女性は男性と比べると結婚願望が強い人が多いですが、その大きな理由のひとつに「子どもがほしい」というものがあります。いくつになっても「結婚」はできますが、「出産」を経験したいというのならタイムリミットはつきもの。学校の授業ではあまり教えてもらえませんでしたが、女性の妊娠できる確率は年を重ねるごとにぐんぐんと減っていきます。年代別に「自然妊娠」の確立をみていくと、30歳までは25~30%の自然妊娠率が、35歳になると18%にガクンと下がります。30歳までは10%しかない流産の確率も、35歳になると25%にアップします。子は授かりものとはいいますが、どうしても出産したいと考える女性にとっては30代前半までには結婚をしたいところ。そこでここでは、婚期を逃しがちな女性の特徴をご紹介します。婚期を逃す女性の年譜20代前半<いつかは結婚できるでしょ期>恋愛経験がゼロでも「まだまだこれから」と思っている20代前半。この頃は自虐ネタとして「彼氏いない歴=年齢」と笑う余裕があります。若いというだけでそれなりにちやほやされ、男性からのアプローチを受けることも多く「いずれは結婚できる!」なんて思っているのが特徴です。あまり深刻に捉えておらず、焦りもなく30代女性と比べると必死さも感じられないので需要はあります。20代後半<もっといい人がいるんじゃないか期>周りの結婚ラッシュにつられて「私もそろそろいい人見つけなきゃ」と焦り始めます。とはいえ、仕事にも慣れ、自由に使えるお金も増えていく中で趣味や遊びなど楽しみたいことがいっぱい。さらに20代前半に結婚して子育てをしている友達の様子を目にしながら「大変そう」とさえ思います。まだいいかな…と思っているうちにすぐに三十路突入です。30代前半<ここまできたらいい人としか結婚したくない病>さすがに結婚や出産に対しての現実味が帯びてきて、慌てて出会いの場に足を運ぶもモテるのは自分よりも若い子たちばかり。突然需要がなくなった自分を受け止めきれず「ろくな男がいない」「いい男は既婚者ばかり」といった愚痴が見られるようになります。特に独身アラサー女子同士で集まると「ありえない男あるある」ネタに花が咲き、ますます縁遠くなるばかり。この時期に猫を飼い始める女性も多いです。30代後半<ひとりで生きることを考え始める期>合コンに参加するメンバーや遊ぶメンツも決まってきて安定しているこの頃。「結婚とか出産はできないかもしれない」と思えてきます。とはいえ、「まあ今のままでも楽しいからいいかな」という開き直りもあり。親もそろそろ結婚を催促しなくなってきます。このころになるともう「独身女性保険」「独身女性貯金」といったワードでネット検索することが日常になるでしょう。20代のうちに逆算すべき理由「結婚&出産」という目的があるなら、達成するために目標を立てるのが一番です。「どうせ計画通りにいかないし…」と思う人もいるかもしれませんが、現実から目を逸らして計画さえ怠るよりはマシ。結婚となると生涯をともにしていくパートナーになるので、2~3年間交際してから考えたいという人も多いでしょう。さらに結婚したからといってすぐに妊娠できるわけもなく、妊娠できたとしても産むまでには10ヶ月を要します。逆算してみると、妊娠確立が下がる前の28歳で一人めを出産したいのなら、26歳までには結婚したいところ。さらに数年間の交際期間を考慮すると、24歳までには結婚相手となる人と出会っておかなければなりません。とはいえ、恋愛には失敗がつきもの。練習試合をまったくしないまま本番で成功する人はごく稀です。つまりはお付き合いしても長く続くとは限りませんし、1年経った後に別れることもあります。本番に挑む前に恋愛経験を積んでおく必要があります。そう考えると20代前半のゆとり女子のみなさんも余裕をかましている場合ではありません。なかには3か月~半年でスピード婚するというケースもありますが、お互いの意見が合致してこそ。報われないこともあるでしょう。とまあ、少々極端かもしれませんが、時間の流れに身を任せているだけではただ老いていくばかりです。一度、自分の人生に出産や子育ては必要なのかを考えてみる必要もありそうですね。
