令和6年能登半島地震の発生により、めでたい『お正月ムード』が一瞬にして、ピリッと緊張感のある空気に変わった、2024年1月。甚大な被害を受けた石川県では、建物や道路が損壊し、厳しい環境の中で多くの人が生活を送っています。そんな被災地で、人命救助や道路の復旧作業、支援活動などに力を尽くしている存在といえば、自衛隊。避難所では、炊き出しや給水、入浴支援などを行い、被災者が少しでも安心して生活を送れるようサポートしています。自衛隊への感謝の手紙に「目から汗が…」気分が沈む避難生活の中で、自衛隊による支援に助けられた人は、きっと少なくないはず。防衛省のX(Twitter)アカウントでは、隊員のもとに届いた1枚の手紙が紹介されました。 #災害派遣 活動について、感謝のメッセージなど多く頂いております。私たちは引き続き、皆様に寄り添ったきめ細やかな支援活動を継続するとともに各種ニーズに迅速に対応してまいります。 #令和6年能登半島地震 pic.twitter.com/TmeSnfulhw — 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) January 12, 2024 じえいたいさんへ、わたしたちのためにいっしょうけんめいはたらいてくれてありがとうございます。わたしは、そんなじえいたいさんたちがすごくかっこいいとおもいます。ほんとうに、ほんとうに、ありがたいです。わたしのしょうらいのゆめは、がっこうのせんせいだときめていました。でもじえいたいさんになろうかとおもいます。じえいたいさんがんばってください。じえいたいさんがしんせつでうれしかったです。おふろもひさしぶりにはいれました。@ModJapan_saigaiーより引用投稿されたのは、避難所で支援活動を行う自衛隊への、感謝の手紙。おそらく避難所で自衛隊の活動を、間近で見た幼い子供が書いたものでしょう。手紙には何度も感謝の言葉がつづられているほか、「自衛隊さんたちがすごくかっこいいと思います」と、活動中の姿に感激したことが書かれています。「自衛隊さんが親切で嬉しかった」という締めくくりからは、現地で交わされた温かいコミュニケーションの様子が、目に浮かぶようです。手紙の内容は反響を呼び、「素敵な手紙」「涙が出た」などのコメントが寄せられました。・こんな素敵な手紙を読んだら、涙が出ちゃいますよ…。・一生懸命に書いたことが伝わります。心が温かくなった。・子供たちだって避難生活は大変だろうに、感謝を伝えられるなんて素晴らしい。あれ、目から汗が…。・「お風呂も久しぶりに入れた」という文字を見て泣いてしまった。自衛隊のみなさま、私からもありがとう。大変な状況の中、被災地で尽力する隊員たちにとっても、この手紙は大きな励みになったはず。優しさが詰まった1通に、多くの人が癒されたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月14日災害が起きた時、障害のあるわが子をどう守る?2024年1月1日に発生した能登半島地震では甚大な被害が発生し、いまも懸命な救助活動や復旧作業が続いています。そして、避難所には多くの方が身を寄せていらっしゃいます。また、公的な避難所ではない場所や、電気や水道が通らない中自宅などで過ごしている方もいらっしゃいます。地震などによる災害に直面した時、障害のある子どもをどのように守ればいいのか、そんな「いざ」という時の備えに役立てていただきたいコラムをまとめてご紹介します。障害のある方やご家族にとって、災害時の避難所などでの生活は不安なものだと思います。そんな支援や配慮を必要とする方のために「福祉避難所」があります。いざというときのため、対象者や、避難の流れ、さらに事前に準備すべきことなどをまとめました。丸山さとこさんの息子さんのコウ君には、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)があります。幼児期には、感覚過敏による偏食があったり、パニックが起こりやすかったりしたコウ君。いざというときに備えて、コウ君の「苦手」を熟知する丸山さんが日常生活の中で取り組んでいるという防災ノウハウを教えていただきました。「避難行動要支援者名簿」を知っていますか?家族の中に、避難時に支援が必要な人がいる場合、この制度が大切な命を守ってくれるかもしれません。発達障害のあるお子さん2人を育ててきた寺島ヒロさん。お子さんたちはすでに大学院生と高校生になり、一人で出かける機会も増えてきました。家族がバラバラの場所で被災したら?そんな心配も子どもの成長と共に大きくなるもの。非常持ち出し袋の中身だけでなく、スマートフォンのアプリや日ごろ持ち歩くもの、普段の心がけまで、さまざまな工夫をシェアしていただきました。「障害のあるわが子と被災したら?」「何を用意しておけばいい?」「避難所で過ごせる?」など、保護者の不安や疑問はつきません。発達ナビの心強いサポーター・井上雅彦先生と一緒に「防災ノウハウ」について考えてみました。障害や発達特性のあるお子さんや保護者の方も慣れない生活の中不安な思いを抱えていたり、報道を目にして不安になっているお子さんもいらっしゃるかもしれません。この度、発達ナビでは避難や防災に関する質問を募集します。避難生活でのお困りごとや防災に関する疑問など、お寄せいただいたご質問からピックアップし鳥取大学 大学院教授で発達障害を専門とする井上雅彦先生にご回答いただき、記事での公開を予定しております。複数質問のある方は、何度ご回答いただいても問題ありません。以下、フォームよりご応募ください。さいごに支援や配慮が必要な方のための「福祉避難所」や「避難行動要支援者名簿」、障害のあるお子さんのいるご家庭で実践できる防災ノウハウなどをご紹介しました。ぜひご家族で日ごろの備えについて改めて考え、話し合うきっかけにしてみてください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年01月12日12:30~13:30 おおぞら高校佐賀キャンパス生徒有志が活動おおぞら高校(学校法人KTC学園 屋久島おおぞら高等学校 所在地: 鹿児島県熊毛郡屋久島町、校長:茂木 健一郎、おおぞら高等学院 本部:愛知県名古屋市 学院長:小林英仁) 佐賀キャンパスは、1/18(木)12:30~13:30 にJR佐賀駅前にて「令和6年能登半島地震募金活動」を実施します。被災された皆さまにおかれましては、一日も早く復興し、平穏な日々が戻ることを心から願っております。過去募金活動の様子実施概要日時 : 2024年1月18日 (木)12時30分~13時30分会場 : JR佐賀駅前内容:「令和6年能登半島地震」募金活動学校概要法人名: 学校法人KTC学園おおぞら高等学院理事長: 前田益所在地:〒891-4406 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内34-2設立:2002年4月事業内容:広域通信制・単位制 屋久島おおぞら高等学校の運営、通信制高校サポート校 おおぞら高等学院の運営URL : 佐賀県/佐賀キャンパス|九州・沖縄|おおぞら高等学院 - おおぞら高校 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月12日お笑いコンビ・霜降り明星のせいや(31)が能登半島地震への寄付歴を公開し、まさかの事態に陥ったことを明かした。霜降り明星といえば、粗品(31)が、新年早々に競馬で2400万円超の懸賞金を獲得し、その全額を「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付したことが話題に。このことも影響してか、せいやに対して”お前も早く寄付をしろ”といった内容をリプライで送るユーザーが現れた。このユーザーに返信する形で、せいやは1月10日、Xを更新。《もうすでに釣りバカ日誌のロケ地のお礼でイシカワセイヤで100万寄付してるんでぜんぶに絡んでこないでください名前探してみてください》とコメント。さらに、《さっき口座が隠れてなかったんであなたのせいで終わった思いました》と衝撃の事実を明かした。実は、せいやはこの投稿の前に《しつこすぎるから言うけどもう微力ながらしてるよ》と「石川県能登半島地震災害義援金」宛ての振込履歴を公開していた。「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」として1月9日に100万円を振り込んだことが記されていたが、同時に自身の口座番号も公開してしまったのだ。これに気づいた複数のユーザーからは《せいや、口座番号でてない?隠して!》《口座番号大丈夫?》などと指摘する投稿が寄せられていた。その後、せいやは口座番号が記載されている投稿を削除している。まさかのトラブルに見舞われたものの、寄付をしたことに対してファンからは《せいやらしくて笑ったw霜降りは尊敬できるコンビやわ》《言わずにやるタイプって分かってた》《せいやさんも寄付してくれたんだ…ありがとうございますやっぱり霜降り最高だ…》と賞賛の声があがっている。
