前日の疲れが抜けきれていないとき、昼食後おなかが満たされた午後は、睡魔との戦いと言っても過言ではありません。仮眠を少しでもとることができるなら良いですが、会議や納期がせまっているタスクの作業中など、そういうときに限って眠気が襲ってきやすいですよね。そこで、有効な眠気冷ましの方法をご紹介します!■全身の力を入れるデスクや会議中でも簡単にできる眠気覚ましの方法は、全身に力を入れて目を覚めさせることです。身体中の筋肉を意識して力むことで、睡魔に勝つことができます。一瞬力を入れるだけでは何の効果もありません。最低でも5秒から10秒の間、全身に力を入れてみて、目がさえてきたなと思ったらやめるようにしましょう。■眠気冷ましのツボを押す眠気に効果的なツボはたくさんあります。目の周り、首周り、中指の爪の生え際などにあるツボを押してみましょう。おすすめは、頭のてっぺんにあるツボ「百会」(ひゃくえ)。このツボを刺激することで、眠気を一気に解消できるはず。頭皮を爪で傷つけないように、指の腹の部分で押してください。 ■奥歯を思いきりかみしめるなかなか眠気からさめられないときは、奥歯を思いきりかみしめてみましょう。会議中だとツボ押しなどは難しいかもしれませんが、これならどんなシーンでも使えますよね。脳に近い場所である奥歯と奥歯を「強くかむ」ことに、眠気ざまし効果があります。口を閉じた状態で奥歯を数十秒間かみしめてみてください。。■いろいろな方法にトライしてみて!この他にも、眠気ざましの方法はたくさんあります。足の指を強く握ったりひらいたりをくりかえす方法、しばらく息を止めて限界に達したら息を吸う方法、可能な環境ならば、あえて発言をしたり声を出したりしてみるのもいいですね。自分にあった方法を見つけて、午後の仕事も乗りきっていきましょう!
2015年08月28日デジタルステージは18日、HTMLやCSSなどの専門知識がなくてもWebサイトを制作できるソフトウェア、「BiND for WebLiFE」の新バージョンとして、「BiND for WebLiFE 8」を発表した。9月17日に販売を開始する。スタンダード版の価格は19,800円(税別)。BiND for WebLiFEは、豊富なテンプレートと独自のブロック編集機能を使い、デザイン性の高いWebサイトを作れるソフトウェア。新バージョンの「BiND for WebLiFE 8」では、閲覧するデバイスの画面サイズに合わせてレイアウトを最適化するレスポンシブWebに対応。PCとスマートフォンに合わせたWebサイトを制作できる。レスポンシブWeb対応テンプレートは、全20種62カラーバリエーションを用意。ページの編集エリアを表す「ブロック」単位で表示設定ができるため、PCとスマートフォンで、表示する情報量を変えることも可能だ。新たに、CSS設定を一括で行える「Dress」機能を搭載。カラー、フォント、余白などのCSS設定が入った20種のDressテンプレートから選ぶほか、ユーザー独自の設定も保存しておける。SSLに対応したオリジナルフォームを実装するサービス「Smooth Contact」を新規に開発。Webサイトのデザインに合わせたお問い合わせフォームや、メールフォームを実装できる。専用の管理画面から問い合わせ状況を把握したり、メールを転送したりするフォームサービスを利用可能だ。このほか、ブロック編集の最小単位「ブロック」のコピー機能や、作成したページを別サイトにも移行できる機能、検索機能の充実などが図られた。スタンダード版は、収録テンプレート数が180サイト、「WebLiFEサーバー」ベーシックコースが6カ月間無料、Smooth Contactのフリーコースが利用可能。プロフェッショナル版とクロスプラットフォーム版(Windows / Macハイブリッド)は、収録テンプレート数が219サイト(WordPress、Facebookページ含む)に増え、WebLiFEサーバー ベーシックコース24カ月+プレミアムコース3カ月が無料、さらにSmooth Contactプロコース1年間利用権が付属している。税別価格は、スタンダード版が19,800円、プロフェッショナル版が29,800円、クロスプラットフォーム版(Windows / Macハイブリッド版)が39,800円。なお、「BiND 7」を購入して2015年10月末までに製品登録したユーザーを対象に、BiND for WebLiFE 8への無償アップグレード実施している。動作環境は、Windows版がWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、Mac版がMac OS X 10.8.5 / 10.9.4 / 10.10に対応。
2015年08月19日大阪商工会議所、NTT西日本、およびNTTマーケティング アクトは、大阪商工会議所の会員企業を対象にしたマイナンバー対応支援サービスで協業すると発表した。第一弾として、PCセキュリティーサービスを提供開始する。PCセキュリティーサービスでは、PCの操作ログを自動的収集・保管する機能とPC操作制御機能を提供。操作ログを自動的収集では、PCの操作ログを記録することで、万一、情報漏えい事故が発生した場合も、収集したPC操作ログを解析することで、情報が漏えいした経路と漏えいに関与したPCの特定に活用できる。PC操作制御機能では、業務に関係のない操作の制御や情報のコピー・印刷の禁止等により、内部の情報漏えいを防止する機能。さらに、マイナンバーの情報を取り扱うPCの利用権限を設定するとともに、PC利用者情報やPC制御情報を集中管理する。料金は1IDにつき月額1,200円~(税別)。5ID単位での提供となる。9月からサービスの受付を開始し、10月からサービスを提供開始予定。大阪商工会議所が会員企業向け各種プロモーションやサービスに関する問い合わせ対応・申込受付、情報取次を行い、NTT西日本がプロモーションの支援(セミナー運営支援等)やサービス導入に伴う会員企業に対する光ブロードバンドサービス等のICT環境の提供。NTTマーケティングアクトがサービスの問合せ対応、ならびに販売取扱対応を行う。実際のサービスは外部事業者のものを利用。ログは、パソコンのインストールされた常駐ソフトがクラウド上に保管するしくみだ。ログの保存期間は1年間。今後は、大阪商工会議所とNTT西日本、NTTマーケティングアクトとの協業を強化し、会員企業のマイナンバー対応支援として、UTMなど不正アクセス防止のセキュリティーサービスに加えて、物理的なセキュリティー向上に向けて、ネットワークカメラなどを活用した各種サービスメニューを拡充していく予定。
2015年07月29日経済団体・保険者・自治体・医療関係団体など民間組織で構成される「日本健康会議」が7月10日に発足した。「日本健康会議」は、少子高齢化が急速に進展する日本において、国民の健康寿命の延伸と、医療費適正化について、行政のみならず、民間組織が連携し実効的な活動を行うために組織されている。経済団体・保険者・自治体・医療関係団体など民間組織が連携し、厚生労働省・経済産業省の協力のもと、具体的な対応策を実現していくことを目的としている。発足式では、主催の日本商工会議所 会頭 三村明夫氏から、同会発足の趣旨について次のように説明があった。「人口減少、少子高齢化が進む日本において、今後は高齢者の労働参加率を上げていかなければならず、そのためには健康維持が欠かせない。企業は、従業員の健康管理を経営的な視点で考えなければいけない。健康経営は、医療の削減のみならず、生産性の向上や従業員の能力発揮につながるもので、コストと捉えずに経営戦略の一環として捉えてもらいたい」(三村氏)同会は、2020年に向けた具体的な活動指針となる「健康なまち・職場づくり宣言 2020」を策定し、達成目標を設定した8つの宣言を行った。宣言1:予防・健康づくりについて、一般住民を対象としたインセンティブを推進する自治体を800市町村以上とする。宣言2:かかりつけ医等と連携して生活習慣病の重症化予防に取り組む自治体を800市町村、広域連合を24団体以上とする。その際、糖尿病対策推進協議会等の活用を図る。宣言3:予防・健康づくりに向けて47都道府県の保険者協議会すべてが、地域と職域が連携した予防に関する活動を実施する。宣言4:健保組合等保険者と連携して健康経営に取り組む企業を500社以上とする。宣言5:協会けんぽ等保険者のサポートを得て健康宣言等に取り組む企業を1万社以上とする。宣言6:加入者自身の健康・医療情報を本人に分かりやすく提供する保険者を原則100%とする。その際、情報通信技術(ICT)等の活用を図る。宣言7:予防・健康づくりの企画・実施を提供する事業者の質・量の向上のため、認証・評価の仕組みの構築も視野に、保険者からの推薦等一定の基準を満たすヘルスケア事業者を100社以上とする。宣言8:品質確保・安定供給を国に求めつつ、すべての保険者が後発医薬品の利用勧奨など、使用割合を高める取り組みを行う。これら8つの宣言をKPIとし、目標を達成するために次のワーキンググループ(WG)を設置し、厚生労働省・経済産業省とも協力して具体的な推進方法を検討していくとしている。1:ヘルスケアポイント等情報提供WG2:重症化予防(国保・後期広域)WG3:健康経営500社WG4:中小1万社健康宣言WG5:保険者データ管理・セキュリティWG6:保険者向け委託事業者導入ガイドラインWG7:保険者からのヘルスケア事業者情報の収集・分析WG8:保険者における後発医薬品推進WG9:ソーシャルキャピタル・生涯就労支援システムWG東北大学大学院医学系研究科 教授 辻一郎氏は健康経営の重要性について、次のように説明した。「生活習慣を変えるためには、個人の努力では行動変容しにくい。社会環境が個人の行動を規定し、健康行動を支える社会環境づくりが重要だ。職場も健康づくりを支える重要な環境である。また、2014年の経済産業省の調査では、健康経営に優れる企業(経済産業省調査の評価上位20%)の平均株価を見ると、TOPIXを上回って推移している。特に、銘柄に選定された22社の平均株価は、それをさらに上回る結果となった。この結果から、健康経営を行うと企業の業績向上や株価の向上が期待できる。今後はインセンティブの導入を検討しており、ポピュレーション戦略を加速させたい」(辻氏)同式では、塩崎恭久厚生労働大臣も出席し、次のように述べた。「日本は国民皆保険のもと、世界最高水準の保健医療制度を確立しているが、今後はさらにこの保健医療システムを進歩させ、予防や健康づくりを意識し、国民の健康寿命を延伸させることが重要。健康先進国を目指し、20年後には、人々の主体的な健康づくりを社会で確立している日本を目指したい」
