お気に入りの家具や雑貨など、大好きなものに囲まれた部屋があれば、日々の疲れも吹き飛んじゃいますよね。そこで、DIYグッズや内装建材を扱う人気ウェブショップ「toolbox」スタッフ・竹沢さんのお宅にお邪魔し、部屋作りのアイデアを探ってきました。築40年以上の部屋を壁から床まですべて自分好みに作り上げた空間はまさしく”最愛ルーム”!あなたの部屋でもマネできそうなことを見つけてみてくださいね。実はこんなに古い部屋でした!Photo by toolboxこの和室の写真、実は改装前の竹沢さんの部屋。現在の白を基調とした気持ちのいい空間からは想像もつかないことでしょう。子どもの頃からインテリアが大好きで、高校は建築学科、その後インテリアの専門学校に通い、就職先ももちろんインテリア業界と、好きなことを貫き通してきた竹沢さん。プライベートでも、引越しを6回繰り返してそのたびに部屋作りを楽しみ、家具をペイントしたり、木材でテーブルを作ったりとDIYもしてきました。部屋の壁にモスグリーンやパープルの塗料を勝手に塗り、大家さんに怒られてしまったことも!そんなこともあり、自由にカスタマイズできる部屋を探していた矢先、奇しくも原状回復しなくてOKなこの賃貸物件を知人に紹介してもらったのです。「築40年以上も経っているのに1回もリフォームされていなかったボロボロの和室。普通は女性ならひいてしまうくらいの古さでしたが、水まわりは大家さん負担で交換してもらえるとのことでしたし、どこをどう改装しようか考えるうちにみるみるやる気が湧いて、内覧の日に即決しちゃいました」(竹沢さん)解体作業や塗装、床張りなど自ら施工できるところは参加し、自社のDIYサポートサービスを利用しつつ、2ヶ月かけて完成。細かなパーツまで選び抜いた自慢の部屋をさっそく見ていきましょう。劇的に雰囲気を変えたいなら”床”Photo by 武蔵英介壁から天井まですべてホワイトにペイントした寝室スペース。「一度自分で張ってみたかったんです!」と念願も叶えた床は、畳を取り払ってオークのフローリング材を敷き詰めました。「床は面積が広いから印象がガラリと変わりますよ。賃貸ルームの場合は、そのまま敷くだけでOKの無垢床タイルがDIYビギナーにおすすめです」(竹沢さん)ベッドは、ちょうどいい高さのものが見つからなかったため、輸送などに使われる木製パレットにマットレスを敷いて製作。2個で5,000円で入手したから、コストもおさえられたのだとか。手製のラックでぬくもり感をPhoto by 武蔵英介ベッドサイドには、L字金具で棚板を取りつけて。フローリングとマッチするように風合いのある足場板を使用しています。読みかけの本や目覚まし時計などを置くのにも重宝しそうですね。押入れの襖を外して圧迫感軽減Photo by 武蔵英介押入れの襖は取り外し、カーテンを取りつけて軽やかな印象に。天袋の襖は麻素材の壁紙を張り、取っ手をつけてナチュラルにリメイクしています。横の壁にミラーを設置することで、コーディネートの確認がスムーズにできる動線も確保。不要な間仕切りを取って開放的にPhoto by 武蔵英介このコーナーにはもともと押入れがあったそうですが、愛用していた本棚を設置したい思いがあり解体。また、寝室スペースと手前のダイニングの間にあった襖も外し、カーテンをかけました。不要な間仕切りをなくすことで、開放的にするアイデアはぜひマネしたいアイデアですねカーテンにもこだわってPhoto by 武蔵英介木製のカーテンレールは、もともと取りつけてあったものをそのままに。風合いを生かしつつ、白色の塗料を塗り、拭き取り、薄くシャビーな雰囲気に仕上げました。カーテンは天然素材のものを選ぶと優しい印象になるとか。竹沢さんが愛用している綿100%のガーゼカーテンは、化学繊維にはない美しい透け・シワ感が◎。床同様、カーテンも面積が広いため、付け替えるだけで大きくイメージが変わりますよ。「DIYの魅力は、自分の好きなデザイン・大きさにできること。部屋で毎日触れる部分がお気に入りになるとテンションが上がりますよ!」と竹沢さん。あなたもDIYデビューしてみてはいかがでしょうか?竹沢さんが働くお店はこちら「toolbox」Photo by toolbox「自分の空間を編集していくための道具箱」をコンセプトに、DIYの素材から建材、住宅設備までそろえるウェブショップ。100年以上アメリカの工場で使われたフローリング材、ヴィンテージ感漂うテーブル用の鉄脚、鈍い光を放つ真鍮製の把手など……。味のある個性的なアイテムがセレクトがされているから、既製品では好みのものが見つからないという方におすすめです。部屋作りの”幅”が広がるように、施工方法や施工事例が紹介されているのもうれしいポイント。Photo by toolbox東京・原宿には500点以上の商品が展示されたショールームもあります。質感やディテールなど、ウェブショップに載っている商品の特徴を実際にチェックできるのが◎。【toolbox】住所東京都渋谷区千駄ヶ谷3-61-8 NK-5ビル 1F電話番号03-6438-0653営業時間平日 11:00〜19:00土曜日 13:00〜17:00定休日日曜、祝日 (トップ画像:武蔵英介)
2016年08月12日男前インテリアは、アンティーク感を出したカッコイイ系インテリア。ならば、ガス管を使って、アンティークな雰囲気をかもし出したサイドテーブルをDIYで作ろう!と思い立ち、我が家の猫様に相談しながら作ってみました。作り方も参考にしてくれたら嬉しいっす!私、ペニーは家に猫を飼っている。もちろんうちのアイドルだ。そこで、アイドルにまず相談してみようと思う。。。恐る恐る聞くが、彼女は眠いようで、まともには聞いてくれない。。。いや、ここは勇気を出して言ってみよう。「D、DIYしてもいいかな・・・」やっぱり不機嫌だ。でも、ここで引き下がったらダサいってもんだ!よし。。。「さ、、、サイドテーブルを作ろうか、、、と、思っているんだけど・・・・」は、、はぃ・・・・。って、茶番はここらまでで、作ることにします!笑重厚感ある本物にこだわる!先に言っておきます。塩ビパイプなど使えば、かなり安くは抑えられる。。。が、ペニーは、本物にこだわるということで、ガス管を多用して作り上げます♪要するに安くないってこと。その分重厚感のある男前なサイドテーブルができるけどね。ちなみに、作り方はとっても簡単。さて、まず材料探しにホームセンターへ。うちの近所のホームセンター行くと、一番長くて30センチのガス管が売っていた。ちなみに、ここのホームセンターでは、「ステンロングニップル」という名前で販売されていた。この名前で聞けば売り場もすぐ教えてくれるかも。僕はガス管ってどこですか?って聞いて教えてもらったけどね(笑)さて、買い揃えたのは下記の通り。材料ガス管(ステンロングニップル)長さ300㎜ 太さ3/44本ガス管(ステンロングニップル)長さ200㎜ 太さ3/42本ガス管(ステンロングニップル)長さ300㎜ 太さ1/22本ガス管(ステンロングニップル)長さ200㎜ 太さ1/21本ジョイントL字(エルボー)太さ3/42個ジョイントL字(エルボー)太さ3/4⇆1/2(変換)4個ジョイントストレート(ソケット)太さ3/42個ジョイントストレート(ソケット)太さ2/12個PPサドルバンド4個木ネジ4×16 8本パイン材18㎜×300㎜×450㎜1枚水性スプレー(つや消し黒)1本ビンテージワックス1個さー、作っていこうじゃないか!まずは、擦る!ひたすら擦る!ガス管のステンレスの感じをそのまま活かすのもいいだろう!むしろそっちの方が大半だと思うが、ペニーはこれを塗装する為に、ペーパーで足付けします。もちろん無垢の状態で使うのも十分ありだと思う。ここら辺は好みの問題だからね。ちなみに、このサンドペーパーは、100均のセリアで購入した物。このサンドペーパーで十分足りた♪塗装するのに足付けは、すごく重要。この、足付け次第で今後長く塗装が持ってくれるかどうかが決まる。要するにここで手を抜くと、せっかく綺麗に塗れても即剥がれるかもしれないので、十分擦っておこう。全部磨くとこんな感じで、マッド感なパイプになる。こんな感じの質感になればOK。今回は、ペニー家の庭でやったので、磨いたガス管を立てて塗装する。塗装するときは周りに飛び散らないように気をつけよう。ちなみに、外でやるとホコリなどが飛んできて、塗装の中に入ってしまう事もあるのでオススメはしない。ワイルドなペニーは、外でやるけど。。。笑塗ろうじゃないか!焦るな!ゆっくりね。今回は、水性スプレーで塗装します。男前な家具は黒でしょ!と、この考えは合ってるのか間違ってるか謎だが(笑)自分を信じて、つや消しブラックで塗ります。ガス管からスプレーを少し離して、細かく何度も吹き掛けよう。焦って近くに寄って塗ると、垂れる可能濃厚なので注意。一回目はこんな感じに。ムラがすごくて大丈夫か?と、思うかもだけど安心してください!大丈夫です。多分。。。w徐々に徐々に塗っていくと、少しずつ濃くなっていきます。慌てたくなるんだけどね。そこはグッとこらえてゆっくりと。と、だいたいこんな感じに。まだムラはありますが、個人的にはあえての、、、あえて、ビンテージ感を出すために、少しムラにしてみました。ん?別に強がってないですよ。ミスったわけではないんですよ!あえてのムラです(笑)裏側なので全く見えませんが、見えないところまで拘るのが本当のオシャレというものです(本当か?)。なので、PPサドルバンドもスプレーでシャーっと塗ります。見えないので、まぁ適当にね(笑)そして、乾燥させます。ここもじっくり時間置いてくださいね。乾いたかなーって、指でツンって触って、指紋が思いっきり着く。そんな悲しい思い僕以外の人はしないでくださいネ(笑)ここで、乾燥させる為に休憩。で、部屋入り愛猫に攻撃されるペニーです。あぁ、僕の心安らぐ場所はどこになるのだ(T ^ T)パイン材もこすろうじゃないか!サンドペーパーでこちらも足付けします。♯80でこすります。当然すごく荒いので思いっきり傷が付きます。ペニー結構新品嫌いなんです。