1月下旬の昼下がり、都内のビルから子供たちの手を引きながらママたちが出てくる。そのなかでも、ひときわ目を引く女性がいた。吹石一恵(36)だ。16年末に福山雅治(49)との間に第1子を出産した吹石。この日は2歳になったばかりの愛児を抱きながら、すっかり慣れた感じで周囲に挨拶する。すでに顔見知りのようだ。実は、彼女が出てきたのは都内でも有名な幼児教室だった。「吹石さんは福山さんと相談した結果、お子さんにお受験をさせることにしたそうなんです!すでに教室通いを始めており、家族総出で早くも“お受験モード”になっていると聞いています」(吹石の知人)実際、通わせている幼児教室はお受験ママなら誰もが耳にするほどのセレブ校だという。「幼稚園・小学校受験は通う教室にどれだけノウハウがあるかが合否を大きく左右します。その点ここはこれまで名門校に多くの合格者を輩出してきた実績があり、評価が高い。また指導者に名門校出身の人が多く、受験に有利な情報が手に入りやすいというメリットもあります。そして、なにより幼稚園・小学校受験は親の努力が必要不可欠。願書の書き方、面接に着ていく服装といった細かいところまで指導してくれます。親へのサポート態勢も万全です。ただ、その分学費は決して安くありません。入試前になると特別対策コースといったオプションへの参加が必須。その場合、年間100万円を超えることもあるそうです」(教育ジャーナリスト)これまでも、多くの芸能人一家がお受験に挑戦してきた。近年では石田純一(65)と東尾理子(43)夫妻や、堺雅人(45)と菅野美穂(41)夫妻なども都内の幼児教室に通う姿が伝えられている。いっぽう、福山夫妻といえばまったくといっていいほど子育て事情を明かしてこなかった。そんな夫妻が突然の英才教育。意外にも見えるが、決断の陰には福山の強い思いがあるという。「福山さんはラジオでも『高校を毎日やめることばかり考えていた』と語っているほど、高校時代は大の勉強嫌いだったそうです。そのため卒業後は大学に進学することなく、地元・長崎の企業に就職しました。その後彼はミュージシャンを夢見て退社し、上京。みごと成功を収めたのは、周知のとおりです。またキャリアを重ねるにつれて『ガリレオ』シリーズの大学教授など博識な役を演じることも増えていきました。その際にいろんな分野の知識に触れることで、学ぶことの楽しさを痛感。それらが自分の可能性を広げてくれるということがわかったそうです。だからこそ、『自分の子供にも勉強していろんな可能性を持ってほしい』と考えるようになったと聞きました。今回はお受験ですが、将来的にはいい大学に進んでほしいという思いも抱いているそうなんです」(芸能関係者)愛するわが子に託した“大卒の夢”。そうした福山の考えを決定的にしたのは、“ある作品”との出合いだった。「福山さんは13年公開の映画『そして父になる』で、教育熱心なエリートの父親を演じました。初めての役どころでしたが、彼はより真剣に子育てについて考えたといいます。当時、彼は『どんな父親になりたいか?』と聞かれて『こんな仕事してますから、もしかするといい学校に入れるかも。選択肢はたくさん作ってあげたいですね』と教育方針を明かしていました」(映画会社関係者)そんな彼のために、妻の吹石も奮闘している。「福山さんは4月からは日曜劇場『集団左遷!!(仮題)』(TBS系)への出演が決定。さらに、今年から来年にかけて2本の映画で主演を務めることが発表されています。映画では海外ロケもあり、超多忙な1年となりそうなのです。そのため、吹石さんは『私が家庭を守らないと!』とこれまで以上に仕事をセーブするようになったそうです。お受験の送り迎えはもちろんのこと、ママ友との情報交換も積極的に行っているといいます。そんな妻がいるからこそ、福山さんも安心して仕事に打ち込めるのでしょう」(前出・映画会社関係者)実際、別の日も子供の送り迎えに訪れる吹石の姿を本誌は目撃していた。夫婦で支え合いながらスタートした福山家の子育て。たくさんの愛を受けて子供もすくすくと育っていくことだろう――。
2019年01月29日「神メン多すぎ」と話題の今期のドラマ。その中でも、常盤貴子が主演を務め、夫の裏切りと逮捕により16年ぶりに弁護士に復帰する主人公を演じる「グッドワイフ」では、小泉孝太郎と北村匠海の“仲良し”ぶりが話題を呼んでいる。“シャーペンの芯を15本乗せられる”という長いまつげ、爽やかで端正な顔立ちと、とろけるような子犬系の笑顔。映画『君の膵臓をたべたい』では、一体どれだけの人が彼の涙に号泣しただろう。だが、「グッドワイフ」で演じているのは少々軽薄で利己的、自身の目的や利益のためなら手段は選ばない小悪魔的ともいえるキャラクターで、かつてないほどの“ダークサイド”を覗かせている。「グッドワイフ」では常盤貴子をライバル視する新人弁護士に!TBS日曜劇場「グッドワイフ」は、ハリウッドの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、数多くのテレビ賞に輝いてきたアメリカの海外ドラマが原作。神山多田法律事務所の代表・多田征大(小泉孝太郎)は、事務所の1つしかない採用枠に働かざるを得なくなった旧知の蓮見杏子(常盤さん)を推薦するが、同じく仮採用の北村さん演じる新人弁護士・朝飛光太郎はそれを快く思わず、バチバチに対抗意識を燃やしている。ついこの間まで学生服姿だった北村さんが、弁護士バッジをつけ、小洒落たスーツを着こなしているだけでなく、上司に対してもはっきりと意見し、時にクレバーな立ち回りを見せる姿は新鮮。かと思えば、多田(小泉さん)と“いちゃいちゃ”してみたり、パラリーガルの円香みちる(水原希子)にアプローチし“ずきゅ~ん”とハートを打ち抜かれたりと、小悪魔的な可愛さを炸裂させている。現役の感覚を少しずつ取り戻していく杏子に対して、これからどんな“バトル”を仕掛けていくのか、みちるとの関係はどうなるのか、視聴者を釘付けにする存在となっている。名だたる人気俳優の幼少期を演じ、「キミスイ」で大ブレイク1997年11月3日生まれ。小学生時代にスカウトされて芸能界入りした北村さん。ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとしての活躍で知られる一方、2008年の映画デビュー作『DIVE!!』では池松壮亮、翌年の『重力ピエロ』では岡田将生、『TAJOMARU』では小栗旬などの少年時代を演じてきた。そして、2013年『陽だまりの彼女』で松本潤の中学時代を演じて、まず注目を集め始める。さらに、ヒロイン・土屋太鳳をはじめ、松岡茉優、未来穂香(現在は矢作穂香)らが生徒役で出演していた「鈴木先生」では、給食での“げりみそ事件”を起こしたり、劇場版で突然、生徒会長に立候補したりと、優等生かと思いきや何かと波風を立てる生徒・出水正役で印象を残した。大きな転機となったのは2016年だ。元旦に「DISH//」として東京・日本武道館でワンマンライブを成功させると、1月公開の大ヒット作『信長協奏曲』、3月公開の橋本環奈主演『セーラー服と機関銃 -卒業-』、多部未華子主演『あやしい彼女』などに相次いで出演。夏クールの「仰げば尊し」では村上虹郎、新田真剣佑、太賀らと共演し、音楽への情熱を秘めた不良少年役を演じ切った。そして2017年、浜辺美波演じるヒロインを支える主人公を演じた初主演作『君の膵臓をたべたい』が大ヒット。北村さんの繊細な演技は高い評価を受け、日本アカデミー賞新人賞にも選ばれる。2018年を代表する作品の1つ『スマホを落としただけなのに』にもカメオ的に出演、背筋がゾクッとする余韻を与えてくれた。また、北村さんといえば、いまCM界からも熱い視線を送られており、ソフトバンクの新CM「ギガ国物語」に抜擢されている。第1弾「はじまり篇」で、まるで『風の谷のナウシカ』のような荒涼とした終末世界を、深刻なギガ不足が蔓延する「ギガ国」と解説するのは北村さんのイケボだ。岡田准一演じるダジャレ好き(?)なリーダーの「オカダ」、土屋太鳳演じる真面目な妹的存在の「タオ」、白石麻衣演じる常に冷静沈着で凛々しい「シライシ」と、高性能AI搭載ロボット「サトウ」という個性的な面々の“旅人”の中にあって、北村さんが演じるのは気弱で他力本願な「タクミ」。第2弾「Wi-Fi難民」では白石さんにほっぺをムギュウ!とされるも、「イタイッ」と弱々しく答える姿は愛されキャラが全開。もう1つ見逃せないのは、JT「想うた」のWEB限定ムービー。「親を想う」篇に続いて出演する北村さんは、石井杏奈と遠距離恋愛中の恋人同士を演じている。遠恋といえば、口では「大丈夫」と言いながら心は不安でいっぱい。会いたくて会いたくて、ようやく会えたときの北村さんの“頭ぽんぽん”は宝物級だ。共演多数、新田真剣佑とは大の仲良し!「仰げば尊し」や映画『OVER DRIVE』、そして最新作の『十二人の死にたい子どもたち』で共演し、プライベートでも仲がいいという新田真剣佑からは、TV誌のインタビューで“お嫁さんにしたい俳優No1”といわせるほど、愛されている(?)北村さん。『OVER DRIVE』の完成披露試写会でもその一端を見せつけ、北村さんが「俺のほうが東出くんに顔が似てるから(笑)!」と、我こそが東出昌大の弟役にふさわしいとアピールすると、新田さんは「ライバル役、敵対する役ができるのは仲が良いからこそ」と言いながら、北村さんを真正面から凝視。これには北村さんも観念した様子で「真っすぐな目だなぁ…」とぽつり。まるで夫婦漫才のような(?)やりとりを見せたこともあった。そんなどこまでも「可愛い」北村さんだが、演じる役柄は必ずしもピュアな好青年ばかりではないのが面白い。「ゆとりですがなにか」ダークサイド・匠海ながら…宮藤官九郎が脚本、『あやしい彼女』水田伸生監督が演出を手掛けた本作には、山路(松坂桃李)が指導する教育実習生・佐倉悦子(吉岡里帆)の年下彼氏・木暮静磨役として登場。職員室に乗り込み「オイ! コラ! テメェ!」と凄むものの、山路を“やまみち”と読むなど、どうにも残念なところが…。静磨が放った「童貞は黙ってろ」の言葉も含め、豪華キャストの中で存在感を発揮した。『ディストラクション・ベイビーズ』間違いなくダークサイド柳楽優弥、小松菜奈、菅田将暉らが豪華共演した問題作『ディストラクション・ベイビーズ』(16)にも出演。兄・泰良(柳楽さん)の行方を探す将太(村上虹郎)の親友・健二役を務めた。仲間のリーダー的存在ではあるものの、親友とは名ばかり。菅田さんの想像の上をいくクズキャラが話題となった本作だが、北村さん演じる健二もなかなかのサイテーぶり、パブリックイメージを見事に覆した。『勝手にふるえてろ』妄想の中のイチはグレーゾーン?松岡茉優の初主演映画『勝手にふるえてろ』(17)では、主人公・ヨシカが中学生時代から片想いする“イチ”役に。イチを思うあまり、視野の端っこでそっと見つめる“視野見”を体得したヨシカだが、クラスの人気者ながら、どこかクールで謎めいて見えるのは、ヨシカの妄想の中の存在だからか!?現実のイチの、悪気のない(これが立ち悪い)残酷な仕打ちはヨシカをドン底へと突き落とした。「隣の家族は青く見える」暗い過去があるからこそ正直に生きる!2018年1月期放送の本作では、ナチュラルな演技でゲイの青年・青木朔役を好演。朔との関係を職場や近所、母親にも隠したい“わたるん”広瀬渉(眞島秀和)の頑な心を溶かしただけでなく、周囲の偏見をも溶かしていく役柄がハマり、“わたさく”カップルが人気に。とはいえ、屈託のない彼の明るさにはそれなりのワケも。ちなみに「おっさんずラブ」の大成功は、この“わたさく”という布石がお茶の間にあったからこそ。『春待つ僕ら』“白”匠海が嫉妬に燃える瞬間「仰げば尊し」の平川雄一朗監督と再タッグとなった『春待つ僕ら』。北村さん演じるバスケ部四天王のひとり、永久は美月(土屋太鳳)が気になりはじめるも、2人の前に強豪校の天才バスケ選手で美月の幼なじみ・亜哉(小関裕太)が現れる!“王子さまキャラ”といえる最強ライバルの出現には、思わず同情してしまうほど。このハグへの視線からは嫉妬の炎が背後に見える!?