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1966年生まれのアーティストたちによるライブイベント『ROOTS66 -Naughty50-』が、仙台公演に続き3月27日(日)に日本武道館で開催された。人気アーティストたちによる豪華セッションで盛り上がりを見せた、本公演の模様をレポート。オープニングのナレーションは立川談春(もちろん’66年生まれ)が担当し、バンドの面々は音が鳴ったとたん会場が沸騰するほどの豪勢さ。そして誕生日順に登場する各出演者が繰り出すヒット曲や名曲の数々。頭から、JUN SKY WALKER(S)『さらば愛しき危険たちよ』、筋肉少女帯『日本印度化計画』、ソウルフラワーユニオン『満月の夕』、怒髪天『オトナノススメ』と、それぞれの代表曲へとつながっていった。さらにセッションでは、「生まれて初めてロック的なるものの匂いを感じた」と増子直純、トータス松本、田島貴男が『銃爪(ひきがね)』(世良公則&ツイスト)をカバー。「そう言えば日本のデヴィッド・ボウイは3人おった」というMCの後に、中川敬、吉井和哉、田島貴男でデヴィッド・ボウイの『Changes』を披露。斉藤由貴、田島貴男、トータス松本、増子直純、宮田和弥というメンバーで『人生の扉』(竹内まりや)をカバーするなど、1曲1曲に意味と必然性が感じられる選曲が続く。ちょっとした合間のトークでも、トータス松本、斉藤和義、斉藤由貴が並んで登場するなど、貴重な3ショットを見せてくれた。最後は出演者全員でのセッション。RCサクセションの『JUMP』、ジローズの『戦争を知らない子供たち』、沢田研二の『勝手にしやがれ』、そしてアンコールは西城秀樹の『YOUNG MAN』。トータル3時間超えのノンストップ・ライブであった。次回は4月3日(日)大阪城ホールにて開催。チケットは発売中。取材・文:谷岡正浩■SETLIST■前説(立川談春)1:メドレー2:丙午Song3:さらば愛しき危険たちよ4:日本印度化計画5:満月の夕6:オトナノススメ7:銃爪(世良公則&ツイスト・カバー)8:接吻9:Changes(デヴィッド・ボウイ・カバー)10:Progress11:リンダリンダ(THE BLUE HEARTS・カバー)12:ずっと好きだった13:My Revolution14:ロックンロール・ウィドウ(山口百恵・カバー)15:WAO!16:トンネル抜けて(BO GUMBOS・カバー)17:SUNNY SIDE UP!18:卒業19:人生の扉(竹内まりや・カバー)20:パール21:ルーシーはムーンフェイス22:氷の世界(井上陽水・カバー)23:明星24:JUMP(RCサクセション・カバー)25:戦争を知らない子供たち(ジローズ・カバー)26:勝手にしやがれ(沢田研二・カバー)en:YOUNG MAN(西城秀樹・カバー)
2016年03月30日4人組バンドフラチナリズムが8月3日(水)に1stフルアルバム『ハーフ&ハーフ』をリリースすることが決定した。【チケット情報はこちら】同作にはファンの間で人気のバラード『懐かしき友よ』のほか、未発表の新曲に加え、松田聖子の『赤いスイートピー』などのカバーなど全10曲を収録。フラチナリズムは全国対バンツアー「フラチナリズム初めての対バン全国ツアー 流行れ!!KAN&PAI」を4月10日(日)北海道・札幌KRAPS HALLより開始。同ツアーの会場でアルバムを予約するとアルバムの特典CD(全6種類)が付属する。ツアーのチケットは一部公演を除き発売中。■フラチナリズム1stフルアルバム『ハーフ&ハーフ』8月3日(水)発売2,315円(税抜)■「フラチナリズム初めての対バン全国ツアー 流行れ!!KAN&PAI」4月10日(日) 札幌KRAPS HALL(北海道)4月24日(日) ハートランド(愛知県)4月25日(月) OSAKA MUSE(大阪府)5月1日(日) 仙台 darwin(宮城県)5月4日(水・祝) TSUTAYA O-WEST(東京都)5月7日(土) INSA(福岡県)6月15日(水) DIME(香川県)6月17日(金) 高知X-pt.(高知県)6月18日(土) CRAZYMAMA 2nd Room(岡山県)6月19日(日) WstudioRED(愛媛県)
2016年03月30日『プリキュア』シリーズなど、数々のヒットアニメサウンドを手掛ける作曲家・編曲家の高梨康治が8月27日(土)に東京・新宿ReNYでワンマンライブ「高梨康治 -CureMetalNite 2016- The Last」を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】高梨康治はハードロックとオーケストラを融合した重厚かつ華麗なサウンドを得意とする音楽家。2009年にアニメ『フレッシュプリキュア!』(2009)で『プリキュア』シリーズに初参加して以来、2010年の『ハートキャッチプリキュア!』、2011年の『スイートプリキュア♪』、2012年の『スマイルプリキュア!』と連続して音楽を担当。そのサウンドは「キュアメタル」の愛称でファンに親しまれている。8月27日(土)の公演は、その「キュアメタル」と称される、プリキュアシリーズの楽曲を中心にしたセットリストで行われるが、タイトルに「The Last」と銘打った、最高で最後のキュアメタルナイト、昨年以上の”何か“が起こる一夜の予感とのこと。チケットの一般発売は5月28日(土)より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは特典プレゼントがつく最速先行を実施中。受付は4月10日(日)午後11時59分まで。■高梨康治 -CureMetalNite 2016- The Last日時:8月27日(土) 開場17:15 / 開演18:00出演:高梨康治(Keyboard) / 藤澤健至(Guitar) / 茂戸藤浩司(Taiko) / 満園庄太郎(Bass) / 市川義久(Drums) / Remi&ますだみき(Chorus) / ほか会場:新宿ReNY(東京都)料金:全自由 6,400円(税込・1ドリンク別・整理番号順入場)
2016年03月29日1966年生まれのミュージシャンが一堂に会するイベント「ROOTS66 -Naughty 50-」が、いよいよ3月25日(金)仙台サンプラザホールからスタートする。「ROOTS66 -Naughty 50-」は、宮田和弥[JUN SKY WALKER(S)]、大槻ケンヂ、田島貴男[ORIGINAL LOVE]、斉藤和義、渡辺美里、スガ シカオ、斉藤由貴、吉井和哉、トータス松本ら、総勢20名以上の1966年生まれのミュージシャンが集結するライブイベント。2006年に東京と大阪で開催されたが、彼らが50歳となる今年、規模を拡大して開催されることになった。公演は3月25日(金)仙台サンプラザホール、3月27日(日)日本武道館、4月3日(日)大阪城ホールの計3ヵ所。各地でオリジナル曲、カバー曲を交えた豪華共演が繰り広げられる予定だ。なお、大阪公演のチケットは発売中。そして全来場者に、イベントの公式パンフレットであるオールカラー100Pの『ROOTS66ぴあ』が配られる予定。出演アーティストの撮り下ろし写真やコメント、増子直純、斉藤和義、 田島貴男、スガ シカオ、斉藤由貴によるスペシャルクロストークなどを掲載。さらに、出演者のルーツとなったマンガ、アイドル、テレビ番組などが紹介されている。イベントとあわせて、こちらもぜひチェックしておきたい。
2016年03月25日AmebaFRESH!&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。3月24日(木)の放送では、ゲストに女性ソロシンガーのLiSAを迎えて放送する。【チケット情報はこちら】「アニメぴあちゃんねる」には3度目の出演となる彼女。今回、番組の会員放送にて、4月20日(水)にリリースされるLiSAのニューミニアルバム『LUCKY Hi FiVE!』の収録曲から一部分を独占先行初披露する。さらに、彼女の趣味であるキックボクシングも初披露。K-1ファイターでJ-NETWORKライトヘビー級チャンピオンの木村秀和選手が登場し、彼女のキックを受ける。ほかにも彼女のサイン入りポスターのプレゼントが行われるので、LiSAファンは見逃せない放送になりそうだ。「アニメぴあちゃんねる」は、20時からはAmebaFRESH!のみ、20時30分からはAmebaFRESH!とニコニコ生放送、21時30分からはニコニコ生放送のみで放送する。そのほか、当日番組の観覧を募集する。LiSAと番組レギュラー陣を間近に見たい方は注意事項を確認のうえ参加しよう。■アニメぴあちゃんねる日時:3月24日(木)午後8時~午後10時20:00~20:30「AmebaFRESH!」のみ20:30~21:30「AmebaFRESH!」と「ニコニコ生放送」21:30~22:00「ニコニコ生放送」のみ(アニメぴあちゃんねる会員放送)出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト: LiSA★観覧整理券配布情報配布開始:18:00場所:原宿スタジオ前(駅側歩道)整理券は数に限りがあります。整理番号はランダムにして配る場合があります。整理券配布時間前より並ぶことで早い整理番号になるとは限りませんので、必ず時間をお守りください。尚、ゲストは番組途中から登場する予定ですので、前半はゲストを観ることが出来ない場合もございますので、ご了承ください。整理券や観覧についての注意事項はAmebaFRESH!公式サイトを必ず参照下さい。
