その昔は意味がわからなかったけれど、親になってからあらためて観てみると評価が変わり、おもしろく感じる映画というのは意外とたくさんあります。今回は「子どもとは?」「親とは?」など、家族について考えるきっかけになりそうなオススメの3作品をご紹介します。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』2000年に製作されたデンマーク映画。主演は個性派アーティストとして有名なビョーク(・グズムンズドッティル)。ビョークが演じる、先天性の病気により視力を失いつつある主人公・セルマは、その病気が遺伝性のものであることを知ります。そして、遺伝によっていずれ失明してしまう運命の息子・ジーンの手術費用を涙ぐましい努力で貯めます。しかし、そのお金を友人に盗まれたことが分かり、もみ合いの末、友人を殺してしまう結果となりました。彼女は殺人罪で逮捕され、その後の裁判は移民である彼女に不利に進められていきます。暗い場面にも明るい色調のミュージカルシーンが入り、映画にスパイスを加えています。セルマの選択は本当に正しかったのか、見終わった後も深く考えさせられてしまう映画です。・ ダンサー・イン・ザ・ダーク(Blu-ray Disc) 『八日目の蝉』作家・角田光代の同名小説が原作の、2011年に公開された映画。井上真央が主演を務めたこの作品は、第35回日本アカデミー賞において10冠獲得を達成しました。不倫相手の子どもを誘拐した母親と、その子どもが大人になって自らも禁断の恋に落ちてしまうという物語。「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした」というインパクトのあるキャッチコピーが、大きな話題を呼びました。「母性」というものの業(ごう)が描かれているこの作品。あなたはどの登場人物に一番共感を持つでしょうか? ・ 八日目の蝉 通常版 [DVD] 『ライフ・イズ・ビューティフル』1997年に公開されたイタリア映画。第2次世界大戦下におけるホロコースト(ユダヤ人迫害)がテーマとなっている作品です。ユダヤ系イタリア人の主人公家族は、幸福な日々から一転、強制収容所に送られてしまうこととなります。主人公のグイドはどんなに絶望的な状況に置かれても、機転を利かせた弁舌で息子・ジョズエに希望を与えます。重いテーマにも関わらず、見終わった後前向きにさせてくれる映画です。子どもに対する父親の愛情に心打たれること間違いなし。脚本・監督・主演の3役を務めた喜劇俳優のベニーニはこの作品でアカデミー賞の主演男優賞を獲得しました。・ ライフ・イズ・ビューティフル [Blu-ray] どれもやや重たい内容ではありますが、考えさせられる作品ばかりです。レンタルショップや映画のストリーミングサービスで見かけたら、手にとってみてはいかがでしょう。(サカマキ貝<フォークラス>)
2016年03月15日子どものやることは奇想天外で驚かされることが多いものです。でも、子どもが楽しんでいるのなら見守って、最後までやらせてみましょう。自由にやれることで子どもには、自分で考え、決める能力が身についていくのです。「色は混ぜすぎるとキレイじゃない」私が小学校の教員だったとき、低学年の子どもたちに数種類のカラフルな紙粘土を与え、自由に作品をつくらせる、という図工の授業をしたことがあります。ところが、紙粘土の色混ぜを子どもたちがそれぞれ好きなようにやった結果、何色も混ぜすぎて最終的にくすんだグレーのような色になってしまい、その粘土は使えなくなってしまいました。その出来栄えにがっかりした子どもたちは、何色も混ぜると綺麗ではないということがわかったようで、その後は同じようなことをする子はいなくなり、2~3色をほどよく混ぜて好きな色を作り、作品を仕上げました。また、私の子どもは、カラフルな紙粘土をあれこれと混ぜ合わせできた色で色図鑑をつくり、私に見せてくれたことがあります。並べられたオリジナルの色に親子で「カステラ色」や「落ち葉色」などと名前をつけていきます。これは私も夢中になって遊ぶことができました。安全面をクリアしたものならば、自由にやらせてみよう文科省の小学校学習指導要領の一般方針では、「児童に生きる力をはぐくむことを目指し、創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めなければならない」と掲げています。紙粘土の経験のように安全面がクリアできたものであれば、子どもたちには素材を与えて、自由に試させてあげましょう。それが、子どもたちが自分で考え、やってみて、その結果どうするかを自分で決めることになるのです。また、自分で思うようにやれるということは、子どもの満足感を高め、さらにいろいろなことに挑戦したい気持ちを育てることにもつながります。大人は子どもを「見守る力」を身につけて子どもたちのすることは、予想外のことがたくさん。そんな子どもワールドをぜひ一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか? もちろん、自由にやらせることで、時にハラハラすることもあるでしょう。でも、そこはグッとこらえて見守りましょう。たとえ結果は失敗に終わっても、子どもたちは自分の思い通りにやってみた満足気な笑顔をママに見せてくれるでしょう。そして、そんな笑顔のわが子をみたら、ママもハッピーな気持ちになることができますよ。自由にやることで学べることはたくさんあります。子どもの力を伸ばすためにも、親はぜひ見守る力を身につけていってください。(のりこ<フォークラス>)
2016年03月05日子どもの睡眠不足が問題になっている現在、保護者を含む大人はどのような対応をとればよいのでしょうか? 最近の調査では、保護者の生活そのものが子どもの睡眠に影響を与えていることがわかっているそうです。では、具体的に見ていきましょう。日本は世界と比べても眠らない国世界各国と比較すると、日本人の平均睡眠時間は短いと言われています。2011年の国際比較調査の結果を見ると、調査した国のなかで下から2番目という結果だったそうです。これを見ると、以前から日本人の睡眠時間は短かったんだ」と思うかもしれませんが、そうではありません。NHKの2010年の調査によると、その50年前と比べて、日本人の平均睡眠時間は1時間ほど減っているのです。その背景には、共働きの増加や24時間営業の店の増加など、さまざまな要因があると言われていますが、昨今、大きな問題とされているのが、日本人で夜更かしをしているのは、大人に限ったことではないという点です。そうです、子どもの睡眠時間も減っているのです。子どもの睡眠は保護者の影響を受ける子どもの睡眠状況は保護者の影響を大きく受けると言われています。たとえば、親が夜遅くまで起きている家では子どもも夜更かしする傾向があるそうです。海外の調査では、親の収入と子どもの睡眠の関係も指摘されています。それによると、収入が低い家庭ほど子どもの睡眠の質は低く、睡眠に問題を抱えているケースが多いのだとか。なかなかシビアな調査結果ですが、保護者にまつわるさまざまなファクターが、子どもの睡眠にそのまま直結しているということです。子どもの睡眠で悩んでいる保護者の方は、子どもの生活習慣だけでなく、ご自身の生活や行動を見直してみる必要があるということでしょう。睡眠は学力とも直結する?子どもの睡眠の質の低下は、学力とも直結するという報告もあります。実際に「3歳時点の質の低い睡眠が、7歳になったときの学力低下に繋がる」という研究結果があるとか。3歳というのは難しい年頃のようで、睡眠が最も不規則になりがちな年齢だと言われています。赤ちゃんの頃はすんなり寝てくれても、自我が芽生える3歳頃になるとそうはいかないものですよね。だからと言って「仕方ない」で済ませては、小学校2年生の成績表に悪い結果となって返ってくる恐れがあります。そこで幼い子どもをもつ保護者の方にやっていただきたいのが、「良い睡眠習慣を徹底すること」です。少し遅くまで起きていても仕方ないではなく、○時までに寝ると決めたら徹底させましょう。大変なこともあるかもしれませんが、それがお子さんのためにもなるのです。photo by pixabay
2016年03月01日前編 では、読書を通じて子どもの興味の幅を広げる方法を紹介しました。後編では、いよいよ、「なぜ自分の子だけできないことがあるのか」の答えを、再び読書を通じて考えてみます。「なぜこんなこともできないの?」と感じたときが、自分の子育てを振り返るとき子どもが自分から本を読み、しかも本の種類の幅を広げていくには、親の関わりが必要不可欠です。幼いころから読み聞かせの時間をたっぷりととり、子どものボキャブラリーが自然と増え、自分で読むようになったら、子どもが選ぶ本の種類の幅を広げるよう聞き役に回るなどの工夫をする。そうすることで、子どもの脳が、一人で本を読み、しかもいろいろな種類の本に興味を持つように、自然と成長するのです。当然、今まできちんと関わってこなかった場合(読み聞かせをしていない、聞き役に回っていない等)は、いきなり本を読めと言っても、子どもは読むことができないのです。でも、そのような成長プロセスを知らなければ「どうしてあなたはそんなに本を読まないの!」「もうそろそろ自分で読めるでしょ。なんで読めないの!」なんて言ってしまいがちです。これは読書だけに限りません。「なぜできないのだろう」と親が感じ、その言葉をそのまま子どもにぶつけてしまう場面は、思いのほか多いものです。「もうできるだろう」「こんな簡単なこと、できるに違いない」親からするとそう思っていたのに、実際やらせてみたらできなかった。そんな時「なぜできない!?」という気持ちが湧き上がったり、子どもに直接そう言ってしまったりするのでしょう。ですが、読書の例からもおわかりの通り、そのことに対する子どもとの適切な関わり方が今までなかったのであれば、子どもの脳はそこまでに発達しておらず、「できない」ということになってしまうのです。「なぜできないんだ!」と子どもに言ったって、子どもにはその理由がわかるわけがありません。「わからない」と答える程度でしょう。この場合の質問は、無茶な質問です。というのも、「自分の脳はそこまで発達していないからだ」なんて、わかるわけがないからです。ですから、お父さん、お母さん、このような言葉を子どもにぶつけるのはやめてください。反省すべきはむしろ、自分自身なのです。子どもに対して「なんでできないの!?」という気持ちになったら、一度深呼吸してみてください。それだけで少し冷静になれます。そうなったら次に、自分のこれまでの育児を振り返ってみてください。適切にかかわってきたかな? 必要なことを面倒だからと言ってやらないできたのではないかな? 冷静に考えて思いつくことがあれば、「なぜできないの!」とイライラしたり、子どもを責めたりすることは、きっと低減するはずです。(子育ての達人)
2016年02月27日もうできてもいい時期なのに、ほかの子たちはできているのに、と、わが子の「できないこと」にイライラすること、ありますよね。そんなときには、まず深呼吸。そして、これまでの育児を振り返ってみませんか? ここでは、子どもの本への関わり方を例にとって考えてみたいと思います。なぜお子さんが「できない」のかが、わかってくるでしょう。こうすれば、子どもはどんどん本を読むようになり興味の幅も広がってくる!読み聞かせを続けていき、それに伴って子どもの中でのボキャブラリーがたくさんになってきた頃、誰かに読んでもらわなくても自ら本を開いて読む姿が、自然と見られるようになります。このような行動を取るようになった時期をどうか見逃さないでください。このとき、どう親が関わるかで、子どもの未来が決まると言っても過言ではないのです。本を自分で読むようになったら、子どもに「お父さん(お母さん)に読んで聞かせて」と頼むのです。このときのポイントは、子どもが本を選ぶのではなく、親が本を選ぶこと。そして、子どもが好んで読んでいる本とは少し違ったジャンル類の本を選ぶのです。「この本を○○ちゃんに読んでもらいたいなあ」と、子ども心に訴えるように上手に頼みましょう。子どもが、お父さんやお母さんに読んであげる経験を通して、「幅広いジャンルの本を自分で読んでみようかな?」という気持ちをさらに強めることができます。そして、自分なら普段は選ばないような本を読むことで、子どもが自分で気づいていない新たな興味を引き出せる可能性が高まります。小学校の低学年くらいまでに、上記のようなことをしっかりと経験してきた子どもたちは、中学校、高校へと進学していく中で、成績がグンと上がっていく傾向にあります。実際、多方面からこれを裏付けるような例が、たくさん報告されています。読み聞かせをしたり、本の聞き役に回ったりするには、ある程度まとまった時間が必要になりますから、忙しい子育て中には「めんどくさいな…」と思うこともあるでしょう。しかし、読み聞かせをしたり、本の聞き役に回ったりして、子どもの読書にちょっと親の手を入れたりすることが、のちのちのその子の成績にまで関わってくることを知れば、「やっておかなければ」という気にもなるのではないでしょうか。面倒くさがらずに、ぜひ取り入れていただきたいと思います。< 後編 に続く>(子育ての達人)