たとえマイナスの感情であっても、共感を呼ぶように細やかに表現できるのは、北村さんならでは。『十二人の死にたい子どもたち』観客を混乱させるキーパーソンに安楽死を望み、廃病院の密室に集まった12人の未成年のひとりで、学校の人気者・ノブオ役を演じる『十二人の死にたい子どもたち』。クラスに必ずいる、何でもそれなりに器用にこなせるタイプの彼がなぜ「死にたい」のか?予告編などの「死にたい」も、なぜか彼だけ爽やかに聞こえるのが、かえって不気味。杉咲花、高杉真宙、橋本環奈、新田真剣佑ら同世代が一堂に会した本作で、彼が演じるノブオにぜひ注目してほしい。菅田将暉や山崎賢人、吉沢亮、福士蒼汰ら、いまをときめく黄金世代より少し年下、まさに次世代を担う俳優たちの中で、さりげなくカメレオンぶりを発揮している北村さん。今後は『君は月夜に光り輝く』(3月15日公開)で永野芽郁と共演。「余命ゼロ」という彼女のために絶叫マシンなどを“代行体験”することから恋が芽生えていく物語となる。さらに、「クライマーズ・ハイ」の横山秀夫による原作小説を、『花戦さ』『月とキャベツ』の名匠・篠原哲雄監督が映画化する『影踏み』(2019年公開)にも出演する。シンガーソングライターの山崎まさよしが『8月のクリスマス』以来、約14年ぶりに長編映画主演を果たし、北村さんはその弟役を金髪姿で演じるというから楽しみ。そろそろ、また新たな北村さんを堪能する時が近づいているのかもしれない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月28日1月27日、嵐が2020年をもって活動を休止すると発表された。リーダーの大野智(38)は《2017年6月中旬ごろに僕はメンバー4人に集まってもらい、自分の気持ち、思いを話しました》とコメント。《2020年をもって自分の嵐としての活動を終えたい》という大野の申し出を受け、5人のメンバー同士が何度も話し合った結果、2020年に嵐の活動を休止するという決断に至ったという。櫻井翔(37)は《バラバラになってしまったというよりは、5人でしっかりと肩を組んで、1つの大きな目標に向かっている、というのが今の嵐です》とコメント。櫻井は昨年5月5日放送の『サタデープラス』(TBS系)で、関ジャニ∞の丸山隆平(35)に、グループを存続させる難しさを語っていた。関ジャニ∞は渋谷すばる(37)が脱退した直後だったが、櫻井もまた、メンバーとの話し合いを重ねた上で以下のように発言していたのだ。「最近強く思うのは、やっぱり当事者である我々が『長く続けよう』と強く思わないと続かないよね。別に長くじゃなければ続けられるよ。ただ長く続けたいなら『長く続けよう』と思わないと続かないよね」「難しいよ。だってさ、グループによって人数違うけど、いわば元々は他人なのに家族より長い時間一緒に過ごすわけだから、それぞれに歩み寄ったり思いやったりしないと、難しいよね」「たまたま俺らも20年近く、関ジャニ∞も長くやれてるけど、それはみんなの努力あってこそだと思うけどね」20年間、努力を続けた上での決断。嵐としての活動を休止しても、5人の絆は変わらないはずだ――。
2019年01月27日『ハリー・ポッター』好きなら誰しもが知る甘酸っぱいロマンスと言えば、ハーマイオニーとロンの恋。お互いに気になっているのに違う相手とパーティーに行ったり、付き合ったり。特にロンは、せっかくハーマイオニーが歩み寄っても、意地になって絶対に好きだと認めませんでした。物語の中で二人がキスをするのは、入学の約6年後。今回は出逢いから両想いになるまでの、ハーマイオニーの恋の叶え方のお話です。■静かに見守る友人の存在は貴重よく「片想い中が一番楽しい」と聞きます。でもそれは短い間のお話で、片想いが続くと常に切なさと隣り合わせ。特に長引くと、好きな人に恋人ができたり…知りたくもないニュースに打ちひしがれることもしばしば。ハーマイオニーの場合はロンが他の子と付き合い、イチャイチャしているところを見せつけられます。たとえ鋼の心を持つ人でも、この状況は拷問に等しい仕打ちだと涙に暮れることでしょう。この時、ハーマイオニーは素直に怒り、泣きました。ハリーの胸を借りて。切ない恋をしている間、気持ちを知る友人の存在は心強いもの。特にハリーのように何もせず、ただ見守ってくれる相手は貴重です。微妙なアドバイスをするお節介な女友達は、恋をかき乱す傾向がありますが、苦しい時、静かに見守ってくれる友人にはとても助けられるはず。■恋愛モードにならず、静かに待つ仕事や勉強をしていても、恋愛のことで頭がいっぱいで常に感情が支配されていては、生活に支障を来たしてしまいます。ONとOFFの切り替えはとても重要だし、あなた自身の人間性にもつながります。もし職場や学校に片想いの相手がいるなら、それこそ常に恋愛モードにならないように気をつけたほうがよさそう。でも、どうしたって目が合ったりすればドキッとするでしょう。それは仕方のないことです。だって人間だもの。ハーマイオニーの場合は、ひたすら“その時”が来るのを待っていました。待つというより、自然の流れに任せると言ったほうがしっくりくるかも。彼女は冷静なので、恋愛モードでモーションをかけるなんてことはありませんでした。ロンというのは典型的な男の子タイプだから、熱烈にアピールされたら逃げてしまうでしょう。片想いは彼女みたいに「長い目で」見たほうがいいのかもしれません。■恋は何よりも強力な魔法?ちなみに、実はハリーも長い間、こっそり片想いしていました。相手はロンの妹のジニーです。彼の恋もハーマイオニーと似ていて、同じようにアピールすることなく待っていました。「待つ」のは簡単なようでいて、実はとても難しいことだったりします。だいたいの人は待てないでしょう。連絡やチャンス、待ち合わせ…続けるって実はとても難しいのです。でも、それでも好きな想いが勝ったら待てたりするから不思議。恋はとても強力な魔法なのかもしれませんね。■片想いが叶う時恋が叶うのは、それはもう突然のこと。今回の主人公ハーマイオニーとロンの場合は「今じゃなきゃ!」という追い込まれたタイミングでした。身の危険が及ぶ中、二人はついにキスをします。わたしたちは日常で、そこまで恐ろしい状況に陥ったり、魔法使いに命を狙われたりすることはありません。でも、何かの節目やイベントの流れに乗れば、テンションMAXの世の中の雰囲気に背中を押され、恋が叶いやすくなったりする場合も。もしも長い間片想いをしていて、もう充分に待ったと思うなら、そろそろ自分から動いてもいいのではないでしょうか。恋は、どちらかがアクションを起こさない限り、決して始まらないのだから。
2019年01月27日「メディアリテラシー」という言葉を聞いたことがありますか?情報の洪水の中に生きている私たち。溢れる情報の中から、自分にとって有益なものを正しく選び取ることができる能力は、人生においてとても重要なことです。子どもの頃からその術を知り、訓練していくことが、いま求められています。子どものお手本になるべく知っておきたい「メディアリテラシー」についてみていきましょう。メディアリテラシーとは『日本大百科全書:ニッポニカ』によると、メディアリテラシーは以下のように定義されています。新聞やテレビなどの内容をきちんと読みとりマスメディアの本質や影響について幅広い知識を身につけ、批判的な見方を養い、メディアそのものを創造できる能力のこと。(引用:コトバンク|メディアリテラシー)多くの情報を評価し、識別し、選択するための能力と言えます。日々、テレビや新聞、ネットニュースなどでたくさんのニュースが配信されていますが、まずはそれらが “全て” ではないことを知ることが大事でしょう。何気なく入ってくる情報をやり過ごしてしまいがちな忙しい日々ですが、これからはますます必要となってきそうな能力です。なぜ「メディアリテラシー」を学ぶ必要があるのか近頃は“フェイクニュース”も氾濫しているため、知りたい、知る必要があることなどについて、時には受け身ではなく、自分で情報を収集し、総合評価できるようになることが特に重要です。子どもへのメディアリテラシー教育の普及に尽力されている、元TBS報道キャスターの下村健一氏は次のようにおっしゃっています。「フェイクニュースかどうか調べるためのファクトチェックのサイトの信用性まで疑われる今、結局メディアを信じられなくなり、自分の気にいる偏った情報だけを信じてしまうようになると、社会の分断は進むばかり。最初に得た情報以外の他の情報も受け止められるキャパシティーを残しておくためにも、情報の受け取り方を子どもの頃から身にしみこませるように学んでおかないと手遅れになります。」情報に踊らされないために、偏った情報で偏見を持った人にならないために、そしてダイバーシティの世界で生きていくために、メディアリテラシーを身につけなければいけないのですね。またメディアリテラシーを学ぶことは、子どもの視野を広げることにもつながっていくでしょう。メディアリテラシー教育の現状実際に世界では、子どもへの教育はどのようになっているのでしょうか。いくつかの例をご紹介します。【イギリス】イギリスでは国営放送BBCの取り組みが注目されています。2002年に「CBBC(6~13歳向け)」と「CBeebies(幼児・親向け)」の放送を開始した当初から、インターネットを安全に使うための方法を楽しく説明する、親向けにもアドバイスを提供するなどの試みを行っています。また、学校の授業の一環として活用できるようなビデオ製作や編集のためのツールを教師用指導ガイダンスとともにウェブサイト上で提供するなどした取り組みは非常に評価されています。そのほかにも1972年に放送開始した「Newsround」という子ども向けニュース番組も、子どものメディア学習支援を意識した内容を充実させてメディアリテラシー教育に貢献しています。【フィンランド】フィンランドはメディアリテラシー教育に関してとても熱心な国で、初等・中等教育のカリキュラムに「メディアスキルとコミュニケーション」というテーマで組み込まれ、社会、国語、アートなどの授業の中で実践されています。メディアのプロや専門教師が授業をするなど、取り組みが進んでいます。また、フィンランド公共放送協会(YLE)は、家庭と学校の両方向けの「Mediakompassi(メディアコンパス)」というプロジェクトを2000年半ばに立ち上げ、テレビ、ウェブサイト、イベントなど多方面からメディアリテラシー教育にアプローチ。テレビ番組は学年層別に5番組を展開して、目指すのは、「メディアへの理解」「メディアスキルの上達」「メディア制作の経験」です。サイトにも年齢別に映像を含めた多様な情報が提供されており、家庭での学習に活用されています。13〜18歳を対象にした最終的な段階では、プライバシーの保護やメディア所有の集中化の問題、情報の背後にあるメッセージやメディアリテラシーの習得自体についてなど、かなり難しい切り込んだ内容になっていて本格的です。その他にもスウェーデンでは1980年代からすでに学校教育にメディアリテラシー教育が取り入れられていますし、アメリカでは2000年にアメリカ教育省と全米芸術基金がアメリカで初めてのメディアリテラシー教育助成金制度を開始し、成果を挙げています。メディアリテラシーの重要性は世界中で認知されていると言ってもいいでしょう。***こうしてみてくると、メディアリテラシー教育にはまず「メディアそのものを知る」ことが大事なのがわかります。ニュースは単に事実を伝えているだけなのではなく、裏に意図が潜んでいる場合があります。それを汲み取れる思考回路形成のために、子どもの頃からのトレーニングが有効なのですね。次回は日本の取り組みについてご紹介します。(参考)コトバンク|メディアリテラシー東洋経済 ONLINE|子どもが間違った報道に踊らされないために 出す側の理屈と受けての注意を絵本で学ぶNHK放送文化研究所|「メディア・リテラシー教育をめぐるヨーロッパの最新動向小林俊哉(2017),「アメリカにおけるメディアリテラシー(3)—2000年から2000年代中葉までー」,新島学園短期大学紀要 第37号 1頁-17頁.
