思春期・反抗期は、成長のプロセス。広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、現在小学6年生。思春期・反抗期の真っただ中です。発達外来の受診で、発達障害児の思春期・反抗期についてや、娘の状態に合わせた療育方法を先生からアドバイスしてもらい、少しずつよくなってきました。しかし、そもそも思春期・反抗期は、正常な発達。娘の自立力を伸ばすことが目的であり、反抗的な態度をゼロにしようとは思っていません。日常生活では、反抗は引き続きあるのが現状です。Upload By SAKURA自分の発達に関して、興味津々。わが家では娘に「発達障害」の告知をしています。そのことも関係しているのか、娘は自分の発達状態にとても興味津々です。自分は何歳で歩いたか、何歳のときにしゃべったか、オムツが外れたのはいつか、小さいときはどんな子だったか…。決して後ろめたいという聞き方ではなく、「私のことを知りたい!」「教えて!」と楽しそうに、何度も聞いてきます。Upload By SAKURA正しい知識を教える。そんな娘には、思春期・反抗期というものを発達のちゃんとした知識として、教えた方がいいと思った私たちは、思春期・反抗期についてよく説明しています。Upload By SAKURA元々、理論的な説明が大好きな娘。自分のイライラや、親に反抗してしまう言動が、発育として説明がつく状態が面白いようです。私ともめたときも…Upload By SAKURA自らの態度の理由を「思春期・反抗期」と言う娘。それを言うことで、娘の反抗が急に可愛く見え、私は笑いをこらえるのに必死になってしまいます。自分の経験も話して聞かせる。元々、あまり他人に興味を示さない娘ですが、思春期・反抗期に関しては自分だけではなく、ほかの人がどうだったかを知りたいようで…Upload By SAKURAUpload By SAKURAこんな会話をしていると、まだまだ娘は、反抗期じゃないような気さえしてきます。話して、向き合って、乗り越える!私たちの場合、思春期・反抗期というものを会話なくただ過ぎるのを待つより、「あなたは今、思春期・反抗期に入っていますね」と、状態を説明してからの方がお互いどこか冷静になれます。この方法が全員に通用するとは思いませんが(たぶん私の場合、そういう言い方されると余計イライラしていたかも…)、思春期・反抗期についてあえて話すというのも、乗り越えるための一つの方法かもしれません。執筆/SAKURA(監修:初川先生より)思春期・反抗期について、説明されたのですね!すてきなエピソードのシェアをありがとうございます。思春期・反抗期は、体感としては、「なぜだかはっきりしないけれど、なんだかイライラする」「今まではイライラしなかった『宿題やったの?』の声掛けになんだか無性に腹が立つ」、そんなイライラ先行かと思いきや、ときには、親に甘えたくなったり、友達と比較して悲しい気持ちになったりと、今までとはなんだか違う…といった感覚にとらわれることが多いです。そうした内発的な変化について、学校の保健で習ったり、言葉として「思春期」「反抗期」と知っていたりはあるにしても、そこと結びつけて「あー、これが噂の思春期か…」と認識できる子は少ないと思います。多くの場合、「なんでそんなに反抗的なのよ!」と親に言われるなどして、気づくことが多いです。自閉スペクトラム症のある方のように、自分の体感をモニタリングしづらかったり、未知のことに出合うことの衝撃を大きく受けたりする場合には、早めに説明するということが安心安全につながることがあります。SAKURAさんのされたように、それは正常な発達なのだということを伝えることがとても大切です。これまでとの違いに違和感やしっくりこない感じ、終わりの見えない感じ、そして、大人になるということへの不安がないまぜになって感じられる場合もありますが、それは正常な発達で、いずれ落ち着くということ、その見通しを伝えることが大切です。SAKURAさんの娘さんの場合には、そのあたり理解され、自分のことを「思春期・反抗期」とカテゴライズして語ることができるようになりました。自分の状態が何であるか知っていること、自分の状態の手綱を握れていること。とても素晴らしいですし、大人への第一歩だなと感じます。
2022年07月06日タレントの日菜あこが28日に自身のアメブロを更新。思春期の娘から断られてしまったことを明かした。この日、日菜は「娘がライブにいくんだけど」と述べ「急遽私も行きたくなってだから一緒に行ってと言った」と説明。すると娘から「絶対無理」と断られたそうで、さらに「友達と一緒に行くから親なんかいたら友達が気まずいじゃん!」と言われてしまったことを明かした。続けて、娘に「静かにしとく!」と伝えたというも「ダメでした」と残念な様子でコメント。「思春期なるとそりゃそうか…」と納得した様子で述べつつ「相手の友達の子も小学校から知ってて泊まりとかもきてたからいいかと思った」と自身の考えを明かした。最後に「思った以上に成長していた娘達でした」とコメント。自撮りショットとともに「ライブ仲間ほしいなぁ…」と願望をつづり、ブログを締めくくった。
2022年06月29日※写真はイメージです近ごろ、世間を騒がせている芸能界での「性加害」。報道された加害者の中には、思春期の娘の父親という立場の者もいた。もし自分の家族が性暴力の加害者となったら……。ある日突然、「性犯罪者の娘」になってしまった少女たちを待ち受けていた現実とは。加害者家族を支援するNPO法人『World Open Heart』理事長・阿部恭子さんが伝える。自分を責める家族「ママはいいよね、パパと血が繋がってないから……」娘のひと言に、優子(仮名・40代)は深い自責の念を感じた。中学校の教師をしていた優子の夫は、教え子にわいせつ行為をして逮捕された。娘を守ることを第一にすぐ夫と離婚し、旧姓に戻って母子ともに人生をやり直すことにした。必死に前を向こうと娘を励ましてきたが、思春期に負った心の傷は、計り知れないほど深刻だった。優子の娘・理沙(仮名・10代)は、リストカットをしているという。「あたしはクズの娘なんだなと思って……」優子が理沙に事情を聴くと、父親の事件に関するネットの掲示板の書き込みを見たのだという。「クズ」「変態」「生きる価値無し」等、罵詈雑言が並ぶサイトには、「家庭があるなら家族も同罪」という意見に賛同が集まっており、「家庭が上手くいっていれば教え子に手を出す必要はないだろう」という書き込みまであった。優子は、ネガティブな情報にアクセスしないよう理沙に言い聞かせても、「被害者が苦しんでるのに、のうのうとはしてられない」と、まるで自分が罰せられなければならないかのように、世間の反応を見ては自傷行為を繰り返すのだった。理沙は高校に電車で通学しており、ラッシュ時の満員電車で痴漢に遭遇することもしばしばあった。友達の間でも「痴漢」や「変質者」の話題は日常茶飯事であったが、父親の事件後、こうしたすべての会話が自分に対する非難に聴こえるようになり、その場にいられなくなってしまった。周囲に知られていなかったが、いつか公にされてしまう日が来るかと思うと生きていられなくなるような不安を感じていた。「人に知られたくはないけれど、隠していることにも罪悪感があります。本当の私を知ったら、みんな逃げていくんじゃないかと……」多くの加害者家族が抱える罪責感である。しかし、罪を犯したのは父親であり、子に責任はない。子どもに罪を背負わせる社会であってはならない。理沙は、同様の経験をした加害者家族との出会いを通して自分を取り戻し始めている。尊敬する父による強姦事件たとえ親がいかなる罪を犯しても、子どもが必ず拒否反応を示すとは限らない。亜美(仮名・10代)の父親は、地元で「名士」と呼ばれる存在だった。亜美は幼いころから父によく懐いており、身近でもっとも尊敬する人でもあった。そんな父がある日突然、女性を強姦したとして逮捕されてしまったのである。父親は当初、容疑を否認していたが、余罪が次々に発覚し、複数の被害女性が浮上したことにより、地元では大きなスキャンダルとして連日、人々の話題の的になっていた。亜美と弟は、父方の祖父母の下に避難したが、自宅には抗議電話や嫌がらせの手紙が殺到していたという。亜美は、父親の事件報道には必ず目を通していたが、父親は無実であると信じていた。「父から暴力や暴言を受けたことはありませんし、女性に暴行するとは考えられないんです。きっと何かの間違いだと思います」亜美の母親は、夫の逮捕の影響で迷惑をかけた人々にひたすら頭を下げる毎日に限界を迎えてしまった。夫からは、せめて裁判が終わるまでは離婚を待ってほしいと懇願されたが、とても持ち堪えられる精神状況ではなかった。母親は離婚に伴って自宅を処分し、実家の近くで援助を受けながら新しい生活を始めることにした。そこで、子どもたちを呼び寄せようとしたところ、亜美は母親との生活を拒否し、祖父母の下に残って弟だけ母親の下に戻ることになった。亜美は父の無実を信じており、母の離婚に賛成できなかったからである。裁判で父親は、女性たちと性行為があった事実は認めたが「同意があった」と主張した。しかし、弁護側の主張は一切認められず、厳しい判決が下り、収監されることになった。亜美は、父に何通も手紙を書いていたが返事が来ることはなかった。刑務所に面会に行っても父から面会を拒絶されていた。亜美は、おそらく母親が父に娘と接触しないよう止めているのだと考えていた。現実を受け入れられない娘事件発覚からすでに2年が経過していたが、判決にも世間の評価にも納得できない亜美は、当団体に助言を求めて訪れた。亜美の父親は無実なのか。「優秀だし、気さくな人なので信頼されていました。ただ、女性に関しては心配なところもありました……」父親の友人は、子どもからは見えない男としての問題行動を度々目にしていた。同僚たちと飲みに行った先で気に入った女性を見つけると、強引に自分の側に呼んで独占しようとすることがしばしばあったという。亜美の父親のストーカー行為によって店を辞めたホステスの話もよく耳にしていた。地元の名士ゆえに、敵に回せば怖い存在であることから、泣き寝入りした女性も多いのではないかと話す。父親の無実を晴らしたいとまで主張している娘を、当の本人はどう思っているのか。筆者は受刑者となった父親に、理由を説明してほしいという手紙を出していた。すると受刑者から、娘にどう伝えればよいのかわからず、悩んでいるという手紙が返ってきた。亜美の父親は、家庭に満足できず、離婚して他の女性と人生をやり直したいという願望があり、自分について来てくれる女性を探していたという。女性の感情より、自分の感情を優先したことは認めており、現在は反省しているとのこと。親の責任として、子どもには真実を話すべきだと伝え、筆者も同行の上、亜美と父親は対面した。亜美は父親の告白に衝撃を受けていたが、面会は事件への「区切り」になったと話す。父親との関係が良好だった亜美は、事実を知っても父親への情は変わらず、母親との修復は難しいという。事件は、家族を分断させてしまうこともある。見逃されてきた性犯罪このように、被害者だけではなく、加害者家族もまた好奇の目に晒され、嘲笑の的になり、屈辱的な日々を過ごしている。近年、「#Metoo」など被害者が声を上げる運動が世界中で起きているが、かつて性被害に鈍感だった社会の中で、被害者は沈黙を余儀なくされ、未だに泣き寝入りせざるを得ない人々も少なくはないはずである。被害者が告発しやすい環境と事件の影響に苦しむ子どもたちのケアが必要だ。阿部恭子(あべ・きょうこ)NPO法人World Open Heart理事長。日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立。全国の加害者家族からの相談に対応しながら講演や執筆活動を展開。著書『家族という呪い―加害者と暮らし続けるということ』(幻冬舎新書、2019)、『息子が人を殺しました―加害者家族の真実』(幻冬舎新書、2017)、『家族間殺人』(幻冬舎新書、2021)など。