2024年01月11日芸能人たちがチームを組み、さまざまなジャンルの格付けチェックに挑戦する、正月恒例の特別番組『芸能人格付けチェック!』(テレビ朝日系)。元日に発生した令和6年能登半島地震の影響で延期となった、『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』が2024年1月7日に放送されました。同番組では、歌手のGACKTさんが高級食材を使ったチャーハンを見極め、大きな反響を呼んでいます。『芸能人格付けチェック!』に挑む時の考え方をGACKTが明かす格付けチェックの3番目に登場したのは、海鮮チャーハンの格付け。こちらの海鮮チャーハン3点を目隠しした状態で食べ、ミシュランシェフが作った1品を当てなければいけませんでした。・ミシュランガイド東京に掲載された店の料理長が、高級食材で作った海鮮チャーハン・町中華の店主が、スーパーマーケットで販売されている冷凍海鮮を使って作った海鮮チャーハン・お笑いタレントの浜田雅功さんが、カニ、ホタテ、エビにそっくりなかまぼこで作った海鮮チャーハン「普段は米を食べない」というGACKTさんは、米を2粒のみ食べ、粘り気などを吟味。浜田さんのチャーハンをミシュランシェフの料理だと勘違いする人が続出する中、GACKTさんのチームのみ見極めに成功したのです!この件について、GACKTさんは自身のX(Twitter)で番組の本質に触れました。格付けは「美味しい」じゃなく「高い」を当てる番組。「美味しい」という感覚は人それぞれで、基準はかなり曖昧。必要なのは「高いものにはなにが使われているのか」という予測からの考察。今回の米はそれがハマっただけ。むしろ全部食べてたら間違うよ。味の濃い方に引っ張られるし。— GACKT (@GACKT) January 10, 2024 食べ慣れた味で、おいしく感じても惑わされるのは禁物。高い料理の特徴を把握し、食べて得られた情報と照らし合わせて、判断することが重要なようです。GACKTさんの考え方に気付かされた人は多く、10万件以上の『いいね』やコメントが寄せられました。・なんて冷静さ…勉強になります!・頭がいい人は、何を見極めたらいいのかを理解していますね。・ハッとさせられた。分かっているようで、正しく理解していなかった。・自分の好みで判断せず、経験や知識から導き出すのですね。・そうだとしても、たった2粒の米で分かるのはすごいよ…。音楽やダンスなども含め、「高級なものを知っているかどうか」が問われる『芸能人格付けチェック!』。GACKTさんのコメントにより、2025年放送の同番組では、見極め方を理解した猛者たちが集まる…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年01月11日2024年元日に発生した、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震。最大震度7の地震が発生し、日本海側を中心に多くの地域で家屋倒壊や地割れなど甚大な被害が報告されています。建物の倒壊を免れても、大きな揺れにより、家具や家電が壊れてしまったという人は少なくありません。家電メーカー各社が『特別修理対応』を実施同年1月4日、シャープ株式会社は、被害を受けた同社製品の特別修理を行うことを決定。以下の災害救助法適用の地域で、家庭で使用している被害を受けた同社製品の修理を特別料金にて対応するといいます。<対象地区>災害救助法適用の地区(2024年1月4日現在)新潟県、富山県、石川県、福井県 35 市11 町1 村※今後、災害救助法適用の地域が追加された場合はそれに準じます。※適用地区につきましては、「内閣府防災情報のページ」災害救助法の適用状況をご覧下さい。シャープ株式会社ーより引用対象商品は、令和6年能登半島地震により被災した修理可能な一般家電製品ですが、状態によっては修理が困難な場合があるとのこと。対象期間は同年3月31日までです。また、同様のサービスは、パナソニックホールディングス株式会社やソニー株式会社、タイガー魔法瓶株式会社などメーカー各社で実施されています。【令和6年能登半島地震による災害により被害を受けた当社製品の「特別修理対応」について】 被災者の方々に対しましては、謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧を心より祈念いたします。…— Panasonic Japan公式 (@Panasonic_cp) January 9, 2024 令和6年能登半島地震により、被災・避難された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。災害救助法適用地域にお住まいで被害を受けた民生用ソニー製品について、特別修理料金にて対応させていただきます。詳細はこちら→ pic.twitter.com/QRRLSe2mUZ — Sony (Japan) | Support (@Sony_JP_Support) January 5, 2024 【令和6年能登半島地震により被害を受けた当社製品の「特別修理対応」につきまして】この度の地震により被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げますとともに被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。…— タイガー魔法瓶【公式】 (@Tiger_PR_JPN) January 5, 2024 こうした企業の取り組みにネット上では「ありがたい!落ち着いたら電話してみる」「これは初めて知った。すごく助かります」「こういう活動は応援したい」などの声が寄せられていました。対象期間や条件などは各社それぞれ異なり、今後の状況によって、変更される可能性もあるでしょう。被災した地域に住んでおり、地震で家電が壊れて困っている人は、一度該当するメーカーのウェブサイトを確認し問い合わせてみることをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2024年01月11日元日に発生した巨大地震によって、大きな被害を受けた能登半島。石川県内では現在、2万6000人以上の被災者が避難生活を余儀なくされている。「能登北部に位置する珠洲市や輪島市では、地震だけでなく津波の被害も甚大です。石川県が10日夕に発表した被害報告によれば、両市を含む孤立・要支援集落は22地区。そこでは、3000人以上の被災者が生活しているといいます」(全国紙記者)いっぽう同じ石川県内でも、金沢市などがある南部の加賀地方は被害が少なかった。だが一部SNSでは「ゴーストタウンのよう」と、閑散した市街の様子を報告する声が。なかには通常営業を行っている旅館やホテルもあるようで、《観光でお金を落としても良いんじゃないですかね》《宿泊して経済を回してきて欲しい》と提案する声も。実際に足を運ぼうとする人もおり、《経済回すために金沢行って観光します》といった声も散見された。金沢と東京を結ぶ北陸新幹線は、震災発生からわずか1日で全線の運転を再開した。10日現在も運行しており、行こうと思えば行けるだろう。とはいえ石川県では、能登方面への不要不急の移動は自粛するよう呼びかけている。果たして今のタイミングで、被害が少ないエリアに観光支援などの目的で訪れるのは適切だろうか?そこで本誌は1月9日に、石川県の観光戦略推進部観光企画課に取材を申し込んだ。すると担当者は、現在の状況をこう語ってくれた(以下、カッコ内は担当者)。「確かに能登への訪問は、いま現在、自粛要請をしております。それは支援物資などを運ぶ中で、個人の方がたくさん訪れると支援物資が届かないということもあるからです。ただいっぽうで(被害の少なかった)金沢市や加賀市には避難者が身を寄せており、今後も続々と避難者を受け入れる状況になってくると思われます」(担当者)その上で、一部SNSで上がっている「被害が少ないエリアに赴いて観光で経済支援をしよう」との声には、次のように語った。「我々としては、被災者の支援に注力を置いているなかで、現状はまだ観光誘客をする状況にはございません。これから避難施設もできてきます。支援活動をしていかないといけない中で、積極的に来てくださいとは言えません。まずは被災されている方の支援が最優先です」(担当者)救助活動や復興支援の妨げにならぬよう、“今はすべきではないこと”も冷静に判断する必要がある。
2024年01月10日能登半島に最大震度7の巨大地震が発生してから、1週間あまりが経過。すでに自衛隊や警察が派遣されているが、SNSでは被災地入りを報告する人も散見されている。例えば私人逮捕系YouTuber・煉獄コロアキこと杉田一明氏(41)は、1月6日に石川県に到着したとXで報告。仲間たちと都内で集めた支援物資を、金沢市に届けたという。しかし石川県は公式サイトで、《能登方面への不要不急の移動は控えて!》《義援物資は持ち込む前にご連絡を!※個人からの義援物資は、受け付けていません》とアナウンスするなど自粛を求めている。杉田氏が何らかの要請を受けていたかどうかは判然としないが、震災から1週間足らずで被災地に赴くといった行為に批判が殺到。いっぽうで滝沢秀明氏(41)が設立した「TOBE」は、現地でのボランティア活動を行ったと報告。紗栄子(37)も被災地からの要請を受け、自らが代表理事を務める「一般社団法人Think The DAY」を通じて支援物資を届けたと報告していた。しかし一部SNSでは、現地の支援活動について「人手が足りない」と訴える声が。他には「ボランティアに行きたい」と、希望する声も上がっている。そこで本誌は9日、一般人によるボランティア活動について、石川県の健民運動推進本部に現時点での見解を聞いた(以下、カッコ内は担当者)。■現在は募集していないが、特設サイトで事前登録することは可能まず担当者によれば、「いま現在、一般ボランティアはまだ現地に入れる状況ではありませんが、多くの方からお問い合わせをいただいております」と回答。その上で、今後ボランティア希望者を受け入れるため、「6日に特設サイトが開設されました」と話した。特設サイトは、石川県公式サイトの「令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害ボランティア情報」からリンク先に飛ぶことが可能だ。「ボランティアの事前登録」「活動日の予約」「ボランティア活動保険への加入」の3ステップを経て、ボランティア活動に参加できる流れとなっている。「各市町が受け入れる準備ができた段階で、こちらから登録者に『〇市と〇市が募集を開始しました』という風にメールでお知らせすることになっています。そのメールを受け取られた方は、仮予約フォームに“いつ、どこの市町に行けるか”などの情報を入力して頂きます。その内容を確認した上で、改めてこちらから決定通知のメールをお送りする流れになります。今回の震災によって、各市町の被害は広範囲に及んでいます。