岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の3話が1月24日放送。「だから私は推しました」に登場したサニーサイドアップの登場にSNSが沸くなか、高橋のポイントカードへのこだわりにも「あるある」「わかる」など共感の声も寄せられている。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人はアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。本作はアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく作品。スーパーまるまる本社勤務で、キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際に高橋と出会い、高橋のブログを読んで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。前回、家族に自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かした咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は首をかしげていていたが、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しかったこともあり同居を始め、前回は彼氏のふりをして咲子の家族に会いに行った高橋に高橋さん。勝手に咲子と付き合ってるつもりの同僚・松岡一には濱正悟。咲子の親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりに北香那。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。過去に高橋と何かあったらしい猪塚遥には菊池亜希子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一から「俺らギリ付き合ってる」と言われた咲子は意味が分からずポカンとする。2人は過去に付き合っていたが“活動休止”という形で距離を置いていた。咲子のなかでは関係が終わったつもりだったが、一にとってはあくまで活動休止で関係は終わっていなかった…。咲子と一が親しくなるきっかけになったのが、2019年のよるドラ枠でオンエアされた「だから私は推しました」に登場した地下アイドルのサニーサイドアップだと判明すると、視聴者からは「サニサイが出てきたのも嬉しい。同じ世界に存在してる」「一瞬、別のグループかと思ったけど黄色だし、卵だし、絶対そうだと確信。好きなドラマだったから嬉しかった~~」「序盤にサニサイが一瞬出ててビックリしてたら、その後名前もガッツリ出てきて嬉しい」などの反応が上がる。その後、高橋が貯めたポイントカードのポイントを消化するため、咲子は仕事帰りに高橋と待ち合わせる。ポイントカードを貯めてから「満を持して使う」という高橋だが、そのせいでたくさんあるポイントカードの有効期限が全部“今日”だった…という展開に「うわーーーーーー、わかる、ポイントの有効期限忘れがち」といった共感の声や、「ああいう何気ない小さな幸せを分かち合える人生は本当に素敵だと思う」「押し付けでもなく、自然に時間を共有出来る関係は良いなと思った」など、咲子と高橋の関係性を讃える声も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2022年01月25日映画『ウェディング・ハイ』(2022年3月12日公開)の完成披露試写会が18日に都内で行われ、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督が登場した。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。撮影中のエピソードを聞かれると、高橋は「結婚式場が舞台だったので、相当通いましたよね。人数が多いので撮影が大変なんですけど、待ってる時間にずっとしゃべってたのが六角精児です」と振り返る。「突然『レミゼ(『レ・ミゼラブル』)のオーディションを受けたんだけどさ』と言って、そのときは誰も信じなくて。『何を言ってるんだろうなあ』と思ってたら、本当にオーディションに受かってたんですよね。びっくりしましたけど、ゆかいな楽しい現場でした」と明かした。なぜかそのまま六角トークで盛り上がり、岩田が「人の体に触れずに病気を治すことができる医者の話で盛り上がりました」と明かすと、周囲は爆笑。中村は「いないのにヤバい感じになってる」とつっこんでいた。
2022年01月18日今年で17年目を迎える中村屋一門恒例の全国巡業公演。歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助がリモート会見で見どころを語った。2022年春は『春暁特別公演』に加え、勘太郎、長三郎の子役を交えた『陽春特別公演』の2公演を上演する。生の歌舞伎の楽しさに触れ「元気になってお帰りいただきたい」と声を揃えるふたり。歌舞伎のいろはを解く「歌舞伎塾」や素顔が垣間見られる人気の「トークコーナー」を交えた構成で、演目にも趣向を凝らす。「中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2022」「中村勘九郎 中村七之助 中村勘太郎 中村長三郎 陽春特別公演2022」チケット情報『春暁特別公演』で勘九郎はお家芸「高坏(たかつき)」に出演する。花見の席で大名から高坏を買うよう命じられた次郎冠者(勘九郎)。しかし、それが何か分からず「高坏買いましょう」と声を張り上げて歩き出すと、そこへ高足売が現れて……。下駄でタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な舞踊劇だ。「祖父の十七代目中村勘三郎が今の演出、振りにしたもので、中村屋にとっても大切な演目のひとつ。華やかな作品でお花見気分を味わって」と勘九郎が陽気に盛り上げる。七之助が勤めるのは心中物「隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」。四世鶴屋南北作「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」(通称「お染の七役」)の大詰めを長唄の舞踊劇に仕立てたオリジナル演目で、七之助はお染、久松、お光、土手のお六の4役を踊る。「歌舞伎のエンターテインメント性を生でご覧いただける絶好の機会」であると同時に、男女の演じ分けや早替りなど役者、七之助の魅力を存分に堪能できる。続く『陽春特別公演』は勘太郎、長三郎の幼い兄弟が清元で踊る「玉兎」で幕が開く。息子の成長を見守る勘九郎は「何より芝居好きなのが嬉しい」と目を細める。ふたりともすでに踊りは入っているが、「今回はひとりで踊るものをふたり用に変える構成」につき、ブラッシュアップした内容でお届けする。また、今公演では勘太郎、長三郎がイラストを担当した手ぬぐいなどの公演記念グッズを初めて販売することも明かされた。打って変わり、勘九郎と七之助は清元を代表する名作怪談舞踊劇「かさね」を。腰元かさね(七之助)が最愛の与右衛門(勘九郎)に鎌で殺されたことに始まる因果因縁の物語。「男女のドロドロした部分や清元の名文句、名調子、その美しさも見せる。現代の女性にもドラマティックに観ていただけます」と勘九郎。最終的には顔が醜くなり足が折れどん底に突き落とされるかさね。七之助は「女性としてすべてが崩れる様を見せられたら」と語り、踊りでは勘九郎と阿吽の呼吸で魅了する。「互いが磁石のようにべったり引っ付いたり、拒絶し合ったり関係性にメリハリを付けるのが効果的で、そこが踊りの面白さ、深さになってくる。『玉兎』とはガラッと違う踊りを楽しんでいただきたい」とアピールした。『春暁特別公演』は3月6日(日)から26日(土)まで奈良、滋賀、兵庫ほか全国16か所にて、続く『陽春特別公演』は3月30日(水)から4月4日(月)まで大阪・フェニーチェ堺大ホールほか全国5か所にて。チケットは両公演、1月15日(土)10時よりプリセールを実施。取材・文:石橋法子
2022年01月14日映画『百花』が2022年9月9日(金)より公開。菅田将暉、原田美枝子のW主演作品だ。川村元気の小説『百花』が映画化映画プロデューサー・脚本家として活躍する、川村元気の小説『百花』の映画化が決定。『告白』『悪人』『モテキ』『君の名は。』『映画ドラえもん のび太の宝島』など、数々のヒット作品を生み出してきた川村元気が、自身の体験から生み出したという『百花』は、記憶を失っていく母とその息子の物語だ。親子とは?愛とは?人の記憶の正体とは?女手一つ息子を育ててきた母・葛西百合子が、記憶を失っていく。一つひとつと思い出が消え去り、すべてを忘れていくなか、残った様々な時代の記憶を交錯させていく母。そんな母の姿を目の当たりにしながら、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった息子・泉は、改めて親子の思い出を蘇らせていくのだった。菅田将暉、原田美枝子がW主演葛西泉(菅田将暉)葛西泉は、レコード会社に勤務する青年。社内結婚の後まもなく子供が生まれようとしていたが、記憶を失っていく母を目の当たりにする中、今までの親子としての時間を取り戻すかのように、母を献身的に支えていく。ある日、母の部屋で、泉が知らなかった「秘密」が記された日記を手にする。息子・泉を演じるのは、菅田将暉。第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、『花束みたいな恋をした』『キャラクター』など2021年もヒット作に出演した若手屈指の演技派俳優だ。葛西百合子(原田美枝子)葛西百合子は、泉の母。ピアノ教室を営む。女手一つで育ててきたが、とある事件をきっかけに泉とすれ違うようになってしまう。認知症で自身の記憶を失い、大好きなピアノも弾けなくなっていく。そんな中、「半分の花火が見たい…」とつぶやくのだが…この半分の花火とは…?泉の母・百合子を演じるのは女優・原田美枝子。思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとする母親の姿を、圧倒的な存在感で演じきる。葛西香織(長澤まさみ)泉と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻。浅葉洋平(永瀬正敏)百合子の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男。KOEヴァーチャルヒューマンアーティスト。泉と香織は、“AI”に<数々の音楽の記憶>を学習させ、理想のヴァーチャルヒューマンアーティストをデビューさせるという音楽プロジェクトに携わっている。その他、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴らが出演する。川村元気「初」の長編監督作品監督・脚本は、原作者である川村元気自身。監督として、2018年カンヌ国際映画祭短編コンペティション部⾨に出品した『どちらを』を手掛けていた川村だが、本作が長編監督デビューとなる。物語について川村は、「徐々に記憶を失っていく祖母と向き合いながら、私自身が様々なことを忘れていたり、記憶を書き換えながら生きていることに気付かされました。人間は体ではなく記憶でできている。どうしようもない瑣末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。そんな実感から生まれた小説が「百花」でした。」と話す。小説で描かれた母と息子の物語が、スクリーンでどのように描かれるのか。公開まで期待が高まる。サン・セバスティアン映画祭で“日本人初”最優秀監督賞スペイン最大の映画祭であるサン・セバスティアン国際映画祭において『百花』がオフィシャル・コンペティション部門に出品。川村元気が、“日本人初”となる最優秀監督賞を受賞した。同賞はアルフレッド・ヒッチコック、ダニー・ボイル、チェン・カイコー、ポン・ジュノなど、錚々たる名監督たちが受賞してきた由緒ある賞となっており、川村にとっての“初”長編監督作品にして快挙を達成した。