『映画刀剣乱舞』(2019年1月18日公開)の完成披露上映会の日程、および第3弾ムビチケカードのビジュアルが12日、明らかになった。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を実写映画化。鈴木拡樹(三日月宗近役)、荒牧慶彦(山姥切国広役)、北村諒(薬研藤四郎役)、和田雅成(へし切長谷部役)、岩永洋昭(日本号役)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、椎名鯛造(不動行光役)、廣瀬智紀(鶯丸役)と、舞台を中心に活躍するキャストが勢ぞろいする。完成披露上映会は、27日に開催決定。初のイベントとなる当日は、主演の鈴木をはじめ、荒牧、北村、和田、岩永、定本、椎名、廣瀬と、同作に登場する刀剣男士が大集結する舞台挨拶も予定している。さらに、14日に発売となる第3弾ムビチケカードでは、第1弾の三日月宗近、日本号、鶯丸、第2弾の山姥切国広、へし切長谷部、骨喰藤四郎に続き、薬研藤四郎、不動行光、8振り集合ビジュアルの3種類が解禁され、映画に登場する8振りが勢揃いした。(C)2019「映画刀剣乱舞」製作委員会©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus
2018年12月12日先週は仕事が終わってから同じ男と3回も夕食を共にしていたのですが、それが父親というのは、もう非常にマズい事態だなと思います。父も少しマズいと思ったのか、3回目に会った時には居合わせた知人に「何か良縁がございましたら」なんて申しておりました。そういった場合、みなさん親子の手前「こんなにお綺麗なのだから、いくらでもお相手なんていらっしゃいますでしょう?」とおっしゃいますが、私が「いやー、もう40歳なもんで。ポリポリ」となると、少し表情が変わります。「あら、まあ!お若く見えるのね」しかしどんなに若く見えようと、結局のところ人格も子宮も40歳ですから、やはり良縁というのは難しい。20代のうちに自ら良縁を望んでいればなあ。いや、違う。一度望んだことはあったぞ。それも父親に。そう、それは私がまだ20代のピチピチしていた頃、父に親交のある松井秀喜さんを紹介して欲しいと頼んだことがありました。しかし、その時の答えが「松井くんは球界の宝だから、君みたいな女には紹介しない」でした。すごい言われようだな、娘。その当時は「チッ」と思っていましたが、数年前、実際に松井さんにお会いしてみて、気軽に紹介してくれなんて言った自分に大反省なのでありました。待ち合わせをしたNYの街角、時間ぴったりに現れた松井さんは、物凄いオーラを放ちながらも「はじめまして。松井です」と気さくに挨拶をしてくれました。スーパースターを目の前にして、私は「あああ!ど、ど、どうも!はじまして、西山繭子です!えーっとですね、まず、こ、こ、これが父からの預かりものでして」とあたふた。松井さんが「昨日ちょうど見ていたDVDに繭子さんが出られていたので、びっくりしちゃいました。『鍵のかかった部屋』っていうドラマです」と気を遣ってくださっているというのに、とにかく任務を遂行することで頭がいっぱいの私は「あ、そうですか!で、次にですね、これとこれとこれにサインをいただけますか?あ、これもだ」とボールやらキャップやらを次々に渡していく始末。そんな私に松井さんは嫌な顔一つせず、サラサラとサインを書いていきます。途中、街行くニューヨーカーからかけられる「マツーイ」という声にも、軽やかに顔を向けて応えます。私は、途中から冗談ではなく「あれ?私、今、神様といるのかもしれない」と思いました。あの時、父が私を紹介しなくて本当に良かった。もちろん紹介されたところで、松井さんが見向くはずもないのだが、神様と生活するなんて私には考えられない。
2018年12月09日できたての静岡グルメを楽しめる!西武池袋本店の7階催事場で、2018年12月11日(火曜日)から2018年12月17日(月曜日)まで「第2回静岡ごちそうマルシェ」が開催されます。静岡県商工会連合会が主催する「第2回静岡ごちそうマルシェ」は約38店舗が出店。鮮度自慢のごちそうから食卓の名わき役まで静岡が誇る美味づくしの7日間です。イートイン「静岡ごちそう食堂」では、浜名湖産のうなぎをふっくらと焼き上げて甘さ控えめのタレで仕上げたうな重や、静岡の海の幸をぜいたくにのせた海鮮ごちそう丼、静岡おでんなどを販売。静岡の酒米「誉富士」で仕上げた、キレのある旨口純米酒やうなぎパイで有名な「春華堂」による西武池袋本店限定パフェも提供されます。早い者勝ち!日替わり限定スイーツ「第2回静岡ごちそうマルシェ」では、日替わりスイーツの販売も実施されます。12月11日(火曜日)、12日(水曜日)の2日間は、午前11時より杉山フルーツの「生ゼリー」を各日限定400個販売(1人6個まで)。13日(木曜日)と14日(金曜日)は長さ約24㎝の「イタリアンロール」を各日限定100本販売します(1人2本まで)。また、開催期間中(12月11日から17日まで)は、粒あんを包んだパンにようかんをかけバニラクリームを詰めた「ようかんぱん」を各日100個限定で販売します。※最終日は16時閉場※交通事情、天候などにより商品が変更あるいは販売中止となる場合があります。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社そごう・西武のプレスリリース/PR TIMES※株式会社そごう・西武
2018年12月07日藤原美智子がNHK文化センター青山教室に登場2019年1月26日(土)、NHK文化センター青山教室において、1日講座『LIFE IS BEAUTY 美しく幸せに生きるための逆算思考』が開催される。講師は、ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子が務める。美容だけでなくライフスタイル全般に関する知識が豊富な藤原が、大人の女性をさらに輝かせる「美・衣・食・住」のヒントを伝える。人生を軽やかに、美しくする工夫が満載だ。開場時間は10:00。開催時間は10:30から12:00まで。受講料は、NHKカルチャー会員が3,931円(税込み)、一般が4,611円(税込み)。2019年1月18日(金)まで、藤原への質問を受け付けている。講座終了後には、サイン会を実施予定。講座に関する問い合わせは、NHK文化センター青山教室(電話番号:03-3475-1151)まで。ライフスタイルデザイナーとしても活躍する藤原美智子藤原美智子は、ラ・ドンナを主宰し、メイクアップアーティスト、ライフスタイルデザイナーとして、幅広い分野で活躍。ライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」のプロデューサーも務めている。『新しい口紅は寝る前に試す』、『美の宿るところ』など著書多数。Instagramのフォロワー数は33,000人以上を超える。(画像はNHKカルチャーより)【参考】※NHKカルチャー※藤原美智子 Instagram※ラ・ドンナ
2018年12月04日顔のたるみ、どうしてますか?私はとても悩んでまして、いろいろ挑戦しているのですが、肌ケアをいくら頑張っても、イマイチどうにもなりません…。年々たるんでいく頬と目の下。クマとシワ、むくみ…などなど「もう諦めるしかないのか」と悩んでいたところ、「何歳からでも顔は作れますよ」と勇気づけてくれる先生に出会ったので、ご報告したいと思います。間々田佳子先生基本クラスは初心者も学べるその先生とは、人気顔ヨガ講師の間々田佳子先生。顔ヨガの本を何冊も出されている上、メディアにも登場なさっているのでご存知の方も多いのでは?私も以前から存じ上げていて、雑誌などでは折々にポーズを教わってきたのです。が、「基礎から教わったことがなかったなあ」と思っていたところに、基本講座の情報をキャッチ。夏の暑さで劣化が深刻化したこともあり、申し込んでみたのです(「基本の顔ヨガ講座」90分5400円、2回目以降4400円)。Photo:顔ヨガ講座この講座、出かけてみると大人気らしくて、参加した日は日曜だったのですが、20代から50代までの女性がおよそ50名程度、熱気をみなぎらせていました。みなさん、「学び取りたい」「顔をなんとかしたい」と真剣です。「顔は自分で作れます」そこへ登場した先生曰く、「顔は表情が作っているのですが、表情は自分が作っているもの。表情豊かに暮らしていればいろんな筋肉が使われますが、無表情で生きていたら筋肉はどんどん固くなって、結果としてたるんだり、シワができたりしてきます。でも、顔ヨガをして、顔の筋肉をしっかり使ったり緩めたりすれば、何歳からでも顔は立体的になっていきますし、たるみもシワも取れていきますよ」(間々田先生、以下・同)Photo:顔ヨガを始める前と後の先生先生によれば、60代~70代の女性もレッスンに参加しているそうですが、何歳の人でも顔ヨガを習慣化すると、「頬が盛り上がったり、ほうれい線が消えたりしている」とのことでした。また、間々田先生ご自身も、体重の少なかった30代の頃よりも40代のほうが小顔になり、若く見られるようになったとか。実際、私が最初にお目にかかった2年前よりも、先生は更に小顔になって、本当に若く可愛くなっているんです。これは期待できますよね。「以前は、“顔ヨガは顔の筋トレ”だとお伝えしていたのですが、筋肉を鍛えるばかりだと、力が入って怖い顔になってしまうと最近気がついたんですね。そこで、今は改善して、“緩める”ことも大事だと合わせてお伝えしています。つまり、筋肉は、伸ばして緩めることで自在に使えるようになるんです。だから、顔ヨガをするときには、“緩める”意識を持つといいですよ」Photo:顔ヨガ後「肌年齢」も若返った先生講座では、ポーズに入る前のストレッチ「こめかみストレッチ」のほか、「おでこロック」「おだんごロック」など7つの顔ヨガポーズを教わったのですが、ここでは「こめかみストレッチ」をご紹介したいと思います。