2歳の息子さんと旦那さんの3人家族のmemimemiさん(@memimemi19.2.5)。毎月手取り21万円、食費2万円で生活しています。1カ月のやりくり費は4万円、そのうち食費はだいたい2万円前後で抑えられるようにマイルールを作って取り組んでいるそうです。その食費を抑えるワザを教えてもらいました。 ルール①食材はできるだけ最安値のときに購入する 私は広告に載っている安い食材をその日に買いに行くやり方をしています。他に目移りして違うものを買ってしまうことがあるので、買い物には購入分のお金しか持っていかないようにしています。 私が設定している最安値は、鶏胸肉は100g38円、合いびき肉100g68円、卵99円、牛乳149円、かぼちゃ100g23円、豆腐29円。このときは逃さず購入します。 ルール②低コスト食材を利用した献立を取り入れる わが家では、低コスト食材のこんにゃく49円、かにかま69円、もやし19円、はんぺん69円、ちくわ50円、豆腐29円をよく使って献立を作っています。 これらの食材をうまく利用することでとっても節約になります。 たとえば、たっぷりのもやしを使ってオムそば風(写真左上)、鶏胸肉とはんぺんを使ってチキンナゲット(写真右上)、牛スライス肉を豆腐に巻いてサイコロステーキ(写真左下)、豚スライス肉に豆腐と大葉を巻いてボリュームカツ(写真右下)を作っています。 ルール③食材ごとに買い物をするスーパーを固定する 無理はしませんが、できるだけ最安値の食材をそれぞれのスーパーで購入するようにしています。 肉・魚類はAスーパー、野菜・果物はBスーパー、牛乳はC薬局、卵はDスーパーというように決めています。 ルール④外食はできるだけ「ファンくる」を利用する 「ファンくる」を利用して半額程度の値段で外食を楽しんでいます。ファンくるとは、お客としてお店に来店して定められた調査項目に従って、接客・サービスについての報告リポートを提出する覆面調査やミステリーショッパーのポータルサイトのこと。 報告リポートを提出することで、支払った価格の何%かの謝礼を受け取ることができます。行きたいお店は自由に選べます。飲食店だけではなく、さまざまなジャンルのモニターがあります。 わが家なりの食費を月2万円に抑えるルールを4つお伝えしました。どれも難しくはなくちょっと意識するだけで食費がグーンと抑えられます。食費を抑えたいと思う方は、できそうなことから試してみてはいかがですか? 著者:memimemi毎月、手取り21万円の中で無理なく楽しく節約生活を送りながら旅行に行ったり、レジャーを楽しむことが出来るように日々節約術を勉強中。2歳の男の子のママ。Instagram:@memimemi19.2.5
2019年07月29日「生活費を抑えたい!」そんなとき、減らしやすいのが“食費”。少し見直すだけでも、積み重なれば大きな節約に繋がることがあります。今回は、通年お手頃な価格の食材を使った、おすすめの節約レシピのアイデアをまとめてみました。ぜひチェックしてください♪【もやし】シャキシャキ食感がクセになる「春巻き」最初に、chouchouさんのアイデアから「春巻き」をご紹介します。こちらの春巻きには、節約食材の代表と言っても過言ではない“もやし”を入れます!作るとき、油も少量にしてフライパンで揚げ焼きにするのも、コストを抑えるポイント。春巻きの「パリッ」、もやしの「シャキッ」の食感が楽しい一品ですよ。▼記事はこちら▼大葉香る~しゃきしゃき食感ささみチーズ春巻き♡-もやし*簡単*節約【豆腐】子どもも喜ぶ「ミートチーズ焼き」次に、武田真由美(節約アドバイザー)さんのアイデアから「ミートチーズ焼き」をご紹介。お手頃な価格の食材“豆腐”に、キャベツと市販のミートソース、チーズを合わせて作ります。ミートソースとチーズの掛け合わせは、子どももきっと好きな味。舌を火傷しないよう気を付けて、家族みんなでアツアツを食べましょう!▼記事はこちら▼15分114円の節約おかず♡春キャベツが甘くておいしい!豆腐のミートチーズ焼き【厚揚げ×こんにゃく】ほっこり温まる味「味噌煮込み」続いて、Yuuさんのアイデアから「味噌煮込み」をご紹介します。お手頃な価格の食材“厚揚げ”と“こんにゃく”をサッと炒めたら、調味料を入れてコトコト煮込むだけのお手軽レシピ。少し置いておけば味がよく染み込むので、作ってすぐには食べずに、あえて少し置くのも◎。ごはんやお酒のお供にぴったりなレシピです!▼記事はこちら▼ヘルシー&コスパ抜群♪『厚揚げとこんにゃくの味噌煮込み』【卵】おしゃれでテーブルも華やぐ「スパニッシュオムレツ」次に、Mizukiさんのアイデアレシピから「スパニッシュオムレツ」をご紹介します。安売りの対象になることが多い“卵”は、節約にかかせませんよね。こちらのオムレツは、ジャガイモとベーコン、コーンを混ぜるので、しっかり腹持ちのいいおかずになります。ケーキのように三角状に切れば、おしゃれ見えしますよ♪▼記事はこちら▼♡卵焼き用フライパンdeスパニッシュオムレツ♡【#簡単#朝食#副菜#節約】【ジャガイモ】とろ~りチーズが魅力「ジャガイモのガレット」続いて、らんさんのアイデアから「ジャガイモのガレット」をご紹介します。通年お手頃な価格の食材“ジャガイモ”を千切りにして、フライパンに敷くように並べたら、コショウを振りかけ、潰したカマンベールチーズを中心にドサッ!再び残りのジャガイモをチーズを隠すように乗せて、火をかけてじっくり焼きます。見た目も圧巻♪切ったらとろ~りとチーズが出てくるで、パーティーシーンに出すのもおすすめですよ。▼記事はこちら▼とろ〜りカマンベールチーズ入りじゃがいもガレットのご紹介です。【春雨】給食を再現した懐かしい味「肉団子中華スープ」最後に、再現レシピ研究家稲垣飛鳥さんのアイデアから「肉団子中華スープ」をご紹介。こちらで注目して欲しいお手頃な価格の食材は“春雨”。野菜とキノコを煮たら、肉団子を入れ、最後に春雨を投入して煮込みます。春雨がかさ増ししてくれて、お腹も満たしてくれますよ♪乾燥春雨は日持ちもするので、ぜひおうちに常備しておきたいですね。▼記事はこちら▼見た目は地味だけど、、大絶賛の『肉団子中華スープ』食材を中心に献立を組んでみよう!通年お手頃な価格の食材を知って献立を組むようにすれば、食費も安定するのでおすすめです♪今回ご紹介したものの他にも、LIMIAにはたくさんの節約レシピが投稿されています。ぜひ気になるキーワードで検索してみてくださいね!【動画】約10分で完成!簡単♡玉ねぎと揚げ玉のトロトロ半熟卵丼【リミ楽レシピ #5】簡単3ステップ♡ピリ辛♪明太ポテサラディップ
2019年06月30日節約=ネガティブなこと?その意識から変えていこう。節約と聞くと、“面倒…”“我慢しなきゃいけない”など、ネガティブなイメージを持ってしまう人も多いのでは。「節約は堅苦しいとか、みみっちいなどと感じるかもしれませんが、それは、交際費やレジャー費などを切り詰めるところから始める人が多いからです。節約で大切なのは、お金を楽しいことに使うまでの過程で、できる限り消費を抑えること。たとえば、光熱費や日用品を買うのに必要な日常のお金は、何にいくらかかっているかということがわからないまま支払っているケースが意外と多いもの。そこを“まあ、いいや”とスルーせず、いかに無駄を削ぐかと考えることが、節約においては大切です」(節約アドバイザー・和田由貴さん)節約3つの心得1、よくわからずに払っているお金をなくす。「生活をする上で、何に使っているのかわからないまま払っているお金がある人は要注意。“こういうものだから…”とスルーしていると、損をしていることに気づけません。一度、無駄がないか見直しましょう」2、節約の目的は「生きたお金の使い方」。「お金の目的は貯めることではなく使うこと。その過程で無駄を削ぎ、“使った感”を高めることが節約の役割です。同じ額を出すなら、何となくではなく、満足感のある“生きた使い方”をすることが大切です」3、生活が大きく変わらない部分から手をつける。「節約時、食費や交際費などから控え始めると、たとえば食費ならおかずが1品減るなど、生活の質がわかりやすく落ち、挫折しやすい。電気料金などの固定費をはじめ、生活が変わらない部分から手をつけて」和田由貴さん節約アドバイザー。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットー。TV出演や記事の執筆、講演など幅広く活躍。著書に『月3万円貯まるムダなし生活術』(ナガオカ文庫)など。※『anan』2019年5月29日号より。イラスト・とくながあきこ取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月23日子育て中は食料品の買い物がちょっとした息抜きになっていましたが、4人家族で食費が1カ月で37,500円かかっていました。そこで、1週間分の食料品をまとめ買いし、計画的に献立をつくることに。月5,500円節約することができた体験をお伝えします。 買い物が息抜きになっていたけれど……子どもが生まれてからの数カ月、赤ちゃん連れで出かけるのはいろいろと準備が必要で億劫になり、あまり頻繁に出かけることもなくなりました。そんな日々のなか、スーパーへ食料品の買い物に行くことが楽しみだった私。 2日に1回ですが、振り返ると1回あたり2,500円くらい購入していました。1カ月で合計すると37,500円です。少し無駄が多いかなと感じ、毎週土曜日に1回だけの買い出しに変更してみたのです。 まとめ買いは試行錯誤しながら1週間に1回だけの買い出しになると、主菜や麺類などの主食はある程度決めておく必要があります。肉・魚を7日分、卵は2パック、牛乳は2本など1週間で必要な量を想定して買います。 野菜は季節によっても変動するので、少し多めに買って余ったら漬物などに利用。それでも余ったり足りなかったりすることも多く、次回の買い物時に「先週は何が足りなかったな」などと思い出して買う量などを変えながら試行錯誤しました。 何回かの失敗を経て、現在はだいたい週に8,000円分の買い物で、家族4人の食事を作ることができるようになりました。 食材を無駄なく使い切りお金も節約!1週間分のまとめ買いは、週末になるにつれいろいろと不足します。わが家では食べるものがない! というようなときに活躍するのが「小麦粉」です。残っている野菜で野菜ケーキを焼いたり、パンを焼いてパン粉にしてハンバーグなどのつなぎにしたりと便利です。シチューやグラタンも、小麦粉があれば市販の素がなくてもつくることができるので重宝しています。 こうして工夫しながら次の買い物まで乗り切るのも、だんだんと楽しくなっていきました。 まとめ買いは日数が経つと食材が不足する場合もあり、ちょっと不便もありますが、そのなかでどうやってやりくりするかを考えるのも意外と楽しいと感じ始めました。まだまだ工夫できる余地はあると思うので、新たな食材や食べ方の発見も兼ねながら、節約も楽しんでいきたいと思います。著者:小川かなえ2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。
2019年04月24日世論調査によると「消費税増税に伴う家計支出の見直し」を考えている人の節約項目で、最も多かったのは「食費」だった。だが“お金のプロ”は、「もっと削るべきところがある」と――。時事通信が実施した「生活のゆとりに関する調査」が3月に発表された。注目すべきは、家計を管理することが多い女性の65.5%が、消費税増税によって支出を見直す必要を感じていること。「家計を見直す場合、どのような支出に影響があるのか、幅広い層に調査(複数回答)しました。59.4%ともっとも多くの人が節約対象としたのは食費で、外食、旅行などの娯楽費(39.5%)、水道光熱費(37.6%)と続きました」(時事通信世論調査担当者)そして、生活に直結する「日用雑貨の購入費」「衣料品や宝飾品の購入費」などを対象にしている人も多かったことがわかった。「家計の支出は、毎月決まった額を支払う『固定費』と、娯楽費など変動する『変動費』に分かれますが、今回の消費税増税でそういった“楽しみ”を減らすのは反対です。節約はモチベーションがないとできません。しかも無理すれば必ず反動がくる。ましてや食費カットで体を壊したら元も子もない」1万5,000人以上の家計を再生させてきた家計再生コンサルタントの横山光昭さん(47)は、最初に、固定費を徹底的に見直すことを提案する。「そのうえでおすすめしたいのは、買い物の支払いを現金から、キャッシュレス決済に変更すること。それによって得られるポイント還元で増税分を相殺できます。これまで現金主義を通してきた人にはおっくうかもしれませんが、増税までの半年をキャッシュレスに慣れるための“準備期間”ととらえてみてはどうでしょうか」横山さんは、現在スマホ決済の「PayPay」「LINE Pay」のヘビーユーザーだ。「スマホ決済のアプリは『メルペイ』『楽ペイ』など20種類ほどがあります。なかでも『LINE Pay』は、リアルカードもあり、銀行口座やコンビニでチャージしておけば、JCB加盟店でも利用できる。還元率は0.5~2%と、使った額によって変わります」ただ、キャッシュレスは使いすぎにつながるとの懸念も。「だからこそ“練習”が必要。決して、最大◯%キャッシュバックといったうたい文句に踊らされぬよう、強い意志を持ってください」食費や日用品など項目を絞って使い始めてみてもよい。「いま小麦粉関連、乳製品など、次々に値上げが発表されていますが、食べ物は最後の砦。安心・安全をキープしてください。楽しみを捨てるつらさか、新しいものに挑戦する煩わしさか――家計を救うためにじっくり検討を。
2019年04月14日世論調査によると「消費税増税に伴う家計支出の見直し」を考えている人の節約項目で、最も多かったのは「食費」だった。だが“お金のプロ”は、「もっと削るべきところがある」と――。時事通信が実施した「生活のゆとりに関する調査」が3月に発表された。注目すべきは、家計を管理することが多い女性の65.5%が、消費税増税によって支出を見直す必要を感じていること。「家計を見直す場合、どのような支出に影響があるのか、幅広い層に調査(複数回答)しました。59.4%ともっとも多くの人が節約対象としたのは食費で、外食、旅行などの娯楽費(39.5%)、水道光熱費(37.6%)と続きました」(時事通信世論調査担当者)そして、生活に直結する「日用雑貨の購入費」「衣料品や宝飾品の購入費」などを対象にしている人も多かったことがわかった。だが、経済アナリストの森永卓郎さん(61)は「食費カット」に反対する。日々の食費を削ると精神的なストレスも大きい。積もり積もったその抑圧は、いつしか限界を超えて“衝動買い”に走る可能性も……。「まず固定費の削減が王道。通信費も、大手通信会社から格安スマホに切り替えるだけで3分の1の出費に抑えられます。ボク自身、格安スマホに替えて月の利用が1,250円に。しかも、通信状況など不便に感じることはありません」さらに森永さんが提唱するのは、都心から20~30キロ離れた、都会と田舎の中間地点“トカイナカ”への転居だ。「都心と同じ間取りでも、家賃が半額など、劇的に安くなります。さらに、食材も、3分の1くらいで買えるものも多いので、無理して食費を落とす必要もないのです。引越し作業は一度で済むのですから、検討すべきだと思います」また、10月増税前にと、慌てて大きな買い物をする必要もないという。「いま3カ月連続で景気動向指数が悪化しています。現段階で消費税増税の確率は30%ほど。6月には発表されると思いますので、準備をしておいて、7月から行動を起こすのがよいでしょう。ただ『令和』の幕開けとともに訪れるGW10連休の気の緩みにはご注意を。派手に使いすぎないようにしてください」森永さんのアドバイスを参考に、あなたがストレスをためないような節約方法を探してみよう。
2019年04月13日貯蓄をふやすには、収入を増やすか、節約して支出を減らすか、あるいはその両方の対策が必要となります。このうち優先したいのは、家計の見直しによる節約・支出の削減です。収入には税金がかかるため、増えた分がそのまま手元に残るわけではありません。一方税金が差し引かれた残り(手取り収入)から出ていく支出は、減らせた分だけそのまま手元に残ります。つまり、同じ金額であれば、収入を増やすよりも、支出を減らしたほうが、効率よくお金を貯金に回せるようになるのです。ただし、無理な節約では日々の生活がつらくなり、長続きしないため、好ましくありません。この記事では、無理のない効率的な家計の見直し方、長続きする節約のコツをご紹介します。家計の見直しはどこから始めればよい?無理なく効率的に家計の見直しを行うにあたっては、日々の生活への影響が少なく、節約効果の大きな支出項目から始めるのがポイントです。支出には変動費と固定費がある家計の支出項目は大きく「変動費」と「固定費」に分けられます。変動費は、食費や日用品、被服費、娯楽費など毎月支出額が変動する費用。固定費は、住居費(家賃・ローン)や水道光熱費、通信費、保険料など毎月必ず支払いが必要な費用です。そのほかには、冠婚葬祭費や家具・家電購入費など、不定期に発生する一時的な支出項目があります。変動費:食費・日用品費・被服費・美容費・娯楽費・交通費・医療費・交際費・こづかい固定費:住居費・水道光熱費・保険料・通信費・教育費・自動車関連費・(税金)固定費の見直しは節約効果が大きい節約というと、食費を削ったり、電気をこまめに消したり、外食やレジャーを控えたりと、変動費を減らすイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。変動費の節約は、我慢すればある程度の効果がすぐ出る反面、常に節約を意識しなければならず、生活が窮屈になったり、ストレスを感じ長続きしにくい傾向があります。それに対して固定費は、自動引き落としなどで無意識のうちに支払っていることも多く、手付かずになりがちです。確かに固定費の見直しは、変動費の見直しに比べ手間はかかります。しかし一度の見直してしまえばその後も節約効果が持続し、生活をあまり変えず大きな節約効果が期待できます。まずは固定費の見直しで毎月出ていく支出を減らし、その後に無理のない範囲で変動費を減らしていく。これが長続きする効果的な家計の見直しのポイントです。支出項目別 家計の見直しポイントここでは節約効果の大きい固定費の見直しポイントについて項目別に解説します。住居費(家賃・住宅ローン)住居費(家賃、住宅ローン)は通常、固定費の中で最も大きなウエイトを占める支出項目です。【持ち家】住宅ローンの借り換え住宅ローンを返済中で次のような条件をすべて満たしている場合、ローンの借り換えによって返済負担が軽減される可能性があります。【住宅ローン借り換えの目安】返済期間10年以上ローン残高1000万円以上借り換えにより1%以上借入金利が下がる借り換えを検討する際には、固定金利と変動金利の違いや、借入にかかるコストなどを考慮し、事前にシミュレーションを行った上で判断することが大切です。【賃貸住宅】引っ越し・家賃交渉賃貸住宅にお住まいの方であれば、家賃の安い物件に引っ越すという方法があります。また、周辺の同じような間取り・築年数の物件の家賃相場に比べ今の家賃が高ければ、家賃交渉により家賃を下げられる可能性もあります。必ず下がるというものではありませんが、交渉してみる価値はあります。保険料保険は家の次に高い買い物ともいわれ、見直しによる効果が期待できる支出項目です。生命保険料(生命保険・医療保険など)生命保険や医療保険については、遺族年金や障害年金、健康保険などの公的保障と保有している資産、家計の状況などを考慮した上で、保障が過大になっていないかを確認し、適切な保障額となるよう見直しを行います。終身保険や養老保険など貯蓄性の高い保険は、保障額に対して保険料が割高となるため、それが家計を圧迫する原因である場合には、貯蓄性保険の割合を減らしたり、掛け捨て型保険へ切り替えることで、保険料負担を軽減できます。また同じ保障内容であっても、保険会社によって保険料は異なるため、複数の保険会社を比較して見直すことがポイントです。損害保険料(火災保険・自動車保険など)火災保険や自動車保険などの損害保険についても、まずは適切な補償内容・契約条件となっているかを見直しましょう。マンションの上層階の水災補償(火災保険)や、古くてほとんど価値のない車の車両保険(自動車保険)など、必要のない補償を外すことで保険料を節約できます。また補償の重複がないかを確認し、重複があれば解消しましょう。【重複しやすい補償】生命保険同様、保険会社によって保険料は異なるため、複数の保険会社を比較して見直すことがポイントです。通信費大手キャリア(docomo・au・SoftBank)でスマートフォンを契約している場合、格安スマホ(MVNO)への乗り換えによって、毎月のスマホ料金を1/2〜1/4程度まで節約できる可能性があります。光熱費(電気・ガス)電気料金2016年4月からは電力自由化によって契約する電力会社を選べるようになり、電力会社の切り替えによって電気料金を節約できる可能性があります。また電力会社を変えない場合でも、契約プランや契約アンペア数の見直しによって基本料金を下げる方法もあります。ガス料金家庭用のガスには都市ガスとプロパンガス(LPガス)があります。このうちプロパンガスの料金は、もともと割高であるうえ、業者が自由に決定できるため、1つの業者が独占状態にある地域などでは、相場に比べガス料金が高く設定されている傾向があります。場合によっては、同じような使用条件で都市ガスの2倍近い料金であることも少なくありません。プロパンガスを使っている方は、まずはお住まいの地域の相場を確認してみましょう。もし相場よりも高い場合には、相場を根拠に交渉することで料金を下げてもらえる可能性があります。2017年4月からはガス自由化によって、都市ガスを利用できる地域ではガス会社を選べるようになっており、ガス会社の切り替えによってもガス料金を下げられる可能性があります。