真田広之が主演を務める超大作『SHOGUN 将軍』が、2月27日(火)からディズニープラスの「スター」で独占配信される。本作で真田は主人公・吉井虎永を演じるだけでなく、プロデューサーとしてプロダクションを率いた。世界各地から集った精鋭がつくりだす“日本人が観ても違和感のない時代劇”の誕生は、海外を拠点に活動する真田にとって新章を告げるものになったようだ。『麻雀放浪記』『リング』『助太刀屋助六』『たそがれ清兵衛』など数々の作品で人気を博し、日本のトップ俳優の仲間入りを果たした真田は、2003年公開の『ラスト サムライ』への出演以降にアメリカに拠点を移した。その後、『ウルヴァリン:SAMURAI』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『モータルコンバット』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など数々の超大作に主要キャストとして出演。世界的なスターとして活躍中だが、その過程では常に“日本の映画人・活動屋の粋と魂を、海外でも”という願いと戦いがあった。日本人が観ても違和感のない描写、アクション/殺陣のデザイン、セリフまわし……真田は海の向こうで海外のスタッフと話し合い、信頼を築き、孤軍奮闘してきたのだ。そして、ついにその活動が新たなフェーズに入った。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』の映像化プロジェクトだ。当初、真田は主演としてオファーを受けたが、新たにショーランナーに就任したジャスティン・マークスの要請を受けて、プロデューサーも兼任することに。演技をするだけではなく、脚本開発、撮影の準備、衣装や美術デザインのチェック……真田は創作のプロセス全面に関わることになり、ハリウッドの映画人と、日本のプロフェッショナルが合同チームを結成することになった。「やっとチームを組むことができる状況がきました。ひとりで戦っていた時は、どこか遠慮がちにやっていましたし、もどかしさを感じながら学んできたと思います。しかし、本作で初めてプロデューサーというタイトルを得て、日本の時代劇の専門のクルーと共に働き、日本人の役はすべて日本の俳優で取り組むことができました。“チームジャパン”で作品に関わることができたことは大きなステップですし、画期的なことだと思っています。ですから、本当に心強かったです。各パートに日本のスペシャリストがいますから、“こうあってほしい”と伝えて、彼らがそれぞれ、ハリウッドのクルーと動いてくれる。もし、何か問題が起れば、僕がプロデューサーたちと話し合いました。もちろん、彼らにもやりたいことがあるわけですけど、その表現が日本人から見ておかしいものであれば、この作品では絶対にやってはいけない。最終的にはクリエイターのジャスティンが『日本のクルーの意見や指示をよく聞きなさい』と言ってくれるので、これまでとは段違いでした」「ステレオタイプではない侍を描きたかった」本作は現実の日本史からインスパイアされたフィクションで、日本を統べるべく武将たちが熾烈な争いを繰り広げていた戦国時代が舞台だ。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていたが、関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は、五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。絶体絶命の状況の中、虎永の領地に海外からの船が漂着し、彼は英語を話せるキリシタン、戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)と出会う。自由を奪われ、いつ首をはねられてもおかしくない立場に立たされた虎永の運命は決まったかに思えたが、彼には自らの宿命、そしてこの国の未来を変える“秘策”があった。真田が演じた虎永は、徳川家康からインスパイアされたキャラクター。虎永は目の前の権力や報酬になびくことはなく、自分は将軍にはなりたくないと言い放つが、その視線は常に“未来”を見据えている。そこにいるだけで伝わってくる威厳、すべてを明かさない“余白”を感じさせる態度、そして家臣や民を惹きつける人間性……多くを語らない虎永を演じるのは容易ではなさそうだ。「ステレオタイプではない侍を描きたかったですし、策略家でミステリアスでパワフルでありながら、家族を愛し、近しい者には弱みも見せる“人間・虎永”を描きたいと思いました。本作のプロダクションにおける自分のポジションと、物語における虎永のポジションが重なる部分がありましたから、準備段階で虎永のキャラクターがちゃんと自分の腑に落ちていたんです。ですから準備を終えて、俳優としてカメラの前に立つ時にはすごい自由を感じました。本業をやればいいのだ、ということですね(笑)。この作品においてはカメラの前に立っている時間の方が圧倒的に短いので、楽しまなければ!と思いましたし、これだけ準備したからもらえるご褒美かなって(笑)。だから、余計なことはしようと思いませんでしたし、本質的に必要なことだけをカメラに定着させたいと思いました。役としてそこにいて、そこで起こっていることに反応していく。内面的なものは、7、8年の準備期間を経ていますから、すでに自分の中に渦巻いていて、むしろ抑えることの方が難しかった。自分でやりたいことはあるんですけど、あえてそれを封じ込んで、そこにいる。プロデューサーを兼ねたからこそ到達できた“無の境地”のようなものがありました」「これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた」『SHOGUN 将軍』では、劇中に登場する日本人はすべて日本の俳優が演じ、外国人とは時に通訳を交えながら、言語の壁を乗り越えて関係を築いていく。真田はこの物語を、日本とハリウッドの合同チームで取り組んだことに意義を感じているようだ。「本作の題材が文化の衝突や、お互いの理解を深めていく、というものですから、このチームが最適だったと思います。この作品を東西のチームが壁を乗り越えて、理解しあい、学び合い、尊重しあいながら作り上げることそのものが、メッセージになっていると思うんです」本作は細部まで日本人スタッフのこだわりと情熱が込められている。一例をあげると本作の衣装をデザインしたのは『蜘蛛の巣を払う女』や『ドント・ブリーズ』も手がけたカルロス・ロザリオだが、すべて日本の生地だけで制作され、どう着るのか、どう動くのか(所作)も含め、日本の専門家が細部にいたるまで徹底的にこだわり抜いた。“日本人が見ても違和感のない海外の作品”がこうして生まれた今、この流れは他の国にも広がっていくかもしれない。「そうなればいいなと思い続けてきました。“異文化を描く時にはこの作品のようでなければならない”というものが、こうしてできたわけですから、この作品が“ニューノーマル”になってほしいと思っています。異文化を描く時にはここまでやらなければ、クリエイターとして恥ずかしいよ、と言われるきっかけになってほしいと思うんです」なぜ、真田広之は海外に拠点を移してまで、日本人の文化や魂を世界に伝えようとしてきたのだろうか? 流されることなく、仲間をつくり、丁寧に説明し、自ら率先して動いてきた原動力はどこにあるのだろうか? 真田は「どうでしょうか……」と少し照れ笑いを浮かべてから、穏やかに話し出す。「日本で活動していた頃から1作、1作の積み重ねと言いますか、導かれてきた感じがするんです。この作品のテーマでもありますが“宿命”のようなものを僕は少し感じていますし、これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた気がするんです。どれかひとつでも欠けていたら、違う道を選んでいたかもしれない。シェイクスピア(真田は1999年と2000年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』に出演し、名優ナイジェル・ホーソンらと共演した)がなければ、『ラスト サムライ』に飛び込まなかったかもしれない。『ラスト サムライ』がなければ次もなかった……何ひとつ欠けてもここにいないと思うんです。だから、すべての作品との出会いに感謝していますし、畑を耕し続けて種を植えて水をやって、この作品でプロデューサーというタイトルを得たことで、そこに“光”を当てられた気がするんです。それまで欠けていたもの、最後の大事なものがやっと備わった。だからこの作品は僕にとって“最初の一輪”なのかもしれないですね」そう、本作は真田のこれまでの集大成であり、次なる章のはじまりを告げる作品なのだ。「自分の中でも“はじめの一歩”という言葉が出てくるんです。そうしなきゃいけないとも思っています。これがゴールじゃないことは本能的にわかっていて、これを布石にどこまで行けるのか、後進をどこまで育てられるのか。僕が大先輩から受け継いだものを、伝えていくポジションになってきたと思うんです。年齢的にも。そこでプロデューサーという新たな経験をしたことで、還暦を過ぎて新たな一歩を踏み出したので、毎日が本当に楽しいんです(笑)。クリエイティブに関わることができて、物申せる立場にある。その醍醐味をこれからもキープしながら、培ってきたものをすべて投入できる新しい作品に出会えるように触覚を磨いていきたいです」真田の長い長い活動と戦いがいま、『SHOGUN 将軍』という名の一輪の花に結実した。それは日本人の心に響く、世界各地の人を魅了する花として人気を集めるだろう。季節はめぐる。真田広之はまだ進み続ける。地球のどこかで彼と仲間たちが植えた花が咲き乱れる日は近い。『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中(c)2024 Disney and its related entitiesCourtesy of FX Networks
2024年02月28日法政大学ではHOSEIミュージアムと野上記念法政大学能楽研究所が共同して2月から4月にかけ、法政大学市ケ谷キャンパスにてテーマ展示「能の伝統と現代」を行います。HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」能楽には、「伝統芸能」としての側面と、「現代に生きる芸能」という、二つの側面があります。本展では、能楽の価値や魅力を現代の社会に向けて発信してきた野上記念法政大学能楽研究所の数々の試みと、国際的にも認知度を高めてきた過去10年あまりの軌跡をご紹介します。【「能の伝統と現代」の開催概要】<会期>2023年2月17日(金)~2023年4月26日(水)<会場>HOSEIミュージアム ミュージアム・コア(東京都千代田区九段北3-3-5 法政大学九段北校舎1階)<展示内容>・チェコ語の狂言VTRチェコ語で狂言を演じ、その魅力を広く伝えている団体「なごみ狂言会チェコ」。能楽研究所の特別企画として、茂山家と共に東京公演を行った(2016年7月)。・古伝書の記事に基づいて復元した能の舞台装置『観世流作物之図』を参考に、今は使われていないかたちの酒壺を製作。蓋を開けると酒が飛び出すからくり。・先端技術を用いた能舞台の復元図面を基に寛永(1624-1644)頃江戸城二の丸の能舞台をCGで再現。本学デザイン工学部建築学科との学際研究として行われた。(チラシ)HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」 *新型コロナウイルス感染症の状況で展示期間が変更になる場合もあります。下記Websiteをご確認下さい。HOSEIミュージアムWebsite 【野上記念法政大学能楽研究所について】野上記念法政大学能楽研究所は、元法政大学総長野上豊一郎博士の功績を記念し、1952年(昭和27年)に創設されました。