Photo:実演する先生こめかみストレッチ0、(準備) 背骨をまっすぐにして、足は床を踏みしめ、頭から引っ張られているような意識で座る。肩の力は抜いてリラックス1、右手を左のこめかみに当てて、ほうれい線が消えるように側頭部を引き上げる。皮膚だけを持ちあげるのではなく、内側の筋肉が上に上がるような意識で2、そのまま首を右に倒す3、舌を唇の右端から下に向かって出し、息をは〜っと吐き出す。舌を出したまま、鼻から吸って口から吐くを3回繰り返す。4、逆も行う10年前に近づけるのを目標に!私自身はこのストレッチを1回行っただけで、顔がきゅっと上がるのを感じました。横にいた人が驚いていたので、本当なのだと思います。また、何よりもストレッチ自体が気持ちよく、「首が凝っていたんだな」と改めてわかりました。Photo:鏡を上にした時が10年前、下にした時が10年後の顔。先生によれば、鏡を上に持ってみたときの顔が10年前の顔、下にしたときの顔が10年後の顔だそうですが、顔ヨガを行うことで、今から10年前に近づけることも可能だとか。「そのためにも、最初に行った5つのポーズはできれば毎日、1日3回~5回、大変な人は自分が変えたい場所に関係するポーズを一つでいいので行ってみてください。2週間もすれば、周りから『お、どうしたの?顔変わったね』と言われるようになりますよ」とのことでした。私自身も参加したその後すぐから、顔の可動域が広がって動かせるようになってきたので、続ければ「顔が本当に上がるかも?」とすごく嬉しくなりましたし、「顔ヨガって凄いな」と本当に感動しました。基礎講座で教わったポーズや、その他「悩み別のオススメポーズ」などについては、先生のご著書やインスタグラムでも紹介されているので、そちらで見るといいでしょう。なんといってもタダだし、やっていて楽しいのが感動モノの「顔ヨガは顔に悩むすべてに人がすべきだな」と思ったので、ぜひ日常に取り入れてみてください。間々田佳子先生プロフィール顔ヨガ講師としてTV雑誌などのメディアに多数出演するほか、著書も多数。最新刊は、『間々田佳子の顔ヨガでV字上げ』顔ヨガ協会インターナショナル講師、一般社団法人日本アルゼンチンタンゴ連盟(FJTA)会員、国際メンタルビジョントレーニング協会インストラクター。最新刊ではケア時の顔ヨガを提案
2018年11月30日「株式会社トリニティフォース」×「ホリスティックビューティー協会」2019年1月20日(日)、渋谷駅周辺の会議室において、『実践!フラワーエッセンス1』講座が開催される。同講座は、「株式会社トリニティフォース」×「ホリスティックビューティー協会」がタッグを組んで開催するもので、欧米では家庭内でも活用されている「フラワーエッセンス」について学ぶ。日本ではまだ浸透していないエネルギーセラピーを、臨床やエビデンスを交えて理論的に学ぶチャンスだ。開催時間は10:00から13:00まで。定員は30名。参加費は、一般価格が10,000円(税抜き)、ホリスティックビューティー協会会員が8,000円(税抜き)。特典として、トリートメントボトルと講座修了証が付く。講師は、DTWフラワーエッセンスの専門カウンセラーである石原樹里氏が務める。石原樹里氏のプロフィール石原樹里氏は東京都出身。株式会社トリニティフォースの代表取締役を務め、DTWフラワーエッセンスの専門カウンセラーとして活躍。カウンセリング実績は1万人以上。翻訳著書に「なりたい自分になれるフラワーエッセンス」がある。第5回「ミセス日本グランプリ」50代の部でグランプリを受賞した経歴をもつ。(画像はホリスティックビューティー協会より)【参考】※ホリスティックビューティー協会※株式会社トリニティーフォース※石原樹里オフィシャルブログ
2018年11月25日昨年は1万人が参加岡山県倉敷市では「第32回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」を2019年3月9日(土)・10日(日)に開催します。ツーデーマーチは、自然と親しみながら体力づくり、健康づくり、そして心と心のふれあいを図る、倉敷市の「歩く祭典」です。申し込みは、2018年12月3日(月)からとなります。歩いて感じよう春の倉敷ツーデーマーチは、2日間で8コース。倉敷市役所を出発し、5km~40kmと様々な距離が用意されています。自分の体力に合わせて、または気になる観光名所を目指してコースを選び、春の倉敷を歩いてみてはいかがでしょうか。せっかく倉敷に来たのだから岡山県内の名勝を歩いてもらおうと、ツーデーマーチの翌日に「せっかくウオーク」も開催されます。せっかくウオークでは、美しい日本の歩きたくなるみち500選の1つに選ばれた「玉野花野・深山公園を訪ねるみち」を歩きます。(画像は倉敷市ホームページよりより)【参考】※第32回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ
2018年11月20日主演に佐藤浩市、渡辺謙を共演に迎え、東日本大震災時の福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』が、2020年に公開されることが決定した。2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震が発生。全てが想定外の大地震が引き起こした太平洋からの巨大津波は福島第一原子力発電所を襲う。1・2号機当直長の伊崎は、次々に起こる不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる。所長の吉田は現場の指揮を執りつつ、状況を把握していない本社とのやり取りに奔走。緊急出動する自衛隊、そして“トモダチ作戦”の発動とともに米軍もついに動く。福島第一を放棄した場合、避難半径は250km、対象人口は5,000万人。その中で現場に残り続けた約50人の作業員を、海外メディアは“Fukushima 50”と呼んだ――。想像を超える被害をもたらした原発事故。現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちは、家族を、そして故郷を守るため、いかにしてこの未曾有の大事故と戦い続けたのか…。本作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた、門田隆将によるノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を原作に、大河ドラマ「軍師官兵衛」や「アキラとあきら」「空飛ぶタイヤ」などWOWOWドラマを多く手掛ける前川洋一が脚本を、『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』の若松節朗監督で映画化。本作で主演を務めるのは、『64 ロクヨン 前編』で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤浩市。今作では、地元・福島出身で現場を指揮する熱血漢、福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫を演じる佐藤さんは、「あの日あの時どういう状況に我々が、日本があったのか?その事を思い出し、明日のそして後世の為の映画を若松監督、渡辺謙さん達と一緒に確認をしながら作りたいと思います」と思いを語っている。また、福島第一原発所長の吉田昌郎役には、『沈まぬ太陽』で第33回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した渡辺謙。今作への出演に関し、渡辺さんは、「今もなお苦しみの続く福島の方々の思いを受け止めながら『沈まぬ太陽』以来の若松監督、そして浩市くん、素晴らしいキャストと共に緊迫感溢れる画を積み重ねていきたいと思っています。ご期待下さい」とコメントを寄せている。『Fukushima 50』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年11月20日第1回、第2回と脳科学を応用したダイエット法についてご紹介してきましたが、第3回の今回はいよいよ実践編!仕事に子育てにと時間がないママでも脳科学ダイエットを上手に生活にとりいれるための具体的な方法について、 『無理なくやせる“脳科学ダイエット”』 (主婦の友社)の著者、久賀谷亮先生にお話をうかがいました。お話をうかがったのは…医師/医学博士久賀谷 亮 先生イェール大学医学部精神神経科出身。アメリカ神経精神医学会認定医。日本で臨床及び精神薬理、イェール大学で先端脳科学研究に携わる。その後、臨床医として精神医療の現場に従事。2010年、ロサンゼルスで「TransHope Medical」を開業。マインドフルネス認知療法、TMS磁気治療をとりいれた診療を行っている。 ■脳科学ダイエット、いよいよ実践!――マインドフルネスを応用したダイエット理論、食欲との向き合い方などについてご紹介してきましたが、ここからは実践編ということで具体的な方法についてうかがっていきたいと思います。久賀谷亮先生(以下、久賀谷先生):マインドフル・ダイエットはまとめてみると、食べものではなく食べ方を変える「食事改善メソッド」、食欲をおさえつけずに乗りこなす「欲求管理メソッド」、心と脳を満たす「自己充足メソッド」といったステップに大きく分けることができるんですね。――なるほど…。「欲求管理メソッド」の部分は前回お聞きした「RAIN」を取り入れていくということですよね。食事改善、自己充足メソッドはどのような手法になるのでしょうか?久賀谷先生:例えば、食事改善でいうと「食前セレモニー」というのがあります。これは食べる前に「なにを食べるか」を意識するものです。今から食べるものをよく観察して、どうやってこの食卓にきたのかを考えたり、食べる前の自分の体の感覚や反応を確かめたりするんですね。――食べる前に、食べものを観察し、想像して、自分の体の感覚を確かめる…。 久賀谷先生:そうです。