アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨が3日、東京・外神田のアーツ千代田3331で行われた、9日スタートの日本テレビ系ドラマ『時をかける少女』(毎週土曜21:00~21:54 ※初回は20分拡大/全5話)の完成披露試写会に登場。"時をかける"タイムリープ能力があったら「中高男子校だったので、共学を1回経験してみたい」と願望を語った。『時をかける少女』は、1965年に筒井康隆氏が発表してから、何度も実写化・アニメ化・舞台化されてきた青春小説の金字塔。主演の黒島結菜演じる"時を自由に超える=タイムリープ能力"を身につけた高校生・芳山未羽と、菊池演じる未来人・深町翔平(ケン・ソゴル)との、ひと夏の恋と青春を描いていく。このタイムリープ能力を持てたらどうするかという質問に、菊池は「中高男子校だったので、共学を1回経験してみたい」と回答。さらに踏み込んで、「共学で恋をしたい。片思いをしたいですね」と憧れを話した。男子校での中高6年間の制服は学ランだったそうだが、この日は衣装のブレザーを着て登場した菊池。どちらの制服が良いかを聞かれると、「学ランですかね」と答えており、愛着があるようだ。一方、主演・黒島の高校時代の制服は、黒と白のセーラー服で、「私、意外と地味だったので、頑張って靴下の色を変えるくらいでした」と述懐。3年間の一番の思い出は「アイスを食べた…」と、やはり地味な答えで、司会の辻岡義堂アナウンサーも思わず「しょうもな!」と口走ってしまった。同会には、未羽と翔平のクラスメイト・浅倉吾朗役を演じる竹内涼真も出席。竹内は、菊池に対し、「ずっとテレビで見てたし、会ったときは『本当にいるんだ』っていう感じでした」と振り返ったが、菊池は「そんなツチノコみたいなことあります!?」と突っ込んでいた。このように、チームワークの良いキャスト3人を中心に、撮影は順調に進んでいるそうで、第1話を見た菊池は「ジーンと来て、俺らの『時をかける少女』になってるな」と手応え。エンディングの曲が流れた際に、「本気で鳥肌が立ちました」といい、「(歌っている)NEWSの兄さんに会いたいなって思いました」と感慨を語った。
2016年07月04日日本テレビ系新土曜ドラマ「時をかける少女」“学生服限定”完成披露試写会が3日(日)に都内で行われ、W主演の黒島結菜、「Sexy Zone」の菊池風磨、共演の竹内涼真が出席した。「時を自在に超える能力」を身につけた少女の不思議な毎日と、未来からやって来た少年への初恋を描いた筒井康隆による人気小説のドラマ化。幾度となくアニメ化、実写化されてきた名作が、今回は少女だけでなく少年の目線からも物語が紡がれる。主人公の女子高生・芳山未羽役の黒島は、「いろいろアニメ・実写化されているのにアレンジの効き方がすごい。今までの中で一番遊び心がある」と自信をのぞかせれば、未来人・深町翔平役の菊池も「時代によって違う見せ方が生まれているので、僕たちも僕たちらしい、この時代らしいものができたらいいと強く思いました」と気合を持って臨んだことを告白。そして1話を鑑賞して、「俺らの『時をかける少女』になっているとジーンときて、エンディングがかかったときに鳥肌が立ちました」と感激した。この日、竹内が黒島のものまねをしたり、クロストークが止まらないほどの仲睦まじさを見せる3人。撮影中もアドリブの応酬のようで、黒島は「楽し過ぎて、クランクイン前に戻りたいと素直に心から思いました」吐露。菊池も「空き時間が4時間くらいあると、普通は寝たり、ひとりひとりの時間を過ごすけど、僕たちは台詞合わせをしていて、ヒートアップしてアドリブ祭りになっています」と、とにかく楽しい現場での様子を伝えた。高校時代の思い出も振り返る一同。竹内は「すごいモテたがり」だったが、実際は女子に呼び出されても他の男子への橋渡しを頼まれる役ばかりだったそうで、「もっとモテたかったなぁ。フラれてばっかりです」としみじみ。菊池は「中高男子校で男女感がなかったので、共学を経験してみたい。共学で恋をしたいです」と明かし、ファンのハートをくすぐった。新土曜ドラマ「時をかける少女」(毎週土曜・午後9時~9時54分)は7月9日から日本テレビ系で放送(初回20分拡大)(text:cinemacafe.net)
