名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」の新作が、2022年4月16日(土)より全国のブルーブルーエ(Bleu Bleuet)店舗にて発売される。名作絵画が腕時計に!「オリジナル絵画ウォッチ」は“絵画鑑賞気分”で、時間を確認できるアート好きにはたまらない腕時計シリーズだ。額縁に見立てたゴールドのスクエアフレームの中には、誰もが一度は見たことがあるであろう、巨匠たちの西洋絵画作品をモチーフにした文字盤をセットした。新作は、フィンセント・ファン・ゴッホ『星降る夜』、オーギュスト・ルノワール『可愛いイレーヌ』、クロード・モネ『ジヴェルニーのモネの庭、アイリス』の3柄。どれもシンプルなデザインなので、デイリユースはもちろん、ドレスアップした時のアクセサリーとしても活躍してくれそうだ。ゴッホ『ひまわり』など復刻「オリジナル絵画ウォッチ」の新作の発売に合わせて、過去に販売され売り切れとなった人気作も復刻。フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』『星月夜』『夜のカフェテラス』、そしてヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の4柄が再入荷となる。【詳細】「オリジナル絵画ウォッチ」の新作 全3種 各2,530円発売日:2022年4月16日(土)取り扱い店舗:全国のブルーブルーエ(Bleu Bleuet)店舗種類:クロード・モネ『ジヴェルニーのモネの庭』・ピエール・オーギュスト・ルノワール『可愛いエレーヌ』・フィンセント・ファン・ゴッホ『星降る夜』<再入荷>フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』<オンラインストア限定再入荷>フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』『夜のカフェテラス』、ヨハネス・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2022年04月17日現代を代表する美術家のひとり、南米コロンビア出身のフェルナンド・ボテロ(1932~)。日本では26年ぶりとなる大規模展『ボテロ展 ふくよかな魔法 BOTERO―MAGIC IN FULL FORM』が、4月29日(金・祝)よりBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。1963年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が公開された際、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールでは、ボテロの《12歳のモナ・リザ》が展示され話題に。それをきっかけにボテロの名はニューヨーク中に知れ渡ることとなった。ボテロ作品は人物も動物もふくよかに描かれている。果物は熟れきっているかのように膨らみ、楽器や日用品さえも膨張しているが、そこには、官能、ユーモアやアイロニーなど複雑な意味合いが含まれている。ボテロの生誕90年を記念して開催される同展では、ラテン・アメリカの人びとの日常や信仰、サーカスなどを題材にした作品から、その名を一躍有名にした古典の名画を題材とした作品まで、ボテロ本人の監修のもと、貴重な初期作品から近年の作品まで、油彩画、水彩画、素描など70点を紹介。描き続けているテーマのひとつである「モナ・リザ」の最新作《モナ・リザの横顔》が世界初公開されるほか、展示作品のほとんどが日本初公開となる。また、展覧会オフィシャルサポーターに、7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRST が就任し、『ボテロ展』テレビCMへの出演や音声ガイドを担当。展覧会開幕日と同じく4月29日(金・祝)より、フェルナンド・ボテロの素顔と、独創的な作品の数々に迫るドキュメンタリー映画「フェルナンド・ボテロ 豊満な人生」がBunkamura ル・シネマ他にてロードショー公開される。フェルナンド・ボテロ《泣く女》1949年フェルナンド・ボテロ《楽器》1998年フェルナンド・ボテロ《踊る人たち》2002年フェルナンド・ボテロ《象》2007年フェルナンド・ボテロBE:FIRST【開催概要】『ボテロ展 ふくよかな魔法 BOTERO―MAGIC IN FULL FORM』会期:2022年4月29日(金・祝)~7月3日(日)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム時間:10:00〜18:00、金土は21:00 (入館は閉館30分前まで)休館日:5月17日(火)料金:一般1,800円、大高1,100円、中小800円展覧会公式サイト: ※会期中すべての土日祝は【オンラインによる入館日時予約】が必要
2022年04月07日ダイアナ(DIANA)の「絵画シリーズ」から、新作ミュール&バックストラップサンダルが登場。2022年4月1日(金)より、ダイアナ店舗などで販売される。「絵画シリーズ」に新作ミュール&バックストラップサンダルダイアナの「絵画シリーズ」は、世界中の“名画”をモチーフにした人気シリーズ。クリムト、ゴッホ、ミュシャなどの作品からインスピレーションを得たシューズは、まるでアート作品のように美しい。そんな「絵画シリーズ」に、新作としてミュール&バックストラップサンダルが仲間入り。全5色の中でも注目が、新登場となるミュシャの「ルビー」と伊藤若冲の「薔薇小禽図」をモチーフにしたモデルだ。ミュシャの「ルビー」がモチーフ「ルビー」とは、ミュシャの連作「四つの宝石」のうちの1つ。深紅の花々を描いた凛とした美しさを持つ作品を、ボルドーカラーのミュール&バックストラップサンダルで表現した。伊藤若冲の「薔薇小禽図」からインスパイア伊藤若冲の「薔薇小禽図」は、桃色と白の薔薇が咲き誇る枝葉に、小鳥が止まっている様子を描いた作品。穏やかさと華やかさを併せ持つ作品の世界観をイメージし、亜麻色をベースにピンク色を効かせたシューズに仕上げた。ブリューゲルやクリムトに着想したカラーもその他にも、「絵画シリーズ」の発売以来、人気を博しているカラーを用意。ブリューゲルの「アイリスのある花束」、ミュシャの「百合」、クリムトの「THE KISS」から着想したカラーを含む、全5色が揃う。【詳細】ダイアナ「絵画シリーズ」新作ミュール&バックストラップサンダル発売日:2022年4月1日(金)販売店舗:ダイアナ店舗、公式ウェブショップ・ミュール 15,400円サイズ:XS-XL・バックストラップサンダル 17,600円サイズ:21.5-25.0cmカラー展開:ボルドーミュシャ、ピンクジャクチュウ、クロブリューゲル、アイボリーミュシャ、イエロークリムト
2022年04月02日戦後まもなく描かれた作品から、近年に制作されたものまでを展観し、絵画表現の流れを振り返る『時代を映す絵画たち-コレクションにみる戦後美術の歩み-』が4月10日(日)より練馬区立美術館で開催される。1985年に開館した練馬区立美術館の所蔵作品は、現在7500点以上。その中でも絵画作品は、日本の戦後美術の流れを語るのに欠かせない作品を含む、重要なパートとなっている。同展では、同館所蔵品の中から、約35名の作家による油彩画を中心とした約70点の作品を展示する。各時代の世相や思想を様々なかたちで映すコレクションは、開館37年を迎える同館の歴史そのもの。様々な経緯で収蔵(購入・寄贈・寄託)されてきた同館。そのコレクションを公開することで、時代とともに移り変わる作品たちの新たな表情を紹介する。出品予定作家(50音順):浅見貴子/荒川修作/池田龍雄/石原友明/上田薫/大小島真木/大沢昌助/岡本唐貴/小野木学/オノサト ・ トシノブ/北川民次/北代省三/工藤哲巳 /久野和洋/小山穂太郎/近藤竜男/佐藤敬/嶋田しづ/白髪一雄/諏訪直樹/高橋秀/高松次郎/高山良策/辰野登恵子/谷川晃一/鶴岡政男/中西夏之/中林忠良/中村宏/難波田龍起/野見山暁治/藤松博/村井正誠/山口薫/山口長男/山田正亮北川民次《姉弟》1949年練馬区立美術館蔵高山良策《遥かなるものへ川は流れる》1959年 練馬区立美術館蔵村井正誠《いそぐ人》1986年練馬区立美術館蔵辰野登恵子《Untitled 92-7》1992年 練馬区立美術館蔵【開催概要】『時代を映す絵画たち-コレクションにみる戦後美術の歩み-』会期:2022年4月10日(日)~6月12日(日)会場:練馬区立美術館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜料金:一般800円、大高・65~74歳600円美術館公式サイト:
2022年03月31日加島美術は新たに、毎年春に開催する企画展シリーズとして「宴(うたげ)」を立ち上げました。本展では毎回テーマを設け、日本美術の専門画廊である加島美術が厳選した優品を展示販売します。第一弾となる「宴 -大絵画展-」は2022年4月23日(土)~5月1日(日)まで、東京・京橋の加島美術ギャラリーにて開催。鏑木清方や竹内栖鳳など、日本の近代美術史を代表する巨匠たちの作品約25点を展示します。また、開催に先駆けて、加島美術とBSフジが主催するネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」の会員登録者を対象に、4月9日(土)から無料のWebカタログを先行公開します。「宴 -大絵画展-」■加島美術が新たに立ち上げた企画展シリーズ「宴」心華やぐ春の季節に相応しい圧巻の美をご覧あれ!1988年創業の加島美術(東京・京橋)は、掛軸や書画を中心に中世から近現代までの幅広い日本美術作品を扱ってきました。美術品を販売するだけにとどまらず、時代とともに新たな日本美術の見せ方を探り、暮らしの中に美術品を取り入れることの価値を発信し続けています。今回、新たに立ち上げる企画展シリーズ「宴」では、毎春、掛軸や書画、洋画など加島美術が選び抜いた日本美術の優品を展示販売します。「宴(うたげ)」という言葉には、一般に知られる「さかもり」や「楽しむ」に加えて、「やすらか」「いこふ」などの意味があります(出典:『大漢和辞典 巻三 大修館書店』)。長引くコロナ禍の中、皆様が心穏やかに美を味わい、豊かな憩いの時間を送ることができるよう、選りすぐりの作品をお届けします。■明治から昭和にかけて近代日本美術を牽引した巨匠たちの優品約25点を展示!「宴」シリーズの第一弾となる「宴 -大絵画展-」では、近代(明治~昭和)の日本美術にフォーカスします。近代は約300年続いた江戸時代の終焉とともに訪れます。明治に入り、日本は文明開化を推し進め、急速に近代国家への道を歩み始めます。西洋の文化、思想、制度等が日本に伝来し、人々の価値観や生活様式も大きく変化していきました。そしてその波は、日本画壇にも大きな影響を及ぼし、新たな美意識が芽生えはじめます。画家たちは、それまでの日本美術の伝統的な技法や様式を守りながらも、これまでにない革新的な表現を生み出そうと模索したのです。本展では、この近代の黎明期から昭和にかけての作品群をご紹介いたします。近代日本画の先駆者として知られる竹内栖鳳や、美人画の巨匠と呼ばれる鏑木清方、花鳥画の名手として名高い渡邊省亭など総勢18名の画家、約25作品を取り揃えて展示販売いたします。■本展のポイント1. ご自宅でも外出先でも閲覧できるWebカタログを無料公開。「廻 -MEGURU- オンライン」会員登録で先行公開も!出展作品の画像、詳細情報、価格などを網羅したWebカタログを4月16日(土)から無料で公開いたします。※要事前申し込みまた、加島美術とBSフジが主催するネットオークション「廻 −MEGURU− オンライン」への会員登録をしていただくと、特典として4月9日(土)からWebカタログの先行閲覧が可能となります。作品は随時、お電話、メール、FAXにてお問い合わせ、ご注文いただくことができますので、ひと足早く作品をチェックできる先行閲覧がおすすめです。「廻 -MEGURU- オンライン」の無料会員登録はこちらから 2. 全出展作品をガラスケースなしに鑑賞できます開催期間中、会場では出展作品をガラスケースなしで展示いたします。ガラス越しではなかなか感じることのできない巨匠たちの筆遣いや繊細な表現、鮮やかな色彩を間近にご覧いただけます。