そして、おなかがすきすぎて、これ以上我慢できない! という状態を10、満腹の状態を0と考えたら、今はどのくらいおなかが空いているか、どのレベルにあるのかを感じてみます。そして「なぜ食べたいのか?」に思いをはせていきます。食べる前に30秒くらい時間をとって、このようなことを考え、感じてみるんですね。――私、食べるときはなにも考えずに、すぐに口に放り込んでいました…。食べるものに注意を向けることなんて、今までしてこなかったです。久賀谷先生:例えば、忙しいからと食事を手早くすます、スマホを見ながら食べる、なにか考えごとをしながら食べる。こういう場合は「自動運転モード」で食べていることになります。食に注意を向けず、ただなんとなく食べている状態ですね。脳科学ダイエットでは、食べ物にしっかりと注意を向けるトレーニングをすることで、自動運転モードの「太りやすい脳」を変えていくことができるんですね。■「食事の時間すらない!」ママでもできるたったひとつのこと――でも小さなお子さんを持つママの場合、子どもも食べさせて自分も早く食べなきゃいけないから、余裕がないときが多いと思うんです。そうなると、食前に30秒の時間をかける「食前セレモニー」ですらできないこともあるかと思うのですが、なにかいい方法はないでしょうか?久賀谷先生:そうですね。例えば、食前セレモニーをする場合『無理なくやせる“脳科学ダイエット”』では30秒ほどの時間をかける工程が丁寧に書かれていますが、お母さんたちにはそんな余裕はないですよね。――はい…。久賀谷先生:でしたら、すべての工程をたどる必要はありません。30秒かけずに効果があるのだろうかと心配されるかもしれませんが、マインドフルネスの基本は「注意を向けること」なんですね。だから、なにかひとつのことだけでも注意を向けられれば大丈夫です。例えば、食事の色だけ観察する、香りだけ味わう、味だけに注意を向けるといったことですね。どれかひとつだけに注意を向けるのはお母さんでもやりやすいと思うんです。――じゃあ、バタバタしていても食べる前に一度落ち着いて。口に入れる前によく香りを確かめてから食べ始める…みたいなことでもいいんでしょうか?久賀谷先生:いいですね。――それならできそうです! 食事をお皿に盛りつけたときに「トマトの赤とサラダの緑がきれいだな」と食材の色に注意を向けるだけでもいいなら、子どもと一緒に食事もできそうな気がします。■「自分のため? それとも家族のため?」気づきで満たされる“心と脳”――朝起きた瞬間からやることがいっぱいでフル回転! とにかく自分に向き合う時間がない! という暮らしのなかで、食前セレモニーといった食事手法以外に、ママができるマインドフル行動はありますか?久賀谷先生:お母さんは本当に忙しいですよね。でも時間に追われている間も「なにかに注意を向けられる瞬間」っていうのは絶対にあると思うんですよ。例えば、歩いているときに、空を見る。ああ、空が青くて気持ちいいなと思う。これはもうマインドフルネスになります。あるいは、園の送迎でお子さんと一緒に歩く機会があるなら、つないだ手の感触を確かめてみる。これもマインドフルネスです。仕事に出かける直前に夫と言い争いをしてイラッとしたときは「私、すごくイライラしているな」と自分の感情に注意を向けてみる。これもマインドフルネスなんですね。――ちょっとしたことでも、注意を向ければすべてマインドフルネスになるんですか?久賀谷先生:そうです。自分中心じゃない生活に追われているお母さんたちがマインドフルネスを応用すると、自分のための行動か、そうじゃない行動なのかがはっきり分かってくるんですね。お母さんたちは自分のことがすべて後回しになっていると思うので、1日の活動を見直して、1つでも2つでも自分のための活動をつくってほしいんですね。忙しく子育てしていると「自分のための時間を持つ」という視点がどんどんなくなってきてしまうと思うんです。――そうかもしれないです。家族のためにと思う気持ちも大切ですが、自分のための時間も同じくらい大切だと思います。これが、おなかではなく心と脳を満たす「自己充足メソッド」なんですね。久賀谷先生:自分のための時間をつくるのは、自分にやさしくすることです。自分にやさしくすると心が満たされますよね。満たされた心と脳はつながっています。■「自分にやさしく」がダイエット継続のコツ――とはいっても、子育てしていると「自分にご褒美」と理由をつけて、甘いものを食べてしまうパターンが多いのですが…(涙)。それはいいんでしょうか?久賀谷先生:食べてもいいですよ。――ホッ。でも、食べたことで「なんで食べてしまったんだろう」と罪悪感を感じるときもあります。この連鎖はあまりよくないと自分でも分かっているんですが…。久賀谷先生:食べて罪悪感を感じるんですね。それは皆さん、自分に厳しすぎるんだと思うんです。特に日本人は自分に厳しい。自分のボディイメージしかり、人からどう見られているかもしかり。こうあるべきだという思いが強い。お母さんたちは、自分のことを後回しにしているだけではなく、自虐的だったり罪悪感を持っていたりするのではないでしょうか。それは自分をいじめているような気がしますね。いじめるんじゃなくて、やさしくしてほしいです。――確かに「もっとしっかりしなきゃ」と自分を奮い立たせたり、「私ってなんてダメなんだろう」と落ち込んだり…。自分に甘い瞬間は、ご褒美スイーツくらいで(笑)…案外少ないかもしれません。子育て中はジムにもエステにも行く時間がないけれど、子どもを預けてまで自分の時間をつくるのはどうなんだろう…という罪悪感を抱くママも少なくないような気がします。久賀谷先生:マインドフルネスは、自分にやさしくなって自分をケアできるんですね。ケアすると、内面が満たされてくる。ダイエットってどこかで制限がつきまとっていますけど、ちょっとくらい甘いものを食べてもいいんじゃないかと思いますね。そのくらい皆さん、自分に厳しくしているから。それとダイエットは反しないですよ。自分のなかで満たされないものがあって、そこを満たそうと食べているわけです。シンプルにいうと、自分を厳しくするのは、心の溝をさらに深くしていることになる。では、自分を責めるのをやめて、やさしくするとどうなるか。責めずにやさしくすると依存や渇望、食べても満たされないという思いが減ってくるんですね。――自分にやさしくすると、心が満たされてくる…。もっと自分に甘くなってみようと思います(笑)。ダイエットは続けていくことが大事といいますが、マインドフル・ダイエットを続けていくコツはありますか?久賀谷先生:取り組まれたいろいろな方を見て思うのは、効果を感じることですね。それを感じられた方は、そのあとで非常に続ける確率が高いです。あとは、科学的データがあるので、自分のなかで納得して続ける力にする方も多いですね。実際に、男女関係なくデータが出ているので「それならきっと効果が出るはずだ」と納得されたうえでやるということです。あとは習慣にする。習慣の再学習というか、毎日、同じ時間帯に同じ場所でやると、習慣として組み込まれて続けやすくなると思います。なにかひとつのことに集中して、厳しくしていた自分にやさしくする。脳科学を用いたダイエット法には、満たされていなかった自分の気持ちまでケアする力がありそうですね。参考図書: 『無理なくやせる“脳科学ダイエット”』 (主婦の友社)著者 久賀谷亮/1,598円(税込) やせにくい脳から太りにくい脳へ。最先端の脳科学を応用した脳から変えるダイエット法をまとめた一冊。巷にあふれるダイエット法は「~してはいけない」「~しなければならない」などの制限や命令がつきもの。けれど科学的研究で効果があると明らかになった脳科学ダイエットなら、そのしがらみから解放されます。人の食行動を変えるマインドフルネスとは何か?ダイエットシェアハウスで共同生活をする5人のストーリー仕立てで教えてくれるので仕組みが分かりやすい! ダイエットとは心と脳を満たすこと。本質的なことを教えてくれるダイエット本です。
2018年11月19日マラソンシーズンに調整したいランナーに必見サンケイスポーツは「第3回サンスポ30及び10K淀川記録会」を平成31年1月27日(日)に大阪・淀川河川公園特設周回コースで開催します。フルマラソンに向けて「筋持久力」と「心肺能力」のアップに活用してはいかがでしょうか。当日、記録証も発行淀川記録会の開催日時は平成31年1月27日(日)11時スタート(30km)、会場は大阪・淀川河川公園特設周回コースとなります。参加料は、30km:4500円、10km:3500円となります。ペースランナーと走ることで理想のペースを作る会場の淀川河川公園は、淀川河川沿いに広がり舗装されたフラットなコースなので初心者ランナーにはとても走りやすいコースです。記録会では、初心者からベテランまで練習ができるようにフルマラソンの目標タイムごとに配置ペースランナー(フルマラソン3時間、3.5時間、4時間、4.5時間、5時間以内を想定)が配置されています。ペースランナーと一緒に走れば、理想のペース作りができるはずです。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のホームページ
