ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とダンスキン(DANSKIN)による初の複合店「ザ・ノース・フェイス/ダンスキン・ビューティフル・シングス(THE NORTH FACE/DANSKIN beautiful things)」が、渋谷ヒカリエShinQsに2018年3月8日(木)にオープンする。アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスと、バレエをルーツに持つスポーツウェアブランドのダンスキン。「ザ・ノース・フェイス/ダンスキン・ビューティフル・シングス」では、その両ブランドが持つ、異なるジャンルのテイストやカルチャーが融合した新しいスタイルを提案していく。ザ・ノース・フェイスは、フィジカルトレーニングシーンに向けたライン「マウンテン アスレチック(MOUNTAIN ATHLETICS)」を中心にアイテムを展開。ランニングウエアから、トレーニングやジムなどでも着用できるアクティブウエアをメンズ、ウィメンズともにラインナップする。都内初出店となる「ダンスキン・ビューティフル・シングス」のショップテーマは"アクティブウエアと上質なライフスタイルのミックス"。ウィメンズのスポーツウエアのみならず、カジュアルウエアや雑貨も取り揃え、充実したライフスタイルを様々なアイテムでプロデュースする。【詳細】ザ・ノース・フェイス/ダンスキン・ビューティフル・シングスオープン日:2018年3月8日(木)住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエShinQs 4階営業時間:10:00~21:00 ※渋谷ヒカリエShinQsの営業時間に準ずる。電話番号:03-6434-1672※オープンを記念して、5,000円(税込)以上の購入者にはLAKEN社製ザ・ノース・フェイス オリジナルグラナイトボトル、ダンスキン・ビューティフル・シングス オリジナルクリアボトルがプレゼントされる。(無くなり次第終了)
2018年03月08日人気コミック『聖☆おにいさん』の実写化が、2018年10月18日(木)より、動画配信サービス「ピッコマTV」にて公開される。また、10月12日(金)より立川シネマシティ・イオンシネマ他にて2週間限定で上映される。監督は福田雄一、製作総指揮は俳優・山田孝之が務める。ブッダとイエス・キリストの生活を描くギャグ漫画を実写に『聖☆おにいさん』は、『荒川アンダー ザ ブリッジ』の原作者としても知られる中村光によるギャグ漫画。ブッダとイエス・キリストを主人公に、世紀末を無事越えた二人が東京・立川でアパートをルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫する物語だ。講談社「モーニング・ツー」で2006年より連載され、コミックの累計発行部数は1,600万部を誇る。イエスは松山ケンイチ、ブッダは染谷将太今回の実写化作品では、イエス役に『ユリゴコロ』や『関ヶ原』での演技が記憶に新しい松山ケンイチを起用。そしてブッダ役には、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』『ポンチョに夜明けの風はらませて』などにも出演した染谷将太が抜擢された。また、高熱でうなされるブッダを問診する医者役は、『斉木楠雄のΨ難』や実写版映画『銀魂』シリーズなど福田作品の常連である佐藤二朗が、主人公2人が暮らすアパートの大家役は山野海が担当する。山田孝之×福田雄一がタッグを組んで製作陣に監督は、『銀魂』『銀魂2』『斉木楠雄のΨ難』も手掛ける福田雄一が務め、製作総指揮には、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『闇金ウシジマくん』などで活躍し、『50回目のファーストキス』にも出演する、俳優の山田孝之を迎える。山田孝之は、2018年公開の『デイアンドナイト』もプロデュースするなど、近年は製作陣としても活躍する。実写化に向け、製作総指揮の山田孝之は主演の松山ケンイチ、染谷将太に対し「既に悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス。」とコメント。また、「演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン。」とも語っている。一方、監督・脚本の福田雄一は、「今まで何度も何度も出演をお願いして叶わなかった松山くんと染谷くんで、連載当初から念願だったこの原作を実写化出来ることが、ただただ幸せです!こんな幸せな作品を任せてくれた山田孝之プロデューサーに感謝します!全力でユルく臨みます!」と意気込みを見せた。記念すべき第一話が、You Tubeで無料先行配信動画配信サービス「ピッコマTV」での独占配信は、10月18日(木)12時よりスタート。記念すべき第1話「ブッダの休日」は、原作第1巻収録のその1の内容を描いたストーリーで、下界でバカンスを楽しむイエス役の松山ケンイチと、ブッダ役の染谷将太のほほえましいやり取りを楽しむことができる。なお動画配信に先行して、第1話に限り、You Tubeにて映像を無料公開。第2話以降の視聴からは、「ピッコマTV」アプリ内の「待てば0円」にて、10月18日(木)12時より視聴が可能となっている。六本木ヒルズで、オリジナルグッズの先行販売も動画配信同日時より、複製原画展「ブッダとイエスの仏賛展」が、東京・六本木ヒルズにて開催。イエスとブッダが下界で着用しているTシャツをモチーフにした「下界用デイリーTシャツ」や、2人をモチーフにしたキーホルダーなど、ドラマオリジナルグッズ7種が先行で販売される。詳細『聖☆おにいさん』実写化公開時期:2018年10月18日(木)12:00~「ピッコマTV」にて公開※10月12日(金)より立川シネマシティ・イオンシネマ他にて期間限定ロードショー(2週間限定)製作総指揮:山田孝之監督・脚本:福田雄一出演:松山ケンイチ、染谷将太、山野海、佐藤二朗原作:中村光(講談社「モーニング・ツー」連載)製作:パンチとロン毛 製作委員会■複製原画展「ブッダとイエスの仏賛展」開催日時:2018年10月18日(木)12:00~会場:カーテンコール住所:東京都港区六本木6丁目10-2六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内アイテム例:・下界用デイリーTシャツ 7種セット 9,800円(税込)・豪華な食卓Tシャツ(半袖) 4,000円(税込)・徳が高くなるアクリルキーホルダー 全2種 各1,000円(税込)※一般のグッズの予約受付は、10月19日(金)10:00~全国のローソン・ミニストップ店頭LoppiとHMV&BOOKS onlineで実施予定
2018年02月23日松山ケンイチ(32)と染谷将太(25)が人気漫画を実写化したドラマ「聖☆おにいさん」に出演すると、各メディアで報じられた。 原作は累計発行部数1,600万部を誇る「モーニング・ツー」(講談社刊)に連載中のギャグ漫画。主人公は、ブッダとイエス・キリスト。世紀末を無事越えた2人が、都内でアパートをルームシェアしながら下界のバカンスを満喫するという内容だ。 松山がイエス役、染谷がブッダ役。さらには製作総指揮を俳優の山田孝之(34)がつとめ、監督を「銀魂」「勇者ヨシヒコ」シリーズで知られる福田雄一氏(49)がつとめるという。 「ドラマ化するものの、テレビではなく今年新たに立ち上がる動画配信サービスで配信予定だそうです。新規参入するということは、かなりの資金力を持ち話題になりそうなコンテンツもすでに仕込んでいることでしょう。原作ファンも満足いくような作品になりそうだと注目されています」(芸能記者) 松山といえば、12年のNHK大河ドラマ「平清盛」に主演。大河主演で俳優としての格がアップし、その後の出演作がことごとく注目されていた。そんななか16年には、カルト的な人気を誇ったギャグ漫画「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」の実写化に挑戦し話題を呼んだ。 「松山さんが原作の大ファンということもあり、主人公・山田太郎のリアリティをとことん追求しました。原作ではおなじみの全裸や尻出しにも、果敢に挑戦。ところがあまり周囲の評価は高くなく、松山さんはへこんでいました。そのため今回、『珍遊記』の“リベンジ”だと意気込んでいるようです」(映画業界関係者) キャストのみならずスタッフも話題になる面々が集結しており、完成作品が注目される。
2018年02月20日俳優の松山ケンイチと染谷将太が、ドラマ『聖☆おにいさん』に主演することが20日、わかった。松山がイエス、染谷がブッダを演じる。同作は中村光による人気ギャグ漫画を実写化。世紀末を無事越えたブッダとイエス・キリストが、東京・立川でアパートをルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫している様を描く。2013年には森山未來、星野源を声優に迎え、アニメーション映画が劇場公開された。大人気漫画のドラマ化というだけでも話題だが、今回は俳優の山田孝之が製作総指揮を務め、福田雄一が監督を務めることでも注目を受ける。2018年、新たに立ち上がる動画配信サービスにて配信を予定している。イエス役の松山は「福田さんがキリスト役の事は熟知してるので色々聞いて頑張りたいなと思っています」と一言。ブッダ役の染谷は「いつか実写でみたいなと思っていた聖☆おにいさんにまさか参加するとは思ってもみませんでした。しかも、ブッタ役で」と驚きを表す。「松山さん演じるジーザスとどんな掛け合いになるのか、想像するだけでニヤケてしまうのは俺だけでしょうか? まだ撮影もしていないのに、皆様に届ける日が楽しみでなりません」と期待を語った。製作総指揮の山田は「想像しただけでも失禁しそうです。 (少し出てますが)」と"うれション"。「既に悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス。日頃の激務に追われる天界での生活から離れ、下界での生活をごゆるりとお過ごし頂きたく思いますが演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン」と祈った。監督・脚本を務める福田は「今まで何度も何度も出演をお願いして叶わなかった松山くんと染谷くんで、連載当初から念願だったこの原作を実写化出来ることが、ただただ幸せです!」と気合十分。原作の中村は「松山さんのアガペー溢れるお顔と、染谷さんのアルカイックスマイルが見られるのを、今から楽しみにしています」と期待を寄せた。
2018年02月20日毎日使う弁当箱は、汚れやニオイがつきやすいものですが、中でも厄介なのが、パッキンの黒カビ。毎日洗っていても、いつの間にか黒ずんでいたりするとかなりショック…。黒カビがついたままだと不衛生なのはもちろん、見た目にもよくないので、弁当箱のパッキンについた黒カビの対処法と予防策についてまとめます。つけ置きと磨きできれいにパッキンの表面にカビが付着しただけの段階なら、台所用漂白剤でつけ置きをするのが効果的なんだそう。50度くらいのお湯に漂白剤を入れ、洗って分解した弁当箱をつけ込みます。通常は数分でいいのですが、カビ除去の場合は、長めに30分くらいつけ込むのがよいそうです。つけ置きが終わったら、しっかり洗い流しましょう。また、重曹をスポンジや歯ブラシに研磨剤代わりにつけて、パッキンを磨くのも効果的なようです。重曹がない場合は、数滴の水を含ませた粗塩でもOK!しっかり磨いて黒カビを落とすと◎。ただし、磨きすぎると、パッキンを傷つけてしまう可能性もあるので注意してください。根深い黒ずみは落ちない付着したばかりの黒カビは、上記の方法で落とせるのですが、しばらく放置してしまったりして、パッキンに根を張ってしまった黒カビは残念ながら、完全に落とすのは難しいです。真っ黒なままのパッキンがついた弁当箱を使い続けるのは、ちょっと抵抗のある人が多いと思うので、買い換えてしまうのがベストかもしれません。予防が肝心初期段階であれば、落とすことのできる黒カビですが、弁当箱は食べるものに直接触れるため、不衛生な状態ができてしまうこと自体が問題。カビが生えないように日頃から予防することが大事です。黒カビ予防の方法は、面倒でも毎回弁当箱をしっかり分解し、パッキンを外して洗うこと。食べ終わったらなるべく早めに洗って、しっかり乾燥させることがカビを防ぐポイントだそうです。面倒くさがって、弁当箱を放置してしまったり、しっかり洗わなかったりするとやってくる黒カビ。衛生的によくないのはもちろん、周囲から弁当箱洗いをずぼらにしていると思われてしまう可能性もあるので、きちんと対処しておきたいところ。どうしても面倒な人は、最近はパッキンのない弁当箱も増えているので、そういったものを選ぶのも有効かもしれません。(文・姉崎マリオ)
