Googleは20日、動画共有サービス「YouTube」の動画投稿者向けに、新しい翻訳機能を発表した。追加された翻訳機能は、コミュニティによる字幕作成や、動画のタイトル・説明の翻訳機能、有料の「翻訳マーケットプレイス」の3種類。多彩な分野の専門家がプレゼンテーションを行なう「TED」のYouTube動画などで先行実装されていた機能となる。コミュニティによる字幕作成は、ユーザー(コミュニティ)の協力で字幕を翻訳し、動画に追加できる機能。ユーザーの視聴設定に沿った字幕が表示されることで、世界中の視聴者が動画を楽しめるようになる。この機能を利用するには、設定から「字幕への協力」を「有効」にする必要がある。コミュニティメンバーにより字幕が投稿されると、YouTubeやユーザー、動画投稿者により、適切かどうかの審査が行われたのち公開される。動画投稿者は字幕に対し、編集、公開、報告、不承認の操作で管理できる。なお、承認された字幕は動画所有者のものとなるが、投稿した字幕は投稿者が管理ページで管理できる。動画のタイトルや説明を翻訳する機能では、動画タイトルやチャンネル説明、再生リストのメタデータを、メニューの設定で翻訳できるようになる。こちらは人的な作業ではなく、機械翻訳となる様子だ。また、翻訳マーケットプレイスでは、動画の管理画面で翻訳したい言語を選び、翻訳ベンダーを選択し規定の料金を支払うと、プロの翻訳者に発注できる。翻訳後はYouTubeが自動的にコンテンツをアップし、投稿者に確認メールを送信する。
2015年11月20日明らかにフェア・ユース(公正使用)と認められる動画について、米YouTubeがクリエイターの権利を守るための活動を支援するプログラムを明らかにした。訴訟に発展した場合、最大100万ドルまでの費用を保障する。米YouTubeはDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に従って著作権侵害の申し立てのあった動画を削除しているが、中にはDMCAを拡大解釈し、コメントや批評、リミックスといったフェア・ユースの範疇の動画に対する削除申し立ても行われている。そこで、明らかにフェア・ユースである場合に限り、自身の権利を主張するクリエイターをサポートし、配信を継続すると共に関連する訴訟も支援する。プログラムの対象になる作品はごく少数に限られる見通しだが、ベータマックス訴訟のような前例になれば、動画クリエイターのフェア・ユースの権利の確立につながる。Fred von Lohmann氏(著作権リーガルディレクター)は「YouTubeのエコシステム全体にポジティブな影響を与える」と述べている。同氏はまた、権利を勝ち取った作品を通じて人々のフェア・ユースに対する理解が深まると指摘している。
2015年11月20日米Googleは5日(現地時間)、Android用「YouTube」アプリの最新アップデートで、VR動画の再生をサポートしたと発表した。Android搭載のスマートフォンで利用でき、ダンボール型VRキット「Cardboard」と組み合わせて使用する。今回のアップデートでは、動画再生時に右下に表示されるCardboardアイコンをタップすることで、VR動画の再生が可能となった。VR動画の再生では、端末の向きに応じて360度方向で映像を視聴でき、奥行き感も適切に再現される。合わせて、通常の投稿動画も、再生時のメニュー内に新設されたCardboardアイコンをタップすることで、VR用表示が可能となった。「YouTube」アプリのアップデートではこのほか、[登録チャンネル]、[アカウント]情報をタブごとにまとめ、[ホーム]タブからアイコンのタップやスワイプ操作で手軽に遷移できる新デザインが適用されている。
2015年11月06日10月16日にYoutubeにて公開されてから既に再生回数290万回を突破し話題を集めているWEB動画「High School Girl? メーク女子高生のヒミツ」。教室にいる可愛い女子校生たちが、実はメークの力で大変身した男子たちだったいう内容で、男子たちの完成度の高いメイクと美しさにネット上では「騙された」との声が多く上がる衝撃動画だ。この度、そんな本動画にある7つの秘密が明らかになった。映像の舞台は、とある女子高の放課後の教室。謎めいた視線をなげかける女子たち次々と映されると、「この教室に男子がいたの、気ついた?」と衝撃のメッセージが。すると映像は逆再生をはじめ、美しく可愛い女子たちが、見る見る間に男子に戻っていく様が映される。その真実だけでも驚くが、本映像には様々な仕掛けが隠されている。まず、可愛い女子校生だと思われていたのは、高校生雑誌「HR」で活躍している現役男子高校生たち!廣瀬誠、大塚優良、松山凱旋、伊藤明日陽、池田翼ら素顔もカワイイ若手モデルが勢揃いした。