アメリカ出身のシンガー、メアリー・J.ブライジが4月に6年ぶりの来日公演を行うことが決定した。メアリー・J.ブライジは、1992年にデビューしたアメリカのR&Bシンガー。これまでグラミー賞を6度獲得するなど、世界的な人気を誇り、"クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル"と称されている。公演は4月17日(月)大阪・なんばHatch、19日(水)・20日(木)東京・STUDIO COASTで開催。なお、チケットの一般発売に先がけて、最速先行(抽選)プレリザーブを実施。受付は1月23日(月)昼12時から29(日)午後11時59分まで。■Mary J. Blige Japan Tour 20174月17日(月)なんばHatch(大阪府)4月19日(水)STUDIO COAST(東京都)4月20日(木)STUDIO COAST(東京都)★★以下のリンクより「メアリー・J.ブライジ」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2017年01月16日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が2017-18秋冬メンズコレクションを発表した。
2017年01月15日J.S. バーガーズカフェ(J.S. BURGERS CAFE)は、チーズまみれの冬限定メニューを2017年1月11日(水)から3月7日(火)までの期間、J.S. バーガーズカフェ全7店舗およびJ.S. フーディーズ全6店舗にて販売する。テーマは“トゥー・マッチーズ(TOO MUCHEESE)〜TOO MUCH CHEESE FAIR〜”。お馴染みのボリューム満点バーガーだけでなくマッケンチーズ、スープ、スイーツ、ドリンクなど、テーマの通りチーズを惜しみなく使用したメニューが展開される。フィラデルフィアの名物“フィリーチーズステーキサンド”をアレンジした「フィリーチーズステーキバーガー」には、ビーフパティとローストビーフに、エメンタールチーズ、レッドチーズ、ホワイトチェダーチーズの3種のチーズをのせ、仕上げにクリスピーパルメザンをトッピング。溢れ出る濃厚チーズに、旨味豊かなオニオンジャムがアクセントとなっている。「サーモンマッケンチーズオンザポテト」にはスモークサーモン入りのチーズホワイトソースをたっぷり。その他にも「ブロッコリーチェダースープ」、「ベリーチーズアイスクリームケーキ」、「マスカルポーネティラミスラテ」などが登場し、チーズのフルコースが堪能できる。また、2016年末の米国大統領選でも話題となった“スーパーチュースデー”ならぬ“スーパーチーズデー”と称した火曜日限定「スーパーチーズバーガー」も提供。バンズの代わりにカマンベールチーズを使い、パティとバンズをカマンベールでサンドした新感覚バーガーだ。【詳細】J.S. BURGERS CAFE「TOO MUCHEESE 〜TOO MUCH CHEESE FAIR〜」期間:2017年1月11日(水)~3月7日(火)販売店舗:J.S. バーガーズカフェ全7店舗およびJ.S. フーディーズ全6店舗価格:・フィリーチーズステーキバーガー 1,380円+税(1,280円+税)・サーモンマッケンチーズ オンザポテト 650円+税・ブロッコリーチェダースープ 550円+税(350円+税)・ベリーチーズアイスクリームケーキ 680円+税・マスカルポーネティラミスラテ 580円+税・スーパーチーズバーガー(火曜限定) 1,380円+税(1,280円+税)※()内はJ.S. フーディーズでの価格。
2017年01月13日J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)の2017年リゾートコレクションを紹介する。ジョナサン・アンダーソン手掛ける今季は、2017年春夏メンズコレクションに通じるところがある。一際目を引く抽象画のようなモチーフ。デフォルメされたような大きな鼻と口、そして厚いまぶたを持つ一人の女性は、髪を青やパープルに染め上げてニットトップスの上に登場している。2016年春夏シーズンで見かけた、パズルのようなモチーフは、彼女のオリエンタルな美しさを引き立てるように周りを囲んで存在している。ジョナサンは、こういったチャーミングな遊びが上手い。モデルの顔の半分くらいある大振りなピアスには、おすましした表情を添えて。甲を覆うほどのレザーシューズには、円柱状のヒールを合わせて、おもちゃのようなポップな姿に仕上げている。一見シンプルなワンピース、オールインワン、ワイドパンツにも、様々な仕掛けが健在。マルチストライプのワンピースは、随所につまんだような膨らみがあり、胸の辺りには細かな切替が。合わせたパンツは、足首の上あたりまでカッティングされ、ゆるりと広がった裾をあえてブラックのリボンで結わいて、フォルムに強弱をつけている。ホワイトのワンピースは、ポンチョのようなものを幾重にも重ね、進化型のティアードドレスといった具合。一枚一枚の生地の裾には透かし糸を取り入れて、女性らしさを香らせている。
2017年01月12日ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)が手掛けるパンケーキショップ「J.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)」から、バレンタインシーズン限定のパンケーキが登場。2017年1月11日(水)から2月28日(火)までの期間限定で提供される。今回J.S. パンケーキカフェが新たに提案するのは、ブラックとホワイトのそれぞれのチョコレートを使ったパンケーキに、アメリカで愛される定番スイーツ“スモア”を組み合わせた、2種のスモアパンケーキ。ブラックココアを練り込んだビターな生地をベースにした「ブラックスモアパンケーキ」は、オーブンで焼き上げたマシュマロと、生地の中のラズベリーガナッシュが、ナイフを入れた瞬間にとろけ出す一皿。グラハムビスケットやホイップクリーム、アクセントとして忍ばせた4種のベリーソースと合わせて召し上がれ。一方、ホワイトチョコレートとクリームチーズを合わせたクリーミーな甘さのソースを、生地の間にたっぷりと挟み込んだのが「ホワイトスモアパンケーキ」。トッピングのオレンジピューレと合わせれば、すっきりとした後味が楽しめる。また、このパンケーキの販売期間中、水曜日を「Black Wednesday」、金曜日を「White Friday」と名付け、18時以降はそれぞれのメニューが半額になるキャンペーンも実施される。【商品情報】■J.S. パンケーキカフェ バレンタインシーズン限定商品販売期間:2017年1月11日(水)〜2月28日(火)実施店舗:J.S. パンケーキカフェ全店メニュー・価格:ブラックスモアパンケーキ 1,180円+税、ホワイトスモアパンケーキ 1,180円+税、スモアホットチョコレート 680円+税■キャンペーン概要「Black Wednesday」&「White Friday」期間:2017年1月11日(水)〜2月28日(火)・Black Wednesday内容:期間中、毎週水曜日の18時以降は「ブラックスモアパンケーキ」を半額で提供。・White Friday内容:期間中、毎週金曜日の18時以降は「ホワイトスモアパンケーキ」を半額で提供。※他のクーポン・サービスとの併用不可。※ドリンクを注文した場合に限り有効。
2017年01月09日『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法世界を舞台に、原作者J.K.ローリングが自ら脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。2016年11月23日に全国966スクリーンで公開して以来、同年公開の実写作品としてはNo.1の超ハイペースで記録を塗りかえている中、公開44日となる1月5日に興行収入65億を突破!『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の68.5億超えも見えてきた。アカデミー賞俳優のエディ・レッドメインを新たな主人公に迎えた本作。初日から満席となる劇場が続出していたが、公開から40日以上経ってもなお、家族連れや友人同士、カップルなど年齢・性別問わず、幅広い客層が来場。SNSや映画サイトのレビューページには「これからファンタスティックビースト 同じ映画2回観るなんて初めて」「今日は6、7年ぶりに映画館で映画見てきた。ファンタスティックビーストおもしろかった!」といった声が挙がり、映画ファンのみならず、『ハリポタ』の世界に初めて触れる人たちにも支持されていることがヒットの一因のようだ。一方で、「ファンタビ今日で10回目」という強者もおり、根強いファンをも魅了し続けている。そんな本作は、2016年公開の実写映画最速記録を『シン・ゴジラ』を上回るペースで更新し、1月5日には興収65億4,752万7,900円、動員466万6,725人を記録。また、全世界の累計興行収入は、1月4日時点で早くも900億円を突破し(902億7,716万1,820円※BOXOFFICEMOJO調べ7億7,825万1,395を1ドル=116円で換算)、『ファンタビ』の快進撃は全世界で止まらない。『ハリー・ポッター』全作と本作のプロデューサーで、いわばシリーズ“育ての親”ともいうべきデイビッド・ヘイマンは、「本作の主人公のニュート・スキャマンダーは、ニューヨークというコミュニティに新たにやってきた新参者であり、アウトサイダー。誰でもある意味アウトサイダーで、私だってそうだ。だからこそ、この映画には“誰でも”共感できる要素がある。心動かされるできごとは人種や国によって異なるわけじゃない」と明かしており、世界中を魅了するストーリーに言及している。日本をはじめ世界的なヒットにより、この新シリーズ第1弾が『ハリー・ポッター』を上回ることになる可能性も出てきている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)が17年リゾートコレクションを発表した。