そのため各市町が別々にボランティアを募集するよりは、特設サイトで一元的に募集をかける方が各市町の負担も軽減され、応募される方にとっても便利だと考えました」(担当者)だが、あくまでも現在は一般ボランティアを募集しておらず、特設サイトで登録をしてもらっている段階とのこと。一般人が被災地に行くことによって緊急車両が渋滞に巻き込まれる懸念なども指摘されており、担当者は「道路の復旧や人命救助を行う自衛隊や行政が主導的に被災地に入っているので、そちらを優先するために一般ボランティアにはまだ入っていただかないようお願いしたい」と語っていた。■ネットで相次ぐ「人手が足りない」の指摘に担当者語った“真意”では自衛隊や警察以外に、被災地で支援活動できるのはどのような団体だろうか?「NPOのなかには過去にも災害支援に携わった実績があり、プロ級のノウハウを持っている団体があります。そうした専門団体が発災直後に県外から被災地に多く入っていますが、“県が許可する”というよりも自衛隊と同じような扱いで入って頂いております」(担当者)つまり県は、支援活動する専門団体に「許可を出す」といった立場にはないという。「こちらは災害支援の指揮官にあるわけではないので、指示を出したり、許可を出したりする関係性にはありません。NPOの支援方法も多岐にわたっており、炊き出しをする団体もあれば、物資運搬や避難所で子供たちのケアをする団体など様々です。ただ、こちらも力を借りる場合がありますので、どのような団体で、どういった支援ができるのかということはきちんと把握しております」(担当者)また一部ネットやSNSで見られる「被災地での人手が足りない」との指摘には、次のような見解を語ってくれた。「『人手が足りていない』という声は、こちらでも把握しております。ですが、だからと言って“一般ボランティアに来てもらいたい”というわけではございません。現地では災害ボランティア本部が、組織としてあるところとないところがあります。行政の担当者自身も被災している状況なので、受け入れ準備がなかなかできていません。“組織としてボランティアを受け入れる体制を整えたいけれど、それを行う職員が被災して稼働できない”など、そういう意味合いでの『人手が足りない』なのです。例えば、物資は現地の拠点に届いているものの、それを避難所に運搬する人手が足りていません。しかし人手が必要だとしても、運搬作業を一般の方に任せるのは危険です。道路状況も悪く、土地勘もなければ二次災害を招きかねません。“人手が足りないならボランティアを集めればいい”と思う方もいるかもしれませんが、そう簡単にはいかないのです」(担当者)ボランティア参加の意欲があったとしても、いまは時が来るのをじっと待つことが賢明だ。
2024年01月10日三越伊勢丹ふるさと納税では、2024年1月1日(月)に発生した令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市の災害支援寄附の受付を開始しました。石川県輪島市 令和6年能登半島地震 災害支援寄附当サイトでは、この度の地震で被害に見舞われた自治体「石川県輪島市」「石川県能美市」「石川県羽咋市」「石川県宝達志水町」「富山県氷見市」への災害支援寄附を募集しております。ふるさと納税を利用して、被害に遭った自治体への寄附が可能です。いただきました災害支援寄附金は、被災地の復興や今後の防災対策に使用させていただきます。【令和6年能登半島地震 特設ページ】災害支援を目的とした返礼品なしの寄附となります。寄附金額は1万円からの承りとなり、1円単位でご指定いただけます。(クレジットカード払い:1,000万円未満、コンビニ払い:30万円未満)■災害支援寄附募集自治体・石川県輪島市・石川県能美市・石川県宝達志水町・富山県氷見市・石川県羽咋市■サービス概要サービス名: 三越伊勢丹ふるさと納税サービス開始: 2019年10月29日サービス内容: ふるさと納税ポータルサイト(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年01月10日2024年1月7日、元日に発生した令和6年能登半島地震の影響で延期となっていた、特別番組『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』(テレビ朝日系)が放送。出演するミュージシャンのGACKTさんは、2009年の初登場以来71連勝を記録しており、今回も無事に更新されるのか、多くの視聴者の関心を集めていました。2024年初となる放送では、シークレットゲストとして、ミュージシャンのDAIGOさんが登場。先輩であるGACKTさんのパートナーを務めることになったのですが…。なんと、DAIGOさんが不正解を連発したため、2人は最低ランクである『映す価値なし』組に転落したのです!これまで連勝記録を伸ばしてきたGACKTさんが、パートナーの全問不正解によって、年始早々テレビから消えるという事態に視聴者は大盛り上がり。2人の名前はX(Twitter)のトレンドにも挙がりました。GACKT、DAIGOの『誤送信LINE』を公開同月9日、GACKTさんは自身のXを更新。番組の裏話を明かし反響を呼んでいます。「格付けが終わった後だからいえるDAIGOの秘密」とつづり、『格付け』の放送1時間前にDAIGOさんが自身のLINEで配信したメッセージを公開しました。格付けが終わった後だから言えるDAIGOの秘密。これは格付け1時間前のDAIGOの 公式 LINE。絶対に言うなって番組サイドから言われてたのに、シークレットゲストの意味が分からなかったのか、ボクのパートナーだってみんなにお知らせしてたんだって。… pic.twitter.com/mYLtdfQn6H — GACKT (@GACKT) January 9, 2024 『シークレットゲスト』として出演した、DAIGOさん。番組の制作スタッフからは、放送日まで出演していることを秘密にするよういわれていました。しかし、DAIGOさんはなぜか公式LINEで多くの人にGACKTさんのパートナーであることを知らせてしまったのです!その後、誰かに指摘されたのか慌てて「誤送信です。拡散せずにお願いします」と送っていました。DAIGOさんの天然っぷりにGACKTさんも笑ってしまった様子。「誤送信で済まそうとするところが天才のなせる技。ポンコツ万歳!」とつづっていました。GACKTさんの投稿にDAIGOさんも反応。LINEの誤送信がGACKTさんに、バレていたことをこの時に初めて知ったようです。GACKTさんご存知だったんですね始まる前からポンコツでした!!キリショーくんのアイディアでとりあえずアラスカの方に跳ぼうかと考えています!!!跳んでアラスカ!です! — DAIGO (@Daigo19780408) January 9, 2024 一連の投稿は拡散され、「爆笑しました。DAIGOさんはやっぱりかわいい!」「じわじわ来る。これは天性だね」「もうやめてお腹が痛い。愛おしささえ感じるポンコツ」など多数のコメントが寄せられていました。DAIGOさんの『やらかし』は、人々を笑顔にした模様。愛される人柄ゆえになせる技といえますね!「次回もぜひ、GACKTさんとコンビを組んで出演してほしい」と願っている視聴者は多くいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月10日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市・東京都中野区、以下 本学)は、この度の令和6年能登半島地震により被災された方々への支援として、入学試験の検定料に関する特別措置を1月9日(火)に決定しました。この措置は、被災者の教育機会の確保と、被災地域の復興支援の一環として行われます。この度、令和6年能登半島地震によって被災された皆様に対して、心からのお見舞いを申し上げます。本学は、被災された志願者を支援するため、特別措置を実施することを決定しました。この措置は、対象となる方に納入された受験料を返還するものです。詳細は以下のとおりです。1.対象地域令和6年能登半島地震により災害救助法の適用を受けた地域2.対象者本学が指定する災害で被災した志願者のうち、以下のいずれかに該当する方(1)被災により主たる家計支持者が死亡した方(2)主たる家計支持者が居住する家屋が、「全壊、大規模半壊、半壊(床上浸水含む)」となった方(ただし、借家・賃貸マンション等は対象外)3.対象入学選抜以下の2024年度入学試験(1)全学統一選抜(2)芸術学部一般選抜I期(A方式・B方式・C方式)(3)芸術学部一般選抜II期(A方式・B方式・C方式)(4)芸術学部留学生選抜II期(5)大学院芸術学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試II期(6)工学部一般選抜I期(7)工学部一般選抜II期(8)工学部一般選抜III期(9)工学部共通テスト利用選抜I期(10)工学部共通テスト利用選抜II期(11)工学部共通テスト利用選抜III期(A日程・B日程)(12)工学部留学生選抜III期(A日程・B日程)(13)大学院工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試II期・社会人入試4.提出書類(1)入学検定料返還申請書(2)罹災証明書の原本または死亡証明書(写し可)5.申請方法通常の出願手続き(インターネット出願)により、一旦、入学検定料を納入してください。その後、学生募集要項に定める出願書類と一緒に、上記4の提出書類を同封し、出願期間内に郵送してください。※上記4の提出書類が間に合わない場合は、提出時期について電話にて入試課宛に連絡をしてください。6.返還方法審査の結果、返還が決定した申請者には、申請書に記入された銀行口座に入学検定料を返還します。2024年3月末までの振込を予定していますが、前後する場合がありますので予めご承知おきください。7.