自動車関連費(ローン・維持費)車を保有するには、維持費としてガソリン代や駐車場代、自動車保険料、税金など、またローンで購入した場合にはその返済費用が固定費としてかかります。そのほか車検費用やメンテナンス費用などもかかり、見直しができれば大きな節約効果が期待できる支出項目です。まずは車を保有する必要性があるのか、2台以上車がある場合には台数を減らせないか、レンタカーやカーシェアリング、タクシー、公共交通機関などで代用できないかを考えてみましょう。使うたびに料金がかかるレンタカーやタクシーなどは一見高く感じるかもしれませんが、ほとんど使わない車を保有し続けるほうが、トータルでは高くつくケースが多いといえます。住んでいる地域や何らかの事情で車がなければ生活できないような場合を除けば、車を持つことにこだわる必要はないといえます。先取り貯金で確実に貯金する確実に貯金にお金を回す方法としては「先取り貯金」が有効です。先取り貯金とは、毎月の手取り収入からその月の固定費と貯金分を先に差し引き、残ったお金で変動費(生活費)をやりくりする方法。貯金分に差し引いたお金は、貯蓄専用口座に移すなど生活費とは分けて管理します。これにより、お金を使いすぎて貯金に回すお金が残らないということがなくなります。また、差し引いて残ったお金はすべて生活費として使えるため、貯金に回すお金を残さなければならないというストレスがなくなり、生活費として残ったお金のやりくりだけに専念できます。結果としてお金が余れば、少し贅沢したりする余裕も生まれます。簡単に家計の把握・管理ができる家計簿アプリを活用する家計の見直しには、家計の状態を把握することが必要です。今はスマホで利用できる家計簿アプリがあり、家計の状態を把握するために必要な家計簿を簡単につけられるようになりました。機能性や使いやすさから私がおすすめするのは「マネーフォーワードME」「Zaim」の2つです。いずれも登録した口座やクレジットカードの出入金を自動で家計簿に反映する機能があり、入力するのは現金払いなど一部の支払いのみ。手入力が必要な支払いも、レシート撮影による読み取り機能で簡単に入力ができます。入力した情報は項目ごとに自動的に集計、グラフ化されるため、視覚的にわかりやすく家計の状況を把握できます。また予算機能によって、各支出項目ごとに今月あとどのくらいお金を使えるのか、リアルタイムで確認しながらやりくりしていくことができます。家計の見直し実行例ここでは貯蓄ができない家計から貯蓄のできる家計への見直し実行例をご紹介します。ご自身の家計と比べながら、見直しのイメージを掴んでいただければ幸いです。月収世帯手取り月収:450,000円(給与収入(夫)350,000円・パート収入(妻)80,000円・児童手当20,000円)家族構成見直し前後比較表このケースでは、保険の見直し、格安スマホへの変更、あまり使用していない妻の車を手放すなど、固定費の見直しを中心に行った結果、貯金額を54,000円増やすことに成功しました。今回は変動費(生活費・こづかい)にはあまり手をつけておらず、見直し後も生活水準はほとんど変わっていません。そのため、今後変動費をうまくやりくりできるようになれば、さらに貯金額を増やすことも可能といえます。家計の見直しによる節約まとめ貯金のできる家計となるためのポイントは、固定費の見直しにあります。固定費の見直しには手間もかかりますが、一度見直しを実行すれば節約効果が持続し、効率よく家計を改善できます。まずは家計簿をつけ、家計の状況を把握することから見直しを始めましょう。
2019年02月10日節約できて、時短もできる料理があったら、ぜひ作ってみたいと思いませんか? 今回はそんな希望を叶えてくれる節約レシピを5つご紹介。どのレシピも簡単にできて美味しいのが魅力です。■サッと作れて簡単! シンプルなモヤシの納豆炒め主菜としても副菜としても活躍してくれるのがこちらのレシピ。モヤシと納豆の相性ってどうなの? と思ってしまうかもしれませんが、これがバツグンなんです。納豆のトロトロとモヤシのシャキシャキ食感、ツナの旨味が見事にマッチして、たまらない美味しさ。ゴマ油の香ばしさに食欲をそそられます。お好みで刻みネギと白ゴマを散らしてからいただきましょう。ボリュームアップしたい場合は、キノコ類やピーマン、キュウリを追加しても良さそうです。お酒のお供にも最適。お財布にもやさしく、ヘルシーな一品です。■少しのお肉でも大満足できる、厚揚げの肉巻きみそダレ肉料理も少し工夫すれば、節約できます。こちらのレシピは厚揚げに薄切り肉を巻いてボリュームアップ。少しのお肉だけで作れる節約レシピです。作り方は、厚揚げに豚肉を均等に巻き、片栗粉を薄くまぶします。それから、中火で熱したフライパンにサラダ油を入れ、豚肉を巻いた厚揚げを豚肉に火が通るまで転がしながら焼きましょう。そこに合わせた調味料を入れ、火を弱火にして味をからめます。最後に半分に切り、キヌサヤと共に器に盛れば完成です。調味料のみそは焦げつきやすいため、火を弱めて味をからませるといいでしょう。■濃厚な味わい、ボリューム満点なコチュジャンマヨチキン一品でお腹を満たしたいのなら、このレシピをお試しあれ! カラッと揚げた鶏むね肉をコチュジャンの入ったピリ辛マヨネーズソースで和えたボリューミーな料理です。淡白な鶏むね肉も濃厚なソースでコクのある味わいに。食べ盛りの子どもも大満足してくれますよ。仕上げにキャベツを添え、白ゴマを振ってからいただきましょう。コチュジャンはお好みの量に調整して入れてくださいね。炒めたシメジやピーマン、ニンジンを混ぜても美味しくいただけますよ。ビールや焼酎のおつまみとしても最高です。多めに作っておけば、翌日のお弁当のおかずにもできます。■素材の美味しさを堪能できる! やさしい味の豚ゴボウ丼日持ちする野菜と比較的安価なお肉を使ったこちらレシピは、節約中に最適。甘めのやさしい味で、子どもからも大好評です。お好みでショウガをのせたり、七味唐辛子を振ってからいただきましょう。10分で簡単に作れるため、時間がないときにもオススメ。ゴボウの歯ごたえがアクセントなり、一度食べ始めると止まらない美味しさです。多めに作っておき、お弁当のおかずにしたり、うどんや蕎麦にのせてもいいでしょう。また、具材に細切りしたニンジンやタケノコを加えても良さそうです。半熟卵をトッピングしてもいいかもしれませんね。■カリッとした生地の食感がたまらない、モヤシのチヂミ節約レシピにモヤシは欠かせない食材です。しかし、いつも同じようなモヤシ料理になってしまうことも。そんなときは、こちらのレシピを作ってみるといいでしょう。シャキシャキのモヤシとカリッとした生地の食感がたまらないモヤシのチヂミです。食材の干し桜エビがない場合は、省いても構いません。仕上げにマヨネーズをぬり、手作りのタレを添えてからいただきましょう。このレシピを美味しく作るコツは、チヂミをカリッとした焼き目がつくようにしっかりと焼くこと。そこにだけ気をつければ、美味しいチヂミを堪能できますよ。節約レシピも工夫次第でより美味しくいただけます。新たな節約レシピにトライすることで、家庭の定番料理が増える可能性も大。ぜひお試しください。
2019年01月19日食費や光熱費など、毎月の家計の節約に頭を悩ませているママも少なくないはず。様々な項目において、家賃や保険料など毎月決まって出ていく「固定費」を見直すことで節約の効果が期待できます。その中でも今回は、意外と見落としがちな自動車保険の節約についてご紹介します。代理店型→ダイレクト型への変更は必須!最近では、自動車保険に関するCMがたくさん流れていますよね。その多くが「ダイレクト型(通販型)」と呼ばれる、契約者がネットや電話で直接保険会社と契約をするタイプ。一方で、店舗で代理店を通して保険会社と契約をするタイプは代理店型と呼ばれています。代理店型は店舗の担当者と顔を合わせて相談や見積もりを行うため、直接質問したりアドバイスをもらったりしながら契約内容を検討できるメリットがあります。手続きも一括で担ってくれるので魅力的ではありますが、その分手数料などがかかるので保険料は高め。一方でダイレクト型は自分で情報を集めて比較検討をしながら、電話やメールで担当者とやり取りをして加入手続きを行います。しかし手数料や人件費がかからないため、保険料をかなり安く抑えることができます。また見積もりや手続きがインターネットで24時間できるメリットも。対面ではないと言えども担当者は電話やメールで丁寧に対応してくれるので、「自動車保険のことがよくわからない」という人でもそこまで心配する必要はないでしょう。このダイレクト型への切り替えが最も手っ取り早く、最も大きな節約効果が期待できます。子どもの成長や家族の状況が変わった時は見直しのチャンス子どもが成長したり引っ越しをしたりすると、車に乗る回数や状況も変化しますよね。そしてその都度、「うちはどのくらい車を使っているのか」を把握することが節約のカギ。保険会社によっては使用目的や年間走行距離による割引制度を設けているところもあります。業務、通勤・通学、レジャーなど、使用目的に応じて保険料の値段も変わります。短いほど保険料が安くなる年間走行距離もきちんと使用状態を把握して設定しておけば節約効果があります。この夏休みのおでかけや旅行で車を使った人は、何キロくらい走行したのかを把握することも大事。家族の状況が変わったタイミングは自動車保険の見直しのチャンスだと覚えておくと良いですよ!自賠責保険、特約も見直してみてその他にも、自賠責保険は長期契約にしたり勤め先で加入して会社からの補助がもらえたりして保険料が安くできる場合も。さらに家族で複数の車を所有してそれぞれの車で自動車保険に加入している場合、いずれか1台の契約にのみ付帯させていれば、同じ補償が受けられるという特約もあります。特約が重複して無駄な保険料を支払っていないかのチェックも怠らないようにしましょう。自分で情報を収集したり状況を把握したりすれば節約効果が期待できる自動車保険。皆さんも自分の家庭に合った自動車保険に見直してみてはいかがですか?
2018年09月21日無理矢理がんばる節約は、ストレスがたまってしまいますよね。それなのに、効率的に貯金が増えていかないから、節約自体が苦痛になってしまう人もいます。確実に貯金を増やしていく方法を知れば、貯金が楽しくなって、生活にも余裕が生まれてきますよ。パートやアルバイト代に匹敵するほど節約できるケースもあるんです!そこで今回は、すぐに取り組める節約の豆知識を集めました。効率的に貯蓄額を増やしたい方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。■基本の節約術節約の基本は、収支の流れを把握するところから始まります。特に、決まって出ていく固定費を見直すことで、毎月自動的に節約できるようになる仕組みを作りやすくなるんです。「固定費の節約方法なんてあるの?」と疑問に思う人は、見直し甲斐があるでしょう。節約しながら貯金をするコツは「継続」にあります。少しでも簡単に、無理なく、自動的に貯金を続けられるように、収支の流れをチェックしてみてくださいね。▼毎月の出費を把握する会社員であれば、毎月の収入に大きな変動が起こることはありません。日給制であっても時給制であっても、稼働日に合わせて収入を把握できます。同じように支出も、毎月何をいくら支払うのか把握しておくことが大切です。収支のバランスがみえないと、不必要な出費で自分の首を絞めることになってしまうでしょう。生活するのに毎月どのくらいの金額を必要としているのか、まずは洗い出してくださいね。▼先取り貯金をする先取り貯金は、給料が支払われたらすぐに貯金額を確保して、残りの残金で生活をしていく方法です。収支の確認ができていれば、その中からいくら貯金に回せるのか考えやすくなるでしょう。一般的に貯金額は収入の2割といわれていますが、収支のバランスをみながら調整するのがおすすめ。キツくても時間をかけてコツコツ継続することが、成功の鍵になるはずですよ。自動振替で強制的に貯蓄に回していく方法が、いちばん簡単です。▼固定費を見直す支出の中でも固定費を見直すことで、大きな節約が可能です。持ち家ならローンの借り換えで、500万円以上減額されるケースも意外とあります。賃貸では、「一部屋減らす」「住むエリアを変える」といった工夫をすることで、家賃を1~2万円ほど減らせますよ。また、電気はアンペア値を下げる、水道は水圧調整をして節約するなど、細かいところをなんとか節約しようと努力をしても、実らないケースは結構多いもの。金額の大きなものから見直すと、かなり効果的な節約ができるでしょう。▼電力会社の契約は最適か?2016年4月からスタートした「電力自由化」。実は、この制度にも節約できるポイントがあるんです。電力自由化とは、今までエリアで電気事業者が決められていましたが、エリアの限定を取っ払ったもの。地域関係なく、多くの電気事業者の中からサービスを選んで、供給してもらえるようになった制度です。電力自由化によって、さまざまな電気事業者が利用者獲得のために、価格やサービス内容で競争をすることも増えました。利用者は、より安く使用できる会社をチョイスできるようになったんです。石油事業(ENEOS、昭和シェル石油)や通信企業(au、SoftBank)なども参入。数多くのプランの中から、自分たちに合った電気の供給プランが選択できますよ。そして、電力自由化を利用すれば、通信企業との請求合算やカード払いなどでのポイント還元など、受けられる特典が増えています。工事をする必要がないので、簡単に切り替えられますよ!▼携帯は格安SIMにスマートフォンは、毎日使う重要なアイテム。むしろ「スマートフォンがない生活なんて考えられない」なんて人が多いのではないでしょうか? そんなスマホの毎月の固定費を少しでも抑えられたら、年間で考えると大きな節約になります。そこでおすすめしたい節約方法が、格安SIMに変えること。スマートフォンの中には、大手通信キャリアで契約した情報がすべて組み込まれている小さなチップ「SIMカード」が入っています。このSIMカードを格安SIMに移すことによって、プランにもよりますが、毎月一人当たり約4,000円減が見込まれることも。4人家族で例えると、全員が変えれば16,000円減。1年で192,000円も節約できます。浮いたお金を貯めておいて、家族旅行に行ってみてはいかがでしょうか。▼ネットバンクを利用するネットバンクは、実店舗をもたないネット上の銀行です。店舗をもつ銀行では、ATMでお金を引き出すときや振り込みをするときに手数料がかかりますよね。小さな金額でも、積み重ねた金額分、大きな手数料になってしまいます。しかし、ネットバンクなら、振込・振替などの手数料が回数制限付きで無料なケースも多いんです。ほかにも、預金に関しては金利も高いなど、メリットが豊富にあります。24時間いつでも利用でき、営業日を気にする必要がないのも魅力。自宅にいながら面倒な振り込みも完結できるので、銀行に移動する時間や移動費を気にすることもありません。長い行列に並ばなくても、楽々に銀行を利用できますよ。▼不要になったものは売る不要なものを抱え込むことは、さまざまな運気を下げるといわれています。もしかしたら、節約がうまくいっていない原因になっているかも。家に不要がものが多い人は、思いきって売ってみてはいかがでしょうか?不要なものを売れば、臨時収入になります。そのまま貯金に回してもいいですね。例えば、子どものサイズアウトした洋服などはフリマサイトで販売できます。活躍の場が減ってきたものは、売ることも検討してみましょう。▼ふるさと納税を活用する2008年に始まった「ふるさと納税」とは、全国の都道府県や市町村の自治体に寄付をする制度です。寄付した金額によって、寄付先の特産品がお礼として受け取れるんです。また、お礼以外にもさまざまなメリットが。住んでいる自治体に払う住民税が大幅に減額されます。つまり、寄付=住民税としてカウントされるというわけです。手元にお金があるときに納税できるので、自分のタイミングで寄付できるのも人気の秘密ですよ。税金を払うだけではなく、各地の特産物ももらえるお得な行政サービスを利用して、得をしてくださいね。※各市町村の公式サイトから、ふるさと納税を利用できます。寄付した自治体から「寄附金受領証明書」を受け取り、本人確認書類や個人番号をそろえて、住んでいる自治体に提出すれば住民税が減額されます。▼保険を見直す保険は、医療費や生活のサポートをしてくれたり教育資金を積み立てられたり、備えておけばいざというときに安心です。しかし、保険料があまりにも高額な場合、毎月の支払いが大きな負担になってくるケースがあります。「備えあればうれいなし」なんて言葉があるものの、健康志向が高まっている中で、備えが過剰すぎる場合もあるんです。今加入している保険が本当に必要なのかどうか、再検討してみましょう。加入している保険会社はもちろん、今まで利用していなかった保険会社のプランにも目を向けてみてくださいね。■食費節約のポイント節約術を磨くなら、食費をコントロールできるようにならなければなりません。なぜなら、食事は基本的に毎日3回するものだから。そこで、食費を節約するポイントについて解説していきますね。▼外食を控える食費を節約する大きなポイントとして挙げられるのが、外食を控えること。「料理するのがめんどくさいから」「外食が好きだから」と、ひんぱんに外食していませんか?例えば、大衆向け焼き肉店の食べ放題コースを3名で行くと、7,000円~9,000円はかかります。これを家で済ませれば、3名で3,000円ほどで済むことも。もし、外食をする場合は、格安ファミレスなら3,000円弱で済んでしまうことも。焼肉店からファミレスにすると、毎月1回外食するとしても、1年で48,000円~72,000円の差額が生まれますよ。家族で楽しむ時間ですから、外食も悪くはありません。ただ、ぜいたくばかりしてしまうと、なかなか貯金できない結果に。▼一週間分の食費を決めるスーパーや購入する食材によっては、大きな価格差があります。食費を決めずに購入してしまうと、思わぬ金額に膨れ上がってしまうことも。そこで、まずは1週間の食費を決めて、その中でやりくりしてみてはいかがでしょうか? そうすることで、食費にお金を使いすぎることは防げますよ。▼食材はまとめ買いして冷凍もし身近な場所に格安スーパーがないなら、1週間に1度まとめ買いをしておくのがおすすめです。メインになる肉や魚はもちろん、パンや野菜なども冷凍できるものは一気に冷凍しておきます。冷凍するときに、調理を簡単にする下準備までできれば、調理時間も時短できますよ。▼食品ロスをなくす「まとめ買いをしても食べきれない」「賞味期限が切れてしまって捨ててしまう」という人は、食品ロスをなくすことに意識を向けましょう。食品を上手に使いきる方法は、ざっくりとした献立を立てておくことです。「麺類+おかず1品」「丼物+つけあわせ」といった簡単なものでもいいでしょう。しかし、計画通りに買い物をしてメニューを作っても、食品が少し残ってしまいますよね。そんな場合は、スープにして食品を使い切るのがかしこい方法ですよ。▼飲み物は自宅から持っていくコンビニで毎朝缶コーヒーを購入したり、ランチ時にお茶を買ったりする人は多いでしょう。会社が21日稼働すると、1本120円×2本と考えても1ヶ月で5,040円、1年で60,480円です。そこでおすすめしたいのが、水筒を準備して持ち歩くこと。誰でも簡単に始められて、かなりの金額を節約できるんです。■移動費節約のポイントガソリン代や電車代、バス代などの移動費を、日常生活に必要不可欠なものと思い込んでいる方が多いのではないでしょうか? しかし、節約しようと思えば、移動費も簡単に節約できる項目です。例えば、自転車で移動してみたり、ひと駅分歩いてみたり。ぜひトライしてみてくださいね。▼車ではなく自転車を燃費のいい車を利用していても、定期的なガソリンや電気の補給は欠かせません。もし毎日の移動費を節約したいなら、自転車を利用して通勤するのもおすすめです。普段の運動不足も解消され、朝の心地いい空気を感じられますよ。また、体力作りにもぴったりといえるでしょう。始めるときには、少しずつ距離を伸ばしながら無理のない範囲で行ってくださいね。▼ICカードはカード引き落としに交通系ICカードへのチャージを現金で行っているなら、チャージ方法をクレジットカードに切り替えてみてはいかがでしょうか? チャージするだけでポイントが貯まっていくのでお得ですよ。ただし、どのクレジットカードでもチャージ可能というわけではありません。各交通会社で発行するオフィシャルクレジットカードがあるので、詳細をチェックしてくださいね。また、クレジットカードならオートチャージも可能。残金不足で利用できないといった心配がありません。▼ガソリンはセルフでもし車で移動しているなら、利用しているガソリンスタンドを見直すことも大切。いつものガソリンスタンドは、ガソリン代が高くないでしょうか? 従業員が駐在しているガソリンスタンドでは、人件費がかかってガソリン代が高い傾向にあります。「サービスが良くて気持ちいい」とつい足を運びたくなる気持ちも分かりますが、セルフのガソリンスタンドにするだけで節約になるんです。■クレジットカードの使い方財布に現金を入れなくても生活できてしまう今、クレジットカードは大変便利なものでありながら、手元でお金の流れが見えないリスクもあります。もっとお得にクレジットカードを利用するためには、クレジットカードの選び方も大切なポイントです。▼ポイント還元率の高いクレジットカードにクレジットカードの還元率の高さも、カードを選ぶ基準のひとつ。基本的なクレジットカードは0.5%~0.75%といった還元率ですが、高還元率になれば1%~1.5%といったものもあります。加盟店を利用すれば、還元率はさらにアップしますよ。中には入会して半年~1年間は、還元率が2%になるといったお得なものも。▼公共料金をカード払いにする公共料金関係をすべてカード払いに変更すれば、クレジットカードのポイント還元が定期的に受けられます。また、新しく入会して公共料金の支払いを始めれば、初回に大きなキャッシュバックを受けることもできるんです。利用履歴もスマホで簡単にチェックできるので、ポイント残高も都度確認できますよ。「100ポイントたまった!」など、すぐに確認できれば節約のやる気アップにもつながりますね。■節約術が参考になるブログ本格的に節約を始めようと思うなら、節約術についてのブログをチェックするのがおすすめ。節約ブログの中でも、楽しみながら簡単に実践している人のブログは参考になります。そこで、節約術を教えてもらえるブログを、いくつかご紹介していきますね。▼smile home ~ 整理収納アドバイザー須藤有紀が綴る ゆるゆるお片づけ日記@三重県四日市 ~「収納したものが見つからない」「まだ使えるのに新しいものを買ってしまう」。そんな人は、整理整頓をして必要なものだけで暮らす意識をつけるのがいいでしょう。こちらのブログは、整理収納アドバイザーの須藤さんが、無駄な出費を抑えるための空間について解説されています。コツを掴んでマネしていくだけで、毎日の浪費が減るはず。・「smile home ~ 整理収納アドバイザー須藤有紀が綴る ゆるゆるお片づけ日記@三重県四日市 ~」 ▼そらまめのおうち変動費の中でも、主婦の腕次第で大きく節約できる食費。献立のメニューを考えるだけでも苦労するところですが、こちらのブログではいろいろな節約レシピが紹介されています。どれも簡単にマネできそうなものが多く、おしゃれでおいしそうなものばかり。節約中でも食事を楽しむアイデアをもらえそうな、すてきなブログです。・「そらまめのおうち」 ▼業務スーパーの商品をレポートするブログ格安の業務用食材が手に入るスーパー「業務スーパー」。近くにこのスーパーがある人は、「量が多いから消費できるかな」「安いのはいいけれど、味はおいしいのかな」と、気になることも多いでしょう。こちらのブログでは、商品を利用したレシピを紹介しながら、味などの評価も一緒に紹介してくれています。どんなメニューに応用できるのかも要チェックですね。・「業務スーパーの商品をレポートするブログ」 ■まとめ節約をするにあたって、肩に力が入りすぎてしまうとストレスになります。その結果、リバウンドで大量にお金を使ってしまうなんてことも珍しくありません。そこで、自動的に貯金に回せるお金を作る仕組みができれば、節約しながら簡単に貯金できますよ。得をしながら出費を抑える方法で、貯金を増やしていきたいですね。