2016年12月16日「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが初めて映画のために脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。今年公開の実写映画で最速40億円突破の大ヒットを更新中だが、新シリーズを牽引する主人公、魔法使いで“魔法動物学者”のニュートを演じたエディ・レッドメインが、驚愕の秘密を明かしてくれた。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、英国アカデミー賞など、数々の主演男優賞を総なめにしたエディ。彼が演じたホーキング博士は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という徐々に筋肉が衰え、自由に動かなくなっていく病気であることが知られている。エディは、博士の動画を観て、その生活を研究し、ALSの患者30人と面会をするなど、役作りに半年を費やしたという。また、その翌年には『リリーのすべて』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたが、この作品でも世界で初めて性別適合手術を受けたデンマークの画家を演じるため、およそ2年間、多くのトランスジェンダーの女性たちに話を聞いたという。エディの実力は、こうした彼自身の努力によって裏付けられているといってもいいだろう。そんなストイックな役作りで知られるエディが本作で演じたのは、人見知りの魔法動物学者。「ハリー・ポッター」のように原作もなく、ましてや、ホーキング博士やリリーのように実際の人物ではない役をどうやって演じたのだろうか?「撮影が始まる3、4か月前くらいから準備を開始して、デイビッド・イェーツ監督に『僕は想像力が乏しいんです。だから魔法動物たちとのシーンをどうやって撮影すれば良いか分かりません』って言ったんだ」と明かすが、自身でも「動物を扱っている多くの人に会いに行った」と言う。「ロンドンの郊外にあるワイルドライフ パークを管理している男性にも会った。小さなライオンの子どもが生まれたとき、そのライオンの子どもは彼と一緒にベッドで寝ていたんだ。動物とのそういうとても親密な関係や、彼らが動物たちとどのようにやり取りして、どのように話しかけ、動物たちがどんな音を立てるのかとかを観察した。かなりリサーチしたんだ」と、やはり本作でも例外なく、ストイックに役作りをしたという。さらに「動物の飼育係の人にも会った。生まれたばかりの小さなアリクイの赤ちゃんについて学んだ。そのアリクイの赤ちゃんは、いつも小さなボールの中に潜り込んでしまうんだ。でもお腹をくすぐると出てきてくれる。キラキラ好きな二フラーがコインをたくさんお腹にしまい込んだシーンでは、そこからアイディアをひねり出した。あのシーンは遊び心があって楽しかったよ」とふり返る。しかし、そんなエディが秘密を教えてくれた。「実は僕は動物アレルギーなんだ。すごく皮肉なことなんだけど。すごく猫が好きなのに近くにいられないんだ。それから、馬もくしゃみが止まらなくなってしまう。『レ・ミゼラブル』の撮影で馬に乗るときは、くしゃみ止めを飲んで撮影したんだ」。ヒロインのティナを演じたキャサリン・ウォーターストンが、「ニュートと魔法動物との共演は、本作の最高の見どころよ」と絶賛するエディの演技は、彼のアレルギーにも負けない!役作りがあったからこそ。初対面の“人間”に対しては挙動不審になってしまうニュートが、魔法動物とのふれあいで見せる別人のような姿を、劇場でも確かめてみて。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日公開から満席の劇場が続出し、本年度実写映画のうち最速で30億円を突破した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、本作で主人公のニュートとヒロインのティナを演じたエディ・レッドメインとキャサリン・ウォーターストンの2ショットインタビュー映像が到着。まるで劇中で演じたキャラクターそのままのような絶妙な掛け合いを見せたかと思えば、エディは脚本も手がけたJ.K.ローリングに、不満をぶちまけている(?)ことが分かった。『ハリポタ』シリーズの原作者J.K.ローリングが、初めて映画のために脚本を書き下ろした本作。映画サイトやレビューサイト、SNS上では、作品の高評価とともに「ニュートのオタクっぽい絶妙な不器用さと純真さや、ティナの愚直なほどの正義感と優しさがすごくイイ」「だんだんティナと打ち解けて目を見て話すニュートくんが可愛くて」「ニュート×ティナ、むずきゅんする」など、ニュートとティナのキャラクターや似た者同士のじれったい関係性についての投稿も数多い。エディ演じるニュートは、人間といるよりも魔法動物といるほうが気が楽な魔法動物学者。ある日、彼のトランクから魔法動物たちがニューヨークの街に逃げ出してしまったことから物語は始まる。一方、キャサリン演じるティナは、かつては闇祓いだったが、感情に流されて無断で魔法を使い、職務を逸脱したことで、デスクワーカーに降格されてしまった。彼女は捜査官としての地位に復帰したいと望み、ニュートの行く先々に現れるようになる。今回のインタビュー映像では、「ハリー・ポッターファミリーの一員になった感想は?」との質問に「家族という言葉はぴったり」「素晴らしい一家にお嫁に来たような気がする」と語るキャサリンに、エディも満面の笑みで同意する場面からスタート。しかし、エディが一生懸命、本作と「ハリー・ポッター」シリーズとのつながりを説明すると、キャサリンが「要点を手短にまとめてちょうだい」とツッコミを入れるひと幕も。そんな2人は、まるで映画の中のニュートとティナそのものだ。さらに劇中で、ゾウやサイにも似た巨大な魔法動物エルンペントを、トランクにおびき寄せるためにニュートが行った“求愛ダンス”について、エディは「書くのは簡単だけど、やる方は大変なんだよ」と、脚本を書いたJ.K.ローリングに対して不満をぶちまけることに!?続けて「撮影ではものすごく恥ずかしいダンスを披露した。あの映像が流出したら俳優生命は終わりだ。というか社会的にも終わるだろうな」と、顔を赤らめながらコメント。恥ずかしすぎる“求愛ダンス”の役作りについて語る、このエディには要注目。また、キャサリンは杖を使っていて “テニス肘”のようになったことも語っており、見どころたっぷりの本作の裏側を明かしている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)が手がける、アメリカンスタイルのハンバーガーショップ「J.S. バーガーズカフェ(J.S. BURGERS CAFE)」は、関西エリア1号店を大阪・梅田にオープン。出店日は2016年12月16日(金)。新店舗がオープンするのは、大阪・梅田の商業施設「イーマ(E-MA)」に同日 誕生するライフスタイルショップ「エトセトラ ジャーナル スタンダード(etc.JOURNAL STANDARD)」内だ。関西初出店となる梅田店では、関東店舗では食べられない限定バーガー「ウエストサイド ディップ バーガー」を販売。 ビーフ・ジャックチーズ・オニオンがサンドされたアメリカ西海岸発祥「フレンチディップ サンドイッチ」をモチーフとし、さらに関西名物「串カツ」へのオマージュを込めた一品だ。大阪発祥の「イカリソース」を使ったグレイビーソースにバーガーをたっぷりディップして食べる、“二度づけOK”なオリジナルバーガーとなっている。さらにオープンを記念し、2016年12月16日(金)から19日(月)まで「ウエストサイド ディップ バーガー」注文した先着30名には、オリジナルマルシェバッグがプレゼントされる。ビリケンのモチーフを書き下ろした限定デザインとなっている。【店舗詳細】J.S. バーガーズカフェ イーマ梅田店オープン日:2016年12月16日(金)住所:大阪府大阪市北区梅田1-12-6 E-MA B1F etc.JOURNAL STANDARD内営業時間:11:00〜21:00(20:30 L.O.)TEL:06-4796-6376 ※12/16より開通不定休■梅田店限定バーガー ウエスト サイド ディップ バーガー価格:1,210円+税■梅田店 オープン記念期間:2016年12月16日(金)〜19日(月)内容:「ウエストサイド ディップ バーガー」を注文した先着30名に、オリジナルマルシェバッグがプレゼント。