【開催概要】企画展名 : 「宴 -大絵画展-」Webサイト: 日時 : 2022年4月23日(土)~5月1日(日)出展作家 : 鏑木清方、上村松園、竹内栖鳳、菱田春草、渡邊省亭、小早川秋聲、向井潤吉、福田平八郎 ほか作品点数 : 約25作品会場 : 加島美術〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2TEL:03-3276-0700アクセス : 地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分JR東京駅 八重洲南口 徒歩9分入場料 : 無料※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、営業日・時間が変更となる場合がございます。変更の際には、当社Webサイトや各種SNSにてお知らせしております。加島美術 Webサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月30日ダイアナ(DIANA)の「絵画シリーズ」よりエコバッグが2022年3月18日(金)新登場。先駆け、3月11日(金)から3月27日(日)までアトレ恵比寿内限定ショップにて先行発売される。ダイアナ"絵画シリーズ”に新作エコバッグダイアナの「絵画シリーズ」は、その名の通り“名画”をモチーフにした人気シリーズだ。クリムト、ゴッホ、ミュシャなどの絵画をモチーフにしたアイテムは、どれも本物のアート作品のように美しい。これまでパンプス、バッグ、そしてプラス ダイアナからスニーカーを展開してきたが、今回はエコバッグを新作として提案。クリムトの「THE KISS」、ゴッホの「星月夜」などの名画をモチーフにした全5種類がラインナップする。A4サイズもすっぽりと収まり、サイドのドローコードを引くとコンパクトなサイズ感に変形。折り畳むことができるので、サブバッグとしての使用もおすすめだ。型崩れしにくい、耐久性が高い、そして軽量な再生ポリエステル100%で作られている。【詳細】ダイアナ「絵画シリーズ」エコバッグ 全5色 各2,750円種類:イエロークリムト、グリーンモネ、シロミュシャ、クロブリューゲル、ブルーゴッホ発売日:2022年3月18日(金)店舗発売※ダイアナ公式オンラインストは、3月21日(月)より発売。先行発売:3月11日(金)~3月27日(日) アトレ恵比寿内限定ショップにて先行発売※販売枚数1枚に対し100円を独立行政法人国立美術館に寄付。■ダイアナ限定ショップ開催期間:3月11日(金)~3月27日(日)場所:アトレ恵比寿 4Fフォンテーヌ広場住所:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5
2022年03月13日アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館所蔵の絵画を紹介する『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』が国立新美術館(東京都港区)で開催中だ。1870年に創立されたメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵している。今回は、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する2500点あまりの所蔵品から、珠玉の絵画65点を展示。うち46点は日本初公開作品となる。展示は3章構成。まず「信仰とルネサンス」では、イタリアと北方のルネサンスを代表する画家たちの名画17点を紹介。初期ルネサンスのイタリアを代表する画家フラ・アンジェリコ(本名 グイド・ディ・ピエトロ)の《キリストの磔刑》(1420-23年頃)、ルネサンスの巨匠であるラファエロが20〜21歳の時に描いた《ゲッセマネの祈り》(1504年頃)、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《ヴィーナスとアドニス》(1550年代)などが日本初公開となる。続いては「絶対主義と啓蒙主義の時代」と題し、君主が主権を掌握する絶対主義体制がヨーロッパ各国で強化された17世紀から、啓蒙思想が隆盛した18世紀にかけての美術を、各国の巨匠たちの名画30点により紹介。20世紀に再評価された画家であるジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》(おそらく1630年代)、17世紀オランダの画家フェルメールによる異例の寓意画《信仰の寓意》(1670-1672年頃)、生命や現世の富・名声のはかなさの寓意を伝える「ヴァニタス(虚栄)」静物画の典型である、ピーテル・クラース《髑髏と羽根ペンのある静物》(1628年)などが見どころとなっている。最後は「革命と人々のための芸術」。市民社会の発展を背景に、絵画に数々の革新をもたらした19世紀の画家たちの名画18点が並ぶ。オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》(1889年)、エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》(1890年頃)、フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く果樹園》(1888年)、ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》(1891-92年頃)、クロード・モネ《睡蓮》(1916-19年)といった名画を見ることができる。会期は5月30日(月)まで。開館時間は10:00-18:00(毎週金・土曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)。休館日は火曜日。ただし、5月3日(火・祝)は開館。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年03月11日プラス ダイアナ(+diana)の「絵画シリーズ スニーカー」が、2022年3月18日(金)より発売される。"絵画シューズ”からプラス ダイアナのスニーカーダイアナの「絵画シリーズ」は、その名の通り“名作の絵画”をモチーフにしたシューズシリーズ。まるで本物の絵画のようなシューズの数々は、コレクションとして揃えたくなるほどの美しさだ。ダイアナ「絵画シリーズ」の新作シューズに続き、プラス ダイアナからも「絵画」をモチーフにしたスニーカーが登場。クリムトの「THE KISS」、ミュシャの「百合」、モネの「睡蓮」、ゴッホの「星月夜」などの名画がモチーフとなっている。バリエーションは全5種類。【詳細】プラス ダイアナ「絵画シリーズ スニーカー」全5種 各13,200円発売日:2022年3月18日(金)店頭販売先行発売:2022年3月3日(木)11:00~3月9日(水)公式オンラインショップ<数量限定>※公式オンラインショップでの一般販売は3月21日(月)10:00~サイズ:21.5~25.5cm種類:イエロークリムト、グリーンモネ、アイボリーミュシャ、クロブリューゲル、ブルーゴッホ【問い合わせ先】ダイアナ 原宿店TEL:03-3478-4001
2022年03月04日企画展「テクテクテクネー:技法でひらく想像世界」が、長崎県美術館にて2022年4月9日(土)から6月5日(日)まで開催される。アートの制作過程&技法に焦点を当てた展覧会企画展「テクテクテクネー:技法でひらく想像世界」は、芸術作品の制作過程や方法にフォーカスし、1つ1つのアート作品を形作る表現の特質に迫る展覧会。テクテクと展示室を歩いていくと多彩な“テクニック&テクスチャー”を駆使し、様々な知識=“テクネー”を凝縮した作品の数々と出会うことができる。「顔/花/水/音/黒」をテーマに会場には、長崎県美術館のコレクションを軸に、九州圏内の美術館やアーティストの所蔵作も多数織り交ぜつつ、絵画・版画・写真・彫刻など多様なジャンルの作品を「顔」「花」「水」「音」「黒」のテーマに沿って紹介。身近な存在を表現した作品から、形のないものを描写した抽象的な作品に至るまで、想像力を自由にはばたかせながら作品鑑賞を楽しめる。例えば、児島善三郎の《ミモザその他》や荒木十畝の《早春》など、「花」をテーマにした作品はその技法にフォーカス。それぞれの「花」に息づく表現の独創性や醍醐味に迫っていく。また、“水”を起点に生み出された多彩な表現も紹介。常に形を変え続ける水の姿を油彩画で表現した菊畑茂久馬の《海道 九》、立体作品で水をとらえようとした青木野枝の《雲谷/長崎》といった作品からは、身近な存在である水の持つエネルギーを感じ取ることができる。【詳細】企画展「テクテクテクネー:技法でひらく想像世界」会期:2022年4月9日(土)~6月5日(日)会場:長崎県美術館 企画展示室住所:長崎県長崎市出島町2-1TEL:095-833-2110開館時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)休館日:4月11日(月)、25日(月)、5月9日(月)、23日(月)観覧料:一般 800(600)円、大学生・70歳以上 600(400)円、高校生以下無料※( )内は前売りおよび15名以上の団体料金※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は無料※前売券の販売は4月8日(金)まで※こどもの日割引につき、5月3日(火・祝)~5日(木・祝)の3日間は、当日料金の半額で入場可能
2022年03月04日「安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年2月25日(金)から3月27日(日)まで開催される。画家・安野光雅が描く風景画や絵本を紹介安野光雅は、戦後、小学校の美術教師として勤めながら本の装丁などを手掛けた画家。終戦後、復員した後に20代前半で小学校の代用教員となった安野は、教科書が十分になかったため、教える内容や方法を自身で考えながら授業をしていた。上京後は小学校で図画工作を教えるかたわら、本の装丁や挿絵を手がけ、1961年に画家として独立。1968年には『ふしぎなえ』で絵本界にデビューし、好奇心と想像力、独創性にあふれた絵本作品や、淡い水彩で描いた風景画などを発表した。安野の代表作である『もりのえほん』や『天動説の絵本』などに見られる個性的な世界観は、幼少時代に里山で触れ親しんだ自然や、教員時代に試行錯誤した経験によって生み出されたものだ。安野の創作の豊かさは、芸術の世界だけでなく科学・数学・文学までにもおよび、多彩な著作を残している。会場では、文字や数字、風景に至るまで、安野流の楽しみ方が詰まった絵本作品や絵画を授業に見立てて紹介。「インタレスト!」を合言葉に、まるで“ふしぎな学校”に入学したかのような気分で安野光雅の世界観を堪能できる。【詳細】安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション会期:2022年2月25日(金)~3月27日(日)会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階)住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※( )内は前売料金。「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は当日料金より各200円割引。※家族セット券(一般1名、小・中学生1名が入場可能)は1,000円。会期中、チケット窓口にて申し出が必要。2名同時入館に限る。他の割引との併用不可。※前売販売期間は~2月24日(木)まで。美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-872)、ローソンチケット(Lコード51925)にて販売。※状況により、作品展示やイベント内容は変更、または中止になる場合あり。【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2022年02月17日「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」が、静岡市美術館にて2022年4月9日(土)から6月19日(日)まで開催される。フランス近代絵画65点、30年ぶりに一挙来日「スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」では、スイス・ジュネーブに1968年に創設されたプチ・パレ美術館の所蔵コレクションを、30年ぶりに日本で一挙に紹介する展覧会。これまで、滋賀や鹿児島などでも開催されてきた、巡回展だ。プチ・パレ美術館では、“平和に奉仕する芸術”という理念のもと作品を収集。