『紙の月』で第39回報知映画賞、そして第38回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞した大島優子を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『四十九日のレシピ』を手がけたタナダユキが7年ぶりのオリジナル脚本に挑戦した『ロマンス』が今秋公開することが決定した。北條鉢子、26歳。職業、ロマンスカーのアテンダント。仕事の成績は常にトップ。今日も、つつがなく業務をこなし、新宿-箱根間を往復して東京に戻ってくるはずだった。あの男に出会うまでは…。箱根の景勝地を舞台に繰り広げられるロードムービー。「AKB48」卒業後初の主演作となる大島さんは、ロマンスカーで車内販売を行うアテンダントを好演。小田急電鉄新宿駅を起点に箱根へと向かい、ひょんなことから“怪しい映画プロデューサー”との箱根珍道中へと巻き込まれていく…という役どころだ。共演者に映画プロデューサーに扮する大倉孝二を始め、野嵜好美、窪田正孝など個性派俳優が集結している。大島さんは今回のオファーを受けて「主演ということで不安な気持ちになったのですが、監督がタナダさんと聞き、一気に喜びに変わり、楽しみな気持ちが日増しに大きくなりました」とコメント。ロマンスカーのアテンダントについては「何度も練習をしたのですが、とても難しく、実際に動く電車の中で実演できるのか不安でした。本番は手が震えるほど緊張しましたが、何とかOKを出してもらえたので良かったです。初めての役だったので、とても良い経験になりました」と撮影時をふり返る。また、撮影を終えて「こんな穏やかな気持ちで撮影を終えられた作品は初めてでした。それは、タナダ監督、スタッフの方を信じていたからだと思います。撮影を終えたいまでも鉢子を愛おしく感じています。みなさんにも“なぜだか愛おしい”と思ってもらえる映画になれば嬉しいです」と語った。大島さんにとって6年ぶりの実写主演映画となる本作。女優として活躍の場を広げる彼女の渾身作に注目が集まりそうだ。『ロマンス』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日2015年度ポニーキャニオンが贈る映画グルメのための最新名画コレクション“映画美食宣言 シネマ・スペシャリテ”第3弾のキャンペーンが現在展開中だ。第3弾では、トライベッカ映画祭をはじめ全米各地の映画祭で観客賞を総なめにし、日本でもロングラン・ヒットとなった『チョコレートドーナツ』(発売中)が第2弾に引き続き再び登場!そのほか『コーヒーをめぐる冒険』(発売中)、『リスボンに誘われて』、『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』といった濃密な見応えと感動に満ちた名作の数々が揃った。また、パリを舞台にした『ウィークエンドはパリで』、現代ニューヨークを鮮烈に活写した『フランシス・ハ』、1970年代のインドを舞台に描かれる感動作『バルフィ! 人生に唄えば』など世界各国を舞台に描かれるその街並みの風景も魅力的なラインナップとなっている。さらに今回は、ユーザー参加型のキャンペーンを実施中! KINE NOTEに第3弾のラインナップ作品のレビューを書くと、優秀コメント投稿者には豪華賞品がプレゼントされたり、アンケートに回答すると抽選で『繕い立つ人』(1月31日公開)の劇場チケットが当たるなど映画ファンには嬉しい内容となっている。“映画美食宣言 シネマ・スペシャリテ”第3弾のキャンペーンの概要やラインナップ作品については、公式ホームページで確認することができ、今後も映画ファン必見の企画も追加される予定なので随時チェックしていただきたい。『チョコレートドーナツ』発売中ブルーレイ(1枚組):4700円+税DVD(1枚組):3800円+税発売・販売元:ポニーキャニオン
2015年01月09日映画・テレビのスターが一堂に会して開催され、“アカデミー賞前哨戦”とも言われる祭典「ゴールデン・グローブ賞」。第72回を数える今年の受賞式に登場するプレゼンターたちの名前が発表された。注目は、昨年度の同賞で見事「女優賞」を獲得し、今年度もコメディ/ミュージカル部門の「女優賞」に映画『ビッグ・アイズ』でノミネートされているエイミー・アダムス。さらに、ロバート・ダウニーJr、グウィネス・パルトロー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズと豪華絢爛な俳優陣が選出。この他にもエイドリアン・ブロディ、ケイト・ハドソン、サルマ・ハエック、クリス・プラット、チャニング・テイタム、オーウェン・ウィルソンなど、名だたる俳優陣が続々とプレゼンターとして登場することが決定した。「パーティ・オブ・ザ・イヤー」とも称される同賞の華やかな授賞式。今年はどんなドラマが繰り広げられるのか注目が集まる。<「第72回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」放送情報>■AXN 海外ドラマ presents「生中継!第72回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」放送日時:1月12日(月・祝)8:30~14:00(日本時間)BSスカパー!(BS241ch/CS585ch)で無料放送。※「AXN 海外ドラマ」では、1月12日(月・祝)21:00~同時通訳版、1月18日(日)21:00~HD字幕版を放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日第70回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で「監督賞」を含む4賞を受賞したほか、各国の映画祭でも受賞が相次いだ、英国版“おくりびと”を描く『おみおくりの作法』。2015年1月24日(土)からの日本公開を前に、いち早く本作を観賞した、小堺一機や斎藤工、映画コメンテイターのLiLico、漫画家の辛酸なめ子、『エンディングノート』で知られるドキュメンタリー監督の砂田麻美などから、絶賛のコメントが続々と寄せられていることが分かった。ロンドン市ケニントン地区の民生係ジョン・メイ(エディ・マーサン)。彼の仕事は、ひとりきりで亡くなった人の“おみおくり”。ともすれば事務的に処理することもできるこの仕事を、ジョン・メイはいつも誠意をもってこなしていた。ある日、ジョン・メイの真向かいに住むビリー・ストークが亡くなり、これまで以上に熱心に仕事に打ち込むジョン・メイ。故人を知る人を訪ねて葬儀へと招待する旅の過程で、出会うことのなかった人々と知り合い、彼にも変化が生まれていく…。本作は、日本でも社会問題となっている孤独死の弔いを担当する、役所の几帳面な民生係ジョン・メイが、故人の人生を紐解く中で新たな人生を歩みだす物語。主人公ジョン・メイを情感豊かに演じるのは、『戦火の馬』『思秋期』などの大作やシリアスな作品から、『ワールズエンド 酔っぱらいが世界を救う!』などコメディもこなせる、英国を代表する名優、エディ・マーサン。監督・脚本は大ヒットコメディ『フル・モンティ』を生み出した名プロデューサー、ウベルト・パゾリーニが手がけている。死者に対しても、誰に対しても丁寧にあたたかく向き合うジョン・メイが見守る“旅立ち”と、胸震える感動が待つ奇跡的なラストシーンは、日本でも多くの映画通たちの心をとらえている。<著名人コメント>(順不同・敬称略)■斎藤工(俳優)※オフィシャルブログより抜粋きめ細かく上質な風味。 厳選され抽出されたエスプレッソの様な作品。ひたすらに素晴らしい。■LiLiCo(映画コメンテーター)優しさに満ちた生き方をすれば逝くときは美しくて感動的。日本らしい考えが溢れる傑作!■辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)誰も来ない誕生日よりも誰も来ないお葬式の方が何倍も淋しいことに気付き、生きている間にもっと人と関わらなければと切実に思いました。■砂田麻美(『エンディングノート』監督)死者という名のモノ言わぬ人間の痕跡は、一体誰のためにあるのだろうと、答えのない問いをずっと考えている。映画「おみおくりの作法」の主人公は、 彼等がわたしたちの世界を横切っていくことの愛おしさを、 その真摯な人生を通じて惜しみなくわたしに教えてくれた。■志茂田景樹(よい子に読み聞かせ隊隊長・作家)こんな人、日本人もいるよね、と自問して観ていたら、登場人物がみんな日本人に見えてきた。死者の思いを、探しあてた遺族に伝える主人公の崇高な心情にふれ涙があふれた。■小堺一機(タレント)観終わった後に、こみあげてくる数々のセリフ、場面の意味、いま生きていることの素晴らしさ、小津映画のような、静かな饒舌さ。エディ・マーサンが素晴らしい!特に、先日行われた自身初のトークライブに登壇した小堺さんは、本作を紹介する際、ラストシーンを話すことができないもどかしさに「とにかく、細部にわたってこだわり抜かれた素晴らしい映画だから、絶対に観てほしい!」