2022年04月22日「私が20代だった’90年代は、きれいとか、かわいいの幅がすごく狭かったんです。海外でも日本でもスタイルがいいといえば細い。かわいいといったら背が小さいという意味でした。でも今は『ラ・ファーファ』(文友舎)というプラスサイズの女性ファッション誌ができたり、『H&M』の店内にあるポスターのモデルが体形、人種、年齢など多様になったりしています。だから、いまの若いコたちは『どんな人も美しいんだな』という価値観で育ってきていると思うので、うらやましいですね」そう語るのは、コラムニストのジェーン・スーさん(48)。雑誌『美ST』での連載「それゆけ!私立美魔女学院」をまとめたエッセイ集『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)も好評発売中だ。アラフィフになって、考え方や生き方が変わってきたというスーさん。古い価値観を押しつけられてきたアラフィフ女性も、「自分なんてどうせ」という思い込みを捨てて、自分のことを好きになってほしいと話す。「まずは、自分の好きなところを1個作ってみる。たとえば、手先をきれいにするとか足の裏をツルツルにするとかでもいいんで。そうすると自尊感情も上がっていきます。そこから自分の好きなところを増やしていけばいいじゃないですかね。私は髪の毛がきれいだと言われることが多かったんで、それを大事にしました」自尊感情の高まりとともに、スーさんはさまざまなことに挑戦するようになった。「メークをいい加減にしていたんで、YouTubeのメーク動画を見てやってみると、確かに違う!きれいな人は起き抜けからみんなきれいなわけじゃなくて、ちゃんと努力してることがわかりました(笑)」こんな発見もあった。「20代で、肌がつやつやになるサプリを飲んでも爪が伸びるのが速くなるくらい(笑)。でも40歳を超えると、てきめんに効いて、めっちゃおもしろい!たとえばエステで顔の輪郭を引き上げるマッサージをやると、本当に引き上がる。『自分の顔がこんなふうに変わるんだ』とか『そういえばこんな顔してたな』って」■8年ぶり“シングル”に。恋愛の新ルール勉強中年齢を重ねることを楽しんでいるスーさん。更年期による心の変化すらも楽しんでいるという。「最近、今までになくメンタルが落ち込むことが増えてきて。前までは、喜怒哀楽がないみたいな感じで、心を鍛えて一生懸命頑張って働いていたんですよ。なのに、気づけば『私なんてホント生きている意味もない』みたいな感じで家でしょんぼりしたりして……。『また人間らしい感情が戻ってきた?』と思ってびっくりしました(笑)」そんなときは、心が不安定だった10代のころに戻るという。「めちゃくちゃ悲しい曲や映画を聴いたり見たりします。10代20代のときの懐かしい曲を聴いてソファから起き上がれないぐらいまでボロボロ泣いて、一回底まで落ち込む。そしたら『はぁ〜スッキリ』って。第二の思春期みたいに楽しむんです(笑)。もちろん、本当にひどいときは医師の力を借りるべきですけど、私みたいな楽しみ方もできるんじゃないかな」更年期だけではなく、親の介護にも直面し始めるのがアラフィフ世代だ。スーさんの父は84歳。母は20年ほど前に亡くしている。「父と一緒に“ピンピンコロリ”を目指してます。父は一人暮らしなんですが、まずプロの清掃を入れて、自宅で転んだりしないようにして。食事は毎食写真を撮ってLINEで送ってもらって栄養のバランスを見たり、ふくらはぎが鍛えられる電動の機械を郵送してやらせるとか。父は『監獄みたいだ』って言ってますけど(笑)。まぁ遠隔介護って感じですね」自尊感情を高めて、ものの見方をちょっと変えるだけで、多くのことが楽しくなっていく。これから、スーさんはどんなふうに人生を楽しんでいくのだろう。「20代は『男女を超えたところの人間として評価してくれ』みたいなことをやってたんですよ。だから今後は髪の毛を伸ばしたり、巻いてみたり、服も今まで付き合ってこなかったピンクとかを積極的に身につけてみるとか、女性に生まれたことを楽しむつもりで50代60代を過ごせればいいなと。恋愛もするかもしれません。じつは最近、8年ぶりにシングルになったんですよ。今って、以前よりも男性の積極性がなくなってたり、マッチングアプリが当たり前になってたり……。“シャバ”のルールが変わってるので勉強中です(笑)」“好きな自分”でいるために、あなたもきれいになりたい気がしてきませんか?(取材・文:インタビューマン山下)【PROFILE】ジェーン・スー’73年、東京生まれの日本人。コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」などのパーソナリティを務める
2022年04月15日株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:徳留慶太郎)は道山ケイ先生出版記念“無料”オンライン勉強会 を5月15日(日)13時より開催します。”思春期の子育てアドバイザー”として1万組以上の親子関係の改善をサポートした道山ケイ先生が実際にあった親子関係の解決方法を具体例をあげながら伝授します。 「しなさい言葉」を減らす!「なかよし貯金」を貯める!等、効果抜群のスゴ技満載です。URL: 【本勉強会におすすめの人】勉強をしない子どもに悩まれている方。だらしない生活態度に困っていらっしゃる方。スマホやゲーム依存を心配してらっしゃる方。不登校や激しい反抗期でどう対応すればよいのかを苦しんでいらっしゃる方。思春期の子育てに悩まれている親御様全般。【内容】思春期になると、子どもは勉強しなくなります。それどころか、スマホやゲーム依存、不登校になるなど、激しい反抗期を迎えることになります。そこで思春期の子育てアドバイザーである道山ケイ先生に、思春期の子どもの複雑な心を踏まえた、効果的な子育て法を紹介してもらいます。その方法はシンプルで、子どもにいちいち指示をする「しなさい言葉」を使うのをやめ、子どもの気持ちに寄り添い、愛情を伝える 「なかよし貯金」を貯めるという発想で接することです。これだけで、またたく間に子どもが心を開いて素直になり、やる気を出して、何事も前向きに取り組むようになります。本勉強会は道山先生の新刊『ウチの子、最近、思春期みたいなんですが親子でイライラせずに乗り切る方法、教えてください!』を元に、特に大事なところを解説、そして、その場でマスターしてもらうことを目指しています。*勉強会内にて「日頃の子育ての悩み等ご質問」をお受けします。(可能な限り道山先生にご回答をしていただく予定です)【概要】・日時:2022年5月15日(日)13:00~15:00(受付開始時間12:45~)・参加条件:キャンペーン期間中(4月14日~5月8日)に『ウチの子、最近、思春期みたいなんですが親子でイライラせずに乗り切る方法、教えてください!』(道山ケイすばる舎)をご購入いただいた方のみ無料ご招待 *事前申し込みフォームに購入店名(*web書店も可)と購入月日を記載してください。・開催形態:オンライン配信・申込方法URL: より申し込み可能・主催:すばる舎*お申込みの方で、当日ご都合によりご参加できなかった方の為に、後日Youtubeにて「限定公開」をいたします。【講師プロフィール】◆道山ケイ(ミチヤマケイ)思春期の子育てアドバイザー。親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000組の親子をサポートし、約7割の親子関係が良好に変化している。勉強嫌いでスマホ依存の子が次のテストで5教科合計113点UP、反抗期が激しく親と食事すらとらない子が5教科合計481点獲得、不登校だった子が学校に行けるようになり5教科合計462点獲得。道山流で子どもに接すると成績が上がると話題になっている。元中学校教師で、学級崩壊の地獄と学年最下位クラスを9ヶ月でTOPに変えた天国を経験。この体験から思春期子育て法を確立。母親から絶大な人気があり、有料勉強会がすぐに満席になる。主な著書には「高校受験志望校に97%合格する親の習慣」(青春出版社)「親子で一緒にやるからできる中学生の勉強大全」(主婦の友社)がある。YouTube思春期の子育てChの登録者は、5万人を超える。1万組以上の親子をサポートした、”思春期の子育てアドバイザー”道山ケイ先生新刊『ウチの子、最近、思春期みたいなんですが親子でイライラせずに乗り切る方法、教えてください!』出版記念【無料オンライン勉強会】5月15日(日)13時より開催! : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月14日お笑いコンビ・デンジャラスのノッチの妻・佐藤友美さんが7日に自身のアメブロを更新。長女・叶望(かなみ)ちゃんの言動に困惑した様子をつづった。この日、友美さんは「かなみちゃんとゆうかちゃんここ数年不仲説」と姉妹の仲について言及。「かなみちゃんが、思春期ドンズバ!」と明かし「そりゃ~ホルモンのせいだと思いたい」とコメントした。続けて、叶望ちゃんについて「ゆうかちゃんへのあたりがキツい」と説明。一緒に遊びたがる次女に対して「ウザい!近寄らないでキモい!あっち行け勝手に私の物に触るな!」と言っているそうで「ゆうかちゃんがかわいそう」と困惑した様子でつづった。さらに「目に余る時は、私の雷がおちます」と明かすも、叶望ちゃんがイライラする理由について「本人いわく、なんでか分からないけど、イライラしちゃうって」と説明。そんな叶望ちゃんに「それ普段の私やん?」と納得した様子で述べ「更年期に似てる感じ」とつづった。また「大人顔負けの、ホルモンバランス、ガタガタでして。しょうがないお年頃・・・」とコメント。最後に「ホルモンの奴めぇ~本当厄介だわ」と悩ましい様子でつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「ホルモンって厄介ですね…」「イライラが早く治りますように」「時期がくれば、仲良し姉妹になると思います」などのコメントが寄せられている。
2022年04月09日多くの母親が経験するであろう息子の反抗期。今では成人してすっかりやさしくなった長男も、思春期は毎日が戦闘モードでした。対する私も、よせばいいのにまさかの臨戦態勢! 更年期VS思春期の親子バトルを繰り広げてしまったのです。仲が良さそうな周りの親子を見るたび、うらやましいやら情けないやら…… 。ホルモンバランスの波にさらされた親子の泥仕合は、約2年間続きました。更年期VS思春期の親子バトルイライラする長男とオロオロする私陽気で愛されキャラだった長男が、ささいなことでイライラするようになったのは、中学2年生のころでした。野球バッグのファスナーを無理やりこじ開けて壊したり、ポロシャツのボタンを外さずに脱いで引きちぎったり。そうかと思えば上機嫌で話しかけてくる日もあります。これがうわさに聞く思春期男子の反抗期なのか!? と、私は実感し始めました。このとき私は46歳。長男が14歳、次男が11歳とまだまだ子育てに忙しく、更年期の不調もそれほど強く感じてはいませんでした。思春期男子の反抗期に漠然とした不安はあったものの、理由もなくイライラするような精神状態ではなかったのです。そんななかで始まった長男の反抗期。最初のころは、何が気に入らないのかまったくわかりませんでした。うっかり地雷を踏んでは怒らせてしまい、オロオロする私。長男のご機嫌を損ねたくなくて、次第に話すのが怖くなっていきました。中学校には休まずに登校するし、野球も頑張っている。そこに悩みがあるのはわかるけれど……。ひたすらイラついている長男に戸惑うばかりでした。更年期のイライラが発動しバトル開戦!ささいなことで怒りを爆発させる長男の様子にショックを受けながらも、引きずられるように私も長男に対してイライラを募らせるようになりました。怒らないで話し合いたいのに、話せば喧嘩になるという悪循環。一度衝突したら、売り言葉に買い言葉の泥仕合が始まります。何がきっかけでこんな大喧嘩になったのだっけ? と、原因すらわからなくなる始末。強い疲労感やめまいなどの更年期症状もイライラに拍車をかけ、コントロール不能な迷走が続きました。その後も長男の荒れっぷりはエスカレート。私と言い争いになった腹いせに、照明のスイッチを力まかせに叩いて壊すわ、部屋にバリケードを築いて立てこもり食事を拒否するわ、まるでドラマのような展開を見せ始めたのです。それでも私に手を上げることは決してありませんでした。物に当たったり、暴言を吐いたりするけれど、必死に自分を抑えてもがいている。部屋の前に置いておいた食事をきれいに平らげ、キッチンに下げてきた長男のばつが悪そうな顔を見て、私はようやく自分の愚かさに気付きました。心配だから、歯がゆいからと、つい口うるさくしてしまったけれど、そんなことは本人が一番よくわかっていたはず。多感なお年ごろの長男にとって、私はさぞかしウザい母親だったことでしょう。夫や次男の協力で事態は好転へ私は深く反省し、ひたすら母としてやるべきことだけをやりました。食事を用意し、弁当を作り、野球のユニフォームを洗濯する。長男の生活に必要なことだけをおこない、必要でないことに口を挟むのをやめたのです。長男の態度はそう簡単には変わりませんでしたが、言い争いは劇的に減っていきました。また高校受験など、これから先に控える長男にまつわるほぼすべてのことを夫に任せ、私はフォローに徹することにしました。私と長男がバトルを繰り広げていたとき、夫は中立の立場を取っていました。私のことを責めないけれど、長男のことも怒らない。そんな態度に不満を感じていましたが、結果的にはそれが正解だったようです。長男は素直に夫の話を聞いて勉強や野球に打ち込むようになり、高校生になるころには反抗期を卒業していきました。わが家のもう一人の男子である次男はどうなったのかというと、彼は大変クールな男性に成長しました。暴れることなく思春期を過ごしたのは、紛れもなく母と兄のバトルを見ていたからでしょう。冷静沈着で母にはとてもやさしいけれど、あっという間に親離れしてしまいそう。なんだか物足りない? いやいや平和で何よりと安心しています。まとめあれから7年。成人した長男とは今、あの嵐のような2年間を笑って振り返ることができます。でも当時の私は、荒れる彼を鎮めるどころか、さらにあおるような言動をしていたのです。更年期のイライラだったのかもしれませんが、親としての器が小さかったと反省しています。親子バトルは長男が高校生になるころには終結。中学時代と同じように悩みはあったはずですが、周囲に当たるようなことはめっきり減りました。私が更年期を自覚し、夫に任せたことで事態は好転していったように思います。次男の反抗期がなかったことも大きな要因。そういえば夫も次男だったな……。私の更年期卒業まであと数年。このまま平和な日々が続きますように!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/しおみなおこ著者/みやび(53歳)大学生と高校生の男子2人の母。夫の自営業を手伝いながらマイペースにライター活動中。息子の野球に全集中した12年間が終わり、燃え尽きたあとにやってきたのは更年期と介護だった……。趣味のヨガで体を整え、すべてを乗り切る所存!
