東日本旅客鉄道(JR東日本)は29日、楽天が運営する「楽天市場」において「Suicaネット決済」サービスの提供を開始した。同サービスでは、楽天市場で買い物する場合、支払方法に「Suicaネット決済」を追加することができる。楽天市場出店店舗のうち、同サービスを導入する店舗から、順次利用可能となる。これにより、クレジットカードを所有していない人でも、SuicaやモバイルSuicaを使って楽天市場を利用できるようになる。Suicaで決済した場合も、100円購入するごとに1ポイントの「楽天スーパーポイント」が付与される。また、ビューカードからチャージしたSuicaを利用した場合には、チャージ時に1.5%相当の「ビューサンクスポイント」が付与される。利用可能なSuicaの種類は、「My Suica(記入式)」「Suica定期券」「Suica付きビューカード」「Suica付学生証/社員証」「ゆうちょICキャッシュカードSuica」「乗り降りログSuica」。なお、一部利用できないSuicaがあるほか、利用の際は事前に「Suica インターネットサービス」への登録が必要となる。また、「モバイルSuica(EASYモバイルSuicaを含む)」会員も利用可能となっている(事前登録不要)。同社は、今後も「Suicaネット決済」が利用できるサイトの拡大、およびサービスの拡充に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日マルハニチロは東京都豊洲の同社本社において、12月27日に「おいしいしあわせ!のヒミツ体験教室」を開催する。参加無料。同イベントは空の缶に写真など思い出の品や大事なものを入れてふたをし、缶詰にするというもの。缶詰は、直径60mm、高さ100mmの円柱形。缶の中に入れられるものは缶サイズに入る大きさのもので、食べ物(生もの)、生きもの、液体以外のもの(場合によっては、入れられないものもあり)。缶詰完成後は、ラベルを貼れるように専用の用紙を準備。ラベルには自由に絵などを描き、オリジナルラベルを作ることができる。開催は12月27日の14時~15時(受付は13時30分)。小学生以上の子どもと保護者が対象で、定員は10組20名。会場はマルハニチロ本社2階第2会議室。応募はマルハニチロプラザ(豊洲フロント1階)で、先着順で受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日銀座からわずか3キロ、ゆりかもめ新豊洲駅の目の前にある都市型アウトドアパーク、WILDMAGIC(ワイルドマジック)では、11月24日(土)に「新豊洲カーニバル」を開催。開放感あふれる空間のなか、気球やセグウェイに乗ったり、凧遊びをしたり……。都心にいながら思う存分、ソト遊びが楽しめるスペシャルなイベントだ。イベントでは家族で楽しめる多彩なコンテンツがいろいろ。なかでも気球に乗っての都心の空中散歩は、ほかでは味わえない爽快感! スポーツカイトの元世界チャンピオンメンバーによる凧あげのデモンストレーションも見ごたえたっぷり。家族で参加できる体験ワークショップもいろいろ。ペーパークラフトで気球を作ったり、ハーブ石鹸やアロマキャンドルを作ったり、廃材を使ったおもちゃや和凧づくりなどに挑戦しよう。赤ちゃん連れなら、赤ちゃんモデル撮影会も要チェック。プロのカメラマンが赤ちゃんを撮影し、撮った写真はその場でプレゼント! 参加者は『赤すぐ』3月号のWILDMAGIC広告内に登場できる「赤ちゃんモデルキャンペーン」に応募できる。大人も興奮してしまいそうなフリスビーはポイントによる景品付き。ウレタンとナイロンを使った安全性の高いディスク「ドッヂビー」を使うので、小さな子どもでも安心だ。話題のセグウェイ試乗体験も。インストラクターの方が丁寧に教えてくれるので、初めての人でも大丈夫。カーニバルは入場無料。ただし事前申し込みが必要。参加希望の方は11月15日(木)までにウェブサイトから会場であるWILDMAGICの会員登録(無料)をすれば、登録した方全員に特別招待券を郵送してくれる(※1家族1枚有効)。会場は広々として子どもたちが走り回れるスペースもいっぱい。秋の一日、家族で気軽にアウトドアを楽しんでみては。■新豊洲カーニバル日時:2012年11月24日(土)10:00~17:00場所:WILDMAGIC料金:入場無料※2012年11月15日(木)24:00までにイベントチケット申し込みフォームより事前登録が必要です。※各種コンテンツには定員数が限られるもの、有料のもの、定時開催のものがあります。内容は都合により変更になる場合もあります。※気球乗車は天候の影響による中止・中断の可能性があります。HP:
2012年11月14日川崎市地方卸売市場 南部市場は11日、年に一度の食の祭典「第20回川崎南部市場 食鮮まつり」を開催する。同市場は、水産・青果・花・関連部門の卸売り・仲卸売りの4業種が集まり、54年間にわたり「川崎の食の台所」として親しまれてきた。同イベントは、通常、飲食店・スーパーなどの小売店のみに卸売りしている市場が、年に一度だけ全売り場を一般開放するお祭り。即売・特売はもちろん、盛りだくさんの催しで毎年3万人を動員し、好評を博している。今年も、青果・水産・花・関連部門の特価セールをはじめ、市場ならではの企画や目玉商品・特売品を多数そろえて開催され、お歳暮や年末商品の買い出しはもちろん、安心・安全な野菜・魚などを各家庭で食す絶好の機会となっている。当日は、毎年大人気の「鯵の詰め放題」や「生マグロの解体ショー&即売会」、「模擬ぜり体験」や「お魚ふれあいプール」などを開催。また、スペシャルステージライブも行われる。開催時間は8時~13時。開催場所は、川崎市地方卸売市場 南部市場。各店舗、売り切れ次第終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日「不動産投資市場の活性化による資産デフレの脱却」などをめざした、「日本再生の基本戦略」が2012年7月に閣議決定されました。その中で政府は、J-REIT市場の活性化や不動産証券化手法の拡充のための制度整備を推進するとしており、J-REITについては、2020年までの目標として、資産規模の倍増(2011年比)を掲げました。こうしたことを受け、J-REIT市場の制度改正に関する動きは本格化しました。現在、金融庁を中心に制度改正についての具体的な議論が進んでおり、同庁では、議論の最終報告を年内にとりまとめ、2013年度の国会への法律改正案の提出をめざしています。制度改正の議論における具体的な検討事項としては、「投資主割当増資」や「転換投資法人債」、「無償減資」、「自己投資口取得」などが挙げられます。中でも、「投資主割当増資」など新しい資金調達手段の導入が注目されています。J-REITは、収益のほとんどを投資家に分配し、内部留保が限られているため、金融危機時など資金調達が困難な環境の下においては、財務状況が不安定となりやすい性格を持っています。そのため、J-REITの資金調達手段の多様化が進むことで、財務基盤の安定性が増し、J-REIT市場の信頼性や健全性の高まりを通じた、投資家層の拡大が考えられます。また、金融市場では、自己投資口の取得により、価格の下支えなどの効果が見込まれることから、「自己投資口取得」の導入についても期待が高まっています。足元で、東京都心のオフィス空室率が低下傾向にあるなど、不動産市場にも改善の兆しが見える中、投資家からより信頼されるための制度改正が実現していくことは、J-REIT市場の魅力を高め、J-REIT価格上昇の追い風となるものと期待されています。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年10月26日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日アドバンスクリエイトは1日、同社が運営する保険比較サイト「保険市場」において、新サービス「公的年金受給シミュレーション」の提供を開始した。「公的年金受給シミュレーション」は、将来の公的年金金額を現在の加入歴などからシミュレーションすることができるサービス。生年月日や性別、職業、退職予定、厚生年金・国民年金の加入歴、配偶者の有無などから、将来の受給額を計算する。また、現行制度での公的年金受給額概算を考慮した上で、個人年金保険との組み合わせなどで、利用者のライフプラン設計をより細かく検討することが可能となっている。同社は、今年2月29日~3月8日にかけて、「『老後』の資金についてのアンケート」調査(Webアンケート、有効回答数935名)を実施。同調査で、「老後」の生活資金について不安を感じているかと尋ねたところ、「不安を感じる」と「とても不安を感じる」と答えた人は、男性で61%、女性で71%、さらに「少し不安を感じる」も含めたネガティブな回答の割合は、男性で89%、女性で95%、全体では91%に上った。「老後」の生活資金は公的年金だけで充分だと思うかとの問いに対しては、男性の97%、女性の99%が「充分ではないと思う」と回答している。毎月いくらあれば、「老後」も安心して生活できそうかと聞くと、男性では「30万円以上」が44%で最も多く、次に「20万円以上」が39%、「40万円以上」が9%と続いた。一方、女性のトップは「20万円以上」で49%、次いで「30万円以上」が34%、「40万円以上」が8%との順となった。現在「老後」の生活資金の準備をしているかと質問したところ、全体の50%が「準備している」と回答。また、「老後」の生活資金の準備をしている人に準備を開始した時期を尋ねてみると、男性の33%、女性の44%が「30代」と答え、最も多かったことが分かった。同社によると、今回追加した「公的年金受給シミュレーション」は、利用者のライフプラン設計をより充実させることを目的としているという。同社は、このほかにも「かんたん保険メーカー」「ライフプラン診断」(貯蓄編・死亡保障編・医療編)など、利用者自身でライフプランを設計する様々なコンテンツを提供しており、今後も「保険市場」において、利用者が簡単に保険を選ぶことができるよう、コンテンツの充実を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日イベントオーガナイザー「afromance」は、9月30日に巨大都市型アウトドアパーク“豊洲WILDMAGIC”の特設イベント広場で、“泡フェス2012”を開催する。