と繰り返していたほど。観た後には誰かに伝えずにはいられない、そんなアツい想いが詰まったコメントの数々から、本作に思いを巡らせてみて。『おみおくりの作法』は2015年1月24日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月30日ディズニー映画『ベイマックス』のパラパラ漫画を依頼されるなど、いまや世界的なアーティストとなった鉄拳の代表作を基に描き、第6回沖縄国際映画祭で「TV DIRECTOR’S MOVIE」部門で主演男優賞、主演女優賞をW受賞し話題となった『振り子~furiko~』が2015年2月に公開されることが明らかとなった。1976年ーーひょんなことから出会った大介とサキ。これが2人の歩む「数奇な運命」の始まりだった。商店街の人々に見守られ、夢だったバイク屋を経営しながら暮らしていた大介一家。ところがある日、バイク屋が倒産。家族の歯車が狂い始める。そんな矢先、サキが倒れて寝たきりの状態に。大介はサキを元に戻そうと懸命に努力するが2人に待っていたのは予想外の結末だった。昭和から平成…「振り子時計」が刻んだ夫婦の歴史。そして、2人が夢見た21世紀に待っていたのはーー。昭和から平成を舞台に、振り子時計が見守ったある男女の笑って泣ける家族の物語。世界的ロックバンド「Muse」の公式PVに採用されiTunesミュージックビデオ・チャートで1位を記録するなど、鉄拳さんの紡いだ「夫婦の物語」は日本のみならず世界中で感動を呼んでいる。主演を演じるのは、原作の大ファンだという中村獅童と小西真奈美。2人の学生時代をNHK連続ドラマ「ごちそうさん」で知られる石田卓也、2015年3月から始まるNHK連続ドラマ「まれ」に出演する清水富美加と“ネクストブレイク”必至といわれる若手俳優陣が集結。ほかにも板尾創路、松井珠理奈(SKE48/AKB48)、研ナオコ、小松政夫、中尾明慶、武井壮、山本耕史、武田鉄矢らが個性豊かなキャラクターが顔を揃える中、原作者・鉄拳さん自身も“素顔”で出演を果たしている。『振り子~furiko~』は2015年2月28日(土)より角川シネマ新宿、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日今秋で36回目を迎えた映画祭“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”が現在、京都で開催されており、18日(土)からは名古屋で、20日(土)からは神戸で開催される。世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”はこれまで数多くの映画監督を輩出しており、今年も活躍が期待される監督たちの作品がそろっている。その他の写真“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった528作品の中から21作品が入選作として上映され、各会場で入場者の投票により、京都賞、名古屋賞、神戸賞が決定する。また映画祭ではアワードの入選監督から企画を募り、PFFが製作から公開までをプロデュースするPFFスカラシップを実施。内田けんじ監督の『運命じゃない人』、石井裕也監督の『川の底からこんにちは』など人気作を数多く手がけており、先ごろ鶴岡慧子監督の最新作『過ぐる日のやまねこ』が完成した。映画界もこれらの作品を高く評価しており、先ごろ、スカラシップ作品のプロデューサーを務めてきた天野真弓プロデューサーが、優秀な作品の完成に大きな貢献を果たしたプロデューサーにおくられるSARVH賞を受賞。講評では「これまでの長きに渡る天野真弓氏の業績に対して、SARVH賞を授与できることは、この賞が創設されて十年という節目の年に最もふさわしい」というコメントが出された。ちなみに今年のPFFアワードの入選監督もスカラシップの権利をかけて各監督の企画提出が予定されており、映画祭で“明日の映画界を担う才能”を発見することができそうだ。第36回PFFぴあフィルムフェスティバル12月19日(金)まで京都シネマ12月18日(木)から21日(日)まで愛知県芸術文化センター12月20日(土)から23日(火・祝日)まで神戸アートビレッジセンター2015年1月3日(土)から9日(金)まで京都シネマで開催
2014年12月16日毎年冬に開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭のキャッチコピーとキービジュアルが発表された。記念すべき第25回目の節目を迎える本映画祭は、キャッチフレーズを“世界で一番、楽しい映画祭”に一新し、来年2月19日(木)から2月23日(月)まで、アディーレ会館ゆうばりをメイン会場にして開催される。北海道夕張市で開催されるゆうばり映画祭は、SF、ホラー、ファンタジー、アドベンチャー、アクション、サスペンスなど、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象とした映画祭で、熱狂的なファンが多く、映画の作り手たちからも支持されているのが大きな特徴だ。このほど発表されたキービジュアルは、“怪獣絵師”として知られるイラストレーターの開田裕治氏が特別に描き下ろしたもの。開田氏は「2014年に初めて映画祭に参加させて頂きましたが、アディーレ会館ゆうばりでの開催が次回で最後と聞きましたので、迷わずメインモチーフとさせて頂きました。虎や建物から漏れる光は子どもの頃に観た映画館の映写窓の光の記憶から。父親に連れられて見た怪猫映画が恐くて恐くてスクリーンに向かい合うことが出来ず、椅子の背にしがみついてずっと後ろを見ていたという、私の最も古い記憶のひとつです」とコメントを寄せており、作品は、2008年から今期までメイン会場として人々を楽しませてきたアディーレ会館ゆうばり(旧市民会館)の上に、大きな翼を広げた巨大な虎が陣取る、氏ならではの幻想的でインパクトのあるビジュアルとなっている。本映画祭は現在、各部門その他上映作品の最終選定に入っており、1月15日(木)にアディーレ会館ゆうばりで行われるラインナップ会見で、上映作品や来場ゲストについての情報が発表される。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭20152015年2月19(木)から2月23日(月)まで開催
2014年12月11日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は10日、第10回IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」の受賞作品を決定した。「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」は、子どもたちがコンクール作品の制作を通して、インターネットの安全利用を意識する目的で、IPAが開催しているもの。標語部門の最優秀作品は、神奈川県の学校2年生の作品「Yes. Ok. クリック前に 一呼吸」。「ヒップ・ホップを思わせるリズム感で、具体的な対策を表現している」との講評が寄せられた。ポスター部門は東京都の小学校6年生の作品「トラブルメール 送っていませんか?」。4コマ漫画部門は京都府の高等学校1年生の作品「携帯の時間じゃなくて・・・。」が最優秀作品に輝いた。10回目を迎える2014年度のコンクールは、2014年4月1日から9月8日まで作品を募集。応募数は標語部門33,299点、ポスター部門4,427点、4コマ漫画部門4,571点の合計42,297点となり、過去最多を記録した。
2014年12月10日映画ファンが主催する映画祭として注目を集める第36回ヨコハマ映画祭が、来年2月1日(日)に神奈川県立音楽堂で開催される。今回は作品賞を受賞した『そこのみにて光輝く』ほか2作品の上映と受賞式が行われるが、毎年、満席となる盛況ぶりを見せており、今年も満席になることが予想される。その他の画像ヨコハマ映画祭は、映画好きのサラリーマン3人によって1980年に発足した、映画ファンによる映画ファンのための映画祭。毎年行われる受賞式には様々な映画人が登壇し、感動のドラマが繰り広げられてきた。今年は、作品賞に『そこのみにて光輝く』、監督賞に呉美保(『そこのみにて光輝く』)、安藤桃子(『0.5ミリ』)、主演男優賞に綾野剛(『そこのみにて光輝く』)、主演女優賞に宮沢りえ(『紙の月』)などが選出されている。当日は、『紙の月』『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』『そこのみにて光輝く』が上映され、その後に受賞式が行われる。チケットは、12月20日(土)より一般発売が開始される。第36回 ヨコハマ映画祭2月1日(日)会場:神奈川県立音楽堂(木のホール) (神奈川県)11:00開場/11:30開映上映作品『紙の月』『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』『そこのみにて光輝く』※『そこのみにて光輝く』は、R15+のため15歳以上観覧可。前売券:2700円(税込)チケット発売:12月20日(土)10:00AMより
