『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)が8月30日に最終回を迎えた。同作で仮面ライダー滅/滅(ほろび)を演じた砂川脩弥(25)がツイッターでコメントを発表。リツイート数9,806件、いいね数3.1万件(9月10日時点)という多くの反響を集めた。若手俳優の登竜門とされる仮面ライダーシリーズ。近年は、主役ではない相棒やライバルポジションを演じた俳優が人気を集め、番組終了後にブレイクするケースが目立つ。主役ではない、二番手、三番手を演じた俳優にはどのような背景があるのか。ライダー俳優に詳しい映画ライターはこう話す。「彼らの多くは主役のオーディションに落ちた、いわば“こぼれ組”にあたります。そのなかから、サブライダーが起用されるケースが多いのです。主役は、番組のコンセプトそのもので、予め設定されたイメージに合致した人が起用されます。一方でサブライダーは主役より後から登場することが多く、当て書きのような形で、俳優ありきで設定される傾向にあるのではないでしょうか」(映画ライター)最近では、19年『仮面ライダージオウ』に出演し、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で主要キャストとして注目された渡邊圭祐(26)が記憶に新しい。15年『仮面ライダーゴースト』の磯村勇斗(27)、13年『仮面ライダー鎧武』の高杉真宙(24)の名前も、映画やドラマでたびたび目にする。彼らに共通するのは、仮面ライダー出演時に敵にも味方にもなりうるエキセントリックなキャラクターを視聴者に印象づけてきたことだ。また、正義一辺倒になりがちな主役以上に演技派としての芝居が求められたことが想像できる。21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主役を務める吉沢亮(26)も、かつては11年の『仮面ライダーフォーゼ』にてサブライダーである仮面ライダーメテオ/朔田流星を演じていた。「吉沢君は端正な顔だけに目が行きがちですが、『銀魂』でコミカルな演技を見せたと思えば、『リバーズ・エッジ』のゲイの少年を演じるなど幅広い役柄をこなす演技派として、国内外で定評がありました。これまではサブに甘んじてきましたが、ようやく主役に躍り出たという印象を受けますね」(前出・映画ライター)
2020年09月10日WOWOWオリジナルドラマ『竹内涼真の撮休』が11月6日(金)より放送される。この度、竹内涼真の寝起き姿を捉えた特報映像が公開された。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、大好評を博した『有村架純の撮休』。その第2弾には、WOWOW作品で初の主演を務める竹内涼真が選ばれた。竹内の撮休を描く今作、監督を務めるのは、映画『ここは退屈迎えに来て』『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの作品を手がけ、恋愛映画の名手と言われる廣木隆一、ドラマ『全裸監督』などを演出した内田英治、そして現役の慶應義塾大生であり、映画、ドラマ、MVを手掛ける松本花奈。第1話の脚本を担当するのは、ドラマ初挑戦となる若手監督・脚本家の首藤凜。ほかにも、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』の構成を手掛けた竹村武司、前作に引き続き参加するペヤンヌマキ、ふじきみつ彦ら個性的な脚本家たちが集結した。ある時はスパイス屋でセクシーな女店主と出会ったり、ある時は妹と人生を語ったり、ある時は同級生とバーベキューをしたり…、パラレルな物語として展開。クリエイターたちが8つの妄想炸裂ストーリー作り上げていく。公開となった特報映像はシリーズ第1弾『有村架純の撮休』でも好評だった、撮休となった理由を明らかするオープニングの一幕。撮影の合間に仮眠室で眠る竹内涼真にマネージャーが撮休を伝えると、寝ぼけまなこでOKのサインをするも事態が把握できず慌てふためくといった、思わずクスッと笑みがこぼれる内容となっている。オープニングは全話を通して内田英治監督が担当する。さらにバージョンアップしてバリエーション豊かになった各話のオープニングにも注目だ。本作は7月10日から8月28日の約1カ月半の撮影を終えて無事にクランクアップを迎えている。なお、劇伴はつじあやのが担当。特報で披露された楽曲は、突然の撮休に何か起こることを予感させる、躍動感のある曲調に仕上がっている。『竹内涼真の撮休』11月6日(金)スタート(全8話)【第1話無料放送】毎週金曜深夜0時(24時) WOWOWプライムにて放送
2020年09月10日浜辺美波と横浜流星が初共演&W主演する「私たちはどうかしている」の4話が9月2日放送。ますます加速する“ドロドロ”展開に「この感じは昼ドラ」など“昼ドラ”を連想する視聴者が続出。さらに城島役の高杉真宙の演技を讃える声も多数SNSに投稿されている。「BE・LOVE」(講談社)連載中の同名コミックをドラマ化する本作。住み込みの和菓子職人だった母親の才能を受け継いで、人の心を掴む、斬新で思いやりのある御菓子を作るが、和菓子愛が強すぎる“和菓子バカ”の一面も持つ、修業中の和菓子職人・花岡七桜に浜辺さん。和菓子や店に対する強い思いがあるが、母や祖父から愛情を受けてこなかったため、とても不器用な面も持つ創業400年の老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子・高月椿に横浜さん。2人のほか、椿に恨みを持つ見習い職人の城島裕介を高杉さん、椿に婚約を破棄された長谷栞を岸井ゆきの、謎の男・多喜川薫を山崎育三郎、椿の父・樹殺しの疑いを科せられた七桜の母・大倉百合子を中村ゆり、殺害された椿の父・樹を鈴木伸之、光月庵の大旦那・宗寿郎を佐野史郎、光月庵の女将・高月今日子を観月ありさがそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。城島(高杉さん)と和スイーツカフェに出かけた七桜は、そこで城島から「実家の和菓子屋のわらび餅を食べないか」と誘われる。離れにある城島の部屋に行くと、そこはかつて七桜が母・百合子と共に住んでいた部屋だった。懐かしさを感じる七桜に城島が急接近。七桜を心配してやってきた椿に「俺、七桜さんが好きなんです」と言い放つ…。そんななか椿のもとに多喜川(山崎さん)の紹介で、大手百貨店で開催される七夕催事への出店依頼が。以前にも同様の催しで注目を浴びた椿だが、その時多喜川は能登の小さな店「しまや」を推薦していたと話す。実は「しまや」は城島の実家。その催しに自慢のわらび餅を出すはずだったが、直前に何者かが床にわらび餅を散乱させ、それがきっかけで城島は椿を恨んでいた…というのが今回の物語。さらに加速する“ドロドロ”ぶりに「あー昼ドラっ!この感じは昼ドラだぁーって 癖になる感じ」「昼ドラの雰囲気が全面的に押し出されてるけど、逆にそれが新鮮で面白い」など「昼ドラ」を感じる視聴者が続出している模様。また今回は高杉さん演じる城島にまつわるストーリーが展開。「高杉真宙くんはなんで爽やかイケメンなのに闇のある役がこんなにも似合うんだろう」「喜怒哀楽のなかの二種類の感情が混在してる時の表情が秀逸」など、城島役の高杉さんの演技を讃える声も多数投稿されている。(笠緒)
2020年09月02日『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』が2021年に公開されることが決定した。『賭ケグルイ』は、河本ほむら原作、尚村透作画で月刊『ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中の大ヒット漫画。スピンオフも数多く発表され、シリーズ累計部数は600万部を突破している。2018年1月に実写ドラマ化され、2019年5月には完全オリジナルストーリーによる『映画 賭ケグルイ』が公開された。物語の舞台となるのは政財界の有力者の子女が多数通う私立百花王学園で、転校してきた女子高生ギャンブラー・蛇喰夢子の活躍が描かれる。映画第2弾となる本作は、熾烈なギャンブルバトルが再び巻き起こる完全オリジナルストーリー。気になるキャストは主演の浜辺美波をはじめ、高杉真宙、森川葵、池田エライザ、矢本悠馬、中村ゆりか、三戸なつめ、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理、小野寺晃良ら、レギュラーキャスト陣の続投が発表された。浜辺は「まさかまさか、賭ケグルイがまたまた映画化します!!そしてありがたいことに、愛してやまないレギュラーキャスト陣が続投してくださいます!!賭ケグルイの撮影は、楽しさとギャンブルバトルでの息苦しいほどの緊張感が、たまりません。またあの空間に戻れるなんて、応援してくださる皆様のおかげです。最高の賭ケグルイをお届けできるよう撮影に臨みます!」とコメント。監督の英勉は「もう帰って来ないと思ってたヒーローたちが、全員横並びでスローモーションで戻って来た感じで泣きそうです。もっかい滾って頂きます」とコメントを寄せた。『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』2021年 全国ロードショー
2020年08月29日浜辺美波と横浜流星が共演、老舗和菓子店を舞台に繰り広げられる「私たちはどうかしている」の3話が8月27日放送。今回は横浜さん演じる椿の“ツンデレ”ぶりに多くの視聴者が注目。高杉真宙演じる裕介と山崎育三郎演じる多喜川にも多数の反応が集まっている。累計発行部数200万部超の人気コミックをドラマ化する本作。母親の才能を受け継ぐ修業中の和菓子職人・花岡七桜には日本テレビドラマ初主演の浜辺さん。創業400年の老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子・高月椿には横浜さん。また、「光月庵」の見習い職人・城島裕介を高杉さんが、椿から婚約を破棄された長谷栞を岸井ゆきのが、七桜の正体を知る多喜川薫を山崎さんが、故人となった七桜の母・大倉百合子を中村ゆりが、何者かに殺害された椿の父・樹を鈴木伸之が、椿の祖父で光月庵の大旦那・宗寿郎を佐野史郎が、「光月庵」の女将・高月今日子を観月ありさがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。七桜の素性を知った今日子は、七桜の正体を暴こうと追い詰めるが、そこに七桜の母親を名乗る女性が現れ七桜はピンチを免れる。知人から頼まれたと言う女性の話から、七桜は多喜川が自分を助けたのではないかと考える。一方、椿は自分たちの結婚式で出したい御菓子があると七桜を物置に連れていき、いきなり閉じ込めてしまう。多喜川に会いに行きたい一心の七桜は食事を運んできた椿に“不意打ち”キスをして逃げ出すが、何者かが椿の頭上に壺を落とし、とっさに七桜をかばった椿は手をケガしてしまう…。翌日、金沢屈指の茶道の流派・草薫会(そうくんかい)から椿に御菓子の依頼が入るが、手をケガしている椿は断ろうとする。しかしその言葉をさえぎって依頼を受ける七桜。怒る椿だが七桜の説得で、2人で力を合わせ御菓子作りを始める…というのが今回のストーリー。七桜をかばって手をケガした理由を「助けたわけじゃない、弱みを握られたくなかっただけ」と言ってみたり、七桜が裕介と楽し気に話す姿を見て「お前は笑ったりしないんだと思ってた。俺は見たことないからな」とやきもちを焼いてみたり、茶会に緊張し「少しだけ、落ち着くまで待ってくれ」と七桜をバックハグしたりと…椿の“ツンデレ”ぶりに多くの視聴者が注目。「椿様のツンデレ最高ですもっとお願い致します」「横浜流星ツンデレすぎてかわいい」「ああいうドSツンデレめっちゃタイプ」などの声がSNSにあふれる。一方、裏で今日子と繋がっていたことが発覚した裕介には「本性現した高杉くんもだいぶ好き」「高杉真宙演じる城島の二面性がすきなんだよなあ」といった声。多喜川は回想シーンで高校時代の姿も描かれ「まさかの高校生いっくんに出会えるなんて…嬉しすぎ」「高校生姿まで拝めるなんて最高」など多くの視聴者が反応をみせている。(笠緒)
