日本でもファンの多いテキスタイルブランドmarimekko(マリメッコ)。本社はフィンランドの首都・ヘルシンキ市内にあります。実はオフィスの隣にプリント工場があり、本社で働くデザイナーさんたちは、実際にプリントされる様子を間近で確認しながら作業しているんですって!今回、特別に工場の中を見ることができたので、その様子をお届けします。鮮やかなテキスタイルに世界中がラブコール!魅惑のプリント工場に潜入マリメッコは、フィンランドを代表するテキスタイルブランドとして、国内をはじめ世界中で愛されています。1951年の創業当時は今とは違うところに本社とプリント工場があり、お互いも離れた場所にありました。その後1970年代に現在の場所に工場を移転、80年代には隣に本社機能も移り、全ての印刷工程を本社の隣で行っています。マリメッコの本社には一般の人でも入れるショップやアウトレットが併設されているので、観光客からも人気の場所として知られています。でも、本社の隣でプリントを行っているという事実は、あまり知られていないかもしれません。プリント職人さんとデザイナーさん同士が、色やデザインについてよく話し合って進めることができるし、何よりも働いている人たちがお互いのことをよく知っている。そんな理想的な環境だからこそ、間違いが発生しても、すぐに解決できるのだとか。「“間違いはハッピーミステイク”。つまり、次に繋がることとして捉えています。工場と本社が近くにあることは、すごくいいことね!」と、案内してくれたスタッフの方が話してくれました。そんな、ポジティブオーラが溢れた工場を、特別に見せていただきました!2種類のプリント方法で、ドリーミーなテキスタイルが完成マリメッコのプリントは「ローリングスクリーン」と「フラットベッド」という2つの方法で行われています。「ローリングスクリーン」とはローラー型の印刷機で、近代化された技術。「フラットベッド」は板状の型を使うやり方で、伝統的な手法だそうです。それぞれに特徴があるので、柄によって使い分けています。どちらの場合も、ベースはコットンやリネンの白い生地。これに様々な色を乗せていきます。こちらは「ローリングスクリーン」のプリント工程。マリメッコで使われている全ての色は、「カラーキッチン」と呼ばれる場所で、基本の10色から混ぜ合わせてつくられています。これまで作られた色は全て記録してあり、アーカイブとして保管されているのだとか。例えば「青」と言っても、いろんな「青」がありますよね。もしもデザイナーさんがアーカイブの中で使いたい色が見つからなかった場合は、新たな色が作られるというわけです。こちらは「フラットベッド」の型。見ての通り、型には枠があるので、この手法で染めたものは境目がわかることも。でも、伝統的な手染め風のニュアンスが残るというメリットもあります。マリメッコでは、「フラットベッド」はパターンの大きい柄、「ローリングスクリーン」はウニッコなどの細かい柄をプリントしているそうです。プリントされたものは色を定着させるためにスチームをあて、洗って乾かします。最後にシワを伸ばしたら完成です。デザインした通りにきちんと仕上がっているかどうかは、人の目で検品されます。仮に少し違う部分が見つかったとしても、それらは決して捨てられることなく、シルバーグレード(B級品)としてショップやアウトレットで販売するのだとか。できたてホヤホヤのものを見せてもらいました。ここから様々な商品に加工されて、世界中のファンの元へ届けられます。本社にはショップやアウトレット、社員食堂も!マリメッコ本社の1階には「Maritori」という社員食堂があり、一般の人も利用OK!社員さんたちに囲まれてランチ、なんていう、なかなか体験できないひとときを過ごすことができます。楽しそうに食事をする社員さんを見ていると、素敵なテキスタイルが生みだされる理由が、なんとなくわかる気がします。そして冒頭にも書いたとおり、ショップやアウトレットも併設されています。ショップには新作をはじめ日本未入荷のものもあるので、マリメッコファンならぜひ一度足を運んで欲しい場所です。アウトレットにはかなりの品数がそろっていて時間を忘れてしまいそう!お財布のひもが緩みっぱなしになるので、そこは要注意です。40ユーロ以上お買い物をしたら、免税の手続きをお忘れなく。まとめいかがでしたか?マリメッコの商品に触れることがあったら、ぜひハッピーオーラが溢れるプリント工場と本社のことを、思い浮かべてみてくださいね。マリメッコのオフィシャルサイトはこちら!マリメッコ本社の社員食堂の詳細はこちら!取材協力:マリメッコ本社フィンエアー●ライター河辺さや香
2018年02月20日クリニーク(CLINIQUE)とマリメッコ(Marimekko)がコラボレーション。「マリメッコ フォー クリニーク 限定コレクション」が2018年3月2日(金)より順次、数量限定で発売される。マリメッコのアーカイブ プリントがパッケージに!登場するのは、クリニークの新作グロス「クリニーク ポップ スプラッシュ」をはじめとする4種全32アイテム。それぞれのパッケージには、60~70年代に活躍したデザイナーのアンニカ・リマラによる、マリメッコのアーカイブ プリントをデザインとして起用。ポップな色使いの「ペトローリ」や花柄の「クッカ」、球体と花を組み合わせた「プケッティ」など全10種類のパターンが、それぞれのパッケージに施された。ライトな質感で“潤い唇”を叶える新リップ グロス注目は、「クリニーク ポップ」シリーズに新たに加わるリップ グロス「クリニーク ポップ スプラッシュ」。新感覚のウォータリーグロス処方を採り入れることで、高い潤い効果と軽いつけ心地を実現。唇にのせるとぴたっとフィットし、美しい発色と輝きが長時間続く。カラーは、肌なじみのよいヌードカラーから、ビビッドなピンク、大胆なレッドまで全20色。クリーミーなツヤから繊細なパール入りまで、テクスチャーも多彩なラインナップで揃う。人気の「クリニーク ポップ」日本未発売色も登場人気の「クリニーク ポップ」も、マリメッコ限定パッケージで登場。万能なメロン色や華やかなピンクなど日本未発売含む5色が、カラフルなパッケージで展開される。また、クッション コンパクト用のコンパクトケースも、マリメッコのテキスタイル柄を纏って華やかビジュアルで発売される。【アイテム詳細】マリメッコ フォー クリニーク 限定コレクション発売日:2018年3月2日(金)順次・数量限定・クリニーク ポップ スプラッシュ 全20色 各3,200円+税※マリメッコ パッケージは数量限定発売。限定パッケージ終了後、通常パッケージで販売。・プリティ サイド バイ サイド コンパクト 1,200円+税・クリニーク ポップ 全5色(限定1色、既存4色) 各3,200円+税※3月23日(金)数量限定発売。【問い合わせ先】クリニーク お客様相談室TEL:03-5251-3541
2018年02月09日北欧人気ブランド、マリメッコのデザインってカラフルで可愛くて、見ているだけでなんだか楽しくなってきますよね。そんな華やかで元気になるマリメッコのテキスタイルを生かして、自分だけのハンドメイドを作ってみませんか?仕立ての腕に自信がなくても存在感あるマリメッコの生地を使えば、それだけでお洒落に見えてしまいます。また、マリメッコのロゴをワンポイントで付ければグレード感もより一段とアップします。思わず真似してみたくなるようなマリメッコ生地でつくる素敵なハンドメイド雑貨をインスタグラムからご紹介します。何個も並べたくなってしまうポップで可愛いミニバッグぽん(MAKI)さん(@makinacoo)がシェアした投稿 - 11月 26, 2017 at 1:19午前 PSTウニッコ(ケシの花)、ピックケッルッカ(ダイコンソウ)、ヴィヒキルース(ウェディングローズ)と、マリメッコのお花が咲いたキュートなミニバッグはいくつも並べたくなってしまいます。こんな感じのディスプレイなら、バッグとしてだけでなくお部屋を明るく見せてくれるインテリアにもなりますね。デザインをそのまま生かした子供用バッグyumi*さん(@plmplm4523)がシェアした投稿 - 9月 13, 2017 at 5:09午前 PDT車のデザインを活かした子供用バッグ。兄弟でデザインとサイズを変えてあるところに、お母さんの優しさと手作りのあたたかみを感じます。そしてその微妙に違うところが、子供にとってはより自分のモノ感が強まり、なおいっそうバッグへの愛着心が湧いてきそう。それにこれなら兄弟間で自分のバッグを取り違えることもなさそうです。車柄のこの「ブーブー」の他に、ゾウやシマウマが楽しい動物柄の「カルクマトカ」も子供用ファブリックとして人気です。袱紗(ふくさ)で上品にお祝いをプレゼントくみ☺︎さん(@h.kumi.hc11)がシェアした投稿 - 1月 5, 2017 at 6:01午前 PST実は和のスタイルにもしっくりはまるマリメッコ。袱紗をプケッティ(花束)で作れば、なんだか桜のようにも見えてくるから不思議です。また、さりげなくこんな袱紗をつけてプレゼントされたら、贈られた方は大喜びされること間違いありません。主張しすぎず、でもしっかり存在感をアピールしてくれるプケッティ。プレゼント上級者ならぜひ持ってみたい袱紗ですね。お料理が楽しくなる三角帽子の鍋つかみG.Iさん(@george_industry)がシェアした投稿 - 4月 23, 2016 at 2:13午前 PDT小人の帽子のような可愛い鍋つかみ。ヴィヒキルースのバラの花が一輪程度の小さな布片があれば作れますので、端切れセットがあれば色々な鍋つかみのお花をキッチンに咲かせることができます。愛用のお鍋の蓋にこんな可愛い帽子をかぶせて、キッチンタイムを楽しく演出してみるのはいかがでしょう?デザインを生かしたパッチワークバッグ@mamiphonがシェアした投稿 - 7月 23, 2017 at 5:29午後 PDT鮮やかなデザイン柄を持つマリメッコだからこそ、アイデア次第でいろいろなものが作れます。おとなしめのプケッティをベースに印象的なヴィヒキルースのバラの花がアクセントのパッチワークバッグ。同じテキスタイルの組み合わせでもカラーが違えば表情も違う!そんな楽しさも味わえるオリジナリティあふれるバッグです。また、一枚布ではなく端切れセットで作れてしまうのもお財布に嬉しいですよね。アートパネルはアイデア次第Aさん(@asan722)がシェアした投稿 - 4月 21, 2016 at 11:45午後 PDTウニッコのパッチワークで作るアートパネルも素敵です。こちらのファブリックボードは布ではなく、なんとペーパーナプキンを使っています。ペーパーナプキンなら端切れセットよりもっと材料費はかかりません。鮮やかで存在感あるデザインが材質までもカバーしてくれるマリメッコ。アイデア次第でおうち空間をセンスアップしてくれます。タペストリーカーテンでリビング階段を目隠しぽん(MAKI)さん(@makinacoo)がシェアした投稿 - 1月 6, 2018 at 6:03午後 PST存在感あるウニッコのタペストリーですが、アースカラーならこんなにしっくりお部屋になじみます。そして、このタペストリーですが、実はタペストリーとしてかけられているわけではなく、リビング階段の目隠しとして使われているんです。また目隠しだけではなく2階からの寒い冷気がリビングに入ってくるのを防いでくれるのだそう。マリメッコのハンドメイドで、楽しみながら暮らしを便利に。お手本になりますね。お部屋のアクセントになるスツールカバー@mamiphonがシェアした投稿 - 10月 24, 2017 at 4:46午後 PDTクッションのようにお部屋のアクセントになるインテリアがスツールカバー。無機質なスツールがカバーひとつで、こんなに可愛らしく変わります。キッチンや玄関の表情をお手軽に変えたい時にもおすすめです。厚手のチェアパッドを載せるとカバーがきれいにまとまるそうですよ。子供とコーディネイトにこりんさん(@piyopiyonicorin)がシェアした投稿 - 12月 23, 2017 at 7:09午後 PST大人は着こなすのがちょっと難しいウニッコ柄ですが、子供服ならこんなにキュートなワンピースに。それぞれの色によって違った雰囲気が出せるウニッコ柄だから、色違いで揃えてみたくなります。ママはお揃いの、がま口ポーチでさりげなく……。でもパッと人目を惹きつける、こんな素敵な親子コーディネイトならお出かけがとても楽しくなりそうです。日傘のリメイクおやつさん(@oyatsuha150en)がシェアした投稿 - 8月 9, 2017 at 5:33午後 PDT最後は少し高度なワザを要しますが、持ってみたいウニッコの日傘。マリメッコの傘って既製品は折りたたみ傘だけなので、日傘が欲しかったら自分で作るしかありません。傘をイチからつくるのはどう考えても難しそうですが、布を張り替える、または古い布地の上に重ねて仕上げるリメイクなら、頑張ればチャーミングなマリメッコ日傘が自分のものになりそうです。まとめフィンランド生まれのマリメッコは、北欧の長くて暗い冬に負けないよう、室内を明るく鮮やかに彩ってくれるデザインにあふれています。そんなファブリックのおひさまのようなマリメッコ生地を使って、アイデア豊かに、暮らしを楽しくセンスアップしていきましょう。