2018年02月13日5日に日本公開を迎えた『キングスマン:ゴールデン・サークル』が、土日2日間で動員22万4,480人、興収3億3,016万8,400円を記録。興収は前作『キングスマン』の公開3日間の2倍以上だという。この大ヒットスタートを記念し、本編映像がこのほど公開された。映像は世界を救う鍵となる解毒剤を手に雪中の山小屋で息をひそめるエグジー(タロン・エガートン)とウイスキー(ペドロ・パスカル)の元に、別行動をとっていたハリー(コリン・ファース)が合流する場面から始まる。順調に思えたのもつかの間、銃を構えた追っ手の姿を見たウイスキーが慌てて解毒剤を払ってしまいビンが決壊してしまう。決死の思いで手に入れた解毒剤が水の泡と化し、激高するエグジーと言い争うウイスキーだが、銃弾の雨が降り注がれる絶体絶命のピンチに。しかしアメリカが誇るスパイ機関「ステイツマン」のエースでもあるウイスキーが、背後のフォローを2人に託して敵陣に突っこみ、大量の敵をなぎ倒しまくるというものだ。二丁拳銃と一瞬で敵のボディを真っ二つに切り裂く電磁式投げ縄の見事な手さばきを見せるウイスキー役を演じたのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ナルコス』でセンセーショナルな活躍を見せたペドロ・パスカル。監督マシュー・ヴォーンと役作りに付いて念入りに話し合ったというペドロは、次のようにコメントし、大胆不敵な役柄にご満悦の様子だ。「マシューとの会話の中でとりわけ僕にとって大事だったのは、ウイスキーというキャラに堅苦しくない粋な傲慢さ、そしてクールでしかも危険な香りを漂わすことだった。ウイスキーとエグジーは 世界を救うためのミッションを達成するために否応が無しにも共に行動することを強いられるんだけど、2人の間にはちょっとした競争意識があって、ウイスキーはハリーとエグジーのダイナミックで固い絆にヒビを入れることだって、やろうと思えばできるんだ」
2018年01月13日映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)の「2018年1月第1週上映スタート映画の初日満足度ランキング」が9日に発表され、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(18年1月5日公開)が1位になった。3.52点の『ジャコメッティ 最後の肖像』、3.38点の『嘘八百』(いずれも1月5日公開)を抑え、レビュー数5,358・★スコア4.08点でトップになった同作。今月5日に発表された「2018年1月上映映画 期待度ランキング」でも、2位の『嘘を愛する女』を大きく引き離して1位になっていた。同ランキングは、2018年1月第1週に上映が開始された映画を対象に、1月9日時点のFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計。★スコアが高い作品から順に「満足度ランキング」として算出した。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は、2015年に日本公開された『キングスマン』の続編。表向きは高級テーラーだが、実はどこの国にも属していないスパイ機関「キングスマン」。今作では、世界的麻薬組織「ゴールデン・サークル」の攻撃により壊滅してしまうが、残されたエグジー(タロン・エガートン)とメカ担当・マーリン(マーク・ストロング)が同盟スパイ機関「ステイツマン」と合流することで物語が展開する。
2018年01月09日コリン・ファースの新たな魅力を引き出し、タロン・エガートンという次世代スターを生み出した『キングスマン』の待望の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』。前作に引き続きメガホンを取った監督マシュー・ヴォーンは、自身初の“続編制作”にあたり、あの『スター・ウォーズ』をバリバリに意識していたことが分かった。マシュー・ヴォーン監督の野望は銀河を超え、行きつく先は“最後のスパイ”!?自身初となる続編作品の監督を務めたマシュー・ヴォーン。マシューはその苦労を痛感し、「続編のほうが非常に難しいと感じた。より面白くしたいとか、より独創的にしたい、そういうことが全部難しかった。キャラクターが成長を遂げる、というのもね。やはり最初の作品とは全然違うプロセスがあった」と語り、「いろいろと上手くいってない続編を観ているので、やはり同じになってしまってはいけない。トーン、調子は同じなんだけど、そこで『新鮮さが欲しい』というのはすごく難しいことだったね」とふり返っている。そして、続編の制作に取り掛かるにあたり、退屈でなくかつ独創性に満ち、第1作に匹敵する、もしくは第1作を超えるような続編として『ゴッドファーザー PART II』や『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』を再鑑賞。特に、まさにいま最新作『最後のジェダイ』が世界中を興奮の渦に包み、国内でも興行ランキングで3週連続1位を獲得している『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカーを大いに参考にして臨んだという。『キングスマン』も3部作!?「『キングスマン3』のすばらしいアイディアがある」「数本の映画で旅をする映画のキャラクターとして、ルーク・スカイウォーカーは最高の例だと思う。『帝国の逆襲』では、ヒーローがまだ本当のヒーローではないという感じがする。まだ戦いが続いているからね。その辺を『キングスマン:ゴールデン・サークル』に当てはめようとしたんだよ」とマシュー。何を隠そう、『エピソード4/新たなる希望』(1977)から40年の時を経たいま、最新作で再びルーク・スカイウォーカーを演じているマーク・ハミルは、前作『キングスマン』にアーノルド教授役として出演!世代を超え、少なからず縁の深い『スター・ウォーズ』と『キングスマン』だが、マシューはすでに『キングスマン』シリーズの今後を見据えており、「『キングスマン3』のためにすばらしいアイディアがあるんだ。それは、誰も考えられないようなレベルになるよ。この作品で、『キングスマン3』で起こることの種まきもしているんだ。すべてが一体となる」と衝撃のコメント。「まったく新たな世界を期待してほしい!」と豪語しており、ますます2作目にあたる本作『ゴールデン・サークル』は見逃すわけにはいかない。世界を驚かし続けるシリーズ作品の代表格である『スター・ウォーズ』シリーズにメラメラと意識を燃やし、この先の野望を語るマシュー監督。大ヒット中の『最後のジェダイ』よろしく、40年後には『キングスマン:最後のスパイ』が作られる日が来る、のかもしれない!?『キングスマン:ゴールデン・サークル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月06日日本での公開に先駆け、アメリカほか各国でNo.1ヒットを記録して、再び世界をブッ飛ばした最新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』。すでに構想が練られているというシリーズ第3弾での活躍もうわさされる、世界基準でゴージャスなキャストたちによる強烈な新キャラたちを紹介しておこう。常に観客を驚かすことを考えているマシュー・ヴォーンにとって、自身初の“続編”を監督する機会となった本作。「観客は前作を気に入ってくれたが、同じことをやったら退屈だし、独創性に欠けてしまう。最初の作品とは全然違うプロセスがあったし、続編のほうが非常に難しいと感じたよ」と明かすように、再び世界を驚愕させるアクションとストーリー展開のため、イギリス文化を色濃く反映させたキングスマンと対照的に、極端にアメリカナイズされたステイツマンや、新たなる敵対組織ゴールデン・サークルなど、強烈な個性を放つ新キャラクターを多数登場させることにしたと語る。前作が映画デビューだったエグジー役のタロン・エガートンは本作の豪華キャストについて、「最高だよ。僕からしてみれば、ピーコック(ウェールズにあるデパート)で働いていたと思った矢先に、次の瞬間にはジェフ・ブリッジス、コリン・ファース、チャニング・テイタム、ハル・ベリーのテーブル向かいに座っているんだからね。同席していることが不思議な感覚だった」とコメント。しかも、「才能ある役者たちがとても活気に溢れ、アクの強い目立ちたがりのキャラクターを素晴らしく演じきっていた」と、彼らのハジケ演技にすっかり魅了された様子だ。では、その強烈キャラたちをチェックしていこう。アカデミー賞俳優から世紀のポップスターまで!“アクが強すぎる”キャストたち巨大麻薬組織:ゴールデン・サークル■ボス・ポピー間違ったアメリカのスウィートハート演じるのは、『アリスのままで』で第87回アカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーア。「明らかに社会病質者よ。私が気に入ったのは、彼女の欲望ね。このとても英国的なスパイの世界のなかで、典型的なアメリカらしいアイディアをもて遊んでいる」という、世界を恐怖のどん底に陥れるサイコパスに。今回のオファーはコリン・ファース経由だったという事実も!囚われの世界的ポップスター■エルトン・ジョンまさかの本人役をキレッキレに怪演!エルトンのような大物の特別出演にも関わらず、驚くほどガッツリと出演シーンが用意されており、「昔の衣装を着せられてね。(撮影は)最高に楽しかったよ!」と本人もご満悦。ポピーの悪趣味に付き合わされるエルトンのハジケっぷりを、スクリーンで堪能すべし。アメリカのスパイ機関:ステイツマンキングスマンと同盟関係■エージェント・テキーラ自身満々な熱血問題児『ローガン・ラッキー』『マジック・マイク』でシリーズのチャニング・テイタム自身も、「拝み倒しででもこの映画に参加したかったね。カウボーイ役なら、これまでやったことがないという役でもなかったし(笑)」とハマり役を自覚するテキーラ。劇中では元ストリッパーという異色の経歴を存分に生かした謎のダンスシーンも!■メカ担当・ジンジャー頭脳明晰なステイツマンの紅一点『007/ダイ・アナザー・デイ』でボンドガールも経験し、『チョコレート』で第74回アカデミー賞主演女優賞を受賞したハル・ベリーが「マシューの大ファンだから、彼の映画はやるべきだと分かっていたの。人からいつも期待される領域から出るというのほど、アーティストとして素晴らしい機会はないと感じたわ」と明かす、クールなメカ担当・ジンジャー。チャニングに言わせれば、「史上最も美しいオタク」!■リーダー・シャンパン威厳に満ちた豪快なリーダーアル中を克服したいまでも、酒を愛して口にしている豪快すぎる男。アカデミー賞に7度のノミネートを誇る名優ジェフ・ブリッジスが「私はこの続編に招待されて、飛びついたよ。これは楽しいパーティになると思ったんだ」と嬉々として参加したことを告白、ステイツマンのリーダーを貫禄たっぷりに演じている。■エージェント・ウイスキーレーザー式投げ縄の使い手であるエース立派な口髭を蓄え、ステイツマンのエースとして一流の腕を持ちながら、陽気な性格で女性を口説くのも大好き。Netflix「ナルコス」やHBO「ゲーム・オブ・スローンズ」など人気TVシリーズで注目を集めたペドロ・パスカルが、くせのあるキャラを好演。「マシュー・ヴォーンは僕に地獄を味わわせてくれたよ(笑)。一度は役を逃して、その後、手に入れたんだ」と恨み節も!?