電子レンジの新商品発表は、毎年6月~8月くらいに集中しており、この時期続々と新商品が登場していきます。新商品の評判はこれから出そろってくるから、まだまだ分からないけれど、昨年発売されたモデルの評価は新商品選びの参考にもなりそう。そこで、2017年に発売された電子レンジのなかから、実売価格3万5000円以内で購入できる電子レンジの人気モデルを調べてみることにしました(2018年5月20日時点)。電子レンジは過熱水蒸気機能付きが人気5位:シャープ「ヘルシオ グリエレンジ AX-HR2」同社のヘルシオシリーズの過熱水蒸気機能とレンジ機能をコンパクトにまとめた商品。全体のサイズの割には庫内が広く設計されており、23cmサイズのピザも焼くことができる。何より、ヘルシオで培った過熱水蒸気の技術が活かされており、トーストやクロワッサンといった柔らかいパンをしっとり&ふんわりと仕上げることができる。4位:アイリスオーヤマ「MO-F1801」1万5000円以下で購入も可能と、比較的安価で手に入りながら最低限の機能を搭載し、コンパクトにまとめられた1機。ひとり暮らしや温めるだけの利用が多い家庭なら、これ1台でも充分。3位:東芝「石窯ドーム ER-RD7」角皿式のスチームオーブンレンジ。天面が丸く石窯構造になっているのが特徴で5分でラタトゥイユ、8分でえびときのこのチリソースなど、スピードメニューの豊富さがうり。2位:日立「ヘルシーシェフ MRO-TS8」100度以上の過熱水蒸気やレンジ・オーブン・グリルなどの過熱を組み合わせ、簡単にヘルシーメニューを作ることができるのが特徴。底面には重量センサーが搭載され、冷凍と冷蔵など異なる2品を同時に温めることができるスグレモノ。1位:パナソニック「エレック NE-MS264」2~3人分の煮物を約10分で完成させる「煮物10分」メニューや、ボウルひとつで手軽においしいパスタが完成できる「パスタ10分」メニューなど、時短調理のかゆいところに手が届くメニューの充実が人気のヒミツ。コンパクトながら、パンの発酵やノンフライ機能への対応、さらに脱臭機能も付いていて万能な1台。パナソニックのエレックシリーズは、その他安価なモデルも評価が高いようで、どうやら今回調べた価格帯でパナソニック社製品の人気が高いようです。そろそろ買い替えを考えている方、購入の参考にしてみてくださいね。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年06月11日低糖質でも大満足!「サラダチキンバー」など数々のヒット商品を生み出している、ファミリーマート×RIZAPのコラボシリーズ。5月29日(火)に、『RIZAP濃密レアチーズケーキ』をはじめとした新商品3品が登場した。2016年11月の発売以来、おいしさと糖質量にこだわった約70アイテムを展開してきたファミリーマート×RIZAP。今回発売となるのは、特に支持の厚いデザートとカップ麺の新商品だ。こんなに濃厚でいいの?!『RIZAP濃密レアチーズケーキ』(税込み170円)は、1個当たりの糖質量が8.8g、カロリーは173Kcalとさすがのヘルシーさ。「低糖質スイーツ」を感じさせない濃厚なおいしさの秘密は、オーストラリア産のクリームチーズだ。さらに牛乳を使用して、コクと滑らかさをプラス。濃厚な味と食感を実感できるレアチーズケーキに仕上げている。キャラメルの濃厚な味わいを楽しめるのは、『RIZAP濃旨キャラメルプリン』(税込み170円・糖質8.9g/204Kcal)。フランス産ロレーヌ岩塩がキャラメルプリンにキレを与えた本格的なおいしさが、低糖質ライフに彩りを添える。ちょっぴりジャンクな気分の日には、数量限定の『RIZAP旨辛豆腐ラーメン』(税込み198円・糖質14.5g/302Kcal)を。食物繊維が練り込まれたフライ麺と辛口チゲ風スープが食欲をそそるが、一般的なカップ麺に比べて糖質量は約半分。罪悪感なく食べられるカップ麺だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年05月31日2017年12月29日の公開から異例のロングランヒットとなったインド映画『バーフバリ 王の凱旋』。その勢いはとどまるところを知らず、声出し・鳴り物持ち込み可能な絶叫上映が全国各地で開催されては、チケットが瞬時に完売するという人気ぶりを見せています。写真・角戸菜摘(S.S.ラージャマウリ監督) 文・尹秀姫日本での熱狂ぶりはSNSを通して本国インドにも伝わり、登場人物のコスプレをした写真やファンアートの投稿に監督やプロデューサーから「いいね」がつくなど、海を超えた交流も盛んに。こうして日本でのバーフバリ熱は衰えるどころかますます勢いを増し、ついには今まで上映されていたものより26分長い『バーフバリ 王の凱旋』(オリジナル・テルグ語版)が6月1日より全国公開されるに至ったのです。そして4月26日、創造神が日本に降臨! 新宿ピカデリーの絶叫上映にS.S.ラージャマウリ監督とプロデューサーのショーブ・ヤーララガッタ氏が登壇。この一連の奇跡としか言いようのない出来事の翌日、幸運にも単独インタビューをさせていただくことに。『バーフバリ』のアイディアの源から監督の次回作の構想まで、様々な話をうかがいました!奇抜なアイディアも個性的なキャラクターも、まずはストーリーありきS.S.ラージャマウリ監督。--まずは『バーフバリ』という素晴らしい作品を作ってくださってありがとうございます!監督 こちらこそありがとうございます(笑)。--昨日は初めて日本の絶叫上映をご覧になったと思うのですが、日本の観客の盛り上がり直に見てみて、いかがでしたか?監督 映画の作り手、ストーリーの語り部として、私にも欲があります。ひとりでも多くの人に自分の話を楽しんでいただきたい、届いてほしいという想いがあったのですが、昨日はまさにそれを目の当たりにしました。私が作ったものに対する見返りというには十分すぎるほどのものをいただいたと感じています。昨日は私の家族、そしてプロデューサーであるショーブ・ヤーララガッタと彼の家族も同席していたのですが、みんな感動で涙目になっていました。ありがとうという言葉だけでは伝えきれない思いでいっぱいです。私が作ったものに比べて、みなさんが寄せてくれた愛情の大きさは比較にならないほど大きいと感じました。--『バーフバリ』はどのシーンにおいても素晴らしいアイディアが発揮され、しかもその物量が半端ないところが稀有な作品だと思います。こういった奇想天外なアイディアはどこから生まれるのでしょう?監督 私のアイディアの源は幼い頃から読んできた『マハーバーラタ』です。なかでも、子どもの頃はアマル・チットラ・カター社から出版されている子ども向けのインド神話のコミックに夢中になっていました。『バーフバリ』のストーリーに関しては、こういったインドの神話や歴史が土台になっています。--椰子の木を使って城壁を飛び越えるシーンは神話には出てこないと思うのですが、そういったアイディアはどうやって思いつくのですか?監督 そうですね(笑)。それは各々のキャラクターの立場の視点で考えて、自然に生まれてきたものだと思います。椰子の木のシーンで言うと、父アマレンドラは幼い頃から王になるための教育を受けて育ちますが、シヴドゥは普通の村人として育ちますよね。父アマレンドラは非常に思慮深くて頭脳明晰な人なのですが、息子のシヴドゥはあまり後先を考えないタイプ(笑)。でも、素晴らしい行動力と身体能力を持っています。そしてあの場面でカッタッパはシヴドゥにこう告げます。「ただ感情に任せて動くのではなく、父のように頭を使いなさい」と。あの場面はまさに父親の頭脳的戦略と、シヴドゥの身体能力が融合されるシーンであり、シヴドゥが父アマレンドラのようになっていくということを示すのに必要なシーンだったのです。--『バーフバリ』に登場する女性はみんな強くてカッコよく、観ていて爽快でした! 守られるだけでなく自ら戦う女性というのはまさに今の時代に求められているヒロイン像だと思うのですが、監督が描く女性はなぜみんな強いのでしょう?監督 この作品の主人公は2人のバーフバリですが、バーフバリが立派な人になれたのは周りの人の影響や育ち方のおかげだと思うのです。たとえばアマレンドラにはシヴァガミという非常に優れた母親がいて、だからこそああいう人物になったと思うのですが、そう考えた時、そんな彼が選ぶ人生の伴侶も当然彼に見合った女性でなくてはいけないでしょう。物語の中で当初、バーフバリはデーヴァセーナを捕虜として連れていかなくてはいけないことになりますが、そこでデーヴァセーナは彼にこう告げます。「私はあなたを愛しているから、あなたのために死ぬことはできる。でも、あなたのために生きることはしない」と。この台詞は彼女が強い主体性を持った人間だということを物語っています。そんな彼女だからこそバーフバリはひれ伏すわけです。バーフバリにとってデーヴァセーナは敬意を持って接すべき相手であり、自分より人間として上だとも見ているわけですね。バーフバリは自分と同等、もしくは自分より上のレベルの女性でないと伴侶に選ばないだろうという、非常に理にかなった流れでデーヴァセーナのこういったキャラクターが決まりました。なので、最初から強い女性を描こうと考えて強いヒロインが誕生したわけではなく、ドラマとして成立するかどうかが重要でした。--デーヴァセーナに出会ったアマレンドラが「私はあなたのもの」と言う台詞が非常に印象的でした。彼女を自分のものにするのではなく、自分が彼女のものになるという考え方は目からウロコでした。監督 本当の愛というものは男女問わず相手のために自分を犠牲にできること、自分よりも相手を優先できることだと思います。デーヴァセーナの場合はアマレンドラのために王宮での暮らしを捨てて村人のように生きることも厭わないわけですよね。ただ、彼女は自分の信念を曲げることはしません。そのことを強く打ち出しているのがこの台詞です。--次回作についてもおうかがいしたいのですが、監督の代表作といえば『バーフバリ』以前に『マッキー』がありますが、こちらの続編の予定はありますか?監督 実は『マッキー』に関しては以前から続編の構想を考えているんですよ。後のストーリーが膨らませられる話なので、続編を作りたいという気持ちはずっとあります。うまくいけばシリーズ化したいという思いもあって、ここ半年くらいずっと考えていたんですけど、『バーフバリ』の成功のおかげでちょっと怠けてしまいまして(笑)。というのは冗談で、なかなかアイディアを練る時間を割くことができなくて、宙に浮いているというのが現状ですね。--アーミル・カーンの『Mahabharata マハーバーラタ』を監督するという噂もありますが、これは本当ですか?監督 たしかにアーミル・カーンからそのような話を依頼されたのは事実です。ただ、私にはもうすでに撮ることが決まっている作品があるので、まずはそちらを優先しなくてはいけないという状態なんです。ですが、アーミルの話も僕は断ったつもりはないので、可能性があるかないかで言ったら、今の段階ではあるとお答えしたいと思います。--『バーフバリ』以降、日本でもインド映画に出たいと熱望している俳優がいます。今後、日本の俳優を起用してみたいという考えはありますか?監督 僕はストーリーありきですべてを考えるタイプなので、僕が作る作品に日本の俳優が出演する必然性があるかどうかが肝要ですね。個人的には『ラストサムライ』といった作品も好きなので、サムライ映画には興味があります(笑)。--今後の作品で言うと、『バーフバリ』のスピンオフについても期待したいところです。昨日の舞台挨拶では日本でのカッタッパ、クマラ人気を実感し、この2人で続編を作ろうという話もありましたが、実際に実現する可能性はありますか? 個人的には『バーフバリ』の前日譚とも言うべきシヴァガミの少女期を描いた小説の映像化を期待しています。監督 実は『バーフバリ』に登場するすべてのキャラクターについては、彼らの人生を映画に出てこないところまで詳細に考えてあるんですよ。映画にはおさまりきらないので、もちろん全部は反映していないのですが、時には省略してしまった部分のほうがおもしろいと思うキャラクターもいます。たとえば今おっしゃったシヴァガミの少女期を描いた『THE RISE OF SIVAGAMI』という小説もそのひとつです。『バーフバリ』には彼女の人生の3分の1程度しか描かれていませんが、この小説を、僕がプロデューサーという立場で映像化することが、実はすでに決まっています。日本のバーフバリ・ファンの方にもご覧いただけるような形で発表になるのではないかと思いますので、どうぞ期待していてください。『バーフバリ』の世界はまだまだ終わらない! そんな強い希望が持てたところで、最後に監督からとんでもない話が飛び出しました。監督 ひとつ、秘密を教えましょう。16歳の少女シヴァガミの野望は、マヒシュマティ王国を滅ぼすことだったのです。それはいったいどういう意味ですか、監督!? と問いただそうとしたところで、インタビュー時間は終了。最後に映画会社ツインの方も、前日から取材に帯同している通訳さんすらも驚くような話をうかがうことができました。監督の意味深発言は気になりますが、今後もまだまだ『バーフバリ』の世界が続くというのは、マヒシュマティの民にとっては朗報ですよね。でもその前に、まずは6月1日より全国公開の『バーフバリ 王の凱旋』(オリジナル・テルグ語版)を盛り上げようではありませんか。ジャイ、マヒシュマティ! バーフバリ、ジャイホー!Information願いは叶う。待望の完全版、ついに公開! 2017年末の公開以来、異例のロングラン・ヒットを記録中の『バーフバリ 王の凱旋』141分のインターナショナル版から、さらに26分の初公開シーンを加えたオリジナル・テルグ語完全版(上映時間167分)が、ついに日本に上陸! ヒロイン・デーヴァセーナが歌い踊る「かわいいクリシュナ神よ」など、ファンなら見逃せないシーンが満載。完全版もお見逃しなく!『バーフバリ 王の凱旋』(オリジナル・テルグ語版)6月1日より新宿ピカデリーほか、全国順次“熱狂”ロードショー
