映画『DOG×POLICE 純白の絆』の完成披露試写会が9月1日(木)、都内で開催され主演の市原隼人を始め、戸田恵梨香、時任三郎、村上淳、カンニング竹山、阿部進之介、原案の小森陽一、七高剛監督が来場した。熱血警察官と劣性遺伝の真っ白い警備犬が絆を育み、連続爆破事件に立ち向かう姿を描く。台風が近づく中、屋外でファンに見守られて会見が行われた。登壇陣はリムジンに乗って会場に到着、市原さんらが姿を現すと会場は黄色い歓声に包まれた。市原さんは客席に向かって深々とお辞儀。「(映画が)家族や仲間、友達、恋との懸け橋になれば」と語った。本作の撮影のさなかに東日本大震災が発生したが、市原さんは「災害があったから出来ない、じゃなくてこんなときだからこそ仕事に誇りを持ってやろうと思いました」と胸の内を明かした。戸田さんも「『いま、仕事をすべきときなのか?』と迷ったりもしましたが、いま出来ることはお芝居だと思い、いままで以上に使命感を持って臨みました」と頷いた。時任さんは「大変なハードルを乗り越えて完成した作品です」と感慨深げ。阿部さんも「使命感を持って取り組みました」と語り、村上さんも「素晴らしいキャスト、スタッフと一緒に作った作品です」と胸を張った。竹山さんは観客から「竹山!」と呼び捨てでコールされ「何人か顔覚えてるからな!」とのっけからキレ気味。竹山さんが話しているときに、車道からクランクションが鳴らされると「うっせーな!」とブチ切れ、客席を沸かせていた。「ちょっとでも時間が空くと犬と一緒にいた」という市原さんの言葉通り、キャスト陣はみな、常に犬とコミュニケーションをとりながら撮影に臨んだという。市原さんは「家に持って帰りたくなるくらいかわいかった」と言うほど、バディとなったシロに思い入れたっぷり。アクションシーンでは、戸田さんと犬と共に炎に包まれながら撮影することもあったが「シロに『大丈夫だよ、楽しんでやろう』と話しかけていた」と市原さん。スタッフもキャストもすすで真っ黒になり「シロがクロになってました(笑)」と苦労を明かしてくれた。その後の舞台挨拶には主題歌を歌う「シクラメン」も登場。主題歌「僕の宝物」を初めて観客の前で熱唱し、会場は温かい拍手に包まれた。力強い生歌に市原さんは「メッセージを伝えようとする姿に心打たれました」と大感激の様子だった。この舞台挨拶でも竹山さんはあちこちから「竹山!」と呼び捨てにされ「うっせー!バカ野郎」と暴発。一方、戸田さんは「客席から『恵梨香さま!』という声が聞こえたんですが、どうとらえたらいいのか…。迷子になってます」と苦笑を浮かべていた。『DOG×POLICE純白の絆』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:DOG×POLICE純白の絆 2011年10月1日より全国東宝系にて公開© 2011「DOG×POLICE」製作委員会■関連記事:新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設戸田恵梨香、40キロの犬に引きずられるも共演陣は心配どころか爆笑!戸田恵梨香、被災地でも活躍している警備犬のハンドラー役で市原隼人と共演
2011年09月01日江戸時代の機構で完全再現された「和時計」の復刻モデルをつくりあげる『週刊 和時計をつくる』が、2011年8月30日(火)に創刊する、デアゴスティーニ。本シリーズで完成する「和時計」は、現存する和時計(台時計)を調査研究し、新たに図面を描き起こして復元したモデルだ。江戸時代のからくり技術を西洋の時計機構に応用し作り上げた和時計を忠実に再現。マガジンでは、和時計にとどまらず、江戸時代の画期的な発明や、世界の機械式時計の歴史、「時」にまつわるエピソードを紹介。時計や歴史が生んだテクノロジーについて知ることで、より深く「和時計」を楽しんでいただける内容になっている。また、組み立て方や付属の工具の使い方も、初心者でもわかりやすいように写真付きで、全ての手順を徹底的にフォロー。和時計の組み立てを通して、時空の旅なんていかが?
