和やかな雰囲気で進んでいた会見の席上、秋篠宮さまの表情がこわばった。それは、記者からの質問の中に「眞子さまの結婚の見通し」という言葉を聞かれたときだった。そして「ええと……」と繰り返し言いよどみながら述べられた。「私は、娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは、私はわかりません」6月27日から10日間の日程で、ポーランド、フィンランド両国を訪問される秋篠宮ご夫妻。6月21日にそろって記者会見に臨まれた。昨年11月の会見では「二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべき」と毅然と述べられた秋篠宮さま。だが厳しい姿勢を見せた7カ月前とはうってかわって、今回は消え入りそうに小さな声だった。そして紀子さまも「(秋篠宮さまと)同じでございます」と発言されただけだった。秋篠宮さまに近い関係者が、お気持ちを慮る。「眞子さまと小室さんの結婚に関しては、状況は膠着状態です。いまは解決を急ぐタイミングではないとお考えなのだと思います。今年は皇室にとって非常に重要な即位関連儀式が続きます。秋篠宮家としても、まずはそちらを優先すべきというお気持ちなのではないでしょうか」しかし、皇室担当記者は苦い表情を見せる。「秋篠宮さまが皇嗣殿下となられて初めての会見です。今年1月には小室さんが金銭トラブルに関して説明する文書を発表しています。小室さんの動きを受けて、眞子さまのご結婚に関してさらに踏み込んだご発言があるはずだと、大きな注目が集まっていたのです。予想に反して、拍子抜けともいえる会見でした」象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、こう分析する。「ふだんは雄弁な秋篠宮さまが言葉少なだったのは、眞子さまと小室さんの結婚問題への対応がうまくいっていない証拠だと思います。眞子さまとコミュニケーションが取れていない、八方ふさがりといえる状況なのかもしれません。秋篠宮さまは、この問題については疲れ切っておられるような気がしました」小室さんの母・佳代さんに409万円の返済を求めている元婚約者のX氏も、代理人を通じてコメントを寄せた。《小室佳代さんとの間の金銭問題ですが、先方の代理人である弁護士からは話し合いの機会を求められています。これまでは私自身の体調など種々の問題があり、話し合いの場につくことができませんでしたが、現在も前向きに話し合いを持とうと努力をしているところでございます。そもそも金銭問題は小室佳代さんとの間のものであり、圭くんとの直接の問題ではないと考えています。その問題があることでお二人の結婚の障害になっているのであれば大変心苦しく思います。お二人のご結婚についての秋篠宮様のお話については、私は何か発言させていただく立場にはございません》
2019年06月27日秋篠宮ご夫妻は6月27日から7月6日まで、ポーランドとフィンランドを訪問される。お二人がはじめてご一緒に海外を訪問されたのは、’92年11月のこと。スリランカ、パキスタン、インド、タイの4カ国を20日間にわたって旅行された。1歳だった眞子さまはお留守番。ご結婚から2年4カ月遅れの“ハネムーン”だった。もっとも長く、9日間滞在されたのはインド。『女性自身』では、’92年12月8日号「紀子さま“夢のマハラジャ宮殿”にお泊りの夜!」で、同行取材の模様を詳報している(以下、《》内は同記事より)。世界文化遺産にも登録されている墓廟・タージマハルは、上皇后ご夫妻もご成婚の翌年の’60年に訪れた場所。秋篠宮ご夫妻に同行する関係者が「両陛下も同じ場所で、同じように記念写真をお撮りになりましたよ」と話しかけると……。《しきりに紀子さまをお撮りになっていた秋篠宮さまが、ご自分のカメラを報道のカメラマンに渡して、「すみませんがこれで写してくれませんか」と紀子さまとお並びになる。》上皇ご夫妻にならって、ツーショット写真をお撮りになったのだ。観光名所のアーメール城では、ご夫妻そろって象にお乗りになった。楽士が奏でる民族楽器・シタールの“象の行進曲”のメロディーに乗って、ゆらりゆらりと巨象が動く。ここで、象が予想外の行動を見せる。《ところが、5分ほどで突然立ち止まった。何ごとかと思ったらこれが象の生理現象!ものすごい勢いでジャーッ。モリモリ……。》なんと秋篠宮ご夫妻を乗せたまま、象がおトイレタイムに入ってしまったのだ。《殿下が気付いて紀子さまにそのことをささやくと、思わず口に手を当てて、顔を真っ赤にされていた紀子さま。》紀子さまを思わず赤面させた、ほほえましいハプニングだった。
2019年06月22日御代替わり以降、皇嗣殿下となられた秋篠宮さまと紀子さまのハードスケジュールが続いている。これまでのご公務に加え、天皇皇后両陛下が皇太子ご夫妻時代に受け持たれていたご公務のかなりの数を引き継がれたためだ。「特に秋篠宮さまは、地方へのお成りも多く、5月中旬以降はわずか1カ月で5回という過密ぶり。紀子さまを同伴されたものが5回、単独でのご出張は3回です。秋篠宮さまも50代半ば。宮内庁内では『このままのペースでお仕事を続けていくと、過労でお倒れになってしまうのではないか』という心配の声も上がっています」(皇室担当記者)ちなみに秋篠宮さま単独ご出張の内訳は下記の通り。・5月23~24日 宮城県『日本植物園協会第54回大会』ご臨席など・5月28~29日 愛知県『日本動物園水族館協会2019年度通常総会』ご臨席など・5月13~14日 滋賀県『第44回全日本愛瓢会総会・展示会』ご臨席などいずれの会も秋篠宮さまは総裁や名誉総裁を務められている。