2018年05月18日2017年雑貨ストア〔ASOKO(アソコ)〕とドラえもんの大人気コラボ商品がパワーアップして登場!ドラえもんはもちろんのこと藤子・F・不二雄の人気キャラキウターであるパーマン、キテレツ大百科、エスパー魔美、21エモンらがキュートな雑貨になって2月3日より発売中♪コラボ商品を少しご紹介しちゃいます♡ファン歓喜!かわいすぎるコラボアイテムお子さまから大人まで、世代を問わず好まれている藤子・F・不二雄のキャラクターと、安く良質な商品で有名な〔ASOKO(アソコ)〕との待望のコラボ商品♡今回は藤子・F・不二雄にはたまらない、なんともかわいらしくて便利な商品を3つ紹介いたします♪ドラえもんのトートバッグ¥700(税抜)@Fujiko-Pro@Fujiko-Pro裏と表でかわいいキャラクターを2度楽しめます♡たくさん入るこのバックは使い勝手もよく、大活躍すること間違えなし!このバック1つ持ってお散歩へ出かけちゃいましょう♪ドラえもんのマグカップ全3種類各¥300(税抜)@Fujiko-Proドラえもんに出てくるキャラクターが1つのカップに勢ぞろい♪360度どこから見てもかわいくて、机の上にあるだけで気分も上がっちゃいますね♡キャラクターポーチ@Fujiko-Pro全3種類各¥300(税抜)@Fujiko-Pro両面にキャラクターたちが大集合していて、藤子・F・不二雄ファンにはたまらない商品!カラフルでキュートなこのポーチにはたっぷり入り、機能性も抜群♪小分けポーチに利用してバックの中をかわいくスッキリ♡さいごに@Fujiko-Pro今回紹介した3つの商品の他に、傘・スマホケース・クリアボトルなど、まだまだ紹介しきれていない商品がたくさんあります!店頭に足を運んで自分好みのものをチェックして見てください♪毎日の生活にキュートなキャラクターたちをこっそり忍ばせて見ませんか♡
2018年05月06日ロックバンド・UVERworldの9年ぶりとなるベストアルバムが、2018年7月18日(水)に発売される。2009年発売の「Neo SOUND BEST」以来となる、待望のオールタイムベストアルバム。収録曲は5月1日(火)現在未定だが、メンバーのセレクト、ファン投票によるベスト、バラードベストで構成される豪華3枚組パッケージとなる。また、アルバムの発売を記念して、UVERworldと写真家・平野タカシによる写真展示イベント「#CONTACT」が、7月26日(木)から29日(日)まで開催される。2017年にさいたまスーパーアリーナにて開催された男性限定ライブから現在に至るまでのUVERworldのリアルを綴ったもので、ライブからオフショットまで膨大な数の写真を展示予定だ。この写真展の開催に先立ち、5月1日(火)から16日(水)まで、代官山 蔦屋書店 音楽フロアにて写真の一部を展示するプレイベントも開催されるので、ファンは是非こちらにも足を運んでみてほしい。【概要】「UVERworldベストアルバム(タイトル未定)」発売日:2018年7月18日(水)価格:・完全生産限定盤 8,230円+税 ※LP サイズ豪華パッケージ仕様・初回生産限定盤 5,500円+税 ※Bluray付・初回生産限定盤 5,000円+税 ※DVD付・通常盤 3,800円+税 ※CDonly■特別展示プレイベントprologue「#CONTACT」開催期間:2018年5月1日(火)~5月16日(水)場所:代官山 蔦屋書店 音楽フロア観覧料:無料■写真展示「#CONTACT」開催期間:2018年7月26日(木)〜7月29日(日)場所:代官山T-SITE GARDEN GALLERY参加条件:「UVERworld BEST アルバム(タイトル未定)」を全国のTSUTAYA RECORDS(TSUTAYA オンラインショッピング含む)で購入するよ、先着で特設展示イベント入場券をプレゼント※一部対象外の店舗あり。※TSUTAYA オンラインショッピングは予約分のみが対象となる。※入場券は数に限りあり。無くなり次第終了となる。
2018年05月04日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2017年10月30日に発表した完全次世代パレード「ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード ~ベスト・オブ・ハリウッド~」を、5月17日(木)にグランドオープンすることを決定した。それに伴い、同パレードのコンセプトなどの詳細情報、また、5月7日(月)~OA予定の同パレードのTVCM動画も解禁となった。この「ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード ~ベスト・オブ・ハリウッド~」には、「ハリー・ポッター」をはじめ、「ミニオン」、「ジュラシック・ワールド」、そしてパーク初登場の「トランスフォーマー」の4種類の映画の世界が集結。フロートとエンターテイナーだけでなく、絶えず変化し続ける壮大なプロジェクション・マッピングの圧倒的でスペクタクルな空間のなかに各映画の世界をリアルに再現するもの。すなわち、従来のパレードのように、目の前の風景が通り過ぎて変わるだけではなく、ゲストは名作映画の世界観にどっぷりと浸りながら、自分のまわりの景色すべてが絶えず激変し続ける空間に360度丸ごと包み込まれ、いまだかつてない新しい感覚、新しい感動を体験できるという。まず『ハリー・ポッター』では、“ハリー・ポッターの壮大な魔法世界”を表現。蒸気を吹き上げものすごい迫力でやって来るホグワーツ特急で始まり、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちと一緒に熱戦繰り広げるクィディッチを観戦。大広間の魔法訓練を経て、ディメンターが飛び交う深い夜に変わるなど、次々と圧倒的な魔法体験が楽しめる内容という。『トランスフォーマー』では、“トランスフォーマーたちの痺れる戦闘シーン”を表現。摩天楼そびえる大都会へと街並みが変わり、『トランスフォーマー』の世界へ突入。高層ビル群を食い尽くすドリラーの破壊力に圧倒され、バンブルビーとメガトロンのバトルを目の当たりにするなど、大迫力の変形がパークに登場する。メガスケールの大戦闘も必見だ。『ジュラシック・ワールド』では、“圧倒される大迫力の恐竜との遭遇体験”を表現。突如、うっそうとした熱帯雨林に包まれ、ゲストは恐竜たちが生息する、あの「ジュラシック・ワールド」の世界へ。鳴り響く警報音、点滅するランプ…。檻から逃げ出したラプトルたちや、荒れ狂う巨大肉食恐竜T-レックスが背後から迫るなど、極限の緊迫を味わう。そして『ミニオンズ』では、“ミニオンたちのハチャメチャパーティ”を表現。ミニオンたちの歴史を旅したり、アグネスたち三姉妹が大好きな遊園地「スーパー・シリー・ファンランド」の奇想天外な世界を楽しみ、ゲストはDJミニオンと一緒に色とりどりの光に包まれたにぎやかな空間で踊って笑ってハチャメチャなパーティーの時間を満喫するという。<パレード概要>■フロート順:ハリー・ポッター → トランスフォーマー → ジュラシック・ワールド → ミニオン■フロート全長:約520m ■走行時間:約55分 ■プロジェクション・マッピング投影面:全長約600mに及ぶ壁面 ■最重量フロート:約25トン ■最大フロート:高さ8m超 ■総フロート数:15台 ■エンターテイナー:約100 名 ■制作に関わった人数:1,000 人以上 ■制作に関わった国:日本/アメリカ/カナダ/イギリス/ポーランド/フランス/スペイン/オーストリアHARRY POTTER characters, names and related indicia are (C) & TM Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights (C) JKR.(s18)Despicable Me, Minion Made and all related marks and characters are trademarks and copyrights of Universal Studios. Licensed by Universal Studios Licensing LLC. All Rights Reserved.TRANSFORMERS and all related characters are trademarks of Hasbro and are used with permission. (C) 2018 Hasbro. All Rights Reserved.Licensed by Hasbro.(C) TOMY 「トランスフォーマー」、「TRANSFORMERS」 は株式会社タカラトミーの登録商標です。TM & (C) Universal Studios & Amblin EntertainmentTM & (C) Universal Studios. All rights reserved.画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2018年04月10日マーケティング調査を行うマクロミルが、パネル消費者の購買履歴をデータ収集するサービス「QPR」データを収集・調査。その結果、2017年の冷凍食品の人気商品が判明したのだとか。冷凍食品といえば、忙しいママたちの心強い味方。はたして、どんな商品が人気だったのか、あなたがいつも購入するアノ商品はあるかどうか、チェックしてみましょう。第3位 ラーメンコンビニを中心に最近特に種類を増やしつつある冷凍ラーメン。中でもキンレイの「お水がいらない ラーメン横綱」は前年比125%UPの人気ぶり(現在は生産終了品)。京都発祥の人気ラーメン店である「ラーメン横綱」が監修したというこの商品はとんこつなどから炊きだした濃厚かつ、コク深いストレートスープが特徴。2枚入ったチャーシューとメンマ、青ネギなども入っており、家庭で本格的なラーメンが楽しめたことが人気の秘密?第2位からあげ冷凍食品といえばお弁当需要も多いからか、やはりからあげがランクイン。特に人気を伸ばしたのは昨年3月に発売されたニチレイの「特から」。香り高い秘伝のしょう油ダレに付け込み2度揚げしたというから揚げは大き目サイズで食べ応えも抜群。外はサクサク、なかはジューシー。本格的な味わいにやみつきになっている家庭も少なくないようですね。第1位シュウマイそして第1位に輝いたのはシュウマイ。冷凍食品といえば、餃子というイメージがあるだけにシュウマイが1位にランクインしたのはいささか以外ではありますが、そんなシュウマイ人気を押し上げらのが、味の素の「ザ・シュウマイ」。正式名称は、「豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ★シュウマイ」。国産豚のうま味にゴロっとカットされた筍がたくさん入って食べ応え抜群。その後、葱油が鼻を抜けて、さらに食欲を誘う一品です。しかし、この商品の一部樹紙が混入していることが判明したため自主回収中とのこと…残念。あなたが購入している冷凍食品はランクインしていましたか?(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月30日「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が、3月22日の放送をもって最終回を迎えた。前身番組から含めると、30年以上にわたって放送されてきたこととなる。 同番組の最後は、とんねるずの2人が91年に発売された自身の楽曲「情けねえ」を熱唱。「この国を 滅ぼすなよ」という歌詞を「バラエティを滅ぼすなよ」に、さらに「この国を おちょくるなよ」を「フジテレビをおちょくるなよ」に替えて歌った。 2人は最後に、“お決まり”の別れの言葉をかけた。 「今日でこれまで。バーイ、センキュー!」 Twitterでは2人がいつもの言葉で番組を結んだことに感銘を受けたファンが「#バーイセンキュー」とハッシュタグを作るほどの事態に。そのタグを掲げ、ファンは同番組と、そして何より主役の“2人”への惜別の思いを綴っている。 《ラストがかっこよすぎて尚更終わるのが寂しい》《とんねるずは僕の永遠のバラエティです》《面白くて、歌えて、カッコよくて、とんねるずはスーパースターなのだ》 また2人が慕うタモリ(72)の「笑っていいとも」の最終回も“お決まり”の「明日見てくれるかな?」で閉じたこともあり、《(2人はタモリを)心底リスペクトしてるんだな……》といった声も。 偉大なバラエティ番組が続々と終了していくことで《平成ってほんと終わるんだな》と実感する人もいるようだが――。これから、どんなテレビ番組が笑わせてくれるだろう?