設立当初から研究の基礎となる能楽資料の収集と整備に力を注ぎ、豊富な文献資料を広く公開・公刊して、研究や舞台活動に寄与してきましたが、近年は、国際的な研究協力や他領域との学際研究など、新しい分野での活動にも積極的に取り組んでいます。また、能楽に関わる様々な分野の専門家を育成するための教育プログラム、能楽に関する講座やセミナーを通しての普及活動、外部の博物館・美術館での展示への協力など、研究成果の社会への還元にも努めています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日株式会社朝月に所属する『野上こうじ』が、2022年の今年歌手生活40周年を迎えます。また、60歳という節目の年を迎え、2022年9月18日(日)に記念パーティーを開催いたします。野上こうじ 歌手生活40周年&華寿祝 記念パーティー開催野上こうじは「星光二」という名で1982年にデビュー、1988年に「野上こうじ」に改名して活動しております。これまで精力的にコンサートやランチ・ディナーショーを開催してきました。昨年、当社所属の司洋人とのデュエット曲「天神橋」をリリース。コロナの影響により、キャンペーンがままならない状況ですが、今後、日本全国を駆け巡って「天神橋」を広めていきたいと意気込んでおります。天神橋(野上こうじwith 司洋人)【パーティー詳細】□日時2022年9月18日(日)11:30 開場 12:00 開演□場所ホテルニューオータニ 鶴の間〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4-1TEL:03-3265-1111□料金28,000円(税込) コース料理&ドリンク付き□お問合せ株式会社朝月東京都杉並区荻窪5-8-12 MYビル041号室担当: 川合 研太郎TEL : 03-5397-6767FAX : 03-3398-1858MAIL: asazukichinatsu@gmail.com kenkkawai2648@gmail.com 【野上こうじプロフィール】本名 :中村光男生年月日 :9月27日出身地 :埼玉県越谷市血液型 :O型趣味 :そうじ好きな食べ物:肉・果物・刺身目標 :皆様に愛され喜んで戴ける、心ある歌手になりたい。公式サイト 公式YouTube「ブラックコーヒー&みるく」 公式Instagram「株式会社朝月」 野上こうじ【ディスコグラフィー】◇シングル◇・2008.8.20北運河/別れるあなたにラブソング(With 浅岡ゆうこ)・2010.6.2『アカシアの咲く街札幌』作詞:高柳三千子 作曲:朝月廣臣 編曲:佐野博美C/W「ふたりのナイトラブ(Withちなつ)」作詞:高柳三千子 作曲:朝月千夏 編曲:佐野博美・2012.9.19『すべてに感謝』作詞:高柳三千子 作曲:朝月千夏 編曲:伊戸のりおC/W「薄野物語」作詞:喜多条忠 作曲:美樹克彦 編曲:庄司龍・2014.4.23『紫の薔薇』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「せめて今夜は歌いましょう」作詞:浅野愛子 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2015.6.17『黒いサルビア』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「ふるさとの空は今日も」作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2016.8.24『赤いラナンキュラス』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「あの日」作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2018.10.24『白いストレチア』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「天神橋(with 司洋人)」作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2021.5.19『天神橋(野上こうじ with 司洋人)』作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二【レギュラー番組】『歌謡最前線』チバテレ :毎週火曜日 8:30~9:00BS12 トゥエルビ:毎週金曜日 5:00~5:30『野上こうじと藍ようこの歌謡音楽館』テレ玉 :毎週水曜日 6:25~6:55群馬テレビ:毎週火曜日 9:00~9:30 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日漫画『ベルセルク』などで知られる、漫画家の三浦建太郎さんが亡くなったニュースが、日本中を駆け巡った2021年5月20日。1989年に連載開始した『ベルセルク』は、最新刊である40巻が2018年に発売され、続きを待ち望む声が絶えませんでした。そんな中での、突然の作者の訃報。一時は『未完の大作』といわれた『ベルセルク』でしたが、三浦さんがこの世を去ってから約1年が経った2022年6月7日、連載再開が発表されました。『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46 — ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022 再開後の連載は、三浦さんが生前、周囲に話していた『ベルセルク』のエピソードやキャラクターをもとに構成していくとのこと。また、生前の三浦さんが記した構想メモと、キャラクターデザインも見つかったといいます。「三浦さんが作ろうとしていた原稿を、我々が完璧に形作ることは不可能ですが、三浦さんが話していたことから決して逸脱しないように、漫画を校正していきます」白泉社ーより引用連載再開にともない、そうコメントを発表した青年漫画雑誌『ヤングアニマル』の編集部。今後、監修を三浦さんの親友であり、漫画家の森恒二さんが、漫画は『ベルセルク』で三浦さんのアシスタントを務めていた『スタジオ我画』が担当するといいます。また、連載再開後のクレジットは『原作・三浦建太郎漫画・スタジオ我画監修・森恒二』となります。連載再開の発表は大きな話題を呼び、期待の声が多数寄せられました。連載再開は、2022年6月24日発売の『ヤングアニマル』13号から。新たな『ベルセルク』の始まりの日を、多くのファンが待ち望んでいます。[文・構成/grape編集部]
2022年06月07日「スッキリしている。今年もしっかり最後に投げられて悔いはない」こう語ったのは今季限りで現役を引退する巨人の野上亮磨投手(34)。2019年10月の左アキレス腱(けん)断裂から復活し、4月には605日ぶりに登板を果たすも、右肩の不調で5月に登録抹消となったまま、引退を迎えた。左アキレス腱(けん)の断裂の際、長いリハビリ生活を支えたのは妻で元モーニング娘。の石川梨華(36)。「石川さんは結婚後、野上選手を支えながら育児に専念するため、ファンクラブ向けのバースデーイベント以外はほとんど仕事をしてきませんでした。実は石川さんは、男性を好きになる条件として“巨人ファンじゃない人”と挙げるほど熱狂的な阪神ファン。ですが、野上選手が西武から巨人に移籍した際には『どの決断でもついていく』と野上選手に伝えたとか。石川さんはもともと世話好きな性格ということもあり、これまで熱心に野上選手を支えてきました」(芸能ライター)モー娘。時代の先輩・飯田圭織(40)も石川の結婚発表時に自身のブログで、『しっかりと責任感も待っているし、世話好き(たまに小姑と言われる事も(笑))で素敵な奥様になるでしょうね』とメッセージを送っていた。妻の支えも受けながら続けた現役生活を終える野上。対照的に、一部では石川の“復活”を期待する声があがっていると、ある芸能関係者はいう。「野上選手と石川さんの間に生まれた2人の男の子はまだ3歳と1歳。これからますます子育てにお金がかかるでしょうから、一家の大黒柱だった野上選手が引退するとなると、石川さんの芸能活動再開を期待する声が芸能界でも少なからずあがっているのです」実際、石川もその“予兆”ともとれる行動をしている。7月、石川は自身のブログで、実に10カ月ぶりに自撮り写真を投稿。《最近は子どもの写真ばっかり撮ってて自撮りしないから……お化粧も滅多にしないから……自分で自分がイケてるのかもイマイチなのかも正直分からない》と不安を吐露していたが、モーニング娘。時代と変わらぬ美貌にファンは歓喜していた。さらにこの投稿では、《でもさみんなはあの頃の自分大好き梨華ちゃんにまた会いたい??》《実はね密かに梨華ちゃんスイッチそろそろ入れようかなと自分磨き始めてます》と芸能活動復帰を“匂わせる”ようなメッセージが。この投稿以降も連続で自撮り写真を投稿している石川。ブログが投稿された時点で野上の引退が決定していたかは定かではないが、ネット上ではファンの期待が高まっている。《梨華ちゃんそろそろ復帰かしらね準備はしていたようだし。》《ついに石川梨華ちゃんが復活するのではないか。》《野上選手引退するのか応援してただけに悲しい梨華ちゃんになんか動きあるかな》
2021年10月28日東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹の戯曲に、国内外の演出家が挑むシリーズ企画。その第5弾は、2000年にNODA・MAPで初演された『カノン』を野上絹代の演出で上演。新型コロナウイルスの影響で昨年は公演中止、そして今年も初日延期となったが、いよいよ8月25日(水)にシアターイーストにて開幕する。野上絹代は、社会性とポップなユーモアを併せ持つ作品をアップデートする劇団「快快(ファイファイ)」のメンバーで、2015年に「演劇系大学共同制作Vol.3」で『カノン』を演出。これを目にした野田が「冴え渡った演出に吃驚し、再演をすれば、更に磨きがかかるのではないか」と、その才能を見込み再演を希望。そこから企画が動き出し、今回、野上演出での『カノン』再演が実現することに。物語は、牢番の太郎が囚われの身の沙金に心奪われ、牢から逃してしまうことから始まる。その罪の放免の為に、太郎は権力者・天麩羅判官に沙金率いる盗賊団のアジトで“ある事”を探る密偵を命じられる。窃盗に対して弱腰の太郎だったが、思想犯で捕らえられた弟・次郎を助けるために人を殺め、罪を重ね、更に沙金への想いを募らせていき……。太郎を演じるのは、舞台出演は今回が2度目となる中島広稀。「1年以上前に一度稽古を終えた『カノン』ですが、お披露目をせずに今回もう一度稽古から始まる事に少し戸惑いがあるのは事実です。しかし、キャストの皆様のお顔、稽古風景を思い浮かべると戸惑いよりも期待感を強く抱いています」と明かしていたが、新たな稽古を経てどんな太郎を体現してくれるのかに注目。そして沙金役のさとうほなみは「“前へ行くよ、前へ”。わたしが演じさせて頂く沙金の作中での台詞です。このひとことにわたしはすごく心を動かされました。ただ前向きなだけの言葉でもなく、後ろ向きな言葉でもない。すごく強い意志を感じました。また前に進める機会を頂けたこと、心より感謝しております」とコメント。「ゲスの極み乙女。」のドラマ―としての活躍ほか、演技でも注目される彼女の新たな魅力にも期待だ。また、天麩羅判官役は野田作品にも多く出演してきた渡辺いっけいが務める。役者たちが縦横無尽に舞台上を走りまわり、その疾走感がスペクタクルに昇華する名作『カノン』。野上絹代の演出と新たなキャスト陣でどのように再構築されるのか注目を。文:伊藤由紀子『カノン』作:野田秀樹演出:野上絹代出演:中島広稀 / さとうほなみ名児耶ゆり / 永島敬三 / 大村わたる / 山本栄司 / 長南洸生 / 緒形敦 / 川原田樹手代木花野 / 佐々木美奈 / 前原麻希 / 本多遼 / 湯川拓哉 / 小田龍哉 / 村田天翔 / 竹内蓮 / 田坂歩木津誠之 / 家納ジュンコ / 佐藤正宏渡辺いっけい2021年8月25日(水)~2021年9月5日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト※公演関係者の新型コロナウイルス感染により、8月25日(水)~8月28日(土)公演が中止となりました。最新の公演情報は公演公式サイトよりご確認ください。