なんか、新品だと気を使っちゃうというか、傷つけたら嫌だなーって思うので凄く神経質になってしまう。なので、最初から思いっきり傷つけてしまおうぜ!って、考えで傷つけまくります。決して病んでるわけではありません。わかるかな?すごい傷だらけに。もちろん木目に沿って、ペーパーあてれば綺麗な傷にもなるのですが、アンティーク感を出すために色々な方向から傷つけます。こうした方が使用感でるかな?って、個人的に思ってやってみたのです。ビンテージワックスで、新しいものを古く見せる!僕は若作り必死。男前家具には、必見のビンテージワックス。これを塗るだけで、その文字の通りビンテージ感が一気に増す。そして、木も保護されるので一石二鳥。ウエスに、ワックスをつけて板に擦り付ける感じ。これも、ゆっくり何度も何度も塗っていくのがポイント。みるみるうちに変わっていくので、楽しいポイント♪一発目はこんな感じに。二回目・・・・って、色目全く写真では変わってない。画像加工して黒くすればよかったか・・・・。いや、正直に生きろと母親に言われてるので、ありのままの写真で。最終的にこんな感じになります。いい感じでしょ?傷も個人的には嫌いじゃない。こういう個性を出せるのが「DIY」の醍醐味なのだ!すなわち、どんなミスをしてしまっても、「こーしたかったんだよねー」と、強がるのは僕だけだと思います。はい。一番の醍醐味。組み立てようじゃないか!さて、今回ガス管をつなげるジョイントは下記の物。ジョイントL字(エルボー)太さ3/42個ジョイントL字(エルボー)太さ3/4⇆1/2(変換)4個ジョイントストレート(ソケット)太さ3/42個ジョイントストレート(ソケット)太さ2/12個今回は、ビンテージ感って事にしてるので、「昔使ってたのをそのまま使いました」みたいな感じに仕上げたかったので、シルバーやゴールドを混ぜて使います。同じ色で揃えてももちろんいいとは思うけどね。ただネジ切ってあるところに、ねじ込んでいくだけ。それだけの、誰でもできる単純作業。今回は、ガス管の太さを、3/4と1/2の2種類使ってます。こんな感じです。別に1/2で全部作っても良かったのですが、縦の2本とそれに合わせて、下の2本は太くして、しっかりした見栄えを狙っいたかったので3/4を使っただけ。強度的には1/2を全部で作っても問題ないと思う。それに合わせ、ジョイントも3/4から1/2の変換を使わなければならない。太さを決めたら、ジョイントもそれに合わせて決めればいいと思う♪全体を組むとこんな感じに。横と、下に太いパイプを使うことで全体的にどっしりした感じになります。それから、さっき塗ったPPサドルバンドを取り付けます。こんな感じに天板をとめる為に、PPサドルバンドを装着。それから、用意してた木ネジを打ち込みます。装着!!!ちゃんと位置決めしてから、木ネジ打ってくださいね。じゃないと、当然ですが板が曲がってたまる場合もありますので。全部に木ネジを打ち込んで終了。出来上がったものは、うちの猫様に見ていただきます。「こんな感じでできたんだけど、どうかな???」完成だ!様々な使い方と、猫様も驚いてくれたところで完成写真です。今回は高さ50㎝にして、うちのソファーにはぴったりの大きさ。この高さが欲しかったんです。コの字にしたことで、下のフレームはソファーの下に潜り込むのでスペースも取らない。そしてガス管なので、相当な重いもの乗せても問題なしです。グラグラしないのでいいですよね♪で、猫様に細かくチェックして頂きます。よろしくお願いします。まぁ、とりあえずOKでたみたいなので一安心。てか、個人的にも凄く満足な物ができました♪でね、サイドテーブルって色々な使い方できますよね。休日などゆっくりできる時に、好きな音楽聴きながら、コーヒー片手に雑誌読む。そんな使い方はスタンダード♪ちなみに僕はそんなゆったりとしたカッコイイ大人ではないので、あくまでイメージ写真(笑)夜は、肉おかずに、ウイスキー片手に映画鑑賞。あー、カッコイイじゃない。そんな大人。簡単な朝食はここで済ませちゃう。この日は、ハンバーガー片手にコーヒー飲みながらサイドテーブルを使う。こんな使い方は、独身な僕だからこそ可能。なにか?wもちろんハンバーガーも僕の手料理です♪サイドテーブル作ったことで、料理や音楽、生活が少し楽しくなりました。もちろん少し大げさに書いてますけどね♪笑そんなこんなで、ペニーのガス管使ったサイドテーブルどうだったでしょうか?このレシピ通り作る必要はないと思います。自分の好きに、自分に家・部屋にあったものを作るのが「DIY」の醍醐味ですもんね。少しでも、何かの足しになればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました♪ペニーのDIYは続く・・・そうです。筆者プロフィールLIMIA公式ライター:Penny(ペニー)1980年生まれ天秤座独身中肉中背好きな言葉・棚から牡丹餅似ている芸能人・あばれる君趣味・写真/料理/車最近は広告代理店業務こなしながら、ライターやらせてもらってます。とはいえ書くのは苦手。そんないい所探す方が難しい僕ですが、最近はDIYにハマってリノベに興味津々です!
2016年07月29日4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践している、SNSでも人気急上昇中のsayo.さん。1)賃貸DIYのコツ、2)日用品や子どもアイテムのDIY整理術 …とご紹介してまいりましたが、最終回となる今回は キッチンまわりのDIYと、sayo.さん流・DIYライフを楽しむコツについてお届けします。▼sayo.さん家 プロフィール・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram: @xsayo.x ■小まめに「今やる」が生み出す暮らしのゆとりsayo.さん宅で、板壁とは逆サイド、もう一方の見どころがこのカウンターキッチン。オープンスペースだったキッチンを仕切るシェルフとして、入居時にDIYで作った夫婦の力作です。「内装業を営む夫が中心になって、作ってくれました。L字形に組むことで、地震のときも倒れにくい工夫をしています」シェルフは、キッチンカウンターとしての作業台だけではなく、リビング側とキッチン側、それぞれからアクセスできる大型収納としての役割も。コックピットのように必要なものが収められたキッチンは、作業がとてもスムーズ。ステンレスバーを格子に取り付け、上に木箱を置いて収納としてアレンジしたり、フックで小物を引っかけたり。雨の日には、室内干しのバーとしても役立つのだとか! ライフスタイルに合わせてフレキシブルに使えるのは、DIYならでは。ジャーのキャップを天面に固定し、スパイスキャニスターに。これなら片手でサッと開けられるうえ、調理中に手をひっかけて倒してしまう心配もゼロ。カウンター下にすっきり収まる、“ジョセフ ジョセフ”の入れ子のボウル&計量スプーン。場所をとらず、使い勝手もよいお気に入りの道具のひとつ。シンク上の吊り戸棚は、扉を外しオープンに。木目調の壁紙を貼ったことで、中に入れた古道具のバスケットやロッカーといった懐かしい雰囲気ともマッチ。ここでも収納にはお気に入りの道具を使うという、sayo.さんのテクニックが活かされています。【Point-3】趣味の作業も家事も、すき間時間を有効活用できるよう、すぐ取り出せる動線確保がポイント。 現在は1歳のお子さんと過ごしながら、専業主婦として暮らしているsayo.さん。とはいえ、その暮らしは決して「のんびり、ゆったり」ではないはずです。家族6人分の食事づくりやその買い出し、洗濯、掃除……ひとつひとつの量を思うと、目の回るような忙しさなのでは?「買い物は、午前中に子どもとのお散歩を兼ねて、近くのスーパーへ。たくさん買っても、まとめて配達してくれるサービスがあるので利用しています。夫が早く帰宅してくれる日は、車で買い出しに行くことも。洗濯物は……本当にたくさん(笑)。やるぞ、と決めて一気に片づける感じですね。家族がそれぞれ、自分のものは自分でしまうのがルールです。こうしたことで、『僕のシャツがない!』『私の靴下は!?』ということもなくなりました」リビングと隣の和室を区切る、アンティーク調の引き戸もなんとご主人によるDIY。「デザインを夫に伝え、イメージ通りに作ってもらいました」とのこと。すのこ板や、ワトコオイルを使い、低予算で雰囲気よく仕上げています。「これはさすがに時間がかかりましたが(笑)。でも家の気になる場所は、思い立ったらすぐに着手する方。インテリアの模様替えなども、小さな子どもがいても、触っちゃうかな? と頭で考えるより、先にやってみるタイプ。意外と大丈夫ですし、もしダメだったらまたすぐやり直してみればいい。だからリビングの配置は毎日のようにコロコロ変えて楽しんでいます」道具を出して筆を洗って…と、おっくうになりがちなペイント作業も、子どもがお昼寝したタイミングなど「今だ!」というときに、すぐ取り出しやすい場所に。目に触れながらも子どもは手が届かない場所を選び、麻袋にまとめることでディスプレイを兼ねています。小学一年生の娘さんが描いた家族。実はこの黒板も、そうめんの空き箱に黒板塗料を塗ったリメイク!賃貸だから、狭いから、子どもがまだ小さいから……そんなことは、言い訳なのかもしれません。インテリアの随所に感じるのは、とことん家づくりを楽しんでいるという様子と、家族への気遣いでした。「次は、家族みんなの靴がわかりやすくしまえるよう、玄関の収納を見直そうと思っています」と新たなDIYを予定しているsayo.さん。次はあれをやってみよう、この場所をもっと使いやすくしてみよう、とインテリアは現在進行形で変化し続けています。 取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年06月30日やんちゃ盛りなお子さんがいながらお気に入りのインテリアに囲まれ、心地よい暮らしを実現している読者の方に、その秘訣を伺うインテリア特集。4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践、SNSでも人気のsayo.