俳優の野村周平、女優の恒松祐里が18日、都内で行われた「JUNON×アミューズアイドルオーディション」最終審査にゲストプレゼンターとして参加した。マルチに活躍する男性アイドルを発掘する、完全他薦型の同オーディション。12歳から30歳までの男性が対象で、今回は8351人の応募があった。他薦推薦のオーディションは2009年に開催された「アミューズ全国オーディション 2009 THE PUSH!マン~あなたの周りのイケてる子募集~」以来。当時は野村がグランプリを受賞している。今回のオーディションでは新潟県出身の高校3年生、磯野泉(17)さんがグランプリを獲得。賞金100万円が送られた。するとプレゼンターとしてステージに立っていた野村は「僕のとき(応募者数が)3万人だったんですけど、8000人の頂点でも賞金が同じ100万。同じ額もらっていて許せないなって…」とぼやき。また、「100万円はあっという間になくなるからね。こっち(東京)に来る資金で全部飛んでいくから」と力説すると、恒松が「もう止めてください、そういうの!」と苦笑いでツッコんでいた。事務所の後輩ができた野村と恒松。先輩として芸能界を生きるアドバイスを求められると、野村は「自分を貫き通して。たまには何か流れることも必要だと思うけど、自分の意志を持っていればいいと思う」といい、受賞を逃した参加に対しては「ほかにいっぱい事務所がある。絶対にアミューズだけではないので、これからも夢を捨てずにほかの事務所をあたってみてください。絶対諦めちゃダメなんで」とエールを送った。続く恒松は「ここからがスタート。なんだかんだ自分の持っているものしか出せないので、自分をどんどん深めてほしい。スタートダッシュで上手く行かなかったり、頑張っているのに結果が出なかったりすることもあると思うけど、自分を信じ続けて頑張って。どこかの現場で一緒になれたらうれしいです」と共演を願った。■最終審査結果グランプリ:磯野泉さん準グランプリ:澤田海瑠(さわだ・かいる)さんJUNON賞:永野孔規(ながの・こうき)さんLATCH!賞:磯野さん、岩崎友泰(いわさき・ともひろ)さん、林優大(はやし・ゆうと)さんAMUSE特別賞:浅尾澪音(あさお・れのん)さん
2021年08月18日俳優・野村周平とバンド・ゲスの極み乙女。のドラムで女優・さとうほなみが出演する、ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『私たち結婚しました』(全10話・毎週金曜23:00〜)の第1話が9日、配信された。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送され、日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのテミンなどトップスターたちが出演した国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組内では、野村とさとうペア、俳優・白洲迅とモデルで女優・堀田茜ペアの7日間の疑似結婚生活が映し出される。思わずドキドキしてしまうようなシチュエーションや表情、言動が垣間見え、“どこまでが設定で、どこまでがリアルなのか?”を想像しながら楽しめる。結婚式場でのウエディングフォト、誓いの言葉を終えた野村と、さとうは新居に移動。一緒に暮らすうえでの2人のルールを決めていく。「……一緒に寝るよね? どういう寝方なの?」との野村の問いかけに、さとうは「腕枕は嫌い」とキッパリ。それを聞いてもめげない野村が、腕枕ではなく首の後ろに手が回るのはどうかと実践しながら尋ねるも、さとうは「あ~……いらないかな」と回答。野村は「まあ、いらんよねえ……」と、どこか寂しそうな表情で同調した。その後2人は、家の屋上に上がりビールで乾杯。屋上の空間デザインを考えている中で、野村が「ソファーとか置きたいよね、パラソルとか置いてさ。だって(さとうは)太陽嫌いじゃん」と提案する。さとうが日に当たることが苦手という、新居への移動中に話した内容を覚えていたかのような野村の発言を、さとうは「優しい。そういうところですね、素晴らしい」と絶賛した。その気遣いについて、野村が「夫婦だからね、これから」と話し、さとうの肩に腕を回すと、2人は少し照れた様子を見せていた。(C)AbemaTV, Inc.
2021年07月12日俳優の野村周平(27)とロックバンド・ゲスの極み乙女。のドラマーで女優のさとうほなみ(31)が、ABEMAの番組企画として7日間の疑似結婚生活を送り、その模様が配信されることが、新たに開設された2人のInstagramアカウントにて明らかになった。2人はインスタグラムを通じて、結婚生活の様子をABEMAで配信することが決まったと発表。連名の文書では「ご期待に沿えるよう、精進して参ります」などとコメントし、結婚生活を送ることになった経緯についてきょう28日23時からABEMAで会見映像が配信されると伝えた。SNSでは、「これは番組企画ってこと???結婚自体が違うってこと?何?」「ガチ?」「企画?本当??誰か教えてくれ」などと驚きの声が上がっている。(C)ABEMA
2021年06月28日野村萬斎による狂言の舞台、『狂言劇場その九』が、6月18日より開幕した。この度、野村萬斎の開幕コメントと舞台写真が公開された。野村萬斎芸術監督により、古典芸能という枠にとどまらず「“舞台芸術=パフォーミングアーツ”としての狂言」というコンセプトに基づき、2004年にスタートしたシリーズ「狂言劇場」。その9回目となる今回は、狂言劇場に初登場となる古典狂言『武悪』『舟渡聟』に加え、『法螺侍』と『鮎』という現代狂言2作品をABのプログラムに分けて、あらたな配役、あらたな演出によって世田谷パブリックシアターで上演されている。野村萬斎の開幕コメントは以下の通り。野村萬斎(総合演出・出演)開幕コメント●Aプログラム『武悪』は劇場で上演したことで、作品のもつドラマ性がよりはっきりしたのではないでしょうか。一人ひとりのキャラクターの浮き上がり方や対峙する役者の緊張感が際立ち、よりスリリングな人間ドラマとなりました。常々ドラマとは“生きることを考えること”だと言っていますが、今回の舞台セットを含めた演出でも、“生と死”、“生の地続きに死があること”が見えてくるのではないかと思います。『法螺侍』は(洞田助右衛門は野村万作から野村萬斎へ、太郎冠者は野村萬斎から野村裕基へと)代替わりして、パワフルな作品へと“アップデート”しました。シェイクスピアと狂言のもつ古典的な手法はそのままでも、劇場で演じることで現代性を獲得するという不思議さは、まさに役者によって作品がアップデートされるからだと実感しています。新旧の時空の超え方と東西の文化の越え方を是非目撃していただきたいです。●Bプログラム『舟渡聟』は狂言の名作ですが、舞台後方に琵琶湖の風景を出現させたことで、雄大な世界の中で頑張って生きていく人間を描きました。この作品では最年長(野村万作・90歳)と最年少(野村裕基・21歳)が船頭と聟を演じていますので、今回の“狂言三代”ならではの面白みを感じていただければと思います。『鮎』は、劇場という現代的な空間へ移ったことで、原作の小説から感じた“都会と田舎論”を、より具体的且つ象徴的に描くことができ、これもある種の“アップデート”ができたのではないかと思います。狂言の衣装を着て世田谷パブリックシアターという現代の劇場に立つことで、古典と現代が地続きになっていることを自分でも感じることができました。コロナ禍の現在、都会はある意味抑圧された場所、抑圧されればされるほど魅力的に感じる“毒”のような場所と捉え、非常に複雑な我々の現状を背負いながら、いま『鮎』を上演する意義を感じています。“読後感”のようなものを感じてもらえたなら、現代劇の劇場での狂言の在り方として、ひとつの手ごたえになると思っています。また、6月26日の公演終演後にポストトークの開催が決定した。6月26日(土)12:00 Aプログラム『武悪』 / 『法螺侍』出演:野村萬斎、野村太一郎、高野和憲、中村修一、内藤連、野村裕基6月26日(土)17:00 Bプログラム『舟渡聟』 / 『鮎』※手話通訳あり出演:野村萬斎、石田幸雄、深田博治、野村裕基※各回の終演後にポストトーク実施。開催回のチケットをお持ちの方が参加可能。「狂言劇場その九 『武悪』『法螺侍』 / 『舟渡聟』『鮎』6月18日(金)〜6月27日(日) 世田谷パブリックシアター総合演出:野村萬斎出演:野村万作 野村萬斎 野村裕基石田幸雄深田博治 高野和憲 月崎晴夫 野村太一郎岡聡史 中村修一 内藤連 飯田豪 石田淡朗会場:世田谷パブリックシアター料金(全席指定・税込):一般S席8,500円(1・2階) / A席6,500円(3階)ほか各種割引ありお問い合わせ:世田谷パブリックシアターチケットセンター03-5432-1515(10:00~19:00)
2021年06月21日音声版サブスクリプションサービス、イヤーコンテンツ配信サイト「NUMA」にて、野村周平主演の新たなドラマ「エレベーターはもう開かない」が配信されることが分かった。ストーリーに拘わったイヤードラマを中心とした個性的なイヤーコンテンツを、毎週月・水・金曜日に更新していく音声版サブスクリプションサービス「NUMA」。今回配信が決定した「エレベーターはもう開かない」は、突然、エレベーターが緊急停止し、主人公・タクヤはストレスを爆発させる。同乗していたのは、恋人のモモコ。暗闇の密室で、お互いの感情をぶつけ合うが、そこに予期せぬ乱入者、タクヤのことを知っているという男が割って入ってくる――。本作は、作家・柴崎竜人が、音だけだからこそ、映像では表現できないような暗闇かつ密室の世界を描き、没入しあたかもその場にいるような恐怖体験ができるようにオリジナルで書き下ろした作品。主演の野村さんが演じるのは、主人公・タクヤ。本作のヒロインで恋人のモモコを清水くるみ。ほかにも、鈴木仁、大谷亮平、AIのりんなも参加している。野村さんは「実際に聞いてみるまでどのような形になるんだろうと思っていましたが、出来上がった作品を聞いてみて、凄く完成度が高くて、声だけの表現でも引き込まれる世界観があるんだなとびっくりしました。本当に楽しめる作品になったと思います」と自信をみせ、「最後はどんでん返しが待っていますので、聞き逃がさないように!」とアピールした。「エレベーターはもう開かない」は6月11日よりNUMAにて配信、毎週金曜日新エピソード更新(全3話)。(cinemacafe.net)