2016年03月23日シンガーソングライターのLOVEが主催する恒例の音楽イベント“今日ここ東京にいるという事”が3月17日に新宿BLAZEで開催。先だって行われた’’今日ここ大阪にいるという事’’の公演とあわせて、チケットの売り上げの一部と会場の募金から、毎年福島県相馬市の全小学校に文房具を贈り続けている。5年目の今回は、矢井田瞳、中田裕二、ヒグチアイ、アコーディオニストのcoba、打楽器奏者の三星章紘を迎え、さまざまなセッションライブとトークで盛り上げた。【チケット情報はこちら】進行役も務めるLOVEは、今年初参加となるcoba、ヒグチ、三星、そして3年ぶりに参加した矢井田を迎え入れ、童謡『一年生になったら』をセッション。和気あいあいとした演奏でスタートした。ほかにも、ヒグチアイの『まっすぐ』や、中田が震災の時に作った『ひかりのまち』でコラボし、美しいハーモニーを披露。矢井田のヒットナンバー『My Sweet Darlin’』は、ヒグチ、三星とともに演奏し、会場を盛り上げた。また、この日が初対面という矢井田と中田は、トワ・エ・モワの『或る日突然』でデュエットを披露。中田の凛々しい歌声に矢井田が思わず吹き出したシーンもあり、会場に笑顔が広がった。もちろんソロのステージもあり、矢井田は3月2日にリリースしたばかりのアルバム『TIME CLIP』から新曲を披露し、堂々とした歌と演奏で観客を魅了。中田は「ハートウォーミングな新曲」と紹介した4月13日リリースの『ただひとつの太陽』をいち早くお披露目。ヒグチは繊細かつ力強い鍵盤の弾き語りで自身の世界へ観客を引き込んだ。MCでも盛り上げたcobaは、タンゴの革命家アストル・ピアソラの『リベルタンゴ』を熱演。音楽家としての自身の気概を重ねあわせた演奏で拍手喝采となった。LOVEは、この日のために作ったイベントタイトルを付けた新曲『今日ここにいるという事』を披露。“初めてで2度とない今日という日を祝おう”と、イベントを続けてこられた喜びを歌で伝えた。そして、たくさんのメッセージを詰め込んだ『74億分の1の願い事』を熱唱し、明るい未来を願った。イベント最後は、「東北のキッズたちにみなさんのやさしさも詰め込んで届けたい」と荒井由実『やさしさに包まれたなら』を全出演者で心温まるセッション。観客も一緒に合唱し、イベントは幕を閉じた。今年は、会場のやさしさとともに、相馬市全小学校の新一年生から五年生の約1,600名の小学生たちに文房具が届けられる。またLOVEは、夏に3度目の開催となるライブイベント“360度ライブ”を7月22日(金)にlive house LOOP 代官山で行う。チケットの一般発売に先駆けて、オフィシャルHP先行を実施。受付は4月15日(金)午後11時59分まで。取材・文:門 宏
2016年03月23日イギリスのバンド、New Order(ニュー・オーダー)が、5月25日(水)に東京・STUDIO COASTで、29年ぶりの単独来日公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】来日公演は、昨年9月にリリースした10年ぶりのアルバム『ミュージック・コンプリート』を携えて行われる。また、ライブ当日には会場限定で来日記念盤『ミュージック・コンプリート:風呂敷ボックス・セット』を発売。同作はイギリスのグラフィックデザイナー、ピーター・サヴィルのアートワークの風呂敷に、カセット・テープとEP3枚組CD入りのボックスを包んでいる。ニュー・オーダーは、バンド「ジョイ・ディヴィジョン」がメンバーのイアン・カーティスの自殺により活動停止を余儀なくされたことをきっかけに、残されたメンバーで結成。1981年にデビューアルバム『ムーヴメント』をリリース。1985年リリースのシングル『ブルー・マンデー』は大ヒットを記録。2007年、オリジナルメンバーのピーター・フックがバンドを脱退。2001年と2005年にフジロックフェスティヴァルに、2012年にサマー・ソニックに出演。昨年9月にリリースしたアルバム『ミュージック・コンプリート』は全世界で大ヒットし、日本では初のオリコンチャートトップ10入りを果たした。チケットの一般発売は3月26日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月23日(水)午前11時から25日(金)午前11時まで。■ニュー・オーダー来日公演日時:5月25日(水)開場 18:00 / 開演 19:00会場: STUDIO COAST(東京都)
2016年03月22日3月は環境変化の激しい月。転居や職場の異動に限らず、周囲がわさわさしていると、気持ちまで右往左往してしまいがちですよね。そんな時、自分が自分に戻れて穏やかになれるものを、秘密の小箱にいくつ配備しておけるかが、心身の清濁を分けると思います。まず、好きな生花を飾ろう! 今だったらミモザ? それともチューリップ? バスタイムに灯すキャンドルはレモンバームの香り。ハードな仕事の後は、バレンタインにしか買わないようなボンボンショコラを2粒だけ買って帰宅したら、さあ、 “癒しのヴォイス” に浸りましょう。どんな時も必ずねぎらってくれる、お薦めのCDを3枚ご紹介します。ブロッサム・ディアリーの「ワンス・アポン・ア・サマータイム」で心ほぐれていたずらっ子みたいにチャーミングな彼女の声を聴いた途端、バタバタとあわただしかった1日は、どこかへ飛んでいっちゃいます。古きよき時代のスタンダードジャズのナンバーが、彼女のファニーなラブリーヴォイスで、親密なガールズトークみたいにあなたの心に入り込んでくるでしょう。傷つけないように、抜き足差し足で、そっと、そっとね。1926年、ニューヨーク生まれのジャズシンガーでピアニストのブロッサムは、パリと行き来する生活を送りました。子供っぽさとコケティッシュさが共存する声に、フランスっぽい洗練された雰囲気も漂わせているのが魅力です。囁くように歌う「二人でお茶を」から始まるこのCDの小粋で洒落ていること! 聴くだけでホッと安らげるでしょう。 エンヤの「ザ・ベスト・オブ・エンヤ」は魂を浄化させてくれるエンヤを初めて聴いた時は、それこそ雷に打たれたような感動でした。まるで天上から響いてくるような彼女の声こそ、まさに癒し! こんなスピリチュアルで美しい音楽があるのですね。アイルランドに生まれ、かつてこの地に栄えたケルト文化の影響を色濃く感じさせる彼女の音楽は、非常に独特ですが、どこか懐かしさを感じさせるのが魅力です。ギリシア・ローマと並ぶ、ヨーロッパ文化の源流であるケルトに、一時はまっていました。キリスト教以前に誕生し、後に「アーサー王伝説」につながるケルト神話や、十字架に円が組まれたケルト十字などの不思議な文様……。ケルトのエッセンスに教会音楽やクラシックの要素を加え、多重ダビングにより荘厳で深遠な独自の世界を作り上げたエンヤ。このベスト盤は、最初に彼女の声と出会った「オリノコ・フロウ」から始まっていて、そこがお気に入りです。2009年、「オールタイム・ベスト」が発表され、デジタルリマスターで音色がびっくりするほど良くなっているそうなので、音質にうるさい方はそちらをどうぞ。エンヤを知るか否かで、癒しの質は、天動説・地動説ほども違ってくるはず。 ニック・ドレイクの「メイド・トゥ・ラヴ・マジック」が優しいイギリス人のシンガーソングライターで、1974年26歳で、抗鬱剤を飲み過ぎて亡くなってしまったニックのことを、何と紹介すればよいでしょう。後年、ピアニストのブラッド・メルドーやシンガーのノラ・ジョーンズが、彼の曲をカヴァーしたので知ったのですが、いわゆる売れ線を全く意識しない、あまりにピュアな音楽に心が解き放たれます。生前は商業的な成功に恵まれず、アルバムを3枚残しただけ。最後の「ピンク・ムーン」も素晴らしいのですが、聴くとせつなくなってしまうので。