さんにお話を伺います。前回の 1)賃貸でもできるDIY に続いて今回は散らかりやすいおもちゃや、浮いてしまいがちな子ども用のアイテムのDIY整理術について伺いました。▼sayo.さん家 プロフィール・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram: @xsayo.x ■生活感は「雰囲気のある古道具」でシャットアウト。sayo.さんのお宅のリビングには、リビングに散乱しがちな子どものおもちゃや日用品が見当たりません。「すぐ取りだしたい子どものオムツなどのお世話グッズは、アンティークショップで買ったバスケットに。留め具が子どもにはまだ開けられないので、勝手に触られることもなくぴったりなんです。大きい方にはストックをしまっています」建築用の長いボルト(長ネジ)を使ったオリジナルシェルフに、古道具の事務機器、シャッターケースを置いて日用品の整理を。DIYやリメイクのものと、リアルに時を重ねた古道具とを一緒に使うことで、より深みがうまれ、インテリアに奥行きが出るようです。上段左は木製の薬箱。これも昔ながらの古道具です。実際に家族の常備薬をまとめてここへ。古いタイプライターや懐かしい黒電話などのディスプレイが効いています。ボルトとナットを組み合わせた仕様。ナットを締める位置で、棚板の高さを自由に変えられるすぐれもの。 【Point-2】赤ちゃんのお世話グッズや子どものおもちゃは必要最低限にしながら、お気に入りにしまうことで日常のモチベーションもアップ。 そして、まだ1歳になったばかりの末っ子のおもちゃは、このテレビ風ボックスへ。りんご農家が運搬用に使う、りんご木箱にキャスターや蓋を取りつけ、リメイクしました。内側も補強し、スツールとしても使えます。気づくと無制限に増えるおもちゃは、ここに入るだけと決めているそうです。「正面に貼ったテレビ風のミラーは、フライングタイガーで。鏡もおもちゃ代わりになって、のぞいたりして楽しんでいるみたい」「おもちゃで遊ぶこと、意外と少ないんですよね。兄姉もいますし、おもちゃ以外の部屋にあるもので自由に遊んでいたり。使わなくなったら処分し、その時期で使うものを見極めながら揃えています」ちなみに、どんどん増える雑誌や雑貨、洋服……sayo.さんいわく、「あまり執着せず、自分のものは躊躇なくサヨナラできる」のだそう。雑誌は、あまり読まなくなったものは袋にまとめておき、そこがいっぱいになれば回収へ。「反面、子どものものは難しくて。もちろん、勝手に捨てることはできないので、それぞれ、子どもたち自身で判断してもらっています」限られた団地というスペースで、6人家族が暮らしていくにはルールも必要。「しまうスペースを決めて、そこに入るぶんだけ」という基本的なことをきちんと意識し守ることで、快適な暮らしの空間を保っているようです。次回は、3つめのポイントとして、キッチンDIY術とDIYライフを楽しむ秘訣を伺います。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年06月29日やんちゃ盛りなお子さんがいながらお気に入りのインテリアに囲まれ、心地よい暮らしを実現している読者の方に、3つのポイントにわけてその秘訣を伺うインテリア特集。今回は、SNSやライフスタイル誌でも人気上昇中、4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践しているsayo.さん一家のご登場です。▼sayo.さん家 プロフィール・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram: @xsayo.x 公園や緑道など、敷地内の豊かな緑に恵まれ、世代を超えた交流ができる地域のコミュニティ、そしてなにより懐かしさを感じる建物の趣き……。今、子育て世代に「団地」の良さが再注目されています。反面、賃貸では「原状回復」が大原則。釘一本打てないその縛りにとらわれず、自由な発想で4人の子育てをしながらインテリアを楽しむsayo.さんに、賃貸DIYライフスタイルの3つのポイントを伺いました。■賃貸物件でも、DIYでやれることはたくさんある!古材風のフローリングに、シャビーな板壁。ここが団地内の一室とは思えない変貌を遂げた、sayo.さん宅のリビング空間。「床はもともと、賃貸特有の明るい色とツヤのフローリングでした。その質感があまり好みでなかったのに加え、小さな子どもがいると下の階への音も気になって……」そこで選んだのは、店舗用のクッションフロア。手軽にフローリングやタイルなどの雰囲気を楽しめると人気のDIY素材ですが、店舗用はさらに素材の厚みや質感のリアルさもアップ。雰囲気をガラリと変えるだけでなく、クッションの厚みのおかげで階下への衝撃も抑えられ、子育て中のヒヤヒヤも軽減されました。「最近のクッションフロアは、近くで見ても遜色ないリアルさでおすすめです」とsayo.さん。リビングの一角には、LoFtオリジナルDIY家具「スタックファニチャー」をリメイクしたキッズデスクが。リビングのテーブルでは消しゴムのカスや汚れも気になるので、宿題やお絵かきはここで。 【Point-1】部屋づくりでは、インテリア性だけでなく機能も重視して素材を選ぶことで、子育ての強い味方に。 板壁と天井との間には、「壁紙屋本舗」で購入した壁紙で打ちっぱなし風に。原状回復できるよう、下には「セリア」のリメイクシートを貼りました。ディスプレイしているお気に入りの絵本、実はテレビの配線を隠すのにも一役買っています。板壁はホームセンターで購入できる杉板材を使用したもの。釘や画びょうを刺してもOKの長押(なげし)と、床と壁との境にある幅木を使って固定しています。「もとは硬いコンクリートの壁で、画びょうすら刺せないんです。これなら気兼ねなく、雑貨を飾れます」インテリア性はもちろん、隣家への防音や、思いがけずつけてしまう傷や落書き……といった子育て世代のトラブル回避アイデアとしても役立ちそうです。廻縁にアイアンバーを取り付けたことで、ハンギングも楽しめます。次回は、sayo.さん家のふたつめのポイントとして、生活感の出てしまう日用品や子どものおもちゃのDIY整理術をご紹介します。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年06月28日グッチ(GUCCI)がアイテムのカスタマイズプログラム「DIY(Do It Yourself)」の第2弾を発表。メンズウェア、ユニセックスのジャケット、メンズとウィメンズシューズなど、カスタマイズ可能なアイテムの種類を拡大した。2016年5月25日より、モンテナポレオーネ通りにあるグッチの旗艦店にて「ディオニュソス(Dionysus)」バッグからスタートした本サービス。今回新たに、メンズにはジャケット、ブレザー、タキシード、コートなど、デイウエアとイブニングウエアともに豊富なバリエーションを用意。ファブリックやボタンに加え、イニシャルのレタリングも幅広い種類からセレクトすることができる。ユニセックスには、ボンバージャケットやデニムジャケットが追加された。さらにオプションとして様々なキングスネーク、フラワー、ビーなどがモチーフのパッチや刺繍も可能。シャツのカラーやカフのアクセントに、またテーラードジャケットやデニムジャケットの背中に大きなパッチとしてあしらうことができる。シューズでは、その多くのモデルをユニセックスに展開。「ACE」スニーカーは、イニシャルの刺繍によるパーソナライゼーションができる。ドレッシーなスリッパは多数のマテリアルとカラーがそろい、ホースビット、イニシャルスタンプの選択以外に、アッパーにタイガーヘッドのパッチを付け加えることもできる。クラシックスタイルである「New Signoria」はレースアップ、モンクストラップ、ローファーがあり、同じく豊富なマテリアルとカラーバリエーションで展開され、インソールにはイニシャルスタンプを施すことも可能だ。なお、日本でのサービス拡大展開は11月を予定している。
2016年06月28日●キッチンを家の中心にリノベーションという言葉を聞く機会が多くなった。既存の建物に大規模な工事を行うことで新築時以上の性能や価値を生み出すリノベーションは、新築より住まいのコストを抑えられる魅力的な選択肢だ。しかし、実際にリノベーションに踏み切るにはいくつものハードルを越えなければならない。漠然とした憧れを抱いてはいても、なかなか一歩を踏み出せないという人は少なくないのではないだろうか。今回は、東京・表参道で行われたHouzz JAPANによるトークショー「iPhone、iPadでつながる、幸せな家づくり」から、リノベーションで理想の家を作るために必要なことを紹介する。○温泉街の「検番」を住まいに決めたトークショーに登壇したのは、デザイン会社PUDDLE代表の建築家・デザイナーである加藤匡毅(かとうまさき)氏と、城崎国際アートセンター館長兼広報・マーケティングディレクターの田口幹也(たぐちみきや)氏。加藤氏は、2015年11月~2016年1月末にかけて住宅デザインプラットフォーム「Houzz」にて行われた「LIXIL×Houzz "キッチンで暮らす"施工事例コンテスト」で金賞を受賞。田口氏は、受賞作品のオーナーとなる。田口氏が加藤氏にリノベーションを依頼した物件は、兵庫県・城崎(きのさき)温泉にある「検番(けんばん)」だ。検番とは、花街において芸者の営業を仲介していた連絡事務所で、芸者の待機場所や伎芸の稽古場も兼ねていた場所である。まずは、施工後の姿を紹介しよう。今回受賞を果たした空間は、仕切りがなく開放的なワンルームで、3階に位置する。中央にはグレーを基調としたアイランドキッチンがあり、高い天井には存在感のある梁が渡されている。キッチンには食器が整然とディスプレイされ、炊事場というよりは1つの家具のようだ。この空間が完成するまでにどのような経緯があったのだろうか。田口氏は2011年、東京から出身地である兵庫県豊岡市に移り住んだ。