そして、彼らを大変身させる鍵となるメイクを担当したのは、資生堂ビューティークリエーション研究センターのヘア&メーキャップアーティストたちだ。実は彼ら、逆再生されていくシーンでは1回限りのワンテイク撮影に挑戦。7時間以上に及ぶ長時間、カメラを止めることなく撮影を行った。生徒たちは、同じ態勢での長時間撮影に手足が震える中、メークや着替えを敢行。メイクスタッフたちも限られた人数と時間の中でのハードな撮影だったという。そして、映像の中で使われている曲についても明らかに。「SPANOVA feat.泉まくら&Itto」が、本動画のためにオリジナル作品「wanna」を提供。今回の動画で三者初の顔合わせとなったよう。さらに、ロケ地には神奈川県浦賀市にある海の見える廃校を使い、シーンが切り替わるところでは実際に壁を白く塗装し直した。それによって、男子校のような乱雑さから、清楚な女子高を思わせる教室へと雰囲気がガラリと変わり、映像のギャップに拍車をかけている。また、本映像に登場するアイテムにも注目。冒頭と最後に登場する先生が手に持った絵や、音楽を聴く生徒のヘッドフォンについたマーク、文庫本の挿絵、ギターの向きと歌の歌詞…どんな秘密が隠されているか、確認して欲しい。仕掛け満載の動画を制作したのはワッツオブトーキョー。監督にはGoogleやHondaなど数々のCMや映画を手掛けた柳沢翔がメガホンを取り、撮影は大橋仁の手によるもの。数々のCMや映像を手掛けているプロが集結して創りあげた。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日YouTubeは10月21日、広告のない有料サービス「YouTube Red」を発表した。動画が広告により中断されないほか、オフライン再生も可能など、「究極のYouTube体験」を得られるとしている。料金は月額9.99ドル、10月28日より米国でスタートする。YouTubeでは、ユーザーは無料で視聴できる代わりに広告が入るというモデルを導入してきたが、YouTube Redは有料サービスとなるので入らない。また、動画を保存してオフラインで見たり、他のアプリを利用しながらバックグラウンドで再生することも可能。ユーザーは一度料金を払うと、PC、タブレット、スマートフォンなど複数のデバイスで利用できる。対象はYouTube上にある全動画コンテンツで、先に発表したゲーム愛好家向けの実況ライブ配信「YouTube Gaming」、子供向けコンテンツを集めた「YouTube Kids」、それに同日発表した音楽配信サービス「YouTube Music」(旧名称は「YouTube Music Key」)なども含まれる。YouTube Musicは有料サービスだが、YouTube Redの会員は無料で利用できるという。2016年には、会員のみが視聴できる番組も用意する。YouTube Redは10月28日に米国でスタートし、初月無料のキャンペーンも実施。YouTube Musicはその後のローンチになるとのことだ。なお、米国以外の市場でもローンチを進める計画だとしている。
2015年10月22日米YouTubeと日本のニコニコ動画、そのどちらも知らないネットユーザーはいないだろう。運営母体の米Googleと日本のドワンゴは、その動画プラットフォームを、現状維持に甘んずることなく、さらに進化させようとしている。そのキーワードは"東京ゲームショウ"だ。○ゲーム実況の明るい未来Googleは今年6月に「YouTube Gaming」の提供を発表、8月には米国と英国でサービスを正式にスタートさせた。この動きには前哨戦がある。2014年8月にAmazonが発表したゲーム動画配信サービスの「Twitch」の買収だが、Googleも興味を持っていたとされている。つまり、買収レースに敗れてしまったがゆえの、独自サービスロンチというわけだ。そのYouTube Gamingが、非英語圏では初めて、日本での展開が決まった(Twitchも日本展開を発表)。9月19日・20日に千葉・幕張で行われる東京ゲームショウに合わせて発表されたが、YouTube ゲームコンテンツ グローバル代表のライアン・ワイアット氏は「日本でいかにゲームが愛されているのか、よく理解している」と、日本を3カ国目として選んだ理由を語る。「日本のYouTubeの人気チャンネル登録者数(個人)のトップ10のうち、6名がゲームに関連する動画を上げている。ヒカキンやマックスむらいなどはメジャーなクリエイターとのコラボレーションも行うなど、影響力も大きい」(ワイアット氏)同社がYouTube Gamingで目指すのは、「ゲームのためのプラットフォーム化」だ。もちろん、これまでのYouTubeでもゲームに関する動画を上げることはできたが、タイトルごとに検索する必要があり、情報の一覧性に難があった。