映画『くれなずめ』の公開記念舞台挨拶が15日に都内で行われ、成田凌、高良健吾、若葉竜也、藤原季節、目次立樹、松居大悟監督、トータス松本(主題歌)が登場した。同作は、松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化した。高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たち(成田凌、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、高良健吾)が、友人の結婚披露宴で余興(赤フンダンス)をやるべく5年ぶりに集まった様子を描く。久しぶりに出会った彼らは、その余興の後、“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。サプライズゲストの登場が発表されると、登壇者陣も「誰!? ハマケン(浜野謙太)さん!?」「荷が重くない!?」と騒然。主題歌を担当したトータス松本が登場し、会場は拍手に包まれた。14日で最終回を迎えた朝ドラ『おちょやん』ではヒロイン・竹井千代(杉咲花)の元夫・天海一平を演じた成田と、父・竹井テルヲを演じたトータス。共に"クズ"と話題になっていた役を演じ、成田は「今、日本で1番嫌われてる男2人が……」と苦笑し、2人は「嫌われたなあ〜」(トータス)、「お互い様ですね」(成田)と顔を見合わせる。同じく『おちょやん』に出演していた若葉は「僕は嫌われてないですけどね。おいしいとこだけもらって、小暮ロスをもらって」と一線を引いていた。朝ドラの撮影でも今作主題歌の話になっていたようで、成田は「トータスさんから『映画観たよ』と言われて、『どんな曲がいいと思う? 』と聞いてくれて。そこで『やってくるんだ』と思って、そのテンション感で『嬉しいです!』と言っていたんですけど、それがプレッシャーになってたとは……」と振り返る。トータスは「全然アイディアがなかったからどうしようと思って、こういうご時世やし、完成も先になりそうやったので、ぼんやりフェードアウトしたらいいと思ってたら、成田くんと仕事で会うことになって、スルーできないと思ったから」と説明。若葉も「僕はしつこいくらい『やってくれたらいいなあ』と言ってました」と明かすと、トータスも「『曲が出来た』と言ったら『僕がMVを撮りたい』と言ってくれて、前に(若葉が)撮ったMVを花ちゃんも知ってて、『よかった』と言ってたので、『撮ってくれや』と言ったら、『僕はいいけど松居さんがヤキモチ焼きますよ』って」と語る。若葉は「いつの間にかライバル関係になってた」と笑顔を見せた。
2021年05月15日コロナ禍で不安な気持ちやストレスを抱く人に向けて贈る、おやすみ前の大人向け・朗読放送「深夜文学」。シンガーソングライター藤原さくらによる『不思議の国のアリス』が、4夜にわたり配信されている。【動画配信】深夜文学「不思議の国のアリス」 チケット情報さまざまなジャンルの出演者が文学作品の名作を朗読し、オンラインにて配信するこの「深夜文学」は、昨年7月から8月にかけて石崎ひゅーいによる第一弾『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治 著)を配信。続く11月には、flumpool山村隆太による『星の王子さま』(サン=テグジュペリ 著)をお届けした。そして第三弾となる今回は、シンガーソングライターであり、役者としても活動する藤原さくらが『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル 著)を朗読している。本作は、好奇心旺盛な少女、アリスが不思議な世界を旅する姿を描いた、世界で愛される珠玉の名作。4月25日に配信された第一夜<たいくつな昼下がりのぼうけん>に続き、5月2日には第二夜<おおきくなったり、ちいさくなったり>が配信された。不思議な世界に迷い込んだアリスは、白うさぎを追いかけながら住人と話しているうち、自分自身もおおきくなったりちいさくなったり、不思議な体験を重ねていく――。深夜文学『不思議の国のアリス』は公開後、5月23日(日)までPIA LIVE STREAMにてアーカイブ配信されており、何度でも視聴可能だ。第三夜<トランプのクイーンさま>は5月9日(日)夜10時より配信スタート。通常の視聴券の他、第一夜~第四夜の通し視聴券、グッズ付き視聴券なども販売中。
2021年05月07日4歳のわが子を抱き、妻と歩いていたのは藤原竜也(38)だった。服装こそスニーカー、頭にサングラスという休日スタイルではあるが、目つきが鋭い。油断なく四方八方に目を配り、家族を守ろうとするその姿は、あたかもSP(セキュリティポリス)のようだった。デビューから24年、今年5月には39歳を迎える藤原だが、いまもハードなアクションをこなし続けている。テレビ局関係者はこう語る。「現在公開中の主演映画『太陽は動かない』ではスパイ組織のエージェントを演じており、高さ10mの橋の上から飛び降りるなど激しいアクションも見どころになっています。高所恐怖症だという藤原にとっては、かなり過酷な撮影でした。また3月まで放送されていた主演連ドラ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』は、いわゆる学園モノでした。しかし、生徒を守るために半グレ集団と闘ったりと、毎回のようにアクションシーンがありました」コロナ禍ということもあり、感染対策などで条件が厳しいロケが続くなか、藤原の活力となっているのが“家族の食卓”だ。■結婚8年でも冷めない夫婦生活彼自身はインタビューで次のように語っている。《休日はその日食べたいと思ったものを選ぶようにしています。とくに新型コロナウイルス感染症によるステイホーム期間中は、「今日の夕飯はなにを食べよう?」と家族で考えるのが楽しくて。おいしいものを食べるだけで、確実に疲れが解消されますし、精神的にもとてもいいですよね》(『家の光』3月号)藤原が家庭を持ったのは約8年前のこと。「’13年5月に、その年内に結婚することを発表しました。お相手は4歳年上の一般女性で、9年の交際を経ての決断でした。そして’16年6月に第1子が誕生しています」(芸能関係者)映画『カイジ』では缶ビールを頬に押しつけ、「キンキンに冷えてやがる!」と叫ぶ演技も印象的だった藤原。しかし結婚8年目を迎えている夫婦関係のほうは、まったく冷えていないようだ。本誌が一家を目撃したのは4月上旬。この日は、妻が知人宅らしき家に用事があったようだが、彼女を目的地に送り届け、その後、子供の相手を務めていたのは藤原だった。「’19年夏には、ハワイでのバカンスも目撃されています。その際も、奥さんが買い物中は、藤原さんがお子さんと遊んでいたそうです」(前出・芸能関係者)“休日は日ごろの恩返しを”、それが藤原の“家族の平和を守る”ためのルールなのだろう。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月23日広瀬すずと櫻井翔が共演する「ネメシス」の2話が4月18日放送。「KAT-TUN」上田竜也演じる星の“爆笑”に「かわいい」の声が殺到。また櫻井さん演じる風真の“カザラップ”も大反響を巻き起こし、サクラップとカザラップの両方がトレンド入りを果たしている。広瀬さん演じる美神アンナと、櫻井翔演じる風真尚希の凸凹バディが、探偵事務所ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決していくミステリー・エンターテインメントとなる本作。広瀬さん、櫻井さんのほか「ネメシス」社長の栗田一秋に江口洋介。80年代の香り漂う刑事の千曲鷹弘(タカ)に勝地涼。同じく刑事の四万十勇次(ユージ)に中村蒼。同僚の刑事、小山川薫に富田望生。大富豪の専属医・上原黄以子に大島優子。超職人気質な謎の道具屋、星憲章に上田さん。アンナの父、美神始に仲村トオル。神田水帆に真木よう子。大和猛流に石黒賢。美馬芽衣子に山崎紘菜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。磯子のドンファン殺人事件を解決したことでネメシスのもとには全国から続々と依頼が舞い込むように。そんななか、中学生=神谷節子(田牧そら)が事務所を訪ねてくる。児童養護施設「あかぼしの家」で共に育ったたった1人の兄=神谷樹(窪塚愛流)を探して欲しいというのだ。ラッパーを目指していた樹がよく出入りしていたクラブ「P.O.P」へ向かったアンナ、風真、栗田は、そこでオーナーの阿久津(渡辺大知)や、スタッフの木嶋(般若)らと出会い、話を聞く流れで始まったサイファー(フリースタイルラップ)にアンナも参加する…というのが2話のおはなし。「広瀬すずがドラマでサイファーやるなんて!」「広瀬すずめちゃめちゃサイファーうまいじゃん」などタイムラインが沸くなか、「おいサクラップどうした…!」と風真役の櫻井さんにも“ラップ披露”のリクエストが。その後、風真は樹が加わっている特殊詐欺グループの手がかりを求め星のもとに。初見のアンナに対し「信用出来ない。なんか面白いことやって」と指示する星に、アンナは“インドの●●”シリーズと、様々な動物のモノマネを披露していく。最初はくすりともしなかった星だが、“インドのトンボ”ネタに爆笑する。「インドのトンボに笑う星くんが可愛すぎる」「インドのトンボにツボって笑うとこ、天使」「爆笑する上田くん可愛すぎんか」など、その姿に“可愛い”という反応が続々。さらにラストでは風真もラップで樹を勇気づける…自らのラップを「カザラップ」と呼ぶ風真に「カザラップ何回もリピしちゃう」「カザラップの余韻が凄いな…」「サクラップ ならぬ カザラップ永久保存します」など、視聴者からは喜びの声が殺到。Twitterではサクラップとカザラップの両方がトレンド入りする事態となっている。(笠緒)
2021年04月19日藤原竜也が主演、柄本明が演出と出演を務め、松井周の書き下ろし脚本で話題沸騰となった舞台「てにあまる」。WOWOWで2021年1月5日(火)に生中継した舞台を4月18日(日)15:00から放送することが決定。その放送に先立ち、1月8日(金)の舞台を終えた後の藤原と柄本に直撃したインタビューが到着した。本作はある家族を描きながら、人間という動物のあらがえない欲望を見つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸田國士戯曲賞を受賞し、主宰する個人ユニット、サンプルで活動する劇作家の松井による書き下ろし。柄本も大きな信頼を寄せる松井独自の視点で、“どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶり出す。自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親子を演じ、心理的戦いを繰り広げる。そして、俳優として成長を続ける高杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由衣と、若手実力派キャストも集結。確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇に期待してほしい。■柄本明&藤原竜也インタビューーーお互いの印象をお聞かせください柄本:(舞台での共演は)これで2度目です。演出は初めてですけど。藤原:(柄本さんはけいこ場を)面白そうに見ていましたよ。演出して視界を広くして自分も出るというのは僕もやったことないし、大変なことやっているなと思いながら柄本さんのことを見ていました。楽しかったです。ーーけいこ場の雰囲気はどんな感じでしたか?藤原:柄本さんの演出は、的確にというか、自分が芝居的にはしってしまったり勢いづいてしまった時にうまく修正してくれますし、難しい台本だったので柄本さんが僕ら役者を救ってくれた感じです。この難しい本に対して、俳優という立場で僕らを導いてくれたのはうれしかったです。柄本:難しい本でした。(藤原を指して)この人で救われましたよ。この人じゃないとダメだったね。とにかくスピードがある。藤原竜也という人を見ていて思うのは、「あ、藤原竜也なんだな」ということがものすごく刻まれます。ーー本作は松井さんの書き下ろしです。台本を最初に読んだ時の感想は?柄本:松井さんとは初めてで何度も話したし、うちのけいこ場にも来てもらい芝居も見にきてもらいました。僕はいつもそうなのですが、人が書いているものだからわからないですよ。それは、松井さんの本でなくても。それと、スマートフォンが芝居に出てくるとか世代を感じたかな。ーーお気に入りのシーンやセリフは?藤原:僕が最後に柄本さんにスマートフォンを渡すとき、心の中で「今日も1日終わりました」と言っていました。そこですね。柄本:まだまだ僕なんかせりふが言えていない感じだから、たまに何回かやっていて自分が思わなかった声に出会うとうれしいですね。【番組情報】舞台「てにあまる」放送・配信日:4月18日(日)15:00より、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドにて放送&配信収録⽇:2021年1⽉5⽇収録場所:東京 東京芸術劇場 プレイハウス<スタッフ・キャスト>脚本:松井周 / 演出:柄本明出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明番組URL:
2021年04月12日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)のエイプリルフールビジュアルが1日に公開された。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。エイプリルフールビジュアルでは、鳩の姿が全面に出され、同作が「鳩と人間の長きにわたるベランダの闘争を描いた、バトルエンターテインメント」として登場。自宅のベランダに勝手に巣を作る鳩、騒音をまき散らす鳩、単純に目が怖くて可愛くないなど、人類が長年悩まされ続けてきた鳩による攻撃に人類が立ち向かっていく様を日本映画史上最大のスケールとアクションで描いた……という紹介がされている。主演の藤原は数多の鳩を撃退してきた伝説の鳩撃退師・津田伸一となり、鳩の謎を長年追い続けるジャーナリスト・鳥飼なほみを土屋太鳳 、ある日愛する妻を鳩に奪われた男・幸地秀吉を風間俊介、実は鳩好きの女・沼本を西野七瀬、鳩が人間界に送り込んだ刺客・倉田健次郎を豊川悦司がそれぞれ熱演。鳩と人類の長きにわたる因縁に隠された衝撃の過去、世界征服を目論む鳩の陰謀、人類は鳩に勝利しベランダの支配を取り戻すことができるのか? そして鳩の世界征服は阻止できるのか? といった、エイプリルフールならではの内容となった。
2021年04月01日「KAT-TUN」上田竜也が新ドラマ「ネメシス」に出演することが決定。広瀬すずと櫻井翔が演じるアンナと風真のいるチームネメシスの新メンバーとなり、“アニキ”と慕う櫻井さんと初共演を果たす。本作は、櫻井さん演じるポンコツ探偵と、広瀬さん演じる天才すぎる助手が、超難解な事件を次々解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。今回、上田さんが演じるのは、依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋・星憲章。横浜にある映画館「ジャック&ベティ」の地下にある星の仕事場に行くためには、顔認証に静脈認証、さらには合言葉を言わなければならない。そして、星に依頼をするためには、ある鉄の掟を守らなければならない。それは、“レアな駅弁を持参すること”。レアであればあるほど、面会時間は長くなる――という癖が強すぎるキャラクターだ。また、チームネメシスの道具屋という役どころで、どうやら風真とは昔からの顔馴染みのようだが、星は風真のことを完全に信用していない様子。初見のアンナに対しては「信用出来ない。なんか面白いことやって」と、信用ポイントは面白いかどうか…というこれまた謎ルールがある。さらに2話以降も、アンナと風真の凸凹推理をサポートする超便利な道具を作り出し活躍する。上田さんは「探偵ものでありながら、コミカルなシーンもあったり、いろんな要素が含まれていて脚本が面白い」と本作について語り、「星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。駅弁に物凄い執着があったりするところも興味深いキャラクターで、シーンシーンで演じることを楽しめるように心がけました」と今回の役柄についてコメント。共演の広瀬さんと櫻井さんについては「広瀬さんと櫻井さんとの掛け合いは、とても安心感があって、初日とは思えないほど自然に入りこむことができましたし、2人のテンションも身近に感じられて楽しめましたし、キャラクターの可愛らしさも出ていて、とてもいいコンビだと思いました」と印象を明かしている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月30日実力派として、多くの映画監督からラブコールを受ける俳優・若葉竜也さん。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったという。言葉ではえも言えない、複雑な人間らしさを役を通して体現し続ける、彼の素顔に迫った。ものづくりの現場に居心地の悪さは必要。――現在31歳の若葉さんですが、30代に入って、ポジティブな変化はありますか?30を過ぎてから、考え方がよりシンプルになりました。20代は悩んでいると考えている感じがして、自分はこれに対して考えているんだという安心感を得るために悩んでいる時間もあったんですけど、今はその必要は全くないと思ってるし、もっとシンプルな戦い方でいいやと思っています。後輩に話していたことが意外と自分に突き刺さることがあって、ますます自分自身に冷静な目を向けられるようになったのかもしれない。――ずっと離れたかった芸能界に戻ってきてから少しは居心地はよくなってきましたか?居心地は常に悪いですね。湿ったパンツをはいている感じです。でも居心地よくしたら面白くなくなっちゃうのかなというか、居心地悪いくらいがちょうどいい気もして。居心地がいいと思えるのは、やっぱり、気心知れた友達と休みにごはんを食べたりしているときくらい。僕はわりとプライベートな友達との時間を死守したいと思っていて、そのために仕事をしている感覚が強いんです。人生で一番楽しい場所ですし、優先順位で言ったら、そこがどう考えても一番です。なので、50代、60代になってもそれができていれば満足かなと。仕事は僕にとっては、会社に行ってるのと同じ感覚なんですよね。「朝何時にここに来てください」と言われたから行って、一生懸命仕事して帰ってくるだけ。「もっと上を目指すべきだ」とか言われたりもするんですけど、上って何よ。と(笑)。上とか下とかどうでもいいよって。一生懸命働いて、ごはん食べて、疲れたなぁって、また働く。それだけでいいです。向上心がないとカテゴライズされればそれまでですけど。――プライベートと仕事はハッキリ分けているんですね。でも、はたからは楽しそうに仕事されているように見えますが。「楽しそう」とか「いま楽しいでしょう?」とかよく言われますね。でも、僕らがただ好きだから、楽しいからという理由でものづくりを始めたら、たぶん超つまらないものになってしまうと思うんです。誰かが観たときに心が動くものをつくるのであれば、趣味だったり、部活感覚でやっちゃいけないという思いがすごく強くて。その上で苦痛が伴ったとしても、そのくらいは受けとめなきゃいけないという感覚はあります。――今回の撮影ではかなりセクシーな表情を見せてくれましたが、若葉さんは色気のある人ってどんな人だと思います?もしそう見えたのだとしたら、スタッフがそうつくってくれたからだと思いますけど、色気って、得体の知れないものですよね。例えば、志村けんさんや北野武さんみたいに、ずっと一途に何かをやり続けている人は、色っぽいのかもと思います。色気を受け取るセンサーも、みんな違うものを持っているんでしょうけどね。プロのスタッフが集まれば、形骸的な色気は誰でも纏えると思ってます。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月26日遠くのファンタジーではなく、この人はちゃんと存在している。どんな役柄を演じてもそう思わせる、ブレることのない確かな存在感を持つのが俳優・若葉竜也だ。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったとか。そんな彼が今やNHK連続テレビ小説『おちょやん』の助監督・小暮真治役で視聴者を“小暮沼”へと誘い、映画『街の上で』で初主演を果たす。『愛がなんだ』『有村架純の撮休』『あの頃。』とタッグが続く今泉力哉監督との関係についても聞いた。――一度は役者から離れたいとあがいていたという若葉さんが、この道で生きていこうと思うきっかけってあったのでしょうか。役者以外だったら何でもいいとは思っていたんですけど、25歳くらいのときに物理的にほかの道が途絶えていっているのを感じて。例えばボクサーや棋士でも、プロになるまでの年齢制限があるじゃないですか。やりたいものはいくつかあって、バンドもやってたんですが、メンバーが就職してしまって、続けるのは無理だなと思ったし、専門学校に通うことも考えましたけど、それも大変だしお金もないし。それで、一番飯の食える確率が高いのは昔からやっていた、このものをつくる仕事だなと思ったんです。だから、諦めに近いかたちだったと思います。でも、その頃から仕事に対する姿勢は変わりましたね。――NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演されてから、世間の注目度も今まで以上にアップしたと思いますが、それを肌で感じることはありますか?僕自身はあまり実感がなくて。単純に、『おちょやん』という企画が面白いと思ったし、女優さんとして杉咲花さんにとても興味があって、ご一緒したいと思ったのでお受けしたのですが、蓋を開けてみたら反響がこれだけ大きいので、なるほどな、そりゃみんな出たいと思うよなと。でも、一回も顔バレしてないんです。この間、丸亀製麺でうどんを食べていたときも、目の前に座っていた奥さまたちが『おちょやん』の話をしていて、バレるのかなと思っていたら、全くで(笑)。ま、だから実感はないですね。――『街の上で』で4度目のタッグとなる今泉監督作品の魅力を、若葉さんはどう捉えていますか?主人公が最後まで一切成長しないところがすごく好きです。特に『街の上で』は何も起きない映画で、それでも130分間観せ続けられるものになったんじゃないかなと。もしこの作品がうまくいけば、映画業界全体がいい変わり方をしていってくれるんじゃないかと僕は思ったりしているんです。――明確な答えを提示したがる業界への問いかけになりそうですよね。以前インタビューで、「ブレてる人が好み」とおっしゃっていましたが、今泉作品に出てくる人たちも人間らしくブレてますよね。やっぱり、主人公が成長を遂げる物語は観ていて爽快だし、そういう映画が好きな人もいると思うけれど、僕にとってはどこか夢物語というか、自分とは全く違う生き物の話のように感じてしまう。人はそんなに簡単に変わらないと思ってしまうところがあるので。そんな中でも今泉さんが描く人間は直線的に泣いたり怒鳴ったりしないですよね。人の目を気にせず泣いたり怒鳴ったりできる人間って、強いと僕は思うんです。でも、現実だと泣きたくても泣けないし、怒りたくても怒り方がわからないことのほうが大半で。そういう弱さや凡庸さを自分も体現したいし、今泉さんの世界観であればそれが実現できる気がするというか。――感情もですが、まっすぐにうまくはいかない恋愛の描かれ方も、リアリティがありますよね。今泉さんの描く恋愛って、必ず不均一が起きている。思いが必ずしも50:50じゃない。でも人間の恋愛とか思いなんて均一にならないものでしょ?と、ある種冷酷に投げかけていて、僕もそれが本当なんじゃないかと思ってるんです。お互い同じ比率で思い合っている多くの恋愛映画に対するアンチテーゼな気もするんですよね。――映画の中で、「友達のまま恋愛関係になれたらいいのに」というシーンが出てきますが、若葉さんは共感しますか?友達のまま恋愛関係になるって、成立はすると思うんです。あとは照れをどう対処するかの問題だと思っていて、それまで「お前さぁ」と喋っていたのに、どのタイミングで手をつなぐの?って困るじゃないですか。僕の場合は、そこで、ちょっと怖いなと思ってしまいそう。手をつなぐという行為もどこか恋愛に酔っている自分がいるからできることのような気がするので、友達関係だと照れが勝っちゃってまず無理ですね(笑)。――現場の今泉監督は、冷徹な面もあるとか。すごく冷徹だと思いますね。「今のいいシーンだったね!」とみんなで盛り上がることに対してすごく不安を抱いていると思うし、内輪ノリで絶対OKを出したりしないので。みんなが盛り上がったカットって、映画館で観たときに興醒めするシーンになっていたりするんですよ。なので、僕も現場での客観性はすごく意識しています。映画は、現場にいる僕らが観るものではなくて、他者が観るものなので、その意識は忘れてはいけないなと思っています。