問い合わせ先・工学部入試選抜(工学研究科含む)及び全学統一選抜は、工学部入試課(厚木キャンパス入試課)電話:0120-125-246・芸術学部入試選抜(芸術学研究科含む)は、芸術学部入試課(中野キャンパス入試課)電話:0120-466-233東京工芸大学厚木キャンパス東京工芸大学中野キャンパス■東京工芸大学工学部及び芸術学部受験生サイト工学部受験生サイトURL : 芸術学部受験生サイトURL: ■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日2024年元日に令和6年能登半島地震が発生し、多くの人が避難所生活を余儀なくされています。被災地では、建物や道路の倒壊など甚大な被害が生じており、停電や断水といった生活のインフラが整わない状況が続いているそうです。ゴミの臭いを抑える対策大規模災害の発生時は、水や電気、ガスが使えなくなるように、自治体のゴミ収集サービスも停止します。普段はゴミ出しをすれば収集してもらえるので、臭いを気にせずに済んでいますが、ゴミを手元に置いておかなければならない場合、対策が必要になるでしょう。特に生ゴミは、濡れていると臭いやすくなるので、水分を切って乾燥させるなど、なるべく臭いを発生させないことが大切です。災害時に役立つライフハック情報をSNSなどで投稿している警視庁のX(Twitter)アカウントでは、過去の投稿で、生ゴミの臭いを抑える『裏ワザ』を紹介していました。被災時の生活では生ゴミの臭いは悩みの種です。先日、酢を使って生ゴミの臭いを抑える方法を試してみました。ゴミ袋の中に、キッチンペーパーを敷き、水で薄めた酢を染み込ませると、酢で生ゴミの臭いを中和させることができます。暑いこの時期、刺激的なゴミの臭いに使える小技かもしれません。 pic.twitter.com/mC687Wbetb — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 30, 2019 今日は「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の日だそうです。そこでゴミに関連して災害発生時の生ごみの臭い対策について、ご紹介したいと思います。コーヒー抽出後の粉をしっかりと乾燥させてから、生ごみに振りかけると不快な臭いを抑えてくれます。普段の生活でも使えますので、試してみてください。 pic.twitter.com/NWU9UqcEcp — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 29, 2023 警視庁によると、ゴミ袋の中にキッチンペーパーを敷いて、酢をしみ込ませることで、生ゴミの臭いが抑えられるとのこと。また、乾燥させたコーヒー抽出後の粉を生ゴミにかけるのも効果的だそうです。災害時にゴミの臭いの対策をすることで、多少は生活上のストレスを軽減できるかもしれません。臭いが漏れない専用の袋を使う万一の時に備えて、臭いが漏れないような、専用のポリ袋を常備しておくこともおすすめします。赤ちゃんがいるなどオムツを使用している家では、オムツを捨てるための専用の袋を購入して防災バックの中に入れておくといいでしょう。※写真はイメージ非常用のトイレセットと同時に、臭い対策ができるものを備えておくことも重要ですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日ひろゆきこと西村博之氏(47)が9日、政治家による能登半島地震被災地への救援募金活動に対する疑問をXに投稿し、賛否を巻き起こしている。ひろゆき氏は、自民党の菅義偉前首相が投稿した《スタッフからの報告本日、能登半島地震被災地への救援募金活動を実施しました。皆様から156,280円お預かりしました。自民党県連を通じて早急に被災地へお届けします》というポストを引用。そのうえで、《働いて稼いで自腹で寄付した人より、他人からお金を集めただけの人が凄いと言われたりするので、募金活動に違和感》と問いかけた。同時に、小中学生による募金活動は《アリ》とした上で、《大人は募金活動する暇があったらUberイーツでもやって稼いで寄付した方が良いと考えてしまうおいらです》と自身の考えを述べた。1月7日には、同じく自民党の小泉進次郎衆院議員(42)が自身のInstagramで能登半島地震の被災地に向けた募金活動を行ったことを報告したが、こちらも賛否を呼んでいるようだ。こうした中で、ひろゆき氏に賛同する声も多く上がった。《やっぱ、その発想あるよね駅前でぼーっと突っ立って募金募るより、肉体労働の方が効率いいのでは?と》《街頭募金活動してる人見てその時間自分が働けば良くね?っていつも思ってた。あと募金詐欺が多いと聞いてから募金しなくなった》また、政治家による募金活動はパフォーマンス的であことから、否定的な声も。《確かに自分の懐を傷めずに評価は貰えるという美味しい行動ではありますね》《募金活動は学生向けで良い大人が募金活動して寄付してドヤるのは確かに違うと思います。イメージアップ戦略の1つとして寒空の下で被災地のために募金している私達偉くない??という感じかと。それこそ各政党から義援金で送金したり、ポケットマネーで寄付する方が男気があって素敵ですね。大谷翔平選手が良い例だと思います》その一方で、金額以上の宣伝効果が期待できる点を指摘してひろゆき氏に反論する声もあがった。《より多くのお金を集めるというミッションの観点だけであれば、まさにひろゆきさんの仰る通りでしょうけど 道行く人に募金という意識を高めてもらうという波及効果の意味も兼ねていると考えれば、まあ有意義と言えなくはないかもしれません》《いやまあ、普通の若い人ならともかく、菅さん含む党の方数名が1日がかりでUberして、15万以上稼げる訳ないでしょうに、政治家の活動としては、結局のところ街頭での募金活動が、メッセージ性も含めて一番効率的な方法だと思うがな》とはいえ、そもそも賛否で評価する必要があるかを問う冷静な声もある。《いつものひろゆき式二項対立で評価する必要があるのかね?被災地及び被災者の立場からすればお金に色無し。どんな形であれ犯罪以外の手段で寄付してくれたら嬉しいに決まってるだろうよ!》どのような形であれ、被災地への支援が広がっていくことを切に願う。
2024年01月09日元日に発生した能登半島地震に企業や著名人がさまざまな形で支援を行うなか、KAT-TUN・上田竜也(40)のコンサート会場に置かれた募金箱が話題になっている。4日に「SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)」は、所属アーティストのコンサート会場や演劇公演会場に募金箱を設置し、全額を被災地に届けることを公式サイトにて発表。1月6日からスタートした上田のソロツアーの「MOUSE PEACE 2024 〜我龍転生〜」の会場にも募金箱が設置されることになった。その募金箱には“凄まじい反響”が寄せられたようだ。「6日の札幌公演のMCで、上田さんが『ライブが良かったと思ったら、その分を募金箱に入れて』と話したこともあって、参加した多くのファンは、終演後に続々と募金箱に駆けつけたそうです。SNSにその募金箱の写真がアップされていましたが、お札だらけでかなりの額が集まったのではないでしょうか。7日に行われた2日目の公演では募金箱の話には触れなかったそうですが、話を聞きつけていたファンらが募金箱の前に長蛇の列を形成していたそうです」(全国スポーツ紙記者)SNS上では、実際に公演に参加したというファンから“募金した”という投稿も寄せられていた。《お札いっぱい入ってる募金箱…!“募金箱に気持ちを入れて帰って”って素敵だし、しっかり応えてる上田くんのファン素晴らしい。アイドルとファンが今できる一番良い支援の形だと思う》《帰りの入り口前の募金箱ゾーン、マウピへの興奮と上田くんへのLOVEで最高になってしまったオタクですごいことになってた》《上田くんのLIVE会場にも設置してありました皆さん気持ちを手にギュッて握って募金されてました 》《なのでまた札をバサバサと突っ込んできた。キャパに対しての募金額が上田くんとんでもないことになってそう。万札めっちゃ入ってたぞ。担当の言葉って強いなぁ。良き方法で巡っていきますよう》これに6日、上田はインスタグラムに寄せられていた「募金箱がすごいことになっていた」というコメントにストーリーで反応。《おおお!偉い!これから来る子も「楽しすぎて上田君にもっと払いたい!」って思ったらその気持ちを被災者の方の募金箱へ!》支援の輪が広がっているようだ。
2024年01月09日2024年1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震。石川県内では最大震度7が観測され、同月9日12時現在、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、大阪府、兵庫県の7県・1府で家屋倒壊や地割れなどの甚大な被害が報告されています。被災地での犯罪に要注意同月4日、富山県警は、被災地において「県外ナンバーの車で乗り付け、高額なブルーシートを販売する事案が発生」しているとして、ウェブサイト上で注意を呼びかけました。過去にも大規模な災害の被災地で、混乱に乗じ、窃盗や詐欺などさまざまな犯罪が確認されているといいます。同ウェブサイトでは実際にあった事例を紹介していました。・燃料や自動車を盗む・無人の民家や店舗への窃盗・義援金名目で金品を騙し取る詐欺・屋根の修繕や住宅設備の点検として高額な修理・点検代を請求・復旧作業等にかこつけ物品(ブルーシート等)を販売する富山県警察ーより引用富山県警によると「不審者を見かけたり、悪質な訪問勧誘を受けたりした場合は、警察に通報してほしい」とのこと。ネット上でも「すでに詐欺が発生しているとは…本当に気を付けて」「心身が疲弊している時に最低すぎる」など災害に乗じた犯罪に対し、心配や怒りの声が上がっています。避難するのに精一杯で家屋の修繕が進まず、不安な想いをしている被災者の人たちは多くいるでしょう。そうした被災者の心を傷付ける卑劣な行為は、許しがたいものです。見知らぬ業者からの「国から調査に来た」「保険が適用される」「補助金が出る」などといった情報を簡単に信用してはいけません。