2016年07月03日元モーニング娘。でタレントの石川梨華(30)が22日、フジテレビ系『バイキング』(毎週月~金前11:55~後1:00)に出演。10代のときに家を建てたことを告白するとともに、現在交際中のプロ野球・西武の野上亮磨投手(27)との順調ぶりを明かした。【写真】フットサル姿は本気の石川梨華この日、番組曜日レギュラーの薬丸裕英と鈴木奈々とともにロケ企画のVTR出演した石川と飯田圭織(33)。都内のレストランで“お金・恋愛・元モー娘。が語る禁断の裏話”と題したテーマでは、当時の年収について二人は、具体的な金額は明かさなかったものの「正直、当時はお金をたくさんもらっていた」といい「実家の家を建て直した」と告白した。薬丸が間取りなどについて質問すると石川は、部屋数は7部屋で祖母も住む二世帯住宅と紹介し「3階建ての家を建てました」とあっけらかんと回答。続けて飯田も「北海道のマンションに住んでいたんですが(両親が)私がいなくなって寂しいからペットを飼いたいと言うので」と10代で家を建てたことを明かすと、薬丸と鈴木も「すごいな~モー娘。!」と感心していた。また、恋愛話では、鈴木の「うわさの野球選手とはまだ続いているんですか?」のツッコミに石川は「はい。まだ続いてます」と微笑み、交際順調ぶりをアピールした。
2015年01月22日加瀬亮が主演するホン・サンス監督の最新作『自由が丘で』の公開に先駆け、『世界の巨匠たちが魅せる“加瀬亮”を感じる夜』と題したオールナイトイベントが、12月6日(土)にシネマート新宿で開催される。その他の情報本イベントは、『自由が丘で』が12月13日(土)に封切られるシネマート新宿で、クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、アッバス・キアロスタミ、ガス・ヴァン・サントなど、世界の名監督たちの作品に出演してきた加瀬の代表作『TOKYO!』『ライク・サムワン・イン・ラブ』『永遠の僕たち』を一挙上映するもの。チケットの一般発売は、22日(土)午前10時より開始される。なお本イベントは18歳以上の観客が参加できる。最新作『自由が丘で』公開記念! 世界の巨匠たちが魅せる、“加瀬亮”を感じる夜12月6日(土)会場:シネマート新宿 (東京都)開場22:30/開映22:45(終了4:45頃)料金:2000円(税込)チケット発売:11月22日(土)10:00AMより
2014年11月19日その名のインパクトも強烈なら、エッジーなデザインワークも世界に注目されているクリエーター、ファンタジスタ歌磨呂。ジャパニメーション、サブカルチャー、アートを多彩に組み合わせ、広告デザインから初音ミクやゆずのPVディレクション、2013年にはカルチャー誌『WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO!? by “QUOTATION”』をも発表し、この10月には第二弾を発表。更にはテキスタイルのデザインにも進出し、その布地を使った洋服も発表することに。それを記念し、伊勢丹新宿店2階センターパーク/TOKYO解放区で「WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO !? ファンタジスタ歌磨呂POP UP SHOP」が10月29日まで期間限定でオープンしている。2次元のアートワークから、立体的なファッションへ。その流れについて聞いてみた。――映像やデザインワークを経て、今回、テキスタイル、そしてファッションへと活動の範囲を大きく広げられたのはどういう経緯なのでしょうか?もともと美術大学ではテキスタイルを専攻されていたとのことですが。