「地方で地に足着けることへの抵抗」から別荘地である神鍋高原に居を構えていたが、縁あって2015年に城崎温泉に移住を決定。その住まいとして見出したのが、既に役割を終えた「検番」だったという。「城崎という街は、街自体が1つの温泉旅館として見立てられています。各旅館を居室、道路を廊下とし、街を浴衣で歩きながら温泉をめぐる"外湯めぐり"が名物です。今はいないのですが、昭和40年代までは芸者さんがいました。その芸者さんが帰る場所を検番といいます。どこから声がかかってもすぐに行けるよう、街の中心地に位置しています。川のそばに建っているのですが、川沿いの家には一家にひとつの橋が渡されており、非常に風情のある光景です」と、田口氏は検番の周辺環境を語った。観光客が絶えず訪れる、変化の多い土地柄に惹かれたという。○3階を"皆が気持ちよく過ごせる場所"に田口氏が見つけた検番は、往時そのままの姿で残されていた。3階にロフトのような空間が付いた「3.5階建て」の構造で、玄関の前には川が流れ、建物の裏側には竹林が広がり、山がそびえる。「ちょうど建物の裏側に竹林と山があるのですが、そちらが南なので、光があまり入らない立地なのです。なので、まず最上部のロフトを取っ払ってしまおうと考えました。それから階段の位置も変えて、家の真ん中に光が通るような吹き抜けも作ろうと、その程度のイメージはありました。まずそれを加藤さんに伝えましたね」と田口氏。要望を聞いた加藤氏は、田口氏の友人でもある。「とりあえず見に行こう」と城崎の検番を訪れ、イメージを膨らませた。検番の3階は40畳ほどの大広間となっており、南側の奥には伎芸の稽古が行われたであろう、低い舞台が備えられていた。「日本海側の城崎は、冬は寒いですし、南側には竹林と山があります。必然的に、長く家族がいる場所は日が当たりやすい3階になるので、3階をメインに家全体の設計を考えました。窓がある3階の北側に立つと、川の向こうに城崎の景色を一望できます。ここを皆が気持ちよく過ごせる場所、そして奥さんの仕事場として設定しました」と加藤氏。ちなみに田口氏の妻は漫画家で、仕事は基本的に在宅で行うという。そして、加藤氏の中で大まかな構想が固まった。「田口さんも料理を作りますし、皆が過ごす場所から一番近い所にキッチンを置くことにしました。外の景色を望む仕事場と、そのすぐ横に寄り添うように位置する、部屋全体を見られるようなアイランドキッチン、というのが最初に思い浮かんだ構想です」。こうして、キッチンを中心とした空間づくりが行われることとなった。次のページでは、検番を生まれ変わらせた数々の工夫を紹介する。→次ページ: 検番を解体して出てきた"宝物"とは?●キレイにしすぎると空間が死ぬ○解体して出てきた"宝物"このリノベーションを語る上で欠かせないエピソードがある。「ロフトを取っ払ってしまおう」という田口氏の方針のもと、3階の天井を解体すると大きな梁が姿を現した。無視できない存在感を放つ梁だったが、加藤氏と田口氏はその存在を「宝物が出てきたね」と喜んだという。「梁はそのままにしてほしい」と提案したのは田口氏だ。同氏は、「この空間が検番だったということを残しておきたいと考えました。作業をしてくれる方に特に指示をしないと、昔の建材は削られたり、クロスをかぶせられたりして、キレイに化粧されてしまうことがあります。しかし僕は『この梁をキレイにすると空間が死んでしまう』と思ったのです。梁以外にも、南側の奥にあった舞台もそのまま使っています」と語った。伎芸の稽古が行われていた奥の舞台は、リノベーション後には子どもが遊べる小上がりとして活用されている。○土地の空気に適応させる城崎の気候に加え、竹林と山を背にし、正面には川を臨む特殊な立地もあって、この家では空調にも数々の工夫が凝らされている。まず、天井が非常に高いため、冬場の暖房はエアコンでは間に合わない。外気は氷点下にもなるが、木造住宅が立ち並ぶ城崎では、暖炉などの火を使った暖房には危険が伴う。そこで導入したのが、室内に設置したパイプに温水を巡らせることで、放射熱によりフロア全体を自然に暖める「放射暖房システム」だ。外気が氷点下2度の日も室内は18度と、「はだしでいられる暖かさ」だったという。川と山に挟まれた立地から、湿気対策も大きな課題となった。湿気がこもりやすい2階の内壁には、調湿機能を持つ珪藻土を使用。竹林と山に接している3階の南側にも窓を設けることで、建物の東西南北に気の流れを作った。こうして、見た目や雰囲気を磨いただけではなく、その土地の空気や周辺環境にも適応した住まいが仕上がった。○リノベーションを成功させるためには温泉街の検番という、独特の風情と歴史を持った建物。その持ち味を殺さず、快適で洗練された空間を生み出した今回のリノベーションは、特別で例外的な事例なのだろうか。成功の秘密を探ってみよう。建築家・デザイナーとして、古い建物のリノベーションで大切にしていることを加藤氏に聞くと、こう答えてくれた。「現場に足を運ぶことですね。集中して物件の周囲の景色を見て、実際に歩き、時間の経過とともにそこから失われたものを感じることが大切です。また、ある程度の解体を行い、いらないものを剥がしていく作業も必要だと思っています。建物の状況を一度リセットすることで、空間そのものとの対話ができるようになるからです。今回の件で言えば、解体した天井から梁が現れたのがそれですね」。また、依頼主である田口氏にも、リノベーションを進めていく上で心掛けたことを聞いてみた。「温泉ならではの雰囲気を生かし、建物が持つ歴史は変えないように心掛けました。今回は梁に手を加えないようにお願いしましたが、何でも残せばいいというものでもなく、そのジャッジはプロに任せるのもいいと思います」とのことだ。既にある建物を生まれ変わらせるリノベーション。その成功のためには、自分たちの生活と同時に、建物が持つ歴史やストーリーにも意識を向けることが大切なのかもしれない。
2016年04月05日自分のライフスタイルに合わせて思い通りの住まいを作れるリノベーションは、都心を中心に年々人気が高まっている。新築よりもむしろリノベーション物件を狙っているという人もいる。雑誌やWebでも施工事例など、さまざまな情報が得られるリノベーションだが、「実際のところ、住み心地ってどうなの?」、「興味はあるけれど相談できる相手が見つからない」と思っている人も多いはず。そこで今回紹介したいのが、マンションリノベーションのパイオニアである「インテリックス」が、一軒の住まいを想定してリノベーションし、ショールームとして公開している「青山リノベーションスタジオ」だ。昨年オープンした「青山リノベーションスタジオ」は、フルリノベーションした1軒の住まいを再現したフロアや、リノベーションのセミナーや個別相談会が開かれるフロア、各メーカーの設備や建具、床材などが集まっていて比較してみることができるフロアの3つのコンテンツを用意。各フロアをまわりながら、導線を考えた空間の作り方や、照明の使い方、限られた空間を広く見せるリノベーションの工夫、こだわりのアイテムなど、流行りのリノベーション手法やアイデアを知ることができる。フルリノベーションされているフロアは、そのビフォーアフターぶりに、エレベーターが開いた瞬間から、リノベーションの効果が感じられる。別のフロアと比べながら、リノベーションでどこまで空間が変わるのかを実感できるような作りになっている。ショールーム内には、カフェ風のインテリアで揃えた休憩スペースもあって、ここには古材×鉄脚のテーブルやチェア、足場板を貼った床など、ユーズド感のあるレトロな雰囲気のインテリアが並んでいて、お洒落な住まいづくりの参考にもなりそう。より詳しくリノベーションについて相談したいと思えば、随時個別相談会が開かれているほか、実際のリノベーション施工現場で、施工前から完成まで見学しながらリノベーションを体感・学べる見学会なども行われている。もちろん、まったく具体的なプランがなくて、ただリノベーションに興味があるだけという人も気軽に訪れることができる。リノベ―ションのイロハからトレンドまで丸わかりになる新スポットとして、今年、引っ越しを考えている人などは、一度チェックしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2016年01月13日フェリシモの生活雑貨を紹介するサイト「Kraso(クラソ)」はこのほど、貼るだけ・敷くだけで手軽にDIYできる「Blendical(ブレンディカル)」に新シリーズを追加した。「タイルな玄関でお出むかえ 傷や汚れを防ぐ 上がり口段差シートの会」(月1枚1,450円)は、玄関の上がり口を外国の玄関のタイルのように彩れるシート。やわらかな不織布素材でできているため、靴の脱ぎ履きや雨の日の汚れや傷から守ることが可能とのこと。「雨ぬれ靴を置くだけ吸水! 玄関レインマットの会」(月1セット1,350円)は、ぬれた長靴や傘で、玄関がびしょびしょにならないように敷くマット。吸水性にすぐれ、床まで水がしみ出さないようフィルムコートでガードする。デザインはアンティークのウッドパネル調。汚れた靴の一時的な置き場所としても使用できる。「壁にやさしくプチリフォーム プッシュピンも刺せる ウッド調アレンジパネルの会」(月1セット950円)は、どこでも気軽に貼れる紙製パネル。少しずつずらして並べるほか、カードを貼るといったアレンジも自由に行える。現在、同シリーズの人気定番アイテムを割安に試せるキャンペーンも行っている。「【2個セット初回お試し】扉の向こうは素敵な空間 タイル模様のフロアシートの会」は、敷くだけで玄関やトイレ、車のトランクなどの雰囲気を変えられるシート。通常価格月2セット3,716円のところ、現在、2個セット初回お試し価格3,400円で販売している。「【2個セット初回お試し】夢見るヴィンテージ壁紙 お手軽パッチワーク式 貼ってはがせるアクセントシールの会」は、2種類の柄が各10枚入った壁や家具・ドアなどに貼れるシール。パッチワークのように柄を変えて壁などを彩ることができる。通常価格月2セット3,700円のところ、2個セット初回お試し価格3,400円で販売する。※価格はすべて税別