主題歌はYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOE映画『百花』の主題歌は、劇中に登場するヴァーチャルヒューマンアーティストKOEが担当。プロデュースは、『キャラクター』など映画の音楽制作や、藤井風などへの楽曲提供などで注目を集める音楽プロデューサー・Yaffle(ヤッフル)が務める。映画『百花』あらすじレコード会社に勤務する葛西泉と、ピアノ教室を営む母・百合子。ふたりは、過去のある「事件」をきっかけに、互いの心の溝を埋められないまま過ごしてきた。そんな中、突然、百合子が不可解な 言葉を発するようになる。「半分の花火が見たい・・・」それは、母が息子を忘れていく日々の始まりだった。認知症と診断され、次第にピアノも弾けなくなっていく百合子。やがて、泉の妻・香織の名前さえ分からなくなってしまう。皮肉なことに、百合子が記憶を失うたびに、泉は母との思い出を蘇らせていく。そして、母子としての時間を取り戻すかのように、泉は母を支えていこうとする。だがある日、泉は百合子の部屋で一冊の「日記」を見つけてしまう。そこに綴られていたのは、泉が知らなかった母の「秘密」。あの「事件」の真相だった。母の記憶が消えゆくなか、泉は封印された記憶に手を伸ばす。一方、百合子は「半分の花火が見たい…」と繰り返しつぶやくようになる。「半分の花火」とはなにか?ふたりが「半分の花火」を目にして、その「謎」が解けたとき、息子は母の本当の愛を知ることとなる。作品詳細映画『百花』公開日:2022年9月9日(金)出演:菅田将暉、原田美枝子、長澤まさみ、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴、永瀬正敏監督:川村元気脚本:平瀬謙太朗、川村元気音楽:網守将平原作:川村元気「百花」(文春文庫刊)配給:東宝
2021年12月05日累計発行部数18万部を突破した川村元気の小説「百花」が、菅田将暉&原田美枝子W主演で映画化されることが決定。劇中ビジュアルと超特報映像も到着した。映画プロデューサー・脚本家として多数の映画を製作してきた川村さん。その一方で、「世界から猫が消えたなら」「億男」「四月になれば彼女は」など小説家としても活躍。今回映画化されるのは、2019年に発表した自身4作目となる小説「百花」。ふたりで生きてきた親子の、愛と記憶と、忘れられない事件を巡る物語は、川村さん自身の体験から生まれた。そんな小説を、川村さん自身が監督・脚本を手掛け映画化。今作で初の長編監督デビューを飾る。川村監督は「『あなたは誰?』五年前に私のことを忘れてしまった祖母。徐々に記憶を失っていく祖母と向き合いながら、私自身が様々なことを忘れていたり、記憶を書き換えながら生きていることに気付かされました。人間は体ではなく記憶でできている。どうしようもない瑣末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。そんな実感から生まれた小説が『百花』でした」と執筆のきっかけを明かしている。菅田さんが、記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉。原田さんが、全てを忘れていく中、様々な時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を演じる。「原作小説を読みながら気づいたら泣いてました」と語る菅田さんは、「一生忘れられないテイクが生まれました。原田さんとふたり、ボロボロになりました。ふと思い出してはニヤニヤしています。公開が楽しみです。皆さまの記憶にこびりつき、明日がより豊かになる事を願っています」とコメント。一方の原田さんは「当たり前だったことが次の瞬間分からなくなる、記憶を失っていく様をリアルにみせていくのは、非常に難しく大変でした」と撮影をふり返り、「なかなかOKが出なかったシーンのロケで、ふと空を見た時、黒澤(明)さんや溝口(健二)さん、私の恩師である増村(保造)さんたちが並んで見守ってくれているような、不思議な感覚を味わいました。みんなで魂を込めて作った作品です。楽しみに待っていてください!」とメッセージを寄せている。そして、夕暮れ時の諏訪湖を背に、微笑む母と見つめる息子の姿が写し出されているビジュアルも到着。また映像では、花火を見つめる2人や幼少期の記憶、お互いを探し駆け出す姿、さらに“花”が登場。現在と過去の記憶が入り混じり、切なくも美しい映像に仕上がっている。『百花』超特報映像『百花』は2022年9月9日(金)より公開。(cinemacafe.net)
2021年12月02日突然の訃報から早くも1年。9月27日、竹内結子さん(享年40)が一周忌を迎えた。明るく、そして凛とした美しさが魅力的な竹内さんの姿とその作品は、多くの人の心を揺さぶった。そこで、改めてそんな彼女の功績を写真とともに振り返りたい。96年、16歳でドラマ『新・木曜の怪談 Cyborg』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした竹内さん。その後3度の朝ドラオーディションを受け、99年、NHK連続テレビ小説『あすか』で主役を務めた。奈良と京都を舞台に奮闘する和菓子職人の半生を、当時19歳ながらに演じ切り、朝ドラヒロインとしてお茶の間に笑顔を届けた。■ラブコメのヒロイン役で快進撃01年、ドラマ『ムコ殿』(フジテレビ系)ではトップスターの芸能人と結婚する一般女性という役を好演。主演の長瀬智也(42)との笑って泣ける息の合った演技と、コミカルなラブシーンで人気を博した。02年にはドラマ『ランチの女王』(フジテレビ系)で月9初主演を飾る。ランチをこよなく愛するヒロインと四兄弟の恋模様を描いたラブコメディで、イケメンたちとの恋路や、作中でオムライスを食べるシーンなどのかわいらしさが視聴者の心をつかんだ。昨年本誌がアンケートを行った「竹内結子の好きな出演作品ランキング」でも1位に輝き、《当時ボーイッシュな見た目でこんなにかわいい人がいるなんてと衝撃を受けました》など多くのコメントが寄せられた。■映画界でも、地位を確固たるものにその演技力は、ドラマだけでなく、映画でも存在感を示していく。03年に出演した映画『黄泉がえり』は、感動が口コミで広がり、当初3週間だった公開予定が3か月以上のロングランに。観客動員数は230万人を記録するなど大ヒット作品に。『黄泉がえり』を皮切りに、『いま、会いにゆきます』『春の雪』と04年から3年連続で日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞。日本を代表する女優として地位を不動のものにした。05年6月には、『いま、会いにゆきます』で共演した中村獅童(49)と半年間の交際期間を経て25歳で結婚。同年11月には第1子となる男児を出産したが、08年に離婚した。■「強くてかっこいい」女性を好演00年代のかわいらしいヒロイン路線から一転、強くてかっこいい女性像を確立したのが10年から放送されたドラマ『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)だ。竹内さんは男性刑事たちを率いる警視庁捜査一課の主任刑事を演じ、その気迫に満ちた、キレのある演技が注目を集めた。スペシャルドラマから始まり、連ドラ、映画化されるなど、長期にわたって主人公を演じ続けた。また、18年のドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』(Hulu×HBO Asia)では女性版シャーロックを、ワトソン役の貫地谷しほり(35)と好演。日本以外の19カ国でも配信され、世界的にも評価された。19年、38歳のときに俳優の中林大樹(36)と再婚。20年1月には第2子となる男児を出産した。プライベートも充実するなか、19年に公開された映画『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』では香港マフィアの女帝を演じる詐欺師を熱演。この出演は、主演の長澤まさみ(34)が『黄泉がえり』で竹内さんと初共演して以来18年間憧れ続け、映画化が決まった際に再共演を熱望したからだったという。冷酷非道な女帝の演技は観客を騙し切り、魅了した。翌年の『コンフィデンスマンJP-プリンセス編-』にも出演し、第1弾に引き続き好評を博したが、本作が竹内さんの遺作となってしまった。享年40だった。気さくな性格と多岐にわたる演技で、多くの視聴者や共演者から愛された竹内さん。彼女が放った輝きはこれからも消えることはない――。
2021年09月27日歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助が9月24日、オンライン発表会見を行い、TBS赤坂ACTシアターで上演されるTBS開局70周年記念「赤坂大歌舞伎」(11月11日~)への意気込みを語った。十八代目中村勘三郎が2008年にスタートさせた名物シリーズ「赤坂大歌舞伎」。2013年からは中村勘九郎、中村七之助兄弟が亡き父の遺志を継ぎ、公演を重ねてきたが、昨年5月に予定されていた6回目の上演は、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、演目も新たに今秋の上演が改めて決定した。今回上演される演目は『廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと』、『越後獅子(えちごじし)』、『宵赤坂俄廓景色(よいのあかさかにわかのさとげしき)』の3作。『廓噺山名屋浦里』は笑福亭鶴瓶の落語をもとに、「この落語を歌舞伎にしたい」と熱望した勘九郎が七之助らとともに舞台化し、今回が5年ぶりの再上演となる。勘九郎は初演を振り返り、「ラストは大団円というより、美しさと幻想の中で終わるので、カーテンコールが起こる演目ではないが、実際にはカーテンコールが起こって、拍手も鳴りやまなかった。鶴瓶さんとタモリさんがいらっしゃっていて、おふたりも舞台にあがって一緒にご挨拶してくださった」としみじみ。昨年の中止については「あとは稽古に入るだけという段階だったので、とても残念でしたし、悔しい思いをした。去年の分も今年にかけている」と闘志を燃やしていた。七之助も「花魁浦里は女形の後輩に人気があって、終わった後、ここぞとばかりに『やりたい、やりたい』とみんな楽屋にやって来た」と初演での印象的なエピソードを回想。「女形は一生懸命汗水たらしても、途中で出なくなって幕切れもあるが、花魁浦里はとってもメインで、いろんな色を見せながら、最後まで残るので“得”なんですよね(笑)」とやりがいを熱弁していた。『越後獅子』は長唄にのせて、手おどり、足拍子、布さらしと、様々な踊りの表現を披露。舞台を締めくくる『宵赤坂俄廓景色』は、赤坂がかつて花街だった時代を想起させるような華やかな作品で、勘九郎の長男・勘太郎、次男・長三郎が初登場することも話題を集める。勘九郎は「父が遺してくれたものですし、僕としても出てほしい思いがある」といい、「大人になって、どれくらい覚えているかはわかりませんが、『出た』という記憶や劇場の空気を味わうのと、そうでないかは全然違いますから、ありがたいですね。堂々と踊ってほしい」と目を細めていた。劇場は大規模な改修工事に入ることが決定しており、その大きな節目の作品として「赤坂大歌舞伎」が華を添える形になる。加えて、コロナ禍での上演となるが、勘九郎は「まだ探り探りの状況が続くと思うが、お客様が満席になっている風景を子どもたちに伝えたいですね」と希望を示し、「以前の熱狂を味わえる日は来ると思うので、需要がある役者として、需要がある作品を積極的にやっていきたいです」と決意を新たにしていた。チケット発売は9月25日(土)より。取材・文:内田涼▼公演概要TBS開局70周年記念「赤坂大歌舞伎」日程:2021年11月11日(木)~11月26日(金)会場:TBS赤坂ACTシアター(東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内)一、『廓噺山名屋浦里』出演:中村勘九郎 中村七之助 中村虎之介 中村鶴松 片岡亀蔵 中村扇雀原作:くまざわあかね脚本:小佐田定雄演出:今井豊茂美術:中嶋正留二、『越後獅子』長唄囃子連中出演:中村勘太郎『宵赤坂俄廓景色』長唄囃子連中出演:中村勘九郎 中村七之助 中村虎之介 中村長三郎 中村鶴松 片岡亀蔵 中村扇雀