2015年02月08日ちょっと前に、麻生太郎氏が「子供を産まないほうが問題ではないか?」と発言し、問題になりましたよね。元首相を務め、現在では財務大臣という役を担っている方がそんな暴言を吐いちゃうなんて、ちょっとビックリじゃないですか?世間の女性達はこの発言にいったいどんな感情を抱いたのでしょうか?そこで、30~40代の女性100人に「政治家に“子供を産むべき”というようなことを言われて、子供が欲しくなりますか?」といったアンケート調査を実施しました。すると、そもそも出産願望がある女性じゃないと響かないことが判明しました。政治家の発言で子供が産みたくなると答えた女性はたった6%。そりゃそうですよね……。それでは、世の女性の本音を聞いてみましょう。■94%の女性達が「産みたいと思えない!」理由「いいえ」と答えた女性は34%が未婚で、既婚女性が圧倒的多数でした。結婚しているからこそ、子供を産む・産まないの判断が現実的なのかもしれません。彼女達がどんな理由で、子供が欲しいと思えないのかまとめてみました。[1位]:経済的不安(20%)「自分の生活だけで精一杯」「収入が少ないのに子供を産んで養うなんて無理」多かった声がお金の問題。「共働きでやっとの生活なのに子供なんて……」という声が多く、欲しいけれど現実的に難しいという思いが伝わってきました。[2位]:環境や状況が整わない限り、産む気にならない(19%)「もっと子供を育てやすい環境にならないと難しい」「日本の将来に希望が見いだせない限り産めない」確かに、保育所問題をはじめ、「日本は子供を育てる上での環境があまりに杜撰ではないだろうか?」と感じますよね。[3位]:口出ししてほしくない(10%)「政治家にそこまで言われる筋合いはない」「人に言われることではない」これも同感ですよね!産む・産まないについて軽々しく決めつけないで欲しいと思いませんか?他には、「産むことが出来ない人もいるんだってことを忘れてほしくない」「不妊治療にお金がかかるのに何の補助もなくては難しい」などもありました。コメントを読んでいて胸が痛みました。そうですよね……。産みたくても産めない女性もいるんです。不妊治療をしている人は周りにたくさんいますが、本当に治療費を聞いて驚きます。肉体的苦痛と金銭的苦痛。それこそ、何とかしてほしいですよね。あと、「子供が好きじゃないからいらない」「子育てって大変そうだから無理!」など、元々、子供を望まない人の声も寄せられていました。■たった6%の女性達が「産みたい!」と思う理由彼女達からは「そもそも産みたいと思っているから」といった声が多数で、産むという気持ちが前提の上での結論だったようです。言われたからというよりは「子供が欲しい」と感じているからこそ後押しになったのでしょう。ある大女優が、たったひとつ自分の人生で果たせなかったことは「子供を産むことだった」と語っているのを聞いたことがあります。「子供を産むことだけが女の幸せではない」という意見もあれば、「女性に生まれたからには、やっぱり子供は産んでおいたほうが良い」という意見もあり……。しかし、このことについては結論づけができない永遠のテーマではないでしょうか?いや、そもそもどちらかに答えを見出す必要はないのではないかと感じます。もちろん、女性が安心して子供を産めるよう、環境が整えられる必要があることは言うまでもありません。産むのは女性です!だからって他人事にしないでほしい。無謀な発言は控えて頂きやるべきことを進めてほしいですね。(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月10日(水)調査対象:全国30代の女性100名