2019年01月27日常盤貴子主演ドラマ「グッドワイフ」第4話に、浅野忠信を父に持つ新人俳優・佐藤緋美(さとう・ひみ)が出演することが決定。浅野さんが怪演を見せた「A LIFE~愛しき人~」と同枠の日曜劇場で堂々のドラマデビューを果たす。「グッドワイフ」は、巨匠リドリー・スコット製作総指揮によるアメリカの人気海外ドラマを原作に、オリジナル要素を加えて描く痛快リーガルヒューマンエンターテインメント。常盤さんが、東京地検特捜部長である夫が汚職で逮捕、不倫スキャンダルまで発覚するなか、16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見杏子に扮し、杏子の夫を唐沢寿明が演じるほか、小泉孝太郎、吉田鋼太郎、滝藤賢一、賀来千香子と豪華俳優が集結していることでも話題だ。今回、ドラマデビューが決まった佐藤さんが出演する回は、2月3日(日)放送の第4話。杏子の専業主婦時代が描かれる重要な回だ。演じるのは、野球部所属の高校生・荻原翔平。彼は、杏子のかつての住まいの近所に住んでいて、翔平の母・奈津子(須藤理彩)と杏子は大親友といえるほどの仲。また翔平も杏子は気軽に相談できる相手だったが、杏子の夫・壮一郎の事件以降、奈津子の方から連絡を絶っていたのだ。しかしある日、喫煙がバレ、野球部が大会に出られなくなることを恐れた翔平は、杏子を頼って神山多田法律事務所を訪ねてきた。杏子に諭され、奈津子に説明するため2人で翔平の自宅に行くが、ある傷害致死事件の重要参考人だと言い、警察が翔平を連行してしまう…。昨年、初舞台にして主演という大役に大抜擢され、俳優デビューを果たした佐藤さん。今回の出演に関して「自分も実際に野球をやっていたので、その時を思い出して演じました。翔平との共通点はあまり無かったけど、ないからこそ、役者としてやりがいがありました」「舞台とはまったく違うし、人見知りな性格なので緊張しましたが、無事に撮影を終えることができてよかったです」とドラマデビューの感想を語った。また、目標にしている俳優について聞かれると「一番近くに大先輩がいるし、役者として尊敬している人もたくさんいますが、やっぱり目標は自分自身。佐藤緋美という役者でありたいです」と言い、今後については「とにかくいろんな作品に出演できる俳優になりたいです。ドラマ・映画・舞台、これからもっともっといい作品に出会えたらいいなと思っていますし、楽しみです」と期待に胸をふくらませた。ほかにも第4話には、翔平の母を演じる須藤理彩をはじめ、翔平と同じ野球部員の中村明宏役に「まえだまえだ」の前田旺志郎、翔平と明宏が忍び込むマンションの管理人役にお笑い芸人の平井“ファラオ”光の出演も決定した。「グッドワイフ」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年01月27日唯一無二の存在感と個性を放ち、今、映画やドラマに欠かせない存在の岡山天音さん。仕事やコンプレックスとの向き合い方を通じて見えたのは、彼の持つ強さでした。24歳という若さながら、“演技派俳優”“名バイプレイヤー”などと評されることも多い、注目俳優のひとりである岡山天音さん。現在放送中のドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』は、本田翼さんとW主演をつとめていることでも話題に。――今作は、オンラインゲームを通じて知り合った二人のラブコメディです。原作を手がける金田一(蓮十郎)先生のマンガは、子どもの頃からずっと好きで読んでいたので、お話をいただいた瞬間、一気にやる気が湧きました。僕、ラブストーリーが好きで。それまで交わってなかった二人が、自然の流れやモノの作用でちょっとずつ心を通わせていくというのは、人と人とのドラマのなかで、すごく美しいものだと思うんです。今作でも、僕が演じる(さつき)たくみは、見ないようにしていた傷やトラウマを、(おかもと)みやこさん(本田翼さん)に出会って癒されていく。そういうことは現実世界でも起こる話だから、段階を意識して、大事に演じたいと思いました。――たくみは男性ですが、オンラインゲームのなかでは「パウダー」という名前で女性を装っています。そういう、他の誰かになりたい気持ちはわかりますか?思春期の頃はすごく思っていましたけど、いつ頃からか全然、思わなくなりましたね。やっぱり、その人の人生で収穫できるものと、僕の人生で収穫できるものは違うので。その人が得ていて僕が持っていないものはあるけど、その逆もあると思うんです。人それぞれ、悩んでいる内容は違うかもしれないけど、幸せ度数と不幸度数って、そんなに変わらないのかなって。だから、人に対して“幸せそうでいいな”と思うこともないです。――すごく大人な考え方だと思うのですが、そういう価値観はいつから持っているのですか?えー、いつ頃ですかね?思い出せないけど、俳優の仕事を始めたのは大きいと思います。この業界にはカッコいい人やきれいな人がいっぱいいるじゃないですか。最初は、コンプレックスがすごくあったけど、だんだん、そういう人ができないことを僕はできるんじゃないかなって思うようになりました。画面の中にカッコいい人ばかりいてもリアリティがなかったりするかもしれない…って。コンプレックスの落としどころって、大人になるにつれて見つかっていくんだと思いますが、僕はわりと早い段階で、そのあたりの戦いが終わった感じがします。オーディションに行くと「面白い顔だね」と言ってもらったりして。最初は、“僕って面白い顔なんだ”と思ったけど、そのおかげで素敵なお仕事をもらえていますから。――ご自身は、ゲームはお好きですか?好きなんですけど、ゲーム機自体は持っていなくて、実況動画を見たりしています。あとは、やっている人に話を聞いたり…。ゲームを持っていない子どもみたいですよね(笑)。『スプラトゥーン』が気になっていた時期は、周りの人に“僕はこういうゲームだと思っているんですけど、実際はどうですか?”って聞いて回ったりしてました。やりたいんですけど、ハマったら誰も止めてくれないだろうから怖いんです。この仕事をしていると、家でやることや準備も多いので。でも、このドラマを見た人が『ドラゴンクエストX』に興味を持ってもらえると嬉しいですね。今でも、いろんな現場で、このゲームをプレイしている人に出会うし、それほど人を熱狂させる魅力的な作品ですから。人生が少し豊かになるんじゃないかなって思っています。――たくみのような、オタク気質はお持ちですか?かもしれないですね。マンガが好きだし、収集癖もあります。カナブンの標本とか…。――えっ…!5匹いて、めっちゃきれいです。あとは人形の手や、巻き貝の大きいやつ。その隣には、どこかの国の神様の像を並べています。頭が不自然に欠けていて、バランスが悪いんですよ。買ったお店の人に「これは何ですか?」と聞いたら、どこかの国の人が何かの像を壊して売ったものが、めぐりめぐってここにあると言われて…。なんか怖いんですけどね(笑)。おかやま・あまね1994年6月17日生まれ、東京都出身。’09年に『中学生日記 シリーズ・転校生(1)~少年は天の音を聴く~』でデビュー。映画『ポエトリーエンジェル』や、連続テレビ小説『ひよっこ』などに出演。BSスカパー!『I’’s アイズ』、TX『デザイナー 渋井直人の休日』が放送中。映画『きばいやんせ!私』が3月9日から全国公開される。MBS/TBSドラマイズム『ゆうべはお楽しみでしたね』は、MBS毎週日曜24:50~、TBS毎週火曜25:28~放送中。U‐NEXTで独占配信中。オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」内で仲のいいゴローと同居することになった、さつきたくみ(岡山天音)。でも、実際のゴローは、ゲーム内のキャラとは違うギャル系女子・おかもとみやこ(本田翼)で…。ロングシャツ¥29,980(L QUARTET TEL:03・5453・1133)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年1月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岡村春輝ヘア&メイク・森下奈央子インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月26日1月15日スタートのドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)で主演を務める深田恭子。年齢不詳と丸みを帯びたバツグンのルックス、童顔で甘えたような声としゃべり方。感情が読みにくい独特のキョトン顔が、深田恭子の持ち味。アラサー女優として、今や不動の存在です。でもその一方で、「関心がない」という女性もいます。理由は「芸能人の匂いがプンプンするから」。芸能人特有の現実感のなさが深田の魅力といえるでしょう。男女ともに人気の源は、独特のファンタジー感。16歳でドラマデビューし、20年もの間走り続ける理由は「芸能界が私の生きる場所」という覚悟があるからです。1996年、「第21回タレント・スカウト・キャラバン」でグランプリを獲得し、その2年後にはドラマ「神様、もう少しだけ」(フジテレビ系)でヒロインに。当時大人気だった台湾人と日本人のハーフイケメン俳優・金城武と共演。援助交際によってHIVに感染してしまった女子高生と人気音楽プロデューサーの恋愛を描いた純愛ドラマで、16歳の深田は、ルーズソックス姿の女子高生役を鮮烈に演じたのです。初主演でありながら、重い設定にも動じなかった深キョンは、今にもつながるひき臼のようなどっしり感が既に存在していました。その後も「フードファイト」(日本テレビ系)でお嬢様を、「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」(TBS系)で不思議な少女を演じるなど、10代しでしか演じられないみずみずしさを漂わせていましたが、ここまでの道のりは清純派として活躍した他の女優とほぼ同様です。ところが20代になると、セクシー系、勝気女子系、内気女子系、コメディー、ヒューマン、ファミリーなど、様々役をこなし、変幻自在さが開花。10代の終わりごろから、既に「芸能界でしか生きられない」と自覚していたのではないでしょうか。だからあらゆる役を、節操なく演じてこられたのです。でも芸能界で生き続けるには、女性からの支持も不可欠。甘ったるい声にグラマラスなボディで男性を虜にするだけでは、芸能界で長生きできない。深キョンにとって、女性からの人気が、どうしても欲しいところでした。そんなときに大きなチャンスがやってきます。映画「下妻物語」(04年・中島哲也監督)で、フリフリのロリータファッションをまとい、外見は可愛いが他人に関心がないエゴイストなロリータ役に。土屋アンナ演じる不器用で優しいヤンキーとの友情物語が、男性の目線を気にしないですむという世界観をもたらし、女性たちからも絶大な支持を受けたのです。一見どこかイタイ女子役でも、深キョンが演じると、最後はハッピーになれるという、夢見る少女のような大人女子の世界観がそれ以降、確立されていったのです。しかも「自分から男性にアプローチしたことがないんです」(女性自身・11/16号)といいながら、つきあった男性から「押し倒す前に倒されていた」と暴露され、肉食系で男性をぶんぶん振り回す様が、女性から「小気味よい」と喜ばれる。それも深田ならではの魅力です。だって、男性に振り回されて嘆いている女性がまだまだ多いのですから。さて“肉食女子”深キョンのこれまで報道された相手は、東山紀之、脚本家・野島伸司、玉木宏やくりぃむしちゅーの有田哲平など、芸能関係者や有名人、さらに一般人も多数あり。20代後半になると「忙しくない人がいい」と、事務所の後輩男性と噂に。“ハンカチ王子”こと日ハムの斎藤佑樹や、Yoshiki、さらに3年前からテレビドラマの共演がきっかけで交際中の亀梨和也と、これでもかとオンパレード。では相手がジャニーズなのに、反対されない理由は何でしょう。「ジャニーズ事務所は所属タレントに恋愛ご法度と言われていますが、亀梨と深田の恋愛を放置しています。真相は不明ですが、反対しないということは深キョンを認めているということでしょう、彼女自身に結婚願望がないことも幸いしているかも」(芸能関係者)。恋多き女性ですが、実は深田は次のようなき然とした恋愛観をもっています。「自分が満たされないと、どんなに人が羨むような境遇とか恋愛であっても、幸せじゃないと思っています」(女性自身・15年3/17号)自分が幸せでなければ、人を幸せにできないという現実的な感覚。その源にあるのは、まじめに頑張るしかないという自分を客観視できる強さです。「1位は1位しかなれないんだということに気がついたんです。(中略)ただただまじめに頑張るしかできないんです。私は「こうなんだ!」っていう風に全然生きられなくて、自信もないし、不器用ですし。でも、まじめに、という気持ちを大事にしていれば、間違いはないのかなと思ってしまうんです」(週刊プレーボーイ2014年3月17日号)「ここが私の生きる場所」と確固とした覚悟があるからこそ、「ただただまじめに頑張るしかない」というシンプルな境地になれる。たくましく生きる術を、深田恭子は既に持ってるのです。(夏目かをる)
2019年01月26日『サザエさん』の作者である長谷川町子がつくった「長谷川町子美術館」にて、記念展覧会「エイケン50周年展~アニメサザエさんと共に~」を開催する。期間は、2019年4月20日(土)から6月23日(日)まで。エイケンは、『サザエさん』をはじめ、『鉄人28号』、『エイトマン』『忍風カムイ外伝』、『キャプテン』、『UFO戦士ダイアポロン』、『ガラスの仮面』、『クッキングパパ』、『コボちゃん』、『ぼのぼの』など数多くのアニメーションを手掛けてきたアニメ制作会社。「エイケン50周年展~アニメサザエさんと共に~」は、2019年3月10日に同社が創立50周年を迎えることを記念して開催される展覧会だ。会場では、エイケンが50年に渡って制作してきたこれら作品に纏わる貴重な制作資料の数々を展示する。スペシャルサポーターとしてサザエさんが登場し、来館者を案内していく。【詳細】エイケン50周年展~アニメサザエさんと共に~期間:2019年4月20日(土)~6月23日(日)場所:長谷川町子美術館住所:東京都世田谷区桜新町1-30-6TEL:03-3701-8766開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)休館日:月曜日(祝日の場合、その翌日)展示替期間、年末年始入館料:一般 600円/大高生 500円/中小生 400円※20名以上の団体・65歳以上、および障害者手帳提示者とその付添1人各100円引。©光プロダクション・エイケン ©平井和正・桑田二郎/TBS ©白土三平©エイケン ©長谷川町子美術館 ©1976 雁屋哲・エイケン ©ちばあきお・エイケン ©美内すずえ/エイケン ©植田まさし/植田プロダクション・エイケン ©うえやまとち/講談社・エイケン ©いがらしみきお/竹書房・フジテレビ・エイケン