実は前出の皇室担当記者は“ある懸念”を抱いているという。「御代替わり後の、秋篠宮さまの激務は予想されていました。もちろん皇嗣殿下になられたからといって、すぐに数々の総裁職をお辞めにならなくてもよいでしょう。それにしても、このお忙しい時期に次々とお一人での“地方出張ご公務”の予定を入れていらっしゃるのは、現在の秋篠宮家のご家族事情が影響しているように思われてならないのです。宮邸でご家族といっしょに過ごすよりも、一人でいるほうがリラックスできるという、いわば“帰宅恐怖症”のようなご心境にあるのではないでしょうか」小室圭さんとの結婚問題を巡る、眞子さまと秋篠宮ご夫妻の深刻不和は依然として続いている。秋篠宮家の関係者は嘆息する。「よほど小室圭さんの話題にふれられたくないのか、眞子さまがご両親との会話を拒絶されている状態です。食事の席をともにされることを嫌がられることもあるそうです」そんな状況のなかで、紀子さまは一歩一歩、眞子さまの“心の雪解け”を求め続けられている。「最近では、紀子さまは眞子さまとの二人きりのご公務を増やしながら、冷え切った親子関係の修復を図ろうとされています。眞子さまは、小室さんの話題になると、すぐに口を閉ざされますが、ご公務についてなら会話もされるからです。宮邸では母娘で打ち合わせをされることもありますし、ご公務の場では、お二人で談笑されることもあります。しかし紀子さまと眞子さまの距離がわずかずつ縮まっているいっぽう、距離を縮める機会を持たない秋篠宮さまは孤立感をさらに深めていらっしゃるようです」(前出・皇室担当記者)東京農業大学客員教授として定期的に講義もされている秋篠宮さま。最近では研究室や大学の近くの店で大学関係者とお酒を飲まれる機会も以前より増えているという。
2019年06月21日即位後初の地方訪問として天皇皇后両陛下は愛知県を訪れ、約1万5,000人が駅前や沿道で歓迎した。一方で、皇嗣家となった秋篠宮家への風当たりが強くなっている。「天皇皇后両陛下に比べると秋篠宮家のご活動は報道されることも少なく、あまり注目が集まっていない状態です。数年前とは一転して秋篠宮家への支持が急落している原因には、一向に解決の糸口すら見えてこない“小室さん問題”があるとみて間違いないでしょう」(皇室担当記者)そんな中で最近目立ち始めたのが、紀子さまと眞子さま“母子同伴”でのご公務の増加だ。6月2日、横浜能楽堂で開催された特別企画公演「大典奉祝の芸能」に、紀子さまと眞子さまがおそろいでお出ましになった。お二人だけでカメラの前に姿を現されたのは、’18年4月以来だった。「5月11日から12日にも、お二人は京都を訪れ『大聖寺文化・護友会』の総会に出席されました。‘15年から会の名誉総裁をお務めの紀子さまは、毎年総会に出席されています。京都への“二人旅”では、ゆくゆくは眞子さまに名誉総裁職をお譲りになりたいといったお話もされたことでしょう」(宮内庁関係者)また、4月から5月にかけて秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さまは展覧会やコンサートに何度もそろってお出ましになっている。こうした母娘二人でのお出かけの増加こそが、紀子さまによる小室さん問題の解決、すなわち秋篠宮家の“窮地回復”への一手なのだと前出の宮内庁関係者は言う。「眞子さまと小室さんのご結婚は一刻もはやく破談にしたい――。それが秋篠宮ご夫妻のご本心でしょう。しかし令和となった現在、秋篠宮ご夫妻は“長期戦”を覚悟され、戦術変更をされたようです」小室さんはロースクールでの1年目を終え夏休みに入ったが、帰国の予定はないという。留学を終えるのは早くても2年後の予定だ。金銭トラブルの解決どころか、5月11日には「文春オンライン」で、小室さんによる“いじめ”の過去を小学校時代の同級生が告発。いまだに謝罪の言葉はないという。時間がたつにつれて、小室さんが解決すべき問題はむしろ増えていっているのが現状だが、秋篠宮家と親しい知人はこう話す。「それでも秋篠宮ご夫妻は、眞子さまのお気持ちを無視して破談にはできないとお考えなのです。今年3月、佳子さまは大学卒業にあたっての文書で《結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》と、眞子さまの結婚を後押しされました。憲法に明記された“婚姻の自由”は侵せない――。秋篠宮ご夫妻も当然、その認識はお持ちです」つまり、眞子さまに小室さんと結婚する意思がある限り、破談にすることはできないというのだ。はたして紀子さまは、どうやってこの現状を打開するおつもりなのか。前出の皇室担当記者は言う。「紀子さまは、眞子さまと二人きりでの公務を増やされながら、まずは冷え切った親子関係の修復を図ろうとされているのです。眞子さまは小室さんについての話題になると、いっさい口を開こうとされないものの、ご公務についてならば素直に会話をされるといいます。本番に向けて打ち合わせを重ね、ご公務の場で談笑される中で、紀子さまは眞子さまと心を通わせたいとお考えなのでしょう」小室さんが渡米してから1年近く、眞子さまは直接会われる機会はないものの、スマートフォンで連絡を取り合っているという。「周囲の声に耳を傾けず、ひたすら自分の夢を追い続ける小室さんの価値観は、公を大切にする皇室の価値観とはまったく相いれないものです。眞子さまがひたむきに公務に取り組まれていくなかで小室さんの自分勝手な姿勢にきっと違和感を抱き“覚醒”してくれるはず――。紀子さまはそういった希望を胸に、眞子さまに連日の嘆願を続けていらっしゃるのでしょう」(前出・皇室担当記者)上皇さまは美智子さまとのご成婚に際し《お立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの》と話されたという。能楽堂で上皇ご夫妻が作られた『歌声の響』をお聴きになりながら、眞子さまもそのお言葉を思い出されたのだろうか。
