俳優の高橋一生が、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)の主演を務めることが5日、明らかになった。同作は荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写化作。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。高橋一生を主演に迎えドラマ化された同作は、2020年12月に第1期(第1話〜第3話)、2021年12月に第2期(第4話〜第6話)、2022年12月に第3期(第7話~第8話)が放送され、初回放送のトレンド1位を皮切りに放送の度に連日上位入りを果たし、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」などそのクオリティを多くの原作ファン、ドラマファンが絶賛。ギャラクシー賞テレビ部門2021年1月度月間賞を受賞し、2022年12月から世界配信がスタートしたAmazon prime videoでも高い人気を誇っている。この度、ドラマシリーズの制作陣が再集結し劇場長編映画に挑戦。シリーズのエピソードの1つで、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトために描き下ろされた、荒木初となるフルカラーの読切作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が選ばれた。原作は古今東西の美が集結したルーヴルに日本の漫画家として初めて作品が展示されたことでも話題となり、美の殿堂・ルーヴルを舞台に展開される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う物語となる。これまでの『動かない』実写化シリーズでは描かれることの無かった、露伴の知られざるルーツが明らかにされ、また独立した物語構造の為、原作やドラマを知らない人でも楽しめる造りとなっているという。好奇心に溢れ、リアリティを何よりも重んじる漫画家の岸辺露伴を高橋が続投。自らも原作のファンで、露伴の言動が自身の人生観に影響を与えていることを公言するほど思い入れのある役を、多用なアプローチで見事に演じている。そんな露伴の担当編集者であり、バディ的な立ち位置で絶妙な掛け合いを魅せる泉京香を、飯豊まりえが同じくドラマから演じ続ける。気難しい露伴とは対照的な、ちょっと天然でマイペース、遠慮がないけどどこか憎めないキャラクターを魅力的に演じている。スタッフもドラマの面々が続投し、監督を手掛けるのは大河ドラマ『おんな城主直虎』(2017年)やドラマ『雪国-SNOW COUNTRY-』(2022年)などで高橋と組んできた渡辺一貴、脚本はアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの脚本も手掛けた小林靖子、音楽は菊地成孔/新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣装デザインは柘植伊佐夫が担当する。昨年の秋から始まった日本国内での撮影は終了し、現在はフランス・パリでの撮影を継続中。ルーヴル美術館を始め、ポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場など名だたる名所での大規模ロケを敢行している。「モナ・リザ」が所蔵されていることで有名なルーヴルだが、映画の撮影許可が下りるのは異例で、日本映画では2014年に公開された『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』以来2作目となる。この度、ティザービジュアルと超特報映像も公開された。ティザービジュアルには、本編撮影の合間にパリで撮り下ろした写真を使用し、パリの街並みに佇む高橋演じる露伴の横顔が切り取られ、「“この世で最も黒く、邪悪な絵”の謎を追い、美の殿堂へー」という言葉が添えられている。超特報映像では、冒頭から「恐ろしいことが起こるかもしれない。」「ヤバイ…。そしてゾクゾクするッ!」「なぜルーヴルの地下倉庫に…」など謎めいたセリフが押し寄せる。次の取材先がルーヴル美術館に決まったことを告げる露伴と担当編集である泉の場面ではお馴染みの掛け合いも健在で、サスペンスの幕開けを予感させる映像となっている。○高橋一生 コメント岸辺露伴という人間を演じさせていただいてから、3年目に入りました。劇場版や映画版と銘打たない今作においても、岸辺露伴を演じ続けさせていただけていることは、僕の人生にとって非常に特異な出来事です。今はパリの現場でこの情報解禁コメントを書いています。周りにはドラマの第一期から岸辺露伴を作ってきた素晴らしい日本のチームが居ます。そこに日本の映画チーム、加えてここ数日は極めてプロフェッショナルで真摯な、これまで第一期二期三期を共に作ってきたかと錯覚する様なフランス現地のチームが合流し、唯一の作品が出来上がっていくのを目の当たりにしています。第一期の撮影時、演出の一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴ルーヴルへ行く』の話をしていました。いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と。そして今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています。今撮影しているフランスパートだけではなく、既に撮影を終えている日本パートも作品全体の重要な部分を担っています。ジョジョの全作品においても大事な要素である血脈、受け継がれるもの、過去、が今作においても語られます。それらと向き合うことは、今自分が存在していることに繋がります。時間は誰にとっても優しくも残酷にもなりますが、例外なく今作の露伴にも、その存在を問いかけてきます。今作は実写ドラマである『岸辺露伴は動かない』シリーズと地続きであり、シリーズ九話目とも言える物語になります。これ迄ドラマシリーズを観てくださった方はもちろん、独立した一つの作品としても、これまでの露伴の足跡をご存知ない方にも楽しんで頂ける映画作品になっていると思います。劇場に足を運んでくださる皆さんにおかれましては、非常にユニーク(奇妙、特異、唯一)なこの作品を楽しんで頂ければと思っています。○飯豊まりえ コメント『岸辺露伴は動かない』第三期ドラマは放送終了したばかりですが…実は映画の撮影も密かに進行していました!今期ドラマのラスト、私の台詞にもありましたが露伴先生が遂にルーヴルへ!私も担当編集として、パリに行けることになりました!今回も引き続き、素敵ないつものチームに支えていただきながら新しいスタッフさんにも加わって頂き、より一層心強く、素晴らしい環境のもと、お芝居をさせていただけていることを心から感謝しています!フランスの現地スタッフさん達との撮影では言葉の壁を越えて、大きな規模の作品作りが出来ている幸せを噛み締めていました。忘れられない経験になりそうです。ここまで長く皆さんに楽しみにしていただける作品に、また新しいエピソードが加わることをとても嬉しく思っています!露伴先生と京香が、遠く離れたルーヴル美術館に隠された謎と、過去に向き合います!是非これまで通り、楽しんで頂けたらと思っています!○監督:渡辺一貴 コメント映画『暗殺の森』で描かれるパリは退廃的で陰鬱だ。人々が生を謳歌する「花の都」ではなく、死と倒錯の匂いが充満した「黒い街」。3年前にプロジェクトが始まって以来、『岸辺露伴は動かない』の映像ルック、美術設定、扮装表現は、常にこの映画から有形無形の大きな刺激を受けてきた。撮影で訪れたパリは「暗殺の森」と同様、今にも落ちてきそうな厚くて重い雲に覆われ、凍てつく雨が降り続く、美しくも冷たい世界だった。そこに今、岸辺露伴が立っている。既視感と高揚感が入り混じる不思議な感覚。しかし感傷はない。露伴は当たり前のように、そこにいる。いつものように、撮影は始まる。○脚本:小林靖子 コメント初めて『岸辺露伴は動かない』を実写化するとお聞きした時、映画になるという想像はカケラもしていませんでした。またシリーズが回を重ねる度に皆で挙げていた原作候補に、この『ルーヴルへ行く』が入ることはありませんでした。そんなダブルでリアリティのない話が実現します。珍しく露伴自身がフォーカスされた物語です。ぜひ映画館で楽しんで頂ければと思います。(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2023年01月05日荒木飛呂彦による「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が、ドラマ「岸辺露伴は動かない」制作陣再集結、高橋一生と飯豊まりえが出演し映画化されることが決定。ティザービジュアルと超特報映像も到着した。「この世で最も黒く、邪悪な絵――」。その謎を追い、特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴は、フランス・ルーヴル美術館を訪れる。そこには、数々の恐ろしい出来事が待ち受けていた…。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴。その露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。高橋さんを主演に迎えドラマ化された同作は、第1期~第3期が放送され、多くの原作ファンが絶賛した。そんな人気ドラマシリーズの制作陣が再集結し、今回劇場長編映画に挑む。原作は、「岸辺露伴は動かない」のエピソードの一つで、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた荒木さん初となるフルカラーの読切作品。ルーヴルを舞台に展開される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う、極上のサスペンスだ。これまでの実写化シリーズでは描かれることの無かった、露伴の知られざるルーツが明らかにされている点はファン必見。独立した物語という基本構造は健在のため、原作やドラマを知らない人でも楽しめる。岸辺露伴役は高橋さん、露伴の担当編集者であり、バディ的な立ち位置で絶妙な掛け合いを魅せる泉京香役は飯豊さんが続投。監督は大河ドラマ「おんな城主 直虎」の渡辺一貴、脚本はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズも手掛けた小林靖子、音楽は菊地成孔/新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣装デザインは柘植伊佐夫が担当する。ティザービジュアルは、本編撮影の合間にパリで撮り下ろした写真を使用。露伴の横顔が切り取られ、視線の先には一体何が待ち受けているのか、意味深なビジュアルに仕上がっている。また超特報映像では、冒頭から謎めいたセリフが押し寄せ、次の取材先がルーヴル美術館に決まったことを告げる露伴と泉の場面では、お馴染みの掛け合いも健在。昨年の秋から始まった日本国内での撮影は終了し、現在はフランス・パリでの撮影を継続中。ルーヴル美術館を始め、ポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場など名だたる名所での大規模ロケを敢行。ルーヴルの映画撮影許可が下りるのは異例で、日本映画では『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』以来2作目だ。<コメント>・高橋一生岸辺露伴という人間を演じさせていただいてから、3年目に入りました。劇場版や映画版と銘打たない今作においても、岸辺露伴を演じ続けさせていただけていることは、僕の人生にとって非常に特異な出来事です。今はパリの現場でこの情報解禁コメントを書いています。周りにはドラマの第一期から岸辺露伴を作ってきた素晴らしい日本のチームが居ます。そこに日本の映画チーム、加えてここ数日は極めてプロフェッショナルで真摯な、これまで第一期二期三期を共に作ってきたかと錯覚する様なフランス現地のチームが合流し、唯一の作品が出来上がっていくのを目の当たりにしています。