子どもたちを寝かしつける準備をしていたとき、上の子がいたずらで私のズボンをおろしてきました。私の下着姿を見た子どもたちは「ママがおむつはいてる!!」と騒ぎ出してしまって……?! 私が愛用してはいているのは…経血量が多い私は、就寝時の経血漏れに悩んでいました。そんなあるとき、生理用品にショーツ型ナプキンがあることを知り、さっそく使ってみることに。すると、寝返りを打っても経血漏れは一切なく、とても快適! この瞬間から、私はショーツ型ナプキンの愛用者になりました。 ただ、見た目が赤ちゃん用のおむつみたいなので、子どもたちには見られないように気をつけていました。 子どものいたずらで…?!私には2人の子どもがいるのですが、ちょうど下の子がおむつ外れの練習をしているときのことです。下の子のおむつをパンツに替えようと着替えさせていると、上の子がふざけて私のズボンをおろしてきました。 ちょうどこのとき、私はショーツ型のナプキンをはいていたため、子どもたちから「ママがおむつはいてる!!」と言われ大騒ぎに……。私は急いでズボンをはき、「ママはおむつじゃなくて白いパンツをはいているのよ~」と苦しい言い訳をし、その後どうにか子どもたちの騒ぎを収めました。 それからというもの、ショーツ型ナプキンを着用するときは、その上に厚手の黒色のパンツをはくようになりました。これならショーツ型ナプキンが下がりにくいですし、もしまた子どもにズボンをおろされても、黒色のパンツが見えれば「おむつはいてる!」と騒がれることもないと思うからです。 幸い、あの日以降、子どもたちにショーツ型ナプキンをはいているところを見られてはいません。 普通に生活をしていれば他人に下着を見られることなんて、まずありません。しかしながら、子どもは容赦なく、特に寝る前は無防備なので気をつけなければいけないと思った出来事でした。あのとき、万が一ナプキンから経血が漏れていたら、もっと大騒ぎになっていたと思うので漏れていなくてよかったです。 著者/匿名作画/ふるみ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ふるみ
2024年04月26日「価値観の不一致」夫婦が破局する多くの理由「私の母の話ですが、父に妊娠報告をした際に第一声が『後継を産んでくれてありがとう』だったそうで…母はショックを受けたんだろうな…と娘ながらに感じてしまいました」(20歳女性)価値観の相違が原因で夫婦が別れるケースは少なくありません。ここでは、結婚生活が上手く行くために避けるべき価値観の差異に焦点を当て、その背後にある理由を紹介します。経済観念と生活の仕方一緒に生活を送るうえで、金銭の使い方はしばしば摩擦を生む原因となります。恋人としての将来を考えた時、安全や安心感が得られないと、その関係の意味を見直す必要があるかもしれません。時間管理への姿勢時間を重視する人にとって、待たされることは大きなストレスになりがちです。残念ながら、このような感覚は相手にはなかなか共感されにくいものです。時間管理に対してもっと心を配り、努力していたら、関係は継続していた可能性も考えられます。子どもに関する価値観子どもが苦手な人との関係は、将来子どもが欲しいと願うときに大きな不安を引き起こすことがあります。理解と努力は重要ですが、将来にわたる不安を感じさせるような点については、話し合うべき適切なタイミングがあるかもしれません。価値観を尊重するにも限界がある価値観の差を乗り越えるには、お互いの理解と努力が欠かせません。価値観が合致する恋人を見つけることも重要かもしれません。(Grapps編集部)
2024年04月20日夫の失業、不妊症問題を乗り越えてゴールインした私たち。結婚式の余韻が残っていたころ。結婚した幸せをかみしめる日々でした。夫は勤める会社が倒産し、また自身が不妊症を抱える身でもあったため、卑屈になりそうなときもありました。しかし私がたまたま夫に親戚の会社を紹介でき、「2人で人生を歩んでいく」と決め、結婚をしました。 もし子育てがしたいと思ったら、それはさまざまな形で携わることが可能です。養子縁組や里親になるという決断もできますし、そもそもお互い好き合って結婚したのですから2人だけの生活を大いに楽しんだっていいわけです。 夫を好きになって、夫と結婚した。私にとってはただそれだけのこと。夫も私と結婚できて幸運だと言い、 必ず幸せにすると約束してくれました。それだけで私はとてもうれしく、幸せだったのです。揺らぎ始めた私の心私の親友も結婚する予定だったので、お祝いを夫と一緒に買いに行こうと思っていました。私たち3人は高校の同級生なので、夫も親友をよく知っています。親友は物事をはっきり言うタイプのお嬢さまで、昔から何かと目立つ存在だったのですが、なぜか地味を絵に描いたような私と馬が合って……。ずっと仲良くしています。 お祝いを買いに行こうとしていた日、夫は急に仕事になってしまい、残念でしたが、結婚パーティーには一緒に出席できると聞いて、ホッとしました。 しかし数日後、思わぬことが起こり……。「いつの間に子ども産んでいたの?」「妊娠したなら言ってほしかった」急に連絡してきた親友の言葉に、私は驚き、事情がまったく飲み込めませんでした。「え、私に子どもはいないけど……」 よくよく話を聞いてみると、たった今産院から出てくる夫の姿を見かけたというのです。しかも新生児を抱えていたと言うのですから、さらに驚きました。どうやら、誰かのお見舞いに行ったということではなさそう。 私的でデリケートな話なので迷いはあったのですが、私は親友に夫の不妊を打ち明けました。夫が抱いていた赤ちゃんは彼の子ではないと思うと説明しましたが、親友は絶対に夫であった、見間違えではないと言い張りました。不可解な謎が生まれてしまったため、私たちは解決に向けて動くことに。親友が夫を見かけた場所まで急いで戻ってくれ、誰と一緒にいるのか確認してくれることになりました。結婚パーティーの目玉は…親友の結婚パーティーの日。家族や親戚、高校の同級生など親しい人たちだけの集まりで、私の両親も昔から親交があるため招待されています。 結婚パーティーの目玉は、とてもド派手でした。いつも目立つ存在だった、彼女らしい演出。そんな彼女のどうしても用意したかった目玉は……私の夫の不倫公表でした。 あの日親友が撮ってくれた、夫と一緒にいた人物の写真を見て、私はがく然としました。なんと私たちと同じ、高校の同級生だったからなのです。 パーティーの最中、親友が突然発表した不倫の事実に、本人たちは青ざめ、私の家族はみるみる顔を赤くしました。そして夫は会場から逃げ出し、不倫相手はその場に泣き崩れたのです。 私は夫に電話をして、なぜ逃げるのかと問いました。しかし夫は相当怒っていて話になりません。さらに夫は怒りがマックス状態になり、逆恨みから親友への暴言を吐き、脅迫とも取れるような発言を繰り返したのです。この様子は携帯電話のスピーカー機能で、パーティー会場全体に聞こえていました。 黙っていなかったのは、親友の夫になる人物。彼は弁護士をしていたため、こういう案件はお手のものでした。あふれる親友への感謝の気持ち夫は通報されそうになり、私から慰謝料の請求をされ、夫はようやく覚悟を決めたようです。夫は、すべての真実を話してくれました。不倫は2年も前から始まっており、夫の不妊の話はウソ。あの日抱いていたのは、やはり夫の子どもでした。 なぜあんなウソをついたのか問うと、かわいい子だけがほしかったと……。ぼう然とする私に向かって、夫は話を続けました。不倫相手の顔はかわいいから、きっとかわいい子が生まれると思い、子どもを作ったそうです。そして私の子どもにかわいさは期待できないから、私とは子どもを作らないと決めており、けれど結婚に関しては稼ぎの良い私を選んだと……。 あまりにもひどい発言に、私はブチ切れました。その後渋々戻ってきた夫は、パーティーの出席者から非難の嵐で迎えられ、私の父に胸ぐらをつかまれて別室へ連行されました。結局夫と不倫相手は床に額をこすりつけて謝罪してきましたが、もう馬鹿らしくなってしまって。2人から慰謝料をもらって、それで終わりにすることにしました。 