2018年09月12日「食費などの支出は、一生涯にわたります。月々の出費がそれほど多くなくても、累計にすれば高額になります。日々のコツコツした積み重ねが大事なんです」こう語るのはファイナンシャルプランナーで「生活マネー相談室」代表の八ツ井慶子さん。わが家のムダ遣いを知るには、“お隣の家計簿”と比べるのがいちばん。そこで、つぎの約8千世帯から集めた世代別の最新’17年の「家計調査」のなかから「食費」を見てみよう。これは2人以上の家庭で、世帯主の年齢別に家計の支出を総務省がまとめたものだ。【30〜39歳】平均世帯人数3.73人、妻の有職率46.1%食費:6万5,569円(1人あたり1万7,579円)/支出に占める割合25.2%【40〜44歳】平均世帯人数3.77人、妻の有職率53.5%食費:7万4,614円(1人あたり1万9,792円)/支出に占める割合25.5%【45〜49歳】平均世帯人数3.6人、妻の有職率54.5%食費:7万9,484円(1人あたり2万2,079円)/支出に占める割合23.6%【50〜54歳】平均世帯人数3.38人、妻の有職率57.4%食費:7万7,310円(1人あたり2万2,873円)/支出に占める割合21.6%【55〜59歳】平均世帯人数3.07人、妻の有職率52.5%食費:7万8,757円(1人あたり2万5,654円)/支出に占める割合23.9%【60〜64歳】平均世帯人数2.82人、妻の有職率42.1%食費:7万9,728円(1人あたり2万8,272円)/支出に占める割合25.8%【65〜69歳】平均世帯人数2.6人、妻の有職率28.2%食費:7万4,408円(1人あたり2万8,618円)/支出に占める割合26.9%【70歳以上】平均世帯人数2.38人、妻の有職率11.3%食費:6万8,065円(1人あたり2万8,599円)/支出に占める割合29.0%世代ごとの“食費の節約ポイント”を八ツ井さんに聞いた。「家計の4分の1を占める食費には世代ごとの特徴が出ていますね。働き盛りの40代は外食費が多いので、忙しい中でも自炊を心がけられるかが、ポイントになりそう。また、2人世帯が多い60代以上でも思いのほか食費は減りません。これだけみると、夫婦2人でも、4人家族よりも食費が割高になっていることが伺えます。内訳をみると、野菜や果物、魚介類、大豆製品などのヘルシーな食材の割合が増え、健康に気を使っているようです。医療費を抑えることにつながりますが、ふだんの買い物でも、食材をムダにしてしまわないか、常に確認することを心がけましょう」
2018年08月08日「この出費額って妥当なの?」家計を管理するなかで、そのように感じたことはありませんか?今回は、夫婦の食費の平均と、食費の節約方法についてご紹介します。1ヶ月の食費、いくらですか?ゼクシィが2016年に行ったアンケート調査によると、1ヶ月の食費の平均額は4.1万円でした。もっとも多かったのは「3~4万円未満」(33%)。続いて「4~5万円未満」(21%)となります。なお、首都圏・関西在住者でもっとも多かったのは5~6万円未満、東海在住者では4~5万円未満といった地域差も出ています。 食費を節約するコツでは、どうすれば賢く節約できるのでしょうか。節約する目的を決める何の目的もなく節約生活を送るのは、モチベーションが上がらず長続きしにくいもの。ストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。「いつまでに○円貯金したい」「削った○円の食費で旅行に行く」など、夫婦間で節約の目的を一致させておくと、ストレスなく続けられるのではないでしょうか。家計簿をつける何にいくら使っているのか、おおよその把握はついていますか?もし、大体のイメージも湧かないのであれば、家計簿をつけてみることをおすすめします。「1円単位で正確につけなければ」と気負う必要はありません。今はスマホで簡単につけられる家計簿アプリもあるため、続けやすい方法を選びましょう。「コンビニでのちょっと買い」「外出時に毎回飲みものを買っている」など、「あれ、これは減らせるかも?」という内容がわかればしめたもの。節約すべきところから出費を減らしていきましょう。まとめ買いでお得に週末に買いものに行き、1週間分の食材をまとめ買いすることも、節約のコツです。肉や魚はもちろん、野菜も種類によっては冷凍保存ができます。スーパーに行くたびに、「あ、これ今日お得!」とついつい不要なものを買い込んでしまう人は多いものです。また、頻繁に買いものに出ないことは、仕事で多忙な共働き夫婦にとっては時短にもなりますね。作り置きで無駄なくまとめ買いを始めたら、副菜になるおかずを作り置きしておくこともおすすめ。食材を無駄なく使い切れるほか、平日の食事作りがぐっと楽になりますよ。外食は減らす生活費を圧迫しがちな外食も、節約できるポイントです。外食がダメなのではありません。「月の外食予算」を設けておき、際限なく外食に頼ってしまうことのないようにしてみましょう。体調や仕事の多忙さで炊事が厳しいときには、外食だけではなく、お総菜を利用するのも手。外食費よりは安価に済ませられますよ。 節約生活を長く続けるにはとにかく「減らす」「使わない」ばかりでは、精神的にギスギスしてしまうもの。節約がストレスになってしまうのはよくありません。長く続けるためには、無理のない節約方法を取り入れることが大切です。目的に向かって、ポジティブに節約生活を送りましょう! 参考:ゼクシィ新生活準備調査2016
2018年07月12日「節約とか超苦手だし」と堂々と言える超ずぼらさんはいませんか?でも心の底では「節約しないとヤバい」と思っているかも……。そこで、超がつくほど、ずぼらさんがやるべき節約術を、ファイナンシャルプランナーの黒須かおりさんにアドバイスいただきました。文・椎原茜超すぼらは何から節約をはじめればいい?「節約」というワードを聞いただけで嫌になってしまう超ずぼらさん。でも無駄遣いをやめたい場合、どんなことからはじめればいいのでしょうか。黒須さんは次のように話します。黒須超ずぼらさんは、面倒くさいことが嫌いです。ですから、できるだけ手間をかけずに、かつ効果が継続する方法で節約できることがポイントです。そんな超ずぼらさんに向いているお金の管理方法は、使えるお金の上限を決めてしまうこと。そして、固定費から見直すこと。固定費とは毎月決まって出て行くお金のことで、『携帯電話の通信費、保険料、電気代』などをいいます。特に携帯電話の通信費や保険料は一度見直すと節約効果が続くので、超ずぼらさんにはピッタリです。それから、ポイントが貯まるからといってなんでもかんでもクレジットカードや電子マネー支払いをしないこと。そしてなんとなく習慣的に使ってしまうお金“ラテマネー” の見直しもいいでしょう。超ずぼらさんでも節約が続く!4つの方法では、具体的にそのやり方を黒須さんに教えていただきましょう!1.一週間ごとに使えるお金の上限を決める!黒須一週間ごとに使える上限を決めて、お金を袋分けしておきます。特に超ずぼらさんは使う項目をわけることなく、一週間決めた金額だけを考えてやりくりをします。週の後半お金が足りなくなったら、『これを買うのは翌週にしよう』などお金を使うことの抑制効果が働くので、『お金を使う』ということの意識が変わります。2.携帯電話代などの固定費を見直す!黒須毎月の携帯電話の通信費は、思い切って格安の会社に変更することも考えましょう。相談者の中には、格安の会社へ変更して毎月の携帯電話代が3分の1になった人もいます。しかし、格安の会社では不安だという人は、今のプランを見直します。携帯電話の料金は『通話料、通信料、端末代金、オプション』の4つに分類されます。端末代は削減することができないとしても、他の3つについて必要のないオプションは解約するとか、最低限の契約プランに変更するなどして削減することができます。携帯電話を変えたとき、オプションに加入したまま解約を忘れていたということもありがちですので、一度確認してみるといいでしょう。3.クレジットカードや電子マネー払いをしない!黒須クレジットカードでの支払いや電子マネー支払いを多用すると、『お金を使った』意識が薄れてしまうので注意が必要です。実際に買ったときと、引き落とされるときに時間差があるので、つい使いすぎてしまうこともあります。クレジットカードは、携帯電話、保険料などの固定費の支払いだけにして極力使うことをやめてみましょう。普段使わないカードは解約して3枚くらいにしておくと使いすぎを防ぐことができます。4.ラテマネーを見直す!黒須朝必ずコーヒーを買うとか、仕事の帰りにコンビニに寄って買い物をするとか、なんとなくの習慣で使っているお金 “ラテマネー” は、本当に必要ではない場合もあります。金額にするとわずか100円でも、週5日1か月で20日だとすると2,000円にもなるのです。なんとなく、習慣的に使っているため、意識的にお金を使っている感覚がないことがラテマネーの怖さです。この意識を変えるだけでも月に1万円くらいは節約できます。超ずぼらさんがやってはいけない節約術ところで、節約が一度成功すると、他の節約にも手を出したくなるかもしれませんよね。でも、安易に他の節約術に手を出すと大失敗する可能性も……。黒須さんに、超ずぼらさんやってはいけない節約術も教えていただきました。家計簿を細かくつける黒須家計簿を細かくつけるなど、お金をきっちり管理するということはやめたほうがいいでしょう。ストレスが溜まって反動で衝動買いをしてしまう可能性もあるので逆効果です。努力を必要とする節約黒須こまめに電源を切るとか、お風呂の残り湯を洗濯やトイレで使うなど努力を必要とする節約もやってはいけません。もとからまめな性格の人であれば楽しんでできる節約も、超ずぼらさんには逆効果になりかねません。超ずぼらさんのお金の管理は『ざっくり管理』でいいのです。『収入 - 貯蓄>毎月の支出』の公式ができれば、誰でも貯蓄できます。毎月の支出を一週間ごとに分けて使うようにすれば、それだけで支出の管理ができるようになりますよ。超ずぼらさんは、無理をせず、“ざっくり管理” ではじめてみるのが良さそうですね。Information黒須かおりさんファイナンシャルプランナー CFP(R)。現在、執筆活動のほか資産運用セミナーや金融機関にて資産形成のアドバイザーとして活動中。(C)SIphotograph/Gettyimages(C)Milkos/Gettyimages
2018年01月30日最近は野菜の価格が高く、食費がかさんで、家計のやりくりが大変と感じている方も少なくないのではないでしょうか。今回は節約を叶えてくれるお助けサラダをご紹介します。大根を千切りにし、手作りドレッシングをかけるだけで完成するこちらのレシピ。スダチのさわやかな風味がアクセントになって、さっぱりといただけます。冬の大根は、甘みが増すため、そのまま食べるサラダにぴったりですよ。ヘルシーで栄養満点の大根は、葉っぱからすべて余すことなく食べられる食材のため、家計の味方ともいえそう。大根があれば簡単に作れるので「もう一品欲しい」というときにも重宝しそうですよ。■大根だけサラダ調理時間 10分 1人分 27Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>大根 4~5cm<ドレッシング> スダチ 2個 しょうゆ 大さじ1<下準備>・大根は皮をむき、せん切りにして冷水に放ち、ザルに上げてしっかり水気をきる。ヒント! スライサーを使うと便利ですよ。・スダチは横半分に切り、Vの字に切り込みを入れる。<作り方>1、網を通しながらスダチを搾り、しょうゆと合わせる。器に大根を盛り、<ドレッシング>をかける。大根は、全体にハリとツヤがあり、持ったときにずっしりと重いものを選んでくださいね。
2018年01月18日「不況も長引き、老後の生活への不安も募るなか、テレビや雑誌では、さまざまな節約特集を組んでいます。いっぽうで節約に熱中するあまり、人間関係まで破綻させてしまう“節約強迫症”ともいうべきケースも急増しているのです」 こう語るのは、離婚カウンセラーの岡野あつこさん。節約術に関する本が次々に発売されている現在。しかし、使わないことにこだわるあまり、幸せを壊すケースも急増しているという。そんな“節約強迫症”とはいったいどんなものなのか? 「節約に協力的ではなく、“無駄遣いばかりする”夫へのイライラが募り、口論が増えていました。そのうち、手当たり次第に物で殴ったりするように……」 そう言って肩を落とすのは、東京都在住の村上美沙さん(37・仮名、以下同)。実は村上さんは、IT企業に勤める夫(38)と、離婚したばかり。10年前に結婚し、専業主婦になった彼女は、自称「堅実な妻」だった。 「夫の給料は、年収で1,000万円を超えていましたから世間の平均よりはかなり高かったと思います。でも浮沈の激しい業界ですし、持ち家も欲しかったので、貯金に励むことにしたんです」 村上さんの家計の節約ぶりは徹底していた。外食はいっさいせず、いつもスーパーで見切り品を買ってきて料理をする。買う服も安物で、携帯も持たないため知人への連絡も固定電話やパソコンのメールを利用……。おかげで念願の一戸建て住宅の購入はかなったものの、次第に夫との間には隙間風が吹くようになっていた。 「『私だっていろいろ我慢しているんだから』と、夫の小遣いは1万円に。夫は『そんなに節約しなくても』と、不満顔でしたが、彼だけではなく、私もストレスがたまっていたのかもしれません。彼のお金の使い方を見ていると、なんだかイライラして、文句ばかり言うようになったのです。ついには夫に暴力をふるうようになって、さすがに自分でもおかしいと思い、心療内科にかかることにしました。すると、医師から『強迫性障害の一種』と、診断されたのです」 前出の岡野さんは、「“家族のために”と始めたはずの節約が、いつのまにか節約自体が目的となり、自分や家族を不幸にすることもあるのです」と話す。実際に“強迫性障害”と診断された村上さんは、離婚裁判の結果、慰謝料まで払うことになったという。 精神科医の高木希奈さんは、“節約強迫症”について次のように語る。 「強迫性障害になると、常に不安や恐怖にとらわれ、それを打ち消すために、無意味な行動を繰り返してしまい、日常生活にも支障をきたします。たとえば、最初はふつうに節約していただけなのに、次第にお金を使うことに不安を感じるようになります。さらにストレスがたまっていくなかで、家族など周囲にも節約を強要するようになっていくのです。頭では“ときどきなら無駄に使ってもいいのでは”と考えていても、不安がよぎり、節約をやめられないようになるわけです。真面目できちょうめん、完璧主義という人が強迫性障害になりやすいですね。人間関係が限られているせいもあるのか、特に20〜50代の主婦の方の患者さんも多いです」
2017年09月06日”節約”ダイエット。「もやし」でかさましダイエット。お金がない時のかさましもやしダイエットです。低カロリーで低価格の「もやし」をうまく使って、節約しながらダイエットをしましょう。「もやし」で、”かさまし”&”節約”ダイエット!ダイエットをしたいけれど、お金がない。欲しいものがあるからお金を貯めたい!!でも、美容やファッションにかかるお金は減らしたくない・・・。と、なると、やっぱり削るべくは食費ではないでしょうか?でも、食費を削って、栄養不足、お肌ボロボロなんてことは、いやですよね? そこで、野菜の中でもコスパ抜群の「もやし」に活躍してもらいましょう!!「もやし」はひと袋数十円で売られているにも関わらず、いろんな料理に使えて、栄養価もなかなかな、コスパ野菜の優等生。しかも低カロリーときています。「もやし」をうまく使って、安くておいしいダイエット生活始めましょう。「もやし」はとにかく”安い”!もやし最大の魅力は、とにかく安いこと!!安い時にはひと袋20円くらいで売られていることもあり、他の野菜とは一線を画す、コストパフォーマンス。お金のない学生時代に、「もやし」に助けられた方は多いのでは?そして、安いからと言って、その実力は侮れません。もやしはしゃきしゃきの食感も、加熱してしんなりした食感も、どっちも美味しくいただける、いろんな料理に使える、とっても出来るやつなのです。「もやし」は”低カロリー”!もやしはひと袋当たり、約35キロカロリーと、非常に低カロリーな食べ物です。ひと袋全部食べてしまっても、全然問題ありません。もちろん生で、もやしをモリモリ食べるのは、きついので、おいしく調理してあげましょう。うまく調理して、もやしの低カロリー差を活かせるといいですね♪「もやし」に含まれる栄養素もやしには、食物繊維、ビタミンC、ビタミンB群など様々な栄養素が含まれています。白くて細くて、あんまり栄養がなさそうに見えますが、実はたんぱく質も、他の野菜と比べると多く含まれています。もやしだけを食べていればOKということはないですが、ダイエットにおけるかさまし食材としては、十分すぎる栄養素です。緑豆もやしスーパーでよく見る、一番一般的なもやしです。その名のとおり、緑豆から発芽したもやしで、白くてシャキシャキしてした食感がおいしく、人気のもやしです。食物繊維をたっぷりと含んでいて、低カロリー。ダイエットのためにはどんどん食べて、かさまし食材としても使い倒したい、「もやし」です。豆もやし大豆から発芽した「もやし」で豆付きです。もやしのシャキシャキ感だけでなく、豆の食感も楽しめます。もやしの根っこ部分にコロンとした豆がついているのが特徴で、豆がついていることにより、栄養分が増しています。まずは、タンパク質が、「緑豆もやし」よりも多く含まれています。さらに、女性にとって嬉しい成分である、大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすることがわかっており、女性の若々しさや美しさを保つ、手助けをしてくれると言われています。ダイエット中は栄養不足になりやすいです。肌つやが落ちてしまうこともありますので、「豆もやし」で栄養を補給できるのであれば、こんなに嬉しいことはないですね。「もやし」で”かさましダイエット”!もやしでダイエット言えば、かさましダイエットです。もやしは低カロリーで安い食材なので、他の食材と混ぜて、食事のボリュームを増すために使うのにぴったりです。「もやし」で”かさまし餃子”もやしはひき肉と混ぜてかさましに使うのに向いています。もやしを細かく刻んで、餃子の具に混ぜましょう。餃子のタネに混ぜるときは、手でよく揉みこむと、混ざりやすいです。もやしを入れた分、ひき肉量が減って、餃子が低価格に、野菜豊富に仕上がります。「もやし」で”かさましハンバーグ”ハンバーグのかさましに入れても美味しいです。ゆでるか痛めたもやしを細かく刻んで、ハンバーグのタネに混ぜて、あとは普通に焼くだけ。ハンバーグのカロリーが下がって、コストも下がる、節約ダイエット料理です。「もやし」の”ナムル”もやしの定番料理、ナムルは、常備菜にぴったり。さっとゆでたもやしに塩・ごま油・鶏がら・トウガラシで味付けをして、味がなじむまでおいておけば出来上がりです。いつでも食べたい時にさっと出せる、簡単常備菜。節約にも強い味方になってくれます。もやしを買うときの注意点もやしは安くても買いだめは控えましょう。もやしは、あしが早く、悪くなるのが早い野菜です。買ってきたらなるべくその日のうちに、使い切るようにしましょう。また、もやしは自分で栽培することもできます。大豆や緑豆を買ってきて、脱脂綿の上にのせ、水に浸して、暗いところに置きます。いつの間にか、もやしがにょきにょきと発芽してくるはずです。ちょっと面白いので、興味があれば、ぜひやってみてくださいね。もやしでお金をかけずにダイエット!!お金がない時のダイエット、「もやしダイエット」。低カロリーで低価格なもやしを、うまくたくさん使って、健康的にダイエットしましょう!!
