春とは思えないほど肌寒さが残った、4月初旬の深夜11時過ぎ。東京・銀座の居酒屋からにぎやかに現れた一団のなかに、長澤まさみ(31)の姿があった。この日、午後8時から、主演映画『コンフィデンスマンJP―ロマンス編―』(5月17日公開)の打ち上げが、この店で行われていたのだ。店から出てきた長澤は“ホロ酔い”なのか、ほんのり頬を染め、女性スタッフと熱いハグを交わすと、迎えの車に乗り込んだ。もう深夜とあってこのまま帰宅かと思いきや、車は銀座の雑居ビルの前で停車。降り立った長澤はマネージャーらしき女性と2人で、雑居ビルの中へ。“お忍び”で向かった先は、リリー・フランキー(55)がプロデュースするバーだった――。長澤とリリーといえば、過去に何度も交際が取り沙汰されてきた。11年、週刊誌で“宮古島2泊3日旅行”が報じられ、16年6月には本誌が“お泊りセット”持参の長澤がリリーと5時間もはしご酒デートをする姿を目撃。その際、背中出しのセクシーなワンピースを着た長澤が、リリーと親し気に話しながら歩く2ショットをキャッチしている。当時、本誌の取材に長澤の所属事務所は「昔から仲の良い友人で、その日も食事をしただけ」とのことだったが、いまも2人の交流は続いていたようだ。「その夜は、リリーさんの親しい知り合いだけの貸し切りでした。長澤さんが来店するということでリリーさんも駆け付けたそうで、2人でお酒を酌み交わし、楽しそうにおしゃべりしていたみたいですね」(バーの常連客)入店から3時間半。長澤がやっとバーから出てきたのは、午前2時半を回ったころ。数人のスタッフに見送られ、長澤は女性マネージャーとタクシーへ乗り込んだ。長澤は笑顔でスタッフに大きく手を振って、帰路についた――。果たして今後、リリーとのロマンスの行方は!?
2019年04月18日数カ月の間に母・朝丘雪路さん(享年82)、父・津川雅彦さん(享年78)を相次いで失った一人娘で女優の真由子(44)。だが悲しみと亡き父の教えを胸に、新たな挑戦に臨むという――。「私が今あえて歌手活動を始めるきっかけになったのは、母と父が相次いで亡くなったことです。母が歌っていたなかには『雨がやんだら』『お別れしましょう』といったヒット曲のほかにも、まだまだ素敵なオリジナル曲がたくさんあるんです。母は亡くなる直前まで自宅で歌い続けていました。母が愛した歌を、皆さんにお伝えしたいと思ったのです。また父も音楽好きで、『いい作品は後世に伝えていきたい』という考えの持ち主でした。その2人の思いを私のなかでミックスし、私なりの歌い方で表現していきたいと……。それが父と母が生きた証しを残すことになると考えています」今年2月、「東京エキゾチカ」の専属歌手として歌手活動を宣言した女優・真由子。母は歌手や女優として活動した朝丘雪路さん。そして父は俳優・津川雅彦さん。朝丘さんが逝去してから今年4月で1年になる。一周忌を前に両親の思い出を語ってくれた。昨年4月27日、眠るように旅立った朝丘さん。思いもよらなかった「母の愛」にふれたのは、その直後のことだった。「母の部屋の整理をしていたら、『ママの宝物』と書かれた箱が出てきました。その中に、毎年母の日に渡していたメッセージカードや、私の描いた絵とか、高校生ぐらいまでのテストの答案用紙などが詰まっていて……。全然いい点数ではない答案用紙までとってあったんですよ。まさか娘のものを保管しておくような人ではないと思っていたので、父と2人で本当に驚きました。やっぱり、お母さんだったんだなと……。何十年ぶんもの母の愛が一気に押し寄せてくるようで、号泣してしまいました。そんな母の愛情にふれたこともあり、私のなかに後悔の念が湧き上がってきました。母は自分の結婚式に着た祖父(日本画家の伊東深水)がデザインした打掛けを私の花嫁衣装にすることを夢見ていました。その願いはかなえてあげられなかったのです。私は交際していた男性を、いつも父や母に紹介していましたが、いつも父から痛烈なNGを出されてきました。『さっきお前は、こんなことを言ったけど、世間じゃそれは許されないぞ!』とか、本人に言うのです。シュンとなってしまう人もいるなかで、私の夫になった男性(俳優の加藤裕介・45)は根が明るく、打たれ強い性格なので、全然メゲませんでした。私にとっては“父がいちばん”なので、結婚には父の許しが必要だと思っていました。彼もそれは理解してくれていて、何回も挑戦し、そのたびに父にNGを出されてしまいます。たとえばこんな“ひっかけ問題”もありましたね。『そもそも、お前は真由子と結婚したいんだろ。俺の許可が必要なのか?』との父の問いに、『(黙考)……いえっ、私は真由子さんを愛しているのであって、お父さんの許可は必要ありません』と答えると、『じゃ、なぜここに来た』って」生前の朝丘さんは彼を気に入ってくれていて、『あんなにケチョンケチョンに言われても諦めないんだから、すごいわよね』と、妙に感心していたそう。「そんなこんなで交際も10年以上たっていたのですが、母の他界後、私の気持ちも察してくれたのか、彼が「こんなときだけど、お父さんにもう一度チャレンジしてみたい」と、言ってくれたのです。しかし父に会ってみると、やっぱりお説教が何時間も続いて……。最後の最後でした。父の『付き合いも長いし、もう真由子はいい年だ。それでも娘と結婚したいのか』との問いに、彼が『真由子さんは、私にとって死ぬまで一緒にいたいと思える人なんです』と答えると父が彼に手を差し出して、『娘をよろしく』と――」四十九日が過ぎた朝丘さんの誕生月の7月に入籍。喪が明けたら、結婚式を挙げる予定だった。「父も『俺の残りの楽しみは、お前とバージンロードを歩くことだな』と話していたんです。それなのに……。父は昔から体調管理にも気を使っていて、少しでも体調が悪いと感じると、さっと病院に入るような人でした。昨年の土用の丑の日も、父の大好物のウナギを持っていこうと、連絡をしたら入院中でした。私も風邪気味でしたので、ウナギは看護師さんに預けて帰ると、「おいしかったよ。もう少しで退院するから、飯食いに行こうな」と、連絡があったのです。それが最後に交わした言葉です。翌日、容体が急変して、そのまま……。母のときと異なり、心の準備もしていなかったので絶句しました。昨年8月4日に津川さんも逝去。悲しみにくれていた真由子に立ち上がる力をくれたのは、両親の教えだった。「父は生前よく言っていました。『起こったことは全て正しい!』と――。そんな父の言葉を思い出したのです。2人との別れを無駄にしてしまうのも、意味のあるものにするのも私次第なんだって。歌手として女優として、私の中に流れる両親の血を、まぶしいぐらい輝かせることができれば、別れも意味のあるものにできるし、親孝行にもつながる……。いまはそう、信じています」
2019年03月15日数カ月の間に母・朝丘雪路さん(享年82)、父・津川雅彦さん(享年78)を相次いで失った一人娘で女優の真由子(44)。だが悲しみを胸に、新たな挑戦に臨むという――。「私が今あえて歌手活動を始めるきっかけになったのは、母と父が相次いで亡くなったことです。母が歌っていたなかには『雨がやんだら』『お別れしましょう』といったヒット曲のほかにも、まだまだ素敵なオリジナル曲がたくさんあるんです。母は亡くなる直前まで自宅で歌い続けていました。母が愛した歌を、皆さんにお伝えしたいと思ったのです。また父も音楽好きで、『いい作品は後世に伝えていきたい』という考えの持ち主でした。その2人の思いを私のなかでミックスし、私なりの歌い方で表現していきたいと……。それが父と母が生きた証しを残すことになると考えています」今年2月、「東京エキゾチカ」の専属歌手として歌手活動を宣言した女優・真由子。母は歌手や女優として活動した朝丘雪路さん。そして父は俳優・津川雅彦さん。朝丘さんが逝去してから今年4月で1年になる。一周忌を前に両親の思い出を語ってくれた。「母との思い出の曲ですか?幼いときに子守歌に歌ってくれた『ララバイ・オブ・ブロードウェイ』という曲です。母はサビの部分にくるとすごい声量で歌うので、眠るどころか逆に目が覚めていましたね(笑)。この曲は音域がすごく広く、とても難しいので、6月8日のファーストコンサートに間に合うかどうか。あらためて歌手としての母の偉大さを痛感しました。私は歌手や女優としての母をとても尊敬しているんです。でも母親としては……、インタビューではいつも『母親としては失格でした』と、お答えしています(笑)。母と私は“親子”ではなく“姉妹”という感じでした。好きな食べ物が出されても、母が先に『あ、雪江(※雪路さんの本名)これ好き!』と取ってしまったら、我慢するしかない(笑)。また母は舞台が多く、家を空けることもしょっちゅうでした。だから子どものころは、お母さんって家に通ってくる存在だと思っていたのです。母を玄関で見送るときは『また遊びに来てね』と、手を振っていたそうです(笑)」いつでも仕事第一だった朝丘さん。だが20年前、女優への道を開いてくれた存在でもあった。「成人してから、父が経営していた玩具会社で働いていましたが、あるとき母が『ママが座長を務める舞台があるから、あなた、いっぺん出てみない?』と言うのです。『全然やる気ないから』と断ったら、『食わず嫌いはダメよ!