夫は私の親戚の会社に勤めていたので、当たり前ですが職を失い、そして示談金や慰謝料で懐が寂しくなり、再婚した不倫相手には逃げられたそうです。 私はしばらく、おひとりさまを満喫しようと思います。とんでもない夫と縁が切れて、今はとても清々した気分。親友には本当に心から感謝しており、これからも仲良くしていきたいと思っています。 夫のひどい裏切りにはとても傷ついたことでしょう。ただ、味方をして一緒に戦ってくれる親友がいてくれてよかったですね。ここまで自分ごとのように怒って、考えてくれる友人もそうはいません。自分を大切にしてくれる人に感謝し、自分も相手のことを大切にして生きていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月15日私の夫は保育士です。私が栄養士として給食を作っている保育園で働いています。私たち夫婦は子どもが大好きなので、いつかは……と思っているのですが、今はワケあって“子ナシ”夫婦を選択しています。ここ最近、夫はやけに上機嫌。聞くと、今年担当している赤ちゃんクラスの子どもたちがかわいいからだと言います。「いいパパになるだろうな〜」と思っていたのですがーー。自慢の旦那様ある日、夫はいつものように保護者のママと楽しそうに話していました。夫は保育園でも人気の先生なのだそうで、私にとっても自慢の旦那さまです。 しかし、なんだか今日は様子が違っています。夫は保護者と話しているとは思えない言葉遣いをし、いつも以上に楽しそうに笑っていました。 近づいてみると夫は私に気づいて、保護者のママに妻だと紹介してくれました。それを聞いて、ほんの一瞬だったものの保護者のママから睨まれたような気がします。幼馴染との再会夫によると、彼女は幼馴染なのだとか……。就職を機に地元を離れたためすっかり疎遠になっていましたが、保育士と保護者として再会したのだそうです。 「子どもはいるの?」と聞かれ、今は事情があって選択子ナシだと答えると、彼女は「こんなに子ども好きなのに可哀想」と私に向かって言いました。 好きで子作りをストップしているわけではないのに……。なんだかモヤっとしてしまいます。私と子ども作る?別の日、夫はシングルマザーだという幼馴染とその子どもと遊園地に行くと言い出しました。しかし夫は子どもにとっては保育園の先生。個人的にお出かけなんて許されるのでしょうか。 私があれこれと言って夫を引き留めていると、待てなかったのか幼馴染がわが家を訪ねてきました。直接「プライベートで一緒に出かけるのはどうかと思う」と伝えると、幼馴染は「子どもがいないヒガミ?」と吐き捨てます。 その上「子どもを作れないなんて可哀想! 私と作る?」とまさかの発言! 私は引いていたものの、夫も「マジか~♡」とまんざらでもない様子。もう付き合いきれません。 選択子ナシの理由私は「子作りしてもいいけど、本当に大丈夫?」と幼馴染に告げました。私たちが子どもを作らなかったのは夫の借金が原因です。結婚前、アイドルにハマり、大金を注ぎ込んだ結果、今でも借金が残っていて、完済するまで子どもは持たないと約束しています。 夫と結婚するのならもれなく借金もセット。そこまで聞くと幼馴染の顔色が変わり、何も言わずに去っていきました。 夫の態度に幻滅した私は、借金を一緒に返すのはやめにしました。夫ひとり、小遣いをさらに減らして返してもらいます。子どもを持つのはそれから。それも、私たち夫婦がまだ続いていればですが……。 幼馴染との再会は嬉しいことですが、これは行き過ぎですね。今、近くで支えてくれている人は誰か、もっとよく考えて振る舞うべきだったのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月11日嘘をつく男性の見分け方「夫と子ども2人の4人家族です。ある日、夫が会社の人と飲みに行くというので私は子どもたちとショッピングへ行きました。子どもたちと楽しい時間を過ごして、さあ帰ろうとおもい駐車場へ戻ると…聞いたことのある笑い声がして…夫が見知らぬ女性と話しているのを発見。会社の人かと思い様子をみていましたが、その場でハグをしていたのです。子どもたちもいたので本当に最悪でした。」(30代/女性)一連の行動や態度が浮気をしているかどうかを表すことが多いです。この記事では、そのような疑わしい振る舞いをする男性の特性について掘り下げています。守り抜きたい秘密心理彼が「浮気してない」と述べ続けるのには、彼なりの理由があるのかもしれません。実は、彼にとって浮気を隠すことよりも大切な何かがある可能性が考えられます。その不変の主張の背後には、彼が心に秘めているものがあると推測されます。非を認めずに対立「浮気などしていない」と頑固に言い張る男性は、自らの過ちを認めずに頑なになることがあります。それには何か彼の心の底に隠された意図や持論が存在することが多いです。彼の主張には、隠れた意味や思いが存在しているかもしれません。行動の変化を見逃さない彼が本当に「浮気をしていない」と信じられるかどうかは、その時の状況に左右されます。言動や態度に突然の変化が見られたら、それは彼の本心からのサインかもしれません。正解を導き出すカギは、彼の行動の変化に隠されているでしょう。(Grapps編集部)
2024年04月08日ある日、初対面のパート仲間に男の子を2人育てていると言うと、「女の子も産みなよ!」と言われました。当たり障りのない返事をすると、さらにまさかの発言をされて……。押し付けないで…わが家には男の子が2人います。私はパートとして働いていて、パート仲間はほとんどが女性ばかり。仕事内容は毎日少しずつ違うため、一緒に作業する人も初めて会う人が多く、その日も初対面のママさんパートと作業をしていました。しかし「どこに住んでるの?」「子どもはいるの?」などの雑談をする中で、2人の男の子を育てていると話したら、「女の子も産んだら?」と突然言われます。それぐらいはほかの人にも言われるため、「そうですね~、でももう年齢的にちょっと……」というように当たり障りのない返事をしたのですが、その人は「なんで女の子産まないの? 3人目もいけるって! 女の子欲しいでしょ? 絶対女の子がいたほうがいいって!」としつこく女の子を産むことをすすめてくるのです。 私は無事に産むことができた2人の子以外に、死産と流産を経験しており、産むことができなかった赤ちゃんも男の子であったことがわかっています。また、現在は子宮内膜症の治療中で、薬を飲んでいるため妊娠はできません。たとえ奇跡的に3人目を妊娠しても、女の子が生まれるという保証もないのに、なぜ初対面の人に「必ず女の子を産める」という前提で、出産を強要するようなことを言われなければならないのか、理解できませんでした。 その日以降その人と一緒に作業することはないのですが、また一緒に作業することがあったら、同じことをしつこく言われるのではないかといつも怖いです。子どもの話や家族のことなどに関して、自分の考えを押し付けるようなことは絶対してはいけないと強く思った出来事でした。 作画/森田家著者:松井美也子