第一期の撮影時、演出の一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていました。いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と。そして今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています。今撮影しているフランスパートだけではなく、既に撮影を終えている日本パートも作品全体の重要な部分を担っています。ジョジョの全作品においても大事な要素である血脈、受け継がれるもの、過去、が今作においても語られます。それらと向き合うことは、今自分が存在していることに繋がります。時間は誰にとっても優しくも残酷にもなりますが、例外なく今作の露伴にも、その存在を問いかけてきます。今作は実写ドラマである『岸辺露伴は動かない』シリーズと地続きであり、シリーズ九話目とも言える物語になります。これ迄ドラマシリーズを観てくださった方はもちろん、独立した一つの作品としても、これまでの露伴の足跡をご存知ない方にも楽しんで頂ける映画作品になっていると思います。劇場に足を運んでくださる皆さんにおかれましては、非常にユニーク(奇妙、特異、唯一)なこの作品を楽しんで頂ければと思っています。・飯豊まりえ「岸辺露伴は動かない」第三期ドラマは放送終了したばかりですが…実は映画の撮影も密かに進行していました!今期ドラマのラスト、私の台詞にもありましたが露伴先生が遂にルーヴルへ!私も担当編集として、パリに行けることになりました!今回も引き続き、素敵ないつものチームに支えていただきながら新しいスタッフさんにも加わって頂き、より一層心強く、素晴らしい環境のもと、お芝居をさせていただけていることを心から感謝しています!フランスの現地スタッフさん達との撮影では言葉の壁を越えて、大きな規模の作品作りが出来ている幸せを噛み締めていました。忘れられない経験になりそうです。ここまで長く皆さんに楽しみにしていただける作品に、また新しいエピソードが加わることをとても嬉しく思っています!露伴先生と京香が、遠く離れたルーヴル美術館に隠された謎と、過去に向き合います!是非これまで通り、楽しんで頂けたらと思っています!・渡辺一貴監督映画「暗殺の森」で描かれるパリは退廃的で陰鬱だ。人々が生を謳歌する「花の都」ではなく、死と倒錯の匂いが充満した「黒い街」。3年前にプロジェクトが始まって以来、「岸辺露伴は動かない」の映像ルック、美術設定、扮装表現は、常にこの映画から有形無形の大きな刺激を受けてきた。撮影で訪れたパリは「暗殺の森」と同様、今にも落ちてきそうな厚くて重い雲に覆われ、凍てつく雨が降り続く、美しくも冷たい世界だった。そこに今、岸辺露伴が立っている。既視感と高揚感が入り混じる不思議な感覚。しかし感傷はない。露伴は当たり前のように、そこにいる。いつものように、撮影は始まる。・小林靖子初めて『岸辺露伴は動かない』を実写化するとお聞きした時、映画になるという想像はカケラもしていませんでした。またシリーズが回を重ねる度に皆で挙げていた原作候補に、この『ルーヴルへ行く』が入ることはありませんでした。そんなダブルでリアリティのない話が実現します。珍しく露伴自身がフォーカスされた物語です。ぜひ映画館で楽しんで頂ければと思います。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:岸辺露伴 ルーヴルへ行く 2023年5月26日より公開© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2023年01月05日高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」第7話が12月26日放送。古川琴音演じるファンに追い詰められる露伴にSNS上では「家凸ファン怖すぎて笑えない」「一般異常者に過去最高に追い詰められてる」などの声が上がっている。本作は相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家・岸辺露伴が、編集者の泉京香と共に、奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうというストーリー。岸辺露伴役の高橋さんをはじめ、大手出版社“集明社”で露伴の担当編集をしている泉京香役で飯豊まりえも続投。今回の7話では露伴のベッドでシーツにくるまるイブ役で古川琴音も出演する。7月7日、長らくリアルな取材ができずにいらだつ露伴は、飼い始めた子犬のバキンを連れて散歩に出かける。強い日差しとマスクのせいでもうろうとしながら見知らぬ神社に迷い込むと、そこには根元が洞になった巨木があった。がぜん興味がわいた露伴は中に入るが、そこにあった鏡を見ているうちに気がつくとそこにうずくまっていた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。その後、帰宅すると家の様子がおかしい。犬のおもちゃが壊されていて、作業机の封筒の中にはまだ書いていないはずの原稿が返却されていた。さらに自分のベッドには、さっき家の庭に押しかけてきたファンのイブがシーツにくるまっていた。イブの心を読んでみると、自分とイブは確かに親密な日々を過ごしており、しかも今日の日付は10月7日で…というのが今回のストーリー。マスク姿でオンライン会議をし、長く取材に行けないことで精神的に辛くなっている露伴の姿に視聴者からは「岸辺露伴の世界でもコロナ流行ってるのか」「岸辺露伴もコロナの状況には逆らえなかったか」「岸辺露伴もコロナ鬱になる」などの反応が。神社の神主たちは3か月も時間が“飛んだ”理由が藪箱法師のせいで、祠の鏡を見た瞬間、露伴と藪箱法師が入れ替わっていたのだと話す…。自分が知らぬ間に勝手に変更されたホットサマー・マーサのデザインを戻したい露伴は、神主から時間は戻せないが藪箱法師の“やらかし”だけもとに戻す方法を聞く…。その後帰宅すると家の中には大きく成長したバキンが…スマホを見ると日付は1月7日。さらに3か月が経っていた。家の中には苦しむ京香と傍らには注射器が。そこにイブが現れ露伴の首に注射器を刺す。イブは京香を殺し、露伴と共犯関係となって人生を一緒に過ごしたいと言う。「家族だけで幸せに生きていくのよ」と話すイブのお腹は大きくなっていて…。露伴(藪箱法師)の子を身ごもり、京香を殺して露伴を独占しようとするイブの狂気ぶりにSNSでは「岸辺露伴は動かないの家凸ファン怖すぎて笑えない」「スタンドでも怪異でも超パワーでもなく岸辺露伴先生をここまで追い詰めるこの女ヤバいッ!?ヤバいぞ!?!?」などの感想が続出している。【第8話あらすじ】京香と打ち合わせ中のところにファンの少年(大柳賢:柊木陽太)が突然尋ねてきた。露伴は「仕事場にいきなり来るのは良くないね」と少年を追い返してしまうが、再び現れた少年はやぶから棒にジャンケン勝負を露伴に挑む。露伴の行く先行く先に現れては、執ようにジャンケンを挑んでくる少年の目的とは?「岸辺露伴は動かない」第8話は12月27日22:00~NHK総合で放送。(笠緒)
2022年12月27日高橋一生扮する漫画家・岸辺露伴が、編集者・泉京香と共に奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ「岸辺露伴は動かない」の新作が12月26日(月)より放送。これに先駆けて、新作エピソードの場面写真が公開された。今回の新作エピソードは、「ホットサマー・マーサ」(第7話)、「ジャンケン小僧」(第8話)の2本。場面写真では、犬を抱える露伴や、第7話ゲストの古川琴音、飯豊まりえ演じる泉京香の姿が切り取られている。飯豊さんは「原作漫画に敬意を払いながらも自分に出来ることは何なのか、そんなことをいつも考えながらお芝居をさせていただきました。是非お楽しみ下さい!」とファンへ呼びかける。イブとして本作に参加する古川さんは「楽しみながら、弾けた感じで、恥を偲んでぶりっ子を演じてみました。事前の打ち合わせで、『露伴史上最強(恐・狂・凶) の敵です』と言われ、『動かない』露伴をどう動かしてやろうかと、イブの持てる武器全てを使って挑みました」とふり返り、「この回はコロナが背景にあることも見応えあるポイントになっていると思います。実際、まだ油断出来ない世の中ですが、ストレスの溜めすぎには注意しましょう...。第7話、楽しんでいただけますように」とコメントを寄せた。「上手にできるか不安でした」を回顧する第8話ゲストの柊木陽太は、「じゃんけん小僧を演じるのは、とても難しかったですが、原作と台本を何度も読み返して演じました。現場で高橋さんからもアドバイスをいただけてとても嬉しかったです」と撮影の様子を明かしている。また、新作の放送を前に、第1~6話のイッキ見再放送が決定。さらに、昨年仙台放送局で開催したドラマ「岸辺露伴は動かない」展が、今年は全国5会場を巡回して開催することが決定した。「岸辺露伴は動かない」第7話「ホットサマー・マーサ」は12月26日(月)22時~、第8話「ジャンケン小僧」は12月27日(火)22時~総合にて放送。2023年1月14日(土)21時~第7話・8話BS4Kにて放送。「第1-6話イッキ見!再放送」は12月21日(水)23時50分~総合にて放送。ドラマ「岸辺露伴は動かない」展は12月18日(日)よりNHK仙台放送局にて開催、ほか富山・札幌・熊本・東京にて順次開催予定。(cinemacafe.net)
2022年12月09日1月スタートの高橋一生主演新ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」の主題歌が、「ケツメイシ」の書き下ろし楽曲「夜空を翔ける」に決定した。高橋さんと橋爪功が親子役で共演し、本田翼をヒロインに迎えた本作は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)を舞台にしたファンタジー・ホームコメディ。新曲「夜空を翔ける」は、印象的なギターのイントロから始まり、恋人や友人、家族など…それぞれの大切な人への想いや感情を歌った歌詞となっており、「ケツメイシ」らしいリリックとメロディではありつつも、これまでの「ケツメイシ」にはない、ロック調でバラードな楽曲に仕上がっている。「ケツメイシ」の大蔵は、「“花火師”親子の不思議な日常を描く物語ということで、多くの人の思いが夜空を翔けて星や月のように綺麗に輝けるよう、そして、ドラマのストーリーと楽曲もリンクできるよう書き下ろしました」とコメント。ケツメイシ高橋さんは「僕ら演じる親子の歌でもありますが、いつの時代も変わらなかったであろう大切なひと、こと、ものを歌われているのだと思います」と楽曲の印象を明かし、「ドラマの主題歌や主題曲は、俳優のお芝居以上に世界観を決められる力を持っていると思います。この曲がこのドラマの世界に自分を連れて行ってくれると信じています」と語っている。また、来年2月1日には3曲入りのシングルリリースが決定している「ケツメイシ」。「夜空を翔ける」もこのシングルに収録され、トリプルA面シングル「夜空を翔ける / 自分が思っていたよりも / One step」としてリリースされる。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は2023年1月14日より毎週土曜日23時30分~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年12月08日高橋一生と橋爪功が互いのリスペクトを胸に共演を熱望し、本田翼をヒロインに迎えた土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」が、2023年1月にスタートすることが発表された。2021年上演の舞台「NODA・MAP第24回公演 フェイクスピア」で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど、舞台からドラマ、映画と引っ張りだこの高橋一生。そんな彼と「フェイクスピア」でも共演、俳優生活60年となる日本俳優界を代表する名優・橋爪功。世代を超え、互いにリスペクトを送り合う彼らが抱いていた2人のドラマ共演が実現したのが本作。