2017年08月21日節約のために生活費を削ろうと奮闘する人は少なくありません。食費も節約したいもののひとつですが、健康に関わることだけになかなか難しいこともあるでしょう。特に、食べ盛りのお子さんがいる家庭では、お肉ばかりを食卓に並べるのは大変ということもありますよね。 そんなときに活用したいのが、かさ増し食材。お財布に優しいことはもちろん、ヘルシーな食材が多いため、健康のためにもメリットが多いと言えるのです。今回は、家族のお腹を満たし、栄養面でも魅力的なかさ増し食材を使ったアイデアレシピをご紹介します。●(1)厚揚げでボリュームアップ出典:さんは、かさ増しの定番食材である厚揚げを使っておかずをボリュームアップ。豚肉とアスパラの甘辛炒めに厚揚げをプラスすることで、食べ盛りの息子さんも大満足の料理になったとのこと。厚揚げは豆腐と比べるとやや金額が上がりますが、栄養価が高く食べ応えもあり 、水切りなどの手間が不要なのもうれしいですよね。この他、おからや高野豆腐など大豆製品はかさ増しによく使われる優秀な食材で、栄養の面でもおすすめです。●(2)えのきで旨味もアップ出典:こちらは、@asa21kanさんお手製の和風麻婆茄子。えのきが加えられていますが、きのこはダシの旨味がよく出る食材とも言われています。えのきを加えることでかさ増しになることはもちろん、旨味がプラス され味にも一切の妥協がありません。なお、きのこは冷凍することで旨味がアップすると言われているため、あらかじめ小分けにして冷凍しておくのもいいですね。ちなみに甜麺醤ではなく八丁味噌を使うことで和風の味付けになっているとのこと。ご飯に合うこと間違いナシのおすすめレシピです。●(3)肉巻き大根ステーキ出典:さんお手製のかさ増しレシピは、肉巻き大根ステーキです。煮込んだ大根に豚の薄切り肉を巻いた一品で、中の大根は煮物として作っていたものを代用して入れたとのこと。見るからに柔らかく、ジューシーな味が想像できますね。同じ豚肉であっても、塊肉と薄切り肉では薄切り肉の方がリーズナブルに買うことができるため、「巻く」「重ねる」といった調理法は節約にぴったり 。甘辛い味付けにすることで、ご飯もきっとすすむことでしょう。----------いかがでしたか?今回紹介した食材以外にも、「もやし」「こんにゃく」「ちくわ」などかさ増しに使われるものは数多くあります。いろいろな組み合わせで調理することで、食べ飽きるということもなくなるはずです。節約やダイエットなど、それぞれの目的のためにうまく活用してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部
2017年07月19日子育てが終わり、悠々自適な老後を楽しむはずが、待っていたのは子や孫に“パラサイト(寄生)”される日々。いまや社会問題化しているという、親子共倒れの実態とは−−。 今年6月に発表された内閣府の調査によれば、60歳を過ぎても18歳以上の子や孫の生活費を一定以上負担している人が2割もいたという。この結果についてファイナンシャルプランナーで「働けない子どものお金を考える会」代表の畠中雅子さんは、次のように語る。 「子や孫の生活費の不足分を補っている親は、2割どころか、もっと大勢いると思います。本当に困窮している親御さんは調査には答えないケースも多いですからね」(畠中さん) パラサイト破産が増加している背景には、正社員になれなかったり、ブラック企業に就職してしまい長く働けなかったりなど、低収入ゆえに「親に頼らざるをえない若者・中年世代」が増えていることもあるようだ。 総務省が毎年9月に公表している、親と同居する35〜44歳の未婚男女の数は約300万人で、年々増加している。45歳以上の男女も含めると、さらに数百万人が加算されることになる……。ひきこもりの子を抱える高齢者も大変だが、パラサイトされ、子や孫を丸ごとフォローしなくてはならないケースもかなり悲惨だ。 【ケース1】失業中の長男が、家族でハワイ旅行に…… 埼玉県在住の佐藤昌代さん(74・仮名、以下同)も、そんな悩みを抱える一人。佐藤さんの長男は1年前に失業し、不憫に思った佐藤さん夫婦が、「苦境を乗り越えてほしい」と、仕送りを始めたという。だが、そんな親心があだになってしまった。 長男の再就職先はなかなか決まらず、「真剣に就職活動をしているのか?」と、昌代さんが疑いはじめたのは、先日その長男から、ハワイ旅行のお土産が届いたとき。 「失業中なのに家族で海外旅行をしていたことに驚きました。『いまだけ』と信じ、私たちは生活費として月額20万〜30万円を振り込んでいたのですが……」 佐藤さん夫婦は、借りたお金で仕送り分をやりくりしていたのだ。 「私たちは自営業です。主人は利益が出るとすぐ返済に回し、借り入れ枠ができると、また限度額まで借りることを繰り返しています。商売が少しでも回らなくなれば、もう終わりです」 自分たちも若くないのに、お気楽な長男一家のために借金は膨らむばかり……。悩む佐藤さんに夫は、ポツリともらしたという。 「俺がそのうちぽっくり死んだら、死亡保険で借金もなんとかなるだろう」 佐藤さんはこの言葉を暗澹とした思いで聞いたという。 【ケース2】食費を月2万円にして、孫の学費づくり 近畿地方に住む藤崎美和子さん(83)は、夫を20年前に亡くしている。そんな彼女に実質パラサイトしているのは、娘ではなく、2人の孫たちだった。 「長女はあまり勉強家ではなかったのに、なぜかその孫2人は勉強ができたんです。23歳になる女の子のほうは弁護士、21歳になる男の子のほうは公認会計士を目指しています」 ここまで聞くとただの孫自慢に聞こえなくもない。だが、藤崎さんは「実は、幼いころからずっと孫たちの教育費の援助を続けてきて……」と、大きな嘆息をもらす。塾や習い事、家庭教師や予備校の費用を数百万円単位で投じ、総額2,000万円以上になるという。 「そしていまは、弁護士や公認会計士になるための専門学校の費用を負担しています。私の食費は月に2万円程度に切り詰め、光熱費も限界まで抑えています。かなり厳しいですが、『孫たちのためなら仕方がない』という気持ちもあるんです」 悩みつつも出口を見つけられないでいる高齢者たち……。はたして彼らをパラサイト破産から救う手立てはあるのだろうか?前出の畠中さんは、共倒れを防ぐために必要なのは、“適切な距離を保つ勇気”だという。 「これ以上経済的な援助ができないのならば、それをお子さんやお孫さんに率直に伝えるべきです。私の経験では、『もう親(祖父母)には頼れない』と、はっきりと認識すれば、それまで働いていなかった妻が働きに出たり、家賃の安い部屋に引っ越したりするなど、それなりに生活を改めるケースも多々ありました。それを『家族の関係を壊したくないから』と、ズルズルと援助を続けていると、最悪の結果となってしまいます」(畠中さん)
2017年07月14日やわらかなトーンの手描きイラストとともに、食や日々のできごとをノートにつづっているぽんたさん。なかでも1週間分の献立を記した「献立ノート」は、食費や食材、家事時間の節約が叶うノート術として注目を浴びています。実際に「献立ノート」を習慣化しているぽんたさん宅では、さまざまないいことが起こっているようです。ぽんたさんのブログ「ぽんたのーと」から、その一部をご紹介します。食費も献立もまるわかり! ぽんたさんの「献立ノート」ぽんたさんが、家計管理のひとつとして実践している「献立ノート」。ここには1週間分の献立と買い出しが必要な食材リスト、ストックしてある食材が、見開き1ページにまとめられています。家にある食材をチェックしながら献立を考え、そのうえで買い出しリストをつくるのがぽんたさん流。買うものが決まっているのでムダな出費がおさえられ、食費の節約につながっているそうです。「週イチのまとめ買い」はメリットがいっぱい!基本は、買い出しリストに書き出したものは週末にまとめ買いをしているというぽんたさん。ある週末のぽんたさん宅の冷蔵庫を拝見すると…。「先週は週末には冷蔵庫の中身がすっからかんになりました♪週末までに食材を綺麗に使い切ることができると、すごく気持ちがいいです」ごらんのとおり、空っぽに!献立に必要なものだけ買うようにすれば、食材の管理もスマート。賞味期限切れの食材が発掘されることだって防げます。また、週末にまとめ買いをすれば平日に食材を買い出しせずにすむので、自然とムダ遣いが減らせそうですし、保育園へのお迎えからの買い物、そして夕飯の準備…と、働くママにとってバタバタな平日の夕方も、買い物の時間がなくなればちょっぴり余裕が持てそうです。さらにこんなメリットも。「冷蔵庫に食材がなくなると、冷蔵庫内の掃除がしやすいです。空っぽになるたびに冷蔵庫内の拭き掃除をするのですが、綺麗な冷蔵庫を見ているとまた来週も頑張ろうと思えます!」冷蔵庫内は清潔を保っておきたい箇所のひとつ。モノが少なければお掃除だって楽ちんですね。思った以上にかさんでいる?「お菓子代」も見える化で家計をスリムに!ぽんたさんの献立ノートには、献立に使う食材費とは別に「お菓子代」がつけられているページも。「まとめ買い食費4440円。お菓子等1420円。お菓子代はスナック菓子やチョコレートなど子供とパパが食べたいものを選んだものですが、食費と並べてもこれがけっこう大きいです。」お菓子は「食費」としてカウントしがちですが、項目をわけてみると、意外と費用がかさんでいるのがわかるかもしれません。ノートや手帳に書き出すなどで見える化してみるのも、節約意識向上への一歩ですね。ぽんたさんは、ムダ遣いを減らすためにこんな工夫をされています。「毎週たくさん買うわけはないですが、家族で買い物に行くと余計なものがかごに入る確率が高いので、余裕があるときは気分転換も兼ねて夜に一人で買い出しに行くこともあります。」子どもとスーパーに行くたび「お菓子買って!」「じゃあ1個だけね」のやりとりがお決まりになっているご家庭、多いのでは?買い物はひとり、とルールを決めるだけで、家計がひきしまる可能性はありそうです。食費や食材の管理ができて節約につながるのはもちろん、週末のまとめ買いで平日の負担も軽くなる献立ノートは、じつは働くママにぴったりかもしれません。できるところから、トライしてみてはいかがでしょう。次回もお楽しみに!<ぽんたさんのプロフィール>献立や食べたものをイラストで記録しているAmeba公式トップブロガー。楽しく節約するために始めた1週間の献立のイラストがかわいいと評判になり、『ぽんたの献立ノート』(KADOKAWA)を出版。1男1女の母。ぽんたのーと 【連載】ぽんたの献立ノート~Ameba公式トップブロガー連載 ~
2017年06月23日「食費」は節約しやすい生活費のひとつですが、無理のある方法では長続きしません。家族がいる場合は、みんなの健康を維持するためにも適切で効果的な節約法を身につける必要があります。今回はアンケート結果をもとに、主婦が実践している節約方法、気になる成果や食費の目安についてまとめました。生活費を節約するなら「食費」から、と考える方は多いのではないでしょうか。食費は日常的に支払う費用ですが、各自の意思決定によっても大きく変動する側面を持ちます。実際に、ある程度までは心がけ次第でも節約が可能です。節約しやすいポイントであるとはいえ、食事は生活の質にも関わるもの。適切な食費の節約法を知るべく、家族の健康と家計を預かる主婦のみなさんが日頃どんなことを意識しているのか、20~50代の既婚女性を対象にアンケートを実施しました。■目次1.「食費」は節約のメインターゲット2.食費はいくら?家族の人数に応じて目標を設定しよう3.節約上手はお買い物から!主婦が実践する食費の節約術4.やっぱり「もやし」?節約に欠かせない食材5.主婦が誓った食費節約の「掟」を守るべし!まとめ1.「食費」は節約のメインターゲット生活費の中でも、大きな割合を占める「食費」。食事は価値観やライフスタイルと密接に関わっており、食費の扱いは家庭ごとに異なります。最低限で済ませたい人もいれば、食費を土台にして家計を考える人もいるほど。何も意識しなければ食費は増えていく一方です。しかし別の見方をすれば、メリハリをつけて管理することで家計改善にも大いに役立つということでもあります。■「食費は削ろうと思えば削れるし、お金をかけようと思えばかけることができるから」(30代・主婦)このように身近な節約ポイントと捉える人も多い「食費」ですが、まずはどれくらいの主婦が食費の節約を意識しているのかアンケートで調査しました。結果は一目瞭然。50人中48人が、日頃から食費を節約するように心がけています。■「あまりカツカツではありませんが、無駄遣いをしないように常に心掛けている」(50代・主婦)節約に対する意識は人それぞれ。緩みがちな気持ちを引き締める程度という人もいます。全体の傾向としては、食の満足感と節制の両立を求める主婦がほとんどでした。■「子どもを産んでから生活費が上がってしまった。家計簿をつけ確認したところ、エンゲル係数が高くなってしまっていることに気づいたので」(30代・専業主婦)■「もちろん、しています。中学生になった次男もよく食べるようになったし、5人家族のお腹を満たすだけの食費は、節約の意識をしないと際限無いです」(50代・主婦)子どもがいる家庭なら、食事は成長に関わる重要なもの。食費を切り詰めようにも難しさがつきまといます。しかし他の養育費も必要となりますので、子どもたちのお腹を満たしながら家計を維持しようと奮闘する主婦は少なくないのです。■「生活が厳しいから!でも、なんでもかんでも節約するわけではなくて、国産のものを食べる、旬のものを食べる、果物を食べるなどは考えています」(40代・会社員)■「ずっと節約をしている。今、主婦をしているので、少しでも節約して家を買うための資金にしたい」(30代・パート)■「貯金をしたいので、手っ取り早く食費の節約をしているつもりだが、なかなか貯金出来ない」(40代・主婦)中には必要に迫られて食費削減に取り組んでいる人もいます。一方では、別な用途や貯金に充てるなど、節約に対して明確な目的意識を持っている人も多数いました。2.食費はいくら?家族の人数に応じて目標を設定しようほとんどの人が節約したいと考えている「食費」ですが、各家庭で実際に成果が出ているのかが気になるところ。節約した場合、1カ月の食費がどれくらいになったか聞きました。【ふたり家族】■「夫婦ふたりで2万円です。お弁当代も込みなので結構がんばったと思います」(30代・主婦)■「食材の数を減らしたり、肉の量を減らしたり、惣菜やお菓子を減らしたりと工夫してふたりで2万以下を達成したことがあります。ただ、慢性的に空腹感が出るなど、やり過ぎたと感じて現在は節約前の状態にほぼ戻っています」(30代・主婦)■「夫婦ふたり暮らしで節約しても5万円ちょっとかかる。これ以上節約すると夫から文句が出る」(50代・主婦)夫婦ふたりで暮らしている場合、食費は節約して「2万円以内」となる家庭が多いことがわかりました。しかし、ライフスタイルによっては5万円台になることも。【3~4人家族】■「家族3人で2万円以下に抑えたことがあります。無駄買いをしなければ出来ます」(30代・主婦)■「家族3人の食費になります。1週間の予算を7千円に決めて、買い物をして1カ月3万円くらいに節約することが出来ました」(50代・主婦)■「我が家は3人家族ですが、食費がとても高いです。自分なりに節約を試みてはいますが、なかなか減らせません。5万円以下になると奇跡で、とても嬉しいです。国産のものや体に良い食材を選ぶのも高くなる理由だと思っています」(40代・主婦)■「家族4人で2万円強になりました。親戚からもらえるものはもらい、外食を控えた結果です」(40代・パート)■「家族4人で37,000円くらいでした。なかなか安くできないのでもう少しがんばりたいです」(30代・パート)■「旦那・高校生息子・高校生娘の4人家族で、弁当が増えたので、5万円を切るのが難しくなってしまいました」(40代・主婦)3~4人家族の多くは、夫婦とその子ども。3人家族では2~4万円台、4人家族では3~5万円台となっています。年齢によって成長期や弁当を作る都合などもあり、子どものいる家庭では食費も大きく変動します。【5人家族】■「成長期の息子が3人います。節約して4万円以下だと、かなり上手にやりくりしていることになります」(40代・主婦)■「5人家族で子どもたちは、まだまだ食べ盛り。主人もよく食べるほうだし、お酒も飲むので節約したとしても残念ながら5万以上にはなります」(50代・主婦)子どもが3人いる家庭で、食費を4万円以内に収めるのは至難。節約を意識していても5万円程度になるのは仕方がありません。一般的に「人数×1万」円台というのが食費の目安といわれています。つまり3人家族なら3万円台、ということ。実際のアンケート結果を見ると、確かにその範囲で食費をやりくりしている家庭が多いことがわかりました。しかし、夫婦ふたりではその目安を下回ることもあり、子どもがいる家庭では、年頃によって目安をオーバーすることも十分にありえます。家庭ごとの価値観や食の重要性も考えたうえで、無理のない目標を設定して継続していくことがポイントとなります。3.節約上手はお買い物から!主婦が実践する食費の節約術それでは、主婦のみなさんが実践している節約法について見ていきます。※総回答数に対する割合【安い食材を買う】ひとり暮らしならまだしも、家族でたびたび外食をしていては、食費がとんでもないことになります。やはり自宅で料理することが食費削減の基本となりますが、まずは安い食材を入手することがポイントのようです。■「1カ月の食費を決めているので、それを越えないように安い食材を買うようにしています」(20代・主婦)■「市内で1番安いスーパーで買い物するようにして食費を節約してます」(30代・主婦)■「〇〇市みたいな安い日にまとめ買いします。あとは食材によって、値段がこれ以上高い時は買わない、とか決めています」(20代・主婦)■「まとめて買ったら、切るなどの処理をして冷凍しておく。傷みもないし調理時間も節約出来る」(40代・主婦)安いスーパーを利用したり、セールの時にまとめ買いをしたりと、買い物は賢く済ませると効果的です。まとめ買いをしたら、使いやすいように小分けに。場合によっては冷凍で保存するというのもポイントです。【献立で計画的に】あらかじめ数日分の献立を作っておくことで、無駄な買い物や、料理の作りすぎを防止できます。■「安い時にまとめて買って、その後は最低限のものだけ購入する。残さないくらいの量を作る事も大切」(40代・主婦)■「3日~1週間くらいのメニューを先に決めて、まとめて買い物に行く。買い物の回数を少なくすると余分なものも買わずに済む」(40代・主婦)■「その日の安い食材を使った常備菜を作ってストック。何度か繰り返すと、バリエーションの多い食事が食べられるくらい、ストックが出来ます」(50代・主婦)食材を買う時から、どう使うかというイメージを持つことが大切です。