2016年02月27日ママだってスーパーマンではありません。ときにはイライラして、子どもに八つ当たりしてしまうこともあるでしょう。八つ当たりはたしかに褒められることではありませんが、つらいのを我慢し過ぎるのはいけません。ママもつらいときは子どもに弱音を吐いて、一緒に成長していくくらいでいいのです。「頑張らないと」を時々休むママは基本的に、常に頑張っています。育児、家事、そして仕事をしながら頑張っているママたちは、近くに両親や親戚といった頼れる人がいないと特に、「私が頑張らないと」と、無理してしまうのではないでしょうか。そんなときは一度、頑張ることを休みましょう。たとえば、毎日の食事。献立を考えるのも、料理をつくるのも大変です。仕事をしながらだと、なおのことですよね。ときにはスーパーのお惣菜で済ませたい、そんな日があってもいいでしょう。でも、ひとつだけ気をつけてほしいのは、お惣菜を買ってきたパックのまま、テーブルに出さないようにする、ということ。必ず、お皿に移し替えて出すようにしてください。疲れてクタクタで面倒くさいと思うかもしれません。でも、そうすることで、彩りを考えて野菜を添えようとする気持ちが生まれることもあります。それに、パックのままで出されると、なんとも味気ない、ちょっと寂しい思いをするものです。子どもはそういう寂しさを大人になっても覚えていることもあります。だから、「今日はママ疲れちゃったから、お惣菜買うね。でも、一緒においしく食べようね」との言葉を添えて、お皿に盛りつけましょう。それだけで子どもには、ママの気持ちがきちんと伝わるはずです。親だって、親をやるのは初めてなのですママになると、常に時間に追われている気がして、気持ちに余裕がなくなる日もあります。そして、街中で、大きな声で子どもを叱ってしまうこともあるでしょう。あとになって、「さっきはあんなに怒らなくてもよかったのに…」と後悔してしまう。そんなときは、「ママも、ママをするの初めてなので、さっきはあんなに怒ってごめんね」と子どもに伝えてみてください。この「ありがとう」と「ごめんなさい」を親が口にすることで、子どもは親のマネをして素直に「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるようになるのです。話を聞いてあげられなかったときは、ハグで安心する疲れてイライラしているときに怒られた子どもは、萎縮したり、自分が悪い子だからだと責めたりすることがあります。人の顔色を伺うという行為がすべて悪いわけではありませんが、周りの顔色を伺いながら行動する、あまり子どもらしくない子どもに育つことがあるのです。でも、親だって自分が子どもだった頃の記憶を鮮明に覚えていない人がほとんどです。子どものときにどう思っていたか、どう考えていたかをわかる人はあまりいないでしょう。ですから、子どもに対して「なんでわかってくれないんだろう」とイライラしたり、落ち込んだりするのは、決しておかしいことではないのです。虫の居所が悪く、ちょっとしたことで怒ってしまって、子どもに素直に「ごめんね」を言いにくいときは、子どもを呼んでハグして、謝ってしまいましょう。ハグしたときに感じる人の体温は、人を安心させてくれるもの。ママもそのほうが謝りやすいですし、結果的にママの笑顔を見られれば、子どもは安心するはずです。親だからと言って、すべてを完璧にこなせる人はいません。恥ずかしがらず、ときには弱い姿も見せながら、親子でコミュニケーションをとってくださいね。(まあちゃん<フォークラス>)
2016年02月23日出会いはあるけど、理想的な出会いがなかなか訪れず、恋に落ちることができない女子もいるのでは?でも、じつは考え方を少し変えるだけで、理想の恋をガンガン呼び込むことができるようになります。その具体的な方法について、実際に理想の出会いを呼び込んだ女子たちに聞いたことをご紹介。■1.第一印象で相手を決めつけない「人間どうしても第一印象で相手を決めてしまうよね。ある程度は仕方ないと思うんだけど、ピンとこなくても悪い印象じゃなかったら、その相手のことをもう少しじっくり見てみた方がいいと思うんだ。私はいまの彼のこと第一印象では、正直そんなにタイプじゃないな、と思ったんだけど、内面がものすごくタイプで付き合うことにしたよ」(25歳/メーカー)第一印象で“タイプじゃない”と相手を切り捨てるのは簡単ですが、もったいないことをしているかもしれません。外見がイマイチでも内面がタイプな人もいます。そのため、第一印象で“そんなに悪くないかも”と少しでも思った相手とは、まずは友だちとして付き合ってみるといいでしょう。■2.発想を切り替える「社会人になると職種によっては出会いの幅が一気に狭くなってしまう。私もそれで理想の出会いどころか、新しい出会いすらほとんどない状態に陥った。このままじゃマズイと思ったとき、趣味の山登りを本格的に始めたくなって、社会人サークルに入ることに・・・。そこでいまの彼に出会うことができた」(27歳/金融事務)環境が変わると、出会いが増える場合もあれば全くと言っていいほどなくなる・・・という場合もありますよね。もしあなたがそのような状況なら、出会いではなく趣味を追及する目的で社会人サークルに入ってみるといいかもしれませんね。同じ趣味を持つ男子となら、すぐに意気投合できそうです。■3.親しい男友だちを『男』として見てみる「理想の出会いを求めているうちって、理想の出会いが訪れないと思うんだよね。意外といい出会いは身近にあったりする。私も昔は理想を追い求めるタイプだったけど、それに疲れたとき、親友レベルで仲の良い男友だちを“男”として意識してみたら、彼との出会いが理想の出会いなのかもって思った」(30歳/自営業)もしかしたら理想の出会いはすでに訪れているのかもしれませんね。親友レベルで仲良くなれる男友だちってそうそうできるものではないでしょう。そんな男友だちと恋人同士になれば、幸せな関係を築ける可能性も大。これまでとは違った視点で男子との出会いを見つめてみるのもひとつの手だと言えます。■4.自分を飾りすぎない「どうして理想の出会いが訪れないんだろう?って考えていくと、男子の前で自分を飾りすぎていたことに気づいたの。男子から良く思われたい一心だったんだよね。それから、なるべく女友だちと接するのと同じように自然体で男子にも接し続けたら、自分にピッタリ合う男子に出会えるようになって、彼氏ができた」(24歳/ジュエリー販売)どんな女子でも、男子の前では多少良い女を演じてしまうものでしょう。でも、それをやめて、なるべくありのままの自分で男子に接するよう心がければ、自分にピッタリな男子との出会いを引き寄せられるのかもしれませんね。■さいごに理想の出会いを呼び込めるかどうかは、あなたの気持ちひとつで決まると言えるでしょう。出会いは待っているだけでは訪れません。出会いに対する考え方を少しだけ変えて、行動を起こしてみてくださいね。(羽音/ライター)(ハウコレ編集部)(柳内良仁/カメラマン)
2016年01月06日理想の彼とさっと付き合っている女子もいれば、いつまでも理想の彼と付き合うことができない女子もいます。今回は、理想の彼といつまで経っても付き合うことができない女子の原因を探りつつ、どうすれば理想の彼と付き合えるのかについて、見ていきたいと思います。■理想の顔立ち?たとえば、分かりやすい例を挙げるなら、男性アイドルの○○君が理想という女子の場合、顔立ちが○○君の「ような」男子を探す、ということになったりすると思います。男子もおなじで、理想の顔立ちいうものを持っており、そういう女子を無意識のうちに探すそうです。これは、キャバクラのつけ回しの人が言っていたことですが、その男子が持つ「理想の顔立ちの女子」の傾向が分かれば、そういう女子を30分に1回くらいつけておくと、延長しまくって、わりと売り上げがいいそうです。■理想と幻想のちがいでもこれって「理想」を追いかけているわけではなく、「幻想」を追いかけているとも言えるわけで、結局のところ、自分が「理想」としているものが本当に「理想」なのか、ただの「幻想」なのか、どっちなのか?というところをまず考えないと、いつまで経っても幻想を追い求め、理想の彼と付き合えないということになりますよね。幻想の彼(アイドルの○○君に似たような彼)と、運よく出会えて付き合えたところで、幻「滅」しちゃうかもしれません。幻想はおおくの場合、幻滅で終わるからです。■男子の「やさしいふり」あるいは、やさしい男子が理想なのに、付き合う男はものの見事にみんなDV男だというケースもあるかもしれません。この場合は、「あなたがそういう男を引き寄せている」かもしれないということを、まず考えてみたほうがいいのかもしれません。ある種の男子は、いくらでもやさしい「ふり」ができますし、そういう男は、「やさしい男子が好き」とか、やさしい男子に幻想を抱いているという女子の気持ちを、どういうわけかうまく察知して、そこに付け入ってくるのです。■意外な男子のことを好きになる勇気理想と幻想をきちんと線引きして、理想に向かって歩いて行けるようになるには、当然、分別が求められます。若いうちはおおくの場合、分別がつかないことのほうが多いと思います。もっとも30歳や40歳を過ぎても、理想と幻想をごっちゃにして、「理想の彼と出会えないわ」と嘆いている人もたくさんいるので、分別を持たないことが恥ずかしいというわけでもないでしょう。ただ、理想の彼と出会えた(付き合えた)という女子を見ていると、「意外な男子のことを好きになる勇気」というか、どこかしら心の隙間を持っているように感じます。アイドルグループの○○君のような顔立ちで、やさしい男子が「理想」だったのに、まったく別の顔立ちの、さほどやさしくもない無口で不器用な男のことを好きになって、そのまま交際し、1年くらい付き合っていると「理想の彼とはほど遠いけど、彼氏といいお付き合いができている」と思っている女子・・・・・・わりといます。■あたしは理想の彼と一生付き合えないのかな?理想や幻想をたくさん抱えていると、どうしても心は1つの方向にしか向かないものです。だから理想(幻想)だけを追求して、当然のようにうまくいかず、「あたしは理想の彼と一生付き合えないのかな」と嘆くことになったりします。でも、理想や幻想を追い求める気持ちを「ちょっとおやすみにして」、広くまわりを見渡してみると、案外「理想でも幻想でもない、わりと平凡な彼」が見つかって、その男子となんとなくうまく付き合えるものです。そして付き合いが落ち着いた頃、「あたしはもしかしたらこういう彼を理想としていたのかもしれない」と思うことでしょう。人の心の不思議です。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月26日私は、子育てのカウンセリングをして、30年になります。その中で、もっとも多いと感じるのが、「私は、自分の子どもがかわいいと思えません。だめな親なんでしょうか」という相談です。子どもを愛せないことに罪悪感を持つ母親は多いとりわけ、「下の子が生まれてから、上の子をかわいいと思えなくなりました。どうしても上の子をきつく叱ってしまうんです」とか、「息子のことはかわいいのですが、娘のことがかわいいと思えません。つい厳しくしてしまいます。愛情不足の子に育ってしまわないか心配です」といった相談が少なくありません。いずれの場合も、どちらも自分の子なのに、一方の子は愛せるのに、もう一方の子は愛せないことに罪の意識を抱いているのです。では、一人っ子の親はどうでしょう。きょうだいを持つ母親と同様に「私は自分の子どもがかわいいと思えません。親失格なのでしょうか」と訴えます。