2024年04月04日長女が幼稚園でできた友だちと、そのママと私の家で遊んでいたときのことです。子どもたちのことを信じて、私とママ友が子どもたちの遊んでいる様子をよく見ていなかったために裏の家のおじいさんとトラブルになってしまいました……。 友だちと遊んでいたときのことわが家の庭は広いため、子どもたちは走りまわったり、サッカーをしたりします。天気が良ければよく庭で遊ぶ子どもたち。また庭はリビングのカーテンを開けると部屋から見えるようになっているので、子どもたちだけで庭で遊んで、私は部屋からその様子を見ているという状況がよくありました。 事件が起こった日も子どもたちだけで庭で遊び、私と長女の友だちのママは家の中でコーヒーを飲みながらゆっくりしゃべっている状態でした。 わが家の庭は2件の家と面しているのですが、そのうちの1件、裏に面しているおじいさんとトラブルになってしまったのです……。 子どもたちがやらかしていた驚愕の事実わが家の庭は、広い分、芝刈りをしたときに出るゴミが大量。そのため、ゴミ袋には入れず、死角になるところに積んでいました。なんと、子どもたちは私たちの目を盗んで裏の家のほうへ投げて遊んでいたのです……! そのため、裏の家の庭にも大量の芝生が入り込んでしまっていたようです。裏のおじいさんは子どもたちには怒らず、次の日私に直接、大量の芝生が家に入りこんだという旨を伝えにきました。伝え方の口調からとても怒っていることがよくわかりましたが、当然です……。 おじいちゃんは…完全に子どもたちの遊ぶ様子を見ていなかった私や子どもたちの行動に非があるので、とにかく謝りました。するとすぐに許してくださり、「これからは気をつけてね」 と言って去っていった裏のおじいさん。 今回はすぐに許してもらうことができて大きなトラブルには発展しなかったものの、子どもは予想もしないことを親の目を盗んでやらかしてしまうということを痛感。お友だちが遊びに来てテンションが上がっていたようで、しっかり見ていないといけないなと反省しました。 普段の様子から大丈夫だろうと思って油断していると、事件は起こるのだなと勉強になりました。これからはできるだけ細かに子どもの様子を見ようと心に決めた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松谷 えりな3歳の息子と、年長・年少・1歳の娘たちの4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
2024年04月01日私は夫と9歳、7歳、2歳の3人の子どもと暮らす主婦です。3人の子どもを産んだ後、毎回セックスレスになりました。それぞれ違った理由でのセックスレス。当時は夫との関係に悩むこともありました。そこから現在に至るまでのお話です。1人目の産後第1次セックスレス私は20代後半で男の子を産みました。とてもかわいいと感じる半面、初めての子育てに夫婦で四苦八苦。そして日中、私には話し相手もおらず、夫は仕事から帰ってきても仕事と子育てに疲れきった様子で、子どものこと以外の会話はほとんどなし。性生活も当然なく、私はもう女性として終わったのかもしれないとも思っていました。今思えば、あまりに孤独で心を病みかけていたのかもしれません。そこから半年が過ぎ、だいぶ日々の生活にも余裕が出てきたころ、思い切って夫にセックスのお誘いをしました。夫は、「もう体は大丈夫なの? それがわからないからどうしていいか迷っていた」とのこと。そうして第1次セックスレスは解消されました。2回目のセックスレスそれから2年後、女の子を出産。1人目のときとは違って夫婦ともに心に余裕はありましたが、私は絶賛イヤイヤ期の2歳児と赤ちゃんのお世話で毎日クタクタです。夫は産後の母体チェックでOKが出るとすぐに夜の営みを再開させたがりましたが、私は眠たいし疲れているしとてもそんな気分にはなれませんでした。「そんなことより寝たいよ!」と本音を話し断り続けた結果、第2次セックスレスが始まりました。しかし、2人目の夜泣きが落ち着いたころ、なんとなく申し訳ないなとの思いから誘いに応じる形で解消されました。3回目のセックスレスは…長女誕生の5年後、3人目を出産しました。長男と長女の助けもあり、赤ちゃんの育児はただただ楽しく、赤ちゃんに癒やされる毎日でした。そんな中、夫からのお誘いがありましたが、ホルモンバランスの関係なのか、「とにかくしたくない! 触られたくない! どうしよう……」という気持ちが生まれました。それを正直に言うのもはばかられ、はぐらかし続けたのです。そして数カ月がたったころ、夫から、セックスレスに悩んでいると真剣に告白されました。「そんなに悩んでいたなんて!」と、なんだかかわいく見えて、それからセックスレスは解消されました。まとめこうして私たちは3度のセックスレスを経験し、そして解消してきました。その経験からか今では自他ともに認める仲良し夫婦。子どもたちにもあのころのギスギスした雰囲気を見せ続けることがなくなり、ひと安心です。出産は夫婦にとって人生の一大イベント。悩むことも多くありましたが、夫婦で問題を乗り越えながら、かわいい子どもたちを育てることができて、とても幸せです!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/佐藤ぴーこマンガ/きびのあやとら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月19日「帝王切開で産んだママは子どもへの愛情が薄い」という発言を耳にしたことはありますか? この考えには、「陣痛に耐えて産んでこそ出産」という考えがあるようです。しかし本当にそうでしょうか? 漫画家であり臨床心理士・公認心理師の白目みさえさんがXに投稿した、看護師さんの言葉が話題になっています。 思わず涙した言葉とは自分以外の誰かのために体にメスをいれるということは、帝王切開のほか、臓器提供などわずかなケースしかないそうです。そもそも体にメスを入れるのは、決して気軽なことではないのです。どちらも大変なこと白目みさえさんの投稿には、たくさんの共感の声が寄せられていました。 自身も帝王切開で産んだという人は「看護師さんの言葉に、私もなお誇らしい気持ちです」とコメント。 「普通分娩と帝王切開、どちらも大変なことだと思っています。命をかけて出産することには変わりありません」「愛情は毎日の育児で育まれていくと思う」「何よりも大切なのは出産の方法ではなく、無事に赤ちゃんをこの世に迎えられたこと」 と、多くの人が出産方法と愛情はイコールではないと考えているようでした。愛情は出産の方法で決まるものではない自然分娩や無痛分娩、計画分娩など、出産にはさまざまな選択肢がありますが、どんな出産方法を選んだとしても、親が子どもにそそぐ愛情は変わりません。 帝王切開をしたことで心無い言葉を言われた人に、この看護師さんの言葉が届きますように。
2024年03月13日アヒルのヨバンちゃんと、今は亡きゴールデンレトリバーのエースくんとの日常をX(Twitter)に投稿している、石川真衣(@ishikawamai5)さん。ともに暮らしていた2匹は一緒に遊んだり、体を寄せ合って寝たりと、まるで、きょうだいのようでした。卵を産んだアヒルの表情が…ある日、オスだと思って育ててきたヨバンちゃんが、初めて卵を産んだそうです。飼い主さんは、ヨバンちゃんに卵を見せてあげると…。ど、ドヤ顔…!エースくんが心配そうに見つめる中、ヨバンちゃんは「卵を産んだ私、すごいでしょ!」といわんばかりの表情をしています。ヨバンちゃんは、頑張って産んだことを飼い主さんに、褒めてもらいたかったのかもしれませんね。投稿には「誇らしげな表情がたまらない」「めっちゃシュールで笑った」「頑張ったからドヤってもいい」などのコメントが寄せられていました。豊かな表情を見せてくれるヨバンちゃん。そのかわいさに、多くの人の頬がゆるんでしまったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年03月11日私は8歳の長男と6歳の次男、そして4歳の三男の3人の子どもを育てています。にぎやかな日々を楽しく過ごしていますが、実は3人目を妊娠したときに、産むかどうしようかかなり悩んでしまったのです。葛藤した当時の体験談をお話しします。4歳と2歳の育児に追われる日々当時4歳のわんぱくな長男と2歳の泣き虫な次男の子育てに追われる日々の中、仕事復帰をした私。そんなときに予想外の妊娠をしました。当時の私は家事や育児、仕事の両立でメンタルがギリギリの状態でした。 こんな私に子どもを3人も育てられるのだろうか? また、経済的不安もあり、人工妊娠中絶も考えてしまいます。夫に相談したところ、できれば産んでほしいが最終的には私が決めてという返答だったので、人工妊娠中絶について調べるとともに、同じ悩みを抱えている人がいるのでは?とインターネットで探しました。 同じ悩みを持つ人が意外に多かった…3人目の妊娠についていろいろと調べているうちに、意外にも同じような悩みを抱えている人が多くいることがわかりました。その中で、人工妊娠中絶が可能な病院自体、少ないことを知ったのです。そのときの私は3人目を育てる自信をなくしていたので、近くで人工妊娠中絶ができる病院があるか、電話で問い合わせて見つけました。 