僕は美大で織物を専攻していて、課題ではタペストリーなどを作っていたのですが、そのかたわら、織機にカメラを設置し、織られる過程をコマ撮りしてアニメーションにするなど、当時から創作のスタイルを一つに絞るということはしていなかったんです。テキスタイルからファッションという流れは今回たまたまの要素が強いのですが、テキスタイルパターンデザインは服にもなるし、インテリアにもなるし、それこそいつかはホテル丸ごとデザインできるかもしれないし。テキスタイルは衣・食・住ありとあらゆるものにインストールできるのが面白いと思うんです。大学の授業で初めて織物を作った時に強く感じたことがあるんです。まず、織機に触れることすら初めてに近いわけで、そりゃあワクワクしっぱなしなわけですよ。経糸を時間をかけて通して、シャトルを使って緯糸を入れて織物を作っていくのですが、その過程では、最終的にどういうものが仕上がるんだろう、こうやって布ってできていくんだなあとか、本当に胸がわくわくしてるんですよね。で、いざ完成して織り上げた生地を機から下ろし、出来上がった生地を見ると、何の変哲もない馴染み深い普通の布なんです。今まで頭の中で抱いていたキラキラしたものが突然にすべて去ってしまい、普通の布がただ、目の前にあるんです。幸せな青い鳥を取り逃がしたような、魔法が解けてしまったような気持ちでした。イメージとリアルの境界線がきっぱりと過程と完成の狭間で分かれてしまったんです。その時、人間の欲望の回路みたいなものに気付けた気がして、逆に感動したんですよね。想像力の果てには絶対に到達できない、だから何度も繰り返しつくり続けるのだろうっていう。すべての事象はトリミングされ、フレームの中に入っていくんですよね。胃の大きさも、人生さえもトリミングされていますよね。でも、何かをイメージし続けること、その想像力は、無限に永遠に続き、広がっていくんです。でも、それがリアルの場所に現れた瞬間、それはトリミングせざるを得ないんです。僕がテキスタイルに想いをはせるのはそこなんです。トリミングされていても、続いていくことが容易にイメージできる。魔法を失わずにいられる。ワクワクをギリギリまで失いたくない気持ち。僕にとって、無限に広がるパターンは、想像力そのものなんです。――去る9月にパリで開催されたテキスタイルの見本市「プルミエール・ビジョン」では、小松精練のブースから参加され、結果、テキスタイルコンペティション「PVアワード」でグランプリを獲得されました。色とりどりの迷彩色の中には「ドドドド」とカタカナの擬音語がデザインされているなど、正に「歌磨呂曼荼羅」と名付けたくなるようなユニークな世界観です。デザインのコンセプトはどういうところからきているのでしょうか?『ドドドド』はマンガの典型的な擬音語ですよね。僕が、アニメが好きなのは日本の宝っぽいところがあるからってのもありますが、グロテスクなものもリアルだと直視できないけど、アニメなどの二次元だと、すんなり見られるクッションのようなところが面白いなって思うんですよね。初音ミクのPVを手掛けたときも感じましたが、リアルに存在しないものなのに、人々が『いる』と信じる心や『いてほしい』と願う希望があるからこそ彼女は成立しているじゃないですか。二次元のそういう奇跡のような儚いものに魅力を感じるんです。僕の代名詞的作品に、『マンガカモ』という作品があるのですが、渋谷のスクランブル交差点を迷彩に見立てて作った作品なんです。渋谷のスクランブル交差点は1日100万人もの色んな人達が行き交ってて。渋谷だからいいでしょっていう『設定』のようなものがたくさんあって、とにかく何をしてても大丈夫という空気がそこには漂っている。女子高生は地べたに座ってメイクも出来ちゃうし、ナンパしてる人も躊躇しないくらいの人の量。僕のこの『マンガカモ』の柄は、何もない場所にあったら、目立ちすぎるくらい派手だけど、おそらく渋谷のスクランブル交差点なら、そこに紛れ込んじゃうと思うんです。違う場所ではそうではないけど、ある限定された場所では凄く普遍的なものとして捉えられてしまう不思議、みたいなことを形にした作品。しかも、芯が無く、表面だけが塗り替えられていく薄っぺらいコラージュなんです。