泡パーティーとは地中海のイビザ島で行われているもので、泡まみれになりながら音楽とダンスを楽しむというイベント。同社は2012年7月に原宿で、都内初の「クラブ泡パーティー」を主催した。告知はSNSだけだったにも関わらず、わずか2日間で3,000名を超える応募を集めた。今回の企画の野外フェス“泡フェス2012”も、TwitterやFacebookなどのSNS上で大きな反響があり、開催を楽しみに待つ声が多く寄せられているという。会場の“豊洲WILDMAGIC”の特設イベント広場には、実際にイビザの泡パーティーでも使われている「泡マシーン」を導入。クラブシーンで活躍するえりすぐりのDJを招き“泡まみれ”のパーティーを実施する。出演するDJ陣は、DJ TASAKA、TOMOTH、KENSHUなど。当日はイベント広場にてフードやドリンクなどの屋台も複数出店する。”泡フェス2012”は、9月30日の12時~20時まで。チケットは前売り3,500円、当日4,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日離婚経験のある「バツあり男子」や「バツあり女子」。近頃、恋愛市場において彼ら彼女らの存在感が増しているようだ。厚生労働省の「平成23年(2011)人口動態統計」によると、2011年の離婚件数は23万5,000組(人口1,000に対して1.86人と推測される)。離婚件数はここ数年減少を続けているが、約20年前の1年間の離婚件数が15万組余りだったのに比べると、まだまだ高い数値だ。同年の婚姻件数は67万組(1,000人に対して5.3人と推測される)なので、単純に数字だけ見ると 100人が結婚するあいだに約35人が離婚していることになる。これはすごい数。バツあり男子やバツあり女子がそうとうな数いることになる。最近では、結婚相手の条件に”バツなし”を入れる人は少なくなっているとも聞く。それどころか、ノッツェ調べによると、女性の場合は半数近くが「バツあり(離婚経験者)のほうがいい」という結果になっている(詳しくは『「理想の結婚相手は”三高”より”三平” - だが、女性が男性に求める年収682万円」』を見ていただきたい)。たしかにバツありの人は、結果的に離婚してしまったとはいえ、結婚とそれに至る恋愛経験のある人。誰かと恋愛して、一度は結婚相手として誰かの一番に選ばれたほどの魅力があるといえる。結婚相手として、バツあり男子、バツあり女子を望むようになったのはどうしてなのか――。恋愛カウンセラーの坂田陽子さんに話を聞いた。「(離婚経験がある男性(もしくは女性)を結婚相手として望む人は、)一度”離婚”の経験=婚姻生活の失敗があれば、それを反面教師として『同じ轍(てつ)を踏まないであろう』『同じ失敗は繰り返さないであろう』と考えているのかもしれません」「または、昨今の離婚率の状況から考えるに、バツなしを婚姻の条件にしていては結婚にあぶれる可能性があるため、結婚相手の条件として、バツなしに固執しないようになってきたのではないかとも考えます。バツありの男性(または女性)に対して抵抗感が薄れてきたのではないかとも思います」「それに、相手がバツ1ならば、誰だってバツ2にはなりたくないはずですので、離婚しないよう大切にしてくれる可能性もありますよね(笑)」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日三井不動産とららぽーとマネジメントは、「三井ショッピングパークアーバンドック ららぽーと豊洲」の大規模リニューアルを今秋実施する。今回のリニューアルは新規出店が全体の約1/4を占める、開業以来初の大規模なもの。10月19日を皮切りに2013年3月までに、新店50店舗・改装31店舗の計8 店舗がオープンする。今回のリニューアルでは、人気の国内セレクトショップ「JOURNAL STANDARD relume」、「B:MING LIFE STORE by BEAMS」などが出店。また、インポートラグジュアリーブランド「マイケル・コース」も出店する。さらに高感度・トレンドを中心とした「OPAQUE.CLIP」、「qualite scape」、「NATURAL BEAUTY BASIC」、「RODEO CROWNS WIDEBOWL」、「BANANA REPUBLIC」など、幅広いファッション店舗も出店が予定されている。「COACH」「Cath Kidston」など、高感度ファッション雑貨店舗も出店。他にもコスメティックブランド「ロクシタン」や海外の幅広い商品を取り扱う「PLAZA」、「アフタヌーンティー・リビング」など、生活を彩る雑貨ショップが多数出店。さらにドイツの高級キッチンウエアブランド「Fissler」がショッピングセンター初出店(アウトレットモールを除く)。また、関西の老舗インテリアショップ「LIVING HOUSE」も関東初出店となる。