そして、自分を責め、涙を流すのです。完全な親なんてどこにもいない私は、こうした相談を聞いた後、こう伝えることが多いです。「そうですか。自分の子どもだから、愛したいし、愛さなくてははらないと思っている。自分の子どもだったらかわいくて仕方ないのが当たり前なのに、そう思えない。そんな自分はおかしいのではないか。だめな親なのではないか。そう思っているんですね。そして自分を責めて苦しんでおられるんですね。でも、そんなことないですよ。自分の子どもをかわいいと思えない人は、たくさんいます。そして、それは自然な感情です。完全な親なんて、どこにもいません。かわいいと思えなくても、いいのです。無理して、かわいいと思わなくては、と、自分を追い詰めると、どんどん苦しくなってきます。ストレスも溜まります。そして、自分の中に、溜め込んだ気持ちが爆発するとキレてしまい、子どもに、『あんたはどうしてそうなの!』と八つ当たりしてしまう方が多いのです」いいも悪いも、自然に湧いてくる感情を受け入れるしかない「かわいいと思えない子どものことを、無理にかわいいと思おうとする必要はありません。かわいくないものは、かわいくない。仕方ないのです。そして、下の子に比べて、上の子はかわいいと思えない場合も、かわいいと思えないなら思えないなりに、親としてできるだけ大切に育てていこう。そんなつもりで、無理せずやっていかれてはどうでしょうか」そう言います。実際、子どもに手をあげてしまっている親御さんには、真面目すぎるがゆえに、「自分の子をかわいいと思えない自分を責めてイライラし、気づいたら子どもをぶってしまっていた。もしかすると私のしていることは、虐待の一歩手前ではないか」と、ハッとしてカウンセリングに相談にきた、という方が少なくありません。あえてハッキリ言いますが、子どもをかわいいと思える親もいれば、かわいいとは思えない親もいます。きょうだいのどちらかしか、かわいいと思えない親もたくさんいます。そして、それでいいのです。いいも悪いも、それが自然に湧いてくる感情なのであれば、それを受け入れるしかないのです。そして、子どものことをあまりかわいいと思えないならば、その気持ちはそのままにしながら、親としてするべきことは、きちんと分け隔てなくしていけばいいのです。「自分の子どもならば、かわいいと思えるはず」というのは、ただの迷信です。事実では、ありません。かわいいと思えないなら、かわいいと思えないからこそ、差別やえこひいきにならないように、自分の子どもへの言動に注意すればよいのです。「かわいいと思えないなら思えないまま、それでも、親としての務めはきちんと果たしていく」そんな、無理のないスタンスで、わが子に関わっていくのがおすすめです。(諸富祥彦)
2015年12月20日「好き嫌いなく食べる」のが難しいのはなぜか の続きです。毎日の食事作りに追われる親の立場からすると、子どもの好き嫌いは悩みどころです。作れる料理が限られてしまいますし、何より栄養面で子どもの体が心配になるでしょう。「どうしたら子どもの好き嫌いを直せるのだろう」と悩んでいる方のために、いくつかアイデアをご紹介したいと思います。子どもの好き嫌いの克服というと調理面での工夫などに目がいきがちですが、まずは別の観点からのアイデアを見ていきましょう。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(1)どうして好き嫌いがいけないのかを理解させる大人でもそうですが、自分で納得できないと、嫌いなものを食べようという気にはなれません。体にいい食べ物を食べてもすぐに結果が出るわけではないですから、なおさらです。ですから食べ物の効能を説明し「これを食べることは大事なんだ」と心から思わせるようにするのです。肩こりが改善されるとか、ダイエット効果があるといったようなことを耳にすると、あまり好きではない食べ物でも進んで食べる、というのは大人に良くあるかと思います。これと同じような効果を狙ったものです。心から理解させるには、図や絵、写真、表などのデータが有効です。例えば、野菜を食べないでいると便秘になってしまうということを、お腹の中に便が詰まった絵や画像を見せることで、子どもたちに知らせるのです。これはかなりショックを受けるはずです。また、栄養士や病院の先生など、その道のプロの話を聞くことも効果的です。いずれにせよ、子どもたちが深く納得し、これは食べなければという気持ちにさせることが大切です。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(2)苦手な野菜を自分で育てる自宅でも比較的簡単に栽培できる野菜は、意外と多くあります。ミニトマト、ピーマン、ナス…。これらを庭で、あるいはプランターで育ててみませんか? 子どもに世話をさせるのです。自分の手で植えて、毎日水やりをし、時には肥料をやったりわき芽を摘んだりしながら世話をするうち、愛着がわいてきます。苦労して育てた野菜が実を結んだ時の収穫の喜びは格別です。そしてその喜びから子どもたちは、苦手な野菜でも口にすることができることが多いのです。是非お試しを!子どもの好き嫌いをなくすアイデア(3)嫌いな食材を使った料理を自分で作るあえて嫌いな食材を利用した料理を作ることにし、子どもに手伝ってもらいましょう。子どもが自分で作れるなら、なおさらよいですね。料理のお手伝いは意外と大変です。それを手伝うことで子どもには「頑張って作ったのだから」という気持ちが働いて、苦手な食材でも口にすることができるものです。<次回に続く>(子育ての達人)
2015年11月28日子どもと一緒に小さな商店やお祭りに行くと、子どもに小銭を持たせてお金を払う体験をさせる親は多いですね。子どもがお金に興味を持つ頃になると、親も子どものお小遣いについて考えるサインです。他の家庭がいつ頃から、どの頻度で、どの程度、お小遣いを渡しているのか気になりますね。○小学生低学年でも8割がお小遣いをもらっている金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度」でも、小学生からお小遣いをもらう子が多くなることがわかります。小学生低学年では79.1%、小学校中学年では80.0%、小学校高学年では77.2%と、全体で約8割の子どもがお小遣いをもらっています。そのうち、低学年では「ときどきもらう」が58.5%と最も多く、月に1回・週に1回などと定期的にもらう子を上回っています。中学年になると定期的なお小遣いが「ときどきもらう」を逆転、「ときどきもらう」が43.9%に下がります。月に1回は低学年の13.2%に対し、中学年では34.3%にアップ。高学年になると、月に1回の割合が最も高く52.2%です。「ときどき」もらうお小遣いで最も多くでてきた金額は、低学年と中学年では100円、高学年では1,000円です。回答金額を多い順から少ない順に並べて真ん中に位置する中央値は、低学年が100円、中学年が300円、高学年で500円となりました。月に1回のお小遣いで最も多くでてきた金額は、どの学年でも500円。中央値をみると、低学年が400円、中学年が500円、高学年が1,000円です。使う内容はお菓子やジュース、マンガやおもちゃなどの購入が多く、金額的にも大きくはなさそうですが、お小遣いが不足した経験も少なからずあるようです。低学年で46.6%、中学年で48.1%、高学年では52.2%の子どもが不足した経験が「よくある」または「ときどきある」と答えています。せっかくお小遣いを渡すのなら、自分でお金の「やりくり」をすることを身につけさせたいというのが親心でしょう。お金が不足するといっても子どものうちは大した金額ではないでしょう。しかし学生や大人になってお金のトラブルに巻き込まれる人が増えていることを考えると、正しい金銭感覚を養うためにも、できるだけ早いうちから金銭教育を始めたいものですね。そのための第一歩が、「入ったお金」と「出たお金」、そして「残ったお金」をきちんと把握させること。お小遣い帳をつけている子はまだまだ少数派で、低学年で20.3%、中学年で27.9%、高学年で24.1%の子しかいません。暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動を行っている金融広報中央委員会では、そのウェブサイト「知るぽると」で幼稚園生や小学生から楽しめるお金教育ツールやおこづかい帳などの便利ツールを利用できるので、試してみてはいかがでしょうか。○著者プロフィール武田明日香エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。2010年に、法人営業の仕事をしながら自己啓発のためにファイナンシャルプランナーの資格を取得。「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく!トラベル!」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)
2015年11月26日親の愛情は、子どもにきちんと伝わっているか?突然ですが、子どもにきちんと愛情を伝えられているかどうかを、一度見直してみたほうがよいかもしれません。「子どもを愛していますか?」と聞かれれば、まともな親であれば「当然でしょう」と答えを返すことでしょう。そして、得てして親というものは、自分の子どもには愛情がきちんと伝わっているはずだ、と思い込むものです。しかしながら、中学生を対象にした調査によると、「自分が親から愛されていない」と感じている子どもが相当数いることがわかっています。子どもが親の愛情を実感できていなければ、親がよかれと思ってした「しつけ」も効果を発揮せずに終わってしまいます。子どもの「自立したい」という考えは、親の愛情を基盤に芽生えていくものですから、この点は非常に重要だと言えます。子どもが小さいうちは親に甘えたいものです。しかし、注意したいのは、子どもが甘えてきた際には十分にそれを与えてやる必要がありますが、それは子どもを「甘やかす」こととは別物だということです。子どもを「甘えさせること」と「甘やかすこと」の区別がついていない親は、実はかなり見受けられます。親に甘やかされた場合でも、子どもは親に愛情をかけられているとは感じないことが多いのです。しかし、子どもを甘やかしている親は、得てして愛情をたっぷりかけていると勘違いしているものです。子どもの認識と親の認識にずれが生じているわけで、これが双方の間に不信感が生まれる源になるのです。「甘やかす」と「甘えさせる」の違いたとえば、子どもが親とのスキンシップを求めて近寄ってきた時や、何か親に話をしたくて近寄ってきた時、「ちょっと手が離せないからあっちに行っててね」とか「お利口さんにしててね。そしたら後で、ほしかったおもちゃを買ってあげるからね」といった具合で追い払ったりはしていないでしょうか。もしそうしているのなら、それは「甘えさせる」ではなく「甘やかす」でしかありません。子どもは親とのスキンシップを求め、そのぬくもりをほしがってきているのですから、ほんとうに「甘えさせる」には抱っこをして、しっかりとその気持ちを受け止めてあげることが必要なのです。子どもが話を聞いて欲しいと思っているようなら、どんなにくだらない話でも、叱ったり批判したりしないで、まずは子どもの話をきちんと聞いてあげることが必要です。そうする代わりに物を与えるようなことはしてはいけません。そして、抱きしめたり、ふれあったりして甘えさせるという行為には、してもしすぎるということはないと覚えておくべきでしょう。このように、子どもを「甘やかす」というのは、子どもが親に甘えたい時にそうさせず、受け入れないことによって起きるものです。そして、親とのふれあいを求めている子どもにも物を与えてしまうと、子どもは自分が本当は親と存分にスキンシップがしたかったのだ、ということに気づけなくなってしまいます。容易に物を与えることが、別の問題を招くことも人間というのは、物によって心を満たすことが、なかなかできない存在です。最初はちょっとした物でも大丈夫だったとしても、次第にもっともっと欲しがるようになっていきます。そして、それがエスカレートするとしまいには、家庭内暴力に走ってしまったり、何かを万引きしたりするようなことにつながってしまうケースもあります。また、親との精神的なふれあいを求めていた子どもに代わりに物を与えていると、子どもはわがままに育ってしまいます。子どもにしてみれば、いくつ物をもらったところで、本当に欲しかった親のぬくもりを得ることはできません。物をいくつあげたところで親の愛情は子どもには伝わりません。毎日忙しくてなかなか子どもに構ってやれないという場合には、ぜひ注意したいところです。子どもは親との精神的なふれあいを望んでいる子どもは何より、親とのスキンシップや精神的なふれあいを望んでいます。そういう点からしても、子どもが良くないことをしたり、約束を破ったりした時には、本気で叱り、本気で教え諭して欲しいと思います。また、子どもが甘えてきた時にはきちんと受け止めてあげること。抱きしめ、話に耳を傾け、子どもの心に寄り添って共感を示して欲しいところです。そのようにして毎日を過ごすことができた子どもは、自分が親から確かに愛されていると全身で感じ取ることができます。そういう状態であれば、間違ったことをした時に叱ったとしても、素直に聞き入れてくれます。子どものあるがままを受け容れ、子どものあり方を認めて褒めること。そして間違いがあったら心からしっかりと叱ってあげること。それが真の愛情を持った接し方だと言えるでしょう。(子育ての達人)