2018年03月23日遊佐未森がデビュー30周年を記念してベスト・アルバムをリリースし、4月からシリーズ・ライブを行うことが決定した。【チケット情報はこちら】1988年、アルバム『瞳水晶』でデビュー。以来、透明感あふれるボーカルと独創的な楽曲で唯一無二の存在感を発揮し続けてきた遊佐未森。3月21日(水)にリリースされるデビュー30周年記念ベストアルバム『P E A C H T R E E』では、これまでの活動の中で“ターニングポイントになった曲”という観点で選曲された17曲が収録されている。なかでも2004年にNHK「天才てれびくんMAX」に提供した『水玉』という楽曲は、そのとき歌っていたホワイトクローバーのひとり 岩井七瀬が、昨年遊佐が担当したCM音楽の映像に出演しており13年振りに再会を果たしたという縁もあって今回新録されたという。さらに遊佐が大学時代に過ごした場所、国立にある小学校から楽曲依頼を受けた「国立市立国立第八小学校校歌」を自身で歌唱して収録。2000年リリースのシングル「ココア」のカップリング曲「see you in spring」など、他にも実にこだわりのあるナンバーがぎっしりと集められている。初回生産限定盤にはピアノ演奏を中心とした未発表音源を含む6曲入りの特典CDが付いているからファンなら見逃せない。そして春恒例のシリーズライブ「cafe mimo Vol.18~春爛漫茶会~」も開催される。楠均(perc)、西海孝(g)とトリオ編成で4月7日(土)大阪・大丸心斎橋劇場を皮切りに、5月12日(土)仙台・福聚山 慈眼寺まで全国7公演を予定、草月ホールで行われる東京2days公演では4月14日(土)に杉真理、4月15日(日)には檀れいをゲストに迎えて、楽しいひとときを届けてくれそうだ。艶のある安らぎに満ちた遊佐の歌声をぜひとも生で体感してみよう。文:浅野保志(ぴあ)
2018年03月22日ポップコーンブランド「マイクポップコーン」が2017年に発売60周年、「マルちゃん ミニワンタン」シリーズが発売25周年を迎えることを記念したコラボレーション商品が誕生。2018年3月19日(月)より全国取り扱い店にて発売される。コラボレーションによって生まれたのは3つの商品。「マイクポップコーン ワンタンしょうゆ味」、カップ入りワンタンスープ「マルちゃん マイクポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン」、カップ入り即席麺「マイクポップコーン焼そば バターしょうゆ味」だ。マイクポップコーンの「バターしょうゆ味」は、日本人が大好きな香ばしい香りとバターのコク、しょうゆの味付けで愛されるロングセラー商品。一方、「マルちゃん ミニワンタン」シリーズも同じく長年愛されてきた商品。これまで、生姜・胡椒のスパイスと酸味を利かせた「しょうゆ味」、あさりの旨味にスパイスを利かせた「シーフードスープ味」などのフレーバーなどが発売されてきた。「マイクポップコーン」は、生姜・胡椒のスパイスと酸味を利かせた「しょうゆ味」のスープと優しいワンタンの味わいを再現したひと品。また、「マルちゃん マイクポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン」と「マイクポップコーン焼そば バターしょうゆ味」は、バターの風味としょうゆの旨味を効かせた、まさに“マイクポップコーン バターしょうゆ味”を再現した味わいに。パッケージも「マイクポップコーン」を連想させる青と白が採用されている。【詳細】マイクポップコーン ワンタンしょうゆ味 105円+税マルちゃん マイクポップコーン バターしょうゆ味 ワンタン 108円+税マイクポップコーン焼そば バターしょうゆ味 205円+税発売日:2018年3月19日(月)より全国取り扱い店にて【問い合わせ先】ジャパンフリトレー株式会社 お客様相談室TEL:0120-95-3306
2018年03月11日エド・シーランが2017年に世界で最も音楽を売り上げたアーティストとして認定され、「IFPIグローバル・レコーディング・アーティスト賞」を受賞した。「IFPI」(国際レコード・ビデオ製作者連盟)は毎年CD、ダウンロード販売、ストリーミングなどの売り上げを合算してこの賞の受賞者を表彰している。2017年は3月3日に発売した3枚目のアルバム「÷」(Divide)、シングルカットされた「Shape of You」、「Castle on the Hill」、「Galway Girl」、「Perfect」のそれぞれが爆発的なヒットとなり数々の記録を打ち立てたエド。過去には「ワン・ダイレクション」(2013)、テイラー・スウィフト(2014)、アデル(2015)、ドレイク(2016)らもトップに立った。今年は2位にドレイク、3位にテイラー・スウィフトがランク入りしている。「IFPI」の最高責任者は「エド・シーランにこの賞を贈ることができて大変うれしく思います。エドは本当に素晴らしい成功を収めてきました。彼はグローバルなファンたちと心でつながる曲を書き、歌えるという実力を証明しています」とコメントし、エドを称えた。TOP10は以下の通り。1.エド・シーラン2.ドレイク3.テイラー・スウィフト4.ケンドリック・ラマー5.エミネム6.ブルーノ・マーズ7.ザ・ウィークエンド8.イマジン・ドラゴンズ9.リンキン・パーク10.ザ・チェインスモーカーズ(Hiromi Kaku)
2018年02月27日人気の100均ショップ・DAISO(ダイソー)。2017年末または2018年に入ってから発売された新商品に、すでに「売り切れ続出」「みんなが探している」話題のおすすめ商品がいっぱい。見かけたら「絶対に買ったほうがいい」とおすすめする新商品をご紹介!第1位 とうとうダイソーも!「マチ付きジャーパウチ」YUMIさん(@yumi_spring)がシェアした投稿 - 12月 27, 2017 at 12:05午前 PSTセリアやキャンドゥで話題沸騰の瓶タイプのジッパーバッグ。ダイソーもとうとうサイズ違いで発売されました。サイズは2種類。小サイズは4枚入り、大サイズは3枚入り!これで100円なのですから、嬉しいですね。第2位 あのスクエアボックスに「ダークグレー」が!nishigram0327さん(@nishigram0327)がシェアした投稿 - 1月 28, 2018 at 9:07午後 PST2017年に一大ブームになったダイソーの「スクエアボックス」。もともとはピンクやブルーなどポップな印象でしたが、とうとう「ダークグレー」が発売されました。黒と違って「ダークグレー」なのがなんともにくい!これでモノトーンインテリアもばっちり。第3位 パケ買いしたくなる「アロマミスト」moonさん(@moon.cxx7)がシェアした投稿 - 1月 28, 2018 at 7:15午後 PSTおしゃれなインテリア雑貨店なら1,000円くらいで売っていそうなこの見映え。キュートなだけでなく「香りがいい!」と人気急上昇中の「アロマミスト」です。香りは、フルーティーミックス・フローラルブーケ・シトラスシャワー・スウィートフラワーの4種類。こちら100円ですよ!第4位 人気過ぎて見つからない!?「イラストマーカー」マシアさん(@ma.shi.a)がシェアした投稿 - 1月 30, 2018 at 1:24午前 PSTイラストを描く人なら一度は憧れたことがあるペンがあります。2本100円で売り出されたこちらの「イラストマーカー」はそのペンにそっくりと話題に。しかも、カラーの種類も豊富。実は筆者も探していますが、いまだ出会っておりません!見つけたら即ゲットで。第5位 これは便利、そしてかわいい「バススポンジ」@rrriii____がシェアした投稿 - 1月 23, 2018 at 1:50午前 PST昨年販売されてじわじわと認知度が上がってきているのがこちらの「バススポンジ」。お風呂場にあるタオルハンガーに引っ掛けられ、あの洗いにくくて困っているお風呂の蓋も洗うことができる優れもの!しかも、グレー・ホワイトとカラーもモノクロ対応とは。これは今後もっと人気がでそうな商品ですね。第6位 ちょっと炊きたいママ必見!「レンジで炊飯マグ」ちかさん(@5chi_ka)がシェアした投稿 - 1月 15, 2018 at 1:13午前 PST「冷凍ご飯もない、炊飯器は使いたくない、鍋で炊くのは自信がない」そんな時にピッタリの電子レンジ用陶器の炊飯マグ。300円とダイソーでは高額商品ながら、この手軽さ、そしてそのままテーブルに出せる見映えの良さから話題に。子どものお弁当は炊きたてのご飯を入れてあげたい、という時も使えそう!第7位 高級カフェ仕様?「バンブーファイバーカップ」harukaさん(@haruka_a111)がシェアした投稿 - 1月 18, 2018 at 3:17午前 PSTバンブー食器が人気のダイソーで、とうとうモノクロ対応のテイクアウト風バンブーカップが!カラーは他に「カーキ」もあり。車通勤やドライブで必ずコーヒーを飲みたい、そんな人にはエコでおしゃれなこちらのカップでカフェっぽく。⇒【話題】100均で買えるバンブー食器の記事はこちら第8位 アウトドアにも「紙コップスリーブ」まぁちゃんさん(@macyan.x1)がシェアした投稿 - 1月 27, 2018 at 7:05午前 PST2018年1月にダイソー商品として話題をかっさらっていたのはこちらの「紙コップスリーブ」。スモールとトール用、2種類のサイズがありカラーも豊富。コンビニはダブルカップにしてもらえないので「熱くて持てない!」という人にぴったりです。カラーは他にブラックも。そして、こちらの画像に合わせているタンブラーはニトリ「結露しにくいステンレスタンブラー」。おしゃれでリーズナブルなアウトドアのヒントになりますね!第9位 きめ細かい泡がやみつき⁈「炭酸泡シリーズ」趣味用アカさん(@loco_uka)がシェアした投稿 - 12月 3, 2017 at 1:10午前 PST昨年末に販売されて話題になっていたのがこちらの「炭酸泡」シリーズ。クレンジングフォーム、洗顔フォーム、シャンプーと種類豊富。炭酸のおかげできめ細かい泡がワンプッシュ出てくるのが便利。使用した口コミも「つっぱらない」「泡がきめ細かくて気持ちいい」と評判も上々。話題の「炭酸泡」をダイソーで手軽に試せるなんて嬉しいですね。第10位 これは見つけたい!「丸太クッション」アゲハさん(@sylvanian.ageha)がシェアした投稿 - 12月 28, 2017 at 9:45午後 PST実はこちらも「見つけたらすぐに買ったほうがいい」なかなか見つからないと話題のダイソー丸太クッション。3色カラーで1つ200円!この可愛さでこの価格なら、何個も買って家でキャンプごっこをしたくなります。子供部屋にもぴったり、全部そろえたい!ダイソー商品は2018年もすでに話題いっぱいだった!昨年もダイソー商品にはお世話になりっぱなしの皆さん、今年のダイソー商品もしょっぱなからこんなに話題のグッズがありました。ぜひ、2018年早々に話題になった商品を探してみてくださいね。⇒2017年これ話題でした!100均ダイソー人気ランキングはこちら
2018年02月22日映画雑誌「キネマ旬報」が主催する「2017年 第91回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」が2月12日(月・祝)、文京シビックホールにて行われ、受賞した蒼井優、菅田将暉、田中麗奈、ヤン・イクチュン、石橋静河らが登壇した。「キネマ旬報ベスト・テン」は、アメリカのアカデミー賞よりも長い歴史を持つ映画賞で、その年を代表する作品や映画人を多面的に選び出している特徴を持つ。年齢や所属の幅も広い映画を多く観ている選出者が、当年の映画界の実勢を反映することから、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を業界内外からも受けている。菅田さんは『あゝ、荒野』、『火花』、『帝一の國』、『キセキ -あの日のソビト-』とそれぞれジャンルも役柄も全く異なる作品で主演としての魅力を開眼し、堂々の主演男優賞を受賞。およそ5キロ弱あるという重いトロフィーを手に、菅田さんは「まだまだ知らないこともたくさんありますし、何ができるかもわかりませんが、真摯にワンカット、ワンカット、俳優部として一生懸命やっていきたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝を込めた。作品を観るときに思い出すことについて、「一番に出てくるのは現場の時間」という菅田さんは、「ヤンさんとの試合シーンを観ていると、その頃の記憶がいろいろよみがえってきて、熱くなれたな、とか体温みたいなものを思い出しましたね」とふり返ると、同作品で助演男優賞を受賞したヤンさんもニコニコと拍手を送った。ヤンさんは自身の受賞について、「最近、映画というものは早い速度で消費されて消えてしまっている気がします。映画という文化を記録して100年近くになるキネマ旬報から賞をいただけて、本当にうれしく思っています」と喜びを語った。そして、作品内で固く絆を結び、ゆくゆくはライバルとなった菅田さんについて、ヤンさんは「本当に菅田さんは動物的なところがあるんですね。脱いだ姿も拝見したんですけど、とても野性的な体と感性を持っている!」と絶賛し、菅田さんを呼び寄せてはチューをするふりをしつつ抱き合い、カメラマンに大サービスしていた。『彼女がその名を知らない鳥たち』で主演女優賞を受賞した蒼井さんは、下品な年上の男と暮らしながらも、8年前に別れた男の面影をいじいじと追っている自堕落な十和子を演じ、新境地を踏んだ。『フラガール』ほか(2006年度)で助演女優賞を受賞した以来の受賞となった蒼井さんは、「11年前からどれのくらい成長しているのか、なりたい役者像の何%まできたんだろうと考えていたとき、正直2%くらいだと思ったんです。これからも、できれば素敵な方々とお会いして、たくさんの方に手を差し伸べていただいて、しっかりその手を信じてあと98%を頑張りたいです」と、瞳を輝かせた。田中さんは、初主演作『がんばっていきまっしょい』(1998年度)で主演女優賞受賞して以来、母の強さや女のズルさまで出しきった奈苗を演じた『幼な子われらに生まれ』で助演女優賞に輝いた。田中さんは「主演の浅野忠信さん、娘役のおふたりと、家族皆で頑張ったで賞ということで、いただけたと思っています。家族皆で分かち合いたいと思います!」と笑顔を見せた。また、日本映画作品賞、日本映画脚本賞、新人女優賞の3冠に輝いたのは『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で、登壇した石井裕也監督と微笑みを交わした石橋さん。「これからは役を全うできるような役者になりたいと思っています」と石橋さんが受賞のコメントを伝えた。そのほか、表彰式には、日本映画監督賞の大林宣彦監督、文化映画作品賞の伏原健之監督、読者選出日本映画監督賞の岸善幸監督、キネマ旬報読者賞の立川志らくも出席した。大林監督が力強く、「あと30年は映画を作るぞ。がんごときで誰が死ぬか!」と言えば、観客からもこの日一番の大きな大きな拍手が贈られた。(cinamacafe.net)