2018年01月29日ユニクロ(UNIQLO)とマリメッコ(marimekko)がコラボレーション。2018年3月30日(金)よりユニクロ限定店舗とオンラインストアにて、ウィメンズウェア&小物の発売を開始する。ラインナップは全9型ラインナップはTシャツ、ブラウス、ワンピース、ボトムス、靴、バッグの計9型。Tシャツはワイドなシルエットでカジュアルに着られ、同時展開となるワイドパンツとも相性がよい。さらに、すっきりとしたラインで着こなせる5分丈のTシャツやノースリーブワンピース、ブラウスなど、いずれも女性らしいフォルムを引き出すよう、シルエット作りにこだわっている。毎日が楽しくなるようなデザイン柄マリメッコのカラフル・大胆な柄はタイムレスかつアートのような芸術性をもつ。それぞれのアイテムには、まさにマリメッコならではのプレイフルな柄がのせられる。手掛けるのはマリメッコのテキスタイルプリントデザイナーのマイヤ・ロウエカリだ。大振りなドット柄やカラフルなボタニカル模様など、北欧の息吹を感じさせる優しいパターンがあしらわれている。また、コラボレーションを記念して、初お披露目となるユニクロ限定柄や特別カラーリングのデザイン柄も登場する。愛する人への花束を意味する「Kukkia rakkaalle」は、力強いカラーリングとあたたかみのある線で描かれたフラワーパターンとして、ユニクロのためだけに考案された。カラフルなトッピングシュガー"スプリンクル"の意を持つ「Nonparelli」は、ユニクロ限定のカラーリングに姿を変えて展開される。コラボレーションアイテムを身に着けて、あなたはどこへ出かける?今回のコラボレーションは、ユニクロとマリメッコの双方が“日常に喜びを与える”という共通認識のもと実現している。毎日の生活をワクワクさせてくれるようなデザインと機能性。どちらもを併せ持ったコラボレーションアイテムであなたならどこへ行くだろう。シーン1:ハッピーな柄は休日のお出かけにもぴったりグラフィックな模様のトップスやブラウスは、シンプルなパンツと合わせればシティライクなスタイルを完成させる。一緒に展開される、折り返し柄がポイントのワイドパンツとも相性抜群だ。さらにラフに出かけたい日にはカジュアルなカットワンピースをチョイスしては。シーン2:ほんのりドレッシーに着こなしたい場でも映えるグラフィックワンピースAラインのシルエットが美しいノースリーブのグラフィックワンピースは、ちょっとドレッシーに着こなしたい場所でも映えそうな1枚。スニーカーと合わせてカジュアルに着こなせるだけでなく、パンプスやヒールサンダルで合わせてもいい。プレイフルな柄を身に纏えば、気分までハッピーに。シーン3:ピクニックやバカンスに欠かせないナップサックやトートバッグトートバッグは大容量のサイズ感。ナップサックは折り畳んでバッグに忍ばせることもできる。どちらもコラボレーションの象徴的な柄を全面に配したデザインで登場する。ロングワンピースにハットとビーチサンダルというような、思い切りバカンスなワードローブのアクセントとしても活躍すること間違いなし。新緑の季節にも、海辺を歩く太陽の眩しい季節にも欠かせないバッグとなりそう。【アイテム詳細】ユニクロ×マリメッコ発売日:2018年3月30日(金)※一部の国と地域では3月29日(木)より販売。取り扱い店舗:ユニクロ大型店及びユニクロオンラインストア・UNIQLO×Marimekko グラフィックT(半袖) 2型10色柄 各1,500円・UNIQLO×Marimekko ブラウス(ノースリーブ) 1型3色柄 各2,990円・UNIQLO×Marimekko ワイドクロップドパンツ 1型3色柄 各3,990円・UNIQLO×Marimekko グラフィックワンピース(半袖) 1型4色柄 各2,990円・UNIQLO×Marimekko グラフィックワンピース(ノースリーブ) 1型3色柄 各3,990円・UNIQLO×Marimekko キャンバススニーカー 1型3色柄 各1,990円・UNIQLO×Marimekko トートバッグ 1型5色柄 各1,990円・UNIQLO×Marimekko ナップサック 1型5色柄 各1,990円
2018年01月13日ユニクロ(UNIQLO)は、フィンランド発の独特で美しいプリント柄で知られるデザインハウス「マリメッコ(Marimekko)」とコラボレーションした商品を3月30日よりユニクロ大型店及びユニクロオンラインストアにて発売する。ポジティブで大胆なデザインの色、柄を通じて日々の暮らしに喜びをもたらすというマリメッコのミッションと、日々の生活をより豊かに、快適にするというユニクロが考える服づくりのコンセプト“LifeWear”が合致し誕生した本コラボレーションでは、マリメッコの時代を感じさせない美しく大胆な色使いのデザインを、ユニクロが追求する高品質で快適な着心地のカジュアルウエアに取り入れた。マリメッコグラフィックデザイナーの1人、マイヤ・ロウエカリ(Maija Louekari)による毎日の生活を楽しくする柄6種を、Tシャツ、ブラウス、ワンピース、ボトムス、靴、バッグの計9型にデザイン。より大胆なデザインで躍動感と楽しさを演出した、カジュアルなシーンで活躍するワイドシルエットの「グラフィックT(半袖)」(1,500円)と「グラフィックワンピース(半袖)」(2,990円)、女性らしいシルエットで美しさを引き出す、きれい目スタイルにも着られる「ブラウス(ノースリーブ)」(2,990円)と「グラフィックワンピース(ノースリーブ)」(3,990円)の他、「ワイドクロップドパンツ」(3,990円)、コーディネートのアクセントになる「キャンバススニーカー」(1,990円)や「トートバッグ 」(1,990円)、「ナップサック」(1,990円)を展開し、初お披露目となるユニクロ限定柄や特別カラーリングのデザイン柄も登場する。
2018年01月11日近年、日本でも人気の北欧諸国。旅行先としてはもちろんのこと、家具メーカー「IKEA(イケア)」、テキスタイルブランド「marimekko(マリメッコ)」、リビングウェアブランド「iittala(イッタラ)」など、インテリアやファッションの分野で特に注目されている。そして今年の冬は、ドキュメンタリー、ヒューマンドラマ、パペットアニメーションと多種多様な北欧映画が12月2日(土)に同日公開される。さまざまな世代が、さまざまな方向から楽しめる北欧映画3作品に注目した。■Fromアイスランドドキュメンタリー『YARN人生を彩る糸』人をつないでいく彩り豊かな“YARN(糸)”のものがたり世界的なクラフト・ブームの中、編み物が生活に根ざしているアイスランドから届いたクラフト・アート・ドキュメンタリー。YARN(糸)を紡ぎ、編み、表現する4組のアーティストが、彩り豊かなYARNで人とつながっていくパワフルな姿を描いていく。アーティストたちと共に世界を旅するYARNは街や自然を彩り、美しい手しごとやパフォーマンスは見るものを楽しませるだけでなく、編み物を手芸から「人とつながる」アートに昇華させる。そんな彼らの情熱をアイスランドの女性監督、ウナ・ローレンツェンがオリジナルのアニメーションを交えて丁寧に紡いだ、これまでにない意欲作。■Fromフィンランドヒューマンドラマ『希望のかなた』名匠アキ・カウリスマキ監督が描く新たな傑作戦禍のシリアを逃れ、生き別れた妹を捜すうちにフィンランドにたどりついたカーリドは難民申請が却下され、強制送還されることに。収容施設を逃げ出し、路上生活を送る中で差別や暴力に晒されるカーリド。ある日、レストランを営むヴィクストロムに助けられ、店員として働くことに…。本作で第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したカウリスマキ監督は、前作『ル・アーブルの靴みがき』で“港町三部作”と名付けたシリーズ名を自ら“難民三部作”へと変えた。監督独特のユーモアと弱者への温かいまなざしで、いまや全世界が直面する難民問題に一石を投じている。■Fromフィンランドパペットアニメ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』「クリスマスさんって誰?」ムーミン谷に訪れる初めてのクリスマストーベ・ヤンソン原作、子どもから大人まで幅広い年齢層に絶大な人気を誇るムーミンの物語がパペットアニメーションとなったシリーズ最新作。知的好奇心いっぱいのムーミントロールは、友だちのスナフキンと共にムーミン谷にまもなく訪れる冬を感じようと出かける。そこで知ったのは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在。「クリスマスさんって誰?どんな人?」さて、どんなクリスマスがやってくるのか?主人公・ムーミントロールの声を女優・宮沢りえが務めている。『YARN人生を彩る糸』は12月2日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日絵画的なお花のデザインが代表的な〔マリメッコ〕。1951年にフィンランドで誕生し、その後アメリカへの進出をきっかけに瞬く間に人気を拡大していきました。今回は、そんな〔マリメッコ〕の食器を10個ご紹介します。色鮮やかで繊細なデザインの食器で、食卓をかわいらしく演出してみませんか?デザインが魅力!〔マリメッコ〕の食器の特徴多くのファンを持つ〔マリメッコ〕の人気に火が付いたのは、アメリカの元大統領・ケネディの妻が〔マリメッコ〕の洋服を着て雑誌の表紙を飾ったことがきっかけ。その後どんどん人気を高め、現在は約40カ国で商品が展開されています。そんな〔マリメッコ〕の食器には、ポピーの花がモチーフの「ウニッコ(Unikko)」をはじめ、さまざまなデザインが取り入れられています。基本を押さえよう!