2015年07月13日Office 365には、会議室予約機能があります。会議室…とは言いますが、組織で共有する資源の予約システムなので、会議室に限らず、社用車の予約、共有PCの予約など、幅広く利用できます。もちろん、Outlook予定表(Exchange Onlineの予定表サービス)と連携します。Office 365の会議室の特徴は、会議室がメールアドレスを持つことです。予約の承認や予約の拒否が、会議室のメールアドレスから着信します。○新しい会議室を作成する会議室の作成は、前回の連載第35回記事で紹介した共有メールボックスの作成とよく似ています。連載第35回記事も参照してください。なお、会議室を作成できるのは管理者だけです。管理者のユーザーアカウントでOffice 365にサインインしてください。(1)まず、アプリボタンをクリックし、「管理者」をクリックします。(2)Office 365管理センターの左サイドメニューで、「ユーザー」→「会議室」をクリックします。そして、「+」(新規作成)をクリックしてください。(3)「会議室を追加します」ウインドウで、会議室名、会議室のメールアドレス、定員を入力し、「作成」をクリックします。(4)会議室が作成されました。複数の会議室があれば、同様の手順で作成します。○会議室を予約する会議室の作成、修正、削除は管理者だけが操作できますが、会議室の予約はどのユーザーでもできます。会議室の予約は予定の作成であり、参加者の追加でもあります。(5)Office 365にサインインし、アプリボタンをクリックして「予定表」を開きます。(6)予定表の「新規作成」をクリックします。なお、カレンダー表示は、右上の「日」「稼働日」「週」「月」をクリックして、表示スタイルを変更できます。(7)「イベント」に会議名を入力し、開始時刻、時間などを設定します。Office 365の会議室機能は会議室のスケジュールの重複を自動的にチェックしますので、必ず予定時間を設定してください。また、参加者に自動的にメールで会議予定を通知しますので、ページ下部の本文入力欄に、会議内容などを入力してください。会議参加者を登録するには、「出席者」の「+」をクリックします。(8)「連絡先」を開きます。ただし、予定表に登録できるメンバーは同じテナント(組織)のメンバーだけですので、外部の連絡先を除き、テナントのメンバーだけを表示する方がいいでしょう。そのためには、「<<」をクリックして絞り込みメニューを表示します。(9)「ディレクトリ」をクリックしてテナントユーザーだけを表示し、会議への参加者の「+」をクリックして、リストに参加者を追加します。全員を追加したら、「OK」をクリックします。(10)「出席者」に手順(9)で追加したメンバーが表示されていることを確認したら、「会議室の追加」をクリックします。すると、設定した時間に空いていて、出席者の人数を収容できる会議室を、リスト表示します。予約する会議室をクリックしてください。(11)会議室が「出席者」リストに追加されたことを確認して、「送信」をクリックします。やや感覚的に違和感があることは否めませんが、Office 365の会議室はメールアドレスを持つため、出席者の一種として取り扱われます。(12)予定表に予約した会議室の予定が表示されていることを確認してください。また、右上の「日」「稼働日」「週」「月」をクリックして、表示スタイルを変更できます。(13)受信トレイを確認すると、予約した会議室から、会議室使用の承諾メールが届いています。(14)会議に参加する他のユーザーには、会議開催通知が自動的に配信されます。メールには、「承諾」「仮の予定」「辞退」「新しい時刻を提案」のボタンが表示されますので、選択してクリックしてください。「承諾」または「仮の予定」をクリックすれば、自動的に受信者の予定表にも予定が追加されます。(15)会議の開催者には、参加者が会議を承諾あるいは辞退した旨のメールが返信されます。○会議室の予定が重複している場合(16)予定の作成時に「会議室の追加」をクリックすると、自動的に条件に合う会議室だけをリスト表示します。たとえば、手順10の例では、7月1日の10:00から90分で第1会議室を予約しています。その後で、7月1日の11:00から会議の予定を設定しようとすると、すでに第1会議室は予約済みなので、他の会議室だけがリスト表示されます。(17)予定作成時の「出席者」リストに会議室のメールアドレスを直接追加すると、そのまま予定を新規作成できてしまいます。しかし、会議時間がすでに予約されている場合には、会議室のメールアドレスから「辞退」通知が届き、会議室を予約できません。
2015年06月26日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れた新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」を紹介するものです。今回は、「広告の手法はわかったけど、どれが自社のビジネスに合っているの?」「競合はどんな風にしているの?」といった疑問を解決するヒントとなる無料分析ツールを、厳選して8つ紹介します。○目的1 : 自社のサイトの流入元を分析する1. Google AnalyticsGoogleが提供する「Google Analytics」は、無料で全機能を使用することができるものとして、定番中の定番です。これを使うことで、「世の中のアクセスの9割が解析できる」とも言われています。【分析できる主な項目】・Webサイトに来たユーザーの属性 (性別・年齢・関心など)・どこを経由しWebサイトに流入したのか (検索エンジン・SNSなど)・どのページに人気があり、どのページに改善の余地があるか・どのようにしてユーザーは購入(コンバージョン)に至っているのか・Google Adwordsの効果測定などなお、同ツールの類似サービスとして、ヤフーが提供する「Yahoo!解析」があります。2. Google Search Console (旧 : Google Webマスターツール)「Google Search Console (旧称 : Google Webマスターツール)」は、Google Analyticsでは収集不可となっていた情報を集めることができます。特に注目されている機能は「検索アナリティクス」で、今までのGoogle Analyticsではセキュリティの問題で分析できなかった「どういう検索ワードで、ユーザーがWebサイトに入ってきたのか(検索クエリ)」という分析が可能です。【分析できる主な項目】・実際にどういうキーワードでの検索がされているか・Webサイトに問題が起きていないか・他のどんなサイトに、Webサイトのリンクが貼られているか・インデックス (Googleの検索エンジンに登録されている)数など○目的2 : 自社のビジネスに関連する「キーワード」を知る3. Google トレンド「Google トレンド」では、何年といった単位で、指定したキーワードの動向を見ることができます。ユーザーのニーズを把握するために役立つほか、自社のビジネスに関わるキーワードの人気度の情報は、Webサイトのコンテンツ制作やネット広告の設計にも活用できるのではないでしょうか。【分析できる主な項目】・特定のキーワードの人気度推移や地域別の人気度推移・キーワード同士の人気度比較・関連するキーワードなど4. goodkeyword「goodkeyword」は、ある特定のキーワードを入力すると「検索エンジンでどのように検索されているのか」という分析が可能なサービス。たとえば、「ネット広告」と入力すると、関連ワードとして「代理店」や「市場規模」「ハンドブック」「用語」「種類」「仕組み」などが入力されていることがわかる。【分析できる主な項目】・特定のキーワードが、Google・Yahoo Japan・Bingの検索エンジンにて、どのようなキーワードと一緒に検索されているか同ツールは、Webサイトのコンテンツを考える際だけではなく、リスティング広告のキーワード設定にもよく活用されます。なお、類似ツールとして「キーワードウォッチャー」があります。5. Google AdWords キーワードプランナー / ディスプレイキャンペーンプランナー「Google AdWords キーワードプランナー」と「ディスプレイキャンペーンプランナー」は、名称の通り、Google AdWordsにて提供される機能の一部。キーワードプランナーはリスティング広告を、ディスプレイキャンペーンプランナーはディプレイ広告を設計するために活用されるものです。【分析できる主な項目】・特定のキーワードの月間検索ボリューム・特定のキーワードを検索する人の年齢層や傾向同ツールの利用にはGoogle AdWordsのアカウント登録が必要ですが、貴重なデータが得られるため、積極的に利用すると良いでしょう。○目的3 : 競合を知る6. SimilarWeb「Similar Web」は、競合や他社のWebサイトにおいて「どのようにユーザーが流入しているか」を分析できるツールです。Google Analyticsでは、分析を行いたいWebサイトにタグを埋め込む必要がありますが、同ツールでじゃ、分析対象となるサイトのURLのみでWebサイトの解析が可能です。また、無料版はブラウザのGoogle Chromeの拡張機能として提供されており、気軽に利用することができます。【分析できる主な項目】・推定PV数、ユーザー数・流入元の割合・類似サイト○目的4 : SNSの効果分析をする7. FacebookページインサイトオウンドメディアなどWebサイトの運営を任される場合は、FacebookなどのSNSの運用も任されることが多いのではないでしょうか。公式Facebookページを保有する場合は、「Facebookページインサイト」にてユーザーの反応を確認することができます。例えば、どういった投稿が「自分たちのアプローチしたい層に人気があるのか」もしくは「反応が多いのか」ということを把握することが可能です。【分析できる主な項目】・公式Facebookページへのいいね数推移・投稿へのリーチ数・ユーザーとの交流度・人気のある投稿・競合のFacebookページ8. Twitterアナリティクス「Twitterアナリティクス」は、Twitterの公式無料分析ツールです。各Tweetやアカウントへの反応を数字で見られるため、今までは「なんとなく」行っていた投稿を戦略的に分析・実行できるようになります。【分析できる主な項目】・アカウントのフォロー数・フォロワー数の推移・ツイートのインプレッション数 (表示回数)・プロフィールへのアクセス数・ツイートへの@返信数いかがでしたか?これらツールで分析を行うことで、さまざまなデータに惑わされてしまうこともあるでしょう。しかし、大切なことは「見えてきた課題が自社のWebマーケティングのゴールにどのような影響力を持っているのかや、それら課題をどう解決するか」です。ぜひ、解析した結果を目標達成のために活かしてください。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年06月25日Webフィルタリングは簡単な対策だった――。IT部門はアダルトやギャンブル、場合によってはSNSなど不適切なカテゴリのWebサイトを遮断するだけで良いとソフォスは指摘する。しかしこのところ、サイバー犯罪者はWebフィルタリングで遮断しないようなサイトを攻撃し、これが大規模なユーザーに感染する契機となっていることがある。SophosLabsは、毎日2万~4万件の悪意あるURLを検出しているという。そのうち80%が通常であれば問題ないWebサイトを改ざんしたものだ。つまり、Webフィルタリングが不適切なサイトを遮断するだけであれば、Webを経由した攻撃に対する安全対策とは言えない。サイバー犯罪者は、Webブラウザから悪意あるソフトウェアを勝手にダウンロードしてしまう"ドライブバイダウンロード"により、自動的にユーザーを感染させられるためだ。では、作業の生産性を損なわないようにWeb上で安全対策を講じるにはどうすればよいか。3つのポイントがある。○既知の悪意あるサイトを遮断するURLフィルタリングに加えて、Webトラフィックのディープスキャンを行うこれは、攻撃されたWebサイトから保護するために、深いレベルのスキャンを行ってくれるものだ。○ユーザーがオフィス外にいる時も保護するローカルサイトでの保護なら、UTM(統合脅威管理)は比較的安価なソリューションと言える。帰宅後や出張中など、オフィス外にいるユーザーに対しては、WebポリシーとWebコンテンツスキャンニングをPC側で直接行うエンドポイントセキュリティで対応できる。○エンドポイントとソフトウェアには常に最新のパッチを適用脆弱なソフトウェアやアプリケーションを悪用するドライブバイダウンロードから保護しよう。それには、企業内で利用可能なWebブラウザ、アプリケーション、プラグインの種類を制限して設定を標準化し、ポリシーとして適用することがベストだ。