一度も経験せずに、俳優という職業を嫌うのはよくないと思うわ』と、言われてしまって。それで25歳のときに舞台に出たのですが、私の演技に対して、お客さまの反応がダイレクトに伝わってくるのが、すごく気持ちよくて。母はこんなに素敵な仕事をしていたんだと感動し、女優業を続けることになりました。もし初仕事が映画やテレビだったらどうだったでしょうか。いま振り返れば、母の策略だったのかもしれません(笑)」育児に関しては、朝丘さんと津川さんは対照的だったという。生後5カ月のとき真由子が誘拐されるという大事件が起こった。無事保護された彼女を抱きながら津川さんは「世界一の父親になる」と誓ったのだ。真由子自身も「私は究極のパパっ子です」と胸を張る。「母は『わが道を行く』人でしたから、私を育ててくれたのは父でした。学校行事に参加してくれたり、自宅に友達を呼んで飾りつけをして、誕生日やクリスマスパーティを開いてくれたりしたのも、全部父でした。私、初めてのブラジャーを一緒に買いに行ったのも父なんです(笑)。というのも、それより少し前に胸が成長してきたとき、母に相談したことがあったのです。左右の大きさが少し違うという成長過程ではよくあることだそうですが、母は『あなた、それは小児乳がんよ!』と、あわてて私を病院に連れていっちゃった。『困ったお母さんだねえ』と、病院の先生にも苦笑いされました。そのときから「お母さんに大事なことを相談するのはやめよう」と固く心に誓ったんです(笑)」
2019年03月14日映画『マスカレード・ホテル』大ヒット御礼舞台挨拶が16日に都内で行われ、木村拓哉、長澤まさみ、鈴木雅之監督が登場した。同作は、シリーズ累計275万部を突破した東野圭吾の「マスカレード」シリーズ第1作を実写化。捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)がホテルマンに扮して、連続殺人事件の舞台として予告されたホテル・コルテシア東京へ潜入捜査を行う。プロモーションのために様々なバラエティ番組に出演していた木村だが、長澤は小日向と2人で木村をドッキリに仕掛けるという企画について「コヒさんと2人でやるという時点で不安だったんですけど、途中で木村さんが気付いちゃった。撮影がなくなっちゃったんで、すごくショックでした。こっちはやる気満々で」と振り返る。一方、木村は長澤について「去年の年末は舞台(ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』Prodeced by TBS)を毎日やってたので、僕も見せていただいて。あの舞台を毎日やってる最中、休演日に、TOP10を全て当てないと帰れない番組を夜中の2時までやってる彼女が信じられなくて」と称賛。長澤は「私が来たら外れ始めたんですよね」と申し訳なさそうにしていた。また、観客からの「作中の2人の仲は進展するのか」という質問に、木村は「ホテルを後にする新田浩介に対して、180点くらいの笑顔なんですよ。あの笑顔をじかに新田浩介として受けた自分は、完全に打たれました」と長澤の笑顔にやられた様子。長澤は「対立し合ってた2人が、認め合ったところで、どうなるかはまだわからない状態かなと思いました」と分析し、「その先は人それぞれでいいのかなと思います。そうなっても(恋に落ちていても)いいなとは思いますし」と、あくまでも観客へ想像の余地を持たせた。
2019年02月16日東野圭吾のベストセラー小説を木村拓哉、長澤まさみの豪華共演で映画化した『マスカレード・ホテル』が本日公開になる。原作は、東野圭吾作品の中でも人気の高い“マスカレード”シリーズの第1作。都内で起こった連続殺人事件の現場に残された謎の数字の羅列から警視庁捜査一課は次の犯行現場がホテル・コルテシア東京であることを突き止め、エリート刑事の新田(木村拓哉)を潜入捜査官として送り込む。新田はフロントクラークとしてホテルに入り込み、教育係の山岸尚美(長澤まさみ)の下で働き始めるが、犯人逮捕を第一に動く新田と、宿泊客の安全を第一に考える山岸は幾度となく衝突する。物語は高級ホテルを舞台に、立場も性格も正反対の新田と山岸が信頼関係を築いていく過程と、連続殺人事件の真相が明らかになっていく物語が描かれ、様々な“仮面”をつけた宿泊客たちが謎を深めていく。検事や総理大臣など、これまでに様々な役どころに挑んできた木村は意外にも初の刑事役で、小日向文世、渡部篤郎、松たか子、前田敦子ら多彩なキャストも出演している。“マスカレード”シリーズの小説はすでに3作が刊行されており、映画のシリーズ化も期待できそうだ。
2019年01月18日女優の長澤まさみが主演を務める映画『コンフィデンスマンJP』(2019年5月17日公開)のティザービジュアルが11日、公開された。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。今回公開されたティザービジュアルは14日よりチラシにて全国劇場に配布される。ダー子、ボクちゃん、リチャード3人のコンフィデンスマンを中心に、ウラオモテのある登場人物たちを形容する両面仕様のデザインに。一方は、真っ赤なリップで、ボクちゃんとリチャードが写りこむサングラスをかけて微笑むダー子。そしてもう一面にはヌンチャクを構え、香港のスターを思わせるボクちゃん&両手を上げて喜ぶリチャードが写りこんだサングラスを外し、凛とした眼差しで次のこちらを見つめる、狙うダー子の姿が写し出された。映画公開日は2019年5月17日に決定し、さらに19日には「第1回 子猫ちゃんたちの集い~忘年会編~」も開催される。自称子猫ちゃん筆頭の五十嵐(小手伸也)と共に、今年を振り返るファンミーティングイベントとなっている。メガホンをとった田中亮監督、さらに来年公開の映画に登場するダー子の弟子も参戦決定。五十嵐の生副音声付きドラマ振り返り上映のほか、映画最新情報も明らかになる。
2018年12月11日8月に亡くなった津川雅彦さん(享年78)と4月に亡くなった朝丘雪路さん(享年82)の合同お別れ会が11月21日、東京・青山葬儀所で営まれた。お別れ会には林遣都(27)が参列し、津川さんとの思い出を語ったという。14年のドラマ「銀二貫」(NHK総合)で津川さんと共演した林。各紙によると津川さんから「遣都は必ずいい役者になる。もっと勉強して頑張りなさい」と激励されたことを明かし、「恥ずかしくないよう、一生俳優をやっていこうと思っています。津川さんのような役者を目指していきたいです」と決意を語ったという。Twitterでは林の真摯な姿勢に「心を打たれた」といった声が上がっている。《人が亡くなるのは寂しいけれど、気持ちを受け継ぐ人がいればお終いではありません。遣都くんもいつか後輩を育てるような名優になり、生きた証が続きますよう》《遣都くんを見てると、本当に人との出会いが自分を成長させてくれるんだなとしみじみと思う》《ぜひ津川さんに言われた「いい役者」になってください、貴方なら絶対なれます》「銀二貫」は林が初めて時代劇に挑戦した作品。“名優・津川雅彦”と共演したことは、林の俳優人生におけるターニングポイントだった。「初の時代劇作品ということで林さんは懸命に取り組んでいましたが、撮影時に津川さんから演技を褒められることはありませんでした。その悔しさから、林さんはさらに撮影に没頭したそうです。しかし『褒めない』というのは、実は津川さんの作戦。そうすることで彼をやる気にさせたかったそうです。実際、そのお陰で林さんも役者として成長。今では感謝の気持ちでいっぱいだと言っていました」(ドラマ制作関係者)さらに林は当時、津川さんから「俳優論」を学んだという。「津川さんの演技を間近で見て、林さんは圧倒されたといいます。その貫禄から『俳優とは一瞬で人を魅了する仕事なんだ』と気づき、『津川さんのような役者になりたい!』と決意。そして役者仕事にのめり込んでいったそうです。そんな津川さんを亡くした林さんの悲しみは、計り知れません……」(前出・ドラマ制作関係者)林の成長する姿を、天国の津川さんは見守っていくことだろうーー。
