ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』の公開ゲネプロが9日に東京・日生劇場で行われ、浦井健治、朝夏まなと、夢咲ねね、衛藤美彩が取材に応じた。同作は『レ・ミゼラブル』で知られるヴィクトル・ユゴーが手がけた原作をもとに2018年に世界初演を迎えたミュージカルで、今回が日本初演となる。子供の頃にさらわれ、見世物として口を裂かれ、醜悪な笑みを貼り付けられたグウィンプレン(浦井)の運命を、貴族と貧乏人の世界の対比を交え描いていく。カンパニーについて、浦井は「和気藹々としております」と仲の良さを明かし、「本当にこのカンパニーはみんなが団結していて、『笑う男』日本版のミュージカルを作ろうとしている」と自信を見せる。稽古の時は"のぶ兄"こと宮原浩暢をいじっているというが、さらに「山口祐一郎さん、石川禅さんという先輩方が『あ〜大丈夫だよ〜』『いいんだよ〜』って言ってくださって、幸せだなと思いました」と、感謝していた。また、作中では朝夏が浦井を誘惑する場面も話題に。朝夏が「2回ほど、誘惑させていただくんですけど、どうですか?」と尋ねると、浦井は「案外、ピュアなんですよ! 男役を卒業されまして、これだけの誘惑の役というのはなかなかのハードルかな? まぁちゃんのファンの方はびっくりする」とニヤリ。浦井は「たまに(『エリザベート』の)トート様に見える。誘われようかなって」と危ない願望も芽生えている様子で、朝夏は「自分はSなのかな? 新たな自分を発見しながらやってるんですけど、健ちゃんが子犬のような目で見てくださるので、余計にグイグイ。お楽しみに」と期待を煽った。さらに浦井は「従順にいきます」と意欲を見せ、夢咲も「むちゃくちゃ色っぽいです。『男役さんだったんですか?』って、何回も聞くくらいに女性の色気をそなえてらっしゃて、本当に素敵だなと思います」と称賛していた。フランク・ワイルドホーンによる楽曲についてきかれると、浦井は「めちゃめちゃ大変です。最後全部ロングトーンみたいなところあります」と苦笑しつつ、「楽曲が粒揃いなので、曲に感情を乗せれば、感情もついてきて役が作られていくみたいな感じはあると思います。デア(夢咲、衛藤)と一緒に歌っていても、互いに感情の揺れる部分はあると思うので、楽しみつつ、千秋楽まで駆け抜けたいなという気持ちでいっぱいです」と意気込みを表した。
2019年04月09日ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が、2019年8月より浦井健治の主演で上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、愛と自由を手に入れるため性転換手術を受けたものの、手術の失敗によって股間に「アングリーインチ(怒りの1インチ)」が残ってしまった、男でもあり女でもあると同時にそのどちらでもないロックシンガー、ヘドウィグが主人公。幾多の出会いと別れを経験し、傷つき倒れそうになりながらも己の存在理由を問い続け、「愛」を叫び求める姿を描く。同作は1997年よりオフ・ブロードウェイで初上演され、ロングランを記録し、その後世界各地で上演。2001年には映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞した。日本語版公演では、2004年と2005年にPARCO劇場他で三上博史主演で初演を果たし、全日ソールドアウトの大盛況。2007年、2008年、2009年には山本耕史主演で全編英語詞の歌唱で話題を呼んだ。2012年は森山未來を主演に、映画監督・大根仁演出のもと、日本を舞台としたオリジナル解釈のもと新たなヘドウィグ・ワールドを誕生させた。今回、7年ぶりとなる日本語版公演では、ヘドウィグ役を浦井健治が務めるほか、ヘドウィグの恋人、イツァーク役を年齢・国籍・性別非公表の4人組バンド女王蜂のボーカル、アヴちゃんが務める。翻訳・演出は福山桜子が担当する。
2018年11月09日ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSのスペシャルトークイベントが6日、ららぽーと豊洲で行われ、浦井健治、高杉真宙、柳下大が登場した。同作は2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んでシェイクスピア作品のアレンジに挑んだ作品。舞台を2218年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏する。2017年3月30日に豊洲にオープンしたIHIステージアラウンド東京で、disc1は橋本さとし&濵田めぐみ、disc2は尾上松也&大原櫻子、disc3は浦井&長澤まさみのペアが、原典ではマクベス夫妻に当たるランダムスター夫妻を演じる。歌や生バンドもたっぷりの同作について、ミュージカル界のプリンスと名高い浦井は「本当にこのメンバーで歌っていけるのは、かなりキラキラしている感じがある。尊敬するdisc1のさとしさんがやり切り、今、松也がやってますから。タスキを引き継いで、3チームを完走させるのが目標です」と意気込む。さらに、MCのリクエストに答え生歌を披露……と思いきや、高杉演じるレスポールJr.の「明けない夜はSO LONG」を一節だけ歌い、会場からは「ええ〜〜!?」とブーイングが起こる。浦井は「こんだけ否定されるランダムスターある!? 右近(健一)さん! 右近さんの言うとおりやったよ!?」と苦笑。急遽もう1回イントロが流れ、浦井は実際に同曲を歌う高杉とともにもう1度一節を熱唱した。高杉が「めっちゃ緊張しました。いやでも、かっこよかった」と浦井について語ると、浦井は「膵臓、食べちゃった?」と、高杉が声優を務めたアニメ映画『君の膵臓をたべたい』にかけ、会場を笑わせていた。また、ちょうどdisc2昼公演の幕間を過ごす尾上と中継でトークも。尾上は「こんな1幕と2幕の間に中継なんて。健ちゃん! 休ませてくれ〜!!」とぼやきつつ、「柳下君お久しぶりです。ドラマでご一緒して。高杉さんは会ったことないです。初めまして」と次々と挨拶。「みんなもどんどん乗ってきてまして、熱も上がってるので、もっともっと盛り上げていきたいと思いますよ」と自身の公演についても語った。トークでは、「舞台裏自撮りPHOTO」も披露された。高杉はレスポールJr.の扮装をした自分の写真を映し出し、柳下は粟根まことから借りているというベースを持った写真を披露。柳下は、「前回グレコをやった北村(有起哉)さんが、粟根さんから借りて、10年間保存してたらしいです。10年ぶりに粟根さんに返しに来る前に、僕に来ました」と、意外な又貸し事情を明かした。浦井は、夫人役の長澤とのツーショット写真を見せる。「そんなにまだ会話してないんでね。いきなりカメラを渡されて、こんな距離感のあるツーショットない」と苦笑。初共演の長澤について「本当にすごいんですよ。お芝居もそうですし、鬼嫁っぷりもすごい。『尻に敷かれる』とはこういうことなんだな、という稽古場です。疲れて頭がぼーっとしてきた時に、クッキーをくれて、『糖分とりなさい』『いくらでも食べなさい』って」と、長澤に頼っている様子。さらに長澤と3回目の共演という高杉について、浦井は「生徒の役だったんだって」と説明し、「生徒を見守る感覚だって(長澤が)言ってました」と明かす。その他、トークでは「俺の験担ぎ方法」として、「お味噌汁」(浦井)、「生姜チップス」(高杉)、「5円玉」(柳下)と、それぞれの必須アイテムを紹介していた。ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSは、11月9日〜12月31日まで、IHI ステージアラウンド東京にて上演される。
2018年10月06日「トヨタロックフェスティバル 2018」が、2018年10月13日(土)と14日(日)に豊田スタジアム外周にて開催される。今回で12回目の開催となる「トヨタロックフェスティバル」は、入場無料の野外音楽フェス。お金がかかるのは駐車場代とキャンプをする場合のみだけという、地域と密着しながら運営している手作りフェスだ。今回の出演アーティストには、呂布カルマ、Dachambo、かせきさいだぁ、KODAMA AND THE DUB STATION BAND、TURTLE ISLAND、C.O.S.A.、Ramza、トヨタギターパンダ、馬喰町バンド、YAMICAなどが登場する。【詳細】トヨタロックフェスティバル 2018開催日:2018年10月13日(土)、14日(日)会場:豊田スタジアム外周住所:愛知県豊田市千石町7-2■駐車場料金:・自動車 前売り 1日/1台 3,000円、当日 1日/1台 3,500円 ※再入場は都度3,500円・バイク 当日 1日/1台 1,000円 ※再入場は都度1,000円利用可能時間:9:30〜21:30※キャンプサイト利用者にはキャンプサイト専用駐車場を用意。■出演アーティストKODAMA AND THE DUB STATION BAND、TURTLE ISLAND、Spinna B-ILL / Frankie Paris with MYERS ROCK、the 原爆オナニーズ、THE RUDE PRESSURES、思い出野郎Aチーム、柳家睦&THE RATBONES、C.O.S.A.、Campanella、Ramza、原田茶飯事と黒の他人、climb the mind、トヨタギターパンダ、Theキャンプ、チーターズマニア、Sal (Chant Down Babylon)、HAYASSEN from TOTALIZE、イーリャ・ダス・タルタルーガス、GIANT STEPS、Dachambo、かせきさいだぁ、呂布カルマ、mouse on the keys、折坂悠太(合奏)、スガダイロー / リトルブルー、馬喰町バンド、オカダダ、カセットコンロス、食品まつり、チーナ、DUB ROCKERS、junnos、ナオユキ、Mad Tapes Erase Group、THE PYRAMID、YAMICA、kim morrison、yusuke uchida、nutsman、志生太