舞台は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)。高橋さんと橋爪さんは、四代目となる父・望月航(こう)と、その息子・望月星太郎(せいたろう)を演じる。やがて、父親が亡くなり、1人取り残された星太郎はひとり途方に暮れることに…。しかし数か月後、死んだはずの父親が、当たり前のように日常に現れる!?高橋一生「橋爪さんがやりたいと言ってくださっているというのが嬉しかった」と感動高橋さんが「橋爪さんがやりたいと言ってくださっているというのがとても嬉しかった」と語れば、橋爪さんも「(高橋)一生は『面白い役者だな』と思っていました。ドラマなどでも、見かけるたびに違う面を見せていますから」と、お互いに役者として尊敬の念を抱いている2人。その関係性に加わるのが、ヒロインの本田翼。今作が、テレビ朝日ドラマへの初出演となり、人生の岐路に立ち、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかりを演じる。高橋さん、橋爪さんとの共演は「私からすると《別次元の存在》。ずっとテレビで拝見していたので、ご一緒できるのがとても光栄ですが、まだ実感がないというのが今の正直な気持ちです」と語り、この3人での芝居の化学反応にも期待がかかる。本田翼向田邦子賞受賞作家・橋部敦子による、好テンポの会話の応酬に期待本作の見どころのひとつが好テンポで繰り出される会話劇の応酬。脚本は、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(2021年/テレビ朝日系)で向田邦子賞を受賞した橋部敦子によるオリジナル。この脚本に高橋さんは「演劇の脚本を読んでいる印象」と“ライブ感”を存分に感じ、橋爪さんも「後半に行くほど、どんどん話が広がっていく」と絶賛。本田さんは「人間味のある、日々の小さなことが光り輝いている」とコメント。さらに高橋さんは、「ある意味で、忘れ去られてしまったのか、一周回って新しいのか…『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』のような、古き良き時代のドラマを彷彿とさせながらも、今の人にも時代にも合って、楽しめる会話劇、人の機微をちょっと風変わりな視点で見せていくホームドラマになっていると思います」と語る。高橋一生コロナ禍でイベントが減り、大打撃を受けた花火業界を舞台にした本作。打ち上げ花火は、実は個人でもオーダー可能で、様々な依頼が星太郎のもとに舞い込むことでストーリーはさらなる広がりを見せる。花火を打ち上げたくなるほどの、人生の節目を迎えた人々にはどんなドラマが待っているのか。劇中では、実際に夜空に花火が打ち上げられ、もう1人の主役とも呼べる演出となっている。第1話あらすじ2022年・夏。新型コロナが収束しないため、夏の花火大会は中止となり、望月星太郎(高橋一生)と航(橋爪功)の花火師親子は今年も暇になりそうだ。大規模な花火は上げられないものの、個人がオーダーする花火を始めようと、航は星太郎に何度か提案してきたが、星太郎は個人花火となると、料金設定、HPの宣伝…色々とやらないといけないことがある。そして、特定の個人に満足してもらうためには、客との事前の綿密なコミュニケーションも必要であることなどから乗り気ではなかった。やがて、星太郎はいつものように、朝食の片づけを終えてから作業場に向かった。すると、航が倒れており、「すまん」という言葉とともに、息を引き取るのだった。そして、冬――。1人となった星太郎のもとに、「あなたのためだけに花火を打ち上げます」と書かれた手書きのチラシを手にした水森ひかり(本田翼)が訪ねてくる。彼女は花火を上げてほしいと星太郎に頼むのだった…。土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は2023年1月、毎週土曜23時30分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月02日俳優の高橋一生が出演する、損害保険ジャパンの新CM「故障も補償は損保ジャパン」編が12日より放送される。新CMでは、高橋が故障した自動車のボンネットから突然登場。一般的な自動車保険では補償されない故障の修理費をテーマに、損保ジャパンの新サービス「故障運搬時車両損害特約」をクイズや歌で紹介する。新CMの注目のシーンについて、高橋は「損保ジャパンが故障を補償してくれることを覚えてもらいやすいように、歌にしています。ハモって歌うシーンがあるので、ぜひチェックしてもらいたいです」「ボンネットからの登場シーンが面白くなっていると思うのでぜひチェックしてください」とアピール。また、一般的な自動車保険でも故障が補償されると思っている人は多いのではないか、という質問には、「多いと思います。損保ジャパンのCMをやらせてもらっている自分でも、車両保険で故障が一緒に補償されると思っていました。なので、実際に自分が故障させたときにはじめて知って困る人は多いのではないかと思います」と推測した。そして、「車の故障だけでもとても大変になると思うのですけど、修理費が保険に含まれていないことを知ると気分は倍落ち込んでしまうことになると思います。そんなことにならないように損保ジャパンの『故障運搬時車両損害特約』を是非チェックしてみてください」と呼びかけた。なおCMはTV放送に先駆け、本日1日より、特設WEBサイトおよび公式YouTubeチャンネルにて公開される。
2022年11月01日説明があまりない不思議な世界観に惹かれることが多いという、野田クリスタルさん。昨年そんな彼の心を奪ったのが、『PUI PUI モルカー』でした。ご持参いただいた私物のグッズを撫でながら、モルカーへの深い愛を語ります。M‐1やR‐1で優勝する前、仕事があまりなく時間を持て余していた野田クリスタルさんが、中に動物園がある井の頭自然文化園の年間パスを買い、足繁く通っていた…というのは、ファンの間では有名なお話。「毎日行っていたもので、どの動物も正直結構見飽きちゃうんです。でも、〈モルモットふれあいコーナー〉だけはなぜか全然飽きなくて。日々、膝にモルモットを乗せたままぼーっとしていたら、すごく癒されたんですよ。嫌なことを忘れさせてくれるから、当時は心底モルモットに感謝していました」時は経ち、昨年1月。Twitterで“モルカー”という言葉が目に入り、さらに野田さんのYouTubeでも、視聴者が「モルカー、モルカー」と言い出すように。気になった野田さんはすぐアニメをチェック。またたく間に心を奪われたそう。「第1話『渋滞はだれのせい?』で、渋滞したモルカーたちが1列に並んでいるシーンがあるんですが、それを見た瞬間、井の頭自然文化園で見たモルモットたちが1列になって歩いていたのを思い出し、“あ、作ってる人、絶対モルモット好きだな”と確信しました。それから3話の『ネコ救出大作戦』では、モルカーの中に閉じ込められた猫を、他のモルカーたちが協力して助けようとするんです。で、リアルのモルモットも、本当に団体行動するんですよ…。モルカーの愛らしさと、モルモットの習性が盛り込まれたストーリーや動き、そしてセリフがなくちょっとシュールな感じなど、全てにおいて最高でしたね」モルカーが放送されていた時期、仕事が急激に忙しくなったこともあり、精神的にも肉体的にもとても疲労を感じていた野田さん。このアニメは、そんな野田さんの唯一の癒しだった。「バラエティやお笑い番組は、いろいろ考えすぎて疲れてしまうので、あんまり見たいと思えなかった。できるだけ負担がないものを…と思っていたところに現れたのが、モルカーでした。モルカーは、癒ししかない。体にいいことしかないんです。なので家では、ずーっとモルカーの動画を流してました」野田さんは、もともとアニメは好きだったそうですが、モルカーへのハマり方は、ご自身としても尋常じゃなかったそうで、人生でほぼ初めて、キャラクターグッズを購入!それは自分的にも驚きの行動だったとか。「アニメのキャラクターグッズ、人生で初めて買いました(苦笑)。最初に買ったのはシロモのぬいぐるみです(編集部注:下の写真で抱きしめているぬいぐるみ)。そこから、マスコットに手を出し…。それらは全部、ベッドの上にぎゅーぎゅーに並べてます。さらに毎日持ち歩くバッグの中には、衣装を入れたモルカーポーチと、小物入れが。今回ほど、通販というシステムをありがたいと思ったことはないです(笑)」最も好きなモルカーは、最初にぬいぐるみを買ったシロモ。「もし会えたら?レタスをあげて洗車をしてあげたいですね。洗車機じゃなく、ぜひ僕の手洗いでやらせてください(笑)」『PUI PUI モルカー』モルモットが車になった〈モルカー〉の日常を描いたストップモーションアニメ。10月8日(土)から新シリーズ『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』(テレビ東京)が放送開始。野田クリスタルお笑いコンビ〈マヂカルラブリー〉のボケ担当、ゲームクリエイター。M‐1グランプリ2020優勝。『スーパー野田ゲーWORLD』(ニンテンドースイッチ)が好評発売中。※『anan』2022年10月12日号より。写真・神藤 剛スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・松崎亜紀(by anan編集部)
2022年10月09日「ちいかわ」を愛してやまない、俳優の野田裕貴さんと多和田任益さん。作品への熱い思いや、日々行っているという“ちい活”のことまで、テンション高くお話ししてくれました!――「ちいかわ」との出合いと、ハマった瞬間を教えてください。野田:Twitterのタイムラインに流れてきた漫画を見たのがきっかけで、ギュッとハマったのは、ちいかわちゃんが草むしり検定に挑戦する話を読んだ時です。ちいかわちゃんとハチワレちゃんがお互いを思い合う姿やすれ違い、そして最後に気持ちが通じ合う様子を見て、優しさをいただいたんですよね。多和田:僕は、すいーつさん(野田さんの別名)が送ってくれた「ちいかわ」のLINEスタンプを見て、“このかわいいキャラクターはなんだ”と気になったのが始まり。いろいろ調べて、“ハチワレってかわいいな”とか、トゲトゲした武器で戦うシーンを見るうちに、気がつけば引き込まれてました。野田:常軌を逸し始めたのが、『ちいかわらんど原宿店』がオープンした2021年の夏。毎週のように新商品が出て、グッズをめちゃくちゃ買うように。多和田:お店には顔はめパネルやナガノさんのサインがあって、天国じゃないかって思った…!野田:「ワクワクゆうえんち」みたいな催事は一大イベント。修学旅行前日みたいにソワソワ。多和田:昨日は一緒に「ちいかわ飯店」へ。「郎」のラーメンを食べたり、ちいかわ肉まんを半分こしたりしたよね。野田:かわいさの暴力だったね。郵便局にシールをもらいにも行ったし、もう生きがいです。多和田:一人が忙しい時は、もう一人が相手の分も手に入れる。野田:持ちつ持たれつだよね。多和田:ちいかわちゃんとハチワレみたいにね。めちゃくちゃ幸せだけど、家にグッズが溢れているのが悩み(笑)。トイレットペーパーも発売されたから、「ちいかわ」のグッズだけで生きていけると思います。野田:でも、僕はこれまで、いわゆるかわいいキャラにハマったことがなく、ちいかわちゃんが初めてなんです。多和田:すいーつさん、ちいかわちゃんに似てますしね。僕も、ハチワレみたいにすいーつさんが言いにくいことを言えたりと、近い部分があるのかも。野田:だから共感するのかもね。――好きなセリフやエピソードを教えてください。野田:みんな好きだと思うんですけど、ハチワレちゃんの「なんとかなれーッ!」。“確変がくる!”“キタキタ!”という気持ちになって嬉しいんです。多和田:僕はハチワレの、「ほんとに…つらかったらいいと思うッやめても…」。野田:ああぁ~!多和田:足で地面をザッ…とやっているんですけど、そこも含めてハチワレの良さが詰まっているなと。上手くいかない時に頑張ることも大事だけど、逃げることが逃げじゃなく必要な時もあると思うし、今を生きる人全員に刺さる言葉。僕もハチワレを見習って想いをストレートに伝えようと思いました。野田:ハチワレちゃんはいつも、ちいかわちゃんを助けてくれるけど、たわちゃんもそう。言いにくいことを言ってくれるから。