2015年06月19日マイナビは、Webデザイナー向けにPhotoshopの活用方法を解説するセミナー「Webデザイナーのための仕事効率向上セミナー - 現場ですぐに役立つPhotoshop仕事術」を実施する。開催日時は7月4日 13:00~16:00(12:30開場)。会場は東京都・新宿エルタワー(19F マイナビルーム2)。参加費無料。同セミナーは、今年3月に実施した「仕事効率向上セミナー」Illustrator編に引き続き行われるもの。講師は第1回に引き続き、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける鷹野雅弘氏が勤める。今回のテーマは、クリエイティブの現場での利用率が高い「Photoshop」。Fireworksの開発終了やPhotoshopのWeb関連機能の強化、特にPhotoshop CS6以降に実装された機能を活用することで制作の大幅な効率化につながることなどから、Web制作の現場で改めて注目度が高まっている。「Webデザインに適した設定」、「Photoshop CC以降で実現するPSDカンプ制作のワークフロー」、「Bootstrapを活用した動くモックアップ制作」などのトピックが予定されている(一部内容が変更になる場合あり)。なお、同セミナーの定員は80名。事前申し込み制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年06月05日ロジクールは小規模から中規模の会議に適したWebカメラ「ロジクール カンファレンスカム コネクト(型番:CC2000e)」の発売日を6月11日に決定した。価格はオープンで、ロジクールオンラインストアでの価格は税別70,000円。1月の発表時には、2015年春の発売予定としていた。「CC2000e」は6人までのテレビ会議に適した法人向けのカンファレンスカメラ。クリアな映像を表示する、カールツァイス製のガラスレンズを採用している。視野角は90度で、デジタルズームは4倍だ。バッテリ駆動時間はビデオ通話時で約3時間。ビデオ通話時のスクリーン解像度は1080p。対応するTV会議システムは、CiscoJabber、WebEx、Citrix GoToMeeting、Blue Jeans、Google Hangouts、Lifesize、MicrosoftR Lync、Skype、Vidyo、Zoomなど。本体サイズはW75×D75×H304.2mmで、重量は766g。
2015年06月05日WebのUX解析ツール「USERDIVE」を提供するUNCOVER TRUTHと、Webのユーザーインタフェース改善を行う「Kaizen Platform」を運営するKaizen Platformは、企業のサイト改善におけるすべてのプロセスをワンストップで実現するサービス「Growth Hack One Stop」の販売を開始。それに先立ち、両社で業務提携を行ったと発表した。同サービスは、購入や資料請求といったWebサイトのコンバージョン率向上という目的達成において、広告などによる露出の増加ではなくサイトそのものの課題分析・改善に着目する手法に関心が高まるなか、これまで分かれていた分析と改善の工程をワンストップで提供するもの。分析ツール「USERDIVE」と「Kaizen Platform」のグロースハッカーネットワークを連携することにより、サイトに必要なコンテンツと機能を捉えるコンセプトダイアグラムの提供や、それをもとにしたKPIと課題の洗い出し、施策の実施・分析などの改善から、グロースハッカーによる高速なA/Bテスト実施・運用までの一貫したアウトソースを実現。同サービスを支えるプロフェッショナルとして、UNCOVER TRUTH CAOの小川卓氏と日本ディレクション協会会長の中村健太氏を迎え、生産性やクイックな意思決定をサポートすることで、ユーザーとのコミュニケーションなど、マーケターがより付加価値の高いマーケティング活動にフォーカスできる環境を提供する。
2015年06月05日ブイキューブは6月4日、韓国で確認された中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウィルスへのBCP(事業継続計画)対策として、Web会議サービス「V-CUBE ミーティング」を無償で利用できるサービスを開始した。本サービスの対象は、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウィルスが確認されている韓国に本社、支店、営業所などの拠点がある企業や、韓国の顧客や取引先がある企業となっている。提供サービスは、Web会議サービス「V-CUBE ミーティング」の10拠点接続可能なプランとなる。中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)コロナウィルスが収束するまで、無償提供される予定だ。
2015年06月04日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れた新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」をご紹介するものです。前回までは、Webマーケティング業界にて日常的に利用されるマーケティング用語トップ20を解説しました。今回は、Web広告の種類とその概要を取り上げます。電通が毎年調査・発表を行う「日本の広告費」によると、Web広告(インターネット広告)は2014年、市場規模が初めて1兆円を超えました。では、広告主はどのような媒体や掲載面、手段にてWeb広告を出稿しているのでしょうか。どういった広告種があるのか、主要なものを抑えておきましょう。○1. 純広告サービスや企業の認知度向上やブランディング向きメディア(媒体)の保有する枠から広告主が場所を指定し出稿するもの。表示方式は多彩にわたり、GIFやJPEG、Flash形式にて入稿する「バナー広告」や、文字数の制限が設けられる「テキスト広告」などがその代表となる。また、メディアによって異なるが、配信/表示方法では、読者の年齢・性別・エリア等によって配信ターゲットをセグメントできるほか、課金体型では、インプレッション(表示回数)保証型や掲載期間指定型、クリック回数保証型、成果報酬型など目的に応じた選択が可能だ。○2. 記事広告 (タイアップ広告)メディアにて、企業のサービス情報などを紹介する記事を執筆・掲載してもらう手法。導入価格は安くないが、メディアのロイヤリティや配信力を利用し、多くのユーザーにリーチすることができる。また、この手法は、記事と広告を自然に溶け込ませ、ユーザーにストレスを与えず情報を届けることが可能な「ネイティブ広告」の手段の1つでもある。この他にも、Facebookのニュースフィードに掲載となる「フィード型広告」や、キュレーションメディア・アプリのデザインに合わせて配信されるものなどをネイティブ広告と呼ぶこともある。参考記事 : 【レポート】ペイドメディアで行うコンテンツマーケティング○3. DSP広告 (Demand-Side Platform) / アドネットワークDSPとは、デマンドサイドプラットフォームの略語で、デマンドサイドとは広告主を指す。DSPという単語自体は、広告媒体ではなく「広告配信ツール(仕組み)」を意味し、このツールにより広告主は、DSPが連携するSSP(Supply-Side Platform : メディアの広告枠を集約し、広告表示の最適化を行うプラットフォーム)への広告出稿が可能だ。課金方法としては、一般的に表示課金型のサービスが多いとされており、入札金額や配信ターゲットのセグメント等により最適化を目指すほか、ユーザーの年齢や性別、興味関心、検索事項などのデータを分析し活用することで、より効果的な配信を実現する。参考記事 : 【連載】「今さら聞けない ! 」マーケティング担当者のためのアドテクノロジー○4. リスティング広告 (検索連動型)ユーザーが検索したワードに合わせて、検索結果の画面に表示される広告。ヤフーが提供する「スポンサードサーチ」やグーグルが提供する「Google AdWords」の検索連動型広告などがその代表となる。検索をするという能動的な姿勢のユーザーに訴求できるため、サービスの申し込みや商品を購入といったコンバージョン率(CVR)が比較的高い。また、課金方法はクリック課金型・クリック保証型(Pay Per Click)と呼ばれ、入札するキーワードごとに金額の調整が可能。クリック数やコスト、CVRを考慮しつつ売上予測や投資対効果を算出できるほか、エリア・時間・曜日によるセグメントやリターゲティング機能により、広告配信の最適化を実現する。参考記事 : リスティング広告とは 今更聞けないリスティング広告の基礎○5. アフィリエイト一般的には、ユーザーを企業サイト等に誘導し、商品購入や資料請求といったCV地点まで達成した際に費用が発生する「成果報酬型広告」を指す。広告主は、Webサイトやブログの運営者、メールマガジンの配信者といったアフィリエイターに広告掲載の依頼をし、CVした段階で費用を支払う仕組みだ。アフィリエイターの人数は、国内にて延べ400万人を上回るとされており、広告主が管理するのではなく、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)に依頼をし、企業や商品に適したアフィリエイターに出稿依頼をしてもらう方法が一般的となる。【有名なASP企業の一例】1. A8.net利用企業数が比較的に多いASP。広告主としては、EC事業者が多く、アフィリエイターの教育を行う「A8キャンパス」や「A8フェスティバル」といったイベントを行い、オフラインでの接触等も設ける。2. バリューコマース国内で最初に誕生したASP。少額用のプランやライトプランを用意し、初期費用が無料で中小企業向けのパッケージがある点が特長となる。3. アクセストレードインタースペースが運営するASPで、金融・保険業界に強い。4. ジャネットアドウェイズが運営するASPで、非物販系のECサイトは初期費用・月額費用が無料で利用可能だ。○6. SNS広告 (Facebook)TwitterやLinkedInといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の中で、ユーザー規模が最大級となるFaceBook。このサービスが設ける広告枠は、クリック課金型で、PCサイトでは右カラムとタイムライン上、スマートフォン版ではタイムライン上などに設置される。広告の表示形式は、バナーとテキストが同時に表示されるモデルや動画を採用。配信は、個人情報に紐づいた設定が可能で、例えば、卒業した大学ごとや企業の役職別などで配信することが可能だ。また、ユーザーが広告自体に「いいね!」することが可能なため、広告のシェアが期待できるほか、バナーの自動生成機能などにより比較的容易に出稿することが可能となる。参考記事 : Facebookページ管理者必読! 必ず目を通しておきたいFacebook規約関連 & お役立ちページリンク集【2014年URLアップデート版】○7. 動画広告2014年から多くの注目を集める動画広告。YouTubeなどの動画サイトやアドネットワーク、スマホアプリ内など広告メニューが充実した。