2016年12月02日『ハリー・ポッター』の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が11月23日に全国966スクリーンで公開され、5日間で動員100万人を突破したことが28日、わかった。本年度の洋画実写映画で最速の記録となる。熱烈なポッタリアンとファンタビストだけでなく、20~30代の女性客を中心に、中高生男女やシニア層など、老若男女幅広い層が来場。公開からわずか5日間で動員100万人を突破し、累計興行収入17億2,432万9,600円、累計動員119万450人を記録した。5日間での100万人突破は洋画実写作品1位で、洋邦あわせても『暗殺教室~卒業編~』と並んで本年度実写映画最速の数字となる。土日の映画興行ランキングでも、11月26、27日の2日間で54万6,138人、興行収入8億2,286万2,100円となり、2位以降に大差をつけての初登場第1位となった。また、全世界で約65カ国で公開されており、早くも11月28日時点で、世界累計興行収入は500億円を突破(525億8,382万1,653円)している。本作は、魔法動物の調査で世界中を巡っていた魔法使いニュート・スキャマンダーと、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く物語。エディ・レッドメインが主人公ニュートを演じている。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月28日J・J・エイブラムスは、『スター・ウォーズ』第8弾の監督を引き受けなかったことに後悔しているようだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・トレック』などの監督を務めたエイブラムスは、『スター・ウォーズ』第8弾でもプロデューサーとして参加はするものの、デイジー・リドリーやマーク・ハミルらと一緒に監督として働けないことを寂しく思うことになりそうだとヴァラエティのインタビューに語った。「まあ後悔していないと言ったら嘘になるかな」「『アクション!』ってデイジー・リドリーに言うことができないことや、マーク・ハミルがやっとセリフを言えるシーンで一緒に働くことができないことを考えると、特にね」その一方でエイブラムスは、ブロードウェイで上演されるコメディ作品を共同プロデュースするという形で自分の能力を発揮することになる。もともとロンドンのウエスト・エンドで上演されていた『ザ・プレイ・ザット・ゴーズ・ロング』が、今回ニューヨークのブロードウェイでの上演が決定した。プロデューサー陣にはエイブラムスのほか、ニューヨークの舞台ベテランであるケビン・マコラムやロンドンで成功を収めたケニー・ワックスが携わっている。同作はアマチュア俳優のグループが1920年代の犯罪ミステリー作品を演じようとするものの、波乱万丈な展開を迎えるドタバタコメディ。2014年のウエスト・エンド上演開始から人気を博しており、『ザ・コメディ・アバウト・ア・バンク・ロバリー』『ピーター・パン・ゴーズ・ロング』という2作のシリーズ作品も生まれている。ブロードウェイでは来年の4月2日からライシウム・シアターで皮切られる予定で、ロンドンのオリジナルキャストが出演するとみられている。(C)BANG Media International
2016年11月26日『ハリー・ポッター』の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』がきょう23日に全国966スクリーンで公開となり、大ヒットを遂げた『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)の初日の興行収入4.6億円を大きく上回る見込みであることがわかった。公開を待ちきれないポッタリアンとファンタビストたちが全国の劇場に詰めかけたほか、20~30代の女性客を中心に老若男女幅広い層が来場。水曜のレディーズデーに祝日が重なったこともあり、満席・完売となる劇場が続出するなど、絶好のスタートを切った。そして、正式な数字は集計中だが、少なくとも、興行収入95億円を記録した『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の初日の興行収入4.6億円を大きく上回る見込みで、興行収入100億円超えも十分に狙えるスタートダッシュとなった。3日間にわたって実施された来日キャンペーンも大盛況だった。主人公ニュート役のエディ・レッドメインをはじめ、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、そして、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが19日に来日し、21日より連日イベントに参加。日本のファンたちの愛を受け取ったエディは、「すごい体験をしました。一生忘れることはありません」と感激していた。なお、ひと足早く18日より公開した『ハリー・ポッター』のお膝元で、J.K.ローリングの母国でもあるイギリスでは、今年公開したすべての映画で1位となる大ヒットスタートとなっているほか、フランス、ポーランド、デンマーク、スロベニア、ハンガリー、チェコ、スロバキアでも今年最高のオープニングを記録。また、ロシア、ブラジル、韓国、インドネシア、UAE、台湾などの国で『ハリー・ポッター』シリーズすべての記録を塗り替えている。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月23日『ハリー・ポッター』のJ.K.ローリング原作による新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のスペシャル・ファン・ナイトが22日、東京・表参道ヒルズで開催。来日したエディ・レッドメイン、アリソン・スドル、 ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが登壇し、ハリー杉山と高橋愛がMCを務めた。エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーと、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く本作。エディはまず「コンニチハ! 日本、愛シテマス」と日本語であいさつし、「世界でも日本の『ハリー・ポッター』ファンは有名ですよ。ぜひ『ファンタスティック・ビースト』のファンにもなってほしいです」と笑顔で訴えかけた。アリソン・スドルも「昔から日本が大好きですが、もっともっと大好きになりました」と満面の笑みを見せると、ダン・フォグラーも「スゴーイ」と日本語で感激する。5人が挨拶をし終えると、なんとセルフィタイムに。エディは「僕ほどメカ音痴はいないので、自撮り棒にとっては災難だね」と苦笑いしながら、ファンたちを背景に5人での自撮りを行った。ファンからのQ&Aでは、6月に第1子のパパとなったエディに「子どもにかけたい魔法は?」という質問が入る。エディは日本語で「アリガトウゴザイマス」と感謝した後、「かけたい魔法は2つあります。知恵を授けてあげたいというか、子どもを守る魔法をかけたい。でも、現実を見ると、いまは毎日夜泣きに悩まされているので、一晩だけでもいいから静かに寝てほしいかなと(苦笑)」と、父親らしいコメントを述べた。また、ダンは「日本が大好きです」と何度も繰り返す。「僕はNY出身だけど、NYはごちゃごちゃしているから、東京にはとても癒やされます。また、今朝の地震には大騒ぎして廊下に出たんだけど、みんなが穏やかにしていて冷静でした。そこで、ああ大丈夫だなと思ったんです。まあ、僕は地震があっても日本に残りたいけどね」Q&Aが終わると、キャスト直々に手渡しされるスペシャル・グッズのプレゼント抽選会も開催され、会場の熱気はムンムン状態に。最後にエディは興奮しながら「本当に言葉を失っています。J.K.ローリングさんが『日本のファンは素晴らしい』と言っていたけど、まさにみなさんの愛を感じています」と感謝の言葉で締めくくった。