2014年12月10日日本工学院とオリンパスイメージングは11月27日、第5回「高校生デジタルフォトコンテスト」の受賞作品を発表した。グランプリには北海道旭川西高校 高松美聡さんの作品「水のスカート!」が選ばれた (以下、作品はすべてクリックで拡大)。準グランプリは、東京都立若葉総合高校 樋口苑子さんの「classroom」と常磐高校 藤崎悠二郎さんの「遅刻を阻止せよ!」が受賞。エプソン特別賞には香川県立坂出高校 竹本希さんの「white sentimental」が選出された。そのほか、10作品が入選を受賞した。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベント。今回は「高校生活」というテーマに対し、999点の応募が多く寄せられた。審査員の一人、写真家の清水哲朗氏はコンテストの総評として、「撮影行為そのものや仲間との時間を楽しんでいそうな作品」には共感を覚えたと評価した。一方で、表情を見せないようにした人物写真に対しては「背中写しは逃げのアプローチとして評価が低くなるだけです」と苦言を呈した。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN E-P5 レンズキット (ホワイト)」、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough (レッド)」、エプソン特別賞には「カラリオ EP807AW」、そして入選まですべての受賞作品に「サンディスク エクストリーム SDHC UHS-Iカード 16GB」が贈呈される。
2014年11月27日「タサキ(TASAKI)」は、2014年10月23日(木)から31日(金)まで開催された第27回東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival、略称TIFF)にスポンサーとして協賛し、そのクロージングセレモニーが10月31日(金)に華やかに開催された。(c)2014東京国際映画祭同映画祭期間中には、日本を代表する女優陣が「タサキ(TASAK)」Iのジュエリーをまとい、様々なイベントに登場。第27回東京国際映画祭のオープニングセレモニーで、同映画祭のフェスティバル・ミューズを務めた女優の中谷美紀やフェスティバル・ナビゲーターを務めた女優の岡本あずさをはじめ、国内から唯一のコンペティション作品として出品され観客賞を受賞した映画「紙の月」に主演され、自身も最優秀女優賞に輝いた宮沢りえ、同映画祭で自身が監督した映画が上映された監督兼女優の杉野希妃など、東京国際映画祭を彩ったさまざまなセレブリティがそれぞれの美しさで東京国際映画祭を華やかに彩った。 中谷美紀は、TASAKIクリエイティブ・ディレクター タクーン・パニクガルによるデザインの『テイク フライト』バングルを着用。18Kホワイトゴールドとグレーダイヤモンドで羽のモチーフを軽やかに描き出した、モダニティと洗練されたエレガンスを感じさせるジュエリーに、スタッドタイプのDカラー、トリプルエクセレントカットの最高のクオリティを誇る大粒ダイヤモンドのイヤリングをコーディネート。その洗練された美しさでオープニングセレモニーのレッドカーペットでひときわ輝きを放っていた。宮沢りえは、TASAKIクリエイティブ・ディレクター タクーン・パニクガルによるデザインの『アイシクルズ』のイヤーカフを着用。18Kホワイトゴールドにあこや真珠、ダイヤモンドで氷柱を表現した最新作を身にまとい、艶やかでスタイリッシュな装いで、観客賞を受賞した主演作品「紙の月」のワールド・プレミアに臨む。岡本あずさは、リボンをモチーフにしたTASAKIクリエイティブ・ディレクター タクーン・パニクガルによるデザインの「バウンド」ティアラをメインに、バラをモチーフにした「リボンローズ」イヤリングやTASAKIのアイコンシリーズ「デインジャー」のリングをコーディネート。軽やかでフレッシュな魅力でレッドカーペットに登場。杉野希妃は、18Kホワイトゴールドとシャンパンガーネットを素材に使用したシャンデリアタイプの「デコドレープ」のイヤリングとペンダントを着用。動きにあわせて揺れるデザインのジュエリーを煌びやかに着こなしていた。「タサキ(TASAKI)」は今後も、レッドカーペットにふさわしいモダンかつエレガントなハイジュエリーを発表していく。(c)TASAKI画像左:宮沢りえ着用『アイシクルズ イヤーカフ【18KWG、あこや真珠、ダイヤモンド】』1,650,000円(税抜)画像中上段:岡本あずさ着用『バウンド ティアラ【SIL、ダイヤモンド】』940,000円(税抜)画像中下段:中谷美紀着用『テイク フライト バングル【18KWG、グレーダイヤモンド】』6,600,000円(税抜)画像右:杉野希妃着用:『デコ ドレープ イヤリング【18KWG、シャンパンガーネット】』1,400,000円、『デコ ドレープ ペンダント【18KWG、シャンパンガーネット】』1,200,000円(全て税抜)元の記事を読む
2014年11月12日ベネッセの“こどもちゃれんじ”の人気キャラクター・しまじろうが活躍する映画第3作『しまじろうとおおきなき』が来年3月に公開されることが決定した。その他の写真本作は、2013年の『…すくえ!七色の花』、今年3月の『しまじろうと くじらのうた』に続く最新作で、雲よりも高い“マザーウッド”の木を救うために霧が島にやってきたしまじろうたちの大冒険を描く。本シリーズは、小さな子供たちが映画を楽しめるよう様々な工夫をしており、映画館の照明を調整したり、劇中に休憩時間や、子どもが楽しめるアイテムが登場するなどの独自の展開が用意されている。その結果、過去作では来場した子どもたちの6割が本作で“映画館デビュー”をかざっており、来場者の9割以上が「満足した」という結果を残している。最新作でも引き続き、小さな子どもたちが映画館を楽しめる工夫があちこちに凝らされるそうで、来春も多くの子どもたちが本作で“映画館デビュー”を果たすことになりそうだ。『しまじろうとおおきなき』2015年3月13日(金)全国ロードショー
2014年11月07日第27回東京国際映画祭が31日に閉幕し、東京・六本木のTOHO シネマズ 六本木ヒルズで行われたクロージングセレモニーで、コンペティション部門をはじめとする各賞が発表された。最高賞である東京グランプリは『神様なんかくそくらえ』に決まり、宮沢りえ主演『紙の月』は、観客賞と最優秀女優賞を獲得した。セレモニーではまず、フェスティバル・ミューズの中谷美紀があいさつ。「豊かな9日間でした。映画漬けの日々を送ることができて、なんて幸せな日々だったんだろうと思っています」と振り返った。続いて、新設された"SAMURAI(サムライ)賞"受賞者の北野武監督とティム・バートン監督が登場し、トロフィーが贈呈された。コンペティション部門では、最高賞の東京グランプリにアメリカ・フランス合作の『神様なんかくそくらえ』が決定。本作は、少女の青年に対する絶望的な愛の物語を軸に、ジャンキーとして生きる若者たちを徹底したリアリズムで描いた作品で、主演女優アリエル・ホームズの実体験を描いた。サフディ兄弟は、最優秀監督賞も受賞。「2つも受賞してうれしく思います」と喜びを語った。日本代表作品の宮沢りえ主演『紙の月』も、観客賞と主演女優賞の2冠を達成。吉田大八監督は「『紙の月』を好きだとおっしゃってくださった方が一番多いという重みを感じます」と語り、宮沢は「おみくじで大吉をひいた時に、『ヤッター!』と思う気持ちの中に自分を引き締めなければという気持ちが湧くのと似ています」と喜びを伝えた。すべての賞を発表した後、コンペティション国際審査委員長のジェームズ・ガン監督が「審査員一同、世界を巡らせてもらえた日々でした」と9日間を振り返り、「今年の作品に流れるテーマは、愛する、そして、愛されるという必要性」だとコメント。「映画作りの楽しさの中で、表現力の相違点と類似点を体験できるのが、東京国際映画祭の魅力だと思います」と語った。第27回東京国際映画祭 受賞作品・受賞者【コンペティション部門】東京グランプリ:『神様なんかくそくらえ』審査員特別賞:『ザ・レッスン/授業の代償』最優秀監督賞:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ(『神様なんかくそくらえ』)最優秀女優賞:宮沢りえ(『紙の月』)最優秀男優賞:ロベルト・ヴィエンツキェヴィチ(『マイティ・エンジェル』)最優秀芸術貢献賞:『草原の実験』観客賞:『紙の月』WOWOW賞:『草原の実験』【アジアの未来】作品賞:『ゼロ地帯の子どもたち』国際交流基金特別賞:『遺されたフィルム』【日本映画スプラッシュ】作品賞:『百円の恋』スペシャル・メンション:『滝を見にいく』【SAMURAI(サムライ)賞】北野武、ティム・バートン