彼らによりさらにパワーアップした『キングスマン』が、新春早々に日本もブッ飛ばしてくれそうだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月02日キッチンや浴室のパッキン、年月が経つと汚れや黒カビが発生して気になりますよね。こすったり、漂白したり、重曹を試したりしてもいっこうに落ちない・・・。手間暇かけて落としてもパッキンの防カビ効果は失われているので、またしばらくするとカビが生えてしまうそうです。そんな時は貼り替えてみませんか。自分で、案外簡単にできます。私がやってみたキッチンのコーキングの仕方をご紹介します。キッチンのパッキンキッチンのパッキンは常に水がかかる場所です。こすってはいけないことを知らずにゴシゴシやってしまったのか、こんな状態になってしまいました。赤カビ、黒カビ、ひび割れが発生しています。特に蛇口の後ろが汚れています。端の方はひび割れています。キッチンに立ってこれを見る度に残念な気分になってしまいます用意するもの防カビ入りコーキング材マスキングテープヘラ私はこれを購入しました。マスキングテープとヘラも入っているので、このセットがあればすぐ作業を始めることができます。(あれば)シーリングはがしヘラカビの生えたパッキンを取り除いてから貼りたい、と思ったので購入しました。普通のカッターを使っても取れるようですが、傷がつくと嫌なので用意しました。これは硬いプラスチックでできているので、その心配が無さそうです。作業手順(1)コーキングをはがすコーキングカッターで古いパッキンをはがしていきます。普通のカッターを使う場合は壁とパッキンの間に切り込みを入れて、マイナスドライバーで引き上げると取れるそうです。剥がしてみてびっくり。中まで汚れがすごかった・・・。(2)マスキングテープを貼るコーキングをする両端にマスキングテープを貼ります。2~3ミリ溝の外側に貼るときれいに仕上がります。(3)コーキング材を充填する中に空気が入らないように、先をくっつけてコーキング材を充填します。溝から少し盛り上がるくらいがちょうど良い量です。多すぎず、少なすぎず。(4)ヘラでならすヘラで平らにならしていきます。(5)マスキングテープをはがすならしたらすぐ、コーキングが乾く前にはがします。段ボールなどに巻きつけてはがしていくと、手が汚れません。出来上がり!どうでしょうか?素人の作業なので、多少ガタガタはありますが真っ直ぐコーキングすることが出来ました♪(6)乾燥させる半日以上、出来れば24時間水がかからないようにします。使う場合はラップなどで防水します。キッチンを24時間使わないというのは難しいですよね。かかった時間は古いコーキングをはがすところからならすまでで、2時間くらいでした。乾きました!いかがしょう?何度も何度も漂白剤をつけて待つより早いし、真っ白になって気持ちが良いので試してみませんか?材料費もパッキン専用の薬剤を買うのとあまり変わらないのではないでしょうか。注意点やってみて気を付けた方がよいことがいくつかありました。少しずつコーキングを入れる長い距離を一気に入れてしまうと、途中乾いてきてしまうので入れてはならしていく方が初心者は失敗ないかもしれません。手につかないように気を付けるコーキングが手につくと、べったりして取れにくくて大変です。手の脂でじきに取れるそうですが、早く取りたい時は除光液をつかうとよいそうです。手が荒れてしまいますのでハンドクリームでケアしましょう。マスキングテープは外側2~3ミリくらい溝ぴったりに貼ってしまうと、マスキングをはがすときにコーキングが浮いてしまうことがあるので少し余裕をもって貼る方が良いです。まとめパッキンに傷がつくと、汚れが入りこんだり水はけが悪くなってカビが発生しやすくなります。汚れたら「やさしく拭き取る」ことが大切だそうです。何度もカビとり剤を塗って待って、、、やっと多少落ちても数年後にまたカビが生えてくるよりも、コーキングの仕方を覚えてしまって貼りかえる方がラクで早いかもしれませんね。整理収納アドバイザーまい夫・男児2人・ワンコと、都内の築15年の狭小住宅に暮らす専業主婦です。開かずの間が2部屋もあった、片付け下手な私が整理収納アドバイザーの資格を取りました。苦手な人の気持ちに沿ってコラムを書いています。BLOG:まいcleanlife
2017年12月29日新たにチャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジュリアン・ムーアらを迎え繰り広げるスパイ映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』。本作の見どころのひとつとなっているのは、音楽界の“キング”エルトン・ジョンが“本人役”で出演しているということ。この度、公開に先駆けその出演シーンが到着した。米経済紙フォーブスが発表した「今年最も稼いだミュージシャン」の2017年版ランキングで、1位から10位にはビヨンセやジャスティン・ビーバー、アデルなどいま第一線で活躍しているアーティストが名を連ねる中、11位にランクインしているエルトン。彼のような大物が特別出演しているというと、ほとんどの場合、顔見せ程度の出演シーンしかないことが多いが、本作では驚くほどガッツリと出演シーンが用意されているのだという。今回は、その一端が垣間見える特別映像が“日本のためだけに”到着!マシュー・ヴォーン監督&エルトンのインタビューと、エルトン出演の本編シーンなどを交互に映し出した本映像。監督はエルトンについて、「実は前作のときにもオファーをしていたんだ。今回、映画をパワーアップするためぜひ彼に出てほしかった」と明かし、今回その念願が叶ったのだと言う。今作ではなんと“本人役”で出演するエルトン。自らその役どころについて、“誘拐”されて「劇場で歌わされる」と説明し、「最高に楽しかった」とふり返っている。また映像には、全力疾走してみたり、敵を殴ったりと、キレッキレな動きで怪演している場面が登場!さらに後半では、コリン・ファース演じるハリーと共闘し、敵のロボット犬と戦っているシーンも確認できる。そして、「次作ではキングスマン役がいい」と出演を熱望するコメントも飛び出した。 一方、映画全体について今作には“全て”がそろっていると明かし、「最高のスパイ映画」と大絶賛している。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月26日昨年アンアンマンガ大賞を受賞した、かわかみじゅんこさん『中学聖日記』の第3巻は、もうチェック済みだろうか。「まだ好き」はいつまで続く?女教師と生徒の恋のゆくえ。中学3年生のイケメン男子・黒岩くんが、25歳の新米教師・聖(ひじり)ちゃんに恋心を抱くラブストーリーは、第2巻の途中から高校生編に突入。ちょっぴり大人になった黒岩くんに、萌えた人も多いハズ。「個人的には、黒岩くんの少年ぽさが減ってしまって残念なのですが、自分の興味ないことには無神経、みたいな残酷さは消えないように気をつけています」思春期の男子が年上のおねえさんに恋をする物語は、マンガに限らず“禁断の恋”の王道といえるが、それでもあえてこのテーマで描いてみたかったことを尋ねると……。「思春期特有のアンバランスながら妙に芯の通っている感じと、年上とはいえ未熟な女性キャラという、ふたつの色気と迷走感ですかね。すみません、今考えました」高校生になった黒岩くんは、少々落ち着いたように見えるものの、何を考えているのかよくわからないたたずまいと、いつ何をしてもおかしくないような危うさは健在。「逆に今っぽさはあまり意識しないようにしています。私は今、海外に住んでいて、日本の今どきの子たちの話している言葉とかそぶりが自然と聞こえてきたり、目に入ってきたりするような状況がなく、わからないことはやっぱりわからないので。それでも普遍的な部分は必ずあるような気がするので、黒岩くんを描くときはそこを大事にしています」最新刊の見どころは、同窓会で再会した黒岩くんと、るなちの関係。中学時代は聖ちゃんに夢中で、るなちのひたむきな思いなどほぼ眼中になかった黒岩くんだが、その辺りの変化にも時の流れを感じさせる。そしてやっぱり一番気になるのは、黒岩くんと聖ちゃんの行く末。「大真面目に恋愛モノに挑戦しているつもりです。私としては黒岩くんが暴走しているときと、聖ちゃんの体を描いているときが楽しいのですが(笑)、キャラクターそれぞれの恋愛感情に振り落とされないように頑張ります。誰が最初に泣くか、予想しながら読んでいただけたら!」それってかなり気になるコメントだが、最新刊も胸キュンが止まらないことだけは保証します!かわかみじゅんこ『中学聖日記』3ある事件から2年後を描いた最新刊。先生に恋をした黒岩くん、生徒に恋をされた聖ちゃん、黒岩くんを思い続けるるなち、どの立場も切ないラブストーリー。祥伝社680円(C)かわかみじゅんこ/祥伝社フィールコミックスマンガ家。’95年デビュー。『パリパリ伝説』『銀河ガールパンダボーイ』『少女ケニヤ』『あかずのふみきり』など著書多数。本作で第7回ananマンガ大賞を受賞。パリ在住。※『anan』2017年12月13日号より。写真・水野昭子(本)インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年12月09日表の顔はロンドンの高級テーラー、その実態は世界最強のスパイ機関・キングスマンが英国から世界に飛び出し、よりパワーアップした最新作『キングスマン:ゴールデン・サークル』。このほど、マシュー・ヴォーン監督からの熱烈な要望により制作された日本版オリジナルポスターが到着した。テーラーメイドスーツに身を包み、キレッキレの超絶アクションを見せる彼らが帰ってきた!今回は世界のポップスター、エルトン・ジョンや、アカデミー賞俳優4人を含む超豪華キャストが集結し、すでにアメリカほか各国でNo.1大ヒットを記録している本作。そこで、公開を控える「日本のファンのために」と、マシュー・ヴォーン監督の熱烈な要望により制作されたのが、この日本オリジナルポスター。監督も一発OKを出したその本ポスターのテーマは、“クレイジー・アクション&ポップ”。背後のキングスマンシンボルの奥に覗いているのは、強大な敵ゴールデン・サークルのボスであり、ヴォーン監督が“間違ったアメリカのスウィートハート”と称するポピー(ジュリアン・ムーア)と、彼女が50年代のアメリカを意識して造らせた拠点・ポピーランド。『グリース』や『アメリカン・グラフィティ』を彷彿とさせる世界に、巨大なドーナツの看板をはじめ、おもちゃ箱をひっくり返したような、カラフルで可愛らしいアイテムが大量に飛び出し、ポピーランドで繰り広げられる激しくブッ飛んだ展開が予想されるものとなっている。そんなポピーランドを背景にするのは、前作で街のチンピラだった面影はどこへやら、鮮やかなジャケットを纏い、すっかり一流エージェントの風格を漂わせる主人公エグジー(タロン・エガートン)、そして、彼の師であり前作で死んだと思われたものの本作で驚きの復活を果たすハリー(コリン・ファース)。さらに、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)、本作で出会うアメリカの同盟スパイ機関:ステイツマンのメンバーであるシャンパン(ジェフ・ブリッジス)、テキーラ(チャニング・テイタム)、ジンジャー(ハル・ベリー)が登場。いまにもスクリーン狭しと暴れ出しそうな仕上がりとなっている。熱烈な日本のファンにリスペクトを示したヴォーン監督は、「(前作は)イカれた映像だったせいで人々は楽しんでくれたけど、元になったのはストーリーなんだ。今回もクレイジーでクールなアクションシーンになっているところはいくつもあるけど、私がやろうとしていることはどれも必然性があるんだ」と語り、続編となる本作にもストーリーの核となるものがあることを強調。前作以上に常識破りな展開と、過激アクションが繰り広げられることを期待させている。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月04日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の白石 聖さんです。コンプレックスの塊だけど、演じると忘れられるんです。CMやドラマでの活躍が目覚ましい白石さん。今夏には「午後の紅茶」のCMで、友人に恋のライバル宣言をする女の子を演じて注目を集めた。