YouTubeへの出稿方法は、コンテンツ再生前に表示される動画広告(旧 : インストリーム広告)や、再生開始から5秒が経過すると、ユーザーが視聴をスキップできる「TrueView インストリーム広告」のほか、Google AdWordsによる「InVideo オーバーレイ広告」など。課金方法は、ユーザーが完視聴した際やクリックした場合に発生するモデルが用意されている。参考記事 : YouTube 動画広告いかがでしょうか。今回は、主要となるWeb広告種をご紹介しましたが、メディアやツールを提供する事業者によって細かな部分で特長が表れます。Web広告の出稿をお考えの企業様は、その目的やゴール、コストなどを考慮した上で手段を選択して頂けますと幸いです。さて次回は、今回ご紹介した広告種の中から、リスティング広告(ヤフー/グーグル)やFacebook広告、YouTubeの動画広告をピックアップし、出稿方法やノウハウをお伝えしていきます。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年05月18日マイナビは、改めてタイポグラフィを学び直したいWebデザイナー向けのセミナー「Webデザイナーのためのタイポグラフィ入門 - タイポグラフィから考えるWebレイアウト」を実施する。開催日時は5月23日 13:00~16:00。会場は東京都・新宿エルタワー。参加費無料。同セミナーでは、大学や専門学校などでグラフィックデザインやUIデザインの講座、企業研修なども多く担当している米倉明男氏が講師を務める。デザインの重要な要素であるタイポグラフィについて、Web制作での活用という観点を踏まえつつ、基本的な知識のレクチャーを実施する。また、同セミナーの定員は80名。事前申し込み制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年04月30日4月25日、26日の2日間にわたり、大相撲の春巡業「大相撲超会議場所」がニコニコ超会議にて開催されている。昨年に続いて2度目の開催となり、今年は新たに「リアルSUMOU」や「OB戦」といった新企画が実施された。ニコニコ超会議はニコニコ動画最大のイベントとして、2012年から開催。毎年10万人以上を動員している。4回目となる今年の「ニコニコ超会議2015」はこれまで使っていなかったホールも含め、幕張メッセすべてのホールを使用。昨年よりも規模を拡大しての開催となり、これまでにない盛り上がりを見せている。ニコニコ動画の人気カテゴリが具現化され集結する超会議の中でも、大相撲は一際注目を集めるコンテンツ。通常の巡業では見ることのできないニコニコならではのユニークな企画を写真と共に振り返っていこう。ニコニコ生放送のコメントがもっとも盛り上がったのは「リアルSUMOU」。以前からネットでは、大相撲の取り組みの写真を加工して、ゲームのような派手なCGエフェクトをつける遊びが盛り上がっていた。そうした加工写真を集めた動画が、勇ましいBGMと共にニコニコ動画に投稿され、相撲ならぬ「SUMOU」として人気となった。25日、大相撲超会議場所でリアルSUMOUに臨んだのは、「大砂嵐 - 千代丸」「逸ノ城 - 魁聖」の組み合わせ。土俵の背後には巨大なモニターが設置され、現場の映像とニコニコ生放送のコメントが流れているのだが、大砂嵐と千代丸が土俵入りした瞬間、二人の体からはほとばしるオーラが……。そう、この「リアルSUMOU」では、今まさに行われている取り組みの映像に、CGエフェクトをリアルタイムで重ねていくという難度の高い演出を行っているのだ。こちらの方が、RIKISHIが真の力を解放した"無修正版"というわけ。塩をまくたびにオーラがほとばしり、睨み合う二人の体からは炎が立ちのぼる。組み合ってからはエフェクトはさらに激しさを増し、勝敗が決した瞬間には、敗れた大砂嵐が火の玉となって世界中を飛び回った。モニターに映しだされる映像に、会場も大爆笑。生放送のコメントも大盛り上がりとなっていた。「リアルSUMOU」がニコニコらしい企画なら、正統派の大相撲ファンにとって嬉しい企画となったのが、「OB戦」。その名の通り、引退した力士がこの日だけ土俵に舞い戻り、夢の対決を繰り広げる企画だ。組み合わせは「高見盛 - 若荒雄」と「雅山 - 琴欧州」で、両組とも因縁の相手同士。高見盛は現役時代を彷彿させるパフォーマンスで観客を魅了したものの、体を鍛えてきたという若荒雄が押し出して勝利。雅山は現役時代に対戦成績が振るわなかった強敵・琴欧洲を相手に奮闘するも、結果は寄り切りで琴欧洲が制した。昨年から引き続き実施された人気企画の「わんぱく土俵祭り」。著名人の他、ニコニコ動画の人気ユーザーや、当日名乗りを挙げた一般来場者が力士に胸を借りるイベントである。今回はタレントのなかやまきんに君が参戦。自慢の筋肉を披露して堂々と勝負するも、さすがに実力及ばず2戦して共に完敗した。大相撲超会議場所は26日もニコニコ超会議で開催。「リアルSUMOU」や「わんぱく土俵祭り」のほか、総勢32名の幕内力士が出場する「大相撲 超会議場所1DAYトーナメント」が開催される。
2015年04月26日マイナビは、Web・ゲーム業界のクリエイターに特化した転職支援サービス「マイナビクリエイター」のWebサイトリニューアルした。「マイナビクリエイター」は、Web制作・広告・映像・ゲーム業界や、Webディレクター・Webデザイナーなどといったクリエイティブ職を希望する求人者と企業とのマッチングを行う、紹介型の転職支援サービス。今回リニューアルされた同サービスのWebサイトでは、クリエイティブ職の中でも特にWeb・ゲーム業界に特化し、約1,500件の求人案件数を掲載。また、扱うサイトの種類・開発言語・ツールなど、クリエイターならではの詳しい希望条件に合わせて、求人を検索できる仕組みを用意した。こうした背景には、現在ほとんどの国内企業にはWeb関連部署が置かれていることに加え、スマートフォンの普及により、ソーシャルゲーム業界の市場が急速に拡大している情勢がある。Webクリエイティブ職はWeb制作会社に限らず、業界問わずニーズが広がっていることから、職業選択の上で職種や業務内容を詳細に知ることが特に重要となるという。そのほか、同サービスではクリエイターならではの転職の悩みにキャリアコンサルタントが回答する「転職ノウハウ」や、業界で第一線を走るクリエイターのインタビュー記事など、クリエイターのキャリアに関するコンテンツを定期的に配信予定とのこと。
2015年04月24日プラスディーは4月20日、Webサイトのソースコードのチェックを素早く簡単に実施できる無料Webツール「瞬間ソースチェッカー」をオープンした。同ツールでは、サイトにアクセスし、URLを入力するとソースが解析され、見つかったエラーが表示される。チェック項目は、HTMLやCSSの記法、リンクチェック、解析ツールの実装有無やSNS関連の設定などの11項目で、今後順次追加される予定。複数のサイトを一度にチェックしたい場合やスマートフォンページのチェック、Basic認証のかかったサイトのチェックをしたい場合など、拡張機能を利用したい場合には、Facebook、Twitterアカウントもしくはメールフォームによる会員登録(無料)が必要となる。
2015年04月20日●プログラム1 - Webアプリケーションの脆弱性対策には「WAF」今や、企業の看板ともいえるWebサイトを介したセキュリティ事故が多発している。特に、問題となっているのがWebアプリケーションの脆弱性を標的とするサイバー攻撃だ。攻撃により、Webサイトの改ざん、サービス運用停止などの被害を受けるだけでなく、Webサーバーが攻撃者の踏み台にされれば、結果的に加害者となるケースすら起こり得る。こうした問題に焦点を当てるべく、レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」で知られるファーストサーバは、3月19日に、Webサイトを取り巻く脅威と、その対策を解説するセミナーを大阪で開催した。セミナーでは、多くのレンタルサーバーに搭載されているWAF(Web Application Firewall)「SiteGuardシリーズ」の開発元であるジェイピー・セキュアの齊藤氏も参加し、WAFの概要・必要性とレンタルサーバーにおけるセキュリティについて解説した。プログラムのトップに登場したジェイピー・セキュアの取締役 CTOの齊藤和男氏は、初めにWebサイトを介したセキュリティ事故が多発している現状を説明し、「管理者は、直接的な損害だけでなく、企業としての信用失墜など間接的な被害の影響も考慮して対策を講じなければならないと警鐘を鳴らした。最近、問題となったWebサイトを標的としたサイバー攻撃の動向を見ると、不正なSQL文を含めたリクエストを送信する「SQLインジェクション」、リスト型攻撃による「不正ログイン」、bashの脆弱性(通称: ShellShock)などがある。特に、SQLインジェクションは、「Webサイト経由の情報流出における割合が高く、不正ログイン、情報漏洩、データベースの改ざん、サーバーの乗っ取りといった被害を受ける。踏み台として悪用されると、加害者にすらなりかねない」と齊藤氏はその深刻さを指摘する。実際、SQLインジェクションが原因で、オンラインショップから個人情報が流出した事故では、ショップ側が開発会社を相手取って損害賠償を請求。裁判では開発会社に責任を問う判決がでた。「SQLインジェクション」や「XSS(クロスサイト・スクリプティング)」など、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するためのソリューションが「WAF」(Web Application Firewall)だ。ジェイピー・セキュアが提供する純国産ソフトWAFの「SiteGuard」シリーズは、高い防御性能と柔軟な運用性の両立が高く評価されている。複数Webを1台のWAFで保護する「ゲートウエイ型」と特定サーバーを保護する「ホスト型」をラインアップする。防御機能では、世界初のトラステッド・シグネチャ(高品質・高性能なチューニング済み定義ファイル)を標準搭載し、多重防御機能と併用することで、高水準の攻撃防御を実現。その機能は、第三者による防御性能検証でも最高評価を受けている。また、導入後すぐに使用できるようシンプル設定と直感的なWebベースの管理インタフェースを備える。○WordPressのセキュリティ対策次いで齊藤氏は、世界で圧倒的な人気を誇るブログ作成ツール「WordPress」のセキュリティ対策について触れた。WordPressはオープンソースのCMS(Content Management System)で、ホスティング環境で数多く利用されている。「それだけに、WordPressで作成されたウェブサイトはサイバー攻撃の標的になりやすい」わけだ。WordPressのセキュリティ対策には、最新バージョンの利用、管理画面にアクセスできるIPアドレスの制限、ログインの保護・強化、SQLインジェクションやXSSを防御できる機能の併用が効果的だ。ジェイピー・セキュアでは、WordPressにインストールするだけで、すぐに利用できる日本語セキュリティプラグイン「SiteGuard WP Plugin」を無償提供している。「Webサーバーには、WordPress本体やプラグインのSQLインジェクション、XSSなどの脆弱性が数多く存在している。これらの脆弱性を悪用した攻撃には、WAFによるWordPressの保護が不可欠」とし、クラウド型ホスティング「Zenlogicホスティング」と「SiteGuard Lite」+「SiteGuard WP Plugin」でより確実なWebサイトの保護が実現できると強調して、講演を締めくくった。