2021年08月25日作・野田秀樹、演出・野上絹代の舞台『カノン』が、8月19日(木)〜9月5日(日)に東京芸術劇場シアターイーストにて上演される。2009年、野田の芸術監督就任以来、次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する「芸劇eyes」シリーズを上演している東京芸術劇場。今回の『カノン』は、野田の戯曲に国内外の演出家が挑むシリーズ企画。きっかけとなったのは2015年、演劇系大学共同制作Vol.3で上演された本作『カノン』に遡る。野上演出の舞台を目にした野田が「再演をすれば、さらに磨きがかかるのではないか」と言葉を残し、さらなる進化を遂げた『カノン』の熱気をシアターイーストに蘇らせる本企画へと至った。しかし、新型コロナウィルスの影響で本番直前に中止が決定。この度、1年半を経て、野上演出版2021年『カノン』がシアターイーストの舞台に戻ってくる。『カノン』の物語は、牢番の太郎(中島広稀)が、囚われの身の沙金(さとうほなみ)に心奪われ牢から逃すことから始まる。その罪から放免されるため、太郎は沙金率いる盗賊団のアジトに潜り込んで探ることを、都の権力者・天麩羅判官(渡辺いっけい)に命じられる。太郎役の中島広稀は、「時を経てご覧になっていただけること、才能溢れるキャストとまた時間をともにできることを嬉しく思っています。1年以上前に一度稽古を終えた『カノン』ですが、お披露目をせずに、もう一度稽古から始まることに少し戸惑いがあるのは事実です。しかし、キャストの顔、稽古風景を思い浮かべると戸惑いよりも期待感を強く抱いています」とコメント。また、沙金役のさとうほなみは、「“前へ行くよ、前へ”。私が演じさせて頂く"沙金"の作中での台詞です。このひとことに私はすごく心を動かされました。ただ前向きなだけの言葉でもなく、後ろ向きな言葉でもない。すごく強い意志を感じました。また前に進める機会をいただけたこと、心より感謝しております」と語った。チケットは7⽉17⽇(⼟)10:00から発売。『カノン』2021年8月19日(木)~9月5日(日)東京芸術劇場シアターイースト作・野田秀樹、演出・野上絹代出演:中島広稀、さとうほなみ、名児耶ゆり、永島敬三、大村わたる、山本栄司、長南洸生、緒形敦、川原田樹、手代木花野、佐々木美奈、前原麻希、本多遼、湯川拓哉、小田龍哉、村田天翔、木津誠之、家納ジュンコ、佐藤正宏、渡辺いっけい
2021年07月13日昨年はコロナ渦で多くの映画が公開延期になり、莫大な予算を投じたハリウッド大作が次々と公開を延期した。そのため、2021年は昨年に公開される予定だった超大作と、今年公開予定の映画が揃って待機中。まだ予断を許さない状況で、さらに公開が延期になる可能性もあるが、今年は例年以上に映画館の大スクリーンで観たい作品が揃っている。映画ファンがその公開を待ちわびるも、やむなく公開延期を繰り返している『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は今年こそスクリーンに登場することになりそうだ。映画史にその名を刻むアイコン的存在“ジェームズ・ボンド”をこれまでにない側面から描き出したダニエル・クレイグ主演のシリーズは名作『007 スカイフォール』など、単なるスパイアクションにとどまらない作品を生み出してきた。そんなクレイグが“最後の出演作”と明言する『…ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、現役を退いたボンドが誘拐された科学者の救出を依頼され、正体不明の敵と対峙する。『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を、『ラ・ラ・ランド』でオスカーに輝いたリヌス・サンドグレンが撮影を務め、ビリー・アイリッシュが主題歌を担当。『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがボンドに敵対するキャラクターを演じる。緊張感あふれるアクションを次々に繰り出しながら、これまでのシリーズでは多く描かれてこなかったボンドの過去や内面に迫った本シリーズ。慎重に創作が重ねられた本作は、最適な公開時期を探りつつ、その日を待っている。そのほかにも映画館の大画面、大音響で観たい大作が目白押しだ。昨年話題を集めた『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督も公開を楽しみに待っているという『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はシリーズ9作目。カスタムカーが空を舞い、潜水艦と一騎打ちし、戦車と真っ向勝負を繰り広げてきた“ワイスピ”シリーズ。新作でも観客の想像の斜め上を爆走するような超絶アクションが待っているはずだ。ほかにも日本生まれの人気ゲームを実写化する『モンスターハンター』や、マーベル最新章を告げる『ブラック・ウィドウ』、ディズニーランドの人気アトラクションを基に生まれた一大アドベンチャー大作『ジャングル・クルーズ』、ミュージカル史に残る名作をスティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー』、アイヴァン・ライトマン監督の名作を息子ジェイソンが引き継いで再始動させる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』も今年公開予定。映画館でみんなで集まって観たい作品がズラリと並んでいる。昨年の前半は『パラサイト 半地下の家族』が口コミで動員を増やし、オスカー受賞のニュースがもたらされるなど話題を集めたが、今年も賞レースの有力候補とみなされている作品が続々と公開になる。トロント映画祭、ヴェネチア映画祭で作品賞に輝いた『ノマドランド』は3月26日から公開。季節労働をしながら、車でひとり孤独な旅を続ける女性が、旅先で様々なノマドたちに出会い、心を通わせていくドラマが描かれる。主演のフランシス・マクドーマンドは『スリー・ビルボード』でもオスカーを手にした当代きっての名女優で、今年も各映画賞で彼女の名前が繰り返しあがることになるだろう。また、オスカー常連のA24とPALN Bがタッグを組んで制作にあたった『ミナリ』や、Netflixで配信中の『シカゴ7裁判』も各映画賞の有力候補と目されている。なお、今年のアカデミー賞は4月25日に延期になっているが、授賞式は行われる予定だ。アニメーション映画も今年は数多く公開される。現在、ディズニープラスで配信中の『ソウルフル・ワールド』が絶賛を集めているピクサーは、最新作『ルカ』を6月に全米で公開予定。昨夏に公開を予定していた『ミニオンズ フィーバー』も少し遅れたが今夏に公開を予定している。喧嘩ばかりしている人気コンビの活躍をアニメーションと実写を融合させて描く『トムとジェリー』や、ディズニーの最新作『ラーヤと龍の王国』も今年、映画館のスクリーンに登場する。いずれも時間とアイデアをふんだんに投じて制作された作品ばかりで、日本だけでなく世界各地で人気を集めることになりそうだ。ほかにも、ザ・ビートルズが1969年に行った通称“ゲット・バック・セッション”の際に撮影された膨大な記録映像を、ピーター・ジャクソン監督が再編集したファン垂涎のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』、ケネス・ブラナーが再び名探偵ポアロを演じる『ナイル殺人事件』、日本でも撮影が行われたアクション作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などの話題作も公開に向けて待機中。昨年は新作が映画館で上映されることなく配信サービスに直行するニュースなども流れたが、映画館でみんなで集まって、大きな画面で新作映画を楽しむ、そんな映画ファンの“なんてことのない日常”が早く戻ってくるのを願うばかりだ。■2021年に公開予定の外国映画(一部)1月1日 新感染半島 ファイナル・ステージ3月5日 ラーヤと龍の王国3月12日 キングスマン:ファースト・エージェント3月19日 トムとジェリー3月26日 モンスターハンター3月26日 ノマドランド3月26日 映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!4月29日 ブラック・ウィドウ5月21日 フリー・ガイ7月9日 シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)8月13日 ジャングル・クルーズ8月27日 ザ・ビートルズ:Get Back10月29日 エターナルズ(原題)12月10日 ウエスト・サイド・ストーリー2021年 ゴーストバスターズ/アフターライフ2021年 ワイルド・スピード/ジェットブレイク2021年 モービウス2021年 ナイル殺人事件2021年 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ2021年 ミニオンズ フィーバー2021年 クワイエット・プレイス 破られた沈黙2021年 G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ2021年 ピーターラビット2/バーナバスの誘惑2021年 ザ・バットマン(C) 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation(C)Marvel Studios 2020(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.(C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.(C) 2020 Disney. All Rights Reserved.(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved.(C)Constantin Film Verleih GmbH
2021年01月03日元モーニング娘。でタレントの石川梨華(34)が11月18日、第2子の妊娠を発表した。石川の夫は読売ジャイアンツ・野上亮磨投手(32)。ネットでは祝福の声とともに野上投手へのエールが続々と上がっている。同日、自身のブログで「最近はマイペース過ぎてなかなか更新できなくてごめんなさい」と切り出した石川。そして「近況と言いますと…現在私は2人目を妊娠中です!来年の1月に出産予定です」と明かし、「今は家族との時間を大切に 穏やかに日々過ごしています」と報告した。そして「それでは!また近いうちに…ブログに書きます!きっと…笑」と結んだ。石川は17年3月に野上投手との結婚を発表した。そして同年11月には第1子妊娠を明かし、18年4月に男児の出産を報告した。Twitterでは「石川梨華」がトレンド入りを果たし、さらに《チャーミーさん(石川梨華)、ご懐妊おめでとうございます~》《おめでとうございます、梨華ちゃんが幸せそうで何より》《石川梨華ちゃんが第2子妊娠中ってことも知ってすんごく嬉しい夜》と祝福の声が相次いでいる。いっぽう夫・野上投手は本業でなかなか結果が出せないでいる。17年に西武ライオンズから読売ジャイアンツに3年契約でFA加入したものの、18年の戦績は25試合4勝4敗。移籍2年目となる今季は13試合に登板し1勝2敗だった。さらに10月には左アキレス腱を断裂し、手術を受けると発表したばかりだ。そのため「お子さんのためにも!」と来季に期待する声が上がっている。《おめでとうございます。野上、しっかりしないといけませんよ!》《守るものが増えた旦那様には来シーズンは奮闘してもらいたいです》《さっ、父ちゃん!!来年こそは頼むぞ!!今までの経験と技術を発揮してくれよ!!》