2022年02月27日低学年の頃は素直だったのに、学年が上がるにつれて親に反抗して生意気な態度をとるようになった――。これって反抗期!?思春期に「親がうざい」と感じるようになるのは、親御さん自身も経験があるはず。でも実際にわが子の反抗的な態度を目の当たりにすると不安になりますよね。今回は「子どもが反抗期に突入したときに親が心がけておきたいこと」について、とことん考えます。反抗期はいつから?「親がうざい!」のメカニズム反抗期なんてまだまだ先のこと――。そう思っていたのに、いつのまにかわが子がそっけない態度をとるようになって困惑していませんか?反抗期と聞くと中学2年生前後の思春期をイメージしますが、じつは小学校中学年くらいから「前思春期」が始まっているのです。学校心理士スーパーバイザーとして子どもの心のケアに従事している医学博士の芳川玲子氏は、「これまでと違う姿に保護者は不安になるかもしれませんが、子どもは、生理的な発達にともなう変調、対人関係の難しさ、自我の形成にともなうしんどさなど、大変さを同時に抱えています」と話します。第二次性徴が始まる10歳前後は、ホルモンの分泌が盛んになり、成長に体力がとられて疲れやだるさから体内バランスが崩れやすくなります。さらに心理面でも、自我が芽生えて不安定に。ですから、親の干渉がうっとうしくなるのも、この時期の子どもにとっては当たり前のことなのです。■10歳の壁俗に言う「10歳の壁」とは、小学3、4年生になった子どもたちがぶつかる学習面での壁を指します。勉強がぐんと難しくなる時期であり、抽象的なことが理解できないとそこでつまずいてしまうのです。さらに学習面以外でも、10歳を境にして心身ともにさまざまな変化が訪れます。幼さゆえの万能感が次第に薄れて、現実が見えてくることも内面的変化のひとつ。それにより、自分と他人を比較してコンプレックスや自我が芽生え、感情が複雑化していきます。親御さん自身も、その時期は意識が自分ばかりに向いていませんでしたか?その感情は子どもが大人に向かって成長している証なのです。法政大学文学部心理学科教授の渡辺弥生氏が述べるように、「10歳の壁」ではなく「10歳の飛躍」ととらえてみると、この時期の子どもを温かい目で見守ってあげられるかもしれません。■「親がうざい!」のメカニズム脳科学者の中野信子氏は、著書『中野信子のこども脳科学 「イヤな気持ち」をエネルギーに変える!』のなかで反抗期のメカニズムを詳しく解説しています。子どもの「親がうざい!」という感情には、神経細胞が関わっているようです。一般的に、脳のなかでは、神経細胞(ニューロンといいます)が枝のような突起を伸ばし、情報を伝えるためのネットワークをつくって成長します。このとき、逆にネットワークから、いらない部分を刈り込むことも成長には必要なのです。(引用元:中野信子(2021),『中野信子のこども脳科学 「イヤな気持ち」をエネルギーに変える!』, フレーベル館.)親から「○○してはダメ!」「こうしなさい」と行動を修正される(= いらない部分を刈り込まれる)ことで、子どもの脳のなかではどんどん情報が整理されていきます。つまり、親のアドバイスは子どもの成長に欠かせないということ。しかし、小言を言われた側の子どもは、せっかく成長したネットワークが、親に勝手に “刈り込まれる” と感じてしまうので、「親がうざい!」という気持ちになるのです。わが子に「うざい!」と言われて、「そんなつもりはないのに……」と必要以上に落ち込んで傷つかなくても大丈夫。中野氏が指摘するように、「うざい」のは「脳が引き起こしている感情のひとつ」なのです。反抗期にありがちな子どもの言動妙にイライラしたり、すぐ不機嫌になったりと、これまでとは明らかに違う「複雑さ」を抱えるようになるのが反抗期です。前出の芳川氏、渡辺氏、産婦人科医の高橋幸子氏などの専門家の意見を参考に、反抗期にありがちな子どもの言動をいくつか挙げてみます。反抗期にありがちな子どもの言動「おはよう」「ただいま」「おやすみ」などの日常のあいさつを自分からしなくなった。学校での出来事を話さなくなった。親が聞いても「別に」とそっけない態度……。「うるさいな!」「いまやろうと思ってたのに!」など強い言葉で言い返してくる。自分の部屋にこもるように。一緒にテレビを観るなど親子で同じ空間にいる頻度が減った。父親とあまり話さなくなり、避けるようになった。片づけや整理整頓がおろそかに。「片づけなさい!」と注意するとムッとされる。親のちょっとしたミスに対して揚げ足をとるようになった。ドアを思いきり閉めたり、物を投げたり、荒っぽい動作が目立つようになった。 「ちょっと前まではあんなに素直でかわいかったのに……」「お母さん、お母さん、とまとわりついてきてくれた頃が懐かしい……」親としては少し切なくなりますが、この変化こそが子どもがまっすぐに成長している証でもあるのです。次項では、反抗期の子どもへの対処法や親の心構えについて考えていきます。子どもの反抗期。親の心構えと対処法3つ反抗期は成長の証だとわかってはいても、子どもに生意気な態度をとられると、ついカッとなってしまったり落ち込んだりしてしまいますよね。こんなとき、親はどのように気持ちを切り替え、どのように対処したらいいのでしょうか。「反抗期に親が対応を誤ると、子どもがうまく自立できず、あとあと大きな問題に発展することもある」と話すのは、子どもの心理に詳しい東京成徳大学教授の田村節子氏です。田村氏によると、反抗期とは、「蚕でいえば、いままで幼虫だったのが自分のまわりに “まゆ” をつくっているような状態」なのだそう。“まゆ” という壁で親と距離をとって、自分なりに決断をする機会を少しずつ増やすなどして、じっくり自分をつくっていくのがちょうどこの時期。そして自分をつくり終えて、殻を破って出てくるのです。ただし、その途中で親が間違った行動をとると、子どもがうまく自立できなくなるので注意しなければなりません。反抗期への対処法1:子どもが望む距離感を心がける先に述べたように、子どもの反抗を「自立への第一歩を踏み出した!」と考えるようにしましょう。実際に、反抗期は子どもから大人へ成長するための通過点です。わが子がちゃんと育っていることが実感できるなんて、「反抗期ってありがたい!」と考えてみませんか。無理に子どもに干渉せずに、どんと構えて適度な距離を保ちましょう。先ほどの “まゆ” の例えに照らし合わせて、蚕がまゆのなかでじっくり自分をつくろうとしているのに、外から無理矢理糸を切ったり、中身を出したりしてしまったら成長しません。強引に対応すると、子どもはますます親を拒絶するようになり、反抗期を終えても親との心の距離は広がったままになってしまいます。反抗期への対処法2:干渉はしない。でも「関心」は向ける年頃の子どもに過剰な干渉はNGだということは理解できても、どの程度放っておくべきかわかりませんよね。前出の渡辺氏によると、「関心を向けてくる相手を追っ払ってひとりになることと、関心がまったく向けられず、ほったらかしにされてひとりでいることは全然違う」のだそう。親は子どもが心配なときにだけ「大丈夫なの?」「ちゃんとやってるの?」としつこく声をかけてしまいがちですが、それは子どもの心をますます閉ざすことにつながります。できれば子どもが頑張っているときや、楽しそうに過ごしているときこそ、「集中して勉強してるね」「そのマンガ、おもしろそうだね」と声をかけてあげましょう。子どもに関心を寄せていることを伝えるのが大切です。反抗期への対処法3:「あまのじゃく」を逆手にとる教育評論家の石田勝紀氏もまた、「反抗期ではなく “自立の一歩” ととらえるべき」と指摘しています。いままで反抗したくてもできない状況だったけど、自我が芽生えてようやく親の指示や命令に反抗できるようになったのは、まぎれもない成長です。それでもつい「反抗期」と呼んでしまうのは、「子どもは親の言うことを聞くべき」という思考にとらわれているから。まずはその考えを改めて、「親が言うことと逆のことをしたがる=あまのじゃく」な子どもの性質を利用して対処しましょう。「勉強しなさい!」「ゲームはやめなさい!」と注意してさらに状況が悪化した経験がある人も多いはず。このように親の理想と逆方向に向かう原理を応用して、試しに「勉強なんかしないで遊びに行こう」と誘ってみるなど、あえて「やってほしくないこと」を言ってみてください。きっと思わぬ反応が返ってくるでしょう。***子どもの反抗期は、私たちが考えるほど深刻な問題ではありません。それどころか、わが子の成長を目の当たりにできる「嬉しい出来事」でもあるのです。親がしっかりと子どもに向き合い、関心を寄せ続けてあげることで、子どもの心はまっすぐ育ちます。反抗的なわが子がどんなに心配でも、「干渉せずに見守る」ことだけは忘れずに。(参考)『AERA with Kids特別編集自己肯定感を高める本』,2020年2月,朝日新聞出版.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳をもっと面白がるべき理由STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「親がうざい!」と感じるのは成長の証?脳科学者・中野信子先生がひもとく、子どもの「イヤな気持ち」の仕組みmsn|「クソババア」暴言を吐く反抗期の子を枯らす親の間違った行動ベネッセ教育情報サイト|反抗期の子どもには、どう声をかけたらいいの?実は聴いているからこその「伝え方」東洋経済オンライン|今日もわが子が「思い通りに動かない」理由3つ「観察」を超えて「監視」することの悪影響
2021年12月28日■有馬家のこれまでの話発達に偏りがある娘・優は、公立中学校に進学した場合の内申が気がかりだったことをきっかけに、私立中学の受験を決めたのですが…。個別指導塾に通うようになると、伸び悩む成績や塾との関係に悩まされることもありながら、少しずつ娘のやる気もアップ。それに伴い、成績も徐々に伸びてきました。でも、小5の娘は思春期を迎えていて…。計算問題を解いたら、丸付けをして、間違えたところはすぐにやり直すこと。これは、前々から娘に言い続けてきたことでした。これまでは、ぶつぶつ言いながらもその約束を守っていた娘ですが、この日は私に強い言葉を投げかけたまま自分の部屋にこもってしまい…。気にはなりましたが、この時は「学校や個別教室で嫌なことがあったのかな」くらいにしか考えていませんでした。しかし、その日から娘の態度が少しずつ変わり始めていったのです。塾のテスト直前だというのに、まったくやる気のない娘にこちらもストレスが溜まるばかり。それにしても、ついこの前まで「ママ大好き」と言ってくれていたのに、この変わりようって…?次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月10日■ 前回のあらすじ 子どもたちとおとうがついに初対面。長男とおとうは仲よくなったけれど、長女は無反応で近づこうとしませんでした。長女とおとうはどちらも整理整頓好き…という共通点から意気投合!長女もおとうと仲よくなることができ「旅行に行って仲良くなろう」作戦は見事成功したのでした。次回に続く「アラフォーが子連れ再婚した話」(全11話)は17時更新!