2014年11月01日今秋で36回目を迎えた映画祭“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”が12月から来年1月にかけて京都、愛知、神戸の三都市で行われる。その他の情報“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった528作品の中から21作品が入選作として上映され、各会場で入場者の投票により、京都賞、名古屋賞、神戸賞が決定する。また、京都会場では2012年と2013年の“PFFアワード”のグランプリ作品『夜とケイゴカー』『くじらのまち』の上映も予定されている。“SF・怪奇映画特集”にはアンドレイ・タルコフスキー監督の『ストーカー』『惑星ソラリス』、ジョン・カーペンター監督の『ダーク・スター』などの傑作が集結。矢口監督と鈴木監督の短編制作プロジェクト“ワンピース”の20周年記念プログラムでは、両監督の新作短編も登場する。第36回PFFぴあフィルムフェスティバル12月13日(土)から19日(金)まで京都シネマ12月18日(木)から21日(日)まで愛知県芸術文化センター12月20日(土)から23日(火・祝日)まで神戸アートビレッジセンター2015年1月3日(土)から9日(金)まで京都シネマで開催
2014年10月28日第27回東京国際映画祭で新設された"SAMURAI(サムライ)賞"の第1回受賞者となった北野武監督が25日、東京・六本木ヒルズで行われた受賞記念スペシャルトークイベントで、若手映画監督たちと"日本映画の今と未来"をテーマに語り合い、商売の観点から見た映画について意見を述べた。北野監督は、漫画原作の実写映画が最近多い理由について、「客が入るから」とコメント。「よくわからない台本にお金を払う勇気のある映画会社、配給会社がない。ヒットした漫画や売れた小説とか、当たっているものを映画化した方が客は入るだろうと」と説明し、「原作者不足というか、脚本家のいいのもいなくなっている」と問題を提起した。そして、「エンターテインメントの商売として考えればしょうがない」との考えを示した上で、「そのうち、そういうものにダメだなと思うような、いい映画が出てほしい」と期待した。自身の監督作品についても、「最近、わけわかんない暴力映画ばっか撮っているのは、客が入るからだけ」と暴露。「そういう社会との妥協も必要」と語った。また、「映画に規定はない。自分が描きたいものを自分なりに描けばいい。でも、他人は違うよと言ってはいけない」と若手監督にアドバイス。「俺はアニメなんか大嫌いだけど、宮崎駿なんか本当嫌いだけど、認めています。あれだけのお金を稼ぐすごいアニメだなと思います」と毒舌トークを繰り広げ、「嫌だと思っているものも認めなきゃいけないという、余裕のある頭は必要」と伝えた。
2014年10月26日第27回東京国際映画祭で新設された"SAMURAI(サムライ)賞"の第1回受賞者となった北野武監督が25日、東京・六本木ヒルズで行われた受賞記念スペシャルトークイベントで、若手映画監督らと"日本映画の今と未来"について語り合い、その中で、日本の映画業界を批判した。北野監督ははじめに、「漫才大賞もらって、映画の賞もらって、前科までもらったのは日本で俺しかいない。日本の芸能界の歴史そのもの、歴史の汚点そのもの。光栄に思っています」と北野流に受賞の喜びを表現。若手監督とのトークの中では、「日本の映画が最低なところは、映画製作会社が劇場と関連していること」と、日本の映画業界を批判。「一番ひどいと思うのはアカデミー賞。アカデミー賞の日本代表は、日本のアカデミー賞で推薦された作品しかノミネートされない。自分の映画がアカデミー賞に推薦されたことは一回もありません」と訴え、「最優秀賞もたいてい松竹、東宝、東映、たまに日活」と、大手ばかりだと指摘した。「今までとったアカデミー賞の推薦の映画を見てください。大手3社か4社以外の作品がとったことはほとんどないから。全部持ち回りなの」と批判は続き、「だれが選んだかって言ったら、アカデミー賞の会員が選んだって。アカデミー賞の会員なんていないんだから。そういう汚いことばっかやっているから日本の映画がダメになる」と怒りを爆発させた。さらに、「それを声上げて言わない新聞社。映画のCMをもらっているから悪口を書けない。4人くらい立っただけなのに『スタンディングオーベーション15分』とか平気でメディアも書くからわかんなくなる」とメディアも批判。思いをぶちまけた北野は「愚痴大会みたいになっちゃった」とつぶやいた。
2014年10月25日「第27回東京国際映画祭」が23日に開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナに敷かれたレッドカーペットを、ウルトラヒーローたちが国内外の豪華ゲストとともに映画祭のオープニングを飾った。「東京国際映画祭」と円谷プロダクションのコラボレーションは昨年も行われており、その時はウルトラ怪獣たちがレッドカーペットを大行進して話題に。今年のオープニングセレモニーに駆けつけたのは、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、そして、最新作の『ウルトラマンギンガS』からウルトラマンギンガストリウムとウルトラマンビクトリーの8人のウルトラヒーロー。あいにくの雨にもかかわらず会場を埋め尽くした多くの映画ファンたちに迎えられ、ウルトラヒーローたちはレッドカーペットをゆっくりと行進。ファンからの声援に手を振って応えたり、ファンと握手を交わしながらステージに登壇した。各々がウルトラポーズを決めると会場からは大歓声が沸き上がり、オープニングセレモニーを大いに盛り上げた。なお、このセレモニーには、ジョン・ラセターやドン・ホール&クリス・ウィリアムズ、嵐の5人や中谷美紀、安倍晋三内閣総理大臣やドラえもんなど、上映作品の監督・出演者をはじめとしたさまざまな豪華ゲストが登壇している。また、10月26日には東京・TOHOシネマズ日本橋にて、『ウルトラセブン』Blu-ray BOX I(11月21日にバンダイビジュアルより発売)の発売を記念した「『ウルトラセブン』HDリマスター2.0~円谷プロ特撮への誘い!~」と題したジャパンプレミアを開催し、キングジョーの登場する第14話~第15話「ウルトラ警備隊西へ」の前後編を上映。当日は、モロボシ・ダン隊員役の森次晃嗣、アンヌ隊員役のひし美ゆり子、アマギ隊員役の古谷敏、そして、満田かずほ監督や樋口真嗣監督など、スペシャルゲストを交えたトークショーも開催される。「第27回東京国際映画祭」は、10月23日~31日の期間中、東京・六本木を中心に行われる映画祭で、今年は「アニメーション」に注力したラインナップを展開。『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明監督が手がけたTVアニメ・劇場公開作品に加えて、自主制作された短編・CM・PVなど、約50作品を特集上映する「庵野秀明の世界」やアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が特別招待作品として出品される。(C)円谷プロ
2014年10月24日第33回バンクーバー国際映画祭に招待されていた映画『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)が現地時間の10日、「観客賞(Rogers People’s Choice Award)」を受賞した。同映画は、第33回バンクーバー国際映画祭(9月25日~10月10日)「特別招待作品(ガラプレゼンテーション)部門」に正式招待され、ワールドプレミア上映を実施。妻夫木聡、亀梨和也、石井裕也監督が現地を訪れ、現地の日系人やカナダ人から熱烈な歓迎を受けた。バンクーバー国際映画祭は1982年よりカナダの都市バンクーバーで開催されている、北米最大規模の国際映画祭の1つ。国内外の映像作品を紹介し、北米の映画産業活性化の一助になっているとともに、東アジア作品の発掘と育成にも力を入れている。「観客賞」は、同映画祭で最も観客から支持を得た作品に贈られており、昨年は、福山雅治主演の『そして父になる』(2013年、是枝裕和監督)が受賞。2年連続で日本の作品が観客賞に選ばれることとなった。映画『バンクーバーの朝日』は、戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神で戦い抜き、白人社会からも賞賛と圧倒的な人気を勝ち得た野球チーム"バンクーバー朝日"を題材にした作品。監督は石井裕也、出演は妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、佐藤浩市ほか。(C)2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年10月14日10月23日より開催される「第27回東京国際映画祭」と円谷プロダクションがコラボレーションを果たし、歴代のウルトラマンたちが国内外の豪華ゲストとともに映画祭のオープニングを飾ることが明らかになった。