YouTube Gamingでは、コンソールゲームからモバイルゲームまで、約2万5000タイトルの個別ページがアルゴリズムによって自動生成される。パブリッシャーとタイトル別でYouTube側が許諾を受けているタイトルのため、ユーザーが安心してゲーム動画を見ることができるし、配信することもできる、というメリットがあるわけだ。YouTubeはニコニコ動画の「ニコ生」に比べ、動画コンテンツの傾向がアーカイブ寄りであることが多かったが、Gamingは生でゲームを配信するプラットフォームであるため、より競合性が増す。「ゲーム業界は、ジャンルやプラットフォームなど、細分化が進んでいる。YouTubeならではのワンストップ・ショッピングなどを提供することで、他の動画配信サービスとは差別化していきたい」(ワイアット氏)マネタイズについても、ノーマルのYouTubeと変わらないものの、今後は噂に上がっているサブスクライブモデルやファンファンディングなど、ユーザー自体が"YouTuber"として独り立ちできるような支援を図っていくという。「YouTube Gamingは、ミッションとして、より幅広い人たちにキャスト(配信)、シェア(共有)できるようにする。ゲーミングコミュニティは日本だけでなく、世界に広がっていく。日本のゲーム会社が世界へ飛び出すお手伝いもしているが、YouTuberについても支援できると思う。次のYouTuberになるための情熱、そしてYouTubeというグローバルプラットフォームの力で、次のPewDiePieが日本で生まれる可能性があると思う」(ワイアット氏)なお、今回の発表に合わせ、YouTubeアプリに画面の動画キャプチャ機能を組み込むことも明らかにした。提供時期は近い将来と明言は避けたが、インカメラで自撮り動画をしつつ、スマートフォンの操作画面をYouTubeに生配信できるようになるため、ゲームに限らず、さまざまな応用が効きそうだ。また、すでに発表済みではあるが、ソニーのPlayStation 4でも次期アップデートでYouTube配信に対応する。同じく東京ゲームショウで日本展開を発表したTwitchとYouTube Gaming、これにニコニコ動画を加えた3社の動きによって、日本のゲーム市場がさらに活性化することだろう。○ニコニコ動画はVRも最後に挙げたニコニコ動画(ドワンゴ)だが、こちらは別のアプローチを東京ゲームショウで明らかにした。それが「niconicoVR」だ。VRはバーチャルリアリティのことで、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で視野を覆い、三次元の没入感のある映像体験ができる。niconicoVRはサムスン製の「Gear VR」向けに作られたアプリ。Gear VRは、一般的な専用のヘッドマウント・ディスプレイとは異なり、映像表示部分にスマートフォン(Galaxy S6/S6 Edge)を使用している。スマートフォンがアプリ再生や映像表示を担うため、ほかのHMDに比べてやや価格は抑えられている。ドワンゴ プラットフォーム事業本部 マルチデバイス企画開発部 先端演出技術開発セクションでセクションマネージャを務める岩城 進之介氏らが開発したniconicoVRだが、「Gear VR」だからこその機能も用意した。それが「手元カメラ機能」だ。「そもそもGear VRを選んだ理由が、派手なデモンストレーションをやる目的ではなく、日常で使える実用的なアプリを作りたいという思いからでした。ゲームショウで言えば、演出が派手なゲームなどがあると思いますが、動画アプリとはまた話が違う。動画アプリでVRに向いたもの、そしてVRコンテンツでHMDを使う時に必要な物を考えた時、『何があれば嬉しいかな』と思った時に『手元カメラ』が頭に浮かんだのです」(岩城氏)そもそも岩城氏は大のVR好きで、Oculus Riftの第一弾のプロトタイプ「DK1」にキックスターターで出資、最初の出荷でデバイスをゲットしている人物だ。「会社で、みんなで『すげぇ』『面白い』と言いながら楽しんでました(笑)」と話す岩城氏は、VRのHMDの草分け的存在を当初から体験しているからこそ、「ユーザーがVRに触れて、楽しめるものを作りたい」という点を突き詰めたいとniconicoVRの開発に取り組んだという。筆者もゲームショウの会場でniconicoVRを体験したが、ジャンルごとにトップ100のタイトルが周囲360度に並べられ、中央のポインタを見たい動画に合わせて再生する。ドワンゴはNTTと協力し「リアルタイム全天球映像配信システム」、つまり360度動画の配信システム制作も行っているが、東京ゲームショウのブースではこの動画も体感できる。パノラマ画像や仮想空間で360度の映像を体験した経験はあるが、リアル環境で撮影された映像を360度で再生してみると、仮想空間などとはまた違った感覚を得られる。