2016年11月22日世界的に大ヒットした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の3Dコレクターズ・エディションが、ついに発売。ブルーレイ3Dのほか、ブルーレイ2D本編にはJ.J.エイブラムス監督による音声解説がついているが、このほど、ハン・ソロとカイロ・レンの“あの衝撃シーン”について、監督自らが明かす事実が明らかになった。およそ10年ぶりの新作にして、世界中で幅広い世代のファンから熱狂的に受け入れられた本作。自身が『スター・ウォーズ』ファンの第一世代に当たるJ.J.エイブラムス監督は、シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスの創造した世界観をしっかりと継承しつつ、懐かしいけども新しい、21世紀仕様の壮大なサーガを作り上げた。物語は、銀河帝国軍の残党“ファースト・オーダー”が宇宙の平和と安定を脅かす中、砂漠の惑星ジャクーで家族を待ち続ける孤独な少女レイと戦闘行為に疑問を抱いたストームトゥルーパーの脱走兵フィンが出会い、ドロイドのBB-8を引き連れて銀河の運命のカギを握る最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの行方を探すことになる。強いフォースを秘めたレイ、おのれの良心と正義感に従って行動するフィン、暗黒面に魅せられた“ファースト・オーダー”のカイロ・レンなど、個性的かつ魅力的な新世代キャラクターに加え、ハン・ソロやレイア、チューバッカなどお馴染みの旧世代キャラも登場し、奥の深い人間ドラマとワクワクするような大冒険が繰り広げられていく。そして今回、3Dコレクターズ・エディションが発売されたことを記念し、先日のオビ=ワンの声の登場に加えて、監督が明かす新事実の第2弾が明らかに!ハリソン・フォード演じるハン・ソロと、アダム・ドライバー演じるカイロ・レン(ベン)とが1対1で対峙する、本作最大のハイライトともいえるこの衝撃シーンについて、カイロ・レンの知られざる内面の葛藤を詳細に解説している。監督は「本当のことを言うと」と前置きをした上で、実はこのとき、「カイロ・レンは暗黒面から抜け出そうと決心していた」ことを激白!しかし「もう後戻りできないんだ」と、その複雑な心の揺れに触れている。この意外な真相は、カイロ・レンに対する印象を少なからず変え、次回作『エピソード8』以降の展開を予測するヒントにもなり得るかもしれない。また、『エピソード5/帝国の逆襲』や『エピソード6/ジェダイの帰還』と本作の脚本を手がけたローレンス・カスダンの息子であり、若きハン・ソロを主人公にしたスピンオフ作品の脚本を親子で手がけるジョン・カスダンが、このシーンに関わっているというエピソードも、ファンには実に興味深い。音声解説ではこのほかにも、監督の熱い「スター・ウォーズ」愛や、作品をさらに深く理解できる内容も収録しているので、ぜひチェックしてみてほしい。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 3Dコレクターズ・エディション』ブルーレイは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年11月22日『ハリー・ポッター』のJ.K.ローリング原作による新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のジャパンプレミアが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催。来日したエディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、 ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサー、『ファンタビ』宣伝大使のDAIGOらが登壇した。まずは日本語吹替版で主人公ニュートの声を担当する宮野真守をはじめ、豪華な日本人ゲストがレッドカーペットに登場し、会場のボルテージがアップ。続いて光を灯す呪文「ルーモス(光よ)」の掛け声で会場が光に包まれ、エディ・レッドメインはじめ来日キャストやスタッフ陣が現れた。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)と、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く本作。ステージでは、『ファンタビ』宣伝大使のDAIGOが最初に登壇し「この映画は僕にとって"FBM"です。"ファンタスティック・ベスト・ムービー"ですから」と言うと会場から拍手が起こり、続いてDAIGOが持ってきたニュートのトランクからエディが飛び出すという演出に会場が沸く。エディは「コンニチハ」と元気に日本語であいさつをし、会場のファンの心をわしづかみに。「日本にはJ.K.ローリングや『ハリー・ポッター』のファンがたくさんいると聞いてます。僕たち出演者も『ハリー・ポッター』の大ファンですが、映画を観た後は『ファンタスティック・ビースト』のファンになってください」とアピールした。キャサリン・ウォーターストンも「トーキョー大スキ」と日本語であいさつし、「本当に献身的に作品を作りました」と笑顔を見せる。アリソン・スドルは「私は少女時代から日本に来るのが夢でしたが叶いました」と大はしゃぎ。ダン・フォグラーも愛嬌たっぷりに「東京ってすごいね。僕は今回、宝くじに当たったような気分です」と上機嫌に語った。最後に、DAIGOがエディに「日本のみなさんにかけたい魔法は何ですか?」と尋ねると、エディは「ニュートのトランクは実は中が広いんです。みなさんから温かい歓迎を受けたので、全員をトランクに入れて持ち帰りたいです」と言うと、会場から黄色い歓声が沸き起こり、DAIGOも「ファンタスティック!」と大喜びだった。
2016年11月21日米BOX OFFICE MOJOは11月18日~11月20日の全米週末興業成績を発表した。『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリング自ら脚本を手掛ける新シリーズの1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が首位に初登場。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書『幻の動物とその生息地』の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの大冒険を描いた作品で、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメインが主人公を演じる他、ヒロイン役の『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストン、コリン・ファレル、ジョン・ボイトら豪華キャストが名を連ねる。『ハリー・ポッター』シリーズ5作目から監督を務めたデヴィッド・イェーツが再びメガホンを取る。『ドクター・ストレンジ』は3週目にして2位に転落。失速はしつつも、累計興行収入は1億8,154万2,877ドルと2億ドルの大台が目前に迫った。7位『The Edge of Seventeen(原題)』も今週初登場。親友と兄が付き合い始めたことから2人との関係が悪化してしまい、悩める17歳の少女をヘイリー・スタインフェルドが演じる青春映画。スタインフェルドは、映画デビュー作となったコーエン兄弟の『トゥルー・グリッド』(2010)のマティ役で数々の映画賞を総なめにした19歳の若手女優だ。その他、事故で首の骨を折り再起不能と言われながらもボクシング2階級制覇した不屈のボクサー・ビニー・パジェンサを描いた『Bleed for This(原題)』が8位に初登場。『セッション』『ダイバージェント』のマイルズ・テラーが主人公を演じている。