2020年08月26日電子書籍サイト「コミックシーモア」発の原作を多部未華子主演でドラマ化した「私の家政夫ナギサさん」の第5話が8月4日放送。仲互いしていたメイの母・美登里と妹・唯…2人の“号泣和解”に「なんて良い話」などの声が殺到中だ。製薬会社「天保山製薬」のMRとしてバリバリ働くキャリアウーマンだが、家事は全くできないアラサー独身女性の相原メイを多部さんが演じる本作。そんなメイの姿を見かねて妹の唯が派遣した、50歳のおじさんという家政夫としては異色の存在ながら、指名率ナンバーワンを維持するエース家政夫の鴫野ナギサに大森南朋。外資系製薬会社「アーノルド製薬」に勤務する、製薬業界内では超優秀なMRとして知られた存在の田所優太に瀬戸康史。メイの妹で「NTSクリーンハウス」に勤務する福田唯に趣里。メイが勤務する横浜支店にやってきた入社一年目の新入社員、瀬川遙人に眞栄田郷敦。メイと唯の母親・美登里に草刈民代。メイの同僚役で若月佑美、高橋メアリージュン、富田靖子らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はある夜、メイが帰宅するとナギサさんから料理を教わる母・美登里の姿が。父・茂(光石研)の還暦パーティーで手料理を振舞って驚かせたいらしい。3年前に実家を飛び出したままの唯と美登里の仲を取り持ちたいメイはナギサさんに相談。当日、唯を変装させ、ナギサさんのアシスタントとして家に入れるのだが…というストーリーが展開。還暦を迎えた父の元に集うメイたち、食事をしながら思い出の映像を眺めるその姿に「見てると実家帰りたさ増すわー」「あぁ、姪っ子に会いたい」など、自分の家族を思い出す視聴者からの声が続出。実は美登里は変装したアシスタントが唯だと気づいており、家族の思い出を語りながら号泣する美登里と唯は“和解”する…というラストにも「家族もの弱いんだよ。泣いてる」「ナギサさん観て号泣してる」「涙腺崩壊。なんて良い話なんだ」といった感想が続々とSNSに投稿されている。(笠緒)
2020年08月04日「宙フェス2020 東京・日本橋」が、東京・日本橋の福徳の森および仲通りで、事前予約制にて2020年11月7日(土)、8日(日)の2日間で開催される。「宙フェス」とは「宙フェス」は、宇宙や星空の多彩な楽しみ方を提案している野外イベント。2014年から京都で実施しており、2019年には東京・日本橋でも初開催した。2020年は「宇宙にツナガル鍵アゲル」をテーマにした、リアルとオンラインが融合する新しい形のイベントを展開する。日本橋のリアル会場ではマーケットを開催「宙フェス2020 東京・日本橋」の会場では、人気クリエイターによるアクセサリーや雑貨、アートを販売するマーケットや、ワークショップなどのイベントを開催。星や宇宙柄で彩られたアイテムは職人によるハンドメイドの1点ものも多数揃い、他では手に入らない“宇宙グッズ”を手に入れることが出来る。さらに、宇宙や星にまつわる企業などの出店ブースにも注目。天体望遠鏡や双眼鏡などを扱う総合光学機器メーカー「ビクセン」や、流星群の時期でなくても流れ星が見えやすい県である鳥取県などのブースが登場する。国際宇宙ステーションから月面にバンジージャンプできる最新VR体験や、願い事を人工衛星に乗せて宇宙に届けることが出来る「宇宙ポスト」といったコンテンツを展開する予定だ。また隣接する商業施設のコレド室町およびコレド室町テラスの13のショップが宙フェスと初コラボレーション。宙モチーフのフード&カフェメニューや宙をテーマにしたグッズが登場する。なお、11月6日(金)からは日本橋の街路樹イルミネーションもスタートするので、ロマンチックな雰囲気の中で「宙フェス」を楽しむことが出来る。【詳細】宙フェス2020 東京・日本橋開催日:2020年11月7日(土)、8日(日)開催時間:12:00~18:00開催場所:東京・日本橋「福徳の森」「仲通り」住所:東京都中央区日本橋室町2丁目※マーケットエリアは入場無料(事前予約制)、トークショーはオンライン配信(無料)を予定。※マーケットエリアの事前予約登録は10月17日(土)10:00より公式サイトにて受付スタート。
2020年07月10日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「アルバイター」編が、22日より公開される。同CMは、au PAYについて現地調査をするためコンビニでアルバイトを始めた高杉くん(神木)と細杉くん(中川)が松本さん(松本)のレジ対応をするストーリー。レジの会計を待つ松本さんに、高杉くんは「こちらのレジどうぞ~」と声を掛け、思わぬ人物に驚く松本さんをよそに「いらっしゃいませ」と接客。「バイト始めたんだ」と松本さんが尋ねると、「au PAYの現地調査を兼ねてね」と高杉くんらしい意識の高い返答をする。そこへ、高杉くんと共にアルバイトをする細杉くんが「コンビニは絶好の調査ポイント!」と言いながら現れ、松本さんが購入しようとしている消しゴムに対し、「温めますか?」と問うが、華麗に「やめときます」と返す松本さん。いざ支払いとなり、高杉くんと細杉くんが「お支払いは?」と尋ねると、呼吸を止めて回答を待つ2人に困惑しつつ、松本さんは「au PAYで」と返答。2人はうれしそうに「いただきました~」「au PAY!」「たまりました~」「Pontaポイント!」と盛大に声を上げ、それに合わせるかのように入り口にいた犬までも「ワウ~」と遠吠えを上げる。会計が終わり店を出る松本さんは、細杉くんが敬礼をして「休憩入ります、バイトリーダー」と高杉くんに声をかけ、高杉くんが「いってらっしゃい!」と返す様子を見て少し楽しそうにほほ笑む。今回のCMは、高杉くんと細杉くんがコンビニアルバイターとして登場。店員の制服をバッチリ着こなす2人の名札は、それぞれのキャラクターを意識して本人に書いた。会計時のテンションの高い掛け合い部分では、店の外まで聞こえてくる声量でスタッフもびっくり。気合十分に撮影に挑み、その気合いが伝わったのか一緒に出演した犬も見事1テイクでOKを出した。
2020年06月22日“おうち時間”が増えたこの期間、みんなはどんな映画/ドラマ作品を見ているのか?“おうち時間”がもっと楽しくなるように、シネマカフェでは自宅での過ごし方や最近観た作品についてのアンケート取材を実施!今回は高杉真宙さんに回答いただきました。――最近観た作品は何ですか?「ストレンジャー・シングス」は流行りに乗り遅れてですけど見ました!――おすすめポイントを教えてください。昔の映画、グーニーズやAKIRAのワクワクする感じやちょっとしたホラーが面白く照明が綺麗で見てて飽きなかったです。――これから観たいと思っている作品は?「ブレイキング・バッド」のシリーズを見たいなぁ思っています。ただ、なかなか長いのでタイミングをみてからですね!――高杉真宙さんのおうちの過ごし方を教えてください。僕はやっぱりゲームが好きなのでゲームですかね?RPG系はストーリが気になってずっと飽きずに出来る気がします!【高杉真宙 出演情報】ドラマ:日本テレビ系ドラマ「私たちはどうかしている」出演 今夏より毎週水曜22時放送予定(text:cinemacafe.net)
2020年06月14日今月初め、ガーデニングに夢中になりすぎてお尻の筋肉を傷めてしまったと報告していた「クイーン」のブライアン・メイ。現在の健康状態をインスタグラムにて動画と文章で報告し、壮絶な体験をしていたことを明らかにした。ブライアンは大臀筋を傷めてから一週間が過ぎても信じられないくらいのひどい痛みに苦しみ、周りの人たちも「それは筋肉の痛みではない」と心配したという。その痛みを「後背部を誰かにスクリュードライバーで延々と刺され続けているような痛み」と表現。再びMRI検査を受けると、坐骨神経がひどく圧迫されていることが判明。痛みの原因がはっきりしたことで、おそらく適切な治療を受け、痛みに関しては「本当によくなった」と語るブライアンだが、痛みと闘っている間に軽い心臓発作も起こし「死にかけた」と告白。「40分ほどの胸の痛み」を経験したとのこと。血管造影検査を受けたところ動脈に血栓が3か所見つかったため、ステント留置術が実施された。医師は開胸手術を勧めたというが…。「クイーン」のアルバムに「シアー・ハート・アタック」(1974年発売)というタイトルのものがあるが、ブライアンはこれまでずっとこのタイトルに関して少し心配していたそうだ。「本当に心臓発作を起こした人を怒らせちゃうんじゃないかってね」と。しかし、自身が心臓発作を起こしたことで「心臓発作クラブの仲間入りをしたから安心している」とジョークも放ち、「結局はすべてに意味があったことなのかも」と締めくくった。(Hiromi Kaku)