●プログラム2 - レンタルサーバとセキュリティ続くプログラムでは、ファーストサーバ営業部 部長の小島健司氏は「レンタルサーバとセキュリティ」と題して講演した。初めに小島氏は、レンタルサーバーには専用、共用、クラウド、VPSなど、さまざまな種類があるが、「利用を検討する際には、価格や容量だけでなく、自由度と安全性を考慮して適切に選択しなければならない。特に、どこまでセキュリティ対策をおこなってくれるサービスであるかの見極めが重要」と強調した。そして、一般的な共有サーバーとファーストサーバの「Zenlogicホスティング」の違いについて触れ、「もし、サイバー攻撃を受けた場合、一般的な共有サーバーでは、屋根裏伝いに次々に改ざんされる可能性もあるが、Zenlogicホスティングは個々のお客様領域に影響を与えることがない」とメリットを語った。IPAの統計によると、Webサイトの改ざん件数は2012年との比較で現在は倍に増加している。これは届出ベースなので、実際はもっと多いという。こうした改ざんの手口はほとんどがスパムを送って踏み台とするもの。その目的は、愉快犯ではなく、金銭などのビジネスを目的としている。それだけに巧妙化・悪質化していると小島氏は指摘する。最近の主なターゲットはWordPressだ。世界トップ1,000万サイトのうち約4割はCMSを利用しており、そのCMSを利用するサイトでのWordPressシェアは6割強を占める。○安心・安全、高可用性を備えた「Zenlogicホスティング」では、被害に遭わないため、どう対応すべきなのか。その対策として、古いバージョンは使わない、テーマやプラグインは公式もしくは信頼できるところのものを使う、カスタマイズ情報は信頼できる人の情報を参照することを挙げる。もし、改ざんされてしまった時には、どこに何を仕掛けられているかわからないため、改ざんされた領域だけでなく、全領域のチェックが必要とした。こうしたチェックを怠り、2度目の改ざん被害を受けたケースもかなり多い。加えて、ユーザーが気を付けなければならない点として、利用しているパソコン環境への注意を挙げた。ウイルス対策ソフトも完ぺきではなく、54%は検知できなかったというテスト結果を挙げウイルスソフトへの過信にも警鐘を鳴らす。「最近の攻撃は巧妙化していて、人事担当者に「履歴書」名のウイルスを添付したメールを送る例や、一般企業の公式ホームページが改ざんされ仕込まれたウイルスにより不正なサイトへ誘導も誘導されるケースもある。巧妙に仕掛けてくる広告バナーにも注意が必要だ」と注意点を語った。最後に、小島氏は「Zenlogicホスティング」の特徴について説明した。「Zenlogicホスティングは、高いセキュリティ、大容量・高速ネットワーク、高可用性を誇るYahoo! JAPANのIaaS型クラウド基盤を採用し、WAF「SiteGuard」と「SiteGuard WP Plugin」を標準提供している。また、サービス稼働後のスケールアップ/ダウンが移行作業不要でおこなるため、業務のピークやシステムの利用状況に合わせて柔軟にサービスの見直しができる」とアピールした。●プログラム3 - ユーザーの問い合わせをベースにWAF対策を考察プログラムの最後は、WAF対策についてのユーザーからの質問をベースとしたケーススタディを実施。小島氏が聞き手となり、齊藤氏が疑問点に応えた。「CMSを入れているが大幅改修できないため、バージョンアップしていない。WordPressのPluginをアップグレードできない」という場合でも、WAFは有効かという問いには、攻撃のパターンは多種多様であり、基本となる最新版の利用が重要であるとしたが、CMS本体やWordPressのプラグイン、テーマでは、XSSやSQLインジェクション、パストラバーサルといった脆弱性が報告されることも多い。これらの脆弱性を悪用した攻撃に対して、WAFは大きな効果を発揮するとした。ただし、次の「PCがウイルス感染し、ログイン情報が漏えいした結果、改ざんされた場合にも有効か」という問いには、「このケースをWAFで防ぐことはできない。クライアント側での対策のほか、管理アクセスを制限するなど、別の対策が必要になる。」と応えた。「WAFを有効にしていても改ざんされるケースはあるか」との問いには、WAFですべての攻撃を防げるわけではない。WAFが対応するのはHTTPアクセスであり、FTP、SSHといったそれ以外の不正アクセスを検査することはできない。「そのためにもトータルのアクセス管理は大切。脆弱性を悪用した攻撃を防ぐための対策、クライアント側での対策などと組み合わせることで、安全性を高めることができる。」と語った。このほか、「WAFの有効化による誤検知などの弊害を避けるため、WAFを無効にした方が良いという情報を目にすることがある」という問いには、「管理者の設定、例えば、サイトのテーマ編集などによって、誤検知が発生することがある。このとき、単純にWAFを無効にしてしまうと脆弱性を悪用した攻撃に対して弱くなってしまう。誤検知を回避するための設定、機能が用意されているので有効に活用してほしい。」と語り、セミナーを終えた。
2015年04月16日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れる新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」をご紹介するものです。前回は、Webマーケティング業界にて日常的に利用されるマーケティング用語10個を解説。後半となる今回も、残りの10個を出現頻度の高い順に見ていきましょう。※「【前編】これだけは覚えたい!Webマーケティング基礎用語20選」は、こちらをご覧ください。○11. LPOLanding Page Optimization : ランディングページ最適化出現頻度 : 60%【解説】広告をクリックすると最初に表示されるLP(ランディングページ)のデザインや文言を工夫し、CVR(コンバージョン率)を高めること。○12. ROASReturn On Advertising Spend : 広告の費用対効果出現頻度 : 60%【解説】広告掲載料1円あたりの売上額。この数値が高いほど、費用対効果が高く効率的に広告運用できていると言える。【使用例】10万円の広告費用を投資し、100万円の売り上げがあった場合、ROASは1000%(100万円 ÷ 10万円 × 100)となる。○13. SEMSearch Engine Marketing : 検索エンジンマーケティング出現頻度 : 60%【解説】検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法。一般的には、SEO(検索エンジン最適化)とリスティング広告(検索結果の画面で一番上に出てくる広告のこと)の2つが主な手法とされている。○14. CPMCost Per Mille : インプレッション単価出現頻度 : 50%【解説】Webサイトへの広告掲載回数1000回(1000インプレッション)あたりの広告費。この料金単位で課金される制度を「CPM制」とよび、売上やサイト訪問者数増加よりも、ブランド認知度向上を目的とする場合に適した課金制度だ。○15. KPIKey Performance Indicator : 重要業績評価指標出現頻度 : 50%【解説】目標達成プロセスの実施状況を計測するために、実行の度合い(パフォーマンス)を定量的に示す指標。「何を持って進捗とするのか」を定義するために設定される尺度となる。【使用例】Webサイトの目的を「資料請求数の確保」とし、目標値を「新規顧客による月間40件の資料請求数を同サイトから得る」とした場合、KPIは「検索エンジン経由のアクセスのセッション数(訪問回数)」と設定できる。○16. PPC広告Pay Per Click : クリック課金型インターネット広告出現頻度 : 50%【解説】掲載には費用がかからず、広告が実際にクリックされた回数分だけ費用が発生するという課金形態の広告。リスティング広告やCPC広告を指す場合もある。広告に興味を示したユーザー分だけ費用が発生するため、よりクリック率の高い広告が選別される仕組みだ。○17. ROIReturn On Investment : 投資対効果 / 投資収益率出現頻度 : 50%【解説】投資した資本(費用)がどれだけの利益を生んでいるかを測る指標。「純利益÷投資額」で算出する。○18. ASPAffiliate Service Provider : アフィリエイト事業者 / Application Service Provider : アプリケーション事業者出現頻度 : 30%【解説】前者は、PC・モバイル問わず、アフィリエイト広告(成果報酬型広告)を仲介するサービスの総称。後者は、さまざまなアプリケーションをネット経由で提供するサービスを指す。○19. AIDMAAttention, Interest, Desire, Memory, Action(アイドマ)出現頻度 : 20%【解説】米学者ローランド・ホール氏が提唱した「消費者の購買決定プロセスを説明するモデル」の1つ。○20. AISASAttention, Interest, Search, Action, Share(アイサス)出現頻度 : 20%【解説】電通が提唱した「インターネット普及後の消費者による購買行動を説明するモデル」で、AIDMAからDesire(欲求)とMemory(記憶)がなくなり、代わりにSearch(検索)とShare(情報共有)が追加された。本稿にて紹介した略語は、Webマーケティングに携わるのであれば最低限知っておいて損はない用語群となります。しかし、大切なことは、略語や用語を覚えることではなく、Webマーケティングを活用して成果を上げていくことです。次回は、Web広告の種類とその概要についてまとめます。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年04月02日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れる新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」をご紹介するものです。Webマーケティング業界では、アルファベットの略語が日常的に飛び交っています。加えて、成長スピードが早く、目まぐるしく周辺環境が変化していく業界でもあります。そこで今回は、まず初めに押さえるべき20の略語を整理・解説しました。出現頻度の高い順に解説していますので、上から順にチェックしていけば、最小の労力で理解することができるでしょう。なお、出現頻度はWebマーケティング用語を解説する10のサイトを調査・分析し、客観的なスコアリングによって作成したものです。○1. CPACost Per Action : 何らかの成果(Action) 1件あたりの支払額出現頻度 : 100%【解説】会員登録や資料請求、商品の購入といったユーザーのAction1件につき支払った広告費用のことで、顧客取得単価ともいう。また、「Action(行動)」ではなく「Acquisition(獲得)」を用いる場合、新規顧客の獲得1件あたりの費用を意味する。【使用例】月間50万円の広告費をかけてバナー広告を掲載し、同広告から100件の商品購入を獲得した場合、CPAは5000円(50万円 ÷ 100件)となる。この数値が小さいほど「費用対効果の高い広告」だと考えることができる。○2. CPCCost Per Click : クリック一回あたりの料金、クリック単価出現頻度 : 90%【解説】Webサイトやメールに掲載したテキスト広告やバナー広告などが、1回クリックされるにあたり発生した費用。