2018年02月12日2月8日、元SMAPの稲垣吾郎(44)が8日、自身のアメブロを更新。2017年に最も活躍したアメーバブロガーを表彰する『BLOG of the year 2017』で最優秀賞を受賞したことを報告した。 稲垣はブログで《「BLOG of the year 2017」最優秀賞を受賞いたしました》と報告。「去年の11月にブログを始めさせていただき、わずか3カ月でこのような賞を頂けるのは読者の皆様のお力と愛情以外の何物でもありません・・心より感謝申し上げます」とファンにお礼を述べた。 また、《「新しい地図」スタート以来SNSを通じてNAKAMAの皆様とよりリアルに通じ合え、その時心に芽生えたほやほやの気持ちや言葉をスピーディーに交換し合えるこのシステムはもはや欠かせないものになりましたね。たくさんのコメントを励みに毎日楽しく過ごしております》とファンとのコミュニケーションの大切の場であると伝えた。 『BLOG of the year 2017』は、2月6日「ブログの日」にちなみ、2017年に最も活躍したアメーバブロガーを表彰するアワード。稲垣は2017年11月のブログ開始から約2ヶ月半で読者が50万人を超えたことが大きく評価されたとみられる。 また、『BLOG of the year 2017』の最優秀賞は稲垣のほか、アレクサンダー(35)&川崎希(30)夫妻が受賞。特別栄誉賞は小林麻央さんに贈られた。
2018年02月08日俳優の佐藤健が7日、都内で行われた映画『8年越しの花嫁奇跡の実話』大ヒット舞台挨拶に登場した。同作はYouTubeに投稿された動画をきっかけに「奇跡の結婚式」として数多くのメディアに取り上げられた実話をベースに、『64 ロクヨン前・後編』(16年)などで知られる瀬々敬久監督がメガホンを取る。結婚式を間近に控えながら原因不明の病で昏睡状態となってしまった麻衣(土屋太鳳)と、諦めずに回復を祈り続けた尚志(佐藤)の姿を描く。昨年の12月16日に公開されて以来話題を呼び、興行収入が25億円を突破する大ヒットとなった。客席から登場した佐藤は「おめでとうと、声をかけてくれるような舞台挨拶は初めてです。嬉しかったです。ちょっと感動しちゃいました」とはにかむ。同作で日本アカデミー賞優秀主演男優賞も受賞したが、「役者の力はちっぽけなものだと思っていて、どんなクリエイターの皆さんと仕事ができるかで、生かされもするし、その逆も然りと思ってます」と真摯に語り、「賞をいただいた要因のほとんどは監督のおかげだなと、謙遜ではなく思っています」と感謝の心を表した。また、土屋も優秀主演女優賞を受賞する"W受賞"となったが「賞をとっても何も驚かないような、力を持っている女優さんだと思っていた」と明かした。イベントでは大ヒット、そして受賞の感謝の気持ちを込めて、佐藤自ら、ハートのチョコレートにクリームで感謝の言葉を記した。体勢の辛さにぼやく佐藤だったが、観客からはザワザワと「スタイリッシュすぎる……」という声が上がっていた。さらに会場の中から1名抽選で、佐藤から"逆チョコ"のプレゼント。初の逆チョコに「いやあ、いいもんですね」と笑顔を見せたが、今後は「しないでしょうね」と一刀両断。自身のバレンタインについては「女性にとってプレッシャーだろうなって思うから、毎回『くれなくて、大丈夫だからね』って言います」と気配りを見せた。理想のチョコの渡し方は「下駄箱っすよ。憧れですね、一番」と明かし、「甘酸っぱい学生ライフを送ってこなかったので、憧れがすごくあります」としみじみ。「誰にも知られてなかったんですよ、存在を。くらーいやつで。授業も全部寝てるし、休み時間も席から動かないし」と意外な学生生活を振り返り、「もったいないなあって。今もう1回戻れるなら、楽しくエンジョイしたいなと思います」と語った。
2018年02月07日品質にこだわった食材や道具など、いろんなものがそろう〔TOMIZ(富澤商店)〕のバレンタイン人気商品を広報担当の横山さんに教えてもらっちゃいました♪手作りキットがたくさんランクインしているので息子さんや旦那さんなどへのバレンタインプレゼントに迷っているなら、子どもと一緒に作るなんて選択肢もありかも!商品情報だけでなく、それぞれのおすすめポイントや人気の理由もご紹介するので、お買い物の参考にしてくださいね!人気商品第1位 《CUOCAバレンタイン手作りキット「濃厚プチガトーショコラ」》1,296円 (税込)第1位はオリジナルのクーベルチュールチョコレートをたっぷり使って作るプチガトーショコラのキット♪本格的な味わいが簡単に作れちゃうところが人気の理由だそうです!キットの内容は●クオカオリジナルチョコレート●ガトーショコラミックス●トッピング用粉糖●ハート焼き型(6枚)●ラッピング(袋・シール)このキットにバター、卵、牛乳を揃えれば手作りできちゃう手軽さがいいですよね♪さらに、キットの内容を見てわかるように、焼き型だけでなく1つ1つ個別で包装ができるラッピングセットもついているのが高ポイントです!ラッピングも全て〔TOMIZ(富澤商店)〕オリジナルと細部にまでこだわるところがほれぼれしちゃいますよね。人気商品第2位 《CUOCAバレンタイン手作りキット「ミニDECOカップケーキ」》2,160円 (税込)続いて第2位も《ミニDECOカップケーキ》とクオカの手作りキットがランクイン!おすすめポイントはもちろん、見た目がキュートなカップケーキを自分好みに作れること。キットの内容は●ココアカップケーキミックス●コーティングチョコ★ペンチョコ(ピンク/1本)★ペンチョコ(イエロー/1本)★トッピングシュガー(ハート5色/1袋〈5g〉)★トッピングシュガー(フラワー3色/1袋〈5g〉)★カラーミンツ(7色/1袋〈5g〉)●焼き型(水玉のピンク、水色、イエロー/各10枚)●ラッピン(袋、タイ)★で記したキットの内容はすべてカップケーキをデコレーションするためのもの。カラフルなペンチョコが2本にトッピングが3種も入っているなんて、驚きですよね!!しかもこのキット、約3.5cmのミニカップケーキを30個分も作れちゃってコスパ抜群のすぐれもの。人気なのも納得です!人気商品第3位 《トリュフボール(スイート)》788円 (税込/21個入)第3位は、内部が空洞になっている珍しい形のチョコレートボール。カカオは原産地からこだわり、プロも御用達の商品なんだそう。なんで空洞なのか不思議に思いませんでした?このチョコレートボールの人気ポイントがココ、この空洞にガナッシュやキャラメルソースなどを入れる使い方にあるんです!中身を自分好みにアレンジしてこんなトリュフやあんなガナッシュまで簡単に手作りできちゃうなんて目から鱗ですよね♪21個入りのほかに、63個入りのたっぷりサイズや、ホワイト、ミルクと味の展開もあり、オリジナルレシピも掲載されているので〔TOMIZオンラインショップ〕をぜひチェックしてみてください。人気商品第4位 《明治チョコレート(彩味いちご)》1,015円 (税込)第4位はキュートな色の《明治チョコレート(彩味いちご)》。おすすめポイントはおいしさにあり!普段店頭で買うようなイチゴのチョコレートとは比べものにならないくらいのイチゴ感が味わえちゃうんです♡スクエアの形に濃いピンクのシンプルな姿が、妙に納得させられるのは私だけでしょうか?なめらかなチョコレートの食感と新鮮なイチゴの風味にプレゼント用じゃなく自分用にもストックしたくなっちゃう一品ですよ♪人気商品第5位 《CUOCAバレンタイン手作りキット「なめらか生チョコマフィン」》1,296円 (税込)ラスト第5位も、クオカのバレンタイン手作りキット!キット内容は●ココアマフィンミックス●クオカオリジナルチョコレート●焼き型(5個)●ラッピング材(柄付きラッピング袋、メッセージが書けるシール/5セット分)と、セット内容はシンプルなのに本格的なマフィンが手作りできちゃうんです!マフィンの中に生チョコを閉じ込めるので、冷やせばなめらか、温めればトロッとした食感の2つの楽しみ方ができちゃいますよ♪外はしっとりと濃厚なココアマフィン、中はクオカのオリジナルクーベルチュールチョコレートがたっぷりのぜいたくなキットです。〔TOMIZ(富澤商店)〕のオンラインショップでも手に入る☆バレンタインのプレゼントだけでなく、自分用にも手に取りたいアイテムがたっぷりでしたね♪ご紹介した商品は〔TOMIZ(富澤商店)〕の〔TOMIZオンラインショップ〕でも購入できるので、ぜひチェックしてみてください!TOMIZオンラインショップ
2018年01月31日映画レビューサービスのFilmarks(フィルマークス)が、2017年劇場で上映された映画を対象に、ユーザー投票によって今年最高の1本を決める「FILMARKS AWARDS 2017」の結果を発表した。1位に輝いたのは、アカデミー賞6部門受賞の『ラ・ラ・ランド』だった。『ラ・ラ・ランド』また、総合ランキングの上位10位を洋画が独占する結果に。 2016年は総合ランキング1位の『君の名は。』をはじめ、 『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅に』など、 邦画がランキング上位を飾ったのに比べ、 2017年は洋画が高い評価を集める結果となった。邦画ランキング1位はアイドルグループ嵐の大野智主演の『忍びの国』(総合12位)。石原さとみ、鈴木亮平ら豪華キャストの共演でも話題を集めた。またそのほか邦画ランキングの上位には、『ナラタージュ』、『帝一の國』、『彼らが本気で編むときは、』、『勝手にふるえてろ』、『あゝ、 荒野』(前後編)がランクインし、SNS上で評判の良かった作品が目立つ結果となった。■総合ランキング1位:『ラ・ラ・ランド』2位:『ベイビー・ドライバー』3位:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』4位:『ダンケルク』5位:『ブレードランナー 2049』6位:『美女と野獣』7位:『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』8位:『メッセージ』9位:『ドリーム』10位:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』11位:『gifted/ギフテッド』12位:『新感染 ファイナル・エクスプレス』12位:『忍びの国』14位:『パターソン』15位:『ハクソー・リッジ』15位:『ナラタージュ』17位:『LOGAN ローガン』18位:『ゲット・アウト』18位:『T2 トレインスポッティング』20位:『帝一の國』21位:『IT/イット "それ"が見えたら、 終わり。』22位:『マイティ・ソー バトルロイヤル』23位:『ワンダーウーマン』23位:『LION ライオン 25年目のただいま』25位:『ムーンライト』26位:『彼らが本気で編むときは、』27位:『ワイルド・スピード ICE BREAK』27位:『SING/シング』29位:『勝手にふるえてろ』30位:『スパイダーマン ホームカミング』■邦画ランキング1位:『忍びの国』2位:『ナラタージュ』3位:『帝一の國』4位:『彼らが本気で編むときは、』5位:『勝手にふるえてろ』6位:『あゝ、 荒野 前篇』7位:『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』8位:『彼女がその名を知らない鳥たち』9位:『あゝ、 荒野 後篇』10位:『夜は短し歩けよ乙女』