2016年11月21日世界的ベストセラー作家のスティーヴン・キングとハリウッドを代表するヒットメーカーのJ.J.エイブラムスがタッグを組み、ジェームズ・フランコがジョン・F・ケネディ大統領暗殺の阻止を目指す海外ドラマ「11/22/63」が「Hulu」に登場。暗殺事件が起きた、まさに運命の日の11月22日(火)より独占配信がスタートする。高校の国語教師ジェイク(ジェームズ・フランコ)はある日、長年通い続けるダイナーの店主アル(クリス・クーパー)から、信じられない事実を告げられる。ダイナーの奥にあるクローゼットの扉の先は“過去”に繋がっているというのだ。半信半疑でその扉を通ったジェイクの目の前に突然現れたのは、どこか懐かしく、見覚えのある世界。元へ戻ったジェイクに、アルは「いま見てきた世界は1960年10月21日だ」と告げる。その扉は過去へとタイムスリップできる通称「ウサギの穴」。過去で何分、何時間、何年過ごしても、現代の時間はたった2分しか進まないという。そして、過去で2年間過ごす間にがんを発症し、余命わずかと悟ったアルは、ジェイクに「1963年11月22日に起きたジョン・F・ケネディ大統領暗殺の阻止計画」を託す。アルはケネディ大統領暗殺が起きなければ、ベトナム戦争は起きず、いまよりももっと良い世界になっていただろうと考えていた。過去へ旅立ったジェイクは歴史上、“暗殺実行犯”として逮捕されたオズワルドの情報を頼りにダラスへと向かうが、ジェイクの行く手を、“過去”が阻み始める…。「このミステリーがすごい!」2014年海外編1位、「週刊文春ミステリーベスト10」2013年海外部門1位を獲得し、世界中で絶賛されたキングのベストセラーを、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をはじめ、「ウエストワールド」「LOST」「パーソン・オブ・インタレスト」など、数々の映画やドラマを手がけてきたエイブラムスが完全ドラマ化。主人公の国語教師ジェイクをジェームズ・フランコが演じるほか、アカデミー賞俳優クリス・クーパー、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』で若きエリザベス女王を好演したサラ・ガドン、『パレードへようこそ』『わたしは生きていける』の若手ジョージ・マッケイらに加え、『トランスフォーマー』シリーズのジョシュ・デュアメルがゲスト出演を果たす。「J.J.エイブラムスとはもともと知り合いだったんだ」という原作のキング。「彼の世界感が好きだし、描く世界に共感できる。彼の作る映画やドラマに魅力を感じる理由は普通の人々が描かれているからだ。そして、その普通の人々が、特殊な状況に直面した時に必死に闘う姿を描いている。だからこそ共感できるんだ」と語る。「もし過去に戻って何かを変えることができたら、何をするか誰でも考えるだろう。ケネディ暗殺事件は興味深い題材だったよ。いまも謎が残されているこの事件で、オズワルドが本当に犯人かどうか、ということより私が興味をそそられるのは『もし起きたことを変えられたら、その後は何が変わるか』という点だ。それを描きたくて執筆したんだ」と、この作品のテーマに触れた。一方、エイブラムスは「スティーヴンのストーリーに人々は夢中になる。彼は人を惹きつけ、考えさせる方法を心得ているんだ。共感できる登場人物を描いている。そしてキャラクターたちに能力や機会を与える、あるいは、とんでもない異常な状況下に彼らを置く。そしていろんな面を見せてくれる。共感、健全性や異常性、予想外の展開とかね。スティーヴンも僕もパラレルワールドに興味を持っているんだ。僕はずっと彼と仕事がしたかった。彼の想像力は無限で『もし本当に起きたら?』と視聴者に思わせる。僕には最高のストーリーなんだ」とコメント。「(彼の)ファンだから失敗したくないと思ったよ」と並々ならぬ気合いで臨んだことを明かす。「実はケネディ暗殺の陰謀説を題材にした別の企画を長い間練っていた」という主演のフランコは、「だけど、いろいろあって実現には至らなかった。今回のドラマの話がきたとき、考えてた企画は諦めてこの『11/22/63』に集中しようって決めたんだ。J.J.エイブラムスからの誘いには喜んで応じたよ。だって関心ある題材だったからね。事件に対しての切り込みが斬新で、独創性に引き込まれたんだ」と言う。さらに、「時代設定は過去だが、主人公は現在の人間だ。過去の様子にいちいち驚き、興味を持つ。視聴者にもそこを楽しんでもらえたら」と語り、本作をアピールしている。「11/22/63」は11月22日(火)よりHuluにて独占配信スタート。毎週火曜日に1話ずつ新エピソード追加(全9話)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日世界中に魔法をかけた映画『ハリー・ポッター』シリーズ完結から5年。同じ魔法の世界を舞台に、原作者であるJ.K.ローリング自ら脚本を書きあげた新シリーズが始動した。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。ハリポタ新章の幕開けを告げる極上の一作だ。すでにご存じかと思うが、本作について簡単に説明すると、映画の主人公は魔法動物学者のニュート・スキャマンダー。実際に発売もされたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある彼が、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまう。折しも現地では、原因不明の地割れや建物の崩壊が続発し、アメリカ合衆国魔法議会に緊張が走っていた…。すでに5部作として製作されることが決定しており、その第1弾となる本作はいわばイントロダクション。それだけに、登場キャラクターや世界観の説明に費やされる時間も短くないが、『ハリポタ』後半の4タイトルも手がけたデヴィッド・イェーツ監督は、格調高い映像美にユーモアを散りばめた見事な演出力を発揮し、映画の前半だけでも数々の名場面を生み出している。魔法動物が次々と登場するトランクの内部シーンが特に素晴らしい。また、アメリカ大統領選がもたらした社会の分断が、奇しくも映画には色濃く描かれている。ニューヨークが舞台になっている分、余計にそんなことを感じさせた。「魔法使いの存在は絶対に知られてはならない」という掟のもと、騒動が発端となり、魔法使いとノー・マジ(普通の人間)が共存する世界は不穏な空気に包まれ、掟に反し「いまこそ魔法使いは表舞台に立つべきだ」と主張する魔法使いが台頭し、魔法界の内部にも亀裂が生じるのだ。スピンオフでも、前日譚でもない。『ハリポタ』シリーズの良さはキープしつつ、新鮮な驚きと感動に満ちあふれた『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が、決して好調ではなかった2016年の実写洋画を盛り上げる起爆剤になることを期待したい。『ハリポタ』ファンを満足させるのはもちろんだが、いわゆる原作ものではないので、劇場に足を運ぶハードルは高くないはず。オブリビエイト(忘却)できない冒険が、ここから始まる。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:Ryo Uchida)
2016年11月19日いよいよ来週日本公開となる、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、「ハリー・ポッター」のお膝元ロンドンでプレミアが行われ、エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストンら主要キャスト、デイビッド・イェーツ監督、そして原作者のJ.K.ローリングが登場した。魔法使いのニュート・スキャマンダーは優秀だけどおっちょこちょい、そして魔法動物をこよなく愛する変わり者。世界中を旅しては魔法動物を集め、不思議なトランクに詰め込んでいる。あるとき、旅の途中で立ち寄ったニューヨークで、ひょんなことからニュートのトランクと普通の人間のトランクが入れ替わってしまう。トランクの中から魔法動物たちは逃げ出してしまい、ニューヨーク中が大騒動に!そこで出会った仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートの新しい冒険が始まる!この日会場となったのは、ロンドンのレスタースクエア。先日大盛況だったNYプレミアに続き、今度はエディの故郷であり、「ハリー・ポッター」のお膝元であるロンドンでのお披露目とあって、「ハリー・ポッター」シリーズの衣装に身を包んだ“ポッタリアン”をはじめ、早くもニュートの衣装に身を包んだ“ファンタビスト”も2,000人以上が会場に詰め掛けた。そして、エディが到着すると会場は割れんばかりの声援に包まれ、「大部分はグリーンスクリーンで撮影されるんだろうと思っていたんだけど、でも実際はロンドンの郊外にNYの大半は実際に建てられていたんだ。道から出て来る煙まで再現されていたんだよ」とまさにロンドンの地に本作の舞台となるニューヨークのセットが建てられたことを明かした。続けて「それだけでも最高だったんだけど、動物に関して言えば、デイビッドはリハーサルの段階で、僕らに色々とやってみる自由をくれて、そのおかげで何が必要なのか知ることができた。子ども心を思い出して、1秒1秒が楽しかったよ」ともふり返る。また、ニュートと仲間になる初めて魔法の世界に誘われる人間(ノー・マジ)を演じたダン・フォグラーは、ロンドンという特別な地でお披露目されることについて「とても光栄だよ。