このCDは、未発表音源とリミックスを収録して2004年に発表され、何と全英チャート27位に。とはいえ、本当に繊細でさりげなく、“幽けき声”とでも表現したいようなナチュラルヴォイスが印象的です。ストリングスやパーカッションも入っていますが、ギターと歌が基本のシンプルなアレンジ。俺が、俺が…というところが一切ない、内省的で飾らない音楽に優しく包み込まれ、気持ちが落ち着きます。彼がベッドで亡くなっているのを発見したのは母親で、やはりシンガーのモーリー・ドレイクは、彼のターンテーブルに、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」が載っているのを見つけたそうです。悲しいけれど、彼らしさを感じました。“癒しのヴォイス”というなら、モーリー・ドレイクもそうですし、他に、ラドカ・トネフ、アンヌ・ドゥールト・ミキルセン、ステイシー・ケントなどもお薦めです。自分を癒してくれる音源、映像、香り、食べものなどを知っておくと、いざという時、平常心を取り戻す助けになると思うのです。それらをうまく使いこなせたら、生きることの辛さが少し和らぎ、人生をより深く豊かに味わえるのではないでしょうか。・ ブロッサム・ディアリー「ワンス・アポン・ア・サマータイム」 ・ エンヤ「ザ・ベスト・オブ・エンヤ」 ・ ニック・ドレイク「メイド・トゥ・ラヴ・マジック」
2016年03月20日1951年のプロデビュー以来、日本のジャズシーンを牽引してきた北村英治。2月8日には『徹子の部屋』にも出演し、「星に願いを」などをクラリネットならではの温かな音色で聞かせ、お茶の間の注目を集めた。4月1日(金)に東京・サントリーホールで催される『北村英治 米寿コンサート』は、米寿を迎える北村を祝って国内外の著名アーティストが集合するステージだ。多彩な企画を考え中という北村に、見どころを聞いた。第1部は、北村英治カルテットからスタート。続いて花岡詠二と谷口英治を加えた「エイジキューブ」、さらに本邦初となる谷口英治らとのクラリネット六重奏にも注目だ。盟友スコット・ハミルトン(テナーサックス)とは、「恋人よ我に帰れ」などを披露する。第2部は、北村がクラシック界の重鎮・村井祐児(クラリネット)と中島由紀(ピアノ)と共に「メンデルスゾーンのコンチェルトピース」に挑戦。村井は北村が51歳の頃から師事している恩師だとか。クラシックとジャズの垣根を飛び越え、“師弟”による貴重な共演が実現する。人気ピアニスト小曽根真と北村との予測不能なジャズ・セッションを経て、日本最古のビッグバンド、森寿男とブルーコーツオーケストラで盛り上がり、最後はオールスターによる「シング・シング・シング」でフィナーレだ。豪華なゲスト陣について、「中学生の頃から知っている小曽根真や仲間たちが手伝ってくれるのがありがたい」と顔をほころばせる北村。中でも異彩を放つのは、クラシック・クラリネットの権威である村井との共演だろう。「僕はクラリネットを正式に教わったことがなかったのでね。本来の音と吹き方を知りたいと思って、村井先生に『教えてください』と、半ば無理矢理お願いしたんです」と北村は言う。「指導は厳しかったですが(笑)、基礎を学んだおかげでクラリネットの世界が広がった。なにごとも基本は大事だと実感しました」と、北村は充実の表情だ。戦後すぐの慶応大学時代には、クラリネットを買うことができず、「竹ぼうきの柄をクラリネットに見立てて指使いの練習をしていた」という北村。「“いま出来ることはやらなければ”の一心でね。本物を買えるまでに1年かかりましたが、おかげで指使いは上達して、楽器を買った後は吹き方だけを習得すればよかった。僕には合っている練習法でしたね」と笑う。「ほうきの柄でも、自分の耳にはクラリネットの音色と聴衆の歓声が聞こえていた」という北村は、後年、世界中のステージでその光景を現実のものとする。「本当に好きなものをひとつだけ。人はそれだけで幸せになれるんじゃないでしょうか」とは北村の言。豊かな人生経験に裏打ちされたそのステージを、本番では心ゆくまで堪能したい。3月19日(土)午前10時より追加席の発売決定。取材・文佐藤さくら
2016年03月18日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日5月14日(土)・15日(日)大阪、5月21日(土)・22日(日)東京で開催される「METROCK」のタイムテーブルが発表された。【チケット情報はこちら】大阪、東京両会場とも、初日はサカナクション、2日目は[Alexandros]がトリを務める。ぴあでは、1日券のチケット先行予約の抽選受付を実施中。3月21日(月)23:59まで。■OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月14日(土)・15日(日)会場:METROCK大阪特設会場(大阪府堺市・海とのふれあい広場)出演:【5月14日(土)】アルカラ / きのこ帝国 / キュウソネコカミ / 9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / SHISHAMO / 高橋優 / ドラマチックアラスカ / フレデリック / THE BAWDIES / MOROHA / 夜の本気ダンス / WANIMA【5月15日(日)】[Alexandros] / indigo la End / THE ORAL CIGARETTES / OKAMOTO’S / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / Crossfaith / 天才バンド / 東京スカパラダイスオーケストラ / KNOCK OUT MONKEY / パスピエ/04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT / 星野 源 / ROTTENGRAFFTY■TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月21日(土)・22日(日)会場:新木場・若洲公園(東京都)出演:【5月21日(土)】ウソツキ / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / Shiggy Jr. / SHISHAMO / 高橋優 / 東京スカパラダイスオーケストラ / パスピエ / BLUE ENCOUNT / THE BAWDIES / 夜の本気ダンス / lovefilm【5月22日(日)】アルカラ / [Alexandros] / Anly / indigo la End / OKAMOTO’S / きのこ帝国 / キュウソネコカミ / 9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / Suchmos / 水曜日のカンパネラ / 04 Limited Sazabys / 星野 源 / WANIMA / ONE OK ROCK
2016年03月17日4月9日(土)に東京・STUDIO COASTで行われるライブイベント「TOWER RECORDS presents Bowline 2016 curated by Crossfaith & TOWER RECORDS」の第3弾出演者が発表された。CrossfaithのBowlineにRIZEら出演出演が決定したのは、第1部にイギリスの4人組バンド、Modestep、元FACTのEijiをドラムに擁するRadical Hardcore Clique、KYONO率いるデジタル・ハードコアバンドWAGDUG FUTURISTIC UNITYの3組。第2部にはDJとしてTeru(Crossfaith)、Koie(Crossfaith)、80KIDZ(DJ SET)、ハヤシヒロユキ(POLYSICS)、KenKen(RIZE)らの出演が決定。同イベントはタワーレコードが「キュレーター」に迎えたアーティストとともにテーマを設定し、タワーレコードと共同で出演アーティストを決定するライブイベント。今回は日本のメタルコアバンドCrossfaithがキュレーターを務め、<MASHUP>をテーマに、第1部は東京・STUDIO COASTにてライブハウスイベント、第2部は渋谷SOUND MUSEUM VISIONにてクラブイベントの2部構成で行われる。チケットは発売中。■TOWER RECORDS presents Bowline 2016 curated by Crossfaith & TOWER RECORDS日時:4月9日(土)開場12時 / 開演13時会場:STUDIO COAST(東京都)出演:Crossfaith / 80KIDZ / Modestep / POLYSICS / Radical Hardcore Clique / RIZE / WAGDUG FUTURISTIC UNITY料金:4,500円(税込/1D 別)※オールスタンディング※小学生以上有料/未就学児童は入場不可■TOWER RECORDS presents Bowline EXTRA PARTY“ECLIPSE”produced by Crossfaith日程:4月9日(土)開場/開演23時会場:渋谷SOUND MUSEUM VISION(東京都)出演:Teru(Crossfaith) / Koie(Crossfaith) / 80KIDZ(DJ SET) / Fz & Invaderous(Radical Hardcore Clique) / HABANERO POSSE / ハヤシヒロユキ(POLYSICS) / High Velocity / KenKen(RIZE) / KSUKE / Modestep(DJ SET) / KYONO(WAGDUG FUTURISTIC UNITY) / OHNO(FLJ) / TJO / XXX$$$(XLII & DJ SARASA) / and more
