俳優としての一歩を踏み出してから4年──。20歳を迎えた村上虹郎に、自分に俳優は向いていると思うか?と投げかけると「ほかの仕事をしていたら…とも考えることもありますが、俳優の仕事は興味深すぎて、面白い。映画もドラマも舞台もやらせていただいて、今回の『武曲 MUKOKU』も含めて、やっぱり映画っていいなと思います」。何とも真っ直ぐな答えが返ってきた。そして「自分で作品を選びはしませんが、この作品のようにいい出会いがあります」と語るように『武曲 MUKOKU』は彼の人生の一部となり、今後の村上虹郎を語るうえで必要不可欠な1本となった。監督は熊切和嘉、主演は綾野剛。クランクイン前に熊切監督は鎌倉近郊での撮影に備え逗子に移り住み、イメージを膨らませた。綾野さんは研吾になりきるため剣道の稽古に邁進。さらに剣道家の身体を創り上げるために壮絶な肉体改造を自らに課した。そんなふうに並々ならぬ想いでこの映画に挑む監督と主演俳優に、村上さんはどう向きあったのか。演じるのは、研吾の宿命のライバルとなっていく天才剣士・融。「演じる役が難しいことも大変なこともありますが、今回の融は演じるのは大変ではなかったです。もちろん身体的なアクション部分は大変でしたが、融を生きることは僕にとってすごく楽しくて、すごく幸せな時間でした」。そう思えるのは、音楽と剣道、村上さんにとって身近なカルチャーが融のキャラクターを構築していることも大きかった。融は、ある理由から“剣を棄てた男”研吾と出会い、スポーツとしての剣道ではなく、生死をかけた決闘のような剣に魅せられていく。その感情はどうやって捉えたのだろう。「いま生きているこの時代には放射能や大気汚染、農薬などの問題があって、事故もある、自殺者も増えている。決して死は遠いものじゃないと思うんです。映画にも死を描いたものがあって、そういう映画を観ることで僕らは死を疑似体験している。でも融にとっては、何て言うか…死はもっとリアルなんです。彼にとって剣道はスポーツではなく生死をかけたものであって、精神世界での殺し合いというか…。僕も小学校から中学校にかけての数年間、剣道をやっていてスポーツとしての剣道は知っています。でも、この映画を通じて別の剣道の一面を知ることができました」。難しかったのは融が上達する前の芝居、剣道初心者の芝居をしなくてはならなかったことだ。参考にしたのは、なんと熊切監督。剣道の経験のない監督に「竹刀を振ってもらったり、蹲踞の姿勢をしてもらったりして、下手な人の動きを把握するためにいろいろお願いをしました。ふり返ると、監督にすごいことをさせてしまいました…(苦笑)」と無邪気に話すが、実は前々から「熊切監督と仕事がしたかった」のだと明かす。念願の熊切組だった。融が研吾に出会い刺激を受けたように、村上さんは熊切監督から刺激を受け取った。「どの現場でもどの役でも、芝居をしているときはその役の人生を突きつけられるし、答えを求められます。僕と熊切監督の間には(いい意味で)都合もないし、しがらみもないし、自分の信じたことを演じさせてくれる、それが素敵なんです」。また、研吾が野獣だとすると融は小さな恐竜だと2人の関係性を語る。「融から見た研吾は、得体の知れない者としての怖さがあって、何だこの人?というような普通の人にとっては出会いたくない人です。でも、刺激を求めていた融にとっては会いたかった人。関わることで自分のなかで新しい何かを見つけられるような、そういう出会いだったと思います」。研吾を演じる綾野剛との出会いからも「綾野さんの役づくりは本当にスゴい。そして美しかったです」と刺激を受けた。クライマックスに用意されている台風の夜に2人が決闘するシーンは村上さんにとってのクランクイン。さぞかし緊張したのかと思いきや「嵐のなかの決闘シーンよりもラストシーンの道場での決闘で、防具を着けるときのほうが緊張しました」と話す。村上さんが「一番好き」なシーンとして挙げるのは、嵐の決闘後に研吾と再会するシーンだ。その理由は──「なぜあそこで融は、声にならない声で“すみませんでした”と言うのか、撮影前は理由がわからなかったんです。わからないのは、僕と融が違う人間だからではなく気持ちがまだそこにたどり着いていないからで、そこまで行こう、行ってやろうと思いましたし、融として答えを見つけなくてはならなかった。その答えは言葉にするのが難しいですが、彼の成長でもあって──それまで腑に落ちなかったものが腑に落ちた、そういう演技ができました。決闘シーンも大切ですが、僕にとっては謝るシーンも大切で、好きなシーンです。完成した映画を観て、あの融の顔はいつでもできる顔じゃないって感じました」。セリフはないけれど強く訴えかけてくるものがあり、研吾と融の心の声、魂の叫びに、きっと心が震えるだろう。そんな男たちの戦いを「女性にも観てほしい」と村上さん。「剣道の世界は男っぽいかもしれないですが、人間らしさが描かれています。それぞれのキャラクターの色気、それぞれのキャラクターが貫こうとしているものを感じてほしい。とても男くさいですが、女性もきっと楽しんでもらえると思います」。男だからこそ共感できるものもあれば、女だからこそ感じるものもある──その色気、女性こそ必見。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月30日奄美大島出身のシンガーソングライター、平田輝が7月21日(金)に東京・草月ホールでワンマンライブを開催。同公演について意気込みを語った。【チケット情報はこちら】平田は1993年12月8日東芝EMI(現EMIミュージックジャパン)より『今夜、ビートルズが街をうめつくして』でメジャーデビュー。高く評価されたにもかかわらず、4枚のシングルと1枚のアルバムを出してメジャーから去った。いまだに歌い続けている理由を「何度もやめようと思った。そのたびに背中を押されるようにステージに引き戻されてしまう」と笑う。メジャーを去って以降、生まれた奄美大島の島唄をギターでアレンジし、自分のルーツを模索。そこから導かれるように出来た歌が『絹の道標』だった。「大島紬を作っていた父の後を継がなかった。その懺悔を込めて父のために作った」つもりが、ライブでお客さんが「自分の父のことを思い出しました」と目を真っ赤にして握手を求めてきてビックリしたという。以来、歌詞の作り方が一変した平田は2011年、東日本大震災を都内で経験する。「津波に呑まれていく映像を観て、自分が歌えることが奇跡に思えた。誰かに生きる勇気を与えられるなら、死に物狂いで歌おうと思った」その想いはライヴでクライマックスに歌われる『プロペラ』の歌詞にも表れている。平田は震災以降を“第二章”と位置付け、大山登山マラソン公式ソング『走るために生まれてきた』や『風が生まれた場所へ』、そして今年になって発表した新曲『ガレージソング』など、自身が影響を受けたブルーススプリングスティーンを彷彿させる疾走感ある楽曲を次々と発表。コンサートの客層は、ほぼ平田と同世代で80年代の音楽ファンが多いが、若い層も見受けられる。「明日からまた頑張れそう」「パワフルな歌に勇気をもらった」などの声が観客から寄せられているという。「流れのまま、僕の歌が必要な人に届けばいい」と平田は言うが、今の閉塞感のある日本に平田の歌が必要な人間はごまんといる。まだまだ知名度は知る人ぞ知るだが、今はインターネットの時代。彼の音楽に火がついたら、一気に広がる予感もする。2015年の赤坂BLITZに続き、今年は草月ホールでライブを開催。2019年にはデビュー25周年で55歳。さらに大きなホールに挑戦したいと語る平田。「みんな夢を失っている。だから僕が身をもってもう一度、夢に挑戦していくのを、ドキドキワクワクしながら一緒に体感して欲しい。そしてアキラが頑張るなら、俺もあたしも頑張ろうと思ってもらえれば本望」と今後の活動に向けて意気込んだ。チケットは発売中。
