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■中学生息子、学校のお知らせが…こんにちは、エェコです。今回は中学生の息子の「学校からの連絡事情」です。小学生の頃にも困った「学校からのお知らせ」。あの頃は「これも小学校まで…。中学生になったら解消されるでしょ」…そう思っていた時代が私にもありました…。中学生になるとまた別の角度から困ったことに!思春期の子ども、親と話したくない!大事なことすら億劫になってしまう…、そんなお年頃…!なので一言で済む「知らない」の嵐!一応学校連絡網スマホアプリがあって、大まかなことは学校から直接連絡がくるのですが…。詳細や疑問などは子どもに聞かないとわからないんですよ…。それを聞きたいだけなのに…、話してくれない…!とにかく面倒くさい!!そして事態は悪化し…。■面談日程のお知らせが当日!?面談の当日に手紙を渡してくるって…!もう…、どうしろと言うのでしょうか?触られたくないなら出してよ…。矛盾…、あぁ矛盾…。子どもがダメなら親同士だ!…というわけでママ友さんと情報を共有しあってます。少ない情報、みんなで持ち寄ればパズルのピースが埋まるぜ!親の心、子知らず…
2025年02月16日フェムケア製品の開発・研究を行う株式会社ハナミスイ(東京都新宿区、代表:方 智煥、以下「ハナミスイ」)は、今年開院34年目を迎えるまつしま病院(東京都江戸川区)が運営するユースウェルネスKuKuNa(以下「KuKuNa」)を取材しました。(取材日:2025年1月27日)近年、性被害に関するニュースが多く取り上げられる一方で、性教育の遅れが課題となっています。こうした社会的背景を受け、まつしま病院はクラウドファンディングを活用し、思春期の子どもや若者が気軽に立ち寄り相談できる施設「KuKuNa」を2024年4月に開設しました。ハナミスイは、まつしま病院に商品を納品している関係から、今回KuKuNaを訪問し、室長の幸崎若菜様に取り組みや今後の展望について伺いました。KuKuNa設立の背景——子どもたちの「居場所」をつくるまつしま病院は、これまで困難を抱えた女性や子どもに寄り添う支援を行ってきました。その中で、幼少期から課題を抱えながらも、社会が彼女たちの発したSOSを分に受け止められていないケースが多いこと多いと気付かされました。「家庭や学校で安心して過ごせない子どもが増えており、地域全体で支える仕組みが不足していると感じています。KuKuNaは、子どもたちが居心地よく過ごし、慣れてきたら自然と相談ができる場を提供したいという思いから立ち上げました」と幸崎氏は語ります。また、家庭内や学校内で苦しさを抱えている子どもたちは、「周囲を心配させてはいけない」という思いから、自分の悩みや気持ちを我慢する傾向があります。KuKuNaでは、そうした子どもたちが安心して息抜きできる場所を提供し、必要に応じて適切なサポートを受けられる環境づくりを目指しています。幅広い悩みに寄り添うKuKuNaの取り組みKuKuNaは建物の2階フロアを全面活用し、受付、セミナールーム、快適なカウチスペース、性に関する書籍コーナー、大きなテーブル、プレイルームエリアなど、充実した設備を整えています。利用者は日によって異なりますが、少ない日で3名、多い日には30名近くが訪れます。訪問者には、子どもたちだけでなく、施設の運営方法を学びたい大人の視察者や、親子で訪れるケースも見られます。特にネイルイベントなどの企画は大変好評でした。相談内容は多岐にわたり、思春期の悩み、家庭環境、学校生活に関することなど、幅広い課題に対応しています。医療の視点を取り入れたサポートを行い、時には受診や適切なケアの選択肢を提案することもあります。「話すことで楽になる経験をしてこなかった子どもたちもいます。無理に話させることはせず、何度か訪れるうちに居心地の良さを感じてもらえたらと思っています」と幸崎氏。医療と教育の連携で社会全体を変えるKuKuNaは、学校の在り方にも課題を感じています。「登校することに疲れ、行ったり行かなかったりする子どもが増えています。不登校の定義に当てはまらないまでも、実際には多くの子が悩みを抱えています」と幸崎氏は指摘します。こうした現状を踏まえ、KuKuNaでは学校へのアプローチを強化し、医療と教育を連携させることで地域全体のサポート体制を構築しようとしています。性教育の重要性を伝えるため、勉強会の開催や学校訪問を積極的に行い、大人の意識改革も促しています。「子どもに正しい知識を伝えても、親が理解していなければ混乱を招きます。性教育を通じて子どもたちが搾取されない社会をつくるためには、大人の理解も不可欠です」と幸崎氏は強調します。KuKuNaと企業の連携——ハナミスイの支援ハナミスイは、KuKuNaの活動を支援するため、フェムケア製品の寄付を行いました。特に腟洗浄器「インクリア」は、利用者から驚きと関心を持って受け取られました。「試供品などを提供いただけると、子どもたちに新しいケアの選択肢を伝えることができます。実際の消費者の声を聞く場としても活用いただければと思います」と幸崎氏。今後の展望——子どもを支える社会の実現へ今後の目標として、KuKuNaはより多くの大人にこの施設の存在を知ってもらい、公的支援を得ることを目指しています。「KuKuNaのような施設が全国に広がり、最低でも各都道府県に1つは存在する社会にしたいと考えています。また、施設がなくても包括的な性教育を普及させ、子どもたちが自分の身を守る知識を持てるようにしたいです」と幸崎氏は語ります。包括的な性教育の推進により、予期せぬ妊娠や犯罪の抑止にもつながると考えられています。保護者の理解を深め、地域の声として政策に反映させることが、今後の課題となります。ハナミスイは、KuKuNaの取り組みを今後も応援してまいります。会社概要企業名:株式会社ハナミスイ代表者:方 智煥所在地:東京都新宿区西新宿6-15-1 セントラルパークタワー ラ・トゥール新宿 609号設立:2003年12月事業内容:医療用機器の製造・販売、化粧品・日用品雑貨の製造・販売資本金:1,000万円URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年02月12日【発達障害のある子どもの思春期、どうだった?】お子さんの思春期での困りごと、アンケートの結果は?発達ナビ利用者から寄せられたコメントも紹介!Upload By 発達ナビ編集部思春期ならではの困りごとがあった :72%思春期には困りごとは減った、なかった :11%その他 :17%発達ナビ利用者の皆さんへのアンケートでは、「思春期ならではの困りごとがあった」を選んだ方が72%、「思春期には困りごとは減った、なかった」を選んだ方が11%、「その他」を選んだ方が17%という結果となりました。70%以上の方が、思春期ならではの困りごとを経験されているようです。姉弟ともに、思春期&反抗期の真っ只中です。娘(現高三)は、少し落ち着いてきたかな。中学生時代は、「おはよう」の挨拶もありませんでした。パニックを起こせば直ぐに自傷行為が始まるので、注意の仕方や口調に、慎重にならざるを得ませんでした。息子(現高一)は、反抗期真っ只中です。(中略)最終的には癇癪を起こし、家の壁を蹴り、穴を開けたり。物を壊します。息子の力には、私はかなわないので、かなり、なめられています。なので、注意すべきことや指導は夫に任せることにしました。息子の反抗期は、まだまだ続きそうです。小学校低学年が1番大変でした。親子でどう対応したら良いのか分からず八方塞りでした。思春期は、息子が不登校になる事もありましたが…。親子の会話が無いといった事は無く意思疎通は出来たので、その点では良かったです。(中略)あの頃は病んでいたな…俺。って笑い話が出来る程落ち着きました。現在、高校2年。進学して自宅を離れたいと言ってはいますが、何事も経験!!って前向きな発言でしたので。応援したいと思っています。思春期中(中学)息子は思春期の中でも穏やかな方みたいですただ、周りはかなり思春期真っ只中の環境を乗り切るのは…かなりのタフさが必要。背の伸び方がヤバイ髭もニキビも全てが変わってくる感じです…注意が必要なのは起立性うちは、酷くはないですが立ちくらみ、めまいがあります難しい年頃ですね。寄せられたその他のコメントなどもアンケート先でご覧いただけます。ぜひ参考になさってくださいね。2024年に読まれた思春期にまつわるコラムを一挙ご紹介!ここからは、2024年によく読まれた「発達障害のある子どもの思春期」にまつわるコラムをご紹介します。安田ふくこさんの長男・ハルくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けています。中学生になり、慣れない制服や校則など、新しい環境に戸惑いを感じていました。さらに、部活動での上下関係や暗黙の了解、定期テストなどにも苦労して……。寺島ヒロさんの息子、タケルくん(ASD/自閉スペクトラム症)は中学受験に成功し、中高一貫の進学校に入学しました。しかし学校は自宅から遠く、早朝からの通学で電車の便も少なく、少しでも遅れると遅刻に……。しかも、タケルくんは音に敏感で、小さな変化にも体調を崩しやすく、学校でパニックを起こしたり、途中で帰宅したいと言ったりすることが頻繁にありました。寺島さんの負担は決して小さいものではありませんでしたが、それでも、小学校の頃と比べると「精神的には楽になった」と言います。丸山さとこさんの息子・コウくんは、中学3年生になり高校受験を控えています。小学校の頃から「宿題を出さない」ことで苦労してきましたが、中学3年生になって、夏休みの宿題を早めに終えるという大きな進歩がありました。しかし、依然として宿題の提出忘れが多く、成績も伸び悩んでいました。高校受験まであと半年となった頃、コウくんは体重が増えたことをきっかけに、自ら「ADHD(注意欠如多動症)の治療薬を増量したい」と相談してきて……。