2021年09月24日セミたちが過ぎゆく夏を惜しむように鳴いていた。埼玉県内の住宅街にある寺院。そこに竹内結子さん(享年40)が14歳のときに死に別れた実母は眠っている。この寺院の近所に住む竹内さんの親戚女性はこうつぶやいた。「結子が亡くなったばかりのころ、私たちの間では、“もしお墓がないなら、お母さんといっしょのお墓に入ればいいのにね”といった会話もあったのです」昨年9月27日に竹内結子さんが自ら命を絶ってからもうすぐ1年になる。「竹内さんは’19年に俳優・中林大樹(36)と再婚。翌年には第2子となった男の子を出産したばかりでした。仕事も順調でしたし、14歳と生後8カ月のお子さんを残しての急逝に、多くの人々が衝撃を受けたのです」(芸能関係者)2児を1人で育てていくことになった中林にとって激動の日々が始まった。「竹内さん逝去の翌月の10月には、竹内さんの個人事務所の代表取締役に就任しました。さらに12月に竹内さんといっしょに暮らしていた家賃180万円という低層マンションからタワーマンションに引っ越したと報じられました。“子供たちに早く悲しい出来事を忘れさせたい”という判断もあったのでしょう。そして今年4月からは長男が高校に進学しました。次男はまだ1歳ですし、コロナ禍での長男の通学や進学のサポートをするのは、父親としての気遣いも並み大抵のものではなかったでしょう」(前出・芸能関係者)中林の最新出演作は今年3月に公開された『劇場版 奥様は、取り扱い注意』だが、これは竹内さんが亡くなる前に撮影が終了していたという。この1年間、彼は俳優を休業して、2人の子供たちを守ってきたのだった。■「何とか元気に…」義父が明かした遺族たちのいま中林の父・Aさんは奈良県にある医療品原料卸売会社の会長を務めている。竹内さん逝去直後、Aさんは本誌に次のように語っていた。「突然のことですからね……。家族みんなが憔悴しているのですが、特に大樹が憔悴しきっている状態です。しかし、そんななかでも大樹は、こう言っているんです。『2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ』とーー」中林が具体的にはどのように育児に尽力しているのか?その後の竹内家にまつわる情報はほとんど報じられていない。そこで一周忌を目前にして本誌は、再びAさんに取材を申し込んだ。「私がお話しすると、また騒ぎになってしまいますからね……」Aさんはそう逡巡しながらも、こんな言葉をーー。「(息子と孫たちは)みんな、何とか元気にやっています。……あとのことは事務所に聞いていただけますか。大樹が頑張っている?それは、そうですね」たった1人で子供たちを育てていく息子・中林のことを心配していたのか、かつては、「下の子もまだ小さいですからね。中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います」 と、厳しい表情でそんな悲壮な覚悟を明かしたAさんだったが、今回の取材に対しては元来の柔和な雰囲気を取り戻しているように見え、「みんな元気にやっています」という言葉からは、息子に対する確かな信頼も伝わってきた。■“決まらぬ納骨”に母方親族たちの悲嘆その存在があまりにも大きかったためだろうか。なんとか一歩一歩、前に進んでいる遺族がいるいっぽうで、いまも大きな喪失感に苦しんでいる親族たちもいる。前出の埼玉県内に住む親戚女性は、次のように語った。「結子が12歳のときに両親は離婚していますが、彼女のお母さんが3人の子供たちを連れて、(結子の)おばあちゃんが住む実家に帰ってきていたこともありました。結子はおばあちゃんになついていましたし、この土地は故郷ともいえる場所なのです。一昨年の暮れごろのことでしたが、おばあちゃんの体の具合が悪いことを知らせると、結子は2人のお姉ちゃんといっしょに入院していた介護施設にお見舞いにきてくれました」当時、竹内さんは第2子を妊娠中。祖母も赤ちゃんを産んだ竹内さんと会うことを楽しみにしていたが、その望みは永遠にかなわなくなった。竹内さんの密葬には、中林と子供たちのほかは親族数人が参列したのみで、祖母など母方の親族は参列できなかった。それだけに気持ちの整理をつけるのも難しいようだ。親戚女性の声は沈んでおり、またいら立ちを隠さなかった。「もうすぐ結子の一周忌になりますが、お墓をどうするとか、納骨をどうするとか、何も決まっていないのです。ご主人の中林さんのほうでは考えていらっしゃるのかもしれませんが……。私たちもどうなるのか気になっています。離婚したとはいえ、結子の実父がそういったことを確認して、私たちに知らせてくれればいいのですが、昔からそういったことは全然しない方で……。『まだお墓も決まっていないなんて、これでは結子が浮かばれない』と、おばあちゃんをはじめ、私たちも嘆いています」実父の再婚後の家には“自分の居場所”を見つけられなかったという竹内さん。亡くなった後も、彼女の居場所は定まらないのか。竹内さんと中林の所属事務所に聞くと、次のようなコメントが寄せられた。《中林は家族で話し合い、自宅供養をしております。大好きだったビールを供えているようです。納骨は家族で相談をし、時期が来たらと考えているそうです。家族で静かに一周忌を迎えられるよう、引き続き静かに見守っていただけますと幸いです》“自宅供養”とは、自宅に遺骨を保管して供養すること。かつて竹内さんは、新聞のインタビューで“いちばんの喜び”について次のように語り、こぼれるような笑顔を見せたという。《おいしいものを食べた瞬間。それと、仕事が終わった後に、自分のために冷やしておいたビールを飲む瞬間も。うーん、やっぱり食道楽なのかなあ》(『毎日新聞』’15年8月1日付)遺した子供たちも夫・中林がしっかり守ってくれている。竹内さんには、少女時代の家族の悩みや、誰にも明かせなかった将来への不安も忘れ、いまはただ天国で、あの引き込まれるような笑みを浮かべ、ビールを楽しんでいてもらいたいーー。
2021年09月15日中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村屋一門が2005年より毎年行う全国巡業公演『錦秋特別公演』が10月より全国15カ所で開催される。昨年はコロナ禍によりやむなく中止。今年の巡業は中村勘太郎、中村長三郎が初めて参加した春公演に次いで2度目となる。「昨年伺えなかった土地に春と秋、2回に分けて伺えるのがうれしい」と勘九郎。七之助は「待っていてくださる方がいることがありがたい。春公演ではたくさんの拍手に、役者は居てもいいんだと思えた」と振り返る。それぞれ感謝の思いを胸に、合同取材会で秋公演への想いを語った。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2021」チケット情報演目は『浦島』『甦大宝春日龍神(よみがえるたいほうかすがりゅうじん)』『トークコーナー』の全3つ。昔ばなしの後日談を舞踊化した『浦島』は成長株の鶴松が勤める。勘九郎は「歌舞伎を初めて観る方にはストーリー性も分かりやすく曲調も華やか。二枚扇というお扇子を使って踊るテクニカルな踊りは目にも楽しい」と解説。生前、父である中村勘三郎(18代目)が勘九郎の浦島をひどく気に入っていたと言い「鶴松にもしっかり継承できれば」と語る。『甦大宝春日龍神』は春日大社「第六十次式年造替記念」として2014年に創作された奉納舞踊。前半は春日の野の四季折々の素晴らしさを芝居仕立てで踊り、後半は龍神、龍女が荒々しく舞い踊る。「神がかったものに触れることによって、神秘的な思いになっていただければ」と勘九郎。七之助も奉納当日に、龍神の存在を感じるような出来事があったと明かす。「水の神様なので当日は雨だろうと話していたら、踊っている間は降らなかったのに踊り終えた瞬間に土砂降りの雨が降ってきた。野外だったので、兄と二人で『願いが通じたね』と。そういう摩訶不思議な現象が起こったりする。今回はとくに世の中が平穏無事であることを強く思いながら踊りたい」。最後の「トークコーナー」はスーツ姿の2人が等身大の素顔を垣間見せる人気コーナー。2年ほど前から定番だった七之助への結婚に関する質問がパタリと止んだ。「お客様も諦めたのかな」と勘九郎。当の本人は、結婚願望はないと言うが「こればっかりは分からないですよね。理想? 考えたこともないですけど、芝居が好きってことかな。同じものを楽しめる人だったらいいなと思います」。芝居は「心の栄養」とは勘九郎。「辛い状況が続くなかで、歌舞伎という非現実の世界へ飛び込むことによって、少しでもお客様を癒すことができればうれしい。感染対策を徹底して安心安全にご覧いただくというのが私たちの想いです」。七之助も「舞台で得た感動を明日への希望につなげていただければ幸いですし、僕らがやる意味もそこにある」と決意を語った。公演は、10月5日(火)東京・品川きゅりあん大ホールを皮切りに、全国を巡演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年09月01日江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代 中村仲蔵の下克上物語を、忠臣蔵を軸にドラマ化した「忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段」が今年12月に放送決定。主演は中村勘九郎が務め、上白石萌音、中村七之助、尾上松也、藤原竜也、段田安則、市村正親ら豪華キャストが共演する。落語や講談で人気の「中村仲蔵」は、初代 中村仲蔵(1736ー1790)が裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語。今回、その物語を国民的人気を誇る「忠臣蔵」を軸にドラマ化。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」以来の映像作品主役となる勘九郎さんが、その傑出した身体表現力で天才俳優の一代記を演じる。また、もうひとつの主役ともいえるのが、江戸の芝居小屋。初代 中村勘三郎が興した中村座(猿若座)に始まるとされる芝居小屋は、江戸時代を通じて庶民最大の娯楽場となった。日の出から日没まで熱気に満ちていたという当時の芝居小屋を巨大セットで再現。小屋に生きる裏方や地方(歌舞伎音楽の演奏家)、稲荷町(いなりまち)と呼ばれた大部屋役者たちなど、芝居小屋を取り巻く人々も生き生きと描き、江戸歌舞伎の熱狂と魅力を伝えていく。超人気演目「仮名手本忠臣蔵」の五段目で、全く見せ場のない地味な役を割り当てられた仲蔵に一発大逆転はあるのか?厳しい階級制度で縛られた当時の歌舞伎界で、貧困やいじめに苦しみながらも、血の滲むような努力と才智でスターの座をつかんだ仲蔵の痛快な出世物語を、年末にエンターテインメント巨編として放送する。仲蔵の才能を見抜いて抜擢をする当時の大スター・四代目 市川團十郎、それを妬んで敵対する人気歌舞伎役者や座付き作者など、ひと癖もふた癖もある実在の江戸の演劇人たちを演じるのは現代の演劇界のオールスター。今回、勘九郎さんら5名のキャスト陣からコメントが到着した。中村勘九郎/初代 中村仲蔵 役「不思議な縁を感じます」中村仲蔵のことは父(十八代目中村勘三郎)が三代目仲蔵の伝記「手前味噌」に大変感銘を受け愛読していたので、よく聞いていました。仲蔵ゆかりの志賀山三番叟を踊ったこともあります。江戸時代、初代勘三郎が興した中村座に出演し、中村座を救った人でもあるので、その役を演じられることに不思議な縁を感じます。今回とても素晴らしい芝居小屋のセットに足を踏み入れ、思わず泣きました。持って帰りたい!仲蔵は差別を受け大変苦労した人ですが、芝居が好きという情熱に支えられていたと思います。「好き」こそ人を奮い立たせ、上達させ、信念を与えるものです。そんな情熱を感じていただけたら本望です。上白石萌音/仲蔵の妻・お岸 役「朗らかに務めたい」「令和元年版 怪談牡丹燈籠」以来、再び源(孝志)監督のもとでお芝居ができることが心底うれしいです。脚本はやはり本当に面白く、夢中で読んでしまいました。お岸は、こんな女房が家で待っていたら愉 しいだろうな、というような女性です。三味線と唄で仲蔵さんを癒やし、励まし、勇気づけられるよう、朗らかに務めたいと思います。これ以上ないほど豪華な出演者の皆様による「芝居」の真髄。もうすでに完成が待ち遠しいです。