【使用例】広告費として30万円を支払い、Webサイトにバナー広告を一カ月間出稿し、5万クリックを獲得した場合、CPCは6円(30万円 ÷ 5万クリック)となる。○3. CTRClick Through Rate : クリックされた割合、クリック率出現頻度 : 90%【解説】広告がクリックされた割合(確率)を示す。この値が高いほど、ユーザーは広告に反応しているという意味となり、同広告は「反応率が高い」と判断できる。【使用例】メールにてテキスト広告を30万人に配信し、6000クリックを獲得した場合、CTRは2%(6000クリック ÷ 配信数30万 × 100)となる。○4. CVConversion (変換・転換・交換)出現頻度 : 90%【解説】企業がユーザーに起こしてほしいActionとして掲げる「最終的な成果」を意味する。特にWeb広告の分野においては、会員登録や資料請求、商品購入など「単なる訪問者から、会員や(見込)顧客への転換」という意味合いで使われる。○5. impimpression : 広告露出・掲載・表示回数出現頻度 : 90%【解説】Webサイトに広告が掲載された回数。ユーザーがとあるWebサイトに訪れ、広告が1回表示されることを「1インプレッション」とする。○6. PVPage View : アクセス数出現頻度 : 90%【解説】あるWebサイトが閲覧された回数を示す。同一ユーザーがサイト内のページを複数閲覧すると、PV数はその分だけ増える。○7. UUUnique User : 閲覧者数出現頻度 : 90%【解説】あるWebサイトを訪れたユーザーの数を表す。同じユーザーが同じページを何度も閲覧した場合でも、1UUとしてカウントされる。【注意】UU数の測定方法は、利用するアクセス解析ツールによって異なるが、基本的に「IPアドレス」や「ホスト名」「Cookie」といった情報を基に集計する。正確なUU数を測れない場合として、ユーザーがCookieの受け入れを拒否している状況や、デバイスやブラウザを複数使用するといった環境が考えられる。○8. CVRConversion Rate : コンバージョン(成果)率出現頻度 : 80%【解説】PV数やUU数のうちコンバージョンに至った割合を示す指標。「Webサイトに訪問したユーザーが実際にActionを取る割合」を意味する。【使用例】とあるバナー広告の300クリックうち、10件がコンバージョンに至った場合、CVRは10%(30CV ÷ 300クリック ×100)となる。○9. LPLanding Page : ランディングページ出現頻度 : 70%【解説】広告をクリックすると最初に表示されるページ、すなわち、Web広告の遷移先となるWebサイト(ページ)を示す。○10. SEOSearch Engine Optimization : 検索エンジン最適化出現頻度 : 70%【解説】GoogleやYahoo!が提供する検索エンジンの検索結果ページにて、上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること、またはそのための技術やサービスを指す。例えば、ターゲットとするキーワードの選択やページ内でのキーワードの使用などを最適化することで上位表示を目指すが、サーチエンジンのランク付けアルゴリズム(計算方法)は年々変化するため、実際は「SEOに王道無し」と言われることもある。残り10用語は、4月2日に公開します。第3回からは、Web広告の種類や出稿方法、効果測定に用いる分析ツールなどを紹介していく予定です。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年03月31日Facebookは3月25日(米国時間)、サンフランシスコで開発者会議「F8」が開催された。初日はマーク・ザッカーバーグ氏の基調講演などがあり、Facebook用の新たな製品とツールが発表された。注目は、サードパーティの開発者がメッセンジャーアプリの追加機能を開発できるようにする「Messengerプラットフォーム」の実装だ。これまでFacebookは、すべて自分たちでメッセンジャーの開発を進めてきたが、今後は外部からの協力を得て、従来のメッセンジャーの使い勝手を向上させる。追加機能はすでに40以上が開発されている。GIF写真、ビデオ、オーディオクリップなどでコミュニケーションできるという。また、ソーシャルプラグインをいくつか刷新し、動画共有ツール「Embedded Video Player」を公開する。このツールは、Facebook上に公開されている動画からタグを呼び出し、外部サイトサイトに貼り付けて公開できる。貼り付けた動画は画面いっぱに表示して再生できるという。2日目の基調講演は、CTOマイク・シュレーファー氏、Oculusのチーフサイエンティスト、マイケル・アブラッシュ氏が登壇する。Connectivity Lab、Facebook AI Research、Oculusからの最新情報を公開する予定となる。
2015年03月27日フェニックスエンジニアリングは3月26日、香港VTech Telecommunicationsと総代理店契約を締結し、同社のワイヤレス・マイク電話会議システム「ErisStation(エリス・ステーション)」を販売開始すると発表した。フェニックスエンジニアリングによると、同製品の国内での販売は初めてという。新製品は、本体から4個のワイヤレス・マイクを取り外して配置可能であり、独自の音響処理技術「Orbitlink Wireless Technology」により高音質であることが特長。2014年3月の発売以来、北米を中心に販売数を伸ばしているとのことだ。同製品は、本体内蔵の2個のマイクと本体から取り外して配置可能な4個のワイヤレス・マイクを同時に接続して会話が可能。各マイクは半径1.5メートルの範囲内から無指向で音声を捉えることができ、各マイクの音声はデジタル・ミキシング技術で最適に合成する。ワイヤレス・マイクはDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)準拠方式であり、携帯電話など他の無線機器との電波干渉を防ぐという。また、連続的なエコー・キャンセレーション技術で全二重(full-duplex)通信を可能にし、双方向で自然に会話できるとしている。雑音除去/エコー除去/音量レベルの一定化などの音響処理技術により高音質を実現し、大きな声で話す必要が無いとのこと。これらの音質補正はリアルタイムに行い、初期通話時のみ音声補正するシステムと異なり、マイクの位置が移動しても高音質を維持できるため、マイクを手に持って会話することも可能としている。またフェニックスエンジニアリングは同製品の日本市場での発売にあたり、電話会議サービスを提供するクラウドプラスと業務提携した。同社の電話会議サービス「Meeting+(ミーティング・プラス)」は、固定回線とSIP(Session Initiation Protocol)を利用したハイブリッド型サービスであり、従量課金制に加えて使い放題の定額制を選択可能にした。同サービスの利用により、1対1の通話に加えて多拠点との通話が可能になるという。またスマートフォンや携帯電話、PHSの他、電話番号を割り当てていないタブレット端末やPCも含めて200名(拠点)まで同時に会議への参加が可能とのこと。参加者一斉呼び出し機能を搭載し、非常時に多地点/多人員との連絡体制をすばやく再構築したい時に、アナログやSIPを駆使してハイブリットでつながるコミュニケーションルートを確保し、BCP対策としてErisStationが非常時の基地局の役割を担うとしている。さらに、既に利用中のグループウェアや資料共有が可能な各種Web/ビデオ会議ツールとも、面倒な手続や設定を必要とせずに、多拠点で同時利用可能な高品質音声サービスとしての利用が可能という。両社はErisStationをMeeting+と組み合わせたパッケージとして、直販および販売パートナー経由で3月25日から提供開始する。
2015年03月26日4月25日、26日に千葉県・幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」の会場まで、向井実氏と共に鉄道の旅を楽しむ、恒例の「ニコニコ超会議号ツアー」のチケット販売が、3月17日20時よりスタートした。『向谷実さんと行く「ニコニコ超会議号」2015』と題した今回のツアーは、4月25日朝8:00~8:20頃に東京・品川駅をスタートし、同日12:40~13:00頃に海浜幕張駅へ到着。今年はお座敷列車「華」に乗り込んで「ニコニコ超会議2015」へ向かい、会場到着後はツアー専用ゲートからスムーズに入場することができる。「ニコニコ超会議号2015」オリジナル記念乗車券とオリジナルグッズ付で、昼食には超会議会場で限定販売されるオリジナル駅弁『ミノルまっしぐら(仮)』、オリジナルお茶『おーいミノル』も用意。さらに向谷氏のほか、スーパーベルズと南田祐介氏も乗車し、車内では楽しいトークタイムも用意されているという。チケット価格は、入場券1日券付プランが9,800円、入場券2日券付プランが11,300円。日本旅行公式サイトにて販売されており、募集人数は120名(最小催行人員100名)。詳細は、日本旅行公式サイトまで。(株)日本旅行
2015年03月17日スカイマークは3月2日、安全の維持・向上を図りつつ、選ばれる航空会社を目指すべく、「経営・安全改革会議」を設置したことを発表した。「経営・安全改革会議」は新生スカイマークとしての全社的な取り組み方針について議論・周知するとともに、各委員会運営の監督を行う会議で、スカイマークから代表取締役会長の井手隆司氏と代表取締役社長の有森正和氏、インテグラルから代表取締役の佐山展生氏、代表取締役の山本礼二郎氏がメンバーになっている。改善すべき課題の抽出やそれに対する解決策について、事業改善委員会、サービス向上委員会、営業推進委員会、職場環境改善委員会と、4つの委員会において部門横断的に議論する。また、安全管理体制の継続的な改善を目的に常設されている独立機関の安全推進委員会は、全委員会を安全面から監督するという。スカイマークは「経営・安全改革会議」設置にともない、「全社一丸となって、新生スカイマークを創り上げていく所存でございます」とコメントしている。