2021年12月06日多感な時期に、家族へ冷たく当たってしまうことはありますよね。漫画家の枇杷かな子(@BiwaAmazake)さんは、思春期に後悔したことがあるそうです。それは、祖母にいってしまったひと言。枇杷さんが漫画として描いた祖母とのやりとりに、多くの人が心を打たれました。『祖母とあの恥ずかしい気持ち』忙しい両親に代わって、枇杷さんに行事があるたびに参観していた祖母。中学生になると、枇杷さんはいつも見に来る祖母を、うとましく感じるようになりました。2/2 pic.twitter.com/suuruxAHSD — 枇杷かな子@単行本発売中 (@BiwaAmazake) November 2, 2021 高校生になった枇杷さんは、思春期特有の気持ちが落ち着いて、祖母と自然に会話できるようになりました。修学旅行の集合場所に祖母がついてきた時、たくさんの友達がいる中で、別れ際に祖母へ抱きついた枇杷さん。これでもかというほど抱擁した後、祖母は照れながら枇杷さんを見送ります。中学生の時に感じていた「祖母の存在が恥ずかしい」という気持ちは、成長した今はありません。枇杷さんと祖母のエピソードに、多くの人がコメントしました。・自分のおばあちゃんを思い出して、泣きそうになりました…。・心温かくなる話をありがとうございます。・思春期の時、自分も同じだったから、懐かしくて切なくなる。枇杷さんの祖母は、距離を置かれた時も、自然に会話できるようになった時も、変わらず枇杷さんを大切に想っていたことでしょう。成長してみて、初めて気付くことは多いです。後悔している言動があったとしても、今ならば違った立ち振る舞いができるかもしれません。ずっと一緒にはいられないからこそ、親しい人たちを大事にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月10日30~50代女性の約6割が第二思春期(ミドルエイジクライシス)の可能性これら項目の中から、ご自身に当てはまるものを全てお選びください一般的に、20~30代は仕事・私生活に一生懸命に取り組む人が多く、40代からは「このままでいいのか」と将来に不安を覚える人が増える傾向があります。この不安が続くと、「ミドルエイジ・クライシス」と呼ばれるうつなどの不安定な精神状態に陥ることがあり、注意が必要です。近年は、ミドルエイジ・クライシスの若年化により、30代でこの症状に陥る人も珍しくありません。そこで、30~54歳を第二思春期(ミドルエイジ・クライシス)と仮に名づけ、今回調査を実施しました。まず、医師・作家の鎌田實先生が作成した全13問の「第二思春期の可能性があるかどうかを確認する簡易テスト」を、調査対象者に行ってもらいました。その結果、4問以上当てはまる「第二思春期」の可能性が高い人は約6割いることが明らかになりました。4問以上当てはまる「第二思春期」の可能性が高い人は約6割設問の中で最もチェック数が多かったのは「運動をあまりしない」、続いて「人付き合いがあまり得意でない」「家族以外の人と会う機会が少ない」でした。最も第二思春期の可能性が高い年代を調べてみると、最も多いのは「30歳~34歳」でした。続いて「35歳~39歳」が多く、30代は第二思春期に注意が必要な年代のようです。第二思春期(ミドルエイジクライシス)に悩んでいるかどうか尋ねたところ、およそ1割が「悩んでいる」と回答。また、約6割が「第二思春期(ミドルエイジクライシス)の存在を知らなかった」と答えています。自身が第二思春期(ミドルエイジクライシス)であることを自覚していない人が多いということがわかりました。「第二思春期(ミドルエイジクライシス)に悩んでいる」と回答した人に悩みの原因を聞くと、「プライベート」と答えた方が約7割と最も多く、「仕事」が約6割となっています。第二思春期(ミドルエイジクライシス)に悩んでいますか人生の満足度が低いのは35~39歳という結果にこれまでの人生の満足度を点数で表すと何点になるか尋ねたところ、最も多かったのは「50点以上60点未満」で、「70点以上80点未満」が続き、平均点は56.7点となっています。年代ごとに比較すると最も平均点が少ないのは「35歳~39歳」で51.8点でした。これまでの人生の満足度50点未満の点数がついている人に理由について聞くと、最も多い回答は「収入・貯金が少ないから」でした。次いで「ストレスを抱えているから」となっています。現在、夢や目標はあるか尋ねると、約5割が「ない」と回答。年代別に比較すると「夢や目標がない」と答えた人が最も多かったのは「45歳~49歳」で、続いて「35歳~39歳」となっています。「夢や目標がない」と答えた人に夢や目標を持てない理由を聞くと、最も多い回答は「自分に自信がないから」でした。続いて多かった理由は「夢よりも安定を望んでいるから」となっています。「新しい自分を見つけたい」もしくは「新しいことに挑戦したい」と思っているかどうか聞くと、約6割が「思っている」と回答しています。悩みがある場合のリフレッシュ方法について尋ねると、最も多い回答は「好きなものを食べる」で、2位は「買い物」、3位は「音楽鑑賞」でした。鎌田先生によると、リフレッシュ方法の1位「好きな物を食べる」については「中年期の生活習慣病の元を作らないよう気をつけたいところです」とコメント。音楽や体を動かすことは、とてもいい解決方法だと話しています。夢や目標はありますか体型の変化を受けてファッションも変化年齢とともに気になってくるのが体型の変化。「体型の変化」が悩みであると回答した人に、体型の変化に伴ってファッションの面でも何か変化はあったか尋ねたところ、約7割が「体型を隠すファッションをするようになった」と答えました。「露出が減った」「落ち着いたデザインを着るようになった」「ゆったりしたデザインを好むようになった」などの項目においては「35歳~39歳」が最も多くなっています。コロナ前と比べ洋服を購入する機会に変化があったか尋ねると、約9割が「減った」と回答。コロナ前とコロナ後の洋服の購入頻度を比較すると、コロナ前は「2~3か月に1回」が最も多かった一方、コロナ後は「半年に1回」が最多となっています。一か月あたりの洋服にかける費用の平均は「3,000円未満」が最も多く約5割でした。年代別で比較すると、一か月の洋服にかける費用は「30歳~34歳」が最も多く平均6,336円、最も少ないのは「50歳~54歳」で平均4,118円でした。鎌田先生は女性のターニングポイントを上手に生き抜くために、「"心"にばかりこだわらず、"体"に注目して実践する」ことが大事だと話します。体調や体型の変化を感じる時期は、運動などを取り入れることも重要になってきます。また、「いつまでも「自分探し」をしていないで、新しい自分も、この時期に作り上げていく」ことや、他人の意見よりも自分の意思を重視する「自己決定」も大切。「第二思春期を女性のターニングポイントととらえ、年とともに人間的な深みを持ち、生きがいを持ち、より自由な自分になっていく。今回の調査を、面白い人生を歩んでいくためのヒントにして頂けたらと思います」と鎌田先生はコメントしています。DoCLASSE(マイナビ子育て編集部)
2021年11月08日11歳と7歳の姉妹を育てている、吉田いらこ(irakoir)さん。ふとした時の次女とのやり取りを、SNSに投稿しました。吉田さんが、1人で留守番をする長女を心配していると、次女は「いいじゃん、ひとり時間」と返答。「長女は、すでに思春期に入っているのではないか」と続けます。時々、大人みたいなことをいう。次女の言葉を聞いた吉田さんは、大人びた発言に驚いたようです。親が思っている以上に、子供はさまざまなことを理解しているのかもしれません。投稿には、多数の『いいね!』が寄せられました。我が子の成長は嬉しいものです。しかし、親離れを予感させる子供の言葉に、ちょっぴり切なくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年11月01日出したい期・開けたい期のお子さん。片付かない・散らかるとイライラしていたパパとママの体験談を紹介しています。でも考え方を変えてみると、子育てがとてもラクになったそうです。 私は3人の子育てを経験していますが、うちの子どもたちも例外なく大変だったことがあります。それは、子どもがつかまり立ちをし始めた時期。引き出しの物や箱の中に入っている物を見境なく出しまくる、開けまくるで、なかなか家が片付きません。そんなわが家で実践した出したい期・開けたい期の関わり方をご紹介いたします。 出さないでと叫ぶ妻つかまり立ちを始めたわが子。小さな足を一生懸命につっぱって、ゆらゆらと不安定に揺れながらも、こちらを振り向くうれしそうな顔は私たち親の心を癒してくれました。しかし、その笑顔とは裏腹にまるで小悪魔のように扉やテレビラックの戸を開け、ティッシュをはじめ、おむつやおしりふきまでいろいろなものを出すように。 子どもの心の出したい欲求・開けたい欲求が湧き出るたびに、妻の叫び声が……。わが子の後ろを追いかけながら出したものを片付けていく、妻と子どものイタチごっこ。妻も疲労困憊でした。 出さないにようにしてみたついに妻が「扉にはテープを貼って、子どもの手に届くところには何も置かない」という提案をしてきました。保育士をしていた私は、妻の提案に対して「この時期の子どもはたくさんの物に触れて、見て、いろいろな感覚を身に付けるらしいよ。だからもうちょっと様子を見させて。片付けは俺がするから」と、子どもの発達の道すじを伝えました。 妻は、あなたが片付けるのならばと納得してくれましたが、やってみると本当に大変で、仕事と子育ての両立は大きな労力も伴うことを実感しました。 様子を見て気付いたこと子どもの目線を観察していると、何か物を取り出すときに子どもは必ず手を見ていることに気付きました。指先の感覚を養っていると共に「どうなっているんだろう?」という探求心が芽生えているのではないかと思いました。 とするならば、命の危険がない限り多少の痛みも必要な感覚であったり、家が散らかることは、子どもがどれだけ学んでいるのかという物差しになるだろう。 そうやって考え方をプラスに転換していきました。例えば、引き出しに指を挟んでしまったことも、「痛み」と「危険」を覚える良い経験になるだろう。先回りして止めてしまっては獲得できないもので、生きていく上ではとても重要な感覚だと考えるようにしました。 イライラしがちな、子どもの出したい期・開けたい期の考え方を「見てみたいという探求心やできた喜び、痛みや危険などたくさんの経験をしているんだ」とプラスに捉えるようになったことで、私も妻もずいぶんラクになり、笑顔で乗り切ることができました。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:藤田直樹10歳長女・6歳長男・2歳次男の3人を子育て中のパパ。現役男性保育士ならではの保育経験や子育て経験を執筆している。