2019年01月26日●山田孝之と『クローズZERO II』後に急接近NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14)の加藤清正、『信長協奏曲』(14・フジテレビ系)の佐々成政、そして2019年4月19日公開の映画『キングダム』でバジオウを演じることでも注目を集める、阿部進之介(36)。『デイアンドナイト』(1月26日公開)は、阿部にとって「長編映画初主演」のみならず「企画」も担った、役者人生において唯一無二となる作品だ。藤井道人監督と映画愛を語り合う中で創作意欲が芽生え、そこに旧知の仲である山田孝之が「初の全面プロデュース」という並々ならぬ覚悟で参加。脚本開発に4年の歳月を費やしたオリジナル作品は、数々のハードルを乗り越えて完成へと漕ぎ着けた。父が大手企業の不正を内部告発して死に追いやられ、家族は崩壊寸前。阿部演じる明石幸次は、そんな現実に暗澹たる思いを抱きつつ、正義と犯罪を共存させる児童養護施設オーナー・北村に魅せられ、やがては復讐心に駆られていく。善と悪はどこからくるのか。観客は、この難題と否が応でも対峙することになる。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第7回は、『デイアンドナイト』の生みの親でもある阿部進之介の源を探る。○■神楽坂で5軒ハシゴ酒――『デイアンドナイト』の藤井道人監督は阿部さんのことを「とても真面目な人」とおっしゃっていました。お付き合いも長いんですか?たぶん、8年ぐらいです。監督の映画を観たのが、2010年か2011年か……たしかそのくらいだったと思います。僕の知人が2作品に出演していたのですが、作品を観て「一緒に仕事がしたい」と思って、その知人に「一席設けてくれ」と頼んだのが知り合うきっかけです。――「一緒に仕事がしたい」と思った方は、そうやって自ら積極的に近づくのが人付き合いの流儀ですか?そうですね。神楽坂だったんですけど、すごくいろいろな店に連れ回されまして(笑)。何軒ハシゴしたかなぁ。彼はコミュニケーションが苦手なタイプで、たぶん「そういう飲み方をしよう」と決めていたと思うんです。5軒ぐらいハシゴしたのかな? でも、1軒30分もいないんですよ(笑)。馴染みの店を案内してくれて、最終的に監督の家に行くという(笑)。――家ですか(笑)!?そう(笑)。ベロベロになって、なぜか僕が出ていた『クローズZERO II』(09)を流しながら、朝方まで飲んでいました。――そこまで飲むということは、何かの話題で盛り上がったと。全然覚えてないですね(笑)。もう、7~8年も前ですから。――『デイアンドナイト』は、そういう間柄の会話から生まれたんですよね。互いにオリジナルへのこだわりが一致したんですか?監督は常に「オリジナルで撮りたい」と思っている方です。僕はオリジナルにこだわっていたわけではなくて。何かを表現しようとしたら必ずオリジナルになるので、その点でいえば一致しました。――そして、プロデューサーとして山田孝之さんが後に加わることに。山田さんとはそれまでどのような関係性だったんですか?10代の時に、仕事ではなくて一緒に遊んでいる時期が少しあって。その後、『クローズZERO II』(09)で共演しました。その頃から、時々飲みに行くようになって。●否定してしまうと共感できなくなる――なぜ、彼に声を掛けたんですか?孝之をプロデューサーに、とか1ミリも思ってなくて。紙一枚にまとまらないような構想段階で、「監督と脚本を作っている」と伝えたらすごく興味を持ってくれて。あまり積極性を見せるタイプではないのでそれが意外で、監督と会う時に誘ってみたんです。彼は最初から、「出演することは考えてない」と言っていました。――作品は、「善と悪」や「人間の二面性」を描いています。そういう重いテーマに、阿部さんも関心があったんですか?初期の頃、僕の中で「これを表現したい」というものは固まっていなくて。監督に「お互いをもうちょっとよく知ろう」と提案をして、それまで話をしなかった、もう少し深い話……なかなかできない恥ずかしい話や昔の話とかをしながら互いの共通項を見つけていって、「二面性」や「善と悪」というテーマにたどり着きました。僕が吐き出すものを、監督がまとめて形にしてくれたような感覚。そういう作業は初めてでした。――それが5年前の出来事ですよね。オリジナル映画は、それだけの時間と共に人とのつながりが重要であることが分かるエピソードですね。そうですね。月に1回ぐらいのペースで集まって、練り直して。最初の方は全然進まなくて、脚本開発が一番時間かかりましたね。合計28稿。迷っていた部分も結構ありましたが、それだけ試行錯誤できたことに意味があるというか。満場一致ですぐに決まったものって、みんながどこに「いいね!」と感じたものか、分かりませんよね? その共通認識を持てたことがすごく良かったと思います。だから、現場で監督と話すこともほとんどなかったですね。孝之は演出に一切口を出さず、役について何か言われることもなかったです。プロデューサーとして、監督を信頼していたんだと思います。脚本開発の段階から役作りは始まっていました。僕が明石、孝之がそれ以外の役を演じて、そこでセリフを決めていきました。役のことを考えている時間は、どのキャストよりも多くなりました。役のことを思っている時間がどれだけあったのか。役作りにおいて、そこはすごく大事なことだと思っています。○■人と向き合うことと役と向き合うことは近い――所属事務所の公式サイトのインタビューで、役の気持ちを理解しようとすることを「新しく知り合った人と友だちになろうとする感覚」と表現されていましたね。2016年3月の記事ですが、俳優として今も変わらない部分ですか?そうですね。作品の中で1人の人間として生きること。いろいろな経験を通して、そこにつながると思えたので、その手法が僕に合っていました。役に起きている出来事が、他人事ではなく「自分ごと」にならないと心は絶対に動かないんですよね。最初はその役も他人ですが、考えれば考えるほど親身になる。だんだん家族になってきて、最終的には自分のことのようになるはずなんですよね。――明石は善と悪で揺れ動き、葛藤する役どころです。そこと向き合い続けると、日常の精神状態にも影響が出そうですね。準備期間の段階で、明石を擬似体験するようなことはないです。撮影直前になっていくと、そこまで落とし込んでいきますが。そうしないと、ちょっと大変なので(笑)。撮影中はしんどいですね。――役を「自分ごと」として考える。それは、プライベートでの人付き合いにも影響しているとも書いてありました。結局、役は一人の人間。今、こうして向き合ってインタビューしてもらっていることと変わらないんですよね。会話で相手のことを理解しようとする。役の場合も同じです。普段から、対面している人を理解しようとしたり、受け入れようとしたり。自分の役は、絶対に否定しちゃダメなんですよね。否定してしまうと、役に共感できなくなる。それは現実においても同じだと思っています。――2003年にデビューしてから、どのあたりでそこに気づいたんですか?なんとなくはやっていましたが、俳優としての行為が実生活に良い作用があるとはなかなか思えなくて。そこがリンクしたのは、30歳ぐらいの頃だと思います。普段から、相手のことを知ろうと思ったり、受け入れようとしたりすると、人間関係もうまくいくようになりますし、新たに頂いた役もすぐに受け入れられるようになって。生き方が違う人もいるので共感できないこともありますが、理解はできる。人と向き合うことと、役と向き合うことは近いので、俳優は本当に豊かな仕事だと思います。●映画が教えてくれた「一人では何もできない」――30歳で何か決定的な出来事があったんですか?いえ、特別に何かがあったわけではないんですが……「なぜ役者をやっているんですか?」と聞かれた時に、うまく答えられなかったんですよ。考えているうちに、ようやく気づくことができました。――オリジナルの映画がなぜ実現できたのか。要因はいくつもありますが、その阿部さんの人付き合いや人生観も大きく関わっていると思います。人付き合いで心がけていることはありますか?人には優しくありたいです。僕もそんなに人間ができているわけではないのですが(笑)。優しくできるということは、相手を受け入れて、理解をしようとしていることの表れだと思うので。相手の立場になって、初めて優しくなれることってありますよね。あくまで理想です。もちろん、僕のことを嫌いな人も世の中にはたくさんいると思います。すべての人に好かれようとは思っていませんが、相手のことはあまり否定しないようにしています。――飲み屋を5軒連れ回されても受け入れた阿部さんは、すごく優しい方だと改めて思います。まぁ、楽しかったので(笑)。一緒に飲みたくて、こちらから誘っているわけですからね。受け入れるスタンスで臨みました。――私もお酒が好きで、決まった飲み仲間がいます。あまり飲まない人が同席すると、「いつも同じ話で盛り上がってるよね」と不思議がられるんですよ。ハハハッ!――阿部さんと藤井監督はそんなことありますか?どうかなぁ。監督は同じ話をしているかもなぁ(笑)。彼も僕と同じでこだわりがすごくあって、お酒を飲んでヒートアップすることもありますが、彼の場合は僕の話を咀嚼して、アップデートして次回の飲みに来るんです。次、僕と会うために準備をしてくれる(笑)。だから、毎回飲むのが楽しみなんですよ。これ、絶対に言われたくないことだろうなぁ(笑)。でも、すごく好きな部分なんです。僕の言ったことをそれだけ受け入れて、向き合ってくれているんだと思います。――貴重なお話、ありがとうございました。最後に、『デイアンドナイト』が教えてくれたことは何ですか? 人生の一部と言ってもいいほど、長い時間がかかった作品です。「一人では何もできない」ということを、改めて教えてもらいました。本当にいろんな人の助けや力を一から感じることができたんです。通常であれば、役者は作品が整ってから現場に入らせてもらうので、作品が整うまでの苦労をあまり感じられません。それをたくさんたくさん感じた期間ですし、一番最初に加わってくれた孝之をはじめ、たくさんの方が賛同してくれて、僕らの思いついたこと、やろうとしていることを肯定して、力を貸してくれた。それがなかったら、実現できていません。今回だけじゃなく、人生においては何事も「一人では何もできない」。そう、強く感じます。「ご縁が大事」とも言われますが、それは役者だけでなく、人としても大切にしていきたいです。■プロフィール阿部進之介1982年2月19日生まれ。大阪府出身。2003年に俳優デビュー。2004年の『超星神グランセイザー』(テレビ東京系)で注目を集め、近年は『軍師官兵衛』(14・NHK)、『信長協奏曲』(14・フジテレビ系)、『下町ロケット』(15・TBS系)、『BG~身辺警護人~』(18・フジテレビ系)などのドラマ、『クローズZERO II』(09)、『BADBOYS』(11)、『罪とバス』(15)、『栞』(18)などの映画に出演。2019年時4月19日公開の映画『キングダム』ではバジオウを演じる。
2019年01月26日1月24日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に水原希子(28)と妹・水原佑果(24)が出演した。姉妹でバラエティートーク番組は初めてだとあって、話題を呼んでいる。ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(24)との熱愛の噂や、インスタグラムの炎上など何かと話題の希子。この日も炎上写真の真相について語った。たとえば15年5月にインスタで投稿した、ピンク色のトップスにショートのデニムパンツを合わせた自撮り写真は4時間で6万件超のいいねを記録。だが乳首が立っていると話題になり、「ブラジャーを着けろ」などの声が殺到していた。番組でもこのときの写真が取り上げられ、島崎和歌子(45)は「希子ちゃん、やばいですよ。点々出ちゃってる!」とツッコミを入れる。だが、当の希子は飄々とした様子。「3日間もヤフーニュースに取り上げられた」「下着をつけていないと言われていたけど、パットなしの下着はつけていた」などと語っていた。日本ではこうした希子のファッションはたびたび話題になっているが、海外ではむしろ流行の兆しを見せている。アン・ハサウェイ(36)やナタリー・ポートマン(37)やエマ・ワトソン(28)など、多くのセレブがブラをつけない“フリー・ザ・ニップル”というファッションを取り入れているのだ。ただ流行りとはいえ、日本で受け入れられるにはまだまだ時間がかかるだろう。だがくじける様子もなく、世間の反応を楽しんでいる節もある希子。ネット上でのニュースについても「フェイクニュースがすごくありすぎる。本当に嘘なので」と明かしつつも、最後は笑顔で語っていた。そんな今回の番組で赤裸々に語ったことで好感度も上がっているようだ。Twitterでは、彼女をたたえる声が上がっている。《水原希子さん改めて好きになった》《本物のセレブリティ器でかい》《可愛いから妬まれるのかなぁ…》主張すべきことは主張するというメンタルの強さは、彼女の魅力になりえるのだろうか。
2019年01月25日俳優の西島秀俊と西田敏行が、今野敏氏の人気小説「任俠」シリーズを原作とした映画『任俠学園』(2019年秋公開)でダブル主演を務めることが25日、発表された。経営不振に陥った仁徳京和学園高校を立て直すべく、新理事長に就任したのは、曲がったことが大嫌いなヤクザ・阿岐本組。強面で荒々しいが義理人情の正義を貫いていく彼らの情熱に、次第に周りの空気も変わりはじめる。ところが、金儲けのために学校乗っ取りをたくらむ大人たちによる罠が仕掛けられていた。西島が演じるのは、真面目過ぎるがゆえに時に空回りしてしまう阿岐本組ナンバー2・日村。「本作はこれまでのキャリアの中で大きな意味を持つ作品の一つになると確信しています」と語る通り、「義理と人情の任俠役を演じてみたい」と思い続けてようやく巡ってきた役だ。なお、2012年10月にTBS・WOWOWの共同制作で放送された『ダブルフェイス』では、織田組若頭補佐に扮する潜入捜査官を演じていた。また、「日村という役は今まで演じたことのない、全く新しいキャラクターです」と捉え、「何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔気質”の真っ直ぐ過ぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか」と問いかける西島。「念願の親分役、西田敏行さんの怒涛のアドリブに日々応え続けた素晴らしい共演者の皆さんのキレッキレの名演」と振り返り、「平成から新しい時代へ変わる節目の年、笑って泣ける世直しエンターテインメントを是非劇場でお楽しみください」と呼びかけている。一方、『アウトレイジ』シリーズでの怪演も記憶に新しい西田は、日村や弟分たちを振り回しながらも、そのストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組・阿岐本組長を演じる。「この映画は今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワクしています」と手応えを感じている様子で、「本作で生きるヤクザたちが示す、『お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う』というある種の一本筋を通すという“任俠道”は、万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います。