花森はなさんの息子さんは、ASD(自閉スペクトラム症)と強度行動障害と診断されています。小学3年生から登校渋りが始まり、特別支援学校中等部に進学した後も不登校になり、高等部進学への不安を抱くようになりました。特に、高等部卒業後の進路について、一般企業への就職が難しくなるのではないかという心配を抱えていました。そこで花森さんは、息子さんの将来の選択肢の一つとして、福祉事業所合同説明会に参加してみることに。説明会を通して、就労支援に対する認識が大きく変わるきっかけとなったそうです。かなしろにゃんこ。さんの息子、発達障害のあるリュウ太くんは、小さい頃から人間関係がうまくいかず悩んできました。特に小学校時代は周囲との衝突が多く、ケンカになることもしばしばあったと言います。しかし、中学生になると、友だちの趣味に合わせて会話をしてみるなど、相手への配慮を心がけることを意識するように。試行錯誤しながら、周囲の人々とのコミュニケーションがうまくいくようになったリュウ太くんの「人付き合いのコツ」は、同じように悩んでいる人も参考にできそうです。発達障害のある子どもの思春期は、親も子も成長のチャンス!2024年、発達ナビでは発達特性のあるお子さんを持つ親御さんからの共感の声が多く寄せられました。特に「思春期」は、親子ともに大きな試練となる時期であることが分かりました。読者アンケートでは、挨拶をしない、パニックを起こす、反抗的な態度をとるなど、さまざまな困りごとが挙げられた一方で、思春期を乗り越え、親子関係が良好になったという声も聞かれました。また、コラムでは、小学校と中学校のギャップ、不登校、高校受験、人間関係など、親御さんの葛藤や、それを乗り越えるための工夫など、たくさんのエピソードを聞かせていただきました。発達障害のあるお子さんの思春期は、決して楽なものではありませんが、子どもも保護者も成長できる大きなチャンスでもあるのかもしれません。無理せず、周りの人にも頼りながら、お子さんをサポートしていきたいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年12月30日■これまでのあらすじ9年前、長年の不調がPMDD(月経前不快気分障害)だと知ったなおじろーは、性教育をきちんと受けていれば病気に早く気づけたと確信。性教育の重要さを認識し、恥ずかしがらない思春期前までに子どもたちにも教えることにするのだった。しかし、長男にもついに思春期が訪れる。これまでしてきた小さい子ども向けの性教育に区切りをつけて、新しいステップへ進むため、ある物を息子に渡すことにするが…。■性教育漫画をプレゼント■これからどうする?ちなみにそらじろーに渡した漫画は、「「性」のはなしはタブーじゃない! 小学生だから知ってほしいSEX・避妊・ジェンダー・性暴力 (こどもと生活シリーズ)」(主婦と生活社)。男の子と女の子のW主人公なので、どちらの性のことに関してもわかりやすく知ることができます。大人でも勉強になることが多いので、まだお子さんが小さい方でも先に読んでおくのもいいんじゃないかと思います。長男が2歳くらいの時から続けてきた性教育ですが、性教育の本を渡したことでなんだか一区切りしたのかもと感じました。しかし、もう小さな子どもではないとはいえ、まだ大人でもない。伝えたいことはまだまだたくさんあります。思春期に入ることで親子間のコミュニケーションに変化も出てくるかもしれませんが、それに合わせた性教育をしていかなければなりません。今後の性教育、どうしていくべきか。次回に続く「ゆるっと性教育」(全16話)は12時更新!
2024年12月09日■これまでのあらすじ時代的に性教育をきちんと受けず、正しい知識がなかったことで自分がPMDD(月経前不快気分障害)だということに気づけなかったと思うなおたろー。母親になると、自ら幼い子どもたちに性教育を開始する。次男の入学が迫った頃には、知らない人にトイレの場所を聞かれたらどうするか質問。すると息子は「案内する」と答えるのだった。なおたろーはこれを不正解にし、その理由を語り出す。「もしもトイレに案内をして、そのまま連れて行かれたらどうする?」そう言われ、怖くなった次男は逃げることを覚えるのだった。■もしかして来た!?■ついにこの時が…!この件で「こりゃ思春期やってきたな!」と感じたし、そらじろー本人からも「俺、思春期入りました」って言われました(笑)今まで私がしてきたのは「小さい子ども」に対する性教育でしたが、思春期に入ってきたそらじろーには新しいアプローチをしていく必要があるなと肌で感じました。「そろそろ私の話をまともに聞いてくれなくなるかもしれないよな…」なんて冷静に考えながら…。さて、私がそらじろーに渡したものとは…?次回に続く「ゆるっと性教育」(全16話)は12時更新!
2024年12月08日■思春期に入った!?■性教育を始めたキッカケ■自分の身体のことを全然知らなかった!?ゆるっと性教育、始めてみよう! というわけで、我が家の性教育のお話です。私が性教育を始めようと思ったのは、自分の病気がわかったことがキッカケ。9年前、私は初めて生理前の不調に病名(月経前不快気分障害)があることを知りました。そのときに思ったのは、「こういうことって義務教育の性教育で教えてもいいんじゃない?」ってこと。いろいろ調べてみると、性教育は命の教育だなと考えさせられたし、海外に比べて日本の性教育はかなり遅れていると思いました。そこで、自分でできる範囲で性教育をやっていこうと決意したのです。次回に続く「ゆるっと性教育」(全16話)は12時更新!
2024年11月25日子供から大人に変わっていく時期といわれている、思春期。他人との関わり方を学び、成長する、大切な時期でもありますよね。@satoimo23854084さんは、思春期を迎えている、中学1年生の息子さんとのエピソードをXに投稿しました。9万件以上の『いいね』を集め、話題となっています。イライラして帰宅した息子が?思春期に加え、反抗期の最中でもあるという息子さん。ある日、イライラした様子で、学校から帰って来たといいます。学校で何か嫌なことがあったのか心配した、投稿者さんは「どうした?」と聞いてみることに。すると、息子さんが…。※写真はイメージ「今、自分で自分の機嫌を取っているからっ!邪魔しないでっ!ありがとう!」そう返事をして、怒りながら自分の部屋へと入っていきました。イライラしている時、他人に八つ当たりしてしまうという人は、少なくありません。子供のみならず、残念ながら大人になっても、セルフコントロールをできないことだってあります。息子さんも、不機嫌さを隠せてはいなかったものの、人に怒りをぶつけまいという姿勢を見せました。嫌なことがあっても、自分の中で対処しようとする努力が素晴らしいですね!息子さんの成長に、投稿者さんは「何はともあれ、見習おうと思った」とつづったのでした。【ネットの声】・できない大人がいっぱいいるのに!息子さん、優勝です!・とっても偉い。本当に立派。優しい性格がにじみ出ています。・いい育ち方をしていますね。素敵です。私も見習いたい。・その若さで『アンガー・マネジメント』ができるなんて!コメントには「『ありがとう』といえるのがすごい」という声も。心配して声をかけてくれた、母親の気持ちも息子さんは分かっていたのでしょうね。息子さんの行動に、多くの人が称賛の声を送ったのでした![文・構成/grape編集部]
2024年10月29日中学2年生の娘さんを育てる、母親のゆきんこ先生(@okay1yukinko)さん。娘さんとのエピソードをXに公開したところ、10万件以上の『いいね』が集まり、話題になりました。雨で急いで帰宅したら、反抗期の娘が…ある日投稿者さんは、外出先で、雨に打たれそうになりました。洗濯物を心配して、急いで帰宅した、投稿者さん。すると、洗濯物がすべて家の中にあったといいます。投稿者さんいわく『絶賛反抗期中』だという娘さんが、雨から守るため、家の中に入れてくれていたのです。喜んだ投稿者さんは「ありがとう〜!気が利くねぇ」と、娘さんを褒めました。すると、反抗期中の娘さんがいった言葉というのが…。「前にやった時もママがすごく喜んでくれたから、また喜んでくれるかなって思って…」※写真はイメージ少し照れ気味に母親に気持ちを伝えた、娘さん。投稿者さんは「あまりにかわいくて、抱きしめた」そうです。反抗期といえど、母親への愛と優しい性格は隠し切れなかったようですね。思春期の娘と母親の日常のひとコマには、さまざまなコメントが寄せられました。・反抗期でも、親との絆はなくならないものですね。・何歳でも、親の喜ぶ顔は見たいとか…。泣けてくる。・『いいね』を何回でも押したい。・娘さん、40代の俺より気が利いている…。投稿者さんは「娘は普段、すぐ怒ることもあるけど、こんなかわいい一面もあるので、子育てって面白いなと思います」とつづっています。反抗期の娘の『ツンデレ』な行動に、多くの人が和んだことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年10月27日「『1人』反抗期がいます」このようなコメントとともに、シベリアンハスキーの写真をXで公開したのは、愛犬のはるくんと暮らす、moto(@motoro_ka)さん。ある日、motoさんと同じように、シベリアンハスキーと暮らしている3組の友人と、兵庫県姫路市にある姫路神社へ出掛けました。互いの愛犬を連れて、姫路神社に到着したご一行。神社の前で4匹の記念撮影を撮ることにしたのです。しかし、思ったような写真が撮れなかったようで…。気になる1枚をご覧ください。そっぽを向いちゃった…!友人の愛犬であるルゥくんは、写真を撮ることに興味がありません…。写真左から、ココアちゃん、はるくん、ステラちゃんの3匹は、嬉しそうな表情を浮かべていますが、なぜかルゥくんだけは、背中を向けているではありませんか!ルゥくんの哀愁すら感じる背中を見ていると「俺はこういうの好きじゃないんだ…」なんて、セリフをアテレコしたくなりますね。いつまでも記憶に残りそうな1枚には、4万件以上の『いいね』とともに、たくさんのコメントが寄せられました。