2018年01月25日2017年、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」をはじめ、連続ドラマ4本に出演するなど、大活躍をみせた女優・新木優子。その勢いは2018年になっても衰えることなく、「トドメの接吻」で4クール連続となる連ドラ出演を果たすと、映画『悪と仮面のルール』では、ミステリアスなヒロインを情緒たっぷりに演じている。「大ブレイク」と言っても過言ではない2017年を“伸”という言葉で表現した新木さんが、新たな年を迎える上での熱い思いを語った。■2017年は役者として女性として成長できた出演作が続いている新木さんだが、2017年4月クールでは「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」、「100万円の女たち」という2本の連ドラにレギュラー出演し、それぞれ趣の違うキャラクターを見事に演じ分けた。とかく“ブレイク”というと勢いが重視されるが、その演技力は高く評価されている。2017年を「人として、役者として、女性としても成長できた年」と位置づけた新木さん。さまざまなキャラクターを表現するために、自身の内にあるものをアウトプットし続けるということは過酷な作業に感じられるが、「それぞれの役柄を演じるたびに、自分でも気づいていなかった感情や表現に出会えています」と、まだまだ伸びしろがあるという。とは言いつつも、表現をするという意味では、インプットすることも重要なことだが、「背筋を伸ばせる作品ばかりに出演させていただき、いろいろなことを吸収できています。作品は続いていますが、2017年で伸ばせたと思っている部分をしっかり自分のなかで咀嚼(そしゃく)し、良かったところと反省点を見つめ直して、さらなる飛躍につなげたいです」とインプットとアウトプットがバランスよくできているようだ。■色のついていないヒロインを好演!最新作映画『悪と仮面のルール』では、玉木宏扮する悪の心“邪”を持つことを義務づけられた久喜文宏が、唯一の心のよりどころとしている女性・久喜香織を演じている。濁流のごとく“邪”の感情がうごめく作品のなか、ある意味でファンタジックなほど、色のついていないヒロインを演じることは非常に難解なことだったのではないだろうか。「台本を読んだときは、非常に難しい役なのかなと思ったのですが、あれこれ考え過ぎると、香織という女性には固定された色がついてしまうような気がしたので、気張らず、深い思考を巡らせず、なるべく自然な存在として作品にいることを心がけました」とアプローチ方法を語る。ノワール的な世界観も漂う本作だが、文宏と香織の純粋なラブストーリーという見方をすると、作品の持つ意味合いは大きく変わる。初めて共演を果たした玉木さんとは、クランクイン前にリハーサルでいろいろなことを話したという。「顔合わせを含め、リハーサルをしました。そのとき、作品への向き合い方などをお話しさせていただき、共通する部分がすごく多かったんです。とても安心感あり、スムーズにクランクインを迎えることができました」と二人の空気感は絶妙だったという。■大ブレイクも、もっと自分を表現したい「忘れられない思い出」でつながっていた文宏と香織。新木さんにとってそんな“思い出”について聞いてみると「良い思い出、悪い思い出、すべてがいまの自分につながっていると考えると、どれも忘れたくないのですが、やっぱり節目のときに感じたものは、ずっと覚えておきたいです。例えば成人したとき、親から『大きくなったね』と言ってもらえたのですが、そういう瞬間ってなんとも言えない感情が沸いてきました。そういうときに感じた思いは、ずっと忘れてはいけないし、忘れたくないです」と背筋を伸ばす。「大きく飛躍した女優」としてさまざまなメディアで取り上げられたが「まだもう少し自分を出し切ってみたい」と2018年の抱負を語った新木さん。「しっかり自身と向き合って、まだ気づいていない自分を発見し、2017年以上にこれらかも伸び続けられたら」と目を輝かせて語る姿に、気負いやギラギラとしたものは感じられない。ただ自然に内から出てくる新しい感情を発見し、それを楽しんでいるかのような充実感がいまの快進撃につながっているのかもしれない。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)
2018年01月15日GODMake.では、2017年12月6日~2018年1月9日までの期間、2017年に流行ったメイク・コスメについてアンケートを実施しました。回答者は、GODMake.ユーザーの女性310名です。Q12017年のメイクで流行ったと思うのは?1位太めアーチ眉(57%)2位マットリップ(45%)3位グロッシーアイ(25%)4位チークレス風メイク(18%)5位ソフトコントゥア(12%)6位その他(4%)「太めアーチ眉」との回答が最も多く(57%)、次いで「マットリップ」(45%)という結果に。今年は、眉のデザインやリップメイクの質感がトレンドチェンジしたことにより、新たなコスメを購入した人が多くいるのではないでしょうか。また、欧米発祥の「チークレス風メイク」に注目している方も、約2割(18%)ですがおり、感度の高さが伺えます。Q2Q1. で「その他」を選んだ方は内容を教えて・グラデーションリップ・ダークカラーのリップメイク・ティントリップ・抜け感リップ・赤い口紅・カラーライン・レッドカラーアイシャドウ・マットアイシャドウ・韓国風メイク・血色メイク・透明感のあるすっぴん風メイク・平行眉こちらには、数年前から注目されているメイクがズラリ。「グラデーションリップ」や「ティントリップ」などのリップメイクの方法や、レッドを用いたメイクなどは、トレンドから定番になりつつあると考察できます。Q32017年、自分の中で最もヒットしたと思うコスメを教えてアイテム・眉ティント・リップティント・クッションファンデ・オールインワン・まつ毛美容液・マットリップ眉デザインの変化にともない、新種のアイブロウコスメが多数登場した2017年。中でも、斬新な発想と抜群の使用感で話題を呼んだ「眉ティント」をヒットアイテムとして挙げた方が多くいました。 眉に色をのせ剥がすだけで、すっぴん眉に自信が持てるようになり、さらに翌朝のメイクもラクになる本コスメは、女の子たちの強い味方ですよね。ブランド別・オペラ リップティント・フローフシ LIP38℃ リップトリートメント・フローフシ モテマスカラ・フローフシ モテライナー・キャンメイク パーフェクトマルチアイズ・キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー・SK-II・ニベアクリーム・アディクション ザ アイシャドウ・ポーラ リンクルショット メディカル セラム・ルナソルのアイシャドウ・ランコムのクッションファンデたくさんのブランドから素敵なコスメが多数誕生した、”コスメ豊作年”の2017年。GODMake.読者が「ヒット」と感じたのは、「プチプラなのに潤いと色持ちが最高!!」と、口コミが広がりブームとなった 「オペラ リップティント」と、SNSで注目を集め、発売直後から各地で売り切れが続出した「フローフシ LIP38℃ リップトリートメント」をはじめとする、これらのコスメのよう。 百貨店ブランドの人気コスメの実力はもちろんのこと、プチプラコスメ界に、ハイレベルなコスメがどんどん増加していることがわかりますね。Q4Q3. のアイテムを選んだ理由を教えて!眉ティント・汗をかいても、濡れても眉無しにならない!・意外に時間が掛かる眉メイク。これで一気に解消されました。・周りの友達のほとんどが持っていたリップティント・発色がよく、落ちにくかったため・リップに新しいジャンルを確立したから・皆んな使ってたクッションファンデ・綺麗に塗れて、毛穴も隠れるし、良かったです。・楽で艶のある肌が出来上がる!・乾燥せず肌が綺麗に見せられるオペラ リップティント・色づきもよくてしっかり保湿してくれたのでよかった。・話題になっただけあってとっても可愛いかったから・色味がきれい、プチプラで使いやすいフローフシ LIP38℃ リップトリートメント・唇がしっとりするし、ぷるぷるに潤う。・斬新でスタイリッシュ、そしてコンセプトがかっこよくインテリアにもなるようなコスメだから。・温度で変わる色合いが可愛いフローフシ モテマスカラ・まつ毛が太く、ツルッと綺麗に伸びるから。ダマ感がなく綺麗に仕上がり、感動しました。お・湯落ちマスカラなのにかなりまつげが伸び、かつやり過ぎ感がない。キャンメイク パーフェクトマルチアイズ・捨て色なくすごく使いやすくて発色も綺麗なので・ピンクもブラウンもあり、しかも安い!キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー・肌が綺麗に見えるし、手放せない・肌なじみが良かった!しかもプチプラ!!メイク崩れのしにくさ・カバー・補正力・保湿力・斬新さ・コスパの良さ・・・と、全ての要素を兼ね備えた、ハイスペックなコスメを求める思考が強いと予想される回答ばかり。コスメの種類やブランド・購入場所などの選択肢が増えている現代は、「どこも妥協したくない」と、コスメにとことんこだわる方が増えているのかもしれませんね。Q52017年、あなたのメイクへ一番影響を与えたのは?1位GODMake.(47%)2位インスタグラム、ブログなどのSNS(39%)3位雑誌・本(37%)4位youtubeなど他のメイク動画(31%)5位知人・友人のアドバイス(17%)6位化粧品カウンター(14%)7位その他(5%)8位美容室(5%)9位メイクアップサロン(2%)Q6Q5. で「その他」を選んだ方は内容を教えて・@cosme・テレビ・特になし「GODMake.」との回答が、約半数(47%)で最も多く、次いで、「インスタグラム、ブログなどのSNS」、「雑誌・本」が、約4割(39%/37%)、「youtubeなど他のメイク動画」が約3割(31%)という結果に。 WEB上や紙面上などから影響を受けた人が上位を占め、友人・知人・プロなど、リアルな人から直接影響を受けた人の割合を大きく上回ったのは、「時代感」が現れていますね。Q7今年、メイクを変えたポイントを教えて?眉・太眉にしました・眉毛をナチュラルにした・初眉ティントに挑戦!・眉の形をアーチ型にしたリップ・リップをダークトーンに変えた・リップをツヤからマットに変更しました・リップをナチュラルにした・鮮やかなカラーの口紅を塗るようになりました。チーク・チークの入れ方を変えました・チークをつけなくなった・いままでオレンジ系のチークでしたがピンク系にしました・パウダーチークからクリームチークを使うようになった。アイシャドウ・アイシャドウの色を変えた・アイシャドウを重ね塗りをやめて単色にした・アイシャドウを薄くしたベースメイク・ファンデーションを変えました・マット肌から艶肌へ・素肌感が出るようにファンデの乗せ方や、肌ケアを念入りにした。ナチュラルメイク・ナチュラルメイクに変えました。・あまり厚塗りにならないように心がけたアイライン・アイラインを太め→細めへ。・アイラインを使うのをやめてアイシャドウだけにしてみた・アイラインの使い方。引き方を変えたり、ブラウンを使ってナチュラル風にしたアイメイク・友人から濃ゆすぎると言われアイメイクを変えました。・涙袋をメイクするようになった・アイメイクをナチュラルにするようになりました。まつ毛・つけまつ毛をやめました!・マツエクをやめて、自然なまつ毛に変えました。・マスカラを茶色にした眉トレンドの変化・斬新なバリエーションの眉コスメの登場、と、「眉の年」であったといえる2017年は、やはり、眉メイクを変えた方が多かったようです。これまでの平行で濃い眉から、アーチを描くような自眉を生かしたデザインがトレンドに。また、眉メイクで顔の立体感を強調するメイクも流行ったことから、「眉の重要性」が再認識された年という結果になりました。 その他、長きに渡り「ナチュラルメイク」が推奨されていた中で、2017年にようやく、濃いメイクを卒業できたとの回答も目立ちました。 2018年もいろんなメイクの流行や新コスメ発売があることでしょう。これからも、最高の美を目指して、毎日を楽しんでいきたいですね。
2018年01月12日恋人が難病にかかってしまうお話というと、悲しいラストが待ち受けていることが多いもの。だが、『8年越しの花嫁奇跡の実話』(瀬々敬久監督 以下ハチハナ)は違う。恋人たちが難病という試練を超えていく幸福なお話だ。そこがいい。元気になる。勇気づけられる。2017年の暮れに公開された映画だが、まだ上映していて、興収20億円も突破する大ヒットとなっている。年のはじめに見る作品としてふさわしい一作だ。結婚式を3カ月後に控えた幸せいっぱいの尚志(佐藤健)だったが、恋人・麻衣(土屋太鳳)が突如、病で意識不明になってしまう。尚志は、回復を信じて看病を続け、数年後、麻衣はようやく目覚めるが、なぜか尚志のことを覚えていなかった。努力しても思い出せないことが麻衣の負担になるくらいなら身を引こうとする尚志。とにかく麻衣ファーストで8年。小学1年生が中学2年生になると思うとかなり長い。最初の数年は、意識がない恋人の元に毎日通って、世話したり、話しかけたり、ふたりが話をできない分を埋めるように、スマホ動画を撮り続ける尚志。数年後に麻衣が目覚めるとリハビリにつきあい、誰よりも麻衣に良くしているにもかかわらず、なぜか自分との思い出を覚えられていないなんて……。でも尚志はくじけない。ほかの誰にも心を寄せることなく、麻衣一筋。こんないい人いないから、麻衣はたとえ思い出せずとも、もう一度、まっさらな心で尚志に恋して、やり直せばいいではないか、世の中にはそういう物語もあるよね、確か…などと思うものの、この映画では、あくまでもふたりの過ごした大切な記憶を大事にする。それによって圧倒的なラストへと導くのだ。これは実話をもとにしたお話だそうで、こんなことがあるのだなあ、いい話だなあと、原作者ご夫婦の幸せを心から喜んだ。また、back numberの書き下ろし主題歌「瞬き」がじつにいい頃合いで流れるものだから、堪らない。○土屋太鳳を支える佐藤健なにより、この映画が素敵だったのは、俳優の力によるところが大きい気がする。まず、ある日突然、記憶が曖昧になり、意識まで失ってしまう麻衣を、土屋太鳳が体当たりという言葉がこれほどふさわしいこともなかなかないほど体当たりで演じた。例えるなら、ひとたび走り出したらゴールに向かって猛然と走るとても優秀な競走馬のようで、その姿は強く激しく美しい。そしてなんといっても、威勢のいい土屋太鳳を献身的に支える佐藤健。彼は『るろうに剣心』シリーズで華麗なアクションを披露して以来、動ける俳優というイメージがあり、17年も『亜人』でもその運動神経を遺憾なく発揮した。その一方で、黙って立っているだけでも、その大きな瞳にあらゆる感情を映し出すことに定評があり、『BECK』(10年)、『世界から猫が消えたなら』(16年)、『何者』(16年)などでは、“静”の演技で観客を釘付けにした。ハチハナも佐藤健“静”バージョンである。今回は目ヂカラのみならず、全身で、地方都市で毎日こつこつ労働に励む一市民・尚志のリアリティーに迫る。尚志は車の修理工場で終日、泥だらけになって働いていて、麻衣に出会うまでは、その仕事以外に趣味もないような仕事人間。麻衣が病気になってからは、毎日、工場と病院と自宅をバイク(このバイクもごくふつうの小型バイク)で行き来する(ロケ地岡山。川を渡る橋がとりわけ印象的)。短くカットされた髪や、そのためむき出した首まわりのしっかりした感じは、日々労働しているからこそ出来上がった身体に見える。衣装は地味だけれど、その中の身体はやっぱりそれなりに筋肉がついていそう。毎日、車のパーツの下に潜って精密な作業をしていることで自然に鍛えられているのだと思わせる。○毎日の継続が佐藤を美しくする公式サイトに掲載されているback numberの清水依与吏のコメントにこういうものがあった。奇跡、運命、と聞くとひとまず、やたらキラキラしていて触れない位美しいものをイメージしてしまいますが、本当はもっと泥くさくて汗くさくて実はもっとそばにあるものなのかもしれないなと思いました。佐藤はまさに、泥くさく汗くさい、でもいてくれてすごくうれしい人物になっていた。