昨年行われた「東京国際映画祭」では、ウルトラ怪獣が大行進して話題となったオープニングのレッドカーペットだが、今年は初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ゾフィー、そして、最新作の『ウルトラマンギンガS』からウルトラマンギンガストリウムとウルトラマンビクトリーが、国内外の映画スターとともに登場する。また、10月26日には東京・TOHOシネマズ日本橋にて、『ウルトラセブン』Blu-ray BOX I(11月21日にバンダイビジュアルより発売)の発売を記念した「『ウルトラセブン』HDリマスター2.0~円谷プロ特撮への誘い!~」と題したジャパンプレミアを開催し、キングジョーの登場する第14話~第15話「ウルトラ警備隊西へ」の前後編を上映。当日は、モロボシ・ダン隊員役の森次晃嗣、アンヌ隊員役のひし美ゆり子、アマギ隊員役の古谷敏、そして、満田かずほ監督や樋口真嗣監督など、スペシャルゲストを交えたトークショーも開催されるという。「第27回東京国際映画祭」は、10月23日~31日の期間中、東京・六本木を中心に行われる映画祭で、今年は「アニメーション」に注力したラインナップを展開。『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明監督が手がけたTVアニメ・劇場公開作品に加えて、自主制作された短編・CM・PVなど、約50作品を特集上映する「庵野秀明の世界」やアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が特別招待作品として出品されることでも話題となっている。(C)円谷プロ
2014年10月08日アジア最大の映画の祭典、第19回釜山国際映画祭が10月2日(現地時間)、韓国・釜山市海雲台の“映画の殿堂”で開幕した。今年の開幕式の司会は、日本の渡辺謙と、釜山出身の人気女優ムン・ソリ。渡辺さんはステージに登場すると、興奮気味に「プサン、チェゴ(最高)!」と大声で叫び、5,000人の大観衆を沸かせた。また、渡辺謙夫人の南果歩さんも『さよなら歌舞伎町』の出演者として会場入りしており、ムン・ソリが「謙さんの奥様のルーツは釜山なんです」と紹介した。国際派の2人は英語と韓国語を織り交ぜながら、セレモニーを盛り上げていた。さらにゲストとして、歌手の夏川りみが韓国の古典楽器を伴奏に「さとうきび畑」を歌うなど、日韓の文化による連帯を強く印象づけた。開幕式には、『真夜中の五分前』の三浦春馬、行定勲監督、チャン・シャオチュアン、リウ・シーシー、『ザ・テノール真実の物語』の伊勢谷友介、ユ・ジテ、『私の男』の浅野忠信と二階堂ふみらが出席。また、チョン・ウソン、ユ・ジテ、アン・ソンギ、パク・ヘイル、オム・ジョンファ、チャ・イェリョン、キム・ヒエ、ク・ヘソン、キム・ナムギル、イ・ヒョヌ、キム・ジョンフン、クララら多くの韓国スターに加え、イタリアの監督兼女優アーシア・アルジェント、オーストラリアの女優テリーサ・パーマーらが華やかに登場した。中でも今年のレッドカーペットで一番の人気を集めていたのが、中国の女優タン・ウェイ。先日、韓国のキム・テヨン監督と結婚したばかりのタン・ウェイが主演作『黄金時代』のアン・ホイ監督と共に姿を現すと、悲鳴にも似た大歓声があがり、タン・ウェイもそれに笑顔でこたえていた。オープニング作品は台湾のニウ・チェンザー監督の『軍中楽園』。1960年代末、中国との最前線だった金門島にあった国民党軍の慰安所を舞台にした人間ドラマで、イーサン・ルアン、チェン・ジェンビン、ワン・チエン、アイビー・チェンが監督と共に登壇した。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで、釜山のリゾートエリアである海雲台地区を中心に開催される。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月03日女優の中谷美紀が30日、都内で行われた第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会に登壇し、映画に対する思いや、同映画祭の思い出などを語った。東京国際映画祭の顔として、主要イベントなどで盛り上げるフェスティバル・ミューズに就任した中谷美紀は、「私自身、一人の映画人である前に、ただの映画のファンです。人生において、苦しい時もいつも映画が私を救ってくれたように思います」と語り、「日常を少しでも彩るような、何か大変なことからエスケープできたり、夢を抱いたり、豊かにするようなツールであってほしいと願っています」と映画に対する思いを伝えた。中谷は、過去に5回、東京国際映画祭に参加。一番の思い出について「19歳の時に初主演させていただいた『BeRLiN』の時に、特別招待作品として呼んでいただいたことが、本当にうれしくて」と振り返った。そして、「いまだにコンペ作品に出演したことがない」と言い、「コンペ作品を持ってレッドカーペットを歩くというのが夢です」と今後の目標を掲げた。また、「映画を愛する者として、日本、東京を愛する者として、何か貢献できれば」とフェスティバル・ミューズとしての意気込みを述べ、「映画人と一般のお客様の交流の場でもあるので、その交流をさらに深めていきたいと思いますし、映画人同士も、国、宗教、人種を越えて、交流の場となったらいいなと心から願っています」と期待。さらに、「公開規模が小さかったり、日本では公開されないような小さな作品にも注目していきたい」と語った。
2014年10月01日10月23日~31日に開催される第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会が30日、都内で行われ、コンペティション部門をはじめとする各部門のラインナップが発表された。また、フェスティバル・ミューズに決定した女優の中谷美紀、コンペティション部門日本代表作品『紙の月』の吉田大八監督も登壇した。はじめに、ディレクター・ジェネラルの椎名保氏が「今年は、日頃映画にあまり関心のない方も楽しそうだなと思ってもらえるようなイベントを組むことになりました。一般の方にも楽しんでいただいて、映画祭の認知が高まれば、いい作品が集まって、さらに知名度が上がるのではないかと。このように認知度、知名度を意識しながら運営したい」とあいさつ。続けて、時代を切り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える"SAMURAI(サムライ)"賞を新設し、初となる今年は「北野武監督とティム・バートン監督」の2人に贈ることを発表した。また、今年の東京国際映画祭の顔として、主要イベントなどで盛り上げるフェスティバル・ミューズが、中谷美紀に決定したことも発表した。その後、中谷本人が登場。「人生において、苦しい時もいつも映画が私を救ってくれたように思います。お忙しい方々の日常を少しでも彩るような、何か大変なことからエスケープできたり、夢を抱いたり、豊かにするようなツールであってほしいと願っています」と映画の持つ力を語り、「映画を愛する者として、日本、東京を愛する者として、何か貢献できればと思っております」と意気込みを伝えた。コンペティション部門では、国際審査員長に、大ヒット公開中の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が決定。そして、日本代表作品『紙の月』をはじめ、セドリック・ジメネス監督の『マルセイユ・コネクション』、浅野忠信主演『壊れた心』など全15作品が発表された。『紙の月』の吉田大八監督も駆けつけ、「勝負事は嫌いじゃないので、自分ごととして映画を楽しめそうでワクワクしています」と心境を語った。コンペティション部門 全15作品『1001グラム』(監督:ベント・ハーメル)ノルウェー=ドイツ=フランス『来るべき日々』(監督:ロマン・グーピル)[フランス]『マルセイユ・コネクション』(監督:セドリック・ジメネス)[フランス=ベルギー]『神様なんかくそくらえ』(監督:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ)[アメリカ=フランス]『アイス・フォレスト』(監督:クラウディオ・ノーチェ)[イタリア]『メルボルン』(監督:ニマ・ジャウィディ)[イラン]『ザ・レッスン/授業の代償』(監督:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタン・ヴァルチャノフ)[ブルガリア=ギリシャ]『マイティ・エンジェル』(監督:ヴァイテク・スマルゾフスキ)[ポーランド]『ロス・ホンゴス』(監督:オスカル・ルイス・ナビア)[コロンビア=フランス=ドイツ=アルゼンチン]『ナバット』(監督:エルチン・ムサオグル)[アゼルバイジャン]『紙の月』(監督:吉田大八)[日本]『破裂するドリアンの河の記憶』(監督:エドモンド・ヨウ)[マレーシア]『遥かなる家』(監督:リー・ルイジン)[中国]『壊れた心』(監督:ケヴィン・デ・ラ・クルス)[フィリピン=ドイツ]『草原の実験』(監督:アレクサンドル・コット)[ロシア]