――若葉さんと今泉監督は少し似ているのかもしれないですね。今泉さんは「似ている」と言うんですけど、僕はあんなに駄目じゃないです(笑)。でもあの駄目さがキュートだなと思ってしまう自分もいるんですけどね。『街の上で』は古着屋さんを舞台に真夏に撮影していたんですけど、長袖を着ていた今泉さんが、暑いからと売り物のTシャツを着ようとしたんです。「あとでちゃんとお金を払うから」って。「駄目でしょ。それじゃ、コンビニで支払い前に商品食べ始めちゃう迷惑系のYouTuberと一緒になっちゃうから」って止めましたけど(笑)。――ご自身は、そういう破天荒さはあまりないタイプですか?僕は、本当に月並みだと思います。小さい頃からわりと大人の世界で過ごしてきているので、自分が子どもということを理解していましたし、子どもならどこまでなら許されるかもわかっていたので。昔から、あまり可愛くない子だったかもしれないです。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月25日映画『太陽は動かない』の公開記念舞台あいさつが21日、都内で行われ、藤原竜也、竹内涼真、羽住英⼀郎監督、赤ペン瀧川が出席した。人気小説家・吉田修一のサスペンス小説『太陽は動かない』を、羽住英⼀郎監督が実写映画化した本作。心臓に小型爆弾を埋め込まれた2人の男(藤原竜也、竹内涼真)に死の危機が迫るという極限のノンストップサスペンス劇を描く。公開から17日が経過し、周囲の評判も上々だという藤原と竹内。藤原は「半年にも及ぶ長期ロケで毎シーンがクライマックスのような撮影だったので、佐藤浩市さんも含めて多くの人から大変だったろうと言われました」と明かし、竹内も「今やっているドラマの共演者の方も空き時間に見に行ってくれたりして、『すごく良かった』と言ってくれました。頑張ったかいがあったなという感じです」と笑顔を見せていた。この日は久しぶりに本作を見たという登壇者たち。藤原が「半年間ブルガリアから始まって撮影しましたが、ヨハンくんや市原、浩市さんらみんなと会って久しぶりに話し合いたいという感情が湧いてきました。大変な環境でみんなの気持ちが一つになった感じはしますね」と満足そうで、竹内も「改めてすごく格好良い映画だなと思いましたし、1年前に観たのと違う形で色んな魅力を見つけられたので良かったと思います」と鑑賞する度に新たな魅力を発見するという。当初は昨年5月に公開予定だった本作だが、新型コロナウイルス感染拡大によって今月に順延。その影響でプロモーション活動も数多くこなしてきた藤原は「宣伝し続けてきたのでもうしません(笑)。もうしないって決めました。コロナの影響で1年延期しましたが、竹内と2年間宣伝してきたのでもう伝えることがありません。出し尽くしました」と降参状態で、竹内も「本当に出し尽くしたのでもっとこの映画の魅力を伝えてくださるゲストをお呼びしています」と紹介して赤ペン瀧川が登場。「普段の仕事は、映画を見に行ってくださいとこれから観る方に向けてのネタがほとんどなので、上映後は経験がないんです」と不安を見せつつ、原作者・吉田修一の作品に込めた思いなどを熱弁した。その姿に感動したという藤原は「皆さんいかがでしたか?」と観客に問いかけると溢れんばかりの拍手が。幾度となく赤ペン瀧川と仕事をしているという竹内も「今回もすごいと思いました。いや~うれしいですね。これだけ魅力を語ってくれると」と改めて瀧川の凄さを目の当たりにして目を丸くしていた。
2021年03月22日藤原竜也と竹内涼真がバディを組む現在公開中のノンストップサスペンス映画『太陽は動かない』。この度、本作のアクションシーン撮影をとらえたメイキング映像が到着した。「怒り」「悪人」などを執筆した人気小説家・吉田修一のサスペンス小説を映画化した本作。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから映像化は不可能と言われた巨編だが、日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1ヶ月にも及ぶ海外ロケを敢行し、日本では実現不可能ともいえる超異例づくしの大規模な撮影を行い映画にした。そんな日本映画の中でも破格のスケールと迫力のアクションが話題となっている本作。今回到着した映像では、秘密組織のエージェントを演じる藤原さんと竹内さんが、スタントなしで挑むアクションシーンの舞台裏が収められている。高所・水中・暗闇が苦手だという藤原さんだが、本作では、そんなシーンがふんだんに登場する。まず映像では、2人がワイヤーをつけ、何度もテイクを重ねたという橋から列車へ飛び降りるシーンからスタート。躊躇なく飛び降りる藤原さんの姿はプロフェッショナルそのものだが、「涼真は『楽しいです!』という顔で飛ぶんです。彼の踏ん張りや頑張りが僕を動かしてくれたのは確かです」と竹内さんの存在が大きかったと明かしている。続いて、本作が本格アクションに初挑戦となる竹内さんが「アクション部の方と綿密にすり合わせたことが印象に残っています。次の日、『大変だったけれど頑張った』と思えて嬉しかったことを覚えています」と力強く印象に残ったという、動く列車内での激しいアクションシーンの裏側も公開。確認しながら進めていく様子が映し出されている。そしてラストは、約180トンもの大量の水を使って撮影された、沈む船内でのメイキング。藤原さんは「ここまで『もう二度と出来ない』と思う役は初めてかもしれません(笑)」とその過酷さを語りながらも、「僕にとっては、(羽住監督は)深作欣二監督以来の『映画に革命を起こす監督』です」と羽住英一郎監督に大きな信頼を寄せている。映画『太陽は動かない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月19日吉田修一氏による小説を実写映画化し、藤原竜也が主演、竹内涼真がバディを務める映画『太陽は動かない』(公開中)。藤原演じる心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野と、竹内演じる後輩で相棒の田岡が、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑んでいる。撮影はブルガリアで行われ、超絶アクションの連続に。藤原自身も「絶体絶命度はMAX」と語る同作について、今回は”最強バディ”となった2人にインタビュー。互いの印象や、作品での苦労などについて話を聞いた。○■ブルガリア撮影「どうやったら行かずにすむか…」——お二人は実際に事務所の先輩・後輩という間柄ですが、事務所内で交流したり、あるいは意識したりといったことはあったんですか?藤原:特に今まで交流はなく、大きなプロジェクトの豪華な座組で涼真と一緒になりそうだ、という話は聞きながら、実際の交流は撮影が始まってから……という感覚でした。後輩という意識もあまりないかもしれません。竹内:意外と、縦のつながりの交流はないんです。僕自身は竜也さんの舞台に伺ってご挨拶しました。藤原:先輩後輩もあってないようなもので、特殊な世界かも知れないです。映画や演劇も一緒に作りあげたら同志のようなものだし、上下関係はしっかりしないといけないけど、人としての基本的なルールを守った上では関係ないんじゃないかな。竹内:僕はあまりホリプロの先輩とご一緒する機会がなかったので、やっと竜也さんと一緒にできる、しかも大きなプロジェクトで、海外に1カ月撮影に行くということで、楽しみで仕方なかったです。藤原:楽しみで仕方なかったんですよ、涼真は! 僕はフライトの直前まで近所のバーで飲んでて、どうやったら行かずにすむかを考えてた(笑)。「いや、チケット取ってますから」と言われて、飛行機に乗ったら最後、腹をくくるわけです。ブルガリアのソフィアは綺麗な空気と街で、宿泊ホテルの外でどうしようと思っていたら、もうキラキラ光る少女漫画から出てきたような涼真が汗をかきながら「おはようございます、竜也さん!」「どこ行ってきたの?」「トレーニングです! よろしくお願いします、ブルガリア!」と。言われた瞬間にもう2回目の帰国願望が……(笑)。竹内:時差ボケされてたのか、すっごいテンションが低かったんです(笑)。藤原:僕と涼真のブルガリア紀行はそこから始まりましたね(笑)。パーティーに潜入するシーンから撮影が始まったんだけど、たまたま花火がバンバン上がって、あのソフィアの夜は忘れられない。「きれいだね」と動画を撮って「楽しい撮影になるなあ」とか言っていたら、その翌日から「橋から飛んでもらいます」「列車に飛び移ります」「電車内でアクション」「荷台に乗ってアクション」と始まって……そこから記憶がないです。僕が思うに、この映画は他の作品であればクライマックスであったり、メインのシーンの連続で、息をつく間もなかった。テレビドラマも連続してたから、帰国してからも半年近く続くわけです。竹内:クオリティも変わらないですしね。ためらったらスタッフさんに心意気が負けちゃう気がして。結束力がすごいんです。僕らはそこにぶつかって超えないといけないという思いがありました。○■新人の頃のことは忘れられない——撮影をしていて相手に学んだ部分や、新たな一面を発見したというところはありましたか?竹内:いっぱいあります! 半年間ほぼ毎日過ごしてましたから。竜也さんは皆を巻き込む力がすごくて。今回の撮影現場は結構体育会系だったんですが、男性女性関係なく中心にはいつも竜也さんがいました。撮影当時は「みんなでごはんに行こう」と音頭も取ってくださったし、チームの士気が上がったのを感じました。今回はすごくチームがまとまっていたから、いきなり橋から飛び降りたり、水中に浸かったりする撮影があっても、心置きなくぶつかれたのだと思います。そういう雰囲気作りを間近で見ていました。藤原:逆に、僕は本当に涼真に引っ張られる部分があったし、彼がいなければアクションに躊躇している時もあったと思う。物怖じしないで率先して行くし、精神的にも引っ張ってくれたから、想像していた以上に助かりました。——高校生時代の鷹野を演じた日向亘さんは今作が俳優デビューだったそうですが、お二人は自分自身の新人の頃のことを覚えていますか?竹内:忘れられないです、僕は。『仮面ライダードライブ』の第1話を見て、自分の未熟さに自分でショックを受けたんです。だから焦りましたし、必死にもがいた1年半でした。藤原:僕は蜷川幸雄さんの舞台です。ロンドンのバービカン・センターの『身毒丸』。15歳で初めてパスポートをとって「わあ、ロンドンだあ!」とはしゃいでいったら、蜷川さんが「風邪引いたらただじゃおかないからな」と(笑)。それでホテルから一歩も出ず、劇場とホテルの往復だけでした。竹内:怖かったですか?藤原:おっかなかった! でも今振り返ると、イギリスで芝居をするということへの理解がなかったから、舞台に立てたんだと思う。日本からイギリスに作品を持って行く、しかも古典、蜷川幸雄、ということがどれくらいのことなのか、15歳の少年には、わからないでしょう。だからこそ、できたんじゃないかな。——ちなみに今回の作品は「藤原竜也史上、最大の絶体絶命」「今度こそ絶体絶命」といったあおり文句がよくつけられてますが、実際に藤原さんの体感で絶体絶命度はどれくらいだと思いますか?藤原:MAXですね!竹内:そりゃ、MAXですよ!藤原:心臓に爆弾入ってるんですよ!?竹内:爆発したら、爆死しちゃいますから。——では「藤原竜也史上MAXの絶体絶命」と書いても…。藤原:大丈夫です。間違いないです。竹内涼真史上MAXの絶体絶命でもあるんじゃない?竹内:そうですね、僕の中でも1番きつい撮影でした。記録を塗り替えられました。■藤原竜也1982年5月15日生まれ、埼玉県出身。1997年、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』のロンドン公演で主演デビュー。映画主演作『バトル・ロワイアル』(00年)で数多くの新人賞を受賞。主な出演作は、『DETH NOTEデスノート』シリーズ(06年)、『インシテミル7日間のデス・ゲーム』(10年)、『藁の楯 わらのたて』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)、『ST赤と白の捜査ファイル』(15年)、『22年目の告白一私が殺人犯です一』(17年)、『Dinerダイナー』(19年)、『カイジ ファイナルゲーム』(20年)など。公開待機作に『鳩の撃退法』(8月27日公開)がある。2021年1月クールは主演ドラマ『青のSP(スクールポリス)』が放送された。■竹内涼真1993年4月26日生まれ、東京都出身。『仮面ライダードライブ』(14〜15年)や、『下町ロケット』(15年)などで注目され、映画『帝一の國』(17年)では日刊スボーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)、『過保護のカホコ』(17年)、『陸王』(17年)で幅広い人気を獲得し、『テセウスの船』(20年)で日曜劇場初主演を務め、現在放送中の『君と世界が終わる日に』においても主演を務める。主な出演作はドラマ『時をかける少女』(16年)、映画『青空エール』(16年)、『センセイ君主』(18年)、『ブラックペアン』(18年)、『竹内涼真の撮休』(20年)など。5月より初ミュージカル『17 AGAIN』に挑戦する。