2020年05月26日NHK Eテレでは5月2日(土)、数々の賞に輝いた人気小説を劇場アニメ化した『君の膵臓をたべたい』をオンエアする。原作は「2016年本屋大賞」第2位を始め、雑誌「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR2015第2位、読書メーター読みたい本ランキング第1位などに輝いた「キミスイ」の愛称で知られる同名小説。SNSを中心に大きな反響を呼び、原作関連書籍の累計発行部数は200万部を突破。2017年には浜辺美波×北村匠海のW主演に、小栗旬、北川景子ら豪華キャストも参加して原作から12年後のパートを加え実写映画化。多くの涙を誘った。そんな実写版がヒットするなか製作が発表されたのがアニメ版の本作となる。彼女は言った。「君の膵臓をたべたい」。春、まだ遅咲きの桜が咲いている、4月のこと。他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」は、病院の待合室で、一冊の文庫本を拾う。手書きの文字で「共病文庫」と題されたその本は、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。日記の中身を目にした「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命いくばくもないことを告げる。それは、家族と医師以外には病気を隠している彼女にとってただひとり、秘密を共有する相手ができた瞬間だった。最期の日が訪れるまで、なるべくこれまでどおりの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。――それは、「僕」の春の思い出。彼女の一生の思い出…という物語。「僕」の声優には「仮面ライダー鎧武」などで注目され『虹色デイズ』『十二人の死にたい子どもたち』などの映画に出演。1月クールの「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」も話題となった高杉真宙。またLynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤ら人気の声優たちが共演。月9「ラジエーションハウス」などで知られる女優の和久井映見も出演している。また昨年放送の「おっさんずラブ-in the sky-」で主題歌を担当したほか、劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』など人気アニメの楽曲も手掛ける「sumika」が主題歌を提供しているのも注目だ。劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』は5月2日(土)21時~NHK Eテレでオンエア。(笠緒)
2020年05月02日浜辺美波と横浜流星のW主演で安藤なつみの漫画「私たちはどうかしている」を夏にドラマ化する。この度、高杉真宙、岸井ゆきの、山崎育三郎、鈴木伸之ら個性豊かな登場人物たちを演じる11名のキャストが発表された。本作は、可憐で才能にあふれる和菓子職人・花岡七桜(浜辺さん)と、創業400年の老舗和菓子屋のクールな跡取り息子・高月椿(横浜さん)が、15年前に起こった和菓子屋「光月庵」主人の殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも、強く惹かれ合う。老舗和菓子屋を舞台にした、クールジャパンなラブミステリー作品だ。そんな中、今回新たに11名の出演者が一挙発表。「賭ケグルイ」『見えない目撃者』などに出演する高杉さんが演じるのは、七桜の同僚として「光月庵」で働く見習い職人・城島裕介。七桜とすぐに打ち解け、互いに励まし合い次第に距離を縮めていく。『愛がなんだ』で主演を務めた岸井さんは、結婚式当日に椿に婚約を破棄されてしまう名家のお嬢様・長谷栞を演じる。控えめで自己評価が低いが、まっすぐで芯が強く、ややおっちょこちょいな一面も。高杉さんは「少女漫画としての七桜と椿の関係性、そして少女漫画とは思えないほどのミステリー要素に惹かれ台本を読むページが止まらずあっという間に読み進めてしまいました」と原作の印象を明かし、「城島君がどのようにしてこの光月庵で絡んでいくのか、人一倍明るく元気な子に演じていけたらと思います」と意気込む。岸井さんは「ドラマチックな始まりですがその先を生きる彼女がどう成長していくのか。それぞれに復讐や陰謀があり、どうかしていると自覚している狂気はしたたかで、和菓子と相まって鮮やかだと思いました。視覚的にも楽しんでください!」とコメントしている。また、七桜の前に突然現れ、付かず離れず七桜を温かく見守る謎の男・多喜川薫役を山崎さん。七桜の母、大倉百合子役に中村ゆり。何者かに殺害されてしまう椿の父・樹役に鈴木さん。小料理屋の女将・宮部夕子役に須藤理彩。椿の祖父であり光月庵の大旦那・宗寿郎役を佐野史郎が演じる。山崎さんは「お茶や日舞など、日本の文化を愛する多喜川を演じる上で、美しい所作、日舞も学んでいきたいと思っています。この魅力的な役を楽しみながら、自分なりにしっかりと向き合っていきたいです」と意気込み、鈴木さんは「高月樹役を通して原作のイメージに近く演じられたらと思っております。和菓子だけでなく、茶道の世界も描かれていますので、先日茶道指導も受けさせてもらいました。是非そちらの方も楽しみにしていただけたらと思います」と呼びかけている。そのほか、「光月庵」の職人役として、和田聰宏、岡部たかし、前原滉、草野大成が決定した。<キャストコメント>高杉真宙今回、「光月庵」で働く新人菓子職人、城島裕介役で参加させて頂きます。少女漫画としての七桜と椿の関係性、そして少女漫画とは思えないほどのミステリー要素に惹かれ台本を読むページが止まらずあっという間に読み進めてしまいました。椿役の横浜さん、七桜役の浜辺さんとは再共演ということで読みながら「こんな感じかな?」と想像していたのですが、和菓子作りの練習時や撮影での立ち姿が凛とされていてまた違った雰囲気で自分も役で現場に溶け込むことが楽しみです。城島君がどのようにしてこの光月庵で絡んでいくのか、人一倍明るく元気な子に演じていけたらと思います。岸井ゆきの15年前のある事件をきっかけに人生をくるわされた人たちによって、決められた結婚を全うするはずだった長谷栞もまた、予想外の人生を突きつけられます。ドラマチックな始まりですがその先を生きる彼女がどう成長していくのか。それぞれに復讐や陰謀があり、どうかしていると自覚している狂気はしたたかで、和菓子と相まって鮮やかだと思いました。視覚的にも楽しんでください!和田聰宏"職人"という響きに憧れがありました。子供の頃、大工や佐官職人が自然と周りに多かったせいもあり、プロフェッショナルな仕事ぶりが好きでした。そんな憧れの職人、しかも和菓子職人を演じさせて頂く事になり、二重の喜びと共に、プレッシャーも感じでいます。「光月庵」という老舗和菓子店の職人として、繊細な部分を表現しつつ、人間模様をしっかり演じていきたいと思います。よろしくお願いします。岡部たかし和菓子と聞くと、歴史伝統、様式格式、四季調和などなどを想像し美しい。この美しさを伝承し築きあげてきたのは人間ですが、如何せん人間は美しさだけでなく醜さも持ち合わせているからややこしい。ややこしいことが起きる。でも僕はややこしいことはイヤなので和菓子職人として美しさだけを追求したい。と思っている。前原滉安部大吾役で出演させていただきます前原滉です。こんなに早く「あなたの番です」チームの方々と再びお仕事ができるなんて幸せです。そして、このチームで再びミステリーということは、次こそは犯人なんじゃないかとドキドキしております。原作ファンの方にも、未読の方にも、皆さんに楽しんで頂けるよう頑張ります!草野大成皆さま初めまして!杉田綾人役、草野大成です!今回、素晴らしいキャスト、スタッフの皆さまが関わる『私たちはどうかしている』に出演できる事を心から幸せに感じております。初めてやる役柄なので、役と共に成長していきたいと思います。皆さんに遅れをとらないように少しでも自分の良さを出して行きますのでどうぞよろしくお願いします!山崎育三郎この度、着物姿に髭が印象的な多喜川薫役を演じさせて頂きます。七桜と出会い、いつも彼女を見守り寄り添う心優しい男ですが、どこか繊細で掴みどころがなくミステリアスな部分も感じています。そして、お茶や日舞など、日本の文化を愛する多喜川を演じる上で、美しい所作、日舞も学んでいきたいと思っています。この魅力的な役を楽しみながら、自分なりにしっかりと向き合っていきたいです。「美しい和の世界」の一員になれる事をとても嬉しく思います。須藤理彩タイトルにある「どうかしている」。その名の通り、若い2人のどうかしている愛の形。憎しみ。裏切り。復讐。どうかしてます。そして、登場人物もほぼどうかしている人達です笑。そんな中、私演じる夕子は、数少ないどうかしてない人のはずです笑。真っ黒な腹の内を覆い隠す様な、豪華絢爛なお着物。そして、美しい和菓子も見どころのひとつです。ザ・日本!も満喫頂けるはずです。この夏、とことんドロドロとした愛憎復讐ドラマ。ぜひ楽しんで頂けたらと思います。1日も早くコロナが終息し、エンタメが皆様の力になる日常を取り戻しますように。。。中村ゆりこの度七桜の母、大倉百合子役を演じさせていただきます。和菓子、という自分が心から打ち込める職業と出会い、本来なら純粋にその道を探究していくべき人であったはずなのに…謎を残したまま散っていってしまった人ですが、天使のような娘を授かれた事、そんなかけがえのない輝いた時間を、忘れられない記憶として繊細に演じられたらと思います。鈴木伸之高月樹役で出演させていただきます!!原作を読ませていただきましたが、一つ一つの漫画のタッチが、すごく繊細で綺麗な印象を受けました。高月樹役を通して原作のイメージに近く演じられたらと思っております。和菓子だけでなく、茶道の世界も描かれていますので、先日茶道指導も受けさせてもらいました。是非そちらの方も楽しみにしていただけたらと思います。佐野史郎いつか和菓子屋さんの世界を演じてみたいとずっと思っていました。舞台となっている金沢は私の故郷、松江に似ています。日常、和菓子を食べお抹茶をいただく習慣があります。受け継がれてきた伝統を守ろうとする和菓子屋の大旦那の心情が自分自身とも重なります。古きをたずねて新しきを知る……。今の世に一番大切なことかもしれません。お菓子は心を癒し、お茶は身体の免疫力を高めるともいいます。みなさまも是非、ご一緒に!!佐野史郎「私たちはどうかしている」は7月期日本テレビ系水曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年04月27日俳優の高杉真宙主演の映画『前田建設ファンタジー営業部』が24日、期間限定のオンライン無料上映を実施することを発表した。本作は、建設業界の新市場を切り開き「マジンガーZの格納庫」の建設設計に本気で挑んだ熱きサラリーマンたちの実話から生まれた感動の積算エンタテインメントで、アニメの世界の曖昧で辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、技術の底力を駆使して無謀なプロジェクトに立ち向かう姿を描く。1月31日より全国公開となったが、新型コロナウイルス対策による緊急事態宣言の対象地域が全国に及び、作品を映画館で観ることができなくなったことを受け、製作委員会で協議を重ねたと結果、オンライン無料上映が決定。期間中、スタッフ・キャスト参加で、ビデオ会議アプリZoomを使用した生実況イベントの実施も予定している。オンライン無料上映期間は5月3日12時~5月6日23時59分。映画の公式サイト、もしくは公式Twitterの応募フォームから、1人1回に限り応募可能となっている。募集人数は1,000名で、当選者にはシリアルナンバーをメールにて配布、シリアルナンバー1つにつき1回限り視聴可能。