中川政七商店の創業300周年記念イベント「大日本市博覧会 工芸と遊ぶ五日間-東京・岩手・長崎・新潟・奈良-」の東京博覧会が1月13日から17日まで、東京ミッドタウン イベントスペース アトリウムで開催される。同博覧会は、中川政七商店が掲げるビジョン「日本の工芸を元気にする!」を実現するため、まずはより多くの人に工芸を身近に感じてもらいたいとの思いから東京、岩手、長崎、新潟、奈良で開催されるもの。工芸の「作り手」と「使い手」が出会える場である会場では、工芸に触れ合うなど五感を使って楽しめる展示やイベントが用意される。13日から開催される東京博覧会には、五地域共通で実施する工芸ショップやワークショップに加え、プラントハンターの西畠清順とコラボした工芸と植物の新ブランド・花園樹斎の限定ショップが出店し、初お披露目される。また、“食と工芸”のコラボレーションとして、ABCクッキングスタジオと中川政七商店の料理レッスン「日本の伝統×食を学ぶ和の道具で作るごちそう和菓子」が開催される(1月13日から2月29日まで。価格は5,000円で要申込)。さらに東京博覧会限定商品として、福井県鯖江の漆淋堂による汁椀セット「茅乃舎御用達汁椀セット」が3色で展開され、汁や(茅乃舎東京ミッドタウン店)にてオリジナルメニューも販売される。この他、日本各地の工芸を楽しく学べるゲーム盤「日本工芸版モノポリー」の発売を記念し、購入者を対象としたイベント「世界チャンピオンが教える日本工芸版モノポリー大会」を、17日13時から18時まで実施。さらに博覧会会期中には、同モノポリーに登場する工芸品で、限定200個の「東京 江戸切子グラスセット(麻の葉文 無地)」(1万2,000円)や、限定50個の「長崎 波佐見焼 HASAMI BLOCKMUG 麻の葉手書き染付」(6,000円)などの先行販売も行われる。また、13日から15日には元サッカー日本代表中田英寿をはじめ、中川政七商店と工芸を共通言語に繋がる、各界の著名なゲストを招いたトークショーも開催されるほか、15、16日に九谷焼の上出長右衛門窯のブランド・クタニシール(KUTANI SEAL)を使用した世界で一つしかない九谷焼作りと、福井県鯖江の漆琳堂8代目・内田徹を招いた漆塗りワークショップも実施される。また、「中川政七商店街」として、通常店舗とは別に特別な「中川政七商店」も出現。こちらでは300周年を記念して企画された、「六角形 徳利・猪口」(5万円 50セット限定)や、「粋更kisara 小さなハートピンバッチ」(3,000円から3万3,000円 全種合計300個限定)など様々な記念商品も販売される。東京博覧会を終えたその後は、5月3日から5日まで岩手の岩手公会堂、9月22日から25日まで長崎の旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂、10月6日から9日まで新潟の三条ものづくり学校、11月1日から6日まで奈良の奈良公園 浮雲園地へと会場を移し、全国を巡回する予定となっている。
2016年01月11日1716年創業の奈良県の老舗、中川政七商店は、2016年に創業三百周年を迎える。これを記念し、限定商品の発売や新ブランドのデビュー、初の路面店のオープン、そして全国5都市での大日本市博覧会の開催など、今年、さまざまな企画やイベントを展開していく。1月13日(水)には、中川政七商店の屋号を掲げる初の路面店「中川政七商店 表参道店」がオープンする。長坂常氏(スキーマ建築計画)が手掛けた店舗内では、「遊 中川」「中川政七商店」「日本市」などの自社ブランドをはじめ、日本各地の工芸メーカーが集まる「大日本市」のパートナーブランドの商品約1,000アイテムを取りそろえるなど、日本の工芸に触れたり、体感できる空間を提供する。表参道店オープン同日の1月13日(水)から17日(日)までの期間には、東京ミッドタウン アトリウムを会場に、工芸の「作り手」と「使い手」が出会える場「大日本市博覧会」が開催される。