2019年11月19日人気シリーズ最新作、現代的なテーマの西部劇やミュージカル風味の伝記映画に、タランティーノの最新作など。今年の夏の大作映画は見逃せない作品ばかり!『ロケットマン』ド派手ミュージシャンの波瀾万丈な半生がヒット曲とともに蘇る!故ダイアナ妃との友情やエイズ撲滅の闘士として知られるエルトン・ジョン。幼くして音楽に開眼し、ヒットを連発する人気シンガーとなってからは奇抜な衣装とド派手なパフォーマンスで一世を風靡。しかし、華やかなイメージの裏で、彼は真の愛を求め続けていた!?毒親のトラウマや裏切りを乗り越え、自分を愛すことを知ったエルトンの波瀾万丈の半生を、ヒット曲に乗せて再現する伝記ドラマ。エルトン役のT・エガートンはハードな訓練を重ね、実際にヒット曲を熱唱。一緒に口ずさみたくなること間違いなし。監督/デクスター・フレッチャー出演/タロン・エガートン、ジェイミー・ベルほか8月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©2019 Paramount Pictures. All rights Reserved.『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』シリーズ最新作は痛快アクションと笑いがぎっしり!テロ組織から新型ウイルス兵器を奪還するMI6の作戦は、謎の男の襲撃で失敗。唯一生き残ったエージェント・ハッティは自らの体にウイルスを注入し逃走。CIAは彼女の保護のため、元FBIのホブスと元MI6のショウを招集する。『ワイルド・スピード』でおなじみのホブス&ショウが謎の組織の陰謀を阻むために体を張って大活躍。「ワイスピ」ならではの疾走感あふれるカーチェイスはもちろん、手に汗握るガチンコアクションや豪華キャストによるおバカな笑いが詰まった贅沢な快作。監督/デヴィッド・リーチ出演/ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバほか8月2日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©UNIVERSAL PICTURES『荒野の誓い』古典的な西部劇に現代的メッセージを盛り込んだ傑作。1892年の西部、インディアン戦争の英雄ブロッカー大尉は末期ガンに苦しむシャイアン族の長イエロー・ホークを故郷モンタナまで護送する命令を受ける。渋々、任務につく大尉と部下だが、道中の危険を乗り越えるうちにある真実に気づき始め…。人種差別や敵愾心は憎悪しか生まず、和解と許しこそが人間には必要と教えてくれる深いメッセージを盛り込んだ傑作。オスカー俳優C・ベールが人間的に成長する軍人を熱演。アメリカ先住民の文化や人間性へのリスペクトも伝わり、見ごたえ十分。製作・監督・脚本/スコット・クーパー出演/クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディほか9月6日より新宿バルト9ほか全国公開。©2017 YLK Distribution LLC. All rights reserved.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ハリウッドへの郷愁と愛情が詰まった大胆ファンタジー。1969年のハリウッド、TVスターのリックは映画界への転身に失敗し、怯えていた。その頃、リックのスタントマンを務めるベトナム帰還兵ブースは、マンソン・ファミリーの女性と親しくなる…。チャールズ・マンソンに率いられたカルト集団によるシャロン・テート虐殺事件が起きるなど過渡期にあったハリウッドで、「もしこんなことが起きていたら」とタランティーノ少年が夢見たような大胆ファンタジー。現実と空想をユーモラスに融合させるタランティーノ節が炸裂!監督・脚本/クエンティン・タランティーノ出演/レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか8月30日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開。※『anan』2019年8月7日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年08月05日映画『オーヴァーロード』が、2019年5月10日(金)、全国の劇場で公開される。J.J.エイブラムス手掛けるサバイバル・アクション大作映画『オーヴァーロード』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを手掛けたJ.J.エイブラムスらが製作するサバイバル・アクション大作。監督にはロンドン映画祭・最優秀作品賞にノミネートされたクライムサスペンス映画『ガンズ&ゴールド』のジュリアス・エイヴァリー、脚本には『ハンガーゲーム』や『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイと『レヴェナント:蘇りし者』のマーク・L・スミスを迎えた。ナチスの要塞で遭遇する"未知の敵"『オーヴァーロード』の舞台となるのは、1944年、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦の末、生き残った兵士たちはナチスにより要塞化した教会に潜りこむが、地下の謎めいた研究所で彼らが遭遇したのは、誰も見たことのない敵だった…。解禁となった場面写真には、大迫力の爆発シーンが写されており、本格ミリタリーアクションを予感させる。また、J.J.エイブラムスの過去作『クローバーフィールド』や『SUPER8/スーパーエイト』を連想させる不穏な生物も登場するようだ。ジョヴァン・アデポらが出演主人公の米軍二等兵・ボイスを演じるのは、第89回アカデミー賞作品賞にもノミネートされた『フェンス』で長編映画デビューを飾ったジョヴァン・アデポ。世界中で議論を巻き起こしたサイコ・ミステリー『マザー!』などにも出演している。寄せ集めの部隊の指揮を執る伍長・フォード役は、様々な映画やTVドラマで活躍するワイアット・ラッセル、ナチス占領下の村で自らの危険を顧みず、米兵たちを匿う娘・クロエ役は、『オーヴァーロード』がデビュー作となる新人女優マティルド・オリヴィエが担当。また『ゴースト・イン・ザ・シェル』や TVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演するピルー・アスベックが、ナチス親衛隊将校・ワフナーを演じ、脇を固める。ストーリー1944年6月、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、侵攻作戦の成功を担う重要な使命を帯びた米軍・落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦を経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔に潜り込むが、地下にある謎めいたナチスの研究所で彼らが遭遇したのは、これまで誰もみたことのない敵だった―。【詳細】映画『オーヴァーロード』公開日:2019年5月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー製作:J.J.エイブラムス、リンジー・ウェバー監督:ジュリアス・エイヴァリー脚本:ビリー・レイ、マーク・L・スミス原案:ビリー・レイ製作総指揮:ジョー・バーン、ジョン・コーエン、コリー・ベネット・ルイス出演:ジョヴァン・アデポ、ワイアット・ラッセル、ピルー・アスベック、マティルド・オリヴィエ、ジョン・マガロ、イアン・デ・カーステッカー配給:プレシディオ
2019年03月29日いよいよ今月29日に「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開初日を迎えるが、これから夏にかけて洋画の大作が続々と公開される。作品の完成度が保証されていると言っても過言ではない人気シリーズぞろい。注目の4作品を紹介する。○■『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)「スター・ウォーズ」シリーズ最新作の中でも、ファンを中心に特に人気の高いキャラクター、ハン・ソロ。彼が銀河最速のパイロットになるまでの知られざる若き日が描かれる。コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』の出演で人気を博した若手注目株、オールデン・エアエンライクが主人公の若きハン・ソロを熱演。監督は『ダヴィンチ・コード』や『ビューティフル・マインド』などのロン・ハワードが務めた。今月、オールデンとロン・ハワード、そして、ハン・ソロの相棒・チューバッカが来日。ジャパンプレミアには約1000人の観客が駆けつけ、期待の高さをうかがわせた。○■『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した「ジュラシック・パーク」シリーズが、2015年に『ジュラシック・ワールド』として新たにスクリーンに登場し大ヒットを記録したが、今夏、最新作が公開される。前作に引き続き、クリス・プラットを主演を務め、崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が再び舞台に。島にある火山に大噴火の予兆が現れ、オーウェン(クリス・プラット)は、危険を承知の上で恐竜たちを救出するのかどうか、究極の選択を迫られる。2015年に世界No.1の興行収入を記録したメガヒット作の続編として大きな注目を集めている。○■『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)トム・クルーズの代名詞ともいえる人気シリーズの最新作が再びやってくる。トム演じるイーサン・ハントが、お馴染みのメンバーを含む精鋭チームを率いて、3つの都市を標的にしている核爆弾を食い止めるために奮闘することになるという。御年55歳のトムは、本作でも現役バリバリ。ビルからビルへ飛び移ったり、自らヘリコプターを運転してのカーチェイスならぬヘリチェイスまで危険度マックスのシーンに挑んだ。衰えを知らぬトムの姿と大迫力のアクションは、劇場で見なければもったいない。○■『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)主人公スコット・ラングが、身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"として活躍するマーベル・スタジオ映画『アントマン』の最新作。元泥棒でバツイチ、愛娘ともなかなか会えず、現在もFBIの監視下に置かれているスコットの前に、新型スーツの力を手に入れた完璧ヒロイン”ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインと、”アントマン”スーツの開発者ピム博士が表れる。そして、1.5cmになれるという“アントマン”の秘密を狙っているという、謎の敵“ゴースト”が登場。この強敵にアントマンたちはどう立ち向かっていくのか。新感覚のサイズ感とスケール感、そしてコメディセンスにも期待だ。