スゴイことだ。誰もがとても興奮して、ハッピーだ。皆、キャラクターのコスプレしている。嬉しいのは魔法使いじゃない僕を誰もが大歓迎してくれることだよ」と興奮と喜びを隠せない様子だ。さらに、ロンドンの地で生まれた魔法の世界をニューヨークに移したことについて、J.K.ローリングは「この物語の原作を2000年に書いたとき、ニュートがニューヨークに渡るというイメージがすでに頭の中にあったの。なぜそう確信していたのかは分からないけれど、そうやって生まれたの」と魔法のようなエピソードを明かす。また「ニュートはとても愛すべき人だけれど、彼自身は自分のことをそう思ってはいない。私は彼が愛すべき人だと思うけれどね。自分に自信がなく、人が苦手なの。でも、ビーストとは自然につきあえる」とニュートの魅力も説明していた。早くもファンが気になる“続編”について、「ハリポタ」の“育ての親”とも言うべきデイビッド・ヘイマンは、「いまはすべてを秘密にしておこうとしているので、あまり言えないんだ」と話すも、「でも、若き日のダンブルドアは出てくるよ。どうなるかお楽しみだね」とコメントしていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月16日ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)が展開しているJ.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)からクリスマス限定メニュー「苺とマスカルポーネのフローズンパンケーキ」が2016年11月22日(火)より発売される。クリスマス限定メニューは、ふわふわのパンケーキをそのまま凍らせた新食感のフローズンパンケーキ。3段に重ねたブラックココア入りのパンケーキ生地の上には濃厚な北海道産マスカルポーネをたっぷりと絞っており、口の中に入れた瞬間に冷たいクリームが絶妙なハーモニーでとろけ出す。パンケーキの上には苺やラズベリーを贅沢にトッピングし、シャリシャリとした食感が楽しい一皿だ。ひんやり冷たいデザートを堪能しに、店頭に足を運んでみてはいかがだろうか。【概要】苺とマスカルポーネのフローズンパンケーキ価格:1,480円+税期間:2016年11月22日(火)~12月25日(日)実施店舗:J.S. パンケーキカフェ全店
2016年11月14日J.S. バーガーズカフェ(J.S. BURGERS CAFE)にて、クリスマス限定のバーガー「OBMバーガー」が登場。2016円11月22日(火)から12月25日(日)まで発売される。「OBMバーガー」は、クリスマスやシーズンパーティーによく食べられるメニューや食材を贅沢にサンドした一品。氷温熟成した粗挽きビーフパティをベースに、ジューシーなソフトシェルシュリンプやクリーミーなマリボーチーズ、冬の旬野菜ブロッコリーやトレビスをあしらってカラフルに。そして贅沢なビスクスープをイメージした、オマールビスクソースで仕上げた。サイドメニューには、ジューシーでやわらかなスモークターキーや、ジンジャーやオレンジピールの風味が感じられる爽やかなレッドエールを合わせるのがオススメだ。【詳細】J.S. バーガーズカフェ クリスマス限定メニュー期間:2016円11月22日(火)〜12月25日(日)価格:・OBMバーガー 1,430円+税・グリルド スモーク ターキー 1本 450円+税、4本 1,680円+税、8本 3,200円+税・フィストマスホリデーエール 780円+税展開店舗:・J.S. バーガーズカフェ 新宿店、渋谷店、原宿店、ルミネ池袋店、ららぽーと海老名店、鎌倉店・J.S. フーディーズ 江ノ島店、ららぽーと豊洲店、エキスポシティ店、ミント神戸店、ららぽーと立川立飛店、エスパル仙台店
2016年11月13日ハンバーガー専門カフェ・J.S. バーガーズ カフェ(J.S. BURGERS CAFE)では11月22日から12月25日まで、クリスマス限定メニュー「オー・ビー・エム バーガー(OBMバーガー)」(1,430円)を提供する。「OBMバーガー」は、クリスマスパーティーなどでよく食べられるメニューや食材を贅沢にサンドしたバーガー。パーティーで定番のジューシーなソフトシェルリンプや、クリーミーなマリボーチーズ、冬の旬野菜であるブロッコリーなどにオマールビスクソースをかけ、氷温熟成した粗挽きビーフパティで挟み込んだ。名前の「OBM」は、バーガーに使用されたオマールビスクソース、ブロッコリー、マリボーチーズの頭文字に由来。また、裏テーマとして、11月8日の時期米国大統領選挙を受け、8年間に渡る任期を終えるオバマ大統領へのオマージュも込められた。その他、サイドメニューとして、クリスマスシーズン限定のジューシーでやわらかなスモークターキー「グリルド スモーク ターキー」(1本/450円、4本/1,680円、8本/3,200円)と、カラメルやプラムのアロマが香るレッドエール「フィストマスホリデーエール」(780円)も販売される予定だ。
2016年11月12日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のワールドプレミアと記者会見が現地時間10日、アメリカのニューヨークで行われ、主演のエディ・レッドメインをはじめとするキャスト陣、デイビッド・イェーツ監督、本作の脚本も手掛けた原作者J.K.ローリングが登場した。ワールドプレミアでは、『ファンタビ』のキャラクターのコスプレをした"ファンタビスト"や、『ハリポタ』のコスプレに身を包んだ"ポッタリアン"が集結。報道陣も世界各国から駆けつけ、会場は熱気に包まれた。21日から来日する主人公ニュート・スキャマンダー役のレッドメインは、魔法動物で緑色の木の妖精ボウトラックルを胸ポケットに連れて登場。「早く行きたい! 日本には『ハリー・ポッター』のマジカルなファンがいっぱいいるから、『ファンタスティック・ビースト』も楽しんでもらえれるとうれしいな」と目前に迫った来日に期待を高ぶらせ、「今年、日本で3、4週間妻と2人で旅行したんだ。うどんや、お寿司を食べたんだ。大好きだから、また食べたいし、いろいろなところに行きたいよ」と興奮気味に語った。ローリングは、日本にも魔法学校があるが「ニューヨーク以外にどこに行くかは言えないわ。今回のシリーズは世界を旅することがテーマだからね。映画を楽しんで」と秘密を守りつつも、「2作目には中国のビーストが出る。ドラゴンじゃないけどね」と明かした。そんなローリングの魔法の世界について、新ヒロインのキャサリン・ウォーターストンは「撮影中に『ハリー・ポッター』を読んでいたから、『ファンタビ』を撮影して、帰宅して『ハリポタ』を読んで、魔法の世界にどっぷりつかった6カ月だったわ」と幸せそうに振り返った。会見では、ストーリーについてJ.K.ローリングに質問が集中。ローリングは、ワーナーから『ファンタスティック・ビースト』の映像化の話を聞いたときに「ニュートが好きだったから、彼がどんな人物だと私が思っているのかしっかりと語らなくちゃいけないと思った」と言い、「自分でも気付く前に脚本を書き始めていた」と振り返った。そして、「結果的には最高だったと思う。これが本当に本当に私が書きたかったことだから」と自信をのぞかせ、主人公ニュートについて「ヒーローらしからぬキャラクター。誰もが人生においてそうであるように、計画をしていなかったようなことに巻き込まれていくの」と語った。またレッドメインは、秘密にしておかないといけないストーリーについて話してしまったことがあったそうで、「ステージ上でみんなからの質問に答えている時に、デイビッドに『エド、言っちゃだめ』と言われることがよくあるんだ(笑)」とエピソードを披露。「ジョー(J.K.ローリング)は、キャラクターを一生懸命に守ってくれているんだ。だから、そのキャラクターのひとつを自分が演じるという責任を得た時には、自分もすごく守られているように思える」と話した。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月11日「ハリー・ポッター」原作者J.K.ローリングが手掛ける新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、本作のNYワールドプレミアが行われ、ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインを始め、新ヒロインのキャサリン・ウォーターストンら主要キャスト、デイビッド・イェーツ監督、J.K.ローリングが登場した。この日のワールドプレミアでは、ニュートなど『ファンタビ』のキャラクターのコスプレをした“ファンタビスト”や、『ハリポタ』のコスプレに身を包んだ“ポッタリアン”が集結し、極寒のニューヨークにも関わらず、会場は熱狂に包まれていた。