草彅剛が、2023年度後期連続テレビ小説・第109作「ブギウギ」で連続テレビ小説初出演。趣里演じるヒロイン・花田鈴子の音楽の師匠を演じる。本作は、大正末期から昭和を舞台に、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つヒロイン・鈴子が、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく様子を描く。趣里連続テレビ小説初出演となる草彅さんが演じるのは、作曲家の服部良一氏をモデルにした大阪生まれの作曲家、羽鳥善一。ジャズを得意とし、「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に生み出す。上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる、という役どころ。草彅さんは「初めての朝ドラ出演で、昭和の作曲家 服部良一さんがモデルの役を演じさせていただきます。皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います」とコメント、「僕自身も昭和の時代を駆け抜けます」と意気込みを明かしている。草彅剛そして鈴子役を演じる趣里さんとも初共演。「草彅さんは、物心ついた時からドラマやお芝居を拝見していて、尊敬する俳優の一人でした。今回、初めてご一緒できると聞き、本当にワクワクしています」と趣里さん。「台本の羽鳥先生のキャラクターがすごくすてきで、草彅さんが演じる姿を想像するだけで、最高に面白いものになると感じています。羽鳥先生も鈴子も、音楽を愛していて、心から楽しむことが共通していると思います。師弟として通じ合う二人を、草彅さんと演じていけることに、心躍る思いです」と共演の喜びをコメントする。草彅さんと2021年大河ドラマ「青天を衝け」でも組んでいる制作統括・福岡利武氏は、「草彅さんと趣里さんが山あり谷あり笑いあり、激動の時代を生き抜く師弟の物語を紡ぎ出してくれると思います。楽しみにお待ち下さい!」と期待を込めて語っている。2023年度後期 連続テレビ小説「ブギウギ」は10月2日(月)よりNHK総合ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月04日奈緒主演ドラマ「あなたがしてくれなくても」で、新名誠役・岩田剛典と、新名楓役・田中みな実、約3か月にわたって夫婦を演じた2人が共にクランクアップした。「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴による同名漫画を原作とした本作は、30代OLの主人公・吉野みち(奈緒)が、同僚・新名誠(岩田剛典)に夫とのセックスレスを告白したことから始まるビターなラブストーリー。あなたがしてくれなくても : 1 (アクションコミックス)画像:amazon.co.jp岩田さんと田中さんのクランクアップは、分かれ道が印象的な三叉路のシーンにて。西谷弘監督から花束が渡され、大きな拍手が送られた。岩田さんは「顔合わせの時に、(西谷)監督から“今回はとにかく悲しい顔をしてもらうよ”とお話があって覚悟はしていたんですけど、現場が始まると本当に繊細で複雑なシーンが多かったです。正直、“自分が表現しきれるのかな”という不安を抱えながら走っていた数カ月だったと思います」と悩んでいたことを明かした。それでも、周囲に支えてもらいながら撮影に臨めたそうで、「本当に上質な大人のドラマに参加させていただいたことを誇りに思いますし、この経験をこれからの活動に生かしていきたいと思います」と撮影をふり返る。「俳優としてのキャリアが少ないので、最初はどういう風に現場にいたらいいのかわからなかったんですけど」という田中さんは、「奈緒さんから“現場に育ててもらう気持ちでいていいんですよ”と言っていただきました。それからは皆さんに、わからないことはわからないと認めて、教えていただくことができました」と奈緒さんからもらった言葉が大きな助けになったと明かす。そして、「共演者の皆さんにも恵まれて、本当に良い思い出になりました。ありがとうございました!」と涙を浮かべながら感謝の言葉を伝えた。明日放送の最終話は、吉野夫婦と新名夫婦が離婚した後の物語。愛を求めてさまよい続けた4人の物語の終着点はどうなるのか注目だ。▼最終話あらすじ吉野みち(奈緒)は夫の吉野陽一(永山瑛太)と、新名誠(岩田剛典)は妻の新名楓(田中みな実)とそれぞれ、離婚が成立。「お互いのことが解決したら…」。そう伝えていた新名は、みちを水族館に誘う。新名は捨て身の告白をするも、みちは「気持ちには応えられない。誰にも頼らず1人で生きていきたい」と正直な気持ちを返した。2か月後、新名は陽一のカフェに呼ばれる。陽一は新名に、みちと別れたのかと聞く。口を濁す新名を見て、陽一は、みちと新名は付き合っておらず、新名は振られたことを知る。陽一がカフェに新名を呼び出したのは、ふと立ち寄ったカフェでみちと別の男がデートしている姿を見たからだった。一方みちは、1人で生きて行く決意はしているものの、不便さや寂しさを実感し始めていた。そんなとき、陽一の家に姉・麻美(紺野まひる)が来た。麻美は子どもの音楽教室の発表会に行けないので、みちに代わりを頼んだと言う。自分も行こうとする陽一に、麻美は「あんたは来なくて良い」と告げるが…。「あなたがしてくれなくても」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年06月21日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年正月公開)の超特報が6日、公開された。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。豪雨の中、傘もささずに絶望の淵に立たされた表情で街をさまようヤクザ・成田狂児は、突然聞こえてきた歌声に導かれ、全国合唱コンクールの地方予選が開かれている市民ホールへとたどり着く。歌声の主は大阪府の強豪校である森丘中学校合唱部。彼らを率いる部長の名は岡聡実もどこか浮かない表情を浮かべていた。そして雷鳴がとどろく中、互いを知る由もないヤクザと中学生は運命的に出逢う。今回解禁する超特報では、ヤクザと中学生という接点のない2人が出会うシーンが収められた。背中の入れ墨が目を引くヤクザ・狂児が「カラオケ行こ」と誘い、内気な性格かつ思春期だと一目でわかる中学生・聡実が「え…?」と戸惑う。ギャップがある2人の出会いに注目となっている。ファーストルックでも狂児が聡実をカラオケに誘う様子が写し出され、笑顔の狂児とは対照的に、ヤクザにカラオケに誘われ困惑する聡実の姿を捉えている。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会
2023年06月06日和山やまの人気漫画を、綾野剛主演で映画化する『カラオケ行こ!』より、ファーストルックと初映像となる超特報映像が公開された。今回公開された映像では、絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児(綾野さん)と、悩める合唱部部長の中学生・岡聡実(齋藤潤)が、運命に導かれるように出会うシーン。濡れたシャツから見える背中の入れ墨が目を引く狂児と、内気な性格かつ思春期ど真ん中な様子が分かる聡実。あまりにもギャップがある2人の出会いから、どんなドラマが始まるのか、この先が気になる映像となっている。ファーストルックでも、狂児が聡実をカラオケに誘う様子が切り取られている。『カラオケ行こ!』は2024年正月、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年正月公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年06月06日俳優の草なぎ剛が出演する、大王製紙「エリエール」の新CM「毎日のこと、やっぱり、いいものを。」編が6月1日より放送される。新CMには、エリエールカラーであるブルーの衣装に身を包んだ草なぎが登場。楽しげな家族の食卓や一緒に鼻かみの練習をする親子の姿、休日に映画を観て感動する女性などを描きながら、草なぎがエリエールブランドの「毎日のこと、やっぱり、いいものを」というメッセージをやさしく語りかける内容となっている。○■草なぎ剛 インタビュー――今回のエリエールのCMの撮影はいかがでしたか。見どころや印象に残ったエピソードなどがあれば教えてください。すごく素敵な空間で撮影しまして、僕も普段よりちょっと爽やかに、ちょっと大人っぽくというか、穏やかになれたのかなと思っています。やさしさあふれる表情にこだわって、この商品の温もりや温かみが伝わればいいなと思い、一生懸命演技しました。ティシューの柔らかさと僕の柔らかさがリンクしてるところに注目してほしいです。――今回、エリエールの新CMのコンセプトが「毎日のこと、やっぱり、いいものを」となっていますが、草なぎさんが毎日の暮らしをよくするためにこだわっている“いいもの”はありますか?普段身につけるものは素材にこだわってますかね。デニムもやっぱり100%コットンにこだわったりとかして、直に肌に触れるものとか、長時間一緒に過ごすものは、やっぱりすごい大事なので、素材にこだわってますかね。――いい毎日を過ごすために今後始めたいことはありますか?笑顔はやっぱり忘れずに。マスクをしていても、表情って分かると思うんですよ。なんか本当前向きになれると思うので、僕はマスクしていても笑っています。でも、たまに「目が笑ってないね、ツヨシくん」って言われるんだけどね(笑)。――毎日笑顔で過ごすために行っていることや心がけていることはありますか?ものが結構好きなんですよ。ギターとか。自分の好きな趣味を探すっていうのは、すごく人生の幸福感を上げるような気がして。自分の趣味を伸ばしていくと、より良い人生になるんじゃないかなと思います。――CMの中に「エリエールを選ぶことって、自分や家族の一日一日を愛することなんだな」というセリフがありましたが、最近日常の中で愛を感じたエピソードはありますか?僕は愛犬のフレンチブルドッグと一緒に生活しているんですけど、その中でワンちゃんってこう達観してるというか、神様なんじゃないかなって思うときがあって。今日みたいな仕事のときに、僕のことをずっと玄関で待ってることがたまにあるんですよ。純粋に待ってくれている、黒いビー玉のような瞳を見ると、すごい愛を感じて守ってあげたいなって思うんですよね。