・背中で語っていそうな姿に、笑いが止まりません!照れ屋なのかな?・思春期の子供みたいだな。・ふわふわのしっぽを見せつけている!・狛犬の視線を感じているのかもね。motoさんいわく、シベリアンハスキーの集合写真を撮るのは、至難の技とのこと。「わざとやっているのか!?と思うほど、1匹がそっぽを向いたり寝転んだりする」といいます。また2024年10月には、4匹がハロウィンのコスプレをして写真を撮るのだとか。どんな写真が撮れるのか、今から楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年10月01日倦怠期は、関係をより深めるための大切なステップかもしれません。この記事では、倦怠期にありがちな事態とその賢い乗り越え方を紹介します。彼との関係を長続きさせるヒントを見つけてみましょう。始まりの甘さに慣れすぎない恋のスタートは、彼のすべてが完璧に見えてなんでも許せてしまいますよね。しかしその甘さに慣れ、無意識のうちに彼への期待が過度になってしまうことも…。この期間の優しさは、永遠に続くわけではありません。わがままや甘えのバランスを意識することが大切といえるでしょう。恋のフィルターを外す恋をすると、どんな彼も素晴らしく見えるものです。しかし時間とともに、彼のありのままの姿を見るようになります。ここで大切なのは、彼の内面の美しさや共有する特別な瞬間に目を向けること。彼のいい点をリストアップし、再び彼への深い愛情を感じてみてくださいね。納得のいく折衷案を見つける恋愛の初期は、お互いに譲歩しあう寛容さがありますよね。しかし、時間が経つと各自の価値観やこだわりが出てきます。一方的に自分を通そうとするのではなく、お互いの立場を尊重し合うことが重要。共に納得できる折衷案を見つけ出すことが、関係を長続きさせるコツです。相手を深く思いやるお互いのことを深く考え、支え合う関係が恋愛を長続きさせる秘訣です。日常生活での支え合いが、2人の関係をより密接なものに変えていくのでしょう。倦怠期を乗り越え、より豊かな関係を築くための秘訣を紹介しました。(Grapps編集部)
2024年09月22日倦怠期を感じたとき、多くのカップルが不安になってしまいます。しかし、倦怠期が2人の関係をさらに深めるきっかけになることも少なくありません。今回は、倦怠期を乗り越える方法を探っていきましょう。懐かしいデートを再現する懐かしいデートを再現することで倦怠期が解消されることがあります。「初デートの場所にもう一度行こう」という提案が、お互いの心の距離を縮める一歩に…。初めて感じたドキドキを思い出し、改めてお互いを大切にしようと感じるのでしょう。大胆なイメチェンをする外見に変化を加えることで、関係に新しい風を吹き込むことができます。例えば、長い髪をバッサリ切るなどの大胆なイメチェンは…。彼に新たな一面を発見させ、関係に新鮮さをもたらすことでしょう。再度、お互いを深く理解するきっかけになります。感謝を綴った手紙を送る日々の忙しさに追われていると、心からの感謝を伝えるのを忘れがちです。そんなとき、手紙での感謝の言葉が彼の心に深く響くことでしょう。伝えきれない思いを綴った手紙は、2人の間に新たな愛の架け橋を築きます。お互いを大切に思うきっかけ倦怠期は、自分自身や相手への気持ちを見つめ直す絶好の機会です。彼からの扱いが少し雑に感じたら、それをキッカケに自分の態度も見直してみましょう。お互いが大切にしたいものを再認識し、2人の関係をもっと素敵なものにしてくださいね。(Grapps編集部)
2024年09月11日■「もえさんもミキティもババアと言われるときが、くるんですね……」(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)2日放送のラジオ番組『ふんわり』(NHKラジオ第1)に藤本美貴さんがゲスト出演し、MCの山口もえさんと、同世代の子どもたちの子育てトークを弾ませました。ともに三児の母である2人。山口さんは第三子の出産時、夫である爆笑問題・田中裕二さんが立ち会ったそう。藤本さんは三回の出産すべて庄司智春さんが立ち会い、特に初めての出産では何をどうすればいいのかわからないながらも、「いいよいいよ! 上手だよ! いい感じ!」と声がけして応援してくれたことが良かったといいます。そんな2人のもうひとつの共通項は、「反抗期の息子がいる」こと。藤本さんが中学1年生の息子について「徐々に反抗期がやってきてます」と言うと、山口さんも「中2息子が反抗期。中2なんで。ついに言われましたから。うるせーババアって言われた」と、この年代にありがちな定番とも言えるセリフをぶつけられたことを明かしました。ただ、そのセリフを言われた山口さんが「え今なんて言った?」と聞き返すと、息子は「……思春期だし」と小さくつぶやいたといい、「逃げ道を作ってたんで、まだちょっとかわいいなって」「あなたはうるせえババアから生まれましたよ、って私は言った」とニッコリ。一方の藤本さんは息子を叱っている最中に暴言を受けたようで、「ママがババアだろうがおばさんだろうがどうでもいい。お前のやることは変わんないんだ」と鬼詰め。もはやまったく動じていないようです。この話を聞いていたNHKの稲垣秀人アナウンサーは、「そうですか、もえさんもミキティもババアと言われるときが、くるんですね……」と驚き。すると山口さんは「私、今でも覚えてますよ」と、息子の小学校の頃のエピソードも披露しました。「一緒に習い事から帰るときに息子と手をつないで、『ああ~でもこんな手をつないでくれるけど、いつかうるせえババアとかママ言われちゃうんだろうな』って言ったの。そしたら息子が『絶対僕は言わない、絶対言わないよそんなこと』って言ってたのを今でも覚えてる。でも言った(笑)」なんて可愛い、でも少しせつないエピソードでしょうか。ただ、山口さんも藤本さんも、人間の成長過程で反抗期は必要な事だと理解しており、「でも、いいことなんですよね、反抗期はね」「って言いますよね。だから思春期やってるなあ~って思ってる」と、ドッシリ構えて子どもたちの成長ぶりを見守っている様子がうかがえました。■反抗期は二度訪れる子どもの精神発達の過程で、大人からの指示に対して拒否し、反抗的な行動をとることの多い時期を反抗期と言います。一般的に大きく分けて二度あると言われる反抗期。一度目はいわゆる「イヤイヤ期」とも呼ばれ、1~3歳頃に自我の芽生えから起こる「第一次反抗期」です。イヤイヤ期にてこずった経験のある親御さんも多いでしょう。そして二度目は小学校高学年から中高生くらいまでの、思春期ごろに起こる「第二次反抗期」。身体的な成長と精神的な成長のバランスが崩れ不安定になる時期です。何を言っても反抗的な反応だったり、無視して部屋に引きこもったり、と第二次反抗期の子どもが示すパターンは実に多様です。親からすると理解できない態度かもしれませんが、子ども自身も同じように、自分のことが理解できず戸惑っています。ホルモンバランスの変化という身体的成長と、学校など社会の中で他者と自分を比較し成長する心理的成長とのバランスが崩れて、どうしようもなくイライラしてしまうのが反抗期なのです。反抗期は、身体的・心理的発展の過程で発生する自然な反応です。親の育て方が原因で反抗期が訪れるわけではないということを、心に留めておいてください。参照:反抗期の息子に困る親が知っておきたい3つの対処|余計ひどくなるNGな対応【心理カウンセラー解説】(マイナビ子育て編集部)
2024年09月03日「ヘリコプターペアレント」という言葉を聞いたことがありますか?これはアメリカで生まれた言葉で、「子どもの周りを常にヘリコプターのように旋回し、過度に干渉する親のこと」を指します。愛情から来る行動ではありますが、子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。前回に続き、心理カウンセラーのあさくらゆかりさんに、ヘリコプターペアレントの特徴や弊害、そして対処法についてお話を伺いました。(取材・文鈴木智之)(C)たむらさいか<<前編:干渉しすぎて自立を阻害する「ヘリコプターペアレント」になってない?過保護にならないための対処法親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■ヘリコプターペアレントの特徴心理カウンセラーのあさくらさんによると、ヘリコプターペアレントには、以下のような特徴があります。1. 子どもがすべき問題解決を親がしてしまう2. 子どもがすべき決断を親がする3. 自分の理想を子どもに押し付ける4. 子どもが失敗する体験を奪う具体的な例として、あさくらさんは次のように説明します。「幼稚園児ぐらいだと『そのおもちゃ貸して』『いやだよ』と言われたときに、どうしようかって一緒に考えられるといいんです。でも『貸してあげなさいよ』とか『順番でしょう』『今度はうちの子の番よ』と、親が代わりに言ってしまったり、その子の親に言ってしまうことは、ヘリコプターペアレント的な行動と言えます」年齢が低いうちは、仕方のない場面もあるかもしれませんが、いつまでも親が子どもを子ども扱いし続けることは、長期的に見ると、大きな弊害が生まれます。「幼い頃だと、今日着る服とか、何を食べるかといった、小さなことから始まり、思春期や成人になってくると、どこに進学するのか、どこに就職するのか、どんな人と結婚するかなど、本来自分で決めることを、親が決めてしまうことがあります。これはかなり危うい行動です」■失敗する経験を一度もさせてもらえずに社会に出たら......過度な干渉は、子どもの成長にさまざまな悪影響を及ぼします。特に、自立心の欠如、問題解決能力の低下、自己肯定感の低下、社会性の未発達などが挙げられます。あさくらさんは、なかでも「失敗経験の重要性」を強調します。「失敗も挫折も一つもしたことがない、傷つかないまま大人になって社会に出たら、どうなるでしょうか。経験したことしか、自分の人生の自信にはなりません。