2017年05月16日熊切和嘉監督による最新作『武曲 MUKOKU』完成披露試写会が5月15日(月)、よみうり大手町ホールにて行われ、主演の綾野剛に加え、出演する村上虹郎、前田敦子らが登壇した。撮影中、綾野さんと激しい剣道を行ったという村上さんは、生傷がたえなかったと話し、「突き指をしたときに、剛さんが誰よりも早く『はい、アイシング!』って持ってきてくれて。こんな頼りになる人いるんだ、しかも俳優さんだ、って」とウルウルと感動の眼差しを向けると、綾野さんは「地獄のような現場だったよね」と微笑みで応えていた。『武曲 MUKOKU』は闘うことでしか生きられない男たちの、激しい対決を描いた意欲作。父の教えに背き剣の道を見失った矢田部研吾(綾野さん)と、研吾を立ち直らせるため送り込まれたいまどきの高校生・羽田融(村上さん)。共通点のない2人だったが、やがて運命的に台風の夜の決闘へと導かれていく。本作で、現代の侍のような生き方を披露した綾野さん。熊切監督とは二度目となった綾野さんは、「また必ずやりたいと思っていて、自分の鮮度を高めて突入しようと思いました。2か月前に剣道の練習はもちろん、肉体的なトレーニングをして、フィジカル面を強くしました」との言葉通り、劇中では筋肉隆々の肉体美も披露している。綾野さん同様、剣道の稽古を重ねたという村上さんなど、男所帯の現場となったが、前田さんは「男の人って格好いい、女の人には入っていけないものがあるな、と。現場でも私、入る隙間がないなと思っていました」と、決闘シーンを例に挙げて2人の熱演を讃えた。役柄上、綾野さんと村上さんはライバルという関係性になるが、実際、ライバルのような存在はいるかと尋ねられた登壇陣。綾野さんは悩みに悩んだ末、「『武曲 MUKOKU』では矢田部研吾という役ですけど、いま、別の作品(「フランケンシュタインの恋」)で(深志)研さんをやっていて、同じ“研”なんです。研さん対決だと思っています」と茶目っけたっぷりに答えた。一方、村上さんは「両親ですね。もちろん業界にいることもあるんですけど、そうじゃなくても永遠のライバルかなって思います」とまっすぐな答え。村上さんの発言を受けて、綾野さんは「いや、俺の恥ずかしいなあ(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。そのほか、完成披露試写会には風吹ジュン、小林薫、柄本明、熊切和嘉監督も出席した。『武曲 MUKOKU』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月15日綾野剛が「フランケンシュタインの恋」の“怪物”とは一転、村上虹郎と激しく剣を交え “闘う男”を演じる『武曲 MUKOKU』。本日の「母の日」にちなみ、運命が交錯し、闘いに導かれていく2人の男を見守る、3つの“母性”にフィーチャーした新場面写真がシネマカフェに到着した。海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾は、幼いころから剣道の達人だった父に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そんな中、研吾のもう1人の師匠である光邑師範が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった――。綾野さんが剣の猛特訓を受け、見事に鍛え上げた肉体を披露する本作。剣を棄てた男・研吾(綾野さん)は、1人で住むには余りに広い日本家屋に1人暮らし。行きつけにする小料理屋の女将・三津子(風吹ジュン)が、日々酔いつぶれてばかりの研吾をたしなめながらも、優しく受け止めている。研吾は思春期に母を亡くし、そのことが、彼と剣の師匠でもある父・将造(小林薫)との間に確執を生むきっかけとなった。将造の古い知り合いである三津子は、父子の複雑な関係をよく知り、どんなときも研吾に温かい視線を送る“もう1人” の母親のような存在だ。一方、研吾に向かっていくことになる高校生・融(村上さん)には父がおらず、母の希美(片岡礼子)とアパート暮らし。質素な暮らしながら、そのやりとりからは2人の仲の良さが伺え、融がこの母のもとで素直に育ってきたことが分かる。劇中では、研吾が幼いころから、日本刀を突きつけるような容赦ない将造に育てられてきた成長の過程も描かれているが、父への恐れが次第に憎悪へと変わっていく研吾に対し、生前の母・静子(神野三鈴)は何も言えず、息子をただ案じることしかできなかった。そんな研吾と融の境遇、そして母への思いはあまりにも対照的。やがては1対1の激しい闘いに臨むことになる男たちを巡る、“母”にも注目してみてほしい。『武曲 MUKOKU』は6月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月14日●「虹のコンキスタドール」がメジャーデビュー声優・イラスト・コスプレ・振付師など様々なジャンルに挑むアイドルを育成するpixivの「つくドル!プロジェクト」から誕生したアイドルグループ「虹のコンキスタドール」が、2017年4月26日にメジャーデビューDVDシングル「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」をリリースする。1月9日に川崎クラブチッタで行われたワンマンライブにて発表された「虹のコンキスタドール」のメジャーデビュー曲「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」は、作詞を海猫沢めろん、作曲を村カワ基成、編曲をダンス☆マンが担当。5月26日に公開され、「虹のコンキスタドール」が主演を務める映画『聖ゾンビ女学院』の主題歌にも決まっている。そこで今回は、メジャーデビューを目前に控えた「虹のコンキスタドール」より、マザーシップとして活動する"赤組"メンバーの、大塚望由、奥村野乃花、陶山恵実里、鶴見萌、中村朱里、根本凪、的場華鈴、大和明桜の8人に、楽曲の魅力やミュージックビデオ、さらに映画や今後の目標などを語ってもらった。○「虹のコンキスタドール」、4/26メジャーデビュー決定――4月26日にメジャーデビューとなる「虹のコンキスタドール」の皆さんですが、まずは虹のコンキスタドールとはどういったグループなのかを教えてください的場華鈴「虹のコンキスタドールは『つくドル!プロジェクト』から生まれたアイドルグループで、"アイドルになることだけが夢じゃない"をテーマに、イラストレーターとか振付師とか、いくつかのチームに分かれた活動もしていて、個人個人の夢を叶えるとともに、アイドルとしても活動する、クリエイターアイドルを目指しています」――皆さんそれぞれがチームに分かれている中、中村さんは"声優チーム"と"振付師チーム"の2つに属しているんですね中村朱里「欲張りなんで(笑)」――虹のコンキスタドールの振り付けは、振付師チームが担当しているのですが?的場「一曲だけなんですけど、『きみの気持ちを教えて』という曲を、あかりん(中村)と一緒に作りました」奥村野乃花「今はアイドルとして頑張って、これから先……」――将来はアイドルを捨てる?奥村「捨てないです、捨てないです(笑)。アイドルでいられる限りはアイドル活動と二足のわらじで頑張っていきたいです!」――メジャーデビューDVDシングルとなる「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」は、全部で8種類のラインナップでリリースされるのですね的場「8枚揃えると、ジャケット写真が全部繋がるんですよ。撮影の前に、こういう風に撮るんだよって、絵を見せてもらったんですけど、けっこうムリな状態のもあって、本当にこれで撮るのかなって」奥村「撮影したのがワンマンライブの翌日だったので、心身ともに疲れていて……。写真の中で寝ているカットもあるんですけど、本当にガチ寝してました(笑)」的場「実際、撮影のときには死んでって言われて(笑)」●「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」について――楽曲を初めて聴いたときの感想はいかがでしたか?陶山恵実里「ギターがカッコいいなって思いました」的場「食べ物の名前を連呼するところがあるんですけど、それがすごく気になって、頭から離れなくなりました」鶴見萌「セリフのインパクトが強かったです。早口だし」奥村「MVの撮影直前にアレンジが入ったら、全然違う曲になっていて(笑)」的場「それで振り付けが変わったんですよ」奥村「振付師の先生がすごくリズムやビートにこだわる方だったので、せっかく覚えたダンスがだいぶ変わっちゃいました」鶴見「でも、アレンジが入って、すごく壮大な曲になったと思います」――実際に歌ってみていかがでしたか?中村「すごいインパクトが強い曲なんですけど、フレーズとか曲調がすごく覚えやすい曲なんですよ。私はけっこう曲を覚えるのが苦手なんですけど、『✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝』は早い段階からすんなり入ってきたので、自分なりのアレンジも出来て、レコーディングがすごく楽しかったです」奥村「私はレコーディングのとき、セリフのところが全然言えなくて大変でした」的場「私は、ドスのきいた、こぶしが全然入れられなくて……。『我々はこれより革命を開始する!』のところは、もっと強めにと言われたんですけど、どうしても語りかけるようになっちゃって。(鶴見)萌ちゃんのパートになっているんですけど、すごくカッコよくて、自分もこういう風にできるようになりたいなって思いました」大塚望由「私は逆にドスを入れるのが好きで……。全部ドスを入れて歌っちゃって、もう少し弱くしてねって言われました(笑)」大和明桜「私は、たぶん"虹コン"で一番滑舌が悪いので、セリフのところと、食材を連呼していくところが難しかったです。