コレクションは19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス近代絵画を中心に構成されており、カイユボットやシュザンヌ・ヴァラドンなど、当時正当な評価を得られていなかった画家の作品も含まれている。1998年以降は休館しているが、充実した所蔵コレクションから、国内外の大規模美術展に継続的に出品協力を行っている。展覧会では、65点の油彩画を展示。オーギュスト・ルノワールやモーリス・ドニ、ラウル・デュフィ、アンドレ・ロート、モーリス・ユトリロ、藤田嗣治といった38作家が手がけた名品の数々が一堂に集結する。印象派からエコール・ド・パリまで、フランス近代美術の潮流を辿る移ろいゆく自然を活写した印象派にはじまり、科学と美術を融合させた新印象派、平坦な色面で神秘的な世界を表したナビ派、色彩の表現性を追求したフォーヴィスム、幾何学的形態で画面を構成したキュビスム、そして各々が個性豊かな具象絵画を追求したエコール・ド・パリに至るまで、様々な芸術運動が生み出された19世紀後半から20世紀前半にかけての、フランス近代美術の軌跡を辿っていく。中でも注目は、印象派を代表する画家・ルノワールの《詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像》。親しい友人や画商の制作依頼しか受けなくなっていた晩年のルノワールが描いた貴重な肖像画であり、薄い絵具の層を重ねてみずみずしい色調を作る、ルノワールの晩年に特有な独自の手法が見て取れる。【詳細】スイス プチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画会期:2022年4月9日(土)~6月19日(日)会場:静岡市美術館住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階休館日:毎週月曜日※ただし5月2日(月)は臨時開館開館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館の30分前まで)観覧料:一般 1,400(1,200)円、大高生・70歳以上 1,000(800)円、中学生以下無料※( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金※障がい者手帳等持参者および介助者原則1名は無料※一般前売ペアチケットは2枚1組2,200円※前売券・前売ペアチケットは2月26日(土)~4月8日(金)まで販売※静岡市美術館ホームページにて日時指定予約が可能※来館の際は、最新の開館状況および注意事項を静岡市美術館ホームページ、または電話で確認【問い合わせ先】静岡市美術館TEL:054-273-1515(代表)
2022年02月17日コロナ感染拡大の影響で開幕延期となっていた『ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展』が2月10日(木)についに開幕。4月3日(日)まで開催されている。何といっても注目作品は17世紀オランダを代表する画家、フェルメールの初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》。修復が施され、画中の壁にキューピッドが描かれた本来の姿を見ることができる。修復後の姿が所蔵館以外で公開されるのは、初めてのことだ。ドレスデン国立古典絵画館は、ヨーロッパの古典絵画、特に15世紀から18世紀の絵画を多く所蔵していることで知られているドイツの美術館だ。同展は、このドレスデン国立古典絵画館が所蔵するフェルメールをはじめとする17世紀オランダ絵画の名品を紹介するもの。フェルメールのほか、17世紀オランダ絵画を代表するレンブラント、メツー、ライスダール、ヤン・ステーンらの作品約70点が展示されている。レンブラント・ファン・レイン《若きサスキアの肖像》1633年ドレスデン国立古典絵画館蔵展覧会は全7章で構成されている。冒頭の章「レンブラントとオランダの肖像画」では、17世紀に著しい発展を遂げたオランダの肖像画を、レンブラントやハルスらの作品で紐解いていく。続く「複製版画」の章では、18世紀から19世紀にかけて制作されたドレスデン国立古典絵画館の所蔵作品の複製版画を紹介。当時の肖像画、風俗画の盛り上がりをたどる。同館の所蔵作品の素晴らしさを世に広めるために制作されたこれらの複製版画からも、当時から素晴らしいコレクションを形成していたことが見て取れる。ピーテル・コッド《家族の肖像》1643年ドレスデン国立古典絵画館蔵アルバート・ヘンリー・ペイン《修道院のある風景(ヤーコブ・ファン・ライスダールの原画に基づく)》1848年頃「レイデンの画家──ザクセン選帝侯たちが愛した作品」の章では、ドレスデン国立古典絵画館のあるレイデンの画家たちの作品を取り上げる。メツーやテル・ポルフ、ダウらの作品は、当時の裕福な市民からも絶大な支持を受けていたという。カスパル・ネッチェル《演奏するカップル》1666年ドレスデン国立古典絵画館蔵ハブリエル・メツー《鳥売りの男》1662年ドレスデン国立古典絵画館蔵そして、いよいよメインとなる「《窓辺で手紙を読む女》の調査と修復」の章へ。ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》1657-59年頃ドレスデン国立古典絵画館蔵本作品は、1979年に行われたX線調査で背後の壁に画中画が描かれていることが判明。2017年より修復が開始され、上塗りされた絵の具を丁寧に取り除く作業が開始された。そして2019年に、壁からフェルメールが描いたキューピッドが出現。作品の佇まいは大きく変化した。同展では、修復前の《窓辺で手紙を読む女》の複製画を作品の隣に配置。修復前後の違いを見比べることができるようになっている。サビーネ・ベントフェルト《窓辺で手紙を読む女(フェルメールの原画に基づく複製)》2001年 個人蔵修復作業を追った資料映像の展示また、この世紀の大修復の過程を映像資料やパネルなどで紹介。気も遠くなるほどの緻密な作業が行われていたことがわかる。フェルメールが得意とした風俗画のほか、オランダでは新しい絵画ジャンルが次々に生まれていた。「オランダの静物画―コレクターが愛したアイテム」の章では、16世紀後半以降に生まれた静物画を取り上げる。トロンプ・ルイユ(だまし絵)や、花や果物をモチーフにした静物画は、貿易で富を築いた市民に非常に人気があった。ワルラン・ヴァイヤン《手紙、ペンナイフ、羽根ペンを留めた赤いリボンの状差し》1658年ドレスデン国立古典絵画館蔵ヤン・デ・ヘーム《花瓶と果物》1670-72年頃ドレスデン国立古典絵画館蔵「オランダの風景画」では、17世紀オランダで人気のジャンルだった風景画を展示する。オランダより先に風景画が成立していた南部フランドル地方では、風景画は理想に基づいた架空世界であることが多いが、一方、オランダの画家たちが描く風景画は、特に1630年代以降においては、自分たちの身近にある自然をモチーフとした。画家たちは自らが見た体験に基づいた風景画の制作に勤しんでいた。「オランダの風景画」展示風景より手前:ヤーコブ・ファン・ライスダール《牡鹿狩り》1665-70年ドレスデン国立古典絵画館蔵最終章となる「聖書の登場人物と市井の人々」では、17世紀オランダで描かれていた歴史画を取り上げる。あらゆる絵画ジャンルの頂点とされていた歴史画と風景画、風俗画はそれぞれに影響を与えあっていたようだ。左:ヤン・ステーン《カナの婚礼》1674-78年 右:ヤン・ステーン《ハガルの追放》1655-57年 いずれもドレスデン国立古典絵画館蔵修復されたフェルメールの名作とともに、17世紀のオランダ絵画の良品をたっぷりと鑑賞することができる展覧会。この機会を逃さないようにしよう。取材・文:浦島茂世【開催概要】『ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展』2月10日(木)~4月3日(日)、東京都美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式HPにてご確認下さい。
2022年02月16日『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』東京展が2月9日(水)より国立新美術館でスタートした。世界屈指の質と量を誇るメトロポリタン美術館のコレクションで西洋絵画の歴史をたどることができる豪華な展覧会だ。5月30日(月)まで開催されている。展覧会場入口ニューヨークにあるメトロポリタン美術館(通称:MET)は、150万点以上のコレクションを持つ世界最大規模の美術館だ。近年は世界中のセレブや有名人が集うファッションの祭典「METガラ」の開催場所としても知られている。同展は、このMETが持つ西洋絵画のコレクションのなかから厳選した65点を紹介するもの。このうち46点もが日本初公開。初期ルネサンスからポスト印象派まで、どの作品も名作揃い。展覧会をひと通り見るだけで、500年の西洋絵画史を一挙にたどることができる。展示風景より展覧会は3章構成。第1章「信仰とルネサンス」では、ルネサンスを代表する画家たちの作品17点を紹介する。イタリアを中心に15世紀から16世紀に勃興したルネサンスは、古代ギリシアやローマにおいて盛んだった人間中心の文化に立ち戻る「再生(ルネサンス)」を目指したもの。フラ・アンジェリコやフィリッポ・リッピなど初期ルネサンスから、クラーナハ(父)などの北方ルネサンスの画家まで幅広くルネサンスを紹介する。左:ダヴィデ・ギルランダイオ(本名 ダヴィド・ビゴルディ)《セルヴァッジャ・サセッティ(1470年生)》ティツアーノ・ヴェチェッリオ《ヴィーナスとアドニス》1550年代ルカス・クラーナハ(父)《パリスの審判》1528年頃続く第2章「絶対主義と啓蒙主義の時代」は、権力者たちによる絶対主義体制が確立、強化された17世紀から、啓蒙思想が進んだ18世紀までの絵画が並ぶ。冒頭で紹介したカラヴァッジョの《音楽家たち》とジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》は、同展の目玉ともなる作品。2点が隣り合って展示される空間は圧巻だ。このほか、プッサンやレンブラント、ルーベンス、ブーシェなどバロック、ロココの巨匠たちの作品が並ぶ。ペーテル・パウル・ルーベンス《聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者聖ヨハネ》1630年代初頭/中頃ニコラ・プッサン《足の不自由な男を癒す聖ペテロと聖ヨハネ》1655年レンブラント・ファン・レイン《フローラ》1654年頃4そして、フェルメールの作品も初来日している。《信仰の寓意》は、これまでに発見されている三十数点のフェルメール作品のなかで唯一の寓意画だ。寓意画とは、抽象的な概念や教えを神話や聖書の登場人物などを用いて表現したもの。キリストの磔刑の絵の前に座る女性は、信仰を擬人化したものと考えられており、地球儀を踏む動作は世界を支配するカトリック教会を示唆していると考えられている。そのほかにも、十字架や杯、床のリンゴやヘビなど、画面のなかには何かをなぞらえたものに溢れている。それらをひとつひとつ紐解いていくのもまた絵画鑑賞の楽しみのひとつだ。ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》1670–72頃ちなみに現在、東京都美術館で開催中の『ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展』でもフェルメールの作品《窓辺で手紙を読む女》が展示されている。東京で2点のフェルメールが展示されているというまたとない機会だ。近年の研究により、この時代のフランスでは女性画家が活躍していたことがわかってきたという。本章ではマリー・ドニーズ・ヴィレーヌ、ならびにエリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブランの作品の展示も見逃せない。左:エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《ラ・シャ第3章「革命と人々のための芸術」は、市民が力を持つようになった19世紀から20世紀にかけての作品18点が紹介される。時代は進み、市民の持つ力がどんどんと増すようになる。目まぐるしい社会情勢の変化は、美術にも強く影響を及ぼすようなっていく。作品のなかで理想を高らかに謳いあげるロマン主義、徹底的に事実を掘り下げる写実主義は、その後の画家たちに大きな影響を与えた。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・ サルーテ聖堂の前廊から望む》1835年頃左:エドゥアール・マネ《剣を持つ少年》1861年右:フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス《ホセ・コスタ・イ・ボネルス、 通称ぺピート(1870年没)》1810年頃そして、モネやルノワールを始めとする印象派と呼ばれる画家たちが台頭していき、彼らに影響を受けたセザンヌやゴーギャン、ゴッホらがポスト印象派と呼ばれるようになる。西洋絵画の世界は、絶えず変化し続けてきたのだ。ポール・セザンヌ《ガルダンヌ》1885-86年フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く果樹園》1888年エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》1890年頃クロード・モネ《睡蓮》1916-19年メトロポリタン美術館の作品で辿る500年の美術の歴史は非常に重厚だ。さまざまなジャンル、画題、画家のなかから、ぜひ新たなるお気に入りを見つけてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』2月9日(水)~5月30日(月)、国立新美術館にて開催※事前予約制