2018年11月22日木村拓哉と長澤まさみが初共演となった映画『マスカレード・ホテル』完成報告会見が11月20日(火)、都内にて行われ、木村さん&長澤さんに加え、鈴木雅之監督が質疑応答に応じた。木村拓哉VS長澤まさみ、仮面をはがせたのは…お互いのマスカレード(仮面)をはがし合うことはできたのかという質問が飛ぶと、木村さんは「実は、僕が運転の最中、路上のプライベートのまさみさんを目撃したことがあって。信じられないくらい、帽子もマスクも眼鏡もせず、彼女のままいるんです。ひとりで道をゆっくり歩いていて。空を見て笑顔だったんですよ(笑)」と言うと、長澤さんは照れながら「天気がよかったんです!」と言い、「完璧に仮面が外れた長澤さんを見た」とホクホク顔の木村さん。すると、長澤さんは「12歳のときに母とファッションビルに行ったら、1階が騒がしくて。何が起こったと見たら木村さんが入っていくのを目撃した。でも…木村拓哉さんでした(笑)」と言い、まったく仮面をはがせなかった様子。「スタッフやキャストに対しても平等に接してくださって、裏表がないみんなの頼れる兄貴でした。とてもいい人だな、と思いながら毎日過ごしていました」と、役柄同様、木村さんにしっかりと寄り添っていた。『マスカレード・ホテル』は、累計320万部を突破した東野圭吾による「マスカレード」シリーズの第1作を実写映画化。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村さん)が、連続殺人事件の次の犯行場所がホテル・コルテシア東京とし、潜入捜査を行う。新田の教育係に任命された山岸尚美(長澤さん)とともに、次々と現れる素性の知れない宿泊客たちを前に、犯人の正体を探っていく。初の刑事役を演じた木村「ようやくバトンが回ってきた」木村さんと言えば、これまで検事、パイロット、美容師など様々な役に扮してきたが、意外なことに本作で初の刑事役に挑戦となった。「ようやくバトンが回ってきたなと思ったんですけど、クランクインして次の日にはホテルマンになっていた…」と「刑事」らしい立ち回りはほぼなかったと、やや苦い顔を見せた木村さん。「刑事の動きはあまりなかったので、セカンドを待ちたいと思います(笑)」と“次”のオファーを期待した素振りをみせた。一方、ホテルマンとなった長澤さんに関しては「いつも完璧だった」と賛辞を贈る。長澤さんは恐縮した素振りをしつつ、木村さんとの初共演について、「いつか共演してみたいなと思っていました。先輩なので、どうしても緊張はするんです。けど、現場に行ってお芝居をしていく中で、どんなにぶつかってもすべて受け止めてくださって。言葉をちゃんと奥の心の目で見てくれる。常に頼り甲斐のある方でした」と、こちらもあふれる敬意で返していた。『マスカレード・ホテル』は1月18日(金)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:マスカレード・ホテル 2019年1月18日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 Ⓒ 東野圭吾/集英社
2018年11月20日女優の長澤まさみと俳優の浦井健治が8日、東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で公演される舞台『メタルマクベス』の公開稽古を行った。2006年に初演した『メタルマクベス』は、劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、シェイクスピア作品『マクベス』を独自に脚色したロックスペクタクル。そんな同舞台の再演を、今年7月からキャストを変えて3作連続で上映している。第3弾となる今回は、浦井健治、長澤まさみら豪華キャストを迎え、圧倒的なスケールで物語が進行していく。同舞台の初演を翌日に控えたこの日は、報道陣の取材に応じた浦井健治と長澤まさみ。浦井が「我々のdisc3は色んな意味で集大成だと思います。(演出家の)いのうえひでのりさんを筆頭に作ってきたつもりですので、お客様に届けられるように語尾までしっかりと届けたいと思っています」と気合十分。一方の長澤は大晦日まで59公演を行う同舞台に「初めての経験なので、何とか無事に最後まで走り切りたいという思いと、今は不安と戦っている感じです」と心境を明かしつつ、「きっとお客さんが来てくださって、たくさん入ったら自分の気持ちも変わってくるのかな。本当に広い劇場なので、お客さんと一体になって舞台が無事始まるといいなと今は願っているところですね」と力を込めた。長澤は同舞台で歌も披露することに。「私は人前で歌うのは2回目。本当に歌の意味もストーリーの中で大事になってくるので、ちゃんと歌もお客様に届くように伝えたいと思っています」と意欲。その長澤は浦井扮するランダムスターの夫人を演じるが、「今回は恐妻、悪女という役柄なので、浦井さんにはビシバシ言わせていただいております(笑)」と浦井に対してはスパルタで接しているそうで、それを受けた浦井は「厳しいですよ(笑)」と苦笑いだった。『メタルマクベス』は、11月9日~12月31日の期間(11月10日・13日・20日・27日・12月4日・11日・18日・25日は休演)に東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で公演
2018年11月09日私が津川雅彦さんの訃報に接したのは、ジャカルタ滞在中のことでした。パーティに出席するための身づくろいをしていたとき、手伝ってくれたヘアメイクの女性が教えてくれたのです。私はとっさに思いました。“ああ、雪路さんがお迎えに来たんだわ”と……。振り返ってみれば、私とご夫妻とは不思議なご縁で結ばれていました。朝丘雪路さんとは半世紀以上も親友としてお付き合いをしていました。そして津川さんとお付き合いしたのは2カ月という短い期間でしたが、結婚についても考えたことがありました。“恋多き女”とも呼ばれていた私ですが、津川さんは私が本気で好きになった、ただ1人の日本人男性だったのです……。8月4日、俳優・津川雅彦さんが東京都内の病院で逝去した。享年78。朝丘雪路さん(享年84)の逝去からわずか3カ月、まるで愛妻を追うような旅立ちだった。津川さんとお会いしたのは50年も昔のことなのに、まるで昨日のことのように覚えています。’69年5月に故・田宮二郎さんと故・岡田眞澄さんが、私を励ますパーティを六本木で開いてくださったのです。津川さんは、そのパーティの出席者の1人でした。津川さんとあいさつを交わし、少しお話ししただけで、私の胸は高鳴りました。私たちはお互いに強く心ひかれ、恋に落ちたのでした。デヴィ夫人は’62年にインドネシアのスカルノ大統領と結婚し、大統領夫人となった。だが’65年に起きた政変のため、スカルノ大統領が失脚。大統領の子を宿した夫人は、「安全な日本で、私たちの子を産んでほしい」という強い大統領の勧めで、日本に帰国していた。長女・カリナを産んで2年ほどたったころです。夫の愛人問題を、日本の週刊誌が報じました。それまでも彼の女性関係については、噂としては聞いていたのですが、愛人の顔写真を目にしたことで、激しいショックを受け、傷ついたのです。激励パーティでお会いした津川さんも私に優しい言葉をかけてくれました。「世間はいろいろ面白がって言うものです。そんなことを気にしてはいけません」宴も終わりが近づいたころ、私たちは会場の中央の席に2人で座っていました。彼は、その夜に私が着ていた振袖の袖に隠して、私の手を強く握りしめていたのです。当時、私も津川さんも29歳。津川さんは若くてハンサムな映画俳優というだけではなく、日本や世界の社会問題にも関心が高く、弱い立場の女性を全力で守ろうとする、本物の“日本男児”でした。私の目に凛々しく映りました。それから約1カ月、2人はそれぞれの境遇を忘れ、世を忍ぶ愛を続けた。東京プリンスホテルの同じ階に部屋をとり、六本木や横浜のバーへと出かける日々。だが、世界が注目する大統領夫人と大人気俳優の姿はあまりにも目立ちすぎた。6月には多数の週刊誌により、“世紀の恋”“許されざる不倫の愛”と大々的に報じられることになったのだ。彼は結婚も望んでくれました。でも当時は大統領もまだご存命でした(※翌’70年に逝去)。体力も衰え、病気がちな大統領と離婚することはできないと私も考えていたのです。悩んだ私は、カリナを抱いてヨーロッパに旅立ちました。2人が出会ってから旅立つまでの1カ月は、私と津川さんにとって文字通り“蜜月”だったと思います。それから2カ月後の8月、津川さんは彼女を追って、ヨーロッパへ向かった。そして2人はスイスで再会を果たしたのだが……。津川さんが日本で見た私は、世間からバッシングを受け、夫の愛人発覚にも傷ついた女でした。だから“自分が支えなければ”と、思ってくれたのでしょう。しかしスイスで再会したのは、“自信と誇りに満ちた大統領夫人、デヴィ・スカルノ”だったのです。“あなたの人生に、自分は必要ない”、そんな意味のことを言って、彼は身を引いていきました。日本とスイスを合わせても2カ月にも満たない短い期間でした。でも私は、偉大な大統領を忘れかけるほど彼に夢中でしたから、お別れはつらかったのです。津川さんが、朝丘雪路さんと結婚したのは4年後の’73年。実はデヴィ夫人は、津川さんと出会う前から朝丘さんとの深い交流があった。知日派の大統領は、雪路さんのお父さんで日本画家の伊藤深水さんの美人画をコレクションしていました。’64年には、大統領は深水さんをジャカルタに招聘し、私の肖像画を依頼したのです。そうしたご縁もあって、私が日本に帰国した後、家族ぐるみのおつき合いをさせていただきました。雪路さんは、私がカリナを産んだときに、ニットのおくるみを編んでプレゼントしてくれたのでした。日舞の深水流創家家元となられた後は、私も弟子入りし、何度も舞台をごいっしょしました。雪路さんは日本人形のようなお嬢様で、いとおしい女性。なので私はお二人が結婚したときには、本当にお似合いだと思ったのです。お二人の結婚後、3人で銀座に遊びに出かけたりいたしました。雪路さんとは、ずっと親友同士でした。しかし津川さんとは、その銀座に遊びに行った以降は、プライベートでも仕事の場でも、ほとんどすれ違うことすらありませんでした。大好きだったお二人が、天国でまた一緒になれ、その姿を想像することは、私にとっても何か安堵する思いです。お花畑で無邪気に遊ぶ雪路さんに、津川さんはあの優しいまなざしをそそいでいることでしょう。