いざ病院に行くと、先生は中絶を希望する理由などは聞かず、「まだ手術をするには早いから、次回までにどうするか決めてきてね」と言いました。私にもう一度考え直す時間を与えるかのような先生の対応により、私の中で何かが変わっていったような気がしました。 自分を見つめ直して考え方を改めた先生が何かを察してくれたかのように感じた私は、考え方を改めてみようと思いました。私の場合は、そのときの現状でいっぱいいっぱいとなっていることから、新たな子育てへの不安を感じていたのです。そこで、家事などもう少し手を抜けるところは抜くことにしました。 また、きょうだいも2人より3人いたほうがうれしいのではないかと思えるようになり、経済的な不安については働きながら節約できるところはするなど、どうにかなるだろうと考え、私は「産もう」と決意しました。このことから、いろいろな物事に対して、今だけではなく先のことも考えながら行動するようになりました。 無事に三男も生まれてきてくれ、現在は、3人で仲良く遊んでいる姿がよく見られます。次男も三男のお世話をよくしてくれるようになり、私は大変どころか上の子に大変助けられています。手を抜くところは抜いて、子どもたちと向き合って過ごすことの大切さを実感しました。そして3人の子どもたちと楽しく過ごしている今、産むという決断をしてよかったと思っています。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/シュー子著者:太田 ゆみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月08日この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。 ■これまでのあらすじ1学期のこうたの通知表がBばかりで「普通」であることに、どこか複雑になる母親のくるみ…。夫のけんじも見たいと言うので見せると、ついこの間まで「ありのままでいい」と言っていたのに、急に「塾に行かせる?」と心配し始めたのでした。実際、けんじ自身が学歴にコンプレックスを感じていて、仕事にもそれが影響していると愚痴をこぼすことも…。くるみは、けんじが感じたように、子どもの人生は育ちで決まるのかもしれないと思うのでした。未熟児で生まれたこうたに、人よりもマイナスからスタートさせてしまったと責任を感じるくるみ。気にかけてくれていた義母とも距離を置き、仕事しか見えていない夫も頼れず孤独な中、唯一頼れたのはスマホだけでした。ゆっくりながらも確実に成長するこうたを暖かく見守ってきたくるみですが、同じ年齢の子どもと比較してしまうと不安を感じずにはいられず…。毎日注射を打つ治療を始めることにしたくるみ。こうたに不安を感じさせないよう、こうたの代わりにすべて自分が抱えてしまえばいいのだと思うのでした。次回に続く(全16話)「すべては子どものためだと思ってた」連載は7時更新! 『すべては子どものためだと思ってた』 著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA) 「すべては子どものためだと思ってた」はこちら 未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
2024年03月06日わが家には、未就学児の男女2人の子どもがいます。普段、お風呂は私が一緒に入っていますが、私が生理の際は夫がお風呂に入れてくれます。しかし、あるとき子どもが私と一緒にお風呂に入りたいと譲らなくて……。 どうしてもお母さんと入りたい普段、私が生理の際は夫に子どもたちとお風呂に入ってもらうことが多いです。しかし、ある生理中のこと、子どもたちが「お母さんと一緒にお風呂に入りたい!」と言って聞かず……。仕方なく私が一緒に入ることに。その際、「今日はお母さんのおなかの中で作られた赤ちゃんのベッドがいらなくなって血として出てくる日だから、お股から血が出てきてもビックリしないでね」と説明しました。 最初は少し不思議そうにしていた子どもたち。しかし、その後も生理中に夫が不在のときや「どうしても私と入りたい」と言われた際に、「生理だけどビックリしないでね」と言い、生理について説明していると、次第に慣れてきたのか、流れ出る経血に驚くことも少なくなったと思います。 子どもだからと言ってごまかさない入浴の際に丁寧に説明していると……数カ月経ったころ、夫に子どもたちとの入浴を頼むと、「お母さん今日はおなか痛い日? 大丈夫?」などと子どもたちが心配をしてくれるように。 生理は女の子だけでなく、男の子も知っておくべきことだと私は思っています。女の子はいずれ通るであろう道ですし、男の子も将来の彼女や妻に気づかいができるようになってほしいという気持ちがあるのです。最初は子どもにどう説明しようかと考えてしまったこともありますが、子どもだからといって変にごまかさずにきちんと伝えてよかったです。 生理は女性だけのことではないと思います。わが家ではそういった話題を避けて通るのではなく、あえて共有することで、男女関係なく自然に生理を受け入れてほしいなと思っています。 著者/motj作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年03月01日妊娠中、私は子どもの名前の候補をいくつか考えていました。しかし、夫からは全て却下されていました。名前の候補とは…夫は「夏生まれだから夏にちなんだ名前がいい」とは言うものの、具体的な候補は何もなし。仕方がないので出産までに考えてもらい、夫の候補の中から私も気に入った名前を選ぶ、ということで妥協しました。退院と同時に出生届けを出す予定でした。 産後3日目、夫に赤ちゃんの名前は?と聞くと「まだ考えてない」とのことだったので、翌日まで待つことにしました。翌日23時過ぎにようやく送られてきたリストには、まさかの10~11個もの名前が。しかも夏にちなんだ名前は1つのみ。2日間で一生懸命考えたのは伝わってきただけに文句も言えず、「退院直前にこれかよ…」とただただ悲しくなり泣いてしまいました。 ◇◇◇ 夫の候補にあった名前の漢字の画数を調べていたときに、私が使いたかった漢字の画数がかなり良いことにたまたま気付きました。なので「この漢字を使いたいから、この名前にしよう!」と言い切り、あっさり決まりました。 作画/さくら著者:山本えり40代、3歳の娘を育児中の40代母。日中は夫の店を手伝いながらマイホーム購入に向けて情報収集中。
2024年03月01日大人になったら、結婚して子どもを産むのが当たり前?なかには、大人になってからそんな‟当たり前”に違和感を覚える人もいるようで……。今回は、自身の体験談を元に漫画を描く漫画家キクチさん(@@kkc_ayn)の漫画『事実婚の理由』を紹介します。いざ自分が改姓するとなると……幼いころから、自分も大人になったら結婚をして子どもを産むと考えていたキクチさん。結婚をしたら女性側が苗字を変えることも、‟当たり前”だと捉えていました。しかし、実際にパートナーを持ち結婚を意識すると……?自分の名前が好き!つながりを大事に……互いを尊重することの大切さ……長年生きてきた名前への愛着や家族との繋がりから、苗字を変えたくないと思い始めたキクチさん。彼や彼の家族から、理解を得られないのでは……とモヤモヤしている様子。しかしその後のお話で、夫はキクチさんの意見を尊重し、2人の納得する形で事実婚へと踏み出すことになるのでした。皆さんは、この漫画をどう感じましたか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@kkc_ayn)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月28日私たち夫婦は、結婚後すぐに子どもを持ちたいと考えていたものの、なかなか妊娠できずにいました。夫には前妻との間に7歳になる双子の女の子がいるので、子どもができない原因は私にあると思っています。それもあってか、義母はことあるごとに私に「嫁失格」と言います。