来年7月に開幕する東京五輪の日本テレビ中継のメイン出演者として明石家さんま(64)がキャプテン、くりぃむしちゅーの上田晋也(49)がスペシャルサポーター、有働由美子アナ(50)がスペシャルキャスターを務めると発表された。各メディアによると、「どのメンバーで来るかわからないですが世界最高峰のバスケットの決勝は楽しみです。陸上の桐生(祥秀)選手とは収録でもご一緒しているし、知り合いでもあるので期待しています」とコメントを寄せているという。さんまはこれまで2000年のシドニー五輪、04年のアテネ五輪、08年の北京五輪、12年のロンドン五輪、16年のリオ五輪にも起用。夏の五輪では今回で6度目となる。そんな実績十分のさんまだが、ネット上では不安要素も囁かれている。《明るくていいが、人の話を本当に聞かない》《選手たてて主役にすることができないから向いてない》《すべてギャグに繋げようとする》《どんな状況であろうが「笑う・笑わせる」事を求める》いっぽう、現場からは期待の声が上がっているという。「バラエティー番組での“立ち位置”が世間のイメージとして浸透してしまっているようですが、大御所だけに高視聴率が狙えるはず。上田さんと有働さんが脇を固めていることもあり、バランスもとれるはず。考えうる“最強の布陣”ではないでしょうか」(テレビ局関係者)果たして、視聴者からの声を覆す仕事ぶりを見せることができるのだろうか。
2019年11月20日《日本と世界の交流や相互理解が深められていく機会となることを願っております》雅子さまは昨年12月の誕生日に、東京五輪を始めとする行事についてこう綴られていた。1年後に迫った東京五輪について、皇室ジャーナリストは雅子さまの活躍に期待を込める。「世界中の注目が日本に集まるだけではなく、各国から首脳や王族も来日します。国際親善という観点から見ても一大イベントです。雅子さまは、トランプ米大統領やマクロン仏大統領への接遇ぶりにより、世界から脚光を浴びています。“平和の祭典”である五輪において、雅子さまの存在が国々の“懸け橋”になるのではないでしょうか。さらに雅子さまは、東京五輪で愛子さまの“国際ご公務デビュー”もお考えになっているそうです」愛子さまは現在、学習院女子高等科の3年生。来年4月には学習院大学に進学される見込みだ。これまでも雅子さまは、愛子さまが国際経験を積めるようにと心を配られてきた。「一昨年、東宮御所にデンマークやスウェーデンの王族が招かれたとき、愛子さまもご懇談に同席されたのです。愛子さまは通訳を介さず、英語で会話されました。陛下は、愛子さまの語学力はご自分以上だと話されているほどだそうです。東京五輪では、競技会場や赤坂御所、レセプションの場などで、皇族方が各国要人を接遇することになります。愛子さまが参加されることも十分に考えられます」(皇室担当記者)しかし、愛子さまが公の場で国際親善を担ったことはまだない。前出の皇室ジャーナリストは、その背景には3年前の“苦い経験”があると語る。「’16年の夏、雅子さまは長野県で開かれた『山の日』記念全国大会など、いくつかのご公務に愛子さまをお連れになりました。3年前の夏が愛子さまの国内でのご公務デビューだったのです。しかし、その秋から愛子さまは体調を崩し、一時は目に見えて“激やせ”されてしまいました。まだ中学3年生だった愛子さまには、プレッシャーが大きかったのかもしれません。それ以来、雅子さまは愛子さまのご公務への出席をセーブされてきました」それでも高校時代の3年間に数々の経験を積まれ、大きく成長されている愛子さま。「愛子さまは成績優秀なだけでなく、運動神経も抜群です。テニスではパワフルなフォアハンド、ソフトボールでは経験者の雅子さまも驚く速球をお投げになります。両陛下とご一緒にプロ野球の試合をご覧になったこともあり、スポーツ観戦もお好きです。東京五輪もたいへん楽しみにされているはずです」(宮内庁関係者)御代替わりを機に“天皇の一人娘”である愛子さまの存在感は日に日に増している。今回のご静養でも、伊豆急下田駅に到着されたのは夜9時ごろだったにもかかわらず大勢の市民が詰めかけ、「愛子さま!」と歓声が上がった。「眞子さまや佳子さまも大学進学を機に注目を集めましたが、来年の“愛子さまフィーバー”は、それをはるかに上回るものになるかもしれません。東京オリンピック・パラリンピックでも、国際親善を担う愛子さまの活躍は、名誉総裁を務める天皇陛下にとって大きな支えになるはず――。それは愛子さまの強い願いでもあり、お母さまの期待に応えるために、愛子さまもその準備を進められていることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)1年後の夏、愛子さまの笑顔が平和の祭典で咲き誇る――。
2019年08月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「東京五輪まであと1年」です。五輪のあり方も転換期。楽しく盛り上げるために。いよいよ、東京オリンピック・パラリンピック開催まであと1年となりました。観戦チケットの購入にはID登録が必要ですが、約750万人の登録者に対して、購入できたチケットは約322万枚。大会組織委員会は、落選者を対象にした「セカンドチャンス」抽選を行うことを発表しました。ID登録にあたり、物議を醸したのは規約の第33条3~5項です。撮影禁止区域以外での撮影は可能だが、写真や映像の著作権は大会組織委員会に譲渡するという内容。個人的に撮影をしてもいいけれども、インターネット上にあげてはいけない。それは多額を支払い、放映権を取得したテレビ局の利益を侵害するから、という理由です。それはやりすぎなんじゃないかという意見に対して、大会側は、平昌オリンピック・パラリンピックのときも同様の規定を入れていたので、問題があるとは思っていないとコメントしました。しかし、選手は写さず、会場で応援している自分の姿でもSNSにアップできないとなると、なんだか残念ですね。特定の企業にスポンサー料を払ってもらい、権利をガチガチにしばり、それでも資金が集まらずに苦労しているのであれば、オリンピックの従来のビジネスモデルに問題があるということ。それならば、個人の力を利用して、SNSに広告的なものを付加するなど、観客もネット上で参加できる仕組みを作ってもいいのではないでしょうか?現状では、街の商店街も「オリンピック歓迎!」というような看板は出せません。オリパラを利用して利益を得ることが禁じられているからです。スポンサーやテレビ局の声が大きくなり、放送時間に合わせて競技が深夜になるなど、選手にも負荷がかかる有り様は本末転倒な気がします。いま、商業オリンピックは本格的な方向転換を迫られています。実際にオリンピックが始まれば、現場はとてもハッピーなお祭りムードに包まれるでしょう。怖いのはトラブルやテロ。交通インフラを整えるためにも、オリンピック期間は会社を休みにしようという動きも。改元の10連休のように、オリンピックの期間が働き方改革や、外国人との共生を試してみる場になるとよいですね。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年7月31日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年07月26日今年はラグビーW杯、来年には東京五輪と大きなイベントが続く。そんなときには、イベントに便乗した詐欺が増えくる。詐欺の電話や郵便物が届いても、慌てた対応は禁物だそう。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。イベントに便乗した詐欺で特に多いのがチケットに関するもの。たとえば、オリンピック振興会などもっともらしい団体名を名乗り、「東京五輪の開会式チケットを20万円で優先販売する」といった電話がかかってきます。高額なのでほとんどの方が断りますが、それもシナリオのうち。詐欺グループは別の業者を装って「優先チケットを35万円で買い取る」と第2の電話を入れます。ここで「差額でもうかったのに」と悔しく思ったら、詐欺師の思うつぼ。数日後、再びかかってくるチケットの販売電話に従ってお金を振り込んでも、チケットは届かず、業者に連絡もつきません。冷静になると、五輪の公式チケットはまだ発売前ですし、電話で優先チケットが販売されるのも怪しいとわかるでしょう。いっぽう、チケット販売がすでに始まっているラグビーW杯には、「売り切れ間近」をうたい、高額なチケットを販売する闇サイトがあります。チケットを買おうとネット検索すると、さまざまなサイトが表示されますが、ラグビーW杯は公式サイトで購入したチケットでしか入場できません。公式サイトの閲覧には、ID登録が必要です。ID不要のサイトは偽サイトと考えてよいでしょう。手を替え品を替え、詐欺は後を絶ちません。人はどんなに注意していても、ふとだまされることがありますから、電話機に防犯機能を持たせるとよいでしょう。今お使いの電話に「防犯対策電話録音機」を取り付けるだけ。電話がかかったら、「防犯のために録音する」とアナウンスしてから、呼び出し音が鳴る仕組みです。詐欺師は厄介なアナウンスを聞くと電話を切ってしまうので、呼び出し音もなりません。もし電話がかかっても録音されますから、あとから相談するときに使えます。ただ電話ばかりでなく、最近は、郵便物の詐欺も増えています。特に今は、改元に関するものが目立ちます。たとえば、全国銀行協会をかたって「改元による銀行法の改正に伴い、キャッシュカードの変更が必要」などと書かれた封書が送りつけられるというもの。改元によって銀行手続きが変わることはないので、ご注意ください。また、「地方裁判所管理局」を名乗り、桐花紋が印刷されたはがきが届くこともあるようです。「訴訟最終告知のお知らせ」などと、あたかも裁判の被告になったように思わせることが書かれています。何事かと慌てて問い合わせをしたくなりますが、差出人に直接連絡してはいけません。少しでも「おかしいな」と思ったら、まず消費者ホットライン(電話番号:188)に電話してみてください。また、手元に大金を置かないことも対策のひとつです。出金しようと銀行に行くと、事情を聞かれ、詐欺だと気づくこともあるでしょう。金庫だと思って、お金は銀行に預けておきましょう。