2014年09月30日第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月30日(火)、東京・港区の虎ノ門ヒルズで行われ、今年のフェスティバル・ミューズに中谷美紀が就任。また、コンペティション部門の審査委員に映画監督としても活動する芸人・品川ヒロシが選ばれたと発表された。『ゼロの焦点』など過去に出演した数作品が特別招待された中谷さんは、「19歳のときに初めて主演した『BeRLiN』を、(当時、同映画祭のメイン会場だった)渋谷Bunkamuraのオーチャードホールで上映していただき、とても嬉しかった思い出がある。いつかはコンペティション作品をもって、レッドカーペットを歩くのが夢ですね」と東京国際映画祭という舞台に、強い思い入れ。自身も熱心な映画ファンとして知られるだけに、「映画祭を通して、映画人とお客様、さらに国境を超えた映画人同士の交流が深まることを心から祈っている」と映画祭を彩るフェスティバル・ミューズとしての抱負を熱く語っていた。会見ではコンペティション部門に出品される15タイトルも発表され、 邦画で唯一のコンペ部門出品を果たした『紙の月』を手がけた吉田大八監督が出席。前作『桐島、部活やめるってよ』で映画賞を席巻しており、「勝負ごとは嫌いじゃない。存分に楽しめそう」と“日本代表”として武者震いが止まらない様子だ。女優の宮沢りえが、平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロインを熱演し、約7年ぶりの映画主演を果たした『紙の月』。吉田監督は「女優として内面にもっているものを、この映画のためにすべて出し切ってくれた」と宮沢さんに感謝の意を表し、「女性とお金という切り口から、社会に切り込んでいけたらと思った。予想不可能な原作を読み、これは他人には映画化されたくないと思った」と自信を示した。今年のコンペティション部門は92の国と地域から、計1373作品がエントリー!その中から厳正な予備審査を経た15本が上映され、最高賞・東京グランプリ(東京サクラグランプリから名称変更)を争う。最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が世界的大ヒットを記録中のジェームズ・ガン監督が、史上3番目の若さでコンペティション国際審査委員長に就任したほか、審査委員はイ・ジェハン(映画監督)、ロバート・ルケティック(映画監督)、エリック・クー(映画監督)、デビー・マクウィリアムズ(キャスティング・ディレクター)、品川ヒロシ(映画監督/芸人)とバラエティ豊かな面々が勢ぞろい。また、比類なき感性を武器に“サムライ”のごとく、革新的な映画を世界に発信し続ける映画人の功績をたたえる「SAMURAI(サムライ)」賞が新設され、第1回受賞者として、北野武(映画監督)、ティム・バートン(映画監督)に同賞が贈られることが決定した。第27回東京国際映画祭は10月23日(木)~31日(金)、六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかで開催。【コンペティション】・『1001グラム』(監督ベント・ハーメル)ノルウェー=ドイツ=フランス合作・『来るべき日々』(監督ロマン・グーピル)フランス・『マルセイユ・コネクション』(監督セドリック・ジメネス)フランス=ベルギー合作・『神様なんかくそくらえ』(監督ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ)アメリカ=フランス合作・『アイス・フォレスト』(監督クラウディオ・ノーチェ)イタリア・『メルボルン』(監督ニマ・ジャウィディ)イラン・『ザ・レッスン 授業の代償』(監督クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ)ブルガリア=ギリシャ合作・『マイティ・エンジェル』(監督ヴォイテク・スマルゾフスキ)ポーランド・『ロス・ホンゴス』(監督オスカル・ルイス・ナビア)コロンビア=フランス=ドイツ=アルゼンチン・『ナバット』(監督エルチン・ムサオグル)アゼルバイジャン・『紙の月』(監督吉田大八)日本・『壊れた心』(監督ケビン・デ・ラ・クルス)フィリピン=ドイツ・『破裂するドリアンの河の記憶』(監督エドモンド・ヨウ)マレーシア・『草原の実験』(監督アレクサンドル・コット)ロシア・『遥かなる家』(監督リー・ルイジン)中国【特別招待作品】・『ベイマックス』(監督ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ)アメリカ*オープニング・『寄生獣』(監督山崎貴)日本*クロージング・『THE NEXT GENERATIONパトレイバー エピソード 10:暴走!赤いレイバー』(監督田口清隆)日本・『天才スピヴェット』(監督ジャン=ピエール・ジュネ)フランス・カナダ合作・『サンバ』(監督エリック・トレダノ)フランス・『デビルズ・ノット』(監督アトム・エゴヤン)アメリカ・『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(監督犬童一心)日本・『くるみ割り人形』(監督増田セバスチャン)日本・『シェフ三ツ星フードトラック始めました』(監督ジョン・ファブロー)アメリカ・『GARM WARS The Last Druid』(監督押井守)日本・カナダ合作・『ザ・レイド GOKUDO』(監督ギャレス・エバンス)インドネシア・『救いたい』(監督神山征二郎)日本・『花宵道中』(監督豊島圭介)日本・『チェイス!』(監督ビジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ)インド・『アップルシード アルファ』(監督荒牧伸志)日本・アメリカ合作・『劇場版「進撃の巨人」前編紅蓮の弓矢』(監督荒木哲郎)日本・『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(監督パトリック・ヒューズ)アメリカ・『もしも建物が話せたら』(監督ビム・ベンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン)ドイツ・デンマーク・ノルウェー・オーストリア・フランス・アメリカ・日本合作・『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』(監督マーティン・スコセッシ、デビッド・テデスキ)アメリカ・イギリス・日本合作・『「ティム・バートンの世界」×第 27 回東京国際映画祭 提携企画「ビッグ・アイズ」スペシャル・プレゼンテーション』(監督ティム・バートン)アメリカ・『「百日紅(仮題)」スペシャル・プレゼンテーション』(監督原恵一)日本(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?愛され上手になるには?~『ホットロード』80年代に空前のブームとなり、当時の女子中高生の恋愛バイブルと呼ばれた伝説のマンガ『ホットロード』。原作のイメージを守るべく、作者の紡木たく先生ご自身がこれまで映画化・ドラマ化のオファーを断り続けていた名作が遂に実写化!紡木先生が主演、相手役の二人としてOKを出したのは、『あまちゃん』で大ブレイクした能年玲奈ちゃんと、今、人気の三代目J Soul Brothersの登坂広臣くん!舞台は湘南。母から愛されていないと感じ、自分の殻に閉じこもっていた中2の和希は、暴走族の春山と出逢ったことで、初めて「愛すること」を知るのね。愛し方も愛され方もわからず、初めは好奇心で近づいて来た春山に暴言を吐くのだけれど、春山は逆にそんな和希が自分に似ている気がして「俺の女になれ」と言い出すわけ。春山はモテる男だから、最初は自分に媚びない女の子、というところに興味を持ったみたい。だけど、同棲生活をスタートしてみると、和希が自分にしか心を開かず、自分にしか甘えないのを知り、愛おしく思い始めるんですよね。それでもある出来事から春山は和希にこう言います。「俺が居なきゃ、なんにもできね~よ~な女になるな」男性が彼女を守りたいと思うのは、相手が本気で自分の身を案じ、つらそうにしている姿を見た時。その瞬間、「こいつには俺が必要だ」と実感するそう。「私が寂しいから一緒に居て」じゃなく、「あなたが心配だからそばに居たい」というような――。要は「私」ではなく、「あなた」を主語にした“相手を思いやった対応”にハートを打ち抜かれるんです。男性は良い意味で女性より単純。だから嫉妬させたいからといって、思わせぶりに他の男性と仲良くするのは、普通は逆効果。和希みたいに、他の男性にはそっけなく、春山にはベッタリ、のように態度が明らかに違うほうが、「俺はこいつのオンリーワンなんだ」と、愛おしく感じてもらえるはず。映画の主題歌は尾崎豊の名曲、『OH MY LITTLE GIRL』。「凍えた身体そっとすり寄せて」「甘えた声で無邪気に笑う」といった歌詞のように、春山への愛を態度で表す和希を見習えば、あなたも愛され上手になれますよ!