ぜひ、会場でniconicoVRを体験してほしい。niconicoVRを体験できるGear VRはOculusブースに展示されており、Oculus Rift(2016年Q1発売予定)も同じ場所で体感できる。ソニー・コンピュータエンタテインメントもPlayStationブースで、2016年発売予定のPlayStation VRを展示するなど、にわかに活気づく「VR」の世界。コンテンツ拡充が、その普及のキーワードになるだろうが、岩城氏が「360度コンテンツを作って、それが簡単に見られるプラットフォームが存在することが重要。普通のニコニコ動画も見やすくしつつ、360度コンテンツも用意した」とniconicoVRアプリが専用コンテンツだけではないアプリに仕立て上げたと語るように、下位互換のようなイメージで、開発者、コンテンツ利用者が手に触れやすいような仕組み作りが大切となるだろう。
2015年09月18日ブラザー販売は8月31日、インクジェットプリンタ「PRIVIO(プリビオ)」の新テレビCMと、YouTube公式専用チャンネルの開設を発表した。ともに、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんと中村七之助さんが出演している。新CMは9月5日から全国でオンエアを開始し、YouTubeチャンネルは8月31日から公開中。同社では「伝統を守りながら新しい取り組みに挑戦する」という二人の姿勢に共感し、2014年から中村兄弟の二人をPRIVIOのイメージキャラクターとして採用。新CM「できる4色インク」篇では、CGで作った日本独得の鮮やかな世界に、両名が無地の和服で登場。勘九郎さんの「写真画質がキレイにできる!」、七之助さん「ブラザーなら、その上おトクにできる」の声と歌舞伎らしい見得とともに、舞台背景が次々と着物の柄に変化する。鮮やかな和柄の着物デザインは、コスチューム・アーティストひびのこづえさんによるもの。この豪華絢爛な着物と世界観、そして中村勘九郎さん、中村七之助さんの優美な所作で、ブラザーならではの色鮮やかさを表現したという。また、PRIVIOの新製品発表を記念し、同日YouTubeチャンネル「ブラザー販売 BrotherSalesJapan」にて、「中村ブラザー! TV」も公開。中村勘九郎さんと中村七之助さんが今話題のYouTuberになりきり、「やってみた動画」風にPRIVIOの使い方や画質について紹介する。現在公開されている動画は「PRIVIOセットアップ篇」と「第2弾スマホプリント篇」の2種類。また、第三弾となる「500枚プリント挑戦篇」は、8月31日の新製品発表会で公開収録の予定で、21時から同チャンネルにて披露されるという。新製品発表会の様子は別途レポートする。
2015年08月31日米YouTubeは26日(現地時間)、ゲーム実況が行えるライブストリーミングサービス「YouTube Gaming」の提供を開始した。YouTube Gamingは、2015年6月に発表されたゲームに特化したYouTubeのサービス。YouTube内でのゲーム実況動画やコミュニティ機能を独立させたような形になっている。各ゲームタイトルの専用ページが用意され、攻略動画や実況動画、YouTubeクリエイターやゲームパブリッシャーのチャンネルにアクセスできる。YouTube GamingはWebサイト(英語)のほか、iOSやAndroid向けの専用アプリも提供するが、サービス開始当初は、アプリをダウンロードできるのは米国と英国のみ。他の国でも近日中にアプリの利用が可能になるとしている。
2015年08月27日『シドニアの騎士』×Netflixのスペシャル動画第3弾「補助脳アクセス編」が、2015年8月27日より、Netflix公式Youtubeチャンネルほかにて配信開始となる。第1弾配信時には3日間で約30,000再生数を記録。第2弾の配信でも大きな反響を呼んだ、ポリゴン・ピクチュアズとNetflixによるコラボレーションの集大成となる。『シドニアの騎士』ファンには印象深い落合の"あのシーン"にNetflixオリジナルコンテンツ日本上陸の衝撃が濃縮されている。最後に落合がつぶやいた言葉とは……? 思わず最後まで見てしまうような映像をぜひチェックしてみよう。○『シドニアの騎士』×Netflix スペシャル動画 第3弾「補助脳アクセス編」Netflixは、2015年9月2日(火)より配信スタート。『シドニアの騎士 第九惑星戦役』Blu-ray&DVD第一巻~第四巻、発売中(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局(C)Netflix. All Rights Reserved.