2018年08月27日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日中部地方に初出店兵庫県姫路市の株式会社ルネ・デューは、北欧生地や雑貨を扱う店舗「LUNED’EAU(ルネ・デュー)」を愛知県豊田市のT-FACEにオープンします。キーワードは「彩りスパイス」ルネ・デューが大切にしているコンセプトは「彩りスパイス」。毎日の暮らしの中のアクセントとして、楽しい生活を送ることのできるアイテムを揃えています。素材やデザインにこだわったオーダーメイド品で、豊かな暮らしを演出してくれること間違いなし。仕様と生地を選んでパターンオーダーワンピースなどのアパレルから、カーテンといったインテリアまで、30種類を超えるアイテムをオーダーできる、「LD ORDER」に注目です。約700種類の生地から選べるパターンオーダーなので、割と簡単。なお、新店舗のオープンは2018年3月2日(金)です。(画像はプレスリリースより)【参考】※ルネ・デュー 公式サイト
2018年02月26日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の初日前会見が6日、東京・日生劇場で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。初日を控えた浦井が、W主演の城田について「ものすごい朝練、居残り練、1人でもやってましたから」と努力の様子を明かすと、城田は「僕一切朝練とかしてないですよ! タップの振付をもらって、オッケー! って本番やるタイプです」と照れ隠し。浦井から「汗ビッショビショだったよ!」、福田から「Tシャツ、ジャバジャバだったよ」と突っ込まれていたが、「苦労とかしてない。見たら分かる通りタップをするために生まれてきた」と"天才キャラ"を通していた。しかし、福田から「真ん中に城田優がいるからこそのタップシーンなんですよ。日本で城田優以外の人間がいるかといったら……」と絶賛されると、「どんどんプレッシャーが上がっていって、心拍数がばくばく」と苦笑し、「最初の8カウントの振りを覚えるのに、2時間くらいかかりましたもん」と、苦労のあとを伺わせた。また、前田は同作の見どころについて「男性のみなさんが大喜びするような、女性ダンサーのかわいいお尻が」と明かす。頭からセクシーな衣装があるという平野も「私史上、一番布が少ないと思うんです」と照れながら、「日生(劇場)史上でもあると思うんですよね。なかなかこんなに露出度の高い、セクシーな舞台は見られないんじゃないかな」と期待を煽った。最後に浦井が「お尻とかあると思うんですけど、一番推したいのは、城田優のタップ! めちゃくちゃかっこいいです」とダメ押しすると、城田は「言わんでええわ!!」とツッコミ。逆に城田が「一番の見どころは、浦井健治さんと前田美波里さんの濃厚なベロチュッチュ」と紹介すると、浦井は爆笑し、前田は「はしたない……」と照れた様子を見せていた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28日。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2018年02月06日(写真:アフロ) 「このハゲ~!」「ちーがーうーだーろー!」 ’17年、はたしてどれほどの日本人が豊田真由子前衆議院議員(43)の真似をしたことだろうか。 政策秘書だった男性への暴言や暴行が報じられた豊田氏。10月の衆議院議員選挙では無所属で立候補したもの、5人中最下位で落選。その後、公の場から姿を消した。豊田氏の実家は千葉県内にある。彼女と同じく東京大学卒業の父に取材を申し込むと、言葉を選びながら語ってくれた。 「私は進学塾を経営していました。一時は教師を40人近く雇って、300人ほどの生徒を抱えていたこともあります。生徒たちの面倒を見るのに忙しかったこともあり、真由子の子育てや教育については放任主義になっていたというか。ほとんど気にかけていなかったことは確かです」 父の言葉からは、娘の教育に失敗したという悔恨がにじみ出ていた。 「しかし娘が衆議院議員になったとき、一度だけアドバイスしたこともあります。『これから10年くらいは先輩議員を見習って、修行をしなさい』と……。自民党の公募で当選したわけですが、秘書などもみんな党が用意してくれて。政治家としてのスタートは、ある意味恵まれ過ぎていたのかもしれません。大きな権限を持ったことで、本人もいつの間にか勘違いするようになっていたのだと思います」 娘の過ちを認めるのはつらいところだろうが、贖罪のように父は語り続けた。 「上に立つものとして秘書やスタッフ、さらにその家族にもっと気遣うようにと私やほかの誰かが教えてやらねばならなかったのです。(真由子が持っていた)自分が休みなく働いているのだから、秘書も同じように働くべきという考え方も間違っていたと思います」 豊田氏が療養中、2人の子供の世話は実家でみていたという。 「孫たちはしばらくこの家に滞在していましたが、いまは(真由子と)いっしょに生活しています。実は最近、真由子に会ったのですが、相当に落ち込んでいて、憔悴していて、心配になるほどでした。今後娘がどうするかですか?それは本人にもまだめどがたっていないと思います。でも彼女はまだ40代。再スタートは可能だと思いますし、父親として応援し続けたいと思います……」 父の願いが叶い、豊田氏が再起する日は、はたしていつのことだろうか。
2017年12月22日今年は『ビッグ・フィッシュ』や『デスノート THE MUSICAL』などが好評だった俳優の浦井健治(36)。日韓文化交流企画『ペール・ギュント』の製作発表の席では、「アンニョンハセヨ!」と挨拶し、会場の緊張をほぐした。 「僕の役、ペールならこういう挨拶しそうだなって(笑)」(浦井・以下同) ノルウェーの劇作家イプセンの劇詩を原作に、韓国の演出家ヤン・ジョンウンが演出する壮大な“自分探し”の物語。自由奔放なペールが現実と精神世界で出会いを重ねながら、数奇な一生をたどる。 「ヤンさんが『浦井はペールみたい。ぜひ演じてほしい』とこの演目を選んでくれて。ところが、ペールって女たらしで逃げ腰で、とんでもなく自分勝手。えっ、これが僕!?って(笑)。でも確かにペールと僕は似ているかもしれない。普通であることに満足していなかったり、尊敬しているのに親に歯向かってしまったり。逃げ腰なところも(笑)。それに人生でいちばん大切なものが何かわかっているけれど、とりあえず旅してみたいなと思っている。きっと今の自分を認めたくないんです」 デビューから16年。次々に大舞台に立ち“ミュージカル界の王子”とも呼ばれるが。 「『順調ですね』って言われますけど、作品ごとにいったんゼロの状態になると、次に飛び込むのが怖くなる。そういうときは恐怖心を受け入れます。そしてたまに逃げる。漫画やゲーム、買い物、筋トレに励んでみたり。けれど結局、逃げ場はなく、稽古場や板の上でみんなで答えを導き出して乗り越えていく連続です」 去年の『ヘンリー四世』では限界や危機をも感じたそう。 「それは僕にとってまさに“事件”でした。思うように演じられず、プレッシャーに押しつぶされそうで。先日、劇場近くの喫茶店でマスターが、『浦井は今回のハル王子をしっかり演じきったら高評価を得るだろう』としゅうさんが話してたよ、って。共演した中嶋しゅうさんは常にアドバイスをいただくなどお世話になってきた憧れの先輩。夏に突然亡くなられてしまいましたが……。いつも陰で見守っていてくださったんですよね」 先輩の予言どおり、今年文化庁芸術選奨の演劇部門新人賞を受賞。彼もまた、人との出会いに支えられながら人生を紡いでいる。
2017年11月27日浦井健治と城田優が、来年2月から上演される『ブロードウェイと銃弾』で6年ぶりの共演を果たす。ふたりが口を揃えて「すごく楽しみ」という作品の魅力、久々の共演への喜びを語った。チケット情報はこちら作品の舞台は1920年代のNY。売れない劇作家のデビッド(浦井)が、ギャングの親玉という出資者を得てやっとの思いでこぎつけた自作のブロードウェイ上演。ギャングの子分であるチーチ(城田)の監視のもと、クセのある俳優たちに翻弄されながら作品を作っていくも、さらにチーチまでも作品に口出しをしてきて……。アカデミー賞7部門にノミネートされたウディ・アレンによる同名映画を原作にブロードウェイでミュージカル化されたコメディの、日本初上演だ。浦井は「エンタテインメントを作り上げる素晴らしさを体感し、男同士の絆が生まれていく。デビッドとチーチの友情物語でもあるので、優とだったら自然体で出来るんじゃないかな」と城田との久々の共演への期待を語る。演じるデビッドについては「完全に巻き込まれ系ですね」と話し、「突飛なキャラクターたちに、いかに僕が振り回されるか。「どうしよー!」って、オドオドしていればいいかな(笑)」。対する城田は「僕は逆に周りで遊びを入れていく側。だから健ちゃんの方が大変だよね、(観客の)共感軸だからブレずにいないといけないから。でも、健ちゃんとは前回共演した2011年の『ロミオ&ジュリエット』の時に“目で芝居が出来る”関係性が築けた。今回は浦井健治を信頼して、後ろについて行こうと思っています(笑)」と浦井への絶大なる信頼を明かしつつ、「脚本がめちゃめちゃ面白いんです。「こんなんで舞台が作れるの!?」というほどクセの強いキャラクターが揃っている。最終的にそれまでの伏線が全部繋がっていくところとかもエンタメ要素が強い」と作品の魅力を熱弁する。ブロードウェイのバックステージを描いている物語ゆえ、華やかさもみどころ。全編を彩るのは20~30年代の軽快なジャズやポップスだ。「2014年に作られた割にはオールドテイストで、日本で言う昭和の匂いがします。“旧き良き”、ですね。“ジャズミュージカル”といった雰囲気のものも、僕も健ちゃんもあまりやっていませんので、僕らの新しい一面もお見せできると思いますよ」(城田)。演出はコメディを作り上げる手腕に定評のある福田雄一が手がける。