ぜひご期待ください。藤原竜也/謎の侍 役「もっと一緒に演っていたい」僕の撮影は2日間だけでしたが、内容の濃い2日間でした。勘九郎さんと空気を合わせて、芝居を作っていく感じがとても楽しかったです。「もっともっと一緒に演っていたいな」って思わせてくれるような人ですね。刀や傘のさばき方は非常に難しかったですが子供のころから厳しく作法を仕込まれている歌舞伎俳優さんから直接教えてもらえたのは貴重な経験でした。最初から最後まで楽しめる贅沢な作品になると思います。段田安則/狂言作者・金井三笑 役「演じがいがあります」勘九郎さんが仲蔵を演じられるのは、ピッタリだと思いますが、その仲蔵をいじめる狂言作者の役ということで演じがいがあります。今も昔も嫌味な演出家やプロデューサーはいて、大人の事情で配役が決まったりとかあったのでしょうね。みんな芝居が心底好きでそのためなら命がけというのも一緒でしょう。ヒエラルキーの厳しい世界で成り上がっていくサクセスストーリーですが、そうそう簡単に成功はさせませんよ。大きな障害として立ちはだかって仲蔵をいじめたいです。(笑)市村正親/四代目 市川團十郎(二代目 松本幸四郎)役「歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび」歌舞伎は昔から演技の勉強のために拝見していました。勘三郎さん(十八代目)の芝居に感激してファンレターを送ったこともあります。今回歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび。天国で勘三郎さんもびっくりしていることでしょう。歌舞伎は見るとやるとでは大違い!ミュージカルでも「歌いすぎるな、芝居しろ」と言いますが、歌舞伎独特の語調の心地よさを感じさせながら、ぐっと 芝居心を入れるのにはどうすればいいのか、悩みながら一生懸命演じています。ドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」は12月、NHK BSプレミアム・BS4Kにて前・後編放送(各89分)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月20日女優として活躍している高橋由美子(たかはし・ゆみこ)さん。2021年4月2日に結婚したことを発表し、ファンを驚かせました。そんな高橋由美子さんの結婚相手や、これまでの経歴についてご紹介します!高橋由美子が結婚!相手はどんな人?サンケイスポーツによれば、高橋由美子さんの夫は一般男性のようです。女優の高橋由美子(47)が1日に結婚したと所属事務所が2日、明らかにした。事務所は相手の男性を「一般の方と聞いている」としている。サンケイスポーツーより引用そのため、名前や年齢、顔写真といったプライベートな情報は明かされていません。1990年代には『20世紀最後の正統派アイドル』と呼ばれるほど人気を博していた高橋由美子さん。そんな高橋由美子さんの心を射止めた男性はどのような人物なのか、気になりますね。高橋由美子のこれまでと現在の活動は?高橋由美子さんは1990年に放送されたアニメ『魔神英雄伝ワタル2』の主題歌『Step by Step』で歌手デビュー。同曲をきっかけに、アイドル活動に重きを置くようになります。その後、女優としての才能も開花させ、1994年に放送されたテレビドラマ『南くんの恋人』(テレビ朝日系)に出演。ある日、突然身長が縮んでしまったヒロイン・堀切ちよみ役をキュートに演じ、ブレイクしました。以降、数々のドラマからオファーがくるようになり、正統派アイドルから女優に転身。1998年にはドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)でメインキャラクターの1人を演じ、その人気を確実なものにしています。近年は舞台を中心に活躍を見せ、2020年には主演も務めました。結婚し、高橋由美子さんがこれからどのような姿を見せてくれるのか、多くの人が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月02日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -中村アン」が1日、公開された。今回の新ブランドムービーでは、現代の女性のNEW NORMALなライフスタイルシーンを等身大の姿で切り取り、スポーツやトレーニングを習慣化することで身体と心が強くなれるということを表現。不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも、逆境に負けずに進み続ける女性像を描いた。あわせて公開されたビジュアルでは、引き締まった美尻や背中が印象的なバックショットなど、中村がトレーニングに励む姿を披露している。
2021年04月01日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -TRAINING 中村アン」が15日、公開された。今回のムービーでは、不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも体と心を強く持ち、逆境に負けず前に進み続ける女性を中村が表現。真剣な表情でトレーニングに打ち込み、鍛え抜かれた美ボディを披露した。「不安や悩み、葛藤があったとしても、トレーニングやスポーツのあるライフスタイルを通じて心は強くなり、自分と向き合うことでポジティブな気持ちが生まれる」そんなブランドメッセージを通じて、女性たちを勇気づけることを目的としたムービーに仕上がっている。
2021年02月15日2021年1月25日、歌舞伎役者の中村勘九郎さんと、息子である長男の勘太郎さん、次男の長三郎さんがトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演しました。中村さん親子は、4年前にも同番組に3人で出演。2021年1月現在、9歳になった勘太郎さんと、7歳になった長三郎さんの成長ぶりに、MCを務めるタレントの黒柳徹子さんは頬を緩ませていました。歴史好きは隔世遺伝?中村勘太郎と亡き勘三郎の共通点2人の成長ぶりに触れながら、それぞれの好きなことについて黒柳さんが質問。すると、勘太郎さんは、「歴史が好きで、歴史博士になりたい」と回答しました。その後、勘太郎さんは黒柳さんに、オリジナルの武将クイズを出題。黒柳さんも答えが分からないほど難題なクイズを出題し、博識ぶりを見せつけたのです。父親の勘九郎さんによると、亡き十八代目中村勘三郎さんも歴史が大好きだったのだとか。(勘太郎さんは)本当に好きなんですよ、歴史が。これ、隔世遺伝で。うちの父が史学科出身で、歴史が大好きだったので。もし生きていたら彼と、とてもマニアックな話で盛り上がってるんだろうなと思いまして。徹子の部屋ーより引用中村勘太郎と長三郎、『BTS』にドハマり中また、勘太郎さんと長三郎さんは「歌とダンスも大好き」と話し、現在、韓国のアイドルグループ『BTS』に夢中になっていることを明かしました。勘太郎さんと長三郎さんは黒柳さんの前で、『BTS』の楽曲『Dynamite』の歌と踊りを披露。母親が歌うのを聞いて、英語の歌詞も完ぺきに覚えてしまったのだそうです。2人のなめらかな英語の発音と、勘太郎さんの完ぺきなダンスは視聴者を驚かせています。・何気なく見ていた『徹子の部屋』で勘太郎くんと長三郎くんの、英語の発音のよさにびっくり。・突然の『BTS』がかわいすぎて癒されましたー!さすが、歌もダンスも上手ですね。・勘九郎くん、長三郎くん、かわいすぎてもう胸がいっぱい!話し方から、所作から、本当に素敵だなあ。『BTS』の歌と踊りも、もっと見ていたかった。・勘太郎さんと長三郎さんの『BTS』が、インパクト強すぎて思わず目がくぎ付けになった!とっても上手!番組の最後に黒柳さんは、「今度は、勘太郎さんと長三郎さんの2人でいらしてね」とひと言。父親の勘九郎さんが「もう僕はいらないですか!?」と反応すると、「もうその頃には2人でお話しできるでしょうから」とスタジオを笑わせていました。これからの勘太郎さんと長三郎さんの成長ぶりが楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月25日中村憲剛の偉大さはイベント名を見ても理解できる。12月21日に行われた引退セレモニーの正式名称は『おフロの恋人! LOTTE presents 中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会』である。勝点83、26勝、88得点、得失点差57、2位に勝点18差、最少敗戦3試合などなど、記録尽くめで史上最速優勝を果たした川崎フロンターレの優勝報告会の前に、引退セレモニーと謳われているのだ。名前だけではない。2時間半ほどのプログラムの中で、鬼木達監督や谷口彰悟主将のあいさつなど優勝報告セレモニーは15分ほど。時間配分も大半は引退セレモニーが占めた。福田紀彦川崎市市長より市民栄誉賞が授与された (C)J.LEAGUE等々力陸上競技場に1万3000人を集めるなどセレモニーは異例の規模で行われたが、決して華美ではなかった。中村がどれだけクラブ・川崎市に愛され、中村がどれほどクラブ・川崎市に愛されていたかわかるあたたかいイベントであった。式はホームタウン活動で親交が深かった中原消防署や中原警察署、河川協力団体のとどろき水辺の楽校、フロンターレ算数ドリルで関わった川崎市立有馬小学校の関係者が感謝の言葉を並べてスタート。キングカズこと三浦知良をはじめ、川島永嗣、ジュニーニョなど盟友・戦友たちもビデオメッセージを送った。福田紀彦川崎市市長から市民栄誉賞が授与され、36名ものクラブOBも登壇した。さらに本人も登場。チームメイトからのメッセージ、家族からの花束贈呈、スキマスイッチ常田真太郎、SHISHAMOからのあいさつ、川崎市の小学生からの手作りシャーレのプレゼントなど、涙あり、笑いあり、感動ありのラインナップとなった。中村憲剛引退セレモニーに1万3000人が集った (C)J.LEAGUEエース・小林悠は涙ながらに「苦楽をともにした憲剛さんと初めて優勝した時を超える感動はこの先も絶対にない。一緒に抱き合って喜び合えたことが本当にうれしかった。憲剛さんがいなかったら、今の僕は絶対にないと断言できます。僕にとって大きな存在でした」と感謝の念を表した。長男・龍剛くんは「中村憲剛選手の18年間のサッカー人生は出来すぎでした。悲しい時も悔しい時もともに乗り越えてきた家族として、ありがとうと伝えたいです。引退、おめでとう。そして、ありがとう」と12歳とは思えぬクオリティの手紙を披露した。中村は集まったゆかりのある人々、チームメイト、クラブ関係者、そしてファン・サポーターに感謝の言葉を並べた。「みんながありがとうと言ってくれたけど、ありがとうと言いたいのは僕の方。何でもない大学生を拾ってくれたフロンターレには感謝しかありません。僕はフロンターレで学んだ。それは地域密着、『川崎市のみなさんを笑顔に、元気にする』こと。自分がただサッカーをやっていればいいという発想の人間だったら、ここまでプレイヤーとして続けられなかったと思うし、フロンターレもここまで大きくなることはなかったと思っている。本当にそういった意味でフロンターレに拾ってもらって心からよかったと思っているし、この18年間、本当に感謝の気持ちしかない。頼もしい後輩たちにフロンターレは任せて、僕は先のステージに進みたい。今日の景色は一生忘れません。本当に感謝しています。フロンターレ、最高です」胴上げの回数はもちろん背番号にちなみ14回 (C)J.LEAGUE場内一周では神輿にものった (C)J.LEAGUEチームメイトたちによって背番号と同じ14回を2セット胴上げされた中村は場内を一周。ファン・サポーターとの別れを惜しんだ。セレモニーを終えた後、中村は記者会見に登場し、「もう何だろ。すごいことが起きたんだなと。感情が揺さぶられて、心地よい疲労感で気持ちよかった。一生忘れられない光景がまたひとつ増えました。本当に引退するんだなと」と率直な感想を語った。さらに「夢見心地。今もフワっとしている。本当に感謝しかない。本当に幸せ者だなと。入れてくれたのもそうだし、ここまで大きく育ててくれたのもそう。僕も還元していかないといけない」と続けた。泣いたことを指摘されると、「泣かない方がおかしい(笑)。