数日先を見越していれば作りすぎることもありません。計画的に常備菜を作り置きすることで、節約しながらメニューを一品増やすことも出来ます。【安い食材でボリュームアップ】■「成長期の息子が3人いるので、食費がとんでもないです。食べる量もすごいので、かさ増しをするよう努力し、なるべく安い時にまとめ買いをします」(50代・主婦)■「かさ増しは成長期の子どもを育てる時には必須(特に息子)。かさ増しの意味もあるが、食材によっては脂肪分や糖分の摂り過ぎ予防にもなるので便利」(40代・主婦)食べ盛りの子どもがいる家庭では特に、食事のボリュームも考慮したいところ。「かさ増し」というと聞こえが悪くなってしまいますが、この場合の「かさ増し」は、安全・美味しさに気を遣いつつ、物足りなさを感じさせないための工夫となります。4.やっぱり「もやし」?節約に欠かせない食材「かさ増し」も食費の節約に有効であるからには、そういった食材も積極的に料理に取り入れていきたいものです。■「もやしはかさましに使ったり、ナムルなどの副菜に使ったり出来る。一袋30円程度で購入できるので、量をたくさん用意できるから」(30代・主婦)■「もやしは、すぐ食べないといけないので、保存が利きません。キャベツは、和洋中どれでも使うことが出来ます。またサラダにも出来ます。万能野菜だと思っています」(50代・主婦)節約に欠かせない食材といえば「もやし」。料理のバリエーションも豊かで、炒め物などのボリュームアップにも貢献します。そして何より、安さが売りです。もやしに勝るとも劣らない「キャベツ」も取り入れたい食材のひとつです。千切りキャベツや炒め物、ロールキャベツなど、食卓に並ぶ機会が多い野菜で節約できているとなれば嬉しいものです。■「タマネギ、ジャガイモが家にあれば、なんとか食事作りができる。小麦粉も大量に買っておけば、おやつもなんでも作れて安くつく」(40代・個人事業主)安い食材を使うだけが節約ではありません。「玉ねぎ」や「じゃがいも」は使いやすくて日持ちする食材なので、多くの家庭で常備されています。「小麦粉」を常備しておき、安くて安心な手作りピザをおやつに作るという人もいました。保存が利く食料を準備しておくことで、新たに買い物をすることなく料理が出来ます。■「鶏肉が役に立ちます。子どもがいるのでお肉は欠かせません。牛肉は高いので鶏肉か豚肉でなんとか過ごしてます」(30代・個人事業主)■「豚小間肉は、安い時にまとめ買いして1回分ごとに分けて冷凍しておくととても便利」(30代・主婦)肉に関しては、比較的安い「鶏肉」を頻繁に使うという声がありました。節約と健康管理をかねて、ヘルシーな胸肉・ささみなどを使うのもありです。「豚肉」は特売のタイミングでまとめ買い・冷凍保存をしている主婦が多いようです。5.主婦が誓った食費節約の「掟」を守るべし!回答からもうかがえる通り、主婦のみなさんは家族の体を気遣いながら食費の節約に励んでいます。最後に、主婦たちが食費節約のために定めている、自分なりのルールを聞いてみました。※総回答数に対する割合【食材を大切に】■「よく買いすぎて腐らせることがあったので、とてももったいないと反省しました。最近は買いすぎないようにして、冷蔵庫の中を把握してうまく使い回すようにしています」(40代・主婦)■「食材を余らせてしまうのはもったいないので、使い切るまで何かにアレンジしています」(20代・会社員)食材を無駄なく使うことが、節約の第一歩。買い物の前に献立を考えるのも効果的ですが、冷蔵庫にあるもので料理を作り上げてしまうのも主婦のなせる業。食材を買う時から食べ切るまで、しっかり管理する必要があります。【最低限かつ効果的な買い物】■「週に1回しか買い物に行かないのが目標!行くと絶対に必要ないものを買ってしまうから」(30代・主婦)■「土日にまとめ買いをし、平日は本当に必要なものが生じた時以外はスーパーには行かない」(30代・主婦)■「安い日になるべくまとめて買うようにしています。必要ないものは手にしないように。ついつい買いすぎそうになりますが、買う前にかごの中をもう一度チェックして買うかどうか決めています」(40代・主婦)■「特売日にまとめて購入して、冷凍保存や作り置きを実践すること」(20代・主婦)買い物に行く回数が増えると、いらないものまで買ってしまう機会も多くなります。買い物は回数・内容ともに最低限にとどめ、数日分の食材をまとめて買うのがポイント。スーパーの特売情報は要チェックです。【誘惑や気の緩みに注意!】■「豪華な食事でなくても、品数は豊富に揃えるように心がけています。週末は疲れて惣菜に手を伸ばしていたところを、ストック食材を作り置きしておくことで防ぐようにしています」(30代・主婦)■「ついつい子どもと一緒にお菓子を毎日のように食べてしまうので、回数と量を減らして節約を心がけています」(30代・主婦)■「家族の健康のためにも日常の食生活の質は下げたくないので、お菓子やお酒などを控えるのが1番いいと思っている」(40代・個人事業主)忙しい毎日を送っていると、節約のことを忘れそうになる瞬間がやって来ます。嗜好品の誘惑も耐えがたいもの。時として手抜きも必要ですし、外食や贅沢をしてリフレッシュすることはモチベーション維持にもつながります。ただし、緩んだ気持ちを締めなおすことが出来なければ努力も水の泡になってしまうので、注意が必要です。まとめ現代社会において「食費」は必要不可欠なものですが、ライフスタイルによって家庭ごとの差が出やすい生活費のひとつでもあります。多くの主婦が家族の体と家計を考えながら、食費の節約を試みていました。具体的には、無駄が出ないようにメニューを考え、食材はお得にまとめ買いするのがポイント。食費は「人数×1万」円台を目安に、自分の家庭に合った方法で節約していくことが成功へつながります。食事は健康や子どもの成長にも影響しますので、まずは無理のない範囲から節約をスタートすることをおすすめします。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日お金を貯めたい!そう思っても、ひとりだと外食や交際費がかさんで、なかなか貯められないもの。そこで独身女性50人に節約方法についてアンケートを実施しました。お金を貯めるために何を節約しているのか、電気代やガス代を節約するために何をしているのか、今すぐに試せる方法を紹介します。お金を貯めるためにも、節約したいと思っている人は多いはず。といっても、一人暮らしだとなかなかお金が貯まらないものです。上手に節約できている人は、一体どのように節約しているのでしょうか。気になりますよね。そこで独身女性50人に、節約方法についてアンケートを実施。すると、さまざまな節約術が出てきました!ポイントは、無理をしないこと。あれもこれも節約しなきゃとがんばってしまうと、ストレスがたまり、かえって衝動買いをしてしまうことも。これならできるかもと思うものがひとつでもあればOKです。早速今日から取り入れてみてくださいね。■目次1.みんなは何を節約してる?2.電気代やガス代を節約するために3.効果テキメン!の節約方法4.節約の目的を忘れずに、メリハリをつけてお金を貯めるまとめ今回、アンケートにご協力いただいた女性は、正社員、パート・アルバイト、学生がそれぞれ約25%を占め、そのほかは個人事業主や公務員、派遣社員など。職業によってライフスタイルも変われば、お金を使うべき費目、節約したい費目も変わってくるかもしれません。すべてを真似しようと思ったら、大変。自分でもできそうな節約方法をひとつずつ真似することから始めてみましょう。1. みんなは何を節約してる?全体の3分の1以上を占め、最も多かったのは「嗜好品(服や趣味など)」でした。■「嗜好品はなくても生活に困らないし、頻繁にお金を使う部分ではない」(20代・アルバイト)■「通販で商品を購入したり、頻繁に遊びに行かないようにしている」(20代・正社員)■「同じ服を着まわすようにしている」(30代・正社員)「本当に必要なものだけを買うようにしたら節約できた」という声もあるように、お金を貯めるならば、欲しいものを我慢することも大事ですね。ネット通販だと気軽になんでも買えるし、お金を使っている実感がないので、つい無駄使いしがち。シンプルにその場所に近づかないようにしたり、そのサイトを見ないようにすることで無駄使いを防げて節約につながります。次いで、節約するなら「食費」と答えた人が28%。これも、工夫次第で節約できる費目といえるでしょう。■「食費を節約することでダイエットにもつながるから一石二鳥」(20代・アルバイト)■「一番削りやすいところ。他の部分は我慢が必要になるけど、食費なら工夫で乗り切れる」(20代・正社員)■「贅沢な食事をしないようにする」(20代・学生)特に多かったのが、「ダイエットにもなる」という女性ならではの前向きな声でした。お菓子をつい買ってしまわないようにしている人も少なくないようです。また、使いまわせない調味料などを買わない、高い食材を買わないなどの工夫も欠かせません。空腹のまま外出すると、出先で外食しやすくなるので危険です。ごはんを炊いてから外出したりレトルト食品を常備しておけば、外食の回数も減らせるかも?口寂しさを紛らわすための飴やチョコなどをバッグに忍ばせておくのも、おすすめですよ。食費より若干少なかったものの、「交際費(遊び)」(20%)も注目したいところ。友達と遊びに行ったり、飲み会に誘われることだって、きっとあるはず。■「交際費を削っても仕事にも健康にも影響ないし、言葉を選べばうまく断れる」(30代・アルバイト)■「お金がかからなくても、友人と楽しめる方法があると思う」(20代・会社員)■「日々コツコツ節約するのが苦手だけど、遊びにいくとき低予算でも楽しめる」(20代・個人事業主)いったん節約すると決めたら、飲み会に誘われてもきちんと断ったり、休日の過ごし方を考えるなど、意志を強く持てる女性が多い気がします。友達を家に呼び、ひと品ずつ持ち寄るパーティーをすれば、友達とのコミュニケーションも節約もできて、これも一石二鳥ですね。そのほか、少数ではありますが、「水道光熱費や通信費を節約する」という回答もありました。■「水道光熱費は、小さな積み重ねで結果が表われる」(30代・アルバイト)■「お風呂の残り湯は必ず洗濯に使います」(20代・アルバイト)■「一番節約しやすい項目なので、電気をまめに消すようにしたい」(20代・学生)日常生活でちょっと意識するだけで節約できるのが、この水道光熱費や通信費、電気代といえます。劇的に減らすことはできなくても、節約の成果は確実に数字となって表われるから喜びも実感できます。コツコツと節約したい方はぜひトライしてみるとよいでしょう。2. 電気代やガス代を節約するためにでは、電気代やガス代は、どんなふうに節約しているのでしょうか?毎月支払うものだけに、できるだけ抑えたいところ。50人の女性の皆さんが、日頃から取り組んでいる節約の工夫についてご紹介します。【電気代】■「電気はこまめに消す。廊下の電気は通るときだけつける。こたつではなく湯たんぽを使う。自分の体が温まるようにエクササイズする」(30代・アルバイト)■「早寝早起きをして電気代を節約、省エネの電化製品を使う」(30代・会社員)■「不必要なものはコンセントを抜く」(20代・学生)■「テレビ・電気のつけっぱなしをしない」(30代・正社員)■「寒いときは厚着する。または運動する」(20代・会社員)気が緩むと、ついつい高くなってしまう電気代。でもここで紹介したみなさんの節約テクは、すぐに実践できそうなものばかりですね。ほかにも、「主電源を切るようにする」「基本料金を最小限の設定にする」という声もありました。電気代の節約は、「こまめに」がポイントのようです。【ガス代】一方ガス代の節約は、いかがでしょうか?ガス代といえば、やはりお風呂ですね。■「お風呂で、保温シートを使う」(20代・学生)■「お風呂の追い焚きをむやみにしない」(30代・正社員)■「お風呂を毎日焚かない」(20代・会社員)お風呂は毎日入るものだからこそ、節約できるところは節約したいもの。けれどお風呂では疲れた体をほぐしながら、できる限りゆったりしたいですよね。電気代の節約を精一杯がんばって、ガス代は可能な範囲で節約する、というのが日々の生活をストレスなく過ごすことができるバランスではないでしょうか。3. 効果テキメン!の節約方法節約は毎日の積み重ねはもちろんですが、効果が目に見えて表われることが大事です。効果が出ると、やる気だってアップするはず。そこで女性50人に、今までで一番節約できた方法を聞いてみました。【嗜好品】物欲がとまらなくなると、つい無駄使いしてしまうのが嗜好品。といっても、自分の大好きなものを完全に絶つとストレスがたまり、節約生活は長続きしない……というのが現実です。そんなときは、買い方や頻度を変えてみるのもひとつの方法です。■「ゲームを新品で購入せず、中古で購入することで大きな節約になった」(30代・会社員)■「趣味が読書なので、読みたい本はまず図書館で探す。なければ中古本を探して安く買う」(20代・アルバイト)■「煙草代をなくすために禁煙した。1カ月15,000円くらいかけていたのでだいぶ節約になった」(30代・アルバイト)「買う」のでなく「借りる」。「新品」より「中古」。ちょっと工夫するだけで、節約になります。【食費】最も多かった食費節約法は「お弁当作り」。■「外食を辞めてお昼にお弁当を作ったら、食費を大幅に節約できた」(30代・アルバイト)毎日、お弁当を作るのは大変!という方は、最初は週2日だけ弁当にするなど、無理をしないことも大事です。徐々に慣れてきたら、少しずつ増やしていくと負担に感じませんよ。また、前日の夜おかずを多めに作って、お弁当につめておけば、翌日の朝の支度が楽チンに。ほかにも、こんな声がありました。■「使えるお金を設定してその中でやりくりする」(20代・公務員)■「スーパーや業務スーパーでお肉や魚を安いときに買って冷凍保存」(30代・個人事業主)■「食費の内訳の見直し。栄養が少なくカロリーばかりあるもの(パンやお菓子)をやめただけでかなり節約できた」(20代・無職)■「コンビニはいっさい利用しないようにして自炊に切り替えたら、ひと月で2万円以上節約できた」(30代正社員)まとめ買いをすることで不要な買い物も減るため、そのぶん時間も増えるのです。またコンビニには、スイーツの新商品やら雑誌やら、魅力的なものであふれています。買うつもりのないものまで手が伸びてしまうので、“節約モード!”と決めたなら近寄らないのが一番です。【電気代やガス代】■「早寝して深夜電気の利用を抑えたら、かなりの節約になった」(20代・学生)■「家にいない。電気代もかからないし、外でお金さえ使わなければかなり節約できる」(20代・正社員)■「扇風機でエアコン代を浮かした。扇風機の強弱や、風の流れを考えて、効果的に涼めるよう風の向きを変える」(20代・学生)■「こまめに電気を消す。小さいことだけど地道に続けると成果がしっかり出た」(30代・アルバイト)みなさん、それぞれ生活スタイルを工夫して、電気代やガス代節約に励んでいるようです。電気やテレビのつけっぱなしをしがちな人は、要注意ですね。【そのほかの固定費】スマホやクルマ……。毎月必ずかかるお金は、節約できないと諦めていませんか?たとえば、こんな節約法だってあるのです。■「半年に一度のペースで購入し、負担になっていたコンタクトレンズ代。購入場所を眼科からネットショップに替えたら同じ商品なのに出費がほぼ半額に」(30代・アルバイト)■「普通自動車を軽自動車に乗り換えた。ガソリンもハイオクからレギュラーになってガソリン代が安くなったうえに燃費も良いので節約につながった。さらに車検も安く済むで、かなりの節約になった」(30代・正社員)■「通信費の見直し。不要なオプションをやめたり、定期契約に変更」(30代・アルバイト)■「スマホのデータプランを見直し、数百円のコンテンツ契約を解約した」(30代学生)■「携帯電話の料金を一番低いものに設定して、月の出費を抑える」(30代・学生)意外と多かったのが、スマホをはじめとした通信機器のプランを見直すこと。ワーク・ライフ・バランスが変わって通信機器の使い方が変わったのに、購入したときのプランのまま契約を更新し続けているという人が少なくありません。自分にとってすべてのサービスが必要だとは限らないので、不要なものが含まれていないかチェックすることをおすすめします。さまざまな節約方法をご紹介しましたが、それでも無駄使いしてしまう!という方は、こんな方法を実践してみてはいかがでしょう。■「欲しい物リストをメモしておく。それだけで趣味に使うお金が減る」(30代・無職)まずはメモして、本当に今欲しいものなのか、見直してみましょう。たとえば洋服だったら、同じようなものを持っていないかチェックしてみてください。案外、似たようなものばかり買っていることもあるはず。欲しい物リストをメモしたのはいいけど、外出すると、やっぱり欲しいものがたくさんあって困るという方は……■「お金とキャッシュカードを持ち歩かない。持っていると使ってしまうので、持たないことにしたら、ちょっとした出費(おかしなど)を我慢できるようになった」(30代・会社員)お金を持っているから、ついつい使ってしまうもの。できる限り節約するためにその日に必要な最低限のお金だけを持参しカードは家に置いて出かけたら、無駄遣いの心配もなくなるはずです。そして、気がつけばカフェに無駄に多く通っているという人も、多いのではないでしょうか?■「カフェで過ごす時間より自宅を快適な空間にすることを意識した」(20代・学生)カフェに行って1杯のコーヒーを飲めば、およそ約500円の出費になります。フードもプラスしたら、1000円近くになることも。カフェの代わりに自宅でくつろげば、大きな節約になります。コーヒーや紅茶などお気に入りのフレーバーを何種類か揃えておけば、おもてなしにも対応できるでしょう。4. 節約の目的を忘れずに、メリハリをつけてお金を貯める気をつけたいのは、節約自体が目的にならないこと。あなたの節約の目的は何ですか?欲しいものを買うため?引っ越し資金を貯めるため?将来のための貯金?目的は、なんでもいいです。がんばろう!という目的があるからこそ、メリハリをつけてお金を貯めることができるはず。節約だけに目がいってしまうと、大事な友達とのつき合いが減ったり、栄養バランスの悪い食事になってしまうこともあります。上手に節約するには、あれもこれも節約するのでなく、ここぞという部分ではお金を使うことも、大事なのです。まとめお金は、限りあるもの。意識して使うことで、いかに無駄使いが多いかがわかります。娯楽費や食費、交際費など節約したいものが決まったら、ここで紹介した方法を実践してみてください。節約上手になったら、ダイエットできたり、自分が本当に好きなものがわかったりと、いいこともいっぱい!一人暮らしは大変ですが、節約上手になってお金が貯まりますように。