映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田は映像作品の印象が強いが、演劇からキャリアをスタートさせ、ミュージカル好きを公言していることでも有名だ。「脚本家でもあり演出家でもある福田さんは、デビッドと重なるところもある。そんな福田さんだから、舞台芸術の持つ力や、舞台作りへのオマージュも込めていかれるんじゃないかなと思います」(浦井)。共演は平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里ら。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月24日浦井健治と城田優がW主演するミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の製作発表会見が11月10日に行われた。ウディ・アレンによる同名映画を原作に、ウディ自身がブロードウェイでミュージカル化した作品の、日本初上演。演出は映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田雄一が手がける。ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』チケット情報映画版はアカデミー賞7部門にノミネートされた、傑作との呼び声の高い作品。1920年代のNYを舞台に、自分の作品がやっとブロードウェイで上演されることになった売れない劇作家が、出資者であるギャングの親玉や、監視役のその部下、ギャングの愛人である大根女優、クセのある俳優たちに振り回されながらも舞台を作り上げていく様を描くコメディだ。「日生劇場(という大きな劇場)でやるということで身の引き締まる思いなのですが、真ん中のふたりがふざける気満々のようで、ちゃんと言うこときいてくれるか……」という福田のボヤきから始まったこの日の会見は、終始爆笑に包まれたものとなった。劇作家のデビッド役である浦井は「僕は福田さんの作品が大好き。福田作品の、みんなで楽しみながら楽しいものを作っていく現場も大好きです。城田優とコメディを一緒に作るのも初めてなので、そこも楽しみたい」と意気込みを真面目に語るも、会見終盤には城田に煽られ、なぜか美輪明宏氏のモノマネを披露する展開に。会場の爆笑を誘っていたが、「僕、この個性豊かな面々のなかで今も右往左往していますが、それがそのままデビッドというキャラクターになっていくんじゃないかな」。城田はギャングのボスから現場に監視役として送り込まれてきた部下、チーチ役。「みなさんに笑顔や勇気や元気を届けらるような、ハッピーなものを作りたい。チーチはクールで怖い感じなのですが、芝居作りにものすごくのめり込んでいく。そのギャップが面白いです。僕も演出家に(意見を)言ったりする面倒臭いタイプなのでそのあたりはチーチと似ているかな」と、自分と役柄の接点を語った。浦井と城田は6年ぶりの共演だが「友だちでもあり親友でもあり同志でもあり戦友でもある」(浦井)とのことで、掛け合いのようなやり取りが続いたが、コメディセンスについては「優の方がある」(浦井)、「狙って笑わせるのは僕だよね。でも天然で面白いのは健ちゃん」(城田)。ふたりがどんなコンビを生み出していくのかにも注目だ。ほかに平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里といった顔ぶれが脇を固める。“キンキン声で才能がないにも関らず芝居の主演を狙う”という役柄の平野が甲高いアニメ声で挨拶をしたり、“プライドの高い主演女優”役の前田が「浦井さんとキスシーンがあります!」と高らかに宣言したりと、それぞれの個性が噴出した楽しい会見に、本番の舞台への期待度が高まった。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月14日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の制作発表が10日、都内で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。ジョークを飛ばすことの多いメンバーに、福田が「2人がちゃんとやってくれるかなという不安が……」と心境を明かすと、城田は「日本語ガワカリマセン……」と返し、波乱を感じさせるスタートに。それぞれが意気込みを語る中、前田が「どうも浦井さんとキス・シーンがございます! どうぞよろしくお願いします」と主張すると会場からは拍手が起こったが、前田は「言ったら赤くなっちゃった」と照れた様子を見せた。キンキン声のマフィアの愛人を演じる平野は福田から「『レディ・ベス』は大変だけどこれはそのまま出来るね」と言われたことを暴露すると、福田は「あんまりそういうこと言わないで!! ダメ!!」と大慌て。また、デビッドの恋人を演じる愛加は「前回『王家の紋章』で(浦井と)共演させて頂いた時に片思いして全く報われず、お姉さんに燃やされてしまう役で」と恋人役となったことに喜ぶと、福田が「ずっと黒焦げでしたよね!?」つっこみ、会場も笑いに包まれていた。作中のナンバーから、浦井による「I’m Sitting on Top oh the World」、城田による「Up a Lazy River」の披露も行われ、大盛況の制作発表だったが、最後に浦井が一発芸をやる流れに。『もののけ姫』に声で出演していた美輪明宏のモノマネを披露すると、共演者陣も「すごい似てるね!!」と驚いていた。製作発表終了後の取材では、互いの歌声を褒めあった浦井と城田。浦井は城田について「喉が違う。高音の最後シのフラットまで出て」と専門的に語り、城田は「安定している。健ちゃんは必ず決めてくる」と称賛した。さらにコメディセンスがある方は? と聞かれると、浦井は「優です」と即答。城田が「狙って笑わせるのは僕です。でも天然で面白いのはこっちです」と浦井を指すと、浦井は「意図的にできません」と苦笑した。しかし、先ほどのモノマネを褒められた浦井は「もう一つやります」とやる気に。『ハウルの動く城』の美輪明宏の「その呪いは解けないよ」というセリフを披露し、城田は「これは本編に入れましょう」と絶賛した。取材終わりには、城田がレポーターに「大丈夫ですか? もっとやばい質問とか。最近恋愛はどうですか? とか」と尋ね、周囲が慌てる一幕もあったが、浦井が強引に「ありがとうございました!」と頭を下げ、場を終わらせた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28にち。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2017年11月10日2016年9月に資生堂のヘアメイクアップアーティスト約40名の経験やノウハウから誕生した『PLAYLIST(プレイリスト)』が、ブランド1周年を記念した特別イベントを2017年10月27日(金)に東京・表参道にて開催。セミナーにてお披露目された11月発売の新商品についてと、アーティストが教える2017冬メイク、1周年パーティーの様子を紹介します。『PLAYLIST(プレイリスト)』が1周年!コスメマニアをうならせるアイテムが豊富に揃うブランド『PLAYLIST(プレイリスト)』とは、資生堂のヘアメイクアーティスト存在そのもの。プロだからこそのアイディアから生まれた、ユニークなアイテムや最旬カラーが揃うブランドは、誕生からわずか1年しか経過していないと思えぬほど、コスメ好きの間で大人気です。「アーティストキット」は忙しい女性たちの強い味方アーティストが約40名いるブランドだからこそできた、「アーティストキット」は、本ブランドの中でもひときわ注目度の高いサービス。インターネット上で写真を送るだけで、自分に似合うコスメとメイクをプロが提案してくれ、店頭に行く時間のない女性たちを中心に人気を博しています。本サービスは、2017年11月にバージョンアップ予定。11月新商品も見逃せない!“アーティストならでは”のアイテムとカラーが新登場2017秋冬のコンセプトは「RHIZOME(リゾーム)」。現代思想の「相互に関係のない異質なものが偶発的にむすびつくさまを表す概念」が基本となり、ここでは「常識や既成のルールにとらわれない、多様な価値観」を指します。11月1日(水)に発売するのは、そんなコンセプトにふさわしい個性溢れるモノばかり。欲しくて欲しくてたまらなかった、「あほ毛」にアプローチするヘアケア商品と、歯をきれに見せれくれるリップカラー。既存人気商品「インスタントアイコンプリート マルチプルカラー」、「インスタントリップコンプリート グロッシー」、「インスタントリップコンプリート マット」の新色など、計13種が登場します。プロが教える!新商品を使った「ちょっぴり春先取り!2017秋冬メイク」2種紹介セミナーでは、資生堂トップヘアメイクアーティストである大久保紀子さん、岡元美也子さんによる、新商品をメインに使った「春トレンドを先取りした2017秋冬メイク」デモンストレーションが行なわれました。大久保紀子さん×ブライトスマイルメイクプレイリスト インスタントリップヴェール 50 ブライトニングスマイルカラーメーキャップカラーのスペシャリストである大久保さん自身が手がけた、11月の新色「歯をきれいに見せるリップ」を唇に。すると魔法のごとく笑顔が魅力的に見えるのです。指のように塗れることから“指ブラシ”と呼ばれる「マルチブレンディングブラシ」にたっぷり取ったら、ブラシの広い面で全体に。その後、ブラシを立てるようにして輪郭を取って。スキンエンハンシング フェースカラー PKp11/BEp01PKp11BEp01自然なピンクのチークは頬の中央に。そしてさらに笑顔を強調するように、ハイライトカラーのゴールドシマーを微笑んだときに高くなる、上の山にそって入れるのがプロの技。インスタントアイコンプリート マルチプルカラー PKs35目元もピンクを用いることで、春を意識したワンカラーメイクに仕上げます。下まぶたはブラシの幅分引くと簡単です。自然なピンクみと影感を演出して。 