前妻が夫と離婚したのは、子どもが女の子だということをいびったからだという親戚の噂も、あながち間違いではないのかもしれません。双子の親権は前妻が持っています。夫は養育費の振込みを続けているものの、ほとんど面会はできていません。時折さみしそうな顔を見せる夫に、もう一度子どもを抱かせてあげたいと思っていました。突然の別れそんなある日、前妻が交通事故で突然この世を去ってしまいました。夫と私が急いで葬儀に向かうと、そこには遺影の前でシクシクと泣く双子の姿が……。夫は双子のもとへ歩み寄り、そっと肩を抱いていました。 その姿を見ていた親族らしき人たちが、双子の面倒は誰がみるのかとヒソヒソ話しています。どうやら、前妻のご両親もすでに亡くなっていて、双子を引き取る人がいないようです。このままでは2人揃って施設に入るか、好意的ではない親戚の家に別々に引き取られることになるでしょう。 双子のママになる!小さい体を寄せ合いながら泣いている双子の姿を見て、私は自分が育てると覚悟を決めました。もちろん義母は大反対しましたが、押し切る形で双子を迎え入れ、4人での生活が始まったのです。 しかし、子どもたちとの生活は思っていた以上に大変でした。何より、双子は私に懐きません。夫が丁寧に説明しても「あなたはママじゃない」とくり返し、お世話をしようとしても拒否します。 心が折れそうになっていたある日、心労が重なった私は家で倒れてしまい、救急車で病院に搬送されてしまったのです。 義母の入れ知恵病室のベッドで目を覚ますと、ベッドの脇で双子が泣いていました。状況が理解できずにいると、私が目を覚ましたことに気付いた夫が、双子が私に懐かなかった理由を静かに話し始めました。 双子は義母に「お前たちはママを不幸にする疫病神だ」と言われていたとのこと。それを信じた双子は「ママと認めてはいけない」「もう二度と自分たちのせいで誰かを失いたくない」と思い、冷たい態度を取っていたそうです。こんな小さな子どもにそんなひどいことを言うなんて、信じられません。義母と一緒にいたら、私たちも双子も不幸になってしまいます。私たちは義母から離れたところに引っ越すことに決めました。もう連絡を取るつもりもありません。「私たちは親子になれる」私が倒れたのは双子のせいではないと伝えると、ふたりはホッとした顔を見せ、見たことにない笑顔で笑いかけてくれました。その顔を見て「私たちは親子になれる」と確信したのでした。 その後、ふたりは私に甘えてくれるようになり、私は念願のママになった喜びを噛みしめながら暮らしています。 ふたりはママを失った深い悲しみを二度と味わいたくないと必死だったのでしょう。双子の気持ちを思うと胸が痛みますね。これからはたくさん楽しい思い出を作りながら、幸せに暮らしてほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月27日子どもの3歳児健診での出来事です。当時、私の子どもの育児に悩み、私がいけないのかなと思ったりしつつ、子どもの成長について気になっていました。しかし、保健師さんに相談をすると、まったく予想もしていなかった衝撃の回答が返ってきたのです―。 知らないうちに育児について悩んでいた私は、健診で面談をしてくれた保健師さんに、今のままでいいのかと子どもの気になっていることなどを伝え、相談をしてみました。 いろいろと話しているうちに、保健師さんからはちょっと大人しくて慎重な性格の子どもというだけで気にすることはない、また子育ても大丈夫と言われホッとしたのしたのですが……。 それよりも保健師さんは私のほうが気になると言い出したのです。 当時、私は第2子を出産したものの、その子を病気で亡くしたばかりだったので、自分でも気が付かないうちにうつ状態に陥っていたようです。 保健師さんに私の状態を心配されたことで、病院に行く決断をすることができました。うつ病の治療をした今は快適な生活を送っています。子育てに必死な時期だからこそ、自分のケアも大事にしなければならないと気付かされた出来事でした。今は私のことを気にかけてくださった保健師さんの助言にとても感謝しています。 イラスト/まげよ監修/助産師 松田玲子著者:中山早紀
2024年02月27日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。しかしキキちゃんのことは自分が産んだはずのに、誰か他の人が産んだ子を預かって育てている感覚がありました。わこさんは緊急帝王切開で全身麻酔をしており、出産時の記憶がないことが原因の1つだと考えています。自分が産んだ子だと思えないわこさんですが、キキちゃんへの愛情はたっぷり! 慣れないながらも育児も頑張ります。しかし、その胸の内にはある不安がありました……。 問題ないように見えて、実は… 周りのお母さんと比べても、子どもに対する接し方に変わりはないわこさん。 しかし、元々パニック障害を抱えていたわこさんは、現実に心が追い付いていないと産後感じていたのです。 そしてある日、出産したはずの子どもがクマのぬいぐるみになり、パニックを起こすという悪夢を見てしまったのでした。 何の問題もなく順調に見えたわこさんの子育て生活でしたが、元々抱えていたパニック障害や、出産時の記憶がないことで「自分が産んだ子だと思えない」と感じていることから、ついに悪夢を見てしまったようです。 わこさんがこのまま思い詰めることがないよう、誰かに心の内を話せると良いですね。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月17日娘・キキちゃんを出産し、母になったわこさん。しかし、キキちゃんのことは自分が産んだはずのに、誰か他の人が産んだ子を預かって育てている感覚がありました。そしてキキちゃんが夫にそっくりで、自分に似ていないことに改めて気づき、わこさんの疑念は更に深まります。自分が産んだとは思えない理由に、わこさんは思い当たる節がありました。 きっと原因はこれだ… わこさんは緊急帝王切開の際、全身麻酔をおこなってキキちゃんを出産。麻酔で眠りにつき、目覚めたときには出産が終わっていました。 このことからわこさんは、自分が出産した瞬間の記憶がないため、「産んでいない」という感情になったのではないかと思っています。 しかし、自分の子だと思うことは難しくても、わこさんは愛情たっぷりに育児をし、自分の子が一番かわいいと思っているのでした。 出産の方法やそのときの感覚は人によって異なりますが、わこさんのように出産時の記憶がなければ、「自分は出産をしていない」という感覚を持ってしまうこともあるのかもしれません。そんなわこさんですが、娘に対する愛情は人一倍強いようでよかったですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター わこ
2024年02月16日子どもが生後6カ月ごろのこと。私の健診があったため、隣の建物で暮らす義母に、健診の時間だけ子どもを預けることにしました。しかし、帰ってみると、子どもがまさかの事態になっていて…。どうしてこうなるの!? 義母の行為が信じられない!子どもが生まれてしばらくしたころ、私の健診があり、隣りに住んでいる義母に子どもを見てもらうことに。子どもを預けるときには、着替えやおむつを一緒に渡しておきました。 そして、健診を終え、子どもをお迎えに行ったら……。なんと、義母は預けていた着替えを、すべて子どもに重ね着させていたのです。しかも、義母が「この子、熱あるんやないやろか? 顔真っ赤なんやけど」と言うので、私はあわてて子どもの服を何枚か脱がせ、病院に急行。医師に診てもらうと「なんで、こんなに着せてるの? そりゃ暑いわ。熱中症気味や!」と、怒られてしまいました。それでも義母は「目の前にあったから、着せなあかんかと思って」と言うのです。 仕事から帰った夫にこのことを伝えると、「もう預けたらあかん。自分の親ながら情けない」と。夫が味方になってくれたので、私はほっとしました。 その後も、義母は「私のせいちゃうで。だって服着せただけやもん」と言い張る始末。あまりの話の通じなさに、その後しばらくは、隣の建物にもかかわらず、顔を会わせないようにしました。義母はご近所さんに「孫を全然見せてくれへん」と愚痴っているようでしたが……。 結局、こちらの話を聞いてくれない義母には、3カ月ほど子どもを会わせませんでした。さすがの義母も、ほんのちょっとまずいと思ったのか、しばらくおかずを持ってきるなどして、こちらのご機嫌取りをしておられました。 作画/きりぷち著者:坂倉美希