2015年11月21日こんにちは、恋愛作家の片瀬です。ある程度の年齢になると、結婚をのぞむ女性たちとの会話でよく耳にするのが「理想が高すぎるんじゃない?」という言葉。妥協していかなくては、結婚相手も見つからないのでしょうか?答えは、妥協する必要なし!むしろ、結婚に対して明確な理想をもっている女性の方が、その理想に近い相手とめぐり会えているのです。そして、もっと言えば…そもそも理想に高いも低いも関係ないというのが私の答えです。理想は高くてオッケーなのです!!ただし、ポイントをしっかり理解していないと、いつまでたっても「理想の相手」には出会えません。今回は、運命の人とめぐり会うために作りたい、ふたつのリストについてご紹介していきましょう!■「理想」と「条件」のちがい単刀直入にいうと、多くの女性の掲げる“理想”というものは、理想にあらず!!たとえば、「年収が~」や「大学は~」、「長男以外で~」など。これらは理想ではなく、じつは“相手への条件”にすぎません。要するに「これらが、私と結婚できるボーダーラインよ」と、相手に条件を突きつけている状態です。とくに、結婚の条件に「お金」をあげる人はとても多いです。もちろん、お金は大切ですし、生活をするうえで欠かせないものであることはたしかです。でも、考えてみてください。ある程度お金を持っていても、あなたを傷つけるような人だったら? 収入以上に、浪費癖がひどい人だったら? 家のこと、子育て…何もしてくれない人だったら?断言してもいいです。このような男性に対して、必ず不満がたまります!ここでいう理想とは、あなたのしあわせな結婚の基礎となる部分です。相手がどうかではなく、“あなたがしあわせだと感じ、笑顔でいられるために大切なもの”を考えることが、結婚の理想においては大切なのです。そう考えると、彼の内面的な部分がとても重要になってきます。■引き離しリストをつくろう!運命の相手を引き寄せる前に、しあわせの基盤を壊す男性から自分を守るための、“引き離しリスト”を作成しましょう。その名も「myダメンズリスト」です!一般的なダメンズではなく、あなたから見たダメンズをリストアップすることがポイントです。項目を明確にすることで、無意識のうちにダメンズを引き離す(寄せつけない)ことができるようになります。ポイントはあなたに“傷(心も体も)”を作るような男は、どんな人か。結婚しても笑顔で許せない行動とはどういうものかこの2点を踏まえて考えてみましょう。ある女性のリストをご紹介します。浮気をする人人の仕事をバカにする人ギャンブルで給料を使い果たす人お店の人に横暴な態度をとる人家事は女の仕事だと思っている人暴力をふるう人飲み会で帰りが遅くなっただけで怒る人親の味方ばかりする人これが、過去の恋愛の経験などから導き出した、彼女のダメンズリストです。項目を具体的にあげて「ダメンズとは恋愛しない!」と決めたときから、これらの男性との出会いがグッと減ったそうです。理想の相手を見つけるためには、その逆をしっかり理解することが大切です。たとえ理想の部分を持っていたとしても、「myダメンズ」の部分も持ちあわせている男性では…しあわせだとは、いえませんよね。理想の男性像を明確にする前に、ぜひつくってみてくださいね。次回は、「理想の男性リスト」のつくり方をご紹介します!
2015年10月28日オウチーノ総研はこのほど、「『子どものお小遣い』に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は10月7日~9日、子どもがいる首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の30~59歳の既婚女性696名を対象に、インターネットによるアンケートを実施したもの。はじめに、「いつ頃から子どもにお小遣いを渡し始めたか」を質問した結果、「小学1年生」が最も多く19.6%、次いで「中学1年生」が8.5%となり、「入学」という節目にお小遣い制度をスタートさせる親が多いことが分かったという。「なぜその年齢でお小遣いを渡し始めたか」聞いたところ、全年齢を通して最も多かった理由は「お金の価値や管理の仕方が分かり始める年齢だから」だった。具体的には「お金の価値が分かり始め、自分で管理できるだろうと思う年齢になったから」(59歳 / パート・アルバイト)や、「まずは小額から、お金を使うことを覚えていってほしかったから」(47歳 / パート・アルバイト)などが挙がったとのこと。一方、「お小遣いを渡していない」と回答した人は39.2%を占めた。その理由としては、「年齢的にまだ早いから」という理由が最多で、他には「必要な時に必要な分だけ渡しているから」が多かった。例えば、「買いたい物をその都度申請してもらい渡していたから」(59歳 / パート・アルバイト)や「必要な時にその都度親が判断しているから」(48歳 / 専業主婦)などの理由があった。調査では、お小遣いを渡している人を対象に質問した「各年代の時に、毎月いくらぐらいを渡したか」の結果を集計し、相場の割り出しも行った。その結果、小学校低学年は500円以内、小学校高学年は1,000円以内、中学生は1,000~3,000円、高校生は3,000~1万円ということがわかった。続いて、「お小遣いはどのように渡しているか 」を聞いたところ、「定期的に定額を渡す」という人が77.8%、「必要な時に必要な分を渡す」が16.3%、「お手伝いの対価として渡す」が10.6%を占めた。「定期的に定額を渡す」という人の理由で最も多かったのは、「自分で管理できるようにするため」で、具体的には「決まった期間内に決まった額をやりくりする方法を学んでほしかったから」(47歳 / 経営者・役員)、「自分で使う額に応じてためたり、残額を管理したりできるようにするため」(55歳 / 公務員)などが挙がったという。「お小遣い制度(渡し方、金額など)はどのようにして決めたか」との質問では、「夫婦で話し合った」(54.1%)と、「子どもと話し合った」(42.1%)が上位。同社は、「意外にも子どもの意見も反映されていることが分かった」とコメントしている。最後に、「お小遣いを渡し始めた目的は何か」という質問を実施。結果は、「金銭感覚を身につけるため」が47.3%、「お金の管理能力を養うため」が46.8%、「お金の使い方を知るため」が31.7%となった。「金銭感覚を身につけるため」と回答した理由では「物の値段を知ってほしいから」という声が最も多く、「お金の管理能力を養うため」と回答した理由では「上手なやりくりを学んでほしかったから」が最も多かった。
2015年10月20日はじまったばかりの子育てに右往左往されているママはいませんか?親なら誰しも、子どもの幸せを願います。でも、どうしたら我が子をうまく導いていけるかは悩みの種。のびのび育てた方がいいのか、厳しく育てた方がいいのか、はたまた、自分の子どもがどの方面に向いているか、などなど、悩みはじめたらキリがありませんよね。『子どもに夢を叶えさせる方法』(廣済堂出版)の著者は、白井勝晃さん。2013年の体操世界選手権の床運動で、若干17歳1ヶ月で金メダルを手にして鮮烈な世界デビューを果たしたあの白井健三くんのお父さんであり、体操クラブの経営者でもあります。受賞後のインタビューに落ち着いて答える健三くんの姿も、記憶に新しいのではないでしょうか。それにしても、いったいどんな育て方をしたら、あんなすごい子どもになるのか、興味が沸いてきますよね。■子どもの夢の決定権は子どもにあるタイトルにもあるように「子どもに」夢を叶えさせるにはどうしたらいいかが、この本には書かれています。この「に」からわかるように、あくまでも主役は子どもなのです。子どもが主体的に自分の夢を実現に近づけていくよう導くのが、本来の親の役目。それにも関わらず、実際には「つぶれていく子どもをみると、親が足を引っ張るケースが少なくない」と勝晃さんは指摘します。どういうことでしょうか。親なら、誰しも子どもはかわいいもの。しかし、「子どもを大切にするあまり、結果的に子どもを縛ってしまう親御さんは多いのでは?」と勝晃さんは続けます。自分たちの子ども以外にも何百人も生徒を抱えたクラブを運営する忙しさから、白井家ではやむを得ず、子どもたちをほったらかしにしてしまっていたそうです。ところがその結果、白井家の男の子たちは、自分たちでルールを作って遊ぶようになったそう。さらに勝晃さんは、多くの子どもたちを見てきて、特に男の子は、「与えられたルールのなかでなにかやってもあまり伸びない」ことがわかってきたというのです。「男の子には自分立ちで決めたがる本能のようなものが備わっていて、人からいわれてやっていると、どこか心が前向きになれないのでしょうね」と勝晃さんは分析します。■親と子どもの絆をつくる4つの約束のびのび遊ばせて育てる反面、白井家では、健三くんが6歳になったときにできた4つの約束の存在があります。一、嘘はつかない一、約束は守る一、姑息なことはしない一、物を大切にするどれも、人として生きる上で大切なことばかりです。勝晃さんは、「体操選手である前に、人としてしっかりと行動できなければ、誰からも認められないという考えを共有してほしかった」と書いています。この約束がベースとなって、親子の揺るぎない絆が結ばれていったことは、その後の健三くんの活躍を見るまでもなく明らかなようです。勝晃さんはまた、親もまたぶれないことが肝要だと説いています。一度決めたら、子どもの背中を押し続ける、中途半端な「大丈夫?」は子どもの方向性を乱すだけ。もちろん、ゴールはすぐにはたどり着けません。それでも、勝晃さんはいいます。「わが子の一番輝いている姿を見たいなら、それだけ時間がかかるということを覚悟して応援してあげてください」と。*最後に、この本は決して天才の育て方についての本ではありません。勝晃さんの場合、健三くんの「個性」が体操の非凡な才能だったため、ある意味、わかりやすかったのかもしれません。ですが、勝晃さんはいいます。「成功体験の価値に大小はない」。それがオリンピックの金メダルであろうと、4年半かけた鉄棒の逆上がりであろうと、子どもの手にする達成感に変わりはない」と。子どもの幸せを願う、すべての親に読んでほしい一冊です。(文/Kinkiii)【参考】※白井勝晃(2015)『子どもに夢を叶えさせる方法』廣済堂出版