『so come on』って煽るところは、自分でも気に入っているんですけど」鶴見「食べるのが好きなので、肉やお寿司の名前を連呼するところは絶対に歌いたいなってひそかに狙っていたんですよ。レコーディングのときも、スタッフさんに『ここは萌ちゃんぽいから頑張って』って言われて、すごく頑張ったんですけど……、結局もらえなくて、ちょっと残念でした」奥村「食べ物の名前のところって、ちょっとラップっぽいじゃないですか。私は今までラップパートを担当することが多かったので、ここは私だろうって思っていたんですけど、4カ所とも私じゃなくて、ちょっと落ち込みました」――自信のラップが外されたわけですね奥村「ああ、これが世代交代かって(笑)」中村「私は、ののた(奥村)のパートなんですけど、初っ端の『パパパパ パンデミック』がすごく言いづらくて苦戦しました。でも、2Aの最初、『大嫌い こんな世界~』のところが自分のパートなんですけど、最後だけちょっとセリフっぽくなっていて、歌っていてもすごく楽しいです」根本凪「『結局人生から逃げたいだけなんだにゃ~』のところは、レコーディングのときに、"もっとあざとく、可愛く"って指示されたんですけど、全然できなくて……。かりん(的場)様のを聴くと、めっちゃ可愛くて憧れますね(笑)。最初のアオリのところはすごく気に入っています。普段あまりやらないところなので、すごく嬉しかったです」――今回のミュージックビデオは、映画は一緒に撮ったのですか?奥村「別で撮ったんですけど、カメラマンさんや照明さん、スタッフの方はまったく一緒なので、結構珍しいのではないかと思います」的場「完全連動しているんですよ」奥村「場所も、実際にホラー映画などで使われている学校らしくて、すごく怖かったです」鶴見「本当に出るから、一人でトイレに行っちゃいけないよって」奥村「トイレが体育館にしか無くて、しかも外に一回出ないといけなかったの、本当に怖くて。さらに泊まったところも、けっこうヤバめな感じで……。お風呂とか本当にすごかったよね」――古い宿だったのですか?鶴見「古いというか、趣きのある感じで……」的場「ガタガタいったりして……」――ちなみにこの中で霊感のある方はいらっしゃいますか?大塚「はい」――実際、いかがでした?大塚「いました、いました」的場「普通に言わないで!」大塚「陶山恵実里さんが、撮影の後、テンションが上がっていらっしゃったようで、外に向かって、ワーって手を振ってたんですよ。そのとき、背後に女の方が佇んでいて……」一同「えーーー」大塚「霊は寂しくてかまってほしいから、そういうことをやると来ちゃうんですよ」奥村「本当に見えるんで、絶対に本当です」大塚「それはわからないですけどね(笑)」●目標はスーパーボウル!? そしてアニサマ――そんな事件もありつつ、出来上がったミュージックビデオの見どころはいかがですか?的場「やっぱりダンスシーンですね。ゾンビダンスがあるんですけど、ぜひ真似をしてほしいです。"虹コン"は大人数なので、普通に踊っていても迫力があるんですけど、ゾンビダンスは特に迫力があると思います」鶴見「ファンの方とかも、一緒に踊って、みんなで移動してくれたりするので、すごく楽しいです」根本「ゾンビが出てくるんですけど、そのゾンビが、最後にメンバーと一緒に踊りだすくらいの楽しい仕上がりになっています」奥村「本当は踊る予定はなかったんですけど、自主的に踊ってくれて」的場「ちょっと見ただけで踊れるなんて、ゾンビの記憶力ってすごいなって思いました(笑)」――さて、5月27日に公開される映画『聖ゾンビ女学院』ですが、映画の撮影は初めてですか?的場「『↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑』のときに、ショートムービーを一度やったことはあるのですが、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』に正式出品させていただくような本格的な作品は今回が初めてです。ガンアクションもあったりするんですよ」奥村「銃をバンバン撃ってます(笑)」的場「本当に火薬を詰めて撃ったんですけど、衝撃がすごかったです」――メジャーデビュー、主演映画と続く「虹のコンキスタドール」ですが、今後やってみたいことはありますか?的場「目標はたくさんあるのですが、まずは通過点として、ZEPPツアーをしたいです。元々は、ZEPPダイバーシティでワンマンライブをしたいと言ってきたんですけど、メジャーデビューをきっかけに、目標をもっと大きくしました。全国的になって、有名になりたいです!」奥村「いろいろなところの人にファンになっていただいて、そして東京で武道館とか、もっと大きなライブができるようになれたらいいなって思っています。そして、スーパーボウル」――スーパーボウル?鶴見「アメフトのスーパーボウルです」――これは大きく出ましたね奥村「ハーフタイムに踊りたいです!」中村「あと、アニサマに出たいです!」一同「出たい!」鶴見「アニソンを歌って、アニサマに出たいです」中村「タイアップがほしいです」鶴見「そこに"つくドル"として、コスプレイヤーチームが"公式コスプレイヤー"をやったり、イラストレーターチームが"キャラクターデザイン"をやったり、声優チームが"声優"をやったり……」根本「そういうのがやってみたいですね」奥村「あと、"虹コン"はけっこう海外に行かせてもらう機会が多いのですが、海外でワンマンライブができたらいいなって思っています」――海外でのライブがいかがですか?奥村「楽しいです! ファンの人たちも面白くて」的場「『トライアングル・ドリーマー』という、ライブの定番曲があるんですけど、海外の人が大きな三角定規みたいなのを掲げてくれていて、すごかったです。さすが海外だなって思いました」奥村「主張が激しいです(笑)」根本「逆にそれが愛おしいみたいな(笑)」――それでは最後に、メジャーデビュー、そして主演映画を楽しみにしているファンの方へのメッセージを、代表して的場さんにお願いします的場「虹のコンキスタドールは、『✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝』でメジャーデビューさせていただきます。5月の映画公開や、ゲームの主題歌・声優など、さまざまな活動もあるのですが、まずはこのメジャーデビュー曲を引っさげて、"虹コン"としてもドンドン大きくなっていけたらいいなと思っています。DVDシングルには、メジャーデビューが発表された、1月9日のライブの映像も収録されているので、私たちの始まりの部分も観ていただけたらうれしいです。出来たら8種類集めて、全部繋げてみていただけたら、より楽しんでもらえるのではないかと思います。"虹コン"はこれから、メジャーデビューの先も、さらに広がり、繋がっていきたいと思っておりますので、ぜひ応援していただけたらうれしいです。よろしくお願いします」――ありがとうございました「虹のコンキスタドール」のメジャーデビューDVDシングル「✝ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド✝」は、2017年4月26日の発売予定。初回限定盤として「赤盤」「橙盤」「黄盤」「緑盤」「青盤」「藍盤」「紫盤」、そして通常盤として「虹盤」の計8ラインナップが用意され、それぞれカップリングには1月9日に開催されたクラブチッタでのライブ映像が収録される。収録内容などの詳細は虹のコンキスタドール公式サイトにて。また、公式Twitter(@2zicon)もあわせてチェックしておきたい。