2019年04月05日皆さんは長野県の下諏訪町ってご存知ですか?諏訪湖のほとりに広がる風光明媚な町なんです。下諏訪といえば温泉や7年に一度行われる諏訪大社の御柱祭が有名ですが、あの岡本太郎が絶賛した万治の石仏も一見の価値ありだったりします。そんな町で古材を使ったリノベーション体験ツアーがあるという情報が編集部へ飛び込んできました。古材もリノベも大好物な編集部。これ幸いとばかりに、真冬の下諏訪町でリノベ作業を体験してきましたよ。今回はリノベ体験レポートと下諏訪町の情報をお届けします。■ KEYWORD1.「街」 おしゃれスポットも点在する歴史ある街諏訪といえば諏訪湖。温泉や釣り、御神渡りなどで有名。夏も冬も楽しめるレジャースポット下諏訪町は諏訪湖の北側に広がる人口2万人あまりの町。古くから甲州街道と中山道が交わる下諏訪宿として栄えた宿場町なんです。味わい深い建物もあちらこちらに残っていますし、下諏訪温泉の共同浴場が街中にいくつもあって、なんと230円で誰でも入浴できる。そんな温泉でひと風呂浴びて、宿場町の面影を色濃く残す町並みを歩けば、下諏訪という町の懐の深さに魅せられているかもしれませんよ。中山道の下諏訪宿。今でも昔の面影が残っています町の商店街にはこんなレトロな雰囲気の小間物店が。何周か回ってオシャレ!■ KEYWORD2. 「作家にやさしい」 アトリエやショップを開きたい若者を商店街もバックアップ町の中心は御田町(みたまち)商店街。一見地方によくあるレトロな雰囲気の商店街ですが、移住して開業したい人のウェイティングリストがあるほど人気商店街なんです。古い店と新しいものづくりの工房が混在する商店街を移住者が開いたカフェや雑貨店、工房などが取り囲み、下諏訪は今、あらゆる世代が活気にあふれた場を形づくっています。「マスヤゲストハウス」は築106年以上?の旅館をリノベした宿泊施設。こちらのオーナーも移住組カナダから移住したエリックチャンさんが営むオシャレなカフェ「Eric’s kitchen」賃貸の一戸建てをリノベして、生活雑貨専門のセレクトショップ「Bappa4.5」と一級士建築事務所「Layer Architects+Design」を営む宮澤さん夫妻■ KEYWORD3.「温泉」 共同温泉もあちこちに。温泉のお持ち帰りもできる!今も温泉の共同浴場が多く営業しているので、地元の人はもちろん、ここを訪れた人たちも利用することができます。入浴料は230円と激安。下諏訪の町の中心にある菅野温泉は明治19年創業のレトロな雰囲気。街のあちこちに温泉が湧出しているので、ペットボトルやポリタンクに汲んで持ち帰る人の姿もちらほら。ちなみに下諏訪温泉の湧出温度は高く、今回のリノベ作業で疲れた体もちょっとハードに癒してくれました。町の中心部にある「菅野温泉」。明治19年創業のレトロ感がたまらない町のあちこちに温泉が湧出。お持ち帰りも可の大判振る舞い■ KEYWORD4. 「移住交流スペース mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)」下諏訪町に興味を持ったら、ぜひここを訪れてみてください。mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)は御田町商店街にあるコミュニティスペース。観光情報や就労情報、空き家情報などを提供してくれます。地域おこし協力隊のスタッフ、綿引遥可さんと小林由香里さんがここを訪ねてくる人に親切に対応してくれるんです。ふたりとも移住者ですが、すっかり地域にとけ込んでいました。商店街の中ほどにあるmee mee center Sumeba。こちらも古い商店をリノベしていますフレンドリーな綿引遥可さん(左)と小林由香里さん(右)は、旅行者や移住希望者の強い味方では次からリノベ作業の実際を見てみましょう。■ いよいよリノベーション作業へ!リノベーションは今が旬!今回のツアーでは、ペンキ塗りと古材を使った床張りを体験できました。諏訪市のリビルディングセンタージャパン(略して「リビセン」)のスタッフが分かりやすくレクチャーしてくれましたよ。「リビセン」は古い建築物から仕入れた古材や建材を使っても新築やリノベーションを手掛ける会社。あわせて古家具の販売やカフェを運営する、地元でも一目置かれる今注目の事業所なんです。古材屋兼古道具屋兼カフェ、イベントスペースはオシャレ偏差値が高くて、見学していると帰れなくなりそうな場所でした。リビセンの内部。古い建具を組み合わせてカフェと展示スペースを仕切っています正面玄関。ショップの中では宝探しをするような気分になれますよ今回リノベーションするのは町の高台にあるしごと創生拠点施設「ホシスメバ」の一部です。「ホシスメバ」とは、下諏訪氏が運営する移住者の居住スペースと起業のためのワークスペースを備えた大型施設。居住スペースはオシャレな共用キッチンやワークスペースを備えたシェアハウス。15平米の居住スペースに、なんと月額2万円で入居できます。ただし、起業創業を目指す人や移住希望者のための支援施設なので期限に条件はついているのでご注意を。「ホシスメバー!」の掛け声で気合満々のツアー参加者たち。足の緑部分は、靴の甲を養生しているから「ホシスメバ」の居住スペース廊下にはDIYのための工具がカッコよく配置されています共用のキッチン、ダイニング。一人一人が自由に過ごすこともできれば、皆でワイワイ楽しむにも十分なスペース。もちろんリノベ済みです居住スペースはこんな感じ。Aさんは珈琲焙煎ショップを開くべく奮闘中だそうです■ 初日は壁のペイントで日が暮れるリノベツアーは2泊3日のプログラム。初日は壁と天井のペイントです。「リビセン」スタッフがあらかじめ養生などの準備を整えてくれたので、参加者はバケツとローラー片手に、ひたすら壁と天井を塗り上げてきます。一度塗りの段階では「ホントに大丈夫かな」と心配になるくらいムラだらけだった壁が、二度、三度と重ね塗りをするとキレイに仕上がりました。私もローラー片手に壁塗りにトライ。うっかりスイッチが入ってしまい夢中でローラーを動かすことに。日が暮れる頃には筋肉痛が……。「ペイントイットホワイト!」塗って塗ってまた塗って、丁寧に仕上げていきます隅っこも丁寧に塗り込まないと。仕上がりが違ってくるんです■ 2日目は古材を使った床張りに挑戦翌日は床張りです。使用する古材を大量に搬入。ここからちょうどいい按配の木材をセレクトします。色合いが異なる古材をどうレイアウトしたらバランスがよくなるかを考えるのがポイント。規則性がありすぎるとわざとらしくなるそうですよ。センスの問われる作業ですね。古材とはいえ、家の床に使用するため裸足でもけがをしない程度に整えておく必要があるため、ささくれなどはサンダーで削ります。削りすぎると古材の風合いが消えてしまうので要注意です。レイアウトが決まったらコンプレッサーから圧縮空気で、釘を打つエア釘打ち機で床板を固定。シュパン!シュパン!とリズミカルに打っていくのがうまくいくコツだとか。いかにも「わたしたち、施工してるなぁ」とちょっとした快感を味わえますよ。そこで問題は筋肉痛。しかし、わたしたちには温泉という心強い味方がいるんですけどね。古材はそれぞれ表情が違うので、多めに搬入しておくにこしたことはありませんささくれはサンダーをかけて除去。ただし削りすぎには注意が必要古材をレイアウト。様々な組み合わせを試していきますくぎ打ちをしているときの工事してる感がすごい。快感です■ 3日目はいよいよ仕上げにかかります最終仕上げはオイルの塗布。汚れを落とし、軽く乾かしてから自然派オイルをたっぷり塗布しました。使われた歴史の分だけほこりをかぶって色が変わった古材は、浸透性のオイルを塗って磨き上げると、重厚な雰囲気はそのままに、生き生きとした表情を取り戻すんです。その表情は、新しい素材ではお目にかかれません。これこそ古材の醍醐味です。廃材寸前の古材がこんなカッコいい床に変身しました養生を外してフィニッシュ。「ココ施工したよー!」と満足げな参加者たち今回のリノベ体験では壁塗りのコツやカッコいい床の貼り方のヒントをたくさんもらいました。またリノベーションにも力を入れている長野県下諏訪町の魅力も堪能。このリノベーションツアー体験記事は「住まいの設計2019年4月号」に掲載されています。そちらも参考にしてみてくださいね。【協力】※下諏訪町mee mee center Sumeba(ミーミーセンタースメバ)※リビルディングセンタージャパン撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2019年4月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「家族のシアワセのときが流れるキッチン&バスルームあります」 【第二特集】「HOUSE with SMALL SHOP小さなお店のある暮らし」
2019年03月23日リオデジャネイロ五輪の自転車競技、女子チームパシュートで銀メダルを獲得した米国のケリー・カトリンさんが8日夜、カリフォルニアの自宅で亡くなっていたことがわかった。23歳だった。訃報はケリーさんの父であるマーク・カトリン氏が自転車競技専門のニュースサイト「Velo News」を通じて公表した。「娘のことを、そして娘が送るはずだった素晴らしい人生のことを考えずにはいられません。娘の命と引き替えに、自分たちが生きていけるとも思いません。信じがたいほど辛いです」とカトリン氏は胸の内を吐露した。ケリーさんは自ら命を絶ったという。ケリーさんは2016年から2018年にかけて、3年連続で世界選手権のタイトルを獲得したほか、プロコンチネンタルチーム「ラリー・UHC」にも所属して活躍していた。また、スタンフォード大学の大学院で計算数学を学び、バイオリン奏者としても一目置かれるなど、まさに文武両道を地で行く将来を嘱望された人物だった。先月、ケリーさんはVelo Newsに、アスリートと研究者の二足のわらじを履くことについて思うことを寄稿していた。「大学院生として、トラック競技者として、そしてプロロードサイクリストとして、全てを成し遂げるためには、タイムトラベルする必要があります。物事は隙間からスルスルと抜け落ちていってしまうのです。これは『時間管理が全てである』といったような決まり文句や、『学生でいることが、よりよいアスリートにする!』みたいな素晴らしいスローガンを私に言いたくなる時に心に留めておいてほしい重要なポイントです。結局のところ、私はどうにかこうにか、全てうまくやってる、ってことですよね?もちろん。ええ。それは大体合ってます。でも、真実はほとんどの場合、うまくやってるなんてことはないんです」才能に溢れるケリーさんがなぜ自殺を選んだのか。その理由はわかっていないが、この手記からは方々から寄せられる期待の重圧で疲弊してしまっている様子が感じ取れる。アメリカ自転車競技連盟の最高責任者ロブ・ドゥマルティーニ氏は10日、「自転車競技コミュニティは、この計り知れない損失を嘆いています。我々は、ケリーのチームメイト、コーチ、スタッフに継続的なサポートを提供して参ります。また、ケリーを知る全ての人が、この悲しみの時にお互いを支え合って下さるようお願い致します」と声明を発表した。
2019年03月11日「すでにさまざまなところで、東京五輪に向けたドラマが始まっています。それを見つめることが、この仕事の醍醐味。時間の許す限り、各地に足を運んで撮影したい」2020年東京五輪公式映画の監督に選ばれた河瀬直美さん(49・※瀬は旧字体)は、10月23日の就任記者会見で、こう抱負を述べた。とことんリアリティを追求する。それが河瀬さんの作風だ。ドキュメンタリー作品だけでなく、劇映画でもその姿勢は徹底している。河瀬さんは、カンヌに愛された監督でもある。’97年、『萌の朱雀』で、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を、史上最年少の27歳で受賞。’07年には『殯の森』でグランプリ(審査員特別大賞)、’09年は、映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」、’17年の『光』は、エキュメニカル審査員賞を受賞している。’69年5月30日、奈良市で生まれた河瀬さんは、母親の愛を知らずに育った。「私が母のおなかにいるころ、両親は別居し、生後1歳のときに離婚が成立。私は、母方の祖父の姉夫婦に当たる養父母に預けられ、彼らに育てられました」養父母の愛を一身に受けて育った河瀬さんにとって、実母は「たまに遊びに来る人」「参観日と運動会だけ来る人」だった。とはいえ、高学年にもなれば、自分の家庭環境が特殊だということに気づく。中2で養父が亡くなると、寂しさも手伝って、心が不安定になりがちだった。「当時の中学では、生徒が荒れていて、窓ガラスが割れたりしていました。私も悪い子たちと遊んだり、校則を破ったり(笑)」そんな彼女を心配した先生が勧めてくれたのが、バスケ部だ。長身の彼女は当時で身長164センチ。河瀬さんはバスケに夢中になった。「シュートを入れたときの高揚感。それに、チームでつながることの大切さを教わりました」誰かと、何かとつながることが、生きていくためのよりどころだった。バスケが彼女を救ってくれた。高校時代、県代表として国体に出場した最後の試合でのこと。河瀬さんは突然、湧き上がった思いに翻弄された。「時間が止められない。そう思ったら、えもいわれぬ涙が出てきたんです」河瀬さんは直感の人だ。バスケでの大学の推薦や実業団への誘いもあったが、この一瞬の思いから、全く別の道を模索し始める。「私は現役にこだわった。