2011年08月19日和央ようか主演のミュージカル『ドラキュラ』の製作発表が7月21日、都内で行われ、和央をはじめ花總まり、安倍なつみ、鈴木綜馬、小西遼生らが登壇した。和央がドラキュラ伯爵役を女性として世界で初めて演じ、また宝塚退団後初の男役に挑むとあって、注目を集めた。ミュージカル『ドラキュラ』他の写真本作はブラム・ストーカーによる怪奇小説を原作に、『ジキル&ハイド』で知られるフランク・ワイルドホーンが作曲を、ドン・ブラックとクリストファー・ハンプソンが作詞・脚本を手がけたミュージカル。2001年での米国カリフォルニア州で地方プレミアを皮切りに、2004年にはブロードウェイに進出、その後2007年に行われたオーストリアのグラーツで1か月上演されたものを、今回日本版として本邦初演する。ワイルドホーンが和央の宝塚退団演目『NEVER SAY GOODBYE』の作曲を手がけている縁もあり、和央版ドラキュラのために新曲「I HAVE ACHOICE(選ぶべきもの)」を新たに書き下ろしている。製作発表では和央が新曲「I HAVE A CHOICE(選ぶべきもの)」を、花總は「IF I HAD WINGS (翼があれば)」を歌唱披露した。いずれも切なくドラマチックなメロディラインで綴られており、和央は役作りに関して「今回はドラキュラのシンプルなストーリーですが、素敵なフランクさんの曲が乗っているので、その曲に自分の感情を上手く合わせていけばいい」とし、「『ドラキュラ』という作品は世界中にさまざまなバージョンがあるが、あまり何かの作品のドラキュラを真似しようとは思っていない」と語った。また今回、和央はミーナ役の花總、ルーシー役の安倍、ジョナサン役の小西の血を吸い、ヴァン・ヘルシング役の鈴木と対峙するが、そんな和央に花總は「稽古場でルーシーを襲っていく姿が第三者として見ていてドキドキする」とコメント。一方、和央は「毎日いろんな方の血を吸わせていただいて、とても楽しくクセになりそう」とおどけて見せた。「人の血を吸って生きることは、愛する人を食べちゃいたいくらい愛おしく思ったり、もしかすると愛を与えたりすることかもしれない。世界初、女性が演じるドラキュラだからこそ、その内面に迫ってみたい」と語るのは演出の吉川徹。中性的でミステリアスな和央版ドラキュラは、8月20日(土)から9月11日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。その後、9月15日(木)から18日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演する。チケットはいずれも発売中。なお東京公演は7月30日(土)まで、特製クリアファイル付チケットの発売キャンペーン(S席)を実施中。
2011年07月25日映画『DOG×POLICE純白の絆』のクランクアップ報告会見が6月2日(木)、都内にある東宝スタジオで行われ、主演の市原隼人にヒロイン役の戸田恵梨香をはじめ、共演の村上淳、阿部進乃助、カンニング武山、時任三郎、七高剛監督、原作者の小森陽一が出席した。いまだその素性が明かされていない“警視庁警備部警備二課装備第四係”――凶悪犯罪やテロ、自然災害といったあらゆる事象に出動し、人命救助に当たるこの部隊で、警備犬を操る“ハンドラー”と呼ばれる警察官たちの活躍、人と犬の絆を描き出す。本作は3月にクランクインするも、東日本大震災に見舞われ撮影は中断。ロケ地の多くが被災地を含む北関東で予定されていたため、続行も危ぶまれる事態となったが各地の自治体、そして住民たちの協力を得てクランクアップに至った。こうした事情もあって、再開後もかなりハードなスケジュールで撮影が進み、市原さんは「本当に終わるのか?」と感じたこともあったそう。そんな中で撮り終えた作品について「『明日からやれる!』と思っていただける作品になったと思う」と胸を張った。本格的に動物と芝居をするのは初めての経験だったが「(相棒のシェパードの)シロが、喜怒哀楽を体いっぱいに表現しているのを見て、これが役者の原点だと感じた」と市原さん。震災を経ての心境の変化について尋ねられると「それぞれが仕事にプライドを持って、やるべきこと全うすることが大事だと思います。自分は俳優として見ている人を楽しませることが第一。何倍もの気持ちが乗っかった状態で臨みました」と力強く語った。第四係のリーダー役を演じた時任さん。“リーダー”として、市原さんをはじめとする隊員たちの、犬との共演での並々ならぬ苦労を代弁したが、時任さん自身は担当する犬がいないため「僕は楽でしたけど」とニッコリ。