2022年02月11日株式会社ハーニーアンドサンズジャパン(本社:東京都文京区、代表取締役:渡邊 貴美)は、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」(国立新美術館)の開催を記念して2022年2月9日より「HARNEY & SONS×THE MET」のコラボレーションティーを販売いたします。HARNEY & SONS×THE MET コラボレーションティー世界屈指のコレクションを所蔵している「メトロポリタン美術館」とニューヨークが本拠地のハーニー&サンズは様々な交流があり、美術館の魅力や芸術性を表現するティーを共同開発しました。今回、「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」の開催を記念して、これらオリジナルティーが本格的に日本に上陸します。アートを日常に身近に感じながら、ハーニー&サンズの想いが詰まったティーをお楽しみください。◆商品詳細HOT APPLE SPICE BLACK TEA 税込¥3,240(20サシェ入り)■HOT APPLE SPICE BLACK TEA《遊び心あふれるフレーバー紅茶》HARNEY & SONSのシグネチャー・ブレンド、「ホット・シナモン・スパイス」にアップル・ピースをブレンドし、甘さとスパイシーさの2つの表情を持つフレーバー紅茶です。美術館に飾られる壁画を鑑賞している時のような心地よさを感じられる、至極の一杯。GARDEN THERAPY HERBAL TEA 税込¥3,240(20サシェ入り)■GARDEN THERAPY HERBAL TEA《ノンカフェイン》カモミール、ペパーミント、バーベナをブレンド。1800年代後半のモネが描いた美しい風景画の情景を思わせるハーバルティーです。TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND 税込¥3,240(20サシェ入り)■TASTE OF BRITISH HISTORY BLEND《ベーシックなフレーバー紅茶》メトロポリタン美術館ブリティッシュ・アート・ギャラリーのリニューアル・オープンを記念して制作したオリジナル・ブレンド。紅茶と緑茶をベースに、ベルガモットオイルを加えています。◆HARNEY & SONS OMOTESANDOにて期間限定スペシャルメニューをご提供2022年2月9日より国立新美術館での「メトロポリタン美術館展」開催を記念して、2022年2月16日よりハーニー&サンズ表参道にて期間限定のスペシャルメニューをお楽しみいただけます。HARNEY & SONS Spring Special◇HARNEY & SONS Spring Special・トマトと生チーズのミニガーデンサラダ・3種類のクロワッサンサンドイッチ・HARNEY & SONSスウィーツお重~2022年春バージョン(ダージリンゼリー&ムース、桜のアイスクリーム、桜のバームクーヘン、チョコケーキ、アールグレイマカロン)・お好みのHARNEY & SONSのティーひと足早く、春の訪れをスペシャルメニューとともにお届けいたします。【コラボレーションティー販売場所について】「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」東京展会期 :2022年2月9日(水)~5月30日(月)会場 :国立新美術館 企画展示室1Eメトロポリタン美術館展会場内特設ショップ所在地:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2・HARNEY & SONS 公式オンラインショップ ・HARNEY & SONS OMOTESANDO所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-2-14・ジェイアール名古屋タカシマヤ所在地:〒450-6001 名古屋市中村区名駅1-1-4 地下2階グルメストリート(2022年3月1日より販売予定)●公式Instagram: ●公式Twitter : ●公式Facebook : ◆株式会社ハーニーアンドサンズジャパン所在地 : 東京都文京区湯島一丁目6番3号 湯島一丁目ビル3階代表 : 代表取締役 渡邊 貴美設立 : 2007年11月事業内容: 卸・小売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月10日2月10日(木)より、東京・上野の東京都美術館で、「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が開催される。ドイツ東部・ザクセン州にあるドレスデン国立古典絵画館は、世界有数の西洋絵画コレクションを誇る絵画館。今回は、その数あるコレクションのなかから、17世紀オランダ絵画の名品約70点が集結した。今回の目玉となるのは、ヨハネス・フェルメール『窓辺で手紙を読む女』の修復プロジェクトと、その修復後の姿である。同作は、ドレスデン国立古典絵画館にて19世紀初頭から早くも一般公開されており、同館の至宝のひとつとして親しまれてきた。1979年、サンフランシスコでの展覧会で、初めてX線調査が行われ、女性の背後の壁にもともとキューピッドの画中画が描かれていることがわかった。その後、2017年から始まった大規模な調査・修復プロジェクトにおいて、この上塗りの手直しが、作者であるフェルメールの没後に行われたものであることが判明。これを受け、所蔵館は上塗りを除去することを決め、約4年もの歳月をかけて、2021年9月、フェルメールが描いた当初の姿がお披露目された。修復後、同作が所蔵館以外で公開されるのは、今回が世界初となる。本展覧会では、修復前(複製)と実際の修復後の作品を並べて展示しているだけでなく、綿棒でニスをぬぐったり、顕微鏡とナイフで上塗りの部分を削ったりした修復作業の様子が、パネルや映像などでわかりやすく紹介されている。これらを見れば、4年もの月日を費やした修復作業が、どれだけ神経をとがらせる途方もないものだったかが、手に取るようにわかる。そうした修復過程を見た後に、実際の作品を見たときの感動といったら――。目の前に立ち尽くし、ため息をつくほかない。「光の画家」フェルメールによる暖かな光が、手紙を読むのに夢中になっている女性を照らす。修復によって現れたキューピッドの画中画は、女性の読む手紙がラブレターであることをわかりやすく示唆する。このキューピッドが塗りつぶされた頃は、レンブラントの作品だとされたというのだから、時の移り変わりというのは面白いものである。長年“自省のキャンバス”と化していたその大きな空間に現れ、ようやく本来の姿を見せたフェルメールの「幻のキューピッド」。一度その目で見て、心の中で「おかえり」と声をかけに来てみてはいかがだろうか。1枚の絵画が、長い歴史とその深みを映し出している。「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」会場:東京都美術館会期:2月10日(木)~4月3日(日)取材・文/飯塚さき
2022年02月10日今年、美術館として開館してから200周年という節目の年を迎える、オランダ・ハーグのマウリッツハウス王立美術館では、その最初の大型特別展として17世紀の花の静物画をテーマにした展覧会を開催します。マウリッツハウスが所有するアンブロシウス・ボッサール、ルーラン・サヴェリー、ヤン・ダービッズ・デヘーム、レイチェル・ロイシュが描いた花の静物画はコレクションの中でも人気の高い作品です。世界各国から貸し出された作品を加えた特別展「イン・フル・ブルーム」は花の静物画にまつわる素敵なストーリーをお届けします。1600年代から1730年頃にかけて描かれた、この花の静物画というジャンルは現実にはあり得ない花の組み合わせや大胆な構図などで一世を風靡しました。これらの花の絵画はとても華やかで且つ繊細、そして、花に付いた虫に至るまで精密に描かれています。「花瓶の花」ヤン・ダービッツ・デヘーム 1670年頃 マウリッツハウス王立美術館蔵■想像の世界花の静物画は1600年代に突然出現した独立した絵画のジャンルです。16世紀頃からオランダでは東インド会社による海外貿易で持ち込まれたエキゾチックな植物への関心が高まり、1594年にはオランダ初の植物園「ホルタス・ボタニカス」がライデンに創立され多くの学者が植物の研究に携わるようになりました。最初に花の静物画に特化した絵画を描いたのは、アンブロシウス・ボッサールです。1618年頃の作品とされる「窓辺の花瓶の花」に描かれた花は写実的に描かれていますが、同じ季節に咲く花ではなく、また、花が全て正面を向いていることや、あり得ないほどの長さの花もあることから、想像しながら描かれたということが分かります。■奥が深い物語1600-1630年代、多くの画家が想像の世界からなる花の絵画を描きました。花の種類が多いほど、また花の希少価値が高いほど持て囃されました。1630年代以降は正面を向いたシンメトリックなスタイルから、より現実に近い花を描くようになりました。1639年にハンス・ボロンジエールが描いた花の絵は、彼の先達の画家たちのそれに比べるといささか「乱れた」印象を与えます(「フローラル・スティルライフ」国立美術館所蔵)。後ろ側に見える花は影になっており、絵に奥行きを与えています。17世紀のオランダの黄金時代がもたらした経済的な豊かさにより、このような絵画は一般庶民の間でも人気が高まっていきました。生花の人気は高く、とりわけ、チューリップのような当時は珍しかった花は投機の対象ともなり、球根1個と運河沿いの家1軒が取引されたと言われています。1637年に起きたチューリップバブルは恐慌を引き起こし、多くの人々を破産に追い込んだのです。「花車のバカたち」という素描作品では、花車の後ろから海に落ちていく人々の様子を風刺しています。■花のスペクタクル17世紀後半には、花の静物画はさらに進化します。色も形も様々なチューリップは、キャベージローズ、ゲルダーローズ、オピウムポピーなどとともに描かれ、まるで、花火のような鮮やかで派手なブーケが描かれるようになりました。ウィレム・ファン・アルストやダービッツ・デヘームは花の静物画をより、生き生きとしたスペクタクルに変化させたのです。全てのディテールはビジュアルとして魅力的でないといけません。隠れた花の部分、散りばめられている虫たち、光の効果、色とりどりの色彩、そして、美しい花瓶。アブラハム・ミニョンの作品にもこれらの要素が存分に使われています。1700年代にはまた流行が変わり、今までの派手さが少しずつ消えていきます。花の静物画のジャンルで成功した女性画家のレイチェル・ロイシュが1700年に描いた作品では、花の頭の部分が切り落とされていたり、枯れたりしています。自然界の中での短い花の生命を象徴しているとも言えるでしょう。■サステイナブルなデザイン「イン・フル・ブルーム」特別展の内装を担当したのは、アムステルダムのデザイン事務所トム・ポストマ・デザイン。特別展会場の壁には、球根産業から排出された廃材資源を活用したサステイナブルで高性能のオーガニックラミネートを使用しています。使われている素材の一つはレンブラントチューリップで、花の染料が壁に美しい彩りを与えています。花や葉っぱ自体も押し花のように使われています。特別展終了後はこれらのパネルは家具として再加工され、一般販売されます。