2021年09月15日ADHDの症状は2歳ごろからUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンADHDは先天性の発達障害です。学習や対人関係、社会生活に困難を抱えることが多いため、ある程度成長するまではなかなか障害に気づきにくいのも特徴のひとつです。ADHDと診断された人たちの中には、乳児期にも「なかなか寝付かない」「寝返りが多く、落ち着きがない」「抱っこされることを嫌がる」などの傾向があった、と振り返る声も。ただ、このような行動は定型発達の赤ちゃんにも見られるもので、一概にADHDと結びつけることはできません。ADHDの特性がはっきりしてくるのは、早くても2歳ごろからです。「じっとしていられない」「かんしゃくを起こすことが多い」「ものを壊したり、乱暴な遊びを好む」などの様子から、専門機関に相談したり、医療機関を受診して気づくケースが多いようです。また、3歳児健診のときにADHDの疑いがあるということで、フォロー対象になることもあります。2~3歳の時期に多く見られる特徴は、多動性や衝動性であると報告されています。落ち着いて座っているのが苦手、電車やバス、公共の場など、静かにするべき場所でも騒いでしまうなど、多動性の特徴は親にとってもヒヤヒヤするもの。周囲の視線が突き刺さり、肩身の狭い思いに苦しんだ経験を持つ方も少なくないでしょう。ADHDと診断されるのは7歳ごろからが多いADHDの特性がよりはっきりとあらわれるのは、幼稚園〜小学校に入学する7歳ごろです。ADHDの診断を受けた時期も、就学前の7歳ごろからが多いと言われています。低年齢のころは「ADHDの疑い」として確定診断をせずに、慎重に診断・検査を行う医療機関もあります。また、大人になってからADHDと診断される人もいます。ちょっと変わった子、問題児として扱われ、本人の性格の問題として見過ごされてきたものの、社会に出てから仕事や対人関係で困難を抱え、受診に至ることも多いようです。最近ではADHD(注意欠如・多動性障害)という名称が広がり、発達障害への認識が広まってきたことから、子ども時代に診断を受ける方も増えているといえるでしょう。ADHDの主な症状は?チェックリストで確認!ADHDのある人によく見られる困りごとの一部を紹介します。ADHDの症状は「不注意」「多動性」「衝動性」の3つですが、これらの症状は関係しあったり、重なったりしている場合も少なくありません。Upload By 発達障害のキホン年齢や環境によっても現れる特性や困りごとは異なります。また、ADHDの特性があるからといって、必ずしも生きづらさや困難を抱えるとも限りません。ただ、もし上記のリストの特性や困りごとに当てはまるものが多く、長期にわたって日常生活や学校生活に支障が出ている場合は、相談機関に相談をしてみるのがよいでしょう。思春期になるとADHDの特性による多動は減少傾向思春期になると、授業中にふらふらと立ち歩いたり、会話の流れを無視して突然周りの人に話しかけたりといった、幼児期や小学生時代に目立っていた行動は落ち着いてくることが多いようです。その一方で、発達障害のある子どもは、思春期に入ると劣等感を抱きやすい、という傾向も報告されています。中学、高校では校則や定期テスト、部活動、さまざまな行事など、規律を守って集団行動をする場面が増えていきます。また、第二次性徴をきっかけに、他者との違いも意識し始める時期です。思春期特有の悩みに寄り添いながら、自分自身の得意なところにも目を向けることができるように、サポートしていくことが大切です。
2021年08月07日友人との会話で「あれって中二病だよねー」そんなフレーズを聞いたことはありませんか?みんな当たり前のように使っているので、「どんな意味?」と聞けない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「中二病」の意味と使い方、由来をご紹介します。「中二病」の意味「中二病」は、中学二年生ごろの思春期に見られる、背伸びしがちな言動を自虐した言葉です。思春期特有の考え方や行動、価値観などが過剰に発現している状態を指し、自己愛に満ちた空想や思想を巡らせることを揶揄したネットスラングとしても多用されています。派生語として、中二病の症状が悪化した「高二病」、高二病の症状が悪化または中二病に原点回帰する「大二病」があります。「中二病」の使い方大人になっても、反抗期のような子どもっぽい態度をとっている人に対して、「いい年してまだ中二病をこじらせてる」。中二病だったころの自分を客観視すると笑えることから「中二病の症状をみんなで言い合うと、お酒の席が盛り上がる」。このような使い方や、自己愛に満ちた発言を堂々とする友人に「それって中二病じゃん」と揶揄するときに使います。「中二病」の由来・成り立ちラジオ番組「伊集院光のUP’S 深夜の馬鹿力」の人気コーナー、「かかったかな?と思ったら中二病」が由来といわれています。伊集院光さん本人が指標として挙げた例は、「大人が汚いと言い出す」「本当の親友を探そうとする」など。「中二病」を判断する一般的な基準は、「親にわざと冷たい態度をとる」「孤高を愛する」「飲めないブラックコーヒーを無理に飲み始める」など。ネットスラングでは「中二病」を「厨二病」と表記するのが一般的になっていて、どちらの漢字も間違いではありません。「病」という漢字が使われていますが、医学的な意味の病気や精神疾患ではないことを覚えておきましょう。まとめ「中二病」は、思春期特有の言動などを自虐する言葉です。ネットスラングでは「厨二病」と表記することもあり、相手に対して揶揄するときにも使われています。褒め言葉ではないので自分に対して使う分にはいいですが、相手に対して使うときはその人との関係性などを考慮して、不快な思いをさせないようにしてくださいね。"
2021年07月09日私が15歳のとき、使いたい生理用品がありました。でも、当時は母に相談することも恥ずかしく、自分でこっそり使ってみたら、失敗の連続……。でも、ひょんなことからその経験が役立つことになったのです。 従妹からある日思わぬ相談が私の自宅の近くにある中学校に通っている従妹は、放課後、部活の帰りなど立ち寄っては夕食を食べて帰ることもしばしば。あるとき、いつものように私の自宅にきていた従妹から相談を受けました。多分、従妹にとって自分の母親より妹の私のほうが年齢も少し近いし、気楽に相談しやすかったのかもしれません。 従妹は運動部に入っているので、生理のときの失敗が少ないタンポンを使ってみたいものの、やはり異物を体内に入れるという不安があるらしく、いろいろ聞きたいようでした。たしかにタンポンデビュー前の不安は私もはるか昔に感じたことだったので、従妹の気持ちは手に取るようにわかりました。 私のデビューはつまづきばかり思い返すと、私のタンポンデビューは、今でも忘れられないほどつまづきばかりでした。当時15歳だった私は、生理中の臭いが気になっていたのと、経血の量が多かったので、タンポンを使用したかったのですが、母親に話すことがなんだか恥ずかしく……。おこづかいでこっそり購入しました。 ただ、生理前に試したため、スムーズに挿入できず何度も繰り返した結果、あまりの痛さにその日は諦めることに。 数日後に生理が始まり、すると今度はスムーズに入れることができました。でも今度は、どこまで入れたらいいのかわからなくて……。説明書には奥まで挿入すると書かれていましたが、結局入口付近にしか挿入できませんでした。すると、しばらくすると痛みが出てきたり、タンポンが出てきてしまったりと踏んだり蹴ったりでした。 従妹のタンポンデビューは大成功私は、従妹にこのような私の失敗談を話して聞かせました。やっとタンポンを無事に挿入することに成功してからも正しい位置に装着できなかったりと、今考えると想像もつかないような失敗に従妹と大笑い。でも当時の私にとっては誰にも相談することできずに、失敗しながら慣れていきました。 これを聞いた従妹は気持ちがラクになったのか、その後生理が始まってからしっかりと奥まで入れるように頑張ってタンポンデビューを無事に成功させたのです。今回のことで私もずっと忘れていたことを思い出すことができ、懐かしさでいっぱいになりました。 従妹は今でも私のタンポンデビューの失敗談のおかげで、不安が和らぎ勇気をもらえたと言ってくれています。私も、このようなきっかけがなければタンポンデビューの失敗など思い出すこともなかったと思いますが、たまには昔の自分を思い出すのも楽しいものだなと感じました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/SAKURA
2021年06月26日子どものころって、変なところが気になるものだなぁと思います。小学6年で初潮を迎えた私の場合も、あることが気になり、変なことにこだわってしまった結果、失敗をしてしまいました……。 小学6年生で初潮。でも気になることがあって…私が通っていた小学校は、私服登校。当時の私はスキニーパンツのような体にぴったりとしたパンツをはくのがお気に入りで、私は毎日はいて学校に通っていました。そして、12歳になった小学6年生のとき、初潮を迎えました。生理がきたらナプキンを使うということは教わっていたのですが、私は「うまくつけられるかな」のようなことよりも、なぜか「ズボン越しにナプキンを敷いているのがバレちゃうかも!!」ということが頭をよぎり、不安で仕方ありませんでした。 思いついた代案は?今となっては「そんなこと気にしなくても大丈夫だよ!」と言ってあげたいところですが、当時の私にしてみたら由々しき事態。私は子どもなりに知恵を絞って解決策を編み出しました。「そうだ、あのうすーいシートを使えばバレないんじゃない!?」。うすーいシートとはおりものシートのこと。母が使っていたので、おりものシートの存在は知っていました。だから、おりものシートを2枚重ねて敷けばナプキンでなくても乗りきれるんじゃないかと思いついたのです。早速私は、これを実践してみることにしました。 結局、保健室にお世話になる羽目に…しかし、当然のことですが、期待は見事に裏切られました。2枚重ねにしたところで経血が収まるはずもありません。 結局私は、毎回のように経血漏れを起こしては保健室でナプキンをもらっていました。ズボンにも漏れていたことがありますが、幸いなことに指摘されたことはなかったので友だちにはバレてなかったと思います。そんなことがありつつも、私はどうしてもタイトなズボンをはきたい!と思い、2~3カ月の間は、生理中もおりものシートで過ごす日々を続けました。 大人となった今では「いったい当時は何を気にしていたんだ……」と思いますし、「下着に何か敷いてるってバレることより、経血漏れしちゃうほうが大変でしょ!」とあきれるばかりですが、あのころの私は、好きなズボンをはきたい気持ちと、それによってナプキンをつけているとバレたくないという、思春期ならではの気持ちが相当強かったのだと思います。 また、当時は母と生理や性教育について、あまり話した記憶がなかったなとも感じます。母ともう少し話をして、正しい知識を得ていれば、こんな失敗はしないで済んだかもしれません。もうすぐ自分の子どもが生まれる今、私はちゃんと子どもと生理に向き合いたい、そして、対話をしたり、生理期間をどう過ごすべきかフォローしたり、性教育についても避けることなく堂々と話せる母親になりたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/上村 趣里さん
2021年06月23日素直で親の言うことを聞いてくれていた子どもが、突然、話しかけても知らん顔したり、反抗的な態度をとったりしてきたら、そろそろ思春期の時期なのかもしれません。今回は、思春期の特徴やその変化、NGな対応について紹介します。思春期にはどんな特徴がある?小学校高学年前後から始まる思春期ですが、どんな特徴があるのでしょうか。ここからは、男女別に紹介していきます。男子の心と体の変化個人差はありますが、第二性徴があらわれる男の子の思春期は、早い子どもで9歳から、多くは11歳ごろに始まります。子どもから大人へと成長が始まり、声変わりをしたりひげが生え始めたりといった変化が見られ、身長や体重が増えてがっしりとした体へと変化しはじめます。また、異性や性への興味が強くなったり、親よりも友達が一番になったりと、興味や関心が外に向くようになり、親子関係にも変化が起こることがあります。女子の心と体の変化女の子の場合も同様、個人差はありますが、早い子で8歳くらいから始まり、だいたいは小学校高学年から第二性徴があらわれはじめます。女性ホルモンが分泌され、卵巣や子宮が発達を始め、月経が始まるなど大人の体へと成長していくのです。周りの友達が気になり、服装や髪形を意識し始め、またダイエットへの興味も出てくることがあります。異性への興味や恋愛感情の芽生え、友達関係などが大事になるなどの変化も見られることがあるでしょう。反抗期について自我が芽生えてくるため、親との距離をとりたがるようになります。しかし、精神的には子どもと大人の間にあるためアンバランスな部分があり、不安定な一面も。そのアンバランスさからイライラしたり、言葉がきつくなったり、親に対して反抗的な態度をとったりすることもあるでしょう 。第二次反抗期ともいわれていますが、いつ始まり、いつ終わるのかは個人差があります。また、必ず思春期には反抗期があるということもなく、反抗期のない子どももいるのです。思春期の子どもにNGな対応とは?扱いの難しい思春期の子どもですが、出来れば避けたいNGな対応があります。