フランス・アルザスに本店を構えるベーカリー「アール・ドゥ・パン」がベーカリー・カフェ店舗として日本初出店。また、入手困難な話題のスイーツを期間ごとに入れ替えする「SweetsConcierge」も日本初出店する。さらにSC初となるラーメン店、東京スタイルみそラーメン「ど・みそ」や本州初進出の和食店「博多弁天堂」。また、世界大会(外国人部門)優勝のナポリピッツァを提供する地中海レストラン「Trattoria PizzeriaLOGIC ~Marina Grande~」も。バラエティーに富んだ飲食店舗が集結する。2013年1月には、1Fサウスポートに11店舗をそろえた新たなフードコートを開設予定。海を臨み、豊洲公園との親和性の高いロケーションを生かす空間デザインでなっている。館内の座席に加え、眼前に広がる海と公園をより身近に感じることのできるテラス席も設置。約700席の大型フードコートとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)は、大規模リニューアルを今秋実施し、2012年10月19日(金)を皮切りに、2013年3月迄に新店50店舗・改装31店舗の計81店舗がオープンする。マーケットの変化を見据え、湾岸エリアでの生活を象徴する「豊洲スタイル」をテーマに、人気セレクトショップからインポートブランドまで、幅広いファッション店舗の集積を図る。「JOURNAL STANDARD relume」、「B:MING LIFE STORE by BEAMS」などの国内セレクトショップをはじめ、インポートラグジュアリーブランド「マイケル・コース」が出店する。リニューアルでは、都心生活を上質に彩る雑貨・インテリアショップが多数出店するほか、日本初出店のフランス・アルザスのベーカリーをはじめ、クオリティの高いフードショップが集結。SC初となるラーメン店や、本州初進出の和食店などバラエティに富んだ飲食店舗を誘致する。さらに、海と豊洲公園に囲まれた開放的なロケーションを活かした新たなフードコート(約700席)を開設し、新規出店が全体の約1/4を占める、開業以来初となる大規模なリニューアルとなる。三井不動産株式会社元の記事を読む
2012年08月25日「中央卸売市場」がある市は多いが、その中に入れるのはその道のプロばかりだという印象が強いのではないだろうか。だが実は、市場に持ち込まれたばかりの新鮮な食材を使った一般客向けの小売店をはじめ、市場から仕入れたばかりの魚や寿司などを提供している店があるところも少なくない。岡山市の市街地から車で20分ほど南に走った岡山港に面して立つ、岡山市中央卸売市場もそのひとつだ。この市場ではせりなども自由に見学できるだけでなく、ここで働いている人はもちろんのこと、一般客にも小売りしてくれる店が軒を連ねた「関連棟」が設けられていることで知られる。市場の入り口を入ってすぐ右手にある、昔懐かしい商店街を思わせるアーケードが架かった通りには、「ふくふく通り」という看板が掲げられている。ここが一般の人でも自由に入ることができるエリアである。東西約250メートルに渡るこの通りを中心に、新鮮な魚をはじめ、野菜や果物、パン、スイーツなどの食料を販売する店から雑貨を扱う店まで、実に個性豊かな64店舗が並んでいる。通りを歩いてみたところ、いかにも市場関係者らしい、防水エプロンと作業着をまとった男性に遭遇。おお、ラッキー!早速声を掛けて、魚のおいしい店を尋ねたところ、2つの店を紹介された。一つ目はその男性も昼ご飯を食べるのによく利用するという「食堂 備前」。町の大衆食堂を思わせる外観通り、入店すると日替わり定食や丼ものなどがズラリと並んでいた。また、一品料理も各種用意されている。この店は今年で創業35年を迎えるそうで、昭和のドラマにも出てきそうな、味わいある(愛すべき!)お座敷席や壁にかかった小物にまで、“老舗の食堂”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。そしてメニューは和食から洋食までバラエティー豊かなラインアップで、どれにしようか迷ってしまう。そこで店の人におすすめを聞いたところ、卸売市場にある店ならではの新鮮な魚介類を使った定食や丼ものが挙げてくれた。注文カウンターの横には定食や丼の見本写真などが置かれているので、そちらも参考になる。550円の日替わり定食なども気になりつつ、マグロをはじめ、サーモンやナカオチ、エビ、イクラ、アナゴ、ウニなどの魚介類がこれでもか!というほど盛られた「海鮮丼」(1,000円)を選んだところ、これが大正解。いやはや、もう、ネタの鮮度が違う!違いすぎる!新鮮なネタばかりなので、スーパーなどで売られている生ものは苦手という人でも、ぜひ食べてみてほしい。ぷりぷりのエビ、口の中でぷちぷちはじけるイクラ…どの素材ひとつとっても「海鮮ってこんなにおいしかったっけ?」と驚かされること請け合い!丼に盛られた酢飯との相性も抜群だ。みそ汁と半熟玉子、お漬物もセットで付いているのもうれしい。ダシがよくとれたみそ汁が丼のおいしさを一層引き立て、アッという間にたいらげてしまった。次にお邪魔したのが「味の匠大名庵」。市場の入り口からみて一番奥に位置する寿司屋である。