「TVに映る自分にまだ慣れなくて。私、コンプレックスの塊なんです。演じる時は『今は別人!』って自分に言い聞かせる(笑)。でも、最近は気持ちに余裕が出てきて、仕事をしている時が幸せって思います」。今してみたいことは、髪を派手な色にすること。「そういう役をやってみたいんです。真面目な役を演じることが多いので、ぶっ飛んだ役に興味アリ!」友達のSNSアイコン用似顔絵を描きました♪友人の子供の頃の写真をイラストにしました。絵を描くの、好きなんです。暇な時はもっぱらスマホでゲーム。「うたの☆プリンスさまっ♪」というリズムゲームにハマっています。小学生の頃から飼っている愛猫モウちゃん。育児放棄されているのを発見し、家族になりました。実物は更にカワイイ。しらいし・せい1998年生まれ。高校2年生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。今月スタートのドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)や来年公開の映画『栞』に出演。※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年10月14日アイドルグループ・関ジャニ∞にそっくりなパペットサラリーマングループ・プレキン∞による、プレミアムフライデー応援ソング「プレキン節 ~替え歌ofスーダラ節~」MVが25日13時より、オフィシャルサイトで公開される。プレミアムフライデーとは、月末の金曜日は早めに仕事を終えて豊かに過ごすという新しい取り組みで、関ジャニ∞がナビゲーターを務めている。プレキン∞は同グループにそっくりなキャラクターで、全員が月末金曜株式会社に勤務し、プレミアムフライデーを楽しむサラリーマンだという。「プレキン節 ~替え歌ofスーダラ節~」はクレージーキャッツの往年の名曲『スーダラ節』の替え歌で、MVではある月末の金曜日に、「おつかれさまー」「お先に失礼しまーす!」と早々に仕事を切り上げて街へ繰り出すプレキン∞の様子が描かれる。静岡市の清水駅前銀座商店街で撮影が行われ、スーダラ節のメロディに合わせた「キンキン キンダララッタ プレプレキンキンキーン」という歌で様々なプレキンを楽しんでいく。また、プレキン∞のメンバーが街に繰り出して「プレミアムフライデー」のオススメスポットを続々紹介するTwitterとInstagramの公式アカウント(@prekin8)を開設。13時よりUSEN放送にて楽曲オンエア、さらに全国のカラオケボックス設置のDAMおよびJOYSOUNDにて同曲のカラオケ配信も開始される。パペット制作を手掛けた藤枝リュウジは、「各メンバーのそっくりさん人形というより、関ジャニ∞の明るい雰囲気の再現を重視しました」と語る。「全体像から各メンバー個々のキャラクターを掘り起こし、再現しました。又、ミトン型のパペット人形にすることで、群れ感を演出しやすくなったのではないかと思っています」と制作意図を明かした。振り付けのラッキィ池田は「『It’s Friday』というディスコ映画がありましたが、まさに『TGIF』! 特別な金曜日を『キンキンキンダララッタ、プレプレキンキンキーン!』と盛り上げちゃいましょう!」とアピールした。
2017年09月25日アイドルグループ・関ジャニ∞にそっくりなパペットサラリーマングループ・プレキン∞が、9月25日よりプレミアムフライデー応援ソング「プレキン節 ~替え歌ofスーダラ節~」をMVを公式サイトで公開することが25日、わかった。プレミアムフライデーとは、月末の金曜日は早めに仕事を終えて豊かに過ごすという新しい取り組みで、関ジャニ∞がナビゲーターを務めている。プレキン∞は同グループにそっくりなキャラクターで、全員が月末金曜株式会社に勤務し、プレミアムフライデーを楽しむサラリーマンだという。パペットのデザインは、イラストレーターであり、多くのこども番組で20年以上キャラクターデザインを手がける藤枝リュウジが担当。メンバーが披露する振付はラッキィ池田が担当し、楽しく唄って踊れる楽曲に仕上がった。メンバーのきんご(村上信五にそっくり)は「プレミアムフライデーの楽しみ方は無限大(∞)ですよ! みなさんが、『プレキン節 ~替え歌ofスーダラ節~』で一緒に盛り上がってもらえたらうれしいです! 完成を楽しみにしててください!」と、意気込んだ。○プレキン∞メンバー・すばきんイメージカラー:プレミアムレッド、好きなもの:プレ金に聴くロック、得意なこと:瞑想・まるきんイメージカラー:プレミアムオレンジ、好きなもの:プレ金に放つギャグ、得意なこと:空気づくり・くらきんイメージカラー:プレミアムグリーン、好きなもの:プレ金に食べるカレー、得意なこと:おかわり・ゆーきんイメージカラー:プレミアムブラック、好きなもの:プレ金にやり込むゲーム、得意なこと:いじり・にしきんイメージカラー:プレミアムイエロー、好きなもの:プレ金に食べる焼きそば、得意なこと:スマイル・やすきんイメージカラー:プレミアムブルー、好きなもの:プレ金に潜る海、得意なこと:意味深なイラスト・きんごイメージカラー:プレミアムパープル、好きなもの:プレ金に観るサッカー、得意なこと:友だちになる
2017年08月25日2003年に行われたライブでのチェスター・ベニントン(写真:Everett Collection/アフロ) 先月、突如この世を去ったリンキン・パークのフロントマン、チェスター・ベニントン(享年41)の死亡診断書を米ゴシップサイトTMZが入手した。 ベニントンは7月20日の午前9:08に死亡が確認された。診断書によると、死因はベルトで首を吊ったことによる窒息死だったという。 また、職業欄にはは「ロック・スター・ミュージシャン」、従事期間は27年と記載されている。まさに音楽に捧げた生涯だった。 先週末、カリフォルニア州パロス・ベルデスで葬儀が行われ、家族やリンキン・パークのメンバーをはじめ、多数の列席者が故人を偲んだ。会場では記念品として、葬儀のプログラム、リストバンド、VIPパス、ピンズをセットにしたバッグが配られた。これがオークションサイトeBayに出品され、ファンの激怒を買ってしまった。入札額は5万ドルに達していたが、通報が殺到したとみえて現在は運営会社により出品は削除されている。
2017年08月04日聖路加国際病院(以下・聖路加)の名誉院長・日野原重明さんが、7月18日に105歳で逝去した。聖路加国際病院の内科医となったのは1941年。以来半世紀以上に渡り、聖路加の顔として活躍してきた。じつは、そんな日野原さんには最後まで知らされなかった“ある事実”が。医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんが語る。 「全国でも屈指のブランド病院ですが、現在、深刻な経営難と、ブラック企業ぶりが問題となっています。表面化したのは、昨年5月に同院に労基署による監査が入ったことです。月平均95時間を超える超過勤務と、残業代などの不払いが問題となりました。病院幹部と労働組合の話し合いも長引き、ボーナスが遅配される事態になったんです」 聖路加国際病院のA医師が、院内の様子を教えてくれた。 「超過勤務は深刻で部署の報告会では『労務状況が改善されなければ現院長(福井次矢氏)の逮捕もありうる』と聞かされたほど。オーバーワークは常態化していて、医師によっては100時間、200時間にも。ところが聖路加はそれほど給料が高くはない。それでも働きたいのは履歴書に“聖路加”と書けるのがキャリアになること、トップレベルの医療技術を勉強できること、そして日野原先生のようなカリスマによる求心力があったことです」 上さんは「聖路加のOBの話では過労で倒れた医師が労災申請をしようとしたとき、院内で『日野原氏の名誉を傷つけるのか』と声があがったと聞きます。黙っていても研修医は集まるので奢りがあったのかも」と指摘。別の病院に勤務する産婦人科医C医師は語る。 「10年に自然の営みで起きる出産を応援するため、日野原先生肝いりで設立したというのが聖路加の助産院。『通常の助産院に比べると1.5倍くらいと高額』という理由で利用者が非常に少なかったそうです。今では助産院では分娩が不可能になったと聞きました。せっかく助産院に入院しても、わざわざ通りを挟んだ本院に移動して出産。状態がよければ産後4時間ほどで助産院に戻らされるそうです」 高級志向、富裕層向けのサービスが、ことごとく裏目に出ているという声は多い。 「大手町には、富裕層向けの健康サポートを提供するクリニックがあります。ところが、入会金180万円、年会費60万円(それぞれ税別)とあまりに高額です。そのため、会員は目標数の4分の1~3分の1程度しか集まらなかったみたいです」(前出・A医師) 実際、聖路加の経営は厳しい。今回、聖路加は労基署に指摘された数十億円とも言われる不払いの時間外手当を支払った。同院の財務報告を見た税理士が分析する。 「15年度の資料を一見すると、健全な経営に見えます。ところが収入の部門には、解散した研究所の資産譲受などの“特別収入”が多い。これはその年度限りのもの。それらを差し引くと、おそらく年間の赤字額は8億円にも上ると思われます」(前出・税理士) 前出の上さんはこう語る。 「聖路加は6月から、34の診療科で行っていた土曜外来を14に大幅縮小しました。まずは採算が取れない外来から手をつけたのではないでしょうか。今後、救急や小児科など不採算を生みやすい部門にもメスが入れられることは十分に考えられます」 聖路加国際大学広報室は土曜外来の診療科が大幅縮小されたこと、助産院で出産できなくなったことは認めたが、その理由や指摘された経営危機などについては「内部の事情となりますので、お答えしかねます」と回答。別の現役医師が語る。 「現場には聖路加ブランドをはき違えて“一見さんお断り”の銀座の老舗料亭のように、患者さんを選ぼうとする医師がいるのは事実です。今回の“危機”が、それを見直すチャンスになってほしい。富裕層ばかりに目を向けず、本来の“弱者”に寄り添う日野原先生が守ってきた聖路加らしさを取り戻してほしいです」
2017年07月28日すべてが塩でできている礼拝堂。地下にいても坑夫たちは欠かさず祈りを捧げていた成田から直行便あり!気軽に行けるポーランド日本(成田)から首都ワルシャワまで直行便もあるポーランド。2017年7月には増便され、週4便が両国をつなぎます。直行便がある、というだけでぐっと子連れにも行きやすく感じるもの。ヨーロッパで成田空港から直行便で行けるのは14か国のみ(2017年7月現在)ということを考えると、これはぜひ子連れで行ってみたいものです。なにしろポーランドといえば長い間“東側”の国としてべールに包まれていた存在。世界遺産のアウシュビッツ・ビルケナウがあまりにも有名ですが、実は美しい旧市街の街並みや豊かな自然などほかにもたくさんの世界遺産があるのです。世界遺産、クラクフの旧市街にある聖マリア教会はシンプルな外観からは想像できないほど豪奢で美しいポーランドを代表する世界遺産の数々とかく悲惨な歴史が語られることの多いポーランドですが、敬けんなカソリック教徒が人口の大半を占めるのどかで穏やかな国。数百年の歴史ある木造教会群もポーランドの世界遺産として代表的なもののひとつです。そしてもうひとつ、そんなポーランドらしい世界遺産が、ヴィエリチカ岩塩坑。古都クラクフから車で30分ほどの近郊にあるヨーロッパ最古の岩塩鉱です。ヨーロッパには古くから使われていた塩鉱がいくつもありますが、こちらは規模の大きさ、そしてつい最近まで実際に稼働していたこともあって1978年に世界遺産に認定されたのでした。現在は年間150万人もの人が訪れる、ポーランドきっての人気スポットとなっています。坑道の全長はなんと300㎞!降りるときは階段だが、最後にはリフトで一気に地上に戻れる。最後のリフトが狭いのと、階段も多いのでベビーカーは難しそう冒険心をくすぐるツアーも家族で参加できるこの岩塩鉱は地下327m、坑道の長さは300㎞にも及ぶとあって、かなりの規模を誇ります。9層にわかれた構造のうち、観光客が訪れることができるのは3層まで。見学するには入場の前にガイドツアーに参加しなければなりませんが、残念ながら日本語のツアーはありません。