一方、カンニング竹山さんは「移動が多くて痔になった」と苦笑し、阿部さんは「撮影を通じて花粉症になった」とそれぞれ犬以外でも苦労があったようで、共に「思い出深い作品になった」としみじみと語っていた。また、現場で犬とのコミュニケーションが最もスムーズだったのは村上さん。照れくさそうに「好きになっちゃったんですよ、メスだし」と告白し、隣で戸田さんが爆笑していた。その戸田さんは、撮影の思い出として、体重およそ40キロの大きな“相棒”が「カット」という掛け声と共に駆け出し、思い切り引きずられたというエピソードを披露。「マンガみたいでウケましたね。誰か心配してくれるかと思ったら、みんな笑ってました」と頬を膨らませていた。また、震災を受けて、まさに映画に登場する警備犬と隊員たちが被災地で活躍していることに触れ「それがどれほど大変なことか…。命を賭けて人を救い、犯罪を防ぐということ、その凄さを私たちがスクリーンで伝えられることを光栄に思います」と真摯なまなざしで語った。さらにこの日、カンニング竹山さんには「DOG×POLICE=?」というお題が。なかなか難題だが、クリップにオチを書き込んだ竹山さんは「ホントにすごいですよ」となぜか自信満々。気のなる答えは「DOG×POLICE=尾行(鼻腔)が優れています」という見事なもの。さすがプロの芸人!と思いきや実は「今日、楽屋に来て台本読んだらこのフリがあって、帰ろうかと思ったけど、すぐに(Wコロンの)ねずっちに電話して頼んだ」とのこと…。さすが“カンニング”を名乗るだけあるが、市原さんが「竹山さんじゃなかったんですね…」と失望した声を漏らすと「オレは大喜利ヘタなのよ!」と逆ギレ気味に返していた。『DOG×POLICE 純白の絆』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:DOG×POLICE純白の絆 2011年10月1日より全国東宝系にて公開© 2011「DOG×POLICE」製作委員会■関連記事:戸田恵梨香、被災地でも活躍している警備犬のハンドラー役で市原隼人と共演
2011年06月02日市原隼人主演の映画『DOG×POLICE(ドッグポリス)』に戸田恵梨香が女性警察官役で出演していることが発表された。また、本作プロデューサーからは、3月11日(金)の東日本大震災発生当時、市原さんらがちょうど本作の撮影を行っていたことや、震災で予定されていたロケ地が使用不能になり、その後、神戸に場所を移して撮影が行われたことなどが明かされた。犯罪の捜査や人命救助で活躍する“警備犬”の訓練所に配属となった警察官が、ある犬との出会いをきっかけに、成長していく姿、ひとりと1匹の間で育まれていく絆を描いた本作。“刑事になりたい”という希望がかなわずに警備部に配属となり、ハンドラー(犬の訓練士であり、指揮を執る警察官)としての道を歩むことになった主人公・早川に市原さんが扮する。本作への出演が明らかになった戸田さんが演じるのは、熱い使命感を持って警備犬の未来を切り拓く女性警察官・水野。若くしてNo.1ハンドラーとしての地位を確立していた水野は、仕事へのモチベーションの違いなどで当初は早川と対立。だが、次第に互いへの理解を深め、良きパートナーとして協力し凶悪犯を追い詰めていく。「私がニュースなどで見てきた警備犬のイメージというのは、薬物の捜査、被災地での救助活動を主に活動されているのだと思いました。この作品のおかげで、犯罪を未然に防ぐこともできる、ということを知りました。そして東日本大震災が起きた現在、5頭の警備犬が懸命に命を救おうと活躍してくれています。そんな警備犬と犬のハンドラーとの日々の努力や情熱や葛藤を伝えたい、伝えなければならないという使命感を感じました。いま、私ができること。それがこれなんだと思います」とこの映画に出演したことによる自らの“使命”を語る戸田さん。撮影については「私はちょっと遅れて現場に入ったのですが、初めてみなさんとお会いした日から笑顔の絶えない姿を見て、毎日豊かで幸せな日々を過ごしています。スタッフのみなさまにもキャストのみなさまにも愛されているこの作品をスリリングに、そして私たちの命を守ってくれている、助けてくれている警備犬の存在と強さを、ひとりでも多くの方に知ってもらえるよう真摯に取り組んで参りますので、是非ご覧ください」と意気込みを明かしてくれた。最近では缶コーヒーのCMで共演を果たしている市原さんと戸田さんだが、本作では正義に燃える警察官としてタッグを組む!どのような掛け合いを見せてくれるのか楽しみなところ。また、本作の企画プロデューサーを務める佐藤貴博氏は、このたびの東日本大震災について、被災者への見舞いの言葉と共に、その後の製作の経緯、震災と警備犬の関係についてコメントを発表した(以下全文)。