2018年06月22日東京と大阪のビオトープ(BIOTOP)では、写真家・野上眞宏の写真展「BLUE: Tokyo 1968-1972」を開催する。5月19日から30日まで東京・白金台のBIOTOPで、6月15日から26日まで大阪・南堀江のBIOTOP OSAKAで開催。本展は、1947年に東京に生まれ、1974年に単身渡米後、30年以上をアメリカで過ごした野上が、渡米前の21歳から25歳の間に撮影したモノクロ作品を展示。本展のために、2014年に発表されたiPad写真集アプリ『Snapshot Diary』収録の4,000枚点以上の膨大な写真から、約40作品を野上本人がセレクトした。展覧会タイトル「BLUE」は、野上が好んで聴いていたジョニ・ミッチェルのアルバム名より、60年代末から70年代初めの東京で、将来の不安を抱えながら青春時代を過ごしていた彼の当時の心境を表現している。その沈んだ気分とは裏腹に、渡米前の若き野上が、何かに急き立てられるように写真で日々記録していた1968年から1972年の光景が写し取られている。銀座、原宿、表参道、渋谷、六本木の街、そして、「はっぴいえんど」をはじめとする、ミュージシャンやさまざまなジャンルのアーティスト、友人たちの姿は、どれもが魅力に溢れ、当時のカルチャーシーンが、ここに鮮やかに、そして静かに伝えられる。本展の開催を記念し、イベント初日の5月19日の17時より、BIOTOP3階の「irving place(アーヴィングプレイス)」にて、野上眞宏と音楽家・細野晴臣のスペシャルトークショーを開催。同じ高校、大学に通い、旧友である2人が、写真展のテーマでもある1968年から1972年の東京のさまざまなシーンとともに当時のエピソードを振り返る。また、野上の作品からデザインしたTシャツ4種(各8,000円)を、ビオトープの限定商品として数量限定で展開。さらに、展示作品を含む約190点のモノクロ写真で構成された、新たな編集による新刊写真集『BLUE: Tokyo 1968-1972』(4,800円)を、BIOTOPにて先行発売する。【展覧会情報】野上眞宏 写真展「BLUE: Tokyo 1968-1972」会期:5月19日~5月30日会場:BIOTOP住所:東京都港区白金台4-6-44時間:11:00〜20:00会期:6月15日~6月26日会場:BIOTOP OSAKA住所:大阪府大阪市西区南堀江1-16-1 1/2/4階時間:11:00〜21:00【書籍情報】『BLUE: Tokyo 1968-1972』発行:OsirisB4判変型(23×24 cm)/ハードカバー/上製本/204ページ発売日:6月1日 ※5月19日よりBIOTOP店頭でのみ先行発売価格:4,800円
2018年05月17日料理家・お弁当コンサルタントとして、テレビ番組でも活躍中の野上優佳子さんは、社会人と大学生の娘さんと小3の息子さん、3人のママ。上のお子さんの時からPTA委員を積極的に引き受けるなど、超多忙な日々にもかかわらず、「夜は11時に寝る」「朝食と夕食は子どもと一緒に食べる」など、時間にも心にも余裕があるように見えます。そんな野上さんに、子育てへの考え方や、日々の料理に込める想いを聞きました。【野上優佳子さん プロフィール】料理家・弁当コンサルタントとして各メディアで活躍。全国各地での講演を行うほか、お弁当箱などの商品開発アドバイザーも務める。30年以上お弁当を作り続け、300個以上のお弁当箱を使用した経験に基づき、日々お弁当を作る母目線での「実用性と汎用性の高いレシピと鋭い洞察」には定評がある。『マツコの知らない世界』(TBS)にお弁当テーマで最短最多出演。著書は『野上優佳子のお弁当おかずの方程式』『お弁当のセカイ』(ワニブックス)、『野上さんちの超ラクチン弁当』(学研プラス)、『夏弁』(主婦と生活社)、『悩まず作れる! おべんとうの手引き』(笠倉出版社)など。HP: Facebook: @mealinsight twitter: @nogami_y instagram: @yukakonogamis 朝食と夕食は、子どもと一緒に食べる「私は優先順位がすごくはっきりしていて、家族との時間が最優先。どんなに忙しくても体はひとつだし、1日は24時間しかないから、割り切るところは割り切っていると思います。夜11時に寝るのもそう。子どもと密に過ごせる時間って仕事人生と比べるとものすごく短い。その期間、多少仕事できる時間が減っても、後から自分の努力次第でいくらでも取り戻せると思っています。それに仕事は誰かが代わってくれても、子どもとの時間は私にしか作れない。そもそも仕事の現場であれこれいうより、子どもと一緒にブランコに乗っているほうがずっと楽しいんですよ」とほがらかに話します。そんな野上さんが忙しい暮らしの中で大切にしているのは、朝食と夕食はできるだけ家族で一緒に食べること。そして、そこでたくさんおしゃべりをすること。「毎日同じ時間に食べて、話を聞く。みんなで食べる一番の理由は、一人で食べるより楽しいから。我が家はみんなおしゃべりで、『今日は何があった?』って私から聞く前に、子どもたちが『今日こんなムカつくことがあってね~』なんて話してくれます。自分の思ったことを言語化するのって結構大事だと思うのですが、おしゃべりすると自分の言葉でちゃんと人に伝わるかの確認もできるんですよね。他人だとどう伝わるか怖くても、家族には恐怖心を持たずに話せます。でも、くだらない話がほとんどですよ。うるさいくらいしゃべって、笑いっぱなし。時間のある週末は夕食に3時間くらいかけて、おしゃべりを楽しんでいます」なんだか賑やかな野上家の食事シーンが目に浮かぶよう。大学生や社会人の娘さんたちは、いまも家で食べるごはんが大好きなのだとか。ママの手料理を囲んで “家族の時間” をなによりも大切にするイタリア人家族の食卓のようで、 野上さんご家族の “あたたかい絆” を感じます。料理は、一番子どもの負担にならない「応援」のカタチ野上さんは子育てに関するこだわりはほとんどなく、基本的に子ども任せ。「私自身、親にあれこれいわれたことはないですし、人のいうことをハイハイと聞くタイプでもなかったので」と笑います。「長女のときは、ほかの子と比べてできないことが目につくこともあったんですが、3人目にもなるとまったく気にならないんですよ。たとえばリボン結びがなかなかできなくてもいつかできると思っているし、たとえずっとできなくてもマジックテープの靴を履けばいいんじゃない、って思う。短期的な結果を求めて子どもを評価しても仕方なくて、心身ともにすこやかであればそれでよし。そのベースになるのが食事だと思っています」次女が通っていた都立高校で、入学時に校長先生からいわれたのが「親御さんにお願したいのは、ちゃんとごはんを作ってほしい」ということ。やる気のある子に「勉強しろ」とうるさくいうのは逆にマイナス。それよりも、「食事で頭脳は作られるから、おいしいお弁当をしっかり作ってください」というのが同校の考え方だったそうです。「長女の大学受験のとき、長女から唯一頼まれたのが、高3の1年間、『どんなものでもいいので、3食(お昼はお弁当)を作って “同じ時間” に出してほしい』ということだけ。勉強するにも体が資本。料理は一番子どもの負担にならない応援の仕方な気がします」野上さんが以前対談した脳科学者の方によれば、「頭のよくなる食べ物」があるのではなく、「脳のはたらきに刺激を与えるもの」を食べることが重要なのだとか。具体的には、色や食感、味にバリエーションをつけるとよいそうです。その点、調理が手軽な “パスタ” は、合わせる食材によって彩りや食感をアレンジでき、脳に刺激を与えやすい優秀な食材。脳の栄養源となるブドウ糖は摂りすぎると眠くなることがありますが、パスタなら野菜や肉と組み合わせてバランスをコントロールしやすいので、娘さんの受験のときにも重宝したそうです。お弁当は外でがんばる家族への「お守り」昔から料理をするのが大好きで、小学校5年生の誕生日プレゼントがオーブンだったという野上さん。中学時代からお弁当を作りはじめ、お弁当歴はいまや30年以上。いまでも週に3~4回お弁当を作っていますが、お弁当で一番大切にしていることは「食べる人が食べたいものを入れること」だとキッパリ。「毎朝、家族を送り出すときは、今日1日楽しく元気に過ごしてくれたらいいなと思いながら、お守りがわりみたいな気持ちでお弁当を持たせているんですよ。たとえば外で、少しイヤなことがあったときも好きなものでお腹が満たされると、ちょっと元気になって、『家に帰るまでがんばるか』くらいに思ってくれるといいなと。それに空っぽのお弁当箱を見れば、今日も元気だったんだなとわかる。少なくともごはんも喉を通らないくらいに気落ちしていたということはないんだな、ってわかって安心できます。外に出たら、イヤなこともいっぱいあるだろうから、お弁当の中身は好きなものだけ。“好き嫌い” は、お弁当に入れて子どもが一人のときにがんばらせるんじゃなくて、家族みんなで『これおいしいよ』っていいながら食べたほうが、子どもの負担にもならないんじゃないかなと思っています」片づけもカンタン! お弁当は「モバイルな食卓」野上さんはお弁当は「モバイルな食卓」だといいます。「お弁当は、家の食卓を箱に詰めて外に持っていって食べるだけのこと。お昼ってだいたい同じ時間に食べるから、場所がちがっても家族みんな同じものを食べている。家庭の食卓って他人にのぞかれないから、そうめんやパスタだけの日もあるのに、なぜか外に持っていくとなると気負っちゃう。でも本来はパスタだけのお弁当の日があってもいい。お弁当はなるべく難しくしないのが一番です」お弁当の中身はゼロから考えようとすると大変ですが、たとえば「A+B+C=弁当」だとして、「A=肉」「B=卵」「C=野菜」とさえ決めておけば、毎日食材や味付けを少し変えるだけでOK。卵焼きのような作り慣れた定番は、失敗しないしおすすめとのこと。また、毎食の料理を多めに作って次へスライドさせるのも、お弁当作りをラクにするコツだそう。「お弁当用に作ったおかずは夕飯の副菜も兼ねて多めに作ります。たとえば、ほうれん草を多めに茹でて半分はごま和えにしてお弁当に、もう半分は夕飯時にかつおぶしをかけておひたしに。夕飯のときも野菜を多めに切ったり茹でたりしておいてお弁当に使います」ちなみに野上家では、お弁当箱を自宅でも活用。留守のときに子どもたちが食べる昼食などもお弁当箱に詰めておくそうです。「蓋をあけるだけでごはんが食べられるのって、ラクじゃないですか。お弁当ってなぜか冷めてもおいしいし。平皿だと冷蔵庫に入れづらいけどお弁当なら重ねて入れられるし、洗いものが少ないから片づけもラク。家で食べるお弁当は持ち運ばないからスカスカでも大丈夫ですよ」パスタは家族の最大公約数野上家では、パスタはごはんやパンと並ぶ主食のレギュラー選手。家には必ず数種類のパスタが常備してあり、切らすことはないそうです。「パスタはみんな大好きで、本当によく食べます。週末の食事のうち1回はパスタですね。我が家は朝食に必ず温かい汁物を出すようにしているのですが、時間がない朝はスープパスタを作ることも多いですね。バリラのショートパスタもよく使いますよ。おいしくて好きというシンプルな理由です」お弁当には「食べる人が食べたいものを入れる」のが野上さんのこだわりですが、一人だけに作るわけじゃないので最大公約数で家族みんなが食べられるもの…と考えたときパスタは優秀。具だくさんのパスタにすればおかずを1品減らせるし、市販のソースを使えば時短もできるし、とても便利だそうです。