2017年04月21日「30代の目標は、私生活でも僕だけの“ぺっぴんさん”に出会うことです(笑)」。俳優の古川雄輝(29)が5日、最新写真集『unknown』発売記念イベントを行った。 連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK総合ほか・月~土曜8時~)で主人公・すみれの娘・さくらと結婚する健太郎を演じている古川。3冊目となる今回の写真集は、「みなさんが僕に対して持っているイメージを崩したかった」と言うのも、ふだんから実年齢よりも年下に見られることが多く、同ドラマ出演当初の設定も15歳の少年だった。「(今年で)30歳なるので、役の幅を広げたい」という強い思いで挑んだ一冊は、台風下の金沢で撮影を敢行。「お気に入りのカットは、風呂場で髪の毛を濡らして撮った写真です。これまではそういう髪形やシチュエーションがなかったので」とはにかむ。 22歳で俳優活動をスタートと、遅めのデビューだったこともあり、「あっという間の8年でしたが、いろいろ学べた20代でした」と語る古川。『べっぴんさん』では、ヒロインを演じる芳根京子(20)をはじめ若手実力派が多く、「みなさん演技が上手で、刺激になりました」と振り返った。 今年12月で30歳。プライベートでやりたいことを聞かれ、「大人が行きそうなお洒落なレストランに行きたいですね。ふだん牛丼屋さんとかなので」と庶民的な一面をのぞかせる。「あと、新しい趣味を見つけたいです。麻雀が趣味で、スタッフさんとかとよくやるんですが、5年くらい前からゴルフもやりたいと思っていて。麻雀もそうですけど、一緒にやると仲良くなれるじゃないですか」と抱負を語った。 ミスター慶応コンテストグランプリ受賞をきっかけに芸能界入り。’13年放送の主演ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』は、台湾や中国でも爆発的な人気を誇った。20代のラストで出演した『べっぴんさん』で名実ともに人気俳優へ仲間入り。 報道陣から「個人的に“べっぴんさん”と何か?」と質問が飛ぶと、余裕の笑みを浮かべる。「もちろん男ですから。つねにべっぴんさんと出会いたいですよ(笑)。年齢的に、そろそろ結婚とかもいいなあって思います。とにかくいい子がいいですね。『ありがとう』としっかり言える子がいいです」と女性観も披露した古川。写真集の自己採点は「100点です!!」と笑顔を見せた。
2017年03月07日今年8月から全7話で放送された「BSスカパー! オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』」の続編が、来年放送されることが決定。主人公・小野田坂道役には、小越勇輝が続投することが分かった。原作「弱虫ペダル」は、2008年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載が始まった、高校生の自転車競技にかける青春を描いた漫画。コミック累計発行部数は1,600万部を突破するのほどの大人気で、コミックだけでなく、舞台・アニメ化作品も人気。舞台においては、2012年の初演から9作品が公演、来年2月からは10本目の公演が控えている。また、アニメにおいては、スピンオフ作品『弱虫ペダルSPARE BIKE』が9月に劇場限定上映、さらにテレビシリーズも来年1月から第3シーズンのスタートを発表。ますます「弱虫ペダル」の人気は加速の一途を辿っている。前作のドラマ「弱虫ペダル」の好評を受け、この度、続編の制作が決定!今回の続編では、原作「弱虫ペダル」における人気シーンが数々登場する、小野田坂道1年生時のインターハイの熱い戦いを実写化するという。そして主人公・小野田坂道役には、小越勇輝が続投することも決定。小越さんは「続編決定嬉しいです!」と喜び、「今回は坂道が1つ成長したところからのスタート。さらにペダルを回し、熱く、そして坂道らしいまっすぐさで挑んでいきます!」と意気込みのコメントを寄せている。スカパー!オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」は2017年、BSスカパー!にて放送予定。前作ドラマ「弱虫ペダル」Blu-ray BOX&DVD-BOX、「演劇人は、夜な夜な、下北の街で呑み明かす…番外編 ドラマ『弱虫ペダル』スペシャル」DVDは2017年1月18日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2016年12月15日資生堂ギャラリーで17年1月13日から3月26日まで、展覧会「吉岡徳仁 スペクトル ー プリズムから放たれる虹の光線」が開催される。デザイン、アート、建築など幅広い領域において、自由な着想と実験的なテクノロジーから作品を生み出している吉岡徳仁 。これまでに、自然と人間の関係性に着目し、光がもたらす感覚を追求し研究を重ねる独自の手法で作品を表現してきた。13年に東京都現代美術館で開催された個展「TOKUJINN YOSHIDA_Crystallize」では、プリズムによって作られた「虹の教会-Rainbow Church」を発表している。同展では、プリズムでつくられた彫刻から放たれる、虹色の光線による新作“スペクトル”のインスタレーションを発表。自然と科学、そしてテクノロジーによって生み出される無限の色が創り出す光が空間全体を満たし、神秘的な光を体感することが出来る。【展覧会情報】吉岡徳仁 スペクトル ー プリズムから放たれる虹の光線会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階会期:17年1月13日~3月26日時間:平日11:00~19:00、日曜祝日11:00~18:00休館日:月曜日
2016年12月09日冬の乾燥に勝つ!株式会社エコライフが発売している美容化粧品「輝肌マスク」が2007年4月~2016年3月までの累計販売枚数1,500万枚を突破した。「輝肌マスク」はシートマスクの先駆けとして2007年4月から発売され、化粧水替わりに毎日使うことができるマスクだ。マスクをつけ10分間密着させると、じわじわ浸透してくるので、無駄なく美容成分がたっぷり肌へとしみこむ。マスク製造のほとんどの工程が手作業で行われており、こだわりの形状や取り出しやすさ・使用感でマスクをとってもべたつかない、ふっくらハリのある肌へと仕上げてくれる。こだわりの美容成分が1枚にみずみずしい肌を保つ「ヒアルロン酸」、うるおいを与えてくれる「コラーゲン」、ハリのある肌に導く「プラセンタ」などうるおい肌のための7つの成分がぎゅっと1枚につまっている。適度な厚みと何度もテストを重ね出来上がったマスクの形状なので、密着力が高く、液が垂れてしまう心配がなく家事をしながら、などのながら美容が可能だ。「輝肌マスク」は内容量は30枚入で通常購入4,860円(税込)、定期購入だと1回目が2,430円(税込)、2回目以降は4,374円(税込)となっている。これからの乾燥が気になる季節にぴったりの大人気シートマスク。定期購入だとお得になるのでこの機会に試してみたい。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社エコライフプレスリリース(@PRESS)
2016年10月24日村上虹郎主演で贈る映画『二度めの夏、二度と会えない君』。この度、10月2日(日)にクランクインしたばかりの本作から、写真が初公開された。篠原智(村上虹郎)は、もう2か月も塞ぎ込んでいた。突然現れてどうしようもなく惹かれてしまった森山燐(吉田円佳)が死んだのだ。死の直前、思いを抑えきれず「好きだ」と智が告げたとき、燐が見せた苦しそうな表情が頭から離れない。幼なじみで生徒会長の菅野瑛子(加藤玲奈)の説得も全く耳に入らず、ふらふらと歩いていると、気付けば燐との思い出の場所に来ていた。そこで起こったのが“タイムリープ”。半年前の夏、燐と出会った夏に戻ってきてしまっていた。燐は「バンドやろう!」と、記憶の中と同じく積極的に智を誘ってくる。戸惑う智だったが、前と変わらぬ燐のパワーと一緒に演奏できる嬉しさに抗えず、ドラムの花京院姫子(金城茉奈)、ベースの石田六郎(山田裕貴)を巻き込み、バンド活動を始める。バンド禁止の学校で、遂には会長を味方につけるほどの活躍を見せるが、刻々とあの瞬間が近付いていた…。智がやるべきことは決まっていた。2度めの夏に、大好きな燐が最期まで笑顔でいるために。原作は、「ガガガ文庫」(小学館)が10周年企画として満を持して送り出した赤城大空の同名ライトノベル。キャストには主演の村上さんを始め、演技初挑戦となる新星・吉田円佳、「AKB48」の加藤玲奈、金城茉奈、山田裕貴ら若い才能が集結する。今回到着したのは、クランクイン日に撮影されたメインキャスト5人の集合カット。この日5人が揃ったのは、貼りだされた実力テストの結果を各々が見に行くという場面。学園を舞台にした作品でよく見られるシーンではあるが、主人公の心情が表れており本作では物語を大きく動かす重要な場面となっている。撮影時は初日らしい緊張感がありながらも、キャスト同士の会話で笑顔を見せるなど良い雰囲気。爽やかな制服姿で登場した5人は、それぞれが役柄に合わせて外見が変化。特に髪色を変更したキャストは、これまでと大きく印象が変わっており、黒髪にチェンジした加藤さん、そして原作キャラクターを尊重し思い切って髪を銀に染めた山田さんが異彩を放っている。まだまだ撮影は始まったばかりの本作。この初日の撮影シーンが、一体どのように物語に結びついていくのだろうか。『二度めの夏、二度と会えない君』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月05日ドラマ「仰げば尊し」舞台挨拶が13日(水)に都内で行われ、主演の寺尾聰、共演の多部未華子、真剣佑、村上虹郎、石井杏奈(E-girls)、北村匠海(DISH//)、太賀、佐野岳が出席した。