2021年03月17日藤原竜也主演「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」が3月16日の放送で幕を閉じた。数々のアクションをみせてきた藤原さんには「カッコ良かった」、三枝役の山田裕貴に「最高でした」などの声が送られ、視聴者が放送の終了を惜しんでいる。学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。そこに元刑事の嶋田隆平が自ら志願し配属されてくる。嶋田はSNS、薬物、盗撮、マタハラにセクハラと校内にはびこる“悪”を痛快に成敗していくが、嶋田がスクールポリスに志願した真の目的は、赤嶺中学校の音楽教師をしていた嶋田の恋人、小川香里の死の真相を突き止めることだった…という本作。嶋田隆平を藤原さんが演じ、3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。少年係刑事の三枝弘樹に山田さん。逮捕された赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。生徒に性的暴行未遂事件を起こし、さらに木島を撃った岡部に遠藤雄弥。教育委員長の尾崎賢治に升毅。岡部に暴行された被害者の生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。美月の友人で賢治の娘だった尾崎香澄に鈴木梨央。嶋田の元恋人の小川香里に明日海りお。泉澤祐希、音尾琢真、石井正則、須賀健太、峯村リエ、山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。岡部によるセクハラ事件の真相。それは涌井が尾崎と結託、岡部に自分を襲わせるよう仕向けたというものだった。謝罪に訪れた木島と香里に対し、涌井の母は慰謝料として420万を要求。木島は岡部を説得し、岡部は自分の保険を解約して慰謝料を支払っていた。その慰謝料を涌井は将来の学費に充てようとしていた…。「ズルして手に入れたものに何の価値もない」と涌井たちに言い放つ嶋田。視聴者からも「ズルして手に入れたものに何の価値もない。ほんとそれ」「涌井と尾崎はさすがに許されちゃダメ」という声が上がる一方、「岡部も普通に悪くない?」といった反応も。その後、学校に潜入していた岡部が三枝を撃ち、教室に乗り込むと涌井と尾崎に銃を向ける。そこに嶋田が現れ2人は一騎打ち…嶋田は肩を撃たれつつも岡部を逮捕。結局スクールポリス制度は見送りとなり、嶋田は交番勤務として新たな道を歩む…というラストだった。緊迫感溢れる一騎打ちシーンをはじめ数々のアクションをみせてきた藤原さんに「アクションカッコ良かったです」「良い声でシビアな正論言ってアクション決める藤原竜也が見れて良かった」など、藤原さんのアクションを讃える声がSNSに続々と上がっているほか、また三枝演じる山田さんにも「三枝くんに会えないと思うとしんどいな」「嶋田さんと三枝の絡みが大好きでした。最高でした。寂しい気持ちでいっぱいです」といった反応が送られている。(笠緒)
2021年03月16日藤原竜也と竹内涼真が最強バディを組んだ映画『太陽は動かない』から、「King Gnu」の主題歌「泡」(読み:あぶく)の1番をフルで使用し、新たな本編カットが加わったスペシャル予告が解禁された。本作について、SNS上では「大パノラマで望める美しい景色と情緒豊かな過去と現代のストーリーに引き込まれていく」「最初は主題歌『泡』に惹かれて観るに至ったのですが、こうも世界観に引き込まれる作品とは思いもしませんでした!」「007を彷彿させるようなアクションが特に見所。悲惨な過去に囚われようとも"今を生きる"を胸に前に進んできた鷹野の姿には痺れた」「鷹野の人生を追体験することで、彼がとても愛おしく、抱きしめてあげたいという不思議な感情になった」など、“絶体絶命”のミッションとのコントラストが鮮やかに表現されるエモーショナルなドラマパートにも絶賛の声が寄せられている。「King Gnu」の主題歌「泡」にのせたスペシャル予告では、激しいミッションだけではなく、心臓に爆弾を埋め込まれ24時間ごとに死の危険が迫るという極限状態の中で生きる鷹野(藤原竜也)と田岡(竹内涼真)の、どこか刹那的で儚い表情、そして美しい自然の中で描かれた鷹野の青春時代のシーンが展開される。さらに後半、命を削るような過酷なミッションの数々との対比が、本作のドラマチックさをより一層引き立てている。鷹野の青春時代について、武田吉孝プロデューサーは「本作の情緒の柱と言えるシークエンスで、これがあるから、ダークヒーローの群像にお客さんが想いを載せることができる」と語る。そのシーンには、次世代を担うフレッシュな俳優たちが集結。鷹野の少年時代を演じるのは、6,000名を超えるオーディションを勝ち抜き、本作が初のスクリーンデビューとなった日向亘。先のドラマ「姉ちゃんの恋人」にも有村架純の弟役で出演した。鷹野の初恋の人で、心に痛みを抱えながらも、鷹野との出会いを経て成長していく菊池詩織役には、TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」や2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演が決定している南沙良。鷹野の親友であり、共にエージェントの訓練をおこなっている柳勇次は子役時代から数々の作品に出演する実力派・加藤清史郎が演じている。『太陽は動かない』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月12日藤原竜也主演「青のSP」の9話が3月9日放送。暴行事件の被害者である涌井と密かに親しくする尾崎…そこから隆平がたどり着いた香里の死の真相に「尾崎と涌井がラスボスか」「岡部も被害者」など、SNSには様々なコメントが投稿されている。学校内に警察官が常駐、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。赤嶺中で教師をしていた元恋人の香里が謎の死を遂げ、その真相を突き止めるためスクールポリスに志願した主人公・嶋田隆平が、香里の死の真相に迫りながら学校にはびこる悪を成敗していく本作。隆平を藤原さんが演じ、香里と同僚だった3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。嶋田の後輩の少年係刑事、三枝弘樹に山田裕貴。生徒を脅迫し香里の死のきっかけを作って逮捕された、赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。教育委員長の尾崎賢治に升毅。1年前、生徒に性的暴行未遂事件を起こした岡部に遠藤雄弥。1年前の暴行未遂事件の被害者となった生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。1組のクラス委員長・尾崎香澄に鈴木梨央。自転車のブレーキに細工されたことがきっかけで亡くなった、嶋田の恋人で音楽教師の小川香里に明日海りお。赤嶺中学の教師として柴田透に泉澤祐希、阿部裕亮に音尾琢真、一ノ瀬悟に石井正則、新津清に須賀健太、福島美津子に峯村リエ、水野楓に山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。木島が逮捕されたが香里の死にはまだ裏があると考える嶋田は、事件の被害者であるはずの涌井に「化けの皮をはがす」と告げる。そんななか3年生のクラスで高校受験の進路指導が始まる。三者面談の場であるにも関わらず反抗的な態度を取った涌井に暴力をふるう父親。家庭内に問題があると考えた隆平が美月を尾行すると、図書館で涌井が尾崎と楽しげに建築の本を読む姿を目にする。そのことを涼子に話すと1年前の暴行事件の現場に尾崎もいたことを思い出す。尾崎に涌井との関係を問う嶋田。尾崎は涌井に「気を付けて」と連絡すると、その足でレストランへ。そこで待っていたのは教育委員長の尾崎賢治。尾崎は賢治の子どもだった。さらに涌井と尾崎が同じ新設校への進学を希望していることも発覚する。一方、岡部は警察の事情聴取が来たことで予備校の職を辞めさせられ、さらに恋人もネットにさらされる。すべてを失った岡部は手製の銃で釈放された木島を撃つ…というのが今回のストーリー。岡部が木島を撃つ直前「約束が違う」と叫んでいたことや、涌井と尾崎の2人のことを回想した嶋田が口にした「あの2人にだまされていたのかもしれない」というセリフから、「岡部先生と校長は何を必死に隠してるの??涌井さんと尾崎さんは何をしたの…??」「涌井さん尾崎さんが岡部を陥れたってこと…??」「涌井と委員長は岡部をハメたっぽいし岡部も被害者なんだろうね」「尾崎と涌井がラスボスか」など様々な反応が上がる。また母親から希望とは別の進路を強制される井上双葉(唯藤絵舞)、相良恭子(石井薫子)を巡る物語にも「自分の時も思い出しながらしみじみしました」など、自らの体験を重ねて共感する声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年03月10日「男の気持ちは男に聞くのが一番早い!」恋愛コラムニストのTETUYAです。読者の皆さんの中にも、1回目のデートはなんなくこぎつけたのに、そのあと2回目のデートは男性から誘われなかった、という経験のある人がいるでしょう。そんなとき、なぜデートに誘わなかったのかを、男性に直接聞けるわけもないですよね……。今回は、そんな2回目につながらない女性の理由について、男性側の考えられる理由について書いてみます。■ 1、第一印象と違った自分が思い描いていた印象と違う場合、男性は2回目のデートに誘わないことが多いです。具体的に印象について掘り下げてみると、声、笑い方、雰囲気、話題など。ある程度、理想をもって男性はデートに臨んでいますから、全ての理想の項目が一致しなくてもいいんですが、半分以上は想像の通りでないとうまくいきません。よくあるのは、合コンや飲み会のときなど大勢で会っているときと、二人でデートするときでイメージが全く違う女性がいます。でもこれって、女性側に全く責任はないのですが……。あくまで勝手に描いた男性の理想なのですが、これについての対策は難しいと思います。■ 2、隙がない言わばガードが固すぎる場合は、2回目のデートに誘われないケースがあります。男性があなたをデートに誘ったということは、少なからず次のステージに発展することをどこか望んでますし、可能性があると期待してます。それなのに、それとなく男関係の話をしても、びっくりするくらいリアクションが悪い、最悪なのは「恋愛に興味が無い」「当分、彼氏がいらない」などの恋愛休止宣言をされたりすると、男性は一気に冷めてしまいます。■ 3、その他の理由をいくつかもとめてみましたまずは「金銭感覚が合わない」。あまりにも二人の金銭感覚が違うことに気づいたりすると、心の中で彼女とはつき合ったとしてもやっていけないと男性は思うもの。次に「マナーが悪い」。食事してるときの態度や食べ方にあまりにがっかりした、酒に酔ったときの態度があまりにもひどく幻滅したなど。あとは「結婚への重圧」。会話の端々に、結婚したい!という気持ちが滲み出てて、彼女からの重圧を感じてしまった。最後に「軽そうだった」。つき合う本命の女性には、信用できる真面目なタイプを探していたのに、想像と違って軽い女だとわかったときなど。■ 最後に初デートのあとに、2回目につながらないとホントショックですよね。おそらく今回、紹介した理由のどれかに当てはまってると思います。思い描いていた人と違う!これは先ほどもお伝えしたように、女性には責任が無いので対策は難しい。それ以外の可能性のある理由に関しては、デートに臨む男性の気持ちを考慮して少し気にかけておいてくださいね。2回目のデートにつながらなかったほとんどの理由は、第一印象と違ったというものがほとんどです。だから2回目のデートにつながらなかったときは、自分を責めるのではなくて縁が無かったと割り切ることが一番いいと思います。