でも、そこが面白い。例えば、コミケのコスプレ会場だったら、普段は恥ずかしがり屋さんでも、堂々と肌を露出して、コスプレを披露できるんです。その空間の中でなら、安堵にも似た勇気が持てるから出来ちゃうんです。スポーツジムだったら堂々と皆の前でエアロビできる、とかとか。そういう皆が無意識に想いを溶け込ませることのできる『設定』というのは世の中に実にたくさん溢れているんですよね。『ここでなら、これをしてもいいよね』と精神が自由になれるフィロソフィーみたいなものが渋谷のスクランブル交差点に流れているように感じたんですよね。その世界観をポップに表現したものが、『マンガカモ』なんです。――なるほど。それこそ「自由でいるための旗頭」なんですね。そうありたいと思っています。日本人って基本的にはどこか引っ込み思案で、外に向けてアピールをすることが不得手であったりしますよね。だからこそ自由を求めて『設定』を作っていくんです。『ここではこれはOK』という風呂敷を広げれば、そこに人はすぐに集まってくるんです。そして、その中で皆自由になれて自分を表現することができるんです。ちょっと分かりにくい例えかもしれないけれど、僕が愛する『機動戦士ガンダム』ではミノフスキー粒子という強力な帯電機能を持った微粒子があることによって長距離無線やレーダーの使用が不可能になり直接戦闘しかできないんですよね。でも、それって制作者側がロボット達を肉弾戦させるためにつくった設定なんですよ。でも、設定を設けることである意味その世界はリアリティーを持っていく。行為に責任を持つための『設定』を用意することで、安心してその行為に漬かれるんです。この世界にもそういった『設定』はすごく多く存在しているんですよね。そういう世界に潜む面白い設定に出合いたくて、僕はものづくりをしているのかもしれません。――そして歌磨呂さんのアートワークに接することで私達にニュータイプになれと?そこまで押しつけがましくするつもりはないです(笑)。――今回、デザイナーとのコラボでコートやダウンなど様々なアイテムが出来上がりましたが、そこにおいては何か注文はされたのですか?いえ、全くご自由に、デザインしてくださいとお願いしました。コートは表から見ると全く分からないけれど、風が吹いたり、脱いだりすると裏地にド派手なテキスタイルがあるところがすごくいいですよね。――『WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO!? by “QUOTATION”』の第二弾も発表され、今後はどういう方向に向かっていくのでしょうか?エミリオ・プッチのようなテキスタイルを主軸としたブランド化も考えていらっしゃいますか?先ほどお話したようなコンセプトで、まずオリジナルのパターンのピースがあって、それがアート作品としてまず存在し、それがつながることで無限増殖するパターンになるというストーリーをコンセプトにして続けていきたいと考えています。ですが、先にテキスタイル作っちゃってるので順番が逆なので、そうなるように今は必死で作品を作っています。テキスタイル≒デザインではなく、もっと広くアートの文脈に落とし込んで展開していくことは可能だろうか。その先にファッションがあって、インテリアがあって、何か面白いことがある。いろんな可能性はが無限に広がっていければいいなと思っています。日本の広告やデザインの現場は、クオリティーがとても高いですが、すごく保守的なイメージがあるんですよね。内に向けて作っているばかりではちっとも世界には知られていかない。広告祭で賞をとっても、そんなのはその関係者しか見ないですからね。僕には自己満足にしか思えないことが多い。それは全く悪いこととは思わないけれど、もっと限定せず360度外に向けてものを作っていった方が、驚きもあるし、感動も共有できたりして単純に面白いと思うんです。マンガやアニメなど日本のオリジナルの文化を軸にそこから広がる僕らの文化を、いわば“Represent Japan”という改革を起こす1人になれたら最高ですね。
2013年10月23日