クイックミュートクリーム/ クイックミュートブラシヘアセットは11月1日に誕生する「あほ毛クリーム」が大活躍。ヘアのみでなく顔やボディなど、全身に使えるスキンケアクリームのため、手やフェイスラインにも安心して使えます。ブラシの後ろ(ヘラ部分)でクリームを取って手の平に広げたら、髪をなでるようにセットします。さらに、ブラシを使って表面をなでてあげると滑らかな質感の髪に。ベタつくことなくサラッと仕上がるのがポイントです。あほ毛対策のみでなく、後れ毛や顔周りの毛のスタイリングも使えます。春をほんのり感じる、笑顔輝くメイクのできあがり。岡元美也子さん×モード感のあるメタリック質感メイクインスタントリップコンプリート マット BRg39アイメイクをシンプルに仕上げるので、今回は唇にポイントを。11月1日に発売するレンガブラウンカラーのマットな口紅を、唇の中央に直塗りでつけたあと、細かい部分に“指ブラシ”で広げます。ちなみチークは、「スキンエンハンシング フェースカラー BRl02」がすでに塗ってあるそう。インスタントリップヴェール 30 ルミナイジングゴールド11月の新色ゴールドを、中央にのみブラシで重ねて。すると、唇に立体感が生まれます。単色での使用はもちろん、ベースの口紅の色によってニュアンスが変化するのを楽しむのもおすすめです。インスタントアイコンプリート マルチプルカラー GDb32/RDg37GDb32RDg37ベースにコールドのアイカラーを広げたら、目のくぼみにそって目尻のみに赤みブラウンを入れ、指でぽんぽんとぼかしグラデーションに。スキンテクスチャーパウダー 3D ミディアムポイントメイクが完成したら、「バックステージでも使えるパウダリー」として9月に発売されたばかりのパウダーの「ミディアム」を使用してコントゥアリング。肌の色が真っ白なモデルさんでも馴染むところがさすが『プレイリスト』です。頬骨~フェイスラインにかけて「E」の字風に影を。額や顎先にも入れます。スキンテクスチャーヴェール ルミナイジング仕上げは、既存アイテムの中でも名品と名高い「化粧上地」で、シャンパンゴールドの輝きを加えます。手の甲に出したらブラシに取って、頬骨の高い位置と、鼻筋の中心・鼻先に加えましょう。モード感を感じる、メタリックな質感のメイクに仕上がりました。2つの「2017秋冬メイク」が完成!プロが仕上げる、春の要素をほんのり先取りした秋冬メイクの完成です。大久保さんはピンク、岡元さんはゴールドと、それぞれ雰囲気の違うワントーンメイクを紹介してくださいました。ブランド1周年パーティーも開催マドモアゼル・ユリアさん登場セミナー終了後は、『プレイリスト』の1周年を記念したパーティーも行なわれ、会場には、「AHOGE スペシャルムービー」に登場したマドモアゼル・ユリアさんが登場し、イベントを盛り上げました。豊田健治さん・進藤郁子さんによるメイクショーさらに、「クイックミュートクリーム」、「 クイックミュートブラシ」をつくった資生堂ヘアメイクアップアーティストの豊田さんと、同じく資生堂ヘアメイクアップアーティストである進藤さんによるメイクショーも開催。先ほどの2名のモデルさんが、まったく違う雰囲気に変身です。豊田健治さん進藤郁子さん豊田さんは、ラベンダー色の「インスタントリップコンプリート マット VIp38」を使用したメイク、進藤さんは、岡元さんも使用したレンガブラウンリップにレッドリップを重ね塗りし、さらにレッドチークで血色感を加えたメイクです。 2017年11月1日発売新商品一覧プレイリスト クイックミュートクリーム1種税抜2,000円(編集部調べ)プレイリスト クイックミュートブラシ1種税抜1,500円(編集部調べ)プレイリスト インスタントリップヴェール 【色調追加】3色税抜2,000円(編集部調べ)プレイリスト インスタントアイコンプリート マルチプルカラー【色調追加】4色税抜3,000円(編集部調べ)プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシー【色調追加】2色税抜2,500円(編集部調べ)プレイリスト インスタントリップコンプリート マット【色調追加】2色税抜2,500円(編集部調べ)
2017年11月01日10月24日、日韓文化交流企画の舞台『ペール・ギュント』の制作発表会が都内で開かれ、浦井健治ら日韓の俳優6名と上演台本・演出を担当するヤン ジョンウンが登壇、作品の見所などを語った。公演には日本から15名、韓国から5名の俳優が出演する。原作はイプセンによって150年前に書かれたもの。夢見がちな青年ペール・ギュント(浦井健治)は母オーセ(マルシア)の心配をよそに、ある日、「遠回りをしろ」という闇からの声に導かれるように恋人ソールヴェイ(趣里)をひとり残し旅に出る。海を渡り世界を股にかけ、謎めいた緑衣の女(ユン ダギョン)らと愛を交わし、財産を築いては無一文になるのを繰り返す。妖精の一種トロールやその王様、猿までもが飛び出す、様々な出会いと別れに彩られた破天荒で壮大な“自分探し”の物語だ。「ペール・ギュント」チケット情報平昌冬季オリンピック開・閉会式の総合演出も務める演出家ヤン ジョンウンは、言葉によるイメージと美術や照明といった目の前のビジュアルとがない交ぜになるような幻想世界を体感して欲しいと話す。「私はこのプロジェクトで人生という物語の中で生きること、そして死ぬことに対する問いかけを提示したい。観客にとって自分の人生をオーバーラップさせられる出合いの場になれば」。また、舞台上では常に演奏家による生音楽が流れるといい、祝祭感溢れるステージとなりそうだ。浦井も東京公演はクリスマス、兵庫公演は大みそかに重なることもあり、「お酒でもひっかけつつ、観に来て頂ければ」と冗談混じりに笑う。稽古は始まって1週間程度だというこの日。「1週間が一か月にも感じる」「みんな古くからの友人みたい」と語る出演者らの口ぶりから、1日8時間という稽古の充実ぶりが伝わってくる。会見でも終始笑いが絶えず、チームワークはすでに万全な様子だ。「毎日筋肉痛になるぐらい想像を超えた世界です」(マルシア)、「お客さんもこのワクワク感を共に作り上げる物語の一員になるはず」(趣里)、「稽古開始1週間にしてもう自分が客席で観たい!と思える公演はあまりない」(浅野雅博)、「先日、稽古終わりに韓国の男優たちと松屋へ行きました。心から肉を欲するほど毎日ヘトヘトです(笑)」(キム デジン)、「互いの人生を祝福し、みんなが“今のままの自分でいい”と思える公演になることを心から願っています」(ユン ダギョン)。最後に浦井が言う。「宗教、政治、国境、男女の差、あらゆるボーダーを越えて、イプセンが描いた人間とは何か、人生における一番大切なものは何かなど、様々なテーマが浮かび上がってくる作品です。観る人それぞれに違ったメッセージが届き十人十色の気持ちを持ち帰って頂ける、もしくは10年後にそういうことだったのかと思い返して頂けるような作品になると思います」東京公演は2017年12月6日(水)から24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、兵庫公演は12月30日(土)・31日(日)に兵庫県立芸術文化センターにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子撮影:宮川舞子
2017年10月25日『このハゲーーー!』の暴言で、知名度だけは全国区になった豊田真由子前議員(42)が、衆院選を前に活動を再開している。 「9月18日には地元支援者を集めた会合で『もう一度頑張れという言葉をいただきました』と語り、選挙への意欲を見せていました」(全国紙記者) 豊田氏の近況は、元有力支援者の耳にも届いている。 「旦那さんが家事や子育てを手伝い、豊田さんは“選挙まっしぐら”だそうです。先日はお詫びチラシを作っていました。ポスティングするには事務所のスタッフが足りなかったのか、わざわざお金がかかる新聞の折り込みにしたそうです」 9月22日から連日、地元選挙区の駅頭に立った豊田氏。『本人』と書かれたたすきをかけ、しきりに頭を下げ続けていた。衆議院解散前から動き出した豊田氏に対し、某政党関係者は危機感を募らせる。 「もともと議員としては人気があったんです。豊田氏が立つ駅頭には、励ましにやって来た年配の女性から“インスタ映え”するといってスマホ片手に近づく女子高生まで様々ですが、人が集まっているのは確かです」 しかし前出の元有力支援者に聞くと、豊田氏の選挙戦はかなり苦戦を強いられるはずだという。 「18日に開いた釈明の会も、直前まで中止の情報がありました。というのも有力な支持者に『10人、15人連れてきてくれ』とお願いしても、なかなか人が集まらなかったからです」 親しかったかつての支持者からは失望の声が上がっているのだ。豊田氏とボランティア活動を共にしていた有権者はこう語る。 「仲間内でも“末は大臣か”と期待していただけに、もっと早くに釈明があれば支持するつもりでいました。それなのに、未だに何の連絡もない。先日、会合に来ていたほかのスタッフに聞いても、誰にも謝罪はなかったようです。保守層は、離党した豊田さんより自民党の新たな候補者に流れています」 それでも政界関係者は“負けを覚悟で出馬する”と見ている。 「豊田氏が出馬すれば、自民党の公認候補と票の奪い合いになります。共倒れを狙っているのではないでしょうか。今回、地元選挙区を自民党の空白地にし、次の選挙まで地元周りを徹底して、政界復帰を果たそうという皮算用のようです」 これらの事実関係を確認しようと地元事務所に連絡したが「本人が留守なので」と回答は得られなかった。はたして身勝手な“自爆出馬”の行方は――。