2019年06月05日皇位継承を祝した琉球舞踊が、『歌声の響』に乗せて披露された。上皇さまが作詞、美智子さまが作曲された琉歌だ。客席に並んで座られた紀子さまと眞子さまは、その踊りにじっと視線を注がれていた――。6月2日、横浜能楽堂で開催された特別企画公演「大典奉祝の芸能」に、紀子さまと眞子さまがおそろいでお出ましになった。お二人だけでカメラの前に姿を現されたのは、’18年4月に絵本の展示会をご覧になって以来だった。5月下旬、トランプ米大統領夫妻が国賓として来日し、日本の皇室は世界中から注目を浴びることになった。「雅子さまは通訳に一切頼らずに英語で大統領夫妻と会話され、天皇陛下とともに存在感を発揮されました。その堂々たるお振舞いに、美智子さまの優雅さとはまた違った魅力を感じた国民も多かったでしょう。海外メディアからも絶賛の声が相次いでいます。皇后・雅子さまが“新時代の皇室”を世界に知らしめたといえます」(政治部記者)その一方で、皇嗣家となった秋篠宮家への風当たりが強くなっていると話すのは皇室担当記者。「歓迎式典の際には、雅子さまが紀子さまにアイコンタクトをとり、自然な形で大統領夫妻に紹介される場面もありました。お二人の関係の良好ぶりがうかがえます。しかし、紀子さまへのバッシングは日に日に厳しさを増すばかりです。眞子さまとの対立が報じられたり、お子さまたちの教育方針が疑問視されたりするだけではなく、紀子さまの父・川嶋辰彦さんや弟の川嶋舟さんの交友関係まで批判の対象になっています」令和に入ってからの秋篠宮ご夫妻はご公務にフル回転されている。宮中晩餐会の翌日も秋篠宮さまはお一人で愛知県に向かわれ、紀子さまは結核予防会の式典にご臨席されるなど、かなりの過密日程だ。6月下旬から10日間、ポーランドとフィンランドを訪問されることも決まっている。「ただ、天皇皇后両陛下に比べると秋篠宮家のご活動は報道されることも少なく、あまり注目が集まっていない状態です。ほんの数年前までは、適応障害でご公務を休みがちだった雅子さまに心ないバッシングが集中しており、精力的に活動を続ける秋篠宮家はむしろ皇室の模範と見られていたほどでした。一転して秋篠宮家への支持が“暴落”している原因は、一向に解決の糸口すら見えてこない“小室さん問題”にあるとみて間違いないでしょう」(前出・皇室担当記者)
2019年06月05日秋篠宮家の次女・佳子さまは6月3日、東京都港区の明治記念館で、第66回産経児童出版文化賞の贈賞式に臨まれた。大賞に選ばれたのはフォトジャーナリスト・豊田直巳さんの「それでも『ふるさと』」(農文協)。佳子さまは「東日本大震災による原発事故の影響で避難することとなった福島県飯舘村の様子を、震災直後から6年にわたり記録し続けた写真絵本です。つらい思いをしながらも、ふるさとを愛し、互いに協力し合う人々の姿に、胸を打たれます。この本は、震災当時を知らない子どもたちにも、深い印象を残すことと思います」と感想を述べられた。公務にお一人で出席し、お言葉を述べられるのは大学卒業以来、初めて。佳子さまは5分半にわたり、各賞を受賞した8作品すべてについて丁寧に感想を述べられた。この式典には、前年までは紀子さまが出席されていた。皇位継承に伴う公務分担の見直しで、紀子さまの出席は都合がつく場合に限られることになり、今回は佳子さまが出席された。「佳子さまは今年3月にICU(国際基督教大学)を卒業されました。今のところ大学院進学や就職の予定はないそうです。御代替わりで多忙になられた秋篠宮ご夫妻を支えるため、しばらくはご公務に専念されるおつもりなのでしょう」(皇室担当記者)
2019年06月04日御代替わりで皇嗣になられた秋篠宮さま。『女性自身』ではその幼少期から取材を続けている。この写真で当時7歳の天皇陛下に支えられている秋篠宮さまは、まだ1歳5カ月。どうして大号泣されているのか――。《さっきまで、自動車をさして、“ブーブー”とごきげんだったのに。南米へと出発なさるお母さまの姿が車の中に消えたとたん、淋しくてたまらなくなってしまったのだ。》(『女性自身』1977年5月22日号「おたたちゃま、行っちゃイヤ!」より)この日、上皇さま(当時は皇太子)と美智子さまは、22日間にわたる南米ご訪問へ出発された。ご両親が地球の裏側に国際親善へと向かわれるあいだ、兄弟でのお留守番となったのだ。陛下はお兄さまとして、ご両親の代わりにしっかりお世話をされた。陛下が日本橋高島屋へ買い物に出かけた日には、秋篠宮さまのおみやげにブリキの機関車を買って帰られた。東宮御所に着くとまっさきに動かしてお見せになったという。長いお留守番を終え、ご両親がお帰りになる日。東宮御所の玄関で待っていた秋篠宮さまは、車のドアが開かないうちに走りより、飛び立つように降りた美智子さまは、抱き上げてほおずりをされたのだった。