2016年03月16日銀杏BOYZが6月22日(水)東京・Zepp DiverCity TOKYOより全国ワンマンツアー、銀杏BOYZ 「世界平和祈願ツアー 2016」を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】ツアーは8月3日(水)大阪・なんばHatch公演まで、全国7都市を周る。ツアーをワンマンで行うのは2008年に行われた「せんそうはんたいツアー」以来、8年ぶりとなる。銀杏BOYZはアルバム『光のなかに立っていてね』、『BEACH』以来2年3か月ぶりとなる新作として、シングル『生きたい』を4月13日(水)にリリースする。ツアーのチケット一般発売に先がけて、オフィシャル先行を抽選にて実施。受付は3月15日(火)昼12時から22日(火)23時59分まで。■銀杏BOYZ 「世界平和祈願ツアー 2016」6月22日(水)Zepp DiverCity TOKYO(東京都)7月2日(土)仙台 Rensa(宮城県)7月8日(金)ダイアモンドホール(愛知県)7月16日(土)DRUM LOGOS(福岡県)7月19日(火)広島クラブクアトロ(広島県)7月29日(金)ペニーレーン24(北海道)8月3日(水)なんばHatch(大阪府)
2016年03月15日日本の4人組バンド、Sissyが3月17日(木)にSHIBUYA 109 ちけっとぽーと ぴあSTATION渋谷店で一日店長イベントを開催することが決定した。同イベントではSissyが4月3日(日)東京・TSUTAYA O-WESTで行うワンマンライブ「Sissy oneman live 2016」のチケット購入者を対象に、メンバーが直接チケットの手渡しを行う。Sissyは2008年に結成。これまで3作のアルバムを発表。昨年12月にはホールワンマンライブを東京・東京グローブ座で開催し、成功を収めた。4月3日(日)の公演は、アコースティック編成の昼公演とバンド編成の夜公演の2部構成で行われる。また、ワンマンライブの翌日、4月4日(月)(シシーの日)よりファンクラブを開設。1日店長イベントにおいて、ファンクラブについて直接ファンの意見を伺う「目安箱」の設置を検討している。イベントに関してメンバーは、「色んな方に直接お渡しできるのは幸せなこと!ご来店お待ちしてます!」(Vo. 松田栄作)「2014年の渋谷公会堂前以来のぴあでの店長、とびきりの笑顔でお迎えしますので沢山の方のご来店お待ちしております!」(Gt. 原理史)「へいっ、らっしゃい!直接チケットを渡せると思うと本当に嬉しいぃ!お待ちしております~!」(Dr. 佐藤公彦)「1年の修行を経て、Sissyはいよいよ攻撃開始しますよ!4/3は登り坂のスタート地点。そんな日だからこそ、ちゃんと皆さんへ直接チケットを届けたく、原点を忘れずにこのイベントをやらせてもらいます!是非お越しください!」(Ba. 示村俊人)とコメントを寄せている。今年は結成8周年イヤーということで、8つのビッグニュースを発表することを明言しているSissy。今後の動向は公式サイトでご確認を。4月3日(日)公演のチケットは発売中。■Sissyぴあ1日店長イベント日時:3月17日(木)スタート18:00 / 終了19:00※参加受付最終締切が19:00。19時半解散場所:ぴあステーション ちけっとぽーと渋谷店(東京都渋谷区道玄坂2-29-1 ファッションコミュニティ1092F)※チケットをご購入いただく方のみご参加が可能なイベントです。※一回の購入はお一人様4枚まで。※チケット購入にはチケット代以外に別途手数料がかかります。※混雑状況によっては来店いただいてもご参加いただけない場合がございます。■Sissy oneman live 2016 @TSUTAYA O-WEST4月3日(日)TSUTAYA O-WEST(東京都)【昼公演】開場 12:30 / 開演 13:00料金: 3,500円【夜公演】開場 17:00 / 開演 17:30料金: 4,000円※両公演ドリンク代別途必要
2016年03月14日11月5日(土)・6日(日)に千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールでSlipknot主催の音楽フェス「ノットフェス・ジャパン2016」の開催が決定した。Slipknotはアメリカ・アイオワ州で結成。1999年に『SLIPKNOT』でデビューすると、あらゆるジャンルを飲み込んだヘヴィサウンドで瞬く間に人気バンドに登りつめた。2014年にノットフェスを日本で初開催。5万人を動員し大成功を収めた。同フェスの開催決定に際し、Slipknotは「コンニチハ!!!Slipknotだ。2回目となるKNOTFEST JAPANの開催が決まった。俺らの仲間がたくさん集結するからな、楽しみにしとけよ。会場で会おうぜ!」とメッセージを寄せている。チケットの一般発売は8月27日(土)午前10時より。■KNOTFEST JAPAN 2016(ノットフェス・ジャパン)日時:11月5日(土)・6日(日)開場 10:00 / 開演 12:00 ※リストバンド交換時間:8時~会場:幕張メッセ 国際展示場9~11ホール(千葉県)出演:Slipknot(両日HEADLINER)and more...料金:1日券14,000円 / 2日通し券27,000円Tシャツ付き1日券 17,000円 / Tシャツ付き2日通し券30,000円(オールスタンディング・全て税込み)「VIPアップグレード」有り・詳細は後日発表(入場チケット購入者のみ対象)※Tシャツサイズ(S.M.L.XL)※6歳未満入場不可 / 6歳以上有料※出演アーティストの変更等による払い戻しはございません※いかなる場合でもチケットおよびリストバンドの(紛失・破損・焼失)再発行はございません★★以下のリンクより「Slipknot」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2016年03月14日イギリス出身のシンガー、サラ・ブライトマンが7月7日(木)北海道・北海きたえーるより来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』『クエスチョン・オブ・オナー』などのヒット曲で知られるサラ・ブライトマン。全世界でCD・DVDのトータルセールスは3,000万枚を超えており、世界を代表する歌姫のひとりだ。日本でも人気は高く、2009年に公開された映画『アマルフィ 女神の報酬』では主題歌を担当し、同作への出演も果たした。そのほか、テレビ朝日系サッカー放送で流れる『クエスチョン・オブ・オナー』など、彼女の楽曲はたびたび番組やCMで使用されている。チケットの一般発売は7月11日(月)・12日(火)東京公演が3月26日(土)午前10時より、19日(火)・20日(水)大阪公演が4月2日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは東京公演の先行を実施。受付は3月14日(月)午前11時から18日(金)午前11時まで。■SARAH BRIGHTMAN Gala concert~ 世界でいちばん美しい歌がある ~7月7日(木) 北海きたえーる(北海道)7月9日(土) ゼビオアリーナ仙台(宮城県)7月11日(月) 日本武道館(東京都)7月12日(火) 日本武道館(東京都)7月17日(日) 本多の森ホール(石川県)7月19日(火) フェスティバルホール(大阪府)7月20日(水) フェスティバルホール(大阪府)7月22日(金) センチュリーホール(愛知県)