この映画が、今悩んだり、くすぶっている皆さんを勇気づけるエネルギーとなるような作品になれば嬉しいです」とアピールする。また、木村ひさし監督は「今では絶滅危惧作品と言える程、観る機会が減った“ヤクザ”映画。フィクションである映画の中のヤクザな人たちは悪いヤツらもいれば、義理人情に厚い、人間味のある人たちも多く描かれていました。人付き合いが薄くなった現代社会にタイムスリップしたかの様な阿岐本組が、今の世の中で何が出来るのか? 楽しんでいただければと思っています」、原作の今野敏氏は「主人公が主人公だけに、映像化はないものと思っていました。こうして映画にしてもらえたのは感激です。また、西島秀俊さんと西田敏行さんのダブル主演と聞き、とてもうれしく思いました。一日だけ撮影の様子を見学させていただきましたが、阿岐本親分が現場に入るだけでぴりっと緊張感が走るのが印象的でした。親分、本当に怖かった。きっと私の想像をはるかに超えた映画になると信じています」とコメントを寄せている。(C)今野 敏 / (C)2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年01月25日吉高由里子が4月期の火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」に主演、“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロインを演じることが決定。さらに向井理、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアほか個性豊かな俳優陣が出演する。本作は、「働き方改革」が叫ばれる現代に“働くとは?”“仕事とは?”“そして本当の幸せとは?”を問うワーキングドラマ。同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく、意識改革と“ライフワーク・バランス”について描く。とはいっても、「理想と現実は別、残業は仕方ない」と諦めている人や「残業する美学」を持つ人々も多数存在するのが、いまの日本社会。本ドラマは、そんな現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公に、曲者ぞろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘しながら、毎日に小さな奇跡を起こしていく。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていく。■原作は“これまでのお仕事小説とは違う”!?原作は、自身も会社員を経験しており、作品ごとの徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している朱野帰子のお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)。発売当初から、これまでのお仕事小説とは一味違うと、20~30代の働く男女を中心に幅広い世代の読者から人気を博している。脚本は「夜行観覧車」「リバース」などのテレビドラマや映画の脚本を手掛け、繊細な人物描写と視聴者を引き込むテンポの良い展開に定評がある奥寺佐渡子と清水友佳子のタッグで担当する。■吉高由里子、“残業ゼロ、定時で帰る”がモットーのヒロインに!TBS連続ドラマへの出演は「ラブシャッフル」(09)以来実に10年ぶり、主演は初めてという吉高由里子。ドラマ、映画、CM、舞台とジャンルを問わず幅広い役柄を自在にこなす吉高さんが今作で演じるのは、主人公・東山結衣(ひがしやま・ゆい)。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OL。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、時に振り回され、そして解決していく。そんな彼女の背景には、新人時代のトラウマやワーカホリックだった元婚約者の存在があった――。吉高さんは演じる東山結衣について「ドラマに出てくる役柄の中で一番偏っていないキャラクター」と語り、「いい意味で“普通”の女性」と分析。「会社員の経験が一度もなく、不安もありますが、一般の企業に勤めている会社員の友人に話を聞いたりしながら役のイメージを膨らませています」と明かす。そして、「このドラマには思わず感情移入してしまう、人間味溢れる個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。お仕事されている方もそうでない方も、見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います」と見どころを語った。■向井理、吉高さんの元婚約者に!ユースケ・サンタマリアがブラック上司結衣のトラウマの原因(?)なのか、元婚約者・種田晃太郎役には向井理。仕事ができて部下からの信頼も厚いが、一度、仕事にのめり込むと周りが見えなくなるワーカホリックな男を演じる。近年では「きみが心に棲みついた」をはじめ、ひとクセある役を演じ新たな魅力を放っている向井さんが、家庭環境や過去のトラウマから仕事に取り憑かれている男をどう演じるのか期待が高まる。また、結衣の職場の先輩で産休を取り双子を出産するが、早々に職場復帰する、仕事に生きるスーパーワーキングマザーの賤ヶ岳八重役を朝ドラ「まんぷく」の内田有紀が演じるなど、脇を固める女優陣にも注目。さらに、転職してきて結衣の新しいチームの部長となり、ブラック上司として結衣をはじめ職場の面々を振り回す福永清次役は、「あなたには帰る家がある」での怪演も話題となった個性派俳優ユースケ・サンタマリアが演じる。■柄本時生&泉澤祐希&シシド・カフカが同僚に!結衣の同僚で仕事の要領が悪く、トラブルメーカーとして目をつけられている吾妻徹役を柄本時生、結衣が教育係として面倒をみるが、ふた言目には「辞めたい」と言うやる気ゼロの新人・来栖泰斗役を泉澤祐希が演じる。この演技力に定評のある2人が演じるキャラクターと結衣との関わりは、物語を大きく動かしていく。さらに皆勤賞であることを誇りにしており、努力家だが、真面目過ぎて融通が利かない同僚・三谷佳菜子役にはシシド・カフカが決定している。■「アンナチュラル」「重版出来!」「大恋愛」のスタッフが集結プロデュースは、高い評価を得た「アンナチュラル」を手掛けた新井順子と、「重版出来!」などのテレビドラマのほか映画『ひるなかの流星』などのプロデュースを務める八尾香澄。演出は、「あなたのことはそれほど」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの話題作を手掛けた金子文紀が担当する。プロデューサー陣は「主人公の結衣は決してスーパーウーマンではありません。不器用で、自分の身の丈も分かっている優しい人だからこそ、そっと悩める人に寄り添い、心を軽くしていきます」と語る。吉高さんとは「いつかご一緒したいと熱望していた」と言い、「小さな幸せを感じて日々を大事に過ごすという、当たり前のようで実は難しい生き方を実践していく主人公を軽やかに演じていただき、『彼女のように生きたい』と思えるような主人公を一緒に作っていきたい」とコメントを寄せる。また、原作者・朱野帰子氏は「会社員時代の私にとって、仕事は死ぬ気でやるものでした。でも、心のどこかで『誰か止めてくれ』とも思っていました。ドラマファンの私にとって、主演の吉高由里子さんは、他者への包容力と、自分の生き方を貫く強さを持つ俳優さんです。長時間労働に追いつめられた同僚たちを、吉高さん演じる結衣なら必ずや止めてくれるでしょう。しかも、脚本は尊敬する奥寺佐渡子さん。これは紛れもなく、私が書きたかった定時に帰る会社員の物語だと感じる、すばらしい脚本にしていただいています」と語っている。火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月より毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年01月24日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察!モニタリング」。その1月24日(木)今夜放送回に歌舞伎俳優の中村梅雀と女優の大地真央、俳優の山田裕貴、クロスフィットトレーナーのAYAらがゲスト出演する。1980年に二代目中村梅雀を襲名すると劇団前進座にも籍を置きながら俳優として活動。2008年放送の大河ドラマ「篤姫」の井伊直弼役をはじめ、2017年の大河「おんな城主 直虎」ではナレーションを務めるなど10作を超える大河出演のほか、「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」から「下町ロケット」まで多彩なジャンルの作品に出演する中村さん。1973年、宝塚歌劇団に入団、男役スターとして注目を浴びると、卒団後は舞台「風と共に去りぬ」「マイ・フェア・レディ」などをはじめドラマ、映画と幅広く活躍。近年では連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や『高台家の人々』などが話題を呼んだ大地さん。2月から上演される舞台「夫婦漫才」で共演する2人はグッチ裕三の「フェイク料理モニタリング」に登場。中村さんと大地さんの舌はグッチさんのフェイク料理を見破れるのか!?宝塚女優ならではの(秘)トークにも注目。「海賊戦隊ゴーカイジャー」でブルー役に起用され俳優デビューすると、2017年には大河ドラマ「おんな城主 直虎」などへの出演で一躍ブレイク。昨年も米アカデミー賞ノミネートを果たした『万引き家族』や「乃木坂46」齋藤飛鳥と共演した『あの頃、君を追いかけた』などをヒットさせた山田さんは、人気トレーナーのAYAさんと共に番組お馴染み「心霊バスモニタリング」に巻き込まれることに。バスのなかに現れた“幽霊”を前にこれまでのイメージを覆す天然&乙女キャラが炸裂してしまう山田さん。さらに思わぬハプニングも起きて…意外な山田さんの姿をお見逃しなく。中村さんと大地さんが共演する舞台「夫婦漫才」は2月8日(金)~17日(日)まで東京・明治座で公演後、大阪・新歌舞伎座をはじめ各地で公演が行なわれる。大阪の貧しい長屋で生まれた隣同士の男女。夫婦となった2人が漫才師としてスカウトされ大評判になっていく様を描くもので中村さんの生演奏ベース漫談も楽しめる。山田さんは2nd写真集「歩(あゆむ)」の重版記念握手会が1月27日(日)11:00~福家書店新宿サブナード店で開催される。「ニンゲン観察!モニタリング」は1月24日(木)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年01月24日「嵐」櫻井翔と有吉弘行の2人が話題の人物、一流芸能人の願望・疑問・悩みを出演者、スタッフ、視聴者の力を借りて解決・実現する「櫻井・有吉THE夜会」の1月24日(木)今夜オンエア回に、俳優の滝藤賢一、女優の水原希子とその妹でモデルの水原佑果がゲスト出演する。昨年、連続テレビ小説「半分、青い。」とドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で対照的な父親像を並行して演じたかと思えば「探偵が早すぎる」では一転これまでにない探偵像を描き出し、『孤狼の血』ではハードすぎる芝居で観る度に新たな顔を見せ続ける名優・滝藤さん。アメリカに生まれ神戸に育ったグローバルなバックグラウンドから来る独自の感性とセンスで、モデルとして圧倒的な存在感と魅力を放つ一方で、映画『ノルウェイの森』で女優デビュー。『ヘルタースケルター』から『進撃の巨人』まで出演作がいずれもヒット作となっている水原希子さん。放送中のドラマ「グッドワイフ」で共演中の2人が今夜の「夜会」にお目見え。いまや“日本一忙しいバイプレーヤー”となった滝藤さんの買い物に密着。芸能界屈指のオシャレ俳優として知られる滝藤さんが行きつけのお店で連発した“異常行動”とは?さらに“脇役界の主役”にまで上り詰めた滝藤さんの過酷な下積み時代から現在までの半生を年表で紹介。また水原希子さんの妹でモデルとして活動中の佑果さんも登場、トークバラエティ初共演を果たす水原姉妹が“食べるエステ”と呼ばれる注目の激辛火鍋を大公開。幾度もの“ネット炎上”も話題になる希子さんはその真相についても語ってくれる。滝藤さん、水原希子さんが出演中の日曜劇場「グッドワイフ」は、常盤貴子を主演に迎え人気の海外ドラマの日本版として制作。常盤さんが演じるのは夫が汚職で逮捕され浮気も発覚、16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見杏子。その夫・壮一郎に唐沢寿明、杏子の元同期でいまは事務所代表も務める多田征大に小泉孝太郎、杏子と採用枠の座を争う朝飛光太郎に北村匠海。壮一郎を敵視する後任の特捜部長・脇坂博道に吉田鋼太郎といったキャストで、滝藤さんは壮一郎の元部下でいまは脇坂の下で働く佐々木達也を、水原希子さんはパラリーガルの円香みちるをそれぞれ演じている。日曜劇場「グッドワイフ」は毎週日曜21時~TBS系で放送。「櫻井・有吉THE夜会」は1月24日(木)22時~こちらもTBS系でオンエア。(笠緒)
2019年01月24日とんねるずの木梨憲武(56)が1月21日、自身のInstagramを更新。妻で女優の安田成美(52)にメッセージを送りファンの間で反響を得ている。木梨は自身をモチーフにしたと思われる人形を公開。人形の横には吹き出しがあり直筆で「NARUさん今日そとメシです。サッカーの試合あるから早めにかえる!」と妻である安田成美にメッセージが書かれていた。コメント欄には「奥様への連絡手段が凄いですね(笑)」「ウケる~ここで言って成美さんに伝わってるのかな?」と新たなInstagramの活用法にツッコミを入れるコメントや、「いつまでも憧れの二人」「理想の夫婦です」と2人の関係性に対し称賛のコメントが寄せられていた。木梨は、今月19日に自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『土曜朝6時木梨の会。』(TBSラジオ)の番組内でInstagramのアカウントを開設。開設したばかりだが、木梨オリジナルの活用法を見せ、ファンから反響を得ている。
2019年01月23日星野源が29日に放送されるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)に出演することが決定した。昨年12月19日にアルバム『POP VIRUS』をリリースした星野。前作『YELLOW DANCER』からテーマに掲げていた「ブラックミュージックとJ-POPの融合」という点については一体どのような手応えを得たのか。毎回、アルバムを聴いては「星野め…!」と嫉妬を隠せない、パーソナリティのRHYMESTER・宇多丸が星野と対談する。星野は20:00~20:45頃の「ビヨンド・ザ・カルチャー」枠に出演する。企画タイトルは「星野源最新アルバム『POP VIRUS』とはいったいどんな作品なのか? 真正面からじっくり尋ねてみる特集 feat.星野源!」。