あらすじ:亡き父親の写真が1枚もない家でママと暮らす14歳の少女・宮市和希は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めている。ある日、学校に馴染めずにいた親友に誘われるまま、夜の湘南で出会ったのは、Nights(ナイツ)という不良チームの少年、春山洋志。はじめは傷つけ合っていたふたりだが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚えながらも、急速に春山に惹かれてゆく。春山もまた和希の純粋さに惹かれるが、Nightsのリーダーとなったことで、敵対するチームとの抗争に巻き込まれてしまう――。2014年8月16日(土)全国ロードショー原作:紡木たく「ホットロード」集英社文庫(コミック版)監督:三木孝浩脚本:吉田智子出演:能年玲奈、登坂広臣、木村佳乃、小澤征悦他配給:松竹『ホットロード』()(C) 2014『ホットロード』製作委員会 (C) 紡木たく/集英社伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年09月03日日本工学院とオリンパスイメージングは7月25日、第5回「高校生デジタルフォトコンテスト」の開催概要を発表した。応募資格は高校生であることのみ。「高校生活」をテーマとした作品を同日より9月30日まで募集する。作品の応募は、「高校生デジタルフォトコンテスト」のWebページから、必要事項を入力のうえ、作品データを添付して送る。「高校生デジタルフォトコンテスト」は、2010年より日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきたイベントだ。前回は1,230点の応募があり、デジタル一眼レフによる力強い作品や、スマートフォンやコンパクトカメラを使った自由な発想の作品なども多く寄せられた。審査員を務めるのは、ともに写真家の清水哲郎氏と小泉修氏。賞品として、グランプリ作品には「OLYMPUS PEN E-P5 レンズキット (ホワイト)」が、準グランプリには「OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough (レッド)」が贈呈される。結果発表は11月下旬を予定している。
2014年07月25日ジャンル映画の祭典「第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭(略称:PiFan)」が韓国・富川(プチョン)市で17日(現地時間)に開幕した。開幕式直然に雨が降り出すというあいにくの天気となったが、レッドカーペットには今年の受賞者であるヒョンビン、ソン・イェジン、キム・ウビン、チョ・ジヌン、映画祭の広報大使“PiFanレディ”を務めるシム・ウンギョンを始め、アン・ソンギ、カン・ハヌル、チョン・ユミ、キム・コッピら多くのスターや監督が登場。日本からも『円卓 ~こっこ、ひと夏のイマジン~』の行貞勲監督や、『ある優しき殺人者の記録』の白石晃士監督、葵つかさらが参加した。開幕式の司会は俳優シン・ヒョンジュンと女優イ・ユンナが務めた。時代劇に初挑戦した『逆鱗』のヒットで「プロデューサーズ・チョイス賞」を受賞したヒョンビンは、「これから多くのプロデューサーの方と仕事ができるように、そして様々な作品で観客の皆さんにお会いできるように頑張りたいと思います」と挨拶。『サニー 永遠の仲間たち』で注目を集め、今年『怪しい彼女』で20歳に若返ってしまう老女を熱演したシム・ウンギョンは、開幕の祝辞を述べようとして、緊張のあまり言葉に詰まらせるという初々しさを見せていた。PiFanではアクション、ホラー、コメディなどジャンル映画を中心に、世界48か国210本の作品が上映され、『ゴジラ』特集や、多くのイベント、舞台挨拶が予定されている。映画祭会場の最寄り駅である富川市庁駅まで、ソウル中心部からは地下鉄7号線で約1時間。「第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭」は7月27日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年07月22日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?守られたいなら、やるべきこと~『ポンペイ』『バイオハザード』シリーズの女優ミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソンは何度も来日しているけれど、いつまで経っても変わらぬアツアツぶり。写真撮影の合い間でもキスをするミラ。監督がひとり、ステージで喋っていても目が合えば投げキッスをし、「I LOVE YOU~」と声援を贈る。旦那である監督は終始デレ顔。前作『三銃士』だって、ミラが「やりたい」というから映画化したし、今回の『ポンペイ』の主演俳優も、ミラが「彼がいい!」と言うから主演が決まったんだから、すっかり妻の尻に敷かれている模様。私の知っているいつまでも仲良しな夫婦たちは、たいがい奥様が、「旦那LOVE」を体現して相手にわからせている夫婦。忙しい夫に対して、妻がいつまで経っても恋愛気分を忘れないことが夫婦円満の秘訣なのは間違いない。では「彼女を守ってやりたい」「彼女と結婚したい!」と思われるにはどうすればいいのか?愛妻家、ポール・W・S・アンダーソンの今回の映画『ポンペイ』からそのヒントが見えてくるのです!火山の大噴火により、一瞬にしてポンペイの都市が灰となった歴史的史実を、壮大なラブストーリーとして描くこの映画。主人公は奴隷であり剣闘士としてポンペイに連れてこられたマイロ(キット・ハリントン)。そんな彼に一目惚れしてしまった町の有力者の娘カッシア(エミリー・ブラウニング)。彼が理不尽な戦いにより命の危険にさらされた時、カッシアは自身の危険を顧みず、マイロを救うんですよ!それに心打たれたマイロ。いざ、火山が噴火した時、「あの時、自分を命がけで守ってくれたから、今度は俺が守る!」と、悪者の陰謀により屋敷に閉じ込められたカッシアを探しに、地震により崩れかけた屋敷へと向かうんです!ここから読み取れるのが“守られたいなら、まずは相手を守れ”“愛されたいなら、まずはこちらから愛してると言え”ってこと!「彼が私を守ってくれない」と嘆く前に、まずはあなたから彼を守る行動を。だってよく聞くでしょ?「風邪を引いた時、彼女が介抱してくれたから」「大変な時、彼女が支えてくれたから」それがきっかけで結婚を決意したと言う男性。私の周りにゴロゴロいますよ!あらすじ:ローマ人に一族を虐殺されたケルト人騎馬族の生き残り、マイロ(キット・ハリントン)は、奴隷となり復讐心を糧に無敵の剣闘士へと成長していた。ある日、マイロはポンペイの有力者の娘、カッシア(エミリー・ブラウニング)の馬を助け、その瞬間二人は身分の差を超えて激しい恋に落ちる。8月24日、ヴェスヴィオ火山がまさに噴火しようとしていた。果たしてマイロは降り注ぐ火山岩をくぐり抜け、熱雲が街を覆い尽くす前に、自由を手にし、愛する人を救い出すことができるのか-。2014年5月10日(土)より 新宿ピカデリーほか全国ロードショー2014年6月7日(土)より TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(3D/2D)監督:ポール・W・S・アンダーソン出演:キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、キーファー・サザーランド配給:ギャガ『ポンペイ』()© 2014 Constantin Film International GmbH and Impact Pictures (POMPEII) Inc伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年06月12日【シリーズ高齢出産 第2回】働く女性が知りたい妊娠力と高齢出産の実情【シリーズ高齢出産 第1回】を読むいずれ子どもが欲しいと思っていても、妊活より前に婚活だ、仕事だ!と、高齢出産のリスクを聞いてもまだピンとこない人の方が多いのでは?でも、今のうちに自分の妊娠力がどの程度なのか、性感染症はないかなど、事前に調べておくことは未来の妊婦計画にとても有意義なこと。現代の医療では、卵巣年齢や残りの卵子数が分かるAMH(抗ミュラー管ホルモン)検査を、血液採取だけで気軽に受けることができるのです。赤ちゃんを作ろう、と思った時に不妊原因を知るのは時間的にロス。だからこそ、今からできる妊活を始めておきませんか?そこで、京野アートクリニック高輪の京野廣一先生に、“働く女性が知っておくべき医療の現状”についてお伺いしました。その内容を詳しく3回シリーズでお届けします。●既婚未婚問わず知っておきたい“MY妊娠力”!女性は年齢が上がると卵巣機能が低下して卵子の数も少なくなります。妊娠力には個人差が大きく影響するものですが、今の自分はどういう状態なのかをある程度把握しておくことは、プレママにとって大切な事です。