バスケは、引退後の人生のほうが長い。だったら、生涯現役でいられることを目指したくなりました」当初は建築に興味を持ったが、大学進学は「贅沢なこと」と思った。一刻も早く卒業し、養母を養わねばと、大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)に入学。「でも、映画監督の名前すら知らなくてね。『タランティーノって誰?』やったし、小津安二郎もずっと『しょうづ・あんじろう』って読んでたんですよ、私(苦笑)」映画に関する基礎知識は皆無。それが、逆に既成の枠を破る作家性へとつながっていく。授業で8ミリ映写機を扱ったとき、衝撃が走った。「撮ったものが、後で再現できる。これってタイムマシンだ!バスケでは止められなかった時間が映画なら永遠にここにとどめられる。世界を美しい方向に再構築できるんだ!」映画は、河瀬さんの最強の武器になった。専門学校卒業後、一度は制作会社に就職したが、講師として母校に戻り、映画製作を始めている。「『自分にしか撮れないもの』。それが何かをずっと考えていて、出てきた答えが会ったことのない『父親捜し』でした。私は映画を撮るために、父を捜したんです(苦笑)」河瀬さんは、記憶すらない父の足跡をたどる旅に出た。カメラを回し、父に関する証言を取材して歩き、ついには実の父親と再会する。それがドキュメンタリー『につつまれて』(’92年)になった。作品は評価され、周囲の目が一気に変わった。映画監督・河瀬直美の誕生だ。「この作品を完成させたことで、映画を死ぬまで続けようと決心できました」’96年、専門学校を退職し、奈良に事務所「組画」を設立。翌年には、奈良・西吉野の自然をバックに撮った『萌の朱雀』で、カンヌで一躍、時の人となった。最初の結婚は’97年。夫は『萌の朱雀』のプロデューサーを務めた人だったが、しだいに夫との間に心のすれ違いが生じていき、結婚生活は3年足らずで破綻した。’04年、当時のパートナーとのあいだに、光祈(※祈の字体は、示へんに斤)くんが誕生。畳の部屋で、映画スタッフなど、仲間たちに囲まれながらの自宅出産だった。90歳の養母が生まれたての息子の手を握ってほほ笑んでいる姿を見て幸せだった。「出産は『命』を分けるということなのだ」と実感していた。ある夜のこと、オムツ替えや授乳でてんてこ舞いしながら、夜泣きする子どもを抱いて、河瀬さんはオルゴールを鳴らした。すると、大泣きしていた光祈くんが泣きやんで、ニコッと笑った。強い衝撃が河瀬さんを襲った。「生まれて間もない命が、言葉を持つ以前に投げかけてくれたメッセージ。『つながってる』と、思いました。そのとき初めて、私がずっと求めてきた『つながる』がここにあると思えたんです」すやすや眠る光祈くんを見つめて、河瀬さんはそっとつぶやいた。「私のところに来てくれて、本当にありがとう」。光祈くんが2歳になるまで、河瀬さんは育児中心の生活に専念する。「子育てを通して、逆にすごく世の中が見えた。町や公園、自然のなかを子どもと歩いて回ります。そこにはいろんなものが存在し、生きている。生を営んでいるんです。この感覚をこそ表現の世界に昇華できるといいなと」河瀬さんのなかに、生きる力と創作への活力がほとばしった。光祈くん誕生の映像は、その後、『垂乳女』(’06年)で描かれ、フランスではテレビ放送もされた。命と命のつながりを描くドキュメンタリー作品として昇華させたのだ。育休を終え、現場に復帰したころには、90代になった養母の認知症が進み始めていた。河瀬さんは夜明け前に起床。養母と長男をデイサービスと保育園に送り届けてから9~17時のあいだに撮影や執筆にいそしんだ。「可能なときは仕事場にも子どもを連れていき、スタッフにオムツを替えてもらったり、みんなに育ててもらいました。認知症の養母をデイサービスのシーンの出演者にして、現場に連れていくなど工夫をしたりもしました。2歳と92歳を抱えていると、いつ何が起こるかわからない。それでも創作意欲は湧き上がってくる。できる限りの介護サービスと第三者の手を借りながら、創り続けました」認知症患者と看護師の交流を描いて、カンヌでグランプリを取った『殯の森』(’07年)は、その時期の作品だ。仲間を増やし、仲間とつながることで、子育てと介護に追われながらも、チームワークで、撮影に集中できる環境を作っていった。つかず離れずの交流があった実母は、このころから疎遠になり、連絡を取り合うこともなくなった。実父は、再会したときすでに新しい家族がいて、’00年ごろ、他界したことだけ知らされていた。頼れる肉親はどこにもいない状況で、河瀬さんを支えてくれたのは、映画の仲間たちだ。「だから、河瀬組のスタッフも、自分の会社『組画』のメンバーも、私にとっては家族なんです」養母は’12年2月10日、97歳で他界。大往生だった。いまはパートナーと息子の3人で暮らしている。「家族の形は血のつながりだけで語れるものでないことは自身の生い立ちを通して実感しています。いまのパートナーは学生時代からの知り合いで、なんでも言い合えて支え合える。それがかけがえのない“つながり”であり、家族にあるべきものだと思うんです。子どもの学校行事や、節目節目に一緒にいてくれるのもありがたいですね」河瀬さんは常につながりを求めて生き、映像で表現してきた。人と自然、人と人、命と命――。そのつながりこそが、彼女の生きる力の源泉だ。「東京五輪の公式映画の監督という仕事は、私の使命です。スポーツに育てられた人間が、スポーツに帰ってきた。つながっていたんだという幸福な思いが、私にはあります。スポーツを通して人々がつながり合う祭典の記録映画をこの世に残す。これは、映画の神様が私に与えてくれた使命なんです」
2019年01月09日将来世代を支える社会を実現するために手を取り合った「日本創生のための将来世代応援知事同盟」に加盟し、「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」に賛同している長野県が11月19日のいい育児の日に合わせて、先月、長野県松本市で「いい育児の日」PRイベントを開催しました。長野県限定のアイテムが3つもお披露目に!このイベントでお披露目になったのが、ウーマンエキサイトが配布している「泣いてもいいよ!」ステッカーの文字を、長野県中信地方の方言に変えた「泣いてもいいじ!」ステッカーとプロジェクトの思いに賛同する長野県内の施設・店舗のみが貼れる長野県オリジナル店舗・施設等向け「泣いてもいいよ!」ステッカーとポスターの3種類です!イオンモール松本で開催されたこのイベントでは、実際のステッカーを大きく引き伸ばしたパネルが、長野県 県民文化部次世代サポート課長の高橋さんとWEラブ赤ちゃんプロジェクトのスタッフとともにお披露目となりました。今回イベントが開催されたのは、長野県の北信、東信、南信、中信、4区分の中信地方に位置する長野県松本市。地域の人ならば耳馴染みのある「いいじ!」というフレーズにすることで、よりプロジェクトが広まっていくことを願って作られました。「泣いてもいいじ!」版はこの日のイベントや一部施設にて、限定1000枚の配布が開始されました。※「泣いてもいいじ!」版ステッカーの配布場所は松本地域振興局 総務管理課県民生活係にて配布中。なくなり次第終了となります。また、長野県オリジナル店舗・施設等向け「泣いてもいいよ!」ステッカーとポスターは、公共の場で泣いている赤ちゃんやママ・パパを応援しようという「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の趣旨に賛同した上で、ポスターやステッカーの掲示に協力してくれる施設・店舗、交通機関などを、長野県が募集中。希望する場合は、長野県のホームページ内から申請し、完了後、1週間程度で長野県オリジナル「WEラブ赤ちゃん」ポスター・ステッカーが送られてきます。>> 長野県公式ホームページ内 申請フォーム詳細 赤ちゃんの声が聞こえるほど 館内に子育て支援センターがある塩尻市立図書館数多くの絵本や児童書を取り揃えているだけでなく、授乳室やオムツ替えスペース、保育士さんが常時居る子育て支援センターを併設し、年間で塩尻市民の10倍の来館者が訪れるという 塩尻市立図書館 では、早速長野県オリジナルのポスターが貼られ、より子ども連れで足を運びやすい図書館として多くの人が来館しています。子連れで図書館へ来た10ヶ月の赤ちゃんを育てる佐藤さんは「子どもが生まれてからお出かけする際、とても気を使うことが多くなり、どこへ行くにも『子連れなんですがいいですか?』と聞くことが増えました。でも、塩尻市立図書館のように、はじめから子連れ歓迎だと分かっていれば、お出かけするきっかけができて嬉しいですね。住んでいる地域の最寄りの図書館は、子育て支援センターと図書館が別々の建物にあって、支援センターまで遊びに行っても、図書館はまたにしよう、と諦めることが多かったのでとてもありがたいです」と親子でのお出かけ場所が発見できた喜びを話してくれました。また、5ヶ月の赤ちゃんと家族で来館した西野さんは「こんな素敵な図書館があるなんてびっくりしました。1日中遊べる施設で、また来たいと思います。借りていない本を支援センターで読むことができるというのも、子どもとゆっくり過ごせそうで親としてもありがたいです」と笑顔で話してくれました。塩尻市立図書館長の上條さんは、「塩尻市は、"子育てしたくなるまち日本一"を目標のひとつに掲げています。赤ちゃんへの「泣いてもいいよ!」という思いは、当館ではこれまでも当然のことでしたが、このプロジェクトに賛同することで、より思いが可視化できて本当に良かったと思います。赤ちゃんの発達に絵本は欠かせないものだと思います。これからもママ・パパと子どもたちの絆を結ぶきっかけとして、多くの本との出会いをご提供できるように取り組んで行きたいと思います」と話してくれました。産休中の職員さんも来店する「喫茶マド」にもステッカーやポスターが新規協力店として、ステッカーやポスターを掲示してくれている「喫茶マド」(長野県庁2階)は、産休中の職員さんが赤ちゃん連れで来店することもあるという、子連れにやさしいお店。ここにはさっそくポスターやステッカーが掲示されています。長野県で始まったばかりの取り組みは、このように徐々に広がりを見せています。「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」は、言葉にできず心の中にしまっていたポジティブな思いを、子育て中のママ・パパに届けることで、子育てしやすい環境や風土が広がることを願っています。 >>WEラブ赤ちゃんプロジェクト公式ホームページ