〔マリメッコ〕の食器の選び方〔マリメッコ〕の食器は、種類がとても豊富!使い勝手のよいサイズのプレートをはじめ、ちょっとしたおかずを入れるのに最適なボウル、カップルや夫婦で使えるペアカップなどがあります。そのため、食器を選ぶ際は必要なものがどれなのかを明確にした上でセレクトすることをおすすめします。また、デザインの種類が豊富なのも〔マリメッコ〕の特徴。統一感を意識して選ぶことで、食卓に並べたときによりきれいな見栄えを実現できます。サラダや丼ものに最適な〔マリメッコ〕の食器ホワイトを背景に、グレーの線で繊細なデザインが描かれたボウルです。デザインのモチーフになっているのは、北欧でポピュラーなゼラニウム。花模様がきれいに浮き立ち、食器をやさしく上品な印象にしています。深さがあるのでスープをはじめ、サラダや丼ものなどを盛り付けるのに最適です。毎日の食卓に取り入れて、やさしさを演出してみませんか?大きなお花が印象的な〔マリメッコ〕の食器日本限定カラーのレモンイエローが映えたプレートです。大胆に描かれたお花のデザインからは、爽やかさとハツラツさの両方を感じられ、見ているだけで元気な気持ちに。やさしいタッチで描かれているお花からは懐かしさを感じられ、食卓にホッと落ち着くような温かさを届けてくれます。プレートのサイズは20cmで使い勝手も抜群ですよ!フェミニンなデザインが施された〔マリメッコ〕の食器コロコロしたかわいらしいドットのデザインが施されたシンプルなボウルです。カラーはブラックとレッドの2色で、洋の空間はもちろん、和の空間でも気軽に使うことができます。大きさは直径9.5cm×高さ5.5cmと使いやすいサイズで、食器棚にも収めやすく場所を取りません。かわいらしいデザインなので、インテリアとして活用することもできますよ。繊細なタッチが目を引く〔マリメッコ〕の食器縁部分にブラックのラインとドットが描かれたシックなディーププレートです。丁寧に施されたデザインにより、食器そのものが洗練された印象に。食卓をより上質な空間へと導いてくれますよ。上から見たときは、まるでお花が咲いたようなデザインを楽しめますよ。なお、ディーププレートはスープやサラダ、シリアルなどを盛り付けるのに最適です。食卓にさり気なくプラスしたい〔マリメッコ〕の食器北欧チックなデザインが特徴的なミニカップです。高さ3.5cm×直径4.5cm、重量55gのサイズで、卵を置くなどして活用できます。食卓に置くだけで、〔マリメッコ〕らしい独創的なデザインが彩りをプラスしてくれます。このほか、魅力にはハンドメイドで作られている点があげられます。職人の手で描かれたデザインを、ぜひご自身の目でお確かめください。バリエーション豊かな〔マリメッコ〕の食器デザインのバリエーションが豊富でおしゃれなボウルです。〔マリメッコ〕を代表するウニッコ(Unikko)のレッドをはじめ、ラシィマットやタルビタリナ、バンブルライタなどさまざまなデザインがそろっています。ティータイムに楽しむお菓子やアイスなどを入れるのに適したサイズで、使い勝手も抜群です!小物入れにも最適なので、インテリアとして活用してみるのもよいかもしれません。絵画チックなデザインが映える〔マリメッコ〕の食器存在感抜群のお花が描かれたティアラプレートです。デザインを施したのは、デザイナーのエルヤ・ヒルヴィ氏。ダイナミックで堂々としたタッチが、食卓に鮮やかさをプラスします。食器の裏面には、〔マリメッコ〕のロゴが印字されており、さり気なくステータスをアピールできます。この食器を取り入れて、毎日の食卓にお花を咲かせてみませんか?抜群の存在感を持つ〔マリメッコ〕の食器ブラックを大胆に使用した、独創的なプレートです。一目で心を奪われそうなそのデザインは、ほかにはない〔マリメッコ〕ならではのもの。食器一枚でその場をスタイリッシュかつ上質な空間にすることができます。直径25cmと、デザイン性だけでなく実用性も高いのがポイント。トーストやパンケーキなどを盛り付けて、よりおしゃれな食卓を演出してみましょう。絵画のようなデザインがあしらわれた〔マリメッコ〕の食器斬新なタッチで動物が描かれたボウルです。まるで絵本から飛び出したかのような色使いが特徴で、どこか温かみを感じさせます。料理を盛り付けるほか、インテリアとしても活用できるので、幅広い用途で使えます。高さ5.5cm×直径9.3cm、容量250mlと使い勝手のよいサイズ感である点も魅力のひとつ。シンプルな食卓に取り入れて、彩りをプラスしてみましょう。シンプルで使い勝手のよい〔マリメッコ〕の食器アジサイを意味する《HORTENSIE(ホルテンシエ)》は、ラインとドットでお花が描かれたプレート。シンプルなデザインでありながら、力強く施されたお花が印象的な一品です。25cmとやや大きめなサイズなので、デザートプレートやバゲットプレートとして活用できます。お好みのテーブルウェアと合わせたら、よりおしゃれな食卓を演出できますよ♪〔マリメッコ〕の食器で日々に彩りをプラス今回は、〔マリメッコ〕の魅力があふれる食器を10個ご紹介しました。万能なプレートをはじめ、食器のほか、小物入れとしても活用できるボウルなど、種類はさまざま。食卓やキッチンなどに取り入れれば、その場を鮮やかに、そして温かい空間にしてくれます。ぜひこの機会に、〔マリメッコ〕の食器に目を向けてみてください。生活雑貨のアイデアをもっと見る
2017年11月14日多くの女性から抜群の人気を誇っているブランド〔マリメッコ〕。手軽に生活に取り入れたいならマグカップがおすすめです。カラフルなものからモノトーンなものまでさまざまなデザインがあるため、ひとつずつじっくり見比べてみてください。今回は、おすすめの〔マリメッコ〕のマグカップを10個ご紹介します。〔マリメッコ〕のマグカップの特徴フィンランドで人気のブランド〔マリメッコ〕。〔マリメッコ〕とは、フィンランド語で「マリちゃんのドレス」を意味します。そんな〔マリメッコ〕のマグカップといえば大胆にあしらわれた色鮮やかな花柄デザインが特徴のひとつ。取り入れるだけで空間が明るく華やかになります。また、寸胴タイプで安定感があるという点も特徴です。〔マリメッコ〕のマグカップの選び方マグカップを選ぶときに注目すべきポイントは容量です。自分に合った容量のマグカップを選べば、飲み残しなく飲み物を楽しむことができます。〔マリメッコ〕のマグカップには250ml入るものや400ml入るものなどがあります。ゆっくりティータイムを楽しみたいという方は、大きめのマグカップを選ぶのがおすすめです。収納しやすさを考慮するなら持ち手がないタイプもよいといえます。〔マリメッコ〕といえばコレ!人気デザインのマグカップ北欧ファブリックメーカーと名高い〔マリメッコ〕の代表的なデザインといえる、大きな花柄が全面にプリントされた“UNIKKO柄”のマグカップです。容量は250mlで、飲み物はもちろんスープを入れる容器として使うこともできます。セラミックで作られており、電子レンジや食洗機での使用が可能なのもポイント。レッド・ブラック・ライム・ダークブルー・ブルーの5色展開です。色違いで楽しめる〔マリメッコ〕のマグカップシンプルで飽きないフォルムの容器に、大人気の“VIHKIRUUSU柄”がプリントされたキュートなマグカップです。少しくすみがかった上品なバラのデザインで、インテリアとしてもお使いいただけます。ピンクとブルーグレーのセットとなっているため、カップルや夫婦でおそろいにするのもおすすめ。大切な人へのプレゼントにすれば喜ばれること間違いありません。デザート用にも使える〔マリメッコ〕のマグカップコロンとしたフォルムがかわいらしいマグカップです。プリントされているのは人気の“PUKETTI柄”で、イエローやグリーンで色づけされた容器にたくさんの小花が散らされたキュートなデザインとなっています。電子レンジやオーブンでの使用が可能で、デザート用カップとしてもおすすめです。こちらはイエローとグリーンのセットですが、ほかにもピンクとベージュもあります。モノトーンで見せる。〔マリメッコ〕のシックなマグカップ大人気のデザイン“PUKETTI柄”がモノトーンでプリントされたシックなマグカップです。ブラックベースとホワイトベースの2種類があり、どちらも落ち着いた印象があります。お世話になっている上司へのプレゼントにいかがでしょうか。自分用として使うのであれば、同デザインの丸型プレートと合わせてもよいでしょう。すてきなテーブルコーディネートになること間違いなしです。華やかピンクの〔マリメッコ〕のマグカップ持ち手のない容器に“VIHKIRUUSU柄”がプリントされたコーヒー用のマグカップです。ビビッドピンクのバラの花が、コーヒータイムに華やかさをプラスしてくれます。もちろん、コーヒーだけではなくデザート用カップとしてもお使いいただけます。温かいお茶を注ぎ、湯呑み代わりにするのもよいでしょう。2個セットなので、友人や恋人とペアでいかがでしょうか。独特なデザインが楽しめる。〔マリメッコ〕のマグカップコンパクトでかわいらしい持ち手のないマグカップです。オフホワイトの容器に小さなドット柄がぎゅっと並べられた、シンプルながらもユニークなデザインです。電子レンジやオーブン、冷凍庫でも使用できるため、デザートを作るときにも重宝します。また、小物を入れればキュートなインテリアに早変わり。持ち手がないので複数を並べてもかさばる心配がありません。いつもの〔マリメッコ〕とは少し違う?美しいブルーのマグカップ天気をモチーフにデザインされた“SAAPAIVAKIRJAシリーズ”のマグカップです。コロンとした200mlサイズの容器には、ブルーのグラデーションで“海の嵐によって曲がった幹”や“湿った崖”、“アーキペラゴの霧がかった朝”などが表現されています。美しい色彩が、朝のコーヒータイムを優雅に彩ってくれます。ほかとはひと味違う〔マリメッコ〕のマグカップを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。ビッグサイズがうれしい〔マリメッコ〕のマグカップ飲み物をたっぷり楽しみたい方におすすめの、400mlサイズのマグカップです。バスケットの編み目がモチーフになったモノトーンなデザインで、どんなテイストの空間にもマッチするためインテリアを崩すことがありません。寸胴タイプとなっており、誤って倒して飲み物をこぼしてしまう心配も少ないといえます。同デザインのプレートやティーポットと合わせ、テーブルコーディネートを楽しむのもおすすめです。ゆっくり飲みたい方におすすめの〔マリメッコ〕のマグカップ寸胴タイプで安定感抜群の、持ち手つきのマグカップです。丸みのある400mlの容器に女の子とボタニカルが繊細タッチで描かれた個性的なデザインで、モノトーンの中にひとつだけ色づけされたピンクのバラがアクセントになっています。読書や映画鑑賞のお供に、好きなコーヒーや紅茶、スープを注いでお使いください。お気に入りのマグカップがあれば、より特別なひとときを味わうことができます。来客時にも使える。〔マリメッコ〕のマグカップとキッチントレー人気の“UNIKKO柄”のマグカップ2個とキッチントレーのセットです。マグカップの容量は250mlで、キッチントレーはW27cm×H20cmとマグカップがしっかり収まるサイズです。デザートを一緒に乗せて、すてきなティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。また、来客用にもぴったりです。レッドのほかにブラックのセットもあるので、好みに合わせてお選びください。〔マリメッコ〕のマグカップで生活に華やかさをプラス今回は、〔マリメッコ〕のおすすめのマグカップを10個ご紹介しました。フィンランド発のブランドですが、日本でも高く評価されている〔マリメッコ〕。とても個性的で華やかなデザインで、ひとつ取り入れるだけで空間がパッと明るくなります。ひとつひとつでデザインや容量が異なるため、好みや用途に合わせて選ぶのがおすすめです。生活雑貨のアイデアをもっと見る