2019年01月23日滝沢カレンのものまね芸人・らりるRIEが、22日に放送されたTBS系バラエティ番組『有田哲平の夢なら醒めないで』(毎週火曜23:56~24:55)で滝沢本人と初対面し、ものまねの公認をもらった。放送後、自身のツイッターを更新し、滝沢への感謝の思いをつづった。らりるRIEはツイッターで「『有田哲平の夢なら醒めないで』をご覧頂いた皆様、有り難うございました!温かい番組スタッフの皆様、共演させて頂いた皆様、有り難うございました!そして…夢の様な時間となりました公認まで頂きました滝沢カレンさんにも心から感謝致します」と感謝。「彫刻の様に美しい方でした」と対面した感想を明かした。今回、「美人モノマネ芸人の嘆きSP」と題し、ものまね芸人が集結。らりるRIEは「滝沢カレンさんご本人から正式に公認をもらっていないので、どう思っているのか怖い」と打ち明け、番組で対面が実現することに。だが、普通に公認しても面白くないということで、滝沢がものまねに怒っているというドッキリが仕掛けられた。滝沢は、らりるRIEにその場でものまねをさせて、「正直あんまりものまねはやってほしくない。もうやらないでもらいたい。似てないし、別人としてやるならいいですけど、もうやめてもらっていいですか?」とNG通告。らりるRIEが「絶対ダメですか?」と泣きそうになった場面で、滝沢が「ドッキリ大成功」の看板を出した。ドッキリだと知ったらりるRIEは涙し、「現実が来たと思って。めっちゃカレンさん大好きなのにどうしたらいいのかと思って」とコメント。滝沢は「ごめんなさい。ドッキリでした。(実際は)大好きです」と話しかけ、公認でいいか確認されると「公認ってちょっとめんどくさそうだから自由にやってください」と滝沢らしいOKを出した。
2019年01月23日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と田中裕二が、22日深夜に放送されたTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 25:00~27:00)で、アイドルグループ・King & Princeの主演舞台『JOHNNYS’ King & Prince IsLAND』を観劇した感想を熱く語った。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏から招待されて観劇したとのこと。太田は「素晴らしい舞台でしたね」と絶賛し、田中も「すごいね。ものすごい圧倒されたね」と振り返った。さらに、太田は「まあ飽きさせないね。エンターテインメント! プロジェクションマッピングみたいなのを使って、CGと宙づりになっている平野(紫耀)くんがシンクロして動く。すごいね。その間、歌あり、踊りあり、マジックあり」と熱弁。田中も「すごいのよ。特に平野くんなんて、3分の1は空飛んでた」と称賛すると、太田は「シルク・ドゥ・ソレイユ的な。ハムスターみたいな回転。ハムスター以上。『I’m ハムスター』って言ってもいいよね」とハムスターに例え、2人で盛り上がった。ジャニー氏と楽屋で話していたときにKing & Princeが来てくれたことも明かし、平野が出演していたTBS系ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』を見ていた太田は、平野が演じた神楽木晴のセリフを本人の前で披露したという。平野は「見てくれたんですか!」と喜び、また、太田がモノマネしたセリフについて「そこですか!」とツッコんでいたそうだ。
2019年01月23日「山口さんは今、世界中の音楽文化の映像ライブラリー制作をライフワークとし、海外を飛び回っています。好奇心旺盛な彼女が最近またこだわり始めたのが着物。『“和の美”を改めて知ることが、今後の人生において大事』と考えているそうです」(仕事関係者)ここ数年、女優業と並行して多彩な活動を展開している山口智子(54)。夫・唐沢寿明(55)は現在、連ドラ『グッドワイフ』(TBS系)に出演中だ。「17年ぶりの連ドラ主演となる常盤貴子さん(46)は当初、座長として少し緊張していました。そんな常盤さんをリラックスさせようと、唐沢さんが体を張ったオヤジギャグで周囲を和ませ、現場を盛り上げています」(ドラマ関係者)95年のクリスマスシーズンに結婚した2人は20年以上たった今も“理想の芸能人夫婦”の常連でもある。だが意外にも山口は“グッドワイフをやめた”という。「結婚当初の30代は“主婦”への強い憧れがあり、料理を頑張って毎日作り、唐沢さんが家に連れてくる友人たちにも手料理を頻繁に振る舞っていたとか。それで『もう一生分、作った』気分になってしまったそうです。“家庭的な妻”はやり切った感があったみたいですね。唐沢さんも『無理しないで、君の思うようにやっていいよ』と言ってくれて楽になったそうです」(仕事関係者)実際、彼女は月刊誌『Frau』(16年3月号)でこう語っている。《今は、必要に迫られない限り作らない。具沢山の汁物を巨大な鍋で作って、1週間もたせる感じ。あとは夫と外に食べに行っちゃう。作るより食べる方が断然好きだということに気づきました(笑)》本誌は今冬、山口の買い物姿を目撃している。正午過ぎ、都内の高級スーパーで脂身の少ないハムや豆乳入りのパンなどを買い込んでいた。確かに、どれも調理の手間がかからない食材だった。「夫婦間のルールは“ルールを作らないこと”だそうです。お互い束縛せず自由に過ごすことが、夫婦円満の秘訣だと聞きました。結婚20周年を迎えるイベントで山口さんは『自分が世界でいちばん幸せだと思う瞬間は、唐沢寿明とご飯を食べているとき』だと口にしていましたね。大事なのは2人で囲む食卓であって、自分の手料理である必要はない、と。山口さんが今、心置きなく仕事や趣味に没頭できるのも、懐ろの深い唐沢さんが自分に合わせてくれるライフスタイルだからなのでしょう」(前出・仕事関係者)“グッドワイフ”から“自然体”の妻へ――。それが“理想の夫婦”、54歳リア充の秘訣だった!
2019年01月23日高橋克典(54)主演のテレビ朝日系スペシャルドラマ「庶務行員 多加賀主水が悪を断つ」が2月10日に放送されると、一部スポーツ紙が報じた。元銀行員で作家の江上剛氏による、同名小説が原作。銀行の“雑用係”=庶務行員として働く多加賀主水(高橋)の活躍が描かれる。記事によると17年10月、日曜午前10時の日曜ワイド枠で「庶務行員 多加賀主水が許さない」として放送。同枠の新企画ドラマとして最高視聴率となる5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことから、午後9時からのゴールデン帯で第2弾を放送することとなったという。「高橋さんといえば、50代には見えないほど引き締まった肉体を持っていることで知られています。多加賀主水は腰が低く、内に秘めた感情を表現しなければならない難しい役。普段の外見とはかなりギャップがありますが、見事に演じきっています」(テレビ朝日関係者)代表作といえば99年1月から放送された「サラリーマン金太郎」シリーズ(TBS系)、そして「特命係長 只野仁」シリーズ(テレビ朝日系)。「金太郎」は猪突猛進のイケイケキャラ。「只野仁」では昼は冴えない係長、夜はギラギラのダークヒーローを熱演してきた。「昨年放送された主演ドラマ『不惑のスクラム』(NHK総合)では元受刑者役を演じ、これまであまり出演していなかったヒューマンドラマをこなしました。22日スタートの『後妻業』(フジテレビ系)では資産家の財産を狙う『後妻業』の元締役を演じますが、ド派手なファッションでバリバリの関西弁。『不惑のスクラム』と同じ役者とは思えないほどです。50代に入り、さらに役の幅を広げていますね」(テレビ誌記者)まだまだ俳優としての“引き出し”が多そうだ。
2019年01月22日今夜1月22日(火)放送の深田恭子主演のドラマ「初めて恋をした日に読む話」第2話に、現在「MEN’S NON-NO」専属モデルとしても活躍中の若手俳優・遠藤史也が出演することが分かった。坂口健太郎(2017年に卒業)や成田凌、最近では清原翔や中田圭祐、鈴木仁なども活躍著しい「MEN’S NON-NO」モデルの若手俳優たち。なかでも遠藤史也は、2017年の「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」(TBS/MBS系)のレギュラー出演から、2018年の「海月姫」「トドメの接吻」「崖っぷちホテル」「ゼロ 一獲千金ゲーム」、さらに「PRINCE OF LEGEND」と連続でドラマ出演が続いており、昨年9月に公開された映画『食べる女』にも出演していた注目株。今後の予定としては、「本当に王子が大渋滞している!」と話題沸騰となった「PRINCE OF LEGEND」の劇場版(3月21日公開)にも引き続きバーテンダー王子の翔として出演する。MEN’S NON-NOの専属モデル、そして俳優としてさらに活躍の幅を広げている遠藤さん。2019年の注目若手俳優としても要チェックだ。ドラマ「初めて恋をした日に読む話」は、隔月刊「クッキー」(集英社)にて連載中の持田あきによる同名漫画が原作。深田さん演じる人生崖っぷちの32歳の塾講師・春見順子が、永山絢斗演じる東大卒エリート商社マン・八雲雅志、横浜流星演じる東大を目指すピンク髪の不良高校生・由利匡平、中村倫也演じる同級生で匡平の担任教師・山下一真の3人から思いを寄せられる、という物語。火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PRINCE OF LEGEND 2019年3月21日より全国東宝系にて公開©「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 © HI-AX All Rights Reserved.
2019年01月22日「V6」が出演するスペシャル番組「V6の愛なんだ2019」が今年も放送されることが決定した。「V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!」「V6の愛なんだ2018」に続き、3年連続で放送となる「V6の愛なんだ」。今年も恒例の「未成年の主張」に加え、様々な企画を準備中だという。「V6」は「昨年は『未成年の主張 全国大会』を開催し、その中で『レディー・ガガに会いたい』という熱き思いを叫んだ学生さんが実際に対面を果たすなど、私たちにとっても非常に思い出深い番組になりました」と昨年をふり返り、「今年も『愛なんだ2019』を放送できることになりました!様々な学生さんを大募集しますので、私たちと最高の青春の思い出を作りましょう!」とコメントを寄せている。「V6の愛なんだ2019」はTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年01月22日菅田将暉(25)主演の連続ドラマ『3年A組―今から皆さん、人質です―』(日本テレビ系)の第3話が1月20日に放送された。平均視聴率は11.0%(ビデオリサーチ調べ)と2桁をキープし、絶好調だ。数カ月前に自殺したクラスメイトの景山澪奈(上白石萌歌・18)。その真相を明らかにするべく、菅田演じる柊一颯という担任教師が生徒29人に対して10日間の”最後の授業”を行う。いよいよ3日目の授業が開始。第3の課題は、景山を陥れたフェイク動画を「撮影した」3年A組の生徒は誰なのかというもの。しかし柊は犯人の特定を生徒ではなく、刑事の郡司真人(椎名桔平・54)に命じる。そして夜の8時までに回答できたら全員を解放。間違えたら生徒5人の命を奪うと宣言したのだ。動画に映っていたのは、水泳部のジャージを着た人物。疑わしいのは、部員の熊沢花恋(堀田真由・20)とマネージャーの真壁翔(神尾楓珠・19)。教室内では犯人探しが騒がしく行われる。だが宇佐美香帆(川栄李奈・23)の「水泳部のジャージを着ていたからといって、水泳部とは限らない」という発言から、茅野さくら(永野芽郁・19)は全国大会の会場に水泳部のジャージを着ていた里見海斗(鈴木仁・19)の姿があったことを思い出す。茅野は相澤博己(萩原利久・19)に当時のことを尋ねる。しかしそれをクラスメイトに聞かれ、里見本人に問いただすことに。里見は会場にいたことを認めた。だがジャージを着ていたのは、真壁から駐車場の警備を頼まれたからだという。いっぽう刑事の郡司も犯人捜しに奔走する。動画の解析によって加工されていたのは瓶のラベルであったことが判明。さらにジャージの袖にオレンジ色のシミがあることを発見し、手がかりの1つになるのではないかと考える。「熊沢と里見のどちらかが犯人だ」と絞り込んだ郡司は内通者を使って調べさせ、最終的に熊沢が犯人と特定した。しかし結果は不正解。内通者は柊の手の内のものでミスリードされたのだった。動画を撮ったのは、里見だった。彼は景山に告白したが振られ、自尊心を傷つけられていた。だからその怒りを相手にぶつけることでしか抑えることができなかった。景山を陥れるためなら何でもよかった。そんな里見につけこんだ何者かが、動画を撮るよう指示。ドーピングしたかのように加工して宇佐美のカバンに入れたのは、また別の人物だった。柊は里見に「逆境を乗り越えようとしたか。傷ついた悲しみを明日の活力に変えられなかった。それがお前の弱さだ」と言い放つ。自分の味わった憤り、悲しみ、苦しみ、やるせなさという負の感情を跳ね返して、明日を生きる活力に変えることができた真壁や熊沢。生徒たちの中にそれができたものと、できなかったものがいる。柊は、きちんと気持ちに向き合ってほしいと願う。問題が一段落したかに思えたが、柊は突然銃を生徒たちに向ける。郡司が不正解だったため、生徒5人に死が待っているのだ。自ら手を挙げた里見と選ばれた4人の生徒たちが美術室に連れて行かれる。その後に爆発が起こり、瓦礫と瓦礫に挟まれた死体が。泣き叫ぶ生徒たち。恐怖と戦慄が一同を襲う――。今回も波乱のラストが待っていた。第1話から疾走感溢れる展開だったが、回を重ねるごとにハードルが上がってくるように感じていた。菅田の熱演には息を呑むし、予想外の展開に驚かされる。だが同じ展開の繰り返しでは視聴者も飽きてしまうのではと不安になっていた。そこへきて、犠牲者が一気に5人……。しかし第1話で殺害されたと思われていた生徒も含め、実は死んでいなかったことが判明。さらに刑事の五十嵐徹(大友康平・63)が柊の共犯者だったことも明らかになるなど、まさに驚きの連続!動画製作者が明らかになることで景山の死の真相に辿り着くだけだと思っていたが、そう単純なものではなさそうだ。イケメンな生徒たちの存在感も、少しずつ際立ってきた。真壁役の神尾楓珠は、SNSで「イケメンすぎる」「かっこいい」「綺麗」など話題になっているという。『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)の成宮一茶役をした鈴木仁も、やはりイケメン役がハマる。演技派の菅田やベテランの椎名桔平に刺激を受けながら、視聴者を魅了する役者に育ってくれそうな予感!次回は、第1部の完結。第3話では、なぜか静かだった甲斐隼人(片寄涼太・24)。そして、黒幕の正体は明らかになるのか?