2024年02月15日自分の意思を相手に伝えるとき、受け入れられるか否定されるか考えると怖いですよね。もし自分は子どもを持たないと決めていたら、あなたは気になる人に話をしますか?今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』をご紹介します。持病があり……持病を理由に子どもを持たない選択をしているリノさん。彼とは、マッチングアプリで知り合います。会った初日から馬が合いますが、彼が子ども好きだと知って……。彼は話を聞くと……?受け止めてくれて……告白された……!子どもがいなくても大丈夫……?リノさんの話を聞き、子どもが好きなのは変わらないものの、大事なのは誰と一緒にいたいかということだと語った彼。すべてを分かったうえで告白してくれた彼とリノさんは付き合うことになり、順調にいい関係を築いていきます。その後、子どものことでぎくしゃくする2人でしたが、2度の手術を受けたリノさんに彼は子どもの話をしなくなったのでした。すべてを受け入れてくれた彼……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月14日大事な人にこそ、打ち明けるのに勇気がいることもありますよね。もしあなたが持病を理由に子どもを持たないと決めていたら、いいなと思っている人に打ち明けますか?今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』をご紹介します。持病があり……持病を理由に子どもを持たない選択をしているリノさん。夫もそれを了承しているのですが、ある日子どもが欲しいと言われます。そんな夫との出会いは、マッチングアプリ。会った初日から馬が合い……。リノさんが抱えているものとは?病気を打ち明け……事情を伝え……彼の反応は……?子ども好きなのであれば、彼は自分との将来は考えられないのではないかと思ったリノさん。彼に自分の病気や子どもは持たないという意思を伝えますが、彼はリノさんに交際を申し込みます。その後、一度子どものことでもめた2人でしたが、2度の手術を受けたリノさんに対し夫は子どもの話をしなくなったのでした。子どもを望まない自分に対し子どもが好きな彼……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月13日娘が小学生になったタイミングで、性教育や生理についてきちんと教えたいと思っていました。しかし、その矢先、ある出来事が起きて……。 大人の体の仕組みが気になる娘娘が小学生になると、性に関する質問を多くしてくるようになりました。「生理って何?」「子どもを産むのって痛いの?」などと、体の仕組みが気になっている様子。質問をされるたび、私は図鑑や本などを使って丁寧に説明をしていたのですが、幼い娘はイマイチ理解していない感じでした。 まだ娘は幼いし、だんだん理解するようになるだろうと思っていたある日のこと。生理痛で苦しんでいる私の姿を見た娘が「生理の血を見てみたい」と言い出したのです。さすがに経血を見せるのは私自身の恥ずかしさもありますし、何より経血を見たら娘が怖がるだろうなと思ったため、やんわり断りました。 けれど、その後もしょっちゅう生理について娘が聞きたがるので、「どうしてそんなに生理について知りたいの?」と聞いてみることに。 生理について説明すると?すると、娘は言いにくそうに「生理ってなんか怖いし、汚いと思ったの。どんなものか見てみたかった」と言うのです。娘が生理についてとてもネガティブなイメージを抱いていたことがわかり、私は少しショックを受けてしまいました。 「このままではよくない」と思い、生理用品や機能的な生理用ショーツを娘に見せて、使い方を実演。他にも、生理は大変だけれど自分の体調の異変にも気づかせてくれる大事なものであること、生理のつらさは人それぞれで、生理痛がひどいときは薬を飲めば軽減できることなども教えました。 できるだけ娘がポジティブに捉えられるよう、生理について一生懸命伝えた私。そして、恥ずかしかったですが、自分の経血がついたナプキンを娘に見せることに。 経血を見た娘はびっくりしていましたが、「これくらいの量の血が出るんだね。わかってよかった」とどこかホッとした様子。娘は、実際に経血を見て具体的なイメージを持てた結果、生理について怖いという不安がなくなったようで、それ以降は質問をしてこなくなりました。 性教育について、子どもに伝えるときは気をつかいますが、子どもの気持ちに寄り添って対応できてよかったと感じた出来事でした。今後も、もし性に関する質問を受けた場合は、その機会を逃さずに真摯に説明していきたいと思います。 著者/中野 迷子作画/ふるみ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ふるみ
2024年01月31日私が夫と結婚し、まだ子どもを産む前のことです。義両親にはすでに、義弟の娘である孫がいました。その孫が来ると、喜んで孫の世話を引き受けていた義両親。しかし、二人は決まって孫の世話を私に押しつけてきて……。 義両親に呼び出された理由は?義両親の初孫は、義弟の娘。義両親はそれはそれは初孫をかわいがり、遊びに来ると孫の世話を買って出て、義弟夫婦を2人で出かけさせていました。しかし問題はここから。孫の世話を引き受けたのは義両親なのに、近くに住む私に「ちょっと用があるから来て」と必ず義父から呼び出しがあるのです。夫は仕事に行っている時間なので私ひとりで義実家へ行くと、そこには義両親と生後半年ほどの赤ちゃん。義母のおしゃべりにつき合っていると、赤ちゃんが泣き出しました。 すると義父は、「ああ、お母さんはやらなくていいから。ほら、将来のための練習だよ」と言って私に世話をさせるのです。最初は訳がわからず「え? そういうものなの……?」と思いながら、勝手がわからないなりに抱っこをしたり、おむつを替えたりしていました。 孫の世話を押しつけられモヤモヤ…それからというもの、義弟夫婦が来るたびに呼び出され、赤ちゃんのお世話を強制されることにだんだんと違和感が。義弟夫婦は義両親のいないところで「お世話してもらってすみません」と言うものの、「あなたたちは口を出さなくていいから!」と強行する義両親に何も言えないでいるようでした。私が行くと義両親は孫の世話をしなくなり、「うんちしたんじゃない?」「ミルクあげて」「それじゃあ違う」と、指示やダメ出しばかり。しかも、夫が一緒に行ったときは、夫には世話を強要せず私にだけ赤ちゃんを任せます。夫に相談しても、夫はむしろ「よかったじゃん」と世話をさせてもらえることにうれしそう。私は義両親の行動に不信感を抱き、次第に適当な理由をつけて断りフェードアウト。コロナ禍を経て、義弟の子どもも大きくなり、世話も不要になっていきました。 最初こそかわいい赤ちゃんに触れられてうれしかったですが、何もしない義両親に押しつけられている感覚が強くなっていきました。そもそもまだ子どもを産むかも決まっていなかった時期。「子育ての練習」と称して、私だけに世話をさせる義両親にイラッとしてしまったのです。その後は義両親の考え方を理解した上で、うまく距離を保って立ち回ろうと決意したのでした。 著者:山口花イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年01月27日2024年1月23日、『ミキティ』の愛称で知られるタレントの藤本美貴さんが、自身のYouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ』を更新しました。お笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春さんの妻であり、3人の子供を育てる母親でもある藤本さん。