2018年08月31日脚本家の宮藤官九郎が、10日に放送されたニッポン放送『宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD』(22:00~24:00)で、先日亡くなった俳優・津川雅彦さんとの思い出を振り返った。津川さんが死去したことについて触れた宮藤は、「4年前にこの番組にゲストとして出てくれたんですよね」と語り始めた。当時は、リスナーから推薦された映画女優の濡れ場を紹介するコーナーがあり、そのお薦めされた女優の相手役として、高確率で津川さんが配されていることが発覚。以来「津川さんがすごいんじゃないか?」という話題になっていたことを振り返った。そんな経緯もあって、番組へゲスト出演することになった津川さん。宮藤が「濡れ場の話しかしてない」と振り返るその放送回は、「平成26年 日本民間放送連盟賞ラジオ生ワイド部門・東京地区第1位」を受賞するなど、高い評価を受け、宮藤は「番組に箔が付いた」と改めて感謝した。さらに宮藤は「濡れ場は誰かが能動的にやってくれるとすごく助かる」とし、「だから、津川さんが『俺、こうやるけど』とまず女優にOKをもらって、監督にプレゼンしてっていう…それも役者として相当ですよ!」と手放しで絶賛。最後には「ユーモアを分かってくれる方でしたね」と語っていた。
2018年08月14日俳優の津川雅彦さん(本名:加藤雅彦)が8月4日、心不全のために亡くなった。78歳。晩年まで多彩な活躍を見せ、若者たちにも根強い人気を誇る稀有なベテラン俳優だった。幅広い役どころ、映画監督の顔も津川さんは京都市出身で、1956年に『狂った果実』で注目を浴びると、数多くの映画、ドラマ、舞台で活躍。幅広い役どころで、存在感を放った。祖父は“日本映画の祖”とされる映画監督、牧野省三。おじは映画監督、脚本家、映画プロデューサーのマキノ雅弘で、甥にあたる津川さんは映画監督として“マキノ雅彦”名義で、『寝ずの番』をはじめ、3本の長編映画を手がけた。1973年には女優の朝丘雪路さんと結婚し、45年連れ添うおしどり夫婦として広く知られた。今年4月27日、朝丘さんを82歳で亡くしたばかりだった。「#津川雅彦が演じた好きな役を語る」がトレンド入り今回の訃報を受けて、ツイッター上では「#津川雅彦が演じた好きな役を語る」がトレンド入り。“徳川将軍俳優”として鮮烈なイメージをはじめ、『マルサの女』『あげまん』といった伊丹十三作品での怪演などが話題にあがる一方、近年の出演作で、声優を務めた『バケモノの子』の宗士様も高い人気を誇っている。ウサギ頭のバケモノで、バケモノの世界を長年束ねる長老という役どころをひょうひょうと演じ、新たな魅力を披露した。また、2017年にはLDH PICTURESが製作した『たたら侍』に出演。同作の完成披露舞台挨拶に登壇した際には、エグゼクティブプロデューサーのEXILE HIROが現場にコンビニを“差し入れ”した驚きのエピソードを披露し、会場を大いに盛り上げた。続いて、『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』で九世龍心を演じ、圧倒的なカリスマ性を放った姿が記憶に新しく、若い世代にも強いインパクトを残した。(text:Ryo Uchida)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERSたたら侍 2017年5月20日より新宿バルト9、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 2017「たたら侍」製作委員会
2018年08月08日女優の安藤聖(34)が2日、オフィシャルブログを更新し、演出家で俳優・河原雅彦(48)と結婚、双子を出産していたことをあらためて報告した。同日、スポーツ報知により2人が2016年12月に婚姻届を提出し、2017年8月に一卵性双生児の女児が誕生していたことが伝えられていた。安藤は、「報道に出ています通り、結婚しました! そして双子にも恵まれています」と報告。「お祝いのお言葉、ありがとうございます!」と周囲から祝福の声が寄せられているようで、「慣れない育児でてんやわんやな毎日ですが、ツインズの無邪気な笑顔と笑い声に癒されています」と幸せな暮らしぶりを伝える。一方で、「切迫早産で3ヶ月半寝たきりの妊婦ライフは壮絶な経験でした」と告白も。無事に乗り越え、「産まれてからの双子育児も妊婦時代とは種類は違いますがなかなかパンチのある日々でして、笑、絶賛大奮闘中です。小さく産まれた2人ですが、とても逞しく育ってくれていて、たくさんの幸せを家族に与えてくれています」と2児のママとしての充実ぶりをつづる。すでに女優復帰を果たしている安藤。最近では、AmazonのCM「買い物の数だけ、ストーリーがある。」に出演し、ミツバチリュックを背負った子の母親役を演じている。ブログにはそのリュックの写真がアップされており、「大変ありがたいことに周囲のサポートを受けながら、仕事にも復帰させていただいています」と復帰を支えてくれた周囲への感謝の気持ちと共に、「これからも、人として、という部分を大切に、家庭を大切にしながら、充実したお芝居をみなさまにお届けできれば、と思っています。母ちゃん、頑張りやす!!!」と抱負を記している。安藤は1983年12月25日生まれ、東京都出身。1990年にミュージカル『アニー』でデビューし、1998年からはテレビ東京系『おはスタ』の“おはガール”に。その後も女優として活躍し、これまで映画『アフロ田中』(12)、『ラブクラフト・ガール』(14)、『お父さんと伊藤さん』(16)、ドラマ『ハロー張りネズミ』(17・TBS系)、『宮本から君へ』(18・テレビ東京系)、関ジャニ∞・丸山隆平の主演舞台『マクベス』(16)などに出演している。
2018年07月02日女優の長澤まさみが7日、都内で行われた台湾観光局・台湾観光協会のプロモーションイベント「夏の台湾観光~SUMMER FORMOSA~」に出席した。「夏の台湾観光~SUMMER FORMOSA~」に出席した長澤まさみ台湾観光局・台湾観光協会は、色彩豊かな魅力あふれる新しい台湾への観光誘致プロモーションとして、台湾通の長澤まさみを昨年に引き続いてイメージキャラクターに器用。"自分の色を見つける=Meet Colors!"をコンセプトにしたテレビCMでは、台湾を訪れた長澤の目の前に、幻想的な白いドレスをまとった自身が出現し、寺院や夜市のネオンなど台湾の魅力的な場所へ導かれるように旅するという内容となっている。2年連続でイメージキャラクターに選ばれた長澤は「大変光栄です。2年続けた人は他にいないと聞いていましたので、光栄と思うのと同時に台湾とは深くご縁があるのかなとも思っています」と喜び、「よくお仕事で訪れることがありますが、その度に台湾の良さを実感することがあります。それを日本の皆様に伝えられたらと思っています」と意欲を語った。新たに撮影されたテレビCMについては「今回もいろんな色の衣装を身にまといながらいろんな場所を訪れ、ノスタルジックなイメージで撮影しました。映画のワンシーンのような見応えのあるCMになったと思います」と内容には自信を見せ、「台湾の方々は本当に優しいんです。全然知らない人でも重い荷物を持ってくれて、そこにいつも感動させられます。そういう余裕を持つことが大切なことだと思いますね」と台湾の人々の温かさに感謝しきりだった。映画などの撮影で台湾によく訪れるという長澤。そんな彼女に台湾のオススメ観光地を問うと「台南の高美湿地は、オススメしたいですね。(CMの)撮影でも行ったんですが、夕暮れ時だと日が沈む感じで幻想的な景色が綺麗なんです。まるで海の上を歩いているような感じで、写真映えもするんですよ。私にとってはかなりのお気に入りな場所です」とアピール。そんな長澤に台湾クイズが出されて見事に全問正解し、台湾の印鑑をプレゼントされて「ありがたいものをいただいてうれしいですね。大切に使いたいと思います」と笑顔を見せていた。