とはいえ、スクリーンに映し出された佐藤の顔は、特徴的な瞳をはじめとして、鼻筋も通り、横顔なんてパーフェクトに美形である。だが作品のなかでは、その美しさは華やかさではなく、端正な美として静かに機能する。たとえるなら、小さくシンプルなネジ。ロケットや飛行機、車など機械製品を完成させるのに欠かせない、よくできた一本。一流の技術者によってつくられた精巧な(人間は部品であるという意味ではありません、念のため)。そんなイメージだ。瀬々監督の演出も地に足のついた人間をしっかり見つめているからと思うが、勝手な想像をすると、佐藤がアクションの稽古を長らくやり続けてきたことが、彼のカラダを磨き抜かれた一本の精巧なネジのように感じさせるのではないだろうか。そして、それが、誠実なひとりの男・尚志の像につながったのではないか。ネジを作るために試行錯誤すること、アクションがうまくなるために鍛錬を続けること、誰かをただただ思い続けること……すべては等価であり、何かを極めるための、毎日の継続が人間の精神性を強く美しくする。そんな哲学的なことを、我々は佐藤健から学ぶのだ。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月12日毎年恒例となった「2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン」が発表。個人賞では『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優が主演女優賞、『あゝ、荒野』『火花』などで主演を務めた菅田将暉が主演男優賞に選ばれ、日本映画ベスト・テン1位の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石橋静河、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』と主演作が続いた山田涼介がそれぞれ新人女優賞・男優賞を受賞した。1919(大正8)年に創刊され、“世界一の歴史を持つ”映画雑誌「キネマ旬報」による「キネマ旬報ベスト・テン」。今回で91回目を迎え、あの米アカデミー賞(2018年で第90回)を超える由緒ある映画賞としても知られる。日本映画第1位(作品賞)には石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、外国映画第1位(作品賞)にはケン・ローチ監督のカンヌ・パルムドール(最高賞)受賞作『わたしは、ダニエル・ブレイク』が選出。また、個人賞・主演男優賞の菅田さんは初の受賞となり、日本映画ベスト・テン3位に入った『あゝ、荒野』ヤン・イクチュンが助演男優賞でW受賞。ヤン・イクチュンは2010年度(第84回)の『息もできない』(外国語映画作品賞)以来の受賞で、外国人俳優の個人賞受賞は1993年度(第67回)『月はどっちに出ている』のルビー・モレノ以来となった。助演女優賞は『幼な子われらに生まれ』の田中麗奈が獲得した。蒼井優&菅田将暉から喜びのコメント到着2006年度(第80回)『フラガール』『ハチミツとクローバー』など3作品で助演女優賞を受賞して以来の受賞となった蒼井さんは、「今回の受賞を、私の周りの方々がとても喜んでくれて、ああ、多くの人にお世話になっていただけた賞なんだなと、改めて思いました。ありがとうございました」と真摯にコメント。2017年大活躍をみせた菅田さんは、「真ん中に立つことがひとつの目標だったので、こんな大きな賞をいただいたことに対して、気が引き締まります。これからもワンカットワンカット、真摯にやっていきます」と気持ちを新たに喜びを語った。■受賞結果【個人賞】日本映画監督賞大林宣彦『花筐/HANAGATAMI』日本映画脚本賞石井裕也『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』外国映画監督賞ケン・ローチ『わたしは、ダニエル・ブレイク』主演女優賞蒼井優『彼女がその名を知らない鳥たち』主演男優賞菅田将暉『あゝ、荒野』『火花』『帝一の國』『キセキ-あの日のソビト-』助演女優賞田中麗奈『幼な子われらに生まれ』助演男優賞ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』新人女優賞石橋静河『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKSパークス』『密使と番人』新人男優賞山田涼介『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』【2017年第91回日本映画ベスト・テン】1位『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』2位『花筐/HANAGATAMI』3位『あゝ、荒野』4位『幼な子われらに生まれ』5位『散歩する侵略者』6位『バンコクナイツ』7位『彼女の人生は間違いじゃない』8位『三度目の殺人』9位『彼女がその名を知らない鳥たち』10位『彼らが本気で編むときは、』(次点:『ビジランテ』)【2017年第91回外国映画ベスト・テン】1位『わたしは、ダニエル・ブレイク』2位『パターソン』3位『マンチェスター・バイ・ザ・シー』4位『ダンケルク』5位『立ち去った女』6位『沈黙-サイレンス-』7位『希望のかなた』8位『ドリーム』9位『ムーンライト』10位『ラ・ラ・ランド』(次点:『残像』)【2017年第91回文化映画ベスト・テン】1位『人生フルーツ』2位『標的の島風(かじ)かたか』3位『やさしくなあに~奈緒ちゃんと家族の35年~』4位『ウォーナーの謎のリスト』5位『谺雄二ハンセン病とともに生きる熊笹の尾根の生涯』6位『沈黙―立ち上がる慰安婦』7位『米軍(アメリカ)が最も恐れた男その名は、カメジロー』8位『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』9位『まなぶ通信制中学60年の空白を越えて』10位『廻り神楽(かぐら)』(次点:『桜の樹の下』)なお、「2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式」は2月12日(月・祝)に開催される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PARKS パークス 2017年4月22日よりテアトル新宿、4月29日より吉祥寺オデヲンほか全国にて順次公開(C) 2017本田プロモーションBAUSわたしは、ダニエル・ブレイク 2017年3月18日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and TheBritish Film Institute 2016映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2018年01月11日●朝ドラ『わろてんか』でも注目の高橋一生&松坂桃李2017年の邦画は、16年のアニメーション映画『君の名は。』や特撮映画『シン・ゴジラ』のように巨弾ヒットがなかったとはいえ、オリジナルも原作ものも幅広く楽しめた。とりわけ年々、アクション満載の少年漫画の実写化が増えていて、実写化不可能かと思っていた作品が続々実写化され、技術のクオリティの上昇を実感する。引き続き、2018年も少年漫画の実写化はあとを絶たない。それと、ラブ満載の少女漫画の実写化も堅調だ。このように原作の内容ももちろん大事だが、その登場人物を誰がやるかで映画の価値は大きく左右する。ここでは、2018年の映画を、活躍を期待したい俳優別で紹介してみたい。○高橋一生…献身が誰よりも似合った俳優、今年はどうなるテレビドラマ『カルテット』(TBS)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)、朝ドラ『わろてんか』(NHK)、月9『民衆の敵』(フジテレビ)と注目作に出続けた2017年。『直虎』も『わろてんか』もどちらも主人公を陰ながら支える役だった。『民衆の敵』もそうといえばそう。そこにプラスして、世襲政治家一家の一員でありながら裏の生活を送るミステリアスな面も描かれ、やたら色っぽいシャワーシーンなどのサービスシーンも付与されていた。身を挺して主人公を支えたり、肉体を晒したり、実力派の中堅俳優にしてはずいぶんとがんばっているなあと、人気商売の大変さを思う。そんな高橋一生は、18年、映画で活躍。現在わかっている範囲で、3本の映画に出演する。まず、1月20日公開の『嘘を愛する女』(中江和仁監督)は、高橋一生のやや影のある魅力が大いに生かせそうな作品で、経歴をすべて偽って、長澤まさみ演じるヒロインと同棲していた謎の男の役。病気入院して経歴詐称がわかり、ヒロインは男の本当の姿を知ろうとする。高橋一生(の演じる役)はきっと痛々しいまでに何かを背負っているのだろうと、見る前から震える。続く、2月3日公開の『blank13』(齊藤工監督)では、高橋と同じく女性の性的な眼差しにさらされることを厭わないかのように、肉体を晒す役の多い斎藤工が監督となって、高橋を撮ることに。実話をベースにした家族の話で、高橋演じる主人公が、13年前に失踪した父と再会するも、すでに父は余命3カ月。半年後、父の葬儀の参列者から父にまつわるエピソードを聞くことで父の謎がわかっていく。斎藤と高橋、ものづくりが好きそうなふたりのタッグは期待できそう。少し間を開けて、6月15日公開の『空飛ぶタイヤ』(本木克英監督)はベストセラー作家・池井戸潤作品の初映画化。脱輪事故をきっかけに企業のリコール隠しが発覚。主演は長瀬智也。車の整備不良を疑われるも、車両の欠陥に気づき、製造会社に再調査を要求する。高橋は、製造会社の経営に疑問をもって独自に調査する銀行員を演じる。ディーン・フジオカが、製造会社の戦略課家長役で出演。それぞれの思惑が交錯する硬派な企業ものになりそうだ。○松坂桃李…背徳感を醸し続ける異色な存在朝ドラ『わろてんか』で松坂桃李が演じている日本一の席主を目指す男・藤吉は、視聴者からツッコみの的になっている。朝ドラヒロインの夫は、ヒロインを頑張らせる起爆剤としてダメ男に設定されることが多く、そのダメさが愛されるものなのだが、松坂の演技があまりにリアルで、どう見ていいのか困ってしまう。元々、松坂は、映画『エイプリルフールズ』(15年)や『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)で女性を自分の都合のいいように扱うために嘘も厭わないゲス男を迫真で演じており、朝ドラのような、ソフトなダメ男よりも、ハードなダメ男のほうが演技力を発揮できるのではないか。その点、2018年は、映画で思う存分、背徳感を醸してくれそうだ。2月1日公開『不能犯』(白石晃士監督)は、“見つめるだけで相手を死に追いやる”ため罪に問われない、おそるべき人物を演じる。彼はその能力を使って、殺人依頼を引き受けていく。集英社『グランドジャンプ』に連載された漫画の映画化で、宣伝美術のニヤリと笑った松坂桃李の顔がおそろしすぎるほど。4月公開の『娼年』(三浦大輔監督)はかなりの問題作。石田衣良の小説が原作で、娼婦ならぬ娼年として、お仕事として次々と女性とカラダを重ねながら、それぞれの心に触れていく物語。16年に、松坂主演、三浦演出で舞台化されたとき、その過激な内容でセンセーショナルを巻き起こした。映画もR 18になっていて、どれだけエロティックなものになるのか気になる。5月12日公開予定の『孤狼の血』(白石和彌監督)は、柚月裕子の小説を原作にした骨太なハードボイルド。広島を舞台に、暴力団の犯罪とそれを追う警察との仁義なき戦いが描かれる。松坂の役は呉原東署・捜査2課・暴力団係・大上班のメンバーで巡査。型破りな大上(役所広司)の行動に戸惑いながらも成長していく新人刑事だが、白石監督の『日本で一番悪い奴ら』のように朱に交われば赤くなるパターンだろうかと今からドキドキだ。●吉沢亮&福士蒼汰&菅田将暉の活躍と注目作品は○吉沢亮…漫画の名著に挑む2009年のデビュー以来、イケメン俳優が群雄割拠するなか、着々と力をつけている注目株。17年、これに出ると、若い俳優は弾けると言われている福田雄一作品に出演(『銀魂』の沖田総悟役)し、瞬発的な面白さを追求したことで、ひとかわ剥けた感がある。いまや、顔がいいこと以外で何かプラスアルファがないとサヴァイブできない芸能界。沖田役によって、かっこよさと面白さを両方身につけて最強に近づいたところで、18年は、漫画界のレジェンド級作品に2本も主演する。2月16日公開『リバーズ・エッジ』(行定勲監督)は、カリスマ漫画家・岡崎京子の名作。深くて重くて苦い物語で、吉沢の役は、学校でイジメられているゲイの少年。河原でみつけた死体を大事に隠している。いじめられているところを助けてくれた少女(二階堂ふみ)と心を通わせていく。とにかく、吉沢が、岡崎京子の絵にそっくり。漫画原作多々ある中なんでも似せればいいってものではないけれど、この場合の“似ている”はかなりポイントが高い。4月27日公開『ママレード・ボーイ』(廣木隆一監督)は少女漫画の王道。お互いの両親の離婚&再婚によって家族として同居することになった主人公たちが恋するようになって……いろいろな障害などありながら、この恋がどうなっていくのか。吉沢が公式サイトで「今までにも少女漫画原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たなと」と語るように、徹底的に少女漫画の王子様を演じてほしい。○福士蒼汰…アクション全開英語が得意な若手知性派俳優である福士蒼汰ではあるが、特撮ヒーロードラマ『仮面ライダーフォーゼ』ではリーゼントでヤンキー高校生という異色なライダーを演じていた。そのとき、脚本を書いていた中島かずきが座付き作家をつとめている劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人 Season月 <上弦の月>』にて主役の捨之介を演じて、かっこいいアクションを披露している福士。2018年は、アクション全開の少年漫画原作に2作も主演する。3月21日公開『曇天に笑う』(本広克行監督)は、ときは明治維新後、場所は滋賀県大津。