2017年11月14日マリメッコ(marimekko)による、マイクロソフト サーフェス(Microsoft Surface)デバイス用アクセサリの新作コレクション「Marimekko for Microsoft Surface」が登場。2017年10月13日(金)に、Microsoft Store限定で発売される。2017年6月に発売されたマリメッコのマイクロソフト サーフェス用スキンシールに続き、今回はスリーブケースとタイプ カバーが登場する。機能性だけではなく、見た目の美しさにもこだわったデバイスケースが揃う。スリーブケースは、「Unikko」「Räsymatto」の2種類。マリメッコを象徴する、けしの花の柄「Unikko」。ビビッドなピンク色と、大胆な花柄がケース全体にプリントされ、存在感を放つ。生地の端切れを使用して作る縞模様のラグをモチーフにした「Räsymatto」は、粒の大きなドットが連なっているかのようなデザインがモダンでポップな印象だ。キーボードとカバーが一体化した、タイプカバーも2種類の柄で展開する。家庭菜園をイメージした柄が線描で描かれている「Siirtolapuutarha」、バケツを泉に落とした時の水面のさざ波から着想を得た「Kaivo」だ。どちらも、日常の業務をスタイリッシュに彩るアクセサリに仕上がっている。【詳細】Marimekko for Microsoft Surface発売日:2017年10月13日(金)取扱場所:Microsoft Store 限定・Microsoft Surface スリーブ(Unikko、Räsymatto) 8,899円(税込)・Microsoft Surface タイプ カバー(Siirtolapuutarha、Kaivo) 23,112円(税込)・Marimekko for Microsoft Surface Pro スキンシール(Unikko、RäsymattoSiirtolapuutarha、Kaivo) 4,500円(税込) ※2017年6月発売
2017年10月13日マリメッコ(Marimekko)が10月1日、パリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で2018年春夏コレクションを発表した。プレゼンテーション形式でお披露目となった今シーズンは、フィンランドが誇るデザインハウスの真骨頂ともいえる‟プリントづくりの芸術”がテーマ。ウニッコやロッキ、ピッコロなど、ブランドを象徴するアイコニックなテキスタイルが色鮮やかに展開され、シルエットは春夏らしいリラックス感にあふれたロング&ワイド。プリント同士が対話をするように、ヴィヴィッドカラーやボタニカルを想起させる色彩に落とし込まれたパターンは、ブランドのヘリテージや成長のストーリーからインスピレーションを得たものだという。さまざまなバリエーションが見られたストライプは、セットアップやミディ丈のワンピース、シャツなどに採用され、アシンメトリーなヘムやウエストラインに施された斜めの切り替え、襟元のギャザーなど、シンプルながら印象的なアレンジを加えて、日常のシーンに溶け込むモダンなワードローブへと変化させた。シャツワンピースやパンツに取り入れられた1950~1960年代のアーカイブプリントもコンテンポラリーにアップデートされ、リゾートライクな表情。そこに投入されたスムースレザーシューズが、リラックスムードを引き締める程よいスパイスとなっている。定番のウニッコはブルーベースに赤い花びらを乗せてコントラストを際立たせたものや、シックなブラックがマキシワンピースやセットアップで展開された。さらに、フロントにドレープが施されたエレガントなドレスやウエストリボンのワイドパンツなど、都会的な女性の日常着に似合うミニマルウエアも提案され、独創的なプリントとモダンなシルエットが融合したマリメッコらしさが際立つコレクションとなった。
2017年10月12日マリメッコ(marimekko)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2017年10月1日(日)に発表された。プレゼンテーション形式をとった今季は、フィンランド・ヘルシンキより機械を持ち込み、アイコンテキスタイル「ウニッコ」の制作過程を紹介。茎を色付け、花びらに色を差し、背景色となるブルーカラーを塗るまでの工程を非常に長いテキスタイルを吊るして表現した。モデル達はその前に並び、さらにそのテキスタイルの間をかき分けるようにウォーキング。今季は、マリメッコの原点に立ち戻るもので、新作プリントに加えてアーカイブも多数登場している。全てのピースに共通するのは、ゆったりとしたサイズ感とリラックスした印象。ウニッコのドレスは、ウエストなどを絞ることなくたっぷりとしたサイズ感のため、テキスタイルの面積が大きく色柄の美しさが伝わりやすい。しかしながら、首元はVの字にカットされ、いい塩梅に抜け感が出来ている。ストライプ模様のドレスは、ウエスト辺りから斜めのストライプ柄に切り替え、裾も同様に斜めにカットアウトしてリズムをつけた。シャツやパンツ、膝丈スカートなども展開されているが、どれもリラックスしたムードは同じ。波のようなウェーブプリント、シンプルなストライプ柄などで提案されている。また、今季は同柄でコンビネーションを楽しむ着こなしも提案。シャツドレスやロング丈のワンピースに、ワイドパンツを合わせたセットアップスタイルが多く展開された。小物ラインからは、人気のコットン地トートに加えて、バックパックが登場。足元は甲まで覆った履き心地のよいレザーシューズが起用されていて、履き口が斜めにカットされていたり、キトゥンヒールになっていたりと、可愛らしいデザインが取り入れられている。
2017年10月04日マリメッコ(marimekko)は、2017-18年秋冬コレクションをパリ・ファッション・ウィーク期間中の2017年3月5日(日)に発表した。フィンランド独立100周年のアニバーサリーイヤーとなる2017年。マリメッコはそれを祝し、フィンランドアート、建築、そして母国の自然が文化全体へ与える影響について改めて見直し、クリエーションに取り組んだ。今季は、モデルプレゼンテーションに加え、スウェーデンのファッションシーンで活躍する写真家のKacper Kasprzykによるムービーを交えて展開。このムービーは、ヘルシンキの各所で撮影されたもので、スカンディナヴィアの雄大な自然も捉えられている。新作のプリントも豊かな自然に呼応するように、表情豊かで多種多様だ。モノトーンで描かれた幾何学的なモチーフやフラワープリント、深みのある色合いのウニッコも登場している。シックなプリントにシンクロして、装いそのものも落ち着いた印象だ。アイコンとなるシャツは、スリット入りのロングドレスや、チュニックとワンピースの狭間くらいの丈感と量感のロングトップスなど、フォルム違いでバリエーション豊かなラインナップだ。また、コットンシリーズに加えてファブリックそのものも種類豊富に。膝下で切り替えフレアに仕立てたクロップドパンツや、タック入りのワイドパンツはレザーで製作。ボアコートや、ボリューミーなロングダウンも揃っている。スタイルはロングシルエットがムードで、ロングシャツ×ロングパンツの組み合わせが繰り返される。インナーにハイネックトップス、足元はブーツをチョイスすれば、より一層細く長いシルエットが完成する。
2017年03月09日大胆でかわいいデザインとポップな色使いが人気の「マリメッコ」。北欧を代表するアートブランドですが、マリメッコファンなら、ぜひともつくってみたいのが、手軽に部屋のイメージを変えることができる「ファブリックパネル」です。簡単なつくり方やコツを、ブロガーさんのすてきな作品事例とともにご紹介しましょう。その1. 布と発砲スチロールとカッターさえあればOK!北欧インテリアが大好きな「マリメッコ」ファンのあいだで、いま話題となっているのが、マリメッコの布でつくるファブリックパネル。まるで絵画を飾る感覚で、アートプリントされた布をパネルに飾って楽しめるので、センスある女性に人気です。既製品を買うとそれなりのお値段はしますが、布とパネルがあればおうちで簡単につくれてリーズナブル。リビングや玄関に飾っておくだけでおしゃれな北欧インテリアが楽しめるので、みなさんもぜひためしてみませんか?エキサイトブロガー masappe24さんのブログ『 ファブリックパネルの作り方 発泡スチロールを使って 』よりカリグラフィーなどのアート作品を手がけるエキサイトブログ「風の家便り」のmasappe24さんは、北欧雑貨好きの友人のためにこちらのファブリックパネルをつくってあげたそうです。プリントは自然の植物をモチーフにしたデザインと色使いが「味わいがあってかわいい」と人気の「PUUTARHURIN PARHAAT」(プータルフリン パルハート)。マリメッコを代表する柄のひとつですが、こんなかわいパネルが部屋に飾れたら…、なんだかウキウキしそう。発砲スチロールと布とカッターがあれば自作できるので「とても簡単でした」とそのつくり方を教えてくれました。<用意するもの>マリメッコの布と発砲スチロール、カッター。<作り方>1.厚み3センチの発砲スチロールを30×30センチでカット。2.端から1.5センチの箇所を1センチの深さになるようカッタ―で切り込みを入れる。3.生地の模様合わせの印をして布を包んでいく。4.カードなどで切れ込みに5ミリ程を押しこむ。5.全体を押しこんでいく。6. 余った布が5ミリになるようにカット。7.しわを伸ばしながら、角がきれいになるよう意識して残りの布をグイグイ中へ押し込んでいく。8.これで完成。軽いので両面テープでも壁にかけられるが、裏柄に少しカッタ―でくぼみをつけて、ピンを入れて飾ってもOK。この方法ならたしかに簡単そうなので、初めてでもトライできそうですね。パネルサイズはもちろん、自由にアレンジOK。「つくっているあいだ、とても楽しかった」というmasappe24さんですが、「きれいに見えるコツは、角の処理をきちんとすること。折り紙を折る感覚でやれば美しい仕上がりになりますよ」とアドバイスしてくれました。また、マリメッコは大柄が多いので、どこを見せるかで雰囲気が違ってくるため、事前に布をいろいろ巻いて試してみることもおすすめします。その2. 大柄なデザインはパネルを2枚用意! 爽やかグリーンで気分も一新エキサイトブロガー uriさんのブログ『 マリメッコのBOTTNA(ボットナ)でファブリックパネル作りました! 』より北欧インテリアがお気に入りの「uri's room* 心地よくて美味しい暮らし」のuriさんも同じく、発砲スチロールに切り込みを入れる方法で、ファブリックパネルづくりを楽しんでいらっしゃいます。とくにマリメッコの大ファンで、食器やマグカップもたくさん愛用しているというuriさん。「お母さんの誕生日に」とマリメッコの人気シリーズ「BOTTNA」(ボットナ)の布でファブリックパネルを自作しプレゼントしたそうです。大胆なグリーンとホワイトの葉っぱのデザインが爽やかですね。