必ず役所に問い合わせるようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日1月1日に能登半島を襲った巨大地震。石川県は8日午後に死者168人、安否不明者は323人に上ると発表した。いまだ余震も続くなか、震災発生から1週間も経たない内に被災地入りをした人物が。それは、私人逮捕系YouTuber・煉獄コロアキこと杉田一明氏(41)。石川県も公式サイトで《能登方面への不要不急の移動は控えて!》《個人からの義援物資は、受け付けていません》と注意喚起していただけに、非難の声は後を絶たない。そんななか杉田氏の被災地入りに、“よこしまな目的”が浮上しているのだ。まず5日に、同じく私人逮捕系YouTuber・中島蓮こと今野蓮氏らとXで支援物資を募っていた杉田氏。別のポストでは《逮捕されてからガチで金がありません皆様レンタカー代、ガソリン代、食事代、ホテル代、生活費支援お願いします》と呼びかけ、振込み先口座を公開していた。そんな杉田氏が石川県に到着したのは、翌6日だったようだ。7日には金沢市で、男性用セルフプレジャーアイテム「TENGA」をはじめとする支援物資を届けたと報告。さらに人気漫画『鬼滅の刃』のキャラクター・煉獄杏寿郎のコスプレ姿で、がれきに腰掛けて記念撮影した写真を投稿。他にもコスプレ姿で、支援物資の保管倉庫を見学する様子を収めた動画を投稿していた。そんな杉田氏だが、支援物資を届けた後も被災地に残っていたようだ。7日午後に、アップの自撮り写真とともにこう宣言したのだった。《今までありがとうございました!ここでお別れです。俺は1人でも奥能登向かいます 絶対に辿り着いてみせる!俺は俺の責務を全うする!石川県にいる者は誰も死なせない!!今こそ力を貸してくれ煉獄杏寿郎》■「撮れ高あるんすよ、奥能登」「自衛隊が乗っけてくれるから」人気キャラクターの名前を持ち出し、能登半島の最北端に向かうと威勢よく意気込んだ杉田氏。だがそのいっぽうで、背景には“仲間割れ”もあったようだ。杉田氏に同行者した男性は7日夕方に更新したXで、《明日仕事あるので、帰る予定で撮影してたら、煉獄先生が奥能登に行くと言い出して止められず1人で向かっていっちゃいました》と報告していた。そして問題視されているのは、このポストに添えられた動画内で杉田氏が男性を引き留める一幕だ。動画では以下のように、東京に帰ろうとする男性と杉田氏とのやりとりが収められていた。――杉田氏「いやいや、待ってください。まだ行きましょうよ。あの、奥能登。最前線行きましょうよ。せっかくここまで来たんすから。もう近くじゃないですか、奥能登なんて」――同行者の男性「今から無理じゃないですか……」――杉田氏「今からいかないと、やっぱ。撮れ高あるんすよ、奥能登。俺もう一人で行きますよ。(あなたが)行かなかったら、もう」――同行者の男性「ちょっと僕は……。それは危ないっすよ」――杉田氏「自衛隊の車乗っていきますよ。救急車もあるんで。自衛隊の車も。ヒッチハイクして行くんで、あいつらの車で。あいつら乗せてくれるんですよ」男性が「危ない」「命に関わるかもしれない」と制止するのも無視し、「ここまで来てんだよ。何で最前線いかないの?」「俺、一人でも行くから」「自衛隊が乗っけてくれるから、あいつら」などと押し切っていた杉田氏。最後は誘いを断った男性にブチ切れたのか、荷物や着用していたウィッグを地面に投げつけていた。しかし目的地には辿り着けなかったのか、直後に《仲間と喧嘩別れして歩きで奥能登向かってるけど寒くて死にそう》《北陸の雪を完全になめてたここで寝たら死ぬのかな》と後悔の念を投稿。《あいつら本当に帰りやがって》と悪態もついていたが、続くポストで仲間に助けを求めていた。《Z李さん助けて中島蓮KENZO爆サイあとは頼んだ雪なめてた俺はもうここで終わりかめ道迷ったし車通らない寝たら死ぬだろ死んだらどうなるさよならはまだ言いたくない助けて》被災地支援を謳っていたはずの杉田氏。だが本心では、語っていたように撮影・ロケなどで使える素材を指す「撮れ高」を目的に、被害が甚大な奥能登に向かおうとしたのだろうか――。先の動画はXで拡散しており、被災地を利用するような悪質さに改めて厳しい声が上がっている。《自衛隊をあいつら、県の要請 を無視、撮れ高を気にする、 被災者の方を利用して売名行為、なんだこいつは?》《煉獄コロアキって人マジで被災地の人の迷惑》《流石に舐めすぎ、人の不幸を楽しんでるやろこいつ》
2024年01月09日能登半島地震を受けての小泉進次郎衆院議員(42)の行動に賞賛が集まっている。1月7日、小泉議員は自身のInstagramを更新。能登半島地震の被災地に向けた募金活動を行ったことを報告した。小泉議員は《こどもも高校生も大人もお年寄りも、皆さまありがとうございました。能登半島にご親戚・友人・知人がいるという方が多くいらっしゃいました》とコメント。さらに、《「募金をやってくれてありがとう」と何人からも声をかけて頂きましたが、支援をしたくても何をしたらいいかわからない、居ても立っても居られないという想いを持つ方々がいかに多いか、肌で感じる時間でした》と、多くの人が被災地の現状に心を痛めていると感じたと明かした。募金は、日本赤十字社を通じて、全額が被災地支援に使用されるという。この行動がSNS上で拡散すると、賞賛の声が集まることに。《アピール目的かもしれないけど、それでも顔が知れ渡っている人が自分にできる場所でできることをやっているそれが今、最良の行動ですよね》《小泉進次郎の株が上がっていくのすごいよな、汚染水を浄化して流した海で楽しそうにサーフィンしたかと思ったら、地震で現地に行かずにある意味広告塔に近い自分が募金活動って。現地に行くだけよりよっぽどお金動かせそう》《進次郎、地元人気すごいから立って募金やってたら割と入れてくとおもう》現地を直接訪れなくとも、被災地支援をすることはできるのだ。
2024年01月08日《大谷!お前の年収で1億4000円寄付は少なすぎだろ最低でも10億は寄付しろよこんなやつのどこがヒーローだ!ふざけるなお前も石川県能登半島に手伝いこいよ!どうせ来れないだろガキが》1月6日、Xでロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(29)をこう罵ったのは私人逮捕系YouTuber・煉獄コロアキこと杉田一明氏(41)。1日に発生した能登半島地震の被災地支援で、大谷投手は日本時間5日に球団と共同で100万ドル(約1億4500万円)の寄付を表明。規格外の金額に国内外から称賛を集めていたが、なんと杉田氏は「少なすぎ」と噛みついたのだ。杉田氏といえば2日に《石川能登地震支援行こうかな車で行くか》と仄めかしていたため、《やめてください》《今は寄付だけにしといた方がいい》と制止する声が相次いでいた。被災地である石川県も、現在公式サイトで次のように呼びかけている。《三連休のため、多くの人が移動されることが予想されます。・能登方面への不要不急の移動は控えて!・義援物資は持ち込む前にご連絡を!※個人からの義援物資は、受け付けていません。人命救助、物資支援の優先のため、何卒ご理解・ご協力お願いいたします》しかし杉田氏は、周囲の声に耳を傾けられなかったようだ。5日にYouTubeチャンネル「ガッツch」を運営する私人逮捕系YouTuber・中島蓮こと今野蓮氏のポストを引用し、《都内で支援物資集めてます明日石川県向かいます!》と宣言。さらに《逮捕されてからガチで金がありません皆様レンタカー代、ガソリン代、食事代、ホテル代、生活費支援お願いします》と、“支援活動費”までも募っていた。杉田氏らの呼びかけで、支援物資は「100万相当」集まったという。いっぽう杉田氏は5日夜に、《石川県「行くな行くな」のアンチコメしかないけど石川県の人達は来て欲しいと思ってるんだよ! ネットの意見は絶対に間違ってる》と反対する声に猛反論。石川県には翌6日に到着したようで、同行者とのツーショット写真を投稿。男性用セルフプレジャーアイテム「TENGA」を支援物資として持参したといい、杉田氏は《テンガで被災地の性犯罪を防ぐ!》と意気込んでいた。翌7日には《俺達TENGA以外も持ってきてるんだよ》と主張し、支援物資を金沢市に届けたと動画を添えて報告していた。■独断で奥能登へ向かうと宣言、その後“遭難報告”も批判殺到支援物資を届けるという目的を果たし、真っ直ぐ帰宅するのかと思いきや……。杉田氏は、1人で滞在を続けているというのだ。7日夕方に人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクター・煉獄杏寿郎のコスプレ姿で、支援物資の保管倉庫を見学する動画を投稿していた杉田氏。すると数時間後、次のように表明したのだった。《今までありがとうございました! ここでお別れです。俺は1人でも奥能登向かいます 絶対に辿り着いてみせる! 俺は俺の責務を全うする! 石川県にいる者は誰も死なせない!!》奥能登といえば、地震と津波で甚大な被害を受けた輪島市や珠洲市がある能登半島の最北端。杉田氏は独断で向かうと決めたようで、同行者と思しきユーザーはXで《煉獄先生が奥能登に行くと言い出して止められず1人で向かっていっちゃいました》と説明していた。同行者の制止を振り切って、威勢よく意気込んだ杉田氏。しかし誰かを助けるどころか“後の祭り”となっているようで、7日夜にこう嘆いたのだった。《仲間と喧嘩別れして歩きで奥能登向かってるけど寒くて死にそう北陸の雪を完全になめてたここで寝たら死ぬのかなスマホの電源もなくなりそうだし荷物もない何かバチが当たったのかな人間死んだらどうなるんだろうあいつら本当に帰りやがって》《Z李さん助けて中島蓮KENZO爆サイあとは頼んだ雪なめてた俺はもうここで終わりかめ道迷ったし車通らない寝たら死ぬだろ死んだらどうなるさよならはまだ言いたくない助けて》(全て原文ママ)これらの投稿直後には一部ユーザーによる金沢駅での目撃情報もあり、真偽のほどは定かではない。杉田氏のポストは“遭難報告”を最後に、更新が止まっている。しかし災害時にもかかわらず、無謀な行動を続ける杉田氏に批判の声が殺到している。《周りの制止を無視して被災地に行こうとして「助けて」はネタでもやって良いライン超えてる。彼を助けるような人手もリソースも今の能登には足りていない。自分のことさえ助けられないなら大人しく帰ろう》《二次被害を自分で作り出し、迷惑極まりないな。インプ稼ぎ、再生稼ぎならもっと酷いわ》《ネタだったら人として本当に最低だね》《自称ボランティアの末路。被災もしていないのに要救助者にわざわざなりに行った挙げ句がこの体たらく》