2015年10月14日片付けを身につけさせたい時の手助けのポイント の続きです。忘れ物幼稚園に通い出したり、小学校に上がるようになると増えてくるのが忘れ物です。自分の子どもが、提出すべきプリントを忘れていたり、宿題をやるのを忘れたりすることが頻繁に起きるような場合には、子どもを叱りつける前に今までの子育てを振り返ってみてください。忘れ物が多い子どもがどんな子育てをされてきたかを調べてみると、親に過保護に育てられていたり、親が子どものことに干渉しすぎるきらいがあったりすることが分かってきています。親が子どもの世話をまめに見れば見るほど、子ども本人が自分で何かすることを考えたり、判断したりすることができなくなっていきます。親の言うことに従っていれば、自分が何もしなくても物事が片付き、子ども本人は何の判断もせずやり方に悩んだりすることもないからです。あるいは、子どもが何かをしようとする時に、親がきまって脇から口出ししたり、指図したりしては来なかったでしょうか。朝から晩まで「早く~しなさい」「~しちゃいけません」などと言われつけていれば、いくら子どもであっても嫌な気分になります。細かく言われることをいちいち真剣に考えていたら身が持たないので、適当なところで聞き流すという悪い癖を身につけるようになります。そのようなかたちで他人の話を話半分にしか聞かないような習慣が身についてしまうと、学校に上がってからも教師の話を身を入れて聞けなくなってしまい、成績が伸び悩むことにつながってしまいます。また、忘れ物をしやすくなるような悪い癖や習慣が出来上がっていないかチェックする必要もあります。たとえば、子どもがよく忘れ物をする場合、その日に学校に持っていったものをその日中に整理整頓し、次の日に必要なものをあらかじめ準備するということができているかどうかをチェックしてみましょう。帰宅後に、ランドセルをその辺に投げ出したまま遊びに行ってしまうような癖が付いていると、翌日の準備を忘れることも多くなりがちですし、子どもの代わりに親が時間割を揃えてあげていたら、その子どもはいくつになっても忘れ物をする子どもになってしまうでしょう。自分で揃えてランドセルに入れるのでなければ、どこに物が入っているのかも覚えることができません。他にも、机や本棚、部屋の内部がゴチャゴチャになってはいないでしょうか。必要な物がしまわれているはずのところが整頓されていなければ、次の日必要な物を探すのにも時間がかかりますし、見落としや忘れ物も起こりやすくなってしまいます。子どもが小学校に行くようになったら、自分に関することかたちで構いません。最初のうちはできなくてもあまり叱ったりせず、とにかく自分でやるという習慣をつけさせることが大切です。最初から上手にできなくとも、親が手を貸してくれないということさえ理解できれば、子どもは自分で何とかしなければならないということを理解し始めます。少々時間がかかっても焦らずに、少し離れたところから見守ってあげましょう。(子育ての達人)「自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方」特集をまとめて読む・ その1 ・ その2 ・ その3 ・その4・ その5 ・ その6(最終回)
2015年10月05日子どものために手間暇をかけていろいろと世話を焼くことこそが親の役割で、子どもに愛情を示す方法だ、というような考え方をしている親は結構たくさんいます。しかし、これはある意味では間違った考え方で、そのようにしていると子どもの自立心の芽を摘んでしまうことになりかねません。子どもの自立心を育んでいくためにはどうすればいいのかについて見ていきましょう。自立させたければまずは目標を立てることから大人である親から見ると、子どもは危なっかしい存在に見えるものです。特に小学生以下の子どもの場合、まだ幼いためにいろいろと心配になってしまうものかと思います。そうすると、いきおい「こうしなさい」「そういうことをしてはだめ」といったように、命令口調になってしまうことが多いものです。しかし、親が何かにとなく手を出し口を出して育ててしまうと、何かをする時には誰かに指図されないと動けない子どもであったり、誰かにいろいろと手伝ってもらわないと自分1人では何もできない子どもになってしまいかねません。たとえば、小学校に入り、次の日の時間割に合わせて教科書やノートを準備するのは子どもの毎日の日課ですが、常に親が手伝ってしまったりすると、何かを忘れていった時に子どもがそれを自分のミスだと考えなくなってしまいます。それが「自分のしなければならないことだ」という考え方が育たないため、忘れ物をしても親のせいにしてしまい、次は気をつけて準備するようにしよう、といった考え方に至らないのです。子どもが死ぬまで親が面倒を見られるのであれば良いのかもしれませんが、普通、子どもより長生きできる親はいません。ですから、自分の子どもが親の手を離れて自立することができるようにしつけをすることが必要なのです。一方で、現代は昔のように子どもの数が多かった時代とは違い、ずっと少なくなった子ども1人ひとりを大事に育てるという子育てに変わってきています。家にいる子どもの数が少ない分、親の目が1人ひとりの子どもに行き届きすぎてしまうのです。そうなると、大人よりも何事もうまくできない子どものやることを見ていると、思わず手助けしたくなってしまうというわけです。小学校などでは、教師が次にすべきことを指示してくれるだけでなく、毎日忙しいカリキュラムをこなさねばなりません。このため子どもたちは次に何をするか、何をしたいかという考えを抱くことなく毎日の学校生活を送ることになります。従って、自分で考えられる子どもに育てたいのであれば、家の中でそうした環境を与えてやる必要があるのです。自分の子どもに自立心を持たせたいのであれば、まずは何か目標を立てるように導きましょう。「あることを、この日までに、1人でできるようになる」というような目標にするとよいでしょう。目標を立てさせたら、最初から「1人でできる」わけもないので、まずは子どもと親が一緒になってプランを立てます。どのようにすればその目標を成し遂げられるかを考えるのです。この時、親が主導するのではなくて、子ども自身に考えさせるようにします。親は「どうやったらできるようになるかな?」という具合に子どもの考えを手助けし、横からヒントを出したりして子どもの自主的な思考を促すようにします。その上で、計画がスタートして子どもがだんだん上手になりはじめたなら、それに反比例して親が手を出す部分を減らすように工夫します。「今できないことをできるようにしよう」というわけですから、最初のうちはできないのが当然です。あまり焦らず、目標の期日までにできればいいのだとゆったり構えて見守るようにしましょう。子育てについてはなんでもそうですが、親に必要なのは我慢することです。親は子どもの傍らに控えて、子どもの成長を信じてじっと我慢して見守るということが必要なのです。どんな事柄について目標を立てたら良いのか、それぞれに親ができる手助けにはどんなものがあるのか、次の回からいくつか例示してみたいと思います。(子育ての達人)「自立心のある子どもに育てるためのポイントと手助けの仕方」特集をまとめて読む・その1・ その2 ・ その3 ・ その4 ・ その5 ・ その6(最終回)
2015年10月02日イギリスで、子育て世代の親たちに向けた興味深いアンケート調査が行われました。「もっとも子育てを楽しめたのは、子どもが何歳のときか」というもの。子どもを持つママにとっては気になる調査です。はたして結果は?今回はイギリスのニュースサイト『Mirror』を参考に、子どもと過ごす時間について考えてみます。■子育てがもっとも「楽しい」のは5歳?アンケートは、異なる年齢の子どもがいる合計2,000家族を対象に行われました。それぞれの年齢ごとに、子どもと過ごす時間が楽しいか(楽しかったか)どうかを数値化してもらい、比較したのです。その結果、もっとも数値が高かった、つまり楽しい時間が過ごせたと親たちが回答したのは子どもが5歳のとき。反対にもっとも数値が低く、楽しい時間が過ごせたとはいえないのは、子どもが10~12歳のころでした。10歳ごろから、子どもの自立心が強くなりはじめ、親よりも友だちと過ごしたがったり、親をわざと「嫌い」といったり、親と一緒に歩くのを嫌がったりするようになります。思春期特有のそうした行動が、調査結果にも影響しているのかもしれません。■コミュニケーションが取れる年齢に5歳までに、子どものコミュニケーションスキルはかなり発達します。自分のしてほしいことや気持ちをきちんと伝えることができ、両親のことばもしっかりと理解します。子どもがことばをおぼえはじめる2~3歳ごろには、なんでも自分でやってみたいとがんばる「イヤイヤ期」と呼ばれる発達段階があります。その「イヤイヤ期」も卒業し、会話も楽しめるようになる5歳が、多くの親にとって子育てのゴールデンタイムとなっているようです。実際、38%が、「5歳ごろから、子どもときちんとしたコミュニケーションが取れるようになった」、3分の1は「5歳までに子どもがユーモアのセンスを見せはじめた」と回答しています。子どものコミュニケーション能力の発達は、会話に限ったものではないようです。全体のほぼ4分の1にあたる23%が「5歳までに子どもとスポーツや戸外での活動を楽しめるようになってきた」と回答し、5歳ごろからスポーツも含めた家族団らんが楽しめるようになってくると示しているのです。■家族でスポーツは「平均週3.5時間」この調査を行ったのは、スポーツを通して若者の育成や生活の質向上をめざすイギリスの独立慈善団体「ユース・スポーツ・トラスト」。同団体が展開する、家族のきずなを考えるキャンペーンの一環で行われました。アンケートでは、スポーツと家族団らんの関わりについて興味深いことも判明しました。全体の86%が「スポーツなどの活動を通して家族はより仲よくなれる」と答えていますが、実際に家族でスポーツなどアクティブな活動をして過ごす時間は、週当たりたったの平均3.5時間だったのです。週3.5時間ということは、平日も含めた7日間で考えると一日30分。乳幼児も含めた子どもを持つ親へのアンケート結果としては、やや物足りない数字です。毎日子どもと屋外でスポーツをするのは、たしかにハードルが高いこと。ですが、たとえば一日30分一緒に家の近所で散歩やサイクリングを楽しむのはどうでしょう。休日には家族でお弁当を持って広めの公園やアスレチックに出かけるのも楽しそうです。「ユース・スポーツ・トラスト」を主宰するフィル・チェンバレン氏は、家族で戸外活動を楽しむことが、子どもの成長によい影響を与えると話します。「活動的な子どもたちには、物事をよりよく、早く学ぶ力と、環境にすばやく溶け込む力があります。スポーツを通して子どもたちの活動的な面を育てることは、心身を健康に保ち、勉強もよくでき、自信にあふれ、社会でりっぱに生きていくことのできる子どもの育成につながるのです」■子育てのゴールデンタイムは伸ばせる子育ては楽しいことばかりではありません。ときにはうまくいかなくて悩んだり、思い通りにならなくてイライラしたり。でも、わが子とのちょっとした関わりで悩みやイライラが一気に吹き飛び、幸せを実感する――そんな瞬間もたびたび訪れます。そんな、ポジティブな面とネガティブな面のダイナミズムこそが子育てのだいご味ともいえます。子どもが成長し、独り立ちするまでと考えると、子育ての時間は決して短くはありません。子どもが5歳を過ぎたら子育ての楽しみが減ってしまう、なんて残念すぎます。おしゃべりはもちろんスポーツ、戸外活動もどんどん取り入れて、子どもとのコミュニケーションをしっかり取って、子育てゴールデンタイムをどんどん伸ばしていきたいものです。(文/よりみちこ)【参考】※What age are kids the best – Parents say 5-year-olds are most fun but 10 to 12 worst ages-Mirror