産地ならではの工芸と出会い、学び、体験し、五感を使って楽しめる展示やイベントが展開される同博覧会は、これ以降、岩手、長崎、新潟、奈良の全国5都市を巡回する。「大日本市博覧会」東京博覧会の目玉は、プラントハンター西畠清順氏が代表を務めるそら植物園と生み出す植物の新ブランド「花園樹斎(かえんじゅさい)」のデビューだ。西畠氏が世界中からセレクトした草花や多肉植物、サボテンなどの植物を、中川政七商店が全国各地の工芸メーカーと共同開発する植木鉢とともに提供。日本の園芸文化を新しいかたちで発信する。また「食と工芸」をテーマに、ABCクッキングスタジオや久原本家グループ(茅之舎)とのコラボ企画や、各界で活躍する4氏、プラントハンター西畠清順氏、山田遊氏(バイヤー、method代表)、中田英寿氏(元サッカー日本代表)、水野学氏(クリエイティブディレクター、good design company代表)をゲストに迎えてのトークショーなどが行われる。そのほか、三百周年記念商品も多数販売される。日本の工芸の懐かしさと新しさを同時に感じることができるアイテムの中から、お気に入りを探し出してみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2016年01月04日享保元年(1716年)に奈良晒の問屋として創業した株式会社中川政七商店(代表取締役十三代 中川淳)が来年で創業300年迎える。これに際し、11日東京ミッドタウンで記者会見が行われ、十三代・中川淳が「三百年の感謝と百年の決意」を込め、周年を記念して製作された商品やイベントについて発表した。会見会場で一際目を引いたのが2頭の鹿のオブジェ。1頭は、日本文化の温故知新の精神を表現すべく、一刀彫に漆、印伝、べっ甲など奈良の伝統工芸を駆使して製作された“旧”の鹿。もう1頭は最新のデジタル技術を使い、名和晃平を中心としたクリエーターが集う・サンドイッチ(SANDWICH)が製作した“新”の純白の鹿だ。この2頭の鹿は、来年1月の東京ミッドタウンを皮切りに全国5都市で開催される「大日本博覧会」の5会場を巡回する。大日本博覧会について中川は「工芸はまだまだニッチな領域。だからこそ、多くの人が工芸に触れる“きっかけ”を作りたいと考えた。そして、工芸が地元の人の“誇り”になれば」と同博覧会開催の意図を述べた。来年1月13日から17日に東京で開催される「大日本博覧会」では、プラントハンター西畠清順と同社の協業で誕生する植物ブランド「花園樹斎(かえんじゅさい)」がデビュー。期間中開催されるトークイベントには、中田英寿や水野学らが登壇する。その他にも、松岡正剛監修で工芸の歴史を屏風絵で紐解く作品や、中川本人も好きだというボードゲームで、国内の産地や工芸品が登場する「日本工芸版モノポリー」も製作中だ。遊 中川、大日本市などの自社ブランド運営の他にも、業界特化型経営コンサルティング、メーカーの流通サポート、茶道具の製造・卸など様々な業態を手掛ける同社だが、その根底に流れるのは「日本の工芸を元気にする!」という熱意。中川はこれからの100年を見据え「2025年には年商100億も視野に入ってくる。今後は工芸を起点にしながらも、工芸×観光、工芸×イベントといった本質的な工芸の価値を伝える事業にも力を入れていきたい」と述べた。