2018年12月19日酷暑の開催時期、膨らむ費用……。おかしなことをそのままに突き進む’20年の東京オリンピック・パラリンピック(以下・東京五輪)。国家規模の巨大商業イベントで、大量の無償ボランティアが“雇われる”予定だが、そこにも落とし穴が――。「’20年の東京五輪では、11万人ものボランティアが駆り出されます。この数は、’16年のリオ五輪で動員されたボランティアの数、約7万人の1.5倍。五輪史上最高です。にもかかわらず、ボランティアの条件は、とんでもなくブラック。応募される方は、十分注意してほしい」そう警鐘を鳴らすのは、『ブラックボランティア』(角川新書)の著者で、著述家の本間龍さんだ。’20年7月24日~8月9日、8月25日~9月6日に開催される東京五輪。この運営を手伝うボランティアの募集が9月中旬から始まる。ボランティアは、大会の運営に直接関係する「大会ボランティア」(8万人)と、競技場が所在する自治体で、交通案内などを行う都市ボランティア(3万人)の2種類ある。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下・組織委)のホームページには、参加を呼びかける文言が並ぶ。「これが、まるで“やりがい詐欺”と批判されているんです」本間さんは、’20年東京五輪のボランティアがブラックである理由をこう話す。【1】交通費・宿泊費は自己負担「大会の前に、数種類の研修が3~4回あります。遠方から来る方でも、これらに参加するための交通費や宿泊費は自己負担。当初は、大会期間中の交通費・宿泊費も自己負担でしたが、批判が殺到したからか、最近、滞在先から会場まで、近場の交通費のみ支給されることになりました」(本間さん・以下同)【2】1日8時間、10日以上の参加は必須。でも報酬はナシ「自由意思で参加するのがボランティアのはずなのに、『1日8時間、10日以上参加できる方』というハードな応募条件が設けられています。こんな縛りがあるなんて、もはや“仕事”。にもかかわらず、報酬はゼロなんです」【3】心構えにまで注文を付ける「〈積極的に応募していただきたい方〉という項目を設けて『大会ボランティアとして活動したいという熱意を持っている方』『お互いを思いやる気持ちを持ち、チームとして活動したい方』などと、参加の心構えまで注文を付ける始末です」こうしたボランティアのターゲットにされているのが、比較的時間に融通がつきやすい主婦や学生なのだ。「こんな応募条件を設けながら“無償”でボランティアを使うこと自体おかしい。最近の五輪はアマチュアリズムとは真逆で、スポンサーありきの巨大商業イベントになっているからです」五輪が商業化し始めたのは、スポンサー集めが解禁になった’84年のロス五輪から。ロス五輪では、経費を抑え、スポンサー収入を得ることで黒字化に成功している。「その後、スポンサー集めがエスカレートしていき、東京五輪では、すでに50社から推定で五輪史上最高額の約4,000億円を集めています(組織委員会の回答では3,100億円)」組織委のホームページにアップされている『役員及び評議員の報酬並びに費用関する規程』という書類には、最高月額200万円という役員報酬が設定されていた。「ボランティアだけ無報酬はおかしい。リオ五輪では有償ボランティアも存在しましたし、平昌五輪では宿泊費や交通費、3食の食事が支給されました」毎日新聞の報道によると、現在インドネシアのジャカルタで開催されている『第18回アジア競技大会』では、ジャカルタの最低賃金の約3倍の30万ルピア(日本円で約2,300円※交通費と食費を含む)が日当として、ボランティアに支給されているという。本間さんは、組織委が売りにする“やりがい”も満たされない可能性が大きいと予測する。「会場で熱気を分かち合えるのは、ほんの一握り。多くの人が、会場周辺で観客や関係者を案内する係や、手荷物検査をするセキュリティチェックなどに回されるでしょう。しかもボランティアが、熱中症で命の危険にさらされる、非常に過酷な現場です」
2018年08月30日「’20年の東京五輪では、11万人ものボランティアが駆り出されます。この数は、’16年のリオ五輪で動員されたボランティアの数、約7万人の1.5倍。五輪史上最高です。にもかかわらず、ボランティアの条件は、とんでもなくブラック。応募される方は、十分注意してほしい」そう警鐘を鳴らすのは、『ブラックボランティア』(角川新書)の著者で、著述家の本間龍さんだ。’20年7月24日~8月9日、8月25日~9月6日に開催される東京五輪。この運営を手伝うボランティアの募集が9月中旬から始まる。ボランティアは、大会の運営に直接関係する「大会ボランティア」(8万人)と、競技場が所在する自治体で、交通案内などを行う都市ボランティア(3万人)の2種類ある。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下・組織委)のホームページには、参加を呼びかける文言が並ぶ。「これが、まるで“やりがい詐欺”と批判されているんです」本間さんは、’20年東京五輪のボランティアがブラックである理由として、次のことを挙げる。【1】交通費・宿泊費は自己負担【2】1日8時間、10日以上の参加は必須。でも報酬はナシ【3】心構えにまで注文を付けるこうしたボランティアのターゲットにされているのが、比較的時間に融通がつきやすい主婦や学生なのだ。だが、組織委のホームページにアップされている『役員及び評議員の報酬並びに費用関する規程』という書類には、最高月額200万円という役員報酬が設定されていた。「ボランティアだけ無報酬はおかしい。リオ五輪(ボランティア数・約7万人)では有償ボランティアも存在しましたし、平昌五輪(ボランティア数・約2万人)では宿泊費や交通費、3食の食事が支給されました」(本間さん)毎日新聞の報道によると、現在インドネシアのジャカルタで開催されている『第18回アジア競技大会』(ボランティア数・約1万5,000人)では、ジャカルタの最低賃金の約3倍の30万ルピア(日本円で約2,300円※交通費と食費を含む)が日当として、ボランティアに支給されているという。本間さんは、組織委が売りにする“やりがい”も満たされない可能性が大きいと予測する。「会場で熱気を分かち合えるのは、ほんの一握り。多くの人が、会場周辺で観客や関係者を案内する係や、手荷物検査をするセキュリティチェックなどに回されるでしょう。しかもボランティアが、熱中症で命の危険にさらされる、非常に過酷な現場です」こうした悪条件下でボランティアは集まるのか。文科省は7月末、全国の大学と高等専門学校に対し、’20年東京五輪の開催期間中は授業や試験を避け、学生にボランティア参加を求めるような通知を出した、との報道があった。文科省のこうした動きに対し、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩さんは厳しく批判する。「各大学は、いまでも授業日数が足りなくて始業式の前から授業を始めているのに、どうしろと言うのか。国がお達しを出してまで五輪に学生や子どもを動員する構図は、まるで戦時中の学徒出陣です」本誌は組織委に、ボランティアの“雇用条件”に対する批判と対策を尋ねた。無償であることの批判については、「五輪では、これまでも多くの方がボランティアとして活躍している。参加してこられた方からは、好意的な意見をうかがっているので、多くの方に応募いただきたい」とのこと。熱中症対策については「一人ひとりが正しい知識を身につけることで重症化の予防につながるため、コンディション管理に関する研修などを行うほか、休憩をとれる管理体制をとり連続屋外活動の上限を設定するなど、環境整備に努めていきます」との回答だった。これに対し、青木クリニック院長で災害医療詳しい青木正美医師は、健康管理の認識が甘い、と次のように批判する。「熱中症対策の研修を行っても、実際、会場で観客の誘導や、試合のサポートを行っていたら、自分のペースで給水や休憩をとることはむずかしい。熱中症で倒れる人が続出しても、8月は夏季休暇をとっている医師が多いので医療体制も手薄。大量の熱中症患者が出るという最悪の事態を想定して、いまから医療体制を万全に整える必要があります」そもそも、開催時期の決定の仕方から問題があった。「開催時期は、夏季に視聴率が低迷するアメリカのテレビ局の意向。日本オリンピック委員会は、『この時期の東京は雨が少なく温暖』とウソを並べて招致したんです。そのせいでマラソン開催時には高温になった道路の表面温度を下げる路面剤を敷き直すとか、会場の外にミスト装置を並べるなどの猛暑対策案が出ています。テロ対策費用も含めると、東京五輪にかかる総額は当初見込んでいた約7,300億円から大きく増えて、3兆円規模になるのでは」(本間さん)善意の悪利用の結果、高い役員報酬と、かさむ対策費のシワ寄せは、“タダ働き”のボランティアに回ってくるのだ。
2018年08月30日まるでジブリの世界のような「ゲストハウス・読書の森」小諸駅は、新幹線のとまる佐久平駅から小海線に乗って終着地点。そこからさらに車で15分ほどの「読書の森」はいくつもの田んぼや畑に囲まれ、遠くには浅間山を見ることができます。駅からバスでも行けるそうですが、なにせ本数が少ないので、事前にお願いすれば宿の方に送 迎していただけるのが嬉しい。 読書の森はご家族で運営されていて、メインの建物の2階が住居スペースとなっています。1階には、ブックカフェにもなっているリビングルームがあり、そこで他のゲストと交流したり、 晩ご飯をみんなでいただいたりします。木を基調としたリビングには、年季の入った愛された本がたくさん! そこら中に散らばるアートや木造の家具に迎えられ、まるでずっと前から知っ ていた場所に帰ってきたかのようなあたたかさ。わたしが泊まらせていただいたのは、そのすぐ隣のギャラリースペースにもなっているお部屋。写真の展示が行われていました。 建物内にも、敷地内にも、とにかくいたるところに手作りのものたちとアートと自然があふれていて、そこで育まれている豊かな生活を想像すると胸がいっぱいになりました。広い敷地内 にはオーナー自作の小屋が点在し、他のゲストたちはそこに宿泊しているようでした。野原にはタンポポがたくさん咲き、大きな畑では、訪れる時期によっては畑仕事を体験できるそう。 収穫したお野菜はその日の晩ごはんでいただけるようです。もちろんすべて奥さんの手料理。 晩ごはんは、希望するゲストたちがオーナーご家族とテーブルいっぱいのお料理を囲みながら、 わいわい交流を深められる場所。たまたま一緒になったドイツ人カップルは、今回の日本旅行でいちばんたのしい夜だ、と大満足でした。 車で10分ほどで温泉とツリーハウスの展示自然がいっぱいの読書の森周辺には、ハイキングができる場所もたくさんあります。特に外国の方が、ハイキングや、自然に触れ合う時間を求めてくるのが多いようです。読書の森から車を 10分ほど走らせたところにある安藤百福センターは、ハイキングコースをいくつか紹介しています。この安藤百福センターが企画した「小諸ツリーハウスプロジェクト」では、施設横の林 の中でかくれんぼするかのように、複数のアーティストによって制作されたおもしろいツリー ハウスが展示されています。自然の豊かさを生かした楽しい企画で、若葉に覆われたツリーハウスたちを探しながら歩く野道には、冬の間に積もった分厚い落ち葉のクッションからたく さん草花が顔を出して、五感が鋭くなるのを感じます。 道路を挟んで、この施設の向かい側には温泉「あぐりの湯」があります。ハイキングの後に、 露天風呂もあるこの場所で身体を休められるなんて、なんてすてきな休日でしょう。【お問い合わせ先】茶房 読書の森(ゲストハウス・読書の森)長野県小諸市御牧ヶ原5179-10267 25 6393 10時くらい〜18時くらい(ほとんど無休)