いくらインターネットで見たり、本で読んでも、経験しないと自分のものにならないんですね。だからこそ、その子がチャレンジする環境を作り、ときには失敗を経験させることも必要だと思います」■監視と見守りの違いヘリコプターペアレントの行動は、名称の由来どおり「監視」に近いものです。大切なのは、子どもを監視するのではなく、見守ることです。あさくらさんは、監視と見守りの違いを、次のように説明します。「コンビニに監視カメラがついているのは、万引きの防止のためです。つまり、店員がお客様を信用していないから、カメラで監視しているわけです。一方で見守りは、安全な状態かどうかに注意を払うことです。つまり必要なときに手助けをするのが、見守りだと言えます。だから親御さんには『監視ではなく、見守る』スタンスでいてほしいです」■失敗した時に「お母さんが言ったからだ」と他責な考えの子にしないために見守り、必要な時にそっと手を差し伸べる。それが、理想的な関わり方です。しかし「必要な時」を見極めるのは難しいもの。その見極め方をあさくらさんはこう言います。「大人が先回りして手助けするのではなく、子どもの方から『お母さん、助けて』と言ってきた時に、対応するのが理想的です。カーナビに例えると、間違った場所に着いてしまったら、それは住所を入力した人の責任ですよね。同じように、親御さんが細かく指示ばかり出していると、お子さんは指示を待つようになり、その結果、失敗したときに、『自分は悪くない。お母さんが言った通りにしただけ』という他責思考になってしまいます」■他責思考ではサッカーでも伸びない(C)たむらさいかこのような考え方のクセがつくと、困ることがたくさんあります。サッカーのプレーで言うと、コントロールミスしたときに、他責の人は『何でそんなところにパスするんだ、お前が悪い』となり、自責の人は『パスをうまく受け取れなかった自分が悪い』と考えます。どちらの考え方が、子どもを成長に導くのでしょうか?それはもちろん「自責思考」です。自責思考を持つことで、自分の成長に焦点を当てることができます。サッカーの現場では「自分に矢印を向ける」という言葉がよく使われていますが、これはまさに「他人に原因を向けるのではなく、自分ができることを考えよう」「自分の成長に目を向けよう」という意味を表しています。■ヘリコプターペアレントにならないための心構え最後にあさくらさんは、ヘリコプターペアレントにならないための、親の心構えを教えてくれました。・境界線を設定しましょう(※サッカーのことはコーチに任せる)・失敗を恐れずに試させましょう・アドバイスをやめてみましょう・子どもに任せて決断させましょう・物理的な距離を置いて、見ないようにしましょう・アドバイスしすぎないで10秒待ってみましょう・自分の時間や趣味を大切にしましょうなかには「子どものサッカーを観るのが趣味なんです」という人もいるでしょう。そこで、あさくらさんは「お子さんのサッカーを見に行ってもいいんです。楽しみにしてもいい。でも時と場合、さらには、やり方によっては子どもに害があるかもしれないということを知っておくのは重要だと思います」とアドバイスをくれました。■サッカーは子どもの自立心や決断力を育むのに最適なスポーツお子さんの成長を願う気持ちは、誰しも持っています。今回の記事は、そのためのアプローチを振り返る、良いきっかけになったのではないでしょうか。サッカーは子どもの自立心、決断力を育むためにも最適なスポーツ。サッカーを通じて、お子さんの成長を見守る方法を、見つけていきましょう。あさくらゆかり公認心理師・心理カウンセラー一般社団法人日本ライトカウンセリング協会代表理事、株式会社kikiwell所属カウンセラー・統括責任者幼稚園教諭・保育士・公立小学校学級支援員を経て心理カウンセラーに。2007年1月より(株)kikiwellが運営するキキウェルメンタルヘルスサービス(旧:聞き上手倶楽部)に所属。ライトカウンセラーとして活動開始。「聞ける人ほどうまくいく」をスローガンに、カウンセラー養成講座の講師を務めている。また「聞かせて下さい、あなたのお話」、このひとことを熱く胸に抱え(株)kikiwellで電話カウンセラーとしても活動している。【カウンセリング実績】キキウェルメンタルヘルスサービスのカウンセラーとして 17年間で、のべ14,000件以上の電話カウンセリング、3,600件のメールカウンセリング実績。最長連続カウンセリング11時間。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>
2024年07月23日酔って帰って息子のベッドにダイブ近藤真彦さんは1994年に一般人女性と結婚。2007年に誕生した一人息子は現在、高校2年生になりました。番組では妻との関係性にも言及。ゲストらから「尻に敷かれてるっぽい?」と聞かれると、近藤さんは「尻に敷かれてるわけじゃないけど、たまに(妻が)怖いときがある」と告白。近藤さんはお酒を飲んで帰ると、子どもの寝ているベッドに「ただいまー!」と飛び込んで起こしてしまうことがあるのだとか。翌朝、「昨日パパ帰って来て、僕起こされたんだ」と息子の苦情を聞いた妻から、「昨日、ごうすけ(息子)の部屋行ったらしいね。迷惑だって言って学校行ったよ」と叱られる。これには近藤さん自身も「自分が悪い」と自覚しているようです。夫婦間ではとくに家事の分担をしていないそうですが、近藤さんがゴミを持ってゴミ捨て場に行く姿が世間的に良くないと妻は考え、「ゴミ捨ては私がやりますけど、他のことでできることはやってほしい」と言われているそう。「子どものどこか行くとか、ちょっと遠いところに買い物に行くとかだと、僕が運転手をする」と、近藤さんはもっぱら運転担当のようです。誕生日や記念日は家族で食事に行く近藤家ですが、ちょうど少し前の結婚記念日を近藤さんがすっかり忘れてしまうという悲惨なエピソードも。翌日妻から「昨日なんの日だったか知ってる?」と聞かれた近藤さんはハッと気づき、食い気味に「ごめんなさい」と謝罪したといいます。番組では1年半ほど前に撮影したという息子との2ショット写真も公開し、父子の素敵な笑顔にスタジオは大盛り上がり。「顔は似ていないけど、仕草はよく似ていると言われる」そうで、周囲からはよく「お子さんは将来芸能界ですか?レースのほうですか?」と聞かれるものの、息子はそのどちらでもなく、幼稚園の頃から現在まで「本気でやってて、しょっちゅう骨折してますよ」というほど空手に熱中していると明かしました。しかし大好きな空手が嫌になった時期もあるそう。息子が正直にその気持ちを言わず「お腹が痛い」と嘘をついて休もうとしたことがどうしても許せなかったという近藤さん。当時のことを「部屋に呼び出して、もみくちゃにしてやったんです。奥さんが僕の部屋に入って来て、それ以上やめてって言うぐらい」と振り返りました。ただ、大きな雷を落としたことはその一度だけ。息子への接し方として、普段のちょっとしたことでは怒らないけれど、ここぞというときはしっかり怒るようにしていると明かしていました。
2024年07月18日子どもの成長を願う親心が、逆効果になることがあるって、ご存知ですか?最近、「ヘリコプターペアレント」という言葉をよく耳にします。これは、ヘリコプターがホバリングするような形で上から子どもを見張り、子どもがつまづきそうなリスクがあったら急降下して排除してしまう、自分で判断できる年齢になっても子どもに逐一関わり続ける親を指す言葉です。サッカーの現場でも常に子どもの近くにいて動きを全部監視し、試合が終わるたびに着替えを手伝いにチームのテントに入ってきたり、子どもの1日のすべてを把握しようとするような保護者がいます。この問題について、長年、子育て相談に携わってきた心理カウンセラーのあさくらゆかりさんに話を聞きました。サッカーを題材に、子どもの自立を促す具体的な方法を紹介します。(取材・文鈴木智之)(C)たむらさいか<<関連記事:あなたは大丈夫?過干渉タイプチェックシート親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■子どもの行動を監視し何かあったら急降下「ヘリコプターペアレント」とは子どものサッカーを応援したい。サポートしたい。もっと上手くなってほしい! など、子を思う気持ちから、ときに過保護や過干渉になってしまう......。それが「ヘリコプターペアレント」と呼ばれる行動に現れてしまうことがあります。ヘリコプターペアレントとは、常に子どもの周りを飛び回り、不都合なことがあったときに急接近して干渉する姿が、ヘリコプターに似ている様子を表した、アメリカ発祥の言葉です。サッカーの現場だと、試合が終わるたびチームのテントに入ってきて子どもの着替えを手伝ったり、子どもたちに自立を意識させたいと遠征の引率人数が決まっているのに「心配だから」とほとんどの親がついてきて身の回りのことを世話していたり、子どもの1日をすべて把握しているような親御さんが増えているという声を聞きます。中には、保護者エリアが決まっているのにいつの間にかベンチの後ろ、コーチのすぐ後ろに立ち逐一指示を聞き漏らすまいとして、休憩中に我が子にダメ出しする親までいるとのこと。そのような、子どもに干渉しすぎることの弊害などについて心理カウンセラーのあさくらゆかりさんに聞きました。■過保護・過干渉になる親の心理あさくらさんは「親御さんの思い自体は素晴らしいものです。でも、その思いが強すぎるあまり、親御さんの行動が、お子さんにとってマイナスになっていないか。立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません」と、優しく語りかけます。そもそも過保護、過干渉になる親の心理として・我が子可愛さゆえ・親としての責任感(きちんと育てなければ、という重圧)・自分の夢を子どもに実現させる、子どもは親の育児の成果(優秀な子を育てた自分の価値が上がる)といったものが考えられるのでは。と教えてくれました。■自分ではなく親の価値観で物事を決める「インナーペアレント」とは?