ただ、「坑夫たちのルートMiner’s Route」を選択すれば、ヘルメットにヘッドライト、作業着を着ての本格的ないでたちで普通の観光客と違う、もっと詳しく塩鉱内部に触れることが可能。こちらは地元の小学生などもよく訪れる、社会科見学コースのような感じですが、大人でも楽しめます。家族で参加するのがおすすめです。作業着に身を包み、ヘルメットをつけて。一般のツアーと違うコースを歩くので、歩きやすい靴で参加を。この日は地元の高校生グループが参加していた聖キンガ礼拝堂などすべてが塩でできた礼拝堂は必見ヴィエリチカのハイライトといえば、坑内に設置された数々の礼拝堂や装飾。一度塩鉱に従事すれば何か月も地上に出ることができなかった坑夫たちも、やはり敬けんなカソリック教徒たち。坑内に40を超える礼拝堂を彫り、信仰を忘れず地下での仕事の無事を祈ったのでした。なにがすごいって、塩鉱なのでそれらの素材はすべて塩、というところです。中でもその規模や彫られているレリーフの美しさで知られる聖キンガ礼拝堂は、頭上に下がるシャンデリアまでも塩でできているという徹底ぶり。ポーランドの人々の敬けんぶりもさることながら、芸術的技術の高さにも驚かされます。最大の聖キンガ礼拝堂内には宗教画『最後の晩餐』も壁に彫りこまれている。現在はパーティーなどに使われることもある幻想的な空間塩の効能?研究が進む療養施設もうひとつ、興味深いのが、岩塩鉱に併設された施設です。科学的な証明はさておき、約1000年もの歴史あるこの岩塩鉱では働いている坑夫たちには肺病が見られなかったというデータがあるそうで、それに基づいて多くの研究が現代でも活発に進められています。というのも、坑内の空気には塩分が含まれているといい、それが肺病やアレルギーの症状を緩和すると考えられているのだそう。そのため、ヴィエリチカにはヘルスリゾートも設置され、子ども向けの施設ではサマースクールのように楽しくわいわい活動しつつ自然の恩恵にあやかろうというプログラムもあります。また、敷地内に近年設置されたばかりの「Graduation Tower(Teznia Solankowa)」は小枝で組んだ壁の中を塩水が循環し、塩分を含む細かなミストが充満するエリアで、これもまた癒しを目的に作られたものです。とはいえ、治療や効能を求めて、というよりのんびりと友と語らうために訪れる地元の人が多いよう。確かにガーデンの緑に囲まれた中、流れる水の音が涼しげでのどかな雰囲気。特に夏場は毎日でもふらっと散歩に来たくなるような施設です。せっかく世界遺産を訪れたなら、ぜひこちらにも足を運んでみましょう。観光地めぐりでとかく忙しくなりがちな旅行中、ほっと一息つくいい時間になることはまちがいありません。壁がすべて小枝で編まれた不思議な建物。内部を塩水が通っているので、近づくとちょっと涼しく、リフレッシュ。塩鉱とは別料金ヴィエリチカ岩塩坑入場料(ポーランド語以外のガイド)大人:84ズロチ子ども(4歳~16歳):64ズロチファミリー(大人2人、子ども2人):232ズロチグラデーションタワー入場料大人:9ズロチ子ども(4歳~16歳):6ズロチファミリー(大人2人、子ども2人):16ズロチ(通貨:1ポーランドズロチ=約30円※2017年7月現在)<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2017年07月24日ロックバンド、リンキン・パークのボーカルであるチェスター・ベニントンさんが死去した。41歳だった。TMZの報道によると、現地時間20日午前9時頃にロサンゼルス・パロスベルデスの自宅で首を吊って死亡しているのが発見された。自殺とみられている。チェスターはわずか数日前に、バンド仲間とレコーディングスタジオにいたそうだ。妻タリンダ・ベントレーとの間に3人、過去に交際していた女性との間にも3人の子供がいるチェスターは、薬物とアルコール依存に悩まされていた過去があり、子供のころに年上の男性から性的虐待を受けていたことから自殺を考えたこともあると以前告白していた。2011年にあるインタビューの中で「酒は飲んでないよ。もう、しらふでいることに決めたんだ。過去6年に渡って飲み続けてたけど、もうたくさんだ」「若い頃性的虐待を受けていたんだ。その時期は恐怖で震えていたよ」と語っていた。リンキン・パークとしてだけでなく、デッド・バイ・サンライズ、2013年から2015年までの間はストーン・テンプル・パイロッツのフロントマンも務めたことのあるチェスターだが、ソロとしてはサンタナ、モトリークルー、DJ Z-Trip、ハンサムボーイ・モデリングスクールとコラボしている。また俳優として『ソウ ザ・ファイナル 3D』『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』への出演も果たしている。(C)BANG Media International
2017年07月21日4億ドル超えのメガヒットを記録し、全世界が熱狂した『キングスマン』。その待望の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』から、日本語字幕付きインターナショナル版予告編が到着。前作で大ブレイクしたタロン・エガートン、新キャストのジュリアン・ムーア、ハル・ベリー、チャニング・テイタムらとともに、まさかのコリン・ファースもカムバック!だが、マシュー・ヴォーン監督は「彼は私たちが知っているハリーではない」と語っていることが分かった。英国のスパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう2人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、コテコテのアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越え、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか!?スマートなスーツに身を包んだ英国紳士が魅せるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが全世界を熱狂させた前作。先日、その待望の続編となる本作の日本公開決定が発表されると、たった1日でツイッターのフォロワー数が1万人を突破、瞬く間にSNSを中心に話題沸騰となった。今回到着したのは、改めてその人気の高さとファンたちの熱量が証明された『キングスマン:ゴールデン・サークル』のインターナショナル版予告映像。フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」と見事にシンクロしながら、キレッキレで超クール&スタイリッシュなアクションが怒涛のごとく展開。前作をきっかけに、英国男子の代表格の1人へと駆け上がり、日本で50億円を超える大ヒットを記録した『SING/シング』では甘すぎる歌声を披露したタロンが扮する主人公エグジーが、壮絶カーアクションを見せつけるかと思えば、アメリカのスパイ機関“ステイツマン”所属のカウボーイ風な無骨な男テキーラ(チャニング・テイタム)との戦闘シーンなど、手に汗握るような映像ばかり。そして、ロケットパンチを繰り出す義手の男は、なんと前作でエグジーのスパイ研修のライバルであり、頭が吹き飛ぶ大惨事から生き残ったチャーリー・ヘスケス(エドワード・ホルクロフト)!前作のイメージとは全く異なり、頭を剃り上げロボットアームを駆使し激しい戦闘を繰り広げるチャーリーが、本作でも再びエグジーの宿敵として立ちはだかるようだ。さらに、壮大な陰謀を企む謎の組織ゴールデン・サークルのボスにはジュリアン、アメリカのスパイ機関“ステイツマン”のメンバーにもジェフ・ブリッジスやハル・ベリーといったオスカー俳優たちによる新キャストの姿も確認できるほか、映像のラストには、前作で死んだと見られていたエグジーの師ハリー(コリン・ファース)の姿が!左目に眼帯をしてはいるものの、優雅に髭を剃っている元気そうなハリーの姿を見たエグジーもマーリンも絶句(?)状態。しかし、前作に引き続き監督を務める“映画ファンを裏切らない監督”として定評のあるヴォーンは、「ハリーは戻ってくる。しかし、彼は私たちが知っているハリーではないんだ。彼はハリーだが、“ガラハッド”(=ハリーのコードネーム)ではない」と明かしており、本作ではいったいどんな役回りで登場するのか、謎は深まるばかり。一方、そのハリーの弟子としてすっかりキングスマンの一流エージェントとなり、強大な敵に立ち向かっていくエグジーを演じるタロンは、監督に全幅の信頼を寄せ、「監督は、誰も見たことのないものに観客が飢えているのを知っているんだ。前作や、それ以前の作品でも新しいものを見せてくれたよね。だからこの作品でも、存在することすら知らなかった“ステイツマン”を発見して、まったく新しい世界を進んでいくよ」と語りながら待望の続編に自信をのぞかせている。少しずつベールを脱ぎはじめた『キングスマン:ゴールデン・サークル』。もう一人の主人公ともいうべきハリーの動向をはじめ、さらなる続報が気になるばかりだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』全米公開は9月22日。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日1日(現地時間)、「指輪物語」シリーズの著書J.R.R.トールキンの最新作「Beren and Lúthien」(原題)が発売された。トールキンが第一次世界大戦のソンムの戦いから帰還した1916年から1917年に書かれたものだという。最後に出版された作品「The Children of Húrin」(原題)から10周年を記念しての発売となった。編集はトールキンの息子で現在92歳のクリストファー、イラストは「指輪物語」の表紙や映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでコンセプトアートデザイナーを務めたアラン・リーが手掛けている。内容はトールキンの著書「シルマリルの物語」にも登場する人間のベレンとエルフのルーシエンの恋と冒険を描いた物語。中つ国の歴史の中で“第一紀”にあたる時代で、「指輪物語」から約6,500年前を舞台に展開する。トールキン研究のスペシャリスト・ジョン・ガースは、この物語はトールキンが妻のエディスからインスピレーションを受けて書いたものだと「BBC News」に語っている。2人で森を散歩中、エディスは白い花に囲まれて踊った。その姿に喜んだトールキンは、物語のキーとなるシーンにも反映させたとジョンは考えているようだ。オックスフォードの墓地に眠るトールキンとエディスの墓石には、ベレンとルーシエンの名前も刻まれている。(Hiromi Kaku)