2021年06月13日「ノムさんを私にください!」野村萬斎(55)に初めて会う前、そんなせりふを言って、萬斎の長女で昨春TBSに入社した野村彩也子アナ(23)を笑わせた尾上松也(36)。4月2日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)の一幕だ。バラエティ番組だから……ではなく、松也の思いは本気だという。「実はカメラの回っていないところで松也さんから彩也子さんに声をかけてLINEも交換済みと聞いています。“本当に交際を申し込むなら、まずはノムさんよりも萬斎さんに好かれなくては”と彩也子さんの目の前でスタッフに真剣に話していました」(番組関係者)松也と野村アナとの交流は昨年11月に放送された同番組内の企画「尾上松也の春夏秋冬ウマい店」から。MCを担当した松也のアシスタントが野村アナだった。「ニックネームがないという野村アナに、松也さんは『ノムさん』と命名。野村家では父親の萬斎さんと順番を合わせておかずを食べなければならないという厳格さの一例を聞き、松也さんも心から驚いていました」(TBS関係者)そんな松也が今春に萬斎と初共演。しかも、萬斎の自宅を訪ねる設定だった。「私、実家に男性を紹介したことがないんですよね」野村アナが松也に打ち明けると、「実家に連れていかれる初めての男ってわけだね……」松也も緊張を隠さなかった。「いざ萬斎さんが姿を現すと、松也さんは『初めまして……』と消え入るような声で挨拶。緊張はピークに達していました」(前出・TBS関係者)■「松也の母も妹も彼女との結婚を望んでいる」松也の家族も人間国宝一家である彼女との結婚を心から望んでいると話すのは、後援会関係者だ。「若旦那(松也)と野村アナとの縁組が本当に実現したら、後援会としてはこの上ない喜びです。若旦那は20歳でお父様を亡くして以来、16年間、後ろ盾なしに頑張ってきました。自主公演『挑む』を立ち上げ、今夏で10回目。これで最後と発表したのは、今後はもうワンランク上のステージを目指すということ。若旦那もすでにアラフォー。お母さまも妹さんも“結婚相手を真剣に見つけてほしい”と願っています。人間国宝を父に持つ野村萬斎さん一家との縁故ができれば、音羽屋にとって、まさに“理想の結婚相手”といえるでしょう」松也の父・尾上松助(享年59)は、先代の尾上松緑の弟子。松也は5歳で舞台デビューを飾ってはいるが、父親亡き後は自分が家長となり、20歳で父の3人の弟子の面倒まで見なければならなくなってしまった。松也自身、こんな苦悩を告白している。《僕は、家柄に関してコンプレックスというのがあって、楽屋にご自分の先祖の写真を飾っていらっしゃるのを見ると、すごく羨ましくもあり、嫉妬もありました》(『婦人公論』’21年2月24日号)一方の野村家は、狂言の名家として知られている。「一般的に伝統芸能のなかでも、武家社会で発展した狂言と、大衆演劇として発展した歌舞伎とでは、250年ほど歴史が古い狂言のほうが格式が高いといわれています。萬斎さんは長男に対しては師弟関係になるため、幼少期から厳しく育て、家でも敬語で会話。でも、彩也子さんのことは目に入れても痛くないほど溺愛しています。学生時代はねだられるとついつい買ってしまったり、留学したいという彼女の意思を尊重するなど、やりたいことはすべてやらせてきたそうです」(テレビ局関係者)■萬斎がいちばん気をもむ長女の“人間関係”狂言の舞台に立つことができない長女が自ら選んだアナウンサー職。萬斎は、彼女が出演する『あさチャン!』(TBS系)も早起きして毎朝見ているそうだ。「仕事で見られないときは録画してチェックしているそうです。毎日LINEで感想を送り、発声やイントネーションに細かくアドバイスしているそうです」(前出・テレビ局関係者)そんな萬斎がいちばん気をもんでいるのが、長女の“人間関係”。「家を出て一人暮らしを始めるようになった大学生時代は、夜11時には必ず自分に電話するように伝えていたそうです。やはり“悪い虫がつく”ことを懸念しているんでしょう。“変な男にはひっかからないように”と口酸っぱく言われて育ったそうです」(別のテレビ局関係者)萬斎も、長女と共演中の松也のことを気にはしているという。「野村アナがスタッフに『父から“松也さんとの仕事はどうだったか”と聞かれます』と話していたそうです」(前出・TBS関係者)4月の共演番組で、萬斎は最後に野村アナに対し、「まず自立をちゃんとする。一人で生きていける力を身に付けてほしい。そのうえでお互いに尊敬し合えるよいパートナーと巡り合えれば幸せだろうな」とメッセージを送った。共演者・松也には「末永くよろしくお願いします」と語っていたが……。■萬斎にとって、松也は長女の結婚相手対象外!?「本音を言えば、萬斎さんは現状、野村アナの交際相手として、松也さんは対象外だと考えていると思います」(前出・テレビ局関係者)その理由は――。「芸事を突き詰めてきた萬斎さんだからこそ、私生活が派手で“女遊びは芸のこやし”という考え方を持つ歌舞伎役者を認めていないところはあると思います。特に前田敦子さん、瀧本美織さんなど有名人と浮き名を流した松也さんとの交際をすんなりOKするとは到底思えません」(前出・テレビ局関係者)長女の未来を誰よりも願う萬斎には、松也は“戦慄の交際相手”のようだが、前出のTBS関係者は2人の今後に期待している。「松也さんが野村アナをとても気に入ってアタックしているのは間違いないでしょう。楽しい番組を作り上げていく過程で、弊局での新垣さんと星野さんのように“共演を機に結婚”はありえること。温かく見守っていく所存です」(前出・TBS関係者)また“電撃婚”カップルが誕生する日は来るのだろうか――。
2021年05月25日フェスティバルホールの建て替え後、2013年のオープニングシリーズより2年に1度開催している『祝祭大狂言会』。5回目の今回は、人間国宝・野村万作を筆頭に、息子・野村萬斎、孫・野村裕基ら三代がそろった野村家一門の出演で贈る。通常の狂言会は400~600席規模の能楽堂での上演がほとんどだが、『祝祭大狂言会』は2700席あるフェスティバルホールの大空間を活かした演出となり、その新たな味わいに狂言初心者から通まで人気が高い。今回は萬斎の楽しくわかりやすい解説に始まり、『二人袴』、『月見座頭』、関西初登場の新作『鮎』という狂言三作品のプログラム。その見どころと意気込みを万作、萬斎が語った。「祝祭大狂言会2021」チケット情報「フェスティバルホールでは舞台上の人間が小さく見えます。俯瞰して見るという目線で人間の滑稽な側面を描き、人間っていいもんだなと愛おしくみせるのが狂言。この広いホールで俯瞰した目線を持つことは、かえって客観的に観ることができて楽しい。そういう特性があるのではないかと思いますね」と萬斎。この広さでの狂言会は東京にもなく、“グランド狂言会”という捉え方でこのホールならではの演出を生み出してきた。最初の演目『二人袴 三段之舞』は、「まずはコロナ禍で閉塞感を感じている時に、大笑いして底抜けに楽しんでいただきたい。大甥の太一郎と息子の裕基が兄弟を演じるのは本邦初公開です。三段之舞でお囃子も入れてにぎにぎしくお見せします」(萬斎)。次に「狂言の中で異色な曲」と萬斎が言う『月見座頭』は、万作とふたり、息の合った親子共演で。「人間の両面性が盛り込まれている狂言です。昔なら盲目の人を哀れな人と演じていたと思いますが、私は現代的に捉え、人間を考えるテーマに磨きをかけてやりたいと思っております」と万作。盲目の人が見る月とは…その至芸を秋野の風情の中で。そして、池澤夏樹の作品を萬斎が演出・補綴し、2017年に国立能楽堂で初演。今回が関西初上演となる『鮎』について萬斎は「狂言ならではの機知に富んだ演出で鮎たちを表し、その鮎が劇を進行していく。視覚的なおもしろさと、都市と地方、若者の未来を考えるテーマを含んだ作品です」。フレッシュなドタバタもの、不条理な月の世界、新しい発想の新作。違った味わいが楽しめる三演目だ。「三世代それぞれの良さを味わっていただき、狂言で心を解放して生きることへのエールを送れるように。皆さんが勇気と覚悟を持って劇場に来てくださるからには、ますます頑張って、その行動にお返ししたい思いでいっぱいでございます」(萬斎)。公演は、4月25日(日)大阪・フェスティバルホールにて上演。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2021年02月22日銀座の能楽堂で開かれた『狂宴御芸~狂言お笑い共宴~』にミルクボーイや中川家、ミキが登場!さらに落語界のレジェンド桂文珍師匠とイケメン狂言師の野村太一郎さんも共演。異色で超ゴージャスな舞台の様子をレポートします!お笑いと狂言がコラボ!1月30日に開催された吉本興業の公演『狂宴御芸~狂言お笑い共宴~』では、狂言、落語、漫才というジャンルを越えた3つの話芸が集結。会場はGINZA SIXの二十五世観世左近記念観世能楽堂です。出演者も超豪華。お笑い界からは落語家の桂文珍師匠をはじめ、中川家、ミルクボーイ、ミキ、そして狂言界からは野村太一郎さん、高野和憲さん、岡聡史さん、内藤連さん、野村裕基さんが出演されます。しかも、オープニングや随所で京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏まで入ります!今回の公演は、吉本興業が狂言師 野村太一郎さんのサポートを行うことになった記念に開かれたお披露目イベント。650年の歴史をもつ日本最古の伝統芸能である狂言と現代のお笑いがどんなふうにコラボするのか、楽しみです!ミルクボーイが興奮…!トップバッターは、M-1第15代王者のミルクボーイ。まず登場シーンからおもしろいです。能舞台特有の長い廊下(橋がかり)をパタパタと歩き、中央の本舞台までやってきます。普段のステージとは違う現れ方で、しかも白足袋姿。お二人とも最初からテンションが上がり、ネタ前のトークから会場の笑いをとっています。披露されたのは、人気の湿布ネタ。たくさん笑わせてもらいました!二番手は上方漫才協会大賞で大賞をとったミキ。彼らも能楽堂の舞台に興奮している様子。舞台背景に描かれている松などをネタに混ぜながら、スピード感のあるトークと誕生日プレゼントのネタで会場が大いに盛り上がりました。漫才界のラストを飾るのはM-1初代王者の中川家。さすがベテラン、能楽堂でも堂々と落ち着いた振る舞いをされています。時事的なトークから、お笑い界のちょっと記事化しづらい裏話、食レポのネタなど笑いのツボを何度も押されました。狂言界のプリンス登場!続いての演目は、狂言『佐渡狐』。主役を演じるのは、野村太一郎さんです!彼は、加賀藩前田家のお抱えだった名門、野村万蔵家の直系長男として生まれた正真正銘のプリンス。とても品格のあるイケメンさんです。『佐渡狐』とは、佐渡と越後の百姓が、「佐渡に狐はいるか」をめぐって口論となり、帯刀を賭けて争うというストーリー。実際、佐渡に狐はおらず、本物の狐を見たことがない佐渡の百姓が、奏者(役人)に賄賂を渡して味方につけながら、越後の百姓とやりとりする場面などが楽しい見どころです。漫才のあとに狂言を見る体験ははじめてでしたが、なかなかおもしろいです。能と狂言をセットで見るときには、ちょっとかしこまって伝統芸能を見せていただく、という気分になりますが、漫才を見てリラックスした状態から狂言に入ると、今まで気づかなかった細やかな芸の楽しさも発見できました。続いて、桂文珍師匠が落語『商社殺油地獄』を披露。中東で働く日本人商社マンが国王に天才バカボンの狂言を見せる、という演目です。大御所の熟練話芸で再び大笑いしたあと、最後に野村太一郎さんの狂言『蝸牛』で終了となりました。文珍師匠「吉本はウエルカム」公演後、桂文珍師匠と野村太一郎さんの取材会が行われました。吉本興業のサポートについて、野村さんは「日本の伝統文化がさらなるエンタメとして展開していくことを期待し、狂言が新しいお客さまにも既存のお客さまにも楽しめる芸能としてさらに確立していくよう精進したい」と抱負を語りました。文珍師匠は「古典はよくできたものが残っているが、同じ時代を生きる人におもしろいと思ってもらえるのも大切。新作をつくりつつ古典を継承していくスタンスを若い人にやってほしい」とアドバイス。さらに「あらゆる世界に向かって吉本の扉は開いていますからウエルカムです。出ていく者もあります(笑)」と締めて、取材会が終了しました。オンライン視聴もできます!今回の公演『狂宴御芸~狂言お笑い共宴~』はオンラインでも視聴できます。購入期限は2月6日(土)10:00まで。お笑いと伝統芸能の狂言を一緒に楽しむことができるまたとないチャンスです。ぜひご覧になってみてください。以上、『狂宴御芸~狂言お笑い共宴~』観劇レポートでした!©吉本興業