「わが子に食べさせたいものをお客様にも」の信念のもと、パスタを作り続けて140年以上の「バリラ」は、イタリアNo.1のパスタブランドです。こだわりのデュラム小麦と独自の製造方法により、誰もがおいしいアルデンテに仕上げることができます。ロング&ショートパスタのほか、着色料・保存料が無添加のパスタソース(計5種)も人気。安心安全なパスタソースは、未開封状態で1.5年以上も保存が可能。忙しいママにおすすめのストック食材です。 「バリラ」の魅力はこちら >> ピクニックや運動会に! カンタンで家族が喜ぶ「パスタ弁当」新年度が始まって約一ヶ月経ち、大人も子どもも “疲れ” が出てくる時期。そこで、新しい環境でがんばる家族へ “応援” の気持ちを込めて作りたい、野上さん考案のパスタ弁当をご紹介します。おでかけが気持ちのよいこの季節、カンタンでおいしいパスタ弁当を持って、青空の下でリフレッシュしてみませんか?今回使うのは、「バリラ」のショートパスタ “トロフィエ” 。細いのでソースが絡みやすく、使いやすいパスタです。トロフィー型だからゲン担ぎにもなるので、運動会のお弁当にもいいですね。応援の気持ちを込めるのにぴったり! 毎日のお弁当に使えるアレンジもいろいろ教えてもらいました。「ひき肉だけで簡単! 即席ボロネーゼ」(調理時間:約20分)子どもたちにも大人気なミートソースは、イタリア名で「ボロネーゼ」。「バリラ」のパスタソース “ナポレターナ” を使えば、味わい深いボロネーゼをあっというまに作ることができます。ナポレターナにはイタリア産100%トマトをベースに、既にいろいろな野菜が入っているので、ひき肉を加えるだけでOK。お肉を少し形が残るように炒めると、ミートボール風になって子どもも大喜び。お弁当に入れるときは、牛ひき肉など脂が少なめのものを選ぶと、冷めても油が白浮きしづらくおいしく仕上がります。【材料】(2~3人前)・ 「バリラ」トロフィエ ……250g(即席ボロネーゼソース)・ 「バリラ」ナポレターナ ……1.5カップ・牛ひき肉……250g・玉ねぎ……1/2個 ※・セロリ……10cm分 ※・オリーブ油……大さじ1/2・赤ワイン……大さじ1(料理酒でも可)・水……大さじ1・塩……小さじ1.5※玉ねぎとセロリなしで、牛ひき肉だけでも十分おいしくいただけます。お好みでご調整ください。【作り方】1)玉ねぎとセロリをみじん切りにする。2)フライパンにオリーブ油と 1) を入れて火にかける。軽く炒めたら牛肉を入れ、軽く表面を押さえながら焼き色をつける。しっかり焼き色がついたらひっくり返して、両面焼いたら、ひき肉を木べらで大きく切り分ける。3)赤ワインと水を入れて、沸騰したらソースを加える。再沸騰したら弱火で蓋をして8分煮る。塩で味を整える。4)トロフィエを塩(分量外)を入れたお湯で茹でる。茹であがったら水分をしっかり切って 3) のフライパンに入れてソースを絡ませて、盛り付ける。【さらにアレンジ!】「即席ボロネーゼソース」の活用法・冷蔵で3~4日保存可能。冷凍保存なら密封できる保存袋に入れて2週間程・卵と混ぜてオムレツに。一口サイズに切ればお弁当のおかずにも・焼いたナスやズッキーニを混ぜ、チーズをのせて焼けばグラタンに!【同時にもう1品!】トロフィエを多めに茹でて「春野菜のパスタ」を本場イタリアのリグーリア州では、トロフィエにジェノベーゼとジャガイモ、インゲンを合わせるのが伝統的な食べ方。トロフィエを鍋から上げる前に春野菜を加えて一緒に茹で上げ、バリラの ペーストジェノベーゼ と和えれば本格的な味わいの「春野菜のパスタ」が完成。※今回はブロッコリー、インゲン、スナップえんどう、アスパラガスを茹で上げる40秒前に追加。ペーストジェノベーゼは火にかけると変色するので加熱は避け、使用するペーストジェノベーゼの分量の約10%のゆで汁を加えて溶いてから、パスタと和えるとよい。もう1品、2品もすぐ作れる!パスタソースで時短&アレンジ料理 「バリラ」のパスタソース は、着色料・保存料が無添加なのに、保存期間は1.5年以上(未開封状態で)と、多忙なママにおすすめのストック食材。家庭で作るソースと同じ工程で作られており、既に煮込む手間が省けているので時短調理に大活躍します。おすすめのアレンジ例を野上さんに教えていただきました。「ナポレターナはミネストローネにすると、コンソメなしでもコクのあるおいしい仕上がりに。ペーストジェノベーゼはポテサラに入れても美味。ポモドーロはシンプルなトマトソースなので、チキンのトマト煮込みなど、幅広く使えます」・ミネストローネ:(上)キャベツ、玉ねぎ、セロリ、にんじん、インゲン、ベーコンをさいの目切りにして、フライパンまたは鍋でオリーブ油と一緒に軽く炒めたら水とナポレターナを加え、5分沸騰させて塩で味を整え、熱々のうちにスープジャーへ。3時間ほど経てばおいしいスープに!(鍋で作るなら沸騰した後すぐ弱火にして20分煮る)。・ジェノバ風ポテサラ:(弁当内 上)塩もみしたキュウリと茹でたジャガイモに、ペーストジェノベーゼとレモン果汁を加えて混ぜる。お好みでゆで卵を加えても。・チキンのトマト煮:(弁当内 右)鶏もも肉は余分な脂をそぎ取り、オリーブ油を薄く敷いたフライパンに皮目を下にして並べ、表面に軽く塩こしょうをして、蓋をして中火で3分加熱。皮目にしっかり焼き色がついたらひっくり返して、蓋をしてさらに2分、弱火で加熱。ポモドーロソースを加えてとろみがつくまで軽く煮詰める。【こんなに便利!】パスタソースのアレンジ事例▼ ナポレターナ の活用法・オムライスのベースに・パンに塗ってベーコンや玉ねぎ、チーズをのせてピザトーストに・野菜を混ぜたごはんの上にのせてドリアに・コロッケにつけるソースがわりに▼ ペーストジェノベーゼ の活用法・新じゃが、ゆで卵、キュウリとあえてサラダに・ひよこ豆または大豆の水煮をペーストにして混ぜ、フムス風ディップに・肉や魚のグリルのソースとして・レモンや酢と混ぜて即席ドレッシングに▼ ポモドーロ の活用法・お肉に添えて・オムライス用チキンライスの味付けに・ツナ缶とポモドーロを電子レンジで温めて即席ミートソース(ツナ版)に行楽のお弁当というと作るのが大変なイメージがあるかもしれませんが、パスタなら作るのもカンタンだし、子どもも大人も大好き! 外でも食べやすく、カラフルで見栄えもする…といいことづくめです。気分も上がるおいしい“応援パスタ弁当” と一緒に、家族で春を楽しんでみませんか。 「バリラ」商品とその他のレシピはこちら! 「バリラ」Facebookページはこちら! [PR] バリラジャパン 取材・文/古屋江美子 撮影/貝塚純一
2018年04月27日岡田准一(V6)主演の映画『追憶』が5月6日(土)に公開を迎え、都内劇場にて舞台挨拶が開催。岡田さんをはじめ、柄本佑、安藤サクラ、木村大作カメラマン、降旗康男監督が舞台挨拶に登壇した。『駅 STATION』、『鉄道員 ぽっぽや』など、数々の名作を世に送り出した降旗監督×木村カメラマンのコンビ16作目となる本作。兄弟のように育ち、刑事、事件の容疑者、そして加害者と言う立場で再会を果たした3人の男たちの抱えるある“秘密”が解き明かされていく。岡田さんは、降旗監督、木村カメラマンという映画界の生ける“伝説”と仕事をして「言葉は悪いかもしれないけど、日本のおじいちゃんたちが元気だよって感じました。大先輩たちに教えを請い、たくさんのことを学びました」と強い思いを口にしたが、木村カメラマンは「おじいさんではありません!」とマイクを使わずに地声で反論し、会場は笑いに包まれる。岡田さんは「すいません、言い方が…(苦笑)」と謝罪しつつ「今日、こうして降旗監督と大作さんと一緒にいられることが重い。大作さんがスーツを着てこられて(笑)、カッコいいです」と幸せを噛みしめる。柄本さんと安藤さんは、夫婦そろっての舞台挨拶登壇。第一子妊娠中の安藤さんは、ふっくらしたお腹で登場し、岡田さんと同様に降旗監督、木村カメラマンの作品への出演について「小さいときから、歴史の中の人、映画史の中の存在だったので、一緒にこうして並んでいるのが不思議な感覚です。自分も監督たちのようにずっと楽しく映画に携わっていきたいという希望をいただきました」と喜びを口にした。この日は、“追憶”にちなんで、登壇陣が25年前、もしくは25歳前後のころの写真を持参!当時はほかに持っている人がいなかったというディレクターズ・チェアに腰かけた、若き日の木村さん、映画会社に入ったばかりの頃の監督、自転車で顔を擦りむいた直後の柄本さん、お化けのモノマネをしているかのような安藤さん、そして漫画本を読んでいる小学生の頃の岡田さんの写真に、会場からは笑いや歓声が上がっていた。そして、岡田さんらキャスト陣からは、感謝の思いを込めて監督と木村さんに帽子をプレゼント。木村さんは「こういう帽子かぶるの、生まれて初めてだよ。イマドキの若い人、こんな帽子多いじゃない?でもあれより、我々の方が合ってるよね?年輪があるから」とゴキゲン。降旗監督はキャスト陣の気持ちが「重いです」と嬉しそうに笑みを浮かべる。岡田さんは「これからもまだ、何本も撮っていただきたいです!」と語り、会場は温かい拍手に包まれていた。『追憶』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年05月06日モーニング娘。の元メンバーでタレントの石川梨華(32)が13日、自身のブログを更新し、プロ野球・西武の野上亮磨投手(29)と結婚したことを発表した。石川は「応援していただいている皆様へ」というタイトルで更新。「本日3月13日に埼玉西武ライオンズの野上亮磨さんと入籍いたしました事をここにご報告させていただきます」と報告した。続いて、「2000年にモーニング娘。としてデビューして以来、色々な経験をさせていただき、たくさんの方と出会い、充実した日々を過ごすことができました。そんな中、彼と出会い、同じ時を過ごしていくうちに新しい幸せを感じるようになりました」と経緯を説明。さらに、「これからは夫婦としてどんな時でもお互いに支え合い、感謝と思いやりの気持ちを大切に、共に歩んでいきたいと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟な私たちですが、今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけた。
2017年03月13日マイケル・ファスベンダーが主演を務める来年3月公開のアクション大作『アサシン クリード』の新たな予告編が公開になった。本作は、全世界でシリーズ累計9600万本以上を販売した人気ゲームの世界観を基に、新しいキャラクターとストーリーを描くもので、“ゲームではできない”超絶アクションが描かれるという。『アサシン クリード』新映像本作は、記憶を失った死刑囚カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)が、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験し、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシンとして活躍する物語。このほど公開になった新映像では、主人公のカラムがアサシンとしてスペインに送り込まれるまでが重厚なタッチで描かれ、彼がアサシン教団に所属する伝説の暗殺者として活躍する場面では、壁を軽々と飛び越え、目もくらむほどの高さの建物から華麗にダイヴするシーンが登場する。本作はゲームが基になっているが、ジャスティン・カーゼル監督は「ゲームではできないことは何だろう?」と考え、デジタル技術に頼りきるのではなく、実際に俳優やスタントがアクションを演じることにこだわった。監督が「映画では、マイケル・ファスベンダーを15フィート(約4.5m)下に落とすことができる」と語る通り、映像にはカラム役のファスベンダーの“生身”のアクションがたっぷりと収録されている。『アサシン クリード』2017年3月3日(金) 全国ロードショー