2019年01月21日マイナビニュース読者のみなさま、あけましておめでとうございます。ライターのスナイパー小林です。今年も楽しい情報をさらにおもしろおかしい文章にしてみなさまにお届けします。新年一発目にお届けするのは完全に公私混同していますが、個人的に2019年来るんじゃないかと予想する若手俳優くんたちの紹介です。それもSNSでも会える、さらに個性をSNSでギュンギュン発動させているイケメンくんたちをピックアップしてみました。テレビや映画だけじゃないんです。スマホで圧倒美を携帯できる時代がもうデフォルトなのです!○インスタでは自分の造形美を熟知した若手くんたちがスタンバイまず2019年に一番推したいのが、奥野壮さん18歳。昨年『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でフォトジェニック賞と明色美顔ボーイ賞をW受賞し、現在『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)に主演中とプリンス登竜門をくぐって、いい男道を爆走中の奥野さん。インスタで確認できます。見せる顔がまあ、あざとくて素晴らしい。自分のことをよく分かっているのか撮影角度、表情も完璧で時にはデコもしちゃう。でも関西出身らしく、時に男っぽさをぶち込んでくるという技がお見事。機会があってご本人にお会いしましたが、天使のようでした。今年ジワジワ、来年ドカン! が期待できる存在です。そして写真メインのインスタはモデル出身の俳優くんたちがとってもシャレオツに決めてくるのが特徴的。彼らにとってはそんな撮影が慣れた戦場みたいなものですかね。チェックしている男子がお二人ほど。まずはメンノンモデル出身の清原翔さん。出演作品の宣伝が多めでも時に投下してくる中、ふとしたプライベートショットがまるでパリコレ(言い過ぎか)。全部が絵になりすぎていて「うわ……」と声が漏れます。4月からは朝ドラ『なつぞら』(NHK総合)に出演、5月には『うちの執事が言うことには』に出演と、スターへの道が確約された彼はチェックしておくべし。特に綾野剛さんのようなクール系がお好みの方はぜひ。同じくモデル出身で注目株は鈴木仁さん。2018年放送『花のち晴れ~花男 Next Season〜』(TBS系)にモテ男の成宮一茶役が記憶に新しいと思います。インスタの見どころは清原さんと同じくですが、彼はとにかく甘系です。あとプライベートもちゃんと披露してくれているのが、こちらとしてはありがたい。鈴木さんもメンノン出身モデルさん。メンノンの偉大さを年初から再確認しました。○言葉でハートを仕留めにかかってくるツイッター男子たちが可愛いさてインスタの次は、言葉操作のテクニックが問われるツイッターで見かけたかっこいい人たちを。まずは2018年放送『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)に出演、やたら爽やかな引越し業者さんだった杉野遥亮さん。自分の日常をひねってアップするつぶやきがジワッときます。『ツイッター始めてから2年だー。ってツイートしようとおもってましたが、とある友人宅のトイレのカギが壊れてトイレに閉じ込められるという、軽い閉所恐怖症からしたら恐ろしい出来事が起こったのでそれどころではありませんでした。#イブイブ』こんな風に文字量もやや多めでギャグもあり。イケメンなのに親近感をアピールしてくるちゃっかり感。でもお顔がしっかりかっこいいと、ギャップの反復横跳びのようなSNS使いにこちらは揺さぶられっぱなし……。それから『男子高生ミスターコン2017』グランプリの高橋文哉さん、現役高校生の18歳です。出演作も含めてまだこれからだと思うのですが、彼のツイッターの特徴は毎日アップしているスケッチブックのひと言。ちゃんと気になる言葉も含めて、自分の文字でアピールしてくるというキュートな手法をぜひ目で確かめてほしいです。ちょっとお兄さん系がいい!というなら井上正大さん。リツイート数も『いいね!』数も安定した多さなのですが、若干ヲタクっぽさを感じさせてくれる言葉遊びが楽しいです。と、SNSの王子たちを紹介してきた今回の企画、いかがでしたか? 他にもSNSはしていないけど気になる犬飼貴丈さん、神尾楓珠さんなどもいらっしゃいますが原稿の文字数が尽きなくなるのでここらで終了です。気になった俳優くんがいたら、さっそくページへ飛んでください!スナイパー小林ライター。取材モノから脚本まで書くことなら何でも好きで、ついでに編集者。出版社2社(ぶんか社、講談社『TOKYO★1週間』)を経て現在はフリーランス。"ドラマヲタ"が高じてエンタメコラムを各所で更新しながら年間10冊くらい単行本も制作。静岡県浜松市出身。正々堂々の独身。
2019年01月21日●モノマネ誕生秘話「ひどいなと思いながらも…」2018年に歌手・和田アキ子のモノマネで大ブレイクしたお笑い芸人・Mr.シャチホコ。和田の"歌モノマネ"ではなく、「何をされてる方なの?」などといったフレーズが印象的な"しゃべりモノマネ"で、数多くの番組に出演した。そんなシャチホコの、ブレイクに至るまでの経緯や和田本人との交流、そして2018年に印象的だった仕事などについて明かした。○■YouTube投稿がきっかけだった初テレビ出演――経歴を拝見しましたら、日本体育大学を卒業されているんですね。中高はバレーボールや水泳、テニス、柔道など色々とやっていました。体育教師を目指していたので、日体大に進学し、大学ではボクシング部に入りましたね。――それでは、大学入学までは芸人さんになりたいと思ってなかったのですね。まったく考えてなかったです。大学のボクシング部を途中で辞めて、バレーボールのサークルに入ったんですが、部活と比べると味気ないなと思って、YouTubeへの投稿を始めました(笑)。1本目にアップしたのが、Mr.Childrenと桑田(佳祐)さんの「奇跡の地球」を1人2役でモノマネして歌う動画だったんですが、それがきっかけで日本テレビの特番に呼ばれました。モノマネをやっている素人を集め、『ニコ生』のユーザーが似ているかどうか審査するという内容だったんですが、本気でモノマネ芸人をやりたいと思ったのはその番組がきっかけでしたね。――その番組に出演された後、プロとして活動されるまでどのような経緯があったのですか。大学4年生になった頃に、(ものまねショーパブの)『そっくり館キサラ』のオーディションを受けたんですが、落ちてしまいました。どうやったらプロになれるのかと考えた結果、音響のアルバイトを始めたんです。モノマネ芸人さんが営業でネタをするときに、照明やマイクの手助けしながら、ネタを見て勉強していました。その後、大学卒業してすぐに、『キサラ』のオーディションに合格して、ミスチルの歌モノマネをずっとしていました。「Mr.シャチホコ」の"Mr."はMr.Childrenからですし、"シャチホコ"は「Tomorrow never knows」の仮タイトルである「金のシャチホコ」からとっています。――そうなんですね。プロになってからの初テレビ出演はいつだったんですか。1年後の2016年春、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』(フジテレビ系)ですね。当時は今より20kgくらい痩せていたので、ミスチルの桜井(和寿)さんに見た目もかなり寄せて出演したんです。今は嫁のみはるの料理が美味しいこともあり、幸せ太りの限度を超えてしまっています(笑)。○■"しゃべりモノマネ"誕生の影にあった想い――Mr.Childrenのモノマネが中心だったわけですが、現在の代名詞ともいえる和田アキ子さんのモノマネをやり始めたのは何がきっかけだったんですか。みはるとは昨年に結婚しましたが、それ以前もずっと婚約状態が続いていました。桜井さんのモノマネでモノマネ番組には呼んでもらっていましたが、歌モノマネだったので、バラエティ番組には呼ばれるわけではなく…。そういった状況で、「俺はこのままだったら収入も少ないし、この先、みはるを支えていけるのかな」と。そこで「売れたい」という気持ちがさらに強くなり、しゃべりのモノマネを極めて、その人でずっとトークができる状況を作りたいと思ったんです。だから、根底には誰かのしゃべりモノマネをやりたいという理想があって、「アッコさんのモノマネをしよう」という決め打ちではなかったんですよ。2017年の年末にSNSで「結婚します」という発表をしたこともあって、2018年は自分の中で新しいMr.シャチホコの年にしたいと思いました。――実際に2018年に大ブレイクされたのですから、その言葉通りになりましたね。2018年は殻を破りたいという思いが強かったです。そんな折に『アッコにおまかせ!』(TBS系)を見ていたら、確かガンバレルーヤさんがゲスト出演したときに「ちょっとごめんなさいね、君らってさ、そもそも何をされてる方なの?」とアッコさんがおっしゃって、ネタをやらせた後に「あーはいはい。それは見たことあるから分かってんねんけど」と(笑)。そのときにひどいなと思いながらも、これを取り上げてモノマネしたら面白いんじゃないかなと思いました。――では和田さんのモノマネはたまたま生まれたんですね。そうですね。そして、まちゃまちゃさんのお店によく飲みに行くんですが、まちゃまちゃさんがアッコさんにすごく詳しくて、昔のCDを貸していただいたり、「番組でこういうことを言ってたよ」と教えていただきました。――そこから本格的に和田さんのモノマネをスタートされたんですね。まずは『キサラ』などで試したんですが、実は最初は反応があまり良くなかったんです。そんなウケないので、「やっぱり違うのかな」と思っていたところ、ステージに一緒になった芸人の皆さんが「普段のアッコさんのモノマネをする面白いヤツがいる」とすごく広めてくれて。そういう口コミのおかげもあり、『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出させていただき、そこから『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出させていただきました。『ウチガヤ』で披露したところ、共演した芸人さんにめちゃくちゃウケましたね。――芸人さんは一般の方よりも和田さんに関する前提知識があるので、より面白さが伝わったんでしょうね。そうだと思います。あとはスタッフさんも面白がってくれましたね。アッコさんの芸能界における繋がりのすごさが今の自分を作り上げてくれたと言いますか、周りの芸人さんが面白がってくれたのが、自分にとっては1番大きいです。○■和田アキ子との初共演はドッキリ「泣いちゃいました」――その後、多くの番組に出演されることになりますが、印象に残っている番組はありますか。やはり9月に『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)でアッコさんと共演したことですね。収録後にはアッコさんが僕との2ショット写真をインスタにあげてくれて、周りも「公認になったんだ」と。それ以降は、ありがたいことに出演オファーがさらに増えました。――『初耳学!』では、シャチホコさんは「和田さんがモノマネを認めずに怒っている」というドッキリを掛けられていましたね(笑)。いや~、怖かったですよ、あれは(笑)。まさか初対面でドッキリだとは思いませんでしたし。アッコさんが振り切って、「お前、テレビ出さへんからな!」と言ってくだされば、おかしいなと気づいたかもしれませんが、僕があまりに怯えすぎてしまって。アッコさんは本当はすごく優しい方なので、そんな僕の表情を見て、怒りながらも「でも優しそうな顔してるよね」などとちょくちょく挟んできたんですよ(笑)。――(笑)。和田さんも心の葛藤があったんでしょうね(笑)。ネタばらしの後、アッコさんからは「せやから私、やりたくないって言うたんや。ホンマごめんな」と言っていただきましたが、怖すぎて泣いちゃいました。●和田アキ子からのプレゼント――そんな和田さんから言われてうれしかった言葉はありますか。22日に放送される『ウチガヤ』の収録の際に、攻めたネタをやったんです。収録後に「わたし、あんなこと言う?」とおっしゃったので、「ヤバい、怒られる」と思って謝ったところ、「いやいや、めっちゃおもろいわ」と褒められて、ホッとしましたし、うれしかったですね。最初の頃はアッコさんに「シャチホコ、ちょっと惜しいのはイントネーションがね、違うんですよ。ずっと聴いてたら、私は大阪にいましたから、分かるんですよね」と言われていましたから(笑)。――モノマネも快く認められていますし、和田さんはやはり器が大きいんですね。「モノマネをやっていいよ」と認めてもらえているのが、自分にとってすごく後押しになっていますし、本当にありがたいです。10月の『WADA fes』(和田フェス)で館内放送を担当させていただいたのですが、そのときに靴をいただきました。「サイズ合わへんかったやろ。無理して履かんでいいからね。ちっちゃいと思うから」とおっしゃっていたんですが、ピッタリでした。ただ、そのオーダーメイドの靴には26.5cmと書かれていたのですが、僕の足のサイズは27cm。アッコさんは女性ですので、もしかしたらサイズを小さく書いていたのではと思ってます(笑)。――とはいえ、足のサイズがピッタリというのも何かのご縁ですよね。アッコさんも照れ隠しで「別に私、あげようと思って用意したとかじゃなくて、見てみたら私が履かへんタイプの靴やったから。あんた、靴ださかったからさ、ちょっとあげるわ」とおっしゃって。本当に大事に履かせていただいています。○■手ごたえがあった『サンジャポ』『脱力タイムズ』――その他に、2018年のお仕事で手ごたえがあったものはありますか。いくつかありますが、まず1つは『サンデー・ジャポン』(TBS系)が大きいですね。アッコさんに自分の存在を知ってもらったきっかけとなった番組です。アッコさんいわく、普段テレビを見られないそうですが、『サンジャポ』は『おまかせ!』前ということもあり、楽屋で絶対にご覧になっていて。『サンジャポ』のスタッフさんは、アッコさんをよく知る方が多かったので、ワードの引き出しもそこで増えました。――ワードの引き出しというと、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)でのよゐこ・濱口(優)さんとの掛け合いも印象的でした。「ずっとしゃべることもできるんだ」と他の芸人さん方からの評価も上がったので、この回も自分の中では印象に残っていますね。濱口さんも途中で「いつまでやってるんだよ」ということもなく、ずっと最後までアッコさんとして接してくださって、ありがたかったです。