2021年02月02日狂言師の野村万作・萬斎親子がこのほど、『祝祭大狂言会2021』(4月25日、大阪・フェスティバルホール)の開催を前に大阪市内で会見を行い、抱負を語った。万作を筆頭に、萬斎、裕基の親子三代ほか一門が出演するこの公演では、「二人袴 三段之舞」、「月見座頭」、関西初上演となる新作狂言「鮎」の3演目が上演される。「月見座頭」で、萬斎と共演する万作。「月見座頭」では、人間の“善”と“悪”の二面性が描かれる。万作は、「人と人との交流がちぐはぐになりつつあるのが今の世の中ではないかと思う。世の中の暗澹たる中で、笑いというものをどう皆様の心にお届けするか。そして笑いだけでなく、もっと人間的なことを考えるというテーマも狂言にはある」と話す。新作狂言「鮎」の演出を担当した萬斎は「池澤夏樹先生の戯曲を基に、舞台ならではの面白みを持たせるために鮎を擬人化した。結末は、今までの狂言にはなかったものを目指した。どうなるのかは見てのお楽しみ」とPR。『祝祭大狂言会2021』では冒頭に萬斎がそれぞれの演目について分かりやすく解説し、「予備知識なしで楽しめます」(萬斎)という。会場は、一般的な能楽堂の5倍以上となる2,700の客席数を誇る、大阪・フェスティバルホールで、大空間で狂言を演じる意義について萬斎は「舞台の両サイドに橋掛かり(廊下のようなもの)が設置できるなどの空間演出が可能。そして、大きな空間では、“人間の小ささ”を感じることもできる。狂言が描く“人間の滑稽な側面”をより愛おしく、肯定的に感じてもらえるのではないか」と話す。また、親子三代で演じることについては、「めでたいし、ありがたい。解脱したかのような存在感の父、中間管理職のような私、21歳の若さが魅力の裕基。三世代の“花”、それぞれの良さを味わってほしい」と語った。コロナ禍により、社会には鬱屈した雰囲気も漂う。萬斎は「狂言に携わる者ができることは、皆さんの心の開放。笑うだけではなく、生きるって素晴らしいことだなと感じてもらいたい。狂言は、声と体のみで表現する飾りっ気のないストレートな芸能。来ていただいたお客さまの期待に応えられるよう、公演に臨む」と誓った。
2021年01月26日タレントとして数々のテレビ番組やCMで活躍している野々村真(ののむら・まこと)さん。娘の香音(かのん)さんもモデルやタレント、女優として芸能界で活動しており、「かわいい!」と話題になっています。そんな野々村真さんの娘・香音さんの大学や、YouTubeで披露したドラム、インスタグラムの画像など、さまざまな情報をご紹介します!野々村真の娘・香音はモデル!野々村真さんは一男一女の父親で、長女の香音さんは現在、ファッションモデルやタレントとして活躍中です。香音さんのインスタグラムには自撮りショットがたくさん投稿されており、「かわいい!」「美少女すぎる!」と話題になっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る お知らせです♡ 10月6日(火)深夜24:25〜放送の『グータンヌーボ2』に出演しました♡☺️ 西野七瀬さん、古畑星夏さんと楽しいお話たくさんさせていただきました 初めてのグータンヌーボ2とても緊張していますが凄く楽しかったです是非見てください〜 #グータンヌーボ2 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月1日午前5時41分PDT小さな顔に大きい目、そして長いまつげ…まるで少女漫画から飛び出してきたかのようなビジュアルですね。そんな香音さんは、2013年に父である野々村真さんと一緒にリリースした『花粉デビルをやっつけろ!』で歌手デビュー。同年にローティーン向けファッション雑誌『ニコ☆プチ』の専属モデルとして活動を始めます。その翌年には携帯会社『ソフトバンク』のCM『白戸家シリーズ』に両親と一緒に『野々村家』として出演。2015年には大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)の第1話に登場し、女優としての才能も発揮しています。同年に雑誌『ニコ☆プチ』を卒業し、同誌の姉妹的ファッション誌『nicola(ニコラ)』の専属モデルに進級。インスタのニコモSNAPを撮りあいっこしてた、仲よしイメモ3人ショット意外とレア #香音 #清原果耶 #青島妃菜 #ニコラ #nicola pic.twitter.com/w9XFavpQO5 — nicola/ニコラ (@nicolaJP_mag) January 14, 2018 モデルとして活躍する一方、ドラマ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)への出演や、映画『オズ めざせ!エメラルドの国へ』では、キャンディの速記者役として声優に初挑戦しています。2018年にはトークバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演し、そのかわいさで視聴者をメロメロに。さらに野々村真さんの娘であることが明かされ、世間の注目を集めました。 この投稿をInstagramで見る さんま御殿見てくださった方ありがとうございました〜☺️ 収録でお話するのがとても楽しくてあっという間の時間でした〜 衣装もすごく可愛かったんです、、❤️靴はR&Eのです〜 . また皆さんとお仕事できるように頑張らなきゃだ〜♡☺︎ #さんま御殿#アールアンドイー 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2018年 8月月28日午前5時17分PDTそして2018年に雑誌『ニコラ』を卒業し、翌年、新たにティーン向けファッション誌『Popteen』の専属モデルとしての活動をスタート。 この投稿をInstagramで見る * 大好きなニコラを卒業しました 最後の開放日、みんなの声がたくさん聞こえて、みんなの愛情たっぷりのうちわが可愛くてキラキラしてて、、 とっても嬉しかったです ちゃんと見えたよ! . 今までニコモとしての私を応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました♡ . これからもカノンワールドを私らしく発信していきます!! 応援してくれたら嬉しいです☺︎ みんな大好きだーい 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2018年 3月月29日午後7時02分PDT現在までモデルとタレント業を両立させつつ、同世代女子の憧れの的として活躍しています。 この投稿をInstagramで見る Popteen11月号、表紙を飾らせていただきました。 2人の目標でもあっためるのん表紙です。 みんながいてくれるから私も頑張れます。Popで表紙を飾ることは決して私1人では出来ない事。みんなの支えがあってこその表紙です。いつも沢山愛をありがとう。 2人でひとつ、みんなで1つだよ。♡ これからも一緒に最強になっていこうね 大好きです #popteen #popteen11月号 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午前8時00分PDT野々村真の娘・香音がかわいい!インスタでセーラー服を披露香音さんが、2020年8月28日にインスタグラムを更新。セーラー服姿のピンショットを公開し、「かわいすぎる」「天使!」と絶賛されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る お知らせです . . . peepさんで掲載されている物語「ぬらりひょんの棲む家」に妹の美月役で出演させていただきました。 . . . 初めてのホラー作品、内容を知っていてもやはりちょっぴり怖かったです、ね 最後まで何が起こるかわからない、ハラハラしながら観ていただけると嬉しいです☺️ 9月4日に公開されます☺︎是非 . . 初セーラー服。ふふ #ぬらりひょんの棲む家 #peep 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 8月月28日午前12時00分PDT2020年9月4日に公開されたシネマ小説『ぬらりひょんの棲む家』に主人公の妹役で出演している香音さん。同作は久しぶりに帰省した実家の家族が謎の男に洗脳されていたという内容のサイコスリラー作品で、香音さんは「初めてのホラー作品、内容を知っていてもやはりちょっぴり怖かったです」と感想をつづっています。このほかにも香音さんは頻繁にインスタグラムを更新し、「かわいい!」とファンを興奮させる写真をたくさんアップしています。2020年9月28日にはお仕事終わりの珍しいメガネ姿を披露。小顔すぎてメガネが巨大に見えます…。 この投稿をInstagramで見る お仕事終わりに美味しいご飯を食べながら楽しい打ち合わせ☕️ 色んなお話しました お楽しみに 次はケーキ食べようと☺︎ 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月28日午前5時44分PDT同年7月24日には、仕事のために染めたという金髪のイメチェンショットを公開。ファンからは「本当になんでも似合う!」「最高かよ!!」と喜ぶコメントが殺到しています。 この投稿をInstagramで見る とあるお仕事で髪の毛を明るくしました〜☺︎☺︎♡ ここまで明るくしたのは初めてかも イメチェンすると今まで着たことない新しい服とかメイクに挑戦したくなりますね〜楽しい。 日に日に金髪っぽくなってます この明るい髪期間、短めだけど、楽しもっと。 そして今日はKOLMEの秋服撮影〜 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月24日午前5時09分PDTこのほかにも香音さんのインスタグラムにはかわいい写真がたくさん投稿されています。気になった人はぜひ、チェックしてくださいね。野々村真の娘・香音の学校は?無事大学進学!香音さんが、2020年3月19日にインスタグラムを更新。高校を無事卒業したことを報告しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 高校卒業しました 私の通っていた学校は普通の学校だったので、お仕事と勉強の両立が大変だなと思う時もあったかなーって。 六限のチャイムが鳴った瞬間ダッシュで現場に向かったり、テスト期間中は撮影の合間に必死に単語帳覚えてたり。 少し疲れたなーって日でも次の日、学校にいくと大好きな友達に会えて、疲れなんて吹っ飛んじゃうくらい笑って、 お弁当食べた後にカフェテリア行って天使のパイリングとか買っちゃって。 大好きで大切な友達に出会えたこと、そして沢山の方に支えられて無事卒業できたこと! 本当に良かったなって。 そして、14年間お弁当を作ってくれ、目覚まし時計で起きない私を起こしてくれたお母さん、ありがとう。 大学生になったらアラーム1発で起きられるように、あとお弁当も頑張ってみようと思います はい!ということで卒業しました報告でした☺️ ちゃーんちゃん 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 3月月19日午前6時30分PDT卒業証書から香音さんが通っていた高校は都内にある『成城学園高等学校』だったということが判明。投稿には、「普通の学校だったので、お仕事と勉強の両立が大変だなと思う時もあった」とつづられており、ほかの生徒と同じように勉学に打ち込んでいたことがうかがえます。そんな香音さんはYouTuberとしての一面も持ち、2020年4月8日にアップされた動画で大学に進学したことを報告しています。私、今月から大学生になります!かのんのんのんTVーより引用香音YouTube動画女子大生のカバンの中身を公開動画では大学に行く時に持っていく物を1つずつ丁寧に紹介。キラキラしたノートやかわいい装飾のついたペンなど、香音さんのセンスが光る私物に「かわいい」「センスいい」と絶賛するコメントが寄せられています。最後に香音さんは「まだまだ何を持っていくとよいのか分からない状況なので、ぜひアドバイスをください!」と呼びかけ、大学に通うことへの意欲を爆発させています。仕事との両立は大変だと思いますが、無理しない範囲で大学生活を楽しんでほしいですね。野々村真の娘・香音はドラマー!YouTubeでドラム披露香音さんは小学校からドラムを習っており、2016年に出演したNHKのCM『受信料、住所変更のお知らせ!2016』で見事な腕前を披露しています。