親子関係にヒビを入れないためにも、ぜひ気をつけたいものです。頭から否定する子どもの言い分も聞かず、一方的に頭から否定することは、せっかく芽生えた自我の芽を摘むことになります。いつまでも子どもだと思う気持ちはわかりますが、大人へと成長している過程だと理解し、1人の大人として扱うようにしましょう。突き放し、放置するどう接していいかわからず、またどう扱っても反抗されるのに疲れてしまった親御さんもいるでしょう。しかし、突き放して放置することはNGです。親から自立したいという気持ちの反面、子どもとしてまだ甘えたいという複雑で不安定な精神状態なだけに、突き放され、放置されれば、自分はいらない存在なのだと思い込んでしまうことがあります。その結果、自己肯定感が低くなり、ネガティブな考え方しか出来なくなってしまう可能性もないとは言い切れません。しつこく詮索する話しかけても無視されると、何を考えているのと不安になることもあるでしょう。だからといって、答えてくれるまでしつこくあれこれ聞いたり、色々と詮索したりするのはやめましょう。「何かあれば聞くよ」と、子どもにメッセージを送った後は、あまり干渉せずにそっと見守ること。いつでも見守られているという安心感から、何かあれば子どもの方から話しかけてくれるでしょう。思春期の特徴を理解して子どもと向き合おう自分も通ってきた思春期ですが、いざ親の立場になると自分が子どものときに親にされて嫌だった行動をしてしまうものです。今一度、思春期や男女の違いついてしっかりと理解し、そのうえで子どもと向き合うようにしましょう。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月09日思春期を迎える女の子には、どんな対応をしたらいいのでしょうか。母親は同性なだけにぶつかることも多いでしょう。今回は、そんなデリケートな時期に気を付けたいことを紹介していきます。思春期の女の子はどんな特徴がある?思春期の女の子には、どんな特徴があるのでしょうか。体の変化や心の動きについてそれぞれみていきましょう。心と体が変化していく思春期は、子どもから大人へと心と体が急激に成長していく時期で、女の子は女性ホルモンの分泌により女性らしい体へ少しずつ変化する第二次性徴があらわれます。体の変化に戸惑う子どもも多いため、体の変化を見逃さず、対応できるように準備をしておきましょう。体臭が強くなる?思春期になると、わきの下にあるアポクリン腺が発達し始め、同時に皮脂の分泌量が増えていくため、大量の汗をかくようになります。汗自体にはニオイはないのですが、その汗に皮脂や雑菌が混ざり反応することで独特のニオイが発生します。これまでは汗をかいてもにおわなかったので、ニオイに敏感になってしまうのでしょう。思春期は太りやすい?イギリスの研究で、15歳ごろに急激に基礎代謝が減っていることがわかりました。それは、この時期だけ生命に必要なエネルギーを抑え、その分を成長するために使うように転換されているということ。消費エネルギーが特に減っているこの時期にたくさん食べることで、太りやすくなることもあります。イライラや言葉と態度がきつくなる反抗期に急激に成長することで、自分でもどうしていいかわからず精神的にも不安定になることからイライラしたり、親に対して反抗的な態度をとったりし始めます。いわゆる反抗期と呼ばれるものですが、これは親から自立したいと自我の芽生えでもあるので、あまり過剰に反応せず、そっと見守るようにしましょう。思春期の女の子への接し方で気をつけたいこと思春期になるとこれまでの言動が変わり、親としても戸惑うことが多くなりますが、デリケートな時期だけに接し方には気を付けたいもの。ここからは、そんなポイントを3つ紹介します。一方的に押さえつけない良かれと思って子どもにアドバイスしているつもりが、子どもにとっては一方的に意見を押し付けられているように感じることもあります。言えば言うほど反抗的な態度となるため、お互いにイライラしてしまうでしょう。子どもにも、子供なりの考えや意見があります。子どもだからと決めつけず、子どもの声に耳を傾けるようにすることも大事なのです。干渉と放置を上手く使い分ける干渉しすぎると嫌がられ、放置すると見放されていると感じてしまう複雑な精神状態を理解し、干渉と放置を上手く使い分けるようにしましょう。注意は何度も同じことを言わず、目に余るときに1回だけであとは放置するなどメリハリが大事。いざというときはきちんと見てくれているんだと子どもに分かれば、段々と反抗する気持ちも落ち着いてくるでしょう。特に気を付けたい父親の接し方思春期を迎え、大人の女性へ変化している娘に対して、父親の接し方は特に気をつけたいところです。まだまだ子どもだと思い込み子ども扱いする、デリカシーのない発言、威圧的な態度などから、子どもは父親を避けるようになることがあります。父親がしっかりと思春期の女の子について理解をして接することで、子どもも父親を人間として尊敬できるようになります。丁寧に接することを続ければ、距離も少しずつ縮まることがあるでしょう。思春期の女の子には余裕をもって向き合おう子どもから大人へと大きく成長していく時期である思春期は、反抗期などもあり、対応が難しい時期でもあります。成長している証、今はそんな時期なんだと理解し、余裕をもって対応することが大事です。ただ、いつも見守っていることだけは伝え、あとは少し遠くから見守るようにしましょう。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月09日思春期とは、心と体が大人へと変化していく時期です。急に親に対して態度が変わるなど、どう接していいか悩んでしまうことも多いでしょう。今回は思春期の男子の特徴について紹介します。思春期の男子の特徴とは思春期の男の子には、どんな特徴があるのでしょうか。心と体の変化をそれぞれみていきましょう。心の変化まずは、心の変化として、どんなことが起こるのでしょうか。反抗期に突入反抗期は人生に二度起こるといわれ、乳幼児のイヤイヤ期を第一次反抗期とすると、この思春期が第二次反抗期となります。男の子の特徴では、急に言葉遣いが悪くなったり、話しかけても無視したりと、親とのかかわりを避けるようになることがあります。恋愛や性についての悩み思春期の時期は個人差もありますが、異性に興味を持ち始めたり、性に対しても欲求が高まったりし始めます。正常な成長の証ですが、本人にとってはどうその欲求に対処すればよいかわからず、戸惑う子も多いでしょう。興味がある子もいれば嫌悪感を抱く子もいます。デリケートな悩みなだけに、親は慎重に対応したいものです。体の変化思春期には、体にも変化が起こります。子どもから大人への体へと成長していくのです。体の臭いが変わってくる思春期の時期は、2つある汗腺の1つ、わきの下にあるアポクリン腺が発達し始め、特に男の子はその筋肉量の多さから代謝がよくなり、また運動量の多さから大量に汗をかくようになります。実は、汗自体にニオイはありませんが、雑菌や皮膚の脂と混じり反応した結果、ニオイが強くなるのです。小さなころはどんなに汗をかいても臭わないことが多いのですが、思春期以降の男の子はそうではありません。頭痛やニキビなど思春期特有の症状も体の急激な成長で自律神経のバランスを崩し、乱れていることが原因で起こる頭痛に「起立性調節障害」というものがあります。朝、なかなか起きられない、すぐに体調を崩してしまうなどの症状から、一見するとサボっているように思われてしまうことも。しかし、生活習慣の改善や投薬などの必要が生じることもあるため、異常が感じられる場合は早めに医療機関を受診しましょう。また、男性ホルモンの影響により、皮脂が過剰に分泌され毛穴を防ぐことで雑菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビができることもあります。特に思春期の時期は男性ホルモンが多く分泌されるため、皮脂の分泌量も増え、ニキビができやすくなります。思春期の男子との接し方とは?難しい時期の思春期の男子ですが、どんな風に接したらいいのでしょうか。必要以上に干渉しないついあれこれ口を出したくなりますが、自立したいという気持ちのあらわれから、思春期の男の子は子ども扱いされることを嫌います。必要なことだけを聞いたら、あとはそれ以上干渉しないように放っておくことも大事です。親にとってはいくつになっても子どもは子どもですが、子どもの気持ちを尊重し、1人の大人として扱うようにしましょう。叱る最低ラインを決めておく思春期の時期は特にイライラしていることも多く、叱るときに何度も同じことを言っても全く本人には届きません。あまりにも目についた言動のときに叱るなど、ここまでしたら叱るという最低ラインを決め、それ以外のときはそっと見守るだけにとどめておきましょう。押し付けないアドバイスと共感することもどかしい行動にあれこれアドバイスしたい気持ちもわかりますが、一方的な押し付けるアドバイスにも耳を貸さないでしょう。それよりも、気持ちを理解し、共感することです。自分の気持ちを理解してくれると分かれば親は自分の味方なんだと心を開き、信頼関係が築きやすくなることがあります。その信頼関係が、何かあったとき、子どもが親を頼れる安心感となるのです。思春期の男子は距離感に気をつけ見守ろう思春期になると、突然言動が変わり、親に対してもよそよそしいまたは反抗的な態度となり、どう接したらいいのか迷うことも多くあるかもしれません。しかし順調に成長している証だと思い、必要以上に干渉せず、程よい距離感でそっと見守ることも大切なときがあります。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月09日思春期について、よく知らないという人も多いのではないでしょうか。子どもが思春期を迎える前に、思春期について詳しく理解していきましょう。また、反抗期、耳慣れない青年期などについて紹介します。思春期の年齢区分とはお年頃なんてこともいう思春期とは、何歳からを指すものなのでしょうか。思春期の年齢区分をみていきましょう。厚生労働省が示す年齢層の中の曖昧な年代幼年期(0~5歳)少年期(6~15歳)青年期(16~25歳)壮年期(26~45歳)中年期(46~65歳)高年期(66歳~)厚生労働省は、人生を6つの区分として分けています。思春期は、8~18歳くらいまでといわれていますので、少年期・青年期の2つの時期をまたぐ曖昧な年代といえるでしょう。年齢はいつまで?制限はあるの?難しい年代といわれる思春期は、一般的には小学校高学年の11歳頃からだといわれていますが、早い子だと8歳から始まる子もいます。終わる年齢は高校卒業の18歳頃です。しかし、いつから始まり、いつまで続き終わるのかは個人差があるため、大体の目安として考えておきましょう。思春期とはどんな時期?思春期とよくいわれていますが、実際、どんな時期なのでしょうか。また、反抗期や青年期とはどう違うのかも見ていきましょう。思春期の特徴とは思春期とは、子どもから大人へと成長していく時期です。体には男女の第二性徴としての変化が起こり始め、また身長が伸びるなどの成長期でもあります。体の変化のほかに、自我が芽生えるなどの心にも変化が起こるため、その急激な変化に気持ちが追い付かずイライラし、親に対しての言動に変化があらわれる時期なのです。反抗期との違い思春期といえば、「反抗期」だと思う人も多いでしょうが、実は微妙に違います。思春期は人生において基本的には一度だけですが、反抗期は二度やってくることがあります。第一次反抗期は2歳ごろに始まるイヤイヤ期で、思春期の時期に重なって起こる反抗期は第二次反抗期と呼ばれています。急激な体と心の成長から自分でもどうしていいのかわからず、また自立への気持ちと学校や友人関係などのストレスから反抗的な態度をとってしまいます。性格にもよりますが、子どもの全員が反抗期になるとは限らず、反抗期がない子どももいます。ですから、「思春期=反抗期」とは、必ずしもいえないのです。青年期との違い厚生労働省が示す年齢区分とは別に、子どもの発達段階による区分もあります。それによると、青年期は11~30歳までを指し、前期、中期、後期と分けられているのです。思春期11~18歳ごろなので「青年期前期」となります。