2023年05月31日2023年5月26日、『とんぼ』や『乾杯』などの楽曲で知られるシンガーソングライターの長渕剛さんが、自身のInstagramを更新。トレーニングで鍛え上げられた筋肉の写真を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 長渕剛(@tsuyoshi_nagabuchi)がシェアした投稿 黒いキャップを被り、上半身が裸の状態で力こぶを見せる長渕さん。とても若々しい見た目ですが、同日時点で66歳の前期高齢者です。長渕さんは投稿の中で「今日もいい天気だ。みんな頑張ろう!」とファンたちを奮い立たせるコメントをつづっています。長渕さんの最新ショットには、さまざまな声が寄せられていました。・マッチョ!上腕二頭筋を触りたいなぁ。・アニキに負けないようなスタミナを目指して、筋トレをしています!・ムッキムキですねー!素敵な身体!!66歳の現在でもライブツアーを行うなど、精力的に活動している長渕さん。観客の心をわしづかみにするような熱い楽曲を届けるために、日々トレーニングをしているのでしょう。何歳になっても多くのファンの心を揺さぶる名曲を歌い続けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月27日三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典がクリエイティブディレクターを務めるナード マインド(NERD MIND)と、フォーサムワン(FORSOMEONE)のコラボレーションサンダルが登場。2023年5月27日(土)より、フォーサムワン フラッグシップストアなどで発売される。上質レザーを用いたミニマルなスライドサンダルコラボレーションで展開するのは、上質な素材を使用した日本製のスライドサンダル。幅広いスタイルに対応する、ミニマルなデザインがポイントだ。ベルクロストラップ仕様のアッパーには、イタリア・トスカーナ地方で生産されるスムースレザーを採用。また、ソールには、軽量で高いクッション性と耐摩耗性を実現する、ヴィブラムのEVAソールを組み合わせ、機能面も兼ね備えた。【詳細】「F:SLIDE」39,600円発売日:2023年5月27日(土)発売店舗:フォーサムワン フラッグシップストア、フォーサムワン オンラインストアサイズ:レディース34・36・38、メンズ41・43・45■期間限定ストア情報・6月3日(土)~11日(日)場所:ファクトリー・6月5日(月)~13日(火)場所:大阪髙島屋・6月17日(土)~23日(金)場所:レガウス、ジャック イン ザ ボックス・6月17日(土)~25日(日)場所:ローリン
2023年05月27日草彅剛(48)がドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)の演技で「ザテレビジョン」によるドラマアカデミー賞の主演男優賞を受賞したと発表された。同賞は、2023年1〜3月に放送されていた国内の地上波連続ドラマ作品のなかから選ばれたもので、読者、審査員、TV記者の投票によるものだが、草彅は読者票、審査員票、TV記者票すべてで1位を獲得したという。『罠の戦争』は草彅にとって6年ぶりの民放連ドラ主演作。本誌は11月上旬に、同作の現場に入る草彅を目撃しているが、送迎車から降りて出迎えたスタッフを見つけるとニコニコご機嫌な様子で挨拶をする姿が印象的だった。「昔から親しいスタッフもいる現場でしたが、久々の民放連ドラ現場とあって草彅さんは『新鮮だな〜』と話していました。そもそも本作は、制作を務めるカンテレにとって悲願でした。草彅さんとカンテレの結びつきは強いんです。『僕の生きる道』(‘03年)をはじめ、カンテレが関わった草彅さんの主演作は多く、SMAPが解散した後、ジャニーズ退所前の最後の主演作『嘘の戦争』(’17年1月期)もそう。その後も制作チームは毎年のように草彅さんサイドに“また一緒にドラマをやりたい”と話をしてきました。それがやっと実現したのが『罠の戦争』だったというわけです」(テレビ局関係者)俳優としての草彅はいまノリに乗っている。「草彅さんは、この春、『罠の戦争』の撮影が終わってすぐ、’24年公開予定の映画『碁盤斬り』の撮影に入りました。『孤狼の血』などで知られる白石和彌監督作品で、草彅さんの主演は白石監督からのラブコールを受けてのことだと聞いています。撮影は京都で行われ、すでに撮了しており、草彅さんもかなりの手ごたえを感じているようです」(映画関係者)このほか、’23年冬放送予定のNHKドラマ『デフ・ヴォイス法廷の手話通訳士』で主演を務めることも最近発表されたばかり。また、’20年に公開され、草彅が日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得した映画『ミッドナイトスワン』はこの5月からNetflixで配信が始まったが、映画部門の日本のトップ10で2週連続1位を獲得。同作は、6月から韓国で公開されることも決定するなど、俳優としての話題に事欠かない。「『罠の戦争』が好評だったように、映画界からもドラマ界からの草彅さんの俳優としての評価は非常に高い。民放ドラマから遠ざかっていた時期が長かったですが、今後は出演が増えていくことが期待できるのではないでしょうか」(芸能関係者)草彅は、カンテレとともに民放連続ドラマの世界で、「僕シリーズ3部作」(『僕の生きる道』、『僕と彼女の生きる道』、『僕の歩く道』)、「戦争シリーズ3部作」(『銭の戦争』『嘘の戦争』『罠の戦争』)と数々の名作を生んできた。「ザテレビジョン」ドラマアカデミー賞の受賞コメントでは次のように今後を語っている。「またこのチームで何かできたら。できれば新たな3部作とか?全然決まってないけど、希望を持っていると楽しいじゃないですか」さらなる草彅主演のさらなる名作ドラマの誕生に期待したい!
2023年05月25日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の大公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。登壇者陣は客席通路から登場し、歓声で迎えられる。しかし岡田は「(映画本編を)観終わった後だから、綾野くんが入ってこられた時に、どういう風に見ていいのかわかんないんじゃないかな? 狂気の役なので、(観客が)『キャ〜!』と言ってたのが、『わ〜、いた!』なのか『こわ〜い』というキャーなのか、気になるなと」とコメント。「黄色い声援」か「恐怖の悲鳴」だったのかを観客に拍手で示してもらい、岡田は「半々くらいですかね」と面白がっていた。また作品にちなみ、俳優として「最後まで行きたい」かを聞かれると、綾野は「何が最後なのか」と困惑しつつも「一生映画や作品を作る、その目標を一緒に叶えたいと思っている仲間たちや、まだなかなか想像できないけども、皆さんと一緒に見たい景色がそれぞれにあると思うので、ひとつひとつ丁寧に叶えていきたいと思います」と回答。一方で大ベテランの柄本は「需要と供給の問題でね。こっちがいくら供給しようとしても需要がなけりゃしょうがないからね。それだけですよ」と答え、岡田も「ものすごい現実的」とつっこむ。柄本は自身の需要について「もうないんじゃないか〜? まあなんとかもうよくわかんないですね」と表し、笑いを誘っていた。
2023年05月19日現在Netflixでは、俳優・草なぎ剛の出演作品が3作品配信されている。2022年8月19日に公開された『サバカン SABAKAN』は、5月15日より初の配信がスタート。配信されるとSNSでは「少年2人の演技に度肝を抜かれました」「清々しくも潤しく何度見ても心洗われます」「みんなこの映画見たら優しい気持ちになれるのに」 と温かな声が寄せられている。この作品の草なぎは、主人公・久田の大人になった役。夢である小説家になったが、うまくいかずゴーストライターで生計を立てていて、家族とも別居中という役どころだ。そして、2020年公開の『ミッドナイトスワン』、2023年1月期ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)も配信中。『ミッドナイトスワン』は、配信されるとNetflixの日本トップ10(映画部門)で2週連続1位を獲得し、SNSでも「こんなに涙腺が、崩壊しっぱなしの映画は久々だった」「凪沙さんの愛が美しい。切ない。素晴らしい作品」「忘れられない、余韻が凄い、、」と称賛の声が多く上がっている。草なぎは、故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立つ、トランスジェンダーとして生きる主人公・凪沙を演じた。『罠の戦争』では、愛する家族を傷つけられた議員秘書の役で、知略を尽くして鮮やかな罠を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる鷲津を演じ、放送当時は「#罠の戦争」が世界トレンド1位を11話中9度も獲得するなど、多くの反響があった。また、映画2作品の韓国公開が決定。『ミッドナイトスワン』は6月1日より、『サバカン SABAKAN』7月より韓国で公開される。(C)2020 Midnight Swan Film Partner(C)2022 SABAKAN Film Partners(C)2023カンテレ
2023年05月19日奈緒主演、岩田剛典、永山瑛太共演の「あなたがしてくれなくても」第6話が5月18日放送。自らの過ちを告白する陽一と、みちを振り切る誠…2つの“タイミング”に視聴者から「本当に人生タイミング」「タイミングが悪い色恋沙汰」などの声が上がっている。原作は「漫画アクション」に連載され30代~40代の女性に圧倒的支持を集める、ハルノ晴の同名コミック。婚姻関係にあるカップルの2組に1組が抱えると言われるにも関わらず、話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作をドラマ化する本作。陽一が変わろうとしている姿を見て、誠に「やっぱりただの同僚に戻りましょう」と別れを告げた吉野みちを奈緒さんが演じるほか、妻の楓への気持ちが失われるなか、強く想うようになったみちから別れを告げられてしまう新名誠に岩田剛典。結衣花と不倫関係になった罪の意識からか、みちとの関係修復に努めようとし始める吉野陽一に永山瑛太。キャリア優先の人生を歩んできたが、誠の心が離れていることに気づき、仕事を早く切り上げ家事をするようになった新名楓に田中みな実。みちを叱咤激励する後輩の北原華に武田玲奈。過去にも不倫していた三島結衣花にさとうほなみ。陽一が店長を務めるカフェのオーナー・高坂仁に宇野祥平。楓を心配する上司で編集長の川上圭子にMEGUMIといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では、みちが誠に対し元の同僚に戻ろうと別れを告げる一方、新名はみちからの突然の別れに戸惑い、誠の妻・楓は離れていこうとする夫を必死に繋ぎ止めようとする…という展開に。会議室で誠はみちにもう一度話したいと言うのだが、みちは「夫と向き合うことに決めたんで。夫婦ですから」と突き放す。みちは陽一と箱根旅行に行くことを提案。陽一も承諾する。