さらに自身のYouTubeチャンネルでもドラム演奏を披露。かわいい容姿とは裏腹に激しくドラムを叩く姿が「かっこよすぎる」と話題になっています。そして、動画によっては再生回数が80万回を超えており、たくさんの人が注目していることが分かります。香音ドラム演奏『鬼滅の刃』の禰豆子コスプレで『紅蓮華』奏香音ドラム演奏『ONE OK ROCK』の『The Beginning』人気アーティストの楽曲をカバーするだけでなく、コスプレを取り入れるなどオリジナリティーを発揮している香音さん。自分の持ち味を最大限に活かせるところも人気の理由なのかもしれませんね。そんな香音さんにはこれからも学業と芸能の仕事を両立し、活躍し続けてほしいと思います!野々村真プロフィール生年月日:1964年6月24日出身地:東京都血液型:A型身長:1823所属事務所:スターダストプロモーション1982年にバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の初代『いいとも青年隊』としてデビュー。1986年からクイズ番組『日立 世界ふしぎ発見!』(TBS系)に出演し、人気タレントとして活躍する。プライベートでは一男一女の父親でもあり、2013年には長女の香音と『花粉デビルをやっつけろ!』をリリース。現在もタレントや俳優としてマルチに活躍している。香音プロフィール生年月日:2001年4月20日出身地:東京都血液型:A型所属事務所:スターダストプロモーション2001年生まれ。父はタレントの野々村真、母は元アイドルの坂上とし恵。弟が1人いる。9歳の頃から舞台に出演し、ゲームソフト『ぷよぷよ』のCMにも出演していた。父の野々村真とはニッスイのCMでも共演している。ファッションイベント『TOKYO TOP KIDS COLLECTION』を始めとしたいくつかのショーに参加し、ランウェイ経験も多数積んでいる。2019年にはティーン向け雑誌に活動の場を移し、今もっとも注目されている若手モデルの1人。モデル・香音は野々村真の娘!?あまりの可愛さにネット騒然[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日福士蒼汰、野村周平が共演、新たなダークヒーローの物語「DIVER-特殊潜入班-」の2話が9月29日オンエア。今回から本格登場した野村さんと福士さんのハードなアクションと、ロケ地となった神戸の景色に多くの声が集まっている。福士さんが10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だったが、高いIQや身体能力が認められ、秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員となり、多少の犠牲もいとわず悪に手を染めながらも、自身の正義で悪を駆逐する黒沢兵悟を演じる本作。また野村さんが防衛大学を首席で卒業し海上自衛官としてエリートコースを歩んでいたが、自衛官を辞めて、D班の一員となる佐根村将に、安藤政信が兵庫県警組織犯罪対策課で事件現場の指揮をとりながら、裏では黒沢や佐根村ら個性的な“D班”メンバーを束ねる伊達直哉に、りょうが兵悟のダイバーとしての素質を見抜き“D班”に引き入れた兵庫県警本部長の阿久津洋子に扮する。また片瀬那奈、浜野謙太らも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。女子大学生が5人相次いで自殺。匿名の通報により全員が烏鷺谷(うろや)大学の学生・小野原光生(鈴木仁)主宰のグルメサークルに所属していたことが分かり、兵悟は大学に潜入。声をかけてきた井川エリ(山口真帆)とともにサークルの会合に参加する。そこでは暗示にかかりやすい人間が選別されていた…。さらに兵悟を監視するため将もサークルに潜入していた…というのが今回の展開。将を見つけた兵悟はトイレで彼に殴りかかる…そして繰り広げられる2人の激しい格闘戦。「野村くんと福士くんのアクション最高」「アクションシーン、めちゃくちゃ高速だったな」などの声が殺到。また本作は兵庫が舞台ということもあり、「神戸ロケ!ということでどこが出てくるのかも楽しみ」「神戸国際大や川崎重工前神戸港埠頭などロケ地にwktkする」「神戸の知っとう所がいっぱい出てきて楽しい!」など劇中に登場する神戸の景色に反応したツイートも多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2020年09月29日新アクセサリーブランド「シキア(SYKIA)」がデビュー。ヴィンテージブティック「マルテ(MARTE)」も手掛ける野村仁美・三好香織がデザインする新ブランドだ。2020年6月9日(火)より公式ウェブサイトにて先行限定プレオーダーを開始。2020年7月6日(月)から7月26日(日)まで、東京・ルミネ新宿店 ルミネ2にて期間限定イベントを開催する。野村仁美・三好香織の新ジュエリーブランド「シキア」誕生「シキア(SYKIA)」は、たおやかで力強く生きる現代の女性たちに向けたジュエリーブランドとして誕生。ヴィンテージブティック「マルテ(MARTE)」を手掛ける野村仁美・三好香織がデザインを手掛ける。ブランド名の「シキア(SYKIA)」は、ギリシャ語で無花果(イチジク)の樹を意味する。無花果の樹は、“不老不死の果物”“聖なる果物”として、古くから現代まで長くにわたって愛されている果実。そんな無花果の樹のように、過去からいまに続く、時代の変化をインスピレーション源にジュエリーを製作する。シルバーやレザーのジュエリーファーストコレクションでは、シルバーやレザーを使って約20種類にもわたるジュエリーをデザイン。幻想的なカラーストーンをつかったリングやコーディネートのポイントになるヘアアクセサリー、アシンメトリーなシルエットのネックレスなどを取り揃えた。アイテムの価格帯は、4,300円~20,000円+税。新宿ルミネ2に限定ショップオープン7月6日(月)から7月26日(日)まで、ルミネ新宿店 ルミネ2 スタニングルアー前催事スペースにて期間限定イベントを開催。実際に「シキア(SYKIA)」のジュエリーを手に取って、ショッピングを楽しむことができる。6月開催のマルテ(MARTE)合同の期間限定ショップやオンラインショップで完売していた「スネイク ウェーブ ヘア ピン(Snake Wave Hair Pin)」が数量限定で再入荷。また、新作の「メタル モチーフ ベルト(Metal Motif Belt)」を先行発売。20個のメタルパーツが連なったチェーンベルトはコーディネートのアクセントになるので、アクセサリー感覚でスタイリングするのがおすすめだ。他にも、シキアがセレクトした洋服、雑貨も取り揃える。なお、シキアは今後セレクトショップなどでも順次取り扱いをスタートする予定だ。【詳細】シキア(SYKIA)発売日:2020年6月22日(月)12:00〜<価格帯>・リング4,300円〜15,000円+税・イヤーアクセサリー6,300円〜20,000円+税・ネックレス8,800円〜20,000円+税・ブレスレット6,000円〜15,000円+税・ヘアアクセサリー4,800円〜20,000円+税■新宿ルミネ2期間限定ショップ期間:7月6日(月)~7月26日(日)営業時間:平日・土曜日・祝日 11:00 ~ 21:00、日曜日 11:00 〜 20:00 (7/3時点)場所:ルミネ新宿店 ルミネ2 2F スタニングルアー前催事スペース住所:東京都新宿区新宿3-38-2<先行発売>メタル モチーフ ベルト 7,900円+税
2020年06月12日元プロ野球選手の野村克也さん(享年84)の義理の息子・団野村氏(62)が、2月16日にTwitterに克也さんの遺体写真を投稿した。団氏は野村沙知代さん(享年85)が実母で、克也さんは継父にあたる。克也さんの葬儀は、14日に身内だけで密葬が行われたという。ネットでは克也さんの遺体写真が賛否を呼び、物議を醸している。《最期の姿が見れて良かった》や《色々な弔い方があっていいのだと思います》といった賛同の声も。しかし、批判も多く寄せられている。《非常識なので消してください ノムさんもこんな風に大々的にSNSで亡骸を載せられて嬉しいわけありません》《野村監督の遺体がTwitterに載ってるけど有名人だからといってあまり見たくない……。それなら見なきゃいいとかいってるけどTwitterに載せるのは常識的にどうかと思う》メジャーリーグ「シカゴ・カブス」に所属するダルビッシュ有投手(33)も、19日にTwitterで苦言を呈した。《本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。賛否の賛の意味がわからない》と克也さんを慮った。団氏は17日にTwitterで、多くの人々が克也さんの死を悲しんでいることを疑問視。克也さんの写真を添えて、「彼の旅立ちを私と同じように祝うべきだ」と英語で綴っていた。「野村克也さんのように、家族葬において故人の写真撮影が許可されている場合があります。最近では葬儀社側が写真撮影サービスを用意しているところもあるので、撮影自体は悪いことではありません。しかしSNSへの投稿は、意図せずとも不特定多数の目に触れてしまう可能性があります。現に、『Twitterを開いたら画像がタイムラインに流れてきた』という声も上がっています。いくら故人に敬意を抱いていたとしても、写真の取り扱いに対する配慮は必要でしょう」(社会部記者)SNSの普及により、死生観も変化してきているのだろうか――。
2020年02月19日カブスのダルビッシュ有投手が11日、自身のYouTubeチャンネルで動画を公開。元プロ野球選手でヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也さんの訃報を受け、感謝の思いを語った。ダルビッシュは日ハム時代、楽天の監督だった野村さんについて「たまに声をかけていただくときとか、すごく優しい言葉をかけていただいた」と当時を回顧。「どうしても1回野球をやってみたい監督が2人いる。そのうちの1人が野村監督。野村監督といつか絶対やってみたいと思っていて…」と打ち明けた。また、肘の手術を受けた後、なかなか調子が上がらなかった昨年の前半戦を振り返り、「俺、終わったわと思った。自信もなかったですし、体の状態もよくなかったですし、やばいなって。本当に終わったと思った」と告白。そんなときに、野村さんが発表したベストナインの投手部門に自身が選ばれていたのを見て、「自信が自分の中でまた出てきた」と言い、「自分を救ってくれた」と感謝した。実際、そこから調子がよくなったというダルビッシュ。「頑張らなきゃって思いました。これだけすごい人に評価されて、その気持ちに応えたいと思った」と振り返り、「本当に感謝しています。自分もこれから野村監督の期待や評価に対して応えられるように、いい選手になれるよう日々努力していきたいと思います」と語った。
2020年02月11日ヤンキースの田中将大投手が11日、自身のツイッターを更新。楽天時代の監督である野村克也さんの訃報を受け、心境をつづった。田中は「突然の訃報に言葉が出ません」と書き出し、「野村監督には、ピッチングとは何か、そして野球とは何かを一から教えていただきました」と感謝。続けて、「プロ入り一年目で野村監督と出会い、ご指導いただいたことは、僕の野球人生における最大の幸運のひとつです。どんなに感謝してもしきれません」と思いをつづり、「心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
