拠を集め続け、互いの家族を巻き込んだ話し合いの末、ようやく離婚にこぎつけたのでした!こんなときどうする?ハニートラップとも知らず、夫は友人を口説こうとしていますね。今回のお話でリンは、友人とともに夫の浮気の確たる証拠をつかもうとしています。結婚していながらやりたい放題の夫……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/白米お米様)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月15日学生時代に付き合っていた彼氏に「生理は血が出るから無理!」と言われてショックを受けた私。その後出会った夫は生理への理解があり、生理中の私をいつも気づかってくれていました。しかし、ある日夫から驚きの言葉をかけられて……!? 生理中もやさしい夫私は、大学生のころ付き合っていた彼氏に「生理は血が出るから無理」と言われたことがあります。その言葉に自分自身を否定されたような気持ちになり、とてもショックでした。 彼と別れたあと、私は現在の夫と出会いました。彼は、私に対してとてもやさしく、いつもいたわってくれます。それは生理中も同様で、結婚当時、生理の症状が重く体調を崩しがちだった私の代わりに家事を引き受けてくれたり、体を温めるための毛布や飲み物を用意してくれたりしていました。 交際を順調に進め、彼は私の夫になりました。生理のつらさを理解してくれている夫であれば、きっと悲しい思いをさせられることはないだろう、と思っていたのですが……。 夫の言葉にショックを受けて夫と一緒に暮らし始めたある日、私は初めて経血漏れを起こしてしまいました。 すると、私の経血を見た夫が「俺、血は苦手なんだよね」と発言したのです。生理中、私をいたわったり気づかったりしてくれる夫ですが、私は大学時代の彼氏と同じような発言をされたことがとてもショックで……。 私は夫に「どうして血が苦手なの? 毎月起こる生理現象だよ?」と尋ねました。すると夫は、「もし俺の局部から大量に血が出てたら怖いでしょ? 生理現象だとしても、血がいっぱい出ていたら怖いよ」と言ったのです。 「男性だったらそれは病気や怪我かもしれないけど……生理は女性にとって大切なものなんだよ」と説明しますが、いくら話し合っても意見は平行線で……。 結局そのときは学生時代の彼氏と同じようにわかり合えずに終わってしまい、「経血に対する感覚は、男女で隔たりが大きいのかもなぁ」と思いました。 数年後、夫に変化が!それから数年ほど経ったあるとき、予定日ではない日に生理が始まってしまい、寝ている間にシーツやブランケットを経血漏れで汚してしまいました。 もともと、不注意で私は経血漏れを起こすことが度々あります。経血が苦手な夫に経血漏れを見られないよういつも気をつけているのですが、この日汚してしまったのはシーツやブランケットで、隣には夫が寝ていたため、すぐに対処することができず……。 どうしようかと私がバタバタしている間に夫が起きて、経血漏れに気づかれてしまって……。 「嫌な顔をされるかな」と一瞬不安になりましたが、夫は平然とした顔で「あちゃ~、生理? おなか痛くない?」と私の体調を心配しながら、シーツやブランケットを取り替えてくれたのです。 驚いた私が「経血は苦手だったんじゃないの?」と聞くと、「何年も一緒にいたら、なんだか平気になっちゃった」と言われました。私はこれを聞いて、経血に対する受け止め方は男女の違いなどではなく、慣れの部分もあるのかもしれないと思ったのでした。 夫の予想外の反応にびっくりしましたが、すこしうれしくなった出来事です。 私は経血漏れを起こすことが度々あったため、夫としてもその環境に順応するために慣れざるを得なかったのかもしれません。しかし、そう考えると「女性だから経血が平気」というだけではなく、毎月生理がきたときに経血を見ているので自然と慣れてしまうだけなのかも、と感じました。 生理への考え方は人それぞれだと思うので、自分の考え方を相手に押し付けすぎないように気をつけたいと思っています。 ※生理中に出る経血は、血液だけではありません。妊娠準備のために分厚くなった子宮内膜が、妊娠しなかったことで不要となり、子宮から剥がれ落ちます。その剥がれ落ちるときに子宮に傷がついて出血し、剥がれ落ちた子宮内膜と一緒に体外へ排出されたものが経血です。 