東日本大震災で被災され亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地のみなさまの健康、そして復興に少しでも役立つ支援を映画『DOG×POLICE』スタッフキャスト一同続けていきたいと思っております。地震発生当日は川越(埼玉県)で市原隼人くんや時任三郎さんの出演シーンを撮影中でした。事故も怪我人も一切なく、キャスト、スタッフ、そして犬たちも無事に帰京できましたが、その後、予定されていたロケ地が地震により使用不可能となり、新たなロケ場所を探すために2週間近く撮影をストップすることになりました。この映画のモデルであり、様々な取材ご協力をいただいている警視庁警備犬チームは、もちろん被災地救援に即日向かって行かれました。警備犬チームのみなさまの方が大変な状況にもかかわらず、我々撮影隊の心配をしてくれる本当に心の大きな方々です。さらに心強いことに、『GANTZ』でもお世話になった神戸フィルムオフィスが撮影協力を受け入れてくれました。クライマックスシーンなど、神戸を中心に撮影されることになりました。神戸フィルムオフィスも、阪神淡路大震災後、エンターテイメントにできることを目指して設立された団体ですので、このような状況だからこそエンターテイメントの火を消さぬようにと、力になってくれています。市原隼人さん、戸田恵梨香さん、時任三郎さん、みな復興支援をそれぞれで実行しながら、我々のすべきこと、エンターテイメントの力を信じて日々撮影を続けています。警備犬チームという、市民の安全を守るために努力を続ける人々の姿をキチンとお届けしたいと思っていますし、本作のテーマである、絆や勇気、そして命あるものへの愛は、いまこそ大事なものだと思っていますので、日本全国にワクワクする感動と勇気、そして笑顔をお贈りできるように、素晴らしいエンターテイメント作品を作り上げたいと思っています。映画『DOG×POLICE』企画プロデュース:佐藤貴博『DOG×POLICE』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:DOG×POLICE(ドッグポリス) 2011年10月1日より全国東宝系にて公開© 2011「DOG×POLICE」製作委員会
2011年04月12日戸田恵梨香、松田翔太らが3月6日(土)、TOHOシネマズ日劇3で『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』の初日舞台挨拶を行い、観客502人が参加した“生エデンの園ゲーム”を見守った。同作は、フジテレビ系で放送された人気TVシリーズの続編で、バカ正直な女子大生・神崎直(戸田さん)と元天才詐欺師・秋山深一(松田さん)が、相手を騙して金を奪い合う通称“ライアーゲーム”の最終決戦に挑む姿を描く物語。劇中に登場するエデンの園ゲームに、初日を祝って観客が挑戦。赤、金、銀のリンゴのボード3枚セットから1枚を選んで掲げるゲームで、ルールは全員が赤リンゴを選べばキャスト陣と一緒に撮った記念撮影写真をポストカードにしたものが全員にプレゼントされ、赤以外を選んだ人が1人だけなら旅行券10万円を獲得、と信じ合う心を試すもの。キャスト陣はそれぞれ劇中で演じた人物になりきり応援。戸田さんは「赤を上げましょう」と呼びかけると、松田さんは「断言する!このゲーム、何度やっても赤が揃うことはない」。ライアーゲーム事務局員役の吉瀬美智子も「いまだかつて赤いリンゴが揃ったことはありません」とニヤリ。結果、502人中3人が金と銀のリンゴを選択。戸田さんは「一瞬、赤がそろった!と思ったら…人って恐ろしい」と目をパチクリさせたが、松田さんは「だから言ったろ」と大ウケしながら「これはライアーゲーム、嘘をついて何が悪い」と秋山になりきり、全員プレゼントを逃して残念がる観客を沸かせた。ゲーム前の挨拶で、戸田さんは司会の同局笠井信輔アナウンサーから、役柄上バカバカと言われ続けた心境を聞かれ、「『バカで〜す』って、しっくりくる。(言われることが)普通になっちゃったんですよね。言われなくなると?寂しいです」と直役に愛着タップリ。松田さんは「秋山をずっと演じているとしみこんじゃって、私生活でも友達に『お前さ〜』って言っちゃう。マズイなと…」と苦笑いで、観客の笑いを誘っていた。『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』はTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ライアーゲームザ・ファイナルステージ 2010年3月6日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社■関連記事:戸田恵梨香&松田翔太登壇の『ライアーゲーム』初日舞台挨拶をTVとネットで生中継!松田翔太、不安払拭?関めぐみに「無視されたのかと…」 『ライアーゲーム』完成披露松田翔太は実戦でも詐欺テクを発揮?「ライアーゲーム」一大プロジェクト本格始動