2020年02月11日元プロ野球選手でヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也さんの訃報を受け、お笑い芸人のダンカンが11日、オフィシャルブログを更新し、野村さんとの思い出をつづった。ダンカンは「ウソだろー?! ノムさんが・・(涙)」と題し、「先月21日金田正一さんのお別れの会で長嶋茂雄さんと並んで献花する場面を後ろから見ながら『やっぱり昭和の大選手は格が違うなぁジ~ン』と胸を熱くしていたのに」と信じられない様子。「同じサンケイスポーツで仕事をさせていただいている関係で何度も何度もお会いさせていただきましたが、その度に新鮮に緊張していました」と振り返り、「監督(と、オレは呼んでいました)おはようございます」「『ああ・・どうも・・」とチラッと目の端で下からいつも挨拶を返してくれたノムさん」と在りし日の姿を思い浮かべた。また、阪神ファンのダンカンがスコアブックを差し出して、「監督なんであの場面変化球をキャッチャーは要求したんですか? ストレートでしょ!」と詰め寄ったこともあったそうで、「『ダンカンさんにボソボソ・・阪神の監督やってもらいたいわ・・ボソボソボソボソ・・』何度かそー言っていただいたのがリップサービスでも阪神ファンのオレの宝物です」と野村さんの言葉に感謝。「また、野球がつまらなくなるなぁ・・いや、ノムさんにそーボヤかれないように日本プロ野球を盛り上げていこーぜ!」と自らに言い聞かせ、「カントクー! ありがとう!合掌」と結んでいる。
2020年02月11日俳優・沢村一樹の息子・野村大貴が、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」のグランプリに輝き18日、東京・Royal Garden Cafe AOYAMAで行われた新メンズノンノモデル発表式に出席した。1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌『メンズノンノ』。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された3人がお披露目された。グランプリに輝いた野村大貴(のむらたいき)は、2000年10月4日生まれの19歳で、東京在住、身長187cm。「『僕かぁ』とは思ったんですけど、『なぜ僕なんだろう』という感じではありません。このために頑張りました。グランプリに恥じない活躍を見せたいです」と意気込みを語った。発表会には、メンズノンノモデルで俳優としても活躍している成田凌、清原翔、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。野村は「本当にいらっしゃるのかという感じです」と憧れのまなざしを向け、「触れてみたいです」と希望すると、成田が近寄りハイタッチ。野村は「夢が叶いました」と笑顔を見せた。また、父である沢村から何か言葉をもらったか聞かれると、「父は芸能界を勧めるわけでもなかったんですけど、やりたいことをやりなさいと応援はしてくれています」と答えた。なお、準グランプリは、埼玉在住の16歳・水沢林太郎(みずさわりんたろう/2003年2月5日生まれ/181cm)、ラボ シリーズ賞は、東京在住の20歳・豊田裕大(とよだゆうだい/1999年4月10日生まれ/179cm)に決定した。
2019年11月18日10月11日公開の映画『WALKING MAN』の完成披露試写会が5日、都内で行われ、野村周平、優希美青、伊藤ゆみ、星田英利、ANARCHY監督が出席した。野村周平を主演に迎え、日本を代表するラッパーのANARCHYが初めてメガフォンを執った本作。人前で話すことも笑うことも苦手な青年・佐巻アトム(野村)がラップ音楽と出会い、バカにされながらもラッパーを目指して成長する姿を描く。内気な主人公を演じた野村は「僕は基本的に内気ではないですし喋るのも苦手じゃないんですが、監督がANARCHYさんだったので楽しくワイワイやっていたという感じですね」とプライベートでも仲が良いというANARCHY監督との作業を楽しんだという。そんな野村について優希は「周平くんは普段元気でやかましいぐらい話す人なんですけど、今回は内気で喋らない役。喋らないことが嫌だったのか、セリフが終わった後にアドリブを急にぶっ込んきたんです」と困惑したようだが、ANARCHY監督が「周平ごめん! カットした」と野村のアドリブが作品に反映されないことを明かして笑いを誘った。様々なラップの楽曲が登場する本作。中にはANARCHY監督が携わった『なめんな』という楽曲も使用され、主演の野村が口ずさむ場面も。その『なめんな』にちなみ、最近「なめんな!」と思った出来事を問われ、伊藤ゆみは「私は今、彼氏がいないんですけど、お仕事の時にスタイリストさんに告白されたんです」と明かすも「実はマネージャーさんが仕掛けたドッキリの動画をだったんです。後で見返したら満更でもない顔をしていて、マネージャーさんに舐められているなと思いました」とご立腹。それに対して野村は「2日前ぐらいに某テレビ局の生放送に出たんです。終わった後に"野村周平"という文字がTwitterのトレンドになっていました。結構良いことを言ったのかな? と思ったら、生放送の態度が悪くてトレンドになっていたようで。めちゃ真剣にVTRを見てたのに、おかしいでしょ! その顔が不機嫌に見えたんですね。生放送もしんどいね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『WALKING MAN』は、10月11日より全国公開。
2019年09月06日野村周平が気弱なラッパー役を演じる、カリスマラッパーのANARCHY初監督作『WALKING MAN』より、本予告編が到着した。本作は、人気漫画家・高橋ツトムが企画プロデュースし、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の梶原阿貴が脚本を務めた完全オリジナル作品。極貧の母子家庭で育ち、吃音症でコミュ障な青年が、RAP音楽と出会い最底辺の生活から抜け出すべく、奮闘し成長を遂げていく青春物語を描く。また、監督自身の実体験なども盛り込まれており、半実話ともいえる作品となっている。今回到着した予告編では、野村さん演じる主人公アトムが、カウンターで待ち行く人たちを数えるシーンからスタート。女子から不審者扱いされたり、何故か道端で殴られたりするも、ラップと出会い、報われない現状や自己責任論を押し付ける世間に対して「なめんな!」と魂のセリフを発し、物語が大きく動く様子が映し出されている。そして、監督自らが作詞した劇中歌「Promise」「なめんな」「WALKING MAN」がより本作を盛り上げる!なお、本作にはT-Pablow(BAD HOP)、WILYWNKA、Leon Fanourakis、サイプレス上野、十影、じょう、LETYら現役ラッパーたちが出演することも今回明らかになった。『WALKING MAN』は10月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:WALKING MAN 2019年10月11日より全国にて公開©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年07月31日野村周平を主演に迎え、日本を代表する人気実力ともにナンバー1のカリスマラッパーANARCHYが初監督で挑む完全オリジナル作品『WALKING MAN』から、ティザービジュアルが解禁となった。本作は、日本を代表する実力ナンバー1のカリスマラッパーANARCHYが初監督、人気漫画家の高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ「民衆の敵」などの梶原阿貴が脚本とボーダレスなチームで挑む完全オリジナル作品。監督自身の実体験なども盛り込まれ、半実話ともいえる作品となっている。主演を務めるのは、『ちはやふる』シリーズや『帝一の國』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演の人気俳優・野村周平。ドラマや映画といったエンターテインメントの枠にとどまらず、ファッションやカルチャーでも若者たちを牽引し、常に注目を浴び存在感を放ち続ける彼が、不幸と極貧のどん底の中、ラップに出会うことで“歩き出す”勇気をもらう、気弱で心優しき青年役を務める。そのほか、アトムの妹でいまどきの女子高生・ウランにNHK連続テレビ小説「あまちゃん」や「デスノート」などに出演の優希美青、職場の先輩で良き理解者の山本に柏原収史、思いを寄せる美女キムに伊藤ゆみがそれぞれ扮し、冨樫真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司といった個性派・実力派が脇を固める。今回、本作のティーザービジュアルが解禁。A面には、野村周平さん演じる主人公・アトムが真剣なまなざしでマイクを握り、魂の叫びがいまにも聞こえてきそうな横顔が。B面には、務め先の「猫の手スマイル川崎」の作業着を着て、こちらをじっと見つめるアトムが印象的な姿が写しだされている。青年がRAP音楽と出会い、最底辺の生活から抜け出すべく奮闘し、成長を遂げていく鮮烈な青春物語。劇中で野村さんがどんなラップを披露してくれるのかにも注目したい。『WALKING MAN』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:WALKING MAN 2019年10月11日より全国にて公開©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年07月02日野村周平(25)が1月22日に行ったTwitterへの書き込みについて、賛否両論が巻き起こっている。発端となったのは、野村の《写真撮ってんのに対応冷たいとかマスコットキャラクターじゃねーんだよ》というツイート。経緯や詳細については記していないが、1,500件近いリプライが集まっているのだ。「ツイートに至った原因は、一般人がネット上に投稿した動画のようです。プライベートだと思われる野村さんは屋外で女性ファンとの写真撮影に応じましたが、男性ファンの『1枚だけ?』などという呼びかけにはスルー。歩きたばこをしたまま人混みに消えて行きました。するとその動画に対し、『無視は冷たい』『何より歩きタバコがダメ!』などと批判が殺到したのです」(芸能記者)ツイート後に野村は《歩きタバコ? 盗撮だろその前に》と主張したが、その後で《すいませんでした。ハッピーにいきましょう! おやすみ!》とツイート。つぶやきは現在すでに削除されているが、炎上は広がっているようだ。「野村さんといえば昨年6月、サッカー・ロシアW杯でボール回しをして時間稼ぎした日本代表に対して《えー。なにこの試合》とツイートして炎上。それ以外にも昨年8月に《タバコ吸ってたら印象悪い。タトゥー入ってたら印象悪い。意味わからない》とツイートし、炎上したこともありました。それだけに人よりも“燃えやすい”やすいようになっています。今回のツイートはある意味で正論かもしれませんが、軽はずみな発言は避けたほうが無難でしょう」(前出・芸能記者)現在、ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』で主演をつとめている野村。ドラマでの熱演で注目を集めてほしい。