2018年06月07日6月1日公開の映画『50回目のファーストキス』のレッドカーペットセレモニーが22日、東京・表参道ヒルズで行われ、山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗が出席した。本作はハワイのオアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との一生に一度の恋を描いた大人のラブストーリー。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりの共演となる本作のメガフォンを執ったのが福田雄一監督で、福田監督にとっては初めての本格的なラブストーリーとなる。公開まで2週間を切ったこの日は、表参道ヒルズでレッドカーペットセレモニー。多くの観客が詰めかけた中でトークセッションが行われ、長澤が「福田組にちゃんと入るのは今回が初めてだったんですが、現場は穏やかで楽しい感じなんです。でも、一発本番が多いので、気が抜けないんですよね。ピリッとした現場というか、そういうところが意外でした。福田さんは柔らかいイメージでヌルいと思ったらそうでもなく、ビシバシ動いてました」とイメージとは異なる現場だった様子。一方、これまで何度か福田と仕事をしたことがある山田は「いつも通り楽しかったですよ。みんな仲良く楽しく真面目に頑張っていました」と振り返った。ゴールデンウイーク中に行われた完成披露試写会で、観覧者の感想として「泣ける」と「笑える」の感想が二分したという。それにちなみ、MCから「一番笑えた、泣けたシーンは?」と問われた長澤は「山田くんが演じた大輔が毎日どうにかして瑠衣を口説こうとするシーンの一つで、車のバッテリーがあがり、私が助けに行こうとしたら、山田くんが感電しちゃうんです。本当に面白すぎて負けると思いました。悲鳴を上げて怖がるシーンなんですが、笑わず何とか持ちこたえました」と回答。その回答に男性陣から「負けなかった!」と褒めれた長澤は「それは福田監督の演出だったんですけど」と答えると、ムロツヨシが「福田さんの演出にちゃんと応え、それをしっかりと演じきったあなたはすごいと言っている!」と長澤を褒め称えた。映画『50回目のファーストキス』は、6月1日より全国公開。
2018年05月23日82歳で死去した女優・朝丘雪路さんの夫で俳優の津川雅彦(78)が20日、都内で会見を行い、心境を語った。津川雅彦4月27日に亡くなったと報じられたことを受けて急きょ会見。肺炎をわずらっている状態の中、鼻に酸素チューブをつけて報道陣の前に現れ、自身の体調について「大丈夫じゃないね。こんな格好をして大丈夫だって言ったら嘘になるでしょ」と話し、朝丘さんの死について聞かれると「すべてに感謝しています」と答えた。原因は「アルツハイマーですね。もう4~5年になるのかな。だんだん深くなって」とのこと。直接の死因を聞かれると「ない」と言い、「診断書を書いてもらった時にアルツハイマー認知症と。それ以外はありませんでした」と明かした。「津川さんのことはわかっていましたか?」という質問には、「それもだんだんだん。なるべくそれ以上深い話は勘弁してください」。また、亡くなる数カ月前の会話を振り返り、「それも俺とわかっていてしゃべったかどうか。僕を見て『あら』って」と話した。結婚生活については「悔いはいっぱいありますね。思い出せないくらいいっぱいあるな」と吐露。朝丘さんに感謝しきりで「あらゆることすべてに感謝ですね。娘を産んでくれたことも、家を売ってくれたことも、僕より先に死んでくれたことも含めて、もう感謝だらけ」と語った。朝丘さんの最期を見届けたのかと聞かれると「ええ」と答え、「声をかけられるような状態じゃなかった」と説明。長女で女優の真由子も一緒で「『ママ』って呼んでいた」という。そして、「安らかでした」と明かした。
2018年05月20日女優の長澤まさみが10日、都内で行われたONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc1・disc2・disc3 Produced by TBSの製作発表会見に、橋本さとし、尾上松也、浦井健治、濱田めぐみ、大原櫻子、演出のいのうえでのり、脚本の宮藤官九郎とともに登場した。同作は2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んでシェイクスピア作品のアレンジに挑んだ作品。舞台を2206年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏する。2017年3月30日に豊洲にオープンしたIHIステージアラウンド東京で、disc1は橋本&濵田、disc2は尾上&大原、disc3は浦井&長澤のペアが、原典ではマクベス夫妻に当たるランダムスター夫妻を演じる。初演では松たか子が演じた役に挑戦する長澤は、松と作品について話したという。「最近会った時に、『実はあの役をやるんですが……』と相談したら『大丈夫、できるから!』と言われました。言っていただいて、勇気をもらいました」と感謝の気持ちを表した。悪女役となるが、「今ちょっと七変化結構やってるんですけど」と、フジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』に触れ、「多分どっかにあります。一応持ってるかなと思います」と自身の"悪女"な部分についても肯定。大原も「悪女って、自覚してないんじゃないかな? 自分で『私悪女なんです』と言えない感じしますけど、女性だったら誰でも持ってそうな内面」と考えを語ると、濱田も「そりゃあね、ちょっとはねあるでしょう。言わないだけで」と頷いた。ミュージカル『キャバレー』以来の歌う舞台に、長澤は「歌を歌う舞台も2度目なので、まだまだわからないことだらけで。『7kg痩せちゃう』っていのうえさんが言ってらっしゃったので、体力を万全に」と目標を掲げる。「みなさんに『どうでしたか?』と感想を教えてもらいながら、心して舞台を踏む日を迎えたいなと思います」と語った。また、作中で披露することになるロックサウンドについては「好きですね、昔から」と告白。「魂は持ってる方だと思います。開放していきたいです」と意気込んだ。
2018年05月11日“コンゲーム”を題材に、主演の長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が華やかな世界を舞台に欲望にまみれた人間たちから大金をだましとっていく様子を描く月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、5月7日(月)放送の第5話のゲストとして、かたせ梨乃、永井大、正名僕蔵、そして山田孝之の出演が明らかになった。第5話は、長澤さん扮する“ダー子”らが野々宮総合病院理事長の野々宮ナンシーを新たなターゲットにして繰り広げられる「スーパードクター編」。今回ゲストとして出演するかたせさんが演じるのは、若いころに芸能界で活躍した元モデルで、開業医と結婚し玉の輿に乗った野々宮ナンシー。夫を亡くした後、野々宮総合病院理事長として病院の経営を引き継ぎ、モデル時代に培った知名度とイメージ戦略で患者を集め、大成功を収めている。そして、同じくゲストの永井さんが演じるのは、野々宮総合病院のスーパードクターとしてメディアにも取り上げられるほど注目を集めているナンシーの息子・新琉。卓越したオペ技術で困難な手術を次々と成功させていたが、しかし実際に手術を行っていたのは、正名さんが演じる田淵安晴。田淵はあまりの理不尽な扱いと薄給に耐えきれず、ほかの病院に移ろうとするのだが、ナンシーがありもしない医療過誤を数々でっち上げ、彼を医学界から締め出してしまうのだ。実は、リチャード(小日向さん)が虫垂炎で入院した際、この田淵に執刀された縁があり、今回ダー子たちはナンシーをターゲットに定める!さらに、サプライズゲストとして長澤さんと『50回目のファーストキス』で共演した山田さんがカメオ出演!物語後半で鍵を握るジョージ松原として登場するという。今回ターゲットになる“悪役”に扮したかたせさんは、「悪いなりに一生懸命生きている人で、彼女はまったく悪いと思っていなくて、一生懸命生きている結果が悪い人になっちゃっただけなんですよね(笑)。“人生一発逆転”でやってきた人です」と役どころについて説明し、主演の長澤さんについては「こういうタッチのドラマの方が彼女には近い感じがします。楽しんで演じていらっしゃるのが伝わってきました」と共演した感想を明かしている。また、4月30日(月)放送の第4話の場面写真「今週のダー子」も公開!いずれもターゲット役の佐野史郎を騙すために、中国の国民的女優マギー・リンに扮装したダー子の姿となっている。「コンフィデンスマンJP」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月30日“月9”ドラマに久々に主演する長澤まさみさん。今回演じる役どころや、撮影の裏側について聞きました。ある時は会員制クラブの妖艶な女性オーナーに、またある時は颯爽と空を飛び回る客室乗務員になりすまし、欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取る―。ドラマ『コンフィデンスマンJP』で、女信用詐欺師のダー子を演じる長澤まさみさん。いわゆる“月9”で長澤さんが主演を務めるのは、2007年放送の『プロポーズ大作戦』以来、約11年ぶりのこと。「まさか、また月9ドラマに出演させていただけるとは思っていなかったので、驚きました。詐欺師を演じるのは、この作品が初めて。詐欺師という一つの役でいろいろなキャラクターに扮するのには、難しさもあるけれど、“誰かになりきって”人を騙していくこと自体は、俳優とい仕事とそこまでかけ離れていないのかな、と思います。そういう意味でも演じがいのある、自分らしさを存分に出すことができる役です」長澤さんがドラマの中で挑戦したコスプレは、なんと20種類以上。特に思い入れのあるものを聞いてみると、少し意外な回答が。「あるエピソードで登場する、山形出身の40代の女性農家のキャラクターですね(笑)。