2015年09月26日子どものころ、親に「テレビを見ると頭が悪くなる」といわれませんでしたか?これはあながち間違いでもないようです。なんと、テレビやインターネットを使う子どものほうがテストの点数が悪かったというのです。その影響は評価のBがDに変わるほどだとか。テレビには知られざる影響力があったのです。■1日1時間テレビ見ると9.3点も低下調査は845人の児童を対象に行われました。イギリス全土の、都市部から田舎の子どもまで、さまざまな生活環境の子どものデータが集められ、分析されました。イギリスでは義務教育を終了するときに「GSCE(General Certificate of Secondary Education)」という統一テストを受験することになっており、その結果はA~Gのグレードで評価されます。1日1時間テレビを見たり、インターネットを使ったり、テレビゲームをする子どもは、GSCE テストの点が平均9.3点も低かったということがわかりました。これはA~Gの評価がひとつ変わるほどの差です。テレビ、インターネット、テレビゲームは、いずれも学力に悪影響を与えますが、もっとも影響が強いのはテレビなのだそうです。研究者は、テレビを見る時間が長くなればなるほど、学力は下がるだろうと考えています。ある研究者は、テレビさえ見なければ、他に何をしていても学力は上がるだろうとすら言っています。それほどテレビは子どもに悪影響を与えるようです。■1日4時間以上の勉強は効果ナシ?日常的に本を読んだり宿題をしたりする子どもは、やはりGSCEテストで高得点でした。その効果は大きく、1日1時間宿題をするなどの勉強をした子どもは23.1ポイントも点数が高かったのです。これはA~Gの評価では4つ分の差になります。おもしろいのは、勉強すればするほど点数が上がるわけではなかったこと。1日4時間以上勉強しても、さほど点数の差はありませんでした。また、宿題をきちんとやっている子どもでも、テレビを見る時間が長いと学力は伸びないそうです。■スポーツは学力に悪い影響ナシ!イギリスでは、スポーツをする子どもは学力が低いと考えられていましたが、こちらは根拠がないことがわかりました。体をよく動かすことは、特に学力には影響がないようです。むしろ健康にはいいため、適度な運動をしたほうがいいということです。大人がテレビを見ていると、子どもも一緒に見るもの。子どもの学力を高めたいなら、まずは大人がテレビ断ちをしなければならないのかもしれません。とはいってもストレスをためるのもよくありません。外で運動したり、本を読んだり、子どもと一緒にできる息抜きの方法を見つけられるといいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Just ONE HOUR of TV or internet use each night can damage a child’s GCSE chances, experts warn-Daily Mail Online
2015年09月23日子どものころの記憶は大人になってからも残るものですが、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者によれば、幼少時に親からどんな扱いを受けたかが、その人の60~64歳ごろの幸せ度合いに影響を与えるのだそうです。『LATINS POST』の記事から、大規模調査の結果を見てみましょう。■親にコントロールされた人は老後に不幸になる『Medical News Today』は、子どものころに両親から「心理的にコントロール」されて育った人は、極端に精神的に不安定になり、特に60歳から64歳の間で幸せを感じていないことがわかったと発表しています。しかもその不幸度合いは、親戚や近しい友人を亡くしたときと同じくらいなのだとか。一方、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのメイン・スタッフォード博士によれば、両親がやさしさと責任感を示して子育てをしていた場合には、その子どもは青年期から老後までにわたって精神的に安定し、人生の満足度も高いのだそうです。■調査は70年近く5,362人を生まれてから追跡この調査がイギリス人で始まったのは、なんと1946年。生まれてからの追跡調査が、5,362人に対して行われたのです。13歳から15歳までの調査対象者については3,699人の完全なデータが集まりましたが、60歳から64歳になるころには2,000人ほどに減っていったとか。調査対象者たちは、アンケートで「親が自分を理解してくれているか」「親がどんな行動をとるか」などを問われました。これは、両親が子どもを心理的にコントロールしようとしているか否かを調査するためです。■絶対NGな「親のコントロール」はこんな行為それでは、どんな行為が「コントロール」にあたるのでしょうか。まずは、子ども自身の決断ややり方を妨げることが挙げられます。また、子どものプライバシーを侵害することもある種の「コントロール」です。そして、子どもを自立的に育てるよりも、自分を頼るように仕向ける、依存させようと仕向ける行為もこれにあたります。親として振舞うとき、ついついやってしまいそうな行為ばかりです。■子どもが安定した精神で育つには親が重要!スタッフォード博士は、「この調査は親を責めるためのものではない」としながらも、子どもが社会を生き抜く基盤をつくることができるのは親であるとしています。その上で、博士は過度に「コントロール」することは、子どもの自立を妨げてしまうという点を強調しています。『The Independent』を通しての主張は以下のとおり。「将来を担う世代の精神的安定には、両親の存在は極めて大きいものとなります。両親の金銭的負担などを軽減するような政策は、子どもと親がよりよい関係を結ぶ助けになるでしょう」*ついつい子どもに「こうしなさい」「いうことを聞きなさい」といってしまったり、気軽に持ちものや部屋を見たり、うまくできないときに手を出してしまったりすることは、親だったら誰にでもあることかもしれません。しかし、行きすぎると子どもを「コントロール」していることになってしまう可能性があります。子どもに幸せになってもらうために、温かい親を目指したいですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※Are You a Controlling Parent? Your Children Might Grow Unhappy-LATINS POST
2015年09月20日車内に置き去りにされた子どもの事故が毎年のように報道されています。これは日本だけの問題ではないようで、このほどイギリスで「子どもの車内置き去り」に関するアンケート結果が報道されて話題になっています。危険とわかっていることなのに、なくならないのはなぜでしょう?『Daily Mail Online』の報道を参考に、「子どもの車内置き去り」の怖さについて考えてみます。■6分の1は「おしおきのために閉じ込めた」イギリスで、幼い子どもを持つ親たち2,000人にアンケート調査が行われ、その結果にイギリス全土が驚愕しました。全体の4分の1にあたる24%が「用事を済ませるため子どもを車のなかに置き去りにすることがある」と回答したのです。若い夫婦ほど意識は低く、18~34歳の回答者のうち「子どもを車内に置き去りにした経験がある」と答えた人は42%にも上るそう。幼い子どもを持つ両親の多くがこの層と考えれば、この数字は看過できるものではありません。アンケートでは、もっとも多い理由が「用事を早く済ませるため」、次に多かったのは「寝ている子どもを起こしたくなかったから」でした。そして、4分の1は「子どもを車に残していることを忘れていた」、6分の1は「おしおきのために車に閉じ込めた」と答えているのです!子どもを車に置き去りにすることは、季節によっては生命を脅かすことにもなりますし、子どもが手動ブレーキを誤って操作するなど重大な事故にもつながりかねません。■イギリス男性の平均「置き去り」時間は27分アンケートによれば、男性が子どもを車に置いたまま離れている時間は平均27分間。一方、女性は最大でも17分間、全体での平均は22分間でした。男親の方が「子どもの車内置き去り」に関して危機意識がより低いようです。育児の専門家、リチャード・カーチス氏は調査結果にショックを受けたといいます。「子どもたちを車内に残して出掛けることは、いくつもの危険をはらんでいます。きょうだいを一緒に残せば安心と考えるのかもしれませんが、ケンカを始めることもあり、実際にはもっと危険なんです」アンケートを取りまとめた英クウィック・フィット損保のジェイソン・バンウェル氏も「子どもたちを車内に置き去りにするのは危険すぎます。絶対にやめてください」と強調します。イギリスでは昨年、買いものに行くため2歳の娘を5分間車のなかに置き去りにしたとして、男性が有罪判決を受けています。■エアコン停止後15分で「危険」レベルに!日本でも、子どもが車内に置き去りにされ死亡する事故は後を絶ちません。特に日本は夏場の気温が非常に高くなるため、締め切った車内で熱中症になる危険がとても高いのです。JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が行った実験では、気温35℃のもとで締め切った車内の温度は30分後に45℃に上昇、1時間後には50℃を超えました。同条件下で3センチの窓開けをしていても、車内の温度は最高45℃まで上がります。さらに、熱中症指標計を用いて危険度を測定した実験では、エアコンを停止してから5分後には「警戒」レベル、15分後には「厳重警戒」を超えて「危険」レベルに達していたのです。JAFでは実験結果について「乳幼児は体温調節機能が未発達で、高温下では短時間で体温が上昇し、死に至ることがある。寝ているからという理由で、車内に子どもを残すのは大変危険である」と指摘しています。■実は日本では28%が「置き去り経験ある」にもかかわらず、JAFが7,000人強を対象に行ったアンケートでは、なんと、全体の28.2%が「子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と答えているのです。「もう気温が30度を超すこともないから、少しくらいなら」という考えは大間違い。子どもの車中置き去りは、さまざまなアクシデントの原因にもなるのです。JAFによると、平成23年の2~3月のロードサービスのうち、幼い子どもが自動車の車内に残されたままの「キー閉じ込み」件数は、全国で433件あったとのこと。「車内にいる子どもがドアをロックしてしまった」というものが多く、JAFでは「子どもを車内に残して車を離れてしまったことが原因のようだ」としています。子どもを車中に残して出掛けることは、とても危険です。「せっかく寝ているところを起こしたくない」という理由でも、絶対にしないようにしましょう。(文/よりみちこ)【参考】※One in four parents leave children alone in the car: Average parent would leave those as young as five unattended in a vehicle for up to 22 minutes―Daily Mail Online※ユーザーテスト・真夏の車内温度―JAF※「子どもを車内に残して車を離れたことがある」は28.2%―JAFニュース
2015年09月13日株式会社キッズスターが、 2015年3月に発表した調査 によると、子どもに習い事をさせている家庭は約3割だそうです。皆さんも、すでに習い事をさせたり、見学に行ったりしているのではないでしょうか。習い事をやるからには、親としては「続けて欲しい」「身につけて欲しい」と願うもの。しかし、そういう思いだからこそ、悩みのタネも尽きないようです。そこで今回は、子どもの習い事に関する親の悩みの上位を紹介しつつ、そうした悩みに親としてどのように対応していくのがよいのかについてまとめました。子どもの習い事に関する親の悩み(1) 今の習い事がわが子に本当に向いているか否かがわからないもっとも多い悩みは「習い事をやらせてみたものの、それが子どもに向いているのかどうかわからない」というもの。たしかに悩みますね。しかし、そもそも、未就学児の子どもは白黒はっきりする世界に生きていません。「好き」「嫌い」の基準があいまいだったり、本人もよくわかっていなかったりする場合がほとんどです。ですから日によって楽しかったり、嫌だったり気分で左右されることも少なくありません。1年やそこらで向き不向き、好き嫌いを判断するのは正直難しいものです。重要なのは、子ども自身がその習い事を「楽しんでやっているか」ということです。特に未就学児の子どもにとっては、習い事も遊びの一部。そこに境界線はありません。大前提として、嫌がらずに通っていれば問題ないでしょう。「楽しい」という気持ちが、時間の経過と共にだんだんと「面白くなる」→「もっとうまくなりたい」→「続ける」につながっていくのです。子どもの習い事に関する親の悩み(2) 本人が「辞めたがっている」先ほども言ったように子ども、特に未就学児の気持ちは日によって変わりますから、「辞めたい」という言葉をどこまで信用していいのか難しいところではあります。また、習い事の中には少なからず、パパやママが子どもにやらせたいと思っているものが入っているはずで、そうしたやらせたい習い事を子どもが「辞めたい」と言いだしたら、なんとか続けなさい!と言いたくなることもあるでしょう。