多和田:ちいかわちゃんみたいに頑張っている人がいると助けてあげたくなるというか。彼らの姿は僕たちにも通じているからこそ多くの人に響くんだと思う。あと、「ほめられリボン」の話も好き。忘れていた大事な何かを思い出させてくれる話で…(物語について熱弁)。野田:(目元を拭きながら)聞いてたら泣けてきちゃった…。多和田:リアルな「泣いちゃった!」だ!唐揚げにレモンをかける話もいいよね。かわいいちいかわとハチワレの目にレモン汁を入れるナガノさん…!野田:「いもむしパン」もかわいい。ナガノさんの説明しすぎないのに感情が伝わってくるセンス、本当にすごいと思います。多和田:引きの絵だからこそ伝わってくるものがあったりするし、遠近や空間の使い方もいろいろ計算しているのかな。野田:すき焼きの話もグッとくる。ちいかわはみんなで一緒に食べることが好きなんだということが伝わってきて。自分より先に鎧さんに食べてもらおうとするし、それに対して「おなかいっぱいだから」と嘘をつく鎧さん。優しさのぶつけ合いですよ。そして、すき焼きを食べたちいかわちゃんの目から涙がツーと出て…。本当に愛おしい!多和田:常々、いい人の周りにはいい人が集まると思っているけど、ちいかわもそうだよね。野田:本当に。いろいろなことを乗り越えた後のちいかわちゃんが、「フ!!」と言いながら見せる涙は、僕にとって一番癒し効果が高いかもしれないです。――まだ「ちいかわ」を読んだことがないanan読者に、メッセージをお願いします。野田:かわいいだけじゃなく、自分たちのリアルなところとつながっているものがバックボーンにあり、“考察厨”みたいな人が出るほどにお話も面白いので、ぜひ読んでほしいです。多和田:草むしり検定のような展開や、「おかしのまちおか」を「おかしのまち・おか」と読むなど自分たちの経験と重なる“あるある”シーンが多くて楽しいし、嫌なことがあった時に読むと気持ちが楽になる、体に優しい漢方みたいな作品です。野田:素敵だね。多和田:ちいかわたちのように笑おう、頑張ろうと思えるはず。しかも、ふわっと楽しく軽やかにそんな気持ちにさせてくれるところが魅力だと思います。(写真左)のだ・ひろたか1988年12月13日生まれ、埼玉県出身。俳優、ダンサー、振付師。「梅棒」メンバー。舞台『シン・クロス ジンジャーハリケーン』が11/18~サンシャイン劇場で上演。ニット¥41,800(LUFON/Sian PR TEL:03・6662・5525)デニムパンツ¥15,800(#Re:room TEL:03・6712・6102)(写真右)たわだ・ひでや1993年11月5日生まれ、大阪府出身。俳優。「梅棒」メンバー。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』『新・熱海殺人事件』など数々の舞台や映画、ドラマに出演している。ニットベスト¥33,000(LUFON)シャツ¥13,200(PRODUCT LAB.)スニーカー¥42,900(meagratia)以上Sian PRデニムパンツ¥26,400(Wizzard/TEENY RANCH TEL:03・6812・9341)※『anan』2022年9月14日号より。(by anan編集部)
2022年09月11日高橋一生と飯豊まりえが共演するドラマ「岸辺露伴は動かない」の第3期が放送されることが決定した。「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦の漫画を実写化した本シリーズは、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が、編集者・泉京香と共に奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう物語。2020年末に第1期、2021年末には第2期が放送され、いずれも大きな反響を呼んだ本作。今回放送が決定した第3弾もまた、高橋さん演じる岸辺露伴と、飯豊さん演じる泉京香の絶妙な掛け合いが健在だ。「岸辺露伴は動かない」第3期は12月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年08月20日お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が19日、千葉・幕張メッセで開催中の日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演後、ブラックマヨネーズとともに報道陣の取材に応じた。『M-1グランプリ』や『キングオブコント』などの賞レースチャンピオンによるネタステージ「IKI NA チャンピオンネタ STAGE」に出演したマヂカルラブリー。野田は「最初に大宮セブンのステージで、(千原)ジュニアさんがゲストだったんですけど、ノーNGのジュニアさんを見ました。最高でした。何でもやってくれました。それが『LIVE STAND』です」とコメント。村上は「前回、東京でやったときは、たぶん一番小さいステージだったんですけど、そのときのメインのステージに出ている人たちがうらやましくてかっこいいなと思っていたのが、10数年経ったらそちら側に立てるようになっていて、頑張ったなという、達成感がありました」と感慨深げに語った。リフレッシュ方法を聞かれると、野田は「吐くくらい筋トレをする。3時間くらいスクワットしたり。リフレッシュになります」と答え、小杉竜一は「聞いているほうがしんどいわ」とツッコミ。村上も「ストレスだよ」とつぶやいた。野田はさらに、「筋トレって自分の気持ちが切れなければいいので、永遠にやれます。僕、切れないので。帰り道、歩けないです。誰よりも弱いです」と熱く語り、「筋トレのメニューを考えているときが本当に幸せです」とコメント。村上は「本当に話が合わない」と話し、小杉は「自分が自堕落な人間に感じてしまう」と笑っていた。「LIVE STAND」は2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェスで、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年08月19日千葉県野田市の温浴施設「のだ温泉 ほのか」(株式会社丸新岩寺、本社:北海道札幌市、代表取締役:高橋 祐一)では、施設内に家族風呂「琥珀(こはく)の湯」全8室を、2022年7月29日(金)にオープンしました。「のだ温泉 ほのか」は、掛け流しの天然温泉ほか多彩なお風呂と無料岩盤浴、サウナでのロウリュでなどで、癒やしのひとときを。そして湯上がりには健康的でおいしい食事をリーズナブルなどを提供し、ご来館のお客様より好評をいただいております。このたびオープンした「琥珀(こはく)の湯」は、天然温泉と地下水を混ぜ合わせた琥珀色の壺湯を露天でプライベートに楽しめる全8室の家族風呂。うち3室にはサウナと水風呂も併設。Withコロナ時代にもマッチした、新しいプライベート空間「琥珀(こはく)の湯」はまるでご家族のためのスイートルーム。贅沢なひとときをお楽しみいただけます。もちろんお一人様でもご利用いただけます。家族風呂「琥珀(こはく)の湯」 101号室~103号室 個室サウナ家族風呂「琥珀(こはく)の湯」 101号室 露天風呂家族風呂「琥珀(こはく)の湯」 101号室 客室【家族風呂「琥珀(こはく)の湯」概要】●営業時間/12:00~24:00(最終受付/22:30)●ご利用料金(税込)/基本時間90分・天然温泉[露天風呂]+個室サウナ・水風呂付き101号室『桔梗』5,200円102号室『東雲』5,000円103号室『浅黄』4,800円・天然温泉[露天風呂]104号室『伽羅』3,800円105号室『梔子』3,800円106号室『珊瑚』4,500円107号室『利休』3,800円108号室『菖蒲』4,300円●のだ温泉 ほのか通常入浴料金お支払いのお客様は全室800円引。●土・日、祝日、特別日1,000円増。※基本料金で1~3名様までご利用いただけます。※大人1名様の追加料金は1,000円頂戴いたします。※お子様は2名で1名計算となりますので、基本料金で大人2名+子供2名様までご利用いただけます。(子供は3歳~小学生まで・中学生以上は大人料金)※最大収容人数は大人4名様までのご利用となります。101号室『桔梗』のみ大人6名様までご利用いただけます。※延長料金は30分1,000円頂戴いたします。延長料金は自動加算されますのでお時間の管理はお客様にてお願いいたします。バス・フェイスタオル付き。シャンプー類・ティッシュ・綿棒・ハブラシ・カミソリ・ヘアゴム・ヘアブラシ備え付き。全室エアコン・テレビ・ドライヤー・ヘアアイロン・フリーWi-Fi・USBコンセント・クロームキャスト完備。【のだ温泉 ほのか概要】●所在地 :〒278-0026 千葉県野田市花井1丁目1-2東武アーバンパークライン『野田市駅』・『梅郷駅』から徒歩15分●電話 :04-7123-4126●営業時間:年中無休、朝9時~深夜1時(最終受付:深夜0時30分)●休憩スペース、お食事処をはじめボディ・フットケア、あかすりなどの設備完備源泉かけ流し天然温泉露天風呂「潮の湯」ご入浴料金だけでお楽しみいただける岩盤浴リーズナブルな料金でおいしい料理が楽しめる食事処【運営会社 株式会社丸新岩寺概要】「ほのか」(北海道内6店、千葉県2店)ほか温浴施設、ビジネスホテル「Norte」「NorteII」、スポーツクラブ「ほのかスポーツ」など運営●所在地: 〒006-0013 札幌市手稲区富丘3条2丁目10-43●電話 : 011-512-9559(統括本部)●URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月09日俳優の高橋一生、女優の奈緒が出演する、クラシエホームプロダクツ「ディアボーテ HIMAWARI」の新CM「雨の日も、晴れの日も」編が2日より放送される。高橋が演じる、自分の周りにだけ雨が降り続ける「ふしぎな雨男」と、奈緒が演じるその「彼女」 が登場する同CM。今回は、2人の結婚式が開催され、ついに雨男が“晴れの日”を迎える。○■高橋一生、奈緒インタビュー――奈緒さん、「ふしぎな雨男」さんの新郎姿を見て、いかがでしたか?奈緒:すごく素敵だなと思いましたし、足元とのギャップが決まっていてすごいなと思いました(笑)。格好いいのとチャーミングなのが合わさってすごい素敵でした。――高橋さん、髪のキレイな方、どう思いますか?高橋:素敵ですね。もちろん、中身も大事ですが、中身は外見に出るのではないかと。――プライベートでこれは絶対守る! など誓いを立てていることはありますか?高橋:立てられないですね……。毎度崩していくというようなことは考えています。あまりルールを課してしまうのはよくないかなと思っていて、もしかしたらそれが僕にとって譲れないことかもしれないです。奈緒:仕事を終えて帰ると落ち込んでいることが多くて。落ち込みがちな自分のために家を出る前に「今日は上手くいった」って言って家を出るようにしています。高橋:なるほど、ゲン担ぎみたいなことですか。――最後に一言お願いします。高橋:僕自身ここまでシリーズとしてやらせていただいたCMは初めてだったので、噛みしめるようにお芝居をさせていただきました。それを今まで見て下さっているみなさんに感じてもらって、いよいよこの2人が……! と思っていただければとても嬉しいなと思います。奈緒:私自身、この2人が幸せになったらいいなと思いながらCMをやらせていただいていたので、ここまで来ることができてすごく嬉しかったです。女性にとってその日の髪型が上手くいっただけでその日一日が明るくなれたりもするので、見ていただいている女性の方々が、例え雨でも明るい一日を過ごせていたらいいなと思います。