本当はカットせずに1リピートのまま大きなパネルにしたかったそうですが、飾る壁の広さを考え、パネルのサイズは47×47センチに。そのかわり、同サイズのパネルを2枚作成。できあがったパネルを飾ってみたら…。お部屋が爽やかにイメージチェンジ。お母さんのテンションも上がったはず。1枚のパネルだけでなく、uriさんのように絵柄に合わせて2枚にしてもいいし、ちょと長めにしてみるのもおしゃれかも。「部屋のイメージを爽やかに変えたい」「気分を一新したい」というときに、お気に入りの柄でいろいろつくって楽しんでみるのもおすすめです。その3. ピンクや黄色の花柄で春を先取りピンクやイエローなどの花柄プリントもマリメッコの代表的なデザインのひとつ。どちらも春らしい雰囲気が伝わるので、ちょうどこれからの季節にぴったり! そんな作品例もご紹介。エキサイトブロガー n_naturalnさんのブログ『 完成* マリメッコ ファブリックパネル*より 』より桜のようなピンクの花が春らしさを感じさせるこちらのファブリックパネルは、手づくりが好きなエキサイトブログ「Nonbiri Naturaln*日記」のn_naturalnさんの作品。こちらの生地はマリメッコの「LUMIMARJA」(ルミマルヤ)。「雪いちご」という意味があるそうですが、可憐なイメージの大人かわいい人気の柄です。n_naturalnさんもせっかくの絵柄を見せるため3枚のパネルに分けてトライしてみたようです。つくり方は発泡スチロールに、100円ショップで購入した工作ホッチキスでパチンパチンととめる方法。これも簡単そう! リビングに飾れば、家の中が明るく華やかで上品な雰囲気に変わりそうです。エキサイトブロガー sato-lifeさんのブログ『 マリメッコ*ダイソー格安のハンドメイドファブリックパネル* 』よりこちらはイエローの花柄が明るく、春らしい風を運んでくれるようなプリント柄がポップ。エキサイトブログ「Country Life」のsato-lifeさんの作品です。マリメッコを代表する「MINI UNIKKO」(ミニウニッコ)の生地を使って作ったという、30×30センチのファブリックパネル。布は1.050円のお試し生地、パネルの土台に使ったのは、なんとダイソーで105円のコルクボードだそう。「コルクボードが透けないように、白い画用紙を両面テープで張って、その上から生地をタッカーでとめただけ」というわけですが、お試し生地で2つのパネルができて、しかも生地が少し余ったなんて、お得感いっぱい。みなさんも最初はハーフサイズのお得なお試し生地を買って、手頃な100均ボードで試してみてもいいかも。その4. 市販パネルをまねて、布×ベニヤパネルできれいに飾るエキサイトブロガー plus-un-peuさんのブログ『 marimekko DE ファブリックパネル 』より最後の作品は、ハンドメイドの日々をつづるエキサイトブログ「+ handmade。」のplus-un-peuさんの「KIPPIS」(キッピス)という名の人気柄で制作したもの。plus-un-peuさんの場合、市販品のようなファブリックパネル専用のパネルを探したそうですが、専用のパネルは30×30センチで1,000円…。そこで、41×31.8センチで420円とお得な絵画用のベニヤパネルで代用したそう。ベニヤパネルで作る場合は、シワを伸ばした布を裏返しし、パネルを置いて、布をしっかり張った状態でハンドタッカーを打っていきます。角はキレイに折り込みながら仕上げればOK。裏側に豆カンを取り付け、紐を通してから壁に飾れば、市販品のような本格パネルのできあがり。仕上がりもきれいです。北欧インテリアが好きなマメリッコファンはもちろん、この春、ちょっと部屋のイメージを一新させてみたいみなさんもいかがですか? リビングをおしゃれに飾れば、きっと気分もアップするはず。今回ご紹介したエキサイトブロガー・ 「風の家便り」 のmasappe24さん・ 「uri's room* 心地よくて美味しい暮らし」 のuriさん・ 「Nonbiri Naturaln*日記」 のn_naturalnさん・ 「Country Life」 のsato-lifeさん・ 「+ handmade。」 のplus-un-peuさん
2017年02月24日圧倒的な量とその鮮やかさで私たちを魅了するファブリックの数々。見慣れたものからそうでないものまで、様々なデザインやそのメイキングを楽しめます。おなじみのデザインも健在「ウニッコ《ケシの花》」マリメッコの代表を担うファブリックとなったウニッコ(ケシの花)。2001年までデザイナーとして働いていたマイヤ・イソラの作品です。ビビットな色味と馴染みやすいデザインで人々の心を奪います。ファブリック ≪ウニッコ≫(ケシの花)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年 Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964表現方法が秀逸すぎる!「カイヴォ《泉》」ウニッコと同じくマイヤ・イソラが図案デザインを施した作品。水面に映る波紋を表現したものですが、水面らしい青などの色味を用いずに大胆な色で表現したことで話題に。マリメッコの革新的デザインを堪能できる作品です。ファブリック≪カイヴォ≫(泉)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年Kaivo pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964マリメッコが世界的に流行するきっかけ「ドレス≪ヘイルヘルマ≫」」ファブリック≪ナスティ≫」ジャクリーン・ケネディが購入したことで、全世界にマリメッコが流行するきっかけとなった作品。人々の心を掴んで離さないマリメッコの原点を垣間見れる、とても貴重な作品です。ジャクリーン・ケネディが購入したドレス≪ヘイルヘルマ≫、1959年ファブリック≪ナスティ≫(小さな無頭釘)、1957年、服飾・図案デザイン:ヴオッコ・ヌルメスニエミDesign Museum / Harry Kivilinna「ファブリック≪シィールトラプータルハ≫」マリメッコの初期の食器≪オイヴァ≫シリーズに使われていた図案。現在はシンプルなアイテムも多いですが、当時のデザインもテーブルを華やかに彩る素敵なデザインです。ファブリック≪シィールトラプータルハ≫(市民菜園)、図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009取材・文/鈴木詩乃店舗情報店名:マリメッコ展—デザイン、ファブリック、ライフスタイルTEL・予約:03-3477-9111(Bunkamura代表番号)住所:〒150-8507東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura ザ・ミュージアムアクセス:JR線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」3a出口より徒歩5分営業時間:2016/12/17(土)-2017/2/12(日)*1/1(日)のみ休館午前10時~午後7時00分(入場は午後6時30分まで)毎週金・土曜日は午後9時まで(入館は午後8時30分まで)※12月31日(土)を除く定休日:2017年1月1日(日・祝)
2016年12月28日展覧会に足を一歩踏み入れた途端、広がるマリメッコの世界。日本だけでなく世界中で大人気のマリメッコがこの冬渋谷にやってきます。可愛らしいファブリックで癒されませんか。マリメッコ定番柄の図案を間近に見られるまたとないチャンスマリメッコの定番柄のグッズやファブリックはお店などで見ることもできますが、その図案やメイキングを見ることができるのはこのマリメッコ展会期内のみ。マリメッコのこだわるデザインや制作の過程に触れることができるので、さらにマリメッコの魅力に取り憑かれること間違いなし!ついつい買ってしまうグッズ。どれも素敵で選べない!マリメッコといえばグッズの可愛さも有名。展覧会の定番であるポストカードやマグカップの他にも、トートバックなど生活用品も充実。特に、公式図録はマリメッコ展の全てが詰まったマストバイアイテム。お家でも、マリメッコの世界を堪能してみて。取材・文/鈴木詩乃店舗情報店名:マリメッコ展—デザイン、ファブリック、ライフスタイルTEL・予約:03-3477-9111(Bunkamura代表番号)住所:〒150-8507東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura ザ・ミュージアムアクセス:JR線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」3a出口より徒歩5分営業時間:2016/12/17(土)-2017/2/12(日)*1/1(日)のみ休館午前10時~午後7時00分(入場は午後6時30分まで)毎週金・土曜日は午後9時まで(入館は午後8時30分まで)※12月31日(土)を除く定休日:2017年1月1日(日・祝)
2016年12月27日世界中の人々に愛されるライフスタイルブランド「マリメッコ(Marimekko)」。その大胆かつハイセンスなデザインは、60年以上に渡って多くの人々の心を掴んできました。そしてこの度、その歴史とクリエーションを紐解く巡回展「マリメッコ展」が12月17日(土)に渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されます。東京の前の開催地、西宮でも好評を博した本展では、様々な角度からこの人気ブランドを徹底解剖!ファンの方はもちろん、これまでマリメッコのことをあまり知らなかった人にとっても楽しめる内容となっています。今回は、そんな気になるマリメッコ展に関するお役立ち情報をたっぷりお届け。予習も兼ねて、展覧会に行く前にぜひチェックしてみて!「マリメッコ」ってどんなブランド?ファブリック ≪ウニッコ≫(ケシの花)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964Image by マリメッコ展(Asahi Shimbun)まずはマリメッコについて少しご紹介。北欧フィンランド生まれの「マリメッコ」は、そのユニークな柄を使用した製品が世界中で大人気のライフスタイルブランド。ファブリックやアパレルを始め、インテリア用品や生活雑貨など幅広い製品展開で人々の生活をトータルに彩っています。才能溢れるデザイナーたちによって生み出された柄の数々は、北欧らしいナチュラルなモチーフなどを色彩豊かに描きながらもシンプルでモダン。日々の暮らしに取り入れれば自然と毎日が楽しくなるような、不思議な魅力に溢れています。なかでもブランドを象徴するパターンとなった≪ウニッコ≫は、目にしたことがある人も多いはず。ファブリック≪シィールトラプータルハ≫(市民菜園)、図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009Image by マリメッコ展(Asahi Shimbun)そんなマリメッコは1951年、アルミ・ラティアという女性によって生み出されました。1949年に夫がヘルシンキで立ち上げたプリント・ファブリックの会社のために若手のアーティストを集めたアルミは、これまでにはない大胆で新しい柄の制作を彼らに依頼。そのアーティストの中の一人がのちのマリメッコにおけるヒットメーカー、マイヤ・イソラでした。