2015年10月16日フェリシモは現在、「女子のDIYを応援する新アイテム」をWEBサイトで販売している。○"簡単、かわいい、楽しい"を抑えたアイテム同商品は、ここちよく自分好みに住まいをDIYする人がターゲット。"簡単、かわいい、楽しい"など、女子のDIYポイントを押さえた「水性ペイント」「スタンプ」「アレンジできるギャラリーボックス」といったアイテムが揃う。主な商品の詳細は以下の通り。小物の塗装や大判スタンプにも使える「絵具感覚で使いたい シックなカラーでおうちをポイントメイクする 水性ペンキの会」は、一般的な壁紙や木部にそのまま塗ることができる水性ペンキ。においが少なく、準備や片づけも簡単なので絵の具感覚で使用できる。毎月1回、4色の中からローテーションで1個ずつ届ける。内容量は約0.5リットル。価格は月1個1,620円となる。壁をギャラリーのようにできる木製の「壁を育てる ギャラリーボックスの会」には、L型と長方形を用意。それぞれ毎月1個同じものを届ける。L型の外寸は、縦約30cm×横約30cm×奥行き約6.5cm。価格は月1個2,268円。長方形の外寸は、縦約13cm×横約30cm×奥行き約8.5cm。価格は月1個2,160円となる。小物や部屋を簡単にイメージチェンジすることができる「外国の壁紙柄みたいなやわらか素材の大判スタンプの会」は"モチーフ"と"トリミング"の2種類を用意。毎月1回、6種類の図柄の中からローテーションで1個ずつ届ける。価格はいずれも月1個1,026円。一部アイテムは、特別申し込み番号での1回目の申し込みに限り「初回お試し価格」で販売している。また、「フェリシモ女子DIY部」では、新アイテムを使ったはじめてでもできるDIY情報を発信している。※価格はすべて税込。
2015年09月08日DIYの基本である「木工」。気温の高い夏は体も動かしやすいし、ボンドや塗料の乾きも早い。夏休みや週末に、家族やカップルでDIYという人も増える季節だと思います。ここでは、そんなDIYのレベルを上げる "ひと手間" の1つである "二度塗り前のひと手間" の重要性をお伝えします。○二度塗り前のヤスリがけが重要な理由DIYの基本、木工の最終工程の塗装は、ひと手間かけるだけで仕上がりが断然変わってきます。その秘密は、二度塗り前のヤスリがけ (サンディングとも言います) です。せっかく塗ったのにヤスリで削っちゃうの? と思うかもしれませんが、大事な作業です。苦労して仕上げた自作の棚やスツールをうまく塗装するには、以下のようなコツがあります。「塗装前に320番くらいの紙やすりを木目に沿ってヤスリがけする」「塗ってはいけない部分をマスキングする」「一度にたくさん塗らずに、薄く何度かに分けて塗る」これは、刷毛 (ハケ) 塗りでもスプレーを使った吹付けでも共通する注意点です。特に塗装前のヤスリがけは、木の表面の細かいけば立ちをとり、より均一な表面に塗料がのるようにするものです。これを塗装前に行うことは、おそらく多くの人が知っていると思います。でも、二度目の塗装の前にヤスリがけを行う人は少ないでしょう。その結果、「キレイに塗れた!」と思っていたのに、二度塗りしてみたら表面がザラザラ……ということになります。これは、塗装前の最初のヤスリがけで削られた繊維が、まだ表面に寝た状態で残っているからです。塗料 (液体) を吸い込み、再びふくらむことで "立ち上がった状態" になり、これがザラザラの原因となるのです。2回目のヤスリがけにより、再びふくらんだけば立ちを取ることができます。また、1回目の塗装の際にできた気泡や微細なホコリなども取り除くことができます。手間はかかりますが仕上がりが断然違いますので、ぜひトライしてください。もちろん、その際も木目に沿ってヤスリがけすることをお忘れなく。また、最初のヤスリがけで出た細かいカスをキレイに取り払ってから二度塗りを行ってください。○仕上がりの違いを脱脂綿でチェック仕上がり具合をチェックするために、簡単な比較実験をしてみました。脱脂綿で塗装表面を3回ずつこするというもので、ひっかかり (けば立ちや付着したホコリが残っていたら、摩擦でより多くの綿毛がひっかかるはず) 具合を確かめています。結果は一目瞭然! 見た目の仕上がり具合を証明するように、「2」はほとんど綿毛が付かず、しっとりとした質感になりました。こうしてひと手間かければ、力作もひときわ愛着が出てきますよ。DIYの完成度を高める "二度塗り前のひと手間" の重要性を確認してみた執筆:Ulasam手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月05日雑誌や漫画で見かけた素敵なアクセサリー。「こんなデザインのアクセサリーが実際にあればいいのになぁ……」と思ったことはありませんか。それなら、DIYでオリジナルアクセサリーを作ってみるのはいかが?意外に簡単で楽しい、オリジナルアイテム作りが、いま大人女子の間で注目されています!ハンドメイドDIYの魅力とは?DIYの魅力は、他にはない自分だけのオリジナルアクセサリーが作れること。買うよりも自分で作るほうが安く、好みのものを探し出すより早い!と、DIYのトリコになっている女子も多いようです。最近では、そんなオリジナル作品を簡単に売り買いできるサイトも充実。作家さんの作品をみて、「自分もやってみたい!」とハマる人も多いようです。流行のタッセルだって自分でつくれちゃう!束ねられた色とりどりの糸が、優雅に揺れるタッセル。ピアスやネックレスなどのアクセサリー以外にも、バッグや靴など幅広いアイテムに使われています。さりげない大人の雰囲気を演出してくれる、今年人気の装飾品です。自分好みのカラーでHAPPYに!手作りタッセルまずは、基本の作り方を覚えましょう。はじめは少し慣れないと思いますが、5分もあればできあがります。基本(1)手の平に5~6回巻き付けます。基本(2)巻き付けた糸と、縛る糸2本を用意します。基本(3)真ん中を、1本の糸で結びます。基本(4)しばった糸を上にあげ、結び目を内側に隠して、房を折りたたみます。基本(5)上部を、もう1本の糸で結びます。基本(6)房の内側から針(穴のある方)を刺します。上部を縛った糸を針穴に通して、そのまま内側に引き込めば、結び目が隠れ仕上がりがキレイに。あまり気にならないという場合は、そのまま下におろしてもOK!基本(7)房の輪っかを切ってばらし、先を切りそろえる。束を平らにし、ハサミをやや手前に引きながら切るのがコツです。基本の作り方でできたものは、そのままストラップとして使うこともできますよ。ケータイやポーチにつけるのもおすすめです。 タッセルイヤリングの作り方さて、せっかくなのでアクセサリーも作ってみましょう。こちらも5分程度でできちゃいますよ!イヤリング(1)準備するものは、刺繍糸と丸かん(5mm)1つ、イヤリングパーツ1つだけ!丸かんとイヤリングパーツは、先につなげておきます。イヤリング(2)真ん中を結ぶ糸に、丸かんを通して結びます。イヤリング(3)「基本(4)」では結んだ糸を上にあげましたが、イヤリングパーツなどをつける場合は、房といっしょに折りたたみます。上部をしばった後の結び目を隠す工程は、基本と同じく内側に入れ込むと仕上がりがキレイです。イヤリング(4)房の輪っかを切って、端を切りそろえたら完成!アレンジ次第でイロイロ楽しめる!「私、不器用だから」と言わせないほど、工程も少なく簡単にできちゃいます。他にもネックレス、髪留め、ピアスも簡単に作れてたのしい!お部屋のデコレーションやモビールにもおススメです。欲しかったアイテム、ぜひ作ってみてくださいね。( 製作・写真/shiho )
2015年06月02日みなさんはDIYってご存じですか?「Do It Yourself」の略で、要は日曜大工のこと。トンカチやノコギリなどを駆使して、ちょっとした家具なんかを作るアレですね。お父さんが休日にやっている図をイメージしちゃいますが、最近「DIY女子」が増殖しているのです!女子とトンカチ、その意外な組み合わせがなんだか気になりますね。今、彼女たちがDIYに惹かれる理由とは一体何なのでしょうか。■自分の好みにカスタマイズ!お店で売ってる家具って難しいですよね。「この椅子の脚、もう少し丸みがあったらもっと好き」 「あと3cm小さかったら部屋のサイズにぴったり合うのに~!」 「棚の扉部分だけ赤なら差し色になって素敵なのになあ…。」そんな“おしい!”で溢れています。DIYならデザインもサイズも好きなようにカスタマイズが可能。理想通りのモノが作れちゃいます。手作りの味わいも素敵ですよね。まさに“自分だけのこだわり”を大切にするゆとり女子にはもってこいなのです。■買うよりおトク!経済的DIYは手作りなので、もちろん時間も手間もかかります。こだわろうとすればそれなりの技術だってもちろん必要です。その分、やっぱり経済的には買うよりもかなりお得。ホームセンターはもちろん、最近では100均でもDIYグッズはかなり充実しているようですよ。工夫次第でいくらでも、安く可愛く素敵に仕上がっちゃうのがDIYのいいところですね。■ものづくりがたのしい!テクノロジーが進化しまくっているのと同時に、「ものづくり」の大切さが見直されている昨今。頭と手をフル回転させて生み出したDIYグッズは我が子のように可愛いものです。そもそも比較的女性は小さい頃からお絵かきやらお裁縫のような手作りが好きな生き物。さらに最近の女性はたくましい。「男が使うモノ」というイメージのトンカチや釘も軽々使いこなし、新しいジャンルの「ものづくり」も開拓していっているのです。男性は正確性を重視しますが、女性のは遊び心を大切にします。デザイン重視なら、案外女性の方がDIYに向いているのかもしれませんね。ナチュラル系ファッションの通販などを行っている「フェリシモ」は、“気軽に楽しめる、新しいDIYスタイルを提案する”「DIY女子部」というサイトを運営するなど、今とても注目されているDIY女子。今度の日曜日は、トンカチ片手に、小さな収納棚でも作ってみてはいかがでしょうか。新しい何かに目覚めるかもしれませんよ!