2017年04月06日大人気の節約レシピのアイデアを一挙大公開しちゃいます!節約といっても味には妥協なしの美味しく簡単なレシピを集めてみました。これだけ種類があれば一週間くらいは節約レシピだけで献立が組めてしまうかもしれませんね!ぜひ参考にしてみて下さいね。栄養満点!海藻と切り干し大根のサラダまずはmikaさんによる家計に優しい海藻と切り干し大根を使ったサラダのレシピをご紹介します。食材【サラダ部分】・切り昆布…1パック・切り干し大根…1袋・貝割れ大根…1パック・カニかま…適量【ドレッシング部分】・お湯…40ml・鶏がらスープの素…小さじ1杯・砂糖…小さじ2杯・醤油…40ml・米酢…30ml・胡麻油…小さじ1杯作り方まず、サラダ部分を調理していきます。下準備として・切り干し大根は戻して軽く絞る・昆布は洗ってハサミ等で一口大の大きさに切る・カニかまをほぐしておく・貝割れ大根は根を取って半分の長さにカットするをしておきます。サラダの準備はこれだけでOKだそうです!次に、ドレッシングを作っていきます。カップ等にお湯、鶏ガラスープの素、砂糖、醤油、米酢、ごま油を入れて混ぜ合わせます。このとき、先にお湯にスープの素と砂糖を溶かしておき、それから他の調味料を加えるといいそうです。最後に先ほど作ったサラダを混ぜ合わせ、ドレッシングをかけたら完成です!このサラダは包丁を使わずに簡単に作れるうえ、調理にかかる時間はほぼ切り干し大根を戻す時間だけなので時短にも繋がるのです。▼mikaさんのアイデアはこちら▼包丁なんていりません!あっという間にできる海藻と切り干し大根のサラダの作り方とってもヘルシーな豆腐とツナのナゲット続いては、chihoさんによる、節約レシピの定番アイテムである豆腐とツナのナゲットのレシピをご紹介します!食材・木綿豆腐…1丁(350g)・ツナ缶…1缶・卵…1個・パン粉…大さじ2〜3杯・和風顆粒だし…小さじ1/2杯・醤油…適量・サラダ油…大さじ1〜2杯作り方まず、豆腐をキッチンペーパーに包み、電子レンジで1分間加熱した後しっかり水を切っておきます。ボウルに豆腐とツナ缶を投入します。ツナ缶もしっかりと汁気を切っておきましょう。材料を入れたら豆腐を崩すようにしっかりと混ぜ合わせます。ある程度ほぐし終わったらボウルに生卵を落とします。その後、卵をほぐしながら再びしっかり混ぜ合わせます。ボウルにパン粉、顆粒だし、醤油を加え、さらに混ぜ合わせていきます。混ぜ終わったら、ナゲットの大きさくらいに生地をまとめればタネの完成です。次に、タネを焼いていきます。フライパンを熱してサラダ油をひいておき、タネを投入して中火で焼いていきましょう。表面に焼き色がついてきたら裏返し、裏面も同じように焼いていきましょう。焼く時間は片面4〜5分ずつくらいがいいそうです。完成です!豆腐を使っているので節約できるだけでなく、ヘルシーなメニューとなっています。そのまま食べるもよし、冷凍保存でストックするのもよしと様々な場面で大活躍ですね!▼chihoさんのアイデアはこちら▼節約おかず!お豆腐とツナのナゲット♪生臭くない秋刀魚のさんが焼きレシピ!続いては、mikaさんによる安くておいしい秋刀魚を使ったさんが焼きのレシピをご紹介します。「さんが焼き」とは、房総の漁師料理の1つであり、なめろうを焼いたものなのだそうです。食材・秋刀魚…4尾・玉ねぎ…大1/4個・片栗粉…大さじ1/2杯・味噌…大さじ1杯・酒…大さじ1杯・大葉…4枚作り方まず、下準備として・秋刀魚を三枚おろしにし、腹骨を取る・大葉を縦半分にカットする・玉ねぎをみじん切りにするをしておきます。フードプロセッサーに秋刀魚、酒、味噌、片栗粉を入れてミンチにします。このとき、秋刀魚は小さくカットしてから入れるといいそうです。ちなみに、フードプロセッサーがない場合は包丁を使ってみじん切りにしてもいいそうです。みじん切りにしておいた玉ねぎをボウルに入れ、そこに秋刀魚のミンチを加えて混ぜ合わせます。ミンチをハンバーグのような形に丸めていきます。その上から片栗粉、大葉を乗せていきます。フライパンで焼いていきます。フライパンに油をひき、弱火〜中火くらいの火力で焼きます。焦げ目がちょっとつくくらいがちょうどいいそうです。大体半分くらいまで火が通ったらひっくり返し、裏面も同じように焼いたら完成です!魚料理と言えば、骨や生臭さがあると言った理由で苦手な方もいらっしゃいますがこの「さんが焼き」はあらかじめ骨を取り除いてあることに加え、玉ねぎの甘さが青臭さを和らげてくれるのでとても食べやすくなっているそうです。▼mikaさんのアイデアはこちら▼魚が苦手でもペロリと食べちゃう!秋刀魚のさんが焼きの作り方鶏胸肉1枚で2人分に!?鶏のチリソース炒め続いては、Rayさんによるこれまた節約メニューではお馴染みの鶏胸肉を使ったチリソース炒めのレシピをご紹介します。食材(2人分)・鶏胸肉…1枚・酒…小さじ1杯・醤油…小さじ2杯・片栗粉…大さじ3~4杯・人参…80g・玉ねぎ…200g・ジャガイモ…200g・長ネギ…50g・ごま油…大さじ3杯・水…150g・鶏ガラ…大さじ1杯・砂糖…小さじ2杯・酒…小さじ2杯・すりおろしにんにく…少々・すりおろし生姜…少々・ケチャップ…大さじ4杯・水溶き片栗粉…少々・酢…小さじ1杯作り方まず、下準備として・鶏胸肉を食べやすい大きさにカットし、酒、醤油を揉み込み、片栗粉をまぶす・にんじんを千切りにする・長ネギをみじん切りにする・玉ねぎを串切りにする・じゃがいもをスティック状に切って水に通し、600Wのレンジで5分間加熱して柔らかくする。をしておきます。次に、フライパンを熱してごま油をひき、鶏胸肉を焼いていきます。表面がこんがり焼けてきたら一度鶏肉を取り出します。鶏肉を取り出したら同じフライパンで今度はにんじん、玉ねぎを炒めます。柔らかくなってきたらじゃがいもも投入し、さっと炒めてから取り出します。野菜を取り出したら今度はフライパンに長ネギ、にんにく、生姜、ケチャップを投入して煮詰めます。さらに水、鶏ガラ、砂糖、酒を投入して煮詰めていきます。煮詰まってきたら先ほど炒めた野菜と鶏胸肉を再び加えて絡めていきます。最後に水で溶いた片栗粉でとろみをつけ、お酢を加えれば完成です!今回は節約メニューとして鶏胸肉を使いましたが、鶏胸肉の代わりにイカ、豚こま肉を使うのもオススメだそうです。▼Rayさんのアイデアはこちら▼鶏胸肉1枚で2人分の節約鶏のチリソース炒め♪今晩のおかずに!厚揚げの肉詰め甘辛焼きここでは、先ほどもご紹介したRayさんによる鶏胸肉を使った厚揚げの肉詰め甘辛焼きのレシピをご紹介します。食材(3〜4人分)・厚揚げ…4枚(150g×4)・鶏胸肉…200g・たけのこ水煮…100g・片栗粉…大さじ2杯・マヨネーズ…大さじ2杯・和風顆粒だし…小さじ2杯・酒…小さじ2杯・醤油…大さじ1杯・塩…少々・醤油…大さじ3杯・砂糖…小さじ2杯・すりおろし生姜…少々・薄力粉…大さじ3~4杯・ごま油…大さじ1杯作り方まず、厚揚げを半分にカットし、中身をくり抜きます。ここでくり抜きすぎると皮が破けやすくなるため、中身を少し残した状態にするといいそうです。また、くりぬいた中身も使います。さらに、・たけのこをみじん切りにする・鶏胸肉をフードプロセッサーor包丁でミンチにするをしておきます。次に、ボウルに先ほどくり抜いた厚揚げの中身、たけのこ、鶏胸肉、片栗粉、マヨネーズ、顆粒だし、酒、醤油、塩を加えて混ぜ合わせます。混ぜた具材を厚揚げの中に詰めていき、薄力粉をまぶします。フライパンで焼いていきます。フライパンを熱してごま油をひき、具を詰めた面を下にして厚揚げを中火で焼きます。続いて厚揚げの側面も焼き、最後に蓋をして弱火で7〜8分ほど焼いていきます。厚揚げが焼き上がったら醤油、砂糖、すりおろし生姜を混ぜて厚揚げに絡めれば完成です!こちらのメニューも厚揚げや鶏胸肉と言ったお財布に優しい食材で作ることができ、節約メニューのレパートリーにはもってこいですね!▼Rayさんのアイデアはこちら▼節約レシピ!厚揚げの肉詰め甘辛焼き♡ボリューム満点のチーズインハンバーグ!続いては、Rayさんによる豆腐を取り入れたチーズinハンバーグのレシピをご紹介します。食材(4人分)・合い挽き肉…150g・絹ごし豆腐…200g・玉ねぎ…200g・パン粉…1.5カップ・胡椒…少々・塩…小さじ1杯・粉末コンソメ…大さじ1/2杯・砂糖…小さじ1/2杯・マヨネーズ…大さじ1杯・クローブ…少々・ナツメグ…少々・スライスチーズ…4~5枚・サラダ油…大さじ2杯・ケチャップ…大さじ2杯・中濃ソース…大さじ2杯・マヨネーズ…小さじ1杯・焼肉のタレ…小さじ1杯作り方まず、下準備として・玉ねぎをみじん切りにする・スライスチーズを折りたたんで塊にする・ケチャップ、ソース、マヨネーズ、焼肉のたれを混ぜてソースを作るをしておきます。次に、合挽き肉を粘りが出てくるまでこね、豆腐、玉ねぎ、パン粉を加えてこねていきます。さらに、胡椒、塩、コンソメ、砂糖、マヨネーズ、クローブ、ナツメグを加え、さらにこねていきます。具材をこね終えたら4〜5等分に分け、真ん中に丸めたチーズを練り込むように丸めていきます。次に、フライパンを熱してサラダ油をひき、生地を乗せて強火で1分ほど焼きます。両面とも焼き終えたら弱火にし、蓋をして10分程度蒸し焼きにします。ハンバーグが焼き上がったら、作っておいたソースをかけて完成です!このように、豆腐とパン粉を使うことで肉の量を抑えながらもしっかり美味しいハンバーグを作ることができるのです!▼Rayさんのアイデアはこちら▼節約!ジューシーなチーズINハンバーグ♡ホタテ缶で節約!白菜とホタテのクリーム煮最後に、mikaさんによる帆立を使わずに作る白菜と帆立のクリーム煮のレシピをご紹介します!今回は、帆立の代わりに帆立の缶詰の汁とエリンギを使うことで味は落とさずに節約されています!食材・白菜…1/4玉・エリンギ…1パック・生姜のみじん切り…大1くらい・ホタテの缶詰の汁…1缶分(140g)・牛乳…100〜150ml・片栗粉…適量・鶏がらスープの素…小さじ1〜2杯・サラダ油…適量・塩…適量・水…100ml作り方白菜は食べやすい大きさにカットしておき、エリンギは輪切りにします。フライパンで、生姜のみじん切りを油で炒めます。香りが出てきたらカットした白菜を投入して軽く炒めます。エリンギ、スープの素、水を加え、蓋をして蒸し煮します。水分が出てきたら帆立の缶詰の汁、牛乳を加えます。塩で味を整えたら、とろみをつけるために片栗粉を入れていきます。この時、片栗粉を牛乳で溶いてから混ぜると味が水っぽくなるのを避けることができるそうです。とろみがついてきたら完成です!帆立をエリンギと帆立缶の汁で代用することで、近い食感で帆立のような味が楽しめるそうです!▼mikaさんのアイデアはこちら▼帆立を買わなくても大丈夫!白菜と帆立のクリーム煮、お財布に優しい作り方まとめ安価で入手できる食材などを使った節約レシピをご紹介してきました。食材は安いものを使用していても、調理方法次第で味は普通の料理と何ら変わらないような絶品メニューを作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね!節約レシピのアイデアをもっと見る
2017年03月31日ガス・電気より請求額が少ない場合もあり、「最低限は仕方ない」と節約を意識しにくい水道代。実は今よりも水道代を削減できると知れば、節約にチャレンジしたくなるのではないでしょうか?今回は水道代の節約について、20〜40代の女性にアンケートを実施しました。真似したくなるような節約術は必見です。ガス代や電気代と同じように「水道代も節約したい」と考えても、実際に何をすればどの程度の効果が見込めるのかが気になります。そもそも、皆さんは毎月の水道代はどれくらいが妥当だと思いますか?水を浪費しがちなポイントや、なかなか聞けない他の家庭の水道代事情について、今回のアンケート結果から明らかにしていきます。無駄遣いの心当たりや自宅でも使えそうな節約術がありましたら、ぜひ水道代の削減にチャレンジしてみてください!■目次1.みんなはどう考えている?水道代の「高い」と「安い」2.水道代の理想とリアル3.水道料金は地域によって異なる!上下水道料金の実態とは4.高い水道代の原因はやはりお風呂!トイレにも要注意5.定番にして効果的!お風呂の残り湯を再利用しよう6.水道代の節約に欠かせない便利グッズまとめ1.みんなはどう考えている?水道代の「高い」と「安い」2カ月分まとめて請求されることも少なくない水道代。ひと月あたりの水道代がいくらなのか明確ではなく、そうした理由で「我が家の水道代が高いのか低いのかわからない」という人も多そうです。アンケートではまず、「自宅の水道代を高いと感じたことはありますか?」という質問をしました。■「毎月2,500円程度なので特に高いと感じたことはありません」(30代・専業主婦)■「これが当たり前で今まで過ごしてきたので、高いと思ったことはありません」(40代・専業主婦)■「水道代よりも電気代が高いためか、水道代はあまり高いと感じていません」(40代・個人事業主)■「値段も電気代と比べ、多い金額でないため」(30代・専業主婦)50人中14人が、「高いと感じたことはない」と回答しました。その理由の多くは、「こんなものか」と納得しているという点にあるようです。半数以上となる残りの36人は「高いと感じたことがある」と回答しています。■「どうしても1カ月5,000円かかります。できれば3,000円に抑えたいです」(40代・個人事業主)■「毎日風呂に入っているので仕方ないと思うが毎月3,000円ほどが望ましいです」(30代・専業主婦)■「だいたい毎月高いなと思います。節約してもなかなか安くなりません」(30代パート)■「高いですが、これ以上なかなか節水ができないでいます。よく掃除をするし、手洗いもこまめにするほうなので、水をよく使っているのかもしれません」(40代・業主婦)■「2カ月に一度明細がポストに入ると、毎回「なんでこんなに高いの?」と思ってしまいます」(40代・業主婦)水道代を高いと感じている人の多くが、毎月の水道代は「3,000円」程度が理想的な金額と考えており、そこまでに収めようと試行錯誤しているようです。多くの人が水道代を削減したいと感じていることがわかりましたが、現状として、毎月の水道代はどれくらいなのでしょうか。毎月の水道代が“理想の”3,000円未満に収まっている家庭は、全体の10%ほど。「5,000〜6,999円」と回答した人が半数近い割合を占めました。理想と現実のギャップについて、みなさんはどう考えているのでしょう。■「お風呂とキッチン水回りで7割くらい占めていると思います。節約の限度があります」(40代・パート)■「大きいサイズの水槽を使っているので、このくらい金額がかかるんだと思います」(30代・パート)■「どうしても、毎月5,000円くらいはかかってしまいます。仕方ないのかもしれません」(40代・個人事業主)やはり水道代の節約に関しては、ある程度はやむを得ない、と考える人が多数見受けられます。以下のような回答も複数ありました。■「うちの地域はまだ下水道料金が取られない地域なのでそのぶん金額が安いです」(40代・専業主婦)■「2カ月でこの安さは、日本で3番目ということだった。ミネラルウォーターいらずの場所に住んでいるので、この安さは本当にありがたい」(30代・個人事業主)■「私の住んでいる地区は水道代が高いので、どんなに節水しても5,000円以上はかかります」(30代・専業主婦)■「水道代は毎月5,000円くらいです。以前は下水道の料金が含まれていなかったので2,000円くらいでした」(30代・専業主婦)■「北国に住んでいるので、寒い時期は特にですがシャワーを長く出しがちになってしまう」(40代・専業主婦)つまり、地域によって水道料金の設定が異なり、節約の効果にも影響するということ。下水道料金が請求されているか否かでも金額が異なってきます。ということは、地域によっては水道代が高いという現状にも妥協せざるを得ないのかもしれません。3.水道料金は地域によって異なる!上下水道料金の実態とは水道代は公共料金のひとつです。しかしながら、消費者庁によると公共料金は、a.国会や政府が決定するものb.政府が認可するものc.政府に届け出るものd.地方公共団体が決定するものに大きく分類され、一般的である公営の水道代はdに当てはまります(*1)。つまり、居住地域によって水道料金には差異が生まれている、ということです。ちなみに水道料金の最安値・最高値については、『最新のデータでは、全国で最も安い山梨県富士河口湖町は835円、北海道夕張市では6841円(平均的な家庭での使用量20m3/月換算)と約8倍もの料金格差が生じています。』というのが実情となっています。(*2)近頃、水道料金がさらに値上げされる地域もあり、その格差は広がっているという声もよく聞かれます。最近の一般的な住宅では、蛇口をひねって水を得る上水道と、お風呂やトイレなどから生活排水を流す下水道を使用しています。水源にある水を家庭で使える状態にするためには浄化作業が必要ですし、逆に人間が使用した水を自然へ戻したり、あるいは再利用したりするためにも、浄化は不可欠な工程です。上下水道を使用する住民は、この水の処理にかかる費用を水道代として支払っています。地域によって上下水道のどちらの料金が高いかは異なりますが、集合住宅の下水道料金に関しては、一般的に居住者全員で負担しているため、水道代として請求されていない場合があります。こうした居住環境の違いによって、毎月の水道代の金額に差が生じているともいえます。出典(*1):「1-1公共料金とは」(消費者庁)()出典・引用(*2):「知っていますか?水道料金が地域により最大8倍も違う理由」(SUUMOジャーナル)()※いずれも2017年3月22日に利用4.高い水道代の原因はやはりお風呂!トイレにも要注意上水道の料金と下水道の使用料が請求されていることがわかったところで、家庭内のどこで最も水を使用している場合が多いのか考えてみたいと思います。Q.水道代が最もかかっていると考えられる場所はどこだと思いますか?■シャワーとバスタブは大量の水を使用する!お風呂は一度に大量の水を使用し、そしてそのまま排水します。そのため、回答者の約7割が「お風呂」と回答しました。回答者の意見からは、お風呂が最も水を消費する場所である、ふたつの主な理由が見えてきます。■「中学生の息子と娘がシャワーを出しっぱなしにすることが多く、それが水道代を上げている原因だと思います」(40代・専業主婦)■「子どもや旦那がシャワーを出しっぱなしにするので、一番かかっていると思います」(30代・派遣社員)■「小学校1年生の子どもがひとりで入る時に、シャワーを全開にして、ジャージャージャージャー流しているから」(30代・専業主婦)■「家族も多く、子どもたちが水を無駄にしているお風呂の入り方をしている。体や頭を洗う時もシャワーを止めず、非協力的なのです」(40代・専業主婦)水は簡単に無駄遣いできてしまうので、水道代の節約は家族の協力を得られなければ難しくなります。