2022年08月02日お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが28日、都内で実施された『スーパー野田ゲーWORLD』の発売記念記者会見に出席。各ゲームの魅力を語り、これからプレイする人に向けて「バグも一緒に楽しんでほしい」とメッセージを送った。この日発売された同作は、野田が総監督を務める「野田ゲー」シリーズ第2弾で、NintendoSwitch用ソフトのユーザー共創型ゲーム。さまざまなジャンルの面白ゲームを詰め込み、今作からオンライン通信も可能になっている。「びっくりするくらいてんやわんやで作らせてもらった」という野田。「昔やったことがある気がするゲーム、懐かしいゲームが多い。そういうのを作りたかったので、小中学校の夢が叶っている状態」と喜んだ。とはいえ「発売されるかどうか不安でした」と胸中を明かし、「6月の時点で(開発関係者などから)『どうやら11月になりそうだ』と言われた。それは勘弁してくれ、と言って、形としてなんとか発売できた」と裏話を暴露。「これからどんどんいろんなバグが見つかると思う。バグも一緒に楽しんでほしい」と語り、さらに発見されているバグは「数え切れない」と言って報道陣を笑わせた。同作の開発のためにクラウドファンディングを実施したところ、約5000人から出資があったと説明。続けて「(千鳥の)ノブさんのお子さんが『野田ゲー』が好きだということで、ノブさんに直談判して『(開発の)お金出してくれないか』と言ったら高確率で出してくれるだろうと思って行った。すゑひろがりずが、前の作品で100万円出してたと伝えたら、かかってくれて『100万円出すよ』となった」と明かした。野田はまた、同作で「大会やりたい」と野望を掲げ、「本当に開こうと思っている」と強調した。イベントにはフリーアナウンサーでゲーム好きの田口尚平、プロゲーマーのふぇぐ、keisuke3、きょうま、お笑い芸人のバイク川崎バイク、お笑いコンビの囲碁将棋(文田大介、根建太一)、すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)、ガーリィレコード(高井佳佑、フェニックス)も出席。同作のゲーム対戦の模様がお披露目された。
2022年07月28日お笑いコンビ・ニューヨーク、マヂカルラブリーの野田クリスタルらが20日、都内で行われたお笑いフェス「LIVE STAND 22-23」合同取材会に出席した。「LIVE STAND」は2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェスで、今年12年ぶりに開催される。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定。イベントに向けて、博多華丸・大吉、中川家、海原やすよ ともこ、タカアンドトシ、千鳥、かまいたちの6組がお笑い戦士「ライブスタンジャー」として公演をPRしていく。この日の取材会には、見取り図、ニューヨーク、おいでやす小田、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ネルソンズ、ZAZYが出席。“未来のライブスタンジャー”の座をかけ、「LIVE STAND」の魅力をアピールした。出席した6組の中で、ライバルを挙げるとするなら? という質問に、ニューヨークの嶋佐和也は、「現時点では負けているんですけど、勝ちたいのが野田さん」と野田を指名。「ちょっと今、体鍛えていまして。この夏・秋までに、野田さん超え」と話した。すると、嶋佐がTシャツを脱いで肉体美を披露。続いて野田も脱ぐと、ほかの芸人たちから「やっぱすごいな」と感嘆の声が上がった。野田は「俺を超えろ! お前なら超えられる!」とエール。嶋佐は「超えます! LIVE STANDまでに超えます!」と宣言し、「マッチョブース作ってください」とリクエストしていた。その後、なぜかZAZYも脱ぐ流れに。「いい体」という声が上がり、野田も「素材はいいね! 意外に痩せている」と驚いていた。
2022年07月20日ドラマや映画で大活躍、言わずと知れた実力派俳優。近年は菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞最優秀男優賞と、名だたる演劇賞を続けて受賞。高橋一生さんの演劇人としての矜持とは?「行き止まりの人類」のような今、何を表現するべきか問うています。フィリップ・リドリーや野田秀樹作品など、高橋一生さんが出演する舞台に触れると、のほほんと安全な場所にはいられなくなる。心は揺さぶられ、物語と地続きにある、現実社会に無自覚ではいられなくなるからだ。新作舞台『2020(ニーゼロニーゼロ)』もそんな危険な薫りが。親交の深い芥川賞作家の上田岳弘さん、演出家の白井晃さんと長年温めてきた企画で、高橋さんは一人舞台に初挑戦する。「一人舞台を前からやりたかったというわけではないのですが、打ち合わせを重ねるなかで『一人でいいんじゃないですか?』と言ってしまったんです。昔から僕のことを客観的に見てくださる白井さんが、『一生がいったん一人芝居に向かうのは必然かもしれないね』とおっしゃったことにも背中を押されました」時空を超え重層的な物語を紡ぐ上田さん。『2020』はこれまでの小説に出てきたモチーフを多く盛り込む予定だが、なかでも小説『キュー』に出てくる、700年間の冷凍睡眠から目覚めた“人類最後の人間”「Genius lul‐lul(以下、GL)」が軸になりそう。そもそもこのキャラクターは、高橋さんをイメージして書かれたのだそうだ。「『キュー』を発表する前に、上田さんが書かれた戯曲のようなものを見せていただいたことがあります。そこにはすでにGLが登場していました。聞けば、僕が出演した白井さん演出の舞台『マーキュリー・ファー』を観て思いついたそうです。上田さんは僕をこんなふうに見てくださっていたのかというのがわかり、光栄でした。『マーキュリー~』からこれまで、このキャラクターが長い旅をしてきたようで、その感覚は舞台上でも持っておきたいです」今回、上田さんの戯曲をもとに白井さんが上演台本を書き、戻しという推敲作業は10回以上に及んだ。また、連日ディスカッションを繰り返しているらしい。「セリフ云々ではなく、そもそもこの舞台のテーマは何なのか、何を表現するべきかということを話していました。普段の舞台作りとは違う脳の使い方をしています」本作にはダンサーの橋本ロマンスさんも出演。高橋さんは、セリフ以外の表現にもこだわりたいと考えている。「舞台は小説と違い、肉体を通すことで言葉がいらなくなる瞬間もあります。簡単に言ってしまうと、『バカやろう!』というセリフを言ったあとに笑うか笑わないかで、伝わるものは変わってくると思うんです。歌舞伎の拍子木が、音と音との間の無音の存在を示すための役割にもなるように、言葉を使えたらと思っています」演出の白井さんとは、6年ぶり、4回目のタッグになる。「『マーキュリー~』でも『レディエント・バーミン』でも、白井さんとご一緒する作品は、まるで予言のように、舞台から想起させられる事件や情勢が上演時に現実で起きていました。2020年は過ぎていますが、上田さんが小説に書いておられる“行き止まりの人類”という感覚はリアルにあります。行き止まりの曲がり角にある今、この作品を上演するのも意味深い気がします」万人受けしなくても、誰か一人にでも響いたらという思いでいつも芝居をしていると語る高橋さん。「自分はマスの側ではなく、少数派であることはずっと意識してきました。この作品も、一人一人全く違う反応になっていいと思います。胸が熱くなるお客さんの隣で、頭に疑問符が浮かぶ人がいてもいい。僕は舞台から客席の様子をしっかり見ておくつもりでいます」パルコ・プロデュース2022『2020(ニーゼロニーゼロ)』2020年、世界で疫病が流行し、東京五輪がなくなった。この年を起点に、人類誕生から世界の終わりまでを高橋一生の体を通して表現。批評眼に満ちた、上田岳弘の壮大な世界観が体感できる舞台。7月7日(木)~31日(日)PARCO劇場作/上田岳弘構成・演出/白井晃出演/高橋一生DANCER/橋本ロマンス全席指定1万1000円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858福岡、京都、大阪公演あり。たかはし・いっせい1980年生まれ、東京都出身。俳優。ドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍。『天保十二年のシェイクスピア』’20)で第45回菊田一夫演劇賞、NODA・MAP『フェイクスピア』(’21)で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。Tシャツ¥11,000(タンジェネットmitsuruyoshiya@gmail.com)パンツ¥49,500(ユーゲン/イデアス TEL:03・6869・4279)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年7月13日号より。写真・上澤友香スタイリスト・秋山貴紀ヘア&メイク・田中真維(マービィ)取材、文・黒瀬朋子撮影協力・Compartment.(by anan編集部)
2022年07月12日発表する作品が常に“演劇的事件”となる、野田秀樹さんによるNODA・MAPの舞台。2019年に上演した話題作『Q』:A Night At The Kabukiがこの夏、奇跡の再演を果たす。初演と同じ豪華出演陣、しかもロンドン&台北公演も実現。主要キャストの広瀬すずさんにインタビューしました。頭では理解できていなくても、やっていてすごく心地よかった。本作『Q』:A Night At The Kabukiで初舞台を踏んだ広瀬すずさん。セリフに言葉遊びを用いた重層的で一筋縄ではいかない戯曲に、舞台を駆け回り俳優の肉体を駆使する演出。さぞや苦労を…と思ったら、「野田(秀樹)さんがおっしゃることに違和感が全然なくて、初舞台がここでよかったです」と笑顔で前回を振り返った。「野田さんのホンは読むだけじゃわからない部分がいっぱいあって、これを簡単に理解しようなんて無理だと思い、最初から頭で考えることを諦めていました(笑)。稽古場で動きながら…共演の方々の顔を見て、声を聞いて、お芝居を見て、どさくさに紛れて動いていると、なんとなくですが自分の居方が見えてくる。野田さんは動きや声のことくらいで、細かいことはあまりおっしゃらないんですが、稽古を重ねながら間を丁寧に埋めていく感じもあって。全部を理解できたわけじゃないのに、やっていてとても心地よかったです」ロミオとジュリエットが生きていたら…を綴った物語の中で、若き日の“源の愁里愛(じゅりえ)”を演じた広瀬さん。同役の“それからの愁里愛”を松たか子さんが演じたが、「終始ずっと松さんという存在に圧倒されていた」とか。「松さんの愁里愛は、強くて揺るがないものを持ちながらも、ふとした瞬間フニャッてなる…それは弱さじゃなく、過去と接して一瞬迷ったりする。その姿がすごく好きでした。全部が全部すごいのにご本人はとてもフラットで、そこもかっこいいんですよね」愁里愛の強さと憂い、舞台に立つ際の淡々とした大胆さは、広瀬さんにも通じるもの。「仲良くさせていただいている大原櫻子ちゃんの舞台を観に行ったとき、感情をパンパンになるまで溜め込んで、なにかの瞬間、蓋が開いて心が開放されていく感じにやられたんです。やる側は大変だけど観ていてすごく気持ちよくて。この作品での愁里愛の感情の出し方に、すごく参考にさせてもらいました」今回の再演では、なんと海外ツアーも。「さすがNODA・MAP(笑)。私はもはや“これが初舞台”くらいの顔で、野田さんと松さんについていけばいいやという心持ちです。ただ前回、『めちゃくちゃ早口だったよ』と言われたので、滑舌だけはよくしようと」舞台でも映像でも、その場その瞬間に生まれてくる感情や感覚が好きだと言う。「無条件に楽しいんですよね。私たちがやっているのは作りものの世界だけれど、ふとしたときに、ものすごく意味があるように思えたり、本当だと信じられたりする瞬間があるんです。それがすごく面白いんですよね」NODA・MAP 第25回公演『Q』:A Night At The Kabuki初演時には第27回読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞。今回オリジナルキャスト10名全員が再結集。7月29日(金)~9月11日(日)東京芸術劇場プレイハウス、10月7日(金)~16日(日)大阪・新歌舞伎座にて上演。NODA・MAP TEL:03・6802・6681撮影・篠山紀信(写真は2019年初演の舞台から)ひろせ・すず1998年6月19日生まれ、静岡県出身。2012年にデビューし、数々のドラマや映画で活躍。初演『Q』で初舞台ながら紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。