(TETUYA/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年03月09日映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の公開記念舞台挨拶が6日に都内で行われ、藤原竜也、竹内涼真、市原隼人、日向亘、佐藤浩市、羽住英一郎監督が登場した。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。藤原は「船のシーンではセットに船を組んで斜めに傾けて撮影したんですけど、足がつかないくらいで、水温もめちゃくちゃ冷たい。『そんなに温度を下げる必要ないんじゃないか?』と言ったら、監督が『画(え)に映るから、緊迫感を出したい』と言ってて。『画に出るモノかな?』とずっと思ってて。これだけ冷たくする必要ないんじゃないかな? あの設定はいりましたかね?」と抗議。羽住監督は「いや、出てるじゃない」と反論し、藤原は「『涼真、今までの人生で何番目に辛い?』とかずっと聞いてたんですよね」と苦笑した。竹内が「ちょろちょろっと出てる救いのお湯、あれも水の量に比べて少なすぎる」と疑問を示すと、羽住監督は「男汁。海猿の時からつけてた名前なんですけど、禁断のもので、1回浴びちゃうとそれなしではいられなくなって、『早く、男汁!』ってなるから」と紹介する。藤原は「お風呂もあって、入ったら戻るのが無理なんですよ。あれは行き過ぎた撮影でしたよね。耐えました」としみじみとしていた。さらに藤原は「冒頭のシーンで言うと、イッチー(市原)を5〜6階のビルから救出するシーン。地上から上がってくところで、何回目かなんかに市原が『竜也くん高いところだめでしょ』と。3階をこえると僕の体が震えてくるらしいですね。『ブルブル震えるのやめてもらっていいですか』って」と振り返る。市原は「隣の竜也くんがだんだん震えてくるんですよ。撮影が始まる前もしゃべらないんですよ。ブルブル震えだして、僕も怖くなっちゃいました」と明かした。次回作は指示を出す方がいい、と再三主張する藤原は「キツいのやです! キツいっすマジで!!」と訴えていた。一方、竹内は「分量的には大変なアクション多かったんですが、僕は途中で助けに行ったりとかブルガリアでも意外と休みがあったんですよ。次は盛りだくさんでもかまいません」ときっぱり。さらに「続編があれば、続編の現場に必ず竜也さんを連れて行きます」と観客に約束していた。
2021年03月06日藤原竜也と竹内涼真が最強バディを組む、吉田修一のサスペンス小説を実写化した映画『太陽は動かない』が、ついに本日3月5日(金)より公開がスタート。この度、藤原さんのインタビューと本編が収録された映像が到着した。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから、映像化は不可能と言われた原作。しかし今回、日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1か月にも及ぶ海外ロケを敢行、市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や列車を貸し切って首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーン撮影など、超異例づくしの大規模な撮影を行い、映画化した。本作のイベントにおいて藤原さんは、自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を語っていた。今回公開された映像は、そんな中でも特に大変な撮影だったという“沈みゆく船内での水攻めシーン”の本編映像と、船内での撮影秘話を語る特別インタビューが収められている。大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けない相棒・田岡(竹内さん)ところへ、鷹野(藤原さん)が救出に向かうこのシーン。天井からは滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていくそんな極限の状況で田岡は「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と訴えかけるが、鷹野は「それでも生きろ!」と力強く声をかけ、決死の救出を試みる。そんな極限のシーンのあとに続くインタビューでは、「久々に堪えましたね。堪えましたけども、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と過酷な撮影をふり返っている。映画『太陽は動かない』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月05日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の本編&特別インタビューが8日、公開された。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。かねてより藤原は自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を振り返っていた。そしてこの度、中でも特に大変な撮影だったと語る「沈みゆく船内での水攻めシーン」の本編映像と、藤原竜也が船内での撮影秘話を語る特別インタビュー映像が公開された。本編映像では、田岡が大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けないところへ鷹野が救出に向かうが、船は徐々に傾きはじめ、天井から滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていく。度重なる極限の状況に心身ともに追い詰められた田岡は、「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と、悲痛な表情で諦めかける。それを見た鷹野は「それでも生きろ!」と相棒であり、後輩である田岡に力強く声をかけ、決死の覚悟で救出を試みる。インタビュー映像では、当時の船内での撮影について、「船の中のセットでしたが、火花も散って、水の流れも速くて冷たくて、足もつかない。その中で潜りながらも田岡の腕に巻かれたチェーンだとかをほどかなければいけない。ハンマーや斧を探してはこれじゃないあれじゃないと何度もやる訳ですけれど、久々に堪えました。堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と、これまでの撮影の中でも特に大変だったことを振り返った。
2021年03月05日絶賛公開中の映画『太陽は動かない』から、主演・藤原竜也が船内で絶体絶命のピンチに陥る本編映像と特別インタビュー映像が到着した。本作は『怒り』や『悪⼈』などヒット作を⽣み出し続ける⼈気⼩説家・吉⽥修⼀の同名小説を、『海猿』『暗殺教室』シリーズなど日本を代表するエンタテインメント超大作を手がけてきた監督・⽻住英⼀郎が映画化したノンストップ・サスペンス。心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに迫る死の危険を抱えた藤原竜也、竹内涼真演じる秘密組織「AN通信」のエージェントが、次世代エネルギーを巡って各国のエージェントたちと頭脳戦を繰り広げる。かねてより藤原は本作のイベントにおいて、⾃⾝の苦⼿なシチュエーションを「⾼所・⽔中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と、『太陽は動かない』の厳しい撮影の⽇々を振り返っていた。そしてこの度、中でも特に⼤変な撮影だったと語る「沈みゆく船内での⽔攻めシーン」の本編映像と、藤原が船内での撮影秘話を明かす特別インタビュー映像が公開となった。本編映像では⽵内演じる相棒の⽥岡が、⼤型貨物船の倉庫で⼿⾜を縛られ動けないところへ。藤原演じる鷹野が救出に向かうが、船は徐々に傾きはじめ、天井から滝のように⽔が流れ、みるみるうちに⽔かさが上がっていく。度重なる極限の状況に⼼⾝ともに追い詰められ、「こんな⽣活おしまいにしたかったんだよ︕」と、悲痛な表情で諦めかける⽥岡。それを⾒た鷹野は「それでも⽣きろ︕」と相棒であり、後輩である⽥岡に⼒強く声をかけ、決死の覚悟で救出を試みるのだった。果たして“最強バディ”はこの絶体絶命の危機を切り抜けることはできるのだろうか。インタビュー映像で、藤原は当時の船内での撮影について、「船の中のセットでしたが、⽕花も散って、⽔の流れも速くて冷たくて、⾜もつかない。その中で潜りながらも⽥岡の腕に巻かれたチェーンだとかをほどかなければいけない。ハンマーや斧を探してはこれじゃないあれじゃないと何度もやる訳ですけれど、久々に堪えました。堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と語り、これまでの撮影の中でも特に⼤変だったことを苦笑いで振り返りつつも、それ以上に充実感を得ることができたことを語った。本作には⼤規模な海外ロケで世界を股にかけたスケールの本作に相応しく、韓国のみならずハリウッド進出も果たした⼈気⼥優のハン・ヒョジュ、同じく韓国映画・ドラマ界で⼀躍スターダムを駆け上がってきたピョン・ヨハン。そしてドラマ版から引き続き、体を張ったアクションで魅せる市原隼⼈、更には邦画界を牽引し続ける名優・佐藤浩市の出演をはじめ、豪華競演陣が集結。これまでの⽇本映画を完全に超えたエンターテインメント超⼤作『太陽は動かない』の結末を劇場で見届けてほしい。映画『太陽は動かない』特別映像(絶体絶命の船内+藤原⻯也コメント映像)映画『太陽は動かない』公開中
2021年03月05日藤原竜也主演、バディに竹内涼真。初顔合わせながら、何だか非常にしっくりくる安定感を持つふたりの共演作『太陽は動かない』(3月5日公開)は、規格外のアクションが「これでもか」とたたみかけてくるノンストップ・サスペンス。藤原さんと竹内さんは、本作において、秘密組織「AN通信」に所属する、心臓に爆弾を埋め込まれたエージェントを演じた。完全無欠のスペシャリストで、冷静沈着な鷹野一彦を藤原さんが、やさしさを見せながらも、どうにか鷹野にくらいついていく相棒の後輩・田岡亮一を竹内さんが演じ、ミッションに挑んでいく。物語の鍵は、全人類の未来を決める次世代エネルギー。その極秘情報をめぐり、世界各国のエージェントたちが動き出すのだが…国境を超えて始まる命がけの争奪戦では、藤原さん&竹内さんがスタントをほぼ使わず、体を張った。緊迫感あふれるさまはスクリーンからびしびしと伝わり、大量の爆薬、きわどいカーチェイス、列車での肉弾戦、水責め…様々な状況から死に物狂いで脱しようとする姿に、手に汗握る。演じた当の本人たちはと言えば、「やるしかなかった…」、「降板の“こ”…まで出かかった!」と、冗談半分、本気半分(?)、大盛り上がりで振り返る。およそ半年の撮影期間で、すっかり打ち解けた彼らは、実は同じ事務所の先輩・後輩同士。息の合った凄腕エージェントが板につく、肝胆相照らす仲のふたりに、撮影の裏話を聞いた。「一緒にトム・クルーズのメイキングを見たり…」先輩・藤原さんを鼓舞した竹内さんの技――『太陽は動かない』を語る上で、アクションは外せないと思います。藤原さん、高所や水中など、実は苦手なもののオンパレードだったそうですね…?藤原:そうなんですよ!今回、海外ロケでブルガリアに1か月行ったんですけど、異国の初めての地で、羽住組も初めての中、クランクインを迎えました。セットというか世界が、すごく整っていたんです。羽住組って面白くて、「状況は整わせましたよ、だからここで好きにやってください」と。それは非常に恵まれた環境だと思うし、後戻りはできない。だからこそよかったし…もう、やらざるを得なかった(苦笑)。――羽住監督のチームが、背中を押してきたと言いますか。藤原:本当に、職人だと思います。スタッフはみんな、本当に映画が好きで、羽住組が好きで。監督が求める以上のセットを用意したり、派手なライティングをしてくれたり、誰ひとり嫌な顔ひとつせずにやっていましたから。過酷な要求をして、過酷な状況に追い込む監督だけど、人徳というか愛されているんです。「監督のために、このワンカット成立させてやろうじゃないか!」と思わせるような人だから。なかなか危険なことは確かにありましたけど、みんな、監督の満足そうな顔を見たくて、やっていた部分は多少なりともあるんじゃないかなと思います。竹内:竜也さんがお話されたように、本当に状況が整えられていて、あとは、僕たちがそこの場で、どれだけ出せるかでした。