2018年05月20日「天空の楽園 日本一の星空ナイト ツアー Season2020」が、2020年4月11日(土)から10月25日(日)までの期間、富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらにて開催される。環境省が“星が最も輝いて見える場所第1位”と認定した長野県阿智村。「日本一の星空」と呼ばれる夜空を求めて、多いときには一晩で2,000人以上を超える観光客が訪れているという。本イベントはそんな長野県阿智村の星空を楽しむことが出来るナイトツアーイベントだ。会場では、ガイドが季節ごとの星座を紹介する「スターガイドエリア(STAR GUIDE AREA)」、広い芝生の会場で星空と映像、音楽が織りなすエンターテインメントを楽しめる「エンターテインメントエリア(ENTERTAINMENT AREA)」、リクライニングチェアやソファーでゆっくりと星空を眺めることが出来る「ヒーリングエリア(HEARING AREA)」を展開。ゲストは様々な星空の楽しみ方を選ぶことが可能となっている。また、会場までゲストを運ぶゴンドラからは、街の明かりが届かない山の上で見る満天の星空を観ることも。イベント全体を通して、非日常的な体験で溢れた特別な時間を過ごせる。【詳細】「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー Season2020」開催期間:2020年4月11日(土)~2020年10月25日(日)除外期間:5月18日(月)~7月10日(金)、9月23日(水)~10月9日(金)会場:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら住所:長野県下伊那郡阿智村智里3731-4時間:上りゴンドラ運行時間 17:00~19:30、ライトダウンタイム 20:00~20:30、下りゴンドラ運行時間 20:30~料金:大人・高校生 2,000円~、小中学生 1,000円~、幼児無料※エンターテインメントエリアは7月11日(土)から、ヒーリングエリアは5月2日(土)からのオープン。<ヒーリングエリア詳細>利用料金:1,800円 ドリンク付き定員:1日あたり50名内容:リクライニングチェアやソファーで星空を眺めることが可能。※スペシャルイベント時は休業。※雨天時はエリア休業。エリアチケット料金は払い戻し。<サマータイム営業>対象期間:7月11日(土)~7月22日(水)時間:上りゴンドラ運行時間 17:30~20:00、ライトダウンタイム 20:30~21:00、下りゴンドラ運行時間 21:00~<2部営業>対象日:7月23日(木)・24日(金)・25日(土)、8月1日(土)・8日(土)~16日(日)・8月22日(土)・8月29日(土)時間:・1部上りゴンドラ運行時間 17:30~20:00、ライトダウンタイム 20:30~21:00、下りゴンドラ運行時間 21:00~・2部上りゴンドラ運行時間 21:45~22:15、ライトダウンタイム 22:30~23:00、下りゴンドラ運行時間 23:00~【問い合わせ先】阿智☆昼神観光局TEL:0265-43-3001(9:00~17:30)
2018年04月09日イラストレーター・長野剛の原画展「長野剛原画展2018」が、2018年4月20日(金)から22日(日)まで、東京・秋葉原UDX 4階ギャラリーNEXT3にて開催される。デザイン事務所、グラフィックデザイナーを経て1988年よりフリーのイラストレーターとして活動を始めた長野剛は、コーエーテクモゲームスのシミュレーションゲーム「三國志」「信長の野望」シリーズのパッケージイラストなどで知られるイラストレーター。映画「スター・ウォーズ」のスピンオフ小説の表紙が英語公式サイトでも使用されるなど、代名詞とも言える戦国武将・三国志武将以外の人物画でも高い評価を得ている。本展では、書籍やゲームに使用された戦国武将や三国志武将を描いた約50点の原画を展示。CGを一切使用せずに油絵具で描かれた迫力ある作品群と共に、超正統派の歴史人物イラストレーションの真髄を紹介する。また、「三國志」シリーズのゲームパッケージに使用された原画をはじめとする展示作品は、一部を除いて購入可能となっている。なお、4月21日(土)と22日(日)の2日間は長野剛自身が来場。迫力ある織田信長を描き上げるライブペインティングを披露する予定だ。【開催概要】「長野剛原画展2018」開催期間:2018年4月20日(金)〜4月22日(日)時間:11:00~19:00(初日は14:00開場、最終日は17:00閉場)場所:秋葉原UDX 4階ギャラリーNEXT3(東京都千代田区外神田4丁目14-1)入場料:無料■ライブペインティング開催日時:4月21日(土)・22日(日) 13:00〜
2018年04月05日北アルプスの絶景が一望できる山頂テラス「ハクバ マウンテンハーバー(HAKUBA MOUNTAIN HARBOR)」が、長野・白馬岩岳山頂にオープン。期間は2018年10月6日(土)から11月11日(日)まで。「ハクバ マウンテンハーバー」は、白馬岩岳の標高1290mの山頂に誕生する。テラスからは白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳から成る白馬三山を正面に見据え、南北に広がる北アルプスを一望することができる。また、毎年10月頃には、テラスから北アルプスの希少な絶景「三段紅葉」を楽しめる。「山頂の冠雪」「山の中腹の紅葉」「麓の樹木の緑」が一度に見られる「三段紅葉」は、標高差2200mを一望できる絶景ポイント・白馬岩岳ならではの景色だ。施設内にはニューヨーク発の老舗ベーカリー「ザ シティ ベーカリー(The City Bakery)」が出店。看板商品「プレッツェル クロワッサン」をはじめ、クッキーやマフィンなどは現地の味をそのまま再現。さらに、日本オリジナルのパン、デリ、サンドイッチや、白馬ならではの素材を使った「白馬豚のクロワッサンサンド」といった限定メニューも販売される。なお、「ハクバ マウンテンハーバー」のオープン期間中は、週末を中心にネイチャーヨガやジャズライブ、満月に照らされた山々を眺めるフルムーンナイトゴンドラ、山岳フェスティバルといったイベントも多数開催される。【詳細】ハクバ マウンテンハーバー営業期間:2018年10月6日(土)〜11月11日(日) 9:00〜16:00収容人数:約120名場所:白馬岩岳 標高1290mの山頂住所:長野県白馬村北城岩岳アクセス:白馬岩岳ゴンドラリフト「ノア」山麓駅から約8分山麓駅までのアクセス:最寄りIC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約1時間■ザ シティ ベーカリー提供メニュープレッツェルクロワッサン410円/ベーカーズマフィン440円/チョコレートチャンククッキー360円/白馬豚のクロワッサンサンド900円/クラムチャウダー650円/ブレンド420円/カプチーノ480円/ホットチョコレート650円(マシュマロトッピング+100円)など ※価格は全て税込
2018年03月23日「日本スケート連盟には『ユヅの五輪連覇をお祝いしたい。帰国後はどこに行けば会えるの?』などの問い合わせが殺到しているそうです。6月に行われる五輪コンサートのチケット販売も大盛況。平昌五輪の激戦を映像で流しながらオーケストラが生演奏するという企画ですが、チケットが飛ぶように売れているそうです」(スポーツ紙記者) 2月25日に閉幕した平昌五輪で、男子フィギュアスケートで66年ぶりとなる五輪2連覇の偉業を成し遂げた羽生結弦(23)。そんななか、羽生に浮上しているプロジェクトがあった。それは、2020年の東京五輪だ。 実は、JOCがすでにさまざまな計画を協議しているという。 「羽生選手を東京五輪の“エスコート役”にと考えているようです。海外でも絶大な人気がある彼に、東京五輪の宣伝をしてもらいたいと考えているみたいです。さらには、東京五輪本番での出演計画も浮上しています。今回の平昌五輪でも、最後の聖火ランナーとしてキム・ヨナさん(27)が出演していました。もし東京五輪で羽生選手がああいった“サプライズ枠”で出演すれば、話題性は抜群です」(スケート連盟関係者) 現時点ではあくまで計画段階だが、実現の可能性は十分あるという。というのも、当の羽生自身が東京五輪への“出演”に前向きな姿勢を見せているのだ。 「羽生選手はかねてより『競技は違っても、五輪を目指す苦労は同じはず。だから自分の経験を他の代表選手たちと共有したい!』と漏らしていました。度重なるケガにより、彼はメンタルコントロールなどさまざまな知識を学んできました。そして何より、五輪に挑む重圧を知っています。そうしたものを直接、東京五輪の日本代表選手たちに伝えたいと考えているようです」(前出・スケート連盟関係者) 実際18日の会見でも、羽生は現役続投を表明するとともにこう語っていた。 「世界中でいろいろなところをまわりながら、スケートで、本気で1位になりたいと思っている人に何か手助けをしたいなと思っています。そういった経験をみんなに伝えるお仕事ができたらなと。テレビというよりは直接、選手の手助けがしたい」 金メダルを獲ったばかりの羽生だが、早くも次の“夢”に向かって動き始めているようだ。
2018年02月27日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「平昌五輪と北朝鮮」です。五輪を機に募る南北融和ムード。問題は閉会後。新年早々、約2年ぶりに韓国と北朝鮮の南北閣僚級会談が開かれ、北朝鮮は平昌オリンピックに参加することになりました。女子アイスホッケーは南北合同チームで出場するなど、南北融和ムードが広がってきています。会談は、北朝鮮がリードする流れになり、「朝鮮半島の問題は2国間で話す。核やミサイルは、アメリカがこちら側に銃口を向けているから身構えているだけ。我々の問題に水をさしているのはアメリカだ」というメッセージを国際社会に打ち出しました。金正恩体制の一番の脅威はアメリカ。友好関係にあるアメリカ、韓国、日本の分断を狙っているといわれています。北朝鮮にとっては、慰安婦問題や竹島問題など、日本と韓国の間も火種を抱えていたほうが都合がいいんですね。韓国の文在寅大統領は、公約で、南北問題に関しては融和政策をとると宣言していました。しかし、日本やアメリカとの良い関係は保ちたく、国内世論も気にしています。以前、取材で、韓国の退役軍人数名に北朝鮮についての思いを聞いたところ「アメリカ軍と行動を共にするけれども、北には自分らの親戚も住んでおり、かつての同胞なんだ」と、複雑な表情で本音を漏らしていました。もし、ここで北朝鮮が平昌オリンピックに参加しなかったら、国際的な緊張関係はますます高まったでしょうし、北朝鮮は交渉のカードを1枚失うことになります。また、北朝鮮国内に対しても、国際社会の一員であることを示すために参加は必須でした。問題はオリンピック後でしょう。核兵器やミサイルの問題が解決されないまま、韓国と北朝鮮の友好ムードが吉と出るか凶と出るか。鍵を握るのは中国、ロシア、アメリカです。最悪のシナリオは、このまま北朝鮮の核の保有を世界が認めるということ。そうなれば、日本と韓国は安全保障を根本から見直さなければなりません。また、他の国々も核の保有を主張しだすかもしれません。いずれにせよ、北朝鮮にとって、いま平昌オリンピックが開催されたことは、自国を優位に持っていくための絶好のチャンスだったんですね。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年2月28日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年02月25日オメガ(OMEGA)より、国旗と五輪カラーにインスパイアされた新色のNATOストラップが発売される。今回発売される新色のストラップは、国旗にインスパイアされたデザイン18種類と、五輪カラーにインスパイアされた6種類。五輪カラーのストラップは、ブラック、イエロー、グリーン、ブルー、レッドの5種類に加え、その5色を全て組み合わせたストライプの全6種類が展開される。ストラップには、張強度が高く、耐摩耗性にも優れたポリアミドを採用し、ポリッシュ仕上げを施したステンレススティール製のバックルとキーパーが付属。時計の上品な雰囲気はそのままにベルトだけ付け替えることができる。【詳細】オメガ NATOストラップコレクション発売時期:2018年2月中価格:各18,000円+税【問い合わせ先】オメガお客様センターTEL:03-5952-4400