2015年03月04日○フルHD画質でのテレビ会議を手軽に実現する「AVer EVC300/EVC900」企業の拠点同士や、モバイル端末で外出先から参加できるテレビ会議システム。便利なのはわかっているが、使い勝手やコストの問題から導入を先送りにしている中小企業も多いのではないだろうか。そこで本記事では、コストパフォーマンスの高さに加えて高精細な書画カメラなども利用できる、アバー・インフォメーションのテレビ会議システム「AVer EVC300/EVC900」とモバイル参加型アプリ「EZMeetup」を使ってみたので紹介しよう。アバー・インフォメーションが提供する「AVer EVC300/EVC900」は、中小企業でも手軽に導入できるH.323とSIPプロトコルに準拠したコストパフォーマンスの高いテレビ会議システムだ。いずれも1080p/30fpsのフルHD画質を実現しているほか、簡単にセットアップ・利用できるのが特徴。付属のカメラには光学16倍ズーム機能を搭載し、ズームに加えてパンやチルト操作もリモコンから行える。AVer EVC300/EVC900にPCや書画カメラ「AVerVision」シリーズを接続することで、PC内の会議資料や書画カメラの映像など各種コンテンツを簡単に共有できるのもポイントとなっている。AVer EVC300とEVC900は、同時接続が可能な拠点数に違いがある。AVer EVC300が本体を含めて4拠点(EZMeetup PC版3ライセンスキー付き)、EVC900が10拠点(EZMeetup PC版9ライセンスキー付き)に対応したMCU (Multi-point Control Unit:多地点接続装置)を内蔵している。また、通話拠点は720p/30fpsのHDカメラを備えたエンドポイント端末「AVer EVC100/EVC125P」だけでなく、Windows/MacやWindowsタブレット、iOS/Android搭載タブレット・スマートフォンまで幅広く対応しているのも大きな魅力だ。○用途や環境に応じて柔軟に使い分けられるモバイル対応Windows/MacやWindowsタブレットとの通話には、Windows/Mac版のクライアントソフト「EZMeetup」を使用する。従来はPC版ライセンスキーが有償提供となっていたが、現在ではライセンスキーがAVer EVC300/900に付属となっている。インストールしただけでは通話開始から5分経過で再接続が必要になるが、AVer EVC300/EVC900に付属するライセンスキーを使うことで5分間の機能制限を解除できる。もちろん、ライセンスは必要に応じて有償での追加発行が可能。iOS/Android搭載タブレット・スマートフォンに関しては、それぞれApp StoreとGoogle Playから無料アプリ「EZMeetup」がダウンロードできる。こちらはライセンスキーを取得する必要がなく、アプリさえインストールしてあればいつでも・どの端末からでも通話が可能。ただしWindows/MacやWindowsタブレットと異なり、コンテンツの送信機能は搭載していない。また、相手からコンテンツを送信された際、Windows/MacやWindowsタブレットではコンテンツと各話者の映像を画面分割で表示するなどの表示切替ができるが、iOS/Android向けアプリの場合はコンテンツのみを表示する、といった点で差異がある。機能面で多少の違いはあるものの、ライセンスキー不要でどの端末からでも通話が行えるのは、外出先とのテレビ通話が多い企業にとって非常に嬉しい点といえる。○簡単なセットアップ&操作で高品位なテレビ会議が可能それではここから、現場におけるAVer EVC300/EVC900とモバイル参加型アプリEZMeetupの使い勝手を見ていこう。今回は通話先として、Windows搭載ノートPCとiPadの2拠点を用意し、実際に離れた場所でのテレビ通話を行ってみた。まず本体については、セットアップが簡単に行えることに加え、設置場所を選ばないスリム設計なのが魅力。ディスプレイ下部のラックなどにもすっきりと収まるため、シンプルな見た目のまま会議システムが導入できる。テレビ会議の開始方法は非常に簡単で、リモコンの「電話帳」ボタンを押し、表示された電話帳から通話先を選択するだけ。通話先のIPアドレス入力や、通話履歴からの選択も行える。また外部から着信があった際、基本的には通話開始を選ぶ操作が必要だが、事前設定により自動で通話を開始する機能も備わっている。実際にテレビ通話を行ってみたところ、画質・音質とも非常にクリアで、遅延のないスムーズな通話が可能だった。もちろん、通話先がモバイル端末の場合は現地の電波状況やカメラ性能なども影響してくるが、今回のレビュー環境ではまったく問題のない印象を受けた。ちなみに、AVer EVC300/EVC900およびWindows/MacやWindowsタブレットでは、各話者やコンテンツの表示方法を多彩なレイアウトから選択できる。発言したユーザーの映像が自動で大きくなるよう、音声検知による自動切り替え機能が選べるのも、多人数でテレビ会議を行う際は大変便利といえる。○会議をスムーズに進められるコンテンツ共有機能と書画カメラ続いては、コンテンツの共有機能を試してみた。まずはAVer EVC300/EVC900に接続したノートPCから、会議資料として一般的に多く使われるPowerPointファイルを共有。通話先であるWindows搭載ノートPC、iPadともにタイムラグなくコンテンツが表示されるため、企画書や業務実績など各種資料を閲覧しながらスムーズに会議を進めることができる。資料ファイルではなく、実際の製品や図面などを共有したい場合はオプションの書画カメラが役に立つ。同社ではメカニカルアーム/フレキシブルアーム/ワイヤレスタイプなどバリエーション豊かな書画カメラをラインアップしているが、今回試用したのは最大192倍(光学12倍/AVerズーム2倍/デジタル8倍)ズームを備えたメカニカルアームの「M70」と、最大16倍(AVerズーム2倍/デジタル8倍)ズームを備えたフレキシブルアームの「F15HD」だ。有効画素数は500万画素で、1080p/30fpsのフルHD画質を実現。アームを最大に伸ばした状態ではA3サイズまでの撮影が可能なほか、ズーム機能を使うと製品や図面などのクローズアップ撮影も簡単に行える。パンフレットや図面などから、サンプル製品の細かい改良ポイントを見せたい場合まで、さまざまなシーンで活躍してくれるだろう。○会議映像の録画まで行えるオールインワンシステムAVer EVC300/EVC900の本体前面にあるUSBポートに市販のUSBメモリを挿すだけで、会議映像が簡単に録画・再生できるのも面白い機能だ。専用再生ソフト「VCプレーヤー」を使えば映像を再生できるだけでなく、再生中に映像のレイアウトを変更し、会議中には見えにくかった部分を確認したり、MP4形式やQuickTime形式のムービーファイル(.mov)へ変換・保存することも可能となっている。そのほか、今回は各拠点の話者が1名のため使用しなかったが、ディジーチェーン接続によりマイクを4個まで拡張できる機能も備えている。1拠点で大人数が参加するような会議が多い企業の場合でも、「マイクから遠い参加者の声が聞き取りづらい」といった問題が出ないのは嬉しいところだ。このようにAVer EVC300/EVC900は、オールインワンながら手軽さとコストパフォーマンスの高さを兼ね備えた、中小企業にも最適なテレビ会議システムとなっている。これまでコスト面でテレビ会議システムの導入に踏み切れなかった企業はもちろん、現在使用しているテレビ会議システムに使い勝手の悪さを感じている企業は、ぜひ検討してみていただきたい。
2015年03月02日ブラザー販売のWeb会議システム「OmniJoin」が、ユーザーインタフェースを一新。聴講者のマイク機能がオフの状態でも意思表示を行える挙手機能、資料を共有する際のテキスト入力機能(手書き入力は既装備)、Web会議中に書き込まれた内容の保存機能などが加わった。また、「プレゼンテーション」や「グループディスカッション」といったモード設定にて、出席者の役割やレイアウトを一括変更できるようにした。料金プランも新しくなり、導入規模や利用シーンにより柔軟に対応できるようになっている。例えば、端末の最大接続数が10台の場合、「エコノミープラン10」では月額19,800円、年額198,000円だ(いずれも税別)。そのほか、端末の最大接続数が最大3台、最大5台といったプランも用意している。クライアントソフトウェアの対応OSは、Windows Vista以降、Mac OS X 10.8以降、iOS 6.0以降(端末はiPhone 4s以降、iPad 2以降、iPod touche 5th以降)。
2015年02月26日会議の時間が長くて困っていませんか。やることが山積しているときには本当うんざりしちゃいますよね。そこで、全国の30代の男女300人に、「会議が長引かないように何か工夫していますか?」というアンケートを行なってみました。すると、「はい」と回答した人が14%いました。一体どんな手法を使っているのでしょう?興味がわいてきますよね。とくに、日々の長い会議にうんざりしている人は必見です!思いがけず光明を見出せるかも!■1:陰の進行役になりプレッシャーをかける「ばっさりと結論を言い、うだうだ言わせない空気を作る」「自分から終了に向けて話を進める」「まとめを促す」「意味が無い発言は多少無視する……」「終了時間厳守。先輩が”嫌われ暴君”な進行役をしてくれて、反対すればエライと思っているオヤジどもをどんどん斬ってくれるからすぐ終わる」なかには、最初から自分で「進行役をかってでる」という人もいました。■2:終了時間を決めて厳守する「最初に終わり時間を決めてから始める」「会議終了時間を周知する」「行き詰ったら休憩を入れる。または次回に持越し」「終了時間がきたらスパッとやめる」終了時間を意識することで、集中して考えることもできそうですよね。■3:会議のテーマを明確にする「アジェンダを作って、話すことはそこに書かれていることだけにする」「テーマを絞る」「レジュメは必須」「話が横道にそれても、すぐに本題に戻す」たしかに、焦点がはっきりしていると話し合いやすさも違ってきますよね。■4:事前準備をしっかりする「事前に会議する内容に対して、発言内容を用意しておく」「事前に検討内容を知らせ、会議の際は結論を検討するだけにする」「研修や勉強会に行き、進行方法を勉強している」「あらかじめ資料を確認しておく」仕事にも予習は大切なのです。■5:発言に注意する「意見は短く余計な事は言わないようにしている」「私語禁止にする」「話が脱線したらチーンと鳴らすベルを会議の場に用意」チンベルを鳴らすとはおもしろいアイデアですよね。言葉で注意を受けるより気楽な感じがしませんか?鳴った瞬間に切り替えスイッチが即作動しそうですし。ほかには、「会わなくてできる会議はチャットで済ませる」とか「無駄な会議は開かない」という、会議の必要性そのものを示唆するコメントもありました。「会議は長いもの」とあきらめてはいけません。ご紹介したこれらのコメントを参考に、さっそく次回の会議から試してみてくださいね!(文/富士峰子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2015年1月28日 (火)調査対象:全国30代の男女300名
2015年02月22日ライフサイズ(Lifesize)は2月18日、ビデオ会議サービス「Lifesize Cloud」の機能拡張と、新製品として手のひらサイズのカメラ一体型ビデオ会議システム「Lifesize Icon 400」および「Lifesize Icon Flex」を発表した。提供開始時期は、Lifesize Cloudの機能拡張が2月から、Lifesize Icon 400が2月18日から、Lifesize Icon Flexが3月から。多種多様なデバイスに対応しシームレスに接続可能なビデオ会議サービスであるLifesize Cloudでは、新機能としてWebブラウザから直接接続、既存のワークフロー・ツールとのシームレスな統合、Microsoft Lyncとの相互運用性を追加した。これらにより、Firefox/Internet Explorer/Google Chrome/Safariなどのブラウザからワンクリックで直接Lifesize Cloudのビデオ通話を開始でき、新しいOutlookプラグインやChrome拡張機能を使用してGoogleカレンダーやOutlookから直接ビデオ会議のスケジューリングや参加者の会議への招待が可能になり、自社のLyncクライアント・アプリケーションからワンクリックでLifesize Cloud上でホストされている会議に参加できるという。Lifesize Icon 400は、手のひらサイズのカメラ一体型ビデオ会議システムを使ってLifesize Cloudでビデオコミュニケーションを実現するための専用ソリューション。小さい会議室用に設計し、IT担当者のサポート無しでインストール可能という。ノートPCやタブレット、スマートフォンでの会議参加が可能であり、シングル・グループ・コールに最大25人まで参加できる。Lifesize Icon Flexは、Microsoft Lync/Skype/Google Hangouts/Cisco Jabber/WebExなどのコミュニケーションツールや、会議ツールとしてCitrix GoToMeetingを既に展開している企業向けに設計したビデオ会議ソリューション。USB経由でPCやMacと接続することで、クリアな画像と音声による質の高い会議を実現するという。また、ビーム型卓上マイクやタッチパネル型のビデオ会議用電話機「Lifesize Phone」の利用も可能だ。