人々に災いをもたらす大蛇の力を阻止しようとする雲神社を代々継ぐ曇家3兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視率いる直属部隊・犲(やまいぬ)と、政府の転覆を企む忍者集団・風魔一族が、三つ巴の戦いを繰り広げる。福士が演じるのは三兄弟の長男で、強いだけでなく、底抜けに明るい男として、華やかなアクションを見せてくれそうだ。次男は中山優馬が演じる。夏公開の『BLEACH』(佐藤信介監督)は悪霊退治をする死神になってしまった高校生を演じる。予告映像では、大きな“刀斬魄刀”をもっていて、これを振るうダイナミックなアクションが見られそうだ。そして、もう一作、アクションものではないが、5月4日公開、東野圭吾原作の大型ミステリー『ラプラスの魔女』(櫻井翔主演 三池崇史監督)にも出演する。二面性のある芝居に定評がある福士だが、三池は「剥き出しの福士蒼汰が人類の明日を憂う」とコメントしているので、今回はストレートに迫ってくるのかも。楽しみだ。○菅田将暉…少年漫画から少女漫画まで自由自在NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で直虎の後を継ぎ、井伊家の当主となる大役を堂々演じきった菅田将暉。少年漫画の主人公のように血気盛んな演技をする一方で、映画『あゝ荒野』、『火花』、舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』など文学的な作品にも多く出演し、幅の広さを見せた。18年も、17年に大ヒットした『銀魂』の続編が控えているほか、少女漫画『となりの怪物くん』に出演と、少年ギャグ漫画から胸キュン少女漫画まで、まるで別人かと思わせてくれるはず。4月27日公開『となりの怪物くん』(月川翔監督)は、勉強ばかりで情緒のないヒロイン(土屋太鳳)と、頭はいいが問題児の少年(菅田将暉)、友だちがいないふたりが出会い恋をして変わっていく物語。菅田にとってこれが最後の制服になるらしいので、その勇姿は見逃せない。夏休み公開予定『銀魂 パート2(仮)』(福田雄一監督)では、パート1で、主人公・銀時(小栗旬)と行動を共にする志村新八役を、菅田将暉だとわからないくらい漫画にそっくりに演じて、映画のクオリティーを底上げしていた。いまのところ、詳細がほとんど伝わってきていないが、パート2でも、ぜひ、楽しませていただきたい。ほかにも、阿部サダヲが吉岡里帆と主演する『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(三木聡監督)や、NGT48の北原里英が過激な表現に挑む『サニー/32』(白石和彌監督)、土曜ドラマ『アシガール』が良くて、いまやショートカット美少女といえば、という黒島結菜が主演する『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』(篠原哲雄監督)、木村拓哉と二宮和也の共演はやっぱり気になる『検察側の罪人』(原田眞人監督)などなど、俳優たちの活躍しそうな映画が目白押し。このなかで、期待の3作を選ぶとしたら、あの名作漫画をどう実写化してくれるかとにかく気になる『リバーズ・エッジ』、ガツンと重くて満足感ありそうな『孤狼の血』、吉岡里帆と阿部サダヲと三木聡がきっとやらかしてくれそうな『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の3作。18年も映画館に通いつめたい。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月09日歌手・安室奈美恵(40)のオールタイム・ベストアルバム『Finally』(17年11月8日発売)が、発売から2カ月で売上枚数200万枚を突破した。『Finally』オリコンが発表した1月15日付週間アルバムランキング(集計期間:1月1日~7日)によると、同期間内で6.9万枚を売り上げ、累積売上枚数は200.3万枚に。安室自身による200万枚突破は、1996年8月12日付で記録した『SWEET 19 BLUES』に次いで21年5カ月ぶり、通算2作目となった。アルバム作品の200万枚突破は、2012年8月13日付でザ・ビートルズの『ザ・ビートルズ1』が記録して以来5年5カ月ぶり。ソロアーティストでは、平井堅『Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection ’95-’05 “歌バカ”』(2006/4/17付)以来11年9カ月ぶり。女性ソロでは宇多田ヒカル『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』(2004/4/26付)以来13年9カ月ぶりとなる。安室は昨年末の『第68回NHK紅白歌合戦』に、特別出演歌手として第54回以来14年ぶりに出場。同作にも収録されている「Hero」のスペシャルパフォーマンスを披露した。
2018年01月09日2017年は『美女と野獣』の興収120億円超えをはじめ、『ラ・ラ・ランド』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など作品の良さが評判を呼び、異例のヒットを記録するなど洋画復活を印象付ける1年に。その流れは2018年、さらに加速する予感です!★マーベル映画の勢いが止まらない!『ドクター・ストレンジ』を皮切りに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、『スパイダーマン:ホームカミング』(同作のみソニー配給)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』とマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズ(MCU)を舞台にした作品が、同じ年に4本も日本公開されたマーベル映画。その勢いは2018年も止まらず、新たなヒーローが躍動する『ブラックパンサー』(3月1日公開)、最強チームが最恐の敵に立ち向かうシリーズ総決算『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)が相次いで、スクリーンを彩ることに。世界に平和は訪れるか?★忘れちゃいけない巨匠、スピルバーグの新作が2作連続公開どんなに時代が変わっても、“その先”を見据えて映画の可能性を追求し続けるスティーブン・スピルバーグ監督。40年を優に超えるキャリアは2018年、何度目かの絶頂を迎えようとしている。まずは、すでに賞レースの目玉となっている『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(3月30日公開)。トム・ハンクス×メリル・ストリープの豪華共演に加えて、「政治と報道」というタイムリーな題材が幅広い層の共感を集めている。もう1本の最新作『レディ・プレイヤー1』は打って変わって、近未来のバーチャル空間を舞台にしたSFスペクタクル超大作。劇中にはガンダムをはじめ、日本のポップアイコンが多数登場しており、若い世代がスピルバーグ作品に触れる絶好のチャンスとなりそうだ。★サマーシーズンは近年まれに見る豪華ラインナップ!この夏公開される洋画は、例年にない豪華なタイトルが目白押し。その筆頭が「スター・ウォーズ」(SW)の世界を舞台に、誰もが知る“あの男”の若き日を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)だ。近年、40代の監督がメガホンをとってきたSW映画だが今回、ベテランのロン・ハワード監督がどう演出するか?SF的センスには長けているはずだけど…。国内興収95億円を記録した『ジュラシック・ワールド』の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)も胸アツなマスト作。新登場の恐竜はもちろん、火山島が舞台というこれまでにない斬新な設定にも注目したい。トム・クルーズの代名詞である『ミッション:インポッシブル』の第6弾(!)もこの夏公開予定。撮影中の負傷もなんのそので、再び華麗にミッションをクリアしてくれるはずだ。★2018年最大の話題作、成否は“あの人”次第?『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法の世界を舞台に、原作者であるJ.K.ローリング自ら脚本を書きあげた『ファンタスティック・ビースト』の新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も楽しみな一作だ。今回はロンドン、そしてパリの魔法界が舞台になるといい、魔法生物学者の魔法使いニュート・スキャマンダーらが、前作のラストで逃げ出したゲラート・グリンデルバルドを食い止めようと奮闘する。グリンデルバルドを演じるジョニー・デップに賛否あるようだが、果たして?つい先日、撮影が終了したばかりだが、前作が素晴らしすぎたので、ここは期待を胸に待つしかない!★一足先におすすめ作を紹介ここまで「日本では誰も見てない」作品の紹介となったので、次は一足先に鑑賞済みのおすすめ作を…。紳士なクマが大活躍するシリーズ第2弾『パディントン2』(1月19日公開)は、100点満点の傑作だった前作をはるかに上回る、いわば200点満点の大傑作!これ以上言うことありません。賞レースの台風の目である『シェイプ・オブ・ウォーター』(3月1日公開)も映画ファンなら見逃せない傑作。その奇妙でありながら、ピュアで美しいラブストーリーは、ギレルモ・デル・トロ監督の新境地にして集大成だ。ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)は、同じリー・アンクリッチ監督が手がけた『トイ・ストーリー3』以来となるピクサーの傑作。本作を機に、ピクサーは本来の輝きを取り戻したと断言したい。(text:Ryo Uchida)
2018年01月04日ざわちんの「2017年ものまねメイク人気ランキングベスト10」2017年12月29日、ざわちんが、毎年恒例となる、ものまねメイク人気ランキングを発表。2017年の1年間に発表したものまねメイクの中から、好評だったベスト10を明かした。第10位は菜々緒風ものまねメイク、第9位は国民的コミック「ワンピース」に登場するボア・ハンコック風なりきりメイク、第8位は榮倉奈々風ものまねメイク。第7位はザブングル加藤 & 綾野剛風ものまねメイク、第6位はGACKT風ものまねメイク、第5位は中居正広風ものまねメイク、第4位は坂口健太郎風ものまねメイクとなっており、男性芸能人のものまねメイクが人気だったことが明らかになった。ものまねメイク人気ランキングは、公開時の「いいね」とコメント数、人気投票数を、各1ポイントとして集計。獲得ポイント数が高いメイクが上位となる。気になるベスト3を発表第3位は、ドラマ「貴族探偵」に出演した武井咲風のものまねメイク。第2位は、ドラマ「コードブルー」のシーズン3に出演した山下智久風ものまねメイク。第1位は、ドラマ「東京タラレバ娘」に出演した5人(吉高由里子、大島優子、榮倉奈々、坂口健太郎、鈴井亮平)のものまねメイクコンプリートとなった。ざわちんは、2018年も、ものまねメイクで、感動や喜びを共有していきたいとしている。今後の活躍から、ますます目が離せない。(画像はざわちん オフィシャルブログより)【参考】※ざわちん オフィシャルブログ
2018年01月01日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「2017年3大トピックス」についてです。今年もさまざまな出来事がありましたが、まず僕が注目したのは、AI本格化時代の到来です。AIは、金融業界でいち早く取り入れられ、ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社の現物株式取引では、600人いたトレーダーがいまや2人。あとはAIに取引は任されています。日本でも、みずほ、三菱東京UFJ、三井住友のメガバンク3行で3万2000人超分の業務削減を発表。リアル店舗は縮小し、AIの担う業務が増えていきます。メディアでも、映像の粗編集やラジオパーソナリティのアシスタント業務、専門用語の文章チェック作業などはAIができるようになりました。そんななか、今秋Google、Amazon、LINEがAIスピーカー(スマートスピーカー)を発売。AIスピーカーに話しかければ、調べものも家電操作も、雑談の相手までしてくれる。AIの波はついに家庭にまで押し寄せてきたんですね。2つ目は仮想通貨。第4次産業革命といわれる、金融とITの融合、フィンテックが大きく前進したのを実感した一年でした。象徴的なのがビットコインです。中国は「貨幣として認めない」と宣言し、ゴールドマン・サックスは「リスクが多大なので社員に取引を禁じる」と発表。ビットコインを使ったVALUも盛り上がりました。4月には、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する、通称「仮想通貨法」が施行されました。三菱東京UFJは独自の仮想通貨「MUFGコイン」を発行。今後、お金革命が本格化しそうです。3つ目は、訪日外国人旅行者の増大。観光庁は欧米豪に照準をあて、訪日プロモーションを強化しました。LCC整備を受け入れ、専用ターミナルを作り、Airbnbのサービスも広げた。それらが功を奏し、2016年の訪日客数は2400万人になり、増え続けています。政府は2020年に4000万人の観光客誘致という目標を掲げました。富裕層向けの旅行誌『コンデナスト・トラベラー』の読者投票で、「世界で最も魅力的な都市」に東京が2年連続1位に選出。異文化が入り、日本の様相も変わっていきそうです。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子