2018年11月17日米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系木9ドラマ『リーガルV』の第5話が14日に放送された。待望の“ポチ回”である。だが前回の視聴率は16.4%だったのに対し、第5話は15.4%だった(ビデオリサーチ調べ)。初回で小鳥遊翔子(米倉涼子)が“ポチ”こと青島圭太(林遣都)のもとへスカウトしに行った場面を覚えているだろうか。青島は“ある男”に追い返されていた。真相は明らかにされることなく、ドラマは回を重ねていったが……。「勝つまで戦うの」と小鳥遊に背中を押され、青島は以前から抱えていた案件の控訴審に向けて立ち上がる。人気学生ベンチャー企業「トゥモロー」の代表である町村誠(瀬戸利樹)が、暴行により重傷を負う傷害事件があった。前出の“ある男”とは、容疑がかかった町村の幼馴染・武藤正洋(戸塚純貴)の父親だったのだ。無罪を主張していた武藤だったが、凶器から指紋が検出される。町村本人も「武藤から暴行を受けた」と証言したことによって、実刑判決を受けることとなった。息子の無実を証明しようとしていた母は、ネットの誹謗中傷に耐えかねて自殺してしまった。青島は京極事務所のメンバーに協力を依頼。結果、「トゥモロー」のバックに暴力団が絡んでいたことが判明。町村は代表を辞め、解散をすることを望んでいた。だが町村をカモにしていた暴力団員が、解散を阻止しようと暴挙に出た。脅しに屈した町村は、武藤を傷害事件の犯人に仕立てた。しかし法廷で青島の心に訴えかける尋問により、町村は虚偽の証言をしたことを認める。そして、武藤の容疑は晴れたのだった。先週からSNS上では、青島圭太がメインになる“ポチ回”だと盛り上がりを見せていた。それでも第5話の視聴率が下落してしまったが、今回も構成はよかった。とくに印象的なセリフが多くみられた。青島の控訴審に協力すると京極メンバーが声を上げたとき、「今回はみんなの思いが一致したね」と小鳥遊も賛同。大鷲の「あんたはただの金目当てだろうが」に対しては、「終着駅は一緒でしょ」と小鳥遊。メンバーが結束を固めた瞬間で、見ていて爽快だった。また小鳥遊の内面が少しずつ明らかになってきた。小鳥遊の父親が投資詐欺で騙され、全財産を失って失踪していたことが判明。彼女は母子2人で別の街へ引っ越し、肩身の狭い思いをした過去があったのだ。小鳥遊と青島2人きりのシーンでは、そんな彼女の本音が垣間見れた。ポチの純朴で温かいところに共鳴するところがあったのかもしれない。小鳥遊が青島に弁護士になった理由を尋ねたところ、「弱い人の味方をしてあげられたら」と答えた。そして小鳥遊自身も、「法律さえ知っていれば避けられる悲しみがある」という思いから弁護士になったようだ。今回の傷害事件の勝因1つには「人を信じるのも弁護士ですよね」という青島の信念、それに共感する小鳥遊の思いがあったのかもしれない。後半戦に突入する注目の第6話は、結婚詐欺事件に初の潜入捜査。天馬と直接対決など盛りだくさん。次週の展開に期待したい!
2018年11月16日マツキヨ発信のタイアップ企画 第6回!美をアップデート!知らない私に出会う Beauty navi忙しいけどキレイでいたい、そんな働く女性に大好評の人気コンテンツ!今回も人気講師直伝の“ビューティーTips”で、さらに美をアップデートしちゃいましょう♥簡単テクニックが満載♡2018年冬におすすめ!ニュアンスネイルの作り方第6回目のテーマは「セルフでできる♡2018年冬おすすめのニュアンスネイル」。Instagramを中心に、自身で施術したネイルを発信しているセルフネイラーのおじみさんを講師に迎え、まるでサロンネイルのような「ニュアンスネイル」ご紹介します。セルフネイルをしていると、ついつい同じようなデザインでマンネリ化してしまう・・・そんな方は必見!早速、今日から簡単にでき、様々なジャンルのデザインに応用が利くテクニックが満載ですよ♪第6回イベントのおみやげ大公開♪タイアップ企画では、イベント来場者の皆様へ“ビューティーTips”に合わせた様々なお土産をプレゼントしています。今回のお土産は、イベント参加後すぐにニュアンスネイルをお試しいただける、フルセットをご用意しました♪イベントでご紹介したデザインをそのまま試すも良し、お手持ちのポリッシュに合わせてアレンジするも良し!全国のマツキヨはもちろん、オンラインショップでも取り扱いがあるので、気になる方はぜひお試しくださいね。【第9回】BU×BNタイアップセミナー次回は、「愛され顔は眉毛から♡2019年版アイブロウレシピセミナー」を開催いたします!当日は、“完全招待制“で人気美容師/メイクアップアーティストの大木光さんを講師に迎え、しっかり眉さん・薄眉さんそれぞれの眉タイプに合わせたツールやメイクテクニックを織り交ぜながら“愛され顔メイク“を学べるチャンス!“ビューティーナビタイアップ“だからこそ実現したこのセミナー♪2019年1月16日(水)のお仕事帰りに、是非お立ち寄りください♡
2018年11月12日世界一の美女を決める「第58回ミス・インターナショナル世界大会」が9日、都内で行われ、ベネズエラのマリエム・クラレット・ベラスコ・ガルシアさん(20歳)がグランプリに輝いた。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つとして1960年に誕生した同コンテスト。外見的な美しさを競うだけでなく、国際社会への貢献を目指す世界中のミスたちが、"平和と美の親善大使"として集い、互いに交流を深めることを目的としている。58回目を数える今年の世界大会に、各国・地域で選ばれたミス77人が集結。一次審査で民族衣装、二次審査で水着審査に臨んで選ばれたトップ15人によるウォーキングを実施。最終的に選ばれた8人のファイナリストが最終審査のスピーチ審査に臨み、5位にコロンビアのアナベラ・カストロさん(21歳)、4位にルーマニアのビアンカ・ティルシンさん(19歳)、3位に南アフリカのレアベトスェ・セチョアロさん(24歳)、2位にフィリピンのマリア・アティサ・マナロさん(21歳)、そしてグランプリにベネズエラのマリエム・クラレット・ベラスコ・ガルシアさんが選ばれた。MCから「ミス・ベネズエラ!」と呼ばれて思わず涙を流したガルシアさん。感想を求められて「ありがとうございます。これ以上の幸せはありません。この勝利はベネズエラに捧げます。この大会に一緒に参加した仲間たちにも感謝したいし、私は皆さんを家族だと思っています」と同じステージに立った76人の参加者と喜びを分かち合った。そのガルシアさんは偶然にもこの日が20歳の誕生日。「今までの人生の中で素晴らしい誕生日でした。最高の誕生日になりましたね」と満面の笑みを浮かた。応募した理由を「きっかけというより、神様が導いてくださって、ここに来るのが運命だったと思います。私にとっても私の国にとっても私の家族のためになるのではと思って参加することにしました」と説明。そんな彼女は現在、ベネズエラのシモン・ボリバル大学で地球物理学を専攻している。将来の夢についても言及し、「子供に対して本を読んだり本を書くことが私の夢です」と語っていた。また、ミス五大陸としてミス・アジアにシンガポールのアイリン・フェンさん(22歳)、ミス・アフリカに南アフリカのレアベトスェ・セチョアロさん、ミス・アメリカにアルゼンチンのロシオ・ペレス・スアレスさん(26歳)、ミス・オセアニアにグァムのディリアナ・ツンカップさん(22歳)、ミス・ヨーロッパにオランダのゾーイ・アンバー・ニウォードさん(23歳)が選ばれ、特別賞のミス・ナショナルコスチュームにはエクアドルのミシェル・ウェットさん(23歳)、ミス・パーフェクトボディにキュラソーのディオナ・アンジェラさん(22歳)、ミス・ベストドレッサーにメキシコのネバイ・トーレスさん(25歳)が受賞。地元開催で期待されていた日本の杉本雛乃さん(21歳)はベスト8に選ばれたものの、受賞はならなかった。
2018年11月10日たらちね助産院院長、大坪三保子先生にお話を聞く連載。小さなママ・コミュニティの大事さをうかがった 第1回 、情報に振り回され過ぎない子育てをうかがった 第2回 に続き、最終回は育児に忙しいお母さんが無理なくできて、自分を癒せるセルフケアについてうかがいました。お話をうかがったのは…大坪三保子先生(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■育児のコリ・ストレス・緊張「タオル1枚でときほぐす」マタニティ、産後ヨガクラスを長年開催している大坪先生。出産したばかりのママ、子育て中のママのセルフケアには、ヨガの呼吸法や動き、心の持ち方を取り入れています。大坪三保子先生(以下大坪先生):お母さんたちにはよく「脈をとってみましょう」と言っています。ちょっとやってみましょうか? 左手首の親指側に右手の人差し指、中指、薬指3本を置いて、自分の脈を感じてみてください。自分の脈を感じているときって呼吸はどうなりますか? 吸う息と吐く息、どちらを意識するようになりますか?──ゆっくりになりますね。そして特に吐く息を意識しているように思います。大坪先生:そうですね。脈をとるというのは、自分の身体を感じようとしていることなんですけど、呼吸がゆっくりになります。そして、呼吸がゆっくりになると、自分の身体や心を感じて穏やかな気持ちになります。そうすると、「自分自身の身体と心の穏やかな状態のなかで、生きるための判断ができるようになる」という自分の芯の部分とつながれる感覚が芽生えると言われています。ヨガでは、それを理知と呼んでいるそうです。──久しぶりに自分の脈を感じました。自分の体を感じることで、わかることがあるんですね。大坪先生:日々の生活で、自分が「ここにある」という感覚になるのはなかなか難しいと思うのですが、そういう感覚になるために、ヨガではポーズをとったり瞑想をしたりしますよね。瞑想すると呼吸がゆっくりになって、自分の心を止めることはできないんですけど、穏やかになる。そうすると、自分が今なすべきこと、なさざるべきことが見えてくると言われています。そのために脈をとることをご紹介しましたが、それ以外に少し感じにくいところを感じてみる方法もあります。どこにでもあるふつうのタオルを使ってできますよ。──フェイスタオルを使うんですね。大坪先生:例えば、背中ってふだん、あまり感じないですよね。ちょっと仰向けになって、肩甲骨のあたりにタオルを入れるんです。肩甲骨の下に入れると胸が広がるので、授乳や日常の作業で前かがみになりがちな方にいいですよ。ちょっとタオルを置いただけで体の感覚が変わりませんか?──タオルを置いた部分を意識しますね。そして、なんだか眠くなりました。大坪先生:あとは、正座をしてみてください。頭の上にタオルを置いてみますね。タオルを置かれると「タオルを落としたくないな」と姿勢が変わりますよね。これだけでも感覚が変わるんです。鼻がだんだん抜けてきて、呼吸が楽になる。腹筋もしゃきっとしますよね。