2017年10月10日元秘書への暴言や暴行が報じられたことにより、自民党離党に追い込まれた豊田真由子議員。実際に元秘書へ暴言や暴行を加えている様子が録音された音声がテレビで紹介されたことにより、その異常なパワハラぶりは瞬く間に世間に広がることとなりました。「違うだろぉー!」「このハゲーー!」などの暴言はすっかり有名となってしまいましたが、「こんな上司は絶対嫌だ」と思った人は多いと思います。誰だって暴言や暴行を働く上司なんて願い下げですよね。しかし、一方では豊田議員のニュースを受けて、「うちの上司と似てる……」と感じた人もおり、“パワハラ女上司”は政界のみならず一般社会にも存在しているようです。そこで今回は、女上司からパワハラを受けたことがあるという人に体験談を聞いてみました。●(1)嫉妬からのパワハラ『自分で言うのもなんですが、私が勤めていた会社では20代の女性が自分しかいなかったので、男性社員たちに一目置かれる存在でした。それを見た40代の女上司は、嫉妬して私にだけ辛辣な対応を取るようになりました。指示した内容をコロコロ変えて「いつまでかかるの?グズ!」と言われたり、時には何のミスもしてないのにミスをでっち上げて「あんた本当に無能ね! 」と言われたりしました。30代の仲の良い先輩はかばってくれましたが、毎日毎日叱責されるので精神的におかしくなりました。最終的に会社に出勤することができないぐらい追い込まれて辞めました』(34歳女性/事務)女上司の恐ろしいところ……その一つに“若い女性に嫉妬する”ということが挙げられるでしょう。もちろん、そういう上司は少数ですが、嫉妬が原因でパワハラをされたという人は他にもたくさんいるようです。この方は、職場で唯一の20代だったこともあり、男性社員からチヤホヤされていたとのこと。しかし、それを妬んだ女上司から常軌を逸したパワハラをされたそうです。一日に「グズ」「無能」「バカ」「使えない」などの言葉を何度も浴び、ついには精神的に追い込まれて会社を辞めてしまったそうです。●(2)自称サバサバ系上司に要注意『新卒のころ、「私女同士のドロドロした争いとか大嫌いなんだよね」というようなことを言うサバサバした上司がいました。私も女子校で女の嫌なところを見たので気が合うと思っていたのですが……。ある日飲み会で冗談で上司に「そろそろ結婚しないとマズいですよ!」と言った途端上司の態度が急変。その日以降私を一切無視するようになり、さらに私が不倫しているというありもしない悪口 を流されました。自称サバサバ系なのに中身はドロッドロでドン引きしました。私はそれから自称サバサバ系上司には気をつけるようにしています』(29歳女性/営業)女性特有の怖さといえば、男性にはない“ネチネチ”した嫌がらせ。無視や陰口はもちろんのこと、時には社会的信用を失わせるような嘘を社内にバラまくこともあります。この方いわく、自称サバサバ系の女上司はとくに要注意とのこと。表面では気さくなように見えても、内面では何を考えているか分からない人が多いそうです。そういえば2017年に芸能界を引退してしまったサバサバ系の元女優さんも、ママ友トラブルから某芸能人宅に「バカ息子」と落書きしたという疑惑が報じられたことがありましたね。人は意外と見た目とは違う内面をしているのかもしれません。●(3)月に一週間だけ性格が豹変する上司『私も女なので多少理解はあるつもりですが、以前働いていた職場の女上司は“月に一週間だけ”性格が豹変することで有名でした。普段はフランクで部下のミスにも全く起こらない温厚な上司だったのですが、その時期が来ると「なんかイライラすんのよアンタ!」「私をナメテんの?」などと感情的に怒鳴りつける のです。同じ女性として、もう少し我慢できないかな?とイラッとした記憶があります』(36歳女性/編集)人によっては生理前、あるいは生理期間中に機嫌が悪くなってしまう上司もいるようです。この方が勤めていた会社では、その時期になると性格が豹変するほど機嫌が悪くなる上司がいたそうで、部下たちは毎月その時期が来ることに怯えていたそうです。同じ女性同士、生理のツラさは理解しているものの、そのストレスを部下にぶつける上司に対して相当イライラしたとのこと。多少仕方のないことではありますが、あまりにも理不尽な行動を取るようなら、それは立派なパワハラになってしまいますよね。●パワハラ女上司に遭遇したらもし、私たちがパワハラ女上司に遭遇したらどのような対処を取るべきなのでしょうか。まず最初に考えておきたいのが、パワハラ女上司と“戦う”のか“逃げる”のかということ。逃げる場合は、泣き寝入りして会社を辞めるほかありません。一番悔しい選択ですが、最も手っ取り早くて後腐れがありません。戦う場合は、いくつかの方法が考えられます。一つ目は、パワハラ女上司のさらに上の上司に訴える こと。パワハラをする人は上の立場の人間には逆らえない人が多いため、パワハラ女上司に直接言わずにその上の立場の人に相談すると効果的です。二つ目は、警察に訴える こと。パワハラの度が過ぎている場合は証拠となる音声や写真を集めておき、警察に訴える事で刑事告訴をすることもできます。ただ、これはあくまでも最終手段ですので、なるべく話し合いで解決することが望ましいです。----------いかがでしたか?豊田議員のようなパワハラ女上司は氷山の一角なのかもしれません。自分の上司にそういう人がいた場合は適切に対処するとともに、自分がそうならないように気をつけたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年06月30日元秘書への度を過ぎた暴言・暴行が報じられて自民党に離党届を提出した豊田真由子衆議院議員(42)。世間を騒然とさせた異常ともいえるヒステリックな言動は、自身の夫に対しても行われていたようです。『NEWSポストセブン』が豊田議員の元同僚へ取材した内容によると、豊田さんは秘書だけではなく自身の夫に対しても同じように口汚く罵っていたとのこと。それに耐えられなくなった夫は、子どもたちのために『これ以上こんな母親の姿を見せられない』と家を出ていってしまい、現在は別居状態になっているようです。 なお、子どもは豊田議員の母親が実家で面倒を見ているとのことです。この報道を受け、ネット上では夫への同情の声が相次いでいます。●豊田議員の元を離れた夫に、ネットでは同情の声別居状態の豊田議員の夫に対してネット上では、『夫も毎日のように「このハゲーーー!」と言われていたのだろうか』『あんなヒステリックな嫁がいる家なんていたくないだろう。当然』『最初の報道が出たときから「家族は大丈夫なの?」と思ってたけど、やっぱり夫にもやってたのね』『まだ離婚はしてないようだけど、旦那が子ども引き取って育てたほうがいいよ』『ちがうだろーー!ちがうだろー!子どもも連れて行くべきだろーー!』『旦那が子ども置いていったことを批判する人もいるけど、正直毎日のようにあんな暴言吐かれてたら一人で逃げたくなる気持ちも分かる。子ども連れて行ったら「このハゲー!」って追いかけてきそうだし』『旦那は子どもを引き取らなかったんじゃなくて、豊田議員と争った結果負けたんだと思う。あんな剣幕で「子どもは渡さない!」って凄まれたら大人しく引き渡すしかないでしょ』『いっそ離婚して親権とったほうがいいよ、旦那さん』『仕事から帰ってきてあんなヒステリックに責められたら私ならノイローゼで死ぬ』などの同情の声が多く上がっています。現在は精神的に混乱しているとして病院で入院している豊田議員。今回の騒動で政治家としてのキャリアも夫もいっぺんに失いかけてしまいましたが、今後立ち直ることはできるのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年06月30日秘書に対して暴言や暴行を行っていたことが報じられ、自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員。連日メディアで報道されている“録音データ”の内容を聞いて「こんな上司は絶対嫌だ」と戦慄した人も少なくないと思います。一方、芸能界にも厳しいパワハラをすることで知られている芸能人がいますが、その最たる人物が和田アキ子さんでしょう。以前『アッコにおまかせ!』内で豊田議員のニュースを取り上げた際、お笑い芸人の出川哲朗さんに「あんたも同じだよ!」と暴露されていました。この二人、甲乙つけがたいですがどっちも上司にしたくないですよね。ということで今回は、パピマミ読者の皆さんに対して2017年6月26〜28日の間に『豊田真由子議員vs和田アキ子! 上司にしたくないのはどっち?』というアンケート調査を行いました!131人の方にご回答いただいたので、その結果を見てみましょう。●豊田真由子議員vs和田アキ子! 上司にしたくないのはどっち?・豊田真由子議員……82%(108人)・和田アキ子……18%(23人)※有効回答者数:131人/集計期間:2017年6月26日〜2017年6月28日(パピマミ調べ)●豊田真由子議員を選んだ人の理由『こんな人が上司だったら間違いなく1日で辞めます(笑)。ブラック企業でももうちょっとマシじゃないですかね』(31歳女性/事務)『秘書の娘を「ひき殺されたら〜」みたいなこと言ってたのにドン引きしました。どんな厳しい上司でも、部下の子どもを使って脅すのはダメ でしょう』(34歳女性/販売)今回のアンケートでは約8割以上が豊田真由子議員を選ぶ結果となりました。豊田議員は東京大学法学部を卒業した後、アメリカのハーバード大学大学院を修了している超エリート議員です。2015年には東京オリンピック・パラリンピック大臣政務官に任命されるなど、華々しい経歴を歩んでいましたが、2017年6月22日発売の『週刊新潮』によって本性を暴露されてしまいます。新潮は元秘書が録音した音声データを公開しており、「このハゲーー!」「死ねば?」などの暴言を浴びせている様子が確認できます。また、元秘書の娘を引き合いに出して「お前の娘がひき殺されて……」と脅しにも聞こえるたとえ話をしたり、ミュージカル調で暴言を吐いたりなどの異常な言動も録音されており、世間から大きな注目を集めました。これまでの報道を見てると、約8割の人が豊田議員を上司にしたくないと考えたのは当然と言えるかもしれません。暴言、暴行だけでなく、自分の家族まで引き合いに出してくる上司なんて絶対嫌ですよね。この一件で自民党を離党することになった豊田議員。議員自体は辞職しないようですが、今後国民の代表として堂々と胸を張れるような議員になることはできるのでしょうか。●和田アキ子さんを選んだ人の理由『前に出川に謹慎中の狩野英孝に電話させたときは引いた。