2019年01月24日野村周平、桜井日奈子の共演で青木琴美の人気漫画を実写化する土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」の1話が1月19日深夜にオンエア。SNSでは主演の野村周平はじめ、桜井日奈子、宮沢氷魚、佐藤寛太らのフレッシュな魅力に興奮と感動の声が上がっている。人気漫画家・青木琴美の累計発行部数800万部超えの漫画を原作に、20歳まで生きられない心臓病を抱える主人公・垣野内逞を野村さん、彼の病気の全てを知った上で一途に愛し続ける幼なじみの種田繭を桜井さんがそれぞれ演じる。逞と繭が通う紫堂高校の生徒会長で繭に恋する鈴谷昂を「トドメの接吻」などの宮沢氷魚、逞と繭の同級生で昂の弟でもある鈴谷律に『恋と嘘』などの佐藤寛太、昂のことが好きで昂に気に入られている繭の存在が気になっている五十嵐優実に松井愛莉、その他矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子らが逞の学校の生徒役を演じるほか、逞の父・垣野内寛貴に児嶋一哉、逞の母・えみに石田ひかり、繭の父・種田穣に生瀬勝久といったキャストが1話では出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。物語は18歳の逞が写真館で“遺影”を撮影するところからスタート。逞の回想で8歳の頃、繭と共に夜空を仰ぎながら結婚の約束を交わすシーンへ。その後15歳になった逞が私立紫堂高校に入学、「学園生活をエンジョイしようぜ!」と叫ぶ女子に人気の生徒会長・昂に驚く逞の前に、新入生代表の挨拶で繭が現れ「この私から逃げようなんて百万年早いのよ!ぜっっったいに、逃さないからね!」と叫び、その姿を見ていた昂は繭に「俺のハートを射抜いて欲しい」とアプローチ。昂の繭に対する想いが気に入らない優実は神尾耕太郎(岐洲さん)、生田成美(富田さん)らを使って、繭のパンツを奪ってしまう。プールに浮かぶパンツをバスタオル1枚で取りにいく繭。見かねた逞がプールに飛び込み助けるが、それによって逞の心臓が再び悪化。お互いを想いあまりケンカしてしまう逞と繭に、律は「友達になったらどう?」と提案する…というのが1話のストーリー。放送後には「もどかしくて胸が痛くなる」「始まったばかりなのに感動」など、切ない純愛ストーリーに感動する声が多数SNS上にアップ。また主演の野村さんへは「大切に大切に観ました。せつないナレーション、とても良かった」「野村周平なにあれほんとにかっこいい」、ヒロイン役の桜井さんには「可愛くて仕方ありません」「日奈子ちゃん可愛いすぎ好き」、宮沢さんには「カッコ良過ぎじゃないか…」、佐藤さんには「メガネの人がカッコ良かった」など、メインキャスト陣にも様々な反応が集まっている。(笠緒)
2019年01月20日野村周平さん主演の4K歴史ドラマ、『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』の配信記念スペシャルイベントが開催されました。ゲストに、野村さんをはじめ注目の若手俳優の方々がゴージャスな劇中衣装で登場。撮影秘話などを語ってくれました!かっこよすぎな4人が登場♡今回のイベントは、Amazon Prime Videoが手がけた壮大な4K歴史エンターテイメントドラマ『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』の配信を記念して開催。このドラマは、1月17日より世界180以上の国と地域に全10話が同時配信されています。物語の舞台は16世紀。織田信長が君臨する戦国時代、キリスト教の洗礼を受けた4人の少年たちが遠くヨーロッパを目指して長い旅に出ます。彼らの使命は、各国の君主やローマ法王への謁見。日本に赴任したイエズス会の巡察使、ヴァリニャーノの手配により、船でマカオやインドに立ち寄りながら2年近くかけてヨーロッパに到着し、現地で歓迎を受けながら歴史上の人物たちとの面会を果たします。しかし、すでに日本では豊臣秀吉が権力を握り、キリスト教徒への弾圧がはじまろうとしていました――。この史実に基づいたドラマで主役の少年使節、伊東マンショを演じた野村周平さん、同じく使節の中浦ジュリアンを演じた森永悠希さん、千々石ミゲル役の緒形敦さん、少年使節に同行する世話係のドラードを演じた佐野岳さんがイベントに登壇。さらに、イベント前には合同取材会も行われ、撮影現場のエピソードなど語ってくれました。ほぼほぼお勉強――歴史に翻弄された実在の人物を演じてみて、いかがでしたか?野村さんほぼほぼお勉強でした。こういう少年たちがいたというのは知っていましたけど、当時を知っている人はいないので、彼らについてリサーチをしました。当時の食べ物とか海の上での生活とかも勉強して。難しかったです。森永さん日本史でも少年たちのことは少ししか習わないですし、彼らにスポットをあてたドラマ作品もほぼなくて、参考にするものが少ない状態で文献を探りながらベースを作っていきました。緒形さん4人がいたのは知っていましたが、歴史の授業で勉強はしなかったので、興味がありました。この時代に船でヨーロッパに行くのはすごいと思います。役作りの勉強においても興味がわきました。佐野さん僕も勉強したのですが、少年たちの世話係をするなかで、少年たちを支えて導かなければならないし、いろいろな葛藤もあったと思うし、意識しながら役をつくりました。外国で育っている人物の役なので、外国人の身振りとかも練習しましたし、英語はハリー杉山さんに習いました。死と隣り合わせを痛感…――あの時代に過酷な旅をした少年たちについてどう思いますか?野村さん今みたいに技術があったわけでもない時代に、船で行っているのはすごいこと。今なら飛行機で行けるところを船で何年もかけて寄港して食料を積んで、常に死と隣り合わせになっていることを痛感。その時代の少年たちは旅を経験して帰ってきたところで強い少年になっていたと思う。昔の時代の人たちに僕たちは勝てないです。森永さんどういう心持ちで彼らがこういう旅に出ようと思ったのか、スタッフさんとも話をしていました。そもそも精神構造が違うのかな、と。(戦国時代に生きているので)死が間近にあるのが大きい。そこが覚悟や強い精神性につながる。僕たちは今すぐ死ぬということは考えていないので。緒形さん少年たちが単身で行くのがすごい。自分が死ぬかもしれないという状況で船に乗り3年、すべてで8年かかっている。それに行く覚悟の大きさが今の僕たちに比べて全然違うと思います。佐野さんあの時代に決断をして日本を背負っていったから、今の僕たちがあると考え、今と昔の子たちを線でつなぐようなイメージで演じていた。彼らに感謝したいです。スペインロケで「おれら泣いてたもん」――1カ月のスペインロケで、思い出に残るエピソードはありますか?野村さん気候もいいし、あったかいし、窓を開けると建築物もすばらしいし、好きな街です。キリスト教の文化がたくさんあるので教会がきれい。そんな場所で自分の愚かさを悔いていました。スペインでは懺悔の日々(笑)。楽しすぎて帰りたくなかった。森永さん毎晩みんなで一緒にご飯食べていました。佐野さん毎晩、周平先輩がごちそうしてくれた。ごちそうさまでした!野村さん東京に帰ったら残高5万円しかなかった(笑)。でも、生ハムとかおいしかったです。休みの日には、みんなでマドリッドに行ったりもしました。緒形さん街自体が世界遺産になっているサラマンカで撮影したのですが、街と世界遺産の神秘的な部分が一体化していて、教会には神聖な空間が広がっていた。その中で撮影できてモチベーションがめちゃめちゃ上がりました。野村さんおれら泣いてたもんね、景色見ながら。ジブリの音楽とか流しながら(笑)。ここで一生暮らせるかもしれないという感じの幸せな日々でした。佐野岳のインスタには…――スペインで、観光とかもしましたか?佐野さん美術館巡りとかもできたのがよかったです。ピカソのゲルニカとか見ましたし、ソロヤという画家の展覧会に行ったり、新しいアーティストさんの作品も見たりしました。野村さん彼、ひとりでプラプラしてるんですよ。インスタグラムで「今日も気持ちいい~」とか投稿してるのを見て、「どこで写真撮ってるんや」って(笑)。佐野のTwitterとかも見て、「どこにいるん?」って(笑)。佐野さんみんなが撮影しているときにオフだったので、スタッフさんの自転車を借りて、ひとりで街じゅうグルグル回っていたりしてました。野村さん「朝日がきもちいい~」とか、すごい撮っているから「こいつなにしとんの」って、僕らは言ってましたね(笑)。また、会場では、この日のイベントに撮影の関係で参加できなかった俳優、井之脇海さん(少年使節・原マルティノ役)から届いたビデオメッセージが流されたほか、天正遣欧少年使節ゆかりの地としても関係のある長崎県大村市の園田市長も登壇。出演者のみなさんはチームワークもよく、終始楽しい雰囲気のイベントでした。このドラマには、織田信長役の吉川晃司さんや豊臣秀吉役の緒形直人さんも出演。千々石ミゲル役の緒形敦さんは緒形直人さんの息子さんということで、初の親子共演も話題になっています。『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』はAmazon Prime Videoで視聴可能。私も全10話を見てみたのですが、スペインの教会や街の景色などの映像がとても美しく、また船上のシーンがリアルで迫力満点でした。史実をもとにした壮大なストーリーは見ごたえ抜群。ぜひダウンロードしてご覧になってみてください!Information『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』配信:Amazon Prime Videoシリーズ:4K-歴史エンターテイメントドラマ×10話配信開始:2019年1月17日(木)各国語版:日本語・英語・スペイン語版配信国・エリア:180以上の国と地域に世界同時配信
2019年01月19日野村周平と桜井日奈子が共演し、青木琴美の人気漫画を実写化する土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」が、先日クランクインを迎え、野村さんと桜井さん、さらに宮沢氷魚と佐藤寛太の4人が撮影初日の感想と今後の意気込みを語った。クランクインで撮影されたのは、第1話で描かれる野村さん演じる垣野内逞たちの高校入学式のシーン。逞の隣には、佐藤寛太演じる律、壇上では律の兄で生徒会長の昂(宮沢さん)が。さらに、新入生代表の挨拶は逞の幼なじみ・種田繭(桜井さん)が行い、繭と別の高校に進学したと思っていた逞は驚き、繭は逞を指さしながら「この私から逃げようなんて百万年早いのよ!」と叫ぶ場面が撮影された。事前にリハーサル日が設けられ、そこで仲を深めていた4人は待機中もずっと一緒、ストーブの前に仲良く集まって暖を取りながら談笑する場面も。撮影では昂が女子生徒たちに向かって、低音ボイスの良く通る声で魅力的に昂サマを熱演したり、繭の新入生代表の挨拶シーンで“絶対に離れない宣言”をし、その場の空気感に耐えられなくなった逞が体育館から逃げだすカットでは、野村さんが桜井さんの言葉が全て言い終わる前に駆け出し、思わず「…って、こら~!」と、桜井さんがノリツッコミしたりする息ぴったりな場面も。終始和気あいあいとなっていた本作の撮影現場。野村さんは「僕は今25歳なんですけど、25歳で15歳の役ができるのかな?と最初は不安でした」と明かすも、今回画面で写りを確認してみて、まだ大丈夫と確信したそう。さらに、「キャストのみんなとはクランクイン前にリハーサルをしまして、そこで監督がみんなとの仲を深めるためにゲームをやってくださって。そこで和気あいあいとなったので、いい感じです」と早くもチームワークはバッチリだと明かした。また、「撮影ではみんな仲のいい感じで、ワクワクするシーンも多くて。今はこれからもっともっと楽しくなるだろうなという期待が膨らんでいます」と桜井さんも仲の良さをアピール。繭を「パッと場を明るくするような元気さを持って演じたい」と話し、「繭の気の強い感じは自分と似ているなと思います。あと繭は水泳以外のスポーツが得意で私もバスケが得意なので、今回多めにあるという体育のシーンが楽しみです」とコメント。男子校出身で共学に憧れていたという宮沢さんは、「女の子たちからキャーキャー言われる役なので『きっと気持ちいいんだろうな』とすごく楽しみにしていたんですけど、実際に立ったら…意外と怖いんですね(笑)。