──タオル一枚で、できるのがいいですね。大坪先生:妊婦さんにもするんですけれど、足首の下に置いたり、おなかの緊張をとりたい方は膝下に置いてもいいと思います。腱鞘炎になっている方は、ひじの下に入れるとすごく楽になります。ふだん、よく使っている関節のところに置くのがいいと思います。関節って筋肉がついているところとついていないところの接点なので、重力の影響を受けているところにタオルをあてがってあげるんですね。■たった5分で忙しい心をリセット──時間はどのくらいがいいのですか?大坪先生:3分から5分くらいでも十分ですよ。あまり長くやると昼間は反って眠気が強くなったりするので、10分程度でも十分です。もちろんそのまま夜は寝てしまっても大丈夫ですよ。赤ちゃんがいる忙しい生活の中で、5分という時間だけでも、リセットできると思います。緊張がとれて気持ちも楽になるという方もいます。5分間、楽にしたいなというところにタオルをおいていただくだけなので、ぜひ試してみてください。■寝る前に安らかな気持ちになることも大事大坪先生:それから、夜はできるだけ安らかな気持ちで眠りにつくことは大事だと思います。明治生まれの祖母が「夫婦げんかは夜してはだめ。日中に話し合うこと」とよく言っていました。夫婦でいると話し合うことはもちろん必要ですが、いつも気持ちが通じ合うことは難しいかもしれません。ですが、夜に興奮しすぎてしまうと気持ちが収まりにくくなります。交感神経がたかぶることで眠れなくなりますし、自律神経のバランスを崩してしまいます。寝る前は穏やかな気持ちで寝たほうがいいですよね。──そのためにはどうしたらいいですか?大坪先生:パートナーとお互いに寝る前のルール―を決めるというのはどうでしょうか。お互い穏やかな気持ちで眠りにつくために、「けんかをしていても『おやすみなさい』は言おうね」とか、寝る前にパートナーに何かひとつでもいいから褒めてもらうとか、優しく「おやすみ」と言ってもらうだけでもいいと思います。──あいさつだけでもいいんですね。大坪先生:「おはようございます」「ありがとう」「おやすみなさい」は魔法の言葉ではないでしょうか。さまざま出来事があっても、そこで仕切り直しができる言葉です。何か魔法の言葉をひとつ決めておく、もしくはふるまいを決めておくと、これだけは守るというルールになっていいと思います。肩をさするなどスキンシップをして寝るのでもいいですね。──家族間のコミュニケーションが大切ということですね。大坪先生:家族という単位で、さまざまなことを乗り越えていかれると思いますが、そこでのストレスを軽減して家族の絆を深めていただきたいです。そういうストレスは、弱いところに影響が出てしまいがちです。「親しき仲にも礼儀あり」ではないけれど、話し合い折り合いをつけ、相手を思いやって関係性を培っていく働きかけを、お互いが心がけていく。その中で、子どもとの関係も育っていくのではないでしょうか。元気な朝を迎えるために、眠りにつくときは安らかな気持ちになる儀式をつくるといいですね。シングルマザーの方も、赤ちゃんと二人きりで頑張りすぎず、家族や友人、地域の支援者とのコミュニケーションをとられることをおすすめしてます。「子どもを育てるには村が必要」と言われていますが、誰かと気持ちをわかち合うことで、子育てがぐっと楽になると思います。全3回の取材をさせていただいた中で印象に残ったのは、忙しい中でも自分の気持ちを理解しながら子育てをする大切さでした。そして、自分の気持ちを理解するためには、家族をはじめ、身近な方とのコミュニケーションが大切ということ。そういえば、忙しい日々の中で自分の気持ちや家族の気持ちが置いてけぼりになってしまうことが、当たり前のようになりがちだな…とそんなことを考えました。もうかなり大きくなった小中学生のわが子への向き合う気持ちも、少しだけ変えようと思えた取材でした。取材協力: ・NPO法人子育て支援グループamigo 世田谷区松原を拠点に 2001年から「産前産後」に特化して活動、2014年5月より特定非営利活動法人に。“一緒に楽しく子育てしようよ!”を合言葉に、助産師や保育士と連携しながら、生まれてくる子どもたちとその親が、地域の温かい人間関係の中で支えられ、すこやかに成長していくことができるよう、出産・育児を支援。大坪三保子先生のお話やベビーヨガ、ベビーマッサージが掲載されている冊子をホームページで販売。
2018年11月08日第一印象って重要ですよね。第一印象が良いと、その後の関係も早く発展しやすいです。だからと言って、第一印象が最悪だったからと好きな人を諦めることはありませんよ!最初は最悪でもそこから印象を良くすることも可能なんです。実際のエピソードを男性たちに語ってもらいました。■ みんなといるときと2人でいるときにギャップがある「最初会ったのは飲み会で、その時にはすごく気が強そうで、リーダーシップを発揮していて仕切りたがりなんだろうなって印象でした。僕の場合は、もっとおしとやかで控えめな感じが好きなので第一印象としては“全くなし”でした。でも次の時に2人きりになったら、すごく仕草とかが優雅で。そのギャップにやられちゃいましたね」(27歳/営業)会社や友達の前などでは「○○な自分」を演じている女子も多いはず。それがあまり男性ウケが良くないこともあります。ですが、逆にそれをギャップとして使うのは効果的なようです。男性は「自分の間でだけで特別な姿を見せてくれる女子」に弱いんです。■ 小さなことでも覚えていてくれる「第一印象はガサツで女っ気がないって人がいたんです。メイクとかもほとんどしてないみたいだったし、服装もあまり女性らしくなくて。友達にはなれるけど恋愛はなしかなって思ってました。でもその子と会話してみたら、すごく小さなことでも覚えてくれていて。その時に“あぁ、実は細かいところまでしっかり見てくれる子なんだな”って思って印象がガラッと良い風に変わりました」(31歳/自営業)誰だって自分の話したことや、自分の好きなモノのことを覚えていてくれるのって嬉しいですよね。最初の印象がガサツだったからこそ、些細なところまで気が付くことに意外性があってグッと心に刺さったのかもしれません。■ 「実は人見知りが激しくて……」と告白「合コンで最初に会ったときにすごくぶっきらぼうで、ずっとあんまり楽しそうじゃなかったんですよ。合コンに来てまで不機嫌な態度とるなんて周りの空気全然考えてないなって思っちゃって。でも最後に何故か連絡先聞かれて交換したんです。その次の日LINEで“昨日はごめんなさい。実は人見知りが激しくて……”って告白されて。それで前の日の印象が180度変わりましたね」(26歳/ゲーム)人見知りが激しかったり、大勢の前では気を使って素の自分を出せないことに悩んでいる女子も多いかもしれません。ですがそれすらも後で取り返せますよ!■ おわりにやはり男性はギャップに弱いんですね。最初の印象が悪ければ悪いほど、次のときにギャップがあるとコロッと恋に落ちてしまうこともあります。もちろん最初の印象が悪すぎて2回目に会う機会が与えられないこともあるので、ご注意を!(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年11月05日これまでTVドラマの中で数々の名台詞が生まれていますが、その中でも私たちの世代で「カンチ!セックスしよう!」はあまりにも有名です。その『東京ラブストーリー』が27年の時を経て、ただいま再放送中。このコラムが更新される日には最終回が放送予定のはず。ネットでは若者たちが「ツッコミどころ満載すぎて、ありえない」と言っていますが、携帯電話もSNSもないんだから仕方ないじゃない!良き時代ですよ!と私は完全に年寄りサイドの意見です。まあ、私用で会社に電話をかけすぎだとは思うけど。再放送が始まって最初の方は懐かしいなあと胸をきゅんきゅんさせながら見ていたのですが、物語が進んでいくうちに私は重大な事実に気づいてしまったのです。それは第7話の放送でリカが言った台詞で確実なものになりました。リカはカンチに会社を休んで彼の実家の愛媛に行こうと誘います。「そんなの無理だよ」と言うカンチにリカは「私はカンチに無理して欲しいの」と言いました。ああ、やっぱり!私がうまく恋愛をできないのは、無意識のうちに「恋愛とは赤名リカのようにするものである」が刷り込まれ、そしてそれを実行しているからなんだ!リカが夜中にカンチに電話をかけます。「もしもーし!あれ、寝てた?」迷惑そうなカンチにお構いなしで話を続けるリカ。こ、これ…、私じゃん…。「24時間好きって言ってて!仕事してても、友だちと遊んでてもカンチの心全部で好きって言ってて!」すごい勝手…、これも、私だ…。「私はカンチが全部だよ!」すごい重い…、完全に私だ…。実際に私は元カレに言われたことがあるのです。「繭子ちゃんって、リアル赤名リカだよね」と。その当時は、完全に誉め言葉だと思っていたのですが、今こうしてドラマを見ていると、赤名リカから鈴木保奈美さんの可愛さを奪ったら何も残らないじゃないかというぐらいヤバい女だということに気づきました。「無理しないでいいからね」と世間一般の優しい彼女が声をかける中、「私はカンチに無理して欲しいの」と堂々と言うリカ。すごくわかる。私は、相手が無理をしてくれることが愛情だって思っているから。例え寝ていても私のことが好きだったら夜中に電話がかかってきても嬉しいはずだから。24時間好きって言ってくれるのが恋人だと思っているから。あー、いかりや長介さんの「だめだこりゃ」の声がどこからか聞こえてきます。でも今さら、軌道修正なんてできないよ。トホホだよ。(これも赤名リカの台詞)となると、これはもう「赤名リカみたいな女を探している」という男性と出会うしかありません。読者の皆様のまわりにもそんな男性がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を!夜の公園で大声で「セックスしよ!」と叫んで通報されるかもしれませんが、それでも良いという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を!