高校の弱小吹奏楽部が、ひとりの教師の指導により全国大会の頂点を極めた“奇跡の実話”を基にしたオリジナルドラマ。元プロミュージシャンと不良学生たちの音楽を通して生まれる心の交流を描く。元サックス奏者の教師・樋熊迎一役を演じる寺尾さんは、若手キャストとの共演を喜んでおり、「みんな感受性豊かで毎日会うたびに変わるので、負けちゃいられないと刺激を受けて楽しんでいます」と明かすと、「次のスーパースターがたくさん出ているので楽しんでください」とアピール。大ベテランの寺尾さんに「スーパースター」とまで言わせた若手陣も、本作に手ごたえを感じており、不良の木藤良蓮役の真剣佑は、「1話のダイジェスト版を見て、ウルウルしてきたのを我慢するくらい、胸が打たれました」としみじみ。また、「アメリカに住んでいた頃から学園モノに憧れを抱いていて、いつか出たいと思っていた」そうで、「僕が見ていた青春ドラマとは一味も二味も違うような、感動できる作品になっています」と自信を込めた。一方、不良グループのリーダー・青島裕人役の村上さんは、凄みを利かせた演技について、「さっき、真剣佑から良かったと言われて安心しました」と安堵の表情を見せる。そんな中、本ドラマの魅力を尋ねられた村上さんは、「このドラマは、見ていただければわかると思いますが、『ROOKIES』ではありません!」とぶっちゃけ。同局で2008年に放送された、佐藤隆太、市原隼人、城田優らが出演した『ROOKIES』は、高校野球を通して熱血教師の活躍と問題児たちの成長を描いた学園ドラマで、両作品とも平川雄一朗監督作。さらに、次世代スターが総出演していた点も同じところから出た発言だが、まったくの別物を感じている村上さんは、「僕はこの作品が好きだなと単純に思いました。それを皆さんに広めていただけたら嬉しいなと思います」と観客にメッセージを送った。日曜劇場「仰げば尊し」は7月17日夜9時よりTBS系で放送スタート(text:cinemacafe.net)
2016年07月13日内村光良を中心に個性的なメンバーたちが毎週オムニバスコントを届ける「LIFE!~人生に捧げるコント~」。このほど、注目度上昇中の村上虹郎が番組に参戦し初めてのコントに挑戦する。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、内村さんを座長にムロツヨシ、田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、星野源、西田尚美、石橋杏奈、臼田あさ美という多彩な旬のキャストがコントを行う人気番組で、この4月からスタートした新シリーズには吉田羊も参加。それぞれが個性的すぎる強烈キャラになりきり、話題を呼んでいる。そして今回は、若手俳優の注目株・村上さんがゲストとして登場、自身にとって初めてのコント収録に挑戦した。初共演となる内村さんやムロさんと、スポ根モノ(?)の「歯を食いしばれ」で息のあったコントを披露する。河瀬直美監督の『2つ目の窓』で主演を務め、鮮烈な映画デビューを飾った村上さんは、柳楽優弥の弟役を好演する『ディストラクション・ベイビーズ』やNTT DoCoMoのCMほか、現在次々と話題の映画やドラマへの出演を果たしており、次世代スターのひとりとして期待を集めている。村上さんは「コントの収録は初めてでしたが、新鮮で、楽しかったです!内村さんは優しかったですし、ムロさんは、最初から『虹郎!』と呼んでくれて、僕が出演した作品を見た話などをしてくれました。あまり緊張もせず、楽しむことができました」とコメント。個性的なメンバーに村上さんがどのようなスパイスを効かせるのか、放送が楽しみだ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」村上虹郎のゲスト出演は6月23日(木)22時25分~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日古川雄輝さんの2年ぶりの主演舞台『イニシュマン島のビリー』は、アイルランドの島に暮らす手足の不自由な少年を描くブラックコメディ。「舞台自体がハードルが高いうえ、日本とは笑いの質が違う海外のコメディだけにどうなるか…。ただ、いまはビリーのことを考えたいんです。どうしてもハンディキャップの部分がクローズアップされる役ですけれど、閉鎖的な田舎の島で映画俳優になる夢を見ている心優しい17歳の少年という、内面の部分に真摯に向き合えたら、と思っています」ビリーとして「どう動いたらいいかを大事に」。彼の優しさを「行動で表現していけたら、自然とそう見えるのかもしれない」。取材が行われたのが稽古初日を目前にしたタイミングだったこともあり、役についてあれこれ考えを巡らせていた。ただ、稽古しながら変わってくることも多いだけに、「いまはとにかく早く森(新太郎)さんの演出を受けて、自分の考えていることが正しいか、一回答え合わせをしたい」とも。「演技ってどれが正解かわからないんで、わりとテクニカルなことから考えちゃうんです。自分なりに準備して、現場で急に方向性が変わったときに対応できるようにしておくと、戸惑わずに済みますから」発言の端々に理系男子の片鱗が。「理系脳だとよく言われます。物事を組み立てて考えたいんですよね」客観性のある人かと思えば、「客観性はある方だと…いや、ないな(笑)」。在学中にミスター慶應に選出。その後、合格していた大学院への進学をやめ、芸能界入りした経緯からしても、意外と直感型の人?「ミスター慶應に選ばれた後、オーディションを受けたのですが、必死ながらもやっていて楽しかったんです。ただ、やればやるほど俳優という仕事は難しい。舞台は、稽古期間が長いぶん挑戦ができる場なので、怯んでしまう自分を奮い立たせて臨みたいです。少しでも自分の引き出しを増やしていけたらいいですね」◇ふるかわ・ゆうき1987年生まれ。2010年芸能界デビュー。出演作にドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、映画『脳内ポイズンベリー』など。出演映画『太陽』が4月23日公開。◇心優しく理知的ながら、ハンディキャップゆえに周囲からは馬鹿にされている少年・ビリー(古川)。ある日、彼の住む小さな町のすぐそばに、ハリウッドの撮影隊がやって来る。3月25日(金)~4月10日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/マーティン・マクドナー翻訳/目黒条演出/森新太郎出演/古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子S席8500円A席6500円(共に税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ
2016年03月25日現在、TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『虹色デイズ』だが、本日発売の「別冊マーガレット4月号」にて新メインビジュアルが公開された。新ビジュアルでは、これまでの男子4人が描かれたものから一変し、階段に女子4人も加わった8人での構成となり、物語が進むに連れて男女の距離が縮まっていることをイメージさせる1枚となっており、今後、夏樹たちの恋がどのように展開していくのかにさらなる注目が集まる。また、主題歌を担当するソナーポケットがアニメ本編に出演することも発表されている本作だが、その登場話数が、2016年3月27日(日)放送(TOKYO MX)の第12話となることが明らかとなり、同時にカラーとなった設定画も公開された。そして、いよいよ3月30日(水)に発売となる、TVアニメ『虹色デイズ』のBlu-ray/DVDのジャケット写真も公開。こちらは原作者・水野美波氏による描き下ろしの羽柴夏樹が描かれている。■TVアニメ『虹色デイズ』あらすじ夏樹・智也・恵一・剛はいつもつるんでいる高校生男子4人組。部活動もなし、勉強もそこそこに、楽しい毎日を過ごし中♪そんな4人の目下の関心事はやっぱり恋愛! 違うクラスの杏奈に片想いをしている夏樹は、みんなからいじられつつ奮闘するけど……!?○TVアニメ『虹色デイズ』公式プロモーションビデオ(C)水野美波/集英社(C)水野美波/集英社・「虹色デイズ」プロジェクト