YouTubeチャンネルでは時々、ファンから寄せられた、家庭に関する悩みに返答しています。「息子を産んで後悔している」という悩みに、藤本美貴がかけた言葉今回も、藤本さんの元には、多くの人から夫婦関係や子育てに関する悩みが寄せられた模様。集まったメッセージの中には、「男児が生まれたけれど、女児のほうがよかった」と苦悩する、29歳の女性からの相談もありました。子供が生まれるまでは、元気であれば性別についてはどちらでもいいと思っていたのですが、産んでからは性別について「女の子だったらよかったのに」と思うようになってしまいました。理由は、男の子は将来、実家と疎遠になってしまうことが多いことや、娘だと将来一緒にお買い物や旅行に行けたり、孫の世話ができたりするところが多いのに、(息子だと)それらは恐らく難しいだろうと思うからです。ネットでは、「息子は嫁に取られる」とかもいわれていますし。ハロー!ミキティ / 藤本美貴ーより引用夫が両親と仲が悪い点に加え、外出中に母親と息子の組み合わせを目にする機会が少ないことから、自身と息子の関係性に不安を感じるという女性。経済的な理由からこれ以上子供を増やすことも難しく、「息子を産んだことを後悔している」と強い不安を明かしました。男児との向き合い方や、育てるコツについて、アドバイスを求められた藤本さんは、まず「息子と孫は、将来的に、息子の結婚相手のものになると思ったほうがいい」とコメント。続いて、悩みを抱えている女性に向けて、このように自身の意見を述べました。だからこそ、自分のところにいる間はすごい愛情を注いであげたいし、「いい感じのマザコンに育てたいな」って思ってるんですよ。なんかその、なんでも「お母さん~」って来るようなマザコンは嫌だけど、いつもどこか(頭の)片隅にはお母さんがいて、「お母さん元気かな」とか「ちょっと、たまに電話してみようかな」とか、いい具合のマザコンに育てたいなって思ってるんですけど。で、その旦那さんが大人の男で、実家との関係性っていうのを横で見てるわけじゃないですか。間近で。でも、それは旦那さんと旦那さんのお母さんとの関係性であって、私と、この自分の子供との関係性ではないから、こっから築いていけばいいだけじゃないですか。ハロー!ミキティ / 藤本美貴ーより引用藤本さんも、男児を育てる母親として、この女性と似たような不安がよぎったことはあるのでしょう。女性の気持ちに寄り添いながら、あまりほかの母親と息子の関係性を悪い意味で意識しすぎないよう、優しいアドバイスをしました。また藤本さんは、将来的に息子が結婚した場合、『我が子を取られる』ととらえるのではなく、そのパートナーも同様に愛することを進言。我が子が大人になり、独り立ちするまでの間に、2人が幸せになれる関係性を築くことが何よりも大事であると説きました。自らも子育てを経験したからこその、藤本さんの言葉に、多くの人から共感する声が上がっています。・ミキティの言葉はいつも優しくて、安心します。こういうところが大好き。・すごい泣けた…。自分も「将来は離れちゃうのか」とさびしくなるけど、今を大切にしたいな。・まさにそれ!「息子だから」「娘だから」じゃなくて、長年築いてきた関係性によると思う。子供の成長は、嬉しさを感じると同時に、さびしさをぬぐえないもの。しかし、そういった思い出の積み重ねが、親子の人生をより美しくしてくれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月24日■これまでのあらすじ母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。「ママが守ってた小さな女の子はもういないのね」と話す母親の言葉を耳にした瞬間、これまでの記憶がどっと溢れてきた志乃。母親のことで悩み苦しんだ過去もあるけれど、あの時の大切な思い出とともに、小さな志乃が心の片隅にいることを感じるのでした。■志乃の中にいる小さな女の子は… ■私の一番大切なところで生きてる「子どもの私は消えないよ」と母親に伝える志乃は、これまでの辛い体験も自分にとってすべて必要なことだったのだと感じるのでした。そして、「母親が守ってくれた小さな女の子は、一番大切なところで生きている」——そう口にする志乃が真剣な面持ちで母親に告げた言葉とは…。次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2024年01月14日私は若いときからあまり体が強くなかったので結婚も出産も諦めていました。しかし29歳のとき、長くお付き合いしていた人の子どもを妊娠。病院の先生には「産んで育てるのは無理だ」と言われ諦めようとしたのですが、両親や夫に皆で育てようと言われ結婚して子どもを産むことにしました。 念願のわが子…私の体のことを考え、両親と同居を開始。諦めていたわが子、そして両親にとって孫は無条件にかわいくて家族全員が過保護になってしまいました。何でも「そのままで良いよ」「やっとくから良いよ」と何でもやってしまい天使ちゃんと呼び続けた結果、もう19歳なのにゴミの種類もわからず、片付けもできずと何も知らない何も出来ない子になってしまいました。 私はこのままではいけないと思い少しずつ自分でやらせるようにしているのですがおじいちゃん、おばあちゃんは過保護のまま。かわいいからこそ将来を考えていろんなことを教えてやらせるべきだったと思っています。少し遅くなってしまいましたがこれからは自分でできることを増やしてあげたいと思っています。 作画/きょこ著者:堂本晴斗1児の母であり、専業主婦。体験談を中心に執筆中。
2023年12月24日私には、子どもを同じ幼稚園に通わせていたママ友が数人いました。子どもたちの何げない行動が、ママ友との関係性を大きく変えることになったお話です。仲良し5人の子どもとママ友親しかったママ友仲間は5人いて、全員が第1子を同じ幼稚園に通わせていました。皆、家が近所ということもあり、子どもが幼稚園から帰って来た後もよく一緒に遊んでいました。ママのほうも穏やかな方が多く、良い関係を続けていたのです。子どもが分かれて遊ぶように子ども同士のことなので、特に大きなきっかけはなかったとは思うのですが、いつからか5人の子どもが3人と2人に分かれるように。その中で子どもが入れ替わることもなく、顔ぶれはいつも同じでした。当初はそれほど気にならなかったのですが、少しずつ3対2の関係が対立的な状況になってきたのです。「せっかく仲良し5人組だったのにな」と思いましたが、もしかすると子どもながらに何か事情があるのかもしれないし、1人だけ外れているわけでもなさそうだったので、あまり気にしないことにしたのです。ママも自然と全員で集まることが減り…子どもが2人と3人で分かれて遊ぶことが増えたので、自然とママたちも5人で集まる機会は減りました。私はちょっと寂しい気持ちもありつつ、「一時の辛抱かな」「子どもが成長していく過程で環境が変化することもたくさんあるしな」と、ここでも特に気に留めていませんでした。ところが、2人になった子どものママが、「他の3人がうちの子たちを仲間外れにしている! ひどい!」と訴えてきたのです。それだけでなく、「親も仲間外れにされている」と……。他の3人は誰もそんなつもりはなかったのに、彼女の訴えはどんどん強くなり、ついには園長先生や保育士さんまで巻き込む事態になってしまったのです。まとめ結局、訴えてきた親子は幼稚園をやめ、転園しました。子ども同士の関係に親がすべて介入するのは難しいところですが、せめてママとの関係にはもう少し気をつかって付き合っていったらよかったかなと思っています。(60代/女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月20日私は2年前に結婚したアラフォーの主婦です。夫は再婚・子持ちだったため、私は妻になると同時に小学生の女の子の母になりました。しかし、夫との子どもはいまだ授かっておらず、私はずっと不妊治療をしていました。不妊治療を暴露したボスママ私が不妊治療を始めたのは、1年くらい前。