著者/百田イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年06月26日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「夫が他界、追い出された私と双子の娘は……」を紹介します。32歳・パニ子は、在宅で仕事をしながら10歳になる双子の姉妹を育てています。医師をしている夫とは結婚して12年。当初、パ二子たちの結婚に大反対していた義両親でしたが、夫がどうにか反対を押し切って結婚。でも、どうしても義両親との別居は許されなかったため、パ二子夫婦は義実家で暮らしています。 夫の突然の訃報もともと結婚を反対されていたこともあり、義両親はことあるごとにパ二子を目の敵にしていました。 仲が良いのは表面だけ。夫が不在のときは、義母がとことん嫌がらせをしてくるのでした。その理由は……。 「手塩にかけて育てた大事な一人息子を奪ったから」 この家で味方になってくれるのは娘たちだけ。夫に頼ろうものなら、あとで義母に何て言われるか……。それでも夫とは一緒にいたいし、波風立てないように我慢していました。 そんな苦しい日々を送っていたある日、近くの病院から「旦那さんが交通事故に遭い、息を引き取った」と連絡を受けます。目の前が真っ暗になるパ二子……。 茫然としながら病院で夫と対面し、言われるがままに手続きなどを済ませたパ二子は、疲れきった体でようやく義実家へ戻りました。 娘2人と出ていく決意悲しみに暮れながら義実家に戻ったパ二子は、義母がパ二子の部屋の荷物を片っ端から段ボールに詰め込んでいる姿を目にします。 「お、お義母さん?何しているんですか……?」「うちの息子がいなくなったんだから、あなたたちはここにいる理由はないでしょ?今すぐ荷物をまとめて出て行って!」 どうやら義母は、夫が亡くなったことを口実に、稼ぎも少なくて気の利かない嫁を追い出そうとしている様子。 「やっと子どもを産んだかと思えば、双子で女。女の子なんてどうせ医者にもなれないから息子の病院を継げるはずもない。役に立たないったらないわ!」 頭に血がのぼったパ二子は、「女の子だろうと男の子だろうと、子どもたちには自由に生きてほしいんです!」と応戦しますが、「どうぞご自由に、さっさと出ていきなさい!」と突き放され、パ二子は双子の娘を連れて義実家を出る決意をしたのでした。 15年越しの逆襲!?義実家を出てから15年後――。 ずっと働き続けている会社の健康診断を受けに病院を訪れたパ二子。すると、どこかで見たことのある人たちが……。 声をかけてパ二子に近づいてきたのは、元義両親でした。「病院にかかるお金はあるみたいね、安心したわw」嘲笑うように嫌味を言ってくる義母。 すると、その病院で研修医をしている双子の娘たちがパ二子のもとに駆け寄ります。2人が医者になっていたことに驚く義母は、「2人を医大に通わせるお金なんて、なかったはずでしょ!?」と失礼な発言をしてきます。 実は、パ二子が働いている会社は、かの有名なアニメーション会社。さらに手がけている作品の映画化も決まっているとあって、子ども2人を養えるくらいの十分な稼ぎがあることを義母に告げました。 しかも2人の娘は塾に通わずに、学校の勉強だけで医大に合格した優等生。容姿端麗でエリートの娘2人を見た義母は、「昔のことは水に流して、一緒に住まない?」と、信じられない提案をしてくるのでした。 手のひらを返したように、義両親の病院を継がせようとする魂胆が丸見えの義母に、パ二子はキッパリと断ってすぐに着信拒否。 それから3年後には、双子の娘は一人前になって「双子の美人医師がいる病院」と取材を受けるくらい有名になり、さらに数年後には独立して地域の医療を支えるべく、新たな道をスタートさせたのでした。 逆境をもとろともせず、自分らしく生きようとするのに男も女も関係ないのかもしれませんね。 パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年06月20日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじはるはしげじの涙の訴えを「くだらない」と一蹴しました。本当に愛してるなら寝ずにしげじのために働けと言い放ちます。そして「遠くから応援してる」と離婚の意思の固さを見せたのでした。それから1年最後までご覧いただきありがとうございました!はるは改心したしげじとともに歩む人生を選びました。まだまだこれから山あり谷ありだと思いますが、どうか家族3人、幸せに暮らしていけますように!