つまり思春期とは、青年期の一部分の時期のことをいいます。青年期は、思春期とともに体の成長が始まり、次に自己の確立など心の成長が進み、そして青年期が終わる頃に体と心の両方が成熟されていく大事な時期なのです。思春期は子どもから大人への成長過程思春期とは、子どもから大人への成長していく途中の過程で、誰もが迎えるものです。急激に体も心も成長するため、気持ちが追い付かず不安定になり、なかには反抗期という形で言動にあらわれる子どももいます。この時期は、自分の存在を認識し確立する大事な時期なので、なるべく温かく見守るようにしましょう。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月08日子どもは段階を経て大人へと成長していきます。心身ともに徐々に変化が現れるので、見た目にも成長期に入ったことが分かるほどです。しかし、子どものなかには成長期になっても変化が現れないことも。そこで今回は、成長期が遅い子に見られる思春期遅発症の特徴や原因を解説します。子どもの成長期とは子どもの成長期とは、心身ともに大人に移行する時期のことです。女の子は10歳頃、男の子は12歳頃に成長期が始まるといわれています。体の変化としては、女の子は乳房発育、育毛発育、月経の順番に始まるのが特徴です。男の子は陰茎増大、陰毛発生と進み、身長が大幅に伸びた後に声変わりが起こり始めます。成長期が遅いのは思春期遅発症?成長期に突入する時期は、個人差があります。しかし、なかなか成長期特有の症状が現れないときは思春期遅発症の可能性が高いです。思春期遅発症とは、成長期が見られない病気のことをいいます。男の子が14歳以上、女の子が12歳を超えても成長期の症状が現れないときは注意することができるでしょう。卵巣や精巣に異常がある場合もあるので、早めに受診し医師に相談しましょう。思春期遅発症の原因ここからはなぜ思春期遅発症が起こるのか、その原因を見ていきましょう。女子で考えられる原因思春期遅発症が起こる原因は、卵巣機能に異常が見られることがほとんどです。何らかの理由で女性ホルモンが正常に分泌されず、成長期に突入するのが遅くなっています。過度な運動や食事制限をしている場合も注意が必要です。男子で考えられる原因男の子の場合は、女の子と異なり、本人の体質や遺伝が原因になっていることが多いです。ただし、性ホルモンを分泌する機能が低下していたり精巣に異常がある場合もあるので、放置せずに受診するのが望ましいです。思春期遅発症の症状次に、思春期遅発症の症状を紹介します。該当する項目がある場合は、早めに受診しましょう。女性によく見られる症状通常、成長期になると乳房が膨らんだり初潮を迎えたりします。そして、徐々に女性らしい体つきになるのが一般的な流れです。ただ思春期遅発症の場合は、13歳まで乳房に変化がなかったり16歳まで初潮が来なかったりする場合があります。男性によく見られる症状成長期に入ると、睾丸や陰茎、隠毛などが急激に発達し始めます。その後声変わりも始まり、体格が男性らしく成長するのが通常です。ただし、思春期遅発症の場合は14歳頃までに、成長期特有の症状が現れないことがあります。成長期が遅いと感じたら早めに受診しよう!子どもの成長期に入る時期は、個人差があるため体に変化が現れ始めるのが遅い子もいます。しかし、目安年齢よりも大幅に遅い場合は、思春期遅発症の可能性が高いです。女の子なら卵巣、男の子なら精巣に異常がある場合もあるため、子どもの成長期が遅いと感じたら早めに受診しましょう。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月07日子どもが成長期に突入すると、分かりやすく体に現れます。ただ体の変化が終わりを迎えるサインが分からないと感じる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、成長期の終わりのサインはあるのかについて解説します。成長期の始まりに現れる体の変化そもそも子どもの成長期が始まったとき、どのような変化が現れるのでしょうか。成長期の始まりに現れる体の変化を見ていきましょう。女子の体の変化女の子は10歳頃に成長期に入ります。体の変化は乳房が徐々に膨らみ始め、その後隠毛が発達したり月経を迎えたりするのが一般的な流れです。乳房は左右片方ずつ発達が始まることもあります。男子の体の変化男の子は、12歳頃に成長期に入るのが特徴。成長期に突入した症状としては、精巣が急激に大きくなることがあります。また陰茎増大や陰毛発生と進み、その後声変わりが起こり始めるのです。成長期の終わりのサインはある?成長期が終わりを迎えるサインは、男は声変わり、女の子は初潮を迎えたときです。子どもの中には成長期に入るのが遅い子もいるので、明確に年齢で判断することはできません。男の子の声変わりは、今までの声と大きく変わるため判断がつきやすいででしょう。ただ、女の子は事実を隠されると判断が難しいことも。日頃からコミュニケーションを取って、話しやすい環境を整えておくことが望ましいでしょう。通常より早く迎えた場合は要注意!成長期が遅い子がいる一方で、中には早い段階で体に変化が出始める子どももいます。ここからは、通常より早く成長期に突入する思春期早発症について見ていきましょう。2〜3年早まる「思春期早発症」とは思春期早発症とは、通常の成長期に突入する時期よりも早く変化が現れることです。正常に成長期を迎えた場合、男の子は10歳頃、女の子は12歳頃に体の変化が始まります。一方、思春期早発症は一般的な年齢よりも2〜3年早く変化が現れます。早い段階で体が完成してしまうため、小柄のまま身長が止まってしまう子も少なくありません。早めに受診することで、成長期が進まないように治療を行えることがあります。早い段階で体に変化が起こり始めたときは、すぐに医師に相談しましょう。思春期早発症の症状思春期早発症では、女の子の場合、7歳6ヶ月前に乳房が発育したり8歳より前に隠毛が生えてきたりします。また、10歳6ヵ月より前に月経を迎えるのも大きな特徴です。男の子の場合は、一般的に10歳頃に精巣が大きくなり始めます。ただし、思春期早発症の場合は10歳よりも早く変化が出始めます。また精巣が大きくなるだけでなく、隠毛やヒゲ、声変わりが起こり始めまることがあります。成長期の終わりは子どもによってそれぞれ!成長期に突入する時期と同じく、終わりを迎えるのも子どもによって大きく変わります。なかには早い段階で成長期に入る子もいます。ただし、思春期早発症の場合は要注意。身長の伸びが止まってしまうこともあるので早めの受診が望ましいです。監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月07日子どもはある時期を迎えると、体が大人へと変化する成長期に入ります。大きく成長する時期なので、子どもをサポートするために成長期が来る年齢を事前に知っておきたいママやパパも多いのではないでしょうか。そこで今回は、子どもが成長期を迎える年齢を紹介します。子どもが成長期を迎える年齢は?子どもが成長期に入る年齢は、男の子が12歳頃、女の子が10歳頃といわれています。ただし、成長期を迎える時期は人それぞれ異なるので、絶対にこの年齢で来るとは限りません。成長期の過程に含まれる思春期には、通常より2〜3年早く始まる思春期早発症や遅く始まる思春期遅発症が起こることがあります。例えば思春期早発症では身長が伸びにくくなることがあるので、早期発見して医療機関を受診することが必要になるでしょう。子どもの成長に異常を感じたときは、小さなことでも早めに医師に相談してください。成長期における体格の変化子どもから大人へと体が変化する成長期。女の子は成長期に入ると、最初に乳房が膨らみ始めます。その後、隠毛が生えてきたり月経が始まったりなど、大人へと徐々に体が変化していくのが特徴です。一方、男の子が成長期になると精巣が大きくなり始め、陰茎が増大したり隠毛が発生したりして成長が進んでいきます。その後、一気に身長が伸びて男の子特有の声変わりが起こるのです。子どもの成長期で意識したいこと成長期は体が大きく変わる時期なので、子どもの生活習慣も見直したいところです。そこで、子どもの成長期で意識したいことを解説します。食事からバランスよく栄養を摂る子どもが成長期に突入したら、成長をサポートしてくれる栄養素を摂取することが大切です。特に意識して摂取したいのが、筋肉の成長に必要不可欠なタンパク質。成長に伴って必要なタンパク質の量も増えるので、毎日の食事から摂取できるようにバランスの取れた献立を考えましょう。良質な睡眠を取り環境を整える成長期に入ったら、良質な睡眠が取れる環境を整えましょう。なぜなら、睡眠時に分泌されるホルモンが骨の成長をサポートしてくれるからです。このホルモンは深い眠りに突入したときに分泌のピークを迎えるため、ぐっすり眠れる環境を整えることが大切になります。日常に運動を取り入れる適度な運動は、骨の成長に良い影響を与えるといわれています。そのため、休みの日に1日中ゲームをしたりテレビを見たりしているなら要注意。少し歩くだけでも良い運動になるので、子どもが家に閉じこもっているなら外に連れ出してあげましょう。子どもの生活バランスを整えてあげよう!子どもが成長期に入ったら、体が大人へと少しずつ成長し始めます。そんな体の成長をサポートするために、食事や睡眠、運動など生活バランスを整えてあげることが大切です。子ども本人は自分で調整することが難しいことも多いので、親がしっかりサポートしてあげましょう!監修者:林泉経歴:東京大学医学部保健学科卒業東京大学大学院医学系研究科修士課程修了ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得
2021年04月05日出典: shutterstock女性の身体はとてもデリケートです。思春期、性成熟期、更年期、老年期と年代によって変化し、身体に起こる変化や健康リスクも異なるそう。特に女性として気をつけたいのが婦人科系疾患です。忙しさの中、異変を感じたり、不安を感じても受診を後回しにしていませんか?バッグ今回、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社が、15歳~69歳の女性5000名を対象に「かかりつけ医」に関する調査を実施、その結果を発表してたのでご報告します。しっかり相談できるかかりつけ医をもとう!(1)婦人科系の疾患について相談できるかかりつけ医の必要性を感じていますか?・必要性を感じる(19%)・やや必要性を感じる(35%)・どちらとも言えない(29%)全体の5割以上が、「婦人科系の疾患について相談できるかかりつけ医」の必要性を感じているが、実際に相談できるかかりつけ医をもっている人は1割に留まるそう(出典:PRTIMES)。婦人科系の病気は肉親や友達にも相談しにくいものですよね。きっと悩みを抱えていても誰にも相談できず不安を抱えている方が今もいるのではないでしょうか。そんなときのためにも必要なのが「かかりつけ医」。確かに婦人科系の病院に行きにくさも感じますが、小さなトラブルが大きなトラブルになる前にしっかり予防することが大切だと思われます。(2)これまでに不安を感じたり罹患を疑ったことのある婦人科系疾患(出典:PRTIMES)1位:月経困難症(受診率61%)2位:不妊症(受診率72%)3位:更年期障害(受診率34%)4位:骨粗鬆症(受診率45%)5位:STI(性感染症)(受診率63%)不安を感じたり罹患を疑ったものの受診をしなかった理由1位:近所や通いやすい場所に産婦人科がない。2位:知っている産婦人科がない。3位:放っておいてもそのうち治る・治ると思った。4位:誰に相談していいのかわからない。5位:受診にお金がかかるので。出典:PRTIMES受診しなかった理由は、身に覚えがある方も多いのではないでしょうか。楽観的すぎたり、誰に相談していいのかわからなかったり、経済的な問題だったり。不安を抱えている方は勇気を持って婦人科の扉を開けてみましょう。意外に呆気なかったりするかも!経済的なことは先生にしてみましょう。検査に関しても親身に相談にのってくれると思われます。気付いた時にはすでに病状が進行していたなんてことにならないためにも、かかりつけ医をみつけ自分の身体は自分で守っていきたいですね。調査概要(出典:PRTIMES)調査名:女性のかかりつけ医に関する調査調査期間:2020年12月18日~12月21日調査方法:インターネット調査調査対象:15歳(高校生以上)~69歳の女性 5000人※出典:PRTIMES()出典:PRTIMES画像:(C)aijiro/shutterstock