2019年05月25日秋篠宮家の長女・眞子さまは5月23日、長野県松本市で開催された「全国都市緑化祭」の式典に出席された。眞子さまは「皆さまが、かけがえのない存在である花や緑を慈しみ、全国各地で都市の緑化に取り組まれていることは、誠に意義深いことと思います」とお言葉を述べられた。「全国都市緑化祭」は、昨年まで秋篠宮ご夫妻が出席されていたご公務。5月11日に都内で開かれた「みどりの式典」に続き、眞子さまが秋篠宮ご夫妻から引き継がれている。また7月中旬には、日本人移住120周年を迎えるペルーとボリビアの訪問も検討されている。「御代替わりによって、秋篠宮ご夫妻は天皇皇后両陛下がこれまで担当されていたご公務の大半を引き継がれています。秋篠宮ご夫妻がなさってきたご公務の多くは、お子さまである眞子さまや佳子さまが引き継がれることになっています。眞子さまは博物館に週3日勤務されながら、ご公務にもフル回転される日々が続くでしょう」(皇室担当記者)
2019年05月24日悠仁さまを狙った“刃物事件”や小室圭さん問題など、苦難に見舞われている秋篠宮家。しかし、明るい話題もある。次女の佳子さまが初の外国公式訪問へ向けて調整中だと宮内庁が発表したのだ。今年の9月中旬から下旬にかけて、オーストリアとハンガリーを約10日間の日程で訪問される予定だという。胸をなでおろすのは宮内庁関係者。「実は、佳子さまはこの秋から留学されるのではないかという声もあったのです。お姉さまの眞子さまも大学卒業時、『進学や就職はせず、皇族として本格的に公務に取り組む予定』と宮内庁から発表がありましたが、半年後にはイギリスの大学院に進学されています。佳子さまにとっても、海外の大学院進学は魅力的な選択肢だったはずです。毎週お忍びでダンスレッスンを続けていらっしゃった佳子さまには、より自由な環境でダンスに打ち込みたいという思いもおありだったと思うのです」しかし佳子さまはダンスへの情熱をいったん“封印”し、ご公務に取り組まれる道を選ばれたのだ。秋篠宮家は御代替わり後、総力を挙げて公務にまい進している。秋篠宮ご夫妻は「全国『みどりの愛護』のつどい」の式典出席などのため、5月17~18日に鳥取県をご訪問。さらに秋篠宮さまは、6月中旬までに単独で3回の地方ご公務を予定するハードスケジュールだ。眞子さまも5月11日に「みどりの感謝祭」式典に出席され、22~23日には「全国都市緑化祭」ご臨席のため長野県を訪問される予定。さらに21日には、秋篠宮ご夫妻と眞子さまと佳子さまがそろってコンサートを鑑賞された。「秋篠宮家に逆風が吹く中で、国民の支持を取り戻すためには、やはりひたむきにご公務に取り組むほかはない――。小室さん問題をめぐって対立するなかでも、その点ではご一家の意見が一致したのでしょう。初の外国訪問に臨まれる佳子さまからは、その先頭に立って“秋篠宮家を救う”と言わんばかりの意気込みが感じられます」(皇室担当記者)皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんも期待を込める。「佳子さまは毎朝、赤坂御用地内をジョギングされているそうですが、職員を見かけると佳子さまのほうから『おはようございます』と挨拶されるそうです。そういった社交性と海外留学で培った語学力で、佳子さまが令和の時代の新しい皇室のイメージを形作ってくださるはずです。今年3月、大学ご卒業に際して発表されたご感想の中で《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》とつづられました。あえて堂々とご自身の考えを表明されたご姿勢は今の時代に合っていると思います」ただ、こういった佳子さまの発言に、一部週刊誌からは「『公』より『私』を優先」などと批判が上がった。前出の宮内庁関係者はこうした意見に反論する。「佳子さまは同じ文書の中で、上皇ご夫妻の60年にわたるご活動を《大変尊敬申し上げております》と綴っていらっしゃいます。また、天皇皇后両陛下についても《少しでもお二方のお役に立つことができれば誠に嬉しく思います》と語られています。上皇ご夫妻の思いを受け継ぎ、天皇皇后両陛下を支える――。その真摯なお気持ちは、きっとご公務で体現されることでしょう」秋篠宮家、そして国民の期待を背負って――。佳子さまはついに、国際親善の舞台へと足を踏み出される。
2019年05月23日秋篠宮家への逆風が止まらない。御代替わりによって皇位継承順位1位の皇嗣となられた秋篠宮さま。しかし、ご家族をめぐる問題は混迷を深めるばかりなのだ。平成最後に、悠仁さまが通うお茶の水大学附属中で起きた“刃物事件”。GW明けも休校が続き、事件から17日後の5月13日にやっと授業が再開された。「秋篠宮ご夫妻も衝撃を受けられた事件でしたが、一方でこの事件をきっかけに“皇嗣家の警備体制”を疑問視する声も上がっているのです。秋篠宮さまは皇嗣となられてからも、従来の警備体制のままにしてほしいと望まれていました。交通規制で国民に迷惑をかけたり、国民との距離が遠ざかったりすることを懸念されていたのです。ただ、’16年11月にも悠仁さまを乗せたワゴン車が追突事故を起こしています。悠仁さまの車両の前に警備車両がいれば防げた事故だったという見方もあります。これ以上、悠仁さまを危険に晒すわけにはいきません。警備体制の再考は急務ではないでしょうか」(皇室担当記者)さらに眞子さまのご結婚延期をめぐっても、秋篠宮ご夫妻が訴えていた“慎重論”が、意外に支持されていない実情が明らかになったのだ。5月16日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)は「眞子さま・小室さんの結婚応援できる?」と題して100人に街頭アンケートを実施。なんと「応援できない」はわずか19人だった。一方、「応援できる」は42人、金銭問題の解決などの条件付きで応援できるという意見が39人。大多数がお二人の結婚に賛成という結果だったのだ。「眞子さまと小室さんの結婚の意志は変わっていないとされています。皇族というお立場を鑑みても“結婚においては当人の気持ちが重要”――。国民の多くも、そう考えているのかもしれません。しかし、秋篠宮ご夫妻は、不可解な行動を取り続ける小室さんに、非常に強い不信感を持っています。眞子さまとのご結婚には断固として反対する姿勢です。親子間の対立が、いっそう深まることも懸念されます」(前出・皇室担当記者)