誰にも知られたくなくて、こっそりと産婦人科に通っていたのですが、ある日、その前を通りかかったPTA会長のボスママに、不妊治療をしていることを気付かれてしまいました。そのとき私は、「内緒にしてほしい」とボスママにお願いしたのですが、ボスママは、PTA会議で私が不妊治療をしていることを公にしたのです。そして、「子どもを産んだことがない人には、子育ての苦労が絶えない私たちの気持ちはわからない」とも言われました。私は、「産んでいなくでも、子育てはしています」と反論しようと思いましたが……ボスママの娘はうちの娘と同級生。娘のためにもボスママとの関係を悪化させてはいけないと、我慢しました。家族には心配を掛けたくなかったので、この事件のことは黙っていたのですが、少したったころ、娘からこんな連絡がありました。「ママ、この前のPTAで何かあったでしょ」「え?何もないよ??」「とっておきの作戦があるからあたしに任せてよ!」どうして知っていたのかを聞くと、ボスママの娘がPTA会議をのぞいていたようで、一部始終を娘に話していたようです。娘が言った、“とっておきの作戦”が何なのかよくわかりませんでしたが、「無理はしないでね」とだけ伝えました。娘が実行した作戦とはあの事件依頼、学校の行事にはなるべく参加しないようにしていたのですが、その1週間後、授業参観があったので私は久しぶりに学校へ行きました。この日はホームルームの様子を見学し、子どもたちは、事前に書いた作文を発表しました。娘の番になり、ドキドキしながら後ろから見守っていると、娘は堂々と作文を読み上げました。「私のお母さんは、私が生まれてすぐ事故で亡くなってしまいました。でも、私は寂しい思いを一度もしたことがありません。今のお母さんがずっと一緒にいてくれたからです。この前、PTA会議でお母さんは、赤ちゃんができないことを笑われたけれど、私は恥ずかしくありません。だって、赤ちゃんができなくても、世界一のお母さんだから」私は目頭が熱くなると同時に、娘があの日話していた“とっておきの作戦”は、このことだったのだと気付きました。娘に大きな拍手が送られると、ボスママは隠れるようにその場を立ち去りました。ボスママの言動が改善その後ボスママが、子どもができない私に嫌みを言うことはありませんでした。私は、あのとき娘の作文を聞いたボスママの娘が傷付いていないか心配しましたが、ボスママの娘も「人が嫌がることを平気でする母親を何とかしたい」と思っていたようで、娘にお礼を言ってきたそうです。今回の事件は、娘のために耐えるしかないと思っていたのに、私が娘に救われる結果となりました。これからは、不妊治療はほどほどにして、目の前にいる娘にたっぷりと愛情を注いでいきたいと思います。--------------授業参観を利用した娘のアイデアは、ナイスでしたね! 誰も喧嘩することなく、ボスママの言動を改善させることができました。そして、娘からの思いを受け取り、親子の絆がより深いものになりましたね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年12月15日結婚当初から「女の子を産んでちょうだい!」とせがんできた義母。しかし、私たちの1人目の子どもは男の子でした。納得がいかなかった義母は、2人目の妊娠がわかった途端、またもや義母は「女の子を産め」と、私にプレッシャーをかけてきました。さらに、今度は夫まで義母に加勢して――?2人目の妊娠を夫から聞いた義母は、私のもとへ突撃してきました。そして、開口一番「次の子は絶対に女の子じゃないと許さないからね」と言ったのです。 次は女の子じゃないと…早くに離婚した義母の子どもは息子、つまり私の夫のみ。しかし、義母は女の子を育てるのが夢だったと言います。ですが、私に押し付けられても困ってしまいます……。 「名前は何にしようかしら」「あ、男か女かわかったらすぐに報告しなさいね」と、どこまでも自分勝手な義母。子どもは授かりもの。私は性別に関係なく、子どもたちには平等に愛情を注いで育てるつもりでおり、とても困惑していました……。 2週間後――。 夫の付き添いのもと、産婦人科で健診を受けた私。エコー画面を見ながら、医師はこうつぶやきました。 「まだわからないけど、男の子かもしれないね」。するとそのとたん、夫が激怒。医師につかみかかって「どうして女じゃないんだ!どうにかしろ!」と怒鳴りつけたのです。 医師も私も呆然。怒りがおさまらない様子の夫は、私を置いて先に帰ってしまいました。夫は義母にも話したようで、義母からは「あれだけ女を産みなさいって言ったのに、本当に使えない嫁ね」とメッセージが来ていました。 「次は女の子がいいって、毎日お医者様にもお電話でお伝えしていたのよ?」「それにしても、また男なんて……。本当に産むつもり?」 義母は毎日私の通う産婦人科に電話していたそう。義母のあまりの執着に、私は気持ち悪くなってしまいました。 私が何も言い返せずにいると、「あんたみたいな嫁、もらうんじゃなかったわ」「女を産めないなら、こっちにも考えがありますからね」と、義母は何やら企んでいる様子でした。 義母の信じられない企み 2日後――。 実家の母から「あなたの私物が突然送られてきたけど……。何かあったの?」とメッセージが届きました。すぐに母に電話をして確認すると、引っ越し業者が実家に来て、段ボール10箱くらいを置いて行ったそう。私の仕事中に、義母が勝手に私の私物を実家に送ったのです。 仕事から帰ると、ニヤニヤしながら義母が待ち受けていました。「荷物はちゃんとご実家に届いたかしら?」「離婚届はちゃちゃっとサインして、明日出しに行ってちょうだいね」「ちゃんと息子も納得してるわよ?」と言われて、私はびっくり。義母の言う通り、離婚届には夫の筆跡でサインが……。 何も話し合わずに離婚なんて……と思いましたが、今の義母や夫に何を言っても聞いてはくれないでしょう。義母はともかく、最近は夫まで幼い息子に対して冷たい態度を取っていたのです。 このままでは息子とおなかの子のためにならない……。そう思った私は、義母の指示通り、翌朝市役所に離婚届を提出し、その足で息子を連れて実家へ帰りました。 先に捨てたのはそっち月日は流れ、3年後――。 実家に戻った私と息子は穏やかに暮らしていました。家を追い出された時におなかにいた子どもも無事に産まれ、すくすく育っています。 そんなある日、私の母のもとに義母から「元嫁にどうしても伝えたいことがある」と連絡が入ったのです。私はすでに義母の連絡先をブロックしていたので、義母は仕方なく私の母に電話したようです。 母によると、義母は相変わらず自分勝手な物言いをしていたようですが、3年前より勢いは衰えていたそう。元夫が再婚し、その相手がなかなかくせ者で参っているとのことでした。 「一番信じられないのがその子、子どもは作らないって言うのよ!」「私ももう10年もすれば介護が必要になるし、今の嫁がしてくれるとは思えないから、そちらの娘さんに帰ってきてもらいたいのよ」「この際、男孫でもうちで育てることを許可してあげるから、それでどう?」 私に聞くまでもなく、母は「NO」とバッサリ。すると義母は、「娘が娘なら親も親ね」「こっちが下手に出てるからって調子に乗って……」と母にも暴言を吐いてきたそうです。 「男しか産めない無能女はいらないワ(笑)」「名前はリナちゃんになりました♪」「は?」 実は、私が実家に戻ってから産んだのは女の子。うちの両親も息子も大喜びで、かわるがわる世話を焼いています。ずっと女孫が欲しかった義母は、あ然とし一瞬言葉を失ったようです。 その後、「私だけでもあなたたちの家族に加えてくれないかしら?」「その女の子は私の孫でもあるんですから!」「自分たちだけで女孫を独り占めしないでちょうだい!」ととんでもないことを言い出した義母。 しかし、母は「先に孫を捨てたのはあなたです」と淡々と返したそう。その後も義母は電話口でひたすらわめいていたようです……。 その後――。 義母は、私となんとか連絡を取ろうとしていたようですが、すべて母がブロック。私と息子、娘は平和で穏やかな日々を送っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月14日