2015年04月08日DIY工具やガーデニング用品のネット通販事業を展開する大都は2月22日、大阪・「チャコールグリルパーラー オルケスタ」にて3回目の「DIYコン」を開催する。同社は2014年4月、南海電鉄難波駅高架下(大阪府大阪市)に日本初のリアルDIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」をオープンし、これまで溶接や木工などさまざまなワークショップを行ってきたという。今回開催する「DIYコン」は男女混合の交流イベントで、「なんばEKIKAN」プロジェクトに参画する「チャコールグリルパーラー オルケスタ」とのコラボレーションイベントとして実施される。同イベントでは、ジョッキやワイングラスにイラストや文字を彫刻したり、プラバンでキーホルダーを作ったりしながら、宮崎県の地ビールやワイン、「オルケスタ」の炭火焼き料理(鶏or豚)やサラダなどを楽しめる。彫刻を教えあったり作品を見せ合ったりすることで、参加者同士が交流していくという。過去に開催したイベントでは女性の方が参加に積極的で、女性枠のチケットはすぐに完売したとのこと。開催時間は18:00~20:00で、参加料金は男性4,000円、女性3,500円(共に税込)となる。グラス彫刻(ジョッキかワイングラス)やプラバンでのキーホルダー作り(時間内作り放題)といったアクティビティのほか、ワンドリンクと炭火焼き料理(鶏or豚)、サラダがつく。定員は男性10名、女性10名(最低催行人数: 男女各3名)となる。参加予約は公式サイトにて。
2015年02月06日DIY工具やガーデニング用品のネット通販事業を展開する大都は2月22日、「DIYコン」を開催する。○同じ価値観だからこそ生まれる"つながり"が醍醐味の「DIYコン」同社は2014年4月、南海電鉄難波駅高架下に日本初のリアルDIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」をオープン、溶接や木工など様々なワークショップを実施してきた。また2014年12月より、ものづくりを通して人をつなぐ今までにないイベントとして業界初の"DIY×合コン"「DIYコン」も開催。毎回好評を博していることを受け今回、3回目の開催を決定したという。同イベントは、"ものづくりが好き"という同じ価値観だからこそ生まれるつながりが醍醐味で、一緒にDIYを楽しめるパートナーを見つけるチャンスとなる。ジョッキやワイングラスにイラストや文字を彫刻したり、プラバンでキーホルダーを作ったりしながら、宮崎県の地ビールやワインで乾杯。会場である「オルケスタ」自慢の炭火焼き料理(鶏or豚)や新鮮サラダが楽しめる。彫刻を教えあったり作品を見せ合ったりすることで、徐々に緊張がほぐれていき、おいしい料理と共に楽しいひと時を過ごすことができるという。これまでの2回の開催では女性が参加に積極的で、女性枠のチケットはすぐに完売している。開催日時は、2月22日 18時~20時。開催場所は、「チャコールグリルパーラー オルケスタ」(大阪府大阪市浪速区敷津東1-2-12)。参加料金は、 男性4,000円(税込)、女性3,500円(税込)。定員は男性10名、女性10名(最低催行人数・男女各3名)。催行人数に達しなかった場合は、前日までに連絡される。また2月以降も開催予定で、決定次第、Webページに掲載するとのこと。
2015年02月06日この連載では、中古物件のリノベーションやシェアハウスの設計、工事管理を手がける夏水組(なつみくみ)代表 坂田夏水さんによる、DIY初心者のためのお部屋のリノベーション術を紹介中です。第3回は「雑貨選び」についてのお話。部屋づくりで「なぜかインテリアがまとまらない」とお悩み中の人は必見です。○雑貨選びは「中心づくり」が命!坂田さん:第3回では「雑貨選びのコツ」をご紹介します。好みのアイテムだけを集めているのに、インテリアに統一感がない、ということはありませんか?雑貨選びでは、中心になるものを1つ決めることが肝なんです。「1つだけとっておくことができるならコレ!」というものを決め、それに合うものを探していきましょう。もしキャラクターものが好きならば、それに合ったものを揃えていく。アンティークが好きならば、同じアンティークのものを揃えていく、というようにです。メインをはっきりと決めることが大切です。例えば同じ動物系雑貨と言っても、キャラクターの人形とリアルな動物のフィギュアは全然違いますよね? 部屋に2つ飾ったときに同じ「動物もの」なのにちぐはぐになってしまうというのはそのためです。「あっちも好きだしこっちも好き」っていうのが1番ゴチャゴチャになる原因ですから。好きなものしかないのにインテリアがまとまらないというのは、そのせいなんですよね。雑貨に限らず、家具選びでも同じことが言えます。例えば「お気に入りの本棚」を中心にするのであれば、その本棚の素材や色、テイスト(アンティークなのかモダンなのか)を考えてみましょう。それからその本棚に合いそうな額縁、花瓶などを探していく。中心となるアイテムから次のアイテムにつないでいくことが、インテリアを楽しむコツかもしれません。皆さんインテリアになると「難しくてよくわからない」とおっしゃるのですが、ファッションでは特に意識せずにコーディネートをしているでしょう? 大好きバッグがあったら、「このバッグに合ったコートはこれだろう」「このスカートを合わせたい」と考えているはずなんです。雑貨もファッションと同じ感覚で選ぶと良いと思いますよ。○色と彩度の関係に注目しよう雑貨や壁紙選びで注目してほしいもう1つのポイントは「彩度」です。「色」を合わせることは皆さんよくやっていらっしゃるかと思いますが、「彩度」はそこまで考えない人も多いんです。例えば「アンティーク調」のお部屋にしたいのであれば、スモーキーな色の雑貨や壁紙を選ぶといいですね。同じピンクでも、彩度が高いものと低いものでは印象がかなり変わるんです。輸入品の壁紙は彩度が低く、少しグレーが掛かっていているものが多いので、落ち着いた印象になります。日本のホームセンターに並んでいるペンキや壁紙は彩度が高いものが多く、アンティーク調には合わないことがよくあります。北欧を除くヨーロッパ圏では、彩度が高い壁紙やペンキはあまり使わないそうです。色と彩度を合わせると部屋のトーンがうまく組み合わさり、しっくり来るようになります。北欧系を目指しているのであれば彩度が高いもの、アンティークなど落ち着いた雰囲気がいいならば、彩度が低いものを選ぶと良いでしょう。○フレンチ系のお部屋を作る上でのルール今回お伝えしたことを踏まえて、『リフォーム&インテリアアイディアBOOK』 より、「フレンチシャビースタイル」のお部屋を作るときのルールをご紹介します。このスタイルでは、ホワイトの家具をベースに薄めのピンクかブルー系で統一することが大切です。雑貨や壁紙選びの際は、彩度が高く派手な色柄はNG。落ち着いたトーンのものや控えめな小花柄を中心に、差し色としてゴールドを使いましょう。豪華だけどいやらしくない、上品なインテリアになりますよ。インテリアの中心となるアイテムは、シャンデリアやアンティーク調の額縁、ミラーなど、ゴージャス感をプラスできるようなものが良いかもしれません。なお、『リフォーム&インテリアアイディアBOOK』では、北欧系、ミッドセンチュリー系などのテイストもたっぷりと解説していますので、ぜひ読んでみてくださいね。ちなみにGONGRIのテイストは「シャビーだけどちょっとキッチュ」を意識しています。「アンティーク」「パリ」「シャビーシック」が好きなお客さんが多いので、そのラインに向けてあうアイテムを集めています。リアルな動物や鳥モチーフもキッチュな雰囲気を演出できると人気ですね。【最終回では「GONGRI」おすすめのDIYグッズを紹介します】坂田夏水夏水組代表。武蔵野美術大学建築学科卒業。アトリエ系設計事務所、工務店、不動産会社勤務を経て、2008年に夏水組設立。女性特有のリノベーションや内装デザインが注目を集めている。著書は『夏水組のパリ風手作りインテリア』(KADOKAWAメディアファクトリー)、『夏水組インテリア・コレクション』(けやき出版)、『夏水組の「家デコ」レシピ』(学研パブリッシング)など。好評発売中の最新作『初めてでも失敗しない! リフォーム&インテリア アイディアBOOK』(KADOKAWAメディアファクトリー)では、ペンキの塗り方や壁紙の貼り方、テイスト別コーディネートアイディアなども紹介している。
2015年01月04日今はひとり暮らし用の賃貸のマンションに住んでいても、将来結婚したら、もっと大きな部屋にと思い描いている人も多いはず。そのときは、やっぱり新築のお部屋がいいなぁと思ったりもしますよね。でも、実際には予算などが理由で手が出ないかも。そこで、中古マンションのリノベーション済み物件が注目されてきているのだとか。今からリノベーションについて知っておいてもよさそうです。リノベーション済みマンションを購入されて、とても快適に過ごされているという東京都足立区にお住まいのOさんご夫婦にお話を聞いてみましょう。おふたりは、お子さんができた機会に、住んでいた1LDKの賃貸マンションよりも広いマンションに引っ越しできたらとインターネットでお部屋探しを始めたとか。そこで見つけたのが、インテリックスのリノベーション済みの中古マンションの売り出し物件。お部屋の見学に行ってみたら、内装のほとんどが新しく施工してあり、新築とほとんど変わらない部屋に驚いたそうです。それでも、築約20年の中古マンションなので、価格はお手頃で、ローンと管理費・修繕積立金を払っても、毎月の支払いはそれまでの家賃より安くなるとのこと。最初は、賃貸物件を探そうとしていたご夫婦も「これなら買ってもいいかも!」と即決だったとか。リノベーションで一から新しくされたお部屋は、キッチンの広さや風通しのいい間取りなど、とても満足しているそう。さらに、家具付き物件として付いていた机やソファーなどもとても気に入って使っているのだとか。また、この物件にはアフターサービス保証がついており、細かな不具合箇所を直してもらったので、現在のお住まいには不満がないそうです。ただ、実際に生活が始まると、エレベーターやエントランスなどの共有部のことも気になりますよね。そういった共有部設備のメンテナンス状態や今後の修繕計画については、中古マンションの知識が豊富な担当者が、事前にきっちり説明してくれたこともよかったとのこと。そのような中古マンション選びのポイントやリノベーションの基本的なところを、リノベーション会社のセミナーでも聞くことができるそうです。マンション購入はちょっと先のことと考えている人も、まずはセミナーに参加して、“リノベーション”を知ることで将来の選択肢が増えるといつかきっと役に立つはずです。ぜひ足を運んでみては?・インテリックス住宅販売 公式サイト セミナーのご案内は こちら から
2014年10月24日東京・大阪でリノベーション賃貸の仲介・工事を手がけるグッドルームはこのほど、「ヘヤカツ印のリノベーション賃貸」をスタートした。○「掃除の流れのある部屋」のノウハウを取り入れた部屋づくり同サービスは、発行部数3万部突破の人気書籍「部屋を活かせば人生が変わる」(岩崎夏海著)の「ヘヤカツ・部屋を考える会」とコラボレーション。入居希望者は、書籍の中でも紹介されたノウハウを取り入れた部屋づくりを希望の物件で実施できる。「ヘヤカツ・部屋を考える会」は、仕事でも恋愛でも、人生がうまくいかず悩んでいる人に、部屋を変え、人生を変えていくための方法「ヘヤカツ」を伝授すべく結成された。代表は、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の著者、岩崎夏海氏。岩崎氏の考える、人生を変えていくための「掃除の流れのある部屋」のノウハウを取り入れ、毎日を気持ちよく暮らすための部屋づくりを、同社が協力して行う。岩崎氏がプロデュースを行い、入居希望者は、"ヘヤカツキッチン"や"ヘヤカツ収納"、"ヘヤカツカウンター"などのノウハウを希望の物件で実施できる。ベースとなるのは、同社が工事を手がける無垢フローリングのリノベーション賃貸物件。都内約200カ所の候補物件から選んでもらい、工事を進める。なお、同サービスを実際に体感してもらうため、「ヘヤカツ印のリノベーション賃貸 六義園」公開を実施。10月17日と18日の2日間、駒込の賃貸物件をモデルルームとして公開する。時間は13時~18時。場所は、東京都文京区本駒込6-15-11 六義園第五コーポ402号室。内覧は予約制となる。