特別サイトにアクセスのうえ、シリアルナンバーを入力することで、視聴開始(24時間有効)となる。シリアルナンバーは2つ送られるため、1つを友人にプレゼントして一緒に視聴したり、一緒に実況イベントを見ることも可能となっている。また、生実況イベントは5月6日15時より、ヨーロッパ企画 公式YouTubeチャンネルで行われる(Youtube上では本編の上映はなし)。ヨーロッパ企画の上田誠(脚本)・本多力が参加し、高杉、岸井ゆきののゲスト出演を予定している。○高杉真宙 コメント熱く夢があり元気になれるお話。今だからこそ観て頂きたい映画になっています。そしてそんな映画を今回、生実況させて頂けるということで、皆さんと一緒に映画を見る時間を共有出来るというのは初めてのことなので、少しでも皆さんの楽しみに繋がって頂ければ嬉しいです!○小木博明(おぎやはぎ) コメントこの映画を観て頂いたら、夢や、やる気が溢れて来てしまいます。こんな時期だから、慌てて外に出ないで下さいね。○上地雄輔 コメントこの作品は笑って泣けてホッとする作品になってます。ぜひ今、自分の中でモヤモヤやフラストレーションが溜まってる方はスッキリして素敵なゴールデンウィークを迎えて欲しいと思います!○岸井ゆきの コメント本当にあった前田建設"ファンタジー"営業部! 普段見ることのできない作り途中のトンネルのシーンがお気に入りです。今建っているもの全てに、想像して、計算して、実際に建てた人達がいて、そこには常にアツイ想いがある。熱量を感じられる作品です!○本多力 コメントとにかく熱が人から人へ伝播していく作品です。撮影現場も映画同様エネルギーに溢れてました。毎日もどかしい時間が続いていますが、お家でこの映画を観ていただいて、少しでもみなさんの日々の活力や楽しみに繋がったら嬉しいです!○町田啓太 コメントおうち時間にこの映画を!是非たくさん笑って気晴らしにしてください!ゆっくり楽しんでもらえることを願っています。○六角精児 コメントなかなか希望の持てない今日この頃ですが、この映画が少しでも皆様の明日への活力になることを願うばかりです。○上田誠(脚本) コメントいまこそ脳内に、いろんなものをおっ立てる時代がやってきたのではないかと思います。マジンガーZの格納庫なんか、おっ立ててみるのも面白いのではないでしょうか。おうちで見てください。あなたの脳を、大脳新皮質をこえ辺縁系の下、脳幹まで掘削し、ジャッキアップの夢をありありとお見せします。(C)前田建設/Team F(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
2020年04月24日俳優の高杉真宙、女優の奈緒が30日、東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリア TOKYOで行われたコニカミノルタプラネタリウム『流星たちの物語』公開記念 プレス発表会に出席した。昨年12月19日のオープンから1周年を迎えた「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」は、新作『流星たちの物語』を制作。離れ離れになってしまった2つの流星の"かけら"たちが運命に導かれ、長い年月の後に地球と深海で再会するというファンタジック・ラブストーリーで、CGアニメーションで描かれる壮大な宇宙空間や深海、そして海の生物たち、ドーム映像と音楽に包まれるプラネタリウム作品となっている。本作で声を担当した高杉真宙と奈緒がイベントに登場。すでに鑑賞したという高杉は「空間全体で包まれている感じがして、リラックスして見させていただきました。すごく楽しかったです」と感想を。奈緒も「すごく映像がキレイで、映像の中に自分がいるような感じで自分の声を忘れた楽しめました」と笑顔を見せた。また、流星のかけらを演じていることについて高杉は「最初に説明された時に石役かと思ってビックリしました(笑)」としつつ、「流星だからということを考えていた訳ではないので、戸惑いはありませんでした」と振り返り、奈緒は「最近何の役やりましたか? と言われて流星というのも(笑)」と苦笑いも「流星とは考えず、1人の男性と女性という気持ちでやりました」と語った。収録は通常のアフレコのように1人ずつ声を収録するのではなく、2人が同じ場所で掛け合いながら収録したという。その収録で初めて会った奈緒について高杉は「声がすごくキレイでマッチしていて、すっと入る気がしました。(現場で)ちゃんと言えなかったので、ここで言わなきゃと(笑)。僕は口下手なのでちゃんとはっきり言えなくて…」と告白し、これに奈緒は「(現場で)ちゃんと褒められたと思いますよ。現場でもお互いの声を褒めあっていました(笑)」とニッコリ。奈緒のコメントで思い出したのか、高杉は「収録のペースは2人だけの空間で緊張してました。僕は人見知りなので何て喋ればいいのかと。緊張の中、褒めあっていましたね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
2020年01月31日映画『前田建設ファンタジー営業部』(1月31日公開)の完成披露上映会が15日、都内で行われ、主演の高杉真宙、共演の上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、六角精児、小木博明(おぎやはぎ)、メガホンをとった英勉監督とともに登壇した。本作は、建設業界の新市場を切り開き「マジンガーZの格納庫」の建設設計に本気で挑んだ熱きサラリーマンたちの実話から生まれた感動の積算エンタテインメントで、アニメの世界の曖昧で辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、技術の底力を駆使して無謀なプロジェクトに立ち向かう姿を描く。イベント冒頭の挨拶時から、熱血な上司・アサガワを演じる小木が各キャストにちょっかいを出して笑いを誘うなど、キャスト同士が和気あいあいとした雰囲気を見せる中、撮影現場での思い出を尋ねられると、冷静な若手社員・ドイを演じる高杉は「毎朝、小木さんがセリフの練習をされていたんです。それが後半になるに連れて、みんなでセリフ合わせをするようになったのは覚えていますね」回顧し、「俺、できない子みたいじゃん」とぼやいた小木は、その後も客キャストへの質問が飛ぶたびに相槌を打ち、話に入ってくるなど暴走が続いた。同じ質問に優柔不断な先輩・ベッショを演じる上地は「こう見えますけど、最初この4人(高杉、岸井、本多、小木)、鬼のように人見知りをして、全然喋らなかったのでちょっかいを出して…。こっち(高杉)は下を向いてるし、こっち(岸井)はケータイいじってるし、この人(小木)は緊張しながらなんかボソボソ言ってるし、本多君は1人でブツブツ言っていて…」と暴露し、「こんなに喋るなんてあの頃、夢にも思わなかったくらい、4人ともシーンって」と目を丸くすると、小木は「明るい雰囲気を作ってくれたのはこのおバカタレント。よかったですよ、おバカが1人いて」と小木節で感謝した。また、小木が撮影終了時間の前に整体や焼肉の予定を入れていたことを明かした岸井は「でも、その時間の前に巻いて終わっちゃうんですよ。すごかった」と驚きの表情を見せ、上地からもクレームが飛ぶと、小木は「それは監督が優秀だから」と言い訳をしたが、英監督は「朝から『(予定までに)終わりますよね』とか言うんですよ」とプレッシャーがあったことを明かし、ベテラン社員・フワを演じる六角から「バラエティじゃないんだよ!」と一喝された。そして六角は、ほかのキャストより遅れてクランクインしたそうで「見てたらいろんなことを喋って、冗談言いまくって、監督の言うこと全然聞いてないんですよ。俺はそれを見て"この映画ダメだな"って思った」と吐露して観客を笑わせ、加えて「本番にいったらあんた(小木)が噛みまくってさ、皆さんはそれを見て笑いまくってさ、それでもう1回"ダメだな"って思ったんだけど、見たらすげー面白いの! これ、どういうこと? 監督。あなた魔術師ですよ」と絶賛。これに小木も賛同し「編集がすごい! スタッフがすごいんですよ」と舌を巻いた。さらにトークの順番が回ってきた小木は「いいですか、ゆきのちゃんの話」と切り出し、「マジで、やめて! やめて!! 何ですか?」と焦る岸井を横目に、小木は「ゆきのちゃんを見て、こういうことしていいんだって教わったんです」と続け、緊張の中、撮影初日に、岸井が自身の電話を衣装のポケットに入れていたことに驚いたという話をすると、岸井は「だからダメだって。ちょっと待って理由があるの…。事務所の方、大丈夫ですか?」と本気で制止をしたが、小木は「大きな仕事が入ったんだよね。映画の最中に大きな仕事が入ることをずっと考えていて、『よし!!』とか言い出して」と暴走が止まらず、岸井は「言っていない! 違うんですよ」と否定したが、その後も話をやめない小木に、岸井は「みんな私に対して引いてるから…」と涙目で訴えてガチ凹み。その後、別の質問を振られた小木は「今、(岸井を)傷つけちゃったから動揺しちゃって……。あまり言い過ぎるのも悪いなって」と猛省していた。
2020年01月16日宝塚歌劇団宙組東京公演、『El Japon(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』と『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』が、本日1月3日から2月16日(日)まで東京宝塚劇場で上演される。1幕の宝塚ミュージカル・ロマン『El Japon-イスパニアのサムライ-』は、スペインに渡った日本の侍が、異国の文化に触れ、現地の人たちと交流しながら、絆を深めていく物語で、作・演出の大野拓史が、スペイン南部の町コリア・デル・リオに、日本を意味するハポンという姓の人々がいて、“サムライの末裔”を自認していることに想を得たという作品だ。主人公は、1613年、伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節団に、支倉常長らと共に参加した仙台藩士で、夢想願流剣術の名手・蒲田治道(真風涼帆)。実在の人物だが、ここでは宝塚オリジナルのストーリーが展開する。愛する女性を守れなかったことで心に深い傷を負った治道は、使節団が滞在していたセビリア郊外のコリア・デル・リオで、夫を亡くし、女手ひとつで残された宿屋を切り盛りするカタリナ(星風まどか)、そして、アレハンドロと名乗る謎多き剣士(芹香斗亜)と出会う。凜としたカタリナの姿に、かつて愛した人の面影を見出し、彼女と過ごす日々に心の傷が癒やされていく治道だったが、やがて使節団の帰国の日が迫る。後半のショー・トゥー・クール『アクアヴィーテ!!~生命の水~』は、これまでにも『Cocktail-カクテル-』や『Sante!!~最高級ワインをあなたに~』など、お酒をテーマにしたショーを手がけてきた作・演出の藤井大介が、都会的で大人のムードあふれる宙組のために作った、ウィスキーをテーマにしたショーだ。アイリッシュやスコッチなど、いろいろな種類のウィスキーのボトルや味わいからイメージを膨らませた場面が、時にしっとりと、時に賑やかに、時にスタイリッシュに繰り広げられるが、まず幕開きから、スツールに座り、ウィスキーグラスを手にした真風がセリ上がり、物憂げにブルースを歌うという、ファンにとっては溜め息ものの演出で魅せる。ショーの中盤、客席降りしてきた出演者と一緒に、その場で踊ることができる観客参加の楽しい場面もあり、東京でも大いに盛り上がりそうだ。文:原田順子