2016年03月14日3月になったとはいえ、まだまだ寒い日々。最後の木枯らしを吹き飛ばすような熱い名演に身を任せて、一足早く春を迎えませんか? いつ聴いてもほとばしるような圧巻な演奏で、いやおうなしに感動の濁流へと放り投げてくれるのが、ヴィルトゥオーソ(名人)によるクラシックの醍醐味です。それでいて、まるで春風のような心地よさ。感動が血液や酸素のように体の隅々にまで行き渡り、自然に深呼吸したくなるから不思議です。そんな3枚をご紹介しましょう。ジャン=ギアン・ケラスのドビュッシーとプーランクのチェロ曲が優雅でホット1967年、モントリオール生まれのジャン=ギアン・ケラスは、世界的に活躍し、日本でも人気の高いチェリストです。初めて彼の演奏を聴いた時、上手いのは当然として、こんなに惹かれるのは他のチェリストとどこが違うのだろう、と考えました。バロックから現代に至るまでレパートリーの幅が広く、時空を自在に行き来する魂の自由さ、そういう人が持つユーモリスティックな人間性が音楽に出るのかなあ、と思ったものです。このCDは、ドビュッシーとプーランクのチェロソナタをはじめ、このフランス人作曲家2人の全チェロ曲という、非常に魅力的なラインナップ。ピアノのアレクサンドル・タローとともに、フランス音楽のエレガンスを細部に至るまで奏で尽くします。それでいて、決して甘ったるくありません。シャープで引き締まった緩急の技といい、ケラスとタローの絶妙な駆け引きの息遣いがダイレクトに伝わり、聴き手の心を熱くします。2016年6月、来日公演。バッハの「無伴奏チェロ組曲」その他を、6月17日銀座・王子ホール、6月18日八ヶ岳高原音楽堂、6月19日所沢市民文化センター ミューズ中ホール、6月22日杉並公会堂。コダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」その他を、6月21日トッパンホール。ディティユーの「チェロ協奏曲」その他を、6月24日サントリーホールで読売日本交響楽団と共演など。マルタ・アルゲリッチの「くるみ割り人形」が楽しくてダンスしたくなる1941年、アルゼンチン生まれの世界的ピアニストとして著名なマルタ・アルゲリッチ。速いテンポで、しかも正確にバリバリと弾きまくる彼女のダイナミックな演奏は、それまでのピアノの歴史を変えたと言われています。名演は数多くありますが、意外と知られていないのが、この「2台ピアノのための作品集」ではないでしょうか。その中心となるチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を、ぜひ一度聴いてみてください。有名なバレエ組曲「くるみ割り人形」は、本来はオーケストラ作品。それを、チャイコフスキー自身が、バレエのレッスンで使用できるようにピアノ曲に編曲しました。アルゲリッチは、若手ピアニストと一緒に2台のピアノで演奏しているのですが、これがもう楽しいのなんの! 遊び心に満ち溢れていて、ピアノ2台であることを忘れてしまいそうなゴージャスで夢のある演奏です。ホームパーティーでBGMにすると、必ず「何、これ?」と、尋ねられる頻度が高い曲でもあります。バレエの内容が頭にあるせいかもしれませんが、「金平糖の精の踊り」「アラビアの踊り」「中国の踊り」「葦笛の踊り」など、情景が浮かんできて、聴くたびに思わずダンスしてしまいます。もちろん、バレエの振り付けとは関係ありませんけれど(笑)。思いがけずエクササイズになってしまい、身体中がポカポカしてきますよ。五嶋みどりが奏でるバッハの無伴奏ヴァイオリン曲は至上の愛1971年、大阪に生まれ、現在ロサンジェルスで暮らす、日本が世界に誇るヴァイオリニスト・五嶋みどり。彼女が満を持して2015年、発表したのがバッハの名曲であり難曲「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタおよびパルティータ」の全曲録音です。個人的にも大好きなこの曲。これまでに何十人ものヴァイオリニストの演奏を聴きましたが、五嶋みどりの全曲リリースをどれほど待ち焦がれたことでしょう。 8歳の時、録音テープをジュリアード音楽院のドロシー・ディレイ教授に送って認められ、11歳でズービン・メータ指揮、ニューヨークフィルとパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第1番」を共演。“天才少女デビュー”と騒がれた彼女は、プレッシャーも半端なかったはず。音楽以外に、ニューヨーク大学大学院で心理学を専攻し、修士号も取得。常に人の心に寄り添おうとする彼女らしい姿勢で、それは演奏にも繋がっていると思います。ストイックでありながら、孤高に閉じこもらず、天の啓示をもちゃんと外界の人間に届けてくれる彼女のバッハは、荘厳なバッハのイメージを人間味あるエンタテインメントに昇華させました。本人がライナーノートの中で、バッハと対峙しながら「Jazzyな体験をした」と語っていて驚きますが、まさに私たちの心に染み入る“至上の愛”を感じます。インタビューした時、あまりに庶民的なので驚きました。一人で、愛器グァルネリ・デル・ジェスを抱えて現れ、取材が終わったら、地下鉄で帰るというのです。世界のMIDORIが! 何億円するかわからない名器と一緒だと、それだけでこちらは心配になってしまうのですが、彼女はいつも平常心。そんなMIDORIの美しい演奏を、ぜひご堪能ください。・ ジャン=ギアン・ケラス「ドビュッシー プーランク」 ・ マルタ・アルゲリッチ「2台ピアノのための作品集」 ・ MIDORI「Bach,J.S.:Partitas & Sonatas」
2016年03月12日昨年7月にミニアルバム『round voice』でデビューしたシンガーソングライターの桐嶋ノドカが、3月より初のワンマンライブツアーを行う。デビューまでの道のりや初ワンマンライブへの思いを訊いた。【チケット情報はこちら】聖歌隊や合唱部で幼い頃から歌に触れていた彼女は、「自分の気持ちを歌いたい」という思いから高校時代より曲作りを始める。音楽大学在学中の2012年夏に音楽プロデューサーの小林武史にデモ音源を送ったのがきっかけで彼のスタジオに通い始め、2014年3月に無料配信した「ボーダーライン」が、デビュー前にもかかわらず約1か月で2,000ダウンロードを記録し注目を集めた。この頃からライブイベントへの出演が増加。「最初はもちろん緊張していたんですけど、生で歌を聴いてもらえないと私の感情が適切に伝わらないなって感じました」という彼女は、毎月2~3本のペースでステージに立った。昨年は満を持してメジャーデビューし、「情熱大陸」や「SWEET LOVE SHOWER」などの夏フェスにも出演し、大きなステージも経験した。そんな彼女の圧倒的な歌声は、確実に観客の心を掴んでいった。「私の歌を聴いてくれた人たちがライブにも来てくれて。ちゃんと人と人とのつながりになっているんだなって感じました。出会いがたくさんありましたね」と振り返る。現在は、初ワンマンに先駆けて、前哨戦となる3か月連続の全6公演のライブを完遂したばかり。「ワンマンに向けてお客さんとみんなで盛り上がっていきたいっていう思いがあって、最近あまりやってない曲のおさらいをしたり、曲についてもっと深く知ってもらったり、この曲はここで一緒に歌ってねとか、再確認しています」。今月から始まる初のワンマンライブは東名阪で開催する。「スタートラインのワンマンツアー。私だけを観に来てもらえるライブっていうのはこれが初めてなのでドキドキしています」というライブは、『round voice』の曲を始め、未リリースながらライブではおなじみのナンバー、さらにこれからの桐嶋ノドカの方向を指し示す新曲も披露する予定。「私にとってライブは、いま生きてるなって強く思える瞬間。本気で生きている私の姿が誰かの力になってくれたらいいなと思ってライブをやっています。ワンマンではその本気をマックスの状態で見せられたらいいなと思っています」と意気込みも十分だ。「1st ワンマンライブツアー 2016」は3月20日(日)愛知・名古屋ell.SIZE、3月21日(月・祝)大阪・梅田Zeela、4月2日(土)東京・Shibuya WWWで開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年03月10日AmebaFRESH!&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。3月10日(木)の放送では、ゲストに女性ソロシンガーの鈴木このみを迎えて放送する。