和田アキ子は芸能人だから許されてる部分あるけど、正直豊田議員よりもヒドいことやってそう』(41歳女性/保育士)『安田美沙子の結婚式を自分の都合だけで2時間に縮めた話 とか、後輩のお箸の持ち方を注意するために頭にお箸を刺した話とか、どれも気分が悪くなるぐらい恐ろしい話だと思う。私はこの人が上司だったらすぐ辞めますね』(33歳女性/事務)少数ながら、和田アキ子を選んだ人もいました。芸能界のドンと言われることもある和田さんですが、後輩に対して厳しいパワハラをすることでも知られていますね。以前未成年と交際していたことをキッカケに謹慎をしていた狩野英孝さんに、番組中に出川さんに電話させようとしたことが“パワハラ”として問題視されていました。また、その他にも後輩芸能人に暴言や暴力を振るっていることがたびたび暴露されており、よく被害に遭っている出川さんからは「防犯カメラのない場所でビニール傘で刺された」というエピソードを披露され物議を醸したことも。30年以上続いている長寿番組『アッコにおまかせ!』のMCとして活躍している和田さんですが、いつか豊田議員のように干されてしまう日が来てしまうのでしょうか。----------いかがでしたか?今回の調査では豊田議員に軍配が上がる結果となりました。昨今は上司のパワハラへの視線が厳しくなっていますから、私たちも後輩や部下に理不尽なことをしてしまわないように心がけたいですね。【参考リンク】・【二択アンケート・結果】豊田真由子議員vs和田アキ子! 上司にしたくないのはどっち?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年06月29日ASOKOアーティストコラボプロジェクトの最新シリーズとして、豊田弘治氏が書き下ろした“サーフドガー”がグッズ化し、7月1日(土)よりASOKO全3店舗にて発売されます。ASOKOと豊田弘治氏のコラボグッズでハッピーな夏を!ASOKOアーティストコラボプロジェクトの最新シリーズとして、サーフアートのパイオニアであるパームグラフィックス豊田浩治氏が登場!1960年代カリフォルニアの凄腕サーファーたちの愛称となったホットドガーにちなんで、豊田弘治氏が書き下ろした“サーフドガー”がASOKOによってグッズ化されます。ポップでアクティブなキャラクターが活躍するアイテムたちは、だれもが心待ちにしているロングバケーションにぴったり。7月1日から、ASOKOのフロアに心地よいオフショアが吹きわたります!※価格は消費税別ガッベージバッグ¥400・ポーチ¥300・トートバッグ¥500・ダイカットポーチ¥300・¥ランチバッグ¥300・プレイスマット¥200・トラベルスリッパ¥600・ピンバッジ¥300・iPhoneケース¥500・iPhoneフォリオケース¥700・スタッキングマグ¥500・メラミンプレート¥400・タンブラー¥500・缶バッジ小¥200・缶バッジ大¥300・ステッカー¥250(C)ArtWorkByKojiToyoda○原宿店・・・・・東京都渋谷区神宮前6-27-8○南堀江店・・・大阪市西区南堀江1-19-23前衛的ビルヂング1F○神戸ハーバーランドumie店・・・神戸市中央区東川崎町1-6-1神戸ハーバーランドumieモザイク2FASOKO WebSite
2017年06月28日トヨタロックフェスティバル(TOYOTA ROCK FESTIVAL)が、2017年10月21日(土)・22日(日)に開催される。場所は愛知県豊田市の豊田スタジアム外周。入場無料の野外音楽フェスだ。今年で11回目の開催「トヨタロックフェスティバル」。入場無料のため運営もろもろ、地域と密着しての試行錯誤の手作りイベントとなっている。お金がかかるのは、駐車場代とキャンプをする場合のみ。第1弾アーティスト発表では、TURTLE ISLAND、呂布カルマ、Enjoy Music Clubなどが発表された。そして、第2弾アーティスト発表がついに行われた。サニーデイ・サービス、東田トモヒロ×沼澤尚DUO、スガダイロー Little Blue、永原真夏+SUPER GOOD BAND、OBRIGARRD、Yogee New Waves、ゆるふわギャング、C.O.S.A.、Ramzaなどのアーティストの参戦が決定。愛知の暑い夏を盛り上げる。【概要】「TOYOTA ROCK FESTIVAL 2017」開催日:2017年10月21日(土)・22日(日)会場:愛知県 豊田市 豊田スタジアム外周■早割駐車チケット2次先行販売・1日券 2,000円(当日 3,500円)・2日通し券 4,000円(当日 7,000円)受付開始:6月16日(金) 12:00〜受付終了:7月14日(金) 18:00*イベントは入場無料。*限定数のため無くなり次第終了。【参加アーティスト】KODAMA AND THE DUB STATION BANDTURTLE ISLAND柳家睦&THE RATBONES鎮座 DOPENESS&DOPING BAND呂布カルマEnjoy Music ClubズクナシCampanellaYUKSTA-ILLチーナボギーα-ROOTSホットハニーバニーストンパーズサニーデイ・サービス東田トモヒロ×沼澤尚DUOスガダイロー Little Blue永原真夏+SUPER GOOD BANDOBRIGARRDYogee New WavesゆるふわギャングC.O.S.A.Ramzacooking songsESPECIALS Parasol (from KOREA) DEATHROTHE ACT WE ACT鷹の目 ドラゴン岩村THA BLUE HERBDachamboギターパンダ天草 feat.Naokiokadadaカネコアヤノ(バンドセット)junnosマーガレットズロースGIANT STEPSサントラ5NOBORU (REAL FONDATION)男身燻
2017年05月01日ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の製作発表記者会見が1日に行われ、川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈、藤井隆、鈴木福、ROLLY、演出の白井晃が登壇した。同作は、ティム・バートン監督による2003年の同名映画を2013年にミュージカル化したブロードウェイ作品。自分の体験談をありえないほど大袈裟に語る男エドワード・ブルーム(川平)のことを、息子のウィル(浦井、鈴木)が探っていく。公演は日生劇場で2017年2月7日~28日。現在と過去が交錯する構成で、川平は若い頃のエドワードと老人のエドワードを両方演じ、少年時代のウィルを鈴木、現在のウィルを浦井が演じる。浦井は、同役を演じる鈴木の印象を「とても落ち着いていらっしゃって、自分より絶対大人だろうなという感じがある」と称賛し、周囲を笑わせた。「でもニカーッと笑うと本当に子供らしい笑顔をされるので、どれくらい仲良くなれるのか楽しみです」と語った。浦井から「初舞台、どうですか?」と聞かれた鈴木は「頑張ります」と答え、浦井も「しっかりしてます」と笑顔に。ROLLYが「彼、石原裕次郎的な貫禄があるので、ボスと呼ぼうかな」と印象を述べると、鈴木は「やめてください」と困った様子を見せた。鈴木は、舞台について「やっぱりやり直しができないから、ドラマとかと違って。ちゃんと覚えて頑張らなきゃなというところは緊張してるかなあ」とコメント。「今日の服装は石原裕次郎さんを意識しているんですか?」と聞かれると、「そういうわけじゃない」と否定していた。主演を務める川平は「日生劇場というのは僕にとって聖地みたいな場所なので、毎ステージ毎ステージ、絶対に負けられない戦いがある」とサッカーにからめて発言。川平は「今なかなか寛容になれない時代なので、これを観てくださって、自分の大切な人に優しくなれるような気持ちになってくれれば嬉しい」とメッセージを送り、「ぜひ日生劇場に来ちゃって、いいんです」といつもの台詞を決めた。しかし、語尾が少し弱くなったことに対して「恥ずかしくなっちゃった、自分で」と照れてうつむいていた。
2016年11月01日8月には主演ミュージカル『王家の紋章』が大きな評判となったミュージカル界のプリンス、浦井健治。“ミュージカル界の…”と言っても、今年はドラマ『ニーチェ先生』(Hulu配信/日本テレビ系)に主演、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)に出演するなど、活躍の幅をどんどん広げている注目の俳優だ。その彼がデビュー15周年を記念したコンサートを9月29日(木)に開催する。『Wonderland』とタイトルを冠したこのコンサートへの意気込み、そして自身の15年について、話を訊いた。チケット情報はこちら2001年、『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日系)でデビューした青年が、いまやミュージカルの殿堂・帝国劇場で主役を張る存在になった。「15年…。密度が濃く、充実していました。たくさんの人や作品や楽曲に出会うことによって、自分の人生さえも豊かに感じるようになりました。本当に15年たったんだなというのと、まだ15年しかたっていないんだという思い、両方がありますが、すべての出会いが自分に与えてくれた影響を考えずにはいられない。かけがえのない時間だったなと思います」と浦井は振り返る。そんな中でのコンサート開催である。井上芳雄、山崎育三郎とのユニット・StarSでのコンサート経験等はあるが、ソロでは初めての挑戦だ。「自分の15年をギュッと詰め、おもちゃ箱をひっくり返したように何でもアリで、とにかくお客さまに楽しんでもらえるコンサートにしたいです。でも実は今回、浦井は何を歌いたい? どんなコンサートにしたい? と訊かれた時に、まったく何も浮かばなくて。その瞬間、“あ、自分は役者なのか”と改めて気付きました。自分は芝居の中で歌うことをずっと深めてきた。今回も“役者がコンサートをやる”というところを、徹底してやりたい。それによってお客さまにも、よりミュージカルを愛する、楽しむきっかけになってくれたら嬉しいですね」。浦井は自身が目指す歌を、シンガーの歌とは異なり物語の中で歌う歌、“芝居歌”と呼んでいる。「面白いのは、ある作品の楽曲を歌うと、身体が役を覚えていて、その時の喉やエネルギーで歌ってしまうんですよ。その1曲のまわりにあった楽曲や対峙していた役、共演していたみんなの顔すら見える。その作品の3時間分の空間の認識込みで1曲を歌えるというのは、役者ならではと思います。僕自身もこのコンサートを経て、芝居の中で歌う歌により説得力が出たり、声色が豊かになったりしていけたら最高だなと思っています。僕にとっても新たな一歩になるはずです」。コンサートでは浦井が過去出演した多くの名作ミュージカルから、名曲の数々が多数披露される予定。浦井の15年の集大成にして“新たな一歩”をぜひ劇場で見届けよう。コンサートは9月29日(木)に東京国際フォーラム ホールAで開催。チケットは発売中。