2015年01月15日輝いているスターは素敵ですよね。もちろん裏の生活はあるんでしょうが。それで、その裏は見ずして、「“せめて子供だけ産ませてほしい!”と思ったことのある男性は今まで何人いますか?」と30代の女性100人に質問してみました。マドンナみたいな感じですね。すると、「今までの人生で1.44人くらいは、子供だけ産ませてほしいと思った男性がいる」との結果に。これ、意外と少ないのではないでしょうか?このような結果となった理由を一緒に見ていきましょう。■好きなスターは幸せになってほしい女性が多数!コメントを見てみると、大多数の意見は「子供だけ産む、というのはちょっと違う」「子供だけ産んでも仕方がない」「すきなアーティストはいるがそれはそれ」「ない。なんだこの質問」といったものになりました。これは同感です。もちろん、筆者も過去にいわゆるスターにハマッたことはあります。中学生くらいまでなんですが、ジャッキー・チェンが大好きでした。当時はジャッキーと結婚して香港に移住する気でいましたね(笑)ジャッキーの子供を産んで、少林寺でチャンピオンにするつもりでいました。それで、何度もジャッキーの映画を繰り返し見ていたのです。でも、当時の筆者は何語で話すつもりだったのか……。今となっては笑い話です。挙句の果てには、格闘技も習い始め……。本当に、それで何をするつもりだったんでしょうか。ファンレターも出したことないのに。タイムマシンがあったら、問いただしたいです。でも、子供だったからそう思っていただけなんですよね。大人になったら、ホントに素敵な男性であれば幸せな結婚をして、イクメンになっていただいた方が嬉しい、と思うようになりました。多分、これが普通の感覚ですよね。とかく日本は、シングルマザーで子育てをするのは大変な国。ですので、マドンナくらいポリシーや甲斐性があれば別として、結婚して旦那さんと子育てを助け合いながらする生活の方が幸せなんじゃないかと思います。男性も「あなたの子供だけ欲しい」って言われてもただただビックリするだけのような気がするのですが、どうでしょうか……。■スターの子供だけ欲しい女性は遺伝を気にする!一方、「子供だけ欲しい」という女性のコメントを拝見しますと、以下のような感じでした。「趣味や考え方が似ていて居心地が良かったけど、彼の親がとても厳しく子供だけ欲しいと思った」彼はいいんだけど、親がね~というよくある問題ですね。でも、そういう厳しい親なら子育てにも介入してくるかも。事実婚とかはどうでしょう?「私が生んだ時点で、いいところがひとつもなくなりそうな気がします。素敵な人は素敵な人と幸せになってほしいです」なんという自虐コメント。自信があまりにないと、かえってろくでなしにひっかかりますよ!「その優秀なルックスの遺伝子がほしい」「すごく好きな俳優がいて、その人にそっくりな男の子を産みたい」うまく引き継げばいいですけどね。ちなみに遺伝というのは、獲得形質は遺伝しないという大前提があります。後天的に獲得した性質というものは遺伝しないというものです。簡単にいうと、訓練のたまもののマッチョや、すさまじい努力の結果の学歴や、整形の美形は遺伝しません。もちろん、生まれつきのものであってもトンビがタカを産むこともあれば、タカがトンビを産むのも遺伝。カエルの子はカエルとばかりではございません。女性は身体に負担がかかる妊娠期間が長いし、出産は命の危険もある一大事です。ポーッとしたいっときの恋愛感情や軽い気持ちで「子供だけは欲しい」と考えない方がいいですよね。もちろん、大半の女性はそう考えてないみたいですけど……。(文/安原宏美)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月25日(火)調査対象:全国の30代女性100名
2015年01月06日不妊治療もしたけれど…最終的に下した「産まない」選択不妊治療でもっとも難しいのは、なかなか授からない場合に“やめどき”を決めることかもしれません。この記事を読んでいる人の中にも、今まさに悩んでいる人もいることでしょう。今回は、不妊治療をやめ、「産まない選択」をした女性の体験談を聞きました。●仕事がおもしろくなり、執着がなくなったAさんのケースAさんは38歳で離婚。前夫は家庭を築くというより自由に生きたいタイプで、子どもを持つことにも乗り気ではなく、その意識の違いが離婚の原因の1つにもなったそう。「40歳で再婚し、すぐにタイミング療法(*1)で子づくりを始めたものの授からず、1年経った時点で人工授精(*2)に変更。それでも授からず、体外受精(*3)も試しました。でもやっぱりダメで、不妊治療をストップしたのは44歳の時でした。治療をやめてもいいと思えたのは、仕事がうまくいくようになったからです。