このように、特別展で使われるマテリアルの95%はサステイナブルな製品を使っています。■「イン・フル・ブルーム」2022年2月10日~6月6日<同時開催>■あり得ないブーケ The Impossible Bouquet2022年2月8日から花の静物画に描かれている花のブーケは、さまざまな季節に咲く花々が一つの花瓶に生けられている、現実にはあり得ない花の絵です。「花の絵画展 In Full Bloom」の開幕に合わせ、美術館の外壁がお花の飾りで彩られます。毎週、違う種類のお花が加えられ、最後には美術館の建物自体が1670年に描かれたヤン・ダービッツ・デへームの「花の静物画」にインスパイアされた「あり得ないブーケ」になるという趣向です。美術館の前庭にも多くの花の鉢が飾られ、より一層の華やかさを演出します。マウリッツハウス王立美術館外観■マウリッツハウス王立美術館オランダ・ハーグ市URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月09日フェイクスイーツの合同写真展&物販展「スイーツアートの世界展 2022」が、2022年2月19日(土)から3月13日(日)まで、愛知県名古屋市のトゥデイズ ギャラリー スタジオ ナゴヤ(TODAYS GALLERY STUDIO. NAGOYA)にて開催される。“まるで本物”フェイクスイーツの作品展&物販展「スイーツアートの世界展」は、思わず手に取りたくなるほど精巧に作られた“フェイクスイーツ”の作品展&物販展。会場では、見ているだけで甘い香りが漂ってきそうなハンドメイド作品の展示に加えて、写真作品も数多く展示。館内は写真撮影OKなので、かわいいスイーツ作品を写真に撮って楽しむことができる。人気クリエイター全20組が大集合今回は、SNSなどで作品を公開する人気クリエイター全20組が大集合。ミニチュアスイーツ作品が話題の「Yukari」やマカロンのフェイクスイーツ作品が人気の「hand made macaron」らが、本展のために新作を披露する。また、プリンセスような世界観のスイーツアクセサリーが特徴の「Masaming」は、宝石のようにきらめく立体作品を展示。食品サンプルのインストラクターとしても活躍する「Maison de CIRCUS」のリアルなスイーツ作品も見逃せない。キュート&リアルなスイーツアートの物販もさらに、「スイーツアートの世界展」の限定グッズも登場。いちごケーキの小物入れやショコラのボールペン、チーズケーキのキーリングなど、各クリエイターの世界観を存分に感じられるアクセサリーが揃う。特別企画として、会場ではスイーツアート作品が出来上がるまでの制作過程を限定公開。また、先着1,000名限定で、「Mi♡mi」特製の“甘い香り漂う”オリジナルポストカードも配布される。【詳細】スイーツアートの世界展 2022 in 名古屋会期:2022年2月19日(土)~3月13日(日)会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ ナゴヤ住所:愛知県名古屋市中区新栄 1-17-12時間:11:00〜18:00休館日 : 月・火曜日入場料:600 円、3歳以下無料※内容は変更となる場合あり〈展開アイテム例〉・ショコラボールペン 2,750円・イチゴフレジェの小物入れ 3,850円・プリンセスいちごのミルフィーユネックレス 5,940円・たい焼きパフェ キーホルダー 1,320円
2022年02月06日新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開幕を延期していた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の新たな会期が2月10日(木) ~ 4月3日(日)(※2月14日(月)は臨時開室)に決定した。本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった『窓辺で手紙を読む女』が、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館のお披露目に続いて公開される。本作の所蔵館以外での公開は世界初のことで、その修復プロジェクトの過程も紹介されるという。上塗りされた絵具層を慎重に取り除き、徐々に姿を現していくキューピッドに注目だ。加えて、同館が所蔵する巨匠レンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も併せて紹介されるということ期待したい。なお、本展は日時指定予約制となっており、2月4日(金)正午よりオンライン・プレイガイドでチケット発売開始となる。■展示情報「ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展」2月10日(木)~ 4月3日(日)※2月14日(月)は臨時開室休室日:月曜日、3月22日(火)※2月14日(月)、3月21日(月・祝)は開室開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)金曜の夜間開室は、展覧会公式サイトへ。会場:東京都美術館 企画展示室観覧料:一般2,100円 / 大学生・専門学校生1,300円 / 65歳以上 1,500円※本展は日時指定予約制。※2月4日(金)正午12:00よりオンライン・プレイガイドで発売開始。※オンライン・プレイガイドでの予約が難しい方を対象に当日の入場枠を設けておりますが、ご来場時に予定枚数が終了している場合あり。※高校生以下は無料(日時指定予約必要)。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料(日時指定予約不要)。※未就学児は日時指定予約不要。※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上で各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものを持参のこと。公式サイト: <北海道展>北海道立近代美術館4月22日(金)〜6月26日(日)<大阪展>大阪市立美術館7月16日(土)〜9月25日(日)<宮城展>宮城県美術館10月8日(土)~11月27日(日)
2022年02月02日FACE受賞作家展『絵画のゆくえ2022』が2022年2月13日まで、SOMPO美術館(東京都新宿区)で開催中だ。公益財団法人SOMPO美術財団が2013年に創設した公募コンクール『FACE』は、年齢や所属を問わない新進作家の登竜門として開催されてきた。本展は、FACE2019からFACE2021までの3年間の「グランプリ」「優秀賞」受賞作作家たち12名の近作・新作約100点を展示し、作家たちの受賞後の展開を紹介。同館所蔵作品となった「グランプリ」受賞作品2点(庄司朝美《18.10.23》、魏嘉《sweet potato》)も併せて展示中だ。作家ごとに見どころを紹介しよう。FACE2019でグランプリを受賞した庄司朝美は《18.10.23》や《百目の鳥》など、アクリル板を支持体にした作品が特徴的。グランプリ受賞以来、多くのチャンスに恵まれたといい、2月からはジョージアで1年間の在外研修を控えている。庄司は「今後も描くことを通してこの世界を少しでも理解したい」とコメントしている。FACE2019で優秀賞を受賞した古橋香は《草色と午後、忘れること》など淡い色づかいが印象的な作品を紹介し、松崎森平は《夕顔》や《東京》など、漆芸分野の技法を生かして、暗闇の中に浮かび上がる画で魅せている。奥田文子は《Untitled》という海や山など旅先の風景に小さな人物を加えた独特の風景画を展示している。FACE2020で優秀賞を受賞した大槻和浩は、《明日を見つめて》など、パステル調の淡い色合いで、特定の時空間を超越した幻想的な雰囲気を演出し、FACE2020優秀賞を受賞した齋藤詩織は《ヘゲモニーのおやすみ》や《とどめの恩恵》といった作品を紹介している。松浦清晴は赤と緑の補色を意識した《身体記》で、胎児のような宇宙人のような生命を描き、「ずっと憧れていたFACE展で賞をいただけたことは私に取ってとても衝撃でした」と語る小俣花名は《night café》など人の暮らしをテーマにした作品群を展示。年齢・所属・国籍不問の公募展FACEで9回目にして初の外国人受賞者となった魏嘉は《sweet potato》や《How many pills do I take every day?》などグラフィック的な表現が印象的。「その時々に描きたいものを描いているが、今後は伝統の文学、民俗学、社会課題など様々な興味を持つテーマに挑戦・試行したい」などと語っている。FACE歴代最年少(21歳)受賞者の鈴木玲美はあまり眠ることができない夜をテーマにした「夜は静かに眠りたい」シリーズを中心に制作し、高見基秀は、事件や事故といった不穏なイメージを取り扱った「対岸で燃える家」や「死神」といった作品を紹介している。町田帆実は食をテーマにした作品が印象的だが、画像が縦3列に並ぶ「records」は現代的で、面白い。午前10時から午後6時まで(入館は閉館30分前まで)。月曜休館。観覧料は700円(高校生以下無料)。チケット発売中。なお、2月19日(土)から3月13日(日)まで『FACE展2022』が開催される。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年01月26日ダイアナ(DIANA)の「絵画シリーズ」から、新作シューズが登場。2022年1月11日(火)より、各店舗にて販売される。「絵画シリーズ」とは?ダイアナの「絵画シリーズ」は、その名の通り、“名作の絵画”をモチーフにした人気シリーズだ。まるで本物の絵画のように華やかなシューズの数々は、コレクションとして揃えたくなるほどの美しさ。また、あなたのお気に入りのアート作品がきっと見つかる、多彩なバリエーションを揃えているのも嬉しいポイントだ。新作モチーフは、ミュシャやクリムトなど全6作品そんな「絵画シリーズ」の新作シューズは、世界的に有名な全6作品がモチーフに。クリムトの「THE KISS」、ブリューゲルの「アイリスのある花束」、ミュシャの「百合」、葛飾北斎の「芍薬カナアリ」、ゴッホの「星月夜」、モネの「睡蓮」を、豊かな彩りと共に繊細に表現しているのが特徴だ。9cmヒールが仲間入り&バッグもシューズデザインは、2㎝ヒールのフラットパンプス、5㎝ヒールのミドルヒールパンプスに加え、新作の9cmヒールパンプスが仲間入り。さらに今回は、シューズだけでなくバッグも新作アイテムとして展開する。先行発売時は"即完”を記録なお今回の新作は、オンライン限定で先行発売された際に“即完”を記録した話題のアイテム。気になる人は、在庫がなくなる前に各ショップでチェックするのがおすすめだ。【詳細】「絵画シリーズ」新作発売日:2022年1月11日(火)展開店舗:各ダイアナ店舗、公式オンラインストア価格:・フラットパンプス/ミドルヒールパンプス 全6色 各16,500円・9cmパンプス 全6色 各17,050円・バッグ 全4色 各14,850円