2017年06月02日映画『キングスマン』の続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』が2018年1月5日(金)に公開される。一足早く公開されたアメリカを含む世界55カ国で初登場1位、また、故郷・イギリスでは前作の2倍以上のオープニング興収を記録し、大ヒット。新世代スパイアクション再び表の顔は、ロンドンの高級テーラー。しかしその実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった…!スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが世界を熱狂させ、興行収入4億ドルを超えるメガヒットを記録した映画『キングスマン』。キングスマン壊滅、続編ではアメリカのスパイ機関と共闘へ続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルのボス:ポピーの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった…。彼らは文化の違いを乗り越えて、ポピーが企む陰謀を阻止することができるのか?メインキャスト続投、チャニング・テイタムら新キャストも主人公のエグジーをタロン・エガートン父を亡くして以来、街のチンピラのような生活をしていたエグジー。キングスマンにスカウトされて生活は一変。昔の面影はどこへやら、今では鮮やかなジャケットを纏いすっかり一流エージェントの風格さえも漂わせる。主人公エグジーを演じるのは前作に続きタロン・エガートンだ。アメリカのスパイ機関“ステイツマン”キャストには、教官兼メカ担当のマーリンをマーク・ストロングが続投。新キャラとしては、一風変わったアメリカのスパイ機関ステイツマンのメンバー、シャンパンをジェフ・ブリッジス、テキーラをチャニング・テイタム、ジンジャーをハル・ベリーがそれぞれ演じる。英国紳士らしいスーツに身を包んだキングスマンに対し、ステイツマンは上下デニム姿で、ロゴ入りのムチを握りしめ、男性的なオーラをたっぷり放っている。新悪役:ゴールデン・サークルのボス ポピー新悪役として登場するのは、壮大な陰謀を企む世界的な麻薬組織ゴールデン・サークルのボスであるボビー。その物腰や風貌からは想像できないほど、残虐性を秘めた二面性のあるサイコパスだ。演じるのはジュリアン・ムーア。彼女が50年代アメリカを意識し、カンボジアの廃墟に作り上げた拠点「ポピー・ランド」にも注目だ。ここは『グリース』や『アメリカン・グラフィティ』を彷彿とさせる世界で、おもちゃ箱をひっくり返した様なカラフルで可愛らしい世界観。さらに、ポピーに誘拐されたスーパースターとしてエルトン・ジョンも名を連ねており、キャスト陣が豪華にパワーアップしている。コリン・ファース演じるハリーがまさかの復活?前作で死んだと思われたものの本作で驚きの復活を果たすハリー。ビジュアルでは、スマートなキングスマンの姿と無骨なステイツマンの姿が対象的に描かれている。予告編ではザ・フーの名曲「マイ・ジェネレーション」と共にド派手なカーアクションが描かれ、ファンにはたまらない、コリン・ファース演じるハリーの復活した姿や、ロープを変幻自在に動かし敵を翻弄するステイツマンの姿も捉えることができる。監督は『キックアス』のマシュー・ヴォーンが続投監督には『レイヤー・ケーキ』『スターダスト』『キックアス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など、“映画ファンを裏切らない監督”として定評のあるマシュー・ヴォーンが続投。前作の世界観はそのままに、新世代スパイアクションがさらなる進化を遂げてスクリーンに帰ってくる。ヴォーンは、次のように話す。「前作『キングスマン』はイカれた映像だったせいで人々は楽しんでくれたけど、ベースにあるのはしっかりとしたストーリー。今回もクレイジーでクールなアクションシーンになっているところはいくつもあるけど、私がやろうとしていることはどれも必然性があるんですよ」英・米スパイ機関の対照的なファッションに注目前作では労働者階級のチンピラ風だったエグジーは、すっかりキングスマンの一流エージェントに。スーツやオレンジのタキシードをスマートに着こなす姿が印象的だ。また、『G.I.ジョー』『マジック・マイク』の肉体派俳優チャニング・テイタムが演じるステイツマンのシークレットエージェント・テキーラのカウボーイハットにGジャンのアメリカントラディショナルなスタイルや、ジェフ・ブリッジスが演じるステイツマンのリーダー・シャンパンの無骨な風貌、ハル・ベリー扮するメカニック担当のジンジャーなど、全員お酒にまつわるコードネームを持つステイツマンのメンバーの、キングマン一派とは対象的なアメリカンファッションにも注目。日本初の3面スクリーン”ScreenX”にキングスマンが日本初の3面スクリーン(正面+左右側面)での上映システム・スクリーンエックス(ScreenX)で『キングスマン:ゴールデン・サークル』の上映が決定。スクリーンエックスとは、正面だけでなく左右側面(壁面)にも映像が投影される次世代型映画上映システム。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、日本で初めて導入された。270度という視角すべてで映画を感じることができるワイドスクリーンが特徴だ。アクションシーンの中に自分がはいったかのような臨場感を味わえる。例えば、ロンドンのカー・チェイスシーンでは、左右のスクリーンでロンドン市内をハイスピードで走っている車の中にいるような感覚になるという。あらすじ『キングスマン:ゴールデン・サークル』スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵:ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン"の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか。代官山 蔦屋書店でイベント開催代官山 蔦屋書店では、『キングスマン』の世界感を全館で表現する特別イベントを実施。メインストリート沿いでは、劇中に登場する高級テーラー“Kingsman”をイメージした衣装とロンドンタクシーの展示が行われる。また、1月9日(火)には、映像コンシェルジュの吉川明利と、娯楽映画研究家の佐藤利明を迎えて行う、スパイ映画の魅力を語る代官山シネマトークショーを開催。さらに翌週の1月16日(火)には、スタイリスト青柳光則・ジャーナリスト長谷川喜美を招き、『キングスマン』をファッションから語るトークイベントも実施予定だ。作品情報映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』公開日:2018年1月5日(金)全米公開:2017年9月22日(金)監督:マシュー・ヴォーン出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガ―トン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス原題:Kingsman: The Golden Circle© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation【キングスマンフェア概要】会期:2017年12月26日(火)~2018年1月21日(日)場所:代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5■トークイベント日程:2018 1月9日(火)開場19:00開演19:30場所:代官山 蔦屋書店1号館2階トーク:映像コンシェルジュ 吉川明利ゲスト:娯楽映画研究家 佐藤利明定員:40名料金:1,080円(税込)参加特典:映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』B2ポスター申し込み方法:WEB・電話・店頭予約問い合わせ先:TEL:03-3770-2525( 9:00~26:00)■『キングスマン:ゴールデン・サークル』公開記念DAIKANYAMAジェントルマンクラブ特別企画‐キングスマンに学ぶ英国スタイルとは‐日程:2018年1月16日(火)19:00開場開演19:30分場所:代官山 蔦屋書店 2号館2階 Anjinトークゲスト:スタイリスト青柳光則・ジャーナリスト長谷川喜美 ※ドレスコード:フォーマル(男性はスーツ・女性はエレガントな格好)定員:60名料金:4,000円(税込) ※ワンドリンク・ワンフード付参加特典:映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』B2ポスター、キングスマンソックス(ミスターポーター)申し込み方法:電話・店頭予約問い合わせ先:TEL:03-3770-2525( 9:00~26:00)
2017年05月21日コリン・ファースにサミュエル・L・ジャクソン、さらに新鋭のタロン・エガートンらが出演し、全世界4億ドルを超える大ヒットを記録した『キングスマン』。その待望の続編『Kingsman:The Golden Circle』が、『キングスマン:ゴールデン・サークル』として日本公開が決定!併せて、超豪華な新キャストを含む場面写真が一挙にお披露目された。表向きは、ロンドンの高級テーラー。だがその実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関、キングスマン。スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが全世界を熱狂させ、4億ドルを超えるメガヒットを記録した前作。その続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、“キングスマン”の拠点が謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅されてしまう。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみ…。敵を追うべく、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう2人。しかし、表向きはバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級バーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化が色濃いキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった!彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか!?『SING/シング』で披露した美声も話題を呼んだタロンをはじめとする前作からのメンバーに加え、本作では一風変わったアメリカのスパイ機関“ステイツマン”のメンバーとして、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリーが参戦。また、壮大な陰謀を企む謎の組織ゴールデン・サークルのボスにはジュリアン・ムーア、いまだ役柄は謎に包まれているがエルトン・ジョンも名を連ね、キャストも、ストーリーも超豪華にパワーアップ。さらに、前作で死んだと思われたもう1人の主人公、コリン・ファース演じるハリーが、驚きの復活を果たすことでも大きな話題を呼んでいる。監督は、『キックアス』シリーズや『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など、映画ファンを裏切らない監督として定評のあるマシュー・ヴォーンが続投。前作の世界観はそのままに、さらなるキレッキレの超絶アクションと興奮が待ち受けるに違いない。すでに全世界の映画ファンから熱望の声が巻き起こっている本作。今後の続報にも注目していて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