2014年10月16日一般社団法人リノベーション住宅推進協議会は11月3日まで、全国7カ所にて「リノベーション EXPO JAPAN 2014」を開催する。○リノベーション実践に役立つ情報を提供同イベントは、リノベーションには興味があるが、「自分に何があうのか分からない」「何から始めていいのかわからない」「一度見てみたいけど」といった声に応えるイベント。第5回目となる今年は、「8%、カシコイ私のもてる家」をテーマに、セミナーや見学会、ワークショップ、トークショー、パネル展示等、楽しみながら学べるコンテンツを用意する。詳細は公式ページで随時発信する。一般消費者向けには、「リノベーション学校」を展開し、初期検討から深い相談内容まで受け付ける「特別授業」(セミナー)を開催する。期間中には、会員企業によるオープンルームも同時開催。実際にリノベーションした部屋を、自らの目で確認、比較できるチャンスとなる。また、「第4回リノベーションアイデアコンペ」入選作品の巡回展示や公開プレゼンテーション、最終審査(公開プレゼンテーション・最終審査は東京会場にて開催)も実施予定。会員企業が過去1年間に手がけたリノベーション事例の中から、その年を代表する作品を選出する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」の展示も行う。全国7カ所(北海道・東北・首都圏・東海・関西・中国/四国・九州)でリレー開催される。日時と場所は同イベントWebサイトで確認できる。
2014年09月28日いつか結婚して住む家のことを考えると、夢が広がりますね。庭付き一戸建てや高層マンションなど選択肢はいろいろありますが、最近はリノベーションで理想の住まいを手に入れる人が増えているそう。リノベーション会社が開催するセミナーをきっかけに購入を検討する人も多いのだとか。インテリックスグループで中古マンションを買ってリノベーションしようと決めた市川市に住むDさんご夫婦もそうでした。結婚してから住んでいた賃貸マンションの契約更新をきっかけに、マンションの購入を検討。たまたまインターネット検索で見つけたインテリックスのセミナーに参加されたそう。将来のために、Dさんご夫婦の経験を聞いてみましょう。今回のセミナーでは、リノベーション工事中の解体現場を見学し、ポイントの解説を詳しく聞くことができたそうです。Dさんご夫婦は、住宅設備や内装すべてを取り払った状態の部屋を見て、一から理想のお部屋に作り変えることができることを知り、興味を持ったそう。また、リノベーションで出来ること、出来ないことを詳しく説明してくれたことで信頼感や安心感につながったとのこと。そして、実際にマンションの購入が決まると、プランナーさんとリノベーションの内容について、じっくり話し合いが始まります。Dさんご夫婦は、床を無垢材(むくざい)にすることやリビング、玄関、キッチンスペースを広くすることなどの希望を伝えました。その結果、リビングは広くなり、ラックをパーテーション代わりにして区切ることで、読書やパソコンを利用するためのデスクスペースも生まれました。すると来客時の見栄えもとても素敵になったとか。広い玄関にはバイクラックを設置。自転車をディスプレイしながら収納でき、まるでサイクルショップのよう。キッチンは作業スペースが増えたことで、料理の段取りがしやすく、レパートリーも増え、さらに充実したクッキングタイムに。また、食器棚を置きたくなかったので、可動棚の収納スペースを多めにしてもらうといったことも。その他にも、プランナーさんからは、リビングを通らずにお風呂場から寝室にいける)間取りの提案がありました。生後間もないお子さんのために、お風呂や洗面台からベビーベッドのある寝室にすぐに行ける導線は、とても便利だそう。その導線上にはクローゼットもあり、朝の出勤準備もとてもスムーズになったとか。このようにプランナーさんとの二人三脚で、しっかり話し合って決めたリノベーションの結果、理想の住まいを作り上げていくことができたので、Dさんご夫婦は住まいに大変満足されているそうです。中古マンション購入+リノベーションの魅力は、新築マンションよりも割安に、かつ、理想のお部屋や間取りが手に入ること。将来のために、このことはしっかり覚えておくと役に立ちそうですね。まずはホームページやセミナー参加からリノベーションのことをもっと詳しく知っておくのもよさそうです。・インテリックス空間設計(リノベーション) 公式サイト ・インテリックス住宅販売(不動産仲介) 公式サイト 公式サイト セミナー開催情報は こちら
2014年09月08日今巷で話題のDIY。アメリカ発祥の言葉で、”Do It Yourself”=「自分自身でやる」の略語です。主に家のリフォームなどでよく耳にするのですが、DIYは力仕事だけではありません。今回は気軽に挑戦できて、かつコスパ良く女子力を上げることのできるDIYをインタビュー調査しました。■1.アクセサリー作り「最近のマイブームはピアスやブレスレットなどのアクセサリー作りです。パーツを集めるのが楽しいし、夏はアンクレットとかを作って友達にプレゼントしたりするとすごく喜ばれます。」(22歳/学生)早速敷居が高そうなものを挙げてしまいましたが、調べてみるとアクセサリーは作り方も多種多様で、かわいいキットもたくさん売られているようです。また、手作りブレスレットと聞くと小学生の頃流行ったミサンガやビーズのいかにも、なものを思い浮かべてしまうかもしれません。しかしこんなものが作れるんだ!と思うほどかわいくておしゃれな手作りアクセサリーも、挑戦次第で作ることができます。ぜひ調べてみてください。■2. キャンドル作り「これしかできないというのもあるけど・・・(笑)キャンドル作りは楽しい!たくさん作っても使うから困らないし、夜寝る前にキャンドルを灯してリラックスしてるときは、『自分女子だなー』と実感できてなんか嬉しいです。」(23歳/アパレル)キャンドルと言ってもこれもまたいろいろあり、ゼリーのようなキャンドルから粘土のようなロウを使って作るキャンドルなど・・・好きな香りをつけることもできるようで、なんと嬉しいことに作り方によっては製作費がそれほどかからないそうです!■3.ネイル/ネイルケア「ネイルサロンって一回行っただけで大体6~7000円かかってしまったりするし、節約になると思って始めたセルフジェルネイルだけど、デザインを考えるのもネイルが可愛くなるのも本当に楽しい。ネイルを始めてから、ハンドケアやフットケアにさらに気を使うようにもなった!」(21歳/学生)自分でできることは自分でやり、コストを低くする。DIYの真髄です。ネイルがかわいいと気分も女の子らしくなりますよね。夏はペディキュアもおすすめです!ジェルネイルのキットを買うには最初は多少費用がかかりますが、マニキュアよりも落ちにくく何といってもネイルサロンより数倍お得なことが魅力的です。しっかりネイルの本を読み、勉強してから始めましょう。■4.ヘアカラー「お金がなさすぎて高校生ぶりに市販のカラー財でセルフヘアカラーをしたんだけど、結構良かった!(笑)髪のダメージはあるかもしれないけど、お金がないときはいいかも。」(22歳/学生)美容室へ行くお金や時間がないときもあります。そんなときは、市販のカラー剤を使うのもひとつの手です。カラー剤の箱に書いてある手順を読むだけでなく、上手なセルフヘアカラーの方法をネットで調べてからやってみることが良さそうです。■おわりに4つのDIY、いかがでしたか。手作りが好きな方はもちろん、とりあえずお金を節約したい方にも、コスパが良くかわいい趣味にもなりそうなDIYはとてもおすすめです!自分に合いそうなDIYが見つかったら、ぜひ始めてみてください。(金城凜子/ハウコレ)
2014年08月12日いつか結婚して家族を持ったときには、自分の城がほしいと思っている人は多いかも。けれども、新築の物件ともなれば、手が出ない気もしますよね。そこで気になるのが、“リノベーション”。よく耳にしますが、実際にはどんな風なものなのか、今から詳しく知っておいて損はなさそうです。出産を機会に住宅探しを考えている筆者が、リノベーションを選択肢のひとつに考えてみたいと思い、インテリックス住宅販売の湯本さんにお話をお伺いしてきました。リノベーションと少し似たようなものに、“リフォーム”がありますが、リフォームは、「汚れた壁紙を張り替える」といった部分的な修繕をさす言葉。リノベーションは、間取りやキッチンの位置など、お部屋全体を変えることができます。つまり、住まいを一から生まれ変わらせて、自分のライフスタイルに合わせることができるのですね。リノベーションで住まいを購入する方法としては、2種類あります。まずは、すでに不動産会社によるリノベーション済みのマンションを購入する方法。住宅の利点を知り尽くしたプロがリノベーションしたマンションがすぐに手に入るのが利点ですね。もうひとつは、中古マンションを購入して、リノベーションをする方法です。これだと、「友達がたくさん集まれるようにリビングは広めに!」や「お風呂は大きなバスタブで最高のリラックス空間に!」といった自分のこだわりを反映させられるので、よりライフスタイルに合った住まいになりそうです。どちらの場合でも新築を買うよりは割安感があり、手が届きづらいエリアの選択も可能になるのが、うれしいところです。通勤時間を短縮できたり、アフターファイブを充実させられたりする場所を選べるから、理想の暮らしが満喫できそう。さて、そこで実際にどんな会社で購入したり、リノベーションを依頼したりするかが問題になってきますね。インテリックスグループでは、不動産とリノベーション施工のどちらも理解しているスタッフが担当してくれるから安心。購入希望者の要望を聞きながら、リノベーション済みマンションの購入、もしくは中古マンション購入+リノベーションのどちらが理想に近い住まいに近づくか、方向性選びの段階からアドバイスをしてくれるのだとか。そのうえで、物件選び・リノベーション施工・納品まで“ワンストップ”で手伝ってくれるから、安心して任せられますね。中古マンションを買ってリノベーションする場合、マンションによっては、“壁が壊せない”などの希望のリノベーションができない構造のものもあるとか。ですから、物件探しの段階からプロの目でみてもらうことが大切になってくるのですね。リノベーションを検討したり、少し話を聞いてみたい! と思ったら、まずはセミナーや個別面談の予約をしてみるのがオススメ。セミナーや無料相談は随時開催しているので、興味があれば、まずは気軽に足を運んでみては?まだ先のことと思っているかもしれませんが、将来に向けて知識はどれだけあっても無駄にならないもの。将来のステキな暮らしに向けて、セミナーに参加するなどして、今から積極的にリノベーションについて知っておくのもよさそうです。・インテリックス住宅販売 公式サイト セミナー開催情報は こちら