2024年01月08日お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおさんが、2024年1月5日にブログを更新。同月に発生した、令和6年能登半島地震の被害を受け、石川県輪島市に向けて移動設置型『トイレトレーラー』が向かうことを報告しました。2011年に発生した東日本大震災で地元が被災した『サンドウィッチマン』の2人は、『東北魂義援金』を開設するとともに、宮城県気仙沼市に『トイレトレーラー』を寄贈しています。活躍しないことが理想でしたが、ついに機会が訪れ、現地に向けて出発したとのこと。大量のトイレットペーパーと防災備蓄ゼリーを積み込み、気仙沼市の職員4人で運搬するそうです。恩返しの時を迎えたことについて、伊達さんは次のようにコメントをしました。東日本大震災の翌日、3月12日の明け方。東京消防庁の消防車が何台も連なり、宮城県気仙沼市に入ってくれたのを見た時は本当に嬉しくて頼もしかった。今でもあの光景は忘れてません。サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログーより引用東日本大震災の経験から、「避難所で1番大変なのがトイレ」と実感した『サンドウィッチマン』。実際に被災地ではトイレが限界を迎えている地域もあるようで、感謝の声が押し寄せています。・被災者です。伊達さんからのエールに涙が止まりません。・さすがサンドウィッチマン!行動力と心遣いに感謝しております。・こういう支援が緊急時に役に立つ。移動設置型トイレ、すごく助かります。また、伊達さんによると「あの時の恩返しが少しでもできますように」と、すでに気仙沼市から重機や水道局の給水車などが被災地に入っているとのこと。災害が多い日本では、いざという時の助け合いが命綱となります。被災者が平穏な日常へ戻れるように、総力を挙げた救助と支援が続けられています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月06日2024年1月1日に、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震が発生。日本海側を中心に多くの地域では家屋倒壊や地割れなど、甚大な被害に見舞われました。被災した地域の状況を受け、多数の企業や著名人が支援物資の提供や高額な寄付を実施。徐々に支援の輪が広がっています。台湾が被災地支援に6千万円を寄付同月5日に、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。「日本有事はつまり台湾有事です」という力強いメッセージとともに、今回の災害による被災地支援と復興協力のため、6千万円の寄付を決めたことを報告しました。日本有事はつまり台湾有事です。わが国は、石川県能登半島を震源とする地震の被災地支援と復興協力のため6,000万円の寄付を決めました。また、日本のために何かしたいという台湾の人々のために、本日(5日)より政府による義援金口座も開設し、寄付を受け付けています。…— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) January 5, 2024 蔡総統によると、同日より政府による義援金口座も開設し、寄付も受け付けているとのこと。また、投稿には温かなエールが添えられていました。台湾と日本はこれまでも、相手が最も助けを必要としているときに、まるで家族のように支援の手を差し伸べてきました。頑張れ、日本!被災地の皆様が一日も早く正常な生活に戻れるよう願っています。@iingwenーより引用2011年の東日本大震災をはじめ、日本で災害が起こるたびにいち早く支援を申し出てくれていた、台湾。日本もまた、台湾の災害支援を行ってきました。これまで、家族のように手を差し伸べ合ってきた台湾と日本だからこそ、蔡総統の「頑張れ、日本!」との熱いエールは、胸にこみ上げるものがありますね。台湾からの支援は反響を呼び、投稿には14万件を超える『いいね』と、多くの感謝の声が寄せられています。・「日本有事はつまり台湾有事です」という言葉は、強い信念がないと使えませんよね。国と国の相互関係のあり方を考えさせられます。・台湾のみなさんありがとう、泣けてくる。落ち着いたら遊びに行かせていただきます!・本当にありがとうございます。いろいろな災害が起こるたびに、日本と台湾の強い絆を感じます。・台湾と日本の友情は本当に素晴らしいですね!お互いに困難な時に支え合う関係は本当に家族のようです。ピンチの時こそ、真摯に寄り添い助けてくれる存在が心強く感じるもの。困難な状況での相互の支えが、両国の絆をさらに強めるものになるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月06日2024年1月1日、石川県能登半島地方を震源に、最大震度7の地震が発生しました。今回の大地震により、多くの建物が倒壊するなど、甚大な被害が発生しています。石川県内では同月4日時点で、約370か所の避難所に、約3万3千人が避難しているとのこと。インフラにも深刻な被害が発生し、約3万戸が停電、13市町の約8万戸で断水が起きているそうです。サントリーが被災地を支援同月5日、飲料メーカーで知られる、サントリーホールディングス株式会社(以下、サントリー)がウェブサイトを更新。「復興支援に役立ててほしい」という想いから、義援金として5千万円、支援物資として、同社の商品である『サントリー天然水』を約18万本支援したことを明かしました。この度の、令和6年能登半島地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。サントリーホールディングス(株)は、被災地での救援活動、復興支援にお役立ていただきたいとの思いから、義捐金として5千万円を拠出します。また、救援物資として、被災地にミネラルウォーター「サントリー天然水」約18万本などを供出しました。今後も、被災の状況に応じて、さらなる支援を実施していきます。被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。サントリーホールディングスーより引用サントリーが供出した『サントリー天然水』は、飲料水としてはもちろん、場合によっては衛生面の懸念が出ているという、トイレなどを改善する手立てになり得るかもしれません。サントリーの行いに、ネット上では「感謝です」「必要な人に届きますように」「いいことだと思います」称賛の声が相次いで寄せられています。こうした支援の輪が広まっていき、被災地の人たちが1日も早く元の生活に戻れることを、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日2024年1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする『令和6年能登半島地震』。日本海側を中心に、多くの地域で家屋倒壊や地割れなどの甚大な被害が報告されました。被災した地域の状況を受けて、企業による支援の動きが広がっています。ローソン被災地に救援物資と現地応援隊を派遣大手コンビニエンスストア(以下、コンビニ)のローソンは、同月3日に救援物資の送付や支援活動を行うことを発表。石川県、富山県、新潟県との災害時物資供給協定および、指定公共機関としての要請に基づいて、各県に救援物資を送っています。【石川県への救援物資】・パン2千個・ペットボトル水2ℓ5760本・カイロ4万2100個・生理用品5454個・おにぎり4千個【富山県への救援物資】・パン450個【新潟県への救援物資】・ペットボトル水2ℓ1200本【医療従事者への救援物資】・栄養補助食品5400個パンやおにぎりなどの食料、水、生理用品など被災地に必要な物資を届けている、ローソン。また、被災した人々の手当てのために働き続けている、医療従事者には栄養補助食品を送っていました。そのほかにも、ローソンでは現地での早期営業再開を目的に、本部社員による『現地応援隊』を結成し順次派遣をする予定だといいます。生活用品などを購入できる、コンビニの営業再開を、待ち望んでいる人は多いでしょう。同月5日には、追加で救援物資を配送することを発表。さらに、同月6日午後より被害の大きい石川県七尾市において、移動販売を実施することを決定しています。新潟県から移動販売用の車両を運び、おにぎり、ベーカリー、即席麺、ペットボトルの水などの即食性のある商品を中心に販売するそうです。ファミリーマートやセブン‐イレブンにおいても同様に、救援物資の配送などが行われています。また各社、全国の店頭で順次、被災者支援のための募金を始めているそうです。被害に遭った人々に支援が行き届き、いち早く日常を取り戻せるよう、それぞれができる協力をしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日1月4日、河野太郎デジタル大臣(60)が能登半島地震をめぐり、被災地で有効なマイナンバーカードの利用方法を伝える投稿をXで行った。しかし、ネットではその指南が波紋を呼んでいる。1日に発生した能登半島地震は最大震度7を記録し、日本海沿岸などで大津波警報が発令された。亡くなった方々や安否不明となっている人たちの数が日に日に増えていくなか、河野大臣は4日にXを更新。そして《能登半島地震において被災されたすべての方々に心よりお見舞いを申し上げます》と前置きすると、こう呼びかけた。