寿司にも海鮮丼にも市場直送のネタを使っているので新鮮なのは当然だが、それに加えて値段が格安ということがポイント。市場で働く人はもちろん、県外からわざわざこの店目当てに足を運ぶ人も多いという。店内での飲食のみならず、持ち帰り寿司や仕出し、弁当などの用意もある。ご主人の野崎愛次に話を伺ったところ、「うちはスシローなどに鮮魚を卸しているのですが、そのノウハウを生かしたいと思って3年前に店をオープンさせました」とのこと。寿司はもちろん、海の幸がふんだんに盛られた「海鮮丼」(1,480円)や「ミックス丼」(900円)なども評判だ。「ピーク時には店内に人が入りきらないので、すぐ横にイートイン専用の店舗も設けています」と野崎さん。お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。また、小麦は国産のものを使用。塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。パンの種類は約40種類(130円~)そろい、どれにしようかと選ぶのも楽しいのだ。さて、そうこうしているうちに閉店時間が近づいてきた。朝早くオープンして昼過ぎには閉まるというのが、市場にある商店街らしいではないか。でも、まだ後1軒くらいは訪れたい!!というわけで、通り中央に設置された休憩所で休んでいるサラリーマン風の男性に声をかけてみたところ、場内の事務所で働いている方だそうで、「おいしい店を探してんのね?だったら“ぶっかけ山ちゃん”に行ってみるといいよ」と教えてくれた。この店は、場内で2008年8月から営業しているヨード卵を使った玉子焼きのお店「やまぎわ」の姉妹店だそうで、場内にあるやまぎわ鶏卵がオーナーを務めているんだそう。同社代表取締役の山崎修司さんにお話を伺ったところ、「鶏卵の卸をしているうち、一般の人にも、もっと本当においしい卵を味わってもらいたいという思いが強くなり、昨年3月にオープンしました」とのこと。鹿児島産の“ちらん赤玉”をはじめ、薩摩赤玉、しんたまご、みかん卵という厳選した4種類の卵からお気に入りを選んで食べられる「たまごかけご飯」(300円)や、新鮮な卵で作る「親子丼」(400円)など、驚くほどリーゾナブルな値段で、本当においしい卵を堪能できるメニューがそろっている。目移りしながらも親子丼を注文してみたところ、舌が肥えた市場職員にもファンが多いというのも納得の味。濃厚な卵が口の中いっぱいに広がる幸せをこの値段で味わえるなんて!!ここまで弾力感たっぷりの卵は栄養価も高いに違いないし、400円でなんだか得した気分♪ ちなみに「たまごかけご飯」は、たまご1個とご飯、みそ汁、おしんこ、たまご豆腐というセット内容。また、おかわりしたい時はプラス50円でご飯と卵とみそ汁をいただくことができる。さらに第2土曜日には、ご飯を注文した人は唐揚げが無料で食べ放題というサービスも行っているそうで、毎月この日は店の前に行列ができるのだそう。「ふくふく通り」にはその他、文房具店や花屋、肉屋などが多数並び、値段はどこも格安だ。ただし、売り切れるが早いので、生鮮品を狙うなら早めの時間を狙って。■食堂 備前5:00~14:00水曜定休、日・祝不定休■味の匠 大名庵6:00~16:00(持ち帰り)、11:00~14:00(イートイン)無休■てづくりKOBOあおぞら7:00~15:00水曜定休■ぶっかけ 山ちゃん平日:6:00~15:00土曜・日曜・祝日:9:00~14:00水曜定休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日「中央卸売市場」がある市は多いが、その中に入れるのはその道のプロばかりだという印象が強いのではないだろうか。だが実は、市場に持ち込まれたばかりの新鮮な食材を使った一般客向けの小売店をはじめ、市場から仕入れたばかりの魚や寿司などを提供している店があるところも少なくない。岡山市の市街地から車で20分ほど南に走った岡山港に面して立つ、岡山市中央卸売市場もそのひとつだ。この市場ではせりなども自由に見学できるだけでなく、ここで働いている人はもちろんのこと、一般客にも小売りしてくれる店が軒を連ねた「関連棟」が設けられていることで知られる。市場の入り口を入ってすぐ右手にある、昔懐かしい商店街を思わせるアーケードが架かった通りには、「ふくふく通り」という看板が掲げられている。ここが一般の人でも自由に入ることができるエリアである。東西約250メートルに渡るこの通りを中心に、新鮮な魚をはじめ、野菜や果物、パン、スイーツなどの食料を販売する店から雑貨を扱う店まで、実に個性豊かな64店舗が並んでいる。通りを歩いてみたところ、いかにも市場関係者らしい、防水エプロンと作業着をまとった男性に遭遇。おお、ラッキー!早速声を掛けて、魚のおいしい店を尋ねたところ、2つの店を紹介された。一つ目はその男性も昼ご飯を食べるのによく利用するという「食堂 備前」。町の大衆食堂を思わせる外観通り、入店すると日替わり定食や丼ものなどがズラリと並んでいた。また、一品料理も各種用意されている。この店は今年で創業35年を迎えるそうで、昭和のドラマにも出てきそうな、味わいある(愛すべき!)