2015年11月11日東海汽船は10月26日、創作レストラン「鼈甲鮨 BEKKOUZUSHI」を竹芝客船ターミナル内(東京都・竹芝)にオープンした。同店で提供するのは、伊豆大島の郷土料理として知られる「べっこう寿司」。このほど行われた試食会で、その伝統の味を体験してきた。○伊豆大島で受け継がれる味を東京でべっこう寿司は、伊豆諸島近海で水揚げされる新鮮な白身魚を「唐辛子醤油」に漬け込んだピリ辛のすし。唐辛子醤油とは、醤油に青唐辛子を漬け込んだもので、伊豆大島の各家庭にある定番の調味料だという。漬け込んだ白身魚が"べっこう色"に輝くので、この名前が付けられた。同店で提供するのは、べっこう寿司7貫と5種類の惣菜が一緒になった「べっこう寿司+創作やさい惣菜5種」(税込1,000円)と「蒸しいなり寿司(ぴり辛)」(税込180円)の2種類。エキストラ・バージン・オリーブオイルでコーティングされたべっこう寿司は、きれいなつやがでていた。側面には、伊豆大島でとれたアシタバの青葉が巻かれている。口に含むと、唐辛子醤油の風味がふわりと広がった。ほのかに青唐辛子の香りがするが、決して辛くない。また、白身魚の淡泊さと醤油が合わさったうまみがあった。今回食べた白身魚はマダイで、日によってキンメダイやメダイが使われるという。ご飯には「梅ゴマ酢飯」を採用しており、華やかですっきりとした香りが後に残っていた。5種類の惣菜は、同店のメニューを監修している家庭料理研究家の沙希穂波さんが考案した、「かぼちゃサラダ」「和風ラタトゥーユ」「ひよこ豆のフムス」「トマトの天ぷら」「にんじんとオレンジのラパ」の5種類。季節ごとにテーマが決められており、今回は「夏の終わり」をイメージしたという。○いか釣り漁船をイメージした店内入店してすぐに、足元から天井まで、空間を区切るように張られている白いロープが目に入る。たゆまないようにしっかりと張られたロープは、空間を広く見せるためだという。天井からは電球が均一に垂らされており、店内をいか釣り漁船に見立てたとのこと。同社旅客部広報宣伝グループの柳場厚グループ長は、「この店は、伊豆大島の魅力を発信する基地です。全国の方に来店していただき、この竹芝フェリーターミナルから、伊豆大島行きの船が出ていることをお知らせできればと思っています。ここが伊豆諸島の玄関口だと発信して、多くの方に伊豆大島に訪れるきっかけを与えられたらいいですね」と話した。さらに同店では11月1日より、べっこう寿司と「レモン生姜(ガリ)」、大島の自然塩としそで煮た「塩こんにゃく」、大島のお菓子を詰めた「島島弁当」(税込700円)を持ち帰り専用で販売開始する。※情報は2015年10月取材時のもの
2015年10月28日宮城県大崎市の岩出山中心商店街で9月12日~13日、同地域で若かりし頃過ごした伊達政宗にちなむ「第52回 政宗公まつり2015」が開催される。○「伊達武将隊」も登場同イベントは、戦国大名・仙台藩主の伊達政宗公が仙台城へ移る前の12年間、同地域に住んだことにちなみ、また、昭和39年(1964)に仙台城の「政宗公平和像」が岩出山城跡に移されたことを契機に始められた。12日に開催される「宵まつり」では、スポーツ少年団、伊達神輿会による「みこしパレード」や岩出山地域女性団体、遊美YOSAKOIおどり隊などが参加する「おどりパレード」などが行われる。13日に開催される「本まつり」では、同地域各団体による神楽、太鼓演奏、豊年田の草踊りのほか、同祭りのみどころである騎馬武者・甲冑武者隊・若武者隊・自前甲冑隊が街を練り歩く「伊達武者行列」が行われる。なお、行列には奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」が参加し、祭りを盛り上げる。開催時間は、12日が12時から21時(宵まつりは18時30分~21時)、13日は13時10分から17時(伊達武者行列は14時~16時)までとなる。