子どもが欲しくてたまらなかった時期って、今思えば仕事に行き詰まっていた時期だったんです。そんなつもりはなかったけど、心のどこかで、妊娠を、人生を変えるきっかけにしたかったのかもしれない。年齢的に出産がいよいよ厳しくなる時期と、仕事が充実しだした時期が重なったのは、私にとってラッキーだったかもしれません。『子どもがいなくても人生を楽しめる、無理しなくていい』って、自然に思えるようになりました」また、Aさんは治療をやめて精神的に楽になった、と言います。「治療中は、期待と失望の繰り返しがつらかったし、不妊治療のことしか考えられなくなっていました。検査薬をたくさん買い込んで、生理予定日が近づくとトイレのたびにチェックしたりして。でも不思議なもので、治療から離れた今は、もう執着していません。急な出張があっても思い切り仕事ができるので、これはこれでいいかなと思っています」●夫婦で旅行を楽しむことが生きがいのBさんのケースBさん夫婦は、旅行が趣味。結婚前から2人で毎年旅行に出かけていたそうです。「でも、37歳から不妊治療を始めて、そんな経済的余裕はなくなりました。有名なクリニックに通って何度も体外受精をしたので、治療代がかなり負担になっていましたから。精神的にも旅行を楽しめなくなっていましたね。このお金で体外受精ができるとか考えていましたし、妊娠しているかもしれないと思うと、温泉は良くないかもとか、この食べ物は大丈夫なのかとか、気になってしまって…」Aさん同様、不妊治療中は、そのことしか考えられなくなってしまったという人は多いようです。「治療をやめたのは43歳の時です。たまには旅行にでも、と誘ってくれた夫に『もし妊娠してたらどうするの!』と怒鳴ったところ、『そんな怖い顔をしているお母さんのところに、赤ちゃんも来たくないよ』って言われたんです。その時はひどい夫だと思って大泣きしましたが、その後、夫婦で何度か話し合って、治療をやめました。今はまた、夫婦で旅行を楽しんでいて、老後は海外移住もいいかなって話してるんです。子どもや孫の心配がないぶん、身軽にどこへでも行けますからね」●ペットと生活しながら“ゆる妊活”を続けるCさんのケース完全に不妊治療をやめる人がいる一方で、「治療はやめても完全に諦めたわけではない」というCさんのような人もいます。「タイミング療法、人工授精、体外受精、冷えとり、漢方薬、サプリメントなど、さまざまな不妊治療を行ってきたのですが、残念ながら授かりませんでした。私は、ズルズル続けるのはつらいと思っていたし、『治療をやめたとたんに授かった』という話もありますから、最初から42歳までって決めていたんです。ただ、まだ可能性があるかもとは思っていて、卵子に良いというサプリメント療法だけ続けています。あとは、体を冷やさないように気をつけているくらい。赤ちゃんが授からなかったとしても、美容や健康のためにいいので、気は楽ですね」子どもへの思いもありながら本格的な治療をやめるのは、勇気がいる決断だったのでは?「治療をやめたのと同時に犬を2頭飼い始めたので、この子たちが癒やしになってくれている部分は大きいです。もちろん子どもとは違うけれど、夫婦2人だけよりはだいぶ違いますね。子どもは、できたらうれしいけど、できなくても大丈夫だと思えます」今回、3人の女性にお話をうかがって、「子どもがいる、いないが女性の幸せを左右するのではない」と改めて気づかされました。不妊治療をしていると「子どもを授かる」ことだけに意識がいきがちですが、授かってから子育ての大変さ、子を持つことの責任という壁にぶつかって悩む女性も多いでしょう。子ども以外の生きがいや楽しみを持つのは、子どもを授かっても授からなくても、大事なことなのかもしれません。(*1)タイミング療法:エコーで排卵時期を測定し、タイミングを合わせて性交する方法。軽微な排卵誘発剤を処方されることもある(*2)人工授精:精子を排卵時期に合わせて女性の膣内に戻す方法(*3)体外受精:卵子を体内から取り出し、シャーレで精子と受精させて体内に戻す方法<取材・文/島田彩子>