2022年01月14日国立能楽堂主催による『月間特集近代絵画と能』シリーズ3公演が2022年2月2日(水)・18日(金)・26日(土)に国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月8日(土)より発売開始です。カンフェティにて1月8日(土)よりチケット発売開始 2月定例公演 【月間特集:近代絵画と能】 簸屑・室君 2月定例公演 【月間特集:近代絵画と能】 文山賊・昭君 2月普及公演 【月間特集:近代絵画と能】 酢薑・鉢木 国立能楽堂が主催する、演目と同じ題材が描かれた絵画とともに能の魅力を味わう「絵画と能」シリーズの七回目。絵画のイメージを補助線として能の魅力をお楽しみいただきます。中でも2月18日(金)定例公演では、公演前の16:45からライターで公益財団法人永青文庫副館長である橋本麻里さんによるプレトークを開催。より深く、絵画と能の魅力をご堪能いただけます!2月定例公演 【月間特集:近代絵画と能】 簸屑・室君公演日時:2022年2月2日 (水)12:00開場/13:00開演狂言簸屑 (ひくず)野村 万蔵(和泉流)能室君(むろぎみ) 櫻間 金記(金春流)*字幕あり(日本語・英語)令和4年2月2日(水)定例公演にて能「室君」のシテ(主役)をつとめる、シテ方金春流の櫻間金記氏より、コメントをいただきました。仕舞「善知鳥」櫻間金記(金春流)能「室君」は令和2年2月特別公演にて、櫻間金記氏のシテにより上演を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため残念ながら公演が中止になりました。当時について「現実を受け止めるだけでした」と同氏。待ちに待った2年ごしでの上演です。本曲の見どころについては「室明神のご神事(お祭り)に所の遊女たちも参加して舞を奉納すると、ご神体が出現して寿ぎの舞を舞う、という祝言の能。宮や船の作り物が出て華やかな舞台です」とのこと。室明神とは、現兵庫県たつの市室津の賀茂神社のこと。是非、おめでたく華やかな本曲をお楽しみください。また2月の国立能楽堂は『月間特集 近代絵画と能』と題して、同じ題材が絵画にも描かれている能を特集上演しています。本曲の主題は、松岡映丘の絵画『室君』(永青文庫蔵)にも描かれたものです。同絵画作品は月刊国立能楽堂2月号(公演プログラム・税込590円)でご覧いただけますので、併せてご鑑賞ください。【簸屑】主人の命令で、茶の簸屑(箕でふるったあとのくず茶)を挽いていた太郎冠者は、居眠りを始めてしまい...。【室君】播州室の明神の神事に室君(室の津の遊女)が神楽を奏すると、室の明神・韋提希夫人が現れ太平の世をたたえ舞を舞います。絵画作品=松岡映丘『室君』■チケット料金正面席:5,000円脇正面:3,300円(学生2,300円)中正面:3,000円(学生2,100円)(すべて税込)カンフェティチケット販売ページ 公式ホームページ 2月定例公演 【月間特集:近代絵画と能】 文山賊・昭君公演日時:2022年2月18日 (金)16:30開場/17:30開演※プレトークは16:45開始プレトーク中国から日本へ、転変する王昭君の物語橋本 麻里(ライター・公益財団法人永青文庫副館長)狂言文山賊 (ふみやまだち)三宅 近成(和泉流)能昭君 (しょうくん)寺井 榮(観世流)*字幕あり(日本語・英語)【文山賊】果たし合いをすることになった二人の山賊。残される妻子のためにそれぞれ書置きを残すことにしますが…。【昭君】国のために胡国の王に贈られた王昭君。娘を思う老父母が、恋しい人を映すという鏡を覗くと、昭君の亡霊とともに、鬼神と化した胡国王・呼韓邪単于が映し出されるのでした。絵画作品=菱田春草『王昭君』■チケット料金正面席:5,000円脇正面:3,300円(学生2,300円)中正面:3,000円(学生2,100円)(すべて税込)カンフェティチケット販売ページ 公式ホームページ 2月普及公演 【月間特集:近代絵画と能】 酢薑・鉢木公演日時:2022年2月26日 (土)12:00開場/13:00開演解説・能楽あんない近代画家の能楽への眼差し小林 健二(国文学研究資料館名誉教授)狂言酢薑(すはじかみ)網谷 正美(大蔵流)能鉢木(はちのき)観世 銕之丞(観世流)*字幕あり(日本語・英語)【酢薑】正しい由緒を賭けて、酢売りと薑(生姜)売りが品名を詠み込んでの秀句(しゃれ)合戦を繰り広げます。【鉢木】雪の降りしきる夜、佐野常世が秘蔵の鉢木を薪にして歓待した旅僧は、実は鎌倉の最明寺入道時頼でした。誇り高き男たちの姿を描く劇的な作品です。絵画作品=小堀鞆音『常世』■チケット料金正面席:5,000円脇正面:3,300円(学生2,300円)中正面:3,000円(学生2,100円)(すべて税込)カンフェティチケット販売ページ 公式ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月10日※1/6追記新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同展は開幕延期となりました。詳細は展覧会の公式HPでご確認下さい。ドイツ東部にあるドレスデン国立古典絵画館が所蔵する、17世紀オランダ絵画の名品約70点を紹介する展覧会『ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展』が、東京都美術館にて開催される。15世紀から18世紀の絵画、特にルネサンス期、バロック期のイタリア絵画、17 世紀のオランダ絵画、フランドル絵画を数多く収蔵しているドレスデン国立古典絵画館。17世紀オランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメールの《取り持ち女》や今回出品される《窓辺で手紙を読む女》を所蔵するなど、ヨーロッパでもトップクラスのコレクションを誇っている。フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》は、1979年のX線調査で、壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明。大規模な修復プロジェクトによってその画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった。同展では、修復後の《窓辺で手紙を読む女》を所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館で公開された後、世界に先駆けて公開。修復プロジェクトの過程を映像やパネルなどで紹介する。また、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなど オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点もあわせて展示する。350余年前にフェルメールが描いていた 《窓辺で手紙を読む女》の“本当の姿”を確かめてみたい。ヤーコプ・ファン・ライスダール 《城山の前の滝》1665-70年頃 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estelレンブラント・ファン・レイン 《若きサスキアの肖像》1633年 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klutハブリエル・メツー 《レースを編む女》1661-64年頃 ドレスデン国立古典絵画館 (c) Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klut【開催概要】『ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展』会場:東京都美術館 企画展示室会期:※1/6追記新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕延期時間:9:30~17:30(入室は17:00まで)休室日:月曜(3月21日は開室)、3月22日(火)料金:一般2,100円、大学・専門学生1,300円、65歳以上1,500円※日時指定予約制※高校生以下無料(日時指定予約が必要)展覧会公式サイト:
2022年01月01日北大阪急行電鉄株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:内芝伸一)では、毎年12月にお子様とそのご家族を対象とした「こども絵画教室」を開催しています。今年は多くの方にご自宅で楽しんでいただけるよう、オンライン開催いたします。今回のテーマは“笑顔”。当社ホームページにある「こども絵画教室オンライン専用ページ」では、大阪成蹊大学芸術学部の学生のみなさんが、動画でお絵かきのお手伝いをします。作品はご希望の当社の駅へ展示ならびにオンライン専用ページへ掲載します。詳細は次のとおりです。開催概要1.実施期間2021年12月17日(金)10:00~2022年2月28日(月)18:00まで(予定)2.「こども絵画教室オンライン」専用ページへのアクセス方法パソコン、スマートフォン等で当社ホームページのオンライン専用ページにアクセスすることで動画を視聴いただけます。(参加費無料、ただし作品制作に要した費用や通信費等は、お客様にてご負担ください) 3.参加方法(1)お絵かき台紙をご準備ください。・台紙は各駅に設置しているもの、またはオンライン専用ページからダウンロードをしてください(A4 または A3 サイズ)。・台紙は複数枚あり、うち3種類を各駅にご用意しています(数に限りがございます)。(2)オンライン専用ページでは、大阪成蹊大学芸術学部の学生が動画に登場し、お絵かきのお手伝いをしてくれます。みなさんで“笑顔”の作品を完成させてください。(3)完成した作品にニックネームと展示希望の駅を記入し、アンケートにご回答のうえ郵送(切手を貼らずにご投函いただけます)または、千里中央駅駅長室へご持参ください。*作品は、ご希望の駅(千里中央駅、桃山台駅、緑地公園駅)へ展示ならびにオンライン専用ページへ掲載します。4. 絵画の受付期間(1)郵送による受付(郵送費用は当社負担)2021年12月17日(金)~2022年2月28日(月)まで(必着)(2)千里中央駅駅長室で受付ご持参2021年12月17日(金)~2022年2月28日(月)まで(必着)5. 駅での展示ならびにホームページ掲載期間2022年3月18日(金)~5月13日(金)まで北大阪急行電鉄 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月16日ルノワールやゴッホ、ドガなど名作絵画をモチーフにしたクリスマス限定腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」が、2021年12月16日(木)より全国ブルーブルーエ(Bleu Bleuet) 全店舗にて発売される。西洋絵画の名作が腕時計にブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、誰もが一度は見たことがある西洋絵画の名作をモチーフにした腕時計。額縁を思わせるゴールドのスクエアフレームに、モネやフェルメール、ミュシャといった巨匠の絵画モチーフの文字盤を収めたデザインが特徴で、時計を見る度に“絵画鑑賞”のような気分を楽しめる。ドガやルノワール、ブグローのクリスマス限定ウォッチそんなアート好き必見の「オリジナル絵画ウォッチ」に、クリスマス限定の新柄が登場。エドガー・ドガ「舞台の踊り子」、ウィリアム・アドルフ・ブグロー「アムールとプシュケー、子供たち」、オーギュスト・ルノワール「春の花束」といった3種の柄が新たにラインナップする。それぞれの絵画の色味と連動した、上品なレザーベルトのカラーにも注目だ。ゴッホ「星月夜」もクリスマスカラーのベルトで再販新柄に加えて、人気のフィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」を再販売。ベルトカラーをクリスマスカラーのグリーンに変更した限定仕様で再登場する。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ クリスマス限定発売日:2021年12月16日(木)展開店舗:ブルーブルーエ 全国179店舗、オンラインストア※オンラインストアでは、発売に先行して予約受付。価格:各2,530円・エドガー・ドガ「舞台の踊り子」・ウィリアム・アドルフ・ブグロー「アムールとプシュケー、子供たち」・オーギュスト・ルノワール「春の花束」・ヴィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2021年12月09日特別展「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が、福岡市美術館にて2021年12月23日(木)から2022年2月13日(日)まで開催。東京展に続く、巡回展となる。ファン・ゴッホの代表作「糸杉」傑作が16年ぶりに来日特別展「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」は、20世紀初頭にフィンセント・ファン・ゴッホに魅了された世界最大の個人収集家、ヘレーネ・クレラー゠ミュラーのコレクションを紹介する展覧会。ヘレーネが収集した、初期から晩年に至るまでのファン・ゴッホ作品52点を主軸に、ルノワールやスーラなどの近代美術絵画も含めた総数72点の作品が一堂に集結する。先に行われた東京展会場の様子も併せて要チェックだ。注目は、ファン・ゴッホの代表作「糸杉」シリーズの集大成である《夜のプロヴァンスの田舎道》。最晩年に制作された「糸杉」の傑作が、16年ぶりの来日を果たす。また、ヘレーネのコレクションに加え、ファン・ゴッホの没後に弟テオ、テオの妻ヨー、そしてその息子へと引き継がれた、ファン・ゴッホ美術館のコレクションから、《黄色い家(通り)》など4点も特別出展される。シナモロールコラボグッズ展示室内グッズコーナーでは、展覧会関連グッズを販売。シナモロールとファン・ゴッホのコラボレーショングッズも登場する。