2015年09月09日パーソナルスタイリストという職業をご存じですか? 撮影のために服や小物を用意するだけでなく、その人の生き方にまで深くかかわり、その人本来の魅力が最も輝く服装を、本人自ら選べるように導く仕事だそうです。政近準子さんは、日本でその第一人者です。各界の女性管理職やビジネスエリート始め、イタリアでは貴族のスタイリングを担当するなど特異な経験をお持ちですが、驚くべきは、この15年間で2万人近い一般女性の服装を変え、ひいては、人生をも変えたというデータに裏打ちされたキャリアでしょう。そんな政近さんに、服にも人生にも迷いがちなアラフォー女性へのアドバイスを伺いました。美魔女さんたちが辛かったと、泣きながら駆け込んで来る実際、お会いしたらファッションチェックされちゃうのかな? とドキドキでしたがとんでもない! 慈愛に満ちて頼りがいのある美しい政近さんに、すっかり惹き込まれてしまいました。スタイリスト養成学校も経営する彼女のところには、20年以上のキャリアを捨ててまで、弟子入りしてくる40代の女性が多いとか。「このままで本当にいいのか? 人生の後半戦、自分を活かしたいなら清水の舞台から飛び降りるのか、現状維持か」と。そんな命がけで…と思いますが、人生は服選びそのもの、と政近さん。年齢を重ねることを怖れるアラフォー女性に対し、まず「年を取ることを受け入れるのが大事」と明言します。「若さにしがみつくのは、若くてキレイだった時の自分が最高だと思っていて、そこから遠のくのが許せないから。美魔女さんをがんばって続けていた人たちの中には、実は辛かった~っと、涙する方もいますよ。プチッと切れる時がやはり来るんですね」自分を知ること、客観視が第一歩政近さんいわく、その辛さは「何を着たらいいかわからくなっていることも原因の一つ」だそう。迷える子羊たちに、彼女はまず「あなたはどういう人ですか?」と尋ねるとか。そこで、自分の現状についてしか話せない方が多いのだそうです。日本の方はとくに…。「自分のルーツ、アイデンティティーを知らないことは、服選びにも支障をきたします。両親、祖父母、先祖にまで遡って、家庭で話し合ってルーツを探り、自分を知ること、これがすべての第一歩です。そして自分を客観視すること。そこから、あなたが着るべき服も決まってきます。服を選ぶとき、自分はどうなりたいか、少し先の未来を想像できることが重要なのですが、それにはまず過去を知らないとダメ。過去の自分のことを知らずして自分探しのしようもないんですね」と、政近さんは力説します。NHK『助けて!きわめびと』での、凄絶なスタイリング体験また、同じ40歳でも東京と地方ではまた環境が違う、と政近さん。5月9、16日に放映予定のNHK『助けて!きわめびと』という番組のロケで、山形県に住む48歳の主婦の方と出会ったそうですが、地方の方は結婚する時期が早く、40代で子供の手が離れた後、どうしたらいいかわからなくなってしまう女性が多いというのです。その女性は、「一生に、一度でいいからキレイと言われてみたい」と意を決して、番組に応募してきたとか。彼女のワードローブは、Tシャツ、アロハ、カーデガン、ジーンズだけ。政近さんは、ワードローブチェックを通して、なぜ、彼女がそうなっているのか、カウンセラーのように、家族との関係や本人の生き方にまで分け入って聞き出します。そして、おしゃれで美人な姉と常に比較され、華やかな服は似合わないと思い続けてきた “自己肯定感の低さ” に着目するのです。そして彼女に、今、着ている服が似合っているのか、似合いそうな服は何なのか、街角で多くの人に聞き取り、自分を客観視する。家族との関係を含め、どんな自分になりたいのか、どういう服を着たいのか徹底的にイメージするなど、様々な宿題を出していきます。こうした「荒療治」を経て、その女性は素敵に生まれ変わったそうです。「凄絶過ぎますか? 私にとっては、毎日がそうなんです(笑)」と政近さん。人を素敵にしようと思ったら、そこまで必要なのだと。人生は服次第!だと実感させられました。自分にふさわしい服を見極める “目” を養おうアラフォー女性ならば、洋服の価値やクオリティをチェックして、情報を頭にいれておくことも大切だと政近さんはいいます。「若い人向けのブランドも高級ブランドも、両方をチェックしましょう。また、高いから買わないと決めつけないで、クオリティ、着心地、自分に似合うかどうかをしっかりと吟味して、『これは高くても買うべきだ』などの判断ができないとダメ。