お座敷席や壁にかかった小物にまで、“老舗の食堂”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。そしてメニューは和食から洋食までバラエティー豊かなラインアップで、どれにしようか迷ってしまう。そこで店の人におすすめを聞いたところ、卸売市場にある店ならではの新鮮な魚介類を使った定食や丼ものが挙げてくれた。注文カウンターの横には定食や丼の見本写真などが置かれているので、そちらも参考になる。550円の日替わり定食なども気になりつつ、マグロをはじめ、サーモンやナカオチ、エビ、イクラ、アナゴ、ウニなどの魚介類がこれでもか!というほど盛られた「海鮮丼」(1,000円)を選んだところ、これが大正解。いやはや、もう、ネタの鮮度が違う!違いすぎる!新鮮なネタばかりなので、スーパーなどで売られている生ものは苦手という人でも、ぜひ食べてみてほしい。ぷりぷりのエビ、口の中でぷちぷちはじけるイクラ…どの素材ひとつとっても「海鮮ってこんなにおいしかったっけ?」と驚かされること請け合い!丼に盛られた酢飯との相性も抜群だ。みそ汁と半熟玉子、お漬物もセットで付いているのもうれしい。ダシがよくとれたみそ汁が丼のおいしさを一層引き立て、アッという間にたいらげてしまった。次にお邪魔したのが「味の匠大名庵」。市場の入り口からみて一番奥に位置する寿司屋である。寿司にも海鮮丼にも市場直送のネタを使っているので新鮮なのは当然だが、それに加えて値段が格安ということがポイント。市場で働く人はもちろん、県外からわざわざこの店目当てに足を運ぶ人も多いという。店内での飲食のみならず、持ち帰り寿司や仕出し、弁当などの用意もある。ご主人の野崎愛次に話を伺ったところ、「うちはスシローなどに鮮魚を卸しているのですが、そのノウハウを生かしたいと思って3年前に店をオープンさせました」とのこと。寿司はもちろん、海の幸がふんだんに盛られた「海鮮丼」(1,480円)や「ミックス丼」(900円)なども評判だ。「ピーク時には店内に人が入りきらないので、すぐ横にイートイン専用の店舗も設けています」と野崎さん。お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。また、小麦は国産のものを使用。塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。パンの種類は約40種類(130円~)そろい、どれにしようかと選ぶのも楽しいのだ。さて、そうこうしているうちに閉店時間が近づいてきた。朝早くオープンして昼過ぎには閉まるというのが、市場にある商店街らしいではないか。でも、まだ後1軒くらいは訪れたい!!というわけで、通り中央に設置された休憩所で休んでいるサラリーマン風の男性に声をかけてみたところ、場内の事務所で働いている方だそうで、「おいしい店を探してんのね?だったら“ぶっかけ山ちゃん”に行ってみるといいよ」と教えてくれた。この店は、場内で2008年8月から営業しているヨード卵を使った玉子焼きのお店「やまぎわ」の姉妹店だそうで、場内にあるやまぎわ鶏卵がオーナーを務めているんだそう。同社代表取締役の山崎修司さんにお話を伺ったところ、「鶏卵の卸をしているうち、一般の人にも、もっと本当においしい卵を味わってもらいたいという思いが強くなり、昨年3月にオープンしました」とのこと。鹿児島産の“ちらん赤玉”をはじめ、薩摩赤玉、しんたまご、みかん卵という厳選した4種類の卵からお気に入りを選んで食べられる「たまごかけご飯」(300円)や、新鮮な卵で作る「親子丼」(400円)など、驚くほどリーゾナブルな値段で、本当においしい卵を堪能できるメニューがそろっている。目移りしながらも親子丼を注文してみたところ、舌が肥えた市場職員にもファンが多いというのも納得の味。濃厚な卵が口の中いっぱいに広がる幸せをこの値段で味わえるなんて!!ここまで弾力感たっぷりの卵は栄養価も高いに違いないし、400円でなんだか得した気分♪ ちなみに「たまごかけご飯」は、たまご1個とご飯、みそ汁、おしんこ、たまご豆腐というセット内容。また、おかわりしたい時はプラス50円でご飯と卵とみそ汁をいただくことができる。さらに第2土曜日には、ご飯を注文した人は唐揚げが無料で食べ放題というサービスも行っているそうで、毎月この日は店の前に行列ができるのだそう。「ふくふく通り」にはその他、文房具店や花屋、肉屋などが多数並び、値段はどこも格安だ。ただし、売り切れるが早いので、生鮮品を狙うなら早めの時間を狙って。■食堂 備前5:00~14:00水曜定休、日・祝不定休■味の匠 大名庵6:00~16:00(持ち帰り)、11:00~14:00(イートイン)無休■てづくりKOBOあおぞら7:00~15:00水曜定休■ぶっかけ 山ちゃん平日:6:00~15:00土曜・日曜・祝日:9:00~14:00水曜定休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは、2012年1月~6月に生体計測機器・技術によるホームヘルスケア市場の調査を実施。このほど、調査結果について発表した。