特にお子さんはシャワーをなかなか止めてくれないようで、それによって料金が高くなっていると感じている主婦が多くいました。■「家族のために追焚きをしたり、お湯を足したりと一回では済まないから」(40代・専業主婦)■「お風呂が足を伸ばせるタイプで大型なので、とても水道代がかかっていると思います」(40代・個人事業主)■「バスタブが広めなので、お湯の量が結構多目に必要だからです」(30代・専業主婦)使うバスタブによっても、節約のしやすさが異なります。浴槽が大きいと、どうしても一度に使う水の量は増えてしまいます。また、お風呂のタイミングが家族バラバラであった場合、ぬるくなったお湯を温めるためにさらにお湯を使うことになったり追い炊きしたりと、電気代・ガス代にまで響く可能性もあります。■トイレが意外な落とし穴かもしれない■「トイレだと思う。トイレに流す水をお風呂の水で試しに1カ月流してみたら3,000円ほど安くなってビックリした」(40代・専業主婦)■「専業主婦で1日に何度もトイレに行くので一番はトイレだと思っています」(30代・専業主婦)トイレも水道代に大きく関わるスポットのようです。トイレで1日に流す水は、家庭全体で使用する水量の3割に及ぶといわれることもあります。「大」と「小」のレバーを正確に使うことである程度の節約は実現できそうですが、家族が多い家庭ではなかなか手強い相手となりそうです。5.定番にして効果的!お風呂の残り湯を再利用しようそれでは具体的に、水道代を節約するのに効果的な方法を聞いてみました。■「ありがちですがお風呂の残り湯を洗濯に使う。お風呂のお湯が残っている状態で浴槽を洗う」(30代・正社員)■「お風呂のお湯を毎回洗濯の洗いに使用する。茶碗や歯磨き中は水を止める」(30代・専業主婦)■「洗濯は残りお湯を使う。野菜の洗い水、米のとぎ汁は、勝手口の近くにおいてあるバケツに入れて庭の花にまく」(40代・パート)■「浴槽のお湯を次の日洗濯に使用しています。翌日だとそこまで冷たくなっていないので汚れもよく落ちます」(30代・専業主婦)お風呂場やトイレが最も水を使用する場所である以上、そこに着目すると効果的です。洗濯も一度に多くの水を使うことになりますが、お風呂の残り湯を再利用することで節水・節約することができます。また、キッチンやシャワーで水をこまめに止める、という意見も多くありました。6.水道代の節約に欠かせない便利グッズ家族の心がけによってある程度の水の浪費は減らせますが、設備を変えたり節約グッズを導入することで、さらに水道代を削減できる可能性があります。【シャワーヘッド】■「お風呂のシャワーヘッドが節水タイプの物。栓を絞っていても勢いよく出てくるのでいいです」(40代・専業主婦)■「100円ショップで売っている『シャワー蛇口』を使っています。弱くてもたくさん出ているような気がします」(40代・専業主婦)■「シャワーヘッドを通常の3分の1の水量になるというものに変えました。少し水圧が弱いと思うこともありますが、不自由はしていません」(40代・専業主婦)■「出しっぱなしが多いお風呂のシャワーヘッドを節水のヘッドに変えています」(30代・専業主婦)水を浪費しがちなシャワーは、節水タイプのシャワーヘッドを取り付けることで水の使用効率がよくなります。少ない水でも十分な水圧のシャワーが利用できるため、不自由を感じることなく実践できる節約術のひとつです。キッチンなどの蛇口に関しても、シャワータイプに変えることで節水になる場合があります。【バスポンプ・風呂水給水ホース】■「お風呂の湯を洗濯機に入れるためのホース付きの電動ポンプを使用してます」(40代・専業主婦)■「お風呂のお湯を洗濯機に入れる道具を使用しています。簡単にお湯を移せるので助かっています」(30代・専業主婦)■「お風呂の残り湯を使って洗濯出来る電動ホースを使っています。」(40代・パート)風呂水を洗濯に再利用する時に必要となるポンプやホース。中には電動のものや抗菌ホースもあります。楽に残り湯を移動できれば、ほとんど普段通りの家事をしただけで節約を実現することができるのではないでしょうか。【トイレのタンクへの工夫】■「ペットボトル。水を入れてトイレのタンクに沈めると節水になります」(30代・専業主婦)■「トイレの節水リング。タンクに入れると無駄に水を捨てなくてよくなります」(30代・無職)■「トイレのタンクの中に入れて水量を調節できるオモリのようなものをつけています」(40代・専業主婦)トイレはタンクに貯めた水を流すことで洗浄していますが、十分すぎる水の量を適切に調節することで節水することができます。タンクに貯めた水を一回で使い切らないことが目的となりますが、こういった方法を実践する際は、お使いのトイレでも問題ないかどうかを事前に確認する必要があります。7. どのくらいのお金の節約に結びつく?これまで数々の水道代の節約方法をご紹介しましたが、では主婦の皆さんはどのくらいの額の節約に成功しているのでしょうか?約20人の方が、いくらほど節約できているのかわからないと回答されていますが、それでも回答者の半数以上の方が数百円から2000円ほどの節約に結びついていることを実感しています。■「子どもたちにシャワーの時の出しっぱなしを気を付けてもらい、何度も注意したりを繰り返したところ、1,000円以上の節約に成功しました。」(40代・専業主婦)■「お風呂の残り湯を洗濯物に使ったり、除湿機の水を掃除に使ったりしています。1,000円ほどの節約に結びついています。」(40代・専業主婦)無理はしなくても、日頃から少しずつ節約を意識しながら水を使えば、節約には必ず結びついていくことでしょう。まとめ水道代は電気代やガス代よりも比較的安いと感じる人も多い一方で、住む環境によって格差が生じています。お風呂場では、シャワー使用時の心がけや風呂水の再利用。キッチンではこまめに水を止めることなど、日々の小さな努力の積み重ねが節約の大きなポイントとなるようです。さらに効果的に節約をしたい場合は、お役立ちグッズを使うのもおすすめです。今回のアンケートで明らかになった各家庭のアイデアを、ぜひご自宅でも実践してみてください。アンケート期間:2017年3月2日〜3日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日お湯やコンロを使うことに対して、ちょっとだけ意識を変えたり、プランの見直しをするだけでガス代の節約ができるのはご存知ですか?最大で年間数万円の節約になるケースも。今日から実践することができる、主婦50人の方から聞いいた節約のコツ。ぜひ参考にしてください!毎日の生活で欠かすことができない「ガス」の存在。最近では、家のエネルギーをすべて電気にするオール電化のお宅も徐々に増えつつありますが、まだまだガスを使用するご家庭はたくさんいます。でも、毎月どのくらいガス代がかかっているのか、ご存知ですか?毎日使うものなので、実はどのくらいかかっているのか、正確に把握していない人も多いようです。そこで今回はどのようにガス代を節約したらいいかわからないという疑問を解決するべく、主婦50人にガスの節約術をお聞きしました。■目次1.お風呂とキッチンはガス代が高くなりがちなの悩みの種2.今日からできるお風呂のガス代節約術3.今日からできるキッチンのガス代節約術4.主婦が密かに実践している家庭内のガス代節約術1. お風呂とキッチンはガス代が高くなりがちなの悩みの種アンケートの結果、合わせて半数以上の方が、「お風呂」と「キッチン」のガス代に問題意識を抱えていることがわかりました。ガス代を節約しようと思っている人は全体の8割にも達しました。【お風呂派】■「お風呂が冷めて沸かし直す時、結構なエネルギーを使うと思うので。」(30代・専業主婦)■「お風呂が大好きで1日に数回入ってたら、初めてのプロバンガスの料金に驚きました。」(30代・専業主婦)■「お風呂がわいたらすぐにお風呂に入り、なるべく追い焚き機能を使わないようにすればそれだけでも少しは節約になるため。また身体を洗っている時もこまめにシャワーをとめて使えば良いと思ったため。」(20代・専業主婦)家族によって、お風呂に入る時間は異なるもの。お湯を張っている場合は、小さなお子さんは夕方ごろに入り、帰りの遅いお父さんは夜10時以降になるなんてこともよくあること。夜遅くにお風呂に入る人が家族にいると、追い焚きや足し湯をするのが日常的ですよね。【キッチン派】■「お料理のガス代が一番節約できそうだから。なるべく弱火にするなどしていろいろ工夫できそうです。」(30代・専業主婦)■「一番ガスを使うところだから。実際はそうではないのかもしれないけどヒーターと違って自分がその場で使うことで、そう思えてしまう。」(50代・正社員)■「煮込み料理を少なくすることで、ガスを使用する時間を大幅に減らせるため。」(30代・専業主婦)コンロの他にも、実はキッチンでガスを使うシーンは多いもの。代表的な例でいえば、食器を洗う時。冬は寒くて、お皿を洗う時も水をぬるま湯にする方も多いですよね。こんなシーンでもばっちりガス代はかかっています。食器洗い機でもお湯を使います。お風呂に料理に。私たちは知らず知らずのうちに、ガスをたくさん使って生活をしているんですね。■ついつい「無意識」にガス代がかさむイマドキの家庭の現状とは意識をしない限り、ガス代というものはなかなか安くなりません。予想以上にガス代がかかってしまう原因の多くは、「ついついお湯を出しすぎてしまった」、「ついつい煮込む時間がかかってしまった」など、無意識的にガスを使用し続けてしまう積み重ねにあるようです。■「旦那がシャワーで体を温めていた(出しっぱなし5分以上は当たり前)せいでガス代がとんでもない事になっていたことがありました。家計簿とガス代の明細を見せ、こんこんと節約の大切さを説いたことがありました。」(40代・専業主婦)このように自分だけでなく、家族の誰かが「ついつい使いすぎている」という声もいくつか見受けられました。主婦ひとりが努力するのではなく、ご家族全員で意識を変えていかないと、節約は出来ません!■「洗髪や身体を洗う時に、シャワーを流しっぱなしにしていることが多いので、それを減らせばガスの節約になるかと思っています。」(30代・専業主婦)■「たとえば石鹸で体を洗う時や、シャンプーで髪を洗う際にシャワーを出しっぱなしだとやはりガス代に負担がかかるので、体を洗う時、髪のシャンプーを流す時だけ使うようにすれば節約になると思います。」(40代・専業主婦)お湯を出しっ放しにすることは「無意識」でやってしまう行動のひとつです。お風呂だけではなく、寒いから食器を洗う時にずっとお湯を出しっ放しにしている人は多いはず。そんなついやってしまうことを少しずつ改善するには、どのようにしたらいいのでしょうか?2. 今日からできるお風呂のガス代節約術「お風呂のガスの節約で気にかけることは何ですか?」という質問に対して、全体の半数以上の方が、「追い焚きをできるだけ避ける」「シャワーを出す時間を短くする」と答えました。■「家族でお風呂の入る時間がバラバラで空いてしまうので、次の人が入るまでに追い焚きを繰り返さないよう、すぐに電源を切る。」(30代・専業主婦)■「シャワーを出す時間を短くする。以前、シャワーを出来るだけ使わないように心がけたら、500円くらい一気にガス代が下がりました。」(40代・専業主婦)このように値段が見えてくると、「こんなにお金がかかっていたのか」とショックを受けることもあるかもしれません。■お風呂とシャワーはどっちが節約できるの?お風呂を沸かすのとシャワーとでは、かかる「ひとり分」のガス代には大差ありません。もちろん、お風呂を沸かし、体を洗う時にもシャワーを使う場合は費用が倍になってしまうことは当然のことですよね。さらに家族の人数が増えれば増えるほど、シャワーを浴びる回数は増えるので、家族がふたり以上いる場合はお湯を張ったほうが経済的であるといえます。また小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんと一緒にお風呂に入ったほうが、使う水の量が別々で入った時と比べて大きく減るため、よりガス代の節約につながるようです。■温度調整で1分あたり1円以上も変わってくる!お湯の設定温度によって、ガス代が変わっていることは、皆さんはご存知ですか?1℃単位で月に換算すると数千円の節約になることがあったという声もありました。■「45℃から43℃に下げた時、3,000円くらい月額の料金が下がりました」(30代・派遣社員)“お湯は熱いほうがいい!”という人は多いかと思いますが、節約を考えるとお湯の温度は少し低くするのがおすすめ。お湯の温度を高めに保つには、当然のことながらガスの燃料が必要になり、どうしてもガス代はかかってしまうものです。それをほんの少し我慢して、お湯の温度を1℃下げるだけで、1分あたり0.2円、15分あたり3.5円もの節約になります。1カ月30日、毎日ひとりあたり15分シャワーを浴びると考えれば、3.5円×30日で105円をセーブすることが可能になります。温度を下げたり、家族で一緒にお風呂に入ったりするなど工夫を重ねていけばさらに節約が出来ます。■「ぬるめのお湯に長くつかったほうが身体にも良さそうだし、家族の協力なしに勝手に簡単に出来るので。」(40代・専業主婦)お湯の温度調整は今やボタンひとつで簡単にできます。このコメントのように、家族に断りを入れなくても、節約という理由でお湯の温度設定を変えちゃうことも可能かもしれません。■足し湯、張り替え、追い焚きはどれが経済的?この中でもっとも節約に効果的なのは「追い焚き」。少しぬるくなったお湯を温めるので、水を温めることに比べればガスのエネルギーは半分で済みます。1回追い焚きをして、風呂にふたをかぶせるなど工夫をすれば、保温時間を延ばすことが出来ます。1回あたりのガス代は90円ほどです。その次に経済的なのは「足し湯」です。水をお湯にする過程でガスのエネルギーがかかってしまいますが、1回あたり約100円でできます。一番お金がかかってしまうのは「お湯の張り替え」です。一から湯船にお湯を入れる必要があるため、1回あたり130円かかるとすれば、張り替えるとなると倍の260円もかかる計算になります。冷めたお湯が嫌できれいなお湯につかりたい、などという希望がない限りは、できるだけ「お湯の張り替え」は避けるのがいいでしょう。それぞれ数十円の違いしかありませんが、10円も積もれば年間数千円の差が出てくるので、主婦にとってはけっして小さくない節約になるはずです。3. 今日からできるキッチンのガス代節約術続いてはキッチンで出来るガス代を節約する方法についてご紹介します。主婦の皆さんに「キッチンのガスの節約で一番気にかけるところはどこですか?」という質問を実施したところ、意外にも「その他」が12票と、一番票数が多い結果に。主婦の皆さんそれぞれで独自の節約術があるということでしょうか。詳しく見ていきましょう。■ちょっと良いお鍋を使ってガス代節約「その他」に票を入れた方で、もっとも多かったのが“圧力鍋”を使用した時短の工夫。■「煮物料理が好きなので、圧力鍋をよく使います。長時間煮込まなくても大丈夫です。」(30代・専業主婦)■「煮込み料理は長い間ガスを使うので、圧力鍋を使って時短調理を行います。」(40代・専業主婦)多くの圧力鍋の価格帯は数千円から数万円。2万円も出せば、良い圧力鍋を購入することができるといわれています。煮込む時間は通常の1/3で済むことから、ジャガイモや塊肉など火がきちんと通るのに時間がかかるものを煮込む時に最適だといわれています。その他に「節約鍋」を使っているという声もありました。■「熱伝導率の良いステンレス多層鍋を使用しています。実際に普通の鍋より早く具材が煮えるので便利です。」(40代・専業主婦)ステンレス多層鍋は、冷めにくく熱の伝導率が良いため、少ない火力で食材を均一に温めることが出来る効果があるのです。■実はこんなに便利で経済的だった、土鍋の活用術少数派ではありましたが、土鍋を節約のために用いる方もいらっしゃいました。土鍋にはどのような節約効果があるのでしょうか?■「節約だけでなく、おいしいので土鍋を使うようになりました。一度沸騰させバスタオルなどでくるんで節約しています。」(30代・専業主婦)■「土鍋やホーロー鍋など、火力が弱くても料理出来る道具を使っています。」(30代・専業主婦)土鍋は熱伝導率が悪いことから、鍋全体が温まるまでに時間がかかることが欠点。しかし、保温効果は他のどの鍋よりも優れています。主婦の方の回答にもあるように、バスタオルを包んでおけば、保温時間は持続します。冷めた料理をまた温め直さないといけない、なんてことも防げるでしょう。4. 2017年4月から可能になるガスの節約術とはガスにもさまざまな契約方法がありますよね。この件についてアンケートを実施した結果、実に7割近くの方が「ガス代を見直したことがない」と回答されました。■「契約方法の見直しやプロパンガスと都市ガスの変更を考えたことがない。」(30代・正社員)■「1度も見直したことがない。その場所で使えるものを使うものだと思っていた。」(20代・正社員)またプロパンガスの見直しをしようとした方で、引っ越しを機に都市ガスにしたという方がいらっしゃいました。■「プロパンガスを利用しているマンションから、都市ガスのマンションへ引っ越しただけで月7000円くらいガス代が安くなった。」(30代・専業主婦)基本的にはプロパンガスは、都市ガスよりも割高だといわれています。マンションやアパートなどでガスのタイプが決まっている場合は、変更は難しいでしょう。一戸建てなどマイホームに住んでいる場合は、問い合わせと工事が必要になりますが、プロパンガスから都市ガスへの変更は可能です。■これからは簡単にできる?ガスの契約の見直し2017年4月から「ガスの自由化」が始まります。ガスの自由化とは、その名の通り自分でガス会社を選ぶことができるようになる仕組みです。対象は都市ガスのみ。LPガスは対象外です。賃貸アパートやマンションでも、都市ガスを利用しているところはガスの自由化の対象になります。料金プランなどに応じて、自分で好きなガス会社を選べるようになるので、ガスの節約の幅がこれまで以上にグッと広がります。プロパンガスは原則、契約変更ができないことが難点ですが、都市ガスを利用している方は、この機会に節約に向けて見直しを検討してみてはいかがでしょうか?まとめお風呂、キッチン、契約方法と3つのガス代節約術をご紹介しました。すでに実施しているものもあれば、初めて知ったやり方もあったかもしれません。ガス代の節約は意外と簡単です。まずは生活習慣と、日頃の心がけを見直し、さらに現在使っている物や契約をそれぞれチェックしてみてください。今日から意識して節約に取り組めば、数カ月後には目に見える成果が出てくるかもしれません。賢く節約していけば、年間1万円以上の節約も可能ははず。「ガス代が最近高くなったなあ」と悩んでいる方は、ぜひチャレンジしてみてください!