2016年03月12日トーホーは、版画家・君島龍輝氏の個展「版画家・君島龍輝 ~BANGAの世界展~」を開催する。会期は1月15日~2月13日(日曜・月曜・祝日は休廊)、開館時間は11:00~19:00。会場は東京都・浅草橋のGallery t。入場無料。同展では、版画家・君島龍輝氏によるBANGA(下絵を描かずに版木を彫る技法)の作品が展示される。会場では、同氏がその技法により龍や鳳凰で宇宙を表現した、畳242枚分(400平方メートル)もの巨大な木版画作品「COSMO-242」の中心となる太陽と主要部分が公開されるほか、BANGAの小作品が展示されるという。ちなみに「COSMO-242」は、世界最大&世界最長の木版画としてそれぞれギネス世界記録に認定されているとのことだ。また、イベント初日の1月15日 18:00~20:00には、オープニングレセプションが開催される。レセプションへの参加は予約不要。入場無料。このほか、1月15日(11:00~18:00)と16日(11:00~13:00、15:00~18:00)には、オリジナル版画実演販売が行われる。作品はA5サイズ。制作費は54,000円(版木制作、版画額装)。制作時間30分。さらに、1月16日(13:00~15:00)には、 BANGA塾《体験教室》が開催される。受講料は1万800円(彫刻刀や筆などの道具レンタル代、和紙や絵具などの材料代、額装代が含まれる)。定員8名。版画実演販売やBANGA塾についての問い合わせは、Webサイト内に記載のあるメールアドレスに、タイトルを「版画実演販売」または「BANGA塾」とし、名前(ふりがな)、連絡先を明記してメールを送信する。なお、君島龍輝氏は1956年、那須温泉湯本生まれ。広島市在住。1983年にギタリストから版画家に転向、個展開始。1992年、ジャズミュージシャン(リチャード・デイビスなど)のコンサートポスターを多数手がける。1994~1998年、NYのギャラリーで個展を開催するために訪米。2012年、畳サイズ180枚の巨大木版画「奇跡の時空」の彫りが完成す。2013 年「巨大木版画」世界最大&最長に挑戦、制作開始。2014年、畳サイズ242枚の超巨大木版画「COSMO-242」完成。世界最大の木版画400㎡・世界最長の木版画220mギネス世界記録認定、2冠達成。2015年3月4日、ギネス世界記録共同通信発信。同年7月イタリアピストイア聖堂 個展。
2016年01月05日突然失踪した我が子を探して深みにはまっていく母親と、アボリジニに伝わる“虹蛇の伝説”の謎に迫る『虹蛇と眠る女』。ニコール・キッドマンが25年ぶりの故郷・オーストラリア映画で文字どおり“ひと肌脱いだ”本作から、予告編とともに、ぼう然と立ちすくむ彼女をとらえたポスタービジュアルが解禁となった。荒涼とした砂漠地帯にたたずむ小さな街・ナスガリに、訳あって越してきたキャサリンとマシュー夫婦。ある満月の夜、神隠しに遭ったかのように、彼らの子ども2人が突然姿を消した。うだるような暑さのこの土地で行方不明となった者は、2、3日で命の危険にさらされる。地元のベテラン警官らが大掛かりな捜索を行うが、どこにも手がかりが見当たらず、人々の疑惑の目は次第に夫婦へと向けられることに。そんな中、アボリジニの子どもがキャサリンに「虹蛇が2人を飲み込んだ。歌えば帰ってくる」という謎の言葉を告げるが…。ハリウッドで頂点を極めたニコールが、実に25年ぶりにオーストラリア映画に主演し、砂漠で失踪した我が子を探し求めて葛藤するヒロインを、衝撃的な全裸シーンもいとわず熱演した本作。オーストラリアのアボリジニに伝わる神話“虹蛇の伝説”を、新進女性監督キム・ファラントが現代にアレンジした、神秘的な心理サスペンスとなっている。キャサリンと心がすれ違う夫マシューには、『恋に落ちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ、失踪事件を追ううちにキャサリンに惹かれていく地元の警察官・レイを『マトリックス』シリーズのヒューゴ・ウィーヴィングが演じる。予告編は、「最初は白い者、次は黒い者。子どもが消える」という意味深なナレーションからスタート。灼熱の砂漠で、失踪した年ごろの長女とその弟を探し求めるキャサリンとマシューの姿と、隠さねばならない家族の秘密が浮き彫りにされていく。家族が抱える秘密とは…?アボリジニの子どもが語る「“虹蛇”が子どもを飲み込んだ」という言葉の意味は…?そして、 “虹蛇”が眠るという神聖な大地に足を踏み入れてしまったキャサリンの運命は!?謎が謎を呼ぶ展開の中、ニコールが身体を張って魅せた女優魂を、この映像からも確かめてみて。『虹蛇と眠る女』は2016年2月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日「別冊マーガレット」(集英社刊)にて連載されている水野美波氏の『虹色デイズ』。8月にTVアニメ化が発表された本作だが、今度は"『虹色デイズ』アプリ(仮)"がAndroid/iOS向けに制作されることが発表された。本アプリは夏樹、智也、恵一、剛と一緒にカラオケ気分で楽しめるリズムアクションゲームで、クリアした際にもらえるピースを集めることで、キャラクターのイラストやボイスが入手できる。また、リズムゲームだけでなく、集めたイラストでマイページのカスタマイズを行ったり、キャラのボイスをアラームに設定できるほか、アニメ/原作/イベント/キャンペーンなど『虹色デイズ』に関する最新情報をスケジュール化したダイアリー機能も搭載されたコミュニケーションアプリとなる。リリースは2016年初春の予定だが、すでにアニメ公式サイトにて事前登録を開始しており、事前登録者にはリリース時にアプリ内で使える「スペシャルアイテム」がプレゼントされる。また、本アプリゲーム化のほか、本日発売の別冊マーガレット10月号にて、TVアニメ『虹色デイズ』声優オーディションの実施もあわせて発表された。オーディションの対象は、夏樹たちのクラスメイト・石田さん役。詳細については、別冊マーガレット11月号(10月13日発売)に掲載される。さらに、9月25日(金)に発売されるコミックス第10巻の帯には、メインキャラクターの設定画が掲載されるので、原作もしっかりとチェックして続報を待ちたい。(C) 水野美波/集英社(C) 水野美波/集英社・「虹色デイズ」プロジェクト(C) 「虹色デイズ」SNS ゲームプロジェクト
2015年09月12日EIZOは9月1日、「FlexScan」と「ColorEdge」、「FORIS」3ブランドの液晶モニタにおいて「無輝点保証」サービスを開始した。輝点があった場合、購入から6カ月以内であれば、無償で液晶パネルを交換するサービスだ。輝点とは、画面の背景に黒色を表示した際、赤・青・緑で常時点灯しているサブピクセルのこと。2015年9月1日以降に購入した対象製品で輝点があった場合は、EIZOで確認したのちに無償で液晶パネルを交換する。保証期間は購入から6カ月以内。ただし、1つのサブピクセル全体が点灯するものを保証の対象とし、サブピクセルの一部が暗く光るものや、サブピクセルの全部が光っていないもの、異物が原因で光って見えるもの、背景が白色の際に赤・青・緑以外の有色で見えるもの(黒点)は対象外となる。無輝点保証の対象製品は以下のとおり。FlexScan:「EV2450」「EV2450-R」「EV2455」「EV2455-R」「EV2736W-Z」「EV2730Q」「EV2750」「EV2750-R」「EV3237」、および発売日が2015年9月1日以降のIPSパネルを搭載したFlexScan EVシリーズColorEdge:「CS230」「CS240」「CS270」「CX241」「CX271」「CG247」「CG277」「CG248-4K」「CG318-4K」、および発売日が2015年9月1日以降の全ColorEdgeシリーズFORIS:「FG2421」「FS2434」「FS2434-R」「FS2735」、および発売日が2015年9月1日以降の全FORISシリーズ