――シャチホコさんを見ていて感じることですが、その場のアドリブにもかかわらず、和田さんが言いそうなことでずっと会話を続けられるのがすごいですよね。題材がアッコさんじゃなかったら、アドリブであそこまでしゃべれないと思います。毎日研究していく中で、アッコさんの要素が自分の中に潜在的に入っていて、自然と出ているような感じです。○■先輩芸人とのやり取りは「いまだに緊張」――そういったやり取りの中では、シャチホコさんは"和田アキ子"として接するため、先輩にもひどいことを言う場面もありますよね(笑)。その点についてはいかがですか。やはり不安やドキドキはあります。でも僕がものすごく若いということもあってか、先輩方にはすごく可愛がっていただいていますし、面白がってくれていますね。――確かにシャチホコさんはまだ25歳ですので、共演するほとんどの芸人さんは年上ですよね。いまだに緊張はしますが、大前提として「振り切ってやらないと面白くならない」という覚悟があります。初めてお会いする方に対しては、嫌な気持ちになるんじゃないか、「アッコさんになりきって調子に乗ってる」って思われたらどうしようと頭をよぎることもあります。でも自分が折れてしまったら、芸人さん方にも救ってもらえないだろうし、実力ある方だらけなので、せめて振り切ってやっちゃおうと。そこで変な空気になってしまっても、本当に皆さんに救っていただいています。○■妻・みはるとの"掛け合い"で「応用力がついた」――プライベートでは昨年、みはるさんと結婚されました。みはるさんはモノマネ芸人の大先輩でもありますが、やはり助けられている点はありますか。それこそアッコさんのしゃべりモノマネも、最初はどういう風にやっていくかのイメージもわかず、自分1人でしゃべって完結させるという"自己完結型"の枠しかありませんでした。誰かとの掛け合いでの面白さというのは、家で僕とみはるがモノマネの掛け合いをするなかで応用力がつき、身についたものです。――それでは、自宅での掛け合いが練習となり、テレビ等の実践の場で活かされたんですね。そうですね。みはるはこれまでに何度もテレビにも出ていたこともあり、教えてもらって助けられた部分はかなり大きいです。――それでは最後に、2019年の抱負をお聞かせください。まずは、アッコさんのモノマネをさらに掘り下げて追求したいと思います。それに加えて、アッコさん以外で、新しい形でのモノマネの出し方、「これとこれを組み合わせたら、こういう出し方ができるんだ」という実験を重ねていきたいですね。アッコさんのしゃべりモノマネのように、王道のネタの中でも新しい着眼点で出していくことをMr.シャチホコのカラーにしたいです。■『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系 毎週火曜23:59~)22日の放送では、「芸能生活51年! 和田アキ子のTV初体験SP!」と題して、和田アキ子のテレビ初体験をガヤ芸人が奪う。「アッコとシャチホコが入れ替わり!和田アキ子ひな壇初体験でまさかのモノマネ披露!」「ガヤ恒例ビリビリマシンvs和田アキ子人生初体験」など。
2019年01月21日4月期のTBS金曜ドラマは、山下智久主演の「インハンド」を放送することが決定。科学×医療×推理の全く新しいミステリーエンターテインメントドラマで、山下さんはドSな変人博士を演じる。本作は、「イブニング」(講談社)で連載中の朱戸アオによる同名漫画が原作。「アルジャーノンに花束を」以来、4年ぶりのTBS連続ドラマ主演を務める山下さんが今回演じるのは、寄生虫を専門とする天才科学者・紐倉哲。無愛想でドSな変わり者の彼は、植物園を買い取って巨大温室を研究所兼自宅とし、様々な動物たちと暮らしている。また、右手に黒いロボットハンドのような義手を装着しているが、義手になった経緯を明かそうとしない。そんな引きこもりで変人だが天才の科学者・紐倉と、お人好しで正義感の強い熱血助手、クールでやり手な美人官僚が、最新科学と医療にまつわる難問に挑む!毎回、予想もつかない方法で鮮やかに事件を解決し、苦しむ人たちを救う感動の救命劇も待っている本作には、全話にまたがる謎も…。原作を読み、「これまであった事件解決の物語とは角度の違う方法で解決をしていく展開が新しい」と感想を語った山下さん。演じる紐倉については“ミステリアスな人物”だと言い、「一見何を考えているのか分からない変わり者ですが、どこか陰を感じさせる部分があって。でも実は人の心をしっかり分かっているところが紐倉の一番の魅力だと思います」と説明。また「普段はあえて人の熱に触れることを避けているように見えるけど、本当に救ってあげないといけない人が目の前に現れた時には、自分が人生の中で培ってきた経験を相手としっかり共有して救い出す。それは彼がこれまでの人生で様々な葛藤、苦しみをしっかり味わってきたからこそ、出せる光と影だと思います。ドラマでも、紐倉の陰と陽はしっかり見せていきたい」「紐倉の陰と陽の二面性がすごく面白い部分だと思うので、そこは緩急をつけてしっかり表現していきたい」とコメント。本作は「性別や世代を超えてどんな方の心にも伝わるものがあると思います」と様々な人たちが楽しめる作品だと語る山下さんは、「一緒に事件を解決していく助手たちとのチーム力、描かれる人間愛、小が大を負かす『弱きを守る』という3つのバランスを大切に描いていきたいです。ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけている。金曜ドラマ「インハンド」は4月、金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年01月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、足腰がしっかりした、自分と闘う「趣味は登山の女」になりきり。山に立ち向かう人は、困難を乗り越えられる!私が所属する吉本興業には19歳のマネージャーさんがいるのですが、その女性は昨年新卒で採用された唯一の人なんです。話を聞いてみると、北海道出身で登山部に所属していたことがあり、道内の大会では上位だったとのこと。山に登るというのは、誰かと戦うというより、もはや自分との闘い。“あの山を越えたい”と高みを目指すということは、とてもストイックです。しかも、競技では山を登るだけではなく、途中で一人でも脱落すると負けになってしまうし、機材やテント、食糧など、みんなが使うものを、手分けして持たないといけません。つまり、チームワークが自然と磨かれていくわけです。もちろん、足腰が強いからどれだけ仕事で歩くことがあっても弱音を吐かないし、人生の山や谷にも動じなさそうです。酸素が足りない状況を乗り越えている彼女ならば、きっとトラブルが起こってもあわてず冷静に解決すると思うんです。そんな“大事なことはすべて山から教わった”という姿を見ると、かっこいいし、すごいなと思わずにはいられません…!しかも、彼女に登山の楽しさを聞いてみると、山に登る前日からチームのみんなで宿泊をしてすき焼きを食べたり“明日から山に登るんだ!”とワクワクできるのが好きなのだそう。その、どんな状況でも楽しめるところもいいですよね~。いきなり本格的な登山は大変だと思うので、まずは江の島にある長い石段に挑戦したり、高尾山に登ってみるのがよさそうです。達成感を得られるし、一回行くと“最初に飛ばしすぎたな”“こういう靴のほうがいいな”と反省して次に生かすなど試行錯誤ができ、そういう点でも登山気分を味わうことができますよね。自分との闘いに行ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月20日常盤貴子が主演を務め、唐沢寿明、小泉孝太郎、吉田鋼太郎、滝藤賢一、水原希子、北村匠海、賀来千香子ら豪華キャストが顔が揃えたTBS日曜劇場「グッドワイフ」が好評だ。その原作は2009年から7年間、アメリカで放送された大ヒットドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」。日本では2014年のシーズン4以降、長らく続編がDVDリリースされていなかったが、今年1月から7月にかけ、シーズン5からファイナルのシーズン7までを一挙リリースすることが決定!今回、シーズン1からファイナル・シーズンまでを約2分でチェックできる特別映像が公開された。●2分でわかる!海ドラ「グッド・ワイフ」の見どころ紹介ハリウッドの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデン・グローブ賞を多数受賞してきた本作。この度到着したのは、これまでのシーズンの見どころをふり返る映像とシーズン6&ファイナル・シーズンの予告編だ。出産を機に弁護士を辞め家族を支えてきた専業主婦が、検事の夫が汚職・不倫スキャンダルで失職したことから、子どもたちを守るために16年ぶりに弁護士として復帰する――。主人公像の設定は原作と同じだが、日本版では、解決する事件や背景は現在の時代に即した独自の内容になっている様子。一方、原作は家族を最優先に生きてきた主人公アリシア(ジュリアナ・マルグリーズ)が、次々と迫り来る人生の厳しく難しい選択に迫られたとき、力強く、時にしたたかに“母として、妻として、女として”生き抜くために下す決断が大きな共感を呼び、とりわけ女性視聴者のハートをわし掴みにしてきた。特にシーズン5からファイナルにかけては、アリシアも真面目な“清廉潔白”な人間ではなく、自身のステップアップ、また野望のため事務所の独立、政界進出など“攻め”の展開を次々と仕掛けていき、ときには不倫も…。●主人公アリシアの心境を反映するファッションにも注目!また、守りから攻めの姿勢に移るに連れ、アリシアのファッションがゴージャスになっていく見た目の変化も見どころのひとつ。専業主婦時代の夫を引き立てる華やかで保守的な装いから、弁護士として社会復帰直後はダークなテーラードスーツ、そして社会的な地位を得ていくにつれ、自身の魅力を最大限表現するかのように、フェミニンで洗練されたスーツにシフトしていく。ファイナル・シーズンでは、子どもたちが成長し、独立のときを迎える。これまで夫への愛情が一切なくなっても、子どものために離婚せずに家族を支え続けたアリシアは“良き妻”のままフィナーレを迎えるのか!?それとも真に愛する男性と人生を新しく歩むのか!?彼女の決断を最後まで見届けてほしい。「グッド・ワイフ 彼女の評決」はシーズン5 DVD-BOX1とvol.1~6がリリース中。2月6日(水)よりDVD-BOX2、vol.7~11がリリース。さらにシーズン6、ファイナル・シーズンが順次リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]
2019年01月20日人生は、必ずしも思い通りにいくわけではありません。失敗や挫折を味わいながら、誰もが幸せになりたいとあがいています。つらい経験をしてもさっさとリセットして前に進めたらいいのですが、いつまでも失敗した過去を引きずっている人もいますよね。放送中の『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)の主人公、春見順子(深田恭子さん)はまさにそんな女性です。■しくじり女子には共通点がある?予備校講師の順子は、大学受験にも就職活動にも失敗し、婚活サイトで知り合った人との交際も失敗という、残念なしくじりアラサー女子。パッとしない人生を取り戻したい彼女は、ひょんなことから、自分の教え子でヤンキーの由利匡平(横浜流星さん)を東大に合格させるべく、奮闘することになります。匡平の受験に心血を注ぐ順子のもとに、素敵な男性が次々と現れて…。何かに失敗した後、いくつもの失敗が重なる…そんなときってありますよね。順子のように恋に仕事にと失敗が続くこともあれば、なぜかダメ男とばかり付き合ってしまう、毎回別れの理由が同じ、などというように恋愛が失敗続きの女性もいるのではないでしょうか。実は、失敗を引きずる女性にはある共通点があります。今回は、その共通点を心理学的に紐解いていきましょう。■囚われているのではなくこだわっている恋愛におけるつらい経験は、それが「予測不能な事故」ではなく「理由があって辿り着いた結果」であることが多いのです。もちろん中には、不測の事態で別れ別れになるケースもあります。ですが、このようなアクシデントは、日常生活ではほぼ起こらないもの。大概は、カップル同士に問題があって別れに至ります。失敗を引きずっている女性の大半が、実はこの事実を受け入れていません。例えば、彼氏が違う人を好きになり、別れることになったとしましょう。彼がその女性と出会ったのは不可抗力ですが、少なくとも彼にとって一番の女性になれていなかったのは、本人の「努力不足」です。もちろん「縁」の問題もあるので、全部が全部、本人の責任とはいえません。とはいえ「唯一無二の存在」になっていたら、誰と出会おうが別れることはなかったはず。つまり「その程度の絆だった」のも別れの要因なのです。失敗を繰り返す女性によくよく共通しているのは、過去を「嘆く」ばかりで「反省」をしていないという点。理にかなった反省ができれば、次に同じことを繰り返さないよう気をつけます。だから、より充実したよい恋愛につなげられるのです。苦い経験をしてもそれを「肥やし」にできると、人は「成長」します。「成長」した実感が得られたら、過去に囚われない自分になれるのです。要するに、失敗に囚われる人はそれを「反省」につなげようとせず、「不幸なできごと」にしておきたい人といえるでしょう。■自分以外の何かに理由を求めるさらに、自分以外の何かに理由を求める傾向があります。「運が悪い」「タイミングが違った」「運命の人じゃなかった」など。自分の力ではどうにもならない大いなる何かに原因を委ね、「だからどうしようもなかった」という結論を導いて自分を守ろうとするんですね。自分の中にある原因に目を向けられない限り、過去はずっとついてまわります。特に恋愛においては「もっと自分に合った人に出会えれば、この状態を変えられる」なんて「運命」に自分を救ってもらおうと、他力本願になる女性を多く見かけます。人は身の丈に合った人しか寄せつけず、結局「成長できていない自分」と同レベルの男性以外とは縁づけません。つまり成長なくして、つらい恋の連鎖を断ち切ることはできないのです。■まとめ失敗を引きずる女性の共通点、ご理解いただけましたでしょうか。今の状態から脱却したいならなおさら、自分と向き合う勇気を持ちましょう。そこに、未来を切り拓くカギがありますよ。
2019年01月19日