方言が醸し出す魅力には、見た目以上の面白さがあると思いました。逆に、いちばん演じにくかったのは、やはり素のダー子です。第三者に扮しているあいだはそのキャラが立っているぶん、実は彼女のバックボーンに関してはあまり語られることがありません。スキがなくてどこかつかみどころのない、ダー子という人格にどう筋道をつけていくか。そんなことを常に考えながら撮影に臨んでいました」謎めいた女性・ダー子とタッグを組むのは、小心者でお人好しなボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のリチャード(小日向文世)。3人の個性豊かな信用詐欺師のチームワークもこのドラマの注目ポイントだ。ちなみに撮影中は、年長の小日向さんがムードメーカーとなって現場を盛り上げてくれたそう。「不思議な3人組でしたね。みんなで受ける取材の時は、だいたい小日向さんが暴走してしゃべりすぎて、終わってから裏ですごく反省していました(笑)。撮影の合間も私たちをたくさん笑わせてくれるのですが、本番ではスッと切り替えて、ばっちり決めてしまう。東出くんはそれに引っ張られないように、あえて聞いていないふりをしたり、必死で堪えていたと思いますよ」楽しげな撮影エピソードからは和気あいあいとした雰囲気が伝わってくる。その一方、作中では時として、お互いがお互いを騙し合うというスリリングな展開も待ち受ける。「とにかく見ている人が笑って、そして気持ちよく騙されてくれたらいいなと思って全力で演じました。目の前で繰り広げられる激しい騙し合いの世界に、ぜひどっぷり浸っていただければと思います」『コンフィデンスマンJP』3人の信用詐欺師たちが、毎回さまざまな業界を舞台に、奇想天外な計画で大金を手に入れる。『リーガルハイ』の古沢良太氏が脚本を手掛ける痛快エンターテインメントコメディ。毎週月曜21:00~、フジテレビ系で放送中。ながさわ・まさみ1987年6月3 日生まれ、静岡県出身。山田孝之さんとW主演を務める映画『50回目のファーストキス』が6月1日に公開。11月初旬より劇団☆新感線の舞台『メタルマクベス disc3』にも出演予定。ワンピース¥71,000(SEYA/SUPER AMARKETTEL:03・3423・8428)イヤリング¥71,000(CHARLOTTE CHESNAIS/EDSTRoM OFFICETEL:03・6427・5901)※『anan』2018年4月25日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・影山蓉子(eight peace)メイク・河北裕介インタビュー、文・瀬尾麻美
2018年04月23日4月1日の夜、都内にある焼肉店の前に1台のワンボックスカーが止まった。運転手にうながされて後部座席から出てきたのは、長澤まさみ(30)だった。実はこの日、ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の打ち上げが行われていたのだ。 長澤と東出昌大(30)と小日向文世(64)ら3人の信用詐欺師が日本中の悪徳大富豪たちと頭脳戦を繰り広げ、大金をだまし取る物語。9日に放送がスタートしたばかりだが、その痛快な内容が早くも話題になっている。 だが、打ち上げが行われていたのは放送開始より1週間以上も前だった。いったいなぜなのか。ドラマ関係者が次のように明かす。 「実はドラマスケジュールが前倒しになっていて、すでにすべての撮影が終了しているんです。クランクインは昨年11月で、3月26日にオールアップでした。だから放送開始日よりも先に打ち上げを行うという“異変”が起きたのです」 さらに、前倒しで撮影を終わらせなくてはならない理由がもう1つあった。じつはこのドラマ、すでに映画化が決定しているというのだ。 「映画の撮影はドラマ放送中の6月からで、来年の公開を予定。海外で撮影を行うことも決まっています。長澤さんにとって、主演ドラマの映画化は初めてのケース。彼女も『いまは女優として試されているときなので頑張りたいです!』と意気込んでいますね」(前出・ドラマ関係者) 長澤が月9の主演を務めるのは、じつに11年ぶり。さらに映画化も予定されていることで、プレッシャーも感じているはずだ。打ち上げでも、彼女の本音が垣間見える瞬間もあったという。 「長澤さんは打ち上げで『放送前に撮影が全部終わってホッとしています』と挨拶していました。今回の役どころは中国語や山形弁を喋ったり、変装した職業の専門用語を覚えたりする必要がありました。そのため通常の連ドラよりも、かなり大変だったのです」(ドラマスタッフ) そんな長澤を支えていたのが、ほかならぬ小日向と東出だった。ドラマの公式ツイッターでは2人の誕生日を祝う長澤の姿がアップされていた。そして2人も長澤がナーバスにならないよう、和気あいあいとした空気を作ってくれていたのだ。 「ムードメーカーはいつも小日向さん。いつも長澤さんがタジタジになるような質問をして、それを見ている東出さんが笑うという関係ができあがっていました。3人の仲の良さは、打ち上げでもそれは同じ。小日向さんが飲みすぎて、それを長澤さんが突っ込む。そんな2人を見て、東出さんが爆笑していました。結局、3人は4時間近くも喋りっぱなし。2次会のカラオケにも喜んで参加していましたよ」(前出・ドラマスタッフ) 宴の最後には、「あとは映画に向けてまた頑張ります!」と力強く宣言していたという長澤。早めの打ち上げは、映画に向けての“決起集会”でもあったようだ。
2018年04月11日女優の長澤まさみが出演するクボタの新テレビCM「壁がある。だから、行く。 イギリス・水環境」編(15秒、30秒)が、1日より全国で放送開始となった。クボタが水環境事業として取り組む「水処理」をテーマにした新CMは、とあるイギリスの劇場が舞台。食器洗いをしていた少年の頭の中に浮かんだ「僕が使った水はどこへ行くの?」という疑問をきっかけに、ストーリーテラー役の長澤の案内で、「イギリスの人々の使った水が、キレイになって海に還るまで」をひもといていくミュージカル調の劇となっている。劇中では、洗濯や掃除、トイレなどで使われた水を、風船や布といった小道具だけでなく、水そのものに扮したダンサーでも表現。物語が進むにつれて、使われた水がキレイな水となり、キレイな水が海に還ってきたことを喜ぶ人魚や、イギリスの人々の大団円でクライマックスを迎える。長澤をはじめ、登場人物たちが踊るチャーミングな振り付けにも注目。今回の振り付けは、CMやPV、コンサートなど、幅広いジャンルで活躍中の人気ユニット・振付稼業 air:manが手掛けた。
2018年03月01日女優の長澤まさみが、ビートたけしが審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」で主演女優賞を受賞し25日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。『散歩する侵略者』で受賞した長澤。たけしから「長澤さんは、はじめはアイドルっぽくなかった? 今は演技ばっかり言われて女優の演技を評価されているけど、最初のころはタレントみたいな感じだったよね」と変化を指摘されると、「そうですね。変わってきたなと思うところはある気がします」と話した。そして、「このたびは本当に素敵な賞をいただき光栄です。ありがとうございます」と感謝し、「まだまだはじめの頃と変わらないなと思う反面、やらなくちゃという思いでやってきているところがある。自信を持って私がやったんだと言えるようになる日がくるのかわかりませんけど、とにかく過去を振り返らず、前に進むことを続けていけたらなと思います」と力強く語った。「第27回東京スポーツ映画大賞」受賞者作品賞:『アウトレイジ 最終章』監督賞:北野武監督(『アウトレイジ 最終章』)主演男優賞:西田敏行、塩見三省(アウトレイジ 最終章』)主演女優賞:長澤まさみ(『散歩する侵略者』)助演男優賞:大杉漣、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、金田時男(『アウトレイジ 最終章』)助演女優賞:広瀬すず、斉藤由貴(『三度目の殺人』)新人賞:金田時男(『アウトレイジ 最終章』)外国作品賞:『ラ・ラ・ランド』「第18回ビートたけしのエンターテイメント賞」受賞者日本芸能大賞:明石家さんま、綾小路きみまろ、島田洋七日本芸能賞:ブルゾンちえみ、かまいたち、とろサーモン、ゆりやんレトリィバァ特別賞:葉加瀬太郎功労賞:小室哲哉、葛西紀明話題賞:元横綱日馬富士&貴ノ岩、豊田真由子元衆院議員、元SMAPの稲垣吾郎・香取慎吾、草なぎ剛