2015年09月01日「別冊マーガレット」(集英社刊)にて連載中で、単行本が現在9巻まで発売されている水野美波氏の『虹色デイズ』のTVアニメ化が決定した。『虹色デイズ』は夏樹・智也・恵一・剛の男子高校生4人組の日常を描いた作品。4人揃って部活動もなし、勉強もそこそこに、楽しい毎日を過ごす中、やはり目下の関心事は恋愛! 違うクラスの杏奈に、夏樹が片想いをするところから物語がスタートする青春学園ストーリーとなっている。今回のアニメ化にあたり、制作スタジオはプロダクションリードが担当。総監督にアミノテツロ氏、監督に大久保富彦氏、シリーズ構成に伊丹あき氏が名を連ねている。また、メインキャストについては、主人公の羽柴夏樹役を松岡禎丞、松永智也役を江口拓也、片倉恵一役を島﨑信長、直江剛役を内山昂輝、ヒロインの小早川杏奈役を津田美波、筒井まり役を内山夕実、浅井幸子役を石上静香、松永希美役を茅野愛衣が担当。メインキャスト陣は、単行本7巻の特別版にて同梱されていたドラマCDと同キャストが起用されている。ここでは、男性キャスト陣からの届いたコメントを紹介しよう。■松岡禎丞 (羽柴夏樹 役)アニメ化、嬉しいです! 今度は動く夏樹くんたちが見られるかと思うと、すごく楽しみです。みなさまの心にキュンキュンくるようなお芝居を心がけて、僕も夏樹くんを精一杯表現できたらいいなと思っています!■江口拓也 (松永智也 役)アニメではどんな物語の描き方になるのか、いちファンとしても楽しみです。放送の際はぜひ一緒に『虹色デイズ』の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです! 応援よろしくお願いいたします!■島﨑信長 (片倉恵一 役)素敵な原作をアニメ化する意義のある作品に出来るように、僕も全力で恵一役としてがんばっていきますので、どうか皆さま『虹色デイズ』アニメよろしくお願いいたします!■内山昂輝 (直江剛 役)アニメがどんな形になっていくか未知数で、僕自身もわくわくしていますが、みなさんの期待に添えるような作品になればいいなと思っています。がんばりますのでよろしくお願いいたします!アニメ化発表にあわせて公式サイトがオープン。8月11日発売の「別冊マーガレット」9月号では制作陣のコメントやキャストの別コメントが掲載される。また9月12日発売の10月号では、男性キャスト4名のインタビューを収録したDVDが付録となるので、こちらもあわせてチェックしておきたい。(C)水野美波/集英社
2015年08月11日その格好良さ、その知的さ、その色っぽさ、イケメンという表現では足りないほどの魅力を持った俳優・古川雄輝。その類い稀なる魅力を活かし、すでに「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(ドラマシリーズ)などで人気を博している彼が、新作映画『脳内ポイズンベリー』でこれまでとは少し違うイケメン役に挑んだ。演じるのはヒロイン・いちこ(真木よう子)が恋する相手、年下のアーティスト、早乙女23歳。似ているけど似ていない!?早乙女を通して見えてくる古川さんの素顔──。「台本を読んで感じた早乙女像は、子供っぽいところがある、つき合うにはいいけど結婚には向いてない、すぐに感情を表に出してムスッとしてしまう、連絡がテキトーなどですが、実はキャラクターとして共感できる部分もあるんです(笑)。僕もすごく子供っぽいところがあって…たとえば、ホイコーローを食べるシーンで早乙女はキャベツをよけて食べるんですけど、僕も20歳までまったく野菜が食べられなかった。ああ、一緒だなぁって(苦笑)。あとは、大人の男性なら顔に出さずにスマートに振る舞うところで感情を出しちゃったりするし、マイペースだし。そういうところは自分と一緒だったのでそのまま活かして演じています」。クールなイメージが強いだけに早乙女的な一面はかなり意外。けれど、好きな女性にすべてを“合わせる”ことは「ないですね」ときっぱり言えるのは何だか格好いい。「僕は僕なので、すべてを相手に合わせることはしないです。この映画でもいちこさんは早乙女に合わせすぎて、けっきょく疲れ果ててしまって、2人の関係は悪い方へ行ってしまう。だから無理矢理自分を変えることはしたくない。でも、もしも僕がいちこさんだったとしたら、早乙女ではなく断然、(恋敵である)越智さんを選びますね」。その理由を聞くと、子供っぽいと言うのはやはり謙遜で、いやいやどうして素敵な大人にしか見えない。そこから古川さんの恋愛観、結婚観が見えてきた。「女性の年齢によって付きあい方って変わってくると思うんです。いちこさんは30歳。一般的に30歳前後の女性とつき合うなら結婚を意識するべきだと僕は考えていて。というのも、僕がいちこさんと1年間つき合ったとすると、いちこさんの30歳から31歳までの時間を奪ってしまうわけですから、つき合うときにちゃんと将来を考えて責任を持つべき。だから、越智さんがおすすめなんです(笑)」。古川さんが「絶対、越智さん」というように、観客はいちこを通して、自由な年下アーティストの早乙女か、それとも頼れる年上の編集者の越智さんか、2人の男を天秤にかける。そんないちこの恋愛模様が描かれるのが現実パート、いちこの頭の中を描くのが脳内パート。面白いのは、原作から引き継いで描く脳内会議──理性、ポジティブ、ネガティブ、記憶、衝動、5つの思考=キャラクターたちがいちこの頭のなかに存在し会議をする。とても斬新な設定がみどころだ。「僕は現実パートだったので、脳内パートの撮影風景は見ていなかったんですが、完成した映画を観てものすごく面白いなぁと驚きました。あと、女性って…と思ったのは、思ったことを相手に言わずに脳内会議してしまう心理ですね。女性のみなさんは「察してほしい」と言うけれど、男はバカだから察することはできない。僕は無理ですね(苦笑)。早乙女のセリフにもありましたけど、言ってくれないと分からないんです…」。男は女の生態を、女は男の生態を垣間見るという意味でも、この映画は実に面白い。それが色濃く表れているとてもユニークなシーンがある。30歳になったいちこに向かって早乙女が、「ないわ~」と言うシーン。早乙女的には「30歳にはぜんぜん見えないね」という、いい意味の「ないわ~」であるのに、いちこは勝手にネガティブな意味として捉え、あれこれ妄想してショックを受ける。コメディ要素の強いシーンでもある。古川さんに課せられたのは「ないわ~」のセリフをアドリブで演じること。「あのシーンはアドリブも含め20テイク以上撮りました。実際の早乙女じゃない、いちこさんの妄想のなかでの早乙女を演じるので、不思議な感覚でしたね。そのシーンは僕ひとりでの撮影。真木さんはその日の撮影を終えていたので、てっきり帰られたと思っていたら、実はモニター脇でずっと見ていたらしくて…。“古川くん、あんな(にヒドイ)こと思っていたんだね…”って。もう、なにも言い返せなかったです(苦笑)」。そんな見たことのない古川さんの演技を引き出したのは、佐藤祐市監督。「いつか仕事をしてみたかった」と喜ぶ反面「今までやったことのない挑戦もあった」と苦労を語る。「今回は演技プランを考えずに現場に入ったんです。それは初めてのこと。いつもは、こうきたらこう、この動きならこう、このセリフなら…とあれこれ考えてプランを練っていくんですが、僕が演じるのは現実パート、自然体で演じなくてはならない。加えて、監督からの指示がものすごく多くて、かつ細かかったんです。目線、手の動き、身体の角度、仕草…監督の細かい演出にひとつひとつ応えていくことで早乙女になっていきました。正直、決して楽しいとは言えなかったけれど、完成した映画を観ると、ちゃんとスクリーンの中に早乙女がいる。新しい演じ方を経験させてもらいました」。演技の幅を広げた古川さんは現在、中国、アメリカ、イギリスなど海外にも活躍の場を広げている。彼がこの先に目指すものは何なのか──。「引き出しの多い俳優になりたいというのがひとつ。あと、帰国子女なので英語を活かした仕事もどんどんやっていきたいんです。海外に住んでいるときに思ったのは、洋画に登場する日本人役をなぜ中国系の役者さんがカタコトの日本語で演じているんだろう?どうして日本人の俳優が演じないんだろう?という疑問。なので、そういう場でも活躍していきたいです」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2015年05月07日小出恵介が主演、黒島結菜が初舞台に挑むM&Oplaysプロデュース『虹とマーブル』が8月、東京・世田谷パブリックシアターで上演されることが決まった。「鎌塚氏シリーズ」『ライクドロシー』などのコメディ作品で知られる倉持裕の最新作。1960年代の日本、高度経済成長期の狂乱の中、あらゆる“高嶺の花”に手を伸ばした男の半生をダイナミックに描く。舞台『虹とマーブル』チケット情報主演の小出恵介は2013年『MIWA』以来の舞台出演。ヒロイン役にはCMや映画で活躍する黒島結菜が舞台に初挑戦。ふたりは公演決定にあたり、以下のコメントを寄せている。■小出恵介初めての倉持さんの舞台の挑戦となります。 幾度も拝見させていただいている中で、とても楽しみにする気持ちと身の引き締まる思いです。黒島さんをはじめたくさんの俳優さんとともに、素敵な舞台にするべく頑張って行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。■黒島結菜初めての舞台でわからないことが多いですが、周りの方々に教えてもらいながら、良いものができるよう一生懸命がむしゃらに頑張りたいと思います。よろしくお願いします。出演はほかに、木村了、小松和重、ともさかりえ。公演は8月22日(土)から9月6日(日)まで。チケットの一般発売は6月20日(土)を予定。