楽しそうに旅行の荷造りをするみちに対し、洗い物をしていた陽一が突然「旅行行ってもできない」と言い出す。そんなつもりじゃなく、もっと気楽に行こう、と言葉を返すみちだが、陽一は自分がみちに辛い思いをさせてるのはわかってると言いつつ「プレッシャー、ハンパなくて」と胸の奥に秘めていた本心をぶちまける。病院に相談して原因をはっきりさせよう、と話すみちだが、陽一ははっきりさせるのが怖いと言い「みちだけできないなんて…」と、自分が一度だけ浮気したことを告白してしまう。「言い出すタイミングも含めて陽ちゃん最低」「陽ちゃんも今カミングアウトしなくても…てか墓場まで持ってきなよ」「浮気とか不倫したことを幸せなタイミングで伝えるのって本当に何なの?」など、陽一が“不倫告白”するタイミングの悪さに怒りの声が続出。陽一の言葉にショックを受けたみちは、自宅を飛び出し“ずるいのはわかってる。でもたまらなくあなたに会いたい”と、誠のことを強く求めるが、誠はみちに「困らせてごめんなさい。本当に同僚に戻ろう」とメッセージを送って彼女のことを振り切り、花束を買って楓のもとに戻る…。「本当に人生タイミングだと思ってるけどこのドラマも痛いほどそれを感じる」「みちが新名さんにたまらなく会いたくなってるこのタイミングで楓のとこに戻るなよ~」「こんなにもタイミングが悪い色恋沙汰を私は知らない」など、みちと誠の“タイミング”の悪さにも多くの反応が集まっている。【第7話あらすじ】旅行がキャンセルとなり陽一は浮かない顔でカフェで働く。結衣花に「何かあったのか」と聞かれ、浮気したことをみちに伝えたと話すと、結衣花は自分が楽になりたいだけで妻は深く傷つき、妻の怒りの矛先は浮気相手に向かうと怒りをあらわにする。一方、改めてこれまで蔑ろにして来たことを謝る楓だったが、帰宅すると誠は「先寝るね」と言って、一人で寝室に行ってしまう…。「あなたがしてくれなくても」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年05月19日草彅剛が“手話通訳士”を演じ、社会派ミステリー「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」をドラマ化。2023年冬に放送される。原作は、口コミで静かな話題を集め、“読書の甲子園”といわれる全国高校ビブリオバトルでグランドチャンプ本にも選ばれた丸山正樹による同名小説。読者の熱い要望によりシリーズ化され、10年以上にも渡って根強い支持を得る作品群の中からドラマ化されるのは、人気に火をつけた1作目。仕事や家族を失い人生に迷う男性が、自分の唯一の技能である手話を活かして「手話通訳士」になり新たな人生のスタートを切る物語が、殺人事件をめぐるミステリーとともに繰り広げられる。オーディションから実際にろう・難聴の俳優を選出主演を務めるのは草彅剛。本作の主人公・荒井尚人は、ろう者の両親の間に生まれた耳が聴こえる子ども、コーダ(Children of Deaf Adultsの略)であり、自身の生き方や他者との関わり方について悩み、現在と過去の事件を追う中で自身が果たして何者なのか周囲の人から問われ、自分自身にも問いかけることになる人物。ドラマの中では手話を使って演じるシーンも登場する。また、ドラマ化に際してオーディションを行い、20名近い「ろう者・難聴者」のほぼ全ての役を、実際にろう・難聴の俳優が演じることが明らかになっている。演出は「岸辺露伴」シリーズなどを手掛ける渡辺一貴。制作統括の伊藤学プロデューサーを中心に3年前からじっくり取材を重ね、構想を温めてきた作品であり、従来のドラマや映画を超えたリアリティで“ろう者”や“コーダ”が抱える悩みや葛藤を繊細に描いていく。もちろんこの作品の特徴でもあるミステリー要素も存分に堪能できる。主演・草彅剛、原作者・丸山正樹らコメント到着【草彅剛 コメント(主人公・荒井尚人役)】今回、ろう者の方たちとご一緒させていただき、毎日、楽しい現場を共有しています。手話の演技も初めてなので緊張しますが、ご覧になる皆さんが楽しめる作品になるよう、頑張ります!【原作/丸山正樹 コメント】この度、最高のスタッフ&キャストにより「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」が映像化されることが決まり、大変嬉しく思っています。脚本を拝読し、素晴らしい作品になることを確信しています。主演の草彅剛さんはもちろんのこと、信頼するろう者及びコーダの方に手話監修・指導をお願いすることができ、さらに「ろう者役はろう者俳優で」という当事者たちの長年の夢を実現できたこと、関係者の皆さんに心より感謝いたします。【演出/渡辺一貴 コメント】昨年春、ろう者劇団の所属メンバー、映画や演劇への参加経験者から、演技経験はないがお芝居に興味のある方まで、老若男女多くのろう者の方にお集まりいただき、このドラマのためのオーディションを行いました。驚きました。その表情の豊かさ、あたたかさ。表現の多彩さ、細やかさ。手話の「手」だけではなく、顔や全身を使った感情表現に圧倒されました。何よりも皆さんが「演じる」ことを心の底から楽しんでいる。こんなに楽しく、そして刺激的なオーディションは初めてでした。この思いをぜひ皆さんにもお届けしたい。いえ、お届けしなければいけない、と思っています。「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」は2023年冬、NHK総合・BS4Kにて放送(前・後編)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月16日映画『最後まで行く』のイベント<大阪まで行くイベントin道頓堀>が昨日5月10日、とんぼりリバーウォーク(道頓堀・戎橋東側)にて行われ、岡田准一、綾野剛、藤井道人監督が登壇した。『新聞記者』『余命10年』の藤井監督が手掛ける本作は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の物語。絶体絶命、極限の4日間の物語が、圧倒的な緊張感とスピード感、そして思わずクスっと笑ってしまうコミカルさをスパイスにノンストップ・エンターテインメントとして描かれる。事前に募集した4,000人の観客を前に行われた今回の道頓堀川での乗船イベント。完成披露舞台挨拶では、藤井監督がリモート登壇だったため、3人でのイベントは初めて。紙吹雪が舞い、盛大な拍手に包まれる中登場すると、悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤祐司を演じた岡田さんは「どうも!ひらパー兄さんです!新しい映画が完成いたしました。大阪を代表して東京で仕事をしておりますが、そんなひらパー兄さんの自信作、今回本当に面白い映画ができたと思っています」と冗談を交えながら挨拶。工藤を追う冷徹なエリート監察官・矢崎貴之役の綾野さんも「大阪のみなさんこんにちは!准一さんと監督とこうやって大阪の舞台に立ててとても興奮しています」と話し、藤井監督は「本当に大好きな兄貴2人と最高な映画をつくりました。自分ってこんな面白い映画つくれるんだっけと思うくらい、いい映画を作れたと思うので楽しみにしていてください」とアピール。また、藤井監督作品初参加となった岡田さんは「映画界の希望といわれている監督で、スタッフもとても優秀。そんな監督がつくる日本映画のクオリティは希望とされているものなので、一緒にできて嬉しい」と撮影をふり返り、綾野さんは「いつもの3倍くらいのスピードを感じる台本でしたが、准一さんがきてくれたことによって、この藤井組は大きくなるなと思いました」と手応えを述べた。そして、本作の見どころについて岡田さんは「こわい映画ではなく笑える映画ですが、笑いが一番難しい。ただ、笑いってひっくり返ったら狂気になって、笑いと狂気は紙一重なところがあるっていうのは関西人のツボをついてる映画だと思います。笑ってたら狂気にもなっていくし、狂気だったのが笑いにもなっていくし、そこがツボに入っていただける作品だと思います」と説明。最後には、岡田さんが「藤井監督のもと面白い映画が完成したと思っています。いい時間を過ごせたなと思えるものづくりを僕らは目指していますが、その中でも胸を張って皆さんに“おもろいで”と言える作品ができました」と自信を見せ、「ぜひたくさんの方に勧めていただいて、初日からの3日間に劇場で観ていただけたら嬉しいです!」と笑いながら挨拶。熱気に包まれる中、イベントは幕を閉じた。『最後まで行く』は5月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年05月11日俳優の草なぎ剛が出演する、花王・ハミング消臭実感Wパワーシリーズの新CM「着用中のしつこい汗臭対策 息子サッカー」編、「着用中のしつこい加齢臭対策 お父さんバス」編が、11日から放送される。新CMでは、息子と父の着用中の汗、脂のニオイを心配する家族の元に草なぎが登場。サッカーの練習場で思い切りサッカーをプレーして汗を流す中学生の息子、仕事帰りの夕方に帰宅中のバスの車内で暑そうにする父も、着用中ずっと臭わないことを確認していく。■草なぎ剛インタビュー――CM撮影はいかがでしたか?ハミングの消臭実感のパワーを、飛び出して伝えたいぞ! 気持ちはもう前のめりで、前に出たいのに板が……。だけど負けないぞ! というところです。そこに自分との勝負が毎回毎回あって、息をのむ展開でしたね(笑)。板って痛くて結構硬いんですよ。たまにボンてやると、突き指するんじゃないかってくらいに硬い時があって、2回目とかはめちゃめちゃ柔らかい時がある。板のご機嫌をめちゃくちゃ伺っている撮影でした。――ニオイに関する悩み事はありますか?服のニオイってやっぱ気になりますよ。特に僕は古着が好きなので、見た目はすごいボロボロなんですけど、ハミング消臭実感のおかげで、香りは最高です!――この人の“二刀流=Wパワー”はすごい! と思う方は?稲垣吾郎です! 格好良くてワインを知っているって、吾郎さんとか本当に天は二物を与えるみたいなところがありますよね。そう言うと、(香取)慎吾ちゃんもそうですけど、チャーミングで歌が上手くて、この世界で活躍されてる方って二刀流の方は多いんじゃないかな。僕もそういう人間になりたく、二刀流になれるように日々努力していきたいと思います。――自身を「ずーっと無限〇〇(な人)」で表すと?「ずーっと無限元気! な人」。元気が一番大事なんじゃないかなと。僕の元気を持ってハミング消臭実感で皆さんに元気をお届けしたい。健やかにね、爽やかに過ごしていただければなと、思う次第です。――視聴者の方へメッセージをお願いします。皆さん、さわやかに元気に過ごされていますでしょうか。ハミング消臭実感Wパワーで、僕と一緒に毎日爽やかになっていただきたいなと思います。新しいCMを見ていただけると、商品の素晴らしさが伝わると思います。是非とも皆さん、僕と一緒にこのハミング消臭実感を使って、元気に爽やかな毎日を送っていきましょう!