2018年02月26日女優の長澤まさみ、俳優の菅田将暉が15日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた第72回毎日映画コンクール表彰式に登場した。第72回毎日映画コンクールで主演女優賞を受賞した長澤まさみ同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。主演女優賞には、黒沢清監督と初タッグを組んだ『散歩する侵略者』の長澤まさみが選ばれた。同映画賞の受賞は、2016年の『海街diary』で助演女優賞以来となる長澤。この日は赤系のスーツ姿で登壇して「私に演じさせようと思った黒沢監督に感謝しております」と初タッグを組んだ黒沢清監督に感謝の言葉を述べ、「まだまだ自分自身、このような賞をいただけるような器の人間だとは到底思っていません。ですが、この賞をいただいたことでまだまだ頑張ろうと日々精進していきたいと思っています」と自身に言い聞かせた。これまで数多くのキャラクターを演じてきた長澤は、過去と比べて「昔よりは自由に演じられるようになったというか、そういうことに向き合えるようになったと思います」とコメント。また、授賞式の前には大林宣彦監督と久しぶりに会ったといい、「『自分自身どういう人柄なのか、芝居に映し出されるものだよ』というお言葉をいただきました。そういうものが少しずつ出てきたかなとは思いますが、まだまだだと思っています」と大林監督から刺激を受けた様子だった。主演男優賞は、『あゝ、荒野』の菅田将暉が受賞。「まさかこんな賞をいただくなんて想定外でした。見てくださった皆さん、本当にありがとうございます」と観客に感謝し、「年間何百本と公開され、ベテランの役者さんが出ている中、選んでいただいて身に余る光栄ですごくうれしいです」と喜んだ。『あゝ、荒野』の岸善幸監督との関係にも触れて、「岸監督とは、この映画の前の映画(『二重生活』)で出会い、その時は2~3日の撮影だったんですが、『この人だ!』と感じるものがあったんです。それを雑誌のインタビューで『ロミオとジュリエットのようで、岸さんはジュリエットです」と言ったら、岸さんも気に入ってくれたのか、メールをくれる度に『ジュリエットより』と。それが若干気持ち悪いので、やめていただきたいんですけど」と話して会場の笑いを誘っていた。■受賞一覧<作品部門>日本映画大賞:『花筐/HANAGATAMI』大林宣彦監督日本映画優秀賞:『あゝ、荒野』岸善幸監督外国映画ベストワン賞:『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督<監督賞・脚本賞>監督賞:富田克也『バンコクナイツ』脚本賞:石井裕也『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』<俳優部門>男優主演賞:菅田将暉『あゝ、荒野』女優主演賞:長澤まさみ『散歩する侵略者』男優助演賞:役所広司『三度目の殺人』女優助演賞:田中麗奈『幼な子われらに生まれ』スポニチグランプリ新人賞:高杉真宙『散歩する侵略者』スポニチグランプリ新人賞:伊東蒼『島々清しゃ』田中絹代賞:水野久美<スタッフ部門>撮影賞:鎌苅洋一『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』美術賞:竹内公一『花筐/HANAGATAMI』音楽賞:Soi48(宇都木景一、高木紳介)・Young-Gほか『バンコクナイツ』録音賞:加藤大和、高須賀健吾『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』<ドキュメンタリー部門>ドキュメンタリー映画賞:『三里塚のイカロス』代島治彦監督<アニメーション部門>アニメーション映画賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』ふくだみゆき監督大藤信郎賞:『夜明け告げるルーのうた』湯浅政明監督<TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞>日本映画部門:『忍びの国』中村義洋監督外国映画部門:『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督<特別賞>佐藤忠男(映画評論家)
2018年02月16日女優・長澤まさみが、『映画ドラえもん』シリーズ第38作目となる最新作『映画ドラえもんのび太の宝島』にゲスト声優として参加することが決定。また、ドラえもん&のび太と一緒に写る写真があわせて到着した。今回長澤さんが声を担当するのは、大泉洋が声をあてる、のび太たちと対峙する海賊船の船長キャプテン・シルバーの妻で、2人の子どもを持つお母さんでもあるフィオナ。病弱ながらも、優しくたくましい彼女は、物語の鍵を握る大切な役どころだ。女優として数々の作品に出演しているのはもちろん、『コクリコ坂から』『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』『君の名は。』『SING/シング』など、声優としても評価が高い長澤さん。「子どもの頃からドラえもんが大好きで、祖母に買ってもらったひみつ道具の図鑑を毎日のように読み、まるで自分がドラえもんになったかのような気持ちで持ち歩いていました!」と「ドラえもん」が大好きだと語る長澤さん。「ずっと慣れ親しんできたドラえもんの世界に、まさか自分が参加できるとは思ってもいなかったので、本当に光栄です」と今回の出演を喜ぶ。今作については、「子どもが楽しめるのはもちろん、大人が観てもはっと気づかされるような物語で、楽しくも考えさせられる、いままでにない新しい映画ドラえもんになっている様に思います。世代を問わず楽しんでもらえたら嬉しいです!」とアピール。また演じたフィオナという役については、「科学者としてばりばり働きながらも優しく家族を包み込む、たくましいお母さん」と説明し、「フィオナを通して、『親が子を育て、子が親を育てる』ということが他人事では無いと感じられるような作品になっています。ドラえもんの魅力は、とにかくいつでも1番の味方でいてくれるところ。のび太くんは、放っておけないところが好きです(笑)」とコメントしている。『映画ドラえもんのび太の宝島』は3月3日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月13日映画『嘘を愛する女』(1月20日公開)の「新成人も集まれ! 嘘を愛する女性限定試写会」が14日に都内で行われ、長澤まさみ、高橋一生が登場した。同作は2015年に開催された『TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015』で、初代グランプリを勝ち取った中江和仁のオリジナル脚本による映画。業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤)は、くも膜下出血で倒れた同棲中の恋人・小出桔平(高橋)の経歴が全て嘘だったことを知り、私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)を頼り正体を探っていく。高橋の印象を聞かれた長澤は「やっぱりすごいなあと。役作りをする上で、細部までこだわりがある」と明かす。「つけていた眼鏡から、ある匂いがして。近いシーンが多かったので、聞いたら『実は、眼鏡をちょっと古めかしくするために、コーヒーで色付けしてもらった』って」と振り返る。高橋は作中でつけていた眼鏡について「もともと金色で、キラキラしちゃってるんですよ。実はサングラスだったので、経年変化した感じを出したくて」と説明。「『もうちょっと鈍くしたいんですよね』と言ったら、美術さんがコーヒーを使ってくださった」と事情を語った。一方、高橋は長澤について「改めて、芯が強い女性だなと思いました。外側のパッケージングもしっかりした方なんですけど、行動や現場の居住まいで、改めて感じました」と称賛。長澤も照れたように笑顔を浮かべていた。
2018年01月14日女優の長澤まさみ(30)が来年4月期のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」で11年ぶり2度目の月9主演をつとめることになった。 同ドラマは「リーガルハイ」シリーズなどを手がけた脚本家の古沢良太氏(44)が手がけ、東出昌大(29)や小日向文世(63)らと共演。長澤は仲間とともに、欲にまみれた人間から大金をだましとる姿を描いた痛快コメディーだという。 「長澤の役どころは、ハニートラップを使いたがるが仲間に制止される天才&天然の詐欺師・ダー子。さまざまな業界に潜り込みコスプレも披露するというから、男性視聴者が期待するお色気シーンもありそうです」(フジテレビ関係者) 長澤の月9主演の前作は、山下智久(33)とW主演した「プロポーズ大作戦」。07年4月クールに放送され、全11話の平均視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するヒット作となっていたが……。 「当時まだ月9は好調でしたが、今クールの篠原涼子主演の『民衆の敵』は5%台を記録するなど低迷しています。来年1月クールの芳根京子主演の『海月姫』からバトンを受けるのが長澤さんとあって、局内でも『救世主だ!』と大きな期待がかかっています。彼女自身も気合は十分で、スキャンダルで騒ぎになるのを恐れて『ドラマが終わるまでは“恋愛封印”!』と早くも宣言しているそうです」(映画業界関係者) 長澤は低迷する月9を救うことができるのだろうか?