近作にドラマ『津田梅子』、映画『流浪の月』など。衣装協力・JOTARO SAITO(ジョウタロウ サイトウ/JOTARO SAITO GINZA SIX店 TEL:03・6263・9909)※『anan』2022年7月13日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)着付け・大竹恵理子ヘア&メイク・奥平正芳取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月10日パルコ・プロデュース2022『2020(ニーゼロニーゼロ)』が7月7日より、東京・渋谷のPARCO劇場で開幕。主演の高橋一生をはじめ、本作品を書き下ろした芥川賞作家の上田岳弘、構成・演出の白井晃が初日を迎える思いや、本作が生まれた舞台裏を語った。世界中をパンデミックが襲った2020年を起点に、高橋がクロマニヨン人、赤ちゃん工場の工場主、最高製品を売る男、最後の人間というすべての役柄を一人で演じ、人類の誕生と世界の終わりを声、肉体、動きで表現。ステージング・振付を担当した橋本ロマンスがダンサーとしても出演し、映像、音楽、ダンスが彩る野心作に仕上がった。「自分一人と客席が対峙する構成。どのような反応があるか楽しみ」(高橋)高橋一生上田氏によると、書き上げたテキスト量は「3万字以上になった」といい、それをすべて覚えることになった高橋は「そう言われてビックリ。それだけ入るんだな、人の脳みそって」と涼しい表情。稽古を重ねた過程を「脳みそだけじゃなく、体を動かすことで連動した記憶もたくさんありますね。苦労もなかったですし、周りの皆さんに支えていただいている」と振り返り、「自分で思う以上に汗をかくので、塩分を取っている」と夏バテ防止法も語った。白井晃演出の白井とは、『4 four』、『マーキュリー・ファー』、『レディエント・バーミン』で高い成果をあげており、今回が6年ぶりのタッグ復活。高橋が「通し稽古中、白井さんがちっちゃな声で『あいつ~』『一生、むかつくな~』と言うのが聞こえて、気が散ってしょうがなかった(笑)」と暴露すると、白井は「難度の高い一人芝居を背負って立つ一生くんの頑張り、踏ん張りは端から見ていて、腹立たしいくらい素晴らしくて。羨望ですね(笑)。最大の誉め言葉で伝えただけ」と本心をコメント。これには、高橋も「釈然としない思い。素直に褒めてくれればいいのに」と苦笑いしつつ、全幅の信頼を示していた。上田岳弘そんな両名のやりとりに、上田氏は「自分の作品はただでさえ難解と言われ、そういったものを一人で演じきれるのか半信半疑だったが、非常に高い精度で、舞台として成立させ、すごいなと感動しました」と絶賛。白井は「上田さんの壮大な概念の世界を演劇にするのは、非常に難しい行為だった」と認め、「出演者である高橋さんとも議論を重ね、クリエーションチームの力で、刺激的な興味深い作品になったんじゃないかと思う」と自信をのぞかせた。取材・文・撮影=内田涼<公演情報>パルコ・プロデュース2022『2020(ニーゼロニーゼロ)』作:上田岳弘構成・演出:白井晃出演:高橋一生ダンサー:橋本ロマンス2022年7月7日(木)~7月31日(日) PARCO劇場2022年8月6日(土)、8月7日(日) 福岡・キャナルシティ劇場2022年8月11日(木・祝) 京都劇場2022年8月18日(木)~8月21日(日) 大阪・森ノ宮ピロティホール
2022年07月07日俳優の高橋一生が6日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた舞台『2020』(7月7日より同所ほかにて上演)初日前会見&公開舞台稽古に、作家の上田岳弘氏、構成・演出の白井晃とともに出席した。高橋の1人芝居となる本作は、疫病があっという間に世界を覆い、東京オリンピックがなくなったあの年、2020年を起点に、はるか昔、人類の誕生から、はるか先?の世界の終わりまでを、高橋一生の声、肉体、動きを通して目撃する80分。「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」そして「最後の人間」とすべての役を高橋が演じ、人類の歴史を走り抜ける。初日を直前に控えての抱負を尋ねられた高橋は「抱負はあまり持たないようにしているので、これまで通りなんですけど、稽古でひと月近く、その半分を上田さんと白井さんとの会議に費やしましたが、稽古で構築してきたものを信じておりますので、楽しくできるんじゃないかと思っております。楽しみたいと思います」と力を込め、注目ポイントについては「被り物をするので、その辺りを楽しんでいただけたらなと思います。壮大な出オチに近いようなことが起こるので、ぜひ楽しんでいただければなと思っております。出オチが何パターンかありますから、ビジュアルでも見ていただければと思います(笑)」とアピールした。また、稽古での高橋の姿を見て「腹立たしいほど素晴らしい」と表現した白井は、その理由を問われると「難易度の高い舞台で、新しくなったこのPARCO劇場で、1人で75分間ぶっ通しでやるのは大変なことなんですね。サシで稽古をさせていただくんですが、稽古の中でどんどん成果を上げていく姿を見ていて、羨望に近いものだと思うんですけど、"なんだこの俳優は"という苛立たしさがありました」と称賛。同会見前日には同所で通し稽古を行ったそうで、高橋は「白井さんはムーブが大きいので、ものすごく視界に入るんですね。かつ、芝居をやっている最中に『あいつ…』とか『一生…』って小さい声が聞こえるんですよ。気が散ってしょうがないんですね(笑)」と苦笑し、稽古が終わったあとに一悶着あると思ったそうだが「白井さんが近づいてきて睨んでいるんですよね。『なんかありました?』って聞いたら、『一生むかつくな』って言われまして(笑)。『できてんじゃん』って言われて、素直に褒めてくれればいいのにって、昨日から釈然としない思いを引きずったままなんですが、今日ちょっとだけ褒めてくれましたね」と笑顔を見せた。さらに、作家の上田氏は「僕は文字を書く担当なんですけど、3万字以上あるんですね。それって原稿用紙にすると100枚くらいあるんですけど、そういったものを1人で演じられるんだろうかと半信半疑でいたんですけど、実際に成り立っていてすごいなと、普通に感動しました」と高橋を称えると、高橋は「いま言われてびっくりしましたね。人の脳ってそれだけ入るんですね。びっくりしました」と自分自身の能力に驚いていた。
2022年07月07日俳優の高橋一生と女優の奈緒が出演する、クラシエホームプロダクツ・ディアボーテ HIMAWARIの新CM「てるてるぼうず」編が、2日から放送される。新CMでは、高橋が自分の周りだけ雨が降り続ける雨男として、奈緒はその彼女として登場。雨男がベンチに座って読書をしていると、男の子からてるてる坊主を手渡される。その様子を見ていた彼女は、あまりのかわいさに笑顔になる。■高橋一生&奈緒インタビュー――新CM「てるてるぼうず」編を撮影された感想をお聞かせください。高橋:とにかく暑かったですね。奈緒:天気には恵まれましたね。良かったです。――もうすぐ梅雨入りですが、何か準備されていることはありますか?奈緒:意外と紫外線予防を見落としがちなので、なるべく梅雨の間も紫外線予防をするようにしています。(ヘアケアとしては)あと、最近、頭皮のマッサージ機を買ったので、あまり頭が疲れないようにマッサージしています。――もらって優しい気持ちになったプレゼントはありますか?奈緒:子役の子がよく手紙をくれるんです。折り紙で作ってくれたり、この間は紙皿に似顔絵を描いてくれました。それは家で飾っています。高橋:僕はなんとも言いようのない玉をもらったことがあります。毛糸の玉を少しずつほぐしていって、ゴロゴロ丸めていると大きくてきれいな玉になるんです。言葉より嬉しかったです。奈緒:気持ちがこもっていますね。――最後に一言お願いします。高橋:人が人を想う、という温かい気持ちになれるようなCMになっていると思うので、ぜひ見ていただけたらと思います。奈緒:ちょうど梅雨の時期というと、もしかしたら好きな人もいらっしゃるでしょうし、ちょっと梅雨は憂鬱になる方もいらっしゃると思うんですけど、梅雨の時期だからこそできる、好きな人との相合い傘など、幸せを日常で見つけられるようなCMになったと思いますので、一緒に梅雨を乗り越えられたらいいなと思います。
2022年06月02日お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)らが31日、都内で行われた「エニタイムフィットネス×クリスタルジム(吉本興業)業務提携PRイベント」に登壇した。24時間営業・国内店舗数No.1フィットネスジムのエニタイムフィットネスと、野田クリスタル発案のクリスタルジム(吉本興業)が、6月1日より業務提携を開始。新型コロナウイルスによる社会生活の変化によって心や体のバランスを崩している人も多い中、「『お笑い×筋トレ』で日本を元気に!」をテーマに、さまざまな施策を通じて人々のメンタルヘルスの回復と健全な社会の回復を目指していく。エニタイムフィットネスを運営するFast Fitness Japanの代表取締役社長・土屋敦之氏は、クリスタルジムの魅力について「コミュニケーション能力が高い方が非常に多い。そういった方たちが接客されるジムは、日本で一番居心地のいい接客をするジムだと思います。そこに関してはたぶんほかのジムには真似できないと思います」と語った。『M-1グランプリ』優勝後に吉本興業の社長に直談判してクリスタルジムを実現させた野田。仕事としてどんどん広がっていることに、「気持ちがいいです」と喜んだ。また、「今、吉本興業にいろんなマッチョや体を鍛えているヤツが入っていて、マッチョの新しい就職先になっている。クリスタルジムができて、吉本全体がどんどんマッチョになっていくんじゃないかと。松本(人志)さんというてっぺんのマッチョがいますから、どんどんみんなそれに近づいて、どんどん健康になっていくんじゃないですかね」と手応え。吉本にどれくらいマッチョ芸人がいるか聞かれると、「半分以上じゃないですかね」と答えて笑いを誘い、相方の村上が「そんなにいねーよ。どういう目をしているんだ。マッチョのラインが低すぎる」とツッコミ。野田は「この前ツイッターでクリスタルジムに3カ月間通ってくれないかと募集したところ、芸人たちから大量の電話が来まして、みんなこんなにも体を鍛えたかったのかと。クリスタルジムを作ってよかった」と話した。今回の業務提携によって、高校生無料利用制度「HIGH SCHOOL PASS」(保護者がエニタイムフィットネスメンバーであることが条件)のアンバサダーに、クリスタルジムを代表し、マヂカルラブリーの野田、ミルクボーイが就任。また、全国エニタイムフィットネス店舗にて、クリスタルジムメンバーによる出張トレーニングイベントや、エニタイムフィットネスが実施する社会貢献活動にクリスタルジムメンバーが参加することなども予定している。この日のイベントには、クリスタルジムメンバーのレイザーラモンHG、おばたのお兄さん、Everybody、しんたろーら、そしてミルクボーイもリモートで参加した。
2022年05月31日お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタル発案のクリスタルジム(吉本興業)と、24時間営業・国内店舗数No.1フィットネスジムのエニタイムフィットネスが、6月1日より業務提携を開始することが31日、発表された。メンタルヘルスに好影響を及ぼす「笑うこと」「カラダを動かすこと」を通じて人々のココロとカラダの両面をサポートするべく、24時間営業・国内店舗数No.1フィットネスジムのエニタイムフィットネスと、吉本興業所属タレントと一緒にトレーニングができるクリスタルジムが業務提携。「『お笑い×筋トレ』で日本を元気に!」をスローガンに今後、さまざまな施策を通じて一日でも早く、人々のメンタルヘルスの回復と健全な社会の回復を目指していく。今回の取り組みでは、高校生無料利用制度「HIGH SCHOOL PASS」(保護者がエニタイムフィットネスメンバーであることが条件)のアンバサダーに、クリスタルジムを代表し、マヂカルラブリーの野田、ミルクボーイが就任。また、全国エニタイムフィットネス店舗にて、クリスタルジムメンバーによる出張トレーニングイベントや、エニタイムフィットネスが実施する社会貢献活動にクリスタルジムメンバーが参加することなども予定している。この日、都内で「エニタイムフィットネス×クリスタルジム(吉本興業)業務提携PRイベント」が開催され、マヂカルラブリー、クリスタルジムメンバーのレイザーラモンHG、おばたのお兄さん、Everybody、しんたろーらが登壇。ミルクボーイもリモートで参加した。野田は、業務提携について「かみ合っている」と言い、「僕もどうせ通うのであれば楽しいほうがいいよねって。あと、高校生に通ってほしい。高校生からトレーニングは積んだほうがいい。かみ合ってうれしい」と喜んだ。
