女優の佐津川愛美とお笑い芸人、猫ひろしが6月16日(水)、横浜市のブリリア ショートショート シアターで開催中の短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」で、出演映画『ミステルロココ』(日高尚人監督)の上映後に舞台挨拶に立った。同作は、歌手・土屋アンナの同名曲をモチーフに、理想の男性(猫さん)と付き合いながらも失恋してしまった少女(佐津川さん)の壮絶な復活劇を一風変わったタッチで描くラブコメディ。今年新設の、楽曲をテーマに製作された作品を集めた「ミュージック Short クリエイティブ部門」の特別製作作品だ。佐津川さんは劇中で挑んだロリータファッションをふり返り「着られて嬉しかったんですけど、撮影で(Tシャツに短パン姿の)猫さんとデートしていると、外国人の方にいっぱい写真を撮られました。ヘンなカップルがいるな、と」と苦笑い。猫さんは劇中同様、この日も「猫魂」の文字のロゴ入りの真っ赤なTシャツに星模様の青い短パンというトレードマークの“正装”姿。ステージ前は普段スーツを着ているが「男はギャップです!…って昔『ホットドック・プレス』に書いてありました。じわじわ脱いでいくんです」と妙なポリシーを吐露。司会者から最終的にどこまで脱ぐ?と聞かれ、「これが限界です」とキッパリ。観客の笑いを誘った。一方、同部門出品作「クレイフィッシュ」の原案曲を歌う歌手・笹川美和が、上映に合わせて新潟から上京し、舞台挨拶に参加。同作の常盤司郎監督らに「目に見えるものが作ることができて羨ましい、と思った。音楽は目に見えないから」と感想。すかさず常盤監督が「逆に僕らは音楽の人が羨ましい。ライヴとかできるじゃないですか」と反論。「あ、結局ないものねだりってことですね」と笹川さんと頷き合い、会場の笑いを誘った。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催中。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:青山真治監督自作短編音楽を「由美かおるさん、秋山さんに演奏してほしい」“エロ男爵”沢村一樹「ショートショート」オープニングでも奔放トークを炸裂!『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待忽那汐里が新部門の審査員に!桃井かおり&サトエリ…審査員で見るショートショート日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント
2010年06月16日映画監督の青山真治が6月11日(金)、東京・神宮前の表参道ヒルズで開催中の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」の新設部門「ミュージックShortクリエイティブ部門」に特別参加した短編映画「DOWN」の上映に合わせ、観客とのティーチインに参加した。同部門は、公式にエントリーされた楽曲を基に、各クリエイターが映像を制作した作品を集めたもの。青山監督はアーティスト、マルカートのアコーディオンインストゥルメンタル「マロニエ通り」を基に、人々がDOWN=倒れる姿を通じ、生きる中での様々な感覚を描く物語を描いた。男性の観客が「映画の原点であるサイレントを意識した?」と質問。青山監督は「そうですね、サイレント映画として撮ったと言っていい。この作品を上映する最良の形は、スクリーンの横で、マルカートさんがアコーディオンを弾いてくれることですね。由美かおるさん、アコーディオンが好きだそうで、秋山仁さんもアコーディオンが好きだそうですね」と先ごろ、女性週刊誌にアコーディオンをきっかけに生まれたという熱愛を報じられた2人の名をあげてニヤリ。「3人で演奏していただければ、ハッピーで殺伐として空間が展開するのでは」と話し、会場の笑いを誘っていた。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:“エロ男爵”沢村一樹「ショートショート」オープニングでも奔放トークを炸裂!『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待忽那汐里が新部門の審査員に!桃井かおり&サトエリ…審査員で見るショートショート日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント猫ひろし人生初のイケメン役にのぼせあがる「ハリウッドを目指す猫に」