2023年05月11日奈緒主演、岩田剛典、永山瑛太ら共演の「あなたがしてくれなくても」第4話が5月4日放送。気持ちを抑えられなくなったみちと誠の“小指繋ぎ”に「1番ドキドキした。あれは反則」「もうヤバすぎ」など、SNSが大きくざわめいている。30代~40代女性から圧倒的支持をうけるハルノ晴氏の同名原作を「昼顔」制作スタッフがドラマ化する本作。夫の陽一とは結婚5年目で仲はいいがものの“レス歴2年”で、勤務先の上司・誠とキスしてしまった吉野みちを奈緒が演じる。共演にはみちの上司で周囲からは愛妻家だと思われているが、仕事に夢中な妻とのすれ違いで“レス”に。同じ境遇のみちに惹かれていく新名誠に岩田さん。みちの夫でカフェの雇われ店長をしているが、店で働くようになった結衣花と深い関係になってしまった吉野陽一に永山さん。ファッション誌副編集長として仕事に没頭する日々を送り、誠の“求め”を拒んだ新名楓に田中みな実。陽一のカフェでバイトするようになり、深い関係となった三島結衣花にさとうほなみ。みちと誠の関係をいぶかしんでいる後輩の北原華に武田玲奈。陽一が店長をしているカフェのオーナー・高坂仁に宇野祥平。働きすぎる楓のことを心配する編集長の川上圭子にMEGUMIといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2人で水族館に行った帰り、キスしたみちと誠。一方、陽一と結衣花も体を重ねていた。翌日、熱を出して寝込んだみちを見舞おうと誠は彼女のもとに向かうが、“こんなことしても彼女の迷惑になるだけ”と考え結局会社に戻る。さらに翌日、体調が回復して出社したみちは同僚の話から、誠が自分を見舞おうとしていたことに気づく。「一目顔が見たくて、ごめん…」と話す誠に「嬉しいです」と答えるみち。禁断の恋と思いつつ“顔を見たら浮かれてしまう”と、誠への想いを抑えられないみちは“自分がこんなにも愚かだったなんて”と、心の内で想いながら、エレベーターで横に並んだ誠と、周囲から見えないように小指と小指を繋ぐ…。このこっそり“小指繋ぎ”に「小指に1番ドキドキした。あれは反則」「エレベーターで小指繋ぐのはもうヤバすぎ」「新名さまのエレベーターの小指繋ぎキュンキュンした」などの声が集中。その後、一度はキス以上の関係に進みそうになるみちと誠だが、誠はみちに「指一本触れない」と宣言。そのうえで「そばにいて欲しい。俺にはあなたが必要なんです」と告げる…。この誠の発言には「1番ピュアで綺麗に見えるけど…心の繋がりが強くなるだけ。バレた時1番妻が傷付く愛し方を新名様は選んだね」「体より気持ちが繋がるほど強いものはないよね だからこそ、みちを想う新名さんを見てるのが辛い」といった感想も寄せられている。【第5話あらすじ】誠が帰宅すると楓は買ってきたオードブルを並べて待っていた。楓は昨日の朝ちゃんと話せなかったことを謝り、誠を蔑ろにしているわけではないと話すが、誠は楓の仕事への思いを理解していると返すも料理には手をつけずに寝てしまう。楓は自分が誠に対し、していたことを返されたように感じるのだった…。「あなたがしてくれなくても」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年05月05日「KYOTOGRAPHIE 2023」が5月14日まで開催中です。本写真祭において、ディオールは独自の視点からファッションや人体を通して「人の存在」を追い求めてきた、写真家・高木由利子展に特別協力しています。©WATARU FUKAYA京都・二条城 二の丸御殿台所・御清所にて開催されている、高木由利子氏の個展「PARALLEL WORLD」は、建築家の田根剛のセノグラフィーにより完成に導かれました。本展の名称は、共時的に存在する「2つの世界」を意味し、日常的に民族衣装を纏う人々を12カ国で撮影した”Threads of Beauty”そして「ファッション」の世界が交錯します。ファッションのテーマにおいては80年代から現代までのファッション界をけん引してきたデザイナーたちのクリエイションが写真に収められており、その中には高木由利子がディオールのために撮り下ろしたオートクチュールの特別なアーカイブピースも含まれています。印画紙、和紙、コットン紙、漆喰など異なる素材にプリントされた作品や自身がプリントに着色した作品など、多彩な写真表現の中で2つの世界が交錯する本展の舞台裏を写真家の高木由利子、建築家の田根剛による特別インタビュー映像とともにお楽しみください。 CreditProducer: Satoshi TakahashiCinematographer: Senzo UenoCamera assistant: Tomoyuki KujiraiEditor: Yuki InomataColorist: Sho SuzukiProduction manager: Yusuke TamuraProduction: NION@DIOR#KYOTOGRAPHIEお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年05月02日池松壮亮が2人のピアニストを一人二役で演じる主演映画『白鍵と黒鍵の間に』。この度、仲里依紗、森田剛ら11名の共演者が発表された。本作の舞台は昭和末期、夜の街・銀座。未来に夢を見る博(池松さん)と、夢を見失っている南(池松さん)。2人のピアニストの運命が大きく狂い出す一夜を描く物語。今回新たに発表されたキャストたちが演じるのは、2人のピアニストの運命を狂わせるクセ者。仲さんが演じるのは、博の大学時代の先輩で、クラブでは南のバンド仲間でもあるピアニスト・千香子。森田さんが、南と博を翻弄する刑務所から出てきたばかりの謎の男“あいつ”役で、飄々かつ危険な香りを作品に注入。また、お調子者でギャンブル狂のバンドマスター・三木役で「男闘呼組」の高橋和也。高いプライドと実力を持つアメリカ人のジャズ・シンガー、リサ役でクリスタル・ケイ。銀座を牛耳るヤクザの会長・熊野役で松尾貴史も出演。さらに、近年東京の音楽シーンで活躍している気鋭のサックス奏者・松丸契が、博とお互いの才能を認め合うK助役で映画初出演。銀座の高級クラブ「リージェント」のバンマス・曽根を川瀬陽太、老舗のクラブ「スロウリー」店長・門松を杉山ひこひこ、「スロウリー」ホステス・Y子を中山来未、博と千香子の大学時代のピアノの恩師・宅見を佐野史郎、南の母親を洞口依子が演じる。そして、テアトルシネマグループが日本初導入した「odessa」という独自の音響システムと本作がコラボした特別映像も公開。本作は音楽要素が非常に強く、劇場側としてもほかでは味わえない音響体験をアピールしていく方針があることから、今回のコラボ映像による相互PRが実現。クリスタル・ケイと松丸さんも参加する演奏シーンは、劇中の大きなハイライトのひとつになっている。『白鍵と黒鍵の間に』は10月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:白鍵と黒鍵の間に 2023年10月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開Ⓒ2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
2023年04月27日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の完成披露試写会が26日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督(リモート)が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。岡田は初タッグとなった藤井監督について、「信頼しかないし、すごかったですね。藤井監督率いる藤井組のスタッフ全員が面白い。それをまとめきれている藤井監督のあり方というのは、新しい映画の作り方というか、ニュージェネレーションの映画監督、映画界の光、希望みたいなものを感じます」と絶賛する。一方、藤井監督は「10代からずっと憧れの存在で、『学校へ行こう!』だったり、『木更津キャッツアイ』だったり、どちらかというとキュートな岡田さんをずっと追いかけて、最近は日本代表みたいな岡田さんが多いなと思っていたんですけど、今回の企画を見た時にキュートな岡田さんを撮りたいとプロデューサーにお伝えして」とキャスティングの経緯を明かす。「現場ではもう、兄貴って感じですね。僕らスタッフは若いんですけど、全員引っ張ってくれるような兄貴で、本当に楽しい夢のような時間でした」と振り返った。今回がっつり対峙することとなった綾野について、岡田は「13年前に、『SP』という作品にちょっとだけ出ていて、そのときは『これから売れる方です』とご紹介いただいて、それから時が経っても知り合いを通じて『一緒に共演したいです』とお声がけいただいたりすることがけっこうあって、やっと実現した作品になります」と明かす。実際に共演してみて「面白かったですね。薄皮一枚、敏感になるように皮膚を剥いで現場に立ってるような役者さん。心血を注いでいるのがわかる。面白いもののために現場に立っていることをやられている俳優さん」とさまざまに表現。「あとは覚悟を強いてくる役者さん。本当に車をぶつけてくるかもしれない。『よーい、スタート』と言われたら、どうでも良くなっちゃいそうじゃないですか。何かあっても役柄として生きる覚悟があるので、共演していい役者さんだなと思いました」と表した。綾野は岡田について「『SP』の時に初めてお会いして、その時にかけていただいた言葉も全部ずっと覚えていて、自分が成長した姿で共演したいというのが目標だったので、この作品が叶えてくれたことも嬉しかった」と喜ぶ。「何より大変だったのが、現場で准一さんに対するリスペクトが、役を通して漏れてしまわないか。でも、目の前で准一さんの芝居を観れている喜びは、ただただ幸せでしたね」と互いに称えあっていた。またキャスト陣は試写を観た時のエピソードも披露。コミカルなシーンでは広末がかなり笑い声を上げていたそうで、岡田が「横に綾野さんがいて、1個飛ばしてたんですよね。で、広末さんが来たから『ここ空いてるよ』と言ったら『いやだ! 絶対やだ!』とか言って、前に行かれて……」と状況を説明すると、広末は「嫌ですよね、2人の間で観るなんて絶対嫌ですよね?」と苦笑する。岡田は「俺が磯村くんの真似するところとかで、笑ってくれたんですけど。僕はその前に綾野くんのシーンで、絶対に笑うとこある」と主張。綾野は「准一さんってちょっと天然なところもあるじゃないですか。『いやあそこ最高だったよ』と言われて、『そうすか、ありがとうございます』って」と納得がいっていないようだったが、観客へのネタバレを避けオフマイクで磯村に確認すると、磯村が「面白いです」と太鼓判を押し、岡田は「よかった」と安心していた。