金額やブランドじゃなく、自分の価値観で選ぶこと。それが知的ファッションなのです」と具体的なアドバイスも。50代に向けてどう生きるのか、お金をどう使うのか?自分のルーツ・過去を知り、自分を客観視して、自分に似合う洋服を選ぶ。自分らしいおしゃれをすることで気持ちもハッピーになり、自然と心のゆとりが生まれてきます。これは、ひいては周りの幸せにつながるのだそう。「お母様やお祖母様から引き継げるものはないか? 考えても見当たらない場合は、自分で作っていけばいいんです」そう言うと、よく「娘がいないから・・・」と言う方がいるそうですが、引き継ぐとは、単に服や宝石といった物質的なものだけでなく、家風、価値観、美意識などの精神的な部分も含まれるとか。自分の服選びについても、「30過ぎたら人のせいにしないこと」と政近さん。「自分にふさわしいものを見つけるために、もっと必死になるべきです」と語ります。「また、よく“自分にご褒美”という方がいますが、そうではなく、40代になったらもっと社会に貢献する考えを持ったほうがいいですね。みなさん、お金の使い方がちょっとおかしい。家族にも周囲にも気持ちいいように…と考えたほうが幸せになれると思いますよ」とニッコリ。歯に衣着せぬ、政近さんの力強いアドバイスは、アラフォー女性にとって心地よい刺激となるはず。ご出演される、NHK『助けて!きわめびと』~キレイと言われてみたい 前編/後編~ の放送がとても楽しみです。【政近準子さん プロフィール】パーソナルスタイリスト創始者 (有)ファッションレスキュー社長、パーソナルスタイリストプロ育成校 PSJ学院長。株式会社東京スタイル ファッションデザイナー出身。25歳でイタリアへ移住後、【その人を輝かせる服を提案できるパーソナルスタイリング】 の必要性を提唱。2001年に起業し、日本で初めてタレントやモデルだけではなく 一般の方にもスタイリングを提案。政治家 会社社長 管理職 起業家などの富裕層を主に顧客に持つ。国内最大のプロパーソナルスタイリスト所属事務所ファッションレスキュー全体では、延べ1万人以上をスタイリング。著書に、『働く女性のスタイルアップ・レッスン』、『「似合う」の法則』、『「素敵」の法則』、『一流の男の勝てる服二流の男の負ける服』、『人生は服、次第。』、『チャンスをつかむ男の服の習慣』がある。 NHK『助けて!きわめびと』「キレイと言われてみたい 前編/後編」【放映日時】2015年5月9日(土)、16日(土) 午前9時30分~9時55分 NHK総合ひとつの道をきわめた“きわめびと”が、視聴者からのお悩みに応える番組。1万人以上を顧客にもつパーソナルスタイリストの政近準子さんは、本人すら気づいていない「キレイ」を引き出す“きわめびと”。「服が人生を変える」をモットーに、「いま、似合う服より、未来のなりたい自分に似合う服を選ぶ」ことで、自分自身を変えていくことが本当のキレイを生むと説く。そんな政近さんにお悩みを寄せたのは、「一生に、一度でいいからキレイと言われたい」という山形の主婦だった。【司会】三宅裕司、松嶋尚美、一柳亜矢子アナウンサー(NHK大阪)【出演】パーソナルスタイリスト 政近準子【ナレーション】本上まなみ
2015年05月07日東京都・竹芝のGallery 916では、アムステルダムとニューヨークを拠点に活動しているオランダ人写真家 シャルロット・デュマの個展「ANIMA」を開催している。開催期間は12月28日まで(祝日を除く月火は休廊)、開場時間は11:00~20:00(土日祝は18:30まで)、入場料は一般800円、学生500円。同展は、現代社会における人間と動物の関係性をテーマに扱い、これまでに警察馬や救助犬、動物園で飼育されている動物など、さまざまなシチュエーションの動物を被写体としたポートレイト作品を発表してきたシャルロット・デュマの日本では初となる個展。