感情を揺さぶられすぎて、わけがわからなくなかった。みんなの思いがありがたすぎて。基本泣き虫だから、案の定泣きました」と頬を緩めた。チームを代表してメッセージを送る小林悠(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE小林からのメッセージについて質問されと、「いつ泣くかなと見ていたが、あいつにしか話せない話をしてくれたので、僕も感極まった。僕の方こそ感謝している。彼が優勝させてくれたんで」と言い、龍剛くんの手紙について問われると、「息子の文章力の高さにちょっと引いた(笑)。彼が息子であることを僕は誇りに思う。もちろん妻もふたりの娘もそう。4人がいなければ、僕はここまでがんばれなかった。心の底から感謝している」と振り返った。サッカーを志す子どもたちへメッセージも送った。「僕自身足が遅かったり、体が小さかったりと劣等感を持っていた。劣等感を武器に変えることで道が切り開けて、40歳までやれた。可能性に蓋をせずに、毎日毎日トレーニングしていけば誰でも必ず道は開ける。受け入れてくれる素晴らしいクラブが川崎にはあると伝えたかった」次なる夢の日本代表監督について、コメントを求められると、「過程を経て、タイミングが合って初めてなれるもの。そうなるには本当に勝たないといけないし、評価されないといけない。自分から目指しますなんて軽々しく口にできないが、目指すのは自由」と口にした。大いなる目標の前に、目の前に迫った目標がある。もうひとつのタイトル『天皇杯』である。次なる戦いに向けて、中村は「今日は感情を揺さぶられすぎたので、今日は切り替えられない。明日トレーニングがある。明日からしっかり切り替えていきたい。みんなとサッカーできるのもあと10日。まず準決勝に向けてしっかり準備をして全力で向かっていきたい。(国立での決勝については)正直そこまで考えていない。相手のあることなので、勝てる保証はどこにもない。準決勝、等々力でやるのは最後。そこで全力を尽くすことしか考えていない」とキッパリ。中村憲剛の勇姿が見られるのも最大あと2試合 (C)J.LEAGUE中村憲剛は、そして川崎フロンターレは12月27日(日)・等々力陸上競技場での『天皇杯』準決勝でブラウブリッツ秋田×福山シティFCの勝者と対峙し、1月1日(金・祝)・国立競技場での『天皇杯』決勝を目指す。準決勝のチケットは予定枚数終了、決勝のチケットは12月26日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2020年12月22日3夜連続で放送される高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」より、放送を前に高橋さんをはじめとするキャストたちからコメントが到着した。荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」から派生した同名傑作シリーズを原作とした本作。タイトルにもある漫画家・露伴を演じた主演の高橋さんは「高校生のときから好きだった“露伴ちゃん”を演じることができる日が来るとは思っていなかったので、感慨深かったです」とファンとしてしみじみ。撮影については「原作漫画のコマとコマの間にある動きの連続性のようなものを、どれだけ肉体で表現することができるかということを意識していました」と語り、「これまでのお芝居ではなかった作業で、俳優としてとても楽しい時間でした。露伴のコスチュームのデザインやディテールにいたるまで、スタッフの方々と何度も話し合って作り上げていくことができたことは本当に幸福でした」とふり返っている。本作では、露伴が奇妙な事件に特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を使って挑む姿が、全3話で描かれていく。そんな露伴の相棒となる女性編集者・泉京香役を演じるのは、来年は「君と世界が終わる日に」の放送を控えている飯豊まりえ。とても楽しんで撮影したと語る飯豊さんは「高橋一生さん演じる岸辺露伴のセリフ一つひとつがお洒落で文学的でもあり、相棒となる女性編集者・泉京香との長回しの会話劇もぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。本当にこの作品に参加させていただけたこと心から感謝しています」と見どころについてコメントした。各話にはゲストが登場しており、第1話の「富豪村」に出演する富豪村の案内役・一究を演じた柴崎楓雅は「僕の演じた一究はマナーに厳しい少年なので、撮影前にマナー指導の先生の元、お話しに出てくる立ち居振る舞い方を学びました。台詞を言いながらきちんとした動きを取るのは難しく、ティーカップを運ぶシーンは特に緊張しました」と撮影の感想を述べ、「露伴さんに出逢い思いもよらない行動を取ってしまうので、楽しみにして頂けたらと思います」とアピール。使用禁止の言葉「くしゃがら」をテーマにした第2話では、漫画家・志士十五役で森山未來が参加。「(高橋)一生と久しぶりに芝居ができる、ということで引き受けさせていただきました」と本作への参加理由を明かした森山さんは、「荒木飛呂彦さんの描く緻密かつ荒唐無稽なストーリーやキャラクター造形を踏襲しつつも、出版されているものが小説のみということで、イメージを膨らませつつ自由に演らせていただきました」と語っている。そして、京香から付き合っている写真家・平井太郎の記憶喪失を、“催眠術”で探って欲しいと露伴が頼まれる第3話「D.N.A」では、事故によって記憶を失っている平井太郎を中村倫也、交通事故で夫を亡くし、娘と2人で暮らす片平真依を瀧内公美が演じている。瀧内さんは「私の回はリアリティーを重視していたので、演出の渡辺さんがお芝居に対して丁寧にひとつひとつの積み重ねをさせてくださり、原作の世界観を大切にしつつも、ドラマにしかないオリジナルな部分もご用意させてもらっています」と話しつつ、「見どころは何と言っても"岸辺露伴"を演じた高橋一生さんのビジュアル、お芝居すべてだと思います。この上なく眼福でした」と称賛。中村さんは「スタッフの皆さんのジョジョ愛、原作へのリスペクトが凄まじく、『ここまで想っているなら、この実写化は素敵なものになるに違いない』と確信を持ってクランクインしました。どこか不思議な、たゆたう陽炎のような存在感を目指して平井という人物を演じました。ご期待ください」とメッセージを寄せている。「岸辺露伴は動かない」は12月28日(月)、29日(火)、30日(水)22時~NHK総合テレビ・BS4Kにて3夜連続放送。(cinemacafe.net)
2020年12月19日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。竹内結子さんがこの世を去ってからまもなく3カ月。突然の死に日本中が慟哭するなか、前夫である中村獅童(48)も決して例外ではなかった。自身の不貞によって離婚を招いた獅童だが、離れ離れになった長男への愛情だけは注ぎ続けていた。獅童が語っていた家族への思いとは――(以下、2020年10月27日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま《「獅童さんは竹内さんが亡くなった当日は何も手をつけられないほど憔悴して、一人で大泣きしていたそうです。獅童さんの奥さん・沙織さんもひどくショックを受けていて……。さらに、以前から家族写真を載せていた獅童さんのインスタに次々に《無神経すぎる》など、心ないコメントが寄せられるようになり、夫妻はますます落ち込んでいたんです。とはいえ、上の子は2歳で、まだ3カ月の赤ちゃんもいますから、奥さんは気丈に振る舞って家族を支えています」(歌舞伎関係者)竹内結子さん(享年40)が亡くなって2週間。前夫の中村獅童(48)も悲しみから立ち直れていない。竹内さんの長男(14)と子供が同級生だったママ友も、心に穴が開いたままだという。「彼女はあんなに忙しいのにPTAの役員も自分から買って出てくれて、私たちにも、とても気さくに話してくれる人でした。どんなに多忙な有名人であっても、学校行事にも進んで参加してくれて。本当に真面目な方だったので、残されたお子さんたちのことが心配です……」長男、そして再婚相手・中林大樹(35)との間に授かった生後8カ月の次男。残された2人の子供たちの今後を案じる声は後を絶たない。前出の歌舞伎関係者は言う。「当初、獅童さんのところにも後援会筋から“竹内さんのところの長男を引き取ったらどうか”という連絡もあったようです。それを聞いた獅童さんは贖罪の思いも込め、一時は、引き取ることも真剣に考えたようです」一部では、獅童は竹内さんと離婚後、長男と連絡を取っていないのではとも伝えられた。しかし、父子交流は続いていた。獅童は雑誌『ハーパーズバザー』’18年5月号のインタビューで、聞き手の漫画家・桜沢エリカ(57)から、《失礼ですが、前の奥様との息子さんとは会っていますか?》と率直に聞かれ、このように断言していた。《会っています。そして彼のことを一日として忘れたことはありません。僕の再婚話が持ちあがったあとに会ったときは、「お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?」って聞いたら、「お父さんがいいならいいよ」と言ってくれました》実父として、長男とは定期的に対面していることを明かしたのだ。もちろん、長男のことを誰よりも気にかけているのは、養父の中林も同じだ。奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務める中林の父は前号の本誌の取材にこう語っている。《大樹は、こう言っているんです。「2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ」と――。ただ下の子もまだ小さいですからね。中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います》獅童は、人づてに、中林のこの考えを聞いたという。前出の歌舞伎関係者は言う。「中林さんが長男を育てると言っているのなら、今は見守るのが最善だと考え直したようです。中林さんのご実家もサポートしていきたいと言っているわけですから、彼女が選んだ旦那さんの意思におとなしく従い、見守っていくべきではないか、と。獅童さんにも守るべき新しい家庭があるわけですからね。もちろん、長男になにか困ったことがあったら、いつでも連絡してきてほしいと思っていますし、いつでも全力で手を差し伸べるでしょう。『少しでも長男の力になりたい』という立場は、なんら変わっていません」獅童も前出の雑誌のインタビューで、長男への思いをこう続けている。《親の都合でなかなか会えなくなって、これから思春期に入って父親のことをどう思うかわからないけれど、彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています》思春期の長男を思いやる2人の父。その気持ちは天国の竹内さんにも届いているに違いない――。