「子どもの側からすると、親が近くで見ているだけでも『心理的に干渉されている』というストレスがあるのに、何かあったときに急接近してきて干渉するとなると、物理的なストレスにもなりますよね」さらに、こう続けます。「私がカウンセリングをお受けしたケースで、成人したお子さんが、親にされた行動で辛かったと言うのが、過保護、過干渉です。小さい頃から、親が子どもの決定に口を出したり、何でも親が決めてしまうことで、お子さんの中に『自分の親なら、こう言うだろう』という思考が生まれ、自分ではなく、親の価値観で物事を決めるようになります。それを『インナーペアレント(自分の中にいる親)』というのですが、その思考が強制力を持っていたり、価値観が社会に合致してない場合、お子さんは非常に生きにくくなってしまいます」この状態が続くと、お子さんにとって、ネガティブな影響が出てしまうことは明らかです。「そうならないために思春期や反抗期があるのですが、そこをうまく通れなかったお子さんはかわいそうです。反抗する機会さえ作らせてもらえないほど、常に見張っていて、何かあったらすぐ親の方から来る。そして、親が提案したことに反抗させない。そうなると、反抗期として成立しないですよね」■ヘリコプターペアレントの弊害あさくらさんはヘリコプターペアレントの弊害として、次の要素を挙げます。・1人で問題解決ができない・自分を好きになれない・ネガティブな思考になりがち・精神的に不安定になりやすい・自己決定ができない・他人の評価を過剰に気にする特にサッカーのような団体競技では、自立心や問題解決能力が重要です。「一流のサッカー選手で、問題解決能力が低くて、依存体質がある人っていないですよね」というあさくらさんの言葉は、とても示唆的です。■ヘリコプターペアレントにならないために(C)たむらさいかでは、ヘリコプターペアレントにならないために、どうすれば良いのでしょうか。あさくらさんは、具体的な対策を提案してくれました。「例えば、練習の準備をいつも親御さんがしているのであれば、お子さんに任せてみるのもいいかもしれません。ほかにも、新しいソックスを買うといったときに、お子さんに選ばせてみましょう。いつもお母様が準備したり、選んでいるのであれば、お子さんは戸惑うかと思いますが、『自分でやってみる?』『自分で選んでみる?』と聞いてみましょう。そのときに、お子さんが喜ぶか、嫌がるかを見ていただきたいです」このときに、お子さんが「自分ではできない、決められない」「面倒だから、お母さんがやって」と言ってきたら、危険信号かもしれません。「お母様の提案に対して、お子さんが『うまくできるかな』『やってみたいけど不安』というのはOKだと思います。そこで『じゃあ一緒にやろうよ』とふたりでやることで、やり方がわかったり、自信がつき、次からはひとりでできるようになるかもしれません」■子どもの問題解決能力を阻害しているか、他責思考にしてしまっているか確認する方法日常生活の中にも、親の関わり方によって、子どもの問題解決能力を阻害していないか、他責思考になっていないかを測る方法があります。「例えば、食事のときに、お味噌汁を洋服や床にこぼしてしまったとします。基本的に大人が『シャツを脱ぎなさい』『雑巾で拭きなさい』など、解決方法を提示しますよね。でもそこで、親御さんの方から『こぼしちゃったね。どうしようか?』と言って、お子さんに問題を解決する能力があるのか、見てみるのはいかがでしょうか」問題解決の具体的な方法を思いつくのか、その手順に沿って解決できるのかを、見てみる作戦です。「そこで、呆然として何もできなかったらまずいですよね。反対に、急いで行動してくれたら、その子に問題解決能力が備わっていると言えます」■サッカー上達のために必要な思考力、問題解決能力は、チームだけでなく家庭でも育てられるサッカーが上手くなるためには「自分で考え、ピッチ上の問題を解決する能力」が必要です。それはサッカーの時間だけでなく、日頃の親の関わり方からも育むことができます。過保護・過干渉は止めて、お子さん自身に考えさせ、決断させる。その繰り返しが、ピッチ内外で、自立した人間へと成長していくための、大切なことと言えるでしょう。次回の記事では「ヘリコプターペアレントにならないための、親の心構え」について、あさくらさんに解説していただきます。あさくらゆかり公認心理師・心理カウンセラー一般社団法人日本ライトカウンセリング協会代表理事、株式会社kikiwell所属カウンセラー・統括責任者幼稚園教諭・保育士・公立小学校学級支援員を経て心理カウンセラーに。2007年1月より(株)kikiwellが運営するキキウェルメンタルヘルスサービス(旧:聞き上手倶楽部)に所属。ライトカウンセラーとして活動開始。「聞ける人ほどうまくいく」をスローガンに、カウンセラー養成講座の講師を務めている。また「聞かせて下さい、あなたのお話」、このひとことを熱く胸に抱え(株)kikiwellで電話カウンセラーとしても活動している。【カウンセリング実績】キキウェルメンタルヘルスサービスのカウンセラーとして 17年間で、のべ14,000件以上の電話カウンセリング、3,600件のメールカウンセリング実績。最長連続カウンセリング11時間。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>
2024年07月17日癇癪(かんしゃく)とは?大声で泣いたり、激しく奇声を発したりする「癇癪(かんしゃく)」は、1歳頃からみられます。2歳から3歳頃には、自分の意見を言葉や行動で主張するようになり、癇癪が激しくなる時期でもあります。また、癇癪は幼児期に限られた行動ではなく、児童期にも見られ、思春期や大人になっても続くこともあるようです。癇癪は子どもの成長過程のひとつです。その表れ方には個人差がありますが、激しい癇癪の対応は、保護者や周りが疲弊してしまうことも……。今回は、発達支援の専門家監修の具体的な手立てや癇癪の知識を深める記事をまとめてご紹介します。癇癪(かんしゃく)が起きた時、どう対応したらいい?一口に癇癪といっても、原因や状況によって適切な対応は異なります。発達ナビの「親子のヒント」というコーナーでは、場面別で具体的な手立てを紹介しています。お菓子を途中でやめられない、「今日はここまで」と言われるとパニック……そんなときは?もしかして「かんしゃくを起こす=お菓子がもらえる」と学習しているかも?そんなときは悔しいときの感情コントロールが苦手……そんなときにできる工夫って?負けたときに切り替えて次の活動に取り組むのが苦手……そんなときにピッタリの遊びは?「あと3分」と約束したのに、切り上げられない!そんな時は……上手な交渉を覚えてもらうには……?「親子のヒント」コーナーでは、毎日の生活や幼稚園や小学校での活動中の困りごとに対する具体的な手立てを紹介しています。ぜひ参考にしてください!親子のヒント【LITALICO発達ナビ】癇癪(かんしゃく)の理解を深める公認心理師や医師監修の癇癪をテーマにしたコラムをご紹介します。発達ナビでは、ほかにも癇癪にまつわる体験エッセイを多数公開しています。ぜひご覧ください!癇癪のコラム一覧【LITALICO発達ナビ】癇癪が起きているときには、「何か不都合を取り除こうとしている」そして「困っているというサインを発している」と考えられます。さまざまな手立てや参考記事をご紹介しましたが、お子さんがたびたび激しい癇癪を起こす場合、保護者の方だけで向き合うことは非常に大変です。子どもの癇癪に悩んでいたり、保護者の負担が多くなってしまっている場合は、発達の専門家や医師に相談してみましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年06月30日あなたはこれまでの恋愛を振り返ってみて「モテたことがない」と思っていませんか?しかし、実は気づいていないだけで「隠れモテ期」が近づいていることもあるのです。ここでは、その「隠れモテ期」が到来したときのサインを4つ紹介します。異性と恋バナする機会が増えたかも?もしも最近、あなたが異性と恋バナをする機会が増えていると感じたら、それは「隠れモテ期」の始まりかもしれません。これは、好みのタイプについて語ることが増えたり、逆に聞かれたりすることも含みます。あなたに好意を寄せている相手は、あなたの恋バナを聞いて探りを入れているのかもしれません。そんなときは、積極的に恋の話題に飛び込んでみましょう。イベントへのお誘いが増えた合コンだけでなく、友人のパーティーやアウトドアイベントへのお誘いが突然増えたら「隠れモテ期」の兆しでしょう。あなたのことを周囲が魅力的だと認め、人として信頼している証拠です。それぞれのイベントから新たな出会いのチャンスも広がるので、この機会を大切にしてください。褒め言葉をよく耳にする知り合ったばかりの人からの、少し大げさな褒め言葉も「隠れモテ期」のサインかもしれません。他意はないとわかっていても、その言葉にはあなたを人として、または異性として魅力的だということが含まれています。その言葉を糧に、もっと自分を磨き上げてください。恋愛相談を受けることが多い男女問わず、恋愛相談を受けることが増えてきたら、それは隠れモテ期を迎えている可能性があります。恋愛において信頼できる存在になっているのでしょう。また、相談を通じて相手を深く思いやることで、自身も恋愛について見つめ直す機会になり、周囲からの印象も変わるかもしれません。「モテ期」を実感したことがない人は多いかもしれませんが「隠れモテ期」は意外に近くまで訪れていることもあるのです。そして、気づかないうちに誰かがあなたを特別な人として見ている可能性も…。そのサインに気づいて行動に移したら、素敵な恋が訪れるかもしれません。(Grapps編集部)