2022年05月31日高橋一生主演の「インビジブル」第4話が5月6日放送。タキシード姿で犯人たちと戦う志村を演じる高橋さんの演技に「魅力が尽きない」などの声が上がる一方、キリコに対して“偽者”のインビジブルなのではと疑う視聴者からの声も多数SNSに寄せられている。3年前に同僚を殺した通り魔を追う刑事・志村の前に、都市伝説と言われていた犯罪コーディネーター“インビジブル”キリコが現れ、事件の情報を教えると取引を持ちかけてくる。警察はインビジブルを“匿って”利用しようとするが…という前代未聞犯罪エンターテインメントとなる本作。志村貴文に高橋さん。“インビジブル”キリコに柴咲コウ。監察官の猿渡紳一郎に桐谷健太。キリコの助手・マー君に板垣李光人。捜査一課の刑事・磯ヶ谷潔に有岡大貴(Hey!Say!JUMP)。捜査一課課長の犬飼彰吾に原田泰造。塚地敬一に酒向芳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。捜査三課長の大貫(松下由樹)が一課に捜査協力を求めてくる。猿の格好をした3人組による連続絵画盗難事件の解決にキリコの力を借りたいという。桐子は窃盗団モンキーズが犯人だといい、彼らの次のターゲットが「ナンバーX」なる絵画だと告げる。しかもキリコはその「ナンバーX」を入手していた。警察はナンバーXを使ってモンキーズをおびき出そうとするも、絵画はモンキーズに奪われてしまう。しかしキリコはナンバーXに発信機を取り付けており、志村はキリコとともにナンバーXの取引が行われる闇オークション会場に潜入する…というのが4話のストーリー。キリコが見立てたタキシードに身を包みオークション会場に潜入。現れたモンキーズと激しいアクションを繰り広げる志村…そんな志村を演じる高橋さんの演技に「アクションシーンもかなりハードだし、彼はいくつも引き出しを持ってて、魅力が尽きない」「鬼気迫る演技も怒りを内に抑えた演技も穏やかな表情の演技も、、全部惹かれる」などの反応が集まる。また黒髪のカツラで変装したキリコにも「ドレスアップして黒髪の柴咲コウめちゃくちゃ綺麗だった…」「金髪ベリショと黒髪パッツンどっちも似合うの無敵すぎる」といった声が。一方、若い女性が被害者になった通り魔事件が発生、使われた凶器が3年前の事件のものと一致する。一課は犯人と思われる男を確保、自ら取り調べようとする志村に対し、猿渡は自分が取り調べると告げる。その後犯人は3年前の事件についても自供するのだが、犯人は「インビジブルに頼まれ」事件を起こしたと証言する…という展開に。このラストに「やっぱりキリコはインビジブルじゃないパターンきた??」「インビジブル」って、本当はキリコのことじゃないんじゃない?」「キリコも脅されてたり復讐のためにインビジブルやってたりとか」など、キリコが“偽者”のインビジブルなのではないかと推察する視聴者も続出している。【5話あらすじ】3年前の事件にキリコが関与しているのか…?腑に落ちない志村は「インビジブルに頼まれた」と証言した武入(鈴之助)に再び会い、ある確信を得るが、武入が検察への護送中に何者かに連れ去られてしまう。さらにキリコも民宿から行方をくらまし、二人の緊急配備が敷かれる…。「インビジブル」は毎週金曜日22時~TBS系で放送。(笠緒)
2022年05月07日パルコ・プロデュース2022『2020』に出演する高橋一生が、企画から携わる本作への想いを語った。芥川賞作家・上田岳弘が作を、白井晃が構成・演出を手がける本作は、「2020年」を起点に人類の歴史や世界の終わりを綴る、高橋の一人舞台。上田文学の魅力を「同じテーマを書き続ける小説家の方が好きな僕にとって“人類の個と全を、過去と未来にわたって描く”作風がドンピシャでした」と述べる高橋は、デビュー作『太陽』(2013年)から彼の小説を愛読している。「人間の行き着く先はどこか、行き止まりになってしまうとしたらどんな状況か、まるで予言するかのような作品を上田さんは書いているんです」──。自身が共鳴する上田文学のおもしろさを「日ごろ小説を読まない方にも知って欲しい」と感じた高橋は、『4 four』(2012年)、『マーキュリー・ファー』(2015 年)、『レディエント・バーミン』(2016年)などで一緒に作品を立ち上げた白井であれば「僕の気持ちをわかってくださりそう」と信頼を寄せ、二人を引き合わせた。「作品が現実とリンクしていくさまを目の当たりにして、予言めいたタイミングで上演された『マーキュリー・ファー』のようなことがまた起きるのかもしれません、今回のタイトルからして」と笑う。劇中で、高橋は「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」「最後の人間」といった登場人物に扮する。自身の役どころを「お客さんと、人類の過去と未来を繋ぐようなキャラクター」と紹介しつつ、「打ち合わせで僕が上田さんにお話しした言葉が台本に盛り込まれていたので“高橋一生そのまま”と思ってもらってよいかもしれません」「役と自分、どちらかわからなくなってしまう瞬間を皆さんの前でお見せすることになりそう」と言及した。さらに「劇場にお客さんを入れるところからお芝居が始まっていて、アトラクション的に“体感”できる作品」と続き、「そのアトラクションを楽しむように観てもらい、たとえ局所的であったとしても皆さんの中に少しでも残り続けるものになったら、つくり手として励みになります」「そのために、まずは自分たちがおもしろいと思える作品をつくれたら」とコメントした。公演は、7月7日(木)~31日(日)に東京・PARCO劇場にて。その後、8月6日(土)・7日(日)に福岡・キャナルシティ劇場、11日(木・祝)に京都・京都劇場、18日(木)〜21日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールと巡演する。東京公演のチケットは、5月14日(土)より一般発売。取材・文:岡山朋代
2022年04月22日高橋一生主演の新金曜ドラマの「インビジブル」が4月15日から放送開始。SNSでは主人公を演じる高橋さんのハードなアクションに「まじ惚れた」などの声が多数。共演した柴咲コウの金髪ショートヘアにも「新鮮なビジュアル」など好反応が続出している。「ROOKIES」や「南極大陸」などを手掛けたいずみ吉紘がオリジナル脚本を手がけ、作品刑事と犯罪コーディネーターという相容れないはずの2人が異色のバディを組む、前代未聞の犯罪エンターテインメントとなる本作。キャストは元々は捜査一課の最前線で事件捜査に当たっていたが、行き過ぎた捜査がきっかけで一課から特命捜査対策班へ左遷された志村貴文に高橋さん。本名、国籍、年齢不明の犯罪コーディネーター“インビジブル”キリコに柴咲コウ。警察庁から出向してきた寡黙で冷静なキャリア監察官。規則やルールを重んじ志村の行き過ぎた捜査を問題視する猿渡紳一郎に桐谷健太。キリコの運転手兼、助手をしているマー君に板垣李光人。志村のことを敵視している磯ヶ谷潔に有岡大貴(Hey!Say!JUMP)。捜査一課の五十嵐夏樹に堀田茜。岸幸介に西村元貴。朝倉環に結城モエ。捜査一課から鑑識課に異動した近松延武に谷恭輔。特命捜査対策班の巡査・芝本菜穂に田中真琴。班長の塚地敬一に酒向芳。3年前、通り魔事件の捜査中に犯人に殺害された志村の元同僚・安野慎吾に平埜生成。その妹・安野東子に大野いと。東子の同僚のWebニュースカメラマン・野間昇太郎に村井良大。志村を左遷させた元上司で捜査一課課長の犬飼彰吾に原田泰造といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では渋谷の駅前で爆発事件が発生。さらに街頭ビジョンに謎の男の映像が流れ、次の爆破の情報と引き換えに志村の身柄を要求してくる。志村が指定された場所に行くと、待っていたのはキリコ。キリコは街頭ビジョンをジャックしたのは自分だが、爆発事件は“花火師”が実行犯で、過去に事故として処理されたいくつかの案件も花火師の仕業だと告げる。さらに彼女は志村に彼が追い続ける3年前の通り魔事件の情報を教えると言い出し…というストーリーが展開。冒頭では爆発に巻き込まれ、女の子を助けるため窓ガラスを割って部屋に突入。終盤では爆発から逃れるためビルの窓から川に落下…と、志村のハードなアクションに「高橋一生さんのビルから飛び降り脱出迫力満点アクションシーンまじ惚れた」「アクション、とは聞いていましたが思ってた以上に激しくて、まだまだお話も謎が多いし引き込まれました」「キリコ(柴咲コウ)が「トム・クルーズかよ」と言うくらい高橋一生のアクションシーンが凄かった」「怒涛の爆破とアクション、ビルから飛び降りダイハード、そして水も滴るイイ男…うおおおおお高橋一生てんこもり!」などの声多数。また謎の存在・キリコを演じる柴咲さんにも「インビジブルは柴咲コウの金髪ショートに惹かれた」「金髪ショートの柴咲コウ最強」「柴咲コウさんは今までに見たことない新鮮なビジュアルで魅力的だった!」と、その髪型を中心に多くの反応が集まっている。(笠緒)
2022年04月16日芥川賞作家・上田岳弘書下ろしによる、高橋一生のひとり芝居、パルコ・プロデュース2022『2020(ニーゼロニーゼロ)』が7月7日(木)よりPARCO劇場を皮切りに、福岡、京都、大阪公演にて上演することが決定した。本作は芥川賞作家・上田岳弘の文学に共鳴する高橋一生が、上田に書下ろしを提案した作品で、疫病があっという間に世界を覆い、東京オリンピックがなくなったあの年、2020年を起点に、はるか昔、人類の誕生から、はるか先?の世界の終わりまでを、高橋一生の声、肉体、動きを通して目撃する90分!(予定)「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」そして「最後の人間」。彼ら登場人物=高橋一生の挑発に、あなた=観客はどう応えるのか。舞台に立つひとりの男の叫びは、私たちの心の葛藤を浮き彫りにする。構成・演出は、これまで高橋一生と『4 four』(2012年)『マーキュリー・ファー』(2014年)『レディエント・バーミン』(2016年)で高い成果を見せつけてきた白井晃。6年ぶりの最強タッグ復活で、今、私たちが飲み込まれつつある現実と未来に強烈な光を当てる。映像、音楽、ダンスが彩る、高橋一生によるひとり芝居『2020』。高橋一生×上田岳弘×白井晃のトライアングルが奏でる“挑発の調べ”に期待したい。【キャスト・スタッフコメント】◆上田岳弘(作)僕がはじめて作品を発表した2013年、2020年の東京五輪が決まった。2020年、たかだか7年先のことで、普通に暮らしていれば普通にやってくるはずの近い未来。でもそこはなぜか遠く、手が届かないような感じがした。その感覚について、これまで色んな作品で触れてきた。デビューしてすぐに高橋一生さんという稀有な俳優と、白井さんの演出した舞台を通じて出会った。”いつか”一緒になにかをやろうと話し合った、その”いつか”が叶った今「とにかく好きに書いて欲しい」と言われ、その場で浮かんだタイトルがこれだった。白井さんの構成・演出で、高橋一生の一人舞台として具現化する舞台。ぜひご期待ください。僕も、楽しみでしかたがない。◆白井晃(構成・演出)この作品は、俳優・高橋一生と作家・上田岳弘、私との密談から生まれた作品です。2020年以降の私たちを語ること。それは、大衆が大衆の機能を無くしていく世界。他者が他者として成り立たなくなっていく世界を描くこと。私たちが過去を語るのは、今の私たちが幸福だから。未来を語るのは、今が不安で恐ろしいから。この脅威に対して身を挺して挑む、これは、高橋一生史上、最も危険で、最も幸福なステージです。