米国兵士たちを埋葬するアーリントン国立墓地で、馬車馬として戦闘に駆り出されることもなくなり、兵士たちを永眠の場所へ運ぶという栄誉ある務めを粛々と行っている馬たちを捉えたシリーズ「ANIMA」より、大判プリント17点と映像作品1点を紹介している。また、個展に際してシャルロットは「人々の暮らしにおいて彼らが取り持っていた役割やその姿は、時代の移り変わりのなかで、徐々に消えてゆく運命にある。実用性の面でも、彼らは必要不可欠な存在ではなくなってしまった。しかし動物たちの存在は、その役割だけで語ることはできない。(中略) 私は、生存し繁栄するために寄り添う人間と動物、その間に存在する共存関係に魅かれる」と語っている。さらに、「アーリントンの馬たちを、彼らの仕事が終わったあとに一頭ずつ撮影した。私とカメラの前で眠りについてゆく彼らの無防備さと、彼らが意識を失い眠りに落ちてゆく様子を写し取った。馬たちと時間を共にしながら、私は彼らの最も親密でプライベートな瞬間に立ち会っているのだと感じた。覚醒とまどろみの隙間、夢と幻想のただよう空間のなかで」と、撮影当時の様子について振り返る。なお、「Gallery 916」は2012年に竹芝の鈴江倉庫にオープンした写真ギャラリー。写真家の上田義彦がキュレーターとなり、600平米もの広大なスペースを活用した新しい写真体験の場を創出している。
2014年12月22日東急不動産と鹿島建設は10月29日、東京都港区海岸1丁目(竹芝地区)の複数の都有地を約70年間の定期借地により有効活用する「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の概要を発表した。両社は2013年5月に同計画の事業者として選定され、同年9月に東京都と基本協定を締結し、その後、事業計画の検討を進めていた。同計画は、竹芝地区の中心に位置し、東京都立産業貿易センターの建て替えを民間施設との合築により行うことで官民連携の新たな産業振興とにぎわい創出を図る。また、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)と国内外トップ大学の連携による共同研究機関を設立し、日本のコンテンツ産業の国際競争力強化、産業育成や海外進出などに貢献するそのほか、浜松町駅方面と、海岸通りや首都高速道路で分断されている竹芝地区を歩行者デッキの整備により結ぶことで、エリア全体を回遊する歩行者ネットワークを強化する。
2014年10月30日関東・関西で居酒屋・カラオケ・インターネットカフェを展開するアクロスリングは、東京・港区(芝大門ABC館1Fから3F)に、「癒やしと健康」をテーマにしたカフェバー「Favorite Time Coffee(フェイバリットタイムコーヒー)芝大門スタンド」を10月18日、新規オープンする。同店では、全商品R(レギュラー)、L(ラージ)共に均一価格になっており、カフェ営業時間中のドリンクは390円と450円のみで構成されている。また、薬草茶の製造、販売などを行っている黒姫和漢薬研究所の「漢方バリスタ」が推奨する、健康茶リーフバーシステム「Cafe de 漢方」を提供。コーヒーなどの飲み物を注文すると、無料で健康茶を楽しむことができる。なお、パソコンや携帯の充電などが自由に使え、Wi-Fiも完備しているとのこと。17:30からはブリティッシュパブに業態がかわり、プレミアム商品も含め500円均一で販売。ピザやペンネ・スモークターキーレッグなどの食事や、竹鶴21年ハイボール、入手困難な芋焼酎「村尾」なども用意している。営業時間は、月曜日から金曜日が6:30から23:00(ラストオーダー22:00)、土曜日、日曜日、祝日が7:00から22:00(ラストオーダー21:00)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日