現在放送中のTVアニメ『ブブキ・ブランキ』のオープニングテーマ『Beat your Heart』を歌っている鈴木。番組では、彼女が集めているキャラクターグッズの写真や引っ越したばかりの自宅の写真を紹介。また、特技の“タップダンス”をメディアで初披露。さらに『Beat your Heart』のMVを鑑賞し、コール&レスポンスのポイントなどを解説。鈴木は恒例企画タカオユキのキャラ弁当“タカ弁”の試食にも挑戦。初めて体験するであろうタカ弁のビジュアルと味にどんなリアクション見せるのか。会員放送では、CCDカメラで出演者に大接近する恒例のファッションチェックはもちろん、初出しとなる子供時代の写真を披露予定。そのほか、ライブで定番のコール&レスポンスがない彼女のために、出演者、視聴者と共にコール&レスポンス会議を行う。番組中に『Beat your Heart』を歌うミニライブを開催し、会議で決まったコール&レスポンスを実際にやってみるという企画も実施する。「アニメぴあちゃんねるブロマガ」では、鈴木このみの番組事前インタビューの様子を掲載しているのであわせてチェックしよう。なお、ぴあでは鈴木このみの5月4日(水・祝)神奈川・神奈川県民ホール大ホール公演の先行を実施中。受付は3月17日(木)午前11時まで。「アニメぴあちゃんねる」は、ニコニコ生放送に加え、AmebaFRESH!でも同時生放送を実施。20時からはAmebaFRESH!のみ、20時30分からはAmebaFRESH!とニコニコ生放送、21時30分からはニコニコ生放送のみで放送する。また、2016年2月1日にサービススタートしたぴあ株式会社と株式会社グッドスマイル ロジスティクス&ソリューションズによるアニメ系WEBサイト「Character JAPAN」にて、「アニメぴあちゃんねる」の番組レポートが紹介される。■アニメぴあちゃんねる日時:3月10日(木)午後8時~午後10時20:00~20:30「AmebaFRESH!」のみ20:30~21:30「AmebaFRESH!」と「ニコニコ生放送」21:30~22:00「ニコニコ生放送」のみ(アニメぴあちゃんねる会員放送)出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト:鈴木このみ
2016年03月10日石橋凌が3月6日に東京・EX THEATER ROPPONGIで全国ツアー「Neo Retro Music 2016」の東京公演を開催した。【チケット情報はこちら】同ツアーは石橋の生誕60周年を記念して始動したプロジェクト「R=60 PROJECT」の一環として実施。オープニング・ナンバーは『RESPECT THE NIGHT』。伊東ミキオのピアノと太田惠資のバイオリンをバックに、情感豊かに全身でふりしぼるようなシャウトで、一気に場内の気持ちを鷲づかみにするさまは圧巻。続いてTHE GROOVERSの藤井一彦(g)を呼び込み、ARB時代の名曲『Just a 16』を披露、イントロが奏でられるだけで歓声が沸きあがった。さらにはTHE ROOSTERSの池畑潤二(ds)、HEATWAVEの渡辺圭一(b)も加わり、バンド時代の曲とソロのナンバーを交互に繰り出していく。1977年に結成され日本のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、ARBの曲も、今の石橋が表現することでまた新たな魅力を帯びて輝いていく。映画や小説のように心の琴線に触れる歌世界が、ロックンロールという衝動と融合していく。メンバー紹介の際に、「1980年代、各地のイベントでRCサクセションと共演して凄い人だなと思ってました」と石橋に言わしめた梅津和時(sax)とホーン・セクションも加わった贅沢な編成が素晴らしいアンサンブルを聴かせる。中盤の『形見のフォト』、『ヨロコビノウタを!』を演奏する際には、観客に「歌、手拍子、そして演奏も一緒に」と呼びかけ、たくさんのエッグシェーカーを投げ入れる演出も。それに応えて盛り上がるファンとのコラボレーションが熱い。アンコールで「自分にとって恩人がふたりいる」と切り出した石橋は、デビューのチャンスをくれた福岡KBCラジオのディレクター岸川均氏、俳優になるきっかけとなった松田優作と故人ふたりの名を挙げ『縁のブルース』を披露。さらに「What’s a wonderful world」、「Route66」と不朽の名曲を腕利きのメンバーと共にベテランならではの演奏で魅了した。「最近、国内がまた、きな臭い匂いが強くなってきてます。みんなと一緒にこの歌を歌い続けていきたいと思います」と宣言して『ピカドンの詩』で2時間40分にわたる熱演を締めたこの日のMCで「自分が尊敬する好きなミュージシャンと一緒に、魂が乱舞するカーニバルのような一夜にしたいと思っています」と、石橋の口から直接発表されて場内が大いに盛り上がったが、7月20日(水)に東京・赤坂BLITZでバースデイ・ライブの開催が決定した。チケットの一般発売は4月23日(土)午前10時より。チケットぴあでは独占先行を実施中。受付は3月21日(月・祝)午前11時まで。取材・文:浅野保志(ぴあ)■「SOULFUL CARNIVAL 石橋凌BIRTHDAY LIVE」日時:7月20日(水)開場17:30/開演18:30会場:赤坂BLITZ(東京都)【特電番号】0570(02)9947
2016年03月09日5月4日(水・祝)に赤坂BLITZにて、アニメソングシンガー・春奈るなのワンマンライブ『春奈るな LIVE 2016 “Ripple Effect”』が開催される。新曲のタイトルを冠したこのライブ。その楽曲の内容と、彼女の活動におけるライブの存在、そして本公演に向けた意気込みを聞いた。【チケット情報はこちら】新曲『Ripple Effect』の“Ripple”は“波紋”の意味。人気アニソンクリエイターZAQから提供された同曲は、4月より放送開始されるTVアニメ『はいふり』のエンディングテーマ。彼女にとってはじめてとなるマーチのリズムが印象的な楽曲で、「ひとつの刺激が広がって、それが強さや力に変わっていく」さまを歌った内容だ。「ブラスバンド風の金管楽器の音が初めての感覚で、耳当たりも軽やかで、グッとテンションが上がるサウンドで、聴いているだけでもすごく元気が出る一曲になっていると思います。レコーディング時にも歌っていてどんどん気持ちが高まっていって、ZAQさんから『すごくいい声が出ているね』と何度も言われたので、自分としても新しい扉が開けたというか、自信作が出来上がったんじゃないかなという気がしています」と胸を張る。収録のなかでも「ファンに対する感謝や自分の気持ちとリンクする歌詞が出てくると気持ちが乗る」と言う彼女。それはライブにおいても同様だ。「歌詞にはアニメに向けてだったり、ファンに向けてだったりのメッセージがいっぱい詰まっているので、それをひとつひとつ言葉として届けられるようにと毎回意識して歌っています。今回のライブは久しぶりにライブハウスでのスタンディングで、しかも憧れの赤坂BLITZなので、お客さんとの心の距離を縮めながらみんなで一緒に音楽を楽しめるライブにしたいと思います」と語る。さまざまな人気アニメ作品で主題歌を務めている彼女はファン層の豊かさもひとつ特徴として挙げられる。「もともとKERAというファッション雑誌にも出させていただいているので、それをきっかけに来てくれる女子も多いですね。そうした皆さんはやっぱりロリータファッションが多いのですが、前の方にも来てノッてくれています。ライブ衣装については毎回自分のアイディアを採り入れてもらっていて、今回はスタンディングなので動きやすいように少し軽量化しつつも、春奈るならしいシルエット感でキラキラした感じで制作したいと思っています」ライブにおいては衣装と最初の雰囲気作りに特に気を遣う彼女に、今回のセットリストを聞くと、「みんながテンションの上がる楽曲をたくさん入れたいなと思っていますし、さらに今まであまりライブで歌ってこなかったカップリングの曲も入れられたらと思っています。音楽を通じてみんなに元気になってもらいたいなという願いがいつもあるので、ぜひライブに来て元気になって帰っていただけたらと思います。絶対遊びに来て下さい!」と自信をのぞかせた。ワンマンライブのチケットは3月12日(土)午前10時より一般発売開始。取材・文:日詰明嘉