2020年12月14日本誌が東京都内で中林大樹(35)を目撃したのは、10月中旬のこと。9月27日に女優・竹内結子さん(享年40)が自宅で急逝してから1カ月をむかえようとしていたころだった――。シングルファーザーとなった中林の日々について、彼の知人はこう語る。「彼はこれからも俳優の仕事を続けながら、お子さんたちを育てていこうと考えています。お父さんも“何か困ったことがあれば、いつでも言いなさい”と、全面的な支援を約束してくれているそうですが、彼の実家は奈良県ですからね……。彼が家を留守にせざるをえないときには、竹内さんのお姉さんにサポートをお願いするという話になっているそうです。竹内さんが亡くなって間もないですが、銀行に行って手続きをしたりと、すでに忙しい毎日を過ごしているようです」竹内さんには2人の姉がいる。今後は、竹内家と中林家が協力し合って子供たちを養育していくようだ。中林は銀行などにも通っているというが、相続・終活コンサルタントで行政書士の明石久美さんは次のように語る。「生前の準備がなく突然、家族が亡くなってしまった場合、遺族にはさまざまな悩みが残されます。どんな葬儀にするのか、などの供養の問題もありますが、意外に難しいのが“お金の手続き”です。通帳はどこにあるのか?銀行口座にはいくら残っているのか?未払金はいくらあるのか?どのような口座引き落としがあるのか?……、家族はこれらを調べなければなりません。もしネットなどでやりとりしていた場合には、情報の把握は難しいものです」また竹内さん・中林夫妻の知人によれば、さまざまな問題のなかでも、中林が直面している大きな悩みが2つあるという。まず1つ目が、“自宅退去のタイミング”だ。「中林さんと子供たちは、いまも同じところで生活をしています。ただ、あのマンションにいつまでいるべきか、彼も悩んでいるようです」’19年2月、竹内さんは中林と再婚した直後に、都心にある低層マンションに転居した。一戸が200平方メートル以上あるメゾネットタイプで、家賃は月に180万円ほど。「かなり高額ですが、少女時代にお母さんが早逝したりなどで、家庭環境に恵まれなかった竹内さんは、家族のために“理想のわが家”を用意したかったのでしょう。環境もよく、セキュリティも万全というだけではなく、ご長男の通学にも便利という条件もあって決めたようです」(竹内さんの仕事関係者)転居から1年7カ月の間には、次男も誕生。幸せな日々を過ごし、楽しい思い出もいっぱいだが、その半面で、“竹内さんが亡くなった悲劇の家”でもある。「子供たちにとっては“ママの温もり”が残る家です。そこから退去することは、中林さんも忍びないようです。しかし家賃はかなり高額だそうですからね。中林さんのいまの収入だけでは払い続けることは不可能です。実家は会社を経営しているそうですが、ずっと頼り続けるわけにはいかないでしょう。現実的には、遺品の整理を終えるころには、退去せざるをえないと思います」(前出・夫妻の知人)家族が悲劇的な最期に見舞われた場合、遺族はどのような決断を下すのか?一般社団法人「終活カウンセラー協会」代表理事・武藤頼胡さんに聞いた。「悲劇的な事件があった場合、その家に住み続けるかどうかというのは、難しい問題です。私が知っているケースでは転居された遺族が多かったです。新たな場所でやり直したい、というお考えだったと思います。ただ持ち家だったり、長年住み続けた家だったりした場合は、残るという選択肢を選ばれた方もいました」竹内さんは、少女時代の多くを埼玉県内で過ごした。特に実母亡きあとは、母方の祖母は“母親代わり”ともいうべき存在だったのだ。その祖母と同居している竹内さんの親戚女性はこう語る。「結子の次男坊はまだ生後9カ月ほど。やはり男手一つでは、なかなか難しいことがあるのではないでしょうか。その点、結子の姉は、結子に長男が生まれたときにも、手伝ってくれていました。もうすぐ四十九日?……そうですね、こちらには39歳で亡くなった結子の母が眠っているお墓があります。私たちの間では、結子もそのお墓に入ればいいのではないかという話もありました。しかし先方のお考えもあり、納骨やお墓のことは、中林さんにお任せすることになっています。結婚期間は短かったとはいえ、確かにそのほうがふつうに思えますね」この親戚女性が語る“お墓のこと”は、まさに中林が直面している第二の悩みなのだという。前出の夫妻の知人が続ける。「中林家の代々のお墓は奈良県にあるそうです。竹内さんは、中林さんの故郷を自分の故郷のようにも思っていたそうですが、さすがにそこで眠ることまで考えていたかは、いまとなっては誰にもわかりません。中林さんは次男です。将来的には竹内さんと2人で話し合って、東京にお墓を買い求めるという話にもなったかもしれませんが……。もちろん、いますぐに決める必要はないでしょうが、ゆくゆくは竹内さんのお骨を納める場所も中林さんは決めなくてはいけないのです」この第二の悩みについて前出の武藤さんは、「ご主人も俳優として働いていかれるわけですから、最終的にはお墓を東京近辺に新しく用意されるのが、いちばんだと思います。でもお骨はしばらくの間は自宅に安置しておくこともできます。また、お寺さんや霊園に預かってもらうこともできるのです。特に年配の方だと、“毎日お経をあげてもらえるので安心”と、思う方も多いようです」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月27日イモトアヤコ(34)が10月14日、『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(TBSラジオ)で竹内結子さん(享年40)について語る一幕があった。竹内さんのInstagramに登場するなど、その仲良しぶりから親友として広く知られていたイモト。9月27日に竹内さんの訃報が報じられると、ネットでも相次いで彼女を慮る声が広がっていた。番組エンディングで、リスナーや友人から心配の声が届いていることを明かしたイモト。「正直まだ何も整理できていないのが今の気持ちです」と、苦しい胸中を打ち明けた。生活や仕事が日々進んでいくいっぽう、「今は踏ん張ることしかできない」と沈んだ声で告白。竹内さんについて「すごく結子さんは私のことを愛してくれていました」「いっぱい愛をくれたのは本当です」と声を震わせた。また「嬉しいこと、辛いこと、悲しいことがあった時、誰よりも先に1番に結子さんに伝えていました」と振り返ったイモト。竹内さんと喜怒哀楽を共有したことを回想し、「本当に、たくさん愛をもらったなと感じています」と繰り返した。そして声を詰まらせ、「私も心から結子さんのことを愛しています」と偲んだ。「一部週刊誌でも憔悴しきっていたことが報じられたイモトさんですが、現場では気丈に振る舞っていたようです。竹内さんの家族葬が営まれた9月30日、イモトさんは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でブルーインパルスに搭乗するロケに挑んでいました。その予定を考慮したのか、イモトさんは葬儀が営まれた日よりも前に故人と対面。親友を失ったことを受け入れられず、泣き崩れてしまったそうです……」(スポーツ紙記者)ラジオで何度も「踏ん張る」という言葉を繰り返したイモト。前に進もうとする彼女に、寄り添う声が溢れている。《イモトさん… そりゃまだまだ整理なんてできないよね どうか頑張り過ぎないでください》《まだ気持ちの整理なんかつくはずないよね……竹内結子さんがインスタでアヤコ!ってまるで妹のように慕って本当にイモトさんのことが大好きだったよね今は踏ん張ろう、そう踏ん張ろう》《イモトさんと竹内さんの互いに対する愛の深さを感じますイモトさんずっと応援していくよ》
2020年10月15日2020年9月27日、俳優の竹内結子さんが逝去しました。突然の訃報に、多くの人が悲しみの声を上げています。竹内結子の親友、イモトアヤコが想いを吐露同年10月14日、お笑いタレントのイモトアヤコさんが、ラジオ番組『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(TBSラジオ)で、逝去した竹内さんについて想いを吐露しました。竹内さんは生前、自身のInstagramにイモトさんとの写真を頻繁に投稿。2人の仲のよさは多くの人に知られていました。竹内結子がインスタを開設ただ1人フォローされている人物とはそのため、竹内さんの逝去後、イモトさんを心配する声が多く上がっていたのです。心配する声に対し、イモトさんは涙ながらに竹内さんへの想いを打ち明けました。この『イモトアヤコのすっぴんしゃん』の方にも、リスナーのみなさんからたくさん本当に心配してくださってる声があると聞いております。本当にありがとうございます。まぁ、個人的にもいろんな連絡だったりとか、本当に全部、心配してくださっているみな様、本当にありがとうございます。正直…まだあの、何も整理できていないというのが、正直な今の気持ちです。ただ、目の前の生活だったりとか、目の前のお仕事はあるわけで。そういうものは前に進んでいて。だけど、自分の中では、感覚的には踏ん張っているという感覚。なんていうんだろう。今は、踏ん張ることしかできないですけど…踏ん張ってます。私が感じた本当っていうのは、本当にすごく、結子さんはすごく私のことを愛してくれてました。いっぱいいっぱい、愛をくれたのは、本当のことです。私自身、何か嬉しいことがあったりとか、何かつらいことがあったりとか、悲しいことがあった時は、誰よりも先に、一番に結子さんに伝えてました。そういうときは、誰よりも喜んでくれるし、誰よりも悲しんでくれるし、誰よりも怒ってくれるし、私以上に怒ってくれたり。本当にたくさんたくさん、愛をもらったなと感じております。私も本当に心から結子さんのことを愛してます。この先、ちょっと、自分がどういう想いで、どういう気持ちで、何を見て何を感じて今までとそれがどう違うのか、正直分からないし、いろんなことに自信がなくなっているのも事実ですけど。だけど、踏ん張って頑張っていこうと思います。なので、このラジオも、楽しく来週からもお届けしたいと思っております。ちょっと今日は、最後、心配をおかけするような声だったかもしれないし、悲しくなってしまうような声だったかもしれないですけど。今日はどうか、許してください。また来週からこの時間を楽しく過ごせるように頑張っていきたいと思います。イモトアヤコのすっぴんしゃんーより引用「まだうまく整理しきれていない」という心の内を明かし、竹内さんへの想いを言葉にしたイモトさん。ネットからはイモトさんに対し、応援の声が多数上がっています。・イモトさんの竹内さんへの想いを聞いて涙が止まりません。本当にお互いに大切な存在だったんだなと思いました。・イモトさん、心配していました。まだ話すことがつらいと思います。それでも一つひとつ、丁寧に心の内を話してくれてありがとう。・ファンの私でさえ、まだ受け入れられません。親友のイモトさんの喪失感やショックは本当に大きいと思います。無理しないでください。イモトさんの気持ちの整理がつくにはまだまだ時間がかかることでしょう。しかし、涙で言葉を詰まらせながらも、「これからも楽しく頑張っていきたい」と語ったイモトさん。イモトさんのこれからの活動を温かく見守りたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月15日竹内結子さん(享年40)が亡くなってから2週間が経った。遺族や仕事をともにした知人が今も悲しみの淵にいるが、08年に離婚した前夫の中村獅童(48)も同じだった。「竹内さんが亡くなった当日、獅童さんは一人でずっと泣き腫らしていたそうです。離婚後も交流を続けていた長男のことを特に心配しており、一時期は引き取ることも考えたとか。ただ、再婚した中林大樹さん(35)が『長男も僕が育てる!』と言っていることを知って、今は遠くから見守る決断をしたそうです」(歌舞伎関係者)親子関係カウンセラーの横山真香さんは、竹内さんの長男にとって、実父・獅童の支援は非常に大事だと語る。「息子さんは14歳という思春期の難しい年ごろです。母親の自死をどう受け止めるかというなかで、義理の父親と一対一よりも、関わる大人は多いほどいいと思います。まず、亡き母のさまざまな思い出話ができます。『グリーフケア』といって、悲しみを癒すプロセスにおいて必要なことなんです。そのなかでも、実父と定期的に会っていたことは、不幸の中でのひとつの希望です。竹内さんは長男には実父のことを否定的に伝えず、息子さんと信頼関係を作らせていたのではないでしょうか」実父との、ある程度の距離感が、今後はプラスに働く面もあるのだという。「妻に先立たれた今の夫の中林さんもつらいはずです。ときには、ご自身を責めることもあるかもしれません。そんななかで獅童さんは離れていたぶん、冷静にアドバイスできるのでは。息子さんの生来の性格も熟知しているからこそ、メンタルをうまくサポートしていくことができるはず。 距離があるゆえ、息子さんが救われることもあるのです。息子さんがこれから生きていく中で出てくる多様な悩みと向き合ううえでも、実父の支えもあるのは、精神的にもとてもいいことです」(前出・横山さん)中林の知人によれば、中林が獅童と対面したという話をまだ聞いたことはないという。「直接、2人はまだ会って話したことはないように思います。しかし竹内さんが長男のことで獅童さんと連絡を取った際には、中林さんは『実父の意見は大事』と獅童さんを立てる気持ちがあったと聞きます」2人の父親のサポートが、長男の進む道を明るく照らすことを願うばかりだ。「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月13日「獅童さんは竹内さんが亡くなった当日は何も手をつけられないほど憔悴して、一人で大泣きしていたそうです。