2023年04月26日俳優の岡田准一が4月26日、都内で行われた主演作『最後まで行く』の完成披露試写会に、共演する綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明とともに出席。脚本も手がけた藤井道人監督は、新作のロケ地である台湾からリモート登壇した。事故を起こし、ある男をはねてしまった刑事・工藤(岡田さん)と、事故を隠そうとする工藤を追い詰めるエリート監察官・矢崎(綾野さん)が繰り広げる緊迫の96時間を描いたクライムサスペンス。中国やフランスなど各国でもリメイクされた2014年の同名韓国映画を、『新聞記者』『ヴィレッジ』の藤井道人監督がメガホンをとり、日本独自のアレンジを加えてリメイクした。岡田さんは、悪いときに悪いことが重なり、陰謀に巻き込まれていく刑事という役どころ。一方の綾野さんは、そんな工藤を追い詰める、狂気じみたエリート監察官を演じている。二人は『SP 野望篇』(2010年公開)で1シーンのみ共演しており、本作で満を持して、本格的な共演が実現した。「ときどき、知り合いを通じて、共演したいとお声がけいただき、やっと実現した」と喜ぶ岡田さんは、綾野さんについて「役者として生きる覚悟を強いてくる役者さん。本当に車でぶつかってきそうな(笑)。『綾野じゃなくて、矢崎なんで、何か?』みたいな感じで」と役柄に対する没入感を絶賛し、「共演してみて、やはりいい役者さんだなと思った」と語った。そんな岡田さんの言葉を受けて、綾野さんは「初めてお会いしたときに、かけてくださった言葉をいまも覚えていて。そのときから『成長した姿で共演したい』というのが、目標だった」と感無量の面持ち。対峙し、追い込む役柄だけに「現場で准一さんへのリスペクトが漏れ出てしまわないか心配だった」とふり返り、「それでも、目の前でお芝居を見られる喜びを感じ、ただただ幸せでした」としみじみ。本格的な共演が実現した岡田さん&綾野さんが、互いを称え合う様子をファンも静かに見守っていた。また、岡田さんは、藤井監督と初タッグを組み「僕のほうが年上ですけど、芝居と映画を愛していて、信頼しかない。若いスタッフが集まる、新しい映画の作り方は、ニュージェネレーションというか、映画界の光であり、希望」と全幅の信頼感。「台本の段階から言うことなくて、『SP』『永遠のゼロ』のように公開前からいい匂い(ヒットの予感)がする」と期待を寄せていた。藤井監督は、10代の頃から岡田さんのファンだといい「僕のほうから、(主演は)岡田さんがいいですとお話した。最近では日本を代表する俳優さんというイメージですが、『学校に行こう!』や『木更津キャッツアイ』のようなキュートな岡田さんを撮りたいと思った」とキャスティングの意図を説明。「現場ではアニキという感じで、若い現場を引っ張ってくれた」と感謝を示していた。本作では、広末さんが工藤の別居中の妻で、一人娘を育てながら工藤との関係に苦悩する美沙子、磯村さんが工藤の車にはねられ、物語の鍵を握る重要人物・尾田創、柄本さんが工藤と関係を持つヤクザの仙葉組組長・仙葉泰をそれぞれ演じている。『最後まで行く』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後まで行く(2023) 2023年5月19日より全国にて公開©2023映画「最後まで行く」製作委員会
2023年04月26日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の大階段スペシャルフォトセッションが26日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。小雨が降る中、豪華キャスト陣が大階段に登場。主演の岡田は「お忙しい中、そして足元の悪い中お越しいただきましてありがとうございます」と報道陣を労う。「『最後まで行く』という、僕たちにとって会心の出来、ボス戦での会心の一撃が出るような、喜びにあふれる作品が出来上がりました」と自信を見せ、「観ていただければ、本当に面白い作品だと思ってもらえると自負しております。ぜひ5月19日、映画館で待ってますので、映画館でご覧ください」とメッセージを送った。
2023年04月26日橋本環奈、新木優子、岩田剛典が出演するNetflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の配信が決定。ティザーキーアートも公開された。赤いずきんを被った少女・赤ずきんは、旅の途中、灰だらけの少女・シンデレラと出会う。魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらい、舞踏会へ向かったふたりだったが、カボチャの馬車で男をひき殺してしまう。バレるまいとさっさと死体を隠し、ふたりはお城の舞踏会へ。シンデレラと王子様が恋に落ちたのも束の間、死体が見つかり舞踏会は中断。絶体絶命のふたりの前に次々と現れるクセだらけの人たちの中に、真犯人の影が。赤ずきんは、持ち前の洞察力と図々しさで事件に立ち向かう――。本作は、シリーズ累計33万部超えの同名小説の映像化。童話の世界で起きる事件を、旅の途中の赤ずきんが探偵役としてスッキリ解決してく物語。主演の知的で辛口な名探偵・赤ずきんを橋本さんが演じるほか、新木さんが美しく影のあるシンデレラ役、岩田さんがクールな王子様役で出演する。合わせて公開されたビジュアルには、虫眼鏡を持って微笑む赤ずきん、美しいドレス姿のシンデレラ、ガラスの靴を手にする王子様が集合し、映画の世界観が表現されている。橋本さんは「私が演じる赤ずきんは多くの方に読み親しまれたキャラクターとは少々異なり、森の途中で出会った死体にまつわる謎を解く為に思考をフル回転させ奔走してゆきます」と役どころを明かす。そして、「物語の面白さのみならず注目して頂きたいポイントは豪華な出演者の方々にセットや衣装です。よくこれだけの方々が集まったなと驚くばかりで演じていてとにかく楽しく、刺激になりました。観て下さる方がこの物語の世界を共に旅して頂ける感覚を味わえる作品となっているのではと思います」とアピール。新木さんも「撮影中はそこにいるだけで魔法にかかったような、ふわふわとした幸せな楽しい時間でした。衣装やセットも本当に素敵に作り込まれているのでそこも皆さんに楽しんで頂けるのかなと思います」と呼びかける。岩田さんは「中世ヨーロッパのお城を再現したような大規模なセットや、豪華な衣装も含めて全てがファンタジーな撮影現場だったので、現実離れした非日常感を楽しんでいました。子供から大人まで楽しめる内容なので、是非楽しみにしていてください!」とコメントしている。なお監督は、「勇者ヨシヒコ」「今日から俺は!!」『銀魂』シリーズの福田雄一。今作が初のNetflix作品となる。Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は9月14日(木)よりNetflixにて世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年04月24日映画『花腐し(ハナクタシ)』が2023年11月10日(金)に公開される。主演は綾野剛、監督は荒井晴彦。芥川賞受賞小説『花腐し』を大胆に翻案『花腐し』は、松浦寿輝による芥川賞受賞小説。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督、脚本家志望だった男、2人が愛した1人の女優による、切なくも純粋な愛の物語を描いた作品だ。監督は『⽕⼝のふたり』の荒井晴彦そんな『花腐し』を、『赫い髪の⼥』や『キャバレー⽇記』など⽇活ロマンポルノの名作から、『ヴァイブレータ』や『共喰い』をはじめとする⽇本映画の脚本を数多く⼿がけてきた荒井晴彦が大胆に翻案。映画『⽕⼝のふたり』に続く、自身4作品目の監督作品として自らメガホンを取る。主演は綾野剛主演は『最後まで行く』や『カラオケ行こ!』の公開を控えている綾野剛。共演には、柄本佑とさとうほなみが名を連ねる。栩谷…綾野剛廃れていくピンク映画業界で⽣きる映画監督。もう5年もの間映画を撮れていなかったが、梅⾬のある⽇、伊関と初めて会う。伊関…柄本佑脚本家志望だった男。栩⾕と過去に本気で愛した⼥について語り、その相手が同じ⼥<桐岡祥⼦>だったことをお互いは知り、衝撃を受ける。また、栩⾕から「桐岡祥⼦は死んだ」と告げられる。祥子…さとうほなみ栩谷と伊関が愛した女優。桑⼭…吉岡睦雄寺本…川瀬陽太ピンク映画の監督。リンリン…MINAMO中国からの留学⽣。ハン・ユジョン… Nia韓国からの留学⽣。金…マキタスポーツ栩⾕が⾝を寄せるビルのオーナー。韓国スナックのママ…⼭崎ハコ⼩倉…⾚座美代ピンク映画の製作会社社⻑。沢井…奥田瑛二ピンク映画の脚本家。映画『花腐し』あらすじタイトルに引⽤された万葉集の和歌「花腐し」とは、きれいに咲いた卯⽊の花をも腐らせてしまう、じっとりと降りしきる⾬を表現している。そのタイトル通り、梅⾬のある⽇に栩⾕と伊関は出会い、⾃分たちの愛した⼥について語り始める。そして、3⼈がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、栩谷、伊関、祥子、それぞれの⼈⽣が交錯していく――。【作品詳細】映画『花腐し』公開日:2023年11月10日(金)出演:綾野剛、柄本佑、さとうほなみ、吉岡睦雄、川瀬陽太、MINAMO、Nia、マキタスポーツ、⼭崎ハコ、⾚座美代⼦、奥⽥瑛⼆監督:荒井晴彦原作:松浦寿輝『花腐し』(講談社⽂庫)脚本:荒井晴彦、中野太配給:東映ビデオ©2023「花腐し」製作委員会