2015年08月27日韓国Samsung Electronicsは19日、同社製ウェアラブル端末「Gear S」の後継モデルとなる、「Gear S2」のティザー動画をYouTubeで公開した。「Gear S」は、2014年9月にベルリンで開催されたコンシューマ・エレクトロニクス見本市「IFA 2014」で登場した、腕時計型ウェアラブル端末。「Gear S」では四角い湾曲ディスプレイが搭載されていたが、今回公開されたティザー動画「The new Samsung Gear S2」では、新たに円形ディスプレイを載せたウェアラブル端末のシルエットが確認できる。詳細は不明だが、ティザー動画によると、「Gear S2」には時計機能のほか、天気・気温の表示、位置情報の取得、ストップウォッチ、活動量や心拍数の計測機能などが搭載される見込み。動画の最後には、「Berlin 09.03.2015」という文字が現れる。このため、「Gear S2」は、2015年9月4日から開催する「IFA 2015」の前日に行われる、Samsungのプレスカンファレンスで登場するとみられている。
2015年08月20日韓国Samsung Electronicsのスマートウォッチ「Gear S」の後継モデル「Gear S2」のティザー動画がYouTube上で公開された。動画上からは多くのことはわからないが、Gear S2のシルエット、機能の一部が見てとれる。Gear S2は、Samsungが8月11日に開催したイベントで、9月3日にドイツベルリンで発表するとアナウンスしていた。この日は、ドイツベルリンで行われる世界最大級の家電見本市IFA 2015の開催前日にあたり、Samsungはこのプレス向けカンファレンスで、Gear S2を発表するつもりだ。今回公表された動画は、8月11日のイベントで披露した動画を切り出したもので、Gear S2の形状と一部の機能について解説されている。形状はGear Sがスクエア状の曲面ディスプレイだったのに対し、Gear S2では円形となり、バンドも金属素材に変更される。機能面では、時計(世界時計)、ストップウォッチ、ウォーキング・ランニング支援、心拍計があることが見てとれる。このほか、アプリアイコンからは、電話、メッセージ、Nike+アプリ、設定、カレンダー、マイク、天気といったアプリが利用できそうだ。
2015年08月20日米YouTubeが再生回数の「301+」問題を解消した。301+問題とは、YouTubeに投稿した動画の再生回数が301回で止まってしまう現象である。再生回数表示が止まった後も再生回数の記録は継続しており、しばらくして大きく再生回数が伸び、そして再び継続的に増えていくようになる。YouTubeは世界中のサーバの再生データをまとめて再生回数を記録・分析しており、スパムや詐欺行為の可能性がある場合、300回を超えた時点で不正行為の有無をチェックしていた。その間に再開回数表示を301回でフリーズさせ、確認作業終了後にボットによる視聴などを除いた正当な再生回数にアップデートするのが、これまでのプロセスだった。今後はリアルタイムで分析を行って、再生回数表示を止めることなく継続的にボットなど不正な視聴を除外する。よりインテリジェントでパワフルな分析機能では、ビデオの内容とは異なるタイトルや説明で詐欺的に視聴者を誘導するようなケースでも、短時間で見るのを止めた視聴者を再生回数から効果的に除外できる。
2015年08月06日ドコモ・ヘルスケアはこのほど、リストバンド型活動量計「ムーヴバンド2」のプロモーション用動画「カロリームービー」を、特設サイトとYouTubeで公開した。人は怖い映像を見ると、心拍数が上昇するほか、呼吸が乱れたり、叫んだりすることで、多くの二酸化炭素を排出するとされている。「体は恐怖や驚きで緊張と弛緩を繰り返すため、カロリーを多く消費する」という仮説に基づき、「見るだけ」でカロリーを効率よく消費するように設計した動画を制作した。制作した動画をもとに、怖い映像を見ることで、消費カロリーがどのように変化するのか実験を行った。対象者は男女12名。計測には、国士舘大学体育学部教授で医学博士の須藤明治先生の協力のもと、1呼吸ごとの酸素量や二酸化炭素量などの呼気を分析する呼吸代謝計測システムを用いた。約10分間、動画を見てもらったところ、平均22kcalを消費したことが明らかとなった。この消費カロリーは、体重60kgの人が分速80mで6分(480m)歩いたときに相当する。1時間に換算すると126kcalで、上記と同じ速度で約2.7km歩いたのと同じ程度の消費カロリーになるという。須藤先生は、「この動画を見た被験者の中には座位安静時の最大5倍(軽いジョギング相当の身体活動強度)のカロリー消費がありました」とコメントしている。今回公開した動画内には、恐怖映像とともに実際に「カロリームービー」を見た12名の男女の平均消費カロリーをリアルタイムに表示。シーンによってスピードアップするカロリー消費の数値がわかる。ラストシーンでは、ナイトビジョンで呼吸代謝計測システムのマスクをつけて動画を見る被験者たちの様子が映し出されている。実験動画「"Calorie Movie" 映像でカロリーはどこまで消費できるか?」はYouTubeで公開。特設サイトでは、さらにインタラクティブな体験ができる仕掛けを用意している。※平均消費カロリーは、12名の被験者の消費カロリーデータを測定したものを平均化し、体重60kg換算で算出したもの