2016年11月18日『複製された男』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作『メッセージ』が2017年に公開されることが決定した。エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーらが出演する作品で、突如、宇宙から地球にやってきた謎の巨大宇宙船を前に、人類が彼らの“メッセージ”を受け取ろうと奔走する姿を描く。その他の情報本作は、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)に収録されている短編小説を映画化したもので、突然、地球に降り立った巨大な球体型宇宙船を前に、軍に雇われた言語学者のルイーズらが、彼らの伝えようとしているものを探っていく物語だ。監督のヴィルヌーヴは、『ブレードランナー』の続編も手がける気鋭の映画作家で、本作も開催中のヴェネチア映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに高評価を集めている。『メッセージ』2017年 TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
2016年09月09日全世界でシリーズ累計3700万本以上を販売した人気ゲームの世界観を基に、新しいキャラクターとストーリーを描くアクション大作『アサシン クリード』が来年に公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。遺伝子操作によって祖先の身体に送り込まれた暗殺者(アサシン)が歴史の謎に挑むミステリー・アクションだ。その他の情報/予告編が公開本作の主人公カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は死刑囚で、刑が執行され、その生涯を終えたはずだったが、謎の施設に送り込まれ、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験する。彼の祖先は、ルネサンス期(14~16世紀頃を指すことが多い)のスペインで、テンプル騎士団(十字軍から誕生した騎士の集まりで、聖地エルサレムを防衛するために活動するも14世紀に壊滅)に立ち向かう暗殺者であり、禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る人物だった。映像は、ルネサンス期のスペインに送り込まれたカラムが華麗なアクションを披露するシーンが次々に登場。カニエ・ウェストの『I Am A God』が鳴り響き、カラムが街を駆け抜け、大空を舞う。映画は息をのむアクションと、歴史に隠された謎に迫るミステリアスなドラマが描かれるそうで、来年の注目作のひとつになりそうだ。『アサシン クリード』2017年 TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2016年08月24日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作は、英国出身の新鋭J・ブレイクソンが監督を務めており、“宇宙からの侵略者”という繰り返し扱われてきた題材を新たな視点を交えて描いている。その他の写真ブレイクソン監督は、1977年に英国で生まれ、大学で映画を学び、2009年に『アリス・クリード失踪』で監督デビュー。脚本も手がけた同作は緻密なストーリーテリングが高く評価され、ロンドン批評家協会賞の新人英国人フィルムメーカー賞の候補になるなど注目を集めた。『フィフス・ウェイブ』では、地球外生命体“アザーズ”が様々な策を講じて人類を滅亡させようとする過程と、そんな状況下で離れ離れになってしまった弟に会おうと熾烈な旅に出る平凡な女性のドラマ、人類のために立ち上がる者たちのドラマが描かれる。地球外から来た侵略者を描いた映画はこれまでも数多く登場したが、ブレイクソン監督は「この映画では、エイリアンは地球を使って人類を攻撃しているんだ。ただ単に空からレーザー光線を当てて爆破するんじゃなくて、いってみれば人間の弱点を利用している。エイリアンが来なくても世界でもともと起きている災害、僕らが既によく知っている災害。それらを巨大化して、人類を攻撃してくるんだ」と説明。映画では、ウィルス、電磁波、自然災害など人間がすでに知っている“恐怖”を巧みに使って、地球を侵略する過程が生々しいタッチで描かれる。一方で監督は「僕が大切にしたのは世界がいかに悲惨であるかを描くことではないんだ。世界がいかに美しいか、その美しい世界をどう保ちたいか、ということを描いきたかった」とコメント。壮大なスケールの設定でありながら、個々のキャラクターの内面や行動を丁寧に描いた、これまでにないSF作品になりそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月12日長年に渡って語り継がれるアクション大作を新生させる『ターザン:REBORN』が7月に公開されることが決定した。『ハリーポッターと死の秘宝』のデイヴィッド・イェーツが監督を務める。その他の情報ターザンは、1912年にエドガー・ライス・バローズが小説の執筆を開始し、1918年に初の映画化。その後も幾度となく映像化されてきた人気シリーズだ。ターザンはジャングルで動物たちに育てられた人物で、たくましい肉体、驚異的な身体能力、ワイルドなルックス、ジャングルを縦横無尽に駆けるその姿が多くの観客を魅了し続けている。『…REBORN』では、英国貴族で実業家として成功をおさめているターザンが政府の命を受け、妻ジェーンと故郷コンゴに戻るも、侵略者に妻をさらわれたことから、内なる野生を呼び覚まして、ジェーンを救うべく戦う姿を描く。『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドがターザンを、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビーがジェーンを演じるほか、クリストフ・ヴァルツ、サミュエル・L・ジャクソンが出演する。『ターザン:REBORN』7月30日(土)公開
2016年03月22日京都大学(京大)は1月7日、今までX線でしか観測できないと考えられていたブラックホール近傍からの放射エネルギーの振動現象を可視光で捉えることに成功したと発表した。同成果は同大 木邑真理子氏、磯貝桂介氏、加藤太一 助教、上田佳宏 准教授、野上大作 准教授らの研究グループによるもの。1月6日(現地時間)に英国科学誌「Nature」の電子版で公開された。同研究グループが今回観測したのは、2015年6月中旬から7月初旬にかけて急激な増光を示したブラックホール連星「はくちょう座V404星」という天体。「はくちょう座V404星」はブラックホールまたは中性子星(主星と呼ぶ)と、普通の星(主系列星: 伴星と呼ぶ)がお互いの周りを回っているX線連星の中でも、アウトバーストと呼ばれる不定期な増光現象を起こすX線新星であり、正確に距離がわかっているブラックホールの中では地球に最も近いブラックホールを主星に持つ天体として知られていた。○今までの天文学的な常識を覆す成果今回発生したアウトバーストでは、京大を中心に活動してきた国際変光星観測ネットワークVSNET teamなどを通して世界中で行われた大規模な国際協力可視測光観測によって、ブラックホールX線新星のアウトバーストにおいては過去最大の可視測光データを得ることに成功。得られたデータを解析した結果、ブラックホール近傍から出る光の変動を可視光で初めて捉えることができた。ブラックホールは一般的に光さえも吸い込む真っ黒な穴であるため、そのような天体からの光を目で見ることはできないと考えられていたが、今回の成果はブラックホールの「またたき」を、数十cm程度の望遠鏡を使えば直接目で観測できる機会があることを示唆するものだという。また、今回の研究では、このような光度変動が今まで他のX線連星で観測されていたときの光度よりも10分の1以下の、非常に光度が低い時期にも起こっていたことも判明。ブラックホール近傍から出る激しい光の変動は、今まで光度が高いときにしか観測されておらず、理論も、光度が高いことを条件とするものしか提唱されていなかったため、同研究グループはこの結果について「今までの天文学的な常識を覆すものである」と説明している。同研究グループは今後、数年以内に本格稼働を予定している同大学の3.8m望遠鏡や、2016年2 月に打ち上げ予定のX線天文衛星「ASTRO-H」を用いたX線連星の観測も視野に入れ、次にX線新星のアウトバーストが起こったときには、今回のアウトバーストの観測で実現しなかった分光観測など、口径の大きな望遠鏡の利点を生かした観測も行うとしている。
2016年01月07日これまでにのべ1億人以上がプレイしている人気ゲームを原作に描く超大作『ウォークラフト』の予告編映像が公開になった。人間だけでなく、ドワーフやオークらが暮らす世界を舞台に、剣や魔法のバトルがふんだんに描かれる作品で、全世界の映画ファンが注目している1作だ。『ウォークラフト』予告編映像本作の舞台は、平和な国アゼロス。しかし、侵略者の姿が目の前に迫っており、人間たちは新たな定住地を求めるオーク族との戦いを決意する。しかし、オーク族のひとりはこの戦いに疑問を持ち、人間と交流をはかる。平和な国を守ろうとする人間、滅び行く故郷を捨て、後戻りができないオークの戦いは避けることができないのか?『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』のダンカン・ジョーンズが監督を、世界トップクラスの映像工房ILMが視覚効果を担当。壮大な世界観、ハードなバトル描写など目が離せない映像になっている。『ウォークラフト』2016年、全国公開
2015年12月18日洋邦問わず数多くの超大作が公開され、“10年に1度の激戦”とも称されるこの夏の映画業界。そんな中、小粒だが大作に負けない注目を集めるのが『ナイトクローラー』。映像パパラッチの暗躍を描くサスペンスで、第87回アカデミー賞で脚本賞候補に挙がった秀作だ。事件や事故現場のスクープ映像を専門に狙うパパラッチ、通称:ナイトクローラーの存在を知った主人公・ルイスは、コネも経験もないまま、安物のカメラ一台で業界に飛び込む。悪運と「ネットで学んだ」と言う交渉術を武器に、同業者やテレビ局から一目置かれる存在になると、より過激な映像を求めてその行動をエスカレートさせていく…。作品の根底にあるのは、モラルを置き去りに、視聴率のために手段を選ばないメディアへの批判だ。同時にメディアの非道を嘆きながら、実はさらなる刺激を求めてしまう視聴者に対する皮肉や警鐘も込められている。ここまでなら、映画として決して目新しくはないが、本作は主演を務めるジェイク・ギレンホールの怪演と、貧困や格差といった社会環境がルイスという怪物を生んでしまう悲劇、さらには怒りを飛び超え、もはや笑うしかない“ハッピーエンド”が夜の闇に混ざり合い、不気味かつ美しい一種の人間ドキュメンタリーとなった。警察無線を傍受し、いち早く現場に駆けつけ“獲物”を狩るナイトクローラーの生態には驚かされるばかりだが、その一方でいまや、記者がバラエティ番組や芸能人のSNSにかじりつき、いわばcrawl=徘徊し、ささっとニュースが生まれてしまう現状もある(最近なら日曜のお昼過ぎ)。かつて流行した女性タレントのスッピン公開など最たる例で、「ファン絶賛」の白々しい見出しには、スクープを狙う狩人たちとはまた別の薄気味悪さがあった。次々とニュースが消費され、しかも誰もが情報を発信できる現代。