獅童さんの奥さん・沙織さんもひどくショックを受けていて……。さらに、以前から家族写真を載せていた獅童さんのインスタに次々に《無神経すぎる》など、心ないコメントが寄せられるようになり、夫妻はますます落ち込んでいたんです。とはいえ、上の子は2歳で、まだ3カ月の赤ちゃんもいますから、奥さんは気丈に振る舞って家族を支えています」(歌舞伎関係者)竹内結子さん(享年40)が亡くなって2週間。前夫の中村獅童(48)も悲しみから立ち直れていない。竹内さんの長男(14)と子供が同級生だったママ友も、心に穴が開いたままだという。「彼女はあんなに忙しいのにPTAの役員も自分から買って出てくれて、私たちにも、とても気さくに話してくれる人でした。どんなに多忙な有名人であっても、学校行事にも進んで参加してくれて。本当に真面目な方だったので、残されたお子さんたちのことが心配です……」長男、そして再婚相手・中林大樹(35)との間に授かった生後8カ月の次男。残された2人の子供たちの今後を案じる声は後を絶たない。前出の歌舞伎関係者は言う。「当初、獅童さんのところにも後援会筋から“竹内さんのところの長男を引き取ったらどうか”という連絡もあったようです。それを聞いた獅童さんは贖罪の思いも込め、一時は、引き取ることも真剣に考えたようです」一部では、獅童は竹内さんと離婚後、長男と連絡を取っていないのではとも伝えられた。しかし、父子交流は続いていた。獅童は雑誌『ハーパーズバザー』’18年5月号のインタビューで、聞き手の漫画家・桜沢エリカ(57)から、《失礼ですが、前の奥様との息子さんとは会っていますか?》と率直に聞かれ、このように断言していた。《会っています。そして彼のことを一日として忘れたことはありません。僕の再婚話が持ちあがったあとに会ったときは、「お父さん、違う人と結婚しようと思うんだけどいい?」って聞いたら、「お父さんがいいならいいよ」と言ってくれました》実父として、長男とは定期的に対面していることを明かしたのだ。もちろん、長男のことを誰よりも気にかけているのは、養父の中林も同じだ。奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務める中林の父は前号の本誌の取材にこう語っている。《大樹は、こう言っているんです。「2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ」と――。ただ下の子もまだ小さいですからね。中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います》獅童は、人づてに、中林のこの考えを聞いたという。前出の歌舞伎関係者は言う。「中林さんが長男を育てると言っているのなら、今は見守るのが最善だと考え直したようです。中林さんのご実家もサポートしていきたいと言っているわけですから、彼女が選んだ旦那さんの意思におとなしく従い、見守っていくべきではないか、と。獅童さんにも守るべき新しい家庭があるわけですからね。もちろん、長男になにか困ったことがあったら、いつでも連絡してきてほしいと思っていますし、いつでも全力で手を差し伸べるでしょう。『少しでも長男の力になりたい』という立場は、なんら変わっていません」獅童も前出の雑誌のインタビューで、長男への思いをこう続けている。《親の都合でなかなか会えなくなって、これから思春期に入って父親のことをどう思うかわからないけれど、彼がどこか誇りに思ってくれるような人物になりたいと思っています》思春期の長男を思いやる2人の父。その気持ちは天国の竹内さんにも届いているに違いない――。「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月13日竹内結子さん(享年40)が9月27日に逝去してから1週間ほどがたつ。竹内さんは少女時代のほとんどを埼玉県で過ごした。いまも多くの親戚や知人が埼玉県に住むが、彼らがいまいちばん心配していることが、“残された2人の子供たちは誰が養育していくのか”ということだという。竹内さんは05年に中村獅童(48)と結婚。同年に第1子となる長男を出産したが、08年に離婚した。そして19年に中林と再婚。今年1月に第2子となる次男を出産していた。「上の14歳の男の子は、いまのご主人の中林さんの実子ではないわけですし、下の子供は、まだ生後8カ月ぐらいですからね。その2人ともを、まだ若い中林さんが育てていくのは難しいのではないでしょうか。私たちは、結子の姉が引き取って育てるのがいいように思うのですが……」(母方の親戚女性)だが実は、残された夫・中林大樹(35)は、静かに決意を固めているのだという。中林の知人はこう語る。「中林さんは2人の子供を、ほかの人に預けることは考えていないと思いますよ。確かに“実父・実子”という関係ではありませんが、長男くんは、中林さんを深く信頼しているのです。結子さんと結婚する前から、彼のことを“パパ”と呼んでいたぐらいですからね。中林さんの趣味はサーフィンですが、結婚後は長男くんの休日に合わせて、サーフィンを教えるために海へ行っているんです。今年の夏も2人きりで、千葉の海でサーフィンに励んでいたそうです。長男くんも筋がいいし、中林さんの教え方も丁寧なので、かなり上達しているとか」竹内さんと中林は、同じ所属事務所の先輩・後輩という間柄。’09年公開の竹内さんの主演映画『ジェネラル・ ルージュの凱旋』で初共演したことをきっかけに知り合い、後に真剣交際へと発展していったという。竹内さんが再婚を決断した理由の1つが、当時13歳の長男の後押しだったという。再婚を公表するコメントで、竹内さんはこうつづっている。《将来を話し合う中で、『3人一緒になればこれから楽しくなるね』と息子が背中を押してくれたこともあり、このような運びとなりました》第2子に恵まれた後も、家庭は円満だったようだ。今年9月1日に「サッポロ一番」のPRイベントに登場した際も、竹内さんは笑顔でこんなエピソードを語っている。「お湯を沸かすのもハラハラしながら見守っていたうちの子が、自分でサッポロ一番を作るようになって。夫といっしょに夜食を囲んでひそひそ男の話をしたり……」中林の実父・Aさんは、奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務めている。竹内さんの家族葬が営まれた翌々日、Aさんは本誌の取材に、息子の“決断”について明かした。「突然のことですからね……。家族みんなが憔悴しているのですが、特に大樹が憔悴しきっている状態です。しかし、そんななかでも大樹は、こう言っているんです。『2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ』と。ただ下の子もまだ小さいです。だから中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います。大樹の精神面のサポートも必要ですよね。いまの彼にはどんな言葉をかけても心に届いていない状態です。まず大樹が、子供たちを守っていけるように立ち直ってもらわないと、と考えています。つらいでしょうに上の子も気丈にふるまっています。いま中学3年生ですが、『(高校への)進学も頑張ります』という言葉を聞いて、なんとも言えない気持ちになりました……」成長していく2人の子供たちの姿が、シングルファーザーとなった中林の活力になり、また天国にいる竹内さんを笑顔にすることを願いたい。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日9月27日に逝去した竹内結子さん(享年40)は、少女時代の多くを埼玉県で過ごした。かつては母方の祖母が暮らす一軒家もあり、いまもその近所に住む竹内家の知人は言う。「結子さんは3人姉妹の末っ子です。幼いころには、よくおばあちゃんの家に遊びに来ていて、このあたりを元気よく走り回っていたのを覚えています。当時は畑ばかりで、いまよりも広々としていましたからね。その後、彼女が12歳のころにお母さんが離婚し、3人のお子さんたちを連れて、おばあちゃんの家に身を寄せていた時期もありました。でも、お母さんが、がんで亡くなって……」母が39歳の若さで他界したとき、竹内さんはまだ14歳。それから間もなくして実父は再婚した。「お父さんの再婚相手には、3人の息子がいましたから、6人きょうだいになったわけです。男の子たちは同年代でした。多感な年ごろの結子さんにとっては、いろいろ思うところもあったのではないでしょうか」(前出・竹内家の知人)桜井亜美の小説『サーフ・スプラッシュ』(幻冬舎文庫)の解説文で、当時10代だった竹内さんは、自身の家庭環境について次のように書いていた。《足早に台所を通り過ぎる時、一人の人間として父が必要とした女の人が、彼女の子供たちのために食事の支度をしている。(中略)私は父に人生を好きに生きてくれたらいいと思っていた。連れ子という荷物がいることを面倒に感じられたくなかったのだ》父が再婚後の家に自分の居場所を見つけられなかった竹内さんにとって、祖母は“母親代わり”ともいうべき存在だった。祖母と同居している竹内さんの親戚の女性はこう語る。「中村獅童さん(48)と結婚した後は、よくこちらのほう(祖母宅)に、獅童さんを連れて遊びに来ていました。お子さんにも恵まれ、“自分の家庭”を作ることができたのが本当にうれしかったのでしょう」しかし結婚から3年後に離婚。獅童の女性関係が発覚し、夫婦関係に亀裂が生じたのだ。竹内さんの喜び、そして悲しみを見守り続けてきた祖母も、いまでは91歳。昨年は体調を崩してしまったという。前出の親戚の女性が続ける。「おばあちゃんの体の具合が悪いことを知らせると、結子は2人のお姉ちゃんたちといっしょに、(当時入所していた)介護施設にお見舞いに来てくれました。昨年暮れごろのことで、結子は2番目の子供の出産を控えており、大きなおなかをしていました。おばあちゃんもすごくうれしそうで、その後は体調も持ち直したのです。結子もきっと生まれた赤ちゃんをおばあちゃんに見てもらいたかったでしょうに、こんなことになってしまって……。おばあちゃんも見ていて気の毒になるほど、気落ちしてしまっています」「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日先日、亡くなった竹内結子さん(享年40)。数多くの映画・ドラマに出演した竹内さんの代表作の一つが『ストロベリーナイト』。10年のパイロット版に始まり、12年の連続ドラマ、13年には映画化もされた人気シリーズで、竹内さんが演じた刑事・姫川玲子は多くの人に愛された。そんな『ストロベリーナイト』の生みの親である原作者の誉田哲也氏に、本誌は追悼コメントをいただいた。■竹内結子さんとは7年前の映画のイベント以来お会いしていませんでしたが、昨年、姫川玲子シリーズが新キャストでドラマ化された際、レギュラー出演されていた旦那様の中林大樹さんとご挨拶する機会がありました。「竹内が先生によろしくと申しておりました」と、おっしゃってくださって、竹内さんの近況もうかがっていました。竹内さんが演じてくださった、姫川玲子が主人公の『ストロベリーナイト』は、’10年放送のスペシャルドラマから始まり、連ドラ、映画となった作品で、撮影現場にお邪魔することもありました。キャストの西島秀俊さんたちと僕が他愛のない話をしていると、「何、話しているんですか?」と竹内さんのほうからよく声をかけてくださって。とても気さくで、茶目っ気のあるチャーミングな方という印象でした。あるときは、竹内さんはお酒がお好きだとうかがって、僕が気に入っている芋焼酎を差し上げたことがありました。後日、お会いすると、「この前の焼酎おいしかったです。一本を一晩で飲んじゃいました(笑)」と、けろっとおっしゃって。「それは飲みすぎなんじゃないですか!」と言いながら2人で笑い合った記憶が鮮明に残っています。『ストロベリーナイト』は、僕の作品で初めてテレビドラマ化されました。僕は常々、「玲子は、僕にとってミューズです」と言ってきましたが、途中から「竹内さんの玲子」になりました。というのも、僕の読者は、“竹内結子さんの玲子を見て誉田作品を知り、『ストロベリーナイト』以外の作品も読むようになった”という方がものすごく多くて。ドラマや映画が終わった後もその声は途切れることがありませんでした。竹内さんの玲子はずっと僕を支えてくれていた。