同調査では、生体計測機器・技術によるホームヘルスケア市場を、自己血糖測定器、電子血圧計、歩数計・活動量計、電子体温計などの「ホーム/パーソナル用途の生体計測機器市場」と、業務用PHR(生涯型電子カルテ)・支援サービス、緊急通報・見守り・在宅ケア支援などの「連携するICT(情報通信技術)支援サービス市場」に分け、企業へのヒアリング調査および文献調査を行った。まず、ホーム/パーソナル用途の生体計測機器市場では、2011年に約1,050億円、その後ゆるやかに拡大し、2020年には約1,220億円の市場になると予測。自己血糖測定器や電子血圧計は、高齢者人口の増加、生活習慣病患者・予備軍の増加と連動して市場が拡大。活動量計や基礎体温計も今後堅調に拡大すると見ている。また、睡眠計、BMI(体格指数)、自律神経モニタリング技術、レーダー型機器、排尿センサーなど、新たな技術がホーム/パーソナル領域で市場を形成。ICT支援サービスとの連携によって、予防・生活支援・疾病管理・在宅ケアなどの用途で重要な役割を果たすようになると予測している。続いて、連携するICTサービス市場は2011年で約350億円、その後、モバイル版サービスがけん引することで2020年には約1,400億円市場になると予測。その理由として、2013年以降、スマートフォンや計測機器が急増し、新サービスも増加して市場が拡大すること、そして消費者向けサービスの8~9割はスマートフォンやタブレット端末を中核インターフェースとして運用されることを挙げている。また、生体計測技術が生活支援、ネットワーク型の健康ゲーム、研究開発支援、マーケティング支援などのサービスと連携して新しい市場が創出され、2020年まで拡大を続けると見ている。※ヒアリング企業は、アメアスポーツジャパン、エー・アンド・デイ、NTT アイティ、オムロンヘルスケア、キャットアイ、キューオーエル、KDDI、コンティニュア・ヘルス・アライアンス、スリープウェル、テルモ、トッパン・フォームズ、日本マイクロソフト、富士通、ポラール・エレクトロ・ジャパン、三菱化学、ユニオンツール。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日福岡市の長浜鮮魚市場(中央卸売市場鮮魚市場)は、このほど福岡市と市場関係業者で組織された「福岡魚食普及推進協議会」として長浜鮮魚市場のホームページを開設した。あわせて「のぼり」「ステッカー」「認定証」によるPRも行い、「長浜鮮魚市場」のブランド化に取り組んでいくという。開設した長浜鮮魚市場のホームページには、長浜鮮魚市場から直接、魚介類を仕入れている鮮魚店や飲食店が一目で分かる「長浜鮮魚市場直送店マップ」を掲載。長浜の新鮮な魚を食べたいという人に訴えていく内容となっている。そのほか、魚の栄養素や魚レシピ、魚さばき方動画、魚料理が学べる「料理教室」、人気イベント「市民感謝デー」の告知など、さまざまなコンテンツを用意。ホームページと同時に、Twitter、Facebookも開設した。また、市場直送店として登録されたスーパー、鮮魚店、飲食店(6月から随時登録中)などでは、直送店であることを示す「のぼり」、「ステッカー」、「認定証」を店頭で掲示。新鮮な魚が食べられる店としてPRしている。さらに「長浜鮮魚市場ポスター」を市役所や区役所、市民センター、公民館、小・中学校などで掲示。ホームページ、のぼりなどと併せ、長浜鮮魚市場を全国へ発信していく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日三井不動産株式会社と、ららぽーとマネジメント株式会社は東京都江東区の大規模商業施設「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」の大規模リニューアルについて発表した。「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」は、2006年10月に開業。造船ドック跡を活用した親水空間や都心生活をサポートする店舗ぞろえで、「寛ぐ・潤う・遊ぶ」というテーマで運営してきた。初年度の売り上げが約288億円で、その後も成長を続け2011年度の売り上げは約326億円。今後も新しい付加価値やサービスを発信・提供しながら、ニーズに応える施設を目指していくために、開業6周年を機に、大規模なリニューアルを実施する。リニューアルに伴う工事は、本年度に契約満了を迎える区画を中心に2012年7月ごろから着工、10月中旬より順次新店舗がリニューアルオープンする。また、工事の着工に先駆け、6月29日より館内にて「大規模リニューアル前のららぽーとバーゲン」を実施する。なお、三井ショッピングパークは「ららぽーと横浜」(2007年3月開業)および「ららぽーと柏の葉」(2006年11月開業)についても、来年春に大規模リニューアル実施を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日民間の調査機関・総合プランニングはこのほど、消費者の環境意識の高まりと世界各国の排出ガス規制の強化から市場拡大が期待される電気自動車関連市場について、専門アナリストによる関係企業、官庁、研究機関などへのヒアリング取材などにより情報収集を行い、調査を実施、その結果を報告書「2012年版電気自動車関連市場の最新動向と将来予測」にまとめた。