それまでに何回もリハーサルもしましたし、段階を経てやったおかげで、自分が想像していたよりも、いいものができました。僕、本格的なアクションをすごくやってみたかったんです。アクションを思いっきりやるには、ものすごくいい舞台とチームがそろっていて。アクション部の方たちに本当に支えてもらって、足並みを揃えて僕らに寄り添ってもらったので、過酷な撮影も乗り越えられました。――今回は体作りもかなりされたんですよね?おふたりの肉体美も堪能できます。藤原:羽住さん、筋肉好きだからね。「やってくれ」と言われたので、やりました。もともと僕、肉体美的な表現にあまり興味がなかったんです。けど、羽住組を経験してトレーニングすることによって「なるほどなぁ」といろいろな発見がありましたね。精神的にも、もちろん違う部分がありましたし、このようなキャラクターでトレーニングを積むことは、役に説得力を与えられるなと、改めて気づかされました。竹内:本当に、そうですね。今思えば、本当にやっておかなかったら、できていたのかわからないぐらいのアクションがありましたし。トレーニングはきついことをやるから、そこで気持ちも鍛えられるんですよね。――竹内さん、現在ドラマでもアクションを披露されていますし、もともとトレーニングはお好きなんですか?竹内:いや!できれば、やりたくないです(笑)!お酒をいっぱい飲みたいし、甘いものもいっぱい食べたいですから。けど、強い男やエージェントを演じる上では、説得力を持たせるため、やるのは大事だと僕は思います。――本格的なアクションは初めての竹内さんに、藤原さんからアドバイスなどもありましたか?竹内:いやあ…、どっちかというと、「竜也さん!もうやりましょう!」という感じでした(笑)。藤原:逆だよ…。いかに、こう…呼ばれても、こう……。竹内:竜也さんが時間稼ぎをされるんですよ!藤原:「藤原さん、もう時間がありません!」と言われても、「だって、やりたくないんだよ…」って。――怖いんですよね?藤原:そう、そう、そう!竹内:怖いから、一緒に、トム・クルーズのアクションのメイキングを観たりしましたよ。「これ、おかしいよ」とか言いながら、結果やるしかないんですけど(笑)。いかに先輩のエンジンをかけるか、でした!藤原:この映画をやりながら思っていたのは、ほかの作品だったらクライマックスだろうな…と思うシーン、ほぼ連日そういうシーンの撮影だったんですよ。本当に「やりたくないな」と思うことはたくさんありましたけど。けど…難しいよね。僕らって、じゃあなんで次もやるかと言ったら、苦しいことって忘れちゃうんだよね。「涼真のおかげで乗り切れた」、「竜也さんがいるとチームがまとまる」――お互いに刺激を受けた点なども、ありましたか?藤原:海で撮影していたときに、もう、ずーっと足もつかないようなところにいたんですよ。そうしたら、涼真がね、「僕もう、水何リットルも飲んでますよ。溺れてますよ。いいっすよ、もう」と、腹くくったみたいな感じで言いやがったんです。こっちなんて、「降板したい」と言う直前なのに!「(降板の)こ…」まで出ているのに!「俺、もういいっすよ」と涼真が言うから、「何でお前がこんな力強い言葉を言うんだ、バカッ!!」と思ったので、乗り切れました(笑)。竹内:(爆笑)。竜也さんのすごいところって、巻き込む力だと思っていて。こんな風に「やりたくなーい」とか言ってみたりするのに、みんな、気づいたら「竜也さん、竜也さん」みたいな感じでついていくんです。藤原:…別に、そんな風に言ってないよ。竹内:言ってるじゃないですか(笑)!「こわーい」、「いやぁ、もうやりませんよ」とか。でも、結果、それ以上のことをやってらして。藤原:へへ(笑)。――本当に愛され力と言いますか、ギャップも藤原さんの魅力で。撮影を通して、おふたりの仲もリアルに深まったんですね。竹内:竜也さんて、ガキ大将みたいなイメージなんです。撮影部のベテランの方とかも引き連れて、「みんな、行こう!」って言うし。すごいと思います。竜也さんが意識されているかはわからないですけど、そういうことをやってくださると、チームがまとまるんです。わーっと連れて行って、飲んで、ダメになって、僕が大体連れて帰ってくるんですけど。藤原:そうだね(笑)。俺、大体、巻き込むだけで終わるんです。あとは、へべれけになって帰る。竹内:『太陽は動かない』の撮影中、僕、3回ぐらい竜也さんのこと抱っこしましたからね、はい。撮影後、飲みに行ってベッドに連れて行く。藤原:そう、「ありがとう」つってね(笑)。藤原さんが久々に抱いた感情「何回でも映画館に通って観たい作品」――精魂込めた作品の完成作をご覧になったときは、どんな感情を持たれたんですか?藤原:本当に「これ、面白いな!」と思いましたし、何だろうなあ…。ひとりで、何回でも映画館に通って観てみたいなと思いました。それぐらい、個人的には懐かしさや、涼真とかヨハンの大変さ、「ここ、セリフ苦労してたなぁ」とか、いろいろな見方ができるわけだから。自分の中では割と、そういうのが久しぶりなんですよね。素敵なものを監督に作ってもらったな、という想いです。竹内:僕も竜也さんと同じです。面白かったですし、やっぱり映画館で観るべき映画というか。僕らは現場でいろいろやりましたけど、想像した以上のクオリティになっている場面が、本当にいっぱいありました。どこがCGなのか、その境目がわからないぐらい。1か月ブルガリアで撮影できた、行った意味を、完成作を観てすごく感じました。――本作では「1日を生きる」ことが、ひとつのテーマになっています。俳優業をされている中で、「今を大切にする」、「1日を頑張って生きていく」と意識した経験はありますか?藤原:俺、今年で39歳になるんですよ。若くもなく、かと言って、年がいっているわけでもないわけで。そろそろ人生の半分になったのかもしれないけれど、そんな中、自分のやっている仕事が、自分の1回の人生において正しい道なのか、もうちょっと大切にするべきものは仕事なのか、家族なのか、または自分なのかを考えるんです。この世界に生きていて、どういう選択肢をするのがベストな自分の人生の選び方なんだろうって、気にするようになってきましたね。竹内:そうなんですね。僕は「1日を生きる」とか、あまり考えないかなぁ。今、こうした難しい世の中の状況になってしまって考えるのは、自分が何をやりたいか、自分の目的は何なのか、ということです。自分が幸せにしたいもの、幸せになるためにどうすればいいか、優先順位をつけるようになりました。ここ1~2年ぐらいの変化かなと思います。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年03月04日藤原竜也主演、真木よう子、山田裕貴らが共演する「青のSP」の8話が3月2日オンエア。ついに判明した香里の死の真相に驚きの声が上がるなか、暴走する嶋田を止めた三枝を讃える声も多数。「山田裕貴くんの神回」という感想も投稿されている。学校内に警察官が常駐、トラブル対応や予防活動を行う制度であるスクールポリス制度が赤嶺中学に導入される。赤嶺中学では1年前、音楽教師の小川香里が謎の事故死を遂げており、香里の恋人だった刑事の嶋田隆平は彼女の死の真相に迫ろうと、刑事を辞めスクールポリスに志願する…という本作。嶋田を藤原さんが演じるほか、香里と同僚で今は3年1組担任で国語を担当している浅村涼子に真木さん。嶋田にこき使われる後輩で少年係刑事の三枝弘樹に山田さん。何者かに自転車のブレーキを切られ事故に遭い、その結果階段から転落死した嶋田の恋人、小川香里に明日海りお。スクールポリス導入を決めた赤嶺中学の校長、木島敏文に高橋克実。赤嶺中学の教師役で泉澤祐希、山口紗弥加、音尾琢真、石井正則、峯村リエらが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は野球部でピッチャー・矢島裕(長島令玖)にレーザーポインターが照射される嫌がらせをきっかけに“闇部活”が発覚。当初は顧問の阿部(音尾さん)に恨みを抱く者の犯行と思われ、嶋田は1年前に熱中症で倒れ事故にあった部員の坂木司(山時聡真)から話を聞く。坂木は阿部が悪いわけでなく、熱中症の原因は先輩の黒石たちの執拗な“しごき”で、香里が事故にあったのも黒石たちの仕業だと告白する…というストーリー。そして明かされる香里の死の真相…それは黒石の仲間の松田という少年が、校長の木島から指示を受け自転車のブレーキに細工をしていたというものだった。木島に怒りと憎しみをぶつける嶋田。このままでは木島の命を奪いかねないという瞬間に三枝が現れ「これ以上は、俺が先輩に手錠をかけなきゃいけなくなりますから!」と嶋田を止める…。「三枝さんが飛び込んできてくれて良かった」「何だかんだタイミング良いし、すげー頑張ってるしカッコいいよね」「やっぱりただの可愛い子じゃなかった…」「山田裕貴くんの神回」「こういう真っ直ぐなキャラも合うんだね」など、三枝の活躍と山田さんの演技を讃える声がSNSに溢れる。一方、校長の木島が香里の死の黒幕だったことに「日和見&ことなかれ主義の小物と思って侮っていたらまさかの逮捕」「裏の裏の裏の…と、どんでん返しの展開が続くね」と驚きの声が上がるなか、「まだ最終回じゃないってことは、まだ黒幕がいるってことですね」と今後の展開を注視するコメントも。最終回に向け嶋田が香里の死、赤嶺中学の闇にどう迫っていくのか、多くの視聴者が注目している。(笠緒)
2021年03月02日「2月中旬のことです。竹内さんは出演映画の番宣で、藤原竜也さん(38)とともに占いバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)の収録(3月3日放送)にのぞみました。そこで前代未聞の“ハプニング”が起こったんです」(芸能関係者)現在放送中の連ドラ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)で主演を務める竹内涼真(27)。3月5日公開の映画『太陽は動かない』にも藤原と出演するなど、竹内はいまやオファーが絶えない人気俳優となった。そんな彼が出演した《スゴ腕占い師が、街で突然占いを持ちかける“占い突撃番組”》の収録中のこと――。「竹内さんを占ったのは、番組でも人気の星ひとみさん。巫女の家系に生まれたという星さんは、東洋占星術をもとに統計学や人間学、心理学などの要素から作り上げた、完全オリジナル占術『天星術』の開祖で、当たると評判です。竹内さんは星さんのことを以前からよく知っていて、今回の収録を特に楽しみにしていたそうです」(前出・芸能関係者)実は事前に番組側は、占い師の方々には恋愛などプライベートに深く踏み込む内容には過度に触れないようお願いしていたという。「ところが、収録がスタートし、占いが次々と当たってテンションが上がった竹内さんが、逆に自らの恋愛について“ガチな相談話”をしだしたため、いったん収録を止めたそうなんです。しかし、竹内さん本人が今の恋愛について『どうしても占ってほしい!』とスタッフさんにお願いして、改めて占ってもらったそうなんです」 (前出・芸能関係者)竹内といえば、昨年5月に女優・モデルの三吉彩花(24)との交際が報じられている。「2人仲よく買い物したり、ドライブする姿や、2人で竹内さんのマンションに入っていく姿が目撃されていました。竹内さんは昨春に女優の吉谷彩子さん(29)と破局。その直後から、彼のマンションへ頻繁に通う三吉さんの姿が目撃されるようになったそうです」(スポーツ紙記者)■「結婚決断すべきタイミングか教えて!」すでに交際が約1年となる2人。最初の出会いは4年前のイベント『Seventeen夏の学園祭』だった。2人手をつないでランウェイに登場すると、会場からは黄色い声が上がっていた。ファッション誌関係者は言う。「竹内さんは大の筋トレ好きで、そのストイックさで有名。サウナ好きでも知られています。三吉さんもヨガや筋トレ、サウナが好きで意気投合。竹内さんから猛アプローチして、吉谷さんと別れた昨春から付き合うようになったそうです。竹内さんは親しい仲間にはすでに彼女を紹介しているそうです。2人が休みの日は、ほとんど竹内さんの自宅で過ごしているといいます。彼の運転でスーパー巡りをして食材の買い出しをしたりしていると聞きました」そんな竹内が、どうしても占い師に相談したかった「恋愛の悩み」とは――。「コロナ禍もあり、交際相手が結婚をリアルに考えるようになったそうで、『今、結婚を決断すべきタイミングか否か教えてください』といった内容を真面目に相談していたそうです。竹内さんの事務所は、彼の突然の告白に戸惑っていたそうですが……」(前出・芸能関係者)撮影現場での今回の“ハプニング”についてフジテレビ広報宣伝部に聞いたが――「制作の詳細に関してはお答えしておりません」と答えるのみだった。