2017年12月31日ディーゼル(DIESEL)の2017年秋冬コレクションは、"FOREST GRUNGE"がテーマ。90年代のオルタナティブ・ロッカーたちがスタートしたキャンピングトリップで、日が暮れた森に満ちるグランジムードをイメージした。グランジムードを引き立てるのは、森の木に引っ掻けた後のように穴のあいたニットだ。また、大胆なストライプ柄のグランジニットは、メッシュを組み合わせて交互に透かせることで、プレシャスなアイテムに進化している。グランジムーブメントの影響を受けた、赤×黒のアメリカンヴィンテージ風チェックや、ストライプ柄、フラワープリントと合わせてミスマッチに仕立てたドット柄や、ワイルドなアニマルパターンといった柄も、粗野なグランジムードをより引き立てている。中でも目を引くのは、様々なワッペンが散りばめられたボンバージャケットやケープ、マフラーなど。ワッペンはランダムに配置され、まるで柄のようにデザインされている。それらは、ディーゼルのアーカイブデザインの中からリメイクしたもので、ブランド・ヘリテージへのトリビュートでもある。ディーゼルお馴染みのデニムは"ブルー"がキーカラー。何度も履いた後のような絶妙なブルーに染まったデニムは、グランジスタイルとも好相性。今季は、熟練した職人技を駆使したメンズの高級デニムシリーズや、スキニーフィットとワイドシルエットのウィメンズモデルが新たにラインナップする。デニムをメインにした着こなしの幅がさらに広がりそうだ。
2017年12月31日国内外で驚くような事件が相次いだ2017年は、どんな年だったのでしょうか? 小学生の母の視点から、2017年ニュースをピックアップしてプレイバックします。■トランプ大統領就任式から始まった2017年1月、アメリカの新大統領就任式から始まったこの年。アメリカはオバマ前大統領のリベラル路線からトランプ大統領の排他・保護主義へと大きな政治転換点を迎えたわけですが、日本では就任パレードで警護の人が銃を構えたまま隠し持っていたとか、息子のバロン君が美少年すぎるとか、おもしろポイントばかりが注目されました。前年の大統領選から話題になっていたので、トランプ大統領のあの妙に斜めに流した髪形もこの頃には見慣れちゃっていましたね。今でも冷静に見ると「変!」。そして、日本でもアメリカンなノリの女性芸人がブレイク。「キャリアウーマン」のコントを演じるブルゾンちえみがテレビで引っ張りだこに。小学校の教室でも休み時間に女子が「元カレが忘れられない? ダメウーマン」などとモノマネを始め、男子は意味も分からずポカーンとしているという図を目撃しました。2月は、一気に日本の政治が騒がしくなりました。問題となった森友学園系列の幼稚園で児童たちが「日本が他の国々に負けないよう、尖閣諸島、竹島、北方領土を守り…」と運動会の選手宣誓をする衝撃映像がニュースで流れました。「領土問題と運動会、関係ないじゃん」、「その前にこの幼稚園に子どもを入れる神経がわからない」と不思議がる声が、私の周りのパパママからも続出したもの。■「Nintendo Switch」の快進撃に胸がすく思いそして3月、家庭用ゲーム機の新モデル「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が発売。いまだに入手困難なこのマシンですが、わが家はなんと発売5日前に予約してらくらくゲット。しかも、西友で予約したので「5%オフ♪」の日に引き取ったら5%安くなってお得でした。こういう時、西友は穴場です。そして、わが家にやってきたスイッチを見てみると、スマートフォンなどのゲームアプリに対抗すべく総力を結集した任天堂の戦略がよくわかって感心しました。同時発売のソフト「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」もすばらしい完成度で、米TIME誌の「2017年ベストゲーム」に選ばれましたね。ちなみに11月に発売された「スーパーマリオ オデッセイ」(Nintendo Switch)が2位。日本の家電メーカーが軒並み世界シェアを失う中で、任天堂の好調ぶりは頼もしいかぎりでした。そして新年度スタートの4月。子どもの友達が毎日遊びに来るというのに、国産のじゃがいもが不足し、おやつ用のポテトチップスが買えない! 5月には「カール」も東日本での販売をやめると発表され買い占める人がいたのか、スーパーの棚から消えてしまいました。しばらく3時のおやつは、「ハッピーターン」と「とんがりコーン」が定番になりました。ママ友の間でツワモノと評判になったのは、自分でじゃがいもをスライスし素揚げしてポテトチップスを自作した人。おすそ分けでもらいましたが、めちゃウマでした。■キャラが立っていた棋士たち、株を下げた力士たちそうこうするうちに6月。将棋界では現役中学生の藤井聡太四段が快進撃を始め、7月までに前人未到の29連勝。子どもを持つ親なら、「うちの子、天才だったりして」と一度は思ったことがあるものですが、そんな妄想ではなく本物の天才がいることを世に知らしめました。また、その藤井四段に引導を渡されて引退した加藤一二三さんがナイスキャラを生かしてテレビで活躍するように。あの羽生善治棋士も藤井四段に非公式戦で敗れたものの、その後、本領を発揮して永世七冠という頂点に立ちました。棋士たちが活躍した1年でもありましたね。逆にイメージを下げてしまったのは力士たちです。1月に稀勢の里が横綱に昇進したところまでは相撲人気も盛り上がる一方だったのですが、11月にまさかの横綱・日馬富士暴行事件が発覚。被害者である貴ノ岩のケガがひどいこともあり、「これは即刻、引退でしょう」と思ったのに、決定までずるずる引きずった角界にはがっかり。わが家は国技館に相撲を見に行ったこともあり、子どもにこの事件のことを説明するのは難しかったです。「横綱が後輩を殴ってケガさせたから、それはいけないことだから、責任を取って横綱を辞めるんだよ」なんてね、こんなこと説明させないでください。■真央ちゃんの引退、安室ちゃんの引き際に感慨もひとしお女性が憧れる女性の引退発表も相次ぎました。フィギュアスケート選手・浅田真央さんの引退は、私自身、何度も全日本選手権などを見に行ったほどのファンだっただけに感慨深い出来事でした。バンクーバー五輪でトリプルアクセルを2回決めた快挙とソチ五輪のフリーで見せた“鬼ステップ”を忘れることはないでしょう。そして、9月には歌手の安室奈美恵さんも2018年での引退を宣言。11月に放送された『安室奈美恵 告白』(NHK)では「子どものお弁当を作っていた。でも、まだキャラ弁がはやっていない頃だったから、(凝ったものを作らなくてすんで)助かった」などと初めてママとしての顔を語りました。その一方で、「小室さんのプロデュースが終わった後は、(音楽活動のことを)相談する人が誰もいなかった」とも語っていて、エンタメ業界を取材してきた私としては「安室さんほどの活動規模で、プロデューサー的立場の人が不在ってそんなことありえるんだろうか」と正直、驚かされた告白でした。紅白歌合戦への特別出演も決まり、ラストイヤーの活動を目一杯やりきってくれそう。真央ちゃんも安室ちゃんも、これからは第二の人生を思うように生きていってほしいと切に思います。以上、ざっとでしたが、個人的に強く印象に残ったニュースを振り返ってみました。来年は若い世代が活躍する明るいニュースを聞きたいものですね。
2017年12月31日毎週土曜日のブックショップ・シェルフ(Shelf)(東京都渋谷区神宮前3-7-4)によるオススメBOOK連載。今回は特別に2017年に発刊された書籍から、なかでも最もオススメしたい1冊(実は2冊)を「2017年ブック大賞」として教えてもらいました。■『Westtexaspsychosculptured』、『Road』クリストファー・ウール(Christopher Wool)実力人気ともに間違いなくトップクラスの現代アーティスト、クリストファー・ウールが久しぶりに写真によるアーティストブックを出版した。フォトブックとしては恐らく2003年の『East Broadway Breakdown』以来となるのではないか。しかも組をなすようにほぼ同時にリリースされた2冊のうちの1冊は、2008年から2017年の間にウェスト・テキサスのマルファ周辺で撮影した写真からなる『Westtexaspsychosculpture』。ほとんど砂漠のような土地でクリストファー・ウールのレンズが捉えた、裏庭に放置された資材、はぐれ犬、作りかけのままで置かれた工作物、用途のわからない奇妙な構造物などは、もとの背景からは切り離されたオブジェ作品のようだ。もう1冊の『Road』は2015年から2017年までの間に人気のない未舗装道を撮ったシリーズ。埃っぽい砂利道や深いタイヤ跡が残る道、藪が覆いかぶさる道や車のタイヤ跡で拡幅してしまった道など、明るい太陽の下ひらすらどこまでも荒地のなかの道を行く、そんなロードトリップ感覚が伝わる。各1,200部限定。サイン入り。【書籍情報】『Westtexaspsychosculptured』『Road』作品:Christopher Wool出版社:Holzwarth Publications言語:英語ソフトカバー/226ページ、194ページ/380×260mm発刊:2017年価格:各1万9,800円■Shelfオフィシャルサイト『Westtexaspsychosculptured』購入ページ■Shelfオフィシャルサイト『Road』購入ページ
2017年12月30日2017年公開された映画作品の中でシネマカフェライターが選ぶNo.1をご紹介!黒豆直樹:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』喪失や心の傷を癒すでも乗り越えるでもなく、痛みを抱えたまま、それでも生きていく主人公の姿を丁寧に、丁寧に、誠実に描いた名作! 年末年始、同じ面々ばかりのバラエティに疲れたらぜひ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.内田涼:『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』夏のLA取材から追いかけ続けた『SW最後のジェダイ』も最高ですが、応援の意味も込めて傑作アニメ『KUBO』をイチ推し。日本の伝統文化と西洋ファンタジーの融合、そして家族の絆を描く内容が感動的…という意味では、とってもSW的な作品でもあります。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(C) 2016 TWO STRINGS, LLC. All Rights Reserved.赤山恭子:『夜は短し歩けよ乙女』自分の中のアニメーションの概念を変えてくれた作品。お酒を呑む場の愉しさや、フワフワした気持ち、果てしなく続くような夜のときめく予感を、あらゆる手法で散りばめてくれた。スクリーンで観るのも最高だが、深夜にワインをやりながら観るのに適した、神がかった1本。『夜は短し歩けよ乙女』(C) 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会新谷里映:『女神の見えざる手』ジェシカ・チャステインの演じるロビイスト、エリザベスのプロフェッショナルな姿に惚れました。敵にも味方にもしたくない女性だと言われていますが、エリザベスの強さ、逞しさ、潔さ、仕事に生きると決めた女の生き様、格好良かった!『女神の見えざる手』(C) 2016 EUROPACORP ー FRANCE 2 CINEMA渡邉ひかる:『ダンケルク』映像体験として注目されがちだが、アンサンブル劇としてすっかり心を奪われて何度も鑑賞。陸で絶望し、空で身を削り、海の混沌に希望を見出そうとする登場人物が全員愛おしいミラクル。まるで英国俳優の宝石箱。映像の魔術師ノーランは配役の魔術師でもあった。『ダンケルク』(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.明美トスト:『ワンダーウーマン』女子パワー全開なおかつ美しくそして究極にカッコ良くキメてくれた『ワンダーウーマン』!映画自体の良さは無論、このレベルのスーパーヒーロー作品を初めて女性監督が作り、空前の大ヒットとなったというのも最高に嬉しいニュースでした!『ワンダーウーマン』(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC牧口じゅん:『光』河瀬直美作品の中では『あん』とともに大好きな作品。映画の音声ガイドに焦点を当て、映像表現を言語化することの難しさ、素晴らしさを実感。“見えない”ことを追体験させてくれながら、今一度、映画の存在価値や魅力について気づかされた。エンディングが最高!『光』(C) 2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、Kumie賀来比呂美:『Remo(レモ)』役を得るために女装ナース・レモに扮した俳優志望の主人公が、一目ぼれした女医に近付くべく病院に潜入。医療知識ゼロのまま一目置かれる優秀なナースに! ゴツいながらも美しく陽気なレモ姐さんが贈る“レモンティック”なインドのタミル語ラブコメディ。とにかく楽しい♪冨永由紀:『沈黙-サイレンス-』隠れキリシタン、密入国した外国人宣教師、彼らを弾圧する側、それぞれの正義を描いたスコセッシの演出。ロドリゴ・プリエトの美しい映像。重厚な物語の中にほんの一瞬差し込まれたアダム・ドライバー×片桐はいりの日米個性派共演は忘れがたいインパクト。『沈黙-サイレンス-』 Photo Credit Kerry Brown石井隼人:『まともな男』スイスの鬼才ミヒャ・レビンスキー監督日本初紹介作。よかれと思ってついた嘘から、中年パパが雪山で四面楚歌状態に。角度を変えればスリラーにもコメディにもなる作りは、まさに「人生はクローズアップで見れば悲劇だがロングショットで見れば喜劇」そのもの。『まともな男』(C) Cultural Life & PLAN B FILM. All Rights Reserved編集部:『はじまりへの旅』“普通じゃない”登場人物たちに、ここまで説得力を持たせる映画としての完成度の高さにアッパレ!とにかくポジティブでストレート。賑やかで楽しくて、愛に溢れた“奇跡”のような作品。『はじまりへの旅』(C) 2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.(text:cinemacafe.net)
2017年12月30日