2024年06月27日長い間一緒にいて良好な関係を築けていても、子どもの思春期は避けられないものですよね。なかには、我が子との距離感に悩んでしまったという方もいるようで……。そこで今回MOREDOORでは、「思春期の我が子との間で起きた問題」をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。Kさんの場合一番上の子どもが中学生になり、だんだん口数が減っていきました。親である私の小言にも敏感な反応を示すように……。そんな中、下の子は小学1年生なのでまだまだママに甘えたい盛りで、うまいことママにベタベタくっついてくる一方、上の子はうまく甘えたい時に甘えられない様子。強がるばかりで、寂しそうにも見えました。中学生にもなり、学校のテストや友人関係のトラブルもあり、私に相談したいだろうし慰めてほしい様子もありましたが、うまく甘えられない姿がもどかしかったです。どんな気持ちになりましたか?我が子は皆、同じ可愛く愛おしい存在なので、中学生になった一番上の子にも、甘えてほしいし頼ってほしいと思っていました。また、ママはママで寂しい気持ちでした。どのように向き合いましたか……?毎日話をして、子どもの日常について聞くように心がけました。娘の様子をよく見て、何かあったら対処できるようにし……。娘が反発しないような、かつやる気を出させてあげるような言葉があれば知りたかったです。(46歳/主婦)どうやって対話すれば?「思春期は適切な距離を保つ」「親として少し離れて成長を見守る」ことがよいと聞きますが、思春期の子どもとどうやって向き合えばいいのか、私たちはあまり教わってきませんでしたよね。臨床心理士はどう考えるのでしょうか?出雲いいじまクリニック院長の飯島先生に伺いました。臨床心理士からの言葉こどもが思春期に差し掛かると、親子関係も急激に変化していくものですが、この時期の子どもの変化に困惑する親御さんも多いでしょう。いったいお子さんの変化をどのように理解し、どう接したらよいのでしょうか。ところで、もともと春という漢字は「性」の暗喩として用いられるものです。つまり思春期というのは性を思う、つまり性に興味を持ちはじめる時期という意味です。というのもこの時期には男性ホルモン、女性ホルモンといった性ホルモンが人生最高濃度で分泌されるようになり、大きく心身の状態を変えていくからです。性ホルモンは脳にも大きく影響し、脳全体を成熟させるとともに自我意識を高め、比較的従順な子どもの脳から自身の自立と独立性を重んじる大人の脳へと変化させていきます。つまり、思春期の心身の変動は心理学的なイベントであると同時に、それ以上に脳自体の「大人化」という現象と理解できます。通常、人間関係は心理学的なやりとりをベースに変化していきますが、思春期においては脳自体という心の大元が変化しますので、親から見るとこどもの急激な変化についていけず、困惑することになります。親からすれば「いままでとなんだか違う、可愛くあどけなかったあの子はどこにいってしまったの?」という気持ちになります。この出来事は親にとっては、大きな喪失感になるとともに、変化しつつある新たな人格を持った我が子と再度人間関係を結び直していくという、親自身の発達課題を突きつけられるということでもあります。一方で、記事のようにまだ幼い妹や弟がいる場合、接し方の切り替えを頻繁に求められることになり、混乱に拍車がかかります。思春期のこどもはまだ成長過程であるため、親に反発する一方、甘えたいという気持ちも残っており、弟や妹に親がいままで通り愛護的に接しているのをみて、嫉妬をしてしまうこともあるでしょう。うざいけど甘えたい、でもベタベタするのも違和感がある、世話をしてほしいけど、自分でやりたい。といった、自己矛盾する感情を抱えているのが思春期の特徴です。また、性に関する衝動をうまく発散することができず、大きなイライラを感じ続けてもいるという状態です。親としては、自身の喪失感に向かい、少しずつ子離れを受けれ入れていく時期です。自身の喪失感を乗り越えることが難しいと、小さな子どもに対するように過干渉になったり、逆に支配的になってしまうことになります。これでは、親子関係は破綻せざるを得ないでしょう。親は「あの子は変わった、そして今も変わりつつある」ということを受け入れて喪失感を克服し、主として「見守る(もちろん危機には手助けしますが)」だけのスタンスに緩やかに移行していくのがよいでしょう。まとめ中学生の我が子との関係性に悩んでいたというKさん。幼いことろは違い、強がるばかりでうまく甘えられない姿に困惑していた様子。思春期の子どもとの関係は、親にとっては時に難しく感じるかもしれませんが、見守る立場をとることで大切な時期を乗り越えていくことができるのかもしれませんね。皆さんは、思春期の子どもを育てる過程で、悩んだことはありますか?監修者:飯島慶郎(不登校/こどもの大人の漢方・心療内科 出雲いいじまクリニック院長)精神科医・総合診療医・漢方医・臨床心理士診療科の垣根を超えた総合的な心身医療を行う。他院で解決できない複雑な病態、とくに不登校児の診療や不定愁訴(心身におこる様々な原因不明の症状)を得意とする。全国で初めての「不登校専門クリニック」を開設し、社会問題の解決に尽力中。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年06月12日子供から大人へ移行する期間である、思春期。自身を取り巻く環境が変化する時期で、精神的にも不安定になる人が多いといわれます。思春期の難易度、高くね?思春期の娘さんを育てる、ちょりす(@chorisu625)さん。「思春期の子の気持ちを理解するのは難しい」と感じたエピソードをXに投稿したところ、18万件を超える『いいね』を集め、話題になっています。ある日の朝のこと。ちょりすさんが寝ている布団の中に、娘さんが入ってきて「ママァ…学校を休みたいなぁ…」といったそうです。娘さんのお願いにちょりすさんは「オッケー!朝マックとコメダのモーニング、どっちにする!?両方!?」と、学校を休むことをすんなり了承し、返答しました。すると、娘さんが盛大にため息をつき、いった言葉というのが…。「ママ、こういう時は、励まして行かせるようにするんだよ…?」※写真はイメージ娘さんの発言にちょりすさんは「なんなん?思春期の気持ち、難易度高くね?」とお手上げな様子。「学校に行きたくない」といった直後に「学校に行かせようとしてよ」と正反対のことをねだる、娘さんの言動は確かに理解し難いものです。ユニークな親子のやり取りに、さまざまなコメントが寄せられています。・笑っちゃった。たまには休みたくなるよね。・子供が「学校を休みたい」っていった場合の、おそらく一番正解の対応だったのでは?・素敵な母親!見習いたい。中には、「自分の子供も同じようなことがあった」や「自分が思春期だった頃を思い出した」といった声も多く上がっていました。娘さんは本気で学校を休みたかったわけでなく、ちょりすさんに甘えたくなっただけなのかもしれませんね。娘さんが甘えられるのも、ちょりすさんがすぐに朝食のメニューを聞けるのも、円満な親子関係があるからこそのコミュニケーションでしょう。多くの人が和んだであろう、思春期の娘と母親の親子エピソードでした![文・構成/grape編集部]
2024年06月07日今回は、思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。息子の変化に向き合おうとする主人公。気持ちを新たにお弁当作りに精を出して…。イベントの日は…一歩前進![nextpage title="0J__S0cS0W0f…"]学校で…家に帰ると…[nextpage title="`o[P0nN 0kao"]嬉しい一言友達の一言がきっかけで、息子の頭に母親である主人公の姿が浮かんだようです。自宅に帰って、またお弁当を作るようお願いする息子。いろいろありましたが、2人の距離はまた近づいたようです。卒業式ではどのような展開が待っているのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月20日今回は、思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。息子の喜ぶ顔が見たくて作ったお弁当は、結果的に息子を怒らせることになってしまいました。翌日、息子の様子は…。お弁当の代わりに…家での食事も…好きな食べ物だけ…写真の夫に…涙を浮かべながら…栄養をつけてほしいという主人公の気持ちと、息子の気持ちはなかなかかみ合いません…。夫の写真に今の気持ちを打ち明ける主人公。弱気になりそうな気持ちを振り払うように、その手は硬く握られています。このあと、主人公は息子にどのように接していくのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月19日今回は、思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。距離感に気を付けたものの、息子の思わぬ行動におどろく主人公。翌日の朝に…。おはようの挨拶に…感想を聞いても…[nextpage title="`o[P0naK^0o…"]無言のまま…テレビで…[nextpage title="0000000c0f…"]これなら…【次回予告】話しかけても返事をしてくれない息子…。「どうしたものか…」と困っていたところ、テレビのお弁当特集が目に止まりました。2人の関係を改善するためのヒントが見つかったのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月17日今回は思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。妹に相談したことで、息子とは適度な距離感で接しようと決めた主人公。実際にやってみたのですが…。距離を置いて…話しかけても…[nextpage title="epe_0k…"]数日後に息子が…部屋に閉じこもってしまい…息子のために「構わない」「口出ししない」などと気を遣っていた主人公。しかし、息子は突然怒り出して部屋に閉じこもってしまいました。