2023年04月20日主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎え、『火口のふたり』(19)の荒井晴彦が芥川賞受賞小説を脚色・監督した映画『花腐し』が2023年初冬に公開決定。ティザービジュアル、場面写真3点、荒井監督やキャスト陣のコメントが到着した。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そして2人が愛したひとりの女優・祥子(さとうほなみ)。梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女性について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していくーー。『ヴァイブレータ』(03)、『共喰い』(13)をはじめとする日本映画の脚本を数多く手がけてきた荒井晴彦が、『火口のふたり』に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作。主人公・栩谷に綾野剛、共演に『火口のふたり』でもタッグを組んだ柄本佑、ドラマ「あなたがしてくれなくても」などのさとうほなみを迎えた男女の物語が完成した。キャスト&監督&原作者よりコメント到着綾野剛/栩谷役初めて映画を観た時の事を思い出した。なんだか銀幕の中はひどく残酷で、こちらがそれを安全圏から覗いているとわかりながらも淡々と物語は進んでいく。その当時は、感情を掴み取ることも、感情を移入することもなく、ただただ傍観していた。しかし、観終わってみれば、独特な達成感というか、やり切った感が身体をほとばしり、それまで経験したことのない感情が湧き立ったものでした。現在、世の中には沢山の作品が生まれ、沢山の感情をシェアする環境が備り、毎日が選択の連続を生きる中で、この映画は何者なのだろうと考える。私にとって花腐しは"映画そのもの"でした。産まれる前から映像作品に携わってこられた映画人に魅せられ支えられ、ただただ映画の額面にようやく触れられた想いでした。本作を皆様の映画鑑賞アルバムの1ページに添えて頂けたら幸いです。柄本佑/伊関役去年の何月でしたか、荒井監督から電話があり「佑にホンを送ったんだけど読んだ?田辺が返事がないんだよなって言っててさぁ、、、」と連絡をいただきました。そんな前置きがありホンを読んだ僕は「おっほっほっ、おもしレェー。」と呟きました。『火口のふたり』に続き荒井監督に呼んでいただいた喜びに加えて、とにかくホンが滅法面白い!!いち映画ファンとしてやらなくてはいけない仕事でした。さとうほなみ/祥子役脚本を頂いたとき、ピンク映画業界に纏わるお話であったりそこを取り巻く人々の関係性であったり、荒井監督が実際に見てきた景色がぎっしり詰まっているんだろうなと感じました。ですが、映像化の想像があまり出来なかった中でもすでにこの作品に強く惹かれておりました。祥子という人物の日常を生きているのは、とてもつらくとても幸せでした。是非ご覧いただきたいと、心より思います。監督:荒井晴彦『火口のふたり』の公開が終わって、体力があるうちにまた撮りたいなと思った。『この国の空』の時のようなストレスが無かったのだ。「花腐し」を撮ろうと思った。榎望プロデューサーから紹介されたばかりの佐藤現プロデューサーにホンを送った。2019年10月だ。佐藤さんはやりましょうと言ってくれた。『火口のふたり』はキネ旬ベストワンになったが、コロナでパーティもできなかった。濃厚接触シーンが多い『花腐し』がクランクインできたのは2022年の10月2日だった。『火口のふたり』は安藤尋に撮らせるつもりだった。『花腐し』も自分で撮るつもりで書いたホンじゃない。2匹目のドジョウがいてくれるといいけれど。原作:松浦寿輝黒々としたトンネル小説「花腐し」が、荒井晴彦の手と眼と感性によって、原作をはるかに越えた荒々しいリリシズムが漲る映画「花腐し」へと転生する。ただただ、唖然とするほかはない。降りしきる雨のなか、廃屋めいたアパートへ帰ってきた男二人が、玄関前の路上でへたりこむシーンのデスペレートな徒労感に、やるせない共感の吐息を洩らしつつ、時代も国も個人も、これから黒々とした終焉のトンネルへ入ってゆくのだと密かに思う。『花腐し』は2023年初冬、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月17日俳優の綾野剛が、映画『花腐し』(2023年初冬公開)の主演を務めることが17日、明らかになった。同作は松浦寿輝の芥川賞受賞作の映画化作。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そしてふたりが愛したひとりの女優・祥子(さとうほなみ)。梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していく。『赫い髪の女』(79年)、『キャバレー日記』(82年)など日活ロマンポルノの名作から、『ヴァイブレータ』(03年)、『共喰い』(13年)をはじめとする日本映画の脚本を数多く手がけてきた荒井晴彦が、『火口のふたり』(19年)に続く自身4作目の監督作品として選び、大胆に翻案した本作。主人公・栩谷に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎え、2人の男と1人の女が織りなす湿度の高い男女の物語が完成した。○綾野剛 コメント初めて映画を観た時の事を思い出した。なんだか銀幕の中はひどく残酷で、こちらがそれを安全圏から覗いているとわかりながらも淡々と物語は進んでいく。その当時は、感情を掴み取ることも、感情を移入することもなく、ただただ傍観していた。しかし、観終わってみれば、独特な達成感というか、やり切った感が身体をほとばしり、それまで経験したことのない感情が湧き立ったものでした。現在、世の中には沢山の作品が生まれ、沢山の感情をシェアする環境が備り、毎日が選択の連続を生きる中で、この映画は何者なのだろうと考える。私にとって花腐しは"映画そのもの"でした。産まれる前から映像作品に携わってこられた映画人に魅せられ支えられ、ただただ映画の額面にようやく触れられた想いでした。本作を皆様の映画鑑賞アルバムの1ページに添えて頂けたら幸いです。○柄本佑 コメント去年の何月でしたか、荒井監督から電話があり「佑にホンを送ったんだけど読んだ?田辺が返事がないんだよなって言っててさぁ、、、」と連絡をいただきました。そんな前置きがありホンを読んだ僕は「おっほっほっ、おもしレェー。」と呟きました。「火口のふたり」に続き荒井監督に呼んでいただいた喜びに加えて、とにかくホンが滅法面白い!!いち映画ファンとしてやらなくてはいけない仕事でした。○さとうほなみ コメント脚本を頂いたとき、ピンク映画業界に纏わるお話であったりそこを取り巻く人々の関係性であったり、荒井監督が実際に見てきた景色がぎっしり詰まっているんだろうなと感じました。ですが、映像化の想像があまり出来なかった中でもすでにこの作品に強く惹かれておりました。祥子という人物の日常を生きているのは、とてもつらくとても幸せでした。是非ご覧いただきたいと、心より思います。○監督:荒井晴彦 コメント廣木隆一と竹中直人が『花腐し』をやりたがっていると聞いていた。2004年の湯布院映画祭で『ラマン』で来ていた廣木に、『サヨナラCOLOR』で来ていた竹中が、『花腐し』撮りたいんですよ、でも廣木さんが撮るなら、役者で出してくださいよ、と言っていた。帰って読んでみた。難しいな、あの二人、どんな映画にするつもりだったんだろうと思った。『花腐し』は廣木でも竹中でも映画化されなかった。昔の師匠足立正生にちゃんとした映画を撮らせたかった。足立さんなら『花腐し』をシュールな『雨月物語』にできるかもしれない。原作者の松浦寿輝さんは、映画大学の同僚土田環の東大大学院の指導教授だった。2013年5月、土田に頼んで松浦さんと足立さんの対面をセッティングしてもらう。しかし、足立さんの書いてきたプロットは原作の要約で、こりゃダメだと思った。余計なお世話だった。やはり何年も撮れていない斎藤久志でいこうと思った。その年の10月、中野太が初稿を書いた。斎藤は、中野の『新宿乱れ街』だねと言った。しかし、金が集まらなかった。『火口のふたり』の公開が終わって、体力があるうちにまた撮りたいなと思った。『この国の空』の時のようなストレスが無かったのだ。『花腐し』を撮ろうと思った。榎望プロデューサーから紹介されたばかりの佐藤現プロデューサーにホンを送った。2019年10月だ。佐藤さんはやりましょうと言ってくれた。『火口のふたり』はキネ旬ベストワンになったが、コロナでパーティもできなかった。濃厚接触シーンが多い『花腐し』がクランクインできたのは2022年の10月2日だった。『火口のふたり』は安藤尋に撮らせるつもりだった。『花腐し』も自分で撮るつもりで書いたホンじゃない。2匹目のドジョウがいてくれるといいけれど。○原作:松浦寿輝 コメント黒々としたトンネル小説『花腐し』が、荒井晴彦の手と眼と感性によって、原作をはるかに越えた荒々しいリリシズムが漲る映画『花腐し』へと転生する。ただただ、唖然とするほかはない。降りしきる雨のなか、廃屋めいたアパートへ帰ってきた男二人が、玄関前の路上でへたりこむシーンのデスペレートな徒労感に、やるせない共感の吐息を洩らしつつ、時代も国も個人も、これから黒々とした終焉のトンネルへ入ってゆくのだと密かに思う。(C)2023『花腐し』製作委員会