確かに最近、2人には“次のステップ”に向かうかのような報道が出ている。2月中旬、東京都内の高級住宅地のマンションから、引っ越しをする三吉の姿が『フライデー』3月5日号で報じられていたのだ。彼女の冷蔵庫、洗濯機、衣装ケースなどが夜遅くまで運び出されていた。「三吉さんは1月下旬にも、不動産業者とおぼしき男性に連れられて都内のマンションを下見する姿が目撃されています。新居を探していたのは間違いないでしょう。“2人一緒に暮らす部屋”として考えていたのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)■竹内の理想の結婚相手は「怒ってくれる人」今年5月に、初挑戦となるミュージカル『セブンティーン・アゲイン』の主演舞台に立つ竹内。昨年11月末の会見では、「35歳」の役柄を演じることにちなみ、取材陣から8年後の未来を聞かれて、「もしかしたら結婚しているかもしれない。子供がいるかもしれない……」とリアルに予想していた。三吉との関係が急展開しているのだろうか。竹内は’17年9月のイベントでは理想の結婚相手についてこう語っていた。《ちゃんと怒ってくれる人。割と男の人って自由だったり、自分がやりたいことがはっきりしていると思うんですけど、たまにちゃんと怒ってくれないと。なんでも「いいよいいよ」じゃなくて、たまにビシッと怒ってくれる人がいい》テレビ局関係者はこう語る。「彼は5人家族で、仕事のことから恋愛のことまで、隠し事をせず、なんでも言い合える仲だとか。自分の実家が理想の家族だそうです。一緒にいて全然気を使わず素になれる場所が家族だという考えは、ずっと変わっていません。そのため、恋人についても親が納得してくれるかがいちばん大事だそうです。結婚となれば、そのハードルはより高くなるでしょうね……」竹内が番組収録をいったん中断させてまで、恋愛相談したことを三吉が知ったとき、果たして彼女は竹内を“ちゃんと怒る”のか、それとも――。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月02日映画『太陽は動かない』(3月5日公開)で初共演を果たした俳優の藤原竜也と竹内涼真が28日、オンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。藤原と竹内は2人でランウェイを歩いて先端でポーズ。MCのEXITと鷲見玲奈とのトークで、竹内がTGC初出演の藤原について「『俺は出ない』って。無理やり連れてきましたから」と明かすと、藤原は「出たくて仕方なかった」とごまかしつつ、「恥ずかしいでしょ。自分がまさか立たせてもらえるとは思ってなかったのでありがたいです。想像通りの感情でした」と照れ臭そうに感想を述べた。そして、竹内は改めて、「竜也さんと一緒に、ちゃんとここに連れてこられてよかったです」と安堵の表情。EXITが「そんなに嫌がってたんだ」と驚くと、竹内は笑顔で頷いていた。その後、事前にTGC公式Twitterで募集した質問に答える企画も実施。藤原と竹内が視聴者と公開生電話で話し、質問に答えていた。『太陽は動かない』は吉田修一氏による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)が、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。撮影:蔦野裕
2021年02月28日藤原竜也主演、映画『鳩の撃退法』が2021年8月27日(金)に全国ロードショー。佐藤正午のエンターテイメント小説が、実写化原作は、『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による同名小説。ある天才小説家の書き途中である新作小説が、小説と現実、そして過去と現在を目まぐるしく交差していく予測不能の話題作品だ。これまで‟実写化不可能”と唱えられていた「鳩の撃退法」だが、今回は‟観客参加型謎解きエンター<転>メント”として豪華キャストを迎えた実写化を実現した。藤原竜也が、謎めいた天才小説家に津田伸一(藤原竜也)物語の主人公・津田伸一。天才作家と呼ばれ元直木賞も受賞。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に謎めいた小説を書き始める。一方、津田の元には大量のニセ札が舞い込んでくるのだが…。津田伸一を演じるのは、『Diner ダイナー』『カイジ ファイナルゲーム』で主演を務めた藤原竜也。富山で経験した‟ある出来事”をもとにした新作を執筆する津田は、どうやら小説の出来事だけとは思えないリアリティのある小説を描き出す。天才小説家が仕掛けるトリックは、物語をどのように動かしていくのか?特別映像の中では、藤原演じる‟ふたり”の津田が同時に映し出されているなど、謎に満ちた展開も予感させる。土屋太鳳や西野七瀬ら、豪華キャストも鳥飼なほみ(土屋太鳳)津田の担当編集者。津田が執筆中の新作小説を読んで心を躍らせるのだが…話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えなくなり、翻弄されることになる。津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのかを探り始める。鳥飼なほみを演じるのは、『哀愁しんでれら』での怪演が記憶に新しい土屋太鳳。幸地秀吉(風間俊介)ある日、突然家族と共に失踪したバーのマスター。一家失踪事件が起こり、神隠しにあったとされる。この消えたかぞくの行方が物語のキーの1つ。演じる風間俊介は約5年ぶりの映画出演となる。沼本(西野七瀬)津田の行きつけのコーヒーショップ店員倉田健次郎(豊川悦司)彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る男。津田の命を狙う。加奈子(坂井真紀)…結末を見守るバーテンダー。堀之内(濱田岳)…巻き込まれた慈善家。まえだ( リリー・フランキー)...鳩と接触した床屋。松方(浜中文一)...床屋を営むまえだのもとを訪れる警察官。田中(佐藤新/IMPACTors)...囲いを出た鳩の行方を握る謎多き大学生。津田伸一が仕掛けた謎にも関わってくる、ミステリアスな雰囲気のキャラクター。大木(森下能幸)...鳥飼の上司吟子(森カンナ)...バー「スピン」の常連客その他、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、ミッキー・カーチス、矢野聖人、ついひじ杏奈、円井わん、安藤聖、石橋けい、佐藤玲、伊島空、古河耕史ら実力派キャストが勢ぞろいする。なお監督は、ドラマ「赤めだか」をはじめ、映画・バラエティ・ミュージックビデオと幅広いジャンルで活躍するタカハタ秀太が務める。映画『鳩の撃退法』あらすじかつては直木賞も受賞した天才作家の津田伸一(藤原竜也)。津田はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。神隠しにあったとされる家族、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅…。彼の話は嘘?本当? 鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか「検証」を始めるが、そこには「驚愕の真実」が待ち受けていた―。作品詳細映画『鳩の撃退法』公開日:2021年8月27日(金)出演:藤原竜也、土屋太鳳 、 風間俊介、西野七瀬、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、坂井真紀、濱田岳、ミッキー・カーチス 、 リリー・フランキー 、豊川悦司、浜中文一、佐藤新原作:佐藤正午「鳩の撃退法」(小学館刊)監督:タカハタ秀太脚本:藤井清美、タカハタ秀太主題歌:「爆ぜる心臓」KIRINJI feat. Awich (ユニバーサル ミュージック)配給:松竹
2021年02月28日俳優の藤原竜也が、映画『鳩の撃退法』(8月27日)で主演を務めることが25日、明らかになった。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。数々の名役を演じてきた藤原は今回、藤原史上最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一を演じる。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを土屋太鳳、ある日突然家族と共に姿を消したバーのマスター・幸地秀吉を約5年ぶりの映画出演となる俳優・風間俊介、津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野七瀬、彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る男・倉田健次郎役を豊川悦司がそれぞれ演じる。監督はドラマ『赤めだか』(15年)でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。今回特報映像&第1弾ポスタービジュアルも公開。特報映像は、いるはずのない2人目の藤原竜也がこちら側に語りかける意味深な冒頭から始まり、姿を消した家族、積まれた札束など謎だらけに。第1弾ポスタービジュアルはまるで本物の小説のようなデザイン。藤原竜也演じる津田伸一が意味深な眼差しでこちらを見つめる、現実と虚構が入り混じるミステリアスな仕上がりとなっている。○原作者:佐藤正午 コメントあちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。○藤原竜也 コメント撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。○土屋太鳳 コメントこの動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか……佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!○風間俊介 コメント『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。○西野七瀬 コメントクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。○豊川悦司 コメント「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。○タカハタ秀太監督 コメント担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。