2015年08月05日米YouTubeは7月27日(米国時間)、今後数週間で、YouTubeにおいて動画のアップロード、コメント投稿、チャンネル作成を行う際に、Google+のプロフィールが不要になると発表した。これにより、 YouTubeで投稿したコメントはYouTubeでのみ表示され、Google+では表示されなくなる。逆に、Google+で投稿したコメントはYouTubeに表示されなくなる。ただし、現在、Google+のプロフィールを削除すると、YouTubeのチャンネルまで削除されてしまうので、Google+のプロフィールを削除したくても、数カ月は待つようにとのことだ。このアナウンスは、日本のYouTubeのヘルプにも公開された。なお、YouTubeにGoogle+アカウントとの統合が必須になった新しいコメントシステムが導入されてから、悪質なコメントが増えたためランキングシステムを改善したところ、コメントへの低い評価が35%減ったという。
2015年07月29日Googleは18日(米国時間)、ニュース動画のキュレーションサービス「YouTube Newswire」を公開した。主に報道関係者に向けたサービスで、ユーザーに情報の信憑性が高い動画を提供することを目的としている。YouTube Newswireは、YouTubeに投稿された動画の中からニュース動画として価値のあるものをピックアップし、テーマ別に集約して提供するサービス。動画の検証は米Storyfulが行い、情報の信憑性が認められたものだけを掲載する。YouTubeの公式ブログでは、Twitterやメールマガジンで新着動画の情報を配信予定だとしている。また、今秋には情報検証力を高めたり、著作権や倫理責任などを学べるコンテンツを提供するWebサイト「The First Draft Coalition」を発足する予定だ。同サイトは「First Draft」と呼ばれるジャーナリズムの専門家集団により運営される。このほか、Googleは人権問題などセンシティブなニュースの動画を扱うWebサイト「WITTNES Media Lab」を発表している。
2015年06月19日こんにちは。モバーシャル株式会社/株式会社MOVAAAの山下悟郎です。前回は、YouTubeについて抑えておきたい基礎情報をお話しましたが、今回は、Web動画とテレビについてお話したいと思います。○多種多様なWeb動画皆さんは「Web動画」と聞くと、何をイメージしますでしょうか?YouTubeに投稿されている面白映像でしょうか、それとも企業がつくった感動するプロモーションビデオでしょうか?「Web動画」と一口に言っても、様々な種類があります。第3回でお話ししたような動画広告から、企業プロモーション、ミュージックビデオなどを始めとしたエンタメ系コンテンツまで、多種多様です。企業がWeb上で動画をマーケティング活動に活用する場合、Web動画には3種類ほどの動画があると言われています(細かく言えばもっとありますが)。 TVCF主体型(HERO)、Web主体型(HUB)、エンゲージメント型(HYGIENE)に分けることができます。TVCF主体型とは、TVCFとの同時出稿による大量リーチ目的や、クロスメディアによるマスプロモーションの一環として各メディアに展開していく動画です。皆さんがよく見る、TVCFがWeb上でも流れると思っていただくのが、一番わかりやすいのではないでしょうか。Web主体型とは、Webでの視聴を前提に、Web専用CF、TVCF撮影の裏側、記者発表などのライブストリーミングといった、不定期で実験的、革新的、先進的な動画です。尺などの制限にとらわれない、Webだけでしか見られない動画と言えます。よくメディアにとりあげられる「バイラルビデオ」はこれに該当することが多いです。エンゲージメント型とは、定期的に特定のターゲットに向けて動画を発信する運用型の動画です。制作した動画は各SNSへ投稿したり、オウンドメディアのコンテンツとして使用したりする場合もあります。商品やサービスのHowTo、サポートの動画などが該当します。○Web動画とテレビの違いは?では、具体的にWeb動画とテレビは、どのようなところが異なっているのでしょうか?