おそらくそれは上田さんにとっても、私にとっても同じことが言えそうです。◆高橋一生(出演)渋谷のPARCO劇場というある意味、発信地となっている場所で舞台をやらせていただけることは、とてもありがたいです。気心が知れた上田岳弘さん、白井晃さんと何度も何度もお話をさせていただいた上で創っていく作品なので、僕自身も期待が強くあります。公演を楽しみにされているお客様は、舞台の内容を事前に知りたくなるかもしれませんが、そういった気持ちからは解放されて、実際に劇場で観て、感じて、劇場に入る前と出た後で、1週間くらいして何かが少し変わったと気づくような体験をしていただきたいと思っています。そんな体験をしていただけるように、僕らもお芝居を作っていきます。公演概要パルコ・プロデュース2022『2020』作:上田岳弘構成・演出:白井晃出演:高橋一生DANCER:橋本ロマンス公式サイト: 【東京公演】公演日程=2022年7月7日(木)~7月31日(日)会場=PARCO劇場(渋谷PARCO8F)入場料金(全席指定・税込)=¥11,000全席指定グッドプライス¥10,000※未就学児入場不可U-25チケット=¥6,000(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)東京公演一般発売日=2022年5月14日(土)■お問合せ=パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)【福岡公演】公演日程=2022年8月6日(土)~8月7日(日)会場=キャナルシティ劇場入場料金(全席指定・税込)=¥10,000U 25チケット¥5.000(当日座席指定、要身分証明)※未就学児入場不可■お問合せ=ピクニックチケットセンター050-3539-8330(平日12:00~15:00)【京都公演】公演日程=2022年8月11日(木祝)会場=京都劇場入場料金(全席指定・税込)=S席¥11,500A席¥10,500※未就学児入場不可■お問合せ=キョードーインフォメーション0570-200-888[11:00~16:00/日祝休業]【大阪公演】公演日程=2022年8月18日(木)~8月21日(日)会場=森ノ宮ピロティホール入場料金(全席指定・税込)=S席¥11,500A席¥10,500※未就学児入場不可■お問合せ=キョードーインフォメーション0570-200-888[11:00~16:00/日祝休業]
2022年04月07日高橋一生主演の新ドラマ「インビジブル」に、現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」京都編に出演する平埜生成が登場することが分かった。本作は、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が、異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメントドラマ。舞台を中心にドラマや映画などで幅広く活動し、まもなく最終回を迎える朝ドラでは、ヒロインが働く映画村の職員役で登場、爽やかで紳士的な物腰の演技が話題を呼んだ平埜さん。今作で演じるのは、主人公・志村(高橋さん)の刑事人生を大きく揺るがせる“三年前の事件”で殉職した、志村の元同僚・安野慎吾。志村が捜査一課時代にバディを組んでいた刑事であり、周囲の人間から時として危険視される志村が、信頼を寄せる数少ない相手。しかし、通り魔殺害事件の捜査中に犯人に襲われて殉職。安野を目の前で斬殺された志村は、以後、その犯人逮捕に執着するように。その行き過ぎた捜査行動が問題視され、捜査一課から特命捜査対策班へ左遷されてしまうが、異動してからも、安野を殺害した犯人を執拗に追いかける志村。そしてあるとき、犯罪コーディネーターのキリコが現れる。果たして、志村はキリコとバディを組むことで、その犯人を逮捕することができるのか、注目だ。「インビジブル」は4月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年04月05日高橋一生主演の新ドラマ「インビジブル」のポスタービジュアル2種類が完成した。本作は、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組み、闇に隠れる凶悪犯を追う異色の刑事サスペンスドラマ。公開されたビジュアルでは、事件解決のためならどんなグレーな手でも使い、“悪”を許してはならないという執念にも近い正義感を持つ、高橋さん演じる刑事・志村が、犯罪コーディネーターのキリコ(柴咲コウ)に取り込まれるかのような奇妙な関係を表現。“正義”を代表する真剣な面持ちの志村と、“悪”の代表である不敵な笑みを見せるキリコ、正反対の2人の表情が印象的だ。そしてもう一枚のポスターは、2人に加え、キャリア官僚の監察官・猿渡紳一郎(桐谷健太)、捜査一課課長・犬飼彰吾(原田泰造)、捜査一課所属の若手刑事・磯ヶ谷潔(有岡大貴/Hey! Say! JUMP)、五十嵐夏樹(堀田茜)と警視庁の面々も集結。凶悪犯罪者たちを捕らえるべくバディを組んだ志村とキリコを見守り、見届けるかのような構図となっている。今回のポスターのデザインは、ファッション関連の広告をメインとし、近年ではドラマなどのビジュアルも手掛けているizumiが担当。「交わらないはずの正義と悪が、融合はしていくものの完全には混ざり合わないマーブルのようなテクスチャーをポスタービジュアルで表現したいと思いながら、イメージしデザインしました。ポスターから視線を感じ、振り返って見て、どんなドラマなんだろうと興味をもってもらえたらうれしいと思っています」とコメントしている。「インビジブル」は4月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(※初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年03月26日高橋一生主演、柴咲コウが共演する4月放送開始の新ドラマ「インビジブル」より、新キャストが発表された。本作は、事件解決のためなら手段を選ばない刑事・志村(高橋一生)と、犯罪をコーディネートするしたたかな女犯罪者・キリコ(柴咲コウ)がバディを組んで凶悪事件に挑む、異色の犯罪エンターテインメント。この度、個性的な新キャストが発表となった。警視庁捜査一課の面々とともに事故や事件現場に臨場する鑑識課の鑑識員・近松延武(ちかまつ・たけし)役に、舞台やドラマを中心に活動する谷恭輔が決定。主演の高橋さんとは今回で3度目の共演となる。「天国と地獄~サイコな2人~」では、高橋さん演じる容疑者を追いかけるという対立関係にある刑事役を演じたが、本作では一転、事件の解決をサポートする鑑識員役に挑む。そして、柴咲さん演じる女犯罪者“インビジブル”のキリコと深い関わりのある沢渡万太郎(さわたり・まんたろう)役には若手注目俳優、板垣李光人が決定。「青天を衝け」「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」などで高い演技力が話題となった板垣さんが演じる、キリコの片腕“マー君”に注目したい。また、志村が所属する警視庁・特命捜査対策班の班長・塚地敬一(つかじ・けいいち)役には、ドラマや映画に引っ張りだこのバイプレイヤー・酒向芳。警視庁管内で起きた未解決事件に関する記述内容に熟知しており、志村の捜査を後押しする心優しき班長役だ。そして同じく、特命捜査対策班の刑事・芝本菜穂(しばもと・なお)役を、モデル・女優としてキャリアを重ねる田中真琴、捜査一課の若手刑事で、原田泰造演じる捜査一課課長・犬飼の補佐的な立ち回りも多い岸幸介(きし・こうすけ)役に西村元貴、同じく捜査一課の刑事・朝倉環(あさくら・たまき)役には、「ドクターX ~外科医・大門未知子~」での妖艶な秘書役が話題を集めた結城モエ。さらに、捜査一課が追いかける事件や事故を発信するWEBニュースの記者・安野東子(あんの・とうこ)役に、女優・モデルとして活躍する大野いと。志村を“貴ちゃん”と呼び、親しげな雰囲気を醸し出す東子と志村の関係も気になるところ。そして、東子と共に事件を追いかけるWEBニュースのカメラマン・野間昇太郎(のま・しょうたろう)役には、舞台を中心に活躍している実力派俳優の村井良大が演じる。彼らが凶悪犯の巻き起こす様々な事件にどう関わり立ち向かっていくのか?そして志村とキリコにどんな影響を与えていくのか注目だ。「インビジブル」は4月15日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年03月22日岸井ゆきの&高橋一生W主演「恋せぬふたり」の最終回が3月21日放送。最後の咲子のセリフに「最後に聞けてよかった」「思わず涙が溢れた」などの反応が続出。高橋の“人生の選択”にも「二人は本当の意味の家族になった」などの声が多数寄せられている。他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」であり、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という双方の面を持つ「アロマンティック・アセクシュアル」の2人が同居生活をはじめ、それが友人、同僚、家族らに影響を与えていくというストーリーが展開してきた。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず暮らすなか、高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子を岸井さんが。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会い“恋愛抜きの家族”として同居することになったが、かつての“恋人”と再会することになる高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。また高橋の元恋人で現在はイノファーム社長をしている猪塚遥には菊池亜希子。咲子の同僚で元交際相手でもある松岡一には濱正悟。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の妹で出産したばかりの石川みのりには北香那といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遥から「もっと自由に生きて欲しい」と、今の家を出て地方で野菜を育てる仕事を提案された高橋だが、祖母と暮らしてきた実家を守りたいと申し出を断る。さらにやりたい仕事をやってみたらどうかという咲子の提案にも、“家族”を解消することになると猛反対。遥の提案は魅力的だが、今の生活が変わることへの怖さが勝ったと話す高橋。咲子との“家族(仮)”生活が終わり1人に戻ることを恐れる高橋に、咲子は自分がこの家で暮らし続け、高橋が地方で野菜作りをすればいいと返す。別々に暮らしたら自分たちの関係が終わりになると言う高橋だが、咲子の別々に暮らしても自分たちは家族のままだという言葉で、考えが変わる…というのが最終回のストーリー。1年後、笑顔でキャベツを収穫しながら「生まれて初めて思ってる。こんな人生も悪くない」と思う高橋と、高橋の家で暮らしながら「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私のしあわせを決めるのは私だけ」と思う咲子の姿が映し出され、放送は終了した。最後の咲子のセリフに「今日運転しながら買い物しながら幸せについて考えてもやもやしてたからこれ最後に聞けてよかった」「咲子の言葉が見事に的を射ていて。モヤモヤがスッとなくなり、思わず涙が溢れた」「誰とどんな風に生きるか。恋愛をしようがしまいが、一緒に住もうが住むまいが、自分がよりよく生きることが大切だな」などの反応が続々と集まる。また実家を出て新たな仕事を始めた高橋の“人生の選択”にも「意外なラストでしたが、羽さんの笑顔から、ベストな選択だったのだなと感じました」「畑で作業してる高橋さんの笑顔が幸せそうでよかった」「咲子が帰る場所になったことで本当に自分のやりたかったことに踏み出せた高橋距離は離れていても他愛もない会話を電話でする二人 二人は本当の意味の家族になったんだと思う」といった声が送られている。(笠緒)
2022年03月22日