《マイナンバーカードをお持ちの方は、スマートフォンからマイナポータルにログインすることで、御自身の過去の医療情報を確認し、普段飲んでいる薬の情報を避難所等で医師と共有することができます》さらに《スマホにマイナンバーカードを搭載した方は、マイナンバーカードを読み取らなくてもマイナポータルから御自身の過去の医療情報にアクセスし、薬の情報を共有することができます》と続けている。河野大臣のポストに対して、《マイナポータルってそんな機能もあるんですね》《急だったから、スマホやカード類の貴重品は持ち出しても、お薬は持って出るのを忘れることがあるし、日数が経てばお薬が無くなるから、こういう時こそマイナカードですね》《カード本体がなくてもアカウントさえあれば必要な情報が手に入る。やっぱりデジタル化はどんどん進めるべきだよなぁ》と、活用法に納得する人も多い。いっぽうで、河野大臣の投稿に対して否定的な声も。河野大臣はスマホを通してマイナンバーカードやマイナポータルを災害時に利用する方法を伝えているが、いまだ石川県内では電波の状況がよくない地域が存在するためだ。総務省は、5日7時の時点でNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクでは七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町で、楽天モバイルでは七尾市、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、宝達志水町の一部で通信障害が発生していると発表している。また、北陸電力は5日の午前10時点で、石川県内でおよそ2万7200戸が停電していると発表。復旧の目処は立っていないという。そのため、河野大臣の投稿を疑問視する声もこう上がっている。《被災された方にそんな余裕があるとは思えず、電波も電源もない中どうしろと?》《お薬手帳は紙でも電子でもありますから…反映も即時ですけど…電気、通信網が確保できていないと利用できないですよね…》《被災で停電が長引いた場合、当面はアナログ手段しか使えなくなります。そういう時の為にも、アナログ手段も残す方法を検討して頂けないでしょうか》そもそもこの投稿自体、電波が入った状態でないと確認できない可能性が高い。災害時の通信、電力の問題は、マイナンバーカードの非常時の活用における今後の課題となるだろう。
2024年01月05日1月1日に発生した石川県の能登半島地震。発生から72時間以上経った後も、多数の行方不明者がおり、予断を許さない状態が続いている。こうした震災などの災害時に、被災地の情報やニュースなどを伝える有効な手段の一つとして知られているのがSNS。しかし、なかには虚偽の情報を流すなど悪用する者もおり、かねて問題視されてきた。岸田首相は1月2日に開いた記者会見で、SNS上で救助を求める虚偽の情報が拡散されているとして、「悪質な虚偽情報は決して許されず、厳に慎んでもらう必要がある」と注意喚起した。そんななか、ラッパーの呂布カルマ(40)も“怒り”をあらわにしたのだが……。地震が発生した直後の1日、呂布はXに《正月気分一発で吹き飛ばしやがったな》と投稿。続けてこう投稿したのだ。《火事場泥棒は殺してもいい》災害に乗じて犯罪行為などをする人に対しての怒りを表明したものだと思われるが、“殺してもいい”というあまりにも過激な物言いにリプライ欄などでは批判の声が殺到。《そんなわけ無い。司法が刑罰を決めれば良いだけ》《関東大震災みたいになりそう》《感情に基づいて私刑を認めるとコミュニティは崩壊します次に訪れるのは「あいつは怪しい」と思った人間を弾劾しリンチし虐殺に至る。歴史が証明しています》《暴力の煽動で通報した》また、ヒップホップ黎明期から活動してきたヒップホップミュージシャンの高木完(63)もこの投稿に、《残念だ。本気の発言ですか?映画福田村事件は見ましたか?》と関東大震災で起こった虐殺事件を題材とした映画を紹介した上で、リプライ。しかし、呂布は《観てません。本気でそう思っています》と返答。別の投稿でも《何十年も前の当たり前を今の感覚で批判して何になるんだ》と綴っており、批判を意に介していない様子。なお、呂布のこの投稿には、X上で誤解を招く可能性があるものにユーザーが協力して補足情報を書く「コミュニティノート」がつけられており、《Xはポリシーにおいて暴力の扇動・賛美を禁止しています。 このような短絡的な暴力礼賛から、過去にヘイトクライムが起こったことに留意が必要です。日本国憲法は、何人も正当な手続き無しに自由を奪われない権利を保証しています》と書かれていた。
2024年01月05日お笑いタレントのビートきよしさんが、2024年1月3日にX(Twitter)を更新。同月1日に石川県内で最大震度7が観測された、令和6年能登半島地震に関するコメントを投稿し、注目を集めています。何もできず歯がゆい人に、ビートきよしがメッセージ元日に大地震が発生してから、多くの人が胸を痛め、自身にできることを探しているでしょう。芸能人や企業は早急に行動を起こし、高額な寄付や、大量の支援物資の運搬などを行っています。一方で、一般の人々は芸能人や企業並みの動きは難しいもの。人によっては、十分に貢献できない状況に無力さを感じているかもしれません。そんな人々に向けて、ビートきよしさんは次のように語りかけています。いま個人があっち行ったら迷惑だし信用出来るところに義援金送るのが一番だけども何にも出来なくて歯痒い人は普通に生活して経済動かし続けるんだよ #こっちが弱っていたら助けられなくなる — ビートきよし with M (@kiyopon1231) January 3, 2024 優しすぎる人は苦しんでる人居るのに自分は普通にしてちゃいけないって思うんだろうけど頑張って普通に暮らしてください #頑張れ日本 — ビートきよし with M (@kiyopon1231) January 3, 2024 災害の発生後は「普段通りの生活を送ったら、被災地の人々に悪いのでは」と自粛ムードになる傾向があります。しかし、ほかの地域の人々が普段通りの暮らしを続けることで、間接的に被災地の助けになることもあるでしょう支援の形は多様だと気付かせてくれる考え方は、反響を呼びました。・ごもっとも!稼がなければ寄付もできない。・正論ですね。自分にできる範囲で、アンテナショップにある被災地の物産品を買おうと思います。・救助の人手を奪わないよう、事故や事件を起こさずに過ごすことも、ある種の後方支援。・師匠の言葉を胸に刻み、みんなが戻って来る『日常』ってやつを守りたいです!「頑張って普通に暮らしてください」という、ビートきよしさんの言葉は多くの人に届いた様子。自分たちにできる範囲の支援をコツコツと続けて、復興を支えていきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。休館情報イオンシネマ新潟西【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()J-MAX THEATER 上越【休館期間】1/3(水)休館→再開公式サイト()イオンシネマ金沢フォーラス【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()イオンシネマ金沢【休館期間】1/1(月)~当面→12日(金)より再開公式サイト()シネマワールド金沢【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()シネマサンシャインかほく【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()イオンシネマ新小松【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()J MAX THEATER とやま【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()TOHOシネマズ ファボーレ富山【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()ほとり座【休館期間】1/1(月)~当面※1/4(木)再開公式サイト()TOHOシネマズ 高岡【休館期間】1/1(月)~当面→再開公式サイト()※他にも中止・延期する公演がありますので、公式サイトなどでご確認下さい。■チケットぴあからのお知らせは こちら()Informationそのほか能登半島地震に関する政府機関からの最新情報はこちらをご参照ください。令和6年能登半島地震の地震活動と防災事項ポータルサイト⇒ こちら()
2024年01月04日最大震度7を記録した能登半島地震。1月1日の午後4時10分ごろに地震が発生すると大津波警報が発令され、日本海沿岸の石川県珠洲市や七尾市などの各地で津波が観測された。4日午前10時現在で78名の死亡が確認され、同日午前11時時点で51名の安否がわかっていない。新年早々に発生した大災害によって、日本中が不安に包まれたなか、その対応に賞賛の声が集まったテレビ局が。それは、兵庫県を主な放送対象地域とする「サンテレビジョン(以下・サンテレビ)」だ。本社は神戸市に位置する。地震発生当時、兵庫県北部にも津波警報が発令されたが、サンテレビは事前収録していた映像を使用して、多言語で避難を呼びかけたのだ。映像では、津波警報の発令された地域を図で示していた。そしてアナウンサーが日本語で「兵庫県内に津波警報が出ました。命を守るため、今すぐ逃げてください。できる限り、高いところに逃げてください」と言うと、同内容を伝える手話と日本語字幕が。それに続いて英語、韓国語、中国語、ベトナム語、ネパール語、タガログ語、ポルトガル語と、7言語の話者が避難を呼びかけた。また話者は、紙に書いたそれぞれの言語でも避難を呼びかけており、耳が聞こえない人にも伝わるようになっている。さまざまな国にルーツを持つ人たちのために、事前に準備していた動画で津波警報を伝えたサンテレビ。その用意周到さに、X上では賞賛の声が相次いだ。《サンテレビすごい、手書きのテロップを各言語のネイティブが読み上げて避難を呼びかけてる。音が聞こえない人もこれは助かるのでは?》