その構造はより複雑で息苦しいものになりつつある。『ナイトクローラー』は、情報過多の渦中にいる私たちに、ニュースとの付き合い方を見つめ直すきっかけを与えてくれる、今夏の必見作である。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ナイトクローラー 2015年8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年08月21日誰もが知る“ピーター・パン”の新たな物語を描く超大作『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』の日本オリジナル予告編が公開になった。冒頭にはヒュー・ジャックマンが登場し、観客に向けて日本語を交えてメッセージをおくっている。ヒュー・ジャックマンからのメッセージ『ピーター・パン』は、作家ジェームス・マシュー・バリーが生み出した人気キャラクターでこれまで繰り返し映画化、アニメ化されてきたが、本作は、これまで語られることがなかったピーターの新たな物語を描いている。ジャックマンのメッセージに続いて登場する予告編でまず描かれるのは、赤子のピーターの姿だ。ものごころがつく前に母と離れ離れになってしまったピーター少年は、まだ見ぬ母を探す過程で、夢と希望の世界“ネバーランド”に足を踏み入れる。そこは海賊船が空を飛び、島が空中に浮かぶ不思議な世界で、恐ろしい海賊“黒ひげ”(ジャックマン)がピーターの前にたちはだかる。予告編にはルーニー・マーラが演じるタイガー・リリーや、爽やかな笑顔に驚かされる若き日のフック、見たこともない巨大なモンスターなどファンタジックなシーンが次々に登場。大きな画面で楽しみたい、ワクワクする展開が次々に現れる作品になりそうだ。『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』10月31日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年07月15日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の会見がメキシコのカンクンで開催中の『Summer Of Sony 2015』で行われ、主演のアダム・サンドラー、クリス・コロンバス監督をはじめ、ピーター・ディンクレイジ、ミッシェル・モナハンらがジョークを交えて、世界中から集まった記者たちの質問に回答した。その他の画像本作は、宇宙からやってきた侵略者が80年代に人気を博したゲームキャラクターの姿に扮して人類を攻撃する様と、地球の危機を救うべく立ち上がった“レトロゲーマー”たちの戦いを描いた超大作。コロンバス監督は『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズを監督したことで知られているが、脚本家としても活躍しており「アダムが送ってくれた脚本はここ5年ぐらいの中でも非常にすばらしいもので、(自身が脚本を手がけた)『グレムリン』や『グーニーズ』みたいな映画が作れるんじゃないか?と思ったんだ。今の夏の大作はスーパーヒーローものや続編ものばかりの中で、とても新鮮な作品になるんじゃないかなと思った」とコメント。劇中にはパックマンやドンキーコングなど日本で生まれた人気ゲームキャラクターが数多く登場するが「アダムがこの映画の企画を持ってきたときに彼はパックマン、ドンキーコングなどいくつかの権利をすでに取っていたんだ。各ゲーム会社と、何度も何度もミーティング重ねたよ。ビジュアルやストーリーボードを見せて説得を重ね、彼らにキャラクターに敬意を表して扱うと話して理解してもらえたんだ」と説明した。自宅にパックマンのゲーム機を設置しているほどゲーム好きのサンドラーは「ピザハットにゲーム機があって、スコアはギネスになってるからチェックしてくれ」とジョークを飛ばし「80年代のゲームって暇をつぶす時の楽しい方法だったし、幸せな時間だったな。25セント入れないと遊べなかったし、小銭がなくなると終わりだ。でも今はプレーし続けられるからね」と振り返った。また、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気上昇中のディンクレイジは「役者としては同じことを繰り返すのではなく、新しいものを取り入れたいし違った役をやりたいんだ」と語り、「同じような役のオファーは来ているんだけど、似たような役なら最も素晴らしい『ゲーム・オブ…』をすでにやっているからね。だから『ピクセルの役のオファーをもらった時はこのメンバーと一緒にできることがうれしかったし、迷わずにオファーを受けたよ」と語った。会見は終始、ジョークが飛び交うリラックスしたムードの中で行われ、マスコミ向けのフォトコールでは会場に設置された巨大なパックマンのオブジェを前に登壇者たちが驚くポーズで撮影に応じた。『ピクセル』9月12日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2015年06月18日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の新予告編と、映画にも登場する人気キャラクター“パックマン”の生誕35周年を記念した特別映像が公開になった。本日5月22日はパックマンの誕生日で、昨日に都内で行われたパックマン誕生35周年記念イベントの模様も収録されている。『ピクセル』特別映像ゲーム界のクラシック作品として愛され続けている『パックマン』の生誕35周年記念イベントにはゲームの生みの親である岩谷徹教授が登場し、パックマンの形を忠実に再現する“最多人数で作ったパックマンのイメージ(Largest Human Image of Pac-man)”のギネス世界記録に挑戦。巨大パックマンが出現し、ギネス記録達成が告げられる瞬間は必見だ。また、映像の後半には映画の最新予告編も登場。かつて宇宙人との交流を夢見て人類が発信した友好のメッセージを“挑戦状”だと勘違いした宇宙人たちが、巨大なゲームキャラクターに扮して地球を侵略する映像は圧巻だ! 巨大なギャラガが空を飛び、巨大パックマンが自動車を蹴散らす! そこで集められたのは、かつての“ゲームキング”たち。彼らはゲーム攻略のテクニックを駆使して地球を救うという壮大な作戦に挑む。予告編のラストには、巨大なドンキーコングが登場。迫力の映像と愛らしいキャラクターが同居する様は斬新で、これまでにない映画の登場を予感させる予告編になっている。『ピクセル』9月19日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー(C)2015 CTMG. Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICTLY PROHIBITED.
2015年05月22日江口洋介と本木雅弘が出演する大作映画『天空の蜂』に、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演することが発表になった。本作は東野圭吾の小説を堤幸彦監督で映画化するもので、今秋に公開を予定している。その他の写真本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じる。仲間は三島の恋人の赤嶺を演じるが「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです。今回は、スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と撮影を振り返り、巨大ヘリを奪った謎の男・雑賀を演じる綾野は「堤組、スタッフ、キャストの皆様と共に、真摯に受け止め、取り組まさせて頂きました。刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かな今を、確かな未来へ紡ぐ為に。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントを寄せている。撮影はすでに終了しており、現在、ポストプロダクション中。今秋に松竹の配給で全国公開される。『天空の蜂』2015年 秋 全国ロードショー
2015年02月23日『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが主演を務めるサスペンス大作『ブラックハット』の公開日が5月8日(金)に決定し、予告編映像が公開になった。タイトルの“ブラックハット”とは、コンピューターやネットワークに攻撃をしかけるハッカーのことで、劇中ではヘムズワース演じる主人公が追跡不能の凶悪犯に挑む。『ブラックハット』予告編映像このほど公開された予告編映像では、何者かが仕掛けた攻撃によって香港の原子炉が爆破される事件が発生し、全世界に衝撃がはしる場面から始まる。犯人はネットワーク技術を駆使して攻撃を仕掛けており、世界中が標的になる。そこで、ハッキングの罪で服役中のハサウェイ(ヘムズワース)が召還され、謎の犯人に挑む。監督を務めるのは『ヒート』や『コラテラル』などを手がけてきたマイケル・マンで、映像でも主人公と犯人の息つまる頭脳戦だけでなく、重厚なアクション描写や、激しい銃撃戦、極限状況下でのロマンスなど、マン監督らしい場面が次々に登場。ヘムズワースのシリアスな表情も大きな見どころになっている。『ブラックハット』5月8日(金) TOHOシネマズ みゆき座 他全国ロードショー
2015年02月20日女優の杏が、ハリウッド大作『エクソダス:神と王』で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦した。演じるのは主人公モーゼ(クリスチャン・ベイル)を支える妻ツィポラ役。女優として映画、ドラマと破竹の活躍を見せるなか「アフレコ用の台本に最初は戸惑いもありましたが、気持ち優先で演じることができ、未知なる世界に飛び込むことができた」と初の声優業に手応えを示した。その他の画像『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFX満載で描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を極めるエジプトの王家で養子として育ったモーゼが、兄弟同然のエジプト王・ラムセスに反旗を翻し、たった1人でヘブライの民40万人を救うため、約束の地を目指す。「モーゼの物語といえば、白髪のおじいさんが海を割るというイメージでしたが、映画を拝見しリアリズムを追求する映像づくりに驚きました。同時に衣装やセット、食べ物の描き方など細部へのこだわりが、スケール感を失うことなく世界観を増幅させていて、2時間半圧倒されっぱなしでした。聖書の世界になじみがなくても、エンタテインメントとして存分に楽しめる」(杏)清廉で風格を感じさせるイメージが、モーゼの妻・ツィポラにぴったりであることから白羽の矢が立った。自身が演じる役柄については「各地を旅するモーゼとは対照的に、ひとつの土地に根を張り、家族を守り続ける存在。でも決して視野や考え方が狭いわけではなく、いつまでも愛する夫を待つ純粋さがある。そんな強さと可愛らしさが声で表現できていれば」と語る。「奇跡を導くモーゼ、そして彼を信じるツィポラの人生の物語に仕上がっている。もちろん、今のように通信手段が発達しているわけではないので、旅立つ側も待つ側もすごい覚悟ですよね。それだけに感情的になり過ぎず、気持ちを押し殺すツィポラの姿は女性の胸に響くと思います」(杏)『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー※取材・文・写真:内田涼
2015年01月29日