2017年05月18日NARS(ナーズ)と、ジェーン・バーキンの娘であるシャルロット・ゲンズブールのコラボレーションコレクション「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション(CHARLOTTE GAINSBOURG FOR NARS COLLECTION)」が、2017年5月19日(金)より発売される。「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション」からは、アイ・リップ・チークなど全6アイテム16種が限定発売される。シャルロットおなじみのアンニュイな目もとや、紅潮した頬、自然な輝きのある肌などをNARSの視点で再解釈した、特別なメイクアップコレクションに仕上がっている。チーク・リップ・アイなどに使えるマルチスティックが"ティント"タイプにナチュラルでフレッシュなシャルロットの魅力をメイクアップで引き出すために、ナーズはティントアイテムに注目。「NARS マルティプルティント」は、アイ、チーク、リップ、ボディーなどマルチに使用できるナーズの定番スティック「ザ マルティプル」を、ティントタイプで目元と唇用に仕上げたものだ。シアーなテクスチャーで、肌にほのかな輝きと色味をもたらしてくれる。官能的な目元を演出するアイシャドー&アイライナーアイシャドー2色がセットになった「デュオアイシャドー」と、クリーミーな描き心地のアイペンシル「コーライナー」には、印象的な目元を演出する限定カラーが登場。アイシャドーは、深みのあるブルーと煌めくシャンパンゴールドの組み合わせと、グリーンとラメが輝くフロストシャドーのセットの2種類。アイライナーの限定色は、ディープネイビー、ディープモスグリーン、グレーの3色。アイシャドーと同色なので、一緒に使うとさらに効果的に仕上がるカラーが揃っている。フレンチビューティを叶えるフェイスティントシャルロットのリクエストによって誕生したというジェルクリーム「ハイドレイティンググローティント」は、本コレクションならではの個性的なアイテムだ。重ね付け可能な爽快な付け心地で、くすんだ肌に健康的な輝きをもたらすテクスチュア。4色から選べるシェードカラーは、シャルロットが提案するフレンチビューティーを叶えてくれる。特別なハンドルデザインのブラシセットさらに、ハンドルデザインが1本1本異なるブラシ5本がセットになった「ブラシセット」も登場。アイブレンディングブラシ、コンシーラーブラシ、アイシャドーブラシ、フェイスハイライティングブラシ、フェイスブラシと、ブラシロールケースが付属する。シャルロット自身が、本コレクションの中でもお気に入りのアイテムだと話す「ブラシセット」は、伊勢丹新宿店、銀座三越、⻄武百貨店池袋本店、阪急うめだ本店の4店舗限定での販売だ。詳細「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション(CHARLOTTE GAINSBOURG FOR NARS COLLECTION)」発売日:2017年5月19日(金)アイテム:・NARS マルティプルティント 限定3色 各4,800円+税<数量限定品>・NARS リップティント 限定3色 各3,300円+税<数量限定品>・NARS ハイドレイティンググローティント 限定4色 各4,500円+税<数量限定品>・NARS デュオアイシャドー 限定2色 各4,200円+税<数量限定品>・NARS コーライナ― 限定2色 各4,200円+税<数量限定品>・NARS ブラシセット 19,500円+税<数量・店舗限定品> ※伊勢丹新宿店、銀座三越、⻄武百貨店池袋本店、阪急うめだ本店のみの販売。■シャルロット・ゲンズブールフランスの女優であり、歌手、ミュージシャン、ファッションアイコン。イギリスの女優ジェーン・バーキンとフランスの歌手で作詞家セルジュ・ゲンズブールの娘としてロンドンで生まれ、パリで育った。彼女はキャリアを通して、様々なミュージック・アルバムをリリースし、2009年カンヌ映画祭で主演女優賞を獲得した映画『アンチクライスト』を含め、たくさんの映画に出演してきた。彼女の影響力は、音楽やフィルムの分野を越え、バレンシアガ(BALENCIAGA)のフレグランスやルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアイコンとなるなど、ファッションの領域にも及ぶ。また2017年には、ソロアルバムのリリースも予定している。【問い合わせ先】NARS JAPANTEL:0120-356-686
2017年01月26日テレンス・マリック監督の最新作『聖杯たちの騎士』が12月23日(金・祝)から公開される前に、主演のクリスチャン・ベイルのインタビューが届いた。様々なジャンルの作品に出演し、観客、評論家から高い評価を集めているベイルは、マリック監督と長年に渡って連絡を取り続けていたようだ。その他の画像ベイルは子どもの頃から俳優として活躍し、近年は徹底的に役に向き合う実力派俳優として『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』などに出演。『ザ・ファイター』ではアカデミー助演男優賞に輝くなど、人気・実力ともに世界のトップクラスにある俳優だ。そんな彼は、マリック監督の『ニュー・ワールド』に出演して以降も、監督と連絡を取り合っていたという。「いつも素晴らしい会話をしているけど、何度か新作の話が持ち上がった。この作品に関して彼は、僕に役の説明をしたいと言ってきたんだ。そしてそれだけだとも言った。“何が起きるか試して見よう”的なアプローチだとね」。通常、ベイルほどのスター俳優になると、完成した脚本か、しっかりと書かれたシノプシスを読んで出演を決めることが多い。しかし、ベイルは「すべての監督とこのような撮影方法が出来るわけではないけど、テリーとだったら間違いないと思った」という。監督が、ベイルに与えたのは“リック”という役だ。ベイルは監督から受け取った断片的なエピソードや情報を基に、想像を膨らませ、監督に伝えては、リックという男が形作られた。「多くのことが実際の映画では出てこない情報だけど、僕はそれらの情報に頼るしかなかった」。リックは脚本家で、大成功を収めているが、妻や実家の両親、兄弟とはトラブルを抱えていて、心の中に大きな“空白”を抱えている。「周りから見れば彼は成功者だけれど、彼は自分自身のことをそうは思っていない。だからこそ彼は旅路に出る。行き先がどこかもわからないけれど、いつか忘れてしまった何かを再び取り戻そうとしているんだ」映画は、リックが様々な女性と出会い、交流を重ねながら自身の進むべき道を見つけようと彷徨う姿が描かれる。ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンら演技派女優たちとの演技もまた、“段取り”を繰り返すものではなかった。「この撮影でのスタンスが“準備が整う前に始めよう”だったので、自分がまだ何をするかもわかっていないうちからカメラが回り始めた。人生みたいだよね。次に何が起きるかなんてわからないのだから」。観客もまた、ベイルと同じように次に何が起こるかわからない気持ちを抱えて、リックの“心の旅”を見守ることになるだろう。「とにかく撮影中、素敵な“わからない”という要素がたくさんあった。他の監督では楽しむことはできないだろうけど、テリーとだからこそ、楽しむことができたんだ」『聖杯たちの騎士』12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
2016年11月30日松山ケンイチが驚異の体重増量と役作りで、病いと闘いながらわずか29年の生涯を駆け抜けた伝説の棋士を熱演する『聖の青春』。その松山さん演じる村山聖と「東の羽生、西の村山」と並び称され、現在もなお棋界の頂点で活躍する羽生善治を演じるのは、精神面・肉体面の両方からアプローチし、激似ぶりが話題となっている東出昌大。それぞれ渾身の役作りが話題になっているこの2人。お互いが最大のライバルでありながら、村山さんにとっての羽生さんは「ヒロイン」ともいえる存在であったという。将棋界の最高峰「名人」を目指し、人生をかけ、短い命を燃やした村山聖九段。彼の最大のライバルにして、憧れの存在でもあったのが、100年に1人と称される天才棋士、羽生善治だ。村山さんにとって、同世代ながらトップ棋士として活躍する羽生さんは凄まじいライバル心を燃やす相手である一方、「羽生さんと同じ空気を吸いたい」と、当時拠点を置いていた大阪から上京するほどの憧れの存在だった。対する羽生さんにとっても、村山さんは強烈な存在だったよう。先日行われた映画公開記念イベントでは、羽生さん本人が、かつて負けた一戦を回顧しながら「彼の手の動きが印象的で、いまでも覚えている」と語っており、短い期間ながらも、濃い時間を過ごした2人の確かな関係性をうかがい知ることができる。本作においても、松山さん演じる村山聖と、東出さん演じる羽生善治の関係性は物語の核となる重要な部分。これまで、『ひゃくはち』で万年補欠の野球部員、『宇宙兄弟』で宇宙飛行士を目指す兄弟という“名ライバル”を描いてきた森義隆監督は、撮影にあたり、2人の距離感を大事にするため、松山さん、東出さんに演技以外での会話を禁止するなど、徹底した関係作りを行ったという。そして、棋譜すべてを覚え、約3時間にもおよぶ長回しを行った伝説の対局シーンを、「2人が勇気を持って『やる』と言ってくれた」と嬉々として語りながら、「想像のはるか上をいくものが出来上がった」と自信のほどを語っている。松山さん、東出さんの2人もまた、撮影中、互いの演技に触発されていた様子だ。先日行われた村山さんの地元・広島での舞台挨拶で、「羽生役が東出くんで本当によかった」と話した松山さん。「羽生さんというオーラを身に纏ってくれたから、村山さんが羽生さんに抱いていた尊敬の念を自然と持つことが出来た」と語り、自ら「本作のヒロイン」と言ってはばからない東出さん演じる“羽生善治”への気持ちが、“村山聖”という役と見事にシンクロしたことを明かしている。一方、東出さんも、「松山さんの演技に負けないよう、真剣で切り合うつもりで挑んだ」と、松山さんの演技に大いに刺激を受けた様子。盤上で棋力を存分に引き出しあっていた村山さんと羽生さん同様、互いの力を限界まで引き出しあった松山さん、東出さんの両名の熱演は必見だ。また、本作では対局を離れた2人の会話シーンも見どころとなる。“激戦”の後、2人っきりの食堂で、将棋に対する想いや、対局における“潜る”という感覚、そして対局の先にあるまだ見ぬ世界への憧れを語り合う2人の姿にもグッとくるものがあるはず。最大のライバルであり、“将棋”という道を究める同志でもあった村山さんと羽生さん。松山さんと東出さんが渾身の役作りで演じた、この2人のアツい関係にぜひ注目していて。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月18日●村山聖が憧れた羽生善治と向き合う感覚29歳の若さでなくなった天才棋士・村山聖。少年時代から、難病と戦いながら将棋にすべてを賭けてきた彼の人生を描いたノンフィクション小説『聖の青春』が、発表から16年を経て映画化されることとなった。2008年に映画化の企画が生まれてからさらに、公開まで8年の月日をかけ、監督の中でも熟成された作品に挑むのは、松山ケンイチと東出昌大だ。"怪童"村山聖を松山、将棋界でも100年に1度の天才と呼ばれ現在も活躍する棋士・羽生善治を東出が演じた。先に行われた東京国際映画祭では、東出から「ヒロイン・羽生善治役」とジョークも飛んだが、ライバルであった2人の対局シーンには映画というフィクションを超えた迫力、そして将棋盤をはさんで育まれた絆が宿っていた。○戦っているのが見えた――おふたりは初共演とのことですが、お互いの印象はいかがでしたか?松山:東出くんが出ている作品も観ていましたし、(早乙女)太一くんと共演した時に東出くんの話を聞いたりしていたので、「どんな人なのかな」と楽しみにしていました。かといって、色々とプライベートな話をするような状況でもなかったような気がします。現場に入ったらもう東出くんじゃなかったですね。自分の中ですごく戦っているのが見えました。最初は本当に対局シーンだったんだよね、大阪で。東出:はい、そうでしたね。松山:一発で、「羽生さんだな」と思いました。村山さんが、尊敬や憧れを感じていただろう"羽生さん"が目の前に現れたんですよね。東出さんがすごくリサーチをかけて役を作ってきたのも見えましたし、何より羽生さんと将棋に対する愛情をすごく感じて、それがひとつのオーラになっていました。だから、羽生さんを演じる東出くんを素直に尊敬できたし、憧れることができて、「これからすごく面白いことになるな」と思いえました。自分自身も、もっともっと村山さんに向き合って演じていけば、それこそ作中で対峙した時のように、深い海に2人で潜っていけるな、という実感がありました。東出:僕は、クランクインする前から、プロデューサーさんや監督さんから「松山さんがすごく過酷な増量をしている」とか、「将棋連盟に通っている」とか、色々とお話を聞いていたんです。クランクインして2週間ほど経ってから現場に入ったんですが、それまでに「村山聖の組として現場を作っておくから、お前はそこにライバルとして入ってこい」と監督から言われていて。実際に現場に入ったらもう、ライバルとしての村山聖がいました。松山さんの気迫あふれる村山聖を前にして、やっぱり僕も嬉しかったです。元々松山さんの作品も見ていますし、尊敬する先輩としての印象は大きかったんですけど、現場に入ってからは村山さんとして向き合う感覚でした。鬼気迫るものがありましたね。●向かい合うシーンは、ある種の殺し合い○「この人大丈夫か」という感覚――対局シーンにしても、食堂でお酒を飲むシーンにしても、お二人が向かい合ってるシーンが多くて印象的だったのですが、どういう気持ちで対峙していたのでしょうか。