2018年10月18日マツキヨ発信のタイアップ企画 第4回!美をアップデート!知らない私に出会う Beauty navi忙しいけどキレイでいたい、そんな働く女性に大好評の人気コンテンツ!今回も人気講師直伝の“ビューティーTips”で、さらに美をアップデートしちゃいましょう♥この秋、ONでもOFFでもトレンド顔に♪第4回目のテーマは「オシャレだけどやりすぎない!秋色メイク&こなれヘアスタイル♡」。表参道で圧倒的人気を誇る「NORA HAIR SALON」代表取締役の広江一也さんと、同サロンでヘアデザイナー・ヘアメイクアップとして活躍するKAEさんを講師にお迎えして、2018年秋のトレンドである“レトロ・ヴィンテージ”を取り入れた、会社でも使える“コンサバオフィスヘアメイク”と、休日が楽しみになる“トレンドカジュアルヘアメイク”をご紹介。簡単テクニック満載なので、今日から“ハンサムガール”で秋を楽しんでみてはいかがですか?第4回イベントのおみやげ大公開♪タイアップ企画では、イベント来場者の皆様へ“ビューティーTips”に合わせた様々なお土産をプレゼントしています。その中から今回は、メイクの幅がグッと広がるとっておきアイテムをご紹介!PICK UP♪エテュセ ハートチークカラー肌なじみのよい色調で、ほおにぴったりフィット。 自然な色ツヤを与えます。つるんとツヤのある仕上がりに。ぼかしも自在です。ラズベリーレッドは、ふんわりとフェミニンな仕上がりに、アプリコットオレンジは、肌馴染みがよくナチュラルな仕上がりに。その日の気分に合わせて使い分けると◎【第6回】BU×BNタイアップセミナー次回は、「セルフでできる♥2018年秋冬おすすめのニュアンスネイルセミナー」を開催いたします!当日は、“完全招待制”で人気のセルフネイラーを講師に迎え、今日から簡単にできるネイルデザイン&テクニックを無料で学べるチャンス!!10月17日(水)のお仕事帰りに、是非お立ち寄りください♥
2018年10月05日昨日(現地時間)、第70回エミー賞授賞式が開催された。出席者たちはそれぞれが旬でファッショナブルなドレスやタキシードに身を包み、「ベストの自分」を演出した。その中でも「Cosmopolitan」誌や「Mirror」紙など様々なメディアで取り上げられたベストドレッサーとワーストドレッサーをご紹介!まずは各社がこぞってベストドレッサーの称号を贈ったジェシカ・ビール。トップからボトムに向かって半月模様が大きくなっている生地とデザインが特徴的な「Ralph & Russo」のドレスを、エレガントに着こなした。ラズベリー色の「Zac Posen」のドレスを選んだ子役出身のジョーイ・キングは、「ため息の出るような美しさ」と評判に。「Zuhair Murad」のドレスを着用したケリー・ラッセルは、ロングスリーブながら胸元、腰から脚にかけての大胆なスリットとウエストにあしらったフェザーが「最高にセクシー」と称えられた。リアリティー番組「クィア・アイ」でお馴染みの「ファブ5」のメンバーは、個々の魅力を最大限に輝かせるアウトフィットで登場。セレブにも人気の彼らは「一緒にセルフィーを撮って!」とあちらこちらで引っ張りだこだったようだ。残念ながらワーストドレッサーと認定されてしまったのは、ダイアナ・ロスの娘で「Black-ish」(原題)に出演しているトレイシー・エリス・ロス。「Valentino」のピンクのドレスは袖もスカートもしわくちゃの風船のようで、「(見ているだけで)食べるのも飲むのもイヤになるかもしれない。生きるのさえも…」と酷評を受けた。(Hiromi Kaku)
2018年09月19日岡田准一主演で贈る『告白』『渇き。』の中島哲也監督最新作『来る』から、出演者のビジュアルが分かる最新ポスターが公開となった。本作は2015年「第22回日本ホラー大賞」を獲得した、澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を鬼才・中島哲也監督が映像化。主演の岡田さんのほか、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら豪華俳優陣が出演することでも話題となっている。今回、解禁となったポスタービジュアルでは、主演の岡田さんをはじめ、夫婦役を演じる妻夫木聡と黒木華、これまでに中島監督の作品に出演してきた松たか子と小松奈菜が、上から迫りくる“あれ”を待ち受けるような、緊張感あふれる表情を確認することができる。岡田さんは『関ケ原』『散り椿』など、時代劇への出演が続く中で久しぶりの現代劇となっており、髭面&ド派手な柄シャツという新鮮な出で立ちとなっている。小松さんはピンク色の髪にタトゥーといった衝撃の姿を披露。松さんは意味深な顔に傷を抱え、これまでにないオカルトな役作りとなっており、本作に漂う怪しい雰囲気を、このビジュアルだけでも十分に感じることができる。また、本作ではこれまで観ることがなかった彼らの演技合戦も目玉のひとつ。先日公開された特報映像にも多くの反響が寄せられ、「怖すぎる、でも観てみたい!」「早く観たい!」「これは期待大!」など、本作の公開を待ちきれないファンの様子が伺える。果たして“あれ”はポスタービジュアルのとおり、上から“来る”のか、はたまた下から“来る”のか。最恐のエンターテイメントに期待が高まる。『来る』は12月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:来る 2018年12月7日より全国にて公開©2018「来る」製作委員会
2018年09月10日多くの人って、大人になったら「それはなぜなのだろう」という疑問を持たなくなるのか、持ったとしてもそういう疑問を上手に忘れてしまえるのか、僕から見たら「うまくオトナをしているように」見えます。たとえば誕生日のお祝いについて。この歳になると、みんなそれなりにお金を持つようになるのか、高価なレストランでシャンパンを開けたり、どこかに旅行に行ったりしている写真がインスタに踊っているじゃないですか。それがいけないとかそういうことではなくて、それはそれでいいのだけれど、ぼくは心のどこかで「それは誕生を祝うことのほんの一部であって、根本的にはなにかもっと別のことをやる日が誕生日だろう」と常々思ってきました。誕生日って「この世に生まれてきてくれてありがとう」と「1年無事に生きてこられておめでとう」の日だと僕は思っています。したがって誕生の根源を考慮したことをすべきだと思っていて、ではそれは具体的にはなにをすることなのだろう?と、ずっと考えていたのでした。いや、今やっと、そういうことを考えてきたというのを言葉にできたのであって、それまでは漠然と「なぜ誕生日をことさら豪勢にお祝いをしなくちゃならないのだろう」と思っていました。でも、そんなことをおおっぴらに人に尋ねると、屁理屈を言ううっとうしい人みたいに思われるとイヤだなあと思って、誰にも言えないでいました。「誕生日の日は会いたい人に会いに行きたい」と言ったのは妻でした。結婚して最初の妻の誕生日祝いをどうしようかと考えていたら、妻のほうからそう言ってきました。言われた瞬間、これまでひそかに悩んでいたことのすべてが理解できました。「この世に生まれてきくれてありがとう」と「1年無事に生きてこられておめでとう」の日に、誕生の根源を考慮した行いって、たしかに「会いたい人に会う」、これしかない。妻天才。妻がどういう思考ルートで「誕生日の日は会いたい人に会いに行きたい」という結論にたどり着いたのか、妻にわかりやすい言葉で質問できる自信がないから聞いていないけれど、妻もきっと、大人になっても「それはなぜなのだろう」という疑問を持っていて、それに対する答えをぼくより早く発見したのでしょう。でないと、こういう答えはきっと出てこないから。ほかの多くの価値観が違っていたとしても、こういう、いろんな意味で言語化しづらい疑問を妻も持っていたのだと確信できた瞬間、それがこの人と結婚してよかったと心底思えた時なのでした。(ひとみしょう/文筆家)