《サンテレビが、不安を煽らず、事前撮影したネパール語・タガログ語・ベトナム語・ポルトガル語などで、津波警戒と避難案内を淡々と放送してて、感心しまくってる》《これを被災直後に原稿準備して多言語で収録するのは大変なので、予め作っておくというのは素晴らしい対応ですね》そこで、本誌はサンテレビにこの取り組みを行った経緯について話を聞いた。すると広報担当者は、「弊社は阪神淡路大震災の被災局です」といい、こう続けた。「神戸市長田区には、さまざまな国籍のMCをたくさん抱えていらっしゃるFM局があります。その局は阪神淡路大震災の当時、多言語で情報を提供していました。神戸は国際都市で、たくさんの国の方々がお住まいです。そこで、『ラジオだけでなくテレビでも必要な対策だ』と考え、映像を用意していました」(以下・カッコ内は広報担当者)この映像が収録されたのは、1年ほど前のことだという。「弊社は’21年に新社屋に移転しまして、放送機器が緊急対応しやすくなりました。これまでは機器が複雑だったため、緊急放送に切り替えるには技術を持った人が必要で、それほど多くない人数で運営している弊社にとって困難を伴うこともありました。ですが、移転の際に『災害に強い社屋に』というテーマがありましたので、比較的わかりやすい操作で緊急対応できるようシステムが変わりました。そこで津波警報用の映像を作成し、昨年の春頃にやっと完成しました。今では『備えがあって、本当に良かった』と思います。今後、反省点や『もっとこうしたほうが良いな』という改善点が出てきた場合、内容を更新していていけたらと考えております」そして、広報担当者は「私自身としては、Xでの皆さんの『とても良かった』というご意見は拝見させていただいております」と明かした。誰も取り残さない避難放送の裏には、過去の大震災の教訓があったのだ。
2024年01月04日2024年1月1日、石川県能登地方を震源とする大きな地震が発生しました。被災地支援を行う一般社団法人『Think The DAY』の代表である、タレントの紗栄子さんは、地震の発生を受け、同月2日に支援金の寄付ページを公開。同月3日に、すでに支援金が集まっていることを報告し、協力した人々に向けた感謝のメッセージをInstagramでつづりました。その際、個人の災害ボランティア活動に関して、ある注意を呼び掛けています。紗栄子、個人の災害ボランティアについて呼び掛け石川県では、同日時点で個人によるボランティアの募集は行っていません。しかし、被災地の惨状をニュースなどで知って心を痛め、居ても立っても居られないという人も、中にはいることでしょう。紗栄子さんは、そのような気持ちに寄り添いながらも「情報がない中、すぐに現地に向かうべきではない」と発信しました。未だ被害の全容が見えない中、自衛隊や災害救助隊の皆様が行方不明者の捜索や救助活動に当たられております。1人でも多くの命を救えるように、人的被害が出ている災害に関しては、行方不明者の捜索や救助活動の妨げにならないためにも、そして二次災害に遭う可能性も非常に高いため、情報がない中ですぐに現地に向かうべきではありません。特にTVなどで映像が流れている被災地に車で向かうと、現地で渋滞が起き、自衛隊や消防車、支援物資輸送車やインフラ復旧のための緊急車両の通行の妨げとなってしまいます。被災されたかたたちの為にすぐに災害ボランティアに行きたいという気持ちは痛いほどよくわかりますが、個人の皆様の現地入りは今はどうかお待ちになってください。saekoofficialーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る SAEKO♡(@saekoofficial)がシェアした投稿 災害時には、ボランティアによる人手が必要になります。しかし、ボランティアの受け入れ態勢が整っていない中、個人の判断で被災地に向かうことは、二次災害などの混乱を招きかねません。救助活動の妨げになる可能性もあります。そのため紗栄子さんは「現地に必要な活動を、必要な時期に行うことが被災地では役に立ちます」と、呼びかけたのです。なお『Think The DAY』は、被災地から支援物資の要請が入ったため、現地へ向かう準備をしているとのこと。紗栄子さんの投稿には「迅速に動いてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」「現地へ行かれるんですね。どうかお気をつけて」などのコメントが寄せられていました。令和6年能登半島地震に関する災害ボランティアの募集情報などがあった場合は、石川県のウェブサイトでアナウンスがあるとのこと。「現地で力になりたい」と考えている人は、まず自治体のウェブサイトなどで最新の情報を確認するようにしましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日2024年1月1日に発生し、家屋倒壊や大規模火災などの被害が確認された、令和6年能登半島地震。停電や断水などライフラインに多大な影響があり、支援物資の不足も叫ばれています。状況を受け、生活用品メーカーとして知られるアイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリスオーヤマ)は、被災地支援を決断。ひっ迫した被災地の状況を考慮し、同月3日に第1弾として被災地で必要とされている以下の支援物資を、宮城県にある角田工場から出荷することを発表しました。・500㎖の『富士山の天然水』1440本・使い捨てカイロ1万1520枚・ブルーシート100枚・簡易トイレ48個また、行政機関からの要請に応える準備も進めているとのこと。アイリスオーヤマの行動に、ネット上では称賛の声が続出しています。・企業としての格が高い。・続々と企業から被災地に支援が…みなさまありがとうございます!・低体温や水分不足は命に関わりますからね。さすが、動きが早くて的確。・被災地のみなさんに、支援物資が行きわたりますように。・アイリスオーヤマさんの商品、使いやすくて大好きです。商品を買って、被災地支援の活動を支えます!2011年に発生した、東日本大震災の被災企業である同社。被災の苦しみを理解しているからこそ、各所で発生する災害に支援物資の提供や義援金の寄付などを行い、復興に貢献してきました。被災した人々が少しでも早く日常を取り戻せるよう、多くの人と企業が協力しています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日2024年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震。石川県能登地方を震源とし、日本海側を中心に多くの地域から家屋倒壊や地割れなどの被害が報告されています。地震が起こったのが元日であったため、被害のあった地域に帰省や旅行をしていた人々も被災したほか、移動中の新幹線が立ち往生し、車内で長時間過ごす人も相次ぎました。ジョージアの駐日大使一家が新幹線で一泊ジョージアの駐日大使ティムラズ・レジャバ(@TeimurazLezhava)大使は一家で石川県金沢市に旅行するため、子連れで新幹線に乗っていたところ、地震により緊急停車。車内で1泊することになりました。その時の状況を、X(Twitter)に投稿したところ、大きな反響が上がっています。レジャバ大使は地震が発生して2時間ほど経った18時51分に「新幹線の中です。停車したまま復旧の目処は立っておりませんが、通信状況もあって元気です」と報告。家族の写真とともに「安全を第一に、被害を受けたり救出を必要としていたりする地域を優先していただきたい」とつづっていました。その後、車内販売のソフトドリンクが売り切れてしまっていることを投稿。また、食料をほとんど持ってきていなかったため心配をしていたそうですが、なんと幸運にも『皇室よりたまわったお弁当』を持っていたといいます。旅行に出発する前、皇居で行われた行事『新年祝賀の儀』に出席していたレジャバ大使。その際、配られたお土産の『おせち弁当』を持っていたため、子供たちのお腹を満たすことができたのです!大人は多少我慢ができても、子供がお腹をすかせたまま何時間も狭い車内で過ごさなければならないのはつらいことでしょう。レジャバ大使は「表現のしきれないありがたい気持ちでいただきます」と感謝を示しました。結局、一家が乗っていた新幹線は最寄りの駅まで走った後、運転見合わせとなり、駅の周りのホテルも満室だったため、そのまま車内で一泊することになったそうです。駅近くのコンビニエンスストアに行った際、まだ幼い娘さんは雪を少しだけ見ることができ、嬉しそうにしていたといいます。本来は旅行先で雪を楽しめるはずでしたが、予想外の展開に見舞われてしまった、一家。車内で夜を明かした後は新幹線から下りて臨時バスで長野駅へ向かい、無事に東京に帰ることができたそうです。レジャバ大使は、駅員や周囲の乗客の温かい心遣いや、速やかな対応に感謝をつづるほか、被災地に向けてお見舞いのコメントも発信しています。ご報告です。東京に戻ってきました。日本列島を脈打つようにしてつなげる新幹線という一本の線の上でほぼ24時間を過ごしました。その際、多くの方に心こもったお言葉をいただきありがとうございます。震災によって今なお苦しむ方に心よりお見舞い申し上げます。一連の投稿には、多くの励ましの声などが寄せられていました。・小さな子供たちもいて大変でしたね。無事で何よりです。・子供たちも長時間よく頑張った!またいつの日か、旅行のリベンジができるといいね。・皇室のおせち弁当が非常食になるとは…!家族を空腹から救ったなら、皇室だって本望なはず。・戻って来ることができて本当によかった。ゆっくり休んでください。楽しい旅行の予定が一変してしまったレジャバ大使一家。しかし、周囲への感謝の気持ちを忘れず、被災者を気遣う投稿は人々の心に残ったようです。被災地では、先の見えない状況の中で大変な想いをしている人たちが多くいます。被災者が暖かい場所で無事に過ごすことができ、これ以上の被害がでないようにと願ってやみません。[文・構成/grape編集部]
2024年01月03日