松山:ずっと、東出くんが前にいるというよりも、羽生さんが前にいるという感じだったんですよね。東出くんがそこまで役を昇華させて自分のものにしているから、すんなり入ることができて、こちらとしてはありがたかったです。そこに支えられている部分もありました。東出:僕は松山さんから、鬼気迫るものを感じていました。先日、行われた羽生さんと(原作の)大崎善生さんのトークショーで、羽生さんは生前の村山さんに対して「この人大丈夫か」と思っていたと話されていたんです。それは村山さんの病のこともあるし、将棋の指し手に鬼気迫るものがあったからだそうで。まさしく、僕が松山さんに抱いていた気持ちそのまんまだなと思いました。羽生さんが病のことを気にされていたように、僕も増量による松山さんの体の負担のことも考えましたし。松山さんが村山聖として、対局中に肩をいからせて入ってくる姿は、威圧感がありながら繊細さもはらんでいて、ある種の”殺し合い”という感じはありました。――作中の対決だけでなく、演技の上でも対決、みたいな感覚は少しあったんでしょうか?東出:「現場であまり松山さんと話さないように」というお話は、監督からありました。もちろん、みんなで軽く待ち時間に「この掛け軸、いいね」みたいな話などはしたんですが。僕等に限らず、みなさんが役を引っ張って、ずっとギアを上げている状態だったと思います。全員で同じ方向を向いていたのがこの現場のすごさですし、俳優部だけでなく、全体的にずっと緊張感のある現場だったと思います。松山:スタッフの方々の、環境づくりみたいなところは凄まじかったですよね。東出:本当に。松山:やっぱりみんな、将棋が好きなんじゃないかなと思いました。中にはもちろん、将棋を知らない人もいたと思うんですけど、愛がありましたよね。○森監督にききたいこと――棋士の役作りということで、将棋連盟にも通われていたという話ですが、どのような雰囲気を意識されましたか?松山:撮影に入る前の準備段階で、実際に対局室にお邪魔した時に、普段自分が吸っている空気とは明らかに次元の違う空気感があったんです。それをどう演技で表現していくかはすごく大事なことだと思っていましたし、ある意味一番時間かかかっている部分かもしれません。やっぱり、棋士役の人たちはみんな、プロ棋士としての佇まいを身につけるのに苦労したんじゃないでしょうか。きっと裏では各々が一つのコマを持って、ずっと将棋をさしていたんだと思うんです。――ぜひ今回メガホンをとった森監督に言いたいこと、聞きたいことがあれば教えていただきたいです。松山:監督は8年間企画を進めようとしていて、僕は途中の段階から入ってきているんです。「ぜひ村山さんを演じたい」とアプローチをして、選んでいただきました。すごく嬉しかったし、選んでいただいたからこそ、限界以上のものを出さなきゃいけない、という覚悟もありました。だから、単純に、なぜ僕を選んでくれたのか聞いてみたいですね。東出:監督は村山聖のことが大好きですし、映画が大好きだと思うんですけど、この映画を撮っていて「楽しかったですか?」と聞きたいですね(笑)。撮影している時に、気迫がすごくて。この映画にかける思いを聞いてこなかったように思うんですよね。楽しかったとしたら、どのシーンを撮っていたときが楽しかったのか教えていただきたいです。※監督からの回答は次のページに掲載●俳優2人からの質問に、監督の回答は?2008年に 『ひゃくはち』で映画監督デビューし、2012年には『宇宙兄弟』が大ヒット。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍しながら、この『聖の青春』を映画化するために8年もの間動き続けてきた森義隆監督は、俳優2人から預かってきた質問に快く答えてくれた。○監督の回答・松山ケンイチさんからの質問:なぜこの映画で僕を選んでくれたんですか?森:8年前から君の名前は挙がっていました(笑)。その上、こっちが「撮れるぞ」というタイミングで自ら手を挙げてくれたことに、運命を感じたんです。企画から8年もかかっていると、もう「この作品が動く時って運命しかないな」と思うんですよね。やっぱり実在した人物の物語を撮る時に、作り物じゃないものにしていこうと思うと、ある大きな流れの中でしか撮れないんじゃないかと思い始めて。30歳の松山くんが、29歳で死んだ男の話に手を挙げてくれたことにも、必然を感じました。・東出昌大さんからの質問:この映画を撮っていて楽しかったですか?森:めちゃめちゃ楽しかったし、鬼気迫ってないですよ!(笑) 僕が20年やっている中で、一番楽しかったし、一番笑顔が多かった現場です。もちろん集中はしていましたが、撮影できるまでに8年もかかってるし、気負わないことは逆にテーマにしていました。しびれたのは最終対局ですね。2人の対局シーンを3時間長回しなんて、試したこともなかったし、俳優を信じるしかなかった。クライマックスシーンだから失敗できなかったし、僕の経験値でも2人の経験値でも、やれるかやれないかわからなかったけど、2人とも「やりたい」と言ってくれたので、一緒に飛び込めました。想像を超えた感覚があって、楽しかったです。■聖の青春(11月19日公開)"西の怪童"と呼ばれる新世代のプロ棋士・村山聖(松山ケンイチ)。現在七段の聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。
2016年11月18日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖の生涯を描く『聖の青春』。この度、主演の松山ケンイチと森義隆監督が、村山さんのゆかりの地である広島・大阪を訪問。それぞれの地で試写会が行われ、2人が登壇した。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された棋士・村山聖。本作は、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く、奇跡の実話を元にした感動のエンターテイメント。主人公・村山聖役には松山さん、聖の最大のライバル・羽生善治に東出昌大を始め、聖の弟弟子・江川貢役に 染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子ら豪華キャスト陣が脇を固めている。今回、最初に訪れたのは村山さんの実家がある広島。森監督は村山さんの実家を訪問し、村山さんの両親に映画の完成を報告。映画化を志した8年前から、毎年訪れていたという森監督は、お墓参りもして村山さんに映画の完成報告も行った。8年の月日をかけようやく良い報告できたということで、森監督も安堵の様子だった。そして、広島バルト11で行われた舞台挨拶では、松山さんと森監督が登壇。まず、原作との出会いをふり返った2人。監督は「原作との出会いが8年前で、29歳という村山さんが亡くなった年齢だったんです。村山さんの生き様に、自分自身の人生を問いかけられているようでした。彼の人生をなぞるのではなく、彼の魂の形をお客さんに届けられたらなと思っておりました」と語り、同じく松山さんも29歳のときに原作を読んだそうで、「家の本棚を整理していると偶然見つけたんです。同い年というところに惹かれ手に取りました。ここまで命を燃やすということを体言している人はいないなと心を打たれ、役者として命を燃やしてこの役に臨みたいと思ったんです」とコメント。そんな役者魂に火をつけられた松山さんは、リサーチしていく中で森監督が映画化に動いているという話を聞き、自らアプローチをしたそう。「私が松山さんを選んだのではなく、作品が松山さんの名乗り出を待っていた」と森監督が語り、松山さんは「29歳のときに原作を読んでいなければ、ここまで強い気持ちは持てなかったと思います。そういうめぐり合わせに深い縁を感じます」と運命的な役との出会いであったと明かしていた。翌日訪れたのは、村山さんが将棋人生の大半を過ごした大阪。なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶に2人が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。まず、話題となっている松山さんの役作りについて話が進むと、ポスター画像に写っている自身を指しながら「サモ・ハン・キンポーではないです」とジョークをとばす松山さん。体重増加という外面的なアプローチに関し、撮影中に履いていた大きいサイズの下着をいまでも使用していることを明かし、「(あまりの大きさに)ズボンを履くときに下着もずり上げて履くのですが、食い込んでしまうんです」と会場を笑わせる場面も。最後には、観客に向けて「限られた命を燃やした村山さん。その姿にどの年代の方も何かを感じるはずです」(森監督)、「この村山聖役は、自分にとってとても貴重な経験になりました。命を燃やすということは決してよいことばかりではないですが、その美しさを見てほしい」(松山さん)とメッセージを送った。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月09日100年に1人といわれる天才・羽生善治と互角に渡り合いながら、29歳で急逝したプロ棋士・村山聖の、全力で駆け抜けた生涯を描く『聖の青春』。このほど、本作の主題歌に泰基博が書き下ろした「終わりのない空」が決定、併せて、その楽曲がドラマティックに彩る予告編映像と新ビジュアルが解禁となった。本作は、幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された村山聖の全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動作。主人公・村山聖には、役づくりのため体重を大幅に増量させた松山ケンイチ。また、ライバル・羽生善治には早くも「激似」と話題の東出昌大。聖の弟弟子・江川貢役に染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子、さらに安田顕や柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら、豪華キャスト陣が脇を固め、伝説の将棋指しの短い人生を、周りの人々から愛された記憶と共に愛情豊かにスクリーンに昇華する。そして今回、本作の主題歌を担当することになったのが、今秋デビュー10周年を迎え、幅広い世代のファンを惹きつける秦さん。名人になることだけを夢見て、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山聖の一生に感銘を受けたという秦さんは、本作のために主題歌を書き下ろし、力強くも儚い、ドラマティックな名曲が完成した。その主題歌「終わりのない空」に乗せて映し出される予告編では、「さっき、村山くん亡くなりました…」と電話口で語る彼の師匠・森(リリーさん)の言葉から始まる。そして、“西の怪童”と呼ばれた天才棋士・村山聖(松山さん)が、最大のライバル・羽生善治(東出さん)と死闘を繰り広げる一方、医師から進行性の膀胱がんを宣告される場面も。「負けたくない」という心の叫びのごとく、短くも全力で駆け抜けた聖の生き様が、泰さんが歌い上げる楽曲とマッチ。羽生との勝負を超えた心のつながりも胸を打つ、「どう生きるか、どう死ぬか」を問いかける映像に仕上がっている。■泰基博コメント主題歌のお話をいただき、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。曲作りは5月ごろから。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。映画とともにこの「終わりのない空」を受け取っていただけたら嬉しいです。■監督・森義隆コメントまた一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。■原作者・大崎善生コメント考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。いつの間にかそれが画像になり、カラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日