1951年、それらの斬新なファブリックを使用した洋服を発表したところ大ヒット!このことをきっかけに、「マリメッコ(=小さなマリーのためのドレス)」というアパレルブランドが誕生します。国内や隣国スウェーデンで人気を博したマリメッコは、50年代の終わりにはアメリカに進出。1960年に当時大人気のジャクリーン・ケネディがその洋服を着用したことで一躍有名となり、ファブリックとアパレルだけにとらわれない幅広い製品展開を経て、現在では世界中にファンを持つビッグブランドへと成長したのです。マリメッコ展の見どころドレス≪モンレッポス≫ファブリック≪ケイダス≫(オアシス)、服飾・図案デザイン:アンニカ・リマラ、1967年Image by マリメッコ展(Asahi Shimbun)今回のマリメッコ展の見どころは、ずばりその充実した展示内容。1950年代~2000年代の象徴的なファブリックを展示する「マリメッコとは?」、ブランドの歴史をじっくりと辿る「マリメッコの歩み 1951-2016」、ファブリックのデザイン立案から製品化までの課程を紹介する「デザインの芸術」という3つのセクションに分け、ヘルシンキにあるデザイン・ミュージアムの所蔵作品からファブリック約50点、ヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代における貴重な資料など、計200点以上を展示します。デザイナーのインタビューの中には、マリメッコのクリエーションにおいて重要な役割を果たした日本人デザイナーの姿も!ジャクリーン・ケネディが購入したドレス≪ヘイルヘルマ≫、1959年ファブリック≪ナスティ≫(小さな無頭釘)、1957年、服飾・図案デザイン:ヴオッコ・ヌルメスニエミPhoto by マリメッコ展(Asahi Shimbun)豊富な展示物のなかでも、女性にとって特に興味深いのがドレスやファブリック、アクセサリー、食器など実際のプロダクトの数々。60年以上に渡る歴史の中で生み出された、様々な年代の製品が一堂に会する光景はぜひこの目で観ておきたいところ!なかでも本展において見逃せないのが、ブランドの火付け役ともなったジャクリーン・ケネディが実際に所有していたドレス。1960年、マリメッコに買い物に訪れた彼女は、一回の買い物で計7着ものドレスを購入したと言われています。マリメッコを創り、発展させた「女性たち」に注目アトリエにて図案を描くデザイナーのマイヤ ・イソラ、1960年代Photo by マリメッコ展(Asahi Shimbun)ブランドとしてのマリメッコの大きな特徴の一つが「女性の活躍によって成功したブランド」であるということ。創業者のアルミ・ラティア、そして同ブランドの伝説的なデザイナーであるマイヤ・イソラの二人を筆頭に、創業当初から多くの女性がデザイナーや経営者として大活躍してきたことが本展を通してわかるはず。女性の自立を重んじる北欧社会、そして女性の社会進出を象徴するブランドとしても、マリメッコは世界中から注目を浴びてきたのです。映画『ファブリックの女王』(c)Bufo Ltd 2015Image by Bunkamura ザ・ミュージアム本展の会期最初の5日間、12月17日(土)~12月22日(木)には、ブランドの創業者かつカリスマCEOであったアルミ・ラティアの半生を描いた映画『ファブリックの女王』(2016年)がBunkamura6階ル・シネマにて特別上映予定。監督のヨールン・ドンネルはもともとマリメッコの役員を務めていた人物(!)だけあって、アルミ、そしてマリメッコというブランドの描き方にも独特の説得力が感じられます。ストーリーだけでなく、劇中で使用される色とりどりのファブリックや洋服でも楽しませてくれるのはさすがといったところ。上映時間は連日19:25からの1日1回のみ。展覧会の後に併せて観ることで、ゆっくりとマリメッコの世界に酔いしれてみては?マリメッコの魅力がたっぷり詰まった今回の展覧会。デザイン好きな人はもちろん、インテリアやファッション、かわいいものが大好きな女性の皆さんは思い切り楽しめるはず。マリメッコの歴史とクリエーションに迫る、国内初の大規模な展覧会をお見逃しなく!【マリメッコ展】会期:2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム公式HP:
2016年12月12日「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中。期間は2016年12月17日(土)から2017年2月12日(日)まで。マリメッコとはフィンランドを代表するデザインハウス「マリメッコ(marimekko)」は1951年、アルミ・ラティアによってヘルシンキで創業された。フィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得て生み出された、大胆でカラフル、そして抽象的なデザインが特徴だ。柄の映えるシンプルなカッティングの服は人気を呼び、その後インテリアまで展開されることとなる。ちなみに、「マリメッコ」とは、フィンランド語で「マリーのドレス」という意味。国内初の大規模展、ファブリックやヴィンテージドレス約100点国内初の大規模な巡回展となる今回は、マリメッコの60年にわたる歴史をたどり、個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介。ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック計200点以上、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、そして各時代の資料などが展示される。デザインの国=フィンランドらしい魅力に溢れた、鮮やかで心踊るコレクションが会場を彩る。書き起こしデザインからファブリックになるまで会場は3つのセクションで構成されている。「はじめに―マリメッコとは?」には、1950年〜2000年代の象徴的な柄のファブリックが揃う。60年以上におよぶマリメッコの歴史を辿る「マリメッコの歩み」では、創業当時の貴重なドレス、ファブリック、アクセサリーや食器などに加え、時代を創った著名デザイナーのインタビュー映像を見ることができる。さらに「デザインの芸術」では、デザインを描き起こしてから、ファブリックとして製品化されるまでの過程をマリメッコ本社にあるプリント工場の貴重な映像を交えながら紹介する。また、デザイナーが柄の構想を練る際に描いた自筆のスケッチと、実際に製品化されたものを並べて展示し、有名な柄が生まれた原点をみせていく。著名デザイナー達が作り上げた、それぞれの「マリメッコ」中でも見どころの、第2章「マリメッコの歩み」をピックアップして紹介。ここでは、各時代を創り上げた著名デザイナーたちが生み出した鮮やかなプリントのほか、それを使用したドレスやシャツなど、実際の服が展示されている。例えば、1930年代に活躍したヴォッコ・ヌルメス二エミの作り上げた、ストライプ柄を取り入れたドレスやシャツは、その直線的なシルエットによって、女性の装いに新文化を告げるものとなった。また、マリメッコの最も代表的な図案デザイン「ウニッコ」は1950年から80年代に活躍したデザイナー、マイヤ・イソラが作り上げたもの。ケシの花をモチーフにしたもので、このほか彼女は約500種の図案をデザインした。さらに、マリメッコの新しいステージを築いたベンッティ・リンタはカジュアルさや実用性など着やすさを重視した、ボリュームシルエットのウェアを提案し、初の外国人デザイナーとして起用された石本藤雄は風景をそのまま落し込んだデザインを起用し話題を呼んだ。他にも、会場ではそんなマリメッコのドレスを着用したジャクリーン・ケネディの写真や彼女が所有したドレス、さらにファッション誌に取り上げられたウェアもそのページと共に紹介される。各時代で進化を遂げてきた「マリメッコ」の様々な顔を見ることができるコーナーとなっている。カラフルなグッズも大集結グッズエリアでは、マリメッコの人気デザイン「ウニッコ」のステーショナリーや食器、バッグ&ポーチなどが大集結。さらに、可愛らしいクリスマスアイテムも展開されている。来場記念にぜひチェックしてみて。ラティアの人生を描いた映画『ファブリックの女王』も限定上映マリメッコ展会期中に、創業者アルミ・ラティアの波瀾万丈な人生を描いた映画『ファブリックの女王』がBunkamuraル・シネマにて限定上映される。期間は、2016年12月17日(土)から12月22日(木)まで。初期マリメッコの役員でもあった監督が、創業者アルミ・ラティアを知る生き証人として自らメガホンを取った意欲作だ。劇中には美しい「マリメッコ」デザインが数多く登場し、世界中の老若男女に愛され続けている “シンプル・タイムレス・ユニセックス“ なブランドに貫かれた、先鋭的なスピリットに迫る内容となっている。【詳細】マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル期間:2016年12月17日(土)〜2017年2月12日(日)※1/1(日)のみ休館場所:Bunkamuraザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1時間:10:00〜19:00(最終入館 18:30)※12/31を除く毎週金・土曜日は21:00まで(入場は20:30まで)■チケットに関して価格:一般 1,400円(1,200円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学・小学生 700円(500円)※()内は前売り・団体料金※団体は20名様以上。電話での予約(申込み先:Bunkamura Tel. 03-3477-9413)※学生券は、学生証を提示。(小学生は除く)※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口で。■映画『ファブリックの女王』特別上映上映期間:12月17日(土)~12月22日(木) 連日19:25~会場:Bunkamura 6Fル・シネマ料金:1,200円均一(税込)※マリメッコ展のチケット(半券)提示で1,000円(税込)。※特別興行につき各種割引、サービスデーは対象外。提供・配給:パンドラ + kinologue