2017年03月17日こんにちは、金融コンシェルジュの齋藤惠です。お金を貯められる人は、たくさんの節約術を身につけているものです。しかし、ついついやってしまいがちな節約術の中で、実は逆効果になってしまう ことがあったらもったいないですよね。皆さんは、以下の項目に心当たりはありませんか?●(1)ポイントやクーポンの大量保有皆さんのお財布の中にも、束になってたくさんのポイントカードやクーポン券が溜まっていないでしょうか?それ、本当に全部使いますか?必要なときにお得な買い物ができれば有効な節約術と言えますが、ポイントやクーポンに振り回され過ぎていると、無駄なものを買ってしまったり余計な手間や時間をかけてしまったり という結果につながることも。これでは節約とは呼べなくなってしまう状態にもなりかねません。本来、お金を節約するには無駄なものを買わないことが一番なのですから、ポイントカードやクーポン券も本当に利用価値のあるものに絞って保管しておけば、必要なものを無駄なくお得に購入・利用することができますよ。●(2)賞味期限間近の割引食品の大量買いスーパーに行けば必ず見切り品コーナーがあり、賞味期限が迫っている食品たちがお値打ち価格で売っています。すかさず手に取ってしまうという人は、「今日明日で食べ切れば問題ない」と大量に購入してしまい、かえってもったいない結果を招いているということはないでしょうか?もちろんすぐに食べ切ることができれば良いのですが、こちらも上のポイントやクーポンと同じく、必要のないものまで買ってしまう 懸念があります。本当に有効な節約ができている人の買い物は、事前に先々のメニューを決めて必要な分の食材のみを調達するスタイルが定番です。●(3)送料無料のネットショッピング店舗よりネットで商品を購入した方が安く手に入ることが多く、持ち帰る手間も省けるので、今やネットショッピングが買い物の主流となっている人も少なくはないはずです。そこで気になるのが送料ですが、たいていのサイトでは一定額以上の購入で送料が無料になりますよね。そのお得なようで甘い罠にハマってしまう人はなかなかお金が貯まらないかもしれません。「あと○○円で送料無料だ」 と思うと、ついついあれもこれもと欲しくなってしまうものです。後で送られてきた明細を片手に後悔することも……。●(4)雑誌や日用品の定期購入消耗品や毎月決まって購入するものは定期購入の申込みによって割引が受けられることがあります。それが自分の生活にとって不可欠なものであれば、とても有効な節約術と言えるでしょう。しかし、その量や内容を加減しないと毎月無駄なお金を払っていることになりますので、契約は定期的な見直しが必要 です。特に雑誌などを何誌も購読している人は、節約のために購入する雑誌を絞る勇気を持ちましょう!節約ができる人の特徴は何と言っても買い物に無駄がないことです。目先のお得な情報に流されることなく、本当に必要なものを見極めていけば自然とお金は貯まっていくものなのですね。【参考文献】・『お金がたまる裏ワザ本ー無駄な出費をトコトンはぶいて、必ず得する知恵と方法!』暮らしの達人研究班・編●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)●モデル/福永桃子
2017年01月16日こんにちは、佐原チハルです。出費はいつでも“減らしたい”もの。そんな家計の中でも、減らすのが難しいのが“食費”ですよね。食事を切り詰めた生活は気持ちもダイレクトに沈んでしまうことがありますし、特にお子さんがいる家庭では、 お子さんの健康や成長のため にもできるだけ惜しまずにいたいところです。そこで今回は、無理なく“無駄遣いを減らす”形で食費を節約するコツについて、ママさんたちの声を集めてみました。●(1)1週間分〜10日分の献立をあらかじめ立てておく『その期間中に必要なものだけを買える。余計な出費を減らすことができますよ』(2歳の子のママ)『献立が決まっているので、まとめて下ごしらえして冷凍保存というのがしやすいです。野菜も肉もまとめて買う方が安いので、全体的に安上がりですみます』(1歳と3歳の子のママ)あらかじめ献立を決めておくことで、安くすむだけでなく、『毎日、今日は何作ろうかって悩む必要がなくなったのも良かった』そうです。●(2)キャッシュカードを持ち歩かない『キャッシュカードを持ってると、いつでもお金を引き出せちゃうから、つい油断していろいろ買っちゃうんです。お金は月頭に引き出しておいて、その中でやりくりするようにしてから、自然と引き締めるようになりました』(2歳の子のママ)『平日5日分+土日で予算を組み、それを1セットにして4週間分で月の予算を組んでいます。セットごとに封筒に入れて管理して、週の頭に新しい封筒を開けます。セット内の限度が財布の中で常に見えているせいか、引き締める意識が自然にわいてくるようになりました』(2歳と5歳の子のママ)土日と平日を別にするのは、『土日は家族分の昼食が必要になったり、平日と事情が変わってきたりするから』だそうです。なお、財布の中には“いざというときのため”に、大きめのお金やクレジットカードは入れておく そうです。●(3)外食を減らす代わりに“豪華なお惣菜の日”を作る『「外食を減らそう」って思っちゃうと、一気に我慢してる感が強くなってつらい気持ちになっちゃう。だから、外食の代わりに“豪華お惣菜を買う日”を作るようにしました』(2歳と4歳の子のママ)『外食の魅力って、外で食べるっていう特別感のおかげで子どもの食が進むっていうのも大きいけど、「作らなくていい」「片付けなくていい」っていうのも親にとっては大事じゃないですか。豪華なお惣菜を買うというのに変えるのであれば、特別感もあるし、作るのも片付けるのもしなくていいし、外食よりは安くすむし、完璧です。もちろん、しっかりおいしいですし』(3歳の子のママ)さらに特別感を味わいたいときは、公園で食べたり、室内に敷物をしいて“ピクニック風”にしたりして工夫しているそうです。----------食費の節約は、無理をするとすぐにストレスがたまってしまいつらくなってしまいます。無理せず、負担なく、楽しみながらできる方法を探したいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年01月04日こんにちは。ママライターのamuです。秋も深まり、クリスマスに年末年始とこれから何かと出費がかさむため、今のうちに働かなきゃ、節約しなきゃと思っているママさんも多いことと思います。ママ友に話を聞いたところ、多くの人が節約のために食費を削ると言っていたのですが、その節約術には深く共感してしまいました。今回は、ママたちが実践している“節約術あるある”をまとめてみたので、ご紹介いたします。●ママたちの賢い“食費節約術”9つ●(1)『もやしや玉ねぎでボリュームアップ』(30代ママ)とにかく安いもやし、味を邪魔しないもやし。食感もいいので、もやし入りの炒め物の出番を増やすのがおすすめ とのこと。鶏ムネ肉や豚こま、豆腐、納豆、また旬の食材も割安なので、どんどん使っていきましょう。逆に『牛肉、ブランド肉、惣菜、冷凍食品、レトルトは高い』(30代ママ)とのこと。●(2)『買い物はオープン直後か、見切り品が出る時間帯しか行かない』(20代ママ)閉店間際は売り切れているので、だいたい閉店4時間前くらいからが狙い目 だそうです。私も半額シールには心躍ります。お店の方々……ごめんなさい。お肉や魚は冷凍しておけるし、安く買った食材で副菜を一気に作り置きしておくと、品数が少ない日に改めて買わずに済ますことができます。●(3)『頻繁に買い物に行かない』(30代ママ)余計なものを買わずに済むそうです。たしかに、買い物に行くたび、安いけど普段の値段なら買わないものなどをかごに入れている気がします。また、気持ち多めくらいだとつい食べてしまうけど、気持ち少なめでも充分足りるので、あえて多く買わない と言うママもいました。これは、ダイエットにもなるし、マネしようと思います。●(4)『安い八百屋を探す』(40代ママ)わが家の近所では3店舗が価格競争しているため、とても安い八百屋があります。たとえ値段は同じでも量が多いので、重宝しています。また、早く閉まるぶん、夕方に値下げをしているので、夕食に間に合うのもいいところ 。野菜は、冷蔵庫にしまうとうっかり忘れてシナシナ……なんてこともありますよね。●(5)『調味料は最低限で揃える』(30代ママ)塩こしょうなどの最低限のものは仕方ないですが、生姜焼きのタレやドレッシングなどは自作した方がコストを削減できます 。また、お茶やコーヒーも買うより作った方が安いため、節約になります。●(6)『飲食店でパートする』(30代ママ)残り物をもらえるため、かなり食費が浮くそうです。お寿司がいいな……。●(7)『実家で夕飯を食べる』(20代ママ)孫に会えて嬉しいじいじとばあば、たまにはご両親に甘えるのもいいですよね。ごちそうになる代わりに後片付けをしてあげれば、みんながハッピーです。●(8)『パン屋で安く買ったパンの耳を焼いてスープにつけると、立派な朝食になる』(30代ママ)スープもかさ増しでき、満腹感を感じやすい料理なので、ダブルでおいしいです。●(9)『何でも大きいサイズのほうが安いから、必要不可欠なものはそっちを選ぶ』(30代ママ)ヨーグルトや調味料など、たしかに大きいほど安いですよね。よく使う物は業務用などの大きめサイズ にしてみましょう。----------以上、参考になれば幸いです。コツコツ節約と貯金をして、ステキなクリスマスプレゼントを子どもに贈りたいですね。●ライター/amu(ママライター)●モデル/福永桃子
2016年11月05日『大富豪が実践しているお金の哲学』(冨田和成著、クロスメディア・パブリッシング)の著者は証券会社に勤めていた当時、多くの大富豪と交流があったのだそうです。顧客である彼らの相談にのったりしながら、親密なコミュニケーションをはかっていたということ。つまり本書ではそんな経験を軸に、大富豪の実態をつまびらかにすることによって、大富豪ならではの習慣や心構え、その根底に流れる「お金に対する哲学」を明らかにしているというわけです。ちなみに本書でいう「大富豪」とは、純金融資産で1億円以上を保有する人のこと。これは日本の人口の約2%だといいます。また、年収数千万円はあるものの純金融資産が1億円未満の人を「小金持ち」、それ以外を「一般人」としているそうです。■節約するときの考え方の「差」節約するとき、毎日の食費を削るのが一般人で、入った分だけ使い切るのが小金持ち。そして、大きな支出だけを抑えるのが大富豪なのだと著者は主張しています。大富豪を目指すのなら、倹約の精神はたしかに必要。ただし、倹約だけで大富豪になる人はあくまでもレアケースだというのです。なぜなら大半の大富豪は「消費より倹約」の精神を持ちつつ、「消費より投資」というマインドをさらに強く持っているものだから。そこには理由があって、つまり過度な倹約は、将来的にリターンが期待できる支出まで控えてしまう恐れがあるということ。40代、50代になってから倹約するなら仕方がないとしても、若い世代は投資の回収期間が長いだけに、細々とお金を貯めるのは効率が悪いもの。つまり、大半の大富豪はお金を使うこと自体には積極的で、「それをいかに効果的に使えるか」を重視するというのです。■大きな支出をコントロールするだとすれば、支出を抑えるための極意のようなものはあるのでしょうか?著者によれば、それはただひとつ。大きな支出をコントロールすること。血眼になって、1円単位でお金を貯めたとしても、効果はきわめて限定的。たとえば「今月はお金がピンチだから」という理由で、いつもは500円かけているランチを200円にしたところで、月に6,000円(300円×20日)しか浮かないわけです。でも、その程度の節約をするため、安くて添加物満載のランチで健康を切り売りしながらお金を貯めるというのは本当に得策でしょうか?だとしたらバランスのとれたランチを食べ、心身ともに健康体を維持し、仕事の集中力を高めて早く収入を上げたほうが、長い期間で考えれば利回りがよいと著者はいうのです。体調を崩せば収入が途絶えますし、医療費もかかるわけですから当然といえば当然。しかも、細々とした節約をする人に限って、平気で飲み会に参加し、タクシー代を含めて1~2万円使ってしまうこともあるもの。でも、「コントロールすべきはそこだろう」と著者はいいたいのだそうです。■家計簿で交際費の多さに気づくそんな著者は20代の前半に、家計簿をつけていた時期があるのだとか。目的は、自分の生活パターンを可視化することで、どこに大きな支出があるのかを確認するため。その結果、出費の大部分は自分の目標にとって必要ではない交際費に使われることがわかったのだそうです。もちろん、なかには大切な飲み会もあるでしょうが、そうやってフィルターをかけていくと、参加しなくてもいい飲み会が意外と多いことに気づくのだといいます。そこで考え方を改め、無駄な宴席には出席しないと決めて、そのぶんのお金で本を買ったりスーツを買ったり、自分の仕事日雨ながる分野に投資していくことに。すると、その成果はすぐ収入面に出て、振り返ればその判断は自分の成長にとっての大きなターニングポイントになったのだそうです。■大局的な視点を持つことが大事そんな著者は、節約を考える時に重要なのは「木を見て森を見ず」の状態にならないように大局的な視点を持つことだといいます。もちろん、1円を粗末に扱わないことも大切。しかし、そこだけに注力するくらいなら、もっと効果的な節約手段を考えるか、もっとお金を稼ぐ方法を考えるほうが合理的だということ。*こうした主張からもわかるとおり、著者が明らかにする大富豪の考え方は、「大富豪」という言葉が持つ一般的なイメージとはだいぶ異なります。しかし、だからこそそこにリアリティと説得力があるのもまた事実。「大富豪だからものすごい浪費をする」という決めつけこそが間違っていて、基本的には堅実であることが重要だということです。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※冨田和成(2016)『大富豪が実践しているお金の哲学』クロスメディア・パブリッシング
2016年05月23日節約はダイエットと同じです。痩せたと思えば、リバウンド。節約してお金が貯まったと思ったら、反動で貯めた以上に使ってしまう。そんなことの繰り返しなのです。「“いますぐに”“簡単に”“リバウンドしない”というフレーズのつく本や雑誌を買って来ては三日坊主」という構造も、ダイエットと節約はそっくりです。あえて断言させてもらえば、本を読んでもダイエットや節約は成功しません。もちろん、なかには成功できる人もいるでしょう。しかしそういう人は、著者と性格が似ていたからだと推測できます。ダイエットにしても節約にしても、成功できるコツはただひとつ。それは、「楽しみながらできる」ことなのです。こういうことに取り組む際は、ガマンをしないといけないと思われがち。しかし、ガマンは長続きしません。そのときに反動が出て、リバウンドという形で戻ってきてしまいうのです。■おひとりさまだからこそできる節約方法つまり、楽しんで取り組む方法を見つける可能性は低いだけに、やはり最後は自己管理能力に依存することになるのです。人は、金遣いが粗い友人とつきあうと自分も金遣いが粗くなり、倹約家の友人とつきあうと貯蓄ができるようになる傾向があります。だとすれば、これを逆手にとればいいことになります。おひとりさまの場合、自分の目指す方向に合わせて、環境設定を整えることが比較的可能です。そして、これが最大の貯蓄法なのです。いまの時代であれば、ネットを使って倹約家が集まるSNSに登録するのもひとつの方法。また、生活レベルをいちばん左右するのは外食なので、自炊を楽しむサークル等に入るのも得策かもしれません。ひとりでは、なかなか行動をコントロールするのは難しいもの。しかし集団でいると、その集団が向かっていく方向についていくことにはさほどストレスを感じないものです。ぜひ挑戦してみてください。■最大の防衛は詐欺師にダマされないことただし、サークルなどに入る場合にひとつだけ気をつけないといけないことがあります。それは、詐欺師の存在。実は、おひとりさまがキャッチセール、保険の販売・金融商品の販売などの詐欺師に遭遇するケースがものすごく多いのです。もしかした化粧品や美容などで、過去に痛い目に合ったことがある人もいるかもしれません。詐欺師は、がんばりたいと思う気持ちにつけ込んで応援するフリをします。法律に引っかかるような詐欺ではなかったとしても、大切な資産に大きな影響を及ぼします。保険や金融商品の販売などには特に気をつけてください。資産運用は、そんなに簡単ものでもなければ、儲かるものでもありません。うまい話には極力乗らないことです。意外と、それがいちばんの資産防衛策だったりするのですから。(文/ファイナンシャルプランナー・岡崎充輝) 【参考】※岡崎充輝(2014)『知らないとヤバイシングルのためのお金の話』彩図社
2016年05月13日真面目で頑張り屋の人ほど、お金が貯まらない の続きです。お金を貯めるとなると、すぐに思いつくのが節約だ。けれども、家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、こんなふうに言う。「実はケチケチ節約するよりも確実にお金が貯まる方法があります。それは、固定支出をカットすることです」■「固定支出」と「流動支出」お金を貯めるには、出ていくお金(支出)を抑えなければならない。この時に、最初に覚えるべきことは、支出の内容は2種類あるということ。支出には、毎月決まった支出のある「固定支出」と、月に応じて支払い額が変わる「流動支出」があるのだ。よく雑誌などに載っている節約や、やりくり術は、食費や光熱費など「流動支出」に目を向けたものが多い。でも、これらは節約の「出来」で結果が左右されるので、安定した効果は望めない。一方で、固定支出は毎月決まった金額だけに、一度そぎ落とせば、その分は安定した結果が伴う。見落としがちになるからこそ、固定支出を見直すことで得られるメリットは大きいのだ。●「固定支出」と「流動支出」の例固定支出 : 家賃、生命保険料、新聞代、など流動支出 : 食費、日用品費、光熱費 など(出典:「年収200万円からの貯金生活宣言」より抜粋) ■あなたの生活をむしばむ固定費ワースト3今回の記事では、厳密な意味の会計用語としての「固定」や「流動」という支出分けではなく、毎月必ず払う必要があるものを「固定費」と考えてみる。横山さんに多くの人が抱えがちなムダな固定費をランキングしてもらった。第1位 ムダな会話やメールのもととなる携帯電話代第2位 意味のないおつき合いに費やされる交際費第3位 保障内容も知らない高額の生命保険料(出典:「年収200万円からの貯金生活宣言」より抜粋)「ある、ある」「これって、私のことだ」と、心当たりのある人も多いのでは? 解決方法を横山さんに教えてもらった。 ■抑えたい固定費第1位、携帯電話代を抑えるには?「格安スマホがおすすめです。ネット検索などで、大まかな格安スマホの棲み分けなど概要をつかんだら、電気量販店に行って相談してみましょう。機種によっても違いがあるので、『携帯コンシェルジュ』のような存在の店員さんに、個別で自分に適したプランを教えてもらうのが近道です」(横山さん)■合計すると意外と多い!? 交際費を抑えるには?「交際費の回数と金額を書き出してみましょう。たとえば、ママ友とのお茶会。1回1回の金額は小銭程度でも、あらためて書き出してみると結構な金額になっていることも多いものです。『このお金があれば、あれが買えたのに』というふうに、金額を自覚するとムダな交際費を減らすことに繋がります」(横山さん)■保険は大事、でも払い過ぎはNG 生命保険料を抑えるには?「生命保険には、『死亡保障』『医療保障』『貯蓄』の3つの効果があります。もちろん全部に入っていれば安心ですが、それで保険貧乏になってしまうのは問題です。あなたは、3つのうち、どの効果を優先したいですか? つまり、何に対しての備えが欲しいですか? 保険の見直しは、そこを軸に考えてみると、わかりやすいですよ」(横山さん) このムダな固定費ランキング、実は10位まであるのだが、いずれも思い当たることばかり。書籍には詳しく書いてある。次回は、貯蓄体質になるための方法を紹介します。■今回取材にご協力いただいた横山さんの著書 年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭著/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
2016年04月15日