2015年02月19日○多拠点展開をする企業の強い味方拠点数が多く、頻繁な打ち合わせが難しい企業にとって遠隔会議システムは強い味方だ。古くはテレビ会議システムからはじまり、現在では簡単に利用できるWeb会議システムが増えたことからも積極的に利用している企業は多い。特に、早くから多拠点展開してきた企業の場合、そうした遠隔会議システムを導入している。しかし、旧来のシステムに不満を感じているという声は少なくない。音質の悪さや設定の難しさといった部分に加えて、大人数が参加する会議では集音能力という課題も出てくる。そうした企業が、大人数参加のある拠点から徐々に導入をはじめているのが「YVC-1000」だ。ヤマハのユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム「YVC-1000」は、マイクとスピーカー部を分離して設置できるため、話しやすく聞きやすい配置に自由にレイアウトできる大きな特徴があるのだ。○システム刷新で会議開催回数を大幅に伸ばした日世ソフトクリームの総合メーカーである日世株式会社は、ソフトクリームの材料や専用のフリーザーなどを扱っている。日本全国に営業所や工場を構えており、海外を含めると26拠点に上る。社内での意思伝達のために遠隔会議システムを早くから導入している企業だ。しかし、導入したシステムは初期設定が難しく、音声調整にも手間がかかったため現場での利用はあまり進まなかったという。音声品質にも課題があり、社内に設置したサーバの運用も負担がかかることなどからリプレースを検討。その結果、2009年に新たな遠隔会議システムとして導入したのが、ジャパンメディアシステムのWeb会議システム「LiveOn」と、ヤマハのマイクスピーカーだ。全26拠点のうち、25拠点についてはヤマハの一体型マイクスピーカーである「PJPシリーズ」を選択。参加者が多く、より集音能力や臨場感を必要した本社会議室には「YVC-1000」が導入された。「LiveOn」を選択したのは、地域防災システムなど公的機関での導入実績があり信頼性が高いという理由に加えて、煩雑な設定や調整が不要であるということもポイントだったという。これに「YVC-1000」を組み合わせたことで、容易な設定で臨場感のある遠隔会議が可能になった。本社会議室では10~15名程度の出席者がコの字型のテーブルに着席。マイクを2台連結し、スピーカーを搭載した本体を大型モニターの前に設置して利用している。大人数が参加する会議でも十分な収音能力があり、クリアな音声で臨場感のある会話ができるため、会議の開催頻度向上にも貢献したという。「現場間で日常的な打ち合わせ会議が頻繁に行われるようになり、大きな成果が出ました。今後は品質をより高め、社員全員へのライセンス配布を検討するなど、さらに有効な活用方法を追求していきたいと思います」と語るのは、日世 情報システム部 運用管理課の大坪一博氏だ。社内での会議開催回数は、更改前の2008年が49回だったのに対して、2013年には364回と飛躍的に伸びている。今後はさらに「YVC-1000」などを拡充し、臨場感のある会議のあり方を追求したいとしている。
2015年02月10日○マイクとスピーカーが分離したスマートな会議用スピーカーシステムヤマハの「YVC-1000」は会議室等に設置してウェブ会議に活用することを想定した、ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステムだ。一般的にスピーカーとマイクが一体化した製品が多い中で、スピーカーを搭載した本体部分とマイク部分が分離しているのが大きな特徴といえる。今回、こちらの製品を試用できる機会を得たので、使い勝手や音質などを実際にチェックしてみた。「YVC-1000」の本体のサイズは、幅332×奥行き162×高さ95mmで重量は1.8kg。コンパクトなプリンタ程度の大きさだが、ミーティング用のデスクなら無理なく置けるサイズだ。セットとなるマイクは、直径136mmの円形で、高さ36mmと薄い。重さは0.4kgだ。本体には電源ケーブル、マイクケーブル、USBケーブルが付属するが、すべてをバッグ等に納めれば、女性が片手で運ぶこともできる。テレビ会議システムは、使える会議室が固定されることが多いが、「YVC-1000」であれば、持ち運んで社内のいろいろな場所で会議ができる。付属ケーブルは電源ケーブルが3m、USBケーブルが5m、マイクケーブルが5mあり、マイクを別途追加購入すれば、5台までつなげて接続できる。横長テーブルであれば、最大25mまで延長できる計算だ。そのため、小さなスペースはもちろん、大人数の会議室やコの字の机レイアウトにも対応できる。なお、マイク1台あたりの収音範囲は半径3m程度までが推奨されている。○ケーブルを2本接続すれば設置準備は完了「YVC-1000」の設置は非常に簡単だ。利用する場合、本体に電源ケーブルを接続して、本体とマイクをマイクケーブルで接続するだけだ。マイクケーブルはLANケーブルのような見た目で、レバーを押せば簡単に取り外しができる。挿入時にはカチンと手応えがあり、ケーブルの片側に銀色のテープが巻かれていて、マイク裏側にある「OUT」という表示にある銀色と合わせて接続する要領なので、わかりやすい。本体は、電源を接続した段階で電源ボタンが赤く点灯。ボタンを押すと今度は緑に光り、インジケーターバーが点滅した後で全てのランプが緑に点灯すれば準備完了だ。マニュアルが不要なほど簡単だ。接続端子としてはUSB接続等のほかにオーディオ端子も備えられており、別にテレビ会議システムがあれば、そちらと接続することもできる。従来のスピーカー一体型マイクだと、ビデオ画面は壁際のディスプレイに表示されているのに、声は目の前のスピーカーから聞こえてくるというスタイルになりがちだが、「YVC-1000」の場合、ディスプレイ近くにスピーカーを、自分の近くにマイクを設置できるので自然な形で会議ができる。○PCへの接続はUSBケーブルをつなぐだけでOK!「YVC-1000」は、PCにUSB接続するか、スマートフォンにBluetooth接続するかの、いずれかで利用するのが標準的な使い方だ。PCとのUSB接続の場合、付属のUSBケーブルで接続すると、自動的にドライバがインストールされ、別途CD-ROMを挿入したり、ダウンロードの必要はない。PCはMac OSにも対応しているので、利用範囲は広い。利用するには、別途会議用ソフトが必要だ。今回はマイクロソフトの「Lync」で利用して接続したところ、「YVC-1000」をPCに接続してしばらく待つだけで、きちんと「Lync」オーディオデバイス一覧に表示された。PC側で何か設定する必要はない。実際に会話をしてみると、部屋の中では外の音や空調の音などが多少気になる状態でも、通話先ではそれほど雑音が感じられなかった。これは高性能な適応型エコーキャンセラ-やマイクで収音した音から人間の声を高い精度で判定する技術「Human Voice Activity Detection(HVAD)」などの各種音声処理技術を搭載することで声とノイズを分けて聞かせてくれるおかげだろう。このあたりは、オーディオで歴史があるヤマハならではの特長といえるだろう。また、スピーカーは音量を小さくしても聞き取りやすいので、パーティションで区切っただけのミーティングスペースでも、となりに迷惑をかけずに会議ができるだろう。○スマートフォンとはBluetooth & NFCで毎回快適にスマートフォンのBluetooth接続については、ペアリング方法が本体に説明に記載されているので、出先で使う場合も接続方法で迷うことがない。このあたりは、うれしい配慮だ。実際のペアリングは、本体のBluetoothマークがついたボタンを押すと、電子音が鳴ってからゆっくりとした点滅が始まる。これでBluetoothの接続可能状態になる。そして、もう一度Bluetoothボタンを2秒間長押しすると、点滅速度が高速になるので、この時にスマートフォン等の接続機器側から機器の検索を行えばよい。Bluetoothが有効になったことは音声でもアナウンスしてくれるので、うまくいったかどうかがすぐにわかる。ペアリングの方法自体はBluetooth接続のキーボードやヘッドセットと同じだ。接続状態でSkypeやLyncを起動すると、内蔵マイクではなく「YVC-1000」が有効になった。もちろん、接続先との通話も問題なく行えた。スマートフォンからの利用は、2度目以降はさらに快適になる。NFC対応のスマートフォンならば「YVC-1000」の側でBluetoothボタンを押して青く点滅している状態で、NFCを有効にしたスマートフォンを本体のNFCマーク部分にかざしてやるだけで接続される。いちいち機器の選択などを行わず、すぐに利用開始となる。○操作と設置のしやすいスピーカーシステム本体上面部には音量調整ボタンと音叉ボタンが搭載されている。どれも大きく、確実に押せるボタンなのが好印象だ。最大音量にすれば中規模の会議室でも十分に参加者全員が聞き取れそうな音量になる。音叉ボタンは、会議が始まる前に使用することで部屋の音響環境を学習する自動音響調整機能が働き、使用前に最適化しておくことができる。実際に使ってみると、PCでもスマートフォンでも、非常に簡単に利用することができるシステムという印象が強い。正直、あまりにもあっさりつながるので、書くことがなくて困るほどだ。付属ケーブルがそれぞれ長く、設置の自由度が高いことにも注目したい。会議室のレイアウト関係で電源が取りづらい場合や、スピーカーとマイクの位置が遠くなる時にも困らないから、さまざまな環境に対応できるだろう。
2015年01月30日ロジクールは27日、小規模から中規模の会議に適した法人向けのWebカメラ「ロジクール カンファレンスカム コネクト(型番:CC2000e)」を発表した。2015年春に発売の予定。価格はオープン。6名程度までの会議に適したWebカメラ。カールツァイス製ガラスレンズを搭載しており、細部までクリアな映像を表示する。4倍のデジタルズーム機能を備えるほか、90度の広い視野角で会議室の全景をカバー。本機をHDMI経由でモニターと接続しておくことで、WindowsやAndroidの画面をワイヤレスでミラーリング表示することができる。スピーカーフォンとしての利用も可能で、エコーやノイズを抑制し360度に広がる音声を出力する。音声の到達距離は約3.6mまで。バッテリ駆動とACアダプタ駆動に対応し、バッテリ駆動時間はTV会議時で約3時間、スピーカーフォン時で約15時間となっている。インタフェースはUSBでリモコンが付属。対応TV会議システムは、CiscoJabber、WebEx、Citrix GoToMeeting、Blue Jeans、Google Hangouts、Lifesize、MicrosoftR Lync、Skype、Vidyo、Zoomなど。
2015年01月28日