そのため、子どもが習い事を「辞めたい」と言ってもすぐに決断せず、少し様子を見たり、可能であればお休みして少し期間をおいてまた通ってみたり…といった時間が必要かもしれません。無理強いすると、その習い事を本当に嫌いになってしまうこともあるので、少し距離をおいてみましょう。事実、ある程度の年齢(小学生くらい)になると、楽しむようになったり、向上心が生まれてのめり込んだり、ということも、しばしばあるようです。そこから、本当に辞めるかどうかを判断しても遅くないでしょう。子どもの習い事に関する親の悩み(3) とにかく何でもやりたがる「〇〇も習いたい」「●●も習いたい」と何種類もの習い事をやりたがる子どももいます。親としては正直、全部は無理!と思ってしまいますが、まずはそれだけ興味、関心を持ったことを褒めてあげてください。もし、お金と時間に余裕があるご家庭は、子どもが「やりたい」と言った習い事を、一度全部やらせてみるのもひとつの手でしょう。とりあえずやってみれば、子どもも「全部は無理だな」とわかるかもしれませんし、逆に「全部やっていきたい」となるかもしれません。それは、やってみないとわからないことです。とは言え、もちろん「子どもがやりたいと言う習い事を全部やらせるなんて、とても無理」というご家庭も多いはず。その場合は、「どの習い事をやるか」ということを、子どもも交えて話し合ってみてください。子どものやる気を削がないよう注意しながら、優先順位をつけて、納得して選んでいきましょう。親として習い事を決める基準を持とうそもそも大切なのは、「子どもに習い事をさせるかどうか」を決める時点で、ママやパパが「習い事を通じてどんなことを目標にするか」「どんな子どもになって欲しいか?」をきちんと話し合っておくことです。周りがやっているからうちも…といった理由ではなく、きちんと子どもと向き合って、「わが家の習い事のルール」を決めておくこと、それが習い事を続けるために一番大切な軸になるのではないでしょうか。(ライター:遠藤光恵)
2015年08月31日オルツは8月19日、電通と共同で、人工知能による芸能人のデジタル人格クローン生成の共同プロジェクトを立ち上げることを発表した。同社の開発する人工知能「al+ (オルツ)」は、個人やその集合体のライフログデータなどを分析することで個人の人格をクラウド上に再構築するパーソナル人工知能だ。ユーザーが普段利用するさまざまなSNSやアプリケーションと連携することで、自動的にユーザーの思考を学習し、アプリケーション上にて仮想的に、ユーザーの人格コピーを生成することができる。同社によると、今後、同技術を搭載したアプリの提供を行うという。時期は未定で、まずはiOSからスタートし、順次Androidへも対応する予定となる。また、今回発表された電通との共同プロジェクトでは、コミュニケーションエンターテインメントコンテンツの提供を目的とし、芸能人のデジタル人格クローンの共同開発を行っていく。その第一弾として、アイドルの篠崎愛を人工知能上に再現するという。なお、同サービスの提供時期は発表されていない。(2015年8月19日時点)
2015年08月19日将来に対する夢や希望はありますか? 「こんな未来を手に入れたい」と、いろいろな理想や夢を持っていると思います。ただ、夢や理想だけで終わってしまうケースも珍しくありません。なぜ理想を現実にさせることができないのかを考えてみると、自分自身に原因があるということに気づけるはずです。今回はどうすれば成功を手にできるのか、良い未来をつかむ秘訣を紹介していきましょう。■曖昧な目標は捨てることまず、あなたが抱いている夢や理想について考えてみてください。「○年後、こんな風になりたいな」「3か月後には彼が欲しい」などと、自分なりの理想を掲げていると思います。ここで大切なのは、目標が曖昧な状態にならないことです。こんな風になりたいな、では目標が明確になっていないので、自分の中で甘えが出たり、諦めてしまったりしがち。まずは大きな目標を立てて、その目標を達成するために小さな目標をつくっていきましょう。 ■いま何をするべきかを考えてみる目標を立てたら、いまは何をするべきかを考えてみてください。その目標をクリアするには何が必要かを見つけるのです。たとえば、早くステキな彼を見つけたいという目標があるのなら、どうやって男性と出会うか、どんな人を求めるのか、どうすれば魅力をアピールできるのかなどと、具体的なところまで考えていきましょう。目標を達成できるような小さな課題をクリアしていくことで、一歩ずつ着実に夢に近づいていけますよ。■なりたい自分をイメージしようときには行き詰るとき、落ち込んでしまうときもあるでしょう。そういうときこそ「なりたい自分」をイメージしてみましょう。夢を叶えた自分の姿を想像したり、幸せそうにしているところを思い描いたりして、逆境を乗り越える勇気が必要です。「なりたい自分」を実現するためには、あなたの意思と努力が必要。同じような境遇から幸せをつかんだ人の話を聞いたり、アドバイスを受けたりするのも有効でしょう。自分を成長させることができるように、いろいろなところから情報を得たり、吸収したりしてくださいね。あなたの目標を達成できるかどうかは自分次第! これまでうまくいかなかった人も、意識の持ち方を変えることで良い方向に発展していくはずです。まずはいまするべきことを考えたり、小さな目標をつくって1つずつクリアしたりすることからスタートしましょう。
2015年08月16日「ママ、これ食べていい?」「これで遊んでいい?」「もう片付けてもいい?」などと、子どものほうから1つ1つ親に確認してくるということに思い当たる節はありませんか?よその子を見ていると、子ども自身で考え、自分のやりたいことを決めているように見えるけれど、うちの子は必ず親の許可を得てからでないと動かない。なぜだろうと疑問を抱いているママもいるはずです。親の許可を求めるかどうかには、子どもの個性や性格が関係していることもありますが、実はほかにも理由が隠れている可能性があるのです。ママが先に言葉をかけていない?まずは、これまでの子どもとの関わり方を思い出してみてください。子どもが遊ぼうとしている時に「これで遊んだら?」と言ったり、今日のおやつは何にしようかなと迷っている時に「このおやつにしたら?」と言ったり、子どもが決断するよりも先にママが声をかけ、決断を促した覚えはありませんか?子どもよりも先にママが言葉をかける状況が続いてしまうと、子どもは自分で考えて物事を進めていく力を失ってしまいます。ママが指示を出してくれることが当たり前だと思ってしまい、自分で物事を決めることができず、必ずママに尋ねてから行動に移すようになるのです。子どもの行動を温かく見守ってあげて子どもに、自分で考え、決断する力をつけさせたいと考えるなら、まずは子どもの気持ちを尊重し、ママは温かく見守ってあげることから始めましょう。子どもが何かをしようとしている時も、いつものように声かけで誘導するのではなく、あえて言葉をかけずにいることが大切です。もし、子どもがいつものように訊ねてきたら、「○○ちゃん(くん)はどう思う?」と言って、決断を促すように質問をするのも有効です。ママの質問に対する答えを見つけようとして、自分で判断する力を養えるでしょう。これを続けていくことで、今までママの考えに従うことがメインだった子どもも、自分なりの解釈や好奇心に従った、個性的な考え方をしてくれるかもしれません。赤ちゃんの頃は、常にママが目を配り、危険のないように配慮していても、月日が流れてくると子どもにも自我が芽生えてくるもの。自我の芽生えは、可能性の芽生えでもあります。その芽をママが摘んでしまわないように、成長に応じた対応をしたいですね。自分で物事を考え、動けるようになれば、自然と視野も広がり、子ども自身が活き活きとしてくるはず。なるべく言葉の先回りは控えて、子どもに考えさせることを大切にしていきましょう。
2015年07月22日子どもたちの成長や変化に、喜びながら戸惑いながらも一生懸命頑張っている親も多いはず。子育ての悩みは尽きないものですが、ふと振り返った時、子育てをする上で本当に大切なことというのは、実はそれほど多くない。そんなことに気づかせてくれた本を、ご紹介します。『 佐藤初女さんの心をかける子育て 子どもと心を通わせるための7つの質問 』(佐藤初女・著/小学館)の著者、佐藤初女(さとう・はつめ)さんは、青森県で、助けを求めて訪れるすべての人を無条件に受け入れ、食事と生活を共にして、再出発させる『森のイスキア』を主宰している94歳の女性です。育児に悩む母親たちの心が軽くなるヒントが散りばめられた本初女さんは、自分自身の子育てを「反省ばかり」と振り返りながらも、あえて失敗談を話すことで、現代の母親たちが同じ轍を踏まないように伝えてきたいと考えているそう。そんな初女さんの言葉には、経験という重みがあり、心に響きます。この本には、子育てを頑張りすぎている母親たちへのエールと共に、育児に悩む母親の心が軽くなるようなヒントがたくさん散りばめられています。親が子どもに対してできる、たったひとつのこと「先回りしないで子どもを受け入れること。これ以上に親のできることはありません。」(質問(1) わが子を幸せにするために、親ができることは何ですか? より)頭でわかってはいても、親だって人間です。つい子どもに、自分たちの欲求や願望を求めてしまうこともあるでしょう。しかし、それを押し付けることは、決して子どもにためになることとは言えません。親である私たちは、「子どもを受け入れる」だけでいいのです。ほかに何もせず、たったひとつ「受け入れる」ことだけをすればよい。この言葉を頭の片隅に置いておくだけで、育児に対する心持ちが変わってくるのではないでしょうか。子育てに行き詰まった時には、自分の子ども時代を思い出してそれでも、時には「子育てがうまくいかない」と悩むこともあるでしょう。そんな時の対処法を著者は、以下のように述べています。「思うように育たないときは、親が自身の子ども時代を振り返るのがいちばん」(質問(1) わが子を幸せにするために、親ができることは何ですか? P.10より)たしかに、自分の子ども時代を振り返り、親に対してどのような思いを抱いていたかを思い出すことで、自然と子どもの気持ちが見えてくるように思えます。育児とは、子どもの持っているものを伸ばすこと著者はこうも言っています。「その子の持っているものを伸ばしてあげる、という心で育てることが大切です」(質問(1) わが子を幸せにするために、親ができることは何ですか? P.14より)「見守って信じる」ことは、簡単に見えてとても難しいことです。わが子をかわいく思うあまり、つい手や口が出てしまうのが、親である私たちの心情です。しかし、子育てにおける親の役割は、あくまでも子どものサポート。子ども自身の力を信じ、見守るのが大切ということなのですね。「親は子どもを受け入れ、見守ること」という考え方を基本軸に置いておけば、子育てでどんな悩みにぶつかっても、子どもに対する態度や接し方に迷いがなくなっていくのではないでしょうか。著者の優しい言葉の言い回しと、子育てへのアドバイスが多数紹介されているので、読んだ後にはスッキリとして、育児疲れが癒された印象を持つ人が多いはず。育児の悩みは「悩んでいるのは自分だけじゃない」と知るだけでも、楽になれるものですよね。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょう。