もちろんうれしいですけど、迫力に押されてしまいました」と撮影の感想を語り、「原作のファンと映画のファンが多いので、その人たちの期待を裏切らないように。もっと幅広い年代の方々にも楽しんでいただける作品になるように頑張っていきたいと思います」と改めて話した。さらに「キャストのみなさんが話しやすくて、これからの約2か月間が楽しみ」と期待を語った佐藤さんは、「作品的にも重たいシーンが多いですが、律と一緒のシーンではみんなの素直なところを引き出せたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」は2019年1月19日より毎週土曜日23時15分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年12月20日「率直に、こういう役をいただけたことが嬉しいと思いました」そう野村周平さんが話すのは、映画『純平、考え直せ』の主人公・坂本純平のこと。これまでに多く演じてきた爽やかな役柄とは一転、組に属して生きるチンピラで、リーゼントヘアにスカジャンという出で立ち。作品では、彼が対立する組の幹部を殺す“鉄砲玉”を命じられてから決行するまでの3日間が描かれている。「監督からは『イメージに合っているから好きなようにやっていいよ』と言われました。“自分ってどんなイメージなんだろう?”と思ったけど、でも、考えてみるとたしかに僕も少し純平に似たようなところがあるのかなと思いました(笑)。純平は、今、絶滅しかけている任侠的な男の中の男。筋を通しすぎていて、不器用だと思います。だって、器用な生き方ができる人は、鉄砲玉なんてやらないですから。そういう生き方をしなければいけないほど真っすぐで、自分の好きなものや理想の生き方があって、それについて語ることができる中身のある男ですね。僕は、純平に『考え直したほうがいいんじゃない?』と言いたいけど、周りに止められてもやめない気持ちや、信念を貫く姿勢には共感できる。それは、僕もバイクやスケボーといった好きなものがあって、誰に何を言われても絶対に続けていこうと思っているから。観た人に、自分の信念や生き方についてあらためて考えさせる作品かもしれません」今作で重要な役割を担っているもののひとつが、SNS。純平と偶然出会ったOLの加奈は、彼の生き方に興味を抱いて行動を共にするが、状況を逐一、SNS掲示板に書き込む。それをきっかけに、鉄砲玉になった純平を無責任に煽る人や真剣に止める人が現れるなど、ネット上は盛り上がっていく。「加奈は、自分が居場所を発信したことで危険な目に遭ってしまいますが、ある意味、SNSの被害者ですよね。アップしなければいいのにと思うけど、僕もスマホを持っていたらSNSを見てしまうのでそれはしょうがないのかなと感じる部分もある。きっと多くの人がそうだと思います。でも、純平の生き方は、そんな僕たちとは対極です。人と面と向かって本音で話すし、周りに惑わされない。そもそもガラケーを使っていますから(笑)。だからこそ、SNSの中にいる人は、彼に興味を持ったのかもしれません」これまでになく激しいラブシーンにも挑戦した野村さん。「今作のベッドシーンは、美しく見せたいので、汚く撮らないでほしいと監督に伝えていました。そのほうが、ラストシーンとのギャップが生まれて、作品がもっと、よくなると思ったんです。僕の完ぺきな体、特に背中はめちゃくちゃきれいなので、そこも併せて観て楽しんでいただけたら嬉しいです(笑)」『純平、考え直せ』新宿・歌舞伎町のチンピラとして誇りを持って生きる坂本純平は、対立する組の幹部を殺すよう命じられる。その話を、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)に洩らしてしまい…。監督は森岡利行。9月22日より全国順次公開。©2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズのむら・しゅうへい1993年11月14日生まれ。兵庫県出身。俳優。映画やドラマ、CMで活躍。出演する映画『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日より公開。ワイドパンツ¥33,000(Auralee/jackpotTEL:03・3352・6912)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年9月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・猪塚慶太ヘア&メイク・NORIインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年09月13日競技かるた、百人一首……とクラシカルなアイテムがこんなにもワクワクするエンターテインメントになるなんて! と驚かされた『ちはやふる』の完結編は、その名もずばり『ちはやふる -結び-』だ。きっとこの“結”には、「完“結”」だけでなく、いろいろな“結”の意味がこめられているに違いないが、とりあえず、映画で主人公・千早(広瀬すず)たちは、高校3年生になり、高校生活最後の大会に挑むことになる。メインの登場人物は3人。かるたの天才・千早と、彼女の幼馴染で、こどもの頃からかるた仲間だった太一(野村周平)と新(新田真剣佑)。新は幼い頃に引っ越してしまい、千早は、いつかまた新とかるたをやることをモチベーションにして懸命にかるたに邁進。その姿を、太一はひたすら見つめ、支えてきた。やがて新と再会して……というのが前作『ちはやふる 上の句/下の句』だった。『-結び-』では、かるたを再びはじめた新と、大会で対戦するために、がんばる千早に対して、残された太一は、受験勉強も重なって、大きく心を揺らす。主人公は千早だが、<上の句><下の句>も含め、かるたを通してたくさんの登場人物が交錯し、その誰もがみんな魅力的な群像劇になっている。そんななかで、今回は、悩める太一の話も手厚く描かれている。新の千早への想いを知った太一は、かるたにも受験にも身が入らず、悩んだ末、かるた部を辞めてしまう。千早に次ぐ戦力が不在となり、苦戦を強いられる瑞沢高校かるた部だったが、問題児の新入部員たちと新たなチームワークを結びはじめる。一方、太一は、なんだかワケありな周防名人(賀来賢人)の生き方に触れながら、自分の道を模索していく。登場人物たちが、それぞれ自分の未来を切り開いていくキラキラした姿に、勇気づけられるうえ、かるたの試合の緊張感と躍動感も最高だ。○"見つめる"役割を好演する野村そんななかで、太一はつねに、千早といい周防といい、ちょっと突出したヘンな人物(要するに奇才)を見つめていく役割で、野村周平はその役割を完璧に遂行している。ただただじっと対象に目を凝らし、何か頭のなかで咀嚼しているような賢げな雰囲気を漂わせながら。基本は澄んだ瞳。でもいざというとき、感情をたっぷり黒目に湛えて。観客のガイドでもあるこの役、存外、難しい役だ。観客の視点・代表なので、出しゃばり過ぎず、地味過ぎず、誰もに平等に好意と共感をもってもらわなければならない。言ってみたら、白米。もしくは、水。嫌いな人はあまりいないし、ないと困る。美味しい白米や水はありそうでなかなかないものだが、野村周平にはその素養がある。ドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』でも、ビデオから飛び出してきたヒロインに振り回されながらも彼女をひたすら愛し、見つめる役を好演している。見つめるキャラってほかに誰がいる? と聞かれれば、代表格はまず、事務所の先輩の佐藤健であろう。大ヒットした『8年越しの花嫁 奇跡の実話』もその系譜。次の朝ドラ『半分、青い。』もおそらくその役割を託されているように思う。ほかに今一番、需要があるのは、高橋一生。大河ドラマ『おんな城主 直虎』や朝ドラ『わろてんか』などで、主人公をじっと瞳でお支えした。それから、小栗旬。彼がブレイクしたドラマ『花より男子』(05年)は、ヒロインをまぶしそうに見つめるあの眼差しが魅力のひとつだった。あの絶対主人公的な木村拓哉すら、二番手ながら熱狂的なファンがついた、ドラマ『あすなろ白書』(93年)では見つめるキャラで、メガネ越しの愛情深い瞳が女性ファンの心を鷲掴みしたものである。彼らのように、瞳のちからで女の子を支える、騎士(ナイト)系の役ができる俳優は、伸び代があると私は思っているので、野村周平もこれからもっともっといろいろな役をやっていくことになるのではないかと思う。○動いてよし、動かなくてもよしさて、期待値の高い野村周平の『ちはやふる』の好演に目を見張るものがもうひとつあった。うつむき顔である。もともと『ちはやふる』は“かるた”という競技の性格上、登場人物がうつむいている場面がやたらと多い。うつむいた顔は、重力がかかるので、若くないと対応が厳しく、お肌の下り坂を順調に下降中の私なんかは、千早や太一たちのどんなに頭を低くしても決してたるまないお肌がうらやましくて仕方ない(若くてピンとこない方も何年もしたらわかるときが来ると思います)。野村周平演じる太一は、かるた部を辞めてしまうので、その重力の刑から解放されるのだが、代わりに別の試練(?)が用意されている。スマホである。最近の映画やドラマは、コミュニケーションの手段がSNSになっていて、しゃべることなく、SNS でのやりとりのシーンが増えた。そうなると、やっぱりうつむいた顔が多くなり(スマホのせいでストレートネックになる人が増えているとか)、今度は、手元が映ることが増える。むしろ手元が大事になる。となると、演技のしようがなく、かるたで身体能力を見せつけたほうがいいのではないか、という状況でも野村周平は泰然と画面を保たせていた。今後ますます、スマホによるやりとりが映画やドラマに登場せざるを得なくなるとしたら、野村周平のような、動いてよし、動かなくてもよしの俳優が求められていくだろう。(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月27日俳優の野村周平(24)の出演するスポーツドキュメンタリー番組「EXPLORE the EXTREME Lifework of Shuhei Nomura」(隔週土曜日配信、全4回)が、今月31日から映像配信サービス「GYAO!」で無料配信される。 同番組は野村が情熱を注ぐ「エクストリームスポーツ(Xスポーツ)」に焦点をあてたスポーツドキュメンタリー番組で、全編米国ロケを敢行。野村の挑戦したかったこと、哲学や旅を通して得たものなど“同番組でしか見ることのできない素顔”がリアルに描かれる。 「離れ業が売りだけに危険も伴う『Xスポーツ』のうち野村さんが得意なのはスケートボード、スノーボード、そして競技用自転車のBMXです。芸能界入りする前、スケボーやスノボの数々の大会で入賞。本気で続けていれば、スケボーもスノボも五輪を目指せるレベルだったそうです」(専門誌ライター) BMXの腕前はおととし12月に披露。野村はモトクロスバイクや競技用自転車などを操るエンターテインメント集団「ナイトロ・サーカス」のイベントに、ゲストとして出席。その際にイベント出席した「ピース」の綾部祐二(40)をあおむけに寝かせ、その体をBMXで見事に飛び越えたのだ。 「大技を成功させた野村さんは『日本でも指折りだと思います』と自画自賛しましたが、たしかに素人が見ても“趣味の域を超えたすごい腕前”でした」(イベントを取材した記者) 公開中の映画「ちはやふる‐結び‐」では主要キャストを好演している野村だが、同番組を見たファンは驚かされることになりそうだ。