2017年12月18日女優の長澤まさみ、中条あやみ、俳優の坂口健太郎、映画監督の河瀬直美が12日、都内で行われた「エル シネマ大賞2017」授賞式に出席した。「エル シネマ大賞2017」授賞式でベストアクトレス賞を受賞した長澤まさみファッション誌『ELLE(エル)』(ハースト婦人画報社)が、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エル シネマ大賞」。3回目を迎える今年は、グランプリのエル シネマ大賞に今年9月に公開されたアメリカ映画『ドリーム』が選ばれ、各部門賞にはエル ベストアクトレス賞に長澤まさみ、エル・ガール ライジングアクトレス賞に中条あやみ、エル メン賞に坂口健太郎、エル ベストディレクター賞に河瀬直美監督が受賞した。今年の日本映画界で輝かしい活躍をしたエル ベストアクトレス賞には、長澤まさみが選ばれた。黒沢清監督と初タッグを組んだ『散歩する侵略者』の話題に触れて「黒沢監督とはいつかお仕事が出来ればと思っていたんですが、まさかそんな日が来るとは思いませんでした。とても充実した撮影でしたね」と話し、同賞受賞に「本当にありがとうございます。自分が何をやっているのか分からなくなるというか、この仕事は孤独な作業だと思いますので、こうやって賞をいただけることは本当にうれしいことですし、賞をいただくことは良いことなんだなと思いました」と喜んだ。また、今年1年を「公開した作品や撮影した作品がいくつもあって、今年は映画漬けの1年だと思います」と振り返り、来る2018年は「視聴者の方が目にした時に『この人面白いな』とか『楽しい』と思ってもらえる作品を作ることができるように努力したいという思いが強いです。人の目に留まるようなことができれば自分らしいかなと思いますね」と抱負を語った。今年から新設された新人女優に贈るエル・ガール ライジングアクトレス賞には、中条あやみが受賞。今年は話題作『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』に出演したほか、『覆面系ノイズ』で主演も果たした。「今年は20歳になって、前に進んできたなと思いつつ、自分の力ではどうにも出来ないこともあり、色んな人の力をお借りして前に進ませてもらいました。沢山の方に支えられてここまで来れたので、これから恩返しができるように頑張りたいです」と感謝の言葉。来年の目標としては「暴れたいです(笑)」と力強く宣言するも、改めて「ちょっとずつ名前を覚えてもらえるような女優さんになりたいですね」と言葉を選び直す場面も。とはいえ、長澤から「どんどん今しか出来ないことを頑張って来年は暴れて欲しいですね」とエールを送られると、中条は「暴れます(笑)」と返答していた。
2017年12月13日12月22日(金)神奈川・藤沢市民会館大ホールより、4年ぶりの来日公演を開催するロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ。来日公演のゲストとして、長澤美絵の出演が決定した。【チケット情報はこちら】長澤は埼玉県出身。2005年に世界最高峰のバレエ学校と言われるワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業。ドネツク国立バレエを経て、2010年にキエフ・クラシック・バレエに入団。2014年には、エストニア・タリン国際バレエコンクールにて賞に輝いた。現在はキエフ・クラシック・バレエを率いるプリンシパルとして、ウクライナ国内はもちろん、ヨーロッパでも活躍している。来日公演は12月22日(金) 神奈川・藤沢市民会館大ホールから1月14日(日)大阪・グランキューブ大阪メインホールまで。長澤は12月24日(日)・1月8日(月祝)東京・昭和女子大学人見記念講堂、12月27日(水)・28日(木)東京・オーチャードホール、12月30日(土)埼玉・大宮ソニックシティに出演。チケットは発売中。
2017年12月08日「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて初代グランプリに輝いた『嘘を愛する女』完成披露舞台挨拶が11月27日(月)、都内にて行われ、出演する長澤まさみ、高橋一生らが出席した。『世界の中心で、愛をさけぶ』をはじめ、これまでいくつかの作品やCMで共演してきた長澤さんと高橋さんだが、恋人役は初めて。高橋さんの芝居について、「いい意味で、遠慮がないのがとても勉強になった」と話した長澤さんは、口の中に手を入れられたシーンを例に挙げた。高橋さんは笑顔を見せつつも、「思い切って口の中に指を入れさせてもらいました!“ガッ!”って」と、撮影の様子をふり返っていた。『嘘を愛する女』は、知り尽くしているはずの愛する人が、名前も素性もすべて嘘だったらどうするか、真実の愛とは何かを問う傑作ラブストーリー。大手食品メーカーに勤める由加利(長澤さん)は、研究医で優しい恋人・桔平(高橋さん)と同棲5年目を迎え順風満帆。しかし、ある日桔平が倒れ意識不明に陥ると、職業・名前すべてが偽りだったことが判明してしまう。前述のシーンにおいて、長澤さんは「遠慮があると、お芝居は相手との距離が変わってきちゃうもの。(高橋さんとは)深い関係性にある設定なので“ここからくるんだ”と思いました」と、高橋さんとのシーンで刺激を受けたことを明かした。恋人役であることについては、「今回すごく緊張しました。距離感の近い役だったので…。高橋さんに緊張しない人、いないんじゃないかな」と長澤さんが告げると、高橋さんも「照れちゃったところもありましたねぇ」と、はにかんでいた。本作では、ミュージシャンのDAIGOさんも俳優として名を連ねている。DAIGOさんは「いまの気持ち、わかりやすくいうと“UM”ですね。“嘘、みたい”」とおなじみのDAI語録を披露。さすがの長澤さんも「全然思いつかなかった!」と爆笑。しかし、現場での役へののめり込み方を共演した吉田鋼太郎が評価すると、気をよくした様子のDAIGOさんは「鋼太郎さんがこう言ってくださるということは、俳優としてお墨付きをもらった。うれしい!“SBI”」と言い、「芝居を“しっかり、やって、いきたいな”って。逆に長くなっちゃったパターン(笑)」とまたDAI語録を飛ばし、温かいムードを作っていた。そのほか、完成披露舞台挨拶には川栄李奈、中江和仁監督も登壇した。『嘘を愛する女』は2018年1月20日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年11月27日俳優の山田孝之と長澤まさみが、映画『50回目のファーストキス』(2018年6月1日公開)に出演することが7日、わかった。同作はハワイのオアフ島を舞台に、ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔(山田)は、事故の後遺症で新しい記憶が一晩でリセットされてしまう女性・瑠依(長澤)に恋をする。大輔は、毎日初対面の瑠依をあの手この手で口説き落とし、毎日ファーストキスを繰り返すことになる。『勇者ヨシヒコの冒険』『銀魂』の福田雄一監督が初めて王道ラブストーリーのメガホンを取る。原案は、熱狂的なファンをもつハリウッド映画『50回目のファースト・キス』(2004年)。オリジナル映画の舞台でもあるハワイでオールロケを敢行した。福田監督は「気心知れた山田くんと長澤まさみちゃんはまさにイメージ通りのキャストでした。ハワイでの撮影は丸々1カ月でしたが、あっという間でした」と撮影を振り返る。初のラブストーリーに挑戦することになった福田監督が、「あのザッカー兄弟のジェリーが『ゴースト』をやっているように、ギャグコメディばかりやってきたこのチームでラブストーリーやってるだけで新鮮で楽しくて仕方ないんです」と語る。「笑えますし、しっかりとラブストーリーとして仕上げました。幅広い世代のお客様に楽しんで頂けると思います。ちなみに僕、初めて撮影中、モニター観ながら泣きましたし、編集してまた泣きました」と明かした。○山田孝之コメント脚本を読む度に、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか。ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディとして素晴らしく面白い。その素晴らしい脚本をキャスト、スタッフが心の底から愛していて、きっとその全てを映像に収めることができた。完成作を見たときも涙が止まらないことが想像できる。そして劇場を後にする際、我々は思うだろう。「福田雄一に泣かされたことが少し納得いかない」と。○長澤まさみ瑠依は、家族を大切にし、人に対しても優しく接する事ができる絵に描いたような大和撫子のような人ですが、一方でたくましさも持ち合わせるユーモアのある人です。福田監督には『銀魂』でお世話になりましたが、真面目にコメディがやれたら楽しそうだなと思っていたので、願ったり叶ったりでした。山田さんとは10年前に映画でご一緒させていただいてから共演する機会がほぼなかったので、再共演できる事がとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。なんだか毎日良い作品ができるのではないかという気配を感じて、キャスト・スタッフ一丸となって撮影できたような気がしています。絶対に面白くなるであろう作品に出会えた事が嬉しく、撮影が終わって早くたくさんの人に見て欲しいという思いが募る一方です。(C)2018『50回目のファーストキス』製作委員会
2017年11月07日