「女性にとって産婦人科で検査を受けることは抵抗があり気が重いものだと思います。ですが、当医院で行っているファシリティーチェックでは、まずは問診と血液検査。血液検査でAMH値や過去のクラミジア感染の有無などが分かります」(京野アートクリニック高輪京野廣一先生)卵管周囲の癒着や卵管閉塞を引き起こして不妊症の原因になるクラミジア感染は、自覚症状が出ない場合が非常に多いので要注意。「最後に超音波検査と子宮頸がん検診を調べれば、卵巣の状態や子宮の病気についても正確に分かるので、必要最低限の妊娠力を知ることができます。全部の検査を受けても2時間以内で終わるので、独身女性にも積極的に受けて欲しいです」(京野先生)既婚未婚問わず、高齢妊娠の可能性があるなら今のうちに勇気を出して検査を受けてみるとよさそうです。●妊娠に理想的な卵子の数ってどれくらい?AMH検査で分かる卵巣年齢や卵子の数。卵子を保有している数のピークはなんとお母さんのお腹にいる胎児期で700万個!ところが産まれた時点ですでに70~200万個にまで減少し、初潮を迎える頃には30万個にまで激減。そして卵子は1か月で約1000個ずつ(1日30~40個も!)猛スピードで減り続けていくのです。減り方には個人差がありますが、だいたい35歳で5~6万個、37歳で2~3万個まで数が減るそうです。では、妊娠するのに理想的な卵子の数はどれくらいなのでしょうか。「妊娠するには、5~20万個の卵子があるのが理想的です。ただ、量の多さと質は無関係なので、同じ卵子数でもやはり若い卵子のほうが妊娠に有利になります」(京野先生)高齢の妊娠は「年齢問題」が浮上しやすいもの。でも個人差があるので思い悩んでストレスにならないようにしましょうね。●ピルを使えば産める年齢が上がる、というのはウソピルを服用すると排卵が抑制されます。そうすることで卵巣と子宮をお休みさせてあげる効果があり、子宮内膜症や卵巣がん予防に効果があります。排卵が止まることで、その分産める年齢が上がるという噂もあるようですが、それは全くのデタラメ。卵子は、排卵するしない、治療をするしないに関係なく毎月減っていくのです。根も葉もない噂で妊娠適齢期を逃さないように厳重注意ですよ!ファシリティーチェックは男性用もあるそうです。不妊原因は男女半々だそうなので、パートナーがいる方はぜひ一緒に検査を受けてみてはどうでしょうか。<文:西村亜希子取材協力:京野アートクリニック高輪>
2014年02月18日人間とコンピュータが囲碁で対局する「第1回囲碁電王戦」が16日、東京・日本棋院で開催された。「第1回囲碁電王戦」は2月11日、16日の2日間にわたって開催されており、11日にはプロ棋士の張豊猷八段(32)と平田智也三段(19)が9路盤で「Zen」と対局。プロ棋士側の4戦全勝という結果に終わっている。2日目となる16日は、アマチュア日本代表の江村棋弘氏が13路盤、政治家の小沢一郎氏が19路盤で、「第5回UEC杯コンピュータ囲碁大会」優勝などの実績を持つ世界有数の囲碁ソフト「Zen」と対局。碁盤の大きさが違うのは、Zenに「碁盤が小さいほど実力を発揮しやすい」という特性があるため。小さい碁盤を使うことで、Zenと人間側がほぼ互角になるよう調整されている。対局はすべて互先(コミ6目半)で、持ち時間は13路盤が30分、19路盤が60分。使い切ると一手30秒の秒読みとなる。江村氏とZenは3番勝負となり、先に2勝した場合はその時点で終了となり三局目は行われない。小沢氏とZenは19路盤による一本勝負となる。なお、イベントの模様はニコニコ生放送で中継された。対局の結果、江村氏は13路盤でZenを相手に2戦全勝。危なげのない展開で、アマチュア日本代表の貫禄を見せつけた。一方の小沢一郎氏は19路盤でZenと対局。白番を持ち、Zenのお株を奪う豪快な打ち回しを見せるも、序盤でのミスが響いて投了。「第1回囲碁電王戦」での人間側唯一の黒星をつける結果となった。Zenに敗れた小沢氏は対局後、中央に大きな模様を作りに行った今回の戦略について「今日のような碁は以前は打っていたんだけど、上手の人には(石を攻めても)生きられちゃう。だからそういう碁は打たないようにしていたんだけど、今日は面白くやろうと思って」と振り返った。小沢氏としては、大きく広げた模様にZenが打ち込んでくると予想していたようだが、Zenが誘いに乗らなかったことで思惑が外れてしまった。「コンピュータがどう打つかと思ったら、入ってこないんだもんね。良いと思って打っていたら、(地を)勘定してみたら足りない(笑)」結果としては対局はZenの中押し勝ちとなったが、終盤まで小沢氏が粘りを見せた名勝負となった。一方、Zenに2戦2勝と快勝したアマチュア日本代表の江村氏は、Zenの棋風について「人間でいうと力碁的な棋風。私としても力では負けたくなかったのでがんばって打ちました」と語り、「まだプロに勝つのは大変かもしれませんが、ある程度近いところまでいく可能性は十分に秘めていると思います」とZenの健闘を讃えていた。
2014年02月16日第68回毎日映画コンクールのオープニングセレモニーおよび表彰式が2月13日(木)、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールほかで開催され、各部門の受賞者たちがレッドカーペットを華やかに彩った。最高賞である「日本映画大賞」に輝いた『舟を編む』の主演・松田龍平さんが男優主演賞を受賞し、「スポニチグランプリ新人賞」には史上最年少9歳での受賞となった『おしん』の濱田ここねちゃん、「女優主演賞」には“世界最高齢での映画初主演女優”としてギネス世界記録に認定された赤木春恵さん(『ペコロスの母に会いに行く』)が選ばれるなど、新たな日本映画史が刻まれる式となった。松田さんは、同役で国内映画賞の数々を総ナメにしており「素晴らしい賞をありがとうございます。なかなか自分が出ている作品を客観的に見られないもので、賞をもらって初めて観てくれた方の反応を知り、喜びを噛みしめている」と挨拶。地味で真面目な主人公“馬締”役を演じ、「辞書を作るという映画なのですが、なかなかその15年の作業は想像を絶するものでした。ただ新しい言葉を見つけるというのは、生まれた頃から誰しもがしていることだと思いながら役を演じました」とふり返った。車椅子で登場した赤木さんは、「一生懸命に自然体で演じさせていただきました。こんな嬉しいことは二度とありません。細やかな残り少ない人生の中で素晴らしい思い出になった」と感無量の面持ちで、会場からは温かい拍手が送られた。久々に“おしん”の衣装に袖を通したここねちゃんは、「1年ぐらい前なので本当に懐かしい。おしんになった気分。これからもおねげえするっす!」とすっかりおしん。初めて親元を離れての長期撮影となったが、「上戸(彩)さんと山形の名物の玉こんにゃくを一緒に食べたことが心に残っている」と思い出話を披露した。昨年6月末からくも膜下出血のため休養していた星野源さんも、『箱入り息子の恋』で演じた内気な35歳の独身男役が高く評価され、ここねちゃんと同じく「スポニチグランプリ新人賞」を受賞。「初めての主演作品でこういう場に呼んでいただけてとても嬉しいです。いまはすごい元気なんですが、(本賞の)知らせを聞いた時はつらい時期だったので、本当に嬉しくて。励みになり、そして力になりました」と感謝の気持ちを述べた。意欲作『凶悪』での味のある死刑囚役で「男優助演賞」を受賞したピエール瀧さんは、「『凶悪』はハッピーな要素がなく、残虐の限りを尽くす非常に重たい映画。ようやく今日になってハッピーなことが訪れました!」とニヤリ。吉高由里子は『横道世之介』のヒロイン役で「女優助演賞」に輝き、「すごく大好きな映画だったので、こんなに人から愛される映画に携われて嬉しい。(不思議な形をしたトロフィーを眺め)私もこんな風に前のめりに生きていけたらいいなと思う」と独特なコメントで会場を笑わせた。<第68回毎日映画コンクール/受賞一覧>■作品部門日本映画大賞:『舟を編む』日本映画優秀賞:『ペコロスの母に会いに行く』外国映画ベストワン賞:『愛、アムール』■監督賞・脚本賞監督賞:石井裕也(『舟を編む』)脚本賞:荒井晴彦(『共喰い』)■俳優部門男優主演賞:松田龍平(『舟を編む』)女優主演賞:赤木春恵(『ペコロスの母に会いに行く』)男優助演賞:ピエール瀧(『凶悪』)女優助演賞:吉高由里子(『横道世之介』)スポニチグランプリ新人賞:星野源(『箱入り息子の恋』)スポニチグランプリ新人賞:濱田ここね(『おしん』)田中絹代賞:加賀まりこ■スタッフ部門撮影賞:今井孝博(『共喰い』)美術賞:原田満生(『舟を編む』)音楽賞:安川午朗(『凶悪』)録音賞:矢野正人(『横道世之介』)■ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:「映画『立候補』」アニメーション映画賞:『かぐや姫の物語』大藤信郎賞:『海に落ちた月の話』TSUTAYA映画ファン賞 日本映画部門:『風立ちぬ』TSUTAYA映画ファン賞 外国映画部門:『テッド』特別賞:福本清三(俳優)(text:cinemacafe.net)
2014年02月14日