対象とした「電気自動車」「電動二輪車」「車載用リチウムイオン電池」「車載用リチウムイオン電池部材」「充電スタンド」など電気自動車関連市場は、2011年に1兆8123億円、2015年には7兆3177億円、2020年には11兆9758億円に達すると予測され、中でも「電気自動車(HV・PHV・EV)」が大きなウエイトを占めている。世界的に排出ガスの規制が強化されていることもあり、ハイブリッド車を中心に2012年以降市場は急拡大する見込みとなっている。「車載用リチウムイオン電池」と「車載用リチウム電池部材」は、従来の「ハイブリッド車(HV)」に使用されているニッケル水素電池からの切り替えが加速しており、電気自動車の普及に比例して市場が拡大することが予測される。世界各国の自動車メーカーから「電気自動車(HV・PHV・EV)」が相次いで発売される2012年以降は、リチウムイオン電池の量産体制が構築され価格の低減が見込まれる。「充電スタンド」は電気自動車のインフラとして必要不可欠であり、世界の自動車メーカーからのPHVやEVの投入が相次ぐ2012年ごろには本格的な普及が始まると予測される。公共用(パブリック)では急速充電器が普及し、家庭では普通充電器が普及すると考えられる。今後、環境対策の面でガソリン車から電気自動車(HV・PHV・EV)へのシフトがさらに加速することが見込まれるが、エリアによって普及のスピードは異なり、先進国である日米ではセカンドカーとして電気自動車の需要が見込まれ、中国を含む新興国では低価格帯のガソリン車の普及が先行すると思われる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日女性市場の開拓がねらい生命保険各社が、女性市場にターゲットを絞った取り組みを強化している。昨年、女性の生命保険加入率が初めて男性を逆転したことが背景にある。各社は勢いづく女性市場をさらに掘り起こそうとしている。昨年、男女の生命保険加入率が逆転した原因としては、働く女性が増加し医療保険に入る女性が多くなったことや、男性の未婚者の割合が高く死亡保障が必要ないと考える男性が増加したことが考えられる。各社で女性顧客の囲い込み合戦昨年よりアクサ生命保険では、働く女性向けがん保険の発売と同時に、首都圏限定で女性向けのコンサルティングサービスを開始している。女性特有の悩みについて、同年代の女性のスタッフが相談に答えている。住友生命保険では、20代をターゲットにして、ファッション情報などの内容を盛り込んだ女性雑誌のような女性向けのPR冊子の制作を行い顧客獲得へつなげようと活動をしている。明治安田生命保険は、公式ホームページに女性向けのコーナーを設置を行った。多くの女性が保険に入る時代に対応して、各社とも知恵を絞った取り組みを展開している。
2011年02月10日アジア市場で競争開始英保険会社のプルデンシャルと米AIGのアジア部門が、アジア市場で競争を開始したと28日にブルームバーグが報じている。プルデンシャルとAIGのアジア部門、AIAはアジアにおける世界的保険会社の最大手。アジア大陸全体に支社を持っているのは両社だけだ。それぞれの思惑プルデンシャルの最高経営責任者(CEO)のティージャン・ティアム氏は、ブルームバーグによるとアジアで成功すれば、AIA買収の破談で辞任を迫った投資家の不満を和らげることができる一方で、AIAのCEOに就任したティアム氏のかつての上司、マーク・タッカー氏にとってみれば、アジアの成功がAIGからの独立を促すことになる。アナリストは、プルデンシャルが将来、AIAの買収対象となる可能性があるとみているとのことだ。
2010年10月01日保険市場、ライフデザイナーズと提携保険比較サイト大手の「保険市場」を運営するアドバンスクリエイトは、住友生命保険の全額出資子会社で来店型ショップを運営するいずみライフデザイナーズと業務提携した。提携により、「保険市場」のサイトを訪れた顧客に、いずみライフデザイナーズが運営する「ほけん百花」や「保険の森」の最寄り店舗を紹介する。対面方式のきめ細かいサービスを提供し販促につなげる考えだ。顧客のニーズに応える「ほけん百花」や「保険の森」は、プロのスタッフが特定の保険会社やその商品に偏りなく保険選びをサポートする来店型保険サービスショップ。一方、保険市場は生命保険の総合保険比較サイトで、保険商品を徹底比較、一括資料請求が可能なサイト。しかし保険は高額商品なだけに、保険市場では直接説明を聞きたいとするニーズは多く、今回の提携ではそういったニーズに応えるのが狙いだ。ネットを訪れる消費者層取り込みに期待保険市場から照会された顧客がいずみライフデザイナーズの来店型ショップで保険を購入すると、保険会社から支払われる手数料の一部はアドバンスクリエイトに入る。また、ライフデザイナーズは保険市場との連携で新たな消費者層取込みに期待する。
2010年09月23日