2015年06月27日あなたは理想の彼氏と聞かれれば、どんな男性を思い描きますか?だれにでも理想の恋人像ってありますよね。同じように男性にも、理想の彼女像があるようです。男性にとって「〇〇が好き」な女性は、かなり魅力的な恋人の条件になるようですよ。というわけで今回は、『男性が求める「〇〇が好き」な女性』を紹介いたしましょう。■1.料理好き「彼女にするなら料理が好きな人がやっぱりいい!僕が料理しないんで切実です!」(20代/営業)女性らしいイメージで、好感度は急上昇する力を持っています。料理が苦手な男性にとってはなおさらです。逆に言うと、料理が嫌いなのが伝わると高確率で印象ダウンなので、自分からは言わないように!とはいえ、好きと言っておきながら中途半端にしか料理ができない場合も詐欺っぷりがひどいため、「好き」と言うからにはそれなりのスキルが必要ですよ!■2.キレイ好き「清潔感のある人=女性ってイメージなので(笑)」(30代/IT)単刀直入ですね。しかし、こう思っている男性は多いものです。掃除や洗濯などの家事、美容やファッションなど身だしなみの両方への意識が高い女性は好印象。そのため、普段からキレイ好きアピールをするためには、美肌やシワのない清潔感のある服装を保つのが効果的です。家に男性を呼ぶ場合は、本気の掃除で清潔感をアピールしましょう。特に床や水回りは念入りに!■3.子供好き「結婚するしないに関係なく、子供が好きな女性はいいですよね。『あの子カワイイね』って優しい笑顔で言ってる女性の姿は、僕が苦手なギャルですらドキッとするくらいです」(20代/大学生)これも多くの男性が支持する要素。苦手なタイプの女性でも「子供好き」な一面を見れば、その母性的な姿に男性はグッとくるようです。また、男性自身が子供のようにその女性に甘えたくなる、という思いもあるとのこと。男性が弱ったときにもそっと支えてくれそうな印象がプラスに働くようですね。子供を見つけたら笑顔で「あの子カワイイね」ととりあえず言っておきましょう。■4.エッチ好き「単純にエロい子って魅力的なんですよ。積極的な方がいろいろ楽しめそうだし・・・」(30代/編集)色っぽい服装や仕草にグッと来るという意見と、夜の関係に積極的だから嬉しいという意見がありました。ただし、エロいというのは「軽い」という意味ではないことに注意。一途で固い女性が自分に対してだけエロい、というのがベストみたいですね。一緒にエッチを楽しむことで男性の独占欲を満たせるのもポイントなようです。■5.彼が好き「なにが好きであってほしいかって言えば、そりゃ僕のこと好きであってほしいですよ!」(20代/SE)そりゃそうですよね(笑)どんな男性ウケ要素があろうとも、男性からすれば自分のことを好きであってほしいという思いが一番。女性から好意を寄せられれば男性は嬉しいものです。気になる男性や恋人がいる方は、相手のことが好きだとちゃんと伝えましょう。恋愛も成就しやすくなりますし、様々なトラブルも防ぎやすくなります。いつまでも幸せなカップルいるための秘訣ともいえますね。■おわりに紹介した「〇〇好き」な感じを普段から見せれば、好感度はググっとアップ、男性の理想の女性像にも近づきます。1~4の要素で好印象にしたら、あとは5をチラつかせて男性の心を陥落させましょう!(大西薫/ハウコレ)
2015年05月10日「イケメンで、優しくって誠実な年上の人で・・・」などなど、理想の男性像を上げればキリがないですよね。もちろんあくまでも理想であって、そこに固執はしない、という人は多いでしょうが、それでもやっぱり、理想の条件に当てはまる人と付き合えたら嬉しいもの。しかし、実際に付き合ってみるといろいろとほころびも出てくるよう。そこで今回は、理想の人と付き合うことのデメリットをご紹介。「理想の人」だからと付き合って本当に自分が幸せになれるのか、今一度考えてみましょう。■1.何かとガマン生活「連絡の頻度とか、2人でいるときの時間の使いかたとか、正直不満もあった。でも、ほかが理想的だしなーって我慢しちゃって、結局最後にはしんどくなっちゃったな」(22歳/教育)顔も服装の雰囲気も職業も雰囲気も理想的だったから猛アタックして彼を射止めても、付き合う中でいろいろな不満がでてくるもの。本来ならそういった問題を一緒に解決していくのが望ましいのですが、「理想の条件に当てはまるんだし、こういう所は仕方ないか・・・」と天秤にかけて解決しないままにガマンしてしまいがち。「理想の人だから」でごまかさず、きちんと問題に向き合わないと、ストレスを溜めるばかりで当然長続きもしません。■2.常に背伸びしてしまう「本当に自分にとって理想的な人だったから、自分が見合うようにいつも必死でいい女ぶってた。家事とかめっちゃ頑張ってたし、ダイエットもしたし、美容にもめっちゃ気を使ってた。なんか、全然心休まらなかった笑」(25歳/金融)片思い中に、彼に振り向いて欲しくて自分磨きに精を出す女子は多いでしょう。それも楽しみのひとつではありますが、彼に合わせてずーっと頑張り続けるのは、「無理をし続ける」ということ。自然体で付き合える人でないと、やがて疲れてしまいます。また、「彼はこんな風に演出された私が好きなんだ」と思うと、そうやって自分を演じることから抜け出せないだけでなく、彼の気持ちも素直に受け取ることができません。■3.いつも不安「理想の人と付き合えたのは嬉しかったけど、理想的すぎて『付き合ってもらってる』みたいな感覚になっちゃって、彼がなぜ自分と付き合ってるのか分かんなかった。いつフラれるか、浮気されるか気が気じゃなかったなー」(23歳/看護)「理想の人」として彼を過大評価してしまいがち。そのぶん自分との格差が感じられて、「あんなに素敵な人なのに、私と付き合ってくれている」と感じてしまうよう。彼が実際にモテるモテないに関わらず、常に自分が捨てられるかも、と不安になってしまいます。彼が愛情を示してくれても、それを信じて素直に受け取ることが出来ません。■4.さらに理想が高くなる「前に付き合った人が理想の人って感じで、引きずってるつもりはないんだけど、ちょっといいな~って人とごはんとか行っても、ふと『でも前の彼氏はやっぱよかったな~』と思ってしまう」(21才/大学生)理想の人と付き合った時のその甘い味を忘れられないわけですね!理想の人との付き合いでは何かとガマンやマイナス点があるものでしょうが、やはり「こういう人が理想!」と長年思い続けた条件を持った人とのお付き合いは、満足感もあることでしょう。一度付き合ってしまうと、「あくまで理想だからこだわらないよー」では居られなくなるのかも。■おわりに「理想の条件の人だから」と付き合うと、何かと無理してしまうみたいですね。彼自信のことが本当に好きなのか、それとも理想的な条件に惹かれているだけなのか、まずは考えてみること。理想の人であって絵もなくても、その人自身が好きだと思えれば、色んな問題にもきちんと向き合えるはずですよ。(Sakura/ハウコレ)(横田 彩夏/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年05月07日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。日々コンサルをしていると、「私の理想って高すぎでしょうか」「なかなか理想を下げられないんです・・・・・・」と悩んでいる女性によく出会います。何より怖いのは、「年々少しずつ理想が上がっていく」こと。そうなると、もし相性のいい男性と出会えたとしても、あまり話をすることなく、「彼はちがう」と切り捨ててしまい、なかなか幸せになれません。顔やスタイルのよさ、ファッションセンス、会話の面白さ、頼りがいや優しさ、仕事やお金、運動神経・・・・・・相手選びの基準にはさまざまなものがありますが、高くなりがちな理想を適度に保つにはどうすればよいのでしょうか?今回は理想が高くなりがちな4つのタイプと、それぞれの解決方法を紹介していきます。■1.見た目に自信がある、自分磨きが好き「自信がある」「私は自分磨きしている」と思う分、恋人となる男性にも同等以上の見た目やお金などの分かりやすいものを求める傾向があります。しかし、それらを持つ男性ほど心変わりや浮気の可能性が高いため、人柄を見極めなければいけません。つまりリスクの高い男性なのです。このタイプの対策は、「行ったことのない場所」や「あまり得意でない場所」で恋人を探すこと。慣れていない場所では、今までと異なるタイプの男性と出会えるため、理想にとらわれにくくなります。また、「求める条件」ではなく、「譲れる条件」を先に考えて相手選びをしてもいいでしょう。■2.恋愛経験が少ない、ブランクが長い恋愛経験が少ない人ほど「ここまで待ったのだからこういう人がいい」、ブランクが長くなるほど「次こそしっかり選びたい」と考えがち。男性と肌感覚で接してない人ほど、幻想を抱きがちなので要注意です。このタイプの対策は、出会いの絶対数を増やして、男性を冷静に比較すること。多くの男性と近い距離感で接することで、徐々に幻想は消えていきます。また、このタイプはそれをすることで、「理想なんてどうでもいいや」と気が変わることも多いので、あまり頭で考えすぎないようにしましょう。■3.友人や仕事仲間の彼と比べてしまう友人や仕事仲間の恋人を基準にして、「せめてあの子の彼くらいは」「私の方がかわいいからもっといい男と出会えるはず」と思っている人は、必要以上に理想が高くなってしまいます。ただ当然ながら、それは幸せとは全く関係のないことです。このタイプの対策は、友人や仕事仲間の恋人のネガティブな一面にも目を向けること。一見、「うらやましい」と思う男性でも、裏で何をしているかわからないのですから、いいところばかり見ていても仕方がありません。また、人間関係を見直し、新しい友人を作るのもひとつの手。徐々に価値観が広がり、周囲の目が気にならなくなります。■4.ネットや雑誌に踊らされているこうしたコラムを書いている私が言うのも何ですが、ネットや雑誌の記事は信頼できるものとできないものが混在しています。よく見かけるのは、現実とは異なる出会いの実態や平均年収などを真に受けて、理想が高くなっている女性。影響されてばかりではなく、多くの男性と接することで、自分の目で判断しましょう。このタイプの対策は、記事を読む量を減らし、現場での体感を増やしてバランスを取ること。信頼できる書き手の記事しか読まないようにするなど、自分をコントロールしましょう。■好条件もいつ崩れるかわからない今回挙げた4つのタイプは、誰しもハマってしまう可能性があるだけに、ぜひ対処の方法を覚えておいて欲しいと思います。たとえば、「イケメンでお金持ち。性格も男らしくて、人望もある」という好条件の男性がいたとしましょう。しかし、この男性もいつどのタイミングで、好条件が崩れてしまうかわかりません。「太って、お金を使い果たした。自信を失って女々しくなり、友人に去られた」となったとき、あなたは彼のことを好きと言えるでしょうか?だからこそ、あまり理想にとらわれることなく、多くの男性と接してさまざまな会話を重ねることで、好きになるきっかけを見つけてほしいと思います。(木村隆志/ハウコレ)
2015年03月15日P&Gはこのほど、「車酔いする子どもを持つ親へのアンケート」や、「車酔いする子どもと親へのデプスインタビュー」などの調査を通じて分析した「子どもの車酔いの実態と対策」を公開した。同アンケート調査は、4歳から小学校3年生までの車に酔うことがある子を持つ親300名(母親200名・父親100名)を対象に1月15日から19日にかけてインターネットを通じて実施。デプスインタビューは、小学校3年生までの車に酔うことがある子、およびその母親の計12名(2名×6ケース)を対象に、2014年12月21日に実施した。○子どもは大人よりニオイに敏感車酔いをする子どもの91%が、車に乗ってすぐ気分が悪くなる「途端酔い」を経験していることがわかった。一方、「親に子どもが車酔いするシーン」を聞くと、「坂道や曲り道、山道など車の振動が多い時」(67.7%)が最多で、「車に乗るとすぐ酔ってしまう」という「途端酔い」を認める親は17.0%である結果となった。車酔いをする子どもにその原因を聞くと、1対1の面談式インタビューでは、「車のニオイが原因」という声が多く寄せられた。また、車酔いする子どもを持つ親に「車内のニオイが子の車酔いに影響すると思うか」を聞くと、94.3%が「影響する」と認識している結果となった。「車内のニオイケアについて自己評価」を親に聞いた。その結果、「しっかりできている」は11.0%で、74.7%は「ケアしたいがおろそかになりがち」と回答した。「子どもたちがいやがる車のニオイ」を親に聞いた。トップは「エアコンをつけた時のニオイ」(51.0%)となった。以下、「もともとの車内のニオイと芳香剤などが混ざり合ったニオイ」(41.3%)、「芳香剤や香水のニオイ」(31.0%)、「たばこのニオイ」(27.7%)、「カビ臭さ」(22.3%)が続いた。ニオイのもとをしっかり取る消臭剤については、親の9割が「使いたい」と高い利用意向を示した。同調査の結果を受けて、東京西徳洲会病院小児センター顧問の二瓶健次医師は、「車酔い対策は、メンタル面の影響が大きく、酔わないという経験をさせることが効果的」としている。さらに、ニオイが車酔いの原因であれば「ニオイを元から消臭する。車内の空気を入れ換える。たばこや香水などのニオイの出るモノは置かない」を心がけるよう勧めている。
2015年03月10日