2020年01月03日高杉真宙主演、実存する組織の社員が七転八倒を繰り返しながら取り組んだ実話を基にした『前田建設ファンタジー営業部』(英勉監督)の主題歌を「氣志團」が担当することが決定。楽曲も挿入された予告編とポスタービジュアルも公開された。今回到着した予告編では、マジンガーZの格納庫を作るという無謀なプロジェクトに翻弄されながらも、試練と困難に立ち向かうサラリーマンたちの姿が熱く描かれる。そして予告編でも流れる「氣志團」の主題歌は、彼らのGIGのみで歌われファンの間でも人気の高い「今日から俺たちは!!」。熱きサラリーマンたちの感動のドラマを一層盛り上げている。「氣志團」の綾小路翔は、まず本作について「めちゃくちゃ面白い」「この作品を観て、シンパシーとジェラシーが溢れまくりました」と絶賛し、「氣志團の活動の集大成とも言うべき、この『今日から俺たちは!!』が、この映画に携わったすべての皆さんの肩を抱き、背中を押す楽曲になれたら、これ以上幸せな事はありません」と熱い思いを語っている。また本ビジュアルでは、これから立ちはだかる難題に立ち向かっていく個性豊かなファンタジー営業部のメンバーの情熱と覚悟が伝わってくるようだ。『前田建設ファンタジー営業部』は2020年1月31日(金)より新宿バルト9、イオンシネマほか全国にて公開。「今日から俺たちは!!」(影別苦須 虎津苦須)は2020年1月27日(月)先行配信開始、2月26日(水)CDリリース。(cinemacafe.net)■関連作品:前田建設ファンタジー営業部 2020年1月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 前田建設工業株式会社/ Team F © ダイナミック 企画・東映アニメーション
2019年12月13日宝塚歌劇宙組公演『El Japon(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』~生命の水~が、11月15日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。宝塚歌劇宙組『El Japon(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』~生命の水~チケット情報『El Japon』は、スペイン南部の町コリア・デル・リオに「サムライの末裔」を自認する“ハポン(日本)”姓の人々が実在することに着想を得て作られた、オリジナル・ミュージカル。なぜ遠い異国の地に日本の侍の伝説が残ったのか…。慶長遣欧使節団としてイスパニア(スペイン)に派遣されることになった夢想願流剣術の名手・蒲田治道を主人公に、侍の心情や異文化との出会いが描かれる。和と洋の世界観を融合させた意欲作。プロローグでは、扇を手にした娘たちがしなやかな舞で観客を作品世界へと誘う。物語は、仙台藩主・伊達政宗がイスパニアとの貿易交渉のため、使節団を派遣するところから始まる。約1年をかけてイスパニアに到着するも、国王フェリペ3世との交渉は膠着。使節団は修道院で無為な日々を過ごすことになる。ある日、奴隷として売られ脱走した日本人少女を助けた治道は、彼女を匿う場所を探して宿屋を営む女性カタリナと知り合う…。日本で愛する人を助けることができず、悔恨の念にさいなまれながら生きる治道。トップスター・真風涼帆が、そんな彼の“影”の部分を繊細に表現。また、剣術の名手だけに立ち廻りのシーンも多く、キレのある殺陣も見どころのひとつとなっている。その治道の心を動かす女性カタリナを、トップ娘役の星風まどかが好演。カタリナも愛する人を亡くしたことを悔やんで生きている女性だが、大農場主フェルディナンドによる嫌がらせや邪な欲望にも、凜とした態度で立ち向かう強さを持つ。強さの裏に辛い過去を抱えるふたりが出会い、それぞれがその傷を克服していくという内面の変化が描かれているとともに、弱きを助け、強きを挫くヒロイックな展開が爽快だ。また、治道の窮地を救う謎の男アレハンドロを演じる芹香斗亜は西部劇のガンマンのようなクールな佇まいで魅せるが、コミカルな一面とのギャップでも楽しませてくれる。第2幕のショー『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』は、ウイスキーをテーマに展開。ゴールドの煌びやかな衣装をまとい、アダルトでクールに魅せるプロローグ。勢いのあるナンバーでグイグイとその世界に観客を惹きつけ、エネルギッシュで刺激的なシーンが次々と繰り広げられていく。公演は12月15日(日)まで、兵庫・宝塚大劇場、2020年1月3日(金)から2月16日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは12月1日(日)一般発売。取材・文:黒石悦子
2019年11月22日グラビアアイドルの高杉杏が、最新イメージDVD『unlimited』(4,180円税込 発売元:エスデジタル)をリリースした。今年1月に発表した衝撃の1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを飾った高杉杏は、迫力ボディーとマシュマロGカップバストを披露してファンの視線を釘付けに。その勢いはとどまることを知らず、同DVDで早くも4枚目を数えるなど、注目度の高さをうかがい知ることができる。大胆な脱ぎっぷりで話題の高杉。今作ではさらに大胆なポーズを披露している。高杉の魅力は、ベビーフェイスには似つかわしくないGカップのバスト。最新作でもその魅力がいかんなく発揮されており、黒のセクシー水着やY字系水着、露出度ピカイチの赤のセクシー水着では、バストが溢れんばかりだ。シーン的には、黒のセクシー水着を着用したベッドのシーンが必見。彼女の代名詞でもあるベビーフェイスが一転し、"オトナ"の表情を見せている。また、メイド風コスプレのシーンは高杉の魅力が凝縮されており、ベビーフェイスとセクシーボディーの両方が楽しめる貴重なシーンだ。なお、同DVDの発売を記念したイベントが11月17日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA①号店 サブカル・モバイル館7F(15:00~)で開催される。
2019年11月16日映画『前田建設ファンタジー営業部』が、2020年1月31日(金)、新宿バルト9ほか全国で公開される。マンガやアニメの建造物を実現化!?“前田建設ファンタジー営業部”の挑戦を描く映画『前田建設ファンタジー営業部』は、実在する組織“前田建設ファンタジー営業部”の軌跡を描いた作品。“前田建設ファンタジー営業部”の社員たちと、彼らを支えた技術者たちの試行錯誤と七転八倒を繰り返しながらも取り組んできた活動を元にして描かれる。そもそも“前田建設ファンタジー営業部”とは、アニメ、マンガ、ゲームといった空想世界に存在する、特徴ある建造物を本当に受注し、現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるか、について工期、工費を含め原則月一回の連載形式で公開するコンテンツだ。これまで、“夢は実現する”というスーパーポジティブな考えの下、昭和47年作品「マジンガーZ」格納庫や昭和57年作品「銀河鉄道999」地球発進用高架橋、昭和54年作品「機動戦士ガンダム」地球連邦軍基地ジャブローなどの検討を実施。また、ダムやトンネルなど数々の大プロジェクトに携わっている。キャスト主人公の若手社員に、高杉真宙無理難題とも思える数々の大プロジェクトに関わっていく“前田建設ファンタジー営業部”。その主役となるのは、『賭ケグルイ』や『見えない目撃者』などに出演してきた高杉真宙だ。現実世界の常識では到底理解できないアニメ世界の途方も無い設定や、あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、無謀なプロジェクトに立ち向かう冷静な若手社員・ドイ役を務める。個性派サラリーマンに、上地雄輔や岸井ゆきのまたドイを取り囲む個性派ぞろいの社員役には、『愛がなんだ』でヒロインを務めた岸井ゆきのをはじめ、上地雄輔や、小木博明(おぎやはぎ)らが抜擢。その一癖あるキャラクター像もチェックしておこう。ベッショ(上地雄輔)...優柔不断な先輩エモト(岸井ゆきの)...やる気のない部員チカダ(本多力)...アニメ好き部員アサガワ(小木博明)...熱血な上司ヤマダ(町田啓太 劇団 EXILE)...掘削オタクフワ(六角精児)...豊富な知識で無理難題の突破口を切り開くベテラン社員脚本に上田誠脚本を手掛けるのは、『夜は短し歩けよ乙女』などヨーロッパ企画代表の上田誠。そして、『賭ケグルイ』、『あさひなぐ』の英勉が監督を務める。主題歌に氣志團主題歌には、ヤンクロックバンド・氣志團が手掛ける楽曲「今日から俺たちは!!」が決定。もともと氣志團のギグのみで歌われる曲として、ファンの間からも人気を集めている一曲だ。氣志團團長の綾小路翔は、今回の主題歌起用 について「氣志團の活動の集大成とも言うべき、この『今日から俺たちは!!』が、この映画に携わったすべての皆さんの肩を抱 き、背中を押す楽曲になれたら、これ以上幸せな事はありません。 」と、喜びの声を寄せている。【詳細】映画『前田建設ファンタジー営業部』公開日:2020年1月31日(金)、新宿バルト9ほか全国公開出演:高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、町田啓太、六角精児、小木博明(おぎやはぎ)監督:英勉脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)原作:前田建設工業株式会社 『前田建設ファンタジー営業部1「マジンガーZ」地下格納庫編』(幻冬舎文庫) 永井豪『マジンガーZ』配給:バンダイナムコアーツ 東京テアトル<ストーリー>「うちの技術で、マジンガーZの格納庫を作っちゃおう!」上司のアサガワにムチャ振りされた広報グループのドイたち。ミッションは、“実際には作らない”が、設計図を出し、工期を立て、見積書を完成させ、実物を作るのと全く同じように取り組むこと。そう、これは日本の技術の底力を駆使したプロジェクトだった!現実世界の常識では到底理解できないアニメ世界の途方も無い設定や、あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、彼らは、無謀なプロジェクトに立ち向かう!