一体何が問題だったのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月16日今回は思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。抱えていた悩みを妹に打ち明けた主人公。予想していなかった返答に、主人公は思わず妹の話に耳を傾けます。【前回の話はこちら】大人になろうと…思わず納得…今日からは…気持ちが明るくなって…妹と話していくうちに、前向きな気持ちになることができた主人公。「あまり構わない」という方針は、母親と息子の関係性にどのような影響をあたえるのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月15日今回は思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。幼い頃の息子と一緒に花見をしたことを思い出す主人公。そこに突然の訪問客がやって来ました。チャイムを鳴らしたのは…元気がない理由…[nextpage title="bS0af0Q00h…"]打ち明けると…思わぬ一言が…自分の胸の内を、妹に打ち明けた主人公。すると、妹から「お姉ちゃんが間違ってるんじゃない?」と思いがけない一言が返ってきます。一体どういう意味なのでしょうか。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月14日今回は、思春期の子どもを育てる女性のエピソードを紹介します。息子のために朝からお弁当を作っていた主人公。思春期になった息子との接し方に、悩みをもっているようです。息子のために…幼い頃の写真を…お弁当を渡すと…今日も…写真を落としてしまい…【次回予告】お弁当を渡しても、そっけない態度の息子。そのとき、息子の写真をうっかり落としてしまったのです。作画:CHIHIRO原案:愛カツ編集部編集:愛カツ編集部
2024年05月13日普段はみんなを盛り上げるような声も出せて、プレーでも周りから頼りにされる選手だけど、急にイライラ仕出しチームメイトに酷い言葉を投げかける選手。チームメイトもコーチも腫れ物に触るように接している。思春期だから?このような選手への接し方に悩む。というご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、海外視察で目にしたエピソードやご自身の体験を踏まえてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<相手のラインを崩し、スペースを作って前に運ぶ動きコンビネーションを理解させるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからの質問>池上さんのコラムなどをいつも拝見しており、日々の活動の参考とさせていただいております。今回は当少年団に所属するU-12の選手の件でアドバイスをいただきたく、ご連絡をいたしました。この選手は調子のいいときはみんなを盛り上げられるような声も出し、よく走り、点も決めてくれる、選手たちからは頼りにされる選手です。私たち指導者も非常に楽しみな選手なのですが、気分の浮き沈みが激しい選手です。(試合、練習関係なく元気だったにも関わらず急にイライラし始めたり、チームメイトに気に入らないことをされると急激に不機嫌になり、倫理に反するような行動、言葉を投げかけるなどがある)。直接の担当コーチはその選手の機嫌をとるような言葉をかけたり、チームの雰囲気が悪くなっていてもその選手を試合で使い続けるなど、腫れ物に触るような対応で私からすれば「そこまで気をつかわないといけないかな?」と思う対応をしています(効果については不明)。私がその学年に帯同した場合は、その選手が倫理的に問題がある行動の場合は本人とその件について話を個別でする(怒るのではなく、そのことがいい行動かどうかを考えさせるようにしています)などの対応をしています。また、試合や練習中にイライラしたり、不貞腐れ始めると一旦、冷静にさせるためにメンバーから外し、少しその選手1人の時間をつくるなどさまざま試しているのですが、効果があるのかどうかが不明です。一旦乱れ始めると周りの選手もとても気を遣っている姿があります。何とかしていい方向に持っていきたいのですが、どうすればよいでしょうか。年齢的にも思春期の入り口にいると考えられますし、難しい年齢であることも理解しています。私としてはサッカーを存分に楽しんでほしいですし、仲間たちからも調子のいいときは頼られているだけに残念でなりません。これまでいろんな年代の選手に指導してきた池上さんなら、このような選手にどう接しますか?アドバイスをお願いいたします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。小学6年生は「前思春期」という時期ではありますが、この選手の行動を思春期が原因としてよいかどうかは意見が分かれるところでしょう。■ドイツで目にした、相手選手へのイラつきを鎮めさせる方法要因がどこであれ、このようにすぐキレてしまう癖は子どものうちに早く直したほうがいいでしょう。このような事象を、イングランドなどの指導者たちは「bad habit」(バッド・ハビット=悪癖)と呼び、見つけたら早々に修正するようです。昨夏に訪ねたドイツで、こんな場面に遭遇しました。小学生の試合を視察したときのことです。プレーしている中でとても上手いセンターバックの子がいました。危ない場面では必ず相手を止めていました。ボールを取られた相手はまた奪い返そうとしますが、そのCBはボール扱いが上手く視野もあるのでできません。相手は徐々にイライラして、激しくチャージし始めたのです。ファウルを取られてもおかしくないようなマークが続くなかで、そのCBはとうとうやり返しかけました。その瞬間、コーチが大きな声でその子の名前を呼びました。ベンチのほうに来るよう手招きし、やってきた子をくるりとコート側に向けさせると、その背中を抱きしめながら試合を見せました。しゃがんで頬を近づけ、指差ししながらアドバイスもしていました。10秒ちょっとの短い時間です。その子が落ち着いたと見極めたのでしょう。コーチは「さあ、行っておいで」というように背中をトントンとたたいて、コートに送り出しました。私は感心しました。なるほど。後ろから抱きしめるのかと。とてもいいものを見せてもらった気がしました。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■年齢にかかわらず良くない振舞いは指導者がきちんと伝えた方が良いさて、ご相談者様の話に戻りましょう。小学6年生であれば、自分のサッカーキャリアを思い描いたり、目標を持てる年齢です。より高みを目指せるよう、やってはいけないこと、良くない振舞いなどを指導者がきちんと伝えましょう。それは思春期だからとかではなく、対象が低学年でも同様に対処してください。■対応方法:1on1で個人的な話として伝えることでは、どうするか。前述したような話を1on1でしっかり伝えましょう。みんなの前で言うのではなく、その子と二人になれるところで、あくまで個人的に話します。そのような時間を確保してください。もちろんすぐには修正できないでしょう。その後、試合中や練習中に同じように感情的になったり、我を忘れる姿を見かけたら、呼び寄せます。そこで「今やっていてどう?」「今どんな感じ?」と話しかけます。それでその子には伝わるはずです。コーチの短い言葉が「今、君はどんな状態ですか?それで良いですか?」という問いだと、その子は受け止めるはずです。そこで気持ちが落ち着いたら、またコートに出ていけばいいのです。■話すときに気を付けること「絶対ダメ」など頭ごなしに否定しない選手と話すときにもっとも気をつけて欲しいのは、「絶対ダメ」などと頭ごなしに言わないことです。ありがちなのは「キレるなら試合に出さない」と罰則規定を作ることですが、それもよくありません。試合に出たいからキレないようにするのは、道理が違います。冒頭でお話ししたドイツのコーチのような姿を、日本では残念ながら見かけません。選手が感情を抑えられなくなると、「もう出ろ」と試合から外すことが多いようです。もしくはそのままプレーさせながら「落ち着け」と声を掛けます。なかにはコーチも同じように感情的になっている場合もあります。■腫れ物に触るような扱いは不要小学生年代に特別扱いしないこともしくは、逆に腫物に触るように遠慮がちに言うか、黙ってみていることもあります。ご相談者様が書かれている他のコーチの方々と同じです。このような態度は、その子にとっても、他の子どもたちにとっても決して良くありません。よくない扱いのツケはあとできます。小学生のときにチームの中心で活躍していた子どものなかには、上述したような扱いを受けてしまい、天狗のまま中学生になります。私はそんな子たちを数多く見てきました。そういう中学生を変えるのはとても大変です。よって、どんなに上手でも、チームの中心であっても、小学生時代に特別扱いしてはいけません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■変化を促すために、撮影して本人に見せるのも一つの手(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)以前、すごいドリブラーに出会ったことがあります。そこで中学生とやらせました。すると1か月もすると、中学生のディフェンスを抜けなくなりました。小学生のうちにそういうことを体験させる必要があります。小学生のチームだと自分ひとりでやってしまい、フリーの子にパスしない子どもをよく見かけます。そんなときはこんな話をします。「フリーの子にパスしたら?そうすれば、みんな嬉しいよ。サッカーはチームでやるものだよ」そういった上手い子は、ミスした子を責めることもあります。そのときも「みんなでやるスポーツだ」と言い続けることが重要です。それがチームのスローガンになれば、パスしなかった子も変わっていきます。その子の様子をビデオで撮って見せるのもいいでしょう。