2010年03月06日山田孝之の最新主演作で、戸田恵梨香扮するヒロインを巡る妄想男たちの戦いを描いた『大洗にも星はふるなり』が11月7日(土)に初日を迎えた。山田さんを始めムロツヨシ、小柳友、白石隼也、佐藤二朗、福田雄一監督が舞台挨拶に登壇、さらに当初は欠席予定だった戸田さんもサプライズで駆けつけ、映画さながらのドタバタのコメディ劇が舞台上で生で繰り広げられた。男たちが壇上に上がった後に、戸田さんの名前がコールされ、真っ赤なワンピース姿の戸田さんが現れると、男たちは口々に「赤い」「真っ赤だ」とつぶやく。そして舞台挨拶スタート!山田さんが、もはや定番とも言える脱力系の口調で「おはよーございまーす、山田でーす。お金を取って人に見せていい作品なのか?悩んでます」と語ると会場は笑いに包まれた。個性的な面々が個性的な挨拶を繰り広げる中、目を引いたのは最年少の白石さん。挨拶もそこそこに司会の映画パーソナリティ、伊藤さとりさんに「僕、ずっと伊藤さんが気になってたんです…。いや、こんな舞台挨拶なんてどうでもいい!」と興奮気味に語り、監督やムロさんから「落ち着いて、隼也。自己紹介!」となだめられていた。せっかく戸田さんが来たということで、物語に因んで「クリスマスを戸田さんと過ごすなら?」というお題が男どもに与えられた。トップバッターのムロさんは「僕と戸田さんの共通の趣味である(ゲームの)『ぷよぷよ』をずっとやりたいです。で、戸田さんがゲームの途中で急に言うんです…『メリークリスマス』って。僕はそれを聞いてニヤリとする」と早くも妄想全開!小柳さんは今年のクリスマスは家族で旅行に行く予定ということで「ぜひ家族旅行に一緒に!」と結婚を前提に(?)誘いをかけた。白石さんは「『大洗…』のスピンオフのDVDがクリスマスに出るので、それを見る」と“優等生”な提案。と思ったら…このスピンオフに戸田さんは出ていないということを受け「TVの横に戸田さんに立ってもらって、DVDと戸田さんの両方を見ます」と若くして堂々たる変人ぶりを発揮していた。続いて佐藤さんが、神妙な顔で「ちょっと聞きたいんだけど、40代の男でも大丈夫なの?」と戸田さんに質問すると、戸田さんは困惑。監督が「僕も41ですよ」と言うと、戸田さんは「大丈夫です!」と即答。この微妙なタイミングでの「大丈夫」宣言に、佐藤さんはへこんでいた…。監督は「僕はドMなので、恵梨香ちゃんに一日中、わがままを言ってほしい!『恵梨香、そこまで言うか〜!』ってぐらい」とニヤニヤと妄想を語った。すると戸田さんは『本当ですか?何でもおねだりしていいんですか?」と突如として目を輝かせ、会場の笑いを誘った。最後の山田さんはクリスマスについて「キリスト教徒じゃないので…」と淡々とした様子で「12月25日ということは、正月も近いので準備を…。もちを仕入れたり」と回答。監督からの「それは(キリスト教徒ではなく)仏教徒だから?」というツッコミに山田さんが何気なく「別に…」と答えると、ムロさんが「孝行、『別に』って言うなよ!」と、何かと話題の女優・沢尻エリカさんの「別に」発言騒動を念頭にすかさず反応。すると、山田さんは両腕を組んで、足を突き出してポーズ!この出血大サービス(?)に会場は爆笑に包まれた。さて、男たちの提案を聞いた戸田さんが、この中で誰と一緒にクリスマスを過ごしたいかというと「福田監督です!というか、ほかの人たちは何を言ってるのか分からなかった…(苦笑)。さすがにクリスマスの正月の準備はしたくないです」とバッサリ。会場は再び笑いに包まれた。『大洗にも星はふるなり』は全国にて公開中。■関連作品:大洗にも星はふるなり 2009年11月7日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会■関連記事:聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼントファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!下ネタだらけの現場に、戸田恵梨香「話題に入れず…」『大洗にも星はふるなり』会見山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」
2009年11月07日