2019年11月14日俳優の菅田将暉、高杉真宙、女優の秋山菜津子が8日、東京・新国立劇場 中劇場で行われた舞台『カリギュラ』のフォトコール・囲み取材に参加。菅田と高杉は、食事に行ったエピソードなどを明かした。日本演劇界を代表する演出家・栗山民也と、今年デビュー10周年を迎えた俳優・菅田将暉が初タッグ。菅田は、ローマ帝国第3皇帝である狂気の暴君・カリギュラを演じ、カリギュラに目の前で実父を殺され、カリギュラを憎みながらも彼の苦悩や狂気を理解する若き詩人シピオンを高杉、カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど彼を深く愛する女性セゾニアを秋山が演じる。菅田は、細眉がインパクトあるメイク、そして鍛えられた腹筋が見える衣装で、カリギュラの苦悩と狂気を迫真の演技で表現。菅田と2度目の共演となる高杉は「相変わらず迫力があるというか、オーラをまとっている感じ」と語り、菅田が「威圧感?」と尋ねると、「威圧感じゃないです」と慌てて否定した。カリギュラは妹の死をきっかけに暴君へと豹変するが、「これがないと豹変するものは?」と聞かれた菅田は「ないです」と返してから、「なんかあるかな」と少し考え、「おいしい食べ物とか…」と回答。好きな食べ物は「寿司」とのこと。稽古期間に菅田、高杉、秋山にケレア役の橋本淳を加えた4人で鶏料理の店に行ったことも明かした。また、菅田と高杉の2人でラーメン店に行ったこともあったそう。菅田は「二郎系のガッツリのやつに行きました。食べたあと、(高杉の)目がギラギラしちゃって、ニンニクが効いたんでしょうね。『ごちそうさまでした! おいしかったです!』って、すっごい怖くて、“二郎系+まっひー”は危険だなと感じました」とギラギラした目を再現して笑いを誘った。高杉は「いっぱい食事に連れて行ってもらいました。愛情をいただきました」と菅田に感謝。菅田は「いたずらしていただけだもんね? いいリアクションするんですよ。(お腹をつついて)『あ!』って言うまっひーが見たくて、それを癒やしに僕は稽古を頑張っていました」とにやっと笑い、高杉も「うれしいです。僕からはちょっかいできないので」と喜んでいた。
2019年11月08日俳優の菅田将暉が8日、東京・新国立劇場 中劇場で行われた主演舞台『カリギュラ』のフォトコールに参加し、高杉真宙、秋山菜津子とともに囲み取材に応じた。日本演劇界を代表する演出家・栗山民也と、今年デビュー10周年を迎えた俳優・菅田将暉が初タッグ。菅田は、ローマ帝国第3皇帝である狂気の暴君・カリギュラを演じ、カリギュラに目の前で実父を殺され、カリギュラを憎みながらも彼の苦悩や狂気を理解する若き詩人シピオンを高杉、カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど彼を深く愛する女性セゾニアを秋山が演じる。菅田は、細眉がインパクトあるメイク、そして鍛えられた腹筋が見える衣装で、カリギュラの苦悩と狂気を迫真の演技で表現。囲み取材ではビジュアルについて「眉毛はあります。ちょっと剃っていますけど」と話し、作り込まれた体については「何もしてないです。稽古をしてたらつくやつです。ステージが傾斜になっているので、普通に歩いているだけでも体を使う。自然に鍛えられる感じです」と説明した。また、演じるカリギュラについて「暴君って聞くと破天荒なイメージがありますけど、やってみるとすごくなじみがある。傍から見ると暴君だけど、内側的なものは共感するところがたくさんあります」と共感する部分もあると言い、「誰でもイラッとしたり、マイナスな気持ちになることはある。人それぞれ消化の仕方が違い、それがカリギュラの場合は手段として非情なものを選ぶっていうだけ」とコメント。非情なことをしたいと思うときはあるか聞かれると「ある」と言い、「トイレしたくてコンビニ寄って人が入っていて、ガーンって(蹴って)開けたろうかと。しないですけどね」と笑った。座長として心がけていることを聞かれると、「今回、全然できてないです。カリギュラとして説得力を持たせることしか考えてないです」と役作りに集中。そして、「あまり何も考えず、ストーリーを追わず、エネルギーで感じてもらえたら。いろんな意味で今にぴったりだと思います。観た人なりの答えがあると思うので、考える時間って言うと言い過ぎかもしれないですけど、お客さんも俺らも同じ人間だよねっていうところが共有できたら」と話し、「みんなが思っているカリギュラではないと思います。カリギュラ=暴君、暴れている狂気的なイメージがあると思うんですけど、1回それを振り払って、日々の生活の延長線上で観てほしいです」とメッセージを送った。高杉は「菅田さんとは2回目(の共演)ですけど相変わらず迫力があるというか、オーラをまとっている感じ」と語り、菅田が「威圧感?」と尋ねると、「威圧感じゃないです」と笑って否定。秋山は「若い2人のパワーをいただいてありがたいです。菅田さんは変幻自在で素晴らしいです。高杉さんもかわいい顔ですけどすごく芯があって頼もしいです」と2人の演技を称賛した。舞台『カリギュラ』は、11月9日~24日に東京・新国立劇場 中劇場、11月29日~12月1日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、12月5日~8日に兵庫・神戸国際会館こくさいホール、12月13日~15日に宮城・仙台銀行ホールイズミティ21 大ホールで上演。
2019年11月08日実存する組織の社員が七転八倒を繰り返しながら取り組んだ実話を、高杉真宙を主演に迎え映画化した『前田建設ファンタジー営業部』から追加キャストと特報、ポスタービジュアルが解禁となった。本作はダム、トンネルなど数々の大プロジェクトに携わってきた実存する組織・前田建設工業株式会社の“ファンタジー営業部”の社員たちと、彼らを支えた技術者たちが、実際に試行錯誤と七転八倒を繰り返しながら取り組んだ実話。現実世界の常識では到底理解できないアニメ世界の途方も無い設定や、あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、彼らは無謀なプロジェクトに立ち向かっていく。今回追加キャストとして発表されたのは、『スキマスキ』で主演を務め、「中学聖日記」ではヒロインの婚約者役を演じた劇団EXILE・町田啓太。そして、「電車男」「下町ロケット」『空飛ぶタイヤ』など数々のドラマや映画に出演し、バイプレイヤーとして活躍する六角精児。今回解禁された特報映像では、主演の高杉さんや追加キャストの2人をはじめとする前田建設“ファンタジー営業部”の社員たちの姿が確認できる。小木さん演じるアサガワが「ここに、前田建設ファンタジー営業部の設立を宣言する!」と力強く言い放つ場面から始まり、ユニークな部署メンバーがひとりひとり映し出されていく。CGがふんだんに使われ、まさにファンタジーの世界観感に溢れた、観る者の心を奮い立たせる熱い映像に仕上がっている。特報と同時に解禁されたポスタービジュアルには、建設現場を背景にそれぞれ異なるポージングで並んだ“ファンタジー営業部”のメンバーの姿が。「取引先よ、これが見積りだ。」というキャッチコピーと共に、これから挑むマジンガーZの格納庫の見積書作成という無理難題に果敢に立ち向かっていく、サラリーマンたちの熱い情熱を感じさせるビジュアルに仕上がっている。『前田建設ファンタジー営業部』は2020年1月31日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:前田建設ファンタジー営業部 2020年、全国にて公開予定© 前田建設工業株式会社/ Team F © ダイナミック 企画・東映アニメーション
2019年11月02日エラ・メイ(Ella Mai)が本日10月31日、大阪・なんばHATCHから来日公演「ELLA MAI – THE DEBUT JAPAN TOUR 2019」をスタートさせる。エラ・メイはUK出身のR&Bシンガー。2019年の第61回グラミー賞で『Boo’d Up』が主要部門の最優秀楽曲賞を含む計2部門にノミネートされ、最優秀R&B楽曲賞を受賞した。最近もエド・シーラン『Put It All On Me』への客演、アリアナ・グランデ「Sweetener World Tour」のヨーロッパ公演に帯同するなど話題を欠くことがない。名実ともにシーンの最前線にいるアーティストのひとりだ。本日のステージは、その彼女にとって記念すべき初の来日公演。多くのファンが待っていた瞬間でもある。11月1日には東京・国際フォーラムホールAでの公演も控えており、この2日間にどんなパフォーマンスを見せるのかが注目されている。時代を象徴する、ソウルフルな歌声をぜひ体験してほしい。■公演情報「ELLA MAI – THE DEBUT JAPAN TOUR 2019」10月31日(木)なんばHATCH開場18:30/開演19:3011月1日(金)東京国際フォーラムホールA開場18:30/開演19:30
2019年10月31日俳優の高杉真宙が29日、都内で『高杉真宙 10thメモリアルカレンダー』(10月3日発売 3,456円税込 発売元:KADOKAWA)の発売記念イベントを開催した。同カレンダーは、芸能活動10周年という記念すべきタイミングだからこそ実現したスペシャルなアイテムで、衣装、撮影場所、コンセプトから、使用写真のセレクトまで、高杉が"いま"の自分と思いを表現したいとセルフプロデュース。さらに12ヶ月のカレンダーではなく「たくさんの写真を見てほしい」と自らセレクトしたお気に入りの写真を64枚も詰め込んだ週替わりの豪華仕様となっている。そんな同カレンダーについて高杉は「"こんなに絡んでいいのかな"と思うくらい、最初から最後までガッツリ関わらせていただいて、皆さんといい作品を作れたらいいなと思ってやらせていただきました。高杉真宙が強いものになっていますね」と紹介し、セルフプロデュースを行っての感想を聞かれると「撮影場所を決めないといけないときに、僕はあまりにも部屋から出ないので、毎回『秋葉原』としか答えられなくて、今回も秋葉原に出陣したのは印象的ですね(笑)」と答えた。お気に入りには、そんな秋葉原の横断歩道で撮影したカットを挙げ「秋葉原の好きなところは、みんなが好きなものに集中しているところなんですよ。その中で写真を撮られていることに違和感があって、それが写真でもすごく表れていて、衣装とか光を使って浮いているように見せていただいているんですけど、CGのような写真になっていて面白いなと思いました」と声を弾ませた。また、プライベートでも秋葉原に行くそうで「俳優と言ったら表参道というイメージが…」と声を掛けられると、「割合でいうと表参道は完全に少ないと思います」とキッパリと答え、「僕はマンガ、アニメ、ゲームが好きなんですけど、それ関連で行ったり、街にいる人や雰囲気が好きなんですよね」とニッコリ。秋葉原で声を掛けられた経験については「一切ないですね(笑)。みんな自分の好きなものに集中していますし、(撮影で着たような)きれいな格好で行ったりもしないので。寝癖隠しで帽子を被るくらいですね」と明かした。さらに、同カレンダーをどんな人に見てほしいか尋ねられると「毎日僕を見てくれる人、見て嫌にならない人だったらいいですね(笑)。僕もいただいたんですけど、毎日自分の顔を見るのは恥ずかしいので、そうじゃない人に見ていただきたいですね」とアピールし、どこに飾ってほしいかとの問いには「せっかく週替わりですし、毎週替えていただきたいので、よくいる場所においていただきたいですね。卓上にもなるので」と語った。デビューして10年を振り返っての感想を求められた高杉は「長かったですし、濃かったです。まだ10年しか経ってなんだって思ったりしますね。10年前も必死だったので、今も昔もそこに関しては変わらない感じがしますね。ずっと必死な感じがします」と感慨深げに語り、今度の目標については「気持ちでもっと大人っぽくなりたいと思いますね。23歳という歳で10年目というのは数でしかないなと思うので、その分、心の中で成長できたらいいなと思いますし、渋いかっこいい大人になりたいですね(笑)」と吐露。プライベートでの目標も尋ねられると「秋葉原以外を提供したいです(笑)。外に出ようっていつも思うんですけど、自分の求めているものが部屋の中にたくさんあるんですよね。そこで完結されているので、部屋以外のもので見つけたいなと思いますね。そこ以外を見つけないともったいないなと思うんですけど、惹かれるのは部屋なので、外に出て行きたいなと思いますね、低い目標ですね(笑)」と脱引きこもり宣言をした。