わかってはいたことですが、今更ながら、その存在感の計り知れない大きさを痛感しています。僕は、俳優をイメージしながら執筆します。竹内さんにはこれから玲子以外にもやっていただきたい役がたくさんありました。その夢はかなわなくなってしまいましたが、僕は、これからも玲子を書き続けたいと思います。そして、ファンの方はこれからもずっと竹内さんを思い浮かべながら玲子の物語を読んでいかれるでしょう。“竹内結子の玲子”はこれからも生きていきます。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月06日「結子ちゃんは……、本当に優しくて、かわいらしい子でした。この家にも何度か遊びに来てくれて……。(1月に)赤ちゃんが生まれた後に、コロナの感染が広がって、こちらには来ることができなくなりましたが、その代わり、しょっちゅう電話をかけてくれるようになっていました」沈鬱な表情でそう語るのは、俳優・中林大樹(35)の実父・Aさん。Aさんは奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務めており、亡くなった竹内結子さん(享年40)の義父にあたる。本誌がAさんを取材したのは、竹内さんの家族葬が営まれた翌々日のこと。Aさんはいまも竹内さんが自ら命を絶ったことを信じられない思いでいるという。「だって(亡くなる)前日もLINEでテレビ電話をかけてくれていたんですよ。(テレビ電話の)結子ちゃんは赤ちゃんを抱っこしていました。最近の電話ではずっとそうだったのですが、私たちに赤ちゃんがどのくらい成長をしているのかを見せてくれていたのです。 そんな気遣いをしてくれる優しい子だったんです」義父・Aさんが“優しい”と何度も語っていたように、竹内さんの優しさ、そして気遣いのこまやかさは、芸能界でも有名だった。昨年公開された映画『長いお別れ』の収録現場では、こんな交流が目撃されている。「竹内さんのお母さん役だった松原智恵子さん(75)が、竹内さんに何か小物をプレゼントしたそうです。すると数日後に竹内さんがお返しにと、松原さんに携帯用の扇風機を差し上げて……。“暑い時季なのでご自愛ください”ということだったのでしょうか、扇風機には松原さんのお名前が彫られていたんです。松原さんは喜ぶいっぽうで、『あまり人に気を使いすぎて、疲れてしまわないかしら』と、少し心配していました」(制作関係者)共演者やスタッフたちに愛されていた竹内さん。しかし少女時代から、複雑な家庭環境ゆえの悩みを抱えていたという。「若いころから竹内さんは、『私には帰る場所がないから、この世界で頑張りたい』と、言っていました」(ベテランの芸能記者)だがそれから20年、竹内さんは、前出の義父・Aさんにはこんな言葉を漏らしていたという。「(亡くなる前日)結子ちゃんから最後に電話があったときも、『コロナがおさまったら、また家族みんなで、そちらに帰りますね』と、言ってくれていたんです。私も『だいぶおさまってきたみたいやから、もうすぐやなぁ』なんて言って……」かつて“私には帰る場所がないから”と言っていた竹内さんは、夫の故郷である奈良にも“帰る場所”を見つけていたのだ。「それなのになぜ?」……、残された家族たちは、そんな問いを自分に投げかけ続けている。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月05日2020年9がつ27日に急逝し、多くの人から悲しむ声や驚く声が上がった、俳優として活躍していた竹内結子さんの訃報。仕事や家庭が順調に見えた竹内さんが40歳という若さで亡くなり、芸能界でも戸惑う人が絶えません。『サッポロ一番』が竹内結子さんの追悼動画を公開竹内さんは2015年からおよそ6年にわたり、サンヨー食品の『サッポロ一番』でブランドのCMキャラクターを務めていました。サンヨー食品は竹内さんの訃報を受け、同月28日にウェブサイトで追悼コメントを公開しています。『サッポロ一番』が竹内結子さんを追悼ネット上で「ありがとう」「これからも食べます」の声続出同月30日、サンヨー食品はYouTubeに『竹内結子さん、ありがとう。』というタイトルの動画を公開。竹内さんが『サッポロ一番』のCMに出演した姿をまとめ、改めて感謝の気持ちを送りました。笑顔で料理をしたり、食事をしたりと、見ているだけでこちらも自然と頬がゆるむ竹内さんの姿。「たくさんのアイラブユーをありがとう」というメッセージがあるように、きっと竹内さんはこれらのCMを通して、全国の人にたくさんの笑顔を届けたことでしょう。竹内さんの素敵な温かい笑顔は、今後も数々の映像作品の中で生き続け、幸せを届けてくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年10月04日2020年9月27日、俳優の竹内結子さんが亡くなり、多くの人が悲しみの声を上げています。竹内さんの死因については公表されていませんが、警視庁は自ら命を絶ったとして調査をしているとのこと。松本人志「俺もそういうこと考える時がある」同年10月4日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、番組冒頭で竹内さんについて特集。同番組の司会を務めるお笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんは、竹内さんのニュースを受け、自身のエピソードを明かしました。「仕事も順調そうだったのに」とか、こういう時はいわれますけれども。自分に置き換えた時に、たぶん俺も周りからは仕事も順調そうに見えてるんやろうけど。40年間やってるけど、1回も順調やと思ったことないけどね。だから、本人にしたら、やっぱりいろいろありますよ。俺も何度か、そういうこと…「もう自分で終わらせたろ」ってよぎること、実は何度かあんのよね。でも、俺の解決方法は、そういうのって『一生使わない最後の切り札』だと思ってて。ちょっと変ないい方ですけど。「いつでもできるから、別に今日でじゃなくてもいいやん!」って思って。明日に回したらまた変わってくると思うんですよね。これは俺だけの勝手な考えですけどね。なんか、みんなもそういう風に思えたらいいのかなーって思いますけどね。ワイドナショーーより引用また、松本さんは禁煙について話を置き換え、「明日吸えるから今日はやめておこうっていう方法で、僕は15年間禁煙してますから」と思考の切り替えの大切さを語りました。松本さんの持論に、視聴者からはさまざまな声が上がっています。・松本さんの考え方、なるほどなぁと思った。・周りから順調に見えても、内面は誰にも分からないものですよね。・最近思いつめていた気持ちが軽くなった気がします。松本さんのいうように、思い詰めてしまった時、上手く気持ちを切り替えられると、次の日には少し心が軽くなっているかもしれません。また、自分だけでは思考を切り替えられない時、誰かに悩みを打ち明けることで気持ちを切り替えられることもあるでしょう。今、悩みや不安を抱えている人は、勇気を出して相談してみてはいかがでしょうか。厚生労働省は、さまざまな悩みを相談できる窓口を紹介しています。厚生労働省電話相談窓口[文・構成/grape編集部]
2020年10月04日2020年10月4日、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した、元アイドルグループ『SMAP』の中居正広さん。番組の冒頭では、同年9月27日に急逝した俳優の竹内結子さんについて取り上げました。中居さんは、2001年に放送されたドラマ『白い影』(TBS系)で竹内さんと共演。元『SMAP』のメンバーも、ほとんどが共演したことがあるといいます。竹内さんの死因については、発表されていませんが、警視庁は自ら命を絶ったとして調査していました。中居さんは、番組からコメントを求められるとこのように持論を呈しました。僕、個人のスタンスなんですけど、関係者の人が亡くなった時ってコメントを出さないんですよ。情報も不確かであったり、今回の件に限らずですけど、ご家族もいらっしゃってプロダクション、会社の人もいらっしゃって、どういう想いかっていうのが情報が分からないので僕の最低限の配慮として、コメントと出さないからといって思いがないわけでもないですし、想いも思い出もありますし、それは自分の中でコメント出さなくてもしっかりやるから必ず届いているなと信じたいですし、ひっそり静かにしのぶことでいいんじゃないかなって思います。ワイドナショーーより引用中居さんは、個人のスタンスとしてあえてコメントを出さないといいます。それは、不確かな情報や、関係者の想いを汲み取った最低限の配慮とのこと。決して、故人への想いがないわけではないと語りました。中居さんの考え方に、ネット上では反響が上がっています。・本人たちにしか分からない思いがあるよね。・いい対応だと思う。言葉をかみしめるようにいっていたのが印象的だった。・その通りだと思います。心にグサッときた。コメントを出すことが悪いことではなく、これはあくまでも中居さん個人のスタンスです。人それぞれの考え方があります。コメントを求められて、必ずしも答えを出すものではないのかもしれません。想いが詰まり、すぐに言葉にいいあらわせられないこともあるはずです。中居さんの想いはきっと、竹内さんにも届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月04日2020年9月27日に急逝した、俳優の竹内結子さん。詳しい要因は明かされていませんが、警視庁は自ら命を絶ったとして捜査を続けていました。同月30日、所属事務所の『STARDUST』はウェブサイトを更新。家族葬を執り行ったことを報告しました。9月27日に逝去いたしました弊社所属の竹内結子(享年40歳)につきまして、ご親族と相談のもと、本日家族葬を執り行わせていただきました事をご報告させて頂きます。これまでお世話になりました多くの関係者の皆様、いつも温かく応援してくださったファンの皆様には生前のご厚意に心より感謝申し上げます。皆様に愛されてたくさんの素晴らしい出来事に恵まれたことは、代えがたい経験と喜びであったと故人にかわり御礼を申し上げます。この度のあまりに突然の信じ難い出来事に、所属タレントや社員は未だ戸惑いの中にあり、この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思いであります。しかしながら竹内結子は弊社にとって、永遠にかけがえのない大切な所属女優であることに変わりありません。これからもその存在に寄り添っていく所存でございます。STARDUST-スターダスト オフィシャルサイトーより引用突然のことに「到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思い」と、発表した所属事務所。「永遠にかけがえのない大切な所属女優である」と、ドラマや映画に引く手数多だった竹内さんにコメントを寄せました。自宅周辺や親戚への行き過ぎた取材を指摘また、行き過ぎた取材行為に警鐘を鳴らしており、ネット上では「本当にやめてあげてほしい」などの声が上がっています。なお報道関係の皆様におかれましては、現在一部のマスコミによる自宅周辺や実家、親戚などへの行き過ぎた取材行為により、家族や近隣の方々の生活やプライバシーが害されて負担となっております。家族には幼い子供もおりますので、心痛な思いにご配慮をいただき過度な取材行為や憶測による中傷記事掲載などはご遠慮頂き、温かく見守ってくださることをひとえにお願い申し上げます。また献花もお控えいただき、お気持ちのみ有り難く頂戴いたします。STARDUST-スターダスト オフィシャルサイトーより引用過度な取材や、憶測の中傷記事、献花などを控えてほしいと訴えた所属事務所。ネット上でも、そのような報道の姿勢や行動に批判の声が出ています。・本当にそっとしておいてあげてほしい。・静かに見守ってください。周辺の取材をしても分からないことは分からないよ。・事務所の「永遠にかけがえのない大切な所属女優」というコメントに心を打たれました。過度な取材はやめてください。竹内さんの出演した作品は多くの人の心に残っているはずです。ファンにとっても、永遠にかけがえのない大切な俳優であることに間違いないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月01日