「ゴッホ展」コラボメニューもまた、福岡市美術館内レストラン「プルヌス」では、「ゴッホ展」をイメージしたスペシャルコースを会期中限定で提供。ゴッホの母国オランダや滞在先の南仏で親しまれている料理や、作品のキーカラーである「黄」と「青」で彩りを添えたフードなど、味わいも見た目も楽しいコースに仕上げている。加えて、パンナコッタにグラニテ、月のクッキー、星のゼリーを飾り《夜のプロヴァンスの田舎道》の星空をイメージしたパフェも提供する。【詳細】ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント会期:2021年12月23日(木)~2022年2月13日(日)会場:福岡市美術館住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6休館日:月曜日、12月30日(木)~1月1日(土)、1月4日(火)、1月11日(火)※ただし1月3日(月)、1月10日(月・祝)は開館。※12月28日(火)・29日(水)、1月2日(日)・3日(月)はゴッホ展のみの開催となり、コレクション展示室等は閉室。開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)観覧料:一般 2,000円、高大生 1,300円、小中生 800円※土日祝日、1月2日(日)・3日(月)は日時指定チケットの事前購入を推奨。各入場時間枠ごとにチケット販売数に上限あり。※会期中は会場の当日券売所でも購入可能。※当日券売所は状況により待ち時間が発生する場合あり。※土日祝日、1月2日・3日の当日券売所は直近の時間枠にて案内。来場時に予定枚数が終了している場合あり。※電子チケットは購入の際に各種手数料が発生する場合あり。※大学生以下の方は入場の際、学生証や生徒手帳等を提示。※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者の提示者、および未就学児は観覧料無料。【問い合わせ先】・チケット・イベント関連:西日本新聞イベントサービス TEL:092-711-5491(平日9:30~17:30)・展覧会関連:福岡市美術館 TEL:092-714-6051
2021年12月09日畳デザイナーの山田 憲司は、アートイベント「スーパーフラットホライゾン畳の個展」を2022年2月5日に岐阜羽島「山田一畳店」にて開催いたします。龍の畳スーパーフラットホライゾン炭平別邸岐阜県羽島市で明治2年から畳屋を営業している山田一畳店(5代目:山田 憲司 やまだ けんじ)と申します。私は畳職人としても働いていますが、年々畳の需要は減少している中、日本固有の伝統産業である畳文化を盛り上げていきたいと考え、2年前から畳の形を変えることで様々な空間(和風×洋風・モダン×クラシック)に対応することができる畳を試作しており、デザイン性の高い畳を作る、畳アーティストとしても活動しています。そしてこの度、このようにデザインされた畳を多くの方に見ていただきたいと考え、2022年2月5日に岐阜羽島の山田一畳店にて「スーパーフラットホライゾン畳の個展」と題した、畳アートの個展を開催することとなりました。■開催概要日時 : 2022年2月5日 11時~17時会場 : 山田一畳店アクセス: 岐阜県羽島市竹鼻町2382-1URL : 入場料 : 無料■会社概要屋号 : 山田一畳店所在地 : 岐阜県羽島市竹鼻町2382-1代表者 : 山田憲司設立 : 1869年事業内容: 畳店URL : 無限畳個展では更に6角形の畳(ヘキサゴン)を使用し、それらを回転させ光の反射を利用して3段階の色の濃淡を表現し、1,000パーツのヘキサゴンを組み合わせて、例えば「人の顔」から「ドクロ模様」、さらに「金魚」、さらに組み替えることで「文字」を表現した、世界初の【無限畳】を発表し、ライブパフォーマンスをおこないます。1. 【顧客ターゲット】「全国の20代~60代くらまでの男女」詳細→アート好きな方や、日本文化に興味がある方。2. 【コンセプト】「感動」×「空間」詳細→衰退する日本文化とアートを掛け合わせることによって生まれる希望。3. 【強み】(WONDER)「畳職人としての技術×デザイン力」詳細→畳を自由な形に製作できる技術と、光の反射によるデザイン。今まで畳のデザインは四角形のみとワンパターンしかありませんでしたが、自社独自技術によりどんな形の畳でも作り出すことを可能としました。畳の床を大きなキャンパスに見立ててデザインすることにより、実用とアートが共存する作品になっています。また、イグサの向きを変えることで、光の反射を計算し、同じ素材でも色が変わってみえるトリックアートのような面白い工夫を凝らしました。【この商品をはじめた理由】奈良時代から続く1,300年の歴史をもつ畳ですが、近年、畳の生産量は住宅の洋風化と共に激減しています。その原因の一つは、畳のデザインは長い間、正四角形のみであり、現代の洋風住宅の需要に応えられなくなっているところです。そこで、どんなインテリアにも対応できるデザインの畳を作りたいと思い、変形畳の開発を始めました。開発を始めてから2年ほどたち、ようやく細かいデザインまで畳で表現できるようになり、個展開催までたどり着きました。今回の個展がきっかけとなり、畳需要の増加、そして海外活動へのきっかけとなってくれれば良いと思っております。畳は、日本独自で始まった固有の伝統文化であり、まだ他の国では知られていません。イグサという柔らかい素材を床に使っているのは、世界的に見ても非常に珍しいです。この独特で素晴らしい文化である畳を、アートと融合させることで世界中の人に伝えていきたいです。<以下、参考資料>■代表者の経歴・1983年 畳屋の5代目として生まれる・2006年 建築会社に勤務・2018年 畳屋の跡取りとなる・2018年 変形畳の研究を開始する・2019年 デザインアート畳 発表山田 憲司■その他(特許・表彰など)・公益財団法人岐阜県産業経済振興センターがおこなう、2018年度の事業可能性評価でA判定を取得。・羽島市が実施する優れた技術を有するものに認定する、2019年はしマイスター認定される。【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】山田一畳店Tel:090-3562-5085 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月09日書籍『366日絵画でめぐるファッション史』が、2021年11月22日(火)に発売される。絵画366点とともに楽しむファッション史書籍『366日絵画でめぐるファッション史』は、366点の絵画作品を楽しみながら、時代ごとに変化していくファッションの歴史を辿っていく1冊。華やかな宮廷ファッションからヨーロッパ各地の民族衣裳まで、多様なファッションの歴史を見て取ることができる。エリザベス1世やポンパドゥール夫人、マドモアゼル・シャネルといった人物の肖像画や、ルノワールの絵画を参照し、描かれているファッションの特徴や、絵画の注目ポイントを紹介。16世紀イタリアのビロードのドレスやスペインのひだ襟、17世紀バロックの豪華な宝石やレース、18世紀フランス・ロココの軽やかなフリルやリボンなどが登場する。華やかな服飾の表現を楽しめるとともに、19世紀にはじまるオートクチュールの歴史や絵画の見方など、知識も身につく充実した内容となっている。【詳細】書籍『366日絵画でめぐるファッション史』発売日:2021年11月22日(火)価格:2,860円仕様:B5判変型(228×175mm)/ソフトカバー/420ページ(フルカラー)解説・監修:海野弘発売元:パイ インターナショナルISBN:978-4-7562-5555-6 C0071
2021年11月18日世界三大美術館のひとつで、創立150年の歴史を持つ、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館。そのヨーロッパ絵画部門に属する2500点余りの所蔵品から、珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を見ることができる『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』の大阪展が、大阪市立美術館で開幕した。大阪市立美術館外観大阪展展覧会場入口本展は、メトロポリタン美術館のヨーロッパ絵画部門が所蔵する2500点以上の中から、選りすぐりの作品で構成されている。古代や中世に多かった神話を描いた絵画や宗教画が、近世から近代に向かっていくと少なくなっていき、代わりに風景画、肖像画、静物画といったものが増えていった、という西洋絵画500年における絵画の主題の移り変わりを見ることができる。(左)エル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコプーロス)《羊飼いの礼拝》1605-10年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1905 / 05.42(右)ルカス・クラナーハ(父)《パリスの審判》1528年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1928 / 28.221展覧会は3章で構成される。「第I章信仰とルネサンス」では、イタリアのフィレンツェで15世紀から16世紀にかけて隆盛したルネサンスを代表する名画が並ぶ。当時、油彩画が発明され、髪の毛の一本一本まで細かく描くことができるようになった。画家たちは、注文主からの依頼に加えて、自分たちに身近なものも描くようになった。作品をよく見ると、暗喩のように隠されたテーマが含まれていて、興味深い。(左)ハンス・ホルバイン(子)《ベネディクト・フォン・ヘルテンシュタイン(1495年頃-1522年)》1517年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, aided by subscribers, 1906 / 06.1038(右)ピエロ・ディ・コジモ(本名 ピエロ・ディ・ロレンツォ・ディ・ピエロ・ダントニオ)《狩りの場面》1494-1500年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Gift of Robert Gordon, 1875 / 75.7.2「第II章絶対主義と啓蒙主義の時代」では、ヨーロッパ各国で絶対主義体制が強化された17世紀から、啓蒙思想が隆盛した18世紀にかけて、各国で活躍した巨匠たちの作品を紹介する。(左)ベラスケスと工房(1623-60年)《オリバーレス伯公爵ガスパール・デ・グスマン(1587-1645年)》1636年頃/以降ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Fletcher Fund, 1952 / 52.125(中)ペーテル・パウル・ルーベンス《聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者聖ヨハネ》1630年代初頭/中頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Gift of James Henry Smith, 1902 / 02.24 (右)グイド・カニャッチ《クレオパトラの死》1645-55年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Purchase, Diane Burke Gift, Gift of J. Pierpont Morgan, by exchange, Friends of European Paintings Gifts, Gwynne Andrews Fund, Lila Acheson Wallace, Charles and Jessie Price, and Álvaro Saieh Bendeck Gifts, Gift and Bequest of George Blumenthal and Fletcher Fund, by exchange, and Michel David-Weill Gift, 2016 / 2016.63世界中に30数点しかないフェルメールの作品のうち、《信仰の寓意》が日本初公開。当時プロテスタントを公認宗教としたオランダ共和国で、結婚を機にカトリックに改宗したフェルメールがこの作品を描くことで、信仰を擬人化したのであろう。そのフェルメールの右隣には、レンブラントが新妻を女神にたとえて描いたといわれる《フローラ》が並び、オランダ絵画の到達点を感じることができる。