2019年09月29日今、最も出演オファーが絶えない若手人気俳優の一人、高杉真宙さん。最新公開作『見えない目撃者』では、吉岡里帆さん演じる目が見えない元女性警察官と共に女子高生連続殺人事件を追う高校生・国崎春馬を演じている。仕事からプライベートまでお話を聞きました。海?バーベキュー?ノーセンキューです(笑)。――今ハマっていることは?高杉:PCゲームですね。暇さえあれば、ずっとゲームをしています。銃で撃ち合うゲームが好きなんですけど、集中力を使うし、そればっかりやっていると飽きてくるので、そういう時はほんわかしたゲームに切り替えたり。こんなふうにほのぼのと生活しています(笑)。――お休みの日は一日中ゲームをしていることも?高杉:全然ありますよ。基本的にインドアなので。――夏だ!海だ!バーベキューだ!みたいな過ごし方…高杉:(やや食い気味に)無理です。本当にノーセンキューです(笑)。夏でも冬でも秋でも春でも、家でゲームをしていたいです。――高杉さんといえば、アニメ好きとしても有名ですよね。最近はアンアンでも『うたのプリンスさまっ』をはじめ、よくアニメの特集ページを組んでいるのですが、オススメを教えてください。高杉:うたプリは女の子が主人公で男の子がいっぱい!みたいな物語の先駆け的作品ですよね。――女性向けのアニメも見ます?高杉:昔はアニメだったらなんでもよかったので、とりあえずジャンル問わず深夜アニメを3話くらいまで見て、その先も見続けるかどうかを決めていました。でももうその見方は疲れてきちゃったので、今は監督や作者で見るものを選んでいます。最近だと、もうすぐ第3期が始まる『PSYCHO-PASS』が好きですね。あの『踊る大捜査線』シリーズの本広克行さんが総監督を務めていらっしゃるんですけど、歌もすごく良かったし、おしゃれなんです。――好きなアニメが実写化されるとしたら、出たいと思います?高杉:もちろん、お話をいただけたら嬉しいですし、やりたいなと思いますけど、「この作品のこの役がやりたい」みたいなのはないですね。緊張するんですよ。どう頑張ってもアニメには勝てないですし。――原作ファンの反応も気になったりしますか?高杉:僕はアニメも漫画も好きなので、好きな原作が実写化された時のファンの気持ちはよくわかるんです。でも仕事なので、そこに関しては特に何も思わないですね。――これからやってみたい役や目標はありますか?高杉:僕、ヒゲが似合う渋い男になりたいんです。40~50代の男の人って、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。『見えない目撃者』の中で刑事役をやっていらっしゃる、田口トモロヲさんや大倉孝二さんもすごくかっこいい。この作品をやって、僕も刑事役をやりたいなぁと思っていたら、たまたまドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』で刑事役をやらせていただけることになったんです。なんですけど、どこか現代っ子っぽい感じでやっているので、僕が思い描く刑事像とはちょっと違うんですよね。だから早く年をとって、サングラスが似合う渋い刑事役をやってみたいです。高校生役もまだまだやりますけど(笑)。――今は俳優という仕事をずっと続けていきたいと思いますか?高杉:続けられるなら続けていきたいと思っています。どの現場でもゼロからのスタートなので、めちゃくちゃきついですけど。――それでも続けたいと思うのはなぜですか?高杉:なんでだろう。自分の限界がわからないからなのかなぁ…。――限界を超えていきたい、と?高杉:いや、そんなにかっこよく書かないでください!(笑)ただこの仕事って、自分がどうこうっていうことより、人に評価してもらう職業だからこそ、自分が何をどこまでできるかわからない面白さがある気がして。そのために僕も自分で限界を作らないように努力しているのかなと思います。『見えない目撃者』交通事故によって自らの視力と最愛の弟、そして警察官としての未来を失った浜中なつめ(吉岡)は失意の中、ある誘拐事件に遭遇。残された感覚で感じた手がかりをもとに、もう一人の目撃者・国崎春馬(高杉)と共に事件を追っていく。出演/吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、浅香航大、田口トモロヲほか。9月20日(金)全国ロードショー。たかすぎ・まひろ1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2009年、舞台『エブリ リトル シング‘09』で俳優デビュー。11月9日スタートの舞台『カリギュラ』に出演するほか、主演映画『超・少年探偵団NEO ―Beginning-』が10月25日、『糸』『前田建設ファンタジー営業部』が来年公開。「高杉真宙 10thメモリアルカレンダー」は10月3日発売。カーディガン¥16,000パンツ¥42,000シューズ¥54,500(以上シャリーフ/Sian PR TEL:03・6662・5525)カットソー¥12,000(ブフト/HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年9月25日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・石橋修一ヘア&メイク・堤 紗也香インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年09月22日どこまでも実直で謙虚な人、という印象の高杉真宙さん。類まれなルックスと人気を誇りながら、それでもなお、「自分には何もできない」と語る。その心とは?仕事に懸ける正直な思いを聞いた。自分には何もできないと思っているので、ボロクソに言われても大丈夫。今年に入って連続ドラマ4作品に出演し、すでに封切られた映画は3本。さらに来年にかけて4本の劇場公開作が控え、なんと11月からは舞台にも出演。今、最も出演オファーが絶えない若手人気俳優の一人、高杉真宙さん。最新公開作『見えない目撃者』では、吉岡里帆さん演じる目が見えない元女性警察官と共に女子高生連続殺人事件を追う高校生・国崎春馬を演じている。――最初に脚本を読んだ時はどんな印象を受けましたか?高杉:こういう猟奇殺人を扱う本格スリラーは、海外ドラマを彷彿させるというか、あまり日本にはない作品だなと思いました。――春馬を演じる上で、一番こだわったのはどんなところですか?高杉:一番はじめにいただいた台本だと、春馬はもっと不良感が強かったんです。でも、それよりは何かを諦めている感じというか、他人に対して無関心な感じのほうが現代の高校生っぽいかなと。そこから徐々に成長していく姿を見せたかったので、最初のキャラクター設定はできるだけしっかり伝わるようにしたいなと思いました。――一番難しかったのは?高杉:やっぱり、クライマックスの追われるシーンです。なんというか、すごく想像の世界だったんですよね。例えば、泣いたり、怒ったりするシーンの場合は、演じる上で手伝ってくれるものがたくさんあるんですけど、追われている気分というのはなかなか経験することもないですし、とにかくその状況を想像して余計に恐怖心を作り出さないと、観ている人にも伝わらないんじゃないかと思ったんです。実際にはたくさんのスタッフの方が周りにいたりもするので、油断をすると現実に引き戻されてしまうというか、ふと我に返ってしまう瞬間もあったりして。でも、その追われているドキドキ感を体感できるのがこの作品の面白いところでもあると思うので、表情と息遣いを大事に演じました。――原作は韓国映画の『ブラインド』ですが、高杉さんはあえて原作は観ないようにしていると。高杉:そうですね。映像になったものは観ないようにしています。――その理由は?高杉:怖いんですよね。僕が演じるものを他の誰かが演じているということが。なんというか、どう頑張ってもそれに引っ張られてしまう気がするんです。それに、その人が時間をかけて作ったものはその人だけのものだと僕は思うので、それを目指すのも違うかなと。――自分で作るオリジナルのキャラクター像を大事にしたい、と?高杉:そうですね。もちろん台本があるので、誰が演じてもある程度は同じキャラクターになるというか、核となる部分に正解はあると思うんです。でも肉付けの仕方は人によって全然違ってくる気がしていて。まぁやっぱり、一番の理由は怖いからなんですけどね。――比べてしまうことが?高杉:例えば、その人の演技を見て“すごいな”と思っても、自分にそこまで辿り着けるほどのスペックはあるんだろうか、とか考えてしまうんです。基本的に自分は何もできないと思っているので。――これだけご活躍されていてもですか?高杉:いやいやいやいや、全然です。何もできないから、その分、誰に何を言われても大丈夫なんです。たとえボロクソに言われても、それは当たり前のことだから。――少しでも自信が出てきたな、と思ったことはないですか?高杉:ないですね。もちろん「これ、できる?」と聞かれたら、一応「できます」とは言うんです。でもそれは、できると思っているわけではなくて、できるところまで持っていくために自分にプレッシャーをかけるような感覚。できない中でどれくらいできるように持っていけるかということが、面白いところでもありますし。時間はみんなに平等にあるわけですから、努力次第だと思うんですよね。――それでも大きな壁にぶち当たってしまった経験はありますか?高杉:いっぱいありますけど、一番大きな壁は去年出演した舞台『メタルマクベス』の歌とダンスですね。僕、本当にリズム感がなくて音痴なんですよ。だから本番の2年前くらいにお話をいただいていたんですけど、その2年間はずっと、いうなれば夏休みの宿題の締め切りに追われる小学生のように、「もうすぐ舞台だ…」と思いながら憂鬱に過ごしていました。――そんなプレッシャーを抱えてまで、なぜ出演しようと?高杉:劇団新感線さんの舞台に出るのが夢でもあったんです。だからもう、練習あるのみだな、と。本番が始まってからもずっと、練習、練習の毎日でしたね。――高杉さんは小学校6年生の時にスカウトされて芸能界入りしたんですよね。それまで、このお仕事に興味はなかった?高杉:まっっったくなかったです。うちはアニメ以外、ドラマも映画も観ない家庭だったので。――それなのに、なぜやってみようと思ったんですか?高杉:2年間は拒否し続けたんですけどね(笑)。それくらい、興味がなかったんですけど、やると決めたからには適当にはやりたくなかったんです。出会う方もいい人ばっかりでしたし、現場で周りの人に迷惑をかけたくないと思っていたので、必死にはやっていました。ただ、演技が楽しいというところまで辿り着いていなくて、部活の延長線上のような感覚でしたね。――それが「仕事」という意識に変わったのはいつですか?高杉:映画『ぼんとリンちゃん』の時ですね。たしか、高校1年生の冬だったと思います。3か月くらいリハをして、さらに2か月近くかけて撮影をしたんですよ。舞台と違って映画でリハをするというのが初めての経験でしたし、一つの役をここまで突き詰めていったことで、演技の楽しさを知ったというのもあります。――というと?高杉:それまでももちろん、しっかり考えて演じてはいたんですけど、そこで初めてキャラクターは自分で作り上げていくものということを知ったんです。台本を読んで、スタートからゴールまでの間、このキャラクターを成長させるためには、この出会いとこのエピソードが重要なんだなとか、自分なりにパズルを組み立てていく感覚といいますか。リアルに寄せることだけがお芝居ではなくて、ちょっと大げさに面白おかしく演じてみたり、演じ方にもいろいろな種類があるということも知りました。『見えない目撃者』交通事故によって自らの視力と最愛の弟、そして警察官としての未来を失った浜中なつめ(吉岡)は失意の中、ある誘拐事件に遭遇。残された感覚で感じた手がかりをもとに、もう一人の目撃者・国崎春馬(高杉)と共に事件を追っていく。出演/吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、浅香航大、田口トモロヲほか。9月20日(金)全国ロードショー。たかすぎ・まひろ1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2009年、舞台『エブリ リトル シング‘09』で俳優デビュー。11月9日スタートの舞台『カリギュラ』に出演するほか、主演映画『超・少年探偵団NEO ―Beginning-』が10月25日、『糸』『前田建設ファンタジー営業部』が来年公開。「高杉真宙 10thメモリアルカレンダー」は10月3日発売。カーディガン¥16,000パンツ¥42,000シューズ¥54,500(以上シャリーフ/Sian PR TEL:03・6662・5525)カットソー¥12,000(ブフト/HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年9月25日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・石橋修一ヘア&メイク・堤 紗也香インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年09月22日ついに夏休みも終わりを迎え、変わらない日常のなかで新たな刺激を求めがちですが、そんなときにオススメしたい映画は、本格スリラー『見えない目撃者』。