2021年03月17日思春期で困るのは、子供への対応の仕方です。男女によって思春期の特徴も異なるため、どうすれば悩んでしまうことも。思春期における子供たちの具体的な特徴と、親としての対応の仕方について、詳しく解説します。男子の思春期はどのような特徴があるの?男子の思春期には、どういった特徴がみられるのでしょうか。主な2つの特徴について、詳しく見ていきましょう。口数が少なくなり会話がなくなる思春期の男の子は、親のことを煩わしいと思うようになるのが特徴です。そのため、今までは何でも親に話していた子どもも、思春期になると、あまり親と会話をしなくなる、話しかけても返事をしない、などの態度が見られるようになります。親とあまり関わりを持とうとしなくなる男の子は、友達同士の付き合いの方を重視しがちです。また、できるだけ親から自立したいという気持ちが強くなることによって、親から口出しされることを嫌い、あからさまに親のことを避けるようになります。女子の思春期はどのような特徴があるの?思春期になった女の子に良くみられる特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。主なものを詳しく解説します。口答えが多くなる女の子は男の子と比べると、もともとおしゃべりが上手で口達者です。思春期になって大人へ近づいてくると、さらに弁が立つようになります。いろいろな情報を吸収することで自分なりの意志が強固になり、親の言うことを素直に聞かず、口答えもどんどん増えていくのが特徴です。父親を避けるようになる思春期の女の子は、第二次性徴で身体も変化し、男の子よりも少し早く大人に近づいていきます。そのため、異性である父親のことを意識するようになり、意図的に父親を避けるようになってくるのも特徴です。思春期の子供にはどう対応したらいいの?思春期を迎えた子どもにとって、親としてはどのような対応をするのが適切なのでしょうか。男の子は信頼関係を築くようにする思春期の男の子は黙っていても、実は、自分の将来や人間関係、身体などについて、大きな不安を抱えています。親としては、上から抑え込むのではなく、少し引いたところから見守ることで、信頼関係を崩さずに保つようにしましょう。女の子はできるだけ母親が中心に話を聞く思春期の女の子は、異性である父親のことを嫌い、素直に話を聞かない傾向にあります。そのため、できれば同性である母親が表に立って、子どもの話を聞くようにしましょう。難しい場合には、同性の教師や養護教諭、カウンセラー等にお願いするのもひとつの方法です。きちんと顔を合わせて対応しよう!思春期を迎えた子どもの対応は、親としても悩むところですが、男女で違う特徴や、対応方法を知っておきましょう。親が子どもから逃げずに、きちんと顔を合わせて対応をすることで、子どもの思春期を乗り切ることができるようになります。
2021年03月11日子どもが思春期に入り、体と心が不安定になると、子どもと同じように親も不安が大きくなるものです。思春期ならではの子どもの変化や、親がノイローゼにならないために気を付けるべきことについて、詳しく解説します。思春期の子供はどのような変化がおこる?子どもから大人へ変わる思春期の頃には、ホルモンバランスが崩れやすくなる関係で、意味もなくイライラすることが増えます。主な心の変化は以下のとおりです。自我が出てくる思春期になると、自我が強く出てくるようになります。自分をいう存在を認められたい、という欲求が強くなるため、親に反抗をしたり、無視をしたり、乱暴な言葉遣いをするなどの、さまざまな言動がみられるのが特徴です。自立心が強くなる小学生くらいまでは、いろいろなことをほとんどすべて親が決めていて、それが当たり前でした。しかし、中学生くらいになると、心がぐっと成長してきます。親の言うことではなく、自分で決めて自分で行動する、自立の心が芽生えてくるのです。女の子の思春期は特に大変!思春期の女の子は、親も対応に苦慮してしまい、大変だと言われています。具体的に、どのようなことが難しいのでしょうか。詳しくご説明します。友達との関係が難しくなる思春期になると、一緒に楽しく遊んでいた友達との関係も複雑になってきます。親には言えない悩みを相談しあうことや、信頼関係を深めることができるのもこの頃です。また、友達に裏切られるなど、人間関係の悩みを持つようにもなります。身体的な点で大きな変化が出てくる子どもによって多少の差はありますが、中学2年生ごろから第二次性徴が始まります。成長ホルモンと性ホルモンの分泌が活発になることで、大人の身体に変化するのが特徴です。思春期の子育てでノイローゼにならないためには思春期を迎えた子どもと向き合う親は、どういった点に気を付けて接することが望ましいのでしょうか。以下でポイントを挙げ、それぞれについて説明します。子供の意見を曲げようとしない思春期になると、それまで親の言うことを素直に聞いていた子どもも、自分の意見を主張してくるようになってきます。親から見るとまだまだ子どもとしか思えないものですが、子どもの意見は否定せず、きちんと聞くようにしましょう。子どもが意見をしてくる、ということは成長のしるしですので、親は受け止めることが必要です。家族以外に相談できる相手を身近に探しておく家族というのは、いわばとても狭い世界のため、反抗期の子どもと親だけだと閉塞感を感じることがあるかもしれません。日ごろから家族以外に、家庭のことを相談できる人を探しておきましょう。親戚や友人など、家庭の事情を知っている人、もしくは、専門家による相談窓口なども利用するのも便利です。思春期の子育ては考えすぎないことが大切子どもが思春期に入り、さまざまな心と身体の変化を迎えると、親もどのように子育てをすればよいか分からず、戸惑うことも多くなります。あまり考えすぎず、そのときに合った適切な対応で子育てをすることが大切といえるでしょう。
2021年03月11日女の子の反抗期は、男の子よりも難しいと言われています。思春期には、女の子にどのような変化が起こるのか、主な行動の特徴や、親が女の子に接するときのポイントについて知っておきましょう。女の子の反抗期の特徴とは?反抗期を迎えた女の子は、どのような言動がみられるでしょうか。主な特徴2点について、くわしく解説をいたします。口が達者で反抗してくる一般的に、女の子は男の子よりも口が達者なものですが、反抗期に入ると、さらに弁が立つようになります。そのため、親に対しても理屈をこねる、口答えをして、反抗をすることも少なくありません。子どもによっては、親以上に口が回ることもありますので、親としては閉口してしまうこともあるでしょう。ちょっとしたことで言い争いになりがちですが、できる限り感情的にならないことが大切です。無視をするようになる反抗期の子どもは、心の成長に伴って、親の言うことや考え方などについて疑問を感じ、否定や反発をするようになります。そのため、親の存在を疎ましく感じ、親に何か言われても、敢えて無視をするようなことも増えがちです。反抗期における接し方のポイント反抗期の子どもに、親はどのような態度で接するのが適切なのでしょうか。反抗期によくある3つのケース別に、それぞれご説明いたします。暴言や口答えしてくる場合親としては、子どもが反抗した結果、暴言や口答えをされると、ショックで戸惑ってしまうものです。きっかけは小さなものだとしても、言い返しやケンカになりがちですが、暴言を受けても、できるだけ冷静に受け止めるように務めましょう。感情的になって上から抑えつけるような言動をしても、さらに反発を招くことになります。言うことをなかなか聞いてくれない場合反抗をしている子どもは、自立をしたいという気持ちで親にぶつかってきます。親がまともに受け止めて口喧嘩をしたり、頭ごなしに怒鳴ったりしても、子どもは言うことを聞かず、ますます反抗するため注意が必要です。子どもを否定するような言動は避け、必要なことのみに絞って、できるだけ冷静に、淡々と伝えるようにしましょう。相手の言葉を聞きながらも、「私はこう思う」と、自分の気持ちを伝えることも効果的です。癇癪を起こしてしまう場合自分でも歯がゆく、イライラをした気持ちが癇癪になって現れることもあります。癇癪を起している時には、声をかけず、できるだけ離れて見守るようにしましょう。落ち着いた頃合いを見て、声をかける配慮が必要です。ただ、明らかに危険があることや、他人を傷つける言動を行っている場合などには、親として毅然とした態度で臨むようにしましょう。反抗期は広い心で受け止め、見守ろう!親は、子どもの変化やどのような特徴があるかをしっかり把握した上で、適切な接し方をするようにしましょう。子どもの自尊心を傷つけず接することで、反抗期をうまく乗り切ることができます。
2021年03月10日親にとって、中学生の反抗期はどう扱ってよいか悩ましいものです。反抗期ならではの特徴、親としてどう対応するのが良いのかなど、特に反抗期の息子との向き合い方について、詳しく説明します。反抗期の特徴を知っておこう中学生男子の反抗期には、どのような特徴がみられるのでしょうか。それぞれの特徴について詳しく解説をいたします。キレやすく、暴言を吐きまくる思春期になると、自我の目覚めとともに、大人への反抗が始まります。男の子の反抗期の場合は、言葉遣いが乱暴になったり、屁理屈をこねるようになったり、何も言わなくなったりするでしょう。この頃の子どもは、貯まったストレスを「キレる」ことで発散するようにもなってきます。服装の乱れや不良行為に走る思春期の子どもは、周りの大人たち対して、反発する気持ちと、心と身体の急激な成長のために、何かと不安定になってしまいます。そのような時期に、SNSなどの不確か・間違った情報に流されてしまい、親や教師とは違う何かに頼ることで、自分を正当化しようとして、不良行為に走ってしまう子どもたちも少なくありません。父親や母親との関わりを遮断し、引きこもる思春期の子どもは、自分の感情のコントロールをうまく抑えることができません。そして、複雑になってくる勉強、クラブ活動、友達付き合いなど、悩みも多く抱えることになります。不安な気持ちが強くなると、イライラも募り、身近な大人たち、特に毎日接している両親からあれこれ言われることに対して「うざい」と感じるようになっていくのです。会話を拒否したり、自室に引きこもったりして、親とのかかわりをはねつけるようになっていきます。反抗期の息子との上手な接し方とは?反抗期を迎えた中学生の息子とは、どのような態度で接するのが良いでしょうか。ポイントを絞って詳しく解説をいたします。息子との距離を置きつつ気にかける姿勢を子どもが親に対して反抗的な態度をとったり、乱暴な言葉になったりすると、大人としては心配してしまい、言い合いやケンカに発展することもあります。しかし、まずは、反抗期は大人になるための必要な通過点ということを理解することが大切です。親の力を借りたくない、という子どもの気持ちも汲んであげましょう。子どもとは一定の距離を置き、静かに見守ることで、子どもの自立を促すことができます。いちいちイライラせずに受け流すこと親も人間ですし、子どものためを思って言っているのに、子どもに反抗されると、カチンと来たり、カッとなったりすることもあるでしょう。しかし、親としては、反抗期の子どもの挙動に一喜一憂するのではなく、泰然自若とした姿勢で臨むことが必要です。親としてできるのは、子どもの反発は受け流して、なるべく気にしないこと。そして、コミュニケーションを取る機会ができたら、話しをしっかり聞いて、褒めるところはきちんと褒め、自己肯定感を育てるようにしましょう。根気強く息子と向き合い寄り添っていこう息子の反抗期は、親としても戸惑うことの連続です。実は子どもも、不安定になっている自分自身の心と身体に対して、不安を感じています。子どもの不安、自我を受け止め、成長を見守って寄り添ってあげるようにしましょう。
2021年03月09日