そこへ、魔法動物で緑色の木の妖精ボウトラックルを胸ポケットに連れてエディが登場!21日から来日するエディは「早く行きたい!日本には『ハリー・ポッター』のマジカルなファンがいっぱいいるから、『ファンタスティック・ビースト』も楽しんでもらえれると嬉しいな」と期待を寄せ、J.K.ローリングは、「ニューヨーク以外にどこに行くかは言えないわ。今回のシリーズは世界を旅することがテーマだからね。映画を楽しんで」と語り、「2作目には中国のビーストが出る。ドラゴンじゃないけどね」とも明かした。また会見では、秘密の多かった作品についてや、ニュートというキャラクターの愛らしさを熱弁。J.K.ローリングは、ニュートのキャラクターがすごく魅力的と語っており、今回の映像化に際して最初に話があったとき、「“ちょっと待って、ちょっと待って”と言ったの。だって、ニュートを間違って描いて欲しくなかったから。私はニュートが好きだったから、彼がどんな人物だと私が思っているのかしっかりと語らなくちゃいけないと思ったの。それで、自分でも気付く前に、脚本を書き始めていたの」と映画化のきっかけを熱く語り、「結果的には最高だったと思う。これが本当に本当に私が書きたかったことだから」とコメント。エディは、「彼は本当に心の優しい人物で、愛すべき人物で、動物たちが大好きで、動物たたちは、誤解されているだけなんだと信じているんだ」とニュートについて語る。そして、ダン・フォグラーも「普通の人間なのに魔法使いの世界に紛れ込んでしまうんだ。このキャラクターはヒーローの物語に必要な笑いの役なんだ。でも、恋もアクションも描かれているんだよ」とキャラクターについて話し、「J.K.ローリングにも『ロン(ロン・ウィズリー)を彷彿とさせるわね』と言われた。ロンが好きなので嬉しかったよ」とコメント。また、エディは以前にストーリーについて秘密にしておかなくてはいけないことを話してしまったことがあるそうで、「デイビッドに『エド、言っちゃだめ』と言われることがよくあるんだ(笑)」と、ニュートのように少しおっちょこちょいのエピソードも明かした。さらに、劇中に登場する魔法動物についてJ.K.ローリングは「これを観たらみんな二フラーが欲しくなることは確かだと思う。私だって二フラーが欲しいもの。正直言って、ここにいる私たちみんな欲しいと思っているから」と述べた。今月11月21日(月)、22日(火)にはエディほか、キャサリン、アリソン・スドル、ダン、イェーツ監督、プロデューサーの6名の来日が控えている。ここでは一体何が話されるのか楽しみだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月11日『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公・ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインが、同作の著者・J.K.ローリングに初めて会ったときのことを興奮気味に語った。『ファンタビ』の撮影に入る前の2作品は、『リリーのすべて』のリリー・エルベ、『博士と彼女のセオリー』のスティーヴン・ホーキングと、実在する人物を演じたエディ。伝記を読んだり、存命のホーキングには会うなどして役作りができたが、ニュートは久々のフィクションの世界の人物…。ならば著者に話を聞くしかない!と意気込んでローリングに会いに行ったそうだ。2人が確保できたのはわずか1時間。ニュートについて徹底的に話し合ったという。「素晴らしい時間だったし、ニュートの多くは彼女の個人的な話と結びついていた。彼女は素晴らしい想像力を持っているけど、実はキャラクターの多くは彼女の周りにいる、よく知っている人たちをもとに描いていると思う。だから詳しくは言えないけど、ニュートのキャラもある特定の場所から誕生したんだよ」と明かす。2人が最も深く議論したのは、ニュートは本来、全くヒーローらしくないヒーローだということだ。「ニュートは気乗りしないながらも、自分の中にヒーローっぽさを見出す。彼の魔法生物への愛と、彼の背中を押してくれる魔法生物との良き関係がそうさせるんだ」とエディはローリングとの対談で得たことを教えてくれた。(Hiromi Kaku)
2016年11月11日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)で世界をうならせたJ・J・エイブラムス監督。J・Jは監督としても超一流だが、プロデューサーとしての目利きも秀逸だ。いまや"J・Jクオリティ"は業界のお墨付きで、それは彼が製作した『スター・トレック BEYOND』(公開中)を観ても大いにうなずける。今回J・Jがメガホンを託したのが、『ワイルド・スピード』シリーズのイケイケ監督、ジャスティン・リンだ。本作のストーリーがこれまた大胆不敵な展開を見せる。『スター・トレック』の象徴とも言うべき宇宙船エンタープライズ号が、強敵によって見るも無残な形で撃破されてしまうのだ。さらに、カークたちクルーはバラバラにされ、いまだかつてない大ピンチに陥る。『スター・トレック BEYOND』は『スター・トレック』シリーズ誕生50周年記念の映画ということで、ジャスティン・リン監督は相当の重責を担ったはずだ。しかし、決して守りに入らず、それどころか完全に攻めのイケイケ姿勢で挑み、シリーズの熱烈なファンであるトレッキーたちを驚嘆させた! その見事な手腕、いや肝っ玉は相当なものである。来日したジャスティン・リン監督にインタビューし、制作秘話を聞いた。――J・J・エイブラムスから3作目のバトンを渡されたことでプレッシャーは感じましたか?もちろん、ものすごいプレッシャーを感じました。50年も続く素晴らしいシリーズですし、そのエッセンスを大切にすると同時に、新しい世界を探検していくこともやってみたいと思い、そこがチャレンジのしどころでした。あまり時間もない中でアイデアを出し合い、撮影を敢行するということは大変でしたが、フィルムメーカーとしては良いプレッシャーだと思ったので、ある意味ラッキーなことでした。実際に物理的な意味でチャレンジしたことはかなりあったと思います。でも、その大変さを、私たちは絆に変えていこうとみんなで努力していきました。――J・J・エイブラムスとは初タッグとなりましたが、一緒に仕事をしてみていかがでしたか?私はJ・Jの大ファンです。彼はたくさんの大作を手掛けていますが、すべて成功しています。すごくクリエイティブでありつつ、職人的なところもある。いつも一生懸命仕事をしていて、常に向上したいと思っている人です。J・Jは「大胆にやれ。自分の映画を作れ」と言って、すごく応援してくれました。そういうふうに言ってもらえたのは、信頼してもらえた証拠かなと思いました。私は元々自分のクレジットカードで製作費を払うようなインディーズ映画を撮っていて、彼とは全く違うフィールドにいたわけですが、今回一緒に仕事をしてみて、ハリウッドでは珍しいほど素晴らしい人だと思いました。私たちがいつも考えていたのは、どうやって映画をより良いものにするかということでした。彼は常に正しいやり方で映画を作っています。だから私も将来的に彼のようになっていきたいです。――今回俳優としての参加だけではなく共同脚本も手掛けたサイモン・ペッグとはどんなふうにコラボレートしていったのですか?私はフィルムメーカーとしても俳優としてもサイモンのファンだったので、今回彼が脚本にも関わってくれたことは非常にありがたかったです。サイモンは天才ですが、人間的にもよくできた人です。サイモンも『スター・トレック』シリーズの大ファンで、キャラクターをよく知っているし、演じている役者さんのこともすごくよくわかっているので、今回は非常に助けてもらいました。――監督も脚本段階から参加されていたのですか?もちろんです。J・Jから電話をもらった時、まだ脚本は何もできていなかったんです。参加を決めてからすぐロンドンに飛び、サイモンと共同脚本のダグ・ユングに会いました。そこで「これまでのものを全部壊して、再構築する」というアイデアを提示しました。そこからいろいろなことを準備しながら脚本を進めていった感じです。すごくタイトなスケジュールでしたが、各自が不平不満を言うのではなく、この映画を有機的なものにしようと務めました。目指したのは、まるで自分たちと同じように呼吸をして生きている人たちの映画でした。――今回、エンタープライズ号をあそこまで大破させてしまうことに抵抗はなかったですか?僕自身もすごく感情的になりました。なぜなら私はエンタープライズ号を見ながら育ってきたので。でも、このシリーズは50年も続いてきたから、ここでそろそろテーマや哲学を再構築しても良い時期なんじゃないかと考えたんです。それをするには、クルーをバラバラにすることが一番いいと思いました。そのために彼らを1つにつなげているエンタープライズ号を壊すことにしました。