2023年04月17日俳優の市原隼人さんが、2023年4月14日にInstagramを更新。歌手の長渕剛さんとの、心温まるエピソードを紹介しました。同日時点で36歳の市原さんは20代前半の頃、仕事のプレッシャーで眠れなくなったり、嘔吐したりすることがあったといいます。自らの代わりがいない俳優という職業と、感情を商売道具にすることに対し、思うところがあったようです。そんな時、長渕さんに連絡をすると、「優しく受け止めてくれた」と振り返りました。作品に向かう中で悔しくて悔しくて、悔し涙が止まらない時も、迷わず剛さんに連絡し吐露した事がありました。その時も全てを受け止め背中を押し、周りを優しく包み込む事の大切さを忘れさせずにいさせて下さいました。今でも本当の優しさや強さというものは分かりません。その中でも自分を支えて下さる方へ愛情を持つ事の大切さを忘れさせずに居させてくれます。hayato_ichiharaーより引用 この投稿をInstagramで見る 市原隼人(@hayato_ichihara)がシェアした投稿 2022年に行われた長渕さんのツアーでは、写真家として同行していたという市原さん。常に長渕さんの近くで撮影を続け、時には一緒に温泉に行ったり食事をしたりするなど、関係が深まったと明かしました。市原さんは長渕さんのことを、「侘び寂びを感じられる唯一無二の人間臭い素敵な存在で、自分にとってかけがえのない大切な存在」と信頼しています。長渕さんと市原さんのエピソードに、ファンからは「知らなかったですが、素敵な関係性ですね!」「涙が止まりません」といったコメントが上がりました。市原さんは今後も、長渕さんとの信頼関係を築き、仕事に取り組んでいくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月14日奈緒フジテレビ連ドラ初主演となる「あなたがしてくれなくても」が4月13日スタート。岩田剛典演じる誠がラストで見せた表情に「切ない」の声が上がるとともに、稲葉浩志が歌う劇中歌にも「色気ありすぎ」などといった感想が続々寄せられている。「漫画アクション」連載、30代~40代女性から圧倒的支持を集めるハルノ晴氏による同名コミックを原作に、「昼顔」制作スタッフが再タッグを組み、夫婦のタブーに切り込んだ30代の恋愛ドラマを描く本作。夫の陽一とは結婚5年目で、今も仲はいいがレス歴“2年”の吉野みち役で奈緒さんが主演を務め、みちの上司で家事もこなし、妻を献身的に支える新名誠に岩田さん。みちの夫でコーヒーには強いこだわりを持っている、カフェの雇われ店長の吉野陽一に永山瑛太。誠の妻で、プライベートを犠牲にして仕事に没頭するファッション誌副編集長の新名楓に田中みな実。あるきっかけから陽一と出会う三島結衣花にさとうほなみ。みちのあざとかわいい後輩・北原華に武田玲奈。陽一が店長を務めるカフェのオーナー・高坂仁に宇野祥平。楓の上司で編集長を務める川上圭子にMEGUMI。誠の家族観に大きな影響を与えた母親・新名幸恵に大塚寧々といった面々が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は、夫・陽一とセックスレスになって2年経ったみちが、自分に魅力がないのかと思いを巡らせていたある日、会社に忘れ物を取りに戻って、ノー残業DAYで真っ先に帰宅したはずの上司・誠と遭遇。その後、1人寂しく桜を見ながらビールを飲んでいたところに、帰宅中の誠と出くわし、酔った勢いで思わず自分がセックスレスだと明かす。するとその翌日、誠はみちに「今度は僕の悩みも聞いてくださいね。僕は味方です」と言葉をかける。一方、陽一は店長をするカフェの前の工事現場で警備員をしてる三島と出会っていた。その後、セックスレスについて「本音が聞きたい」と話し合いをせまるみちに、陽一は「性欲強くない?」と冷たく言い放つ。誠は会社の花見のさなか、買い出しにかこつけみちを連れ出し、自らもセックスレスであることを告白する…という展開。ラストでみちを抱きしめた誠の表情に「切ない表情をする新名様」「岩ちゃんの切ない表情良かったな」「新名誠さんの切ない顔がだいすきすぎる」などのコメントが続出。また劇中歌として流れた稲葉浩志の「ダンスはうまく踊れない」にも「稲葉さんの「ダンスは上手く踊れない」のカバーが色気ありすぎて溶けた」「稲葉さんの歌う「ダンスは上手く踊れない」すげー色っぽい~」「セクシーすぎる歌声にキュン」などの感想が集まっている。【第2話あらすじ】花見で誠からハグされたみちだが、翌日出社すると誠から避けられ、不安を募らせる。その夜もみちと陽一、誠と楓はパートナーのいないベッドでやるせない夜を過ごす。次の日、誠ががみちの部署に来て書類の不明点を華に聞く。2人の微妙な空気を察知した華はあえて仕事のやりとりをさせようとするが、みちと新名は直接話さず、お互いの目を見ようともしない…。「あなたがしてくれなくても」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年04月14日俳優の森田剛が、舞台『ロスメルスホルム』の主演を務めることが13日、明らかになった。同作は「近代演劇の父」と称されているノルウエーの劇作家ヘンリック・イプセンにより1886年に書かれた戯曲。歴史と伝統に縛られたロスメルスホルムと呼ばれる屋敷を舞台に、古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写で描いた人間ドラマとなる。イギリスでは2019年に新翻案で上演され、2020年のローレンス・オリヴィエ賞でベストリバイバル賞、主演女優賞にノミネートされ高い評価を得ており、今もなお色褪せることのない名作であることを証明している同作。イプセンの作品の中で最も複雑で多面的な演劇という評価がある一方、最高傑作のひとつともいわれる本作品を日本演劇界の巨匠・栗山民也が手掛ける。主演の森田は、ロスメルスホルムと呼ばれる屋敷の主で、妻を失うもレベッカの支えで立ち直り、新たな時代に向けて前向きに生きようとするヨハネス・ロスメルを演じる。ヒロインの三浦透子は、ロスメルスホルムに下宿し、亡き妻に代わって家の一切を仕切り、ロスメルにも強い影響を与えるレベッカ役に。共演として、保守的なロスメルの義理の兄クロル教授に浅野雅博、急進派の新聞編集者モルテンスゴールに谷田歩、ロスメルの子供時代の家庭教師で大きな影響を与えるブレンデルに櫻井章喜、そしてロスメルスホルムの出来事を静かに見守る家政婦へルセット夫人に梅沢昌代と確かな演技力を持つ俳優が顔を揃える。10月に穂の国とよはし芸術劇場プラットで行われる愛知公演を皮切りに、11月に福岡公演(キャナルシティ劇場)、兵庫公演(兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)、東京公演(新国立劇場 小劇場)と続く。○演出:栗山民也 コメントイプセンの作品と出会うたび、独特な劇世界の中に喜びとも迷いとも分からぬまま、その言葉の海に漂っていたことを覚えています。それは、物語のぎりぎりのところでいつもはぐらかされ、方向性の見えぬどこか遠くへと連れ去られてしまった感覚なのです。でも、それが人間の在り方そのものでしょ?と問われたら、なるほどと頷いてしまうのですが。まるでギリシャ劇の運命に揺れる人間たちのように、イプセンの描いた人物たちはとても雄大にも見え、あるときはひどく愚かで滑稽で、だからこそ愛おしく、必死にたくさんの言葉を目の前のあなたに投げつけてくるのです。なんだか人との関わりに距離をとってしまう今の乾き切った時代だからこそ、必死に何かを探し続ける、そんな出会いを夢中で求めてしまうのです。○森田剛 コメント台本を読んで、緊張感のある会話の中でのシーンが深く描かれていて、暗く重たいストーリーではありますが、自分にとって大きなチャレンジになる作品だと思うので、稽古が始まるのが今からとても楽しみです。栗山さんの作品は、ステージの空間と俳優たちの立ち位置がすごく計算されていて綺麗で、今回ご一緒できることになって、演出を受けられることはとても嬉しいです。この作品はきっとご覧になる方にとっても、凄く集中力と体力がいると思いますが、きっと大きなものを感じてもらえると思います。○三浦透子 コメント時代と国を超えて残ってきた作品に触れること自体学びがあり、純粋にこの作品に関われることは意味のある貴重な体験になると思いますし、すごく嬉しいです。実際今を生きている自分が今の心で読んでも、考えさせられる部分や、刺さる言葉の強さを戯曲から感じるので、繰り返し読みたいですし、自分の中で生まれてくる解釈を楽しみたいと思います。栗山さんとご一緒出来るのは光栄です。集中したくなるような素敵な空間と時間を作れるように頑張りたいと思います。