現在でも、テレビの持つマスプロモーションのパワーは、他のメディアと比べても、圧倒的なリーチ力を誇っています。Web動画は、若いユーザーを中心として急速に視聴数を伸ばしているものの、テレビは彼らに加え、スマホなどのデバイスを持たない高齢者やインターネット利用時間の少ない人にも方に届けることができる強いメディアです。また、テレビへの出稿は『信頼・安心感』などを視聴者に与えることができ、企業のブランド価値を向上するというメリットもあると考えています。一方のWeb動画は、テレビと比較すると特定のターゲットに対して、比較的配信コストを抑えて発信することができ、テレビよりも制限・条件なども少ないため、良くも悪くもなかなかテレビでは放送できないような演出も可能です。さらに、効果検証ツールなどを効果的に活用することにより、クリエイティブや配信方法を改善していくことができます。ユーザーは、今後さらに動画をどこでも視聴することができるようになり、あらゆる場面で動画と接触する機会が増えていきます。視聴者が動画に求めるものも、時と場合、デバイスによって益々多種多様になっていくのではないでしょうか。企業やクリエイターは、視聴者のさまざまなニーズに合わせた動画を作っていかなければならないので結構大変ですが、様々なチャレンジができるようになるので、とてもやり甲斐があるはないでしょうか。本連載は今回で最終回になりますが、いかがでしたでしょうか。第1回目から今回までで、なんとなくWeb動画の盛り上がりを感じていただけたのではないでしょうか。基本的な内容が多かったかもしれませんが、これをきっかけにさらに調べたり、動画を作ってチャレンジしていただけたら幸いです。恒例になりますが、デジタルハリウッドにて「ネット動画クリエイター専攻」というWebの動画に特化したクリエイター育成の講座を開講しています。私もカリキュラム開発に協力しました。6ヶ月あるカリキュラムの中で、ネット動画マーケティング実践講座を担当致します。ご興味のある方は是非デジタルハリウッドさんに問い合わせてみてください。全5回と短いコラムでしたが、ご覧いただきありがとうございました。モバーシャルは、DIGITAL VIDEO AGENCYとしてデジタル領域における映像制作・動画マーケティングを支援します。詳しくはWebサイトをご覧下さい。デジタルハリウッドSTUDIOで開講するネット動画クリエイター専攻では、モバーシャル社監修のネット動画マーケティングやAftereffectsの基本から応用まで習得。ネット領域の動画におけるプロフェッショナルを育成します。
2015年06月19日サッポロビールはこのほど、さまぁ~ずの三村マサカズさんが登場する動画『三村式 踏み台昇降エクササイズ』をYouTube公式チャンネルで公開した。同動画は、6月21日の「父の日」に向けて企画したもの。体が気になるため「何かやらなきゃ」と思っているお父さんたちを応援するべく、同じく「何かやらなきゃ」と考えている三村さんをお父さんの代表として起用した。動画では三村さんも普段から行っている「踏み台昇降」をテーマにしたエクササイズを披露している。動画は体が気になるお父さんに向け、「踏み台昇降エクササイズ」を伝授するという内容になっているが、実は撮影時は何も聞かされず、ぶっつけ本番であったという。そのため、冒頭のシーンでは三村さんの目が泳ぐ場面も。エクササイズが始まり、踏み台を使って昇り降りする運動では、普段から行っているだけあって、軽快な動きを見せていた。すると、順調にエクササイズを進める三村さんの横に、マッチョな体操のお兄さん風の方が「踏み台」を持って登場。踏み台昇降のリズムを崩さず、「誰か来た!」と突っ込みを入れる余裕の三村さんだったが、突然、ステップのリズムが急変化する。難解なステップに足がもつれながらもついていき、最後のポーズはドヤ顔で締めくくった。次のエクササイズは「踏み台」が1つしかないときに、2人で昇り降りする運動。登場したお姉さんとともに、1つの「踏み台」で一緒に運動を開始するが、踏み台を譲る気があるのかないのか、ゆるい動きでエクササイズは進行する。エクササイズが終わり、帰ろうとするお姉さんに、三村さんが付いていきそうになるというシーンも。様々な演出にもリアクションや突っ込み、アドリブで対応していた三村さんだが、撮影中は「いつもやっている踏み台昇降とリズムが違うので、踏み外すんじゃないかと…恐怖との戦いでした」と語った。三村さんが踏み台昇降を始めたのは今年に入ってからで、家の中で何か運動をできないかと思い、取り組んだのがきっかけだという。三村さんは「DVDの観慣れたドラマ1話分がちょうど45分くらいなんですけど、いい汗かくんですよね。20分後ぐらいから、どんどん汗が出てきて…結構爽快な感じです!!」と踏み台昇降の長所について語った。「ただ、初めて観るドラマだと(画面を)観ちゃうんで、踏み外すと危ない。目を一応そらせる、1回観たドラマがいいです」と、一風変わった"アドバイス"をしている。