2016年09月23日ミュージカル『王家の紋章』の初日特別カーテンコールが5日、東京・帝国劇場で行われ、メンフィス役の浦井健治、キャロル役の新妻聖子、イズミル役の宮野真守ら公演メンバーが登場した。同作は、1976年から現在まで連載が続き、累計発行部数4,000万部を誇る同名漫画を原作とした新作ミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト!』などの人気作を手がけるシルヴェスター・リーヴァイが音楽を担当した。公演は東京・帝国劇場にて8月5日~27日。カーテンコールで登場した浦井が同作の再演を発表すると、会場は大きな拍手に包まれた。浦井が「2017年4月に東京・帝国劇場、5月に大阪」と、用意していたチラシを衣装から取り出して見せると、宮野が「できる子だね!」と合いの手を入れた。新妻は「王家の紋章という名作が大好きで、長らくいただいていた幸せをなんとかステージ上で返していければと思います」と原作への愛を語る。「こんなにゴージャスなコスチュームも着せていただいて、もう死んでもいいです。死なないけど、死んでもいいくらい幸せです」と深く喜びを表した。人気声優として活躍している宮野は「子役の頃からずっと活動をしていて、帝劇でミュージカルを見て目指したというのもあって、なかなかうまくいかない時もあったんですけど、今こうして、最高のメンバーで最高の作品でこの場所にいるのは、嬉しいし不思議だし、大きな一歩だと思っています」と感動。「皆さんの拍手のおかげで幸せな気持ちでいっぱいです」と客席に感謝した。また、この日は作曲のリーヴァイも登場。「すべてとっても素晴らしかった!」と日本語で称賛の言葉を贈った。浦野は「本当に暑い夏が始まります。ぜひとも応援よろしくお願いします」と客席に語りかけ、その場で見守っていた原作の細川智栄子と芙~みんの姉妹に「40年間、人生をかけた少女漫画を我々に託してくださって、ありがとうございます」と頭を下げた。
2016年08月05日映画監督の豊田利晃が作・演出・映像を手がけた初の舞台作品、シネマライブ『怪獣の教え』が、昨年秋の横浜での大成功を経て、東京公演に打って出る。脚本、映像に大幅に手を加え、東京での上演に強い意気をのぞかせる豊田と、主演の窪塚洋介に話を聞いた。舞台『怪獣の教え』チケット情報物語の舞台は小笠原諸島の父島。創作のきっかけとなった豊田の小笠原体験の話に、熱が入る。その端緒は2014年、父の死を機に出かけた旅だった。「いつか行きたいと思っていた小笠原へ。10日くらいの予定が、結局1か月くらい居て、そこでひらめいた物語が『怪獣の教え』のはじまりでした」。タイトルが示すように、そこには“教え”があった。住所は東京都だが、「東京と180度違う。なのに、品川ナンバーの車が走っている(笑)!古代の風景がそのまま残っていて、海にはイルカがいて、ウミガメもいて。SFのような雰囲気もあり、“惑星”のようにも思える。まさに、怪獣がいそうな感じです」と話す豊田。「実は僕、島民になったんですよ」との告白も。小笠原の魅力にとらわれた彼は、住民票をこの地に移したのだ。昨年半ば、「ここ、窪塚は合うんじゃないかと、小笠原からメールをした」という。小笠原への誘いのメールに、窪塚もはっと息を呑んだだろう。「小笠原は、小さい頃から、例えばエジプトのピラミッドが気になるのと同じように、気になっていたのです。メールをもらって、ああ、とうとう呼ばれた!と」(窪塚)。窪塚も島を訪れた。25時間半の船旅は、「天の川が見える中、まるで宇宙戦艦に乗って星の中を渡っているような感覚に。で、朝起きたら、海の色が全然違う青!ボニン(小笠原の別名)プラネットに到着した気分でした」と窪塚。島での経験が、横浜での舞台に活かされた。窪塚の役柄は、国家の秘密を暴露し、政府から追われて逃げてきた天作という男。「納得のいく形で“くいを打つ”ことができた」。怪獣とは天変地異のメタファーと豊田は言うが、「最後の独白の場面では、全員でひとつの怪獣になった──!岩礁と俺が一体化して、その果ては、地球の向こう側にも届くイメージです」(窪塚)。それは、俳優と、ミュージシャンによる音楽、映像が織りなすシネマライブという形式でこそ表現しうる、刺激的な場面と言えるだろう。共演は横浜公演と同様、渋川清彦と太田莉菜。窪塚は「得も言われぬ力が湧いてくる」と横浜公演を振り返る。「楽しみです。あのグルーヴをまた体験できるのかと」──。公演は9月21日(水)から25日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年07月25日神山健治監督最新作、長編アニメーション映画『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』が、2017年3月18日(土)に全国ロードショー。人はなぜ夢を見るのか。自分の中の奥深くにあるストレスや心の渇き、心に足りなくなっている何かをサプリメントのように補ってくれるのが、夢の役割なのかもしれない…そんな夢の不思議から着想を得たのが『ひるね姫』だ。物語の舞台は、2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日。「なんでこんなに1日中、眠てえんじゃろ?」岡山に父親と二人で暮らす主人公の女子高生・森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られる日々の中で、いつも同じ夢を見ていることに気づく。ココネが知らない両親の秘密。その謎を解く鍵は、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあったーー。神山健治監督はこれまで『攻殻機動隊 S.A.C.』『東のエデン』『精霊の守り人』などを手掛けてきた。緻密に練られたストーリーとリアリティ溢れる本格的SF描写を得意とする監督が、「自分の娘に観せたい映画を作りたい」という想いから完全オリジナル書き下ろしのファンタジーという新境地に挑む。『ひるね姫』の主人公ココネの声を担当するのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務めるほか、数多くのドラマ、映画で注目を集める女優の高畑充希。自身初のアニメーション映画への参加で、劇中では岡山弁を披露する。主人公・森川lココネの父親・モモタローには、声優初挑戦となる江口洋介が参加。ココネの幼馴染み・モリオを演じるのは、アニメ「僕だけがいない街」で声優として高い評価を得た満島真之介が担当する。また、ココネを抱きかかえ、ロボットに変形するサイドカー「ハーツ」のデザイン原案を『ベイマックス』のコヤマシゲトが担当しているほか、音楽に「キングダム ハーツ」の下村陽子、キャラクター原案に『猫の恩返し』の森川聡子、作画監督に『東のエデン』の佐々木敦子と、各部門に豪華スタッフが集結している。なお、映画の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、忌野清志郎によく似たZERRY率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。その曲を主人公・森川ココネ(声=高畑充希)が歌う。映画のエンディングもストーリーの一部。主人公の気持ちそのものだからこそ、物語をなぞらえるように「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌うのだ。なお、『ひるね姫』は「東京アニメアワードフェスティバル2017(TAAF2017)」<開催::3月10日(金)~3月13日(月)、会場:シネ・リーブル池袋>のオープニング作品として無料上映される。上映日は初日の3月10日(金)で、神山健治監督登壇のトークショーも実施。合わせて、「神山健治特集上映」の開催も予定しているそうだ。鑑賞申込みは2月1日(水)12:00よりTAAF2017公式HPにて受付予定。◼︎『ひるね姫』ストーリー夢の中で再会した物語。 すべてを知るめに、私は眠る。岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なことは「昼寝」。そんな彼女は最近、同じ夢ばかり見るようになる。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。父親の逮捕が信じられないココネは、父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼馴じみの大学生モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった。【作品情報】映画『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』公開日:2017年3月18日(土)監督・脚本:神山健治『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊 S.A.C.』出演:高畑充希、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介 ほか音楽:下村陽子「キングダム ハーツ」キャラクター原案:森川聡子『猫の恩返し』作画監督:佐々木敦子『東のエデン』演出:堀元宣、河野利幸、黄瀬和哉ハーツデザイン:コヤマシゲト『ベイマックス』クリーチャーデザイン:クリストフ・フェレラ色彩設計:片山由美子美術監督:鮫島潔、日野香諸里3D監督:塚本倫基撮影監督:田中宏侍音響監督:はたしょう二制作:シグナル・エムディ◼︎劇場前売り券発売日:2016年12月3日(土)料金:ムビチケ小人券 900円(税込)、ムビチケ一般券 1,400円(税込)特典:キービジュアルと、主人公・森川ココネが描かれた特製クリアファイル2種類※11月26日(土)より全国の上映予定劇場(一部を除く)にて販売開始※数に限りあり。なくなり次第終了。※1人1点選択可能。©2017 ひるね姫製作委員会