2023年04月13日日本を代表するチェリスト堤剛の80歳記念リサイタルが目前だ。「サントリーホール館長」という重責を担いつつ、チェロ普及のために尽力し、80歳を迎える今なお現役最高峰のチェリストとして活躍する堤剛の歩みは、まさに日本におけるチェロ発展の歴史と言っても過言ではない。記念リサイタルのプログラムは、ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ第4番」を筆頭に、R. シュトラウス&プロコフィエフのチェロ・ソナタに、マルティヌーの「ロッシーニの主題による変奏曲」が並ぶ華やかなもの。そこにさらに日本を代表する作曲家、権代敦彦の新作が華を添えるという、重量級のプログラムだ。注目の共演者は、これまた日本を代表するピアニスト河村尚子というのも嬉しい限り。名手ふたりによって、丁々発止の熱演が期待されることは言うまでもない。軽井沢、岩国&大阪でも開催されるメモリアルなリサイタルの口火を切るサントリーホール公演は、チェロファンならずとも見逃せない。堤剛80歳記念チェロ・リサイタル4月22日(土)サントリーホール(東京)4月23日(日)軽井沢大賀ホール(長野)4月29日(土)シンフォニア岩国(山口)4月30日(日)ザ・シンフォニーホール(大阪)■チケット情報堤剛(Tsuyoshi Tsutsumi)チェロ/cello幼少から父に手ほどきを受け、1950年に8歳で第1回リサイタルを開いた。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事、その後1961年アメリカ・インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年よりシュタルケル教授の助手を務める。同年ミュンヘン国際コンクールで第2位、ブダペストでのカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たし、以後内外での本格的な活動を開始。現在に至るまで、日本、北米、ヨーロッパ各地、オーストラリア、中南米、アジアなど世界各地で定期的に招かれ、オーケストラとの協演、リサイタルを行っている。その他主な受賞は、1971年鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1973年『ウジェーヌ・イザイ・メダル』(ベルギー)、1974年『芸術祭放送大賞』、1980年『芸術祭優秀賞、レコードアカデミー賞』、1987年『モービル音楽賞、N響有馬賞』、1993年『日本藝術院賞』、1998年『中島健蔵音楽賞』などを受賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。また同年、天皇陛下御在位二十年記念式典にて御前演奏を行った。2013年、文化功労者に選出、2014年インディアナ大学より『トーマス・ハート・ベントンムーラルメダル』、2016年『ウィーン市功労名誉金章』受章、『2016年度毎日芸術賞音楽部門』、2018年『文化庁創立五十周年記念表彰』など多数受賞、表彰されている。近年では、サントリーホール、みなとみらいホール、軽井沢大賀ホール、札幌kitaraコンサートホール等でのJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲演奏会、ピアノのブッフビンダーとのベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲演奏会など益々精力的に活動の場を広げている。2020年秋にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演においてソリストを務め、大反響を呼んだ。録音においては、近年では『フランク&R. シュトラウス:ソナタ』と『ラフマニノフ:チェロ・ソナタ&ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番』(ピアニストは共に萩原麻未)を、マイスターミュージックより2017年と2019年にそれぞれリリースし、2020年12月の新譜「肖像」はレコード芸術誌の特選盤に選出されている。カナダ・西オンタリオ大学准教授、アメリカ・イリノイ大学教授(1984~1988年)、インディアナ大学教授(1988~2006年)を経て、現在、桐朋学園大学特命教授(前学長2004~2013年)、韓国国立芸術大学客員教授。霧島国際音楽祭音楽監督。公益財団法人サントリー芸術財団代表理事、サントリーホール館長、日本芸術院会員。公益社団法人日本演奏連盟理事長。
2023年04月12日ミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』の開幕記念会見が10日に東京・帝国劇場で行われ、堂本光一、北山宏光、佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里が出席した。2000年よりミュージカル『MILLENNIUM SHOCK』として開幕したシリーズで、2005年より堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』シリーズとして、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。今回はこれまでに上演し続けてきた『Endless SHOCK』本編と、新型コロナウイルスの感染拡大によって、2021年よりニューノーマルな状況下で上演されたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』を同時に上演するという新たな試みに挑戦している。4月9日には『Endless SHOCK』初日、そして10日には『Endless SHOCK -Eternal-』初日を迎えることとなったが、4月10日はKinKi Kidsのメンバーである堂本剛の44歳の誕生日でもあると指摘された光一は「今日? 今日だっけ! それは覚えてますよ。忘れるわけないじゃないですか」といかにも忘れていたようなリアクションを取る。1月1日が誕生日の光一は、レポーターから「いつも(ライブの)ステージ上でもらうじゃないですか」とプレゼントのお返しについてツッコまれると、「会う機会がないのでね。会えればあるかもしれないですけど。今日会わないじゃないですか」と、とぼけて見せる。しかし「というのはあるんですけど、今日ちょっとスタッフに頼んで、“あるもの”を届けてほしいという話はしました」と実はちゃんとプレゼントを考えていたことを明かし、周囲からは「おお〜」と驚きの声が上がった。“あるもの”とは何なのか、キャスト陣も気にしていたが、光一は「気になる? ……それは言えんわ!」と拒否。「機会があれば、また剛くんの方に聞いていただければ」と促し、「おめでとうございます、剛くんね」と相方の誕生日を祝っていた。
2023年04月11日出演はHideboH・舘形比呂一・森山栄治・守屋 茜方南ぐみ(代表:樫田正剛)主催、方南ぐみ企画公演朗読劇2023『ハイエナ』が2023年4月28日(金)に紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町 6-5)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月5日(水)18:00よりキャスト先行販売、4月15日(土)10:00より一般販売開始です。カンフェティにて4月5日(水)18:00よりキャスト先行チケット販売開始4月15日(土)10:00より一般販売開始 公式ホームページ 方南ぐみ企画公演朗読劇2023『ハイエナ』30年ぶりに再会した男たちの物語。男たちは、どうして30年間会わなかったのか。男たちが愛してやまなかった女の子は、今、どこで、なにをしているのか。30年前に止まっていた時間が動き出した時、90年代の J-POP と極上の会話劇とともに全ての謎が解けていく。冴えない中年になった男たちだが眩しい青春の時間はあったんだ。圧巻のラスト。エンターテイメントを是非、劇場で体験してください。方南ぐみ1988年に樫田正剛によって創設されたライター事務所です。 1993年「劇団 方南ぐみ」を立ち上げ以降、舞台の主催・企画・製作をしています。 樫田正剛はLDH JAPAN所属の脚本家でもあり、旗揚げ公演から2006年の解散以降、現在の方南ぐみ企画公演全作品の脚本・演出を手掛けております。公式HP 公式twitter 公式instagram 公式Tiktok 公演概要方南ぐみ企画公演朗読劇2023『ハイエナ』公演日時:2023年4月28日(金)開演19:00会場:紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町 6-5)■出演者HideboH・舘形比呂一・森山栄治・守屋 茜■スタッフ照明:石塚美和子音響:井上直裕(at Sound)ヘア&メイク:荻野明美宣伝美術:沼口公憲キャステイング協力:今橋叔子票券協力:カンフェティ制作:岩瀬ろみ、長谷川聖子【協力】(五十音順)LDH / サンミュージックプロダクション / テンカラット / ミーアンドハ―コーポレーション / 吉本興業【企画・製作・主催】方南ぐみ■チケット料金前売り・当日:6000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月03日