2018年09月07日じつは現在、妻と一緒に住む家の事情で週末婚状態でして、週末しか妻と食事をともにしていないのだけれど、それでも結婚後、食事が僕にもたらした変化は特筆すべきものでした。ふたりでゆっくり食事をすることの豊かさを知ったとか、ふだんの朝食みたいななんでもないものを一緒に食べることの幸せを知ったとか、そういう発見がさらなる発見を呼んできたのです。むろん、これまでも誰かとゆっくり美味しいものを食べることを楽しんだことはありました。イタリア料理やフランス料理などのコース料理をワインを楽しみながら食べて、最後にデザート&デザートワイン&エスプレッソを食べたり飲んだりすると3時間くらいあっと言う間に過ぎて、美味しかったね、楽しかったね、と言い合ったことだってあるけれど、でもそういう豊かさとか楽しさとはまた別の豊かさや楽しさを発見し、その発見が僕の気持ちをちょっと困った場所に運んでいったのでした。鮭の上にガーリックバターだかレモンバターだかを乗せたやつと、ナスの煮浸しと、ポテトサラダと、あとなにかありふれたものを、週末に妻とゆっくり味わい、家庭的な時の中で豊かさと楽しさに心が支配されたとき、「分刻みでアクセク働くこともないかなあ」とふと思ったのでした。じつは思うところがあって、4月に大きな連載が終わってから仕事を増やしていないのだけれど、それでも秋に出版される小説の直しやらなにやらで忙しく、平日の食事は松屋でそこにいるお客さんの誰よりもはやく牛丼をかきこんでおしまいとか、やよい軒でしょうが焼き定食をなかば味噌汁で流し込むように食べたりという暮らしをしています。そういう平日が終わって週末、妻と一緒に決して豪勢ではないふつうのご飯を楽しくおいしくいただいていたら、食事はホントにふつうのもので十分なのだから、稼ぎは新卒の初任給くらいでよく、働く時間も10:00~16:00くらいのパートタイマーくらいでよく、あとの時間は主夫として家庭的なことに費やしたいなあと思えてくるのでした。ご飯を食べたらテレビは30分だけ、テレビを見終えたら自分の部屋に行ってお勉強……みたいな暮らしを小学生の頃からしてきたから(あ、頭良くないですよ、頭なんて持って生まれたもの以上には良くならないと思います)、家庭的なものに飢えているのかもしれないのだけれど、でもねえ、この歳で、しかも新婚早々「では今日から僕は主夫になります」と妻に言うと、これまた離婚の原因になるんだろうなあ。2回も離婚したくないしなあ。(ひとみしょう/文筆家)
2018年09月01日マツキヨ発信のタイアップ企画 第2回!美をアップデート!知らない私に出会う Beauty navi忙しいけどキレイでいたい、働く女性に向けた新コンテンツが登場!人気講師直伝の“ビューティーTips”をマスターして、美をアップデートしちゃいましょう♥手抜き美容術!10分メイクのコツ♥第2回目のテーマは「手抜き美容術!立花式10分メイクのコツ」。多数の雑誌・美容WEB掲載の人気美容家、立花ゆうりさんをお迎えして、忙しい朝に最適な簡単10分メイクのコツをお届け♥ 時短が叶う、スキンケアやベースメイク・ポイントメイクをマスターして、毎日の10分メイクを楽しみましょう♪詳細はこちら▼【第4回】BU×BNタイアップセミナー秋のヘアメイクセミナーを開催いたします!当日は、“完全招待制”でプロ直伝のテクニックをじっくり学べるチャンス‼︎2019年8月29日(水)のお仕事帰りに、是非お立ち寄りください♥
2018年08月24日今の時代、見ないようにしようと思っても、他人のキラキラしている写真をインスタやフェイスブックが絶え間なく流してくるので、「キラキラってこういうものなのね」と、さもわかったかのような気持ちになってしまうことがよくあるんですが、ホントのキラキラはそんな「わかったようなもの」ではなかった。結婚式当日、妻と僕はキラキラの渦中にいました。なにもお金をかけまくって豪勢な式&披露宴をしたわけではなく、結婚式ってほら、式場のスタッフ総出でキラキラを分刻みで演出してくださるじゃないですか。1つのキラキラが終わると、「はい、次のキラキラ入りま~す!」みたいな感じで、キラキラに次ぐキラキラ、さらにそれに次ぐキラキラみたいな感じで、キラキラを1つずつ噛みしめている暇がない。今でも不思議に思うことがあって、新婦って何回か衣装を変えますよね?しかもその衣装って十万円単位でレンタルしますよね?そんな「生涯で1回しか着られない最高の衣装&愛の結実の衣装」を着たと思ったら「はい、お色直しの時間です」となって、場合によっては衣装を着ている歓びを噛みしめないまま着替えちゃうわけでしょ?そういうのって女性はどう感じているのかな?妻はどう感じていたのかな?男の僕からすればすごく不思議に思います。衣装のみならず、結婚式&披露宴って、主役からすれば、ともすれば流れ作業に感じます。お付きの人が「はい、立ってください」「マイクを持ってください」「座ってください」「今度はあっちに立ってご挨拶してください」「こっちに顔を向けてください」「笑ってください」「いま食事をしてください」とか、もう言われたままに粗相しないように動くので精一杯。スタッフの方々や参列してくださった方々の温かな気持ちのおかげで、無事にすべてのことが終わったとき、もちろんホッとしたけれど、それ以上になぜかすごく謙虚な気持ちになったのを今でも覚えています。皆様のおかげで分刻みの行事が最高のカタチで終わった――皆様ありがとうございました。この気持ちしかなかった。キラキラしているものとか、インスタ映えするものとかが流行っているけれど、真のキラキラを経験すると人は謙虚な気持ちになり、それゆえ経験したキラキラをことさら他人に見せようとは思わないのではないか?自分の大切なものとして、ひそかに胸の中で輝かせ続けたいとは思っても、他人に「すごいっしょ?」と見せないのではないか?キラキラ中毒の女子だって、もっとぶっ飛んだキラキラを経験すれば、その写真はちょっとやそっとのことでは他人に見せたいと思わないのではないか?部屋に飾った披露宴の時に頂いた花をインスタに載せようかどうしようかと迷いつつ、その花がしおれた頃、ふとこんなことを考えたのでした。(ひとみしょう/文筆家)
2018年08月07日「即効!大人のお腹やせ」開催概要2018年9月17日(月)、NHKカルチャー横浜ランドマーク教室において、1日講座「即効!大人のお腹やせ」が開催される。『腹だけ痩せる技術』の著者でもある植森美緒が、お腹をきゅっと引き締めるテクニック「ドローイン」を伝授。受講者の98%が参加直後にサイズダウンする秘訣を学べる講座となっている。開催時間は13:30から15:00まで。受講料は会員が3,596円(税込み)、一般が4,276円(税込み)。女性限定。お腹やせを目指したい人だけでなく、姿勢に自信をもちたい人、腰痛やひざ痛、肩こりで悩んでいる人にもオススメだ。受講申し込みは、NHKカルチャーのウェブサイトにて受け付けている。問い合わせは、NHKカルチャー横浜ランドマーク教室(電話番号:045-224-1110)まで。健康運動指導士 植森美緒植森美緒は1965年生まれ。ダイエットに何度も失敗した経験を生かし、リバウンドしない方法を考案。自身も14kgの減量に成功した経験をもつ。現在は、スポーツクラブやカルチャースクールなどでセミナーやイベントなどを実施。著書には『植森式 大人のお腹やせ1週間ダイエットドローイン』、『お腹から即やせる~植森式日常生活を変えるだけメソッド~』などがある。(画像は植森美緒オフィシャルウェブサイトより)【参考】※NHKカルチャー※植森美緒オフィシャルウェブサイト