2018年02月19日66年ぶりとなる五輪連覇を成し遂げた羽生結弦(23)。絶対王者が「伝説」となった瞬間だった。 2月16日に行われたショートプログラムでは111.68点を獲得し、首位発進。フリーでも圧巻の演技を見せつけ、206.17点を獲得。合計317.85点となり、金メダルに輝いたのだ。 昨年11月のNHK杯で公式練習中に転倒し、右足首靭帯を損傷。練習再開までには2カ月間かかり、ジャンプ練習は今年に入ってから。演技構成についても直前まで迷うなど、まさにギリギリで臨んだ大舞台だった。 しかし羽生はすべてを終えた後、こう語っている。 「本当に自分がやりきれたなと思うくらいの演技ができたことがよかったと思う」 11日にカナダ・トロントから現地入りした際も「どの選手よりも勝ちたいという気持ちが強くあると思うし、ピークまでもっていける伸びしろがたくさんある」と意気込んでいた羽生。平昌五輪で金メダルを取る。そのイメージだけは揺るがなかった。 実は羽生、その夢をすでに10代のころから見据えていたという。 16年に発売されたスポーツライター野口美惠氏の『羽生結弦 王者のメソッド 2008-2016』(文藝春秋)。13歳の少年が絶対王者に至るまでの軌跡を本人の肉声とともに描いたものだが、そのなかでシニア転向した羽生の“予言”が記されている。 《14年のソチ五輪は、とにかく出場したいです。あの空気を味わって,初の五輪だからある程度緊張もするだろうけれど、『僕は五輪で滑っているだぞ』っていう空気を味わって、すごく思い切って出来るんじゃないかな。そして、18年平昌五輪は23歳で年齢的には味も出てくるし、一番ベストの年齢。平昌五輪では金というイメージです》 快挙の陰には、どんなときでも決してぶれなかった“強い信念”があったのだ。
2018年02月17日平昌五輪の注目競技の一つ、フィギュアスケート。今回はその中でもフィギュアの“技”に注目して、観戦のポイントをご紹介します。4回転が1種類あれば、メダル争いに食い込めたソチ五輪から4年。男子シングルはどんな技の競い合いになるのか。そして女子シングルは?五輪出場経験があるプロフィギュアスケーター・本田武史さんに予想していただきました。「2種類以上の4回転ジャンプを3本はフリースケーティング(FS)に入れないと、上位に食い込めません」と、解説者の本田武史さんが予想する男子シングルの戦い。しかも、4回転をただたくさん跳んでもダメ。いかにそのジャンプの質を上げて、高いGOE(出来栄え点)を叩き出すかが、雌雄を決するという。その点で強いのが、羽生結弦選手。「ジャンプはもちろん、スピンやステップにも高いGOEがつくバランスが優れた選手。不安があるとすれば、ケガの影響ぐらい」メダル候補に、彼をはじめ、ネイサン・チェン、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ミハイル・コリヤダ選手たちが並ぶ。「実績のあるフェルナンデス選手と羽生選手は、PCS(演技構成点)でも高い得点を叩き出します。若い選手は対抗するために、4回転の種類や本数を増やしてくると思いますが、そこでGOEのマイナスをつけないことが肝心。チェン選手は4回転の成功率が高く、滑りの姿勢も、体の動かし方もいいですから、一番難しいルッツを確実に跳べば強いと思います」宇野選手はジャンプの着氷時にクセがあることを懸念しつつ、「音楽と一体化したスピンは素晴らしいですし、今季は表現力でも高い評価を受けているので、十分チャンスはあります。独特の表現力を持つコリヤダ選手も、4回転ルッツが決まれば、プログラムの流れが一気に良くなる。ジャンプに高さ、幅、流れがとてもあり、彼の滑りは好きです」力でなく、リズムで跳ぶジャンプが魅力という田中刑事選手は、「長身を活かして踊れる彼の良さを引き出したプログラム。ノーミスで、上位を狙ってほしいですね」一方、女子シングルのメダル争いは、男子以上にミスが許されない、過酷な展開になると予想する。「3回転の連続ジャンプを、GOEのマイナスをつけずに、確実に跳ぶことがメダルの条件です」メダル候補に挙げたのは、エフゲニア・メドベージェワ、アリーナ・ザギトワ、マリア・ソツコワ、カロリーナ・コストナー、ケイトリン・オズモンド各選手。「ザギトワ選手は、すべてのジャンプを後半に入れながら、きちんと回り切ってから降りてくる。さらに、ジャンプに抜群の安定感を持つメドベージェワ選手、長身をコントロールして高さのあるジャンプを飛ぶソツコワ選手というロシア勢が強いと思います」対抗馬は、若手ひしめく中、燦然と輝く31歳、コストナー選手だ。「エッジの深さ、漕がないスケーティングの滑らかさ。年齢を重ねて、さらに磨かれた滑りのうまさは、世界中のスケート関係者が認めるところです」そこに食い込んできそうなのが、宮原知子選手とガブリエル・デールマン選手。「宮原選手の強みは安定感。ノーミスで滑れば、PCSも伸びてきます。デールマン選手は、冒頭に跳ぶ3回転の連続ジャンプが観る者の心を掴む迫力。完璧に演じた時の破壊力はすごいですから」その彼女と肩を並べるジャンプを跳ぶのが、坂本花織選手だ。実績の少ない彼女にもチャンスあり。「滑りの速さと、それをコントロールして跳ぶ高さと幅のあるジャンプは、女子選手には珍しい。彼女の持つ元気の良さも武器になります。練習でも緊張感で張り詰めているのが、五輪という特別な舞台。その中で楽しそうに滑っている選手がいると、周囲の選手がリズムを崩したりすることもありますから、練習の時から持ち味を前面に出してほしいですね」メダル争いに絡まずとも、素晴らしい技を持った選手が世界中から参加する。フィギュアスケートで、マレーシアから初めて五輪に出場するジュリアン イー・ジージェイ選手のバレエジャンプは、得意とする本田さんが太鼓判。本田武史さん日本の4回転ジャンプのパイオニア。長野、ソルトレイクシティ五輪に出場し、後者ではヤグディン、プルシェンコとメダル争いをして、4 位入賞。SP『ドン・キホーテ』は名演。※『anan』2018年2月14日号より。取材、文・齋藤優子写真提供・共同/Getty Images、朝日新聞社/Getty Images、ISU via Getty Images
2018年02月09日1月31日発売のバレンタインジャンボ(今回からグリーンジャンボを改称。1等・前後賞合わせて3億円)。本誌が注目したのはズバリ「五輪選手ゆかりの神社」で当せん祈願している売り場だ。 「けがで出場が懸念されている羽生結弦選手ですが、ソチの演技はすばらしかった。それ以来ファンです」 そう語るのは、’15年オータム1等5億円が出た兵庫県「神戸新長田鷲尾タバコ」の鷲尾孝介社長。地元・神戸市内には、名前に“ゆづる”が入っていることから、本人も必勝祈願に訪れ、ファンの聖地になっている弓弦羽神社がある。さっそく鷲尾さんも参拝。 「阪急御影駅の近くの住宅地にひっそりたたずむ神社なのですが、一歩境内に入ると不思議なパワーを感じました。弓弦羽神社には願い事を神様に届ける八咫烏をキャラクターにした『ゆづ丸』という縁起物があるんです。今回のジャンボでは、それを店頭に飾り、羽生選手の金メダルとジャンボ1等をお客さんといっしょに祈願しようと思っています」 じつは4年前のソチ五輪では、五輪選手ゆかりの神社に当せん祈願した売り場から1等が続出した。 まず北海道「大通地下チャンスセンター」の大塚正明店長が明かす。 「スキージャンプの葛西紀明選手がメダルを獲得する日の朝、彼の所属する土屋ホームの川本謙監督(当時)が札幌市内の白石神社に参拝。葛西選手の必勝を祈願していたんです。そのニュースを聞いた販売員が『私も25年間、欠かさず白石神社に初詣でに行っている。きっとこの売り場にも御利益がある』と話していたら、本当にグリーン1等5億円が出たんです」(大塚店長) 同じく’14年グリーン5億円が出た鳥取県「いない倉吉中央チャンスセンター」では、こんなことが。 「倉吉市は男子フィギュアの町田樹選手のお母さんの出身地。’14年元日に町田選手は、家族と地元の倉吉賀茂神社へ必勝祈願に行ったんです。たまたまその日、うちの販売員もこの神社に初詣でに行き、町田選手と会ったそう。これは正月から縁起がいいと思っていたら、グリーン1等5億円。町田選手からパワーをもらったと喜びひとしおでした」(榎本隆弘店長) ソチ五輪以外でも、五輪選手ゆかりの神社にあやかって億が出た売り場が。 日本一金メダリストが出ている町として知られる愛知県大府市共和町。この町で’14年年末7億円、’17年ドリーム7億円と、奇跡の大当たりを出しているのが「ふじや酒店」だ。 「’12年ロンドン五輪前、当時、市内の至学館大学に在学していたレスリングの吉田沙保里さんが共和町の八ツ屋神明社で必勝祈願。金メダルをとったことから、一躍、金メダル神社と呼ばれるようになったんです。’16年リオ五輪では、この神社で必勝祈願した土性沙羅さんはじめ、至学館大レスリング部の3人が金メダル。町中が熱くなりました」 こう話すのは、売り場を取り仕切る服部啓子さん。じつは服部さんも23年前に宝くじを売り始めてから、ずっとこの神社で当せん祈願をしてきた。 「金メダル神社は地元の誇り。うちの売り場から信じられない大当たりが続いているのも、そのパワーをいただいている気がしてなりません」 平昌五輪と重なる今回のジャンボこそ「五輪選手ゆかりの神社」にあやかる売り場に期待しよう。
2018年02月03日(写真:アフロ) 2月9日から開幕する平昌五輪。羽生結弦(23)にとって、フィギュアスケート人生の集大成となる。だが、羽生はその場に立つことができるのか……。そんな不安も囁かれている。 昨年11月のNHK杯で公式練習中に転倒し、“右足関節外側靱帯損傷”の大けがを負った羽生。平昌五輪の最終選考会でもある、昨年12月20日の全日本選手権も欠場していた。 14年のソチ五輪で金メダルを獲得したことや、昨季の世界選手権を制した実績から五輪代表には選出された。とはいえ、公の試合は3カ月ぶり。今年1月からは、氷上練習も再開したと発表されている。 そんな彼をバックアップする“神様”がいた。日本フィギュアスケート界で “ゴッドハンド”と呼ばれている「マッサージセラピスト」の青嶋正さん(54)だ。 マッサージセラピーとは、施術を通じて心と体の両面から改善していく治療法。青嶋氏はトロントで20年以上前から指圧鍼灸クリニックを営んでおり、患者ひとりひとりに合わせた施術を行う。その腕前が話題となり、彼のもとへ通う選手は多い。 「選手がケガをしないようにするだけでなく、最大のパフォーマンスを出せるコンディションにしていく。それが青嶋さんのポリシーです。選手をあらゆる面からサポートしてくれるとあって、これまでにも小塚崇彦さん(28)や織田信成さん(30)などが“神の手”のお世話になったと聞きました」(フィギュアスケート関係者) 羽生は17歳でトロントに渡って以来、青嶋さんのもとに通っているという。 「最初はストレッチの重要性を認識していなかったという羽生選手も、青嶋さんの指導によって次第に“身体のケア”をふだんから行うようになったそうです。羽生選手はソチ五輪の前も決して万全だったわけではありませんが、みごと金メダルを取ることができた。だから今回も、4年前と同じです。羽生選手は本番までにきっと体を仕上げ、周囲の不安を払拭してくれることでしょう」(前出・フィギュアスケート関係者) “ゴッドハンド”のパワーをもらいながら、決戦の地へと挑む羽生。その目はきっと“五輪2連覇”の快挙を見据えている――。
2018年01月31日日本スケート連盟が12月24日、来年2月の平昌五輪に出場するフィギュアスケートの代表を発表した。 男子は男子は右足負傷の回復が間に合わず全日本選手権を欠場した羽生結弦選手(23)、同選手権優勝の宇野昌磨選手(20)、同選手権2位の田中刑事選手(23)に。女子は同選手権4連覇を達成した宮原知子選手(19)、同2位の坂本花織選手(17)が選ばれた。 「羽生選手が欠場しても五輪の代表争いには視聴者の関心が高かったようで、全日本選手権は23日にフジテレビ系で放送された女子フリーの平均が14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、24日放送の男子フリーは11.8%を記録しました。もし羽生選手が出ていれば男子の方はもっと数字が跳ね上がったはずです」(スポーツ紙の五輪担当記者) すでに平昌五輪のフィギュア中継局は決定済み。前回14年のソチ五輪から導入された団体戦はNHK、フジテレビ、日本テレビが放送権を獲得。男子の個人はTBSとNHK、女子の個人はテレビ朝日とNHKがそれぞれ中継する。 「国民の関心は高い五輪だが、やはり五輪の個人2連覇がかかった羽生選手が出るか出ないかでは大違いです。代表が正式決定して中継の責任者は胸をなで下ろしています。ケガの影響もあって団体戦には出るか分からないので、団体戦の放送権を獲得した局は天に祈るしかないでしょう」(NHK関係者) ソチ五輪で羽生選手が金メダルを獲得した男子フリーはフジが中継。午後11時台から午前4時台の放送にもかかわらず平均16.6%、瞬間最高23.1%を記録した。平昌ではどこまでこの数字を更新するかが注目される。