2016年07月15日『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が来年3月に公開されることが決定し、ポスター画像が公開になった。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』/その他の画像映画は、岡山県倉敷で自動車整備工をしている父とふたりで暮らしている高校生・森川ココネが主人公。東京オリンピックを2日後に控えた日から物語が始まり、どこでも昼寝をしては怒られているココネは、いつも同じ夢を見ていることに気づき、彼女の知らなかったココネの家族の秘密が明らかになっていく。このほど公開になったのは、犬のぬいぐるみを抱いたまま眠っているココネを描いた画像で、女優の高畑充希がココネの声を演じる。本作は、下村陽子が音楽を、森川聡子がキャラクター原案を、佐々木敦子が作画監督を、堀元宣、河野利幸、黄瀬和哉が演出を、コヤマシゲトが劇中に登場するハーツのデザインを、クリストフ・フェレラがクリーチャーデザインを、片山由美子が色彩設計を、鮫島潔と日野香諸里が美術監督を、塚本倫基が3D監督を、田中宏侍が撮影監督を、はたしょう二が音響監督を務める。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』2017年3月全国ロードショー
2016年07月12日浦井健治と蒼井優が禁断の愛に挑戦する――。そんな触れ込みで開幕前から注目を集める『あわれ彼女は娼婦』。イギリスの劇作家、ジョン・フォードにより1620年に描かれたこの物語は、兄・ジョヴァンニ(浦井)と妹・アナベラ(蒼井)が愛しあってしまう近親相姦の関係がクローズアップされがちだが、実は、彼らを取り巻く様々な人間の思惑が交差していく重層的な作品だ。6月8日(水)に新国立劇場で初日を迎える本作の稽古場を訪ねた。舞台『あわれ彼女は娼婦』チケット情報演出を手掛けるのは栗山民也。「演出の6割くらいはキャスティングで決まる」そう語る栗山が、浦井と蒼井を選んだ理由は、「ピュアで、ふつうの感覚」であったこと。「それぞれのたくらみが混じり合う時代のなかで、近親相姦はむしろピュアにさえ見える行為。ふつうに思える人たちが、“えっ?”と驚くような行動に突き進んでしまう、そんな人間の“業”を際立たせるには、このふたりがぴったりだと思った」と話す。浦井とは5度目のタッグ。「健ちゃんは演技に白紙の部分を必ず残す。その冷静さが魅力」と分析する。稽古場に組み上げられたセットは、作品世界を象徴するかのように広い道が大きくクロスした形になっている。栗山は「稽古場にはわからないことがたくさん存在する。この役は何を求めようとしているのか、どこへ向かおうとしているのか。それをみんなで話し合い、確認しあうことができるのが稽古場の喜びなんだ」と楽しそうに話す。その言葉どおり、一幕ごとの通し稽古が終わると栗山の周りにキャストやスタッフが集まってくる。細かなセリフのニュアンスや動きのタイミングを栗山が指摘し、キャストはそれを真剣に聞き入る。その合間に笑い声が上がることも少なくない。400年も前に書かれた戯曲をいまの時代に上演することについてはこう話す。「この作品のなかに描かれた人間といまの人たち、明らかに違うのは欲望、あるいは好奇心の強さだね。この作品の登場人物たちは、あらゆることに対する欲望がいまの何倍も濃い(笑)。すごくエモーショナル。草食系なんて言葉が生まれて、傷つくのが怖いからと何もしない若者が増えるなかで、この情熱の濃さは僕にとってすごく興味深い」と話す栗山。「劇作家は記憶の声を描く。それを現代の肉体を通して、現在形のドラマにしていくのが僕らの仕事。結論なんて存在しないし、演出家が人間に対する答えなんて出せるわけもない」と語りながら、400年前の“声”を2016年の日本に立ち上げようとする栗山。そして栗山のもと、強烈な欲望と好奇心をもった人々を演じるキャストたち。それぞれの思いが集まった稽古場には静かに熱気が立ち込めていた。公演は6月26日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。なお、25日(土) 13:00回の<ぴあスペシャルデー>では出演者によるスペシャルカーテンコールを実施する。取材・文/釣木文恵
2016年06月01日5月28日(土)に放送される「世にも奇妙な物語’16春の特別編」。今回放送される4本の作品に、新たに俳優の浦井健治とフリーアナウンサーの福澤朗が出演することが発表された。浦井さんは、舞台やミュージカルを中心に活躍中で、昨年にはアニメ・映画化と世界的な人気を持つ「DEATH NOTE」の舞台「DEATH NOTE the musical」を公演、小池徹平らと共演を果たした。さらに、今後も数々の出演舞台が控えており、いま注目の舞台俳優のひとりだ。そんな浦井さんが登場するのは、佐々木希主演の「美人税」。あらゆる点で得をしている“美人”は税金を払うべき、というとんでもない政策を導入した日本政府。佐々木さん演じる美女の愛子は20%もの税金を払うことを命じられ、窮地に陥ってしまうが、そこに浦井さん演じる野々村健一が救いの手を差し伸べる。また、松重豊&高橋一生がW主演を務める「クイズのおっさん」に登場するのは福澤さん。高橋さん演じる古賀は、何の気なしに出たクイズ番組で賞金100万円と「クイズ1年分」を手に入れる。その「クイズ1年分」とは、毎日目の前に松重さん演じる“クイズのおっさん”が現れる…というもの。本作で福澤さんは、主人公の古賀が賞金と「クイズ1年分」を手に入れることになるクイズ番組の司会者。福澤さんといえば、ニュース番組などの司会のほか「全国高等学校クイズ選手権」をはじめとしたクイズ番組の顔でもある。福澤さんならではの、のびのあるスタジオ中に響き渡る声が、本作の重要なシーンを飾る。今回は、この2本のほか、西島秀俊主演の「通いの軍隊」、窪田正孝主演の「夢みる機械」を放送。さらに番組の最後のエンドロールにもスペシャルな仕掛けが。オムニバス4作品の内容に関わるスペシャル映像がエンドロールで流れるため、最初から最後の1秒まで目が離せない。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の主人公・森川ココネの声を高畑充希が演じることが発表になり、特報映像が公開になった。特報映像映画は、岡山県倉敷で自動車整備工をしている父とふたりで暮らしている高校生・森川ココネが主人公。東京オリンピックを2日後に控えた日から物語が始まり、どこでも昼寝をしては怒られているココネは、いつも同じ夢を見ていることに気づき、彼女の知らなかったココネの家族の秘密が明らかになっていく。ココネを演じる高畑は「声優はこれまで2度やらせていただいたことがあるのですが、表情は自分じゃないのでとても難しいです。私は自分の声はクセが強いように感じているので、声優としてオファーを受けた時は嬉しかった半面『私でいいんだろうか』とも思いました。でも、神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」とコメント。特報映像に登場するココネは岡山弁で話しており、高畑は「方言は難しいですね。岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」と語っている。本作は、『猫の恩返し』の森川聡子がキャラクター原案を、コヤマシゲトが“ハーツ”のデザイン原案を、『東のエデン』の佐々木敦子が作画監督を担当。IGポートグループのシグナル・エムディが制作を手がける。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』2017年 全国ロードショー
2016年05月17日『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が来年公開されることが発表になった。2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台になる。その他の画像「重苦しい現実と対峙していかなければならない時代に、アニメーション映画がやるべきことは何か?自問自答していたある日、『自分の娘に観せたい映画を作ったらどうだ』と言われふっと天真爛漫な女の子とお父さんの物語が浮かんできました」という神山監督は「でもこれがなかなか一筋縄ではいかずどうしたら娘に観てもらえるかを考えながら奮闘する毎日でした。この物語は、あるミニマムな個人の想いに寄りそった『父と娘の物語』です」と説明。映画の詳細なストーリーは不明だが、主人公の森川ココネ、ロボットに変形するサイドカー“ハーツ”のデザイン画と、岡山県児島を描いた背景美術が公開になった。『猫の恩返し』の森川聡子がキャラクター原案を、コヤマシゲトが“ハーツ”のデザイン原案を、『東のエデン』の佐々木敦子が作画監督を担当。IGポートグループのシグナル・エムディが制作を手がける。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』2017年 全国ロードショー
2016年04月18日