今回は、女子高生連続殺人事件の唯一の手がかりをつかむ重要な役どころを演じたこちらの方にお話をうかがってきました。写真・角戸菜摘(高杉真宙)若手実力派・高杉真宙さん!【映画、ときどき私】 vol. 259映画をはじめ、ドラマ、舞台と大活躍中の高杉さん。今回は、吉岡里帆さん演じる目の見えない元警察官のなつめとともに、ある事件の目撃者となり、ともに事件を追うことになるスケボー少年の春馬を演じています。自身にとっても新たな挑戦となった本作への思いや日常で感じていることなどについて語っていただきました。―まずは、春馬というキャラクターをどのように演じようと思ったのかを教えてください。高杉さん今回は成長する姿が描かれている役だったので、「それぞれの人に対してどう思っていたのか」、そして「どういうところにひっかかったのか」というのは、はっきりさせておきたいと思いました。つまり、突然変化するのではなく、最初から春馬にはこういう人間性があるんだというのを見せておいて、ところどころで“フラグ”をちゃんと回収していくことを意識して役作りしていった感じです。―劇中では、スケボーやアクションへの挑戦もありましたが、そういった肉体的な部分での準備と精神的な部分、どちらのほうが大変でしたか?高杉さんどちらかというとキャラクター面の準備をするほうが大きかったですけど、撮影に入ってからはスケボーのシーンのほうが大変で、演技をするよりもスケボーの撮影に緊張していました(笑)。自分の進化を感じることができた作品―「高杉真宙として進化を見せることができた作品」ともおっしゃっていますが、ご自身ではこの作品を経て、どのあたりが進化した部分だと思いますか?高杉さんいま話していたスケボーだけでなく、今回はアクションでもわりと挑戦させていただけたので、ゼロから始まったものがすごくプラスになりました。そういった部分ですごく成長できたと感じています。―本作では緊張や不安もたくさんあったそうですが、それはどういうところですか?高杉さん今回は、監督とも吉岡さんとも初めてだったので、やっぱりはじめましての方とお会いするときは緊張しますね。あと不安だったのは、監督とキャラクターや撮影のイメージについてすり合わせをしたとき。とはいえ、実際に始まったらどんどん自由にできあがっていく部分も多かったので、そのおかげで徐々に慣れていくことができたと思います。―なつめ役の吉岡里帆さんとは初共演となりましたが、印象を教えてください。高杉さんこれまでに画面を通して何度も拝見させていただいてはいましたが、そのときは、「ほわほわしている方だな」という印象でした。もちろん、カメラが回ってないところで笑っているときはそのイメージのままでしたけど、それ以外はすごくストイック。なつめと通じるところがあると感じるほど強い意志のある方だと思いました。―また、吉岡さん以外にも大倉孝二さんや田口トモロヲさんといった先輩たちともご一緒されましたが、何かアドバイスを受けたこともありましたか?高杉さん大倉さんも田口さんも2回目の共演でしたが、現場で役についてやりとりをすることはあまりなかったと思います。それよりも、1年ぶりにお会いした大倉さんとは、前の作品の撮影の話で盛り上がりました。というのも、その作品も本当に大変な撮影だったので……。―ということは、次回共演する際は、今回の作品の話で盛り上がることになりそうですね。高杉さんおそらく、「あの作品も大変だったよね」という話に次もなると思います(笑)。クライマックスのシーンは体力的にもきつかった―ちなみに、どのあたりが一番大変だったのでしょうか?高杉さんそれは、やっぱりクライマックスのシーンですね。特にそのシーンは、夜の撮影が多かったので、大変でした。―それは体力的にきつかったということですか?高杉さんそうですね、体力的なほうだと思います。というのも、いくら寝ていてもやっぱり夜には眠たくなるので、夜の撮影は体力勝負。そこがすごく大変でした。―そういうときにしているエネルギーチャージ法があれば教えてください。高杉さん僕は基本的に甘いものが好きなので、「甘いものを摂取して乗り越える」という感じです。―疲れているときに甘いものは欠かせないですよね。また、本作は五感を刺激される部分がある作品でもありますが、ご自身が優れていると思う感覚はありますか?高杉さんちょっとずれてしまうかもしれないですけど、代謝の良さです(笑)。本当にめちゃくちゃ代謝いいので、わりと誇れるもののひとつかもしれないですね。―では、特に運動しなくても体形はキープできるほうですか?高杉さんそうですね。もう少しガタイがよくなりたいと思って、体重を増やそうするんですけど、いくら食べてもあんまり変化がないんです……。プロテインとかを飲んでも変わらないほど。完全に代謝の良さがあだになってるんだと思います(笑)。―女性としてはうらやましいところです!高杉さんただ、男としては全然よくないことですよ。僕はサウナがすごく好きなので、代謝がいいのはそのせいかもしれないですけど……。友達と会うことの大切さを感じている―では、逆に鋭くなりたい感覚はありますか?高杉さん舌ですね。やっぱりおいしいものをいっぱい食べたいですし、おいしいものをおいしいとはっきり感じて食べたいなと思うので。そういう意味でも、味覚を鍛えて、“違いのわかる男”になりたいです(笑)。―いいですね。いまは本当に多忙な毎日だと思いますが、独自のリラックス方法やハマっていることはありますか?高杉さん最近は忙しくて、休みが丸1日あったとしても部屋から出ないでひとりでいることも多かったので、あまり友達に会うことができずにいました。でも、久々に会ってみると、すごく気分転換になるんだなと改めて感じているところです。ゲームだけで息抜きできると思っていましたし、ひとりで趣味を楽しむ時間も大事ですが、やっぱり友達と会うのも大切ですね。―もし、いま長期のお休みがあったらしたいことはありますか?高杉さんここ3年くらい友達とずっと話しているのは、「いつか海外旅行に行きたいね」ということ。でも、僕らにはハードルが高いみたいで、話だけで毎回終わっちゃうんですよね……。あとは、日程が合わないというのもあるので、何年後になるかわからないですけど、いつか行けたらいいなという感じです。―ちなみに、行きたい場所は?高杉さんアジアに行きたいので、タイあたりで友達と男旅をしたいなと思います。―あとは、がんばった自分へのご褒美にしていることはありますか?高杉さん次の日がお休みだったら、やっぱりゲームですね。もし休みが2日あったら、朝から晩まで1日中オンラインゲームしたいくらい。これは僕の唯一の楽しみなので、「許してくれ!」という感じです(笑)。映画ならではの楽しみを味わって欲しい―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。高杉さんこの作品は、エンターテインメントの要素が満載で、ドキドキハラハラしながら見ることができる作品となっています。そして、映画ならではの楽しみ方もできるので、ぜひ劇場に来ていただけたらうれしいです。あと、まだまだ暑い日が続いていますが、みなさんも体には気をつけてがんばってください。これから体力を回復させて冬に備えないといけないと思いますが、高杉もみなさんと一緒にがんばります(笑)!インタビューを終えてみて……。穏やかで癒しオーラを放っている高杉さん。私自身は高杉さんに取材をさせていただくのは3度目でしたが、お会いするたびに男らしさを増している印象なので、今後もますます楽しみにしたいと思います。本作で大変だったというスケボーやアクションシーンのかっこよさも必見です!恐怖もスリルをノンストップ!なつめとシンクロしながら、新たな感覚と極限の緊迫感を味わえる本作。先が見えない展開に引き込まれ、予想外のラストには衝撃が体を走るのを感じられるはず。五感を刺激する事件の真相の目撃者となってみては?ストーリー警察官として将来を嘱望されていた浜中なつめ。ところが、自らの過失が原因で事故を起こし、視力と大事な弟を失ってしまう。失意のどん底にいたなつめだったが、ある夜、車の接触事故に遭遇し、車のなかから助けを求める少女の声を耳にするのだった。目が見えないなつめの証言を警察は聞き入れてはくれなかったが、人並外れた感覚と判断力、そして洞察力から、誘拐事件であることを確信する。そして、なつめは現場にいたもうひとりの目撃者である国崎春馬を探し出す。2人は、独自の捜査で犯人に近づいていくことに……。息をのむ予告編はこちら!作品情報『見えない目撃者』9月20日(金)より全国公開出演:吉岡里帆高杉真宙大倉孝二浅香航大 / 國村隼 / 松田美由紀田口トモロヲ配給:東映©2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ©MoonWatcher and N.E.W.Based on the movie ‘BLIND’ produced by MoonWatcher
2019年09月18日「宙フェス」が、2019年11月16日(土)・17日(日)に東京・日本橋で開催される。「宙フェス」が東京・日本橋で開催「宙フェス」は、京都嵐山で毎年秋に開催されている宇宙イベント。ファッション・サイエンス・アートなど様々な星空の楽しみ方ができる、サイエンス・カルチャーを融合させたコンテンツを提供する。2018年開催時には、のべ6,000人が嵐山に集結。東京で開催されるのは、今回が初となる。トークショーや天体観測会開催地の東京・日本橋は、江戸情緒を残しながらも、最先端の宇宙ビジネスが集まる街。1,000年以上前から鎮座する「福徳神社(芽吹稲荷)」に隣接する「福徳の森」を会場に、「宇宙のフシギに恋する時間」をテーマとした、宙を愛する著名人によるトークステージやワークショップ、さらに天体望遠鏡を使っての天体観測会を開催する。トークステージ「宙トーク」では、大宮エリーをメインMCに迎えた「スナックエリー」を開催。ゲストとして、音楽業界でも無類の「宇宙好き」として知られる、ミュージシャンの大木伸夫(ACIDMAN)や、JAXA理学博士・春山純一、SF・文芸評論家の藤田直哉らが登壇する。宇宙ファンも納得の、濃厚なトークが展開される。宇宙モチーフのハンドメイドアクセサリー・雑貨また、色とりどりのちょうちんに囲まれた「ちょうちん通り」では、ハンドメイドアクセサリーや雑貨のブースを展開。歩行者天国となった「ちょうちん通り」で、星や宇宙柄モチーフのアクセサリー・雑貨のショッピングを楽しめる。星空のVR体験コーナーもさらに、美術専門誌『美術手帖』や宙ツーリズム専門ブランド「sola 旅クラブ」をはじめ、宇宙にまつわる多彩なブースも展開。VRによる宇宙や星空の擬似体験や、月面探査ロボットの操縦体験など、宇宙をより身近に感じられる企画を用意する。【開催概要】宙フェス 2019 東京日本橋 ~宇宙のフシギに恋する時間~開催日時:2019年11月16日(土)・17日(日)開催場所:東京・日本橋・福徳の森(福徳神社に隣接)/12:00~19:00・ちょうちん通り/12:00~18:00 ※雨天時は地下歩道にて開催予定入場料:無料■天体観測会「スターパーティー powered by Vixen」日時:2019年11月16日(土)・17日(日)時間:18:00~20:00場所:福徳の森
2019年09月14日江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原案にした、高杉真宙、佐野岳、堀田真由、板垣瑞生ら注目の若手俳優が出演する映画『超・少年探偵団NEO -Beginning-』から、撮影現場で撮影されたメイキング映像が到着した。今回のメイキングには、本作の主演、初代小林少年のひ孫・小林芳狼役の高杉さんと彼の幼なじみ・ワタリ役の佐野さん、公私共に仲の良い2人が登場。満開の桜の中、学園シーンの撮影現場でのひとコマ。本番前だと言うが、「見切り発車~」とお茶目な2人の姿が映し出されており、緊張感を微塵も感じさせないリラックスした表情を見せている。さらに、本作は10月に行われる「京都国際映画祭2019」にて、特別招待作品として出品されることも決定した。公開に向け、さらに盛り上がりを見せる本作に期待したい。『超・少年探偵団NEO -Beginning-』は10月25日(金)より新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国にて順次公開。「京都国際映画祭2019」は10月17日(木)~20日(日)の期間で開催。(cinemacafe.net)■関連作品:超・少年探偵団NEO −Beginning− 2019年10月25日より全国にて公開©2019 PROJECT SBD‐NEO
2019年09月12日