2016年03月09日ビーチ・ボーイズが1965年にリリースしたアルバム『ビーチ・ボーイズ・パーティ!』の最新リミックス・リマスター盤が3月9日(水)にリリースされる。【チケット情報はこちら】オリジナル盤はスタジオでのライブパーティーを収録したもの。当時ライバル関係にあったザ・ビートルズの楽曲などを演奏したカバーアルバム。リリースされるとすぐにビルボード・チャートのTOP10にランクインし、現在でもファンに親しまれている。同作に収録されたバンドメンバーによるお祭り騒ぎの会話などは、別にレコーディングされ、後から付け加えられたもの。今回リリースされるリミックス・リマスター盤ではお祭り騒ぎのパートを取り除き、全てのビーチ・ボーイズ・パーティ・セッションから集めた新たな69曲と会話部分を追加収録。さらにセッション中に撮られた写真や音楽評論家アラン・ボイドとクレイグ・スロウンスキーのエッセイ、この最新版のプロデューサー、マーク・リネットの解説が付属している。ビーチ・ボーイズの創始者であるブライアン・ウィルソンは4月12日(火)・13日(水)に東京・東京国際フォーラム ホールA、4月15日(金)に大阪・オリックス劇場で来日公演を開催。チケットは発売中。■アルバム『ビーチ・ボーイズ・パーティー!』3月9日(水)発売価格:3,456円(税込)【国内盤のみSHM-CD仕様】【日本語解説、歌詞対訳付】■「『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアーBRIAN WILSON 50th Anniversary of “PET SOUNDS” JAPAN TOUR」4月12日(火)東京国際フォーラム ホールA(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月13日(水)東京国際フォーラム ホールA(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月15日(金)オリックス劇場(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:00料金(全席指定・税込)S席 12500円 、 A席 10500円※未就学児童入場不可
2016年03月09日シンガーソングライターの上北 健が4月16日(土)に東京・日本橋三井ホールで初の東京ホールワンマン公演を開催。同公演のニコニコ生放送での中継が決定した。今回のニコ生中継は、公演のチケットが3月5日の発売に即日ソールドアウトになったことを受けて、決定したもの。上北 健は、ボーカリスト「KK」という名義でニコニコ動画に投稿していた“歌ってみた動画”が話題となり、2014年にアルバム『心音(こころね)』でメジャーデビュー。同作はオリコンデイリー9位を記録。昨年2月に開催された初のソロライブはチケットが発売5分で完売するなど、人気を博している。昨年9月にはシンガーソングライター「上北 健」名義でのメジャーデビューアルバム『SCOOP』をリリース。なお、ニコニコ生放送ライブ中継の詳細は3月17日(木)21時30分より、下記のサイトにて生放送で告知解禁となる予定。■上北健 HALL LIVE IN TOKYO"僕と君が、前を向くための歌”4月16日(土)日本橋三井ホール(東京都)開演18:00Thank you sold out!!★★以下のリンクより「上北 健」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2016年03月08日『ウィ・ウィル・ロック・ユー』などのヒットで知られるイギリスのロックバンド、Queen(クイーン)のファンイベント「~フレディ・マーキュリー生誕70年アニバーサリー・イヤー~ The Queen Day」が4月16日(土)東京・TIAT SKY HALLで開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは昨年初開催され、メンバーの出演がないにも関わらずチケットは完売。改めて日本におけるクイーンの人気を証明した。今年の同イベントではトークとトリビュートライブが行われる。トークには初来日から計6回のクイーン日本公演の舞台監督を努めた笠原正樹が当事者ならではの貴重なエピソードを披露。ライブにはクイーンの出身国、イギリスでツアーを行い大喝采を浴びたフレディ衛藤率いるトリビュートバンドQueenessが出演。今年はフレディ・マーキュリーの生誕70年のメモリアル・イヤーという事もあり、フレディにフォーカスしたパフォーマンスが披露される。チケットの一般発売は3月12日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてオフィシャル先行を実施中。受付は3月8日(火)午後11時59分まで。■「~フレディ・マーキュリー生誕70年アニバーサリー・イヤー~ The Queen Day」日時:4月16日(土) 開場 16:00 / 開演 16:30会場:TIAT SKY HALL(東京都)料金:自由席 前売 4,320円(税込・ドリンク代別途必要)
2016年03月08日Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーGAKU-MCによるユニット“ウカスカジー”初のツアー「ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR」が6月17日(金)東京・Zepp Tokyoよりスタートする。【チケット情報はこちら】ツアーは東京を皮切りに、大阪、宮城、愛知、北海道の5か所で開催。全会場にDJダイノジが出演する。チケットの一般発売は4月30日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けてぴあではプレイガイド最速先行を実施中。受付は3月13日(日)午後11時59分まで。■ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR6月17日(金)Zepp Tokyo(東京都)6月22日(水)Zepp Namba(大阪府)6月26日(日)仙台PIT(宮城県)6月28日(火)Zepp Nagoya(愛知県)7月1日(金)Zepp Sapporo(北海道)
2016年03月07日4月9日(土)に東京・STUDIO COASTで行われるライブイベント「TOWER RECORDS presents Bowline 2016 curated by Crossfaith & TOWER RECORDS」の第2弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、POLYSICS。同イベントはタワーレコードがアーティストを「キュレーター」に迎え、そのキュレーターが中心となりテーマを設定し、タワーレコードと共同で出演アーティストを決定するライブイベント。今回は日本のメタルコアバンドCrossfaithがキュレーターを務め、<MASHUP>をテーマに、第1部は東京・STUDIO COASTにてライブハウスイベント、第2部は渋谷SOUND MUSEUM VISIONにてクラブイベントの2部構成で行われる。 POLYSICSは第1部のライブハウスイベントに出演。第1部にはほかにも、80KIDZ、RIZEなどの出演が決定している。チケットは3月5日(土)午前10時より一般発売開始。■TOWER RECORDS presents Bowline 2016 curated by Crossfaith & TOWER RECORDS日時:4月9日(土)開場12時 / 開演13時会場:STUDIO COAST(東京都)出演:Crossfaith / 80KIDZ / POLYSICS / RIZE / and more料金:4,500円(税込/1D 別)※オールスタンディング※小学生以上有料/未就学児童は入場不可■TOWER RECORDS presents Bowline EXTRA PARTY“ECLIPSE”produced by Crossfaith日程:4月9日(土)会場:渋谷SOUND MUSEUM VISION(東京都)※詳細は後日発表