2014年06月12日学研パブリッシングはこのほど、DIY専門誌『ドゥーパ!』創刊100号記念特大号を発売した。○手ぬぐいなど5大付録も同誌は「週末DIY・手作りライフマガジン」として、DIYや日曜大工についての記事を中心に展開している。今回の特集は「自分で作る! おいしい庭カフェ」。5大付録として、「DIY資材百科ハンドブック」「ドゥーパ! 特製手ぬぐい」「太陽光発電システム設置マニュアル」「17年の軌跡を振り返る思い出グラフティ」「庭カフェスツール実用! 大図面」が付いている。価格は1,099円。
2014年05月12日団地再生事業協同組合は14日~16日まで、すすき野団地(神奈川県横浜市)にて、リノベーション物件の内覧会を開催する。同内覧会は、同組合の「団地再生プロジェクト」の第1弾としてリノベーションした1室を、地域周辺住民、行政、投資家、建築関係者を対象に公開するというもの。同組合は、社会情勢の変化に対応した、首都圏の大規模団地の再生事業を行っている。このリノベーションでの特徴は、昭和49年建設当時の内装を、現代のライフスタイルにマッチしたものに変えている点となっている。懐かしさを感じる、ヴィンテージな空間に仕上げた。販売予定価格は1,550万円。場所は、神奈川県横浜市青葉区すすき野3丁目3-2-19-501(すすき野団地 19号棟 501号室)で、時間は11時~17時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月13日日本にもすっかり浸透したDIYですが、自分自身でやるといっても、何をどう使えばいいのかよく分からない…という人も多いはず。そんな時に活躍するのがDIYアドバイザーです。■DIYアドバイザーとは?DIYとは「DoItYourself(自分でやろう)」の略です。主に、専門業者に任せず自分自身で住宅やその一部の補修・工事を行うことを指し、「日曜大工」とほぼ同じ意味で使われています。もともとは戦後のイギリスで発祥した概念ですが、その後ヨーロッパからアメリカに広まり、DIYに必要な工具や道具を扱う大規模なホームセンターなども登場しました。日本でも1970年代からDIYの考えを取り入れたホームセンターなどが登場し、いまでは広く浸透しています。DIYアドバイザーは、DIYをする人に道具の選び方や使い方などを指導したり、相談を受けたりする役割を担っています。■DIYアドバイザー資格試験の概要(内容はいずれも2013年のもの)・受験資格:試験が行われる年度の4月1日に18歳以上であること。・試験スケジュール:受付期間…例年5~6月試験時期…一次試験:8月下旬(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・仙台)、二次試験:11月(東京・大阪)・試験内容:【一次試験(学科試験)】DIYに関連する基礎的な知識が問われます。基本的な道具の使い方やDIYの作業方法だけでなく、住宅や住宅設備機器などに関連する知識も必要です。【二次試験(実技・面接試験)】DIYに関する実技の能力と、DIYer(DIYをする人のこと)を正しく理解し、適切なアドバイスができるかについて審査されます。・合格率(平成24年度)一次試験合格率:45.4%二次試験合格率:61.6%最終合格率:33.3%参考:一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会DIYアドバイザー資格試験■資格試験にどう備える?自分で勉強を進める場合は、協会が発行する過去問題集(学科・実技)やハンドブック(技能編も含む)は必携でしょう。さらに、実技試験の対策として、DVDの映像教材もあります。自分では難しいという場合は通信教育もあります。1科目あたり1~1.5カ月で履修し、全体を6カ月かけて学習します(最大8カ月まで履修可能)。全科目のリポートに合格すると修了です。■DIYアドバイザーの活躍の場は?仕事の場としては、ホームセンターなどの小売業、DIY製品を扱う会社、カルチャーセンターやイベントなどでの講師などが考えられます。大型ホームセンターも増え、ますます広がりを見せるDIY。その中で、DIYアドバイザーの担う役割は、DIYをしようという人たちに、正しく安全な道具の選び方・使い方や作業方法をアドバイスすることでしょう。時には、建築に関わる法規制など専門家としての知識も求められるので、資格取得後も自己研鑚(けんさん)を重ね、DIYに関する幅広い知識を持つことが必要です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月05日リノベーション実例ギャラリーサイト「RENOVATION GALLERY(リノベーションギャラリー)」を運営するドーンは、同社が運営するサイトに参画している設計・施工会社を対象に「リノベーションを検討している消費者に向けたアドバイス、業者のホンネ」についてアンケートを実施。このほど結果を発表した。まず、顧客のリノベーションに対するイメージは具体的な方か良いかどうか尋ねると、73%が具体的な方がいいと回答。その理由として「テーマがあると設計しやすい」「ある程度固めておいてくれれば、そこから膨らませていくので」などのコメントが寄せられた。「こんな感じがいい」というものを決めておけば、具体的ではなくてもプロが色々と提案してくれるという。次に「予算は決まっていた方がいいか」と質問。90%が「YES」、10%が「NO」の答えだった。理由については、「予算が決まっていれば提案しやすい」「決まっていた方がいい。これは一番重要なこと」などの意見があった。さらに「土地や建物が決まってからデザインしてもいいいか?」聞くとYESが64%、NOが18%、どちらとも言えないが18%だった。実際の予算については、「マンションだったら坪25万円~」「工事費を含んで1,000万円前後が多い」「マンション・戸建て問わず500~1,000万円。年々上がっている感じがする」などの意見が寄せられたが、700~1,000万円がボリュームゾーンだという。リノベーションを成功させるコツとして、「“波長や感性が合う”ことは重要」「生活、個性を偽りなく教えてもらうと、ズレが少ない」などの意見が寄せられた。ほとんどの設計士が依頼主とコミュニケーションを多く取りたいと考えており、成功の秘訣(ひけつ)は相性のいい設計士を見つけてとことん話すことや、遠慮せずに何でも相談することだという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日リノベるは22日、シェアオフィスを併設したリノベーションのショールーム「リノベる。名古屋」を、名古屋市中区丸の内にある複合ビル「LINC MARUNOUCHI」にオープンする。名古屋初出店となる同ショールームは、住宅のリノベーションを検討するユーザーが、工事後の内装を実物大で見て、触れて、体感することのできる施設。できあがりがイメージしづらい、請負型リノベーションに対するユーザーの不安を解消するため、ビルのワンフロアに、リノベーションされたマンション1戸をそのまま再現するものだ。今回出店する同ビルは、同社が企画・設計・施工を手がけ、一棟まるごとリノベーションを行っている。1Fに飲食店、2Fにリノベーションショールーム、3F・4Fにはシェアオフィスを併設(開業は10月を予定)。8月には、入居を希望するクリエイターに向けた説明会、新しい働き方に関するイベントも行われる。6月22日は、プレス発表会を兼ねたオープニングイベント(予約制)を開催。また、6月24日15:00~16:00 には、初心者向けのリノベーションセミナー「リノベ徹底解剖 入門編」も行われる。申し込みは同社サイトから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日ドーン株式会社は、「デザインにこだわったリノベーション会社選び」という市場ニーズに応えるため、東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏を対象エリアとしたギャラリーサイト「Renovation Gallery(リノベーションギャラリー)」をオープンした。現在、リフォームやリノベーションを考えている人の多くが、施工会社を探す際に、リフォームのポータルサイトやマッチングサイトを利用しているという。しかし、そのようなサイトの多くが、「掲載社数・情報量が多い」「実績写真、デザイン実例にたどり着くまで時間がかかる(必要クリック数が多い)」などの問題点を持っているという。同サイトは、「シンプルなギャラリー風のトップページに実例写真を一覧表示し、多数の実例を一覧で見比べて好みのデザインを探せる」、「問い合わせ画面へはクリック2回で到達できるなど、直感的でシンプルな操作を実現」、「掲載写真はすべて、厳選された100社のリノベーションの実例」などにより、上記の問題を解消した。同社は、本当に気に入ったデザインでリノベーションをしたい消費者と、本当にデザインに自信のある施工会社の出会いが世の中に増えることを目指していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日クラブメッドはこのほど、大規模リノベーションを完了したタイ・プーケットのリゾート「クラブメッド・プーケット」のパッケージツアーの販売を開始した。同リゾートは、タイの南西に位置するプーケット島にあり、約20haの広大な敷地と1,200mに及ぶパウダーサンドビーチが特徴のビーチリゾート。リゾート全体の大規模なリノベーションが完了し、タイの文化からインスパイアされたデザインのロビーやレセプション、独特の色使いで表現されたバー&ラウンジ、五感をコンセプトに生まれ変わったメインダイニングルーム、フランス・パリの老舗ブランド「Payot」が手かけるスパなどが一新された。さらに、レストランとプールも増設。スペシャリティレストラン「Chu-Da」はプールと海が見下ろせる位置にあり、モダン タイ キュイジーヌを味わえるという。18歳以上の大人専用の「クワイエットプール Zen Pool」では、カタ湾の壮観な眺めを楽しみつつ居心地の良いロングチェアで静かに過ごせるとのこと。デザインについてはフランスの有名なデザイン事務所である「Studio Hertrich & Adnet」が担当。タイの文化、歴史、工芸、建築からインスピレーションを受け、クラブメッドのホスピタリティと融合させて、現代のリゾートとしての独創的なスタイルに仕上げているという。パッケージツアーの販売はクラブメッド公式サイトなどで行なっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日DIY生命のPRイベント9月7日、都内でDIY生命のPRイベントが行われた。イベントには同CMに出演する吉本新喜劇座長の小藪千豊と、応援団のオリエンタルラジオ、野生爆弾が出席した。お好み焼きで個性を表現このイベントは、DIY生命の“ひとりひとりに合ったスタイルの生命保険がかけられる”というコンセプトにかけて、お好み焼きづくりで個性を表現しようというもの。吉本のなかでも絵がうまいと定評のオリラジあっちゃんと野生爆弾の川島がお好み焼きに面白い絵と言葉を描き笑いを誘った。小藪出演のCMコンセプト関西圏のCMに出演するのほ小藪千豊だ。CMのコンセプトは、『人がかわれば保険もかわる』。自分にピッタリな保険を簡単につくれる、シンプルで自由なDIY生命の個性を表現したものであるという。小藪は、「DIY生命は、1年1年契約を変えられるし、自分に合ったかけかたができるので、若手芸人でも非常に助かる保険です。今一度、人生設計を考え直してみて、DIY生命に入りましょう」とDIY生命をアピールしイベントを締めくくった。
2010年09月11日