2010年06月12日今年で12回目を迎える国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」(以下、SSFF & ASIA)が6月10日(木)に開幕し、東京・表参道の表参道ヒルズ スペースオーにてオープニング・イベントが開催された。「話題賞」、「特別賞」をそれぞれ受賞した韓国人女優ク・ヘソン、俳優の沢村一樹も来場し映画祭の幕開けを盛り上げた。審査員や各部門の紹介に続き、話題賞の授賞式が行われ、俳優の阿部力がプレゼンターで登場。話題賞は、韓国版「花より男子」のクム・ジャンディ(=牧野つくし)役で話題のク・ヘソンが、初めてメガホンを握ったショートフィルム「愉快なお手伝い」で受賞し、ヘソンが登場すると大きな拍手がわき起こった。阿部さんは日本版の「花より男子」で美作あきら役を演じており、“花男”つながりに「不思議な感じですね。最初に台湾で(『花より男子』が)映像化されたとき、僕は台湾にいてリアルタイムで見てました。まさかその後、自分が出ることになるとは思わなかったけ。今度はこうして(韓国版の)つくしと一緒にこの場にいて…」と嬉しそう。ヘソンはそんな阿部さんを「ハンサムですね。私自身、日本の『花より男子』のファンだったのでお会いできて嬉しいです」と笑顔で語った。また、今回の「愉快なお手伝い」についても「人間の矛盾を描きたかったのですが、この作品を作っている間は、本当に楽しく、素晴らしい時間でした」とふり返った。特別賞は、成海璃子主演で、「当たれば誰でも好きになる矢」を手に入れた弓道の天才少女の奮闘を描いた「パシュっとな!」で監督デビューを飾った沢村一樹に贈られた。沢村さんは登壇早々、「ヘソンさんは色白でキレイですね〜」とデレデレ。デビュー作については「僕が撮るということで、そっち(エロ映画)を期待されてる方もいるかもしれませんが、一応、R指定は外してあります(笑)!アクションが撮りたいと思っていたんですが、(テーマが)部活ということで最終的にラブストーリーになり、自分でも意外でした」と明かした。さらにトークは加速し、特別賞のプレゼンターを務めた美女たちを見やり「C、D…」と彼女たちの胸のサイズを推測。彼女たちで映画を撮るなら?との問いに「まあ、R-14くらいのものを…。成人しているかどうかも問題になりますし」と“エロ男爵”の名に恥じない奔放トークで会場を盛り上げた。また、「日韓観光振興プロジェクト」の一環として、韓国の名優で、同国最大の短編映画祭「アシアナ国際短編映画祭」の実行委員長を務めるアン・ソンギも来場。「SSFF & ASIAと共にショートフィルムを通して、映画の未来を担っていきたい」と力強く語った。SSFF & ASIA代表である俳優の別所哲也も韓国が誇る名優の言葉に強くうなづき「SSFF & ASIAは12歳ということで、まだまだ思春期。みなさんに育てていただく必要があります。世界に羽ばたく人材を育て、応援していければと思います」とメッセージを贈った。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待忽那汐里が新部門の審査員に!桃井かおり&サトエリ…審査員で見るショートショート日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント猫ひろし人生初のイケメン役にのぼせあがる「ハリウッドを目指す猫に」ショートショートで旅したくなる柏原収史×知念里奈『青春マンダラー!』予告編到着
2010年06月11日異才・竹中直人が個性派キャストを迎えて贈る、笑い満載のホラー・エンターテイメント『山形スクリーム』。8月1日(土)、本作が公開初日を迎え、竹中監督を筆頭に主演の成海璃子、沢村一樹、AKIRA、マイコ、桐谷美玲、紗綾、波瑠のキャスト陣が勢揃いし、上映終了後の舞台挨拶に登壇した。ユニコーンの人形が付いた奇妙なネックレスを首から下げて登場した竹中さん。ハイテンションな声で「もうね、昨日全然眠れなかったけどね、こんなにたくさんのお客さんが集まってくれて、とってもとっても嬉しいです」と挨拶したかと思えば、突如バリトンになり「満を持して最高のキャストで撮ることができました」と公開の喜びを語った。「楽しかったですか?」と観客に投げかけると盛大な拍手が起こり、「やったー、ありがとう!」と無邪気に叫んで感謝した。監督の興奮ぶりに笑みを見せる成海さんは、作品について「撮影してるときはどんな作品になるか想像ができませんでしたが、すごく愛がある作品だと思って、嬉しかったです」とコメント。この言葉に監督は、「最高のご褒美です、ありがとうございまちゅ」と照れて見せた。曰く、本作ではエロを封印したという沢村さんは「竹中監督に、僕の根っこにある真面目な部分を撮ってもらいました」と胸を張った。監督からも「ジェレミー・アイアンズのような、重厚な演技が出来る俳優」と称賛を受けると「よく聞いておいてくださいよ」とニンマリ。だが、撮影中のエピソードを尋ねれば「ワイヤーで4〜5メートル上に吊るされたときに、ちょうどお腹の中でもお祭りが始まりそうになって、前にいる温水(洋一)さんにかけてやろうかと思った」と語り、笑いを誘った。成海さんと同じ女子高生を演じた桐谷さん、紗綾さん、波瑠さんは、すっかり意気投合した様子。「ホテルで毎晩みんなで集まってワイワイして、学校にいるような感じだった」(桐谷さん)、「女子高生の仲間みたいで和気あいあいとした現場だった」(紗綾さん)と撮影現場をふり返った。波瑠さんの証言によれば、紗綾さんは「一人で寝るのが怖くて、お風呂の道具とか全部私の部屋に持ってきて、暮らしてた」とか。本作でそのイメージを大きく覆したのが、このふたり。理想の花婿を追いかける女教師を演じたマイコさんは、「ご一緒したみなさんに刺激をすごく受けて、楽しみながらできました」とふり返り、好きなシーンを聞くと、「やっぱり『ちんすこう!』