2021年02月25日佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」が、藤原竜也主演、共演には土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司を迎え、映画化が決定。謎だらけな特報映像も公開された。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…。鳥飼は、津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた――。原作は、「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤さんの最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得、実写化不可能と言われ続けてきた名作だ。それが今回、実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。藤原さんが演じるのは、藤原さん史上最も謎めいた元直木賞作家の津田伸一。土屋さんが演じるのは、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ。「撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでした」という藤原さんは、「演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」とコメント。津田が小説を読ませる担当編集者を演じる土屋さんは藤原さんとの共演について「16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後『這い上がってきたなぁ』とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!」と語っている。そしてある日、突然家族と共に姿を消すバーのマスター・幸地秀吉を、約5年ぶりの映画出演となる風間さん。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野さん。彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る倉田健次郎を豊川さんが演じる。監督は、ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語となっており、いくつもの謎が仕掛けられ、観客が楽しみながら謎に挑める映画となっている。到着した映像では、2人目の藤原さんが語りかける意味深な映像から始まり、怪しげに積まれた札束や、バーでの小説家と編集者のやり取りも少し映し出されている。さらに津田が意味深な眼差しを向ける小説のようなデザインの第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作者・キャスト・監督コメント原作者・佐藤正午/キーワード:ウソとホントの境界線あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。藤原竜也/キーワード:囲いを出た鳩撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。土屋太鳳/キーワード:翻弄と真実この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!風間俊介/キーワード:ピーターパンの本『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。西野七瀬/キーワード:コーヒーの滲みクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。豊川悦司/キーワード:床屋の決闘「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。タカハタ秀太監督/キーワード:本の栞担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年02月25日藤原竜也主演映画『鳩の撃退法』が8月27日(金)に公開されることが決定。特報映像と第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高いエンタテインメント小説。累計発行部数は16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得るとともに、実写化不可能と言われ続けてきた本作が実写映画として“観客参加型謎解きエンタ<転>メント”に生まれ変わる。物語の主人公は、かつて直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。彼はとあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」、鳥飼は津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。主演は映画『藁の盾 わらのたて』(2013年)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年)、『Diner ダイナー』(2019年)、『カイジ ファイナルゲーム』(2020年)など数々の話題作に出演し、今や日本映画界を代表する唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の名役を演じてきた藤原が挑んだのは藤原史上、最も謎めいた元直木賞作家・津田伸一。そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを演じるのは『今際の国のアリス』(2020年 / Netflix)での演技が記憶に新しい・土屋太鳳。そしてある日、突然家族と共に姿を消したバーのマスター・幸地秀吉を約5年ぶりの映画出演となる俳優・風間俊介、津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本をTVドラマ『あなたの番です』(2019年 / 日本テレビ)など話題作への出演が続く女優・西野七瀬、彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る男・倉田健次郎を豊川悦司がそれぞれ務める。監督はドラマ『赤めだか』(2015年)でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務めた。なぜ偽札は津田の元に舞い込んだのか?囲いを出たハトとは一体何なのか?消えた家族の行方は?などなど…いくつもの謎が仕掛けられており、観客が楽しみながら謎に挑んでもらえる映画に仕上がっている。さらに特報映像は、いるはずのない2人目の藤原竜也がこちら側に語りかける意味深な冒頭から始まり、姿を消した家族、積まれた札束などまさに謎だらけ。「その謎に挑む、主人公はあなただ」という言葉通りの挑戦的な特報映像だ。ポスタービジュアルも本物の小説のようなデザイン。藤原竜也演じる津田伸一が意味深な眼差しでこちらを見つめる、“現実と虚構”が入り混じるミステリアスな仕上がりとなっている。藤原竜也:津田伸一役・コメント撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。キーワード:囲いを出た鳩佐藤正午:原作・コメントあちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。キーワード:ウソとホントの境界線土屋太鳳:鳥飼なほみ役・コメントこの動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!キーワード:翻弄と真実風間俊介:幸地秀吉役・コメント『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。キーワード:ピーターパンの本西野七瀬:沼本役・コメントクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。キーワード:コーヒーの滲み豊川悦司:倉田健次郎役・コメント「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。キーワード:床屋の決闘タカハタ秀太:監督・コメント担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。キーワード:本の栞『鳩の撃退法』8月27日(金)公開
2021年02月25日学校に警察が常駐する“スクールポリス”を藤原竜也が演じる「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」の7話が2月23日放送。ネグレクトに苦しむ深山の姿に「泣いた」という声と、深山役の田中奏生の演技も話題となっている。学校内に警察官が常駐しトラブル対応や予防活動を行うスクールポリス制度が試験導入されることになった赤嶺中学校を舞台に、敏腕刑事からスクールポリスとなった過激で毒舌、冷静沈着な嶋田隆平の活躍を描く警察官×学園エンターテインメントとなる本作。赤嶺中学校で教師をしていた元恋人の香里が謎の死を遂げ、その真相を突き止めるためスクールポリスに志願した嶋田隆平を藤原さんが演じるほか、香里とも同僚だった3年1組担任の国語教師、浅村涼子に真木よう子。嶋田の後輩で少年係刑事の三枝弘樹に山田裕貴。1年前に亡くなった嶋田の恋人だった音楽教師の小川香里に明日海りお。スクールポリス導入を決めた赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。赤嶺中学の教師役として泉澤祐希、山口紗弥加、音尾琢真、石井正則、峯村リエらも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話はネグレクトで困窮した少年を巡る事件をメインにストーリーが展開。深山敏春(田中奏生)の欠席や遅刻が増え、体も痩せてきたことが気になる涼子。深山はクラブで働く母親と祖母と3人暮らしだったが、母親が男を作り、家族の通帳も持って行方をくらましたうえ祖母がケガ。食べるものもなくガスも止まり、祖母が空腹を訴え続けることで勉強もままならず、深山は限界を迎えつつあった。幼い頃から深山を気にかけていた三枝と涼子は深山を助けようと立ち上がるが、深山は万引きを咎めたコンビニのバイトを突き飛ばし、死なせたと思い込んでしまう。帰宅後、空腹を訴える祖母の様子に限界を感じた深山は、祖母とともに川に入水して…というストーリー。ネグレクトに祖母の介護と“二重苦”に追い詰められる深山の姿に「まだ気持ちが落ち着かない。悲しい話だった」「泣いた。深山くんしんどすぎて」「1時間のドラマにしてはいろいろヘビー過ぎる…」などの声が上がるとともに、深山役の田中さんの演技に「田中奏生くんの演技で涙が溢れた」「田中奏生くんって言うのか 覚えておこう いい役者さん」「今日の生徒役メインだった田中奏生くん演技うまい子だな~」といった反応も。一方、嶋田のもとには美月(米倉れいあ)の暴行事件をめぐって香里と涼子が口論する音声が送られてきて、嶋田は涼子が以前勤務していた学校で生徒を自殺未遂に追い込んでいたことを突き止め、一時は涼子が香里を殺めたのではと疑う。その後疑いは晴れるが、職員室から何者かが仕掛けた盗聴器が見つかる…というラストだった。盗聴器を仕掛けたの誰か、嶋田に音声データを送り付けた“黒幕”は!? 「ラストの方の山本楓先生の笑みが?関係有るのかも?」「紗弥加さん嶋田さんのことチラッと見てたの気になるなあ」と山本に疑惑の目を向ける声や、「犯人は高橋克実校長か、山口紗弥加が怪しい」「やっぱり高橋克実校長かぁ」など、高橋さん演じる木島が怪しいのではという声など、終盤に向けて香里の死を巡る謎にも注目が集まっている。(笠緒)
2021年02月24日映画『太陽は動かない』(3月5日公開)で初共演を果たした俳優の藤原竜也と竹内涼真が、28日にオンラインで開催される「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(以下 マイナビ TGC 2021 S/S)に出演することが22日、明らかになった。22日放送の藤原のレギュラー番組『藤原竜也の番組 フジタツ猪突猛進撃!!』(WOWOW 毎週月曜21:30~)に竹内がゲスト出演。さまざまな“勝負”に挑む同番組で、2人がPK対決で勝負し、見事勝利を収めた竹内の願いは「一緒に、東京ガールズコレクションに出演してください」というもの。この瞬間、2人が映画『太陽は動かない』を提げて、TGCのランウェイに登場することが決定した。本作で最強バディを演じる2人が生み出すステージに注目だ。TGC公式Twitterでは、「#太陽は動かない最強バディへ質問」企画がスタート。藤原と竹内がTGCのステージ上にて、公開生電話で質問に答える。質問は28日12時まで受け付ける。さらに応募した人の中から、抽選で10人に映画『太陽は動かない』のムビチケをペアでプレゼントする。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している史上最大級のファッションフェスタ。総勢約100人の日本を代表する人気モデルが出演し、日本のリアルクローズを披露するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブや、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。昨今の新型コロナウイルス感染症の感染状況及び緊急事態宣言の発令を受け、安全を第一に考慮し、今回もオンライン配信で実施。最先端テクノロジーを活用したオンライン開催ならではのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるキラーコンテンツとして、「バーチャルTGC」を前回以上にバージョンアップさせ、リアルとバーチャルを融合させた “アタラシイTGC”として最新トレンドやニュース、そして熱狂を届ける。(C)吉⽥修⼀/幻冬舎 (C)2020 「太陽は動かない」製作委員会
2021年02月22日