2018年08月05日身内をネタにコラムを書く場合、通常は身内の失敗などを取り上げつつ身内の立場を下げ、相対的に読者の立場を上げる、ということをします。それが昔からある「身内ネタコラム」におけるひとつの型なんですが、今回ばかりは「妻はスゲー人でした」と言わざるをえない。結婚式の準備期間って、ふつう女性は忙しいじゃないですか。招待状の発送ひとつをとっても「じつはわたしは参列したかったのに、どうして招待状を送ってくれなかったの?」とか「おれは招待されても絶対に出席しねぇ!」とか、こういうことを避けようと思えば、事前の根回しが必要なわけで、根回しするのだって手間も時間もかかるしね。ウエディングドレス選びだって、女性は時間がかかりますよね。男は「じゃあこれで」と、なにが「じゃあ」かわからないけど、なんかすぐに決まってしまうのに対し、女性は1日かけてもまわりきれない感じの「ドレスのお城」の中から1着選ぶのだから大変ですよね。それに加えて、ブーケをどうするのか、テーブルコーディネートをどうするのか、BGMは?写真撮影は?動画は?など、細かな打ち合わせがあり、そういう打ち合わせが挙式1ヵ月前くらいから怒涛のように押し寄せてきて、写真や動画、花にこだわりたいのは女性のほうだから、どうしても女性は忙しくなり、加えてブライダルエステやネイルサロンに通ったりして。さらにこの時期は、コーディネーターさんからいろんなことを「確認してください」と言われます。「引き出物の数、合ってますか?」「食事なさる人の数、合ってますか?」「子どもの数、合ってますか?」「いくつですか」と何回尋ねられたことやら、ですが、確認、確認、再確認で忙しかったのも妻でした。ぼくは……ここで初めて正直に告白しますが、妻が言ったことを「そうですね」となぞっていたのでわりと暇でした。「親戚の子どもって10人でいいのよね?」と言う妻に「そうですね」と答えただけ、みたいな。決して手を抜いているとか結婚式をしたくないとか、そういう気持ちだったわけではなく、ほら「船頭多くして船山に上る」って言いますよね。結婚式は妻のしたいようにやればいいとぼくは思っていたので、「誰がどう考えてもそれはおかしいだろ」と思えることに対して以外、ぼくはなにも言わなかったのでした。1ヵ月前のドタバタに加え、送賓のときに手渡すもの(お菓子などの詰め合わせにした)も、妻がひとりでスタバや「おかしのまちおか(これ、予測変換で出る!スゲェ!)」などでお菓子を買ってきて、それを袋に詰めて(80袋くらい)、その袋に「今日はありがとうございました」のスタンプを押したメッセージカードを貼り、しかもそのスタンプも妻みずからネットで探して発注して……という感じで、とにかく妻の負担が大きかったです。準備作業に精を出す妻を傍目に、猫の手も借りたいくらいの気持ちなのかなあと、不安に思ったものでした。ブライダルエステ、確認、確認の結果まちがっていた時の修正、スタバ、まちおか、お菓子の詰め作業、ハンコの発注、ハンコを押す紙にインクがのらなかったのでメッセージカードの買い直しなどなど、それらぜ~んぶ妻がやりました。そんなある日、式場のかつら合わせの打ち合わせから戻った妻はぼくに言いました。「今日、かつら合わせしてたら、後ろのブースの女性が『結婚式前ってホントに忙しくて、カラダがいくつあっても足りないわ』とぼやいてたよ。この前もそう言っている女性が何人かいたよ。みんな何がそんなに忙しいんだろうね?わたし全然忙しくないんだけど。なにがそんなに忙しいのか聞いてみたいわ」身内をネタにコラムを書く場合、通常は身内の失敗などを取り上げつつ身内の立場を下げるわけですが、今回ばかりは「妻はスゲー人でした」と言わざるをえない。(ひとみしょう/文筆家)
2018年07月31日日本は残念ながらベスト16で敗退してしまいましたね。予選リーグは一試合も見ていなかったのですが、ベルギー戦は3時に起床して観戦しました。日本が2点リードした時にはマイスイートフレンチボーイフレンドのオスカルから「Woooh Japan!」とメールがきて私も「Unbelievable!」と返信したのですが、最終的にはGoogle翻訳を使って「C’est dommage.(残念です)」と送り、向こうからは「それは残酷だ」という微妙な日本語メールがきました。以前、彼から「よく寝ろ」というメールがきたこともあるので翻訳アプリというのは信頼できません。でも、こうしてメールができるきっかけになるW杯ってやはり素晴らしいものですね。4年前のブラジルW杯の時、とあるサッカー番組のゲストに呼ばれ、そこで「試合観戦時は母親、もしくは彼女目線で見てみる」と言ったところ、司会の勝村政信さんに「病院に行って下さい」と言われてしまったのですが、今回のW杯でもそれは変わらず。例えばフランス代表の若きエース、エムバペを見ながら「生まれた時はあんなに身体が弱かったのに、立派になって…」と母親っぽいことをつぶやいてみたりします。ちなみにエムバペが幼少期に身体が弱かったかどうかは知りません。でもやっぱり楽しいのは彼女目線。調子が悪い選手を見て「昨日、電話でケンカしちゃったせいかなあ…」と考えてみたり、ゴールをした後のパフォーマンスを「あ!私と約束したポーズだ!」と思い込んでみたり。うん、やっぱり病院に行った方が良いのかもしれない。でも自分の恋人がW杯で活躍するなんて、女として最高だろうなと思います。南アフリカW杯、優勝したスペインのGKのカシージャスが試合後にインタビューを受けました。インタビューをするのは恋人のサラ。「今の気持ちは?」「とても嬉しいです」そんな普通のやり取りを始めますが、カシージャスは仕事を続けようとするサラを遮り、彼女を抱き寄せキスをしました。この動画の再生回数のうち、1万回は私です。何度見ても胸キュン!とある占いサイトの2018下半期の星座別恋愛運ランキング、私のみずがめ座が最下位だろうが、そんなことにはめげません。もう少し続くW杯期間中、選手の彼女目線で幸せのイメージトレーニングをして、現実の幸せを掴みたいと思います!
2018年07月28日マツキヨ 注目のタイアップ企画 第1弾!美をアップデート!知らない私に出会う Beauty navi忙しいけどキレイでいたい、働く女性に向けた新コンテンツが登場!人気講師直伝の“ビューティーTips”をマスターして、美をアップデートしませんか?セルフで叶う簡単ヘアアレンジ♥記念すべき第1回目のテーマは「湿気での広がり防止!自分でできるヘアアレンジ」。人気美容室「ALBUM HARAJUKU」店長・桑原 大貴さんをお迎えして、セルフで叶う簡単ヘアアレンジをお届け♥ 今すぐできる“ゆるかわポニーテール”や“ねじりシニヨン”、“くるりんぱアレンジ”をマスターして、あなたも髪型美人になっちゃいましょう!詳しくは下記ボタンから▼
2018年07月25日W杯が始まりましたね!夜な夜なイケメンチェックに勤しむために寝不足気味の西山繭子です。私の一番は、もちろんダビド・シルバです。彼といつ何時出会っても良いようにスペイン語学校に通い、当時彼がいたバレンシアへの旅を画策していたところ、シルバはマンチェスター・シティに移籍。ああ、じゃあそっちにってことでマンチェスターに短期留学をしました。我ながら、すばらしき行動力。まあ当然ながらマンチェスターで偶然シルバに会えることはなく、結局のところオスカルというフランス人青年と仲良くなって帰国したんですけどね。そのオスカルも大のサッカー好きということで、W杯が始まってからは頻繁にメールをしています。しかし私が「一人でW杯を見にフランスに行ってから、もう20年かあ」と言うと「僕は子どもだったから、あまりよく覚えていな…。ああ!でも、もちろんフランスが優勝したのは嬉しかったよ!」と気を遣うオスカル。20歳の私が自分で稼いだお金で異国の地を一人旅している時に、オスカルはその異国の幼稚園でフランスパンをしゃぶっていたわけですから、仕方がないですね。今回のロシアW杯では現役時代を知っている選手が監督になっていたりもします。デンマークGKのシュマイケルなんて「まだ現役なの!?」と思ったら、息子でした。ひえー。こうして歳をとっていくのだなあ。先日も25歳の男の子に「西山さんは、今までいつが一番楽しかったですか?」と訊かれ、こいつ何で今だって思ってないんだよと不服に感じつつも「今も昔もそれぞれ楽しいよ」と大人の返答をしました。そう、それなりに楽しいことがたくさんある。さすがに若い頃と比べて体力がなくなり、昨日もがっつり鍼治療を受けていましたが、W杯でイケメンにときめく恋心は衰えておりません。私にとって、このW杯イヤーというのは、いつも人生の転機になるようなことが起こる年なのです。2018年の上半期も終わろうとしていますが、下半期に期待!ヴィッセル神戸に移籍したイニエスタに近づき、シルバを紹介してもらうのもありだな、などと40歳になっても小学生並みにポジティブな妄想ができる私にはまだ未来があるのです。
2018年07月14日