2016年03月04日5月1日(日)に宮城・仙台RensaでARABAKI ROCK FEST.16の後夜祭イベント「荒吐宵祭16 ?GOLDENSUNDAY」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントには初恋の嵐、カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久)、渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹)、内橋和久の4組が出演。また、昨年のARABAKI ROCK FESに“渡邊琢磨 Piano Quintet × 牧野貴 with 染谷将太”で出演した俳優の染谷将太が監督を務めた短編映画が2本上映される。チケットの一般発売に先駆けてオフィシャルHP先行を実施中。なお、オフシャルHP先行のみ、通常価格4,000円のところ、ARABAKI ROCK FEST.16も参加する方限定で、リストバンドの提示で特別価格の2000円で割引販売。受付は3月9日(水)午後11時59分まで。■荒吐宵祭 16 -GOLDEN SUNDAY日時:5月1日(日)開場/開演13:00会場:仙台Rensa(宮城県)出演:初恋の嵐/カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久) / 渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹) / 内橋和久 /and more・・・【短編2作品上映】染谷将太監督料金:全自由4,000円※1ドリンク別500円当日【オフィシャルHP先行特別価格】2,000円※1ドリンク別500円当日
2016年03月04日5月28日(土)に東京・下北沢のライブハウス15会場で行われるサーキットイベント「Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016」。同イベントの第2弾出演者が発表された。出演が決まったのはD.A.N.、MASS OF THE FERMENTING DREGS、ONIGAWARA、VELTPUNCH、HAPPY、LOSTAGE、LEARNERS、DALLJUB STEP CLUB、Special Favorite Music、sumika、ナードマグネット、DENIMS、THE BOSSS、Pottya、3776、Negiccoの16組。チケットの一般発売に先がけて、通し券の特典付き先行早割チケットの先行販売を実施中。受付は3月24日(木)午後11時59分まで。■Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016日程:5月28日(土)【DAY】開場14:00 /開演 15:00 /終演 22:00【NIGHT】開場23:00 /開演 23:00 /終演 05:00出演:【第1弾出演者】BiSH / Kawanishi(JUKEBOX) / NOT WONK / Homecomings / Lucky Tapes / never young beach / クリトリック・リス / HALFBY【第2弾出演者】D.A.N. / MASS OF THE FERMENTING DREGS / ONIGAWARA / VELTPUNCH / HAPPY / LOSTAGE / LEARNERS / DALLJUB STEP CLUB / Special Favorite Music / sumika / ナードマグネット / DENIMS / THE BOSSS / Pottya / 3776 / Negicco
2016年03月03日5月14日(土)・15日(日)大阪、5月21日(土)・22日(日)東京で開催される「METROCK」の第5弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、東京・大阪にOKAMOTO’S、高橋優。大阪にCrossfaith、MOROHA、ROTTENGRAFFTY。東京にAnly、lovefilm。今回の発表で出演者が出揃った。ぴあでは、1日券のチケット先行予約の受付を実施中。受付は3月8日(火)23:59まで。■OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月14日(土)・15日(日)会場:METROCK大阪特設会場(大阪府堺市・海とのふれあい広場)出演:【5月14日(土)】アルカラ / きのこ帝国 / キュウソネコカミ / 9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / SHISHAMO / 高橋優【NEW!】 / ドラマチックアラスカ / フレデリック /THE BAWDIES / MOROHA【NEW!】 / 夜の本気ダンス / WANIMA【5月15日(日)】[Alexandros] / indigo la End / THE ORAL CIGARETTES / OKAMOTO’S【NEW!】 / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / Crossfaith【NEW!】 / 天才バンド / 東京スカパラダイスオーケストラ /KNOCK OUT MONKEY / パスピエ/ 04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT / 星野 源 / ROTTENGRAFFTY【NEW!】■TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016日時:5月21日(土)・22日(日)会場:新木場・若洲公園(東京都)出演:【5月21日(土)】ウソツキ / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / KEYTALK / GLIM SPANKY / ゲスの極み乙女。 / サカナクション / Shiggy Jr. / SHISHAMO / 高橋優【NEW!】 / 東京スカパラダイスオーケストラ / パスピエ /BLUE ENCOUNT / THE BAWDIES / 夜の本気ダンス / lovefilm【NEW!】【5月22日(日)】アルカラ / [Alexandros] / Anly【NEW!】 / indigo la End / OKAMOTO’S【NEW!】 / きのこ帝国 / キュウソネコカミ /9mm Parabellum Bullet / グッドモーニングアメリカ / くるり / Suchmos / 水曜日のカンパネラ / 04 Limited Sazabys /星野 源 / WANIMA / ONE OK ROCK
2016年03月02日昨年5月にデビュー15周年を迎えた矢井田瞳が、「この先も音楽を続けていけるように、もうひとまわり自分をタフにしておきたい」という思いから、“チャレンジイヤー”と銘打って節目の年を活動中。その挑戦のひとつが、これまでやったことがなかったという弾き語りツアーだ。【チケット情報はこちら】「バンドの中で音を出すのが大好きなので、単純に寂しそうだなと思って(笑)。でも、先輩たちの弾き語りライブを観ているうちに、その人の魂がすごく感じられるカッコイイものだなと思えるようになった」というヤイコ。いざ蓋を開けてみると、「音楽の一番いいところである“自由”を感じられる瞬間だったんだ」と目からうろこだったという。ツアーを終えてみれば、17公演すべてのセットリストが異なる自由なライブになった。その経験が冬に開催したバンドとのツアーにも影響した。メンバーから「すごく変わったね」と声をかけられて、音楽の捉え方に変化があったことを自覚した。「バンドでやるからこその大きなうねりみたいなものを一番大事にしようと思ったし、その日の音楽をミュージシャンとお客さんと一緒に大きな枠で楽しむっていうふうに変わった」という。3月2日(水)には15周年を記念したニューアルバム『TIME CLIP』をリリースする。「ライブとレコーディングの心の持ちようがひとつになって、ライブで披露することを念頭に制作しました」という本作には、実際にライブで披露していく中で完成した新曲も収録されている。「『MOON』や『YOUR SONG』、『世界と私の間』はお客さんの前で何度も披露してからレコーディングしたんです。お客さんの前で演奏してわかることがいろいろあって、“この曲はこの形が一番いいんだ”ということを先に理解できてよかったです。今作はライブの存在が大きいアルバムですね」。4月16日(土)愛知・Zepp Nagoyaより、アニバーサリーイヤーの締めくくりとして東名阪ツアーを開催。アルバム収録の新曲を中心に、2016年バージョンにアレンジしたヒットナンバーなどバンド編成によるライブとなる。「新曲には“お客さんに歌ってほしいんだろうな”という箇所がある曲もありますので、一緒に盛り上がれると嬉しいです。15周年イヤーの締めくくりですので、最後はパーッと打ち上げ花火のように元気いっぱいなライブにしたいです」。ライブツアー「TIME CLIP」は、4月16日(土)愛知・Zepp Nagoya、4月22日(金)大阪・Zepp Namba、5月2日(月)東京・Zepp DiverCityで開催。取材・文:門 宏
2016年02月29日