2017年12月27日椎名林檎と「Perfume」が、10月28日(土)放送の「内村五輪宣言!~TOKYO2020開幕1000日前スペシャル~」に出演することが決定した。「内村五輪宣言!」は、「東京オリンピック・パラリンピック大会」までちょうど1,000日前となる2017年10月28日に、司会・内村光良を迎え放送する特集番組。2020年に向けてすでに動き出しているアスリートやアーティスト、そして町の人々の様々な取り組みなどを取り上げていく。すでに、ゲストには北島康介、澤穂希、吉田沙保里や、コーナーゲストとして塚原直也、米田功、プレゼンターには「オードリー」、澤部佑、渡辺直美。さらにアーティストとしては「ゆず」が決定していたが、加えて今回椎名さんと「Perfume」の参加が決定。この2組のアーティストたちは、夜の東京をテーマにスペシャルパフォーマンスを披露!椎名さんは、昨年リオ・デジャネイロ パラリンピック閉会式のフラッグ・ハンド・オーバーセレモニーのためにリメイクした曲「東京は夜の七時」を、浮雲/小雨/林檎によるスペシャルユニット「HUMAN ERROR」でテレビ初披露。さらに、今春トータス松本との初共演が話題となった「目抜き通り」も披露される。そして「Perfume」は、ドラマ「東京タラレバ娘」の主題歌となった「TOKYO GIRL」を歌唱。番組では、NHK2020情報サイトとツイッター(#nhk1000days)で「1000日後、どんな自分になりたいですか?」というテーマでメッセージを募集。全国から集まったメッセージによって、「Perfume」のスペシャルパフォーマンスが完成するという。映像演出は、長年「Perfume」の映像を手掛け、リオ・デジャネイロ オリンピオック閉会式のフラッグ・ハンド・オーバーセレモニーにも参加していた「ライゾマティクス」の真鍋大度チーム。東京オリンピックの1,000日前、2020年に向けて期待が高まる夜の東京を最新のテクノロジーを駆使した映像が彩る。「内村五輪宣言!~TOKYO2020開幕1000日前スペシャル~」は10月28日(土)19時30分~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月20日スピードスケート五輪金メダリスト清水宏保さん監修のエクササイズグッズスケート選手と聞いて思い浮かべるのは、女性のウエストぐらいある太ももと鍛え抜かれたプリッとしたお尻。そんな夢のようなお尻が手に入るエクササイズグッズ「スケルトアップスケーティゴールド」が、オリジナル性の高い美容健康維持促進製品の企画・製造・販売を行っている株式会社ドリームから販売されている。このエクササイズグッズは、スピードスケート五輪金メダリストである清水宏保氏の全面協力によって実現したもの。本当のスケートが滑れなくてもスケーティングの爽快感が得られながらも、美尻と美脚を手に入れることが出来る夢のような商品だ。「スケルトアップスケーティゴールド」の特長美尻と美脚をつくり出す中臀筋(ちゅうでんきん)と内転筋は、日常生活ではなかなか使われない筋肉。この筋肉を鍛えないと、いわゆる垂れ尻になってしまうにも関わらず、意識してトレーニングをしないと鍛えることが出来ないという、少し厄介な代物だ。スケーティーゴールドは、横幅120cmもある専用マットを滑るため、左右への体重移動を行うだけでも筋肉が鍛えられる。しかも両足を乗せるパッドは内側が低くなるように傾斜がついているため、立つだけでも内転筋に力を入れなければならない。そのため、美脚筋と呼ばれる内転筋を鍛えることが出来るのだ。もちろん、特定の筋肉だけではなく脚全体の筋肉をバランスよく鍛えることが出来るので、足腰を強化しながら姿勢まで美しくなるという優れもの。是非一度、試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ドリーム 公式サイト※株式会社ドリーム プレスリリース(@Press)
2017年09月17日長野県白馬のスキージャンプ台で新音楽フェス「エイミング・ハイ・ハクバ(AIMING HIGH HAKUBA)」が2017年7月1日(土)に開催される。長野県白馬といえば、1998年に開催された長野オリンピック。白馬ジャンプ競技場では日本代表男子スキージャンプチームがラージヒル団体で金メダルを獲得。日本中が感動した。そんな、絶景の北アルプスに囲まれたスキージャンプ台をステージに音楽フェスを行うのが「エイミング・ハイ・ハクバ(AIMING HIGH HAKUBA)」だ。ラインナップには、スチャダラパー、水曜日のカンパネラ、SALUに加えて、渋さ知らズオーケストラ、藤井隆、ゾンビーチャング(ZOMBIE-CHANG)の出演が決定。この場所でしか見ることのできない景色を背に、独創性高いアーティストによるパフォーマンスは必見。また、「子供性の開放」をテーマに子どもも大人も、みんなで楽しめる白馬アクティビティを数十種類コミュニティエリアへ用意。スポーツに精通した白馬ならではのアクティビティから、フェスをさらに楽しむことができるワークショップ。そしてこの土地ならではのグルメや地ビール・地酒やフレッシュジュースなどのフードブースが勢揃い。有料のものは事前予約が必要なものもあるが、熱気球、パラグライダー、マウンテンバイクツアー、トレイルラン体験カヌー、逆バンジー、おやき作り体験、白馬村工作ワークショップなど盛りだくさん。開放感のある長野のスキー場は空気もまで美味しそう。夏のフェス候補に、ぜひ「エイミング・ハイ・ハクバ」を検討してみて。【開催概要】エイミング・ハイ・ハクバ(AIMING HIGH HAKUBA)開催日時:2017年7月1日(土)| 12時開場/13時開始/20時終演(予定)会場:白馬ジャンプ競技場住所:(長野県北安曇郡白馬村北城3476)チケット料金:一般 5,000円(税込) / グループチケット:4名分 18,000円(税込)オフィシャルサイトURL:aiming-high-hakuba.jp
2017年05月27日アイドルグループ・V6の長野博(44)と結婚した女優の白石美帆(38)が9日、自身のブログを更新し、祝福コメントに感謝した。結婚発表後初めてブログを更新した白石は、「みなさま、温かなメッセージをいただきまして心よりありがとうございました!」と感謝。「これからもどうぞ宜しくお願いいたします!」とつづった。2人は、11月29日に結婚を報告。長野は、同日放送された日本テレビ系音楽特番『ベストアーティスト2016』(19:00~)に生出演し、ジャニーズ事務所のメンバーに胴上げで祝福されていた。白石はまた、12月14日に放送される『水曜ミステリー9 駐在刑事4~奥多摩渓谷に響く悲しき子守唄~』に出演することを告知。「懸命に生きる人々の選択や命の重みを感じるドラマですどうぞお時間あいましたらご視聴くださいませ~」と呼びかけた。
2016年12月09日29日放送の日本テレビ系情報番組『PON!』(毎週月~木曜10:25~11:30)で、アイドルグループ・V6の長野博(44)の結婚が報じられた。「V6長野博結婚」と速報で伝えられると、ジャニーズファンで知られる青木源太アナは「うれしい」と大喜び。芸能リポーターの駒井千佳子氏が、ファンクラブの会員向けの会報でファンに報告したと説明した。青木アナは、「V6のメンバーはよく家族に例えられていて、長野さんは"お母さん"と言われている。"お母さん"的な存在の長野さんが夫になるわけですね」としみじみ。「長野さんといえばグルメ。外食もすごいしますし、ご自身でもお料理しますから、お相手の人は逆にプレッシャーがかかるかもしれませんね」とコメントした。また、「今夜放送の『ベストアーティスト2016』にもV6出演しますから、もしかしたら長野さん何かコメントされる可能性もありますよね」と期待。出演者から「よかった」「おめでとうございます」と祝福の声があがった。V6のメンバーでは、2007年に井ノ原快彦が女優の瀬戸朝香と結婚。長野はグループで2人目となる。
2016年11月29日こんにちは、ライターの月極姫です。日本時間の2016年8月22日、リオ五輪の閉会式で行われたフラッグ・ハンド・オーバーセレモニーでは、来る2020年の東京五輪を紹介する8分間余りのプレゼンテーションが披露されました。幻想的なダンスショーから始まり、会場に「安倍マリオ」を登場させるという度肝を抜くパフォーマンスに、会場からは大歓声。サバンナの高橋さんがTwitterで大絶賛するなど、放送直後からネット上でもさまざまな反響を呼びました。このパフォーマンス、子育て世代であるパピマミ読者のみなさんはどのように評価しているのかな?とふと疑問を抱き、アンケートを実施してみました。●リオ五輪閉会式の引き継ぎセレモニーの演出についてどう思いましたか?・1位:映像、音楽、ダンスともに完成度の高いものだったと思う……74%(68人)・2位:まあまあの出来だったと思う……22%(20人)・3位:あまり完成度が高いとは思えなかった……4%(4人)※有効回答者数:92人/集計期間:2016年8月29日〜2016年8月31日(パピマミ調べ)このように、回答者の9割以上がプラスの評価をしている という結果が出ました。性別、世代に関わらず、このたびのパフォーマンスは高評価を得たようですね。そして今回音楽監修を手掛けていたのが、音楽家の椎名林檎さん。林檎さんといえばデビュー当時から強烈な個性が際立ち、ある意味「とっつきにくい」印象を抱いている方もいるかもしれません。今回は、そんな林檎さんの魅力にパピマミ世代ならではの視点で迫ってみましょう。●椎名林檎の魅力(1)揺るぎない実績林檎さんとほぼ同時期にデビューした歌手といえば、aikoさん、浜崎あゆみさん、親友でもある宇多田ヒカルさんなどいずれも大物揃い。これら“同期”のアーティストの皆さんは、アルバムセールスやツアー動員数ではいずれも引けを取らない実力者ばかりですが、オリンピック、FIFAワールドカップといった国際的なイベント、いわゆる“大舞台”でのお仕事が多い という点で、林檎さんは群を抜いています。とりわけ東京五輪への思い入れはインタビューなどでもたびたび言及しており、かねてから深い関心を寄せていたことがうかがえます。全世界にクールモダンな東京を印象付けた五輪プレゼンテーションは、長年の構想が結実したものなのかもしれませんね。非凡な女性ならではのゴシップも幾度かありましたが、同時にそれらを払拭するに十分な実績を見せつけてくれるのが林檎流といえるでしょう。●椎名林檎の魅力(2)独特の歌唱法と歌詞の世界語感の良さは万人ウケするのだけれど、歌詞を理解しようとするとひと筋縄ではいかない!そんな独特な歌詞の世界も、林檎さんの魅力を語る上でかなり重要な要素です。多くの曲は林檎さんご本人から歌詞の“解説”があったわけではなく、長年のファンのあいだでもいまだに「謎」とされている部分もたくさん。聴き手が自分なりの解釈で楽しむしかない、という側面もあります。たとえば、2014年に発売された『NIPPON』という曲では、「死の匂い」「あの世に持ってくさ」というフレーズが登場。これに関して、「縁起が悪い」「不謹慎」などという批判もささやかれましたが、林檎さんは初期のころからたびたび「常に死を意識しながら活動している 」ということをはっきりと述べられています。