胸でトラップするとき、手を広げてトラップしようと伝えるのですが、どうしてもできない中学生がいました。注意しても「僕は手を広げてる」と言い張ります。パスを出さずひとりでドリブルする子でした。手を広げないと審判からはハンドに見えることがあるので習得してほしい技術です。よってビデオに撮って見せました。観念したような様子でしたが「これは僕じゃない」と言いました。そんな子でも、少しずつ変わっていき、次第にパスができるようになりました。指導者によって選手は変わります。子どもを伸ばしてあげてください。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年05月10日絶賛「イヤイヤ期」中のキッズたちと格闘しているママさん、多いのではないでしょうか?そして子どもの成長とともに、次にやってくるのが「思春期・反抗期」!ほんと、ママの悩みって尽きませんよね。親子関係のプロとして子育て講演やコラム執筆などされている森田典子さんが、mamagirl読者に心強いアドバイスをしてくださいました!ぜひ参考にしてみてくださいね。子どもの思春期が保護者のストレスになる?待っていました!反抗期!!のように、子どもの成長を楽しんでいる方もいるかもしれませんが、思春期の子どもと向き合う保護者の中には、悩みが尽きない日々を送っている方も多いのではないでしょうか。 実際に、内閣府が実施した「令和3年 子供の生活状況調査の分析報告書」注1 の中でも、「中学生の子どもを持つ保護者のおおよそ2割が子どもの成長に伴う強い心理ストレスを感じたことがある」と伝えています。(注1)内閣府「令和3年子供の生活状況調査の分析報告書」保護者の心理的な状態(K6 のスコア)より参考文献/「イラストエッセイ高野優の思春期ブギくもり、どしゃ降り、ごくたまに晴れ」(高野優・著)ジャパンマシニスト社2012保護者が困惑する思春期児の態度多くの保護者を悩ませてしまうのが、子どもの態度です。 暴言を吐いたかと思えば、急に甘えてきたり、自信満々に振る舞ったかと思えば、この世の終わりのように落ち込んだりします。 コロコロと変わる子どもの態度に、親として毅然とした態度をとりたいと思っていても一緒に迷走しまうことも少なくありません。過度な「褒めて伸ばす」はNGこの迷走を悪化させる原因の1つが「褒めて伸ばしましょう」というフレーズだと私は考えています。 褒めること自体は非常に大切ですが、ときに「褒めて伸ばす」が逆効果になることがあります。思春期の子どもたちにとって、褒めすぎは気まずさやプレッシャーを倍増させる場合もあるからです。10代頃になり自己理解が進むと、自分の裏の性格を理解し始めます。 つまり子ども自身が「私は、自己中だし、すぐイライラするし、わがままだし」という具合に分析します。この状態で、「すごいね」と声をかけられると「私はすごくないのに、ウザっ!!」となってしまいがちです。そこで、「すごい」をもう少し丁寧に表現してみましょう。子どもの行動などに、ママが「すごい」と感心した何か理由があるはずです。「忙しいのに勉強も部活もがんばっている」「塾で帰りが遅い日でも早起きして学校に行っている」など、感心できる「理由」の部分をしみじみと伝えてあげてみてください。照れくさそうに笑顔を見せてくれるかもしれませんよ!覚えていたら楽になる10代の育児感情の波が激しくイライラしやすい思春期児は、怒ったハリセンボンのようにトゲで自分をバリアしていることがあります。 これは自己表現のひとつで、そのトゲで親を傷つけようと思っている子はほとんどいません。むしろ「こんな僕/私でも受け止めてくれるだろうか」という不安になっていることが。今はトゲトゲしていても、成長に合わせてトゲが抜け、高校生頃になると以前よりも「落ち着いたな」と感じることは多くなるはずですよ。思春期の子どもと向き合うことは、大変なときもあります。しかし、あまり子どもの態度に集中しすぎず、彼らの成長を見守る距離感を適度に保ちながら、一緒に成長していきましょう。次回は、子どもの個性を尊重し、育てるための「しつけ」について考えていきましょう。お楽しみに!
2024年04月22日『思春期の心理を知ろう!』書影株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年4月5日に、『思春期の心理を知ろう!――心の不調の原因と自分でできる対処法』(松丸未来監修/3,850円税込)を発売しました。文部科学省の調査によれば、2022年に全国の不登校の児童・生徒の数はおよそ29万9千人で、過去最多を記録しています。不登校の一番の理由は「不安・無気力」が半数以上を占め、子どもたちの多くが何らかの「心の不調」を抱えていることが浮き彫りになりました。本書は、自意識や同調圧力が高まる思春期の心の変化を理解し、自分でできる「心の不調」の対処法を学べるワンテーマ図鑑です。ストレスへの対処法を知り、心とうまくつきあう助けになる本思春期とは、10〜23歳頃(学童期の終わりから青年期)を指し、「自分は何者なのか」と迷いながら、社会に出る準備をする時期です。身体の変化に加え、進学・受験、部活動、友人・異性関係などのストレスが多いため、不安になったり、落ちこんだり、イライラや怒りから攻撃的になったりすることもあります。しかし、こうした心の不調には個人差があり、考え方(認知)のくせが大きく影響しています。そこで本書では、思春期にありがちな考え方(認知)のくせを解説したうえで、認知や行動を変えることで心の不調を治す認知行動療法の基本と、自分でできる対処法を紹介します。本書の監修者で、子どもや若者の認知行動療法の専門家である松丸未来氏は、「発熱などの身体の不調に対処するように、心の不調にも早めの対処が大切です」と述べています。本書の構成と読み方本書は、全3章オールカラーの構成。1章は、思春期に心と身体がどのように変化するのかを解説します。2章では、「心の不調」を抱えやすい考え方のくせについて紹介します。「良いところを無視するマイナス化思考」「判断が両極端であいだがない全か無かの思考」など、小学生と中学高校生の2つの立場で、具体的な例を図解します。そして3章では、不安、緊張、怒り、落ちこみなどを身体、行動、認知への働きかけで軽くする方法を紹介します。これから思春期を迎える小学生は「予習」として、中高生は、普段の自分の口ぐせ、行動パターン、思いこみを「復習」しながら読むと、より理解が深まります。思春期の子どもへの対処に苦慮する親の助けとなる、専門家の見解も満載です。<本書で紹介する「心の不調」を抱えやすい考え方のくせ>〇良いところを無視するマイナス化思考(例)大会で優勝した→「でも〇〇さんは私よりもっとすごかった」(自分にとってうれしいこと、楽しいこと、肯定的な出来事を無視したり、無意味と判断し、素直に受け入れられない)〇判断が両極端であいだがない、全か無かの思考(例)自信のあったテストが75点だった→100点じゃなきゃ意味がない(100%以外の現実を評価できず、なぜ間違えたのかを考えようとしない)『思春期の心理を知ろう!』について1項目について、1見開きで解説本文サンプル第3章では具体的な実践方法を図解で紹介本文サンプル監修者プロフィール松丸未来(まつまる・みき)1998年、英国レディング大学心理学部卒業。2001年、上智大学大学院文学研究科心理学専攻修了。臨床心理士、公認心理師。スクールカウンセラー、東京認知行動療法センター心理士を兼務。著書に『よくわかる 学校で役立つ子どもの認知行動療法』(遠見書房)など。書誌情報タイトル:思春期の心理を知ろう!副題:心の不調の原因と自分でできる対処法監修者:松丸 未来判型:A4変型判上製[楽しい調べ学習シリーズ]定価:3,850円発売日:2024年4月5日ISBN:978-4-569-88164-5発行:株式会社PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月09日小学5年生のころ、思春期を迎えていた私は、素直に親と話すことができなくなっていました。そんなとき、あることを隠し通そうとして……。 親に話すのが恥ずかしい私は小学5年生で初潮を迎えたのですが、恥ずかしさから親に話すことができませんでした。そのため、自宅のトイレに置いてある生理用ナプキンを使ったら生理になったことが親にバレてしまうと考え、私は「家にある物でこっそりナプキンを作ること」を思いつきました。 使った物は、トイレットペーパーとガムテープです。トイレットペーパーを折りたたんで、ガムテープでパンツに固定するという、超簡易型ナプキン。この「自作ナプキン」を作ったときは、我ながら天才だと思いました。 自作ナプキンを使った感想実際、自作ナプキンを使ったところ、パンツが汚れることもなく誰にも生理がバレなかったため、なかなか万能でした。しかし、夏場などの汗には弱く、トイレットペーパーが溶けてボロボロになってしまうことが。体育の授業中にポロッとトイレットペーパーのカスが地面に落ちたときは、とても焦りました……。 それでもなんとか生理期間を乗り切り、小学生時代は自作ナプキンを使い続けていた私。中学生になるころには、親にバレる恥ずかしさがなくなり、「生理がきた」と伝えてナプキンを使うようになりました。ナプキンの使い心地がとてもよかったので、恥ずかしがらずにもっと早く親に報告すればよかったと後悔しました。 生理になっていると親にバレるのが恥ずかしく、小学生のころの私は「自作ナプキン」を使って過ごしていました。今振り返れば、自作ナプキンを使っていたことのほうが、恥ずかしく思えます。けれど、必死になって隠していたことも、今となっては思春期ならではの笑えるいい思い出となっています。 ※すべて個人の感想です。デリケートゾーンのトラブルにもなりますので、市販の生理用品を使用しましょう。 著者/匿名作画/ふるみ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ふるみ
2024年03月27日