2015年03月06日若い俳優たちが自身の持てる力を存分に花開かせた。手塚治虫作品をミュージカル化した『虹のプレリュード』のことである。10月2日、東京・天王洲 銀河劇場で開幕したその舞台は日本のミュージカルの可能性も感じさせるものとなった。ミュージカル『虹のプレリュード』チケット情報物語の舞台は19世紀のロシア圧政下にあるポーランドの首都ワルシャワ。急死した兄になり代わってワルシャワ中央音楽学院に編入し、ピアニストを目指すルイズ(生田絵梨花/乃木坂46)は、革命運動に身を投じるヨーゼフ(中河内雅貴)、音楽院の優等生フレデリック・フランソワ・ショパン(中村誠治郎)というふたりの青年と出会い、惹かれる。しかし、ロシア兵の侵略が進むなか、若者たちは時代に翻弄されていくことに……。幕が上がってまず印象に残るのは、やはり音楽だ。ヒロインのルイズを演じる生田は、冒頭からピアノの生演奏を披露。その堂々たる姿と腕前は、客席を物語の世界に引き込んでいくのに充分である。兄として男装をした凛々しさも、ルイズに戻って心情を吐露する愛らしい歌声も、どちらも実に魅力的だ。また、ヨーゼフ役の中河内、フレデリック役の中村、そして、ロシア軍大尉イワノフを演じる石井一彰、音楽院に通うソプラノ歌手コンスタンツィアに扮するフランク莉奈らの歌声も、説得力を持って響いてくる。ルイズはやがて、祖国のために戦うヨーゼフと、音楽の魂を守り抜こうとするフレデリックの間で揺れ始める。周囲にいる者も同様だ。自分にとって最も大切なものは何なのか。自分は何のために生きるのか。どの道を選べばいいのか……。現代にも通じるテーマを、それぞれがたたみかけるように歌い上げるシーンは、ミュージカルというものの力強さを感じずにはいられない。手塚治虫はクラシック音楽を愛好していたそうだが、芸術の力を信じた原作者の思いが、この舞台の上で見事に結実している。圧巻は、最後に生田が奏でるショパンの名曲『革命』である。フレデリックことショパンが、友と祖国を思って一気に書き上げたとされている曲だ。そこに込められたものを思うとき、自分の胸に去来するのはどんな感情だろう。しっかりと見つめてほしい。舞台は10月5日(日)まで。取材・文:大内弓子※手塚治虫の「塚」は旧字体
2014年10月03日3月に開幕する舞台、SHOW-ismVII『ピトレスク』の出演者が2月14日、東京・日比谷シャンテでトークイベントを開催。女優の彩輝なお、風花舞、美鳳あや、そして作、演出を手がける小林香がファンの前に顔を揃えた。SHOW-ismVII『ピトレスク』チケット情報舞台は1942年、ナチス占領下のパリ。キャバレーがドイツ軍により閉鎖されてしまう。人々は夜間外出禁止令をかいくぐり、とある工場の地下に集まり、キャバレー存続に動き出す……。ナチス統制下にあっても、なお自由と喜びを求める人々を描く、ミュージカルナンバーあり、シャンソンあり、オペラありの音楽劇だ。彩輝なおは、キャバレーの元衣裳係で、今は映画館の切符売りをする女性カミーユ。彩輝が「オリジナルの楽曲もありますが、みなさんご存知の曲もたくさん出てきます。歌詞がシュールというか、重要な意味がある。いかにその歌詞の内容を伝えるか」がポイントと話すと、小林が「そう、替え歌大作戦」と笑う。テーマは人種と性別を越えた愛。小林は「舞台には同性愛者やロマ、いろいろなマイノリティが登場します。マイノリティの方々が、愛する人へ『愛してるよ』といえる世の中であってほしい」と作品に込めた思いを語った。出演はほかに、シャンソン界からクミコ、オリジナル楽曲も提供する中川晃教、ソプラニスタ・岡本知高。公演は3月27日(木)から4月3日(木)まで東京・シアタークリエにて。チケット発売中。
2014年02月18日群馬県立ぐんま天文台は、月明かりでできる虹「月光虹」の観察に成功したと発表した。観測されたのは、2013年10月16日の18:20ころ。月明かりは太陽に比べると暗く、また雨が降るような天候では月が見えないことが多いことから、月光虹はまれにしか見ることができないが、今回、台風26号が通過した後、晴れているものの、北からの強い風で雨が飛んでくる状況と、月齢11の月(満月の少し前)の明かりが合わさることで、虹が出現したものと考えられるという。なお、同天文台では、2006年10月7日にも月光虹の観測に成功しており、今回の観測は約7年ぶりのものになるという。
2013年10月21日東京都下水道局が運営する「虹の下水道館」が4月20日にリニューアルオープンした。そもそも、「虹の下水道館」とはどんな施設なのだろう。「虹の下水道館」は、1996年に、有明下水処理場(現・有明水再生センター)下水道の無料見学説明室として開館。2012年12月から休館し、より下水道を身近に感じてもらうため体験型施設として生まれ変わった。館内は5つのエリアで構成。1 「アースくんの家」では、一般家庭での水の流れをシースルーハウスでチェック。2 「下水道管」エリアでは、普段は見ることのできない、マンホールの内部や下水道管の様子が見られる。3 「水再生センター」では、ポンプ所・中央監視室・水質検査室など、下水道に関わる仕事がどんなものかを体験できる。4 「下水道ひろば」はパネル展示や実験屋台など、イベントを開催するスペース。常設のボールサーカスでは水の流れを体験することができる。5 「レインボーシネマ」は、下水道や水がテーマのショートムービーを上映しているミニシアター。「虹の下水道館」は、いつも気軽に飲んだり使ったりしている水がどういう仕組みで流れてくるのかを、おもに子どもたちに知ってほしいという目的で運営されている施設。しかし、大人でも十分楽しめる興味深い展示が盛りだくさんだから、子どもたちだけに独占させておくのはもったいない! 人気レジャーエリアのお台場にあって入館は無料とあっては、一度行ってみる価値アリだ。リニューアルオープン日の4月20日には、タレント・イラストレーターで東京海洋大学准教授のさかなクンが、一日館長に就任し、「虹の下水道館」の魅力をPR。前日にアフリカ・セネガルから帰国したばかりというさかなクンはこんな感想を述べていた。「海外に行くと水道水を飲むことは禁物です。でも、一度飲んでしまったことがあり、おなかを壊して大変でした。日本に帰ると、キレイなお水のありがたみがよくわかります。下水道に関わるみなさんのお仕事あってこそで、とてもありがたいなと思います」日本でずっと生活していると、蛇口をひねればジャーッとキレイな水が出ることがあたりまえで、それが特別なことと感じている人は少ないだろう。しかし、世界を例に見ても、下水道がここまで発達している国はそう多くはないとのこと。リニューアルオープニングセレモニーに出席した東京都下水道局長の小川氏も、東京オリンピックを目前にした昭和37年に発足した下水道局とその後の下水道の発展エピソードを懐かしそうに話していた。また、下水道による汚水処理は水質保全や災害による河川の氾濫防止に役だっているという話も。オープニングセレモニーのあとは、子どもたちを招待してのさかなクンのトークショー「水はとってもたいせつ」を開催。水とお魚の話をユーモアたっぷりに語るさかなクンならではの話術に子どもたちも興味津々!毎週月曜日以外は毎日無料でオープンしているこの施設で、日本が世界に誇る下水道システムをぜひ体感してほしい。・東京都虹の下水道館 公式サイト
2013年04月30日◆サロン------------------------------------ キキララスタイル > add.東京都港区南青山4-23-10 ゴールドペリ3F tel:03-3498-2290(営業時間:11:00~21:00)◆ 季節------------------------------------- 春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬 ◆ シーン------------------------------------ デイリー ・ オフィス ・ デート ・ パーティー ・ ウエディング ・ 着物 ◆ デザイン---------------------------------- ワンカラー ・ フレンチ ・ 逆フレンチ ・ カラーグラデーション ・ ラメグラデーション ◆ デザイン2 -------------------------------- ドット ・ ストライプ・ボーダー ・ ピーコック ・ マーブル ・ レース チェック ・ フラワー ・ リボン ・ ハート ・ スター ・ 3D ・ ストーン ◆ カラー------------------------------------ ホワイト ・ レッド ・ ピンク ・ オレンジ ・ イエロー ・ グリーン ・ ブルー パープル ・ ベージュ ・ ブラウン ・ ゴールド ・ シルバー ・ カラフル ◆ ネイリストコメント---------------------------- 虹と空のデザインに胸キュン。他の方と差をつける、キュートなデザイン。 ネイル一覧
2012年04月24日