2016年12月04日「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が、東京都渋谷区にあるBunkamuraザ・ミュージアムで2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日)の期間開催されます。会場には、世界中で絶大な人気を誇るマリメッコの様々な作品や資料、およそ200点以上が集合。その魅力的なデザインの秘密に様々な角度から迫ります。今や世界中で大人気。フィンランドのテキスタイルブランド・マリメッコマリメッコは独創的なプリントと色づかいによって世界的に広く知られるフィンランドを代表するデザインハウス。1951年に、アルミ・ラティアによってヘルシンキで創業されました。テキスタイルデザインを学んだのち、広告代理店で経験を積んだラティアのもとへ才能あるデザイナーたちが集い、50年代の終わりには世界を目指します。まずはスウェーデン、ほどなくしてアメリカに進出。優れたデザインと巧みなPR戦略によって、60年代には世界的なブランドへと成長しました。フィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつ、大胆でカラフル、抽象的なデザイン、そうした柄の映えるシンプルなカッティングの服はブームとなり、人々の生活に浸透していきました。さらにその後は、商品内容も幅を広げ、家庭用品やインテリアにまで展開。今日、日本を含む世界中で絶大な人気を誇っています。日本で初めての大規模な巡回展「マリメッコ展」ファブリック≪カイヴォ≫(泉)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年Kaivo pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964本展は、今年で創業65周年を迎えるマリメッコの国内初となる大規模な展覧会です。ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料など、200点以上が来日。貴重な作品や資料を通じて、マリメッコの歴史を辿り、個性溢れるデザイナーたちの仕事ぶりと活躍を紹介します。●各セクションの見どころをご紹介!●Ⅰ.INTRODUCTIONはじめに―マリメッコとは?ファブリック ≪ウニッコ≫(ケシの花)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964ここでは1950年代~2000年代の象徴的な柄のファブリックを展示。時代を経てなお新鮮なマリメッコのデザインの魅力が楽しめます。マリメッコの歴史を語るには欠かせない、大胆な色づかいや柄、その原点に迫ります。●Ⅱ.TIMELINE Marimekko 1951-2016マリメッコの歩みファブリック≪シィールトラプータルハ≫(市民菜園)、図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009このセクションでは、60年以上におよぶマリメッコの歴史を辿ります。 ジャクリーン・ケネディに愛された1960年代、様々な製品開発により市場を拡大した70年代、その後の様々な展開を経て、世界的なブランドへと成長した現在へ。 創業当時からの貴重なドレス、ファブリック、アクセサリーや食器などに加え、時代を創った著名デザイナーのインタビュー映像が鑑賞できます。また、マリメッコの歴史上重要な役割を果たした日本人デザイナーや、ジャクリーンが実際に所有していたドレスも紹介します。●Ⅲ.THE ART OF DESIGNデザインの芸術ドレス、服飾デザイン:ミカ・ピーライネン、2001年ファブリック≪マンシッカヴオレト≫(イチゴの山々)、図案デザイン:マイヤ・イソラ、1969年Design Museum / Harry Kivilinnaここでは、デザイナーがデザインを描き起こしてから、ファブリックとして製品化されるまでの過程を、ヘルシンキのマリメッコ本社にあるプリント工場の貴重な映像を交えながら紹介。マリメッコのデザインが、どのように生まれ、製品化されていくのか知ることができます。さらに、デザイナーが柄の構想を練る際に描いた自筆のスケッチと、実際に製品化された同じ柄を並べて展示。 マリメッコの有名な柄が生まれた原点を鑑賞できるまたとない機会となっています。映画「ファブリックの女王」上映決定!マリメッコ展会期中、創業者アルミ・ラティアの波乱万丈な人生と、ブランドの誕生秘話が描かれた映画「ファブリックの女王」がBunkamuraル・シネマにて限定上映されます。監督はフィンランド人で唯一のオスカー受賞者ヨールン・ドンネル。初期マリメッコの役員でもあった監督が、創業者アルミ・ラティアを知る生き証人として自らメガホンを取った意欲作です。料金は1,200円。なお、「マリメッコ展」のチケット(半券)を提示すると、1,000円で鑑賞できます。マリメッコ・ファンの方は必見です。※上映スケジュールは決定次第Bunkamuraホームページにアップされます。イベント詳細名称:マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1会期:2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日)開催時間:10:00~19:00、毎週金・土曜日は21:00まで(入館は30分前まで)(2016年12月31日(土)を除く)休館日:2017年1月1日(日)のみ休館入場料:一般1,400円(1,200円)、大学・高校生1,000円(800円)、中学・小学生700円(500円)※()内は前売り・団体料金※団体は20名以上。要電話予約(申込先:Bunkamuraザ・ミュージアム 03-3477-9413)公式サイト:
2016年11月12日フィンランドの老舗ブランド、マリメッコ(Marimekko)が17SSウィメンズコレクションをパリで発表した。プレンゼンテーション型で披露した同コレクションでは、時代が流れても色褪せることのない、長く愛されるデザインを打ち出した。マリメッコの強みである独創的なプリントと色づかいは今季も健在。小ぶり、大ぶりの花柄プリントはオレンジやイエローといった明るいカラーで彩り、春先の訪れを期待させる。ブラックとホワイトのバイカラーのドレスも多く登場し、華やかさとシックが見事に共存。独創性と機能性を融和させ、普段のワードローブに自然と溶け込むようなアイテムも多く見られた。過去のアーカイブから引用したアイテムたちは、不思議とそこに時代錯誤の古臭さは一切なく、むしろ現代人の今の気分に調和するデザインとして捉えることができる。いかにマリメッコのデザインが時代を超越し、普遍的な美しさを追求しているかが表れている。ラグジュアリーの意味やファッションの流行が急速に移り変わる現代に、“本当に良いデザイン”とは何かをマリメッコなりに提唱したコレクションとなった。
2016年10月11日マリメッコ(marimekko)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2016年10月2日(日)に発表された。フィンランドを代表するブランド・マリメッコは、自国が100周年を迎える2017年アニバーサリーイヤーに、伝統と革新を融合させた新たなコレクションを提案する。目を向けたのは、1960年~70年代のアーカイブテキスタイルだ。そこにボヘミアンスピリットを纏わせて、モダンなピースを完成させる。テキスタイルブランドらしい贅沢な生地使い。フレアスカートや一枚布のドレスは風を孕んで舞い動き、ブラウスにはたっぷりのギャザーを寄せた。ミドル丈のスカートには立体的なポケットをエプロンのようにあしらい、ワンピースにはポンチョのようにもう一枚布を重ねて袖の部分を加えている。テキスタイルはバリエーション豊かで、馬をモチーフにしたもの、鮮やかな草花を描いたもの、黒と白だけで陰影を表したものなどがロングラインの中で生きている。また、今季はキャンバス地やレザーとのコンビネーションも面白く、ミリタリーコートやレザーコートと合わせた着こなしが提案されている。アクセサリーラインも豊作だ。チャンキーヒールのパンプス、サイハイブーツ、楕円形のクロスボディバッグなどがラインナップしている。これらの革小物も、テキスタイル同様に鮮やかなカラーリングで表現され、春の訪れを感じさせた。
2016年10月05日マリメッコ(marimekko)の2016-17年秋冬コレクションがローンチ。2016年9月上旬より順次、全国のマリメッコにて展開する。2016-17年秋冬コレクションでは、独創性と力強い女性への称賛を表現。マリメッコのトレードマークである柄と、色彩のコンビネーションを組み合わせて、斬新なワードローブを繰り広げている。用いられたプリントは、脇坂克二、オイヴァ・トイッカなどのデザイナーらによるものから、コラージュの手法を使ったジョン・デュークの新作まで様々だ。アウターアウターからは、マリメッコらしいシュールレアリズムな世界観を表した1着を紹介。秋冬の寒さを忘れさせてくれるような、鮮やかな花柄が魅力だ。落ち着きあるひざ下丈なので、ロングブーツ等とも相性が良い。ワンピース大振りな柄の魅力をいかんなく発揮できるシフトドレスも、アウターと同じく今シーズンはミモレ丈で提案。日常に溶けこみやすい、温かみのあるカラーを採用している。アクセサリー今季よりローンチするアクセサリーコレクションには、マリメッコのテキスタイルからヒントを得た、ネックレス、リング、ブレスレットが揃う。また、ローンチに合わせて2016年9月9日(金)から9月30日(金)までの期間、秋冬コレクションのフェア「Marimekko Syksy ja talvi 2016」を開催する。期間中、16,200円(税込)以上の購入者にはマリメッコのロゴ柄ファブリックバックがプレゼントされる。【詳細】2016-17年秋冬コレクション発売時期:2016年9月上旬■フェア「Marimekko Syksy ja talvi 2016」開催期間:2016年9月9日(金)~9月30日(金)開催場所:マリメッコ全店
2016年09月04日マリメッコ(Marimekko)が9月9日から30日まで、2016秋冬コレクションフェアを開催する。独創性と力強い女性への称賛を表現したマリメッコの2016秋冬コレクション。ブランドのトレードマークである柄と、興味深い色のコンビネーションを通して、秋冬アイテムの新鮮な組み合わせ方や革新的なアイディアを提案している。また、同コレクションでは、脇坂克二、オイヴァ・トイッカ、ヴォッコ・エスコリン-ヌルメスニエミ、マイヤ・イソラといったアイコニックなデザイナーらによるプリントをはじめ、コラージュの手法を使ったジョン・デュークの新しいプリントなど、遊び心溢れる様々なプリントが使用された。今回開催されるフェアでは、会期中に税込1万6,200円以上の購入者にマリメッコロゴ柄ファブリックバッグをプレゼントする。
2016年08月28日マリメッコ(Marimekko)が8月17日から22日の期間、伊勢丹新宿店本館4階=ウエストパークにポップアップショップ「Kaunista arkea(カウニスタ アルケア = 美しい日々の生活)」がオープンしている。このポップアップでは、プリントドレス、大胆なシャツ、ファンキーなパンツなどワードローブに必須となるアイテムが揃う2016年プレフォールコレクションのレディ トゥ ウェアをトータルコーディネートで提案する。オイバ・トイッカ(Oiva Toikka)や、ヴォッコ・エスコリン - ヌルメスニエミ(Vuokko Eskolin - Nurmesniemi)といったフィンランドを代表するデザイナーによるアーカイブプリント、コンテンポラリーなシルエット、暖かさを感じるレイヤースタイルが組み合わさったマリメッコらしいルックが並ぶ。それに加え、先行販売アイテムも登場する。20日13時と16時には、同シーズンのアイテムを着用したモデルが登場するスペシャルイベントも予定されている。さらに会期中には税込2万7,000円以上アイテム購入者を対象に、先着50名へパパブブレ(papabubble)オリジナルキャンディーのプレゼントも。