実際にエンタープライズ号を壊滅させたことは軽々しく思っていないですし、むしろ重いことだと受け止めています。ただ、それぞれのクルーが自分なりの成長を遂げ、最後にまた1つになるのを見て、観客の方々が「『スター・トレック』のこういうところが好きだったんだ」と肯定できるような流れにしたいと思いました。――アントン・イェルチンの急逝は本シリーズにおいて大きな損失だったと思います。彼との思い出を聞かせてください。アントンと仕事ができた経験自体がかけがえのない贈り物だったと思います。彼は映画作りにおける正しいやり方を思い出させてくれました。それは「映画を作るというのは特別なことをやっているんだ」という自覚です。彼はそういう姿勢を常に忘れないでいた人でした。たとえ自分の生活に何かが起きたとしても、現場に来たらその瞬間は演技に集中しようという姿勢を常に保っていました。アントンとセットにいる時はいつも楽しかったです。セリフが多かろうが少なかろうが、彼はいつもたくさんのアイデアをもちかけてくれました。映画作りの楽しさを体現してくれた人です。きっと彼と一緒に仕事をした人はみんな、絶対に彼のことを忘れないと思います。まだ私にとっては生々しいことで、彼がこの世にいないということ自体、信じられません。――スポック・プライム役のレナード・ニモイさんも肺疾患で他界されました。劇中でスポック・プライムの功績を表するシーンも印象深かったです。僕は、テレビシリーズでスポック役のレナード・ニモイをずっと観てきたので、彼が亡くなった時にああいう形で言及するのもいいかなと思いました。サイモンとダグと3人でお互いの目を見合って、ああいう形で彼を登場させることを決めました。あのシーンを挿入することで、これまでの50年間の神話的なキャラクターといえるスポック・プライムに対する敬意を表せるんじゃないかと思ったのです。――あらためて『スター・トレック BEYOND』は、監督のキャリアにおいてどんな位置づけの作品になりましたか?僕は、今回大きなボーナスをもらったと思いました。実は最初、やるつもりは全くなかったんです。J・Jから電話をもらった時、別の作品を作ろうと動いていたので。私が映画を作り始めた時は、誰もチャンスをくれなかったので、自分でチャンスを作るしかなかったんです。すなわち自分でお金を払って作るしかなかったということです。でも、今はいろんなチョイスが用意されているのでありがたいです。『スター・トレック BEYOND』が監督できたことは、良い意味で“偉大な寄り道”ができたことだと思っています。ある種の道しるべみたいな作品になりました。僕は2001年に映画を作り始め、ちょうど10年前に初めての大作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)を東京で作りました。だから、今回また東京に来られたことはいろいろと感慨深いです。ある意味、その場所に戻ってこられたということで、自分の中の1つの章が終わったなと思いました。そして家に帰ったら、また次の章が始まる気がします。■プロフィールジャスティン・リン1971年10月11日台湾生まれ。映画監督、脚本家、プロデューサー。『Better Luck Tomorrow』(02)で監督デビュー。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)の監督に抜てきされ、以降『ワイルド・スピード MAX』(09) 、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(11)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)と人気シリーズを手掛けていく。テレビシリーズでは『SCORPION/スコーピオン』(14~)が好評を博した。(c) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc.
2016年10月22日元AKB48で女優の前田敦子が19日、都内で行われた映画『スター・トレック BEYOND』(10月21日公開)のジャパンプレミアに登場。J・J・エイブラムスと7年ぶりの再会を果たし、「すごくうれしい」と喜んだ。ジャパンプレミアには、本作を引っさげ来日を果たしたプロデューサーのJ・J・エイブラムス、キャストのサイモン・ペッグ、監督のジャスティン・リンが登場。そして、『スター・トレック』シリーズの誕生50周年を祝うアンバサダーとして前田も駆けつけた。前田は「『スター・トレック』公開おめでとうございます!」と、最新作の公開を祝福。続いて、「「皆さん、ジャパンプレミア楽しんでますかー?」と観客に呼びかけ、観客から歓声が上がると「すごい温かいですね。すてきです」と笑顔を見せた。前田は、2009年公開の『スター・トレック』1作目の来日プロモーションでもJ・J・エイブラムスと対面しており、「1作目のときに来日されたときの記者会見でお会いして以来、すっかりファンになりました」と魅了された様子。「今回また再会できてすごくうれしいです」と7年ぶりの再会を喜んだ。最後のフォトセッションでは、J・Jとサイモンの間に入り笑顔で撮影に応じた前田。降壇時にロングドレスの裾を踏みつまずく場面があったが、J・Jが手を差し伸べ、階段を下りる際もエスコートする紳士対応を見せた。『スター・トレック BEYOND』は、宇宙船エンタープライズ号のキャプテン・カーク率いるクルーたちが、宇宙の最果ての領域を探索し、新たな敵と遭遇する冒険を描くアクション映画。今回は、目的地への到着直前、無数の飛行物体の急襲を受け、エンタープライズ号が撃破されるという最大の危機に陥る。
2016年10月19日『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督と、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスが初タッグを組んだ『スター・トレック BEYOND』(10月21日公開)のジャパンプレミアが19日、新宿歌舞伎町シネシティ広場にて開催。来日した製作のJ・J・エイブラムスと、スコット役で脚本も手がけたサイモン・ペッグ、ジャスティン・リン監督が登壇した。また、女優の前田敦子が『スター・トレック』シリーズ誕生50周年を祝うアンバサダーとして会場に駆けつけた。J・J・エイブラムスは「コンバンハ」と日本語であいさつし、「世界で一番大好きな都市が東京だから、ワールドツアーを東京で締めくくれるのが最高に幸せです」とリップサービス。「今回、サイモン・ペッグが共同脚本を手掛けてくれたし、ジャスティンには監督として参加してもらえたからラッキーでした。僕は過去2作を作ったけど、一つ切なく思うことは、今回の3作目がベストな作品になったことです」と苦笑いした。ジャスティン・リン監督は「ものすごくプレッシャーを感じたけど、J・Jやサイモンと一緒に映画を作れるのなら、きっといい映画になると思いました。やる価値のあるものにはすべて試練が伴うものだし、チャレンジができたからこそ、より良いものができたと思っています」と手応えを口にした。スコット役のサイモンは、脚本にも携わったことについて「そのためにたくさんのお金をJ・Jに払いました」とジョークを飛ばし、会場は大爆笑。また、J・Jについて「彼とは10年ほどのつきあいで、断ることはできないものでした。でも、素晴らしい機会になると思いましたよ」とおちゃめに語った。広場には、23世紀のスペースドックを模したステージが出現。前田は『スター・トレック』1作目の来日プロモーションでもJ・J・エイブラムスと対面していて、7年ぶりに顔を合わせとなり、「再会できてうれしいです」と笑顔を見せた。『スター・トレック BEYOND』は、宇宙船エンタープライズ号のキャプテン・カーク率いるクルーたちが、宇宙の最果ての領域を探索し、新たな敵と遭遇する冒険を描く。今回は、目的地への到着直前、無数の飛行物体の急襲を受け、エンタープライズ号が撃破されるという最大の危機に陥る。
2016年10月19日ケビン・コスナーが『Molly’s Game』でジェシカ・チャステインと共演することになった。役柄は、チャステインの父親。モリー・ブルームが執筆したメモワールの映画化で、『ソーシャル・ネットワーク』『マネーボール』の脚本家アーロン・ソーキンが監督と脚色を兼任する。その他の情報チャステイン演じるモリーは、元スキー選手。オリンピックに出る夢が破れた時、ウエイトレスになり、やがてハリウッドの大物スターを相手に、秘密のポーカーの場を提供し始める。映画は、彼女がFBIに逮捕され、裁判になってからの様子が中心になるようだ。彼女の弁護士の役には、イドリス・エルバが決まっている。ほかにマイケル・ペーニャも出演する。チャステインの最新作は『スノーホワイト/氷の王国』。次回作は、12月北米公開予定の『Miss Sloane』。文:猿渡由紀
2016年10月19日