2015年06月16日YouTubeは12日(米国時間)、ゲームやゲームコミュニティに特化したサービス「YouTube Gaming」を、今夏より米国・英国で提供開始すると発表した。専用アプリとWebサイトから利用できる。「YouTube Gaming」は、ゲームに関する動画や、ライブストリーミング、コミュニティ機能が利用できるゲーマー向けのサービス。「Asteroids」から「Zelda」まで、25,000以上のゲームタイトルの専用ページが設けてあり、それぞれのページから関連する動画やライブストリーミング、ゲームパブリッシャー、YouTubeクリエイターのチャンネルにアクセス可能。チャンネル登録をすれば、ライブストリーミング配信が始まる際に通知を受け取ることもできる。また、事前に予約をすることなく、60fpsのライブストリーミング配信を可能にするという。現在、ティザーサイトがオープンしているが、米国と英国以外の国での提供や、専用アプリの対応OSなどについてはアナウンスされていない。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月15日Googleは20日、動画投稿サイト「YouTube」のサービス開始10周年を記念して、日本国内で最も話題になったミュージックビデオランキングトップ20を発表した。YouTubeは2005年5月にサービスを開始し、今年で10周年を迎える。Googleはこれを記念し、過去10年間でYouTubeにアップロードされた動画のうち日本国内で話題になったミュージックビデオをランキングにして発表。このランキングは、日本国内における再生回数や共有数、コメント数、評価数などをもとに選出している。トップ20の動画タイトルは以下の通り。
2015年05月20日Googleは20日、同社が運営する動画共有サービス「YouTube」の10周年を記念して、これまでに日本で話題となったミュージックビデオのトップ20を発表した。2005年にサービスを開始した「YouTube」。その歴史は、同年4月に初めて投稿されたわずか18秒の動画「Me at the zoo」に始まったといい、現在では月間10億人が訪れ、1分間に約300時間分の動画がアップロードされる世界規模のコミュニティにまで成長している。同社によると、この10年間にアップロードされたすべての動画の中で、最も再生回数を集めたのは韓国人アーティスト Psyの「Gangnam Style」で、2位はカナダ出身のミュージシャン ジャスティン・ビーバーの「Baby ft. Ludacris」と、いずれも人気のミュージックビデオだったという。一方、今回発表された「日本で最も話題となったミュージックビデオTop20」によると、1位を獲得したのはAKB48の「ヘビーローテーション」。AKB48は同曲のほか、「恋するフォーチュンクッキー」や「フライングゲット」など合計5曲をトップ20入りさせるなど、強さをみせた。そして、2位は大ヒット映画『アナと雪の女王』の劇中歌「レット・イット・ゴー」、3位は大ヒットアニメ『妖怪ウォッチ』の初代エンディングソング「ようかい体操第一」と、いずれも社会現象を起こした2作品がランクインを果たしている。なお、本ランキングは、2005年のサービス開始から2015 年5月1週目までに公開されたミュージックビデオの中から、日本国内における再生や共有の回数、コメント、評価などの数値を基準に選出されているとのこと。トップ20は以下のとおり。
2015年05月20日こんにちは。モバーシャル株式会社/株式会社MOVAAAの山下悟郎です。前回は、動画広告の基礎と動画広告の基本的なクリエイティブの考え方についてお話をしましたが、今回はYouTubeについて抑えておきたい基礎知識をテーマにお話したいと思います。○YouTubeはいま強く注目されているメディア皆さんは、YouTubeがどれくらい見られているかご存じですか?本連載の第1回でも軽く触れましたが、月間10億人が利用し、1カ月当たりの再生時間が60時間、1分あたり300時間分の動画がアップロードされるほど、YouTubeはたくさんの方々に使われています。2014年にアメリカのリサーチ会社が発表したデータによると、企業が動画マーケティングを行う場合"最も効果的な活用場面"の第2位に「YouTubeなどの動画プラットフォーム」がランクインするなど、とても注目されているメディアです。(出典:Ascend2調査より)○YouTubeの活用ポイントでは、実際にYouTubeをどのように活用していけばいいのでしょうか。今回は、活用のポイントを4つご紹介させて頂きます。ひとつ目は、YouTubeチャンネルの開設です。パートナーチャンネルやブランドチャンネルなど種類はいくつかありますが、個人