2016年08月17日マリメッコ(marimekko)などのデザインを手がける、鈴木マサル初の著書となる書籍『鈴木マサルのテキスタイル』が、2016年8月5日(金)に発売される。テキスタイルを広げれば、一瞬で気分があがる。そんなカラフルで心踊るようなテキスタイルを提案している鈴木マサル。本書には、自身のブランドのほぼ全てのアイテムのほか、デザインの考察をはじめアイデアスケッチなど制作の過程も収録。鈴木が自身のブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPINU)」を立ち上げてから12年、その集大成ともいえる一冊となっている。また本書の発売を記念して、トークイベント「テキスタイルの未来を考える」が、2016年9月10日(土)に、東京・青山ブックセンター本店内・大教室で開催される。【書籍情報】『鈴木マサルのテキスタイル』発売日:2016年8月5日(金)価格:2,200円+税出版元:誠文堂新光社■トークイベント「テキスタイルの未来を考える」開催日時:2016年9月10日(土) 18:00〜19:30(開場 17:30〜)会場:青山ブックセンター本店内・大教室定員:110名入場料:1,080円(税込)参加方法:1.青山ブックセンターウェブサイトの「オンライン予約」にて受付2.本店店頭にてチケット引換券を販売※電話予約は行わない。受付時間:10:00〜22:00受付開始日:2016年7月25日(月)現在未定(青山ブックセンターが調整中)
2016年07月28日マリメッコ(marimekko)などのデザインを手がける鈴木マサルは、展覧会「鈴木マサルのテキスタイル OTTAIPNU 2016 COLLECTION」を東京・代官山 T-SITEで開催する。期間は、2016年5月27日(金)から29日(日)までの3日間。2012年「鈴木マサル傘展」からスタートした本企画。‟持ち歩くテキスタイル”をキーワードに、馴染みの薄いテキスタイルデザインを身近に感じていただくことを目的としている。今回は、毎年発表している傘の新作に加えて、大判の図柄をプリントしたバッグやスカーフ、ジャガードを用いたキッチンタオル・バッグなどを展示・販売。 また、鈴木が手掛けるテキスタイルブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」初めての試みとなる、フィンランドの工場でプリントした、新作のテキスタイルも同時に展示する。鈴木がキャリアをスタートするにあたり、強く影響を受けてきた北欧、フィンランドの色、形、構図をのびのびと表現した作品に仕上がっている。【イベント詳細】鈴木マサルのテキスタイル OTTAIPNU 2016 COLLECTION開催期間:2016年5月27日(金)~29日(日)時間:10:00~21:00 ※最終日5/29(日)は20:00終了。会場:代官山 T-SITE Garden Gallery住所:東京都渋谷区猿楽町16-15入場料:無料・Umbrella & Parasol 12,000円・Jacquard Tote Bag 全8種 各4,400円・Stole 全8色 各12,000円Photo : Akihide Mishima
2016年05月12日5月14日(土)より公開されるマリメッコ創業者アルミ・ラティアの人生を描く『ファブリックの女王』の公開を記念して、1979年に亡くなったアルミの生前の姿をとらえた短編TVドキュメンタリーの限定上映がこのほど決定した。日本でも多くの女性ファンを持つ北欧を代表するファッション・ブランド「マリメッコ」。創業者であるアルミ・ラティアの人生を描く『ファブリックの女王』では、本人のインタビューや会議シーン、当時のファブリック制作現場などを通して、彼女のパワフルなカリスマ的オーラを感じることができる作品だ。このほど限定上映が決定した短編TVドキュメンタリー『アルミ・ラティアとマリメッコの黄金時代』(原題)は、1979年に亡くなったアルミの生前の姿をとらえた1976 年に制作された13分の映像であり、今回が日本初公開となる。上映は、ヒューマントラストシネマ有楽町にて5月20日(金)『ファブリックの女王』最終回(18時45分)終映後に上映され、同作品上映期間中、週一回実施される。また、公開初日には来場者プレゼントとして新旧マリメッコのファブリックが美しいファッションショー・シーンのポストカードが先着で配られるほか、スタイリストであり「マリメッコスタイリングBOOK」の著者・井口美穂のトークイベントの実施、劇場でマリメッコを着た写真をInstagramへ投稿することで当たるプレゼント企画などが実施される。マリメッコ好きは是非チェックしてみて。『ファブリックの女王』は、5月14日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。『アルミ・ラティアとマリメッコの黄金時代』は、5月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町にて18時45分回終了後に上映。その後は『ファブリックの女王』上映期間中、週1回上映予定。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日マリメッコ(marimekko)の創業者であるアルミ・ラティアの波瀾万丈な人生を彩り鮮やかに描いた映画『ファブリックの女王』が、ヒューマンストラストシネマ有楽町、渋谷他全国で5月より順次公開される。1951年の戦後間もないフィンランドでマリメッコを立ち上げ、瞬く間に世界的なブランドへと押し上げたアルミ・ラティア。同作では、ファブリックのデザインにとどまらず、人々の幸せな未来のためにライフスタイルをも変えようとするなど、当時では稀な女性起業家として、男性偏重なビジネス社会に乗り込むといった、パワフルで波瀾万丈な人生が鮮やかに描かれている。主演はミンナ・ハープキュラ。監督は初期マリメッコの役員のひとりでもあり、ベルイマン監督作『ファニーとアレクサンドル』のプロデューサーとしてフィンランド人で唯一のオスカー賞を受賞したヨールン・ドンネルが務めた。アルミ・ラティアを知る生き証人であるヨールン・ドンネの構想50年にも及ぶ熱い想いが込められている。また、劇中には数多くの美しいデザインの数々が登場。世界中の老若男女に愛され続けているシンプルかつタイムレスでユニセックスなマリメッコの先鋭的でしなやかなスピリットに触れられる映画となっている。
2016年04月16日北欧・フィンランドのテキスタイルブランド・マリメッコ(marimekko)の新店舗が、2016年4月13日(水)、東京・松屋銀座にオープンする。独創的なプリントと色使いによって世界的に広く知られるマリメッコ。2016年6月には創業者の波瀾万丈な人生を描く映画の公開も予定されており、創業65周年を迎えて益々の注目を集めている。エリア唯一となる新店舗では、テーブルウェア、キッチンウェア、インテリアホームコレクションからバッグやアクセサリーまで幅広いアイテムがラインナップ。2015年、新たに就任したクリエイティブディレクターのアンナ・ターネルによってモダンに生まれ変わったデザインに注目して。【店舗情報】マリメッコ 松屋銀座店オープン日:2016年4月13日(水)場所:松屋銀座7階 リビングフロア住所:東京都中央区銀座3-6-1TEL:03-3567-1211(大代表)取扱いアイテム:テーブルウエア 、キッチンウエア、インテリアホームコレクション、バッグ、アクセサリー価格帯:1,000円〜30,000円
2016年04月07日16年1月23日から3月27日まで、高知県立美術館にてマリメッコ(marimekko)の歴史を辿る「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が開催される 。1951年にヘルシンキで創業されたマリメッコ。今回行われる展覧会では、ヘルシンキにあるデザイン・ミュージアムの所蔵作品の中から、約50点のファブリック、約60点のヴィンテージドレス、デザイナーの自筆スケッチ、各時代の資料などを展示。貴重なアーカイブ作品を通じて、その歴史を辿れる展覧会となっている。同展は3つのセクションで構成されており、「INTRODUCTION」では、マリメッコの歴史を語るには欠かせない、1950年代から2000年代までの大胆な色づかいや柄が特徴の作品を展開。「TIMELINE」では、ドレスやファブリック、食器などの貴重なアーカイブアイテムの他、著名デザイナーのインタビュー映像も展示される。「THE ART OF DESIGN」ではデザインが描き起こされてからファブリックとして製品化されるまでの過程を、ヘルシンキにあるプリント工場の貴重な映像を交えながら紹介していく。その他、期間中はワークショップや講演会なども開催する。2月6日の14時から15時30分まではテキスタイルデザイナーの鈴木マサルによる記念講演会を、3月13日の11時及び16時30分からはマリメッコの創業者であるアルミ・ラティアの波瀾万丈な人生を描いた映画『ファブリックの女王』の上映会を実施。2月11日にはフィンランドの伝統装飾“ヒンメリ”を制作するワークショップを、2月27日、28日、3月5日、6日にはオリジナルデザインのテキスタイルをつくるワークショップを開催する。また、1月30日、2月20日には、フィンランドの文学や工芸についてレクチャーを受けることができる。【イベント情報】「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」会場:高知県立美術館住所:高知県高知市高須353-2会期:16年1月23日~3月27日時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1,100円、大学生800円
2015年12月20日“シンプル・タイムレス・ユニセックス”をコンセプトに、日本でも人気の北欧のファッション・ブランド「マリメッコ」。その創業者アルミ・ラティアのパワフルな人生を描く『ファブリックの女王』が、2016年5月、日本公開されることが決まった。1951年、戦後間もないフィンランドで、高い理想を持って「マリメッコ」を立ち上げ、瞬く間に世界的なブランドへと押し上げた女性、アルミ・ラティア。ファブリックのデザインにとどまらず、人々の幸せな未来のために、ライフスタイルそのものを変えようとしたアルミの「何をも恐れない」パワフルで波瀾万丈な人生を、彩り鮮やかに描き出す。スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン監督作『ファニーとアレクサンドル』のプロデューサーとして、フィンランド人で唯一のオスカー受賞者であるヨールン・ドンネルがメガホンをとった本作。初期「マリメッコ」の役員のひとりでもあった彼は、アルミ・ラティアを知る生き証人として、構想50年の熱い想いを本作に込める。「マリメッコ」といえば、美しい色彩とクオリティの高いデザインで日本でも人気のファッションブランド。劇中にはそんな「マリメッコ」の美しいデザインが数多く登場し、世界中の老若男女に愛され続ける“シンプル・タイムレス・ユニセックス”というコンセプトに貫かれた、先鋭的かつ、しなやかなスピリットに迫っていく。なお、創業65年となる2016年は、創業者アルミや初期のデザイナーにオマージュを捧げた春夏コレクションの発表や、1月より全国巡回する国内初の大規模展覧会「マリメッコ展デザイン、ファブリック、ライフスタイル 布からはじまる北欧のくらし」の開催など、文字どおり原点をふり返る“マリメッコ・イヤー”となるようだ。創業者アルミ・ラティアの人生そのもののように鮮やかに彩られた本作を、楽しみにしていて。『ファブリックの女王』は2016年5月、 ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日