2018年03月24日“自分に自信がある”と言い切る姿が清々しく、カッコいい野村周平さん。仕事と趣味の両方に邁進する日々のこと、そして、これからについて聞きました。――これから、やってみたいことはありますか?野村:今、僕にとって足りないのは“LA在住”という要素だけなので、これを実現したいですね。このあいだ10日間くらい行ってきたんですけど、着いた瞬間に「ここが故郷だ」って感じがしました(笑)。街が自由だし、人がそれぞれ自立していて人間らしく生きている感じがする。一度訪れたら、また行きたいと思わせる魅力的な空気があるんです。だから、いつかはLAに住めるようになるために頑張ってます。まずは、NYとLAに半年ずつでいいので留学してみたいですね。やっぱり、東京のようにコンクリートが多いNYは、ストリートが好きと言うからには、見ておかないといけない場所と思っています。――では、俳優としては?野村:ジャッキー・チェンの映画『プロジェクトA』のような、アクション作品に出てみたいです。以前、中国映画のアクションシーンの練習風景を見学しに行ったことがあるのですが、みんな、とにかく負けん気が強い。ストレッチのときからバク転をしたりと、出演者同士が競い合っているんですよ(笑)。いいなって憧れました。僕も中国の血が4分の1入っているし、それを生かさない手はないと思っています。あとは、映画やドラマ業界全体が、新しいものを作るときに、あまり苦情に耳を傾けすぎず、いい声を聞くようになればいいなと。クリエイターの可能性を広げるような、もう少し自由な表現があってもいいんじゃないかと思うんです。――それは、勇気がいることだと思います。野村:僕自身に対しても、SNSやネット上ではネガティブな意見もあるかもしれません。でも、それを恐れてはいないですね。毎日街に出て、友だちや先輩など生身の人間と会って、好きなことを必死でやっているから気にならないのかもしれません。――野村さんはよく、自分に自信があるとおっしゃっていますが、そういうところに理由があるのでしょうか。野村:それもありますけど、だって、やっていることがカッコいいじゃないですか?(笑)俳優で、スケボーやBMXを真剣にやっているし、ハーレーにまで乗っていますからね。――とてつもなく強いカードが揃っていますね(笑)。野村:でも、そんなことを言いながらですが、本当に自分に自信があるのかと言われたら、そうでもないんです。過信していることもわかっているし、そうして自信を持っておかないと、すべてがダメな方向に進んでいく気がするから。だから取りあえず、自信満々でいっとこうという気持ちはあります。言霊じゃないですけど、「自分ってカッコいい」と声に出して言っていたら、気分が上がるじゃないですか。…たぶんまだ、自分がいる世界に困惑しているところもあるんです。芸能界の友だちが少ないし、自分が業界の雰囲気に振り回されているなと感じることも多いです。バラエティ番組などでいじられたときも、「これは本気?それともネタなのかな?」と悩んだりしますから。本当はもっとうまく立ち振る舞えるようになりたいし、ストレートじゃなく生きたいけど、できない。どうしても、思ったことが顔に出てしまうんです。素直なんですね(笑)。大ヒットシリーズの3作目にして完結編となる映画『ちはやふる ―結び―』(小泉徳宏監督)が現在、全国公開中。野村さん演じる真島太一は、想いを寄せる幼なじみ・綾瀬千早(広瀬すず)らと瑞沢高校かるた部で活躍する一方、受験を前に部活と学業の両立に悩み始めて…。コーデュロイジャケット¥32,000(AURALEE/AURALEETEL:03・6427・7141)スウェット¥12,000(Bronze/PROVTEL:03・6447・0660)※『anan』2018年3月28日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・猪塚慶太ヘア&メイク・NORIインタビュー、文・重信 綾
2018年03月22日写真を撮られている最中、「僕、カッコいいでしょ?(笑)」と、冗談ぽく笑いながらカメラマンに尋ねる姿がチャーミングだった野村周平さん。場の雰囲気を和ませ、盛り上げる明るさとパワーを持っている。彼が真島太一役として出演する映画『ちはやふる ―結び―』は、“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生の青春を描いた、大ヒットシリーズの完結編。作品への思いやプライベートについて、インタビューしました。――いよいよ、最後です。野村:前作の『ちはやふる ―下の句―』の舞台挨拶のときにサプライズで、続編の製作が決まったことを知りました。(広瀬)すずが隣で喜んで泣いているのを見て、“よかったね”とは感じながらも、また、あのハードなかるたをやるのか…とも思いました。そのくらい、かるたって想像以上に疲れるし、しんどいんです。それに年齢的にも、そろそろ高校生役はキツいかもしれないなとも思いましたね。でも、実際に撮影が始まって制服を着てみたら、まだ似合っていたので安心しました(笑)。童顔だからなのか、ハマったと思います。学生役は今しかできないことなので、求められる限りは、やりたいなと思っています。――演じる真島太一は、好意を持つ綾瀬千早の願いを叶えるため、一緒にかるた部を作ります。野村:大切な人のために何かしたいという気持ちはわかるし、実際に行動を起こすことも、僕も太一と同じようにするとは思います。でも、本当はやりたくないっていう気持ちが、顔に出てしまうと思う(笑)。めちゃくちゃ楽しくなさそうにやるだろうから、相手にもバレてしまうはず。思ったことを我慢できないんですよ。もし、逆の立場だったら、僕のことを思ってくれる気持ちは嬉しいけど、楽しくないなら無理はしないでほしいかな。申し訳ないじゃないですか。――競技かるたの最高峰に君臨する周防久志名人(賀来賢人)は、絶対的な存在です。そういう人に会ったことはありますか?野村:どちらかというと、絶対的だと思っていたものが違ったと感じた経験のほうが多いような気がします。周りの影響を受けやすいので、新しく友だちができたりして環境が変わることで価値観も変わるんです。そういう意味では、自分だけが絶対的な存在かもしれません。――今作で太一は、かるたを続けるか、受験に集中するために部活をやめるか葛藤します。ちなみに野村さんは、俳優になる覚悟を決めるまでに迷いはありましたか?野村:仕事を始めてからしばらくはありました。事務所の人から大学に行ったほうがいいと勧められたこともありましたし、進学しようかとも考えたけれど、やっぱり行きたくなくて…。そのときに俳優をやっていこうと決めたんです。やめようと思ったことも、何度もあります。そのときは周りに流されてばかりいて、自分というものがなかった。お芝居をしていても、自分がいいと思う先輩の芝居を真似しているだけだったりして…。そうして、このままではダメだと気づいたときに、プライベートに目を向けるようにしたんです。――それは、なぜでしょう?野村:お芝居を好きになるにはどうすればいいかと考えたときに、自分が好きなものがなぜ好きなのか、その理由を見直してみようと思ったんです。僕はスケボーが好きなんですけど、それは、自分のスタイルでやっていることで、誰にも流されていないものだから好きなんだなって気づきました。じゃあ、芝居での自分の好きなスタイルは何だろうと考えてみたら、カッコつけるのをやめて、自分が楽しいと思うような話し方をすることだった。その結果、こんな感じになっているんですけどね(笑)。そのうち、だんだんと作品に出させていただくようになり、友だちから「見たよ!」と言われるのが嬉しくて、今に至ります。――インスタグラムを見るとスケボーをしている写真や動画がたくさんアップされてますよね。野村:真剣にやっています。俳優は仕事で、スケボーやBMXは本気の趣味ですね。仕事はきちんとするから遊ぶときは遊ばせてほしいなと。でも、スケボーをしている姿を動画に撮られるのが好きなので、映像に映りたいとか、カッコよく魅せたいと思っている点では、演技もスケボーも一緒ですね。演技もスケボーのワザも「できるようになりたい」と思って諦めずに努力する。うまくできないと悔しくて腹が立つし、その怒りは、納得がいくまで練習をしてクリアすることでしか、解消できないんです。――スケボーもですが、野村さんの生活にはストリートカルチャーの要素が色濃く感じられます。以前、雑誌で「ストリート系の服を着るならカルチャーを理解した上で着ないと、嘘っぽくなってしまう」と話していましたが…?野村:僕は、スケボーをするからこの服、このブランドというふうにアイテムを選ぶんです。やっぱり、背景にあるカルチャーを知ってから着たいという気持ちがあるし、リアルが大事だから。たとえば『シュプリーム』を着ている人に「スケボーやるんだ?」と聞くところから話が広がっていったりもする。服で話せることってあると思うんです。もちろん、自分以外の人が何を着ていても、気にしないですからね!「スケボーしないのに、なんで着てるんだよ!」とか、そんなことを思ってるわけではないです(笑)。ファッションは自由ですから。――音楽もお好きですよね。野村:ヒップホップはずっと好きですが、最近はテクノも聴き始めました。YMOがカッコいい。もともと日本の‘70~‘90年代の曲が好きで、自分で調べたり、友だちに教えてもらったりして細野(晴臣)さんや山下達郎さんを聴いているうちに辿り着きました。中森明菜さんやチェッカーズも好きですね。メロディがいいし、歌詞が直球だし、気分が上がる。バラードや切ないミュージックじゃないのにラブソングを歌っていたりするのもカッコいいです。それに、欧陽菲菲さんの「ラブ・イズ・オーヴァー」のように、カラオケで歌っていて気持ちがいい曲もいい。楽しく歌ったり、踊ったりできるのっていいじゃないですか。キャッチーな曲、大好きです。大ヒットシリーズの3作目にして完結編となる映画『ちはやふる ―結び―』(小泉徳宏監督)が現在、全国公開中。野村さん演じる真島太一は、想いを寄せる幼なじみ・綾瀬千早(広瀬すず)らと瑞沢高校かるた部で活躍する一方、受験を前に部活と学業の両立に悩み始めて…。コーデュロイジャケット¥32,000(AURALEE/AURALEETEL:03・6427・7141)スウェット¥12,000(Bronze/PROVTEL:03・6447・0660)※『anan』2018年3月28日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・猪塚慶太ヘア&メイク・NORIインタビュー、文・重信 綾
2018年03月20日野村克也(82)が2月28日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演。昨年12月に亡くなった妻・沙知代さん(享年85歳)への思いが、まだ整理できてい様子を明かした。 「一番感じるのは男の弱さ、女性がいなきゃどうにもならない。話し相手がいないんだもん。無口になってしょうがない。引っ越そうと思ったりね」 こう語った野村。自宅についても、沙知代さんの面影が残っているようで「居心地が良くない」と話した。さらに、沙知代さんが生前によく座っていた椅子に座ることが多くなったとも明かした。 「女房が元気な時は(その椅子に)座ったことはなかったんですけど、いなくなって毎日そこに座ってます。気持ちの上でも落ち着く場所ですね」 2月8日に放送された「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に出演した際、息子の野村克則(44)は「『おれは先が短い、すぐ逝くぞ』と弱気な発言をすることが増えた」と明かしていた。その度に克則は、「王さんや長嶋さんも奧さんを亡くされているけど頑張っているでしょ」と励ますという。 そんな憔悴した野村に、心配するファンから寂しさを乗り越えるための“球界復帰”を希望する声が上がっている。 《野球解説としての仕事をどんどんやって欲しい。そうしている時は奥さんの事も少し忘れられるし、新たな生き甲斐に出来る思う》《もう一度復活させてほしいなあ。テレビ朝日のノムさん解説、野村スコープ》《たくさん家族が居るじゃないですか!キャンプを回りましょうよ!》 ファンのためにも、また元気にボヤいてほしい。
2018年02月28日