**********『死ぬことにほんとうに向き合うことを、常日頃、何かと自分で考えられる人間に自分がなりたくて』(ロッキングオンジャパン/2003年2月25日号より)********************『仏教的な考えのもとに生きていたら、誰でもそうなんじゃないですかね。(中略)いつでもすぐ横に死がある、という意識を持っているのが通常だと思うんですよね』(with newsインタビュー/2014年11月)**********『NIPPON』の歌詞にしても、“命がけの勝負”を経験したことがある者にとっては何ら不思議ではない表現なのですが、言葉尻だけを捉えての曲解も結構多いようですね。また歌い方については、活動時期に伴って変遷が見られます。デビュー当時~ソロ活動を行っていた初期のころは、江戸弁のべらんめぇ口調、もしくはイタリア歌曲における「R」の発音を思わせるような巻き舌が目立ち、「巻き舌の歌姫 」なる呼称も生まれました。この巻き舌歌唱は『歌舞伎町の女王』(1998年)、『罪と罰』(2000年)などに顕著に表れていましたが、「東京事変第2期」と呼ばれる2005年あたりの作品から影を潜めています。これについてはファンのあいだでも、「巻き舌をやめたのは適切だった」「変わらないで欲しかった」など意見が分かれるようで、「林檎と言えば巻き舌」というこだわりを持ち続けているファンもいるようです。しかし現在の林檎さんの楽曲を聴くかぎり、音楽家として進化する上で必要な改革だったのかもしれませんね。●椎名林檎の魅力(3)羨望と嫉妬の的。ミステリアスな美貌とスタイル楽曲のイメージに合わせて、ビジュアルにおいても多面性を発揮する林檎さん。日本的な美も兼ね備えた端正な顔立ちは、化粧品のCMに登場した際にも羨望の的となりました。音楽家でありながら、一流モデルと比較しても遜色のない美貌とスタイルを生かし、『Switch』や『Gb』などの音楽雑誌だけでなく、多くのファッション誌の表紙を飾っています。しかしこの才色兼備ぶりに関して、同性からのリアルな声を拾うと心中は複雑なようです。●女性からの否定派意見『確かに美人だけどあの色っぽさが正直苦手です。旦那を取られてしまいそう 。家庭を守る主婦にとっては、ああいうのは脅威だと思いますよ』(北海道/30代・専業主婦)『椎名さんが作る音楽は好きなんだけど。セクシーを前面に出さない方がいい と思う』(福島県/20代・生保会社勤務)『歌詞が文学的で、林檎さんの知性を感じられてすごく好きなんですが。ご本人はビジュアル的にもっと控えめキャラであって欲しかった。何というか、きらびやか過ぎ 』(長野県/40代理学療法士)大胆さ、セクシーさ、前衛的な衣装についていけなかったり、ご回答者には申し訳ないですが、軽い嫉妬も含まれているようなコメントが目立ちます。●女性からの肯定派意見『素直に憧れる。30代後半、経産婦であのスタイルと顔は、いくら芸能人でも奇跡といって良いレベル。もし自分の彼氏を横取りされても、仕方ないなと思える 領域にいます(笑)』(大阪府/30代・販売員)『髪形もあらゆる長さとスタイルに挑戦しているけど、「これは似合わないな」と思ったことが一度もない。結局は整いまくった顔立ちのなせる技だよね』(東京都/40代・美容師)『ゴテゴテにメイクしているわけでもなく、もとが良いのでしょう。和服もとても似合うし、海外に出しても恥ずかしくない美人 』(北海道/40代・英語教室講師)女心は複雑なもので、このように評価は二分するようです。では男性諸氏は、林檎さんの容姿についてどう思っているのでしょうか。●男性の意見『どこの国の誰が見ても、10人いたらほぼ10人が「美人」と評価するであろう顔』(愛知県/30代・会社経営)『安室ちゃんもそうだけど、年々衰えるどころかキレイさを増している。僕はデビュー当時キツそうな印象を抱いてたので、今の方がキレイと感じる』(北海道/40代・ホテル勤務)『自分はデビュー当時からの愛好家で、林檎女史の音楽をこよなく愛する林檎班(椎名林檎のファンクラブ)班員です。林檎女史があれほど美人じゃなかったら?と冷静に考えると、ここまで熱狂的に好きだったのだろうか。やっぱり、あの美貌も含めての総合芸術 なのだと思う。ちなみに林檎女史のあの非の打ちどころのないスタイルも、まさに自分の理想です』(北海道/50代・広告代理店勤務)男性からの評価も絶大のようです。30代後半という年齢を感じさせない美しさは、いつまでもきれいでいたいママたちのお手本にもなりそうですね。●椎名林檎の魅力(4)唯一無二の音楽性前述した『歌舞伎町の女王』や『幸福論』(1998年)、『ここでキスして』(1999年)などは、すべてデビューして間もない林檎さんが10代のころに書き上げた作品です。とても高校を中退したばかりの女の子が作る作品とは思えない世界観と完成度に、聴衆は度肝を抜かれ、同業者は危機感を抱く……まさに閃光のような登場でした。そんな天才少女から大人の女性へ、さらなる進化を遂げた林檎さんが、現在楽曲を作る上でこだわっていることとは何なのでしょうか?林檎さんは東京事変時代のラジオ番組で、『常に“商品”を作らなければ、と意識している』と述べられています。ともすれば「サブカル的な」「個性的な」という形容が付きまとう中、林檎さんご本人は“普遍性 ”を意識して楽曲作りに当たっておられるようです。こうした“芸術性”と“普遍性”の両立については他のインタビューなどでもたびたび口にしておられますが、相反するものをどちらも生かすなんて至難の業。凡人には想像もつかないストレスになりそうですが、そうした苦闘を経て生み出した作品が今の林檎さんの地盤となっているのでしょう。現在2児の母でもあり、リオ閉会式後のインタビューでは大人の落ち着きとたおやかな美しさも光っていた椎名林檎さん。今後はますますファン層を広げていきそうですね。【参考文献】・『1998年の宇多田ヒカル』宇野維正・著・『ROCKIN’ ON JAPAN』2003年2月25日号【参考リンク】・【アンケート結果】リオ五輪閉会式の引き継ぎセレモニーの演出についてどう思いましたか? | パピマミ()●ライター/月極姫(フリーライター)
2016年09月08日ザック・エフロンがオリンピック開催中のリオデジャネイロを訪問、体操女子で金メダルを獲得したアメリカのシモーン・バイルス選手と対面した。シモーンはリオ五輪の体操で個人総合、団体総合、種目別跳馬と種目別ゆかで4つの金メダルを獲得した19歳。以前からザックの大ファンであることを公言していた。それを知ったザックはツイッター上で決勝戦前夜の彼女に応援ツイートを送り、シモーンも「ありがとうザック!明日のチームファイナルを見てね」とリプライ。翌日の試合中にザックは「もちろん見てるよ」と返していた。先日までMTVのドキュメンタリー撮影で来日していたザックはその後ブラジルに向かい、ついにリオでシモーンとアメリカ体操女子チームの選手たちと対面した。シモーンたちは大喜びでSNSにツーショットやグループショットを大量にアップ。シモーンはインスタグラムにザックとのツーショットや、彼の頬にキスする動画をアップ。ザックが彼女の頬にキスしている画像には「彼が頬にキスしてくれたの」とキスマークやハートの絵文字付きで投稿し、「もう私のこと、エフロン夫人って呼んで!」と大興奮。五輪初出場で4つの金メダル獲得の偉業に対して、何よりのごほうびになったようだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月18日photo:PIXTAリオデジャネイロ五輪がついに開幕した。三宅宏実選手が銅メダルを手にした重量挙げ女子48キロ級では、タイのソピタ・タナサン選手が金メダル、インドネシアのスリワーユニ・アグスティアニ選手が銀メダルを獲得。大会序盤から、日本と東南アジアが表彰台を独占する光景が見られた。 オリンピックといえば日本では常に高い関心が寄せられる国民的行事だが、東南アジアの国々では日本ほど注目度が高くない。理由はシンプルで、東南アジアからはそれほど多くの選手が出場しておらず、メダルが狙えるような競技となるとかなり限られるからだ。そのため、オリンピックは大国のための大会という感覚が強く、それに代わって「東南アジアのオリンピック」とも呼ばれる東南アジア競技大会(SEA Games)が2年に一度開催されて盛り上がりを見せている。 だが、2000年代に入った頃から、東南アジア勢のオリンピックでの存在感は確実に高まっている。20世紀のオリンピックでは東南アジア勢がメダルを獲得するのはかなり稀なことだったが、ここ数大会は多くの国で明らかなメダル数の増加が見られる。東南アジアのスポーツ界を引っ張る存在であるタイなどは、回を追うごとにメダルを狙える種目が増えている状況だ。国の発展とともにスポーツの実力も一歩ずつ世界に近づいていることがわかる。 ヘンドラ・セティアワン選手とムハマド・アフサン選手前回のロンドン五輪までで最も多くのメダルを獲得してきた東南アジアの国はインドネシアで、計27個。金メダルも6個獲得している。27個のうち18個はバドミントンで、金メダルは全て同競技からだ。インドネシアは世界的にも中国に次ぐバドミントン大国として知られ、1992年に正式種目となって以降、オリンピックでも存在感を示してきた。昨年の世界選手権を制した男子ダブルスのヘンドラ・セティアワン選手とムハマド・アフサン選手ら、今回も複数のメダル獲得が期待される。 メダル獲得数ではバドミントンで荒稼ぎしてきたインドネシアには一歩及ばないが、複数の競技でメダルが期待できるのはタイ。これまでの実績でもインドネシアに次ぐメダル25個、うち金メダルはインドネシアを上回って最多の7個を獲得している。タイが初のメダルを獲得したのは1976年のモントリオール五輪で、種目は「お家芸」のボクシング。以降、ボクシングのみのメダル獲得が続いたが、2000年のシドニー五輪で重量挙げ、2004年のアテネ五輪でテコンドーが加わりメダル獲得種目は3つまで増えた。重量挙げでは金メダルも3つ獲得している。 著者撮影 ラチャノック・インタノン選手そして、今回はタイのメダル獲得種目がさらに増える可能性が高い。今年、女子バドミントンで世界ランク1位も経験した金メダル候補のラチャノック・インタノン選手、世界の女子ゴルフ界に現れた20歳の新星で今年の全英女子オープンを制したアリヤ・ジュタヌガーン選手ら、種目別で初のメダル獲得が大いに期待される選手が複数いるからだ。タイはサッカーや女子バレーボールなどの成長も著しく、特に女子バレーボールは2大会連続して世界最終予選で日本に敗れ、惜しくも悲願のオリンピック初出場を逃した。今後、タイはさまざまな種目で世界の舞台に登場してくることだろう。 著者撮影その他の国でメダル獲得が期待されるのは、まずは男子バドミントンで世界ランク1位に君臨するマレーシアのリー・チョンウェイ選手。マレーシアもインドネシアに次ぐバドミントンの盛んな国として知られ、同選手は国民的な英雄だ。2008年の北京五輪、2012年のロンドン五輪と連続で銀メダルの「無冠の帝王」が、三度目の正直で金メダルに挑む。金メダル獲得となれば、マレーシアにとっても全競技を通じて初の快挙だ。これまでオリンピックでのメダルは一つもないカンボジアにも注目選手がいる。カンボジアといえば日本では男子マラソンの猫ひろし選手が話題だが、メダルの期待がかかるのは女子テコンドーの67キロ超級に出場するソーン・シウマイ選手。2014年のアジア大会では19歳の若さでカンボジア初の金メダルを獲得。リオ五輪では初の五輪メダルをカンボジアにもたらすことができるか。全体的な傾向としては、東南アジアにはバドミントン、重量挙げ、テコンドーなどの種目を得意とする国が多い。これらの競技では日本と東南アジアの国々がメダルをかけた戦いも見られることだろう。日本人選手の応援とともに、ひそかに始まっている東南アジア諸国の躍進にもぜひ注目してみてほしい。 (text & photo : 本多 辰成 ) スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年08月09日