(左)ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》1670-72年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931 / 32.100.18(中)レンブラント・ファン・レイン《フローラ》1654年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Gift of Archer M. Huntington, in memory of his father, Collis Potter Huntington, 1926 / 26.101.10展覧会フライヤーにも使われている、カラヴァッジョの《音楽家たち》。カラヴァッジョの最初のパトロン、デル・モンテ枢機卿の館で開かれていた音楽や演劇の集いや、そこに集まる若者たちをモデルに描いたと思われる。右から2番目はカラヴァッジョの自画像と言われているが、左端には羽根の生えたキューピッドが描かれているところを見ると、これは現実を表現したものではなさそうだ。(左)カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ)《音楽家たち》1597年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1952 / 52.81(右)シモン・ヴーエ《ギターを弾く女性》1618年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Purchase, 2017 Benefit Fund; Lila Acheson Wallace Gift; Mary Trumbull Adams and Victor Wilbour Memorial Funds; Friends of European Paintings and Henry and Lucy Moses Fund Inc. Gifts; Gift of Julia A. Berwind, by exchange; Charles and Jessie Price, Otto Naumann, Mr. and Mrs. Richard L. Chilton Jr., and Sally and Howard Lepow Gifts; Charles B. Curtis Fund; and Theodocia and Joseph Arkus Gift, 2017 / 2017.242そして「第III章革命と人々のための芸術」では、近代化の波が押し寄せた、19世紀の画家たちの作品を見ることができる。当時の画家たちは、光にあふれた風景を描き、世界の見方を変えた。(左)ポール・ゴーギャン《タヒチの風景》1892年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Anonymous Gift, 1939 / 39.182(右)フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲く果樹園》1888年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Mr. and Mrs. Henry Ittleson Jr. Purchase Fund, 1956 / 56.13(左)ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》1891-92年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Bequest of Stephen C. Clark, 1960 / 61.101.3(中)ポール・セザンヌ《ガルダンヌ》1885-86年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Gift of Dr. and Mrs. Franz H. Hirschland, 1957 / 57.181(右)エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》1890年頃ニューヨーク、メトロポリタン美術館H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929 / 29.100.42セザンヌは、観察から得た生き生きとした感覚をカンヴァスに再現することに挑み続けた。また、ドガは好んで踊り子を多く描いた。クローズアップや切断されたような構図は、当時人気のあった浮世絵や19世紀に発展した写真の影響が感じられる。(左)オーギュスト・ルノワール《ヒナギクを持つ少女》1889年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 The Mr. and Mrs. Henry Ittleson Jr. Purchase Fund, 1959 / 59.21(右)オーギュスト・ルノワール《海辺にて》1883年ニューヨーク、メトロポリタン美術館 H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929 / 29.100.125西洋絵画の500年を壮観できるというぜいたくさだけでなく、作品ひとつひとつが持つ魅力を大きく感じ取ることができる、とても見ごたえのある展覧会だ。2022年2月9日(水)~5月30日(月)、東京の国立新美術館に巡回予定。ぜひ美術館に行って、作品を味わってほしい。取材・文:藤田千彩【開催概要】●大阪展大阪市立美術館2021年11月13日(土)~2022年1月16日(日)●東京展国立新美術館 企画展示室1E2022年2月9日(水)~5月30日(月)●公式サイト:
2021年11月16日画家・太田 宏介の絵画レンタルサービス 絵届け問屋「kousuke」は、絵画レンタル「サブスクkousuke」をスタート、2021年末日までお得な初回限定キャンペーンも実施します。■(1) 在宅ワーク拡大で絵画の需要が急増中!新型コロナの影響によってテレワークが推奨されるなか、都市圏を中心に、絵画の需要が急速に高まっています。画家・太田 宏介の絵画レンタルサービス、絵届け問屋「kousuke」では、コロナ禍以降、絵画の購入や、レンタルのご依頼が急増中。これまでは事業所のお客様がほとんどでしたが、個人のお客様が非常に増えています。「テレビ電話が多いけれど部屋が殺風景。背景に素敵な絵を飾りたい」「在宅ワークでPCに向き合いっぱなし。心の安らぎがほしい。季節を感じたい」そんな声にお応えするため、絵届け問屋「kousuke」では、個人のお客様が、さらに気軽に絵画を楽しめるよう、新サービスを始めました!■(2) サービス「絵画のサブスクリプション」好きな時に絵を交換!しかもお得!画家・太田 宏介の絵画レンタルサービス、絵届け問屋「kousuke」では、高価な絵を買わなくても、レンタルしてお得に楽しんでいただこうと、絵画レンタルサービスに取り組んできました。新サービス「絵画のサブスクリプション」は、さらに利用しやすくなりました!3号サイズ(273mm×242mm) 月額3,300円8号サイズ(455mm×380mm) 月額5,500円<サイズも価格もお手頃!>これまで、当社でレンタルしてきた、8号サイズ月額5,500円(455mm×380mm)の他に、3号サイズを追加。個人のかたや、賃貸マンションにお住まいのかたにも、大変お手頃な大きさおよび価格となっています。絵画も小さく、マンションでも大きな穴をあけずに、飾れます。<好きな時に絵を交換!>また、好きなタイミングで絵画の交換可能。新しい作品をお送りしますので、飽きません。絵の送付は全国どこでもOK。3ヶ月以上のレンタルで交換時の送料無料。■(3) お試しキャンペーン開催中!11月から、初回の方に限り……「特典1 レンタル料が1ヶ月無料!」「特典2 初回の送料無料!」2021年末日までの期間限定キャンペーンです。是非この機会に、太田 宏介の絵をお試しください!■(4) 太田 宏介の作品がいつもそばに!~見るサプリkousukeアートで毎日を笑顔に~大胆な構図。自由で独創的な色づかい。誰も目にしたことのないその世界観は、いま、国内メディアで取り上げられ、また、海外の美術関係者の目に留まり、ヨーロッパでも作品が展示される予定です。画家・太田 宏介は絵を描き始めて29年。知的障害を伴う重度の自閉症です。言葉で自分の想うことを表現するのは難しいのですが、絵画を通じて自分の想いを表現しています。「うまく描こう。」「自分の絵を見る人は、この絵をどう思うかな?」「高く売れるかな?」などの邪念が全くないので、例え2メートルを超える絵画でも、キャンパスに下描きなしで描きます。固定概念にとらわれない作風に、多くの人が魅了されると思います。■私たちきょうだいの想い画家・太田 宏介は私の実弟です。絵届け問屋「kousuke」は太田 宏介の作品を、絵画販売・絵画レンタル・絵画展企画をする事業を続け9年になります。かつて私は、パチンコ店に務め店長を任されていました。売上額が大きいため、責任も重大。たくさんの社員・パート、そしてお客様との人間関係に揉まれ、大きなプレッシャーを感じながら日々働いていました。そんな中、たまに実家に帰ると、弟の絵がたくさん飾ってあり、見ていると、自然と涙が出てきました。弟は自由にのびのびと絵を描き、その中に温かさを感じて、「また、頑張ろう」と思える私がいました。その時に弟の作品は、人に感動と元気を伝えてくれることが、よくわかりました。「太田 宏介の作品をもっと多くの人に見てもらって、元気になってもらいたい」そう実感した私は、脱サラして開業。現在に至ります。2019年岡山県総社市ライブペイント太田 宏介と太田 信介トラと少年キリンの親子ユリ・マーガレット・カラーマトリョーシカ■メディア取材実績2014年5月 九州朝日放送主催「自閉の画家 太田 宏介 ~22年の軌跡~」朝の情報番組「アサデス」で特集。(福岡ローカルにて放送)2017年8月 日本テレビ系「24時間テレビ」にて、巨大ペットボトルアートの原画を担当及び出演(福岡ローカルにて放送)2021年3・4月 NHKドキュメンタリー「絵が自由にしてくれた~自閉症の画家とその家族~」(九州・沖縄にて放送) その後、全国放送2022年2月 ドイツ・デュッセルドルフにて作品公開予定。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月11日透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという、独自の手法で注目を集める現代美術家・深堀隆介。12月2日(木)より東京の美術館では初となる展覧会『深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」』が、上野の森美術館にて開催される。器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ部分的に描き、さらにその上から樹脂を重ねるという作業を繰り返し行う革命的絵画「2.5DPainting」。2002年にこの手法を編み出して以来、活動の場は国内にとどまらず、ニューヨーク、ロンドン、ミュンヘン、香港など海外でも個展を開催。近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、表現と活動の幅を広げている。同展では、金魚の持つ神秘性に魅了され、創作を続ける深堀隆介の作品約300点を展示。絵が重なり合い、圧倒的な立体感をもって観るものに迫る“深堀金魚”。 まるで生きているかのように表現された、その不思議な美しさを会場で味わいたい。方舟2009年丹塗り椀 更紗2011年秋敷2020年Photo by Toshiyuki Okabe【開催概要】『深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」』会場:上野の森美術館会期:2021年12月2日(木)〜2022年1月31日(月)時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:12月31日(金)、1月1日(土)料金:前売券一般1,400円、大高1,100円 、中小600円/数量限定深堀隆介描き下ろし 金魚飴付き前売券一般2,200円、大高1,900円、中小1,400円/当日券一般1,600円、大高1,300円、中小800円※前売り券は11月6日(土)~12月1日まで販売公式サイト:
2021年10月29日