が嬉しかった台詞ですね。いい言葉だと思って喜んでやらせていただきました」と明かした。そしてこの日、大部分の女性の観客から黄色い声援を浴びていたAKIRAさんは、劇中のアホの三太郎のノリで流暢な山形弁に、十八番となった竹中監督のモノマネまで披露。役作りについては「ノリとテンションを大事にして、音で憶えていきました」と語り、「寂しいときはいつも三太郎の衣裳を着て、いつも自分を慰めています。三太郎が大好きです」と役への惜しみない愛を捧げると、竹中監督も満足そうな表情を見せた。『山形スクリーム』はシネリーブル池袋ほか全国にて公開中。■関連作品:山形スクリーム 2009年8月1日よりシネリーブル池袋ほか全国にて公開© 「山形スクリーム」製作委員会■関連記事:沢村一樹、撮影中はエロ男爵封印も下心は消えず!AKIRAは頭を焦がしながら奮闘あなたがいま最も気になる“肉食系”を投票!「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント細胞レベルに染み渡る笑撃度!『山形スクリーム』試写会に10組20名様ご招待
2009年08月03日落武者伝説の残る山形を舞台にした奇想天外なホラー・コメディ『山形スクリーム』。本作がついに完成し、7月23日(木)に記者会見が開かれ、竹中直人監督を始め主演の成海璃子、沢村一樹、AKIRA(EXILE)、マイコが出席した。竹中監督は、豪華キャスト陣を従えてハイテンション!AKIRAさんらも山形弁を交えながら質問に答えるなど、笑いの絶えない会見となった。「完璧に理想のキャスティングです。今日、こうしてズラッと並んでいること自体、信じられない気分なのじゃ〜(笑)」と竹中監督が満足そうに語るキャストの面々。その中で、主人公の岡垣内美香代(おかがいとみかよ)と光笛の二役をこなした成海さんは「撮影中は、どんな映像になるのか全く想像ができませんでした。完成した作品を初めて観たとき、愛のある作品だなと感じて嬉しかったです」と語った。マイコさんは花婿大募集中の教師・勝海子を演じ、これまでにない凄まじいビジュアルに変身を遂げている。メイクに1時間を要したそうだが「自分の顔を見て哀しくなりました。周りのみんなはかわいいのに…」とポツリ。また劇中、驚愕したときになぜか「ちんすこう!」と叫ぶなど、ありえないセリフも多々あったそう。監督は「直感的に『ちんすこう』だな、と」とその意図(?)を明かしたが、マイコさんは「偶然にも、ちんすこう大好きなので『いい言葉だな』と思いました」と笑顔で語った。美香代たちが訪れる御釈ヶ部村の理髪師、与藻須賀三太郎(よもすがさんたろう)に扮したAKIRAさんは撮影中のこんな危険なエピソードを教えてくれた。「撮影中にライトが熱くなって頭が焼けました。落武者と向き合うシーンで、落武者役の竹中さんが『お前、頭から煙出てるぞ!』って(笑)」と竹中監督の完璧なモノマネ付きで語り、会場は笑いに包まれた。AKIRAさんはこの役が相当気に入ったようで、撮影で使用した衣裳まで持ち帰ったとか。「三太郎と別れるのが寂しくて、ときどき着て、ときどき惨めな気持ちになってます」と自虐気味に語った。そして、平家の落武者・葛貫忠経(つづらぬきただつね)役の沢村さんは「“エロ男爵”キャラを封印して、集中して臨みました」と力強く語った。が…共演者とのエピソードを尋ねると「実は下心があって、マイコさんを食事に誘ったんですが、『上手に水をかぶれないんです…』って何度も繰り返し言って、落ち込んでましたね。上手に水をかぶれなくて落ち込む現場ってどういう現場なんでしょうか(笑)?」とすっかりエロ男爵キャラを復活させて明かした。AKIRAさんとは撮影中はほとんど話す機会がなかったと言うが、その後、EXILEのライヴを訪れたそうで「AKIRAの腹筋は卵が6つ入るんじゃないかってくらい割れてました」とコメント。これにAKIRAさんは「控え室に来て、第一声が『AKIRA、腹筋すごいね!』でした。ライヴの感想とかではなく…」と苦笑交じりに語った。竹中監督は山形弁で山形の素晴らしさをアピール。夏の撮影ということで、蛙やセミの鳴き声に対する懸念が当初はあったというが、監督曰く「撮影中はカエルやセミも協力的で静かでした。撮影後に挨拶に行ったら、田んぼからすごく大きなカエルが出てきて、僕が『ありがとう』と言ったら『うん』って。『おまえいま、うんって言ったのか?』って聞いたら、首だけこちらに向けようとするんだけど、カエルには首がないから…」とその場で数分にわたって、カエルとセミとの不思議なやり取りについて説明。これには報道陣のみならず、キャスト陣も爆笑していた。一体どんな作品に仕上がっているのか?『山形スクリーム』は8月1日(土)よりシネリーブル池袋ほか全国にて公開。■関連作品:山形スクリーム 2009年8月1日よりシネリーブル池袋ほか全国にて公開© 「山形スクリーム」製作委員会■関連記事:あなたがいま最も気になる“肉食系”を投票!「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント細胞レベルに染み渡る笑撃度!『山形スクリーム』試写会に10組20名様ご招待
2009年07月24日