2023年06月12日このお話は作者もちさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。 ■前回のあらすじ「お前とゆうしを愛してる」と訴え離婚したくないと言うしげじ。しかしはるから返ってきた言葉は「言いたいことはそれだけか」でした。「それだけ」?「記入よろしくぅ!」 しげじの涙を見てもはるの決意はみじんも揺らがないようです。しげじ…とうとう離婚されてしまうのでしょうか…。次回に続く 「私の夫はビジュアル系」(全34話)は22時更新!
2023年06月11日一度目の結婚では、長男が生後9カ月のときに夫と死別。当時、私は26歳で夫は38歳でした。突然の事故死に悲嘆に暮れる毎日でしたが、小さな息子の存在が私を奮い立たせ支えてくれました。そして現在、シングルマザーを経て再婚をし、幸いにも娘に恵まれ楽しい毎日を送ることができています。そこで今回は、夫を亡くしてから再婚までの道のりについてお話しさせていただきます。 子どもが生後9カ月で訪れた、突然の別れいつも通りに出社した夫が、ある日二度と帰ってくることはありませんでした。交通事故でした。私は悲しみに打ちひしがれ、「これからどうしたら……」と呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。 そんななか、当時生後9カ月の息子はニコニコと私に笑いかけ、おなかが空けば泣き、眠たければぐずり、日常を思い出させてくれる大事な存在でした。 「私がしっかりしなきゃ!」と、それからは気持ちを切り替え、息子に寂しい思いや悲しい思いをさせないようにとシングルマザーで頑張っていこうと決意したのです。 ささいなことにありがたみを感じる息子のお風呂は、夫がいつも入れてくれていました。私ひとりでは慣れるまでが大変で、そのたびに涙が出てしまいました。 もっと「ありがとう」って言えばよかった……。ちょっと物を取ってもらう、雑だけど掃除をしてくれる、ささいなことが本当にありがたく感じました。 しばらくして就職をしたのですが、天国の夫が見守ってくれていたのでしょう、私の状況に理解のある会社に勤めることができ、息子もすんなりと保育園に慣れてくれました。息子がお誕生日を迎えるごとに「こんなに大きくなったよ」と報告するのが誇らしかったです。 「パパがほしい」と書かれたお手紙息子が5歳のクリスマス。サンタさんへのお手紙を一生懸命書いていました。寝静まったあと、そっと見てみると「パパがほしいです」と覚えたてのつたない字で書いてありました。 息子は、パパがいるお友だちをうらやましく思っていたのです。シングルマザーでやっていこうと決めていた私は、息子に申し訳ない気持ちになってしまいました……。 しかし、なんとその後、同じ職場で現在の夫との出会いがあったのです。子どもがいるので、中途半端な気持ちでお付き合いすることはできないと伝えて、「結婚を前提に」と慎重にお付き合いを始めたのでした。 少しずつ家族に自分で「パパが欲しい」と思っていたとはいえ、やはり子ども心に複雑な気持ちもあったようです。普段は聞き分けの良い息子も、彼を前にすると急に不機嫌になったり、わがままを言ってみたり、悩まされることが多々ありました。私も後ろめたさを感じてしまったり……。 「いきなり家族にはなれないよ。亡くなったご主人にも勝てないよ」という言葉とともに、私たちを見守ってくれた現夫。その温かくやさしい想いがうれしくて、次第に私も「彼と家族になりたい」という気持ちが強くなっていったのでした。 息子の姓が変わることに抵抗があったので、息子が小学校へ上がるタイミングで入籍しました。ほどなくして娘を授かり、お兄さんとなった息子。現在、小学3年生になっていっそうお兄さんらしくなった息子は、「お父さん! サッカーしよう!」といつの間にか「お父さん」と呼び、最近では何やら私に内緒の男同士の話もあるようです。何の変哲もない日常が愛おしく感じます。 作画/はたこ 著者:倉田りこ一男一女の母。社会福祉士として児童養護施設での勤務経験がある。一度目の結婚で夫と死別、現在は再婚しステップファミリー。自身の体験を中心に執筆中。
2023年06月11日