2019年05月22日秋篠宮家の長男・悠仁さまは3月15日、お茶の水女子大学附属小学校を卒業された。4月には同大附属中に内部進学される。「悠仁さまが5年生のころには、都内の有名私立中の文化祭に紀子さまと参加される姿が目撃されています。他校への進学も模索されたようですが、紀子さまは昨年の夏ごろには、悠仁さまの受験を回避し内部進学するという決断をなさっていたと思われます」(皇室担当記者)実は昨年の夏休み、同級生の男子児童が勉強漬けの日々を送るなか、紀子さまは悠仁さまに「スパルタ帝王教育」を課していたのだ。その1つが、標高3,180mを誇る槍ヶ岳登山だ。山頂は“槍の穂先”と呼ばれ、岩場をはしごや鎖でよじ登らねばならない。昨年8月3日、山頂に居合わせた会社員女性はこう語る。「悠仁さまはチェックのシャツを着た登山スタイルで、ヘルメットもしっかり被られていました。悠仁さまがはしごを降りるあいだ、山頂へのはしごは“一時通行止め”になっていたのですが、紀子さまは登山客に『皆さん、お待ちになってくださっているのですね……』と申し訳なさそうにおっしゃっていました」槍ヶ岳は、山岳ガイドも「地元の子供も、1年がかりでほかの山を登って実力をつけてからでないと登りません」と言うほどの難所。紀子さまはなぜ、悠仁さまにこれほどの試練を課したのか。「同級生と比べても線が細い悠仁さまに、集団の中でも負けない体力と度胸を培ってほしいという願いで、過酷な槍ヶ岳登山を命じられたのだと思います。また登山は、皇太子さまと共通の話題にもなります。次期天皇と距離を縮め、身近でその立ち振舞いを学んでほしいとのお心遣いがあったのでしょう」(皇室担当記者)昨年の夏休み、悠仁さまは紀子さまとお二人で広島市の平和記念公園に足を運ばれるなど、戦争の歴史とも向き合われた。受験勉強よりも貴重な経験を積まれ、悠仁さまは中学校に進学される――。
2019年03月15日秋篠宮ご一家は2月10日、御仮寓所へと引っ越された。秋篠宮邸が改修工事に入るため、ご一家は3年間この建物に仮住まいされる。「御仮寓所の建設費は9.8億円。引越し費用や備品代も含めれば10億円を超えます。さらに秋篠宮邸の改修には、33億円もの予算が計上されています」(皇室ジャーナリスト)秋篠宮ご夫妻は、なぜこのタイミングで秋篠宮邸の改修を始め、多額の費用をかけて御仮寓所の新築と引っ越しを断行されたのだろうか。宮内庁関係者が語る。「秋篠宮ご一家が、現在は皇太子ご一家がお住まいの東宮御所に引っ越されるという案もあったのです。しかし両陛下が長年の思い出が詰まった東宮御所での生活を望まれたため、手狭な秋篠宮邸の改修が必要となりました。御仮寓所には3年しか住まわれませんが、その後は職員の事務棟や収蔵庫として使われます。皇嗣となられる秋篠宮さまは、万全の準備を整えられているのです」前出の皇室ジャーナリストは、秋篠宮ご夫妻にはもう一つのもくろみがあると語る。「実は御仮寓所が建った場所には、もともと秋篠宮ご夫妻が新婚当初を過ごされた“旧御仮寓所”があったのです。思い出の場所で過ごす3年間で、なんとしても眞子さまを『脱・小室圭さん』に導かなければならない――。秋篠宮さまには並々ならぬご決意がおありのようです」見取り図を見ると、御仮寓所のすぐ脇には小さな池がある。当時、秋篠宮ご一家を取材していた記者が懐かしそうに語る。「これは『ナマズ池』ですね。秋篠宮さまが研究対象のナマズを飼うために造られたのですが、眞子さまも餌やりをされていました。眞子さまや佳子さまがお小さかったころには、記者たちも気軽にお訪ねできる雰囲気でした。ご姉妹と庭で遊んだこともありますが、眞子さまが“佳子ちゃん”とお呼びになって、ほほ笑ましいお姉さまぶりだったのを覚えています。秋篠宮ご夫妻がナマズ池を残されたのも、『あのころを思い出して』という眞子さまへのメッセージかも知れませんね」小室さんは’21年5月にロースクールを修了予定。秋篠宮邸の改修が終わる’22年3月までには金銭トラブルも決着し、ご結婚か破談かの結論もついていることだろう。3年後、眞子さまがお住まいになるのは小室さんとの新居なのか、それともピカピカの秋篠宮邸なのか――。
2019年02月21日数台の報道カメラが待ち構えるなか、2月15日の10時45分ごろ秋篠宮さまを乗せたお車が皇居へと入っていった。その5分後、皇太子さまも皇居へ――。「月1回の定例となっている、天皇陛下との“三者会談”が開かれたのです。会談後は美智子さまも同席されて昼食を召し上がられたようです」(皇室担当記者)皇太子さまは13時20分ごろ皇居をご退出。しかし秋篠宮さまはなかなか姿を現されない。やっと秋篠宮さまのお車が皇居を出ていったのは14時50分。実に90分もの間、両陛下との会談が続いていたことになる。前出の皇室担当記者は深刻な表情を見せる。「今回は1月22日に小室圭さんが借金トラブルの“釈明文書”を公表してから、はじめての会談と思われます。小室さんをめぐる問題を話し合われたとみて間違いないでしょう。両陛下は眞子さまのご様子を非常に心配されているはずです。秋篠宮さまは、お代替わりの直前までこのトラブルを収束できなかったことを釈明されたことでしょう」しかし、眞子さまの結婚の意思は変わっていないとみられている。「ご両親でも無理やり破談にすることはできません。結局、ご結婚延期状態のまま眞子さまの心変わりを辛抱強く待つしかないのです。そのような実情をお聞きになり、両陛下も憂慮を深められたことでしょう」(前出・皇室担当記者)