2014年10月13日厚生労働省から2013年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産むとされる子供の数)が前年を0.02ポイント上回る1.43と発表されました。30代になって産む団塊ジュニア世代が増えているため2年連続上昇傾向だそうですが、この水準では少子化に歯止めがかかっているとは言えません。いつかは結婚して、子どもを産みたいと思っている人は多いはずなのに、なにが問題なのでしょうか?自分の将来のためにも、いま既に結婚している人たちが子どもをについてどんな風に考えているのか見てみましょう。タマホーム株式会社が昨年立ち上げた 「1 more Baby応援団」 ※が、結婚14年以下の既婚者を対象に行った「夫婦の出産意識調査2014」の結果からは、少子化にならざるをえない日本の状況が透けて見えるようです。※日本の少子化問題を捉え、「もうひとりほしい」という家族の想いを応援する機運を社会全体に広げていくことを目指している運動体まず、子供は何人欲しいですか?という質問には、約半数の47.0%が「2人」と回答、続いて「3人」(26.8%)となり、「2人以上」と答えた人は全体の76.7%という結果に。やっぱり多くの人が2人以上子どもがいる家庭を望んでいるのですね。その一方で、「2人目の壁」※は存在すると思うかという質問に、なんと70.8%の人が存在すると思うと回答。2人目が欲しいと思っても、そこにハードルがあると感じている人が多いようです。※生活費や教育費に関連した家計の見通しや、仕事等の環境、年齢等を考慮し、第二子以降の出産をためらうこと「2人目の壁」を感じる理由を尋ねた結果、最も多かったのは「経済的な理由」で9割近い88.5%となりました。それ以外には、「年齢的な理由」(46.6%)、第一子の子育てで手いっぱい」(42.7%)と続きます。「2人目の壁」を解消するためには「経済的なサポート」(86.2%)が最多でした。確かに出産後もいまと同じ収入が得られるか考えると不安になりますし、教育費にはとてもお金がかかることは独身でも耳に入ってきていますよね。ただ、「2人目の壁」を解消するための課題は、ママの就業別で異なるようです。「経済的なサポート」が80%以上で最多なことは変わらないのですが、フルタイムで働くママでは「休職・復職のしやすさ」(73.9%)、「ワークライフバランス」(58.3%)が続き、専業主婦ママの場合は、「保育施設の充実」(49.0%)「育児ストレスなどに対応するコミュニティ」(48.8%)が課題となっているようです。結婚後、そして出産後、どのような働き方、ライフスタイルを送るかは、事前にしっかりと考えておいたほうがいいのかもしれませんね。また「2人目がほしい」理由の多くは「子どものため」。また、実際に第二子以降を産んだ方の「きっかけ」の最多も第一子の影響でした。お金よりも子どもへの想いが、壁を乗り越える原動力となっているようです。第二子以上を持つ既婚者に「出産したことに満足しているか」を尋ねた質問では、実に98.2%の方が「とても/やや満足している」と回答。また「家族の幸福感」について100点満点で自己評価してもらったところ、子どもがふたり以上いる家庭のほうがやや高い傾向が見られました。住む場所について「子育てのしやすさ」をどこに感じるかを尋ねたところ、最も回答を集めたのは「公園など自然の遊び場」(63.9%)、続いて「ショッピング施設が近くにある」(40.3%)、「住民が優しい」(38.1%)という結果に。そして居住者に「現在お住まいの県は子育てがしやすいと思いますか?」という質問で得られた県別評価ランキング1位は「富山県」。2位以降も福岡県、鳥取県…と続き、上位には東京や大阪などの首都圏は入ってないようです。実際に子どもを2人以上産んで育てる大変さを感じてもいるのが、多くの既婚者の方の実感なのかもしれません。それでも、多くの子どもを産んでいる人の幸福感が高いというのはうれしい結果ですね。もし子供が欲しいと思っているなら、いつ産むか、どんな働き方をするかなど理想の家族像とキャリアプランを思い描いておくのは大事なことです。そのためにはパートナー(結婚相手)には何を望むのか、早めに考えておくといいですよ!・公式サイト 「1 more Baby応援団」
2014年06月06日