2019年02月20日2月7日、秋篠宮ご一家の「御仮寓所」の外観が公開された。秋篠宮邸が改修工事に入るため、ご一家は3年間この建物に仮住まいされる。宮邸の隣に建設された御仮寓所は鉄筋コンクリート造り3階建て。延べ床面積は約1,378平方メートルで、建設費は約9億8千万円だ。本誌は赤坂御用地が所在する港区役所で、御仮寓所の「建築計画概要書」を入手。そこには、建物の概要がわかる見取り図もあった。建築計画概要書を見て、ベテランの建築士はこう語る。「建設費は坪単価に換算すると約235万円になります。ホテルでも内装費を含めて200万円前後なので割高に思えますが、皇族方のお住まいですし、内装にもお金がかかっているのかもしれません。窓が極端に小さく、セキュリティを最優先した建物のようです。要塞のような外観で、あまりお住まいに適しているとは思えませんが……」1階は応接室や執務室のある公室部分。2階と3階には事務室や厨房、そして秋篠宮家の居間や書斎、ご一家それぞれの部屋があるプライベート部分となっており、この床面積は523平方メートルだ。秋篠宮ご一家は2月10日、御仮寓所へと引っ越された。もちろん眞子さまもお引っ越しされたのだが、そこは眞子さまにとって“住むはずではなかった家”だと言うのは皇室ジャーナリスト。「御仮寓所の着工は’17年1月で、ご婚約内定報道があったのは同じ年の5月。宮内庁はこのころからお二人のご結婚後の新居として都心の2LDKや3LDKのマンションを探していました。そして当初の予定では昨年の11月4日、眞子さまは小室さんと結婚式を挙げるはずだったのです。しかし小室家の金銭トラブルが発覚し、ご結婚は延期に。眞子さまがご家族と一緒に御仮寓所に住まわれることになったのは、まったくの想定外でした。御仮寓所にはご一家5方それぞれのお部屋があるそうですが眞子さまのお部屋は“急造”されたのでしょう」皇室ジャーナリストは、眞子さまの複雑な胸中を慮る。「お引っ越しの作業は秋篠宮ご夫妻のご指示で職員や引越し業者が行いました。もちろん眞子さまのお荷物もありますから、引っ越しの段取りについて紀子さまとお話しになることもあったそうです。ただ、秋篠宮ご夫妻と眞子さまの会話はそれ以上増えることはなく、ほとんど“無言の引っ越し”となったといいます」約400万円の金銭トラブルによって小室さんとの結婚は延期となったが、御仮寓所の建設費は9.8億円。引越し費用や備品代も含めれば10億円を超える。さらに秋篠宮邸の改修には33億円もの予算が計上されている。「もちろん秋篠宮家が小室家の“借金”を肩代わりできるわけではありません。それでも眞子さまは、ご自身が10億円の新居にお住まいになりながら400万円をめぐるトラブルに苦慮する小室さんを助けられないことに、やるせないお気持ちを抱かれていることでしょう。緊張関係のままご家族と暮らす新居で、眞子さまは囚われているような孤独を感じられているに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)
2019年02月19日「秋篠宮さまは、小室さんの文書公表に、非常にショックを受けられたそうです。眞子さまが事前に文書の内容まで把握していながら、ご自身にも紀子さまにも黙っていらっしゃったからです」秋篠宮家の知人はそう明かす。2月6日に1年を迎える眞子さまのご結婚延期。その直前に小室圭さんが、母親と元婚約者男性との借金トラブルについて説明する文書を発表したが、小室さんの突然の行動に、国民の多くは困惑するばかりだ。「小室さんは、借金トラブルさえ解決すれば、眞子さまと婚約できるはずだと自信満々だそうです。マスコミに送付された文書には《私は、現在、米国において勉学に勤しむ機会をいただいております》と書かれていました。小室さんは、アメリカで弁護士資格を取得したらニューヨークで就職し、眞子さまと一緒に暮らすつもりだと周囲に話しているそうです」(社会部記者)前出の秋篠宮家の知人はため息を漏らす。「秋篠宮ご夫妻は、眞子さまの小室さんに対するお気持ちは徐々に薄れていくとお考えになっていたようです。ところが眞子さまのご結婚の意志は固く、諦めるおつもりはまったくないご様子です。ご自身の部屋にこもりきりで、ご両親とは会話の機会もほとんどありません。部屋では毎晩、小室さんと連絡を取り合っていらっしゃるのでしょう……」沈黙を貫かれている眞子さまだが、1月26日の夕方にはお忍びでお出かけされていた。「国立能楽堂で、ろう者の劇団による『手話狂言・初春の会』を鑑賞されました。実は、佳子さまもご一緒だったのです。新年の宮中儀式では表情がこわばっていた眞子さまも、この日は晴れやかな笑みを浮かべていました」(皇室担当記者)佳子さまといえば、現在はICU(国際基督教大学)の4年生。本誌は佳子さまがダンスレッスンを続けられ、昨年9月には極秘に発表会にも出演されていたことを報じている。「1月上旬には夜の10時過ぎまで大学に残られ、卒論執筆のラストスパートをかけられていたそうです。姉妹そろってのお出かけは、お二人にとって心安らぐひとときになったことでしょう。小室さんの文書が物議を醸す中、あえて佳子さまは眞子さまに同行されたのです。これは、孤立無援となっている眞子さまへの“共闘宣言”であると思われます」(前出・皇室担当記者)佳子さまは以前、紀子さまの反対もあって、ダンスサークルへの入会を諦めたことがあったという。「断念しかけたダンスに再び打ち込まれている佳子さまは、ご両親の反対を押し切って選んだ道を貫く眞子さまにも、共感されているのかもしれません」(前出・皇室担当記者)
2019年02月07日「今年の秋篠宮さまのお誕生日が、眞子さまにとって“運命の日”になるかもしれません」神妙な面持ちで語るのは宮内庁関係者。11月30日に、秋篠宮さまが53歳の誕生日を迎えられる。その数日前には、ご夫妻がそろって記者会見に臨まれるのだ。会見の質問は事前に記者クラブ「宮内記者会」がまとめ、宮内庁に提出することになっている。皇室担当記者は言う。「すでに5つの質問項目が提出されていますが、眞子さまのご結婚延期についての質問も、もちろん入っています。これを質問しなければ記者会の存在意義に関わる、との総意で決まったそうです。宮内庁側も質問項目をすべて受け入れました。秋篠宮さまと紀子さまは、眞子さまのご結婚問題について何らかの説明をされなければならないのです」ただ、秋篠宮ご夫妻がご自身のお考えを表明するにあたって大きな難題があるという。「ご結婚問題について回答する以上、眞子さまご本人との相談が必要です。しかし眞子さまは、秋篠宮さまが呼びかけていらっしゃる『親子会議』を拒否されているそうなのです。毎日のお食事などは、ご家族とご一緒に召し上がられているようです。しかし秋篠宮さまや紀子さまがご結婚についての話題をお出しになると、眞子さまは口を閉ざして“拒絶”されるといいます」(前出・宮内庁関係者)その背景にあるのは、秋篠宮さまと眞子さまの間の埋めがたい溝ではないかと語るのは皇室ジャーナリスト。「眞子さまは現在も、ニューヨークに留学している小室さんと電話やメールで連絡を取り合われているようなのです。眞子さまと小室さんが出会われたのは6年前。小室さんに支えられて20代を過ごしてきた眞子さまは、その思いを断ち切れずにいるのです」会見の日は迫っているというのに、眞子さまと話し合うことすらできない。そんな焦燥が、健康問題にまで発展していると語るのは学習院関係者。「実は秋篠宮さまは内臓が弱く、医師からお酒は控えるようにと言われています。しかし最近は小室さん問題のストレスも大きく、夜になるとつい酒瓶に手を伸ばしてしまう日々なのだと聞きました」もともと秋篠宮さまは、かなりの酒豪として知られる。宮邸に多くのお友達を招かれて飲み会を開かれたり、街の居酒屋で目撃されたりもした。ただご結婚後、とくに悠仁さまがお生まれになってからは、お酒の量をセーブされてきた。「皇嗣殿下になられるお立場にもかかわらず酒量が大幅に増えているとすれば、その原因は小室さん問題にほかならないでしょう。袋小路となっている現実をつかの間でも忘れるための“自暴”のお酒なのかもしれません」(前出・学習院関係者)激震が続く秋篠宮ご一家。“最後の会見”までに親子会議は実現するのか。眞子さまと秋篠宮さま、お二人のタイムリミットは刻一刻と迫っている――。
2018年11月21日秋篠宮家の長女・眞子さまと、小室圭さんの「婚約延期」が2月6日に発表されてから、およそ1カ月。 一般の結納にあたる「納采の儀」が3月4日に予定されていたが、結婚に関わる儀式はすべて延期になってしまった。気になる“秋篠宮ご一家の今”について、秋篠宮さまと長年交流のある人物が明かしてくれた。 「12月中旬に、小室さんの母の借金トラブルが報じられてからというもの、ご夫妻と眞子さまの“家族会議”が何度も行われました。眞子さまから事情を聴き、今後の対応を定めるためでした。そこで、秋篠宮さまと紀子さまのご意見の対立が浮き彫りになっていったのです」 一度は眞子さまのご結婚に向けて、お心を一つにされた秋篠宮ご一家に“亀裂”が生じたというのだ。知人が続ける。 「秋篠宮さまは、眞子さまのお気持ちが変わらないのなら、いずれは結婚を、というお気持ちのようです。しかし紀子さまが、このまま結婚の儀式を進めることに、強く反対されたそうです。皇室を支える宮家として、多くの国民に不信を抱かせるわけにはいかない。天皇皇后両陛下に、ご心配をおかけするわけにはいかない――。紀子さまはそうした強い信念をお持ちでした。紀子さまご自身が、小室さんや母親の佳代さんを、全面的に信じることができなくなった。そうしたお気持ちから結婚延期を強く主張されたのです」 紀子さまのご心境について、宮内庁関係者は次のように語る。 「小室家の借金トラブルが発覚した昨年12月以降、紀子さまは非常に暗いご表情でしたが、結婚延期の発表以後は、むしろ晴れやかです。正式なご婚約となる『納采の儀』を2年間延期できた――。そのことに、ひとまず安堵されているのでしょう」 それに対して、秋篠宮さまのご表情は晴れないという。前出の、秋篠宮さまの知人が続ける。 「これだけ小室さんとのご結婚への逆風が強まっている今でも、秋篠宮さまは『僕は眞子の結婚を応援していきたい』と思われています。お小さいころから眞子さまは、お父さまの秋篠宮さまと、とても仲がよかったのです。昨年のハンガリー旅行をはじめ、親子2人で海外へ行かれることも何度かありました。そんな愛娘の思いを尊重し、望んだ相手と結婚をさせてやりたい――。それもまた、眞子さまを大事に思うからこその信念だったのですが……」 お互いに娘を思うからこそ、夫婦の間には大きな溝ができてしまったのだ。2年後に延期となった眞子さまのご結婚だが、ご一家が再び心を一つにし、結論を下すことができるのだろうか――。
2018年03月09日秋篠宮家の長女・眞子さまと、ICU時代の同級生・小室圭さんのご婚約会見が7月8日に開かれる。ご婚約報道翌日には記者の質問に小室さんが「時期が来たら……」と申し訳なさそうに答えていたが、今度の会見ではどんなお話をしてくれるだろうか。 ところで、6月29日は秋篠宮さまと紀子さまの結婚記念日だった。眞子さまのご婚約を控え、感慨深い記念日だったはず。改めてご両親の出会いからプロポーズまでを振り返ってみたい。 お二人が出会ったのは’85年の春。学習院大学に入学したばかりだった紀子さまは構内の書店に本を探しに行き、そこで秋篠宮さまに出会われた。秋篠宮さまは1年先輩の2年生だった。 その後、紀子さまは秋篠宮さまに誘われ、東宮御所で開いていたテニスの会やサークル『自然文化研究会』へご参加。学友とともに仲を深められた。 ふたりの初デートはその年の冬。紀子さまは鎌倉に住む祖母といとこの3人で、逗子のホテルにお泊まりだった。そこへ秋篠宮さまから電話がかかってきた。このとき、秋篠宮さまも両陛下とともに葉山へ滞在されていた。 翌朝フォルクスワーゲンを運転して、紀子さまをお迎えにきた秋篠宮さま。 「では、紀子さんをお借りします」 そう丁寧に挨拶され、葉山へと紀子さまを連れていかれた。そして三浦半島を散歩中の両陛下に、紀子さまを紹介されたという。 こうして両陛下の“公認”を得たおふたり。翌’86年6月、プロポーズは目白駅近くの横断歩道だった。『自然文化研究会』の集まりから帰られる途中、信号待ちをしている間のことだった。 「私と一緒になってくれませんか?」 そう秋篠宮さまが突然のプロポーズ。紀子さまは驚きのあまり「よく考えさせていただけませんか?」と答えた。だがプロポーズを受け入れ、6年間の交際を経て’90年にご婚約。27年間、幸せな結婚生活を送られている。 秋篠宮ご夫妻と同じく、学生時代に出会われた眞子さまと小室さん。小室さんのプロポーズはどんな言葉だったのだろうか。7月8日の会見で明かされるのを楽しみに待ちたい。
2017年07月03日秋篠宮妃の紀子さまと次女の佳子さまが5月19日に、東京・有楽町朝日ホールで行われた仏映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』のチャリティー試写会に出席された。試写会の模様実話をもとに、目と耳が不自由な少女と修道女の交流を描いた感動作。国際基督教大学に入学後、初の公務となった佳子さまは、同作を熱心に鑑賞されたといい、主催者によると「手話が形のあるもののみならず、神や心など形の無いものを伝えることに非常に感動しました」と感想を述べられたという。この日のチャリティー試写会は、社会福祉法人・全国盲ろう者協会の後援で開催され、会場で集められた募金は同協会の活動支援に充てられる。また、視覚障がいがある来場者にも作品を楽しんでもらうため、音声ガイド付きのバリアフリー上映を実施。希望者はラジオでセリフ(吹替え)の音声と、シーンの視覚的情報を補うナレーションを聞きながら映画を鑑賞した。19世紀のフランスを舞台に、聴覚障がいのある少女たちを教育するラルネイ聖母学院の修道女マルグリットは、生まれながらに三重苦をおった女の子マリーに出会い、彼女と真摯に向き合いながら、奥底に眠る“魂”に触れていく。マリー役のアリアーナ・リヴォアールは、自身も聴覚にハンディキャップを抱える女性で演技初挑戦。仏セザール賞の主演女優賞にも輝いた名女優イザベル・カレがシスター・マルグリット役を演じる。『奇跡のひと マリーとマルグリット』6月6日(土)シネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年05月20日秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまが3月23日(月)、東京・TOHOシネマズ スカラ座で映画『風に立つライオン』を鑑賞された。同席した主演の大沢たかお、原作のさだまさし、三池崇史監督が上映後、取材に応じ「緊張で頭が真っ白」(大沢さん)とふり返った。さださんが1987年に発表した同名の楽曲に感銘を受けた大沢さんが、さださん本人に小説化を依頼。自身も企画に名を連ね、映像化までに足かけ8年の歳月をかけた渾身の一作で、『藁の盾』に続き三池監督とタッグを組んだ。ケニアロケを敢行し、アフリカで奮闘する日本人医師の姿を描いた。紀子さまの隣で鑑賞した大沢さんは「自分の映画なのに、緊張しっぱなしでほとんど覚えていませんが、(ご高覧いただき)感謝しますし、俳優として幸せを感じました。ご感想もいただいたが、逆に僕らが感動してしまい、何も喋れなくなってしまって」と感無量の面持ち。また、佳子さまの印象を「本当にすてきな方」と語り、「おふたりで映画に集中されていて、後半には涙をぬぐわれるようにお見受けした」と明かしていた。一方、さださんは佳子さまの隣で鑑賞したと言い「そりゃ、緊張しますよ。(上映時間の)2時間半ずっと背筋を伸ばしていたので、背骨が痛いです」と緊張がほぐれたのか、安堵の表情。「こういう言い方は不遜ですが、素敵なお嬢様ですね」とお人柄にも感動しきり。「私たちが伝えたかった命の重さについて、同じ気持ちで感動してくださったようにお見受けした」とおふたりのご様子を報告した。三池監督も「本当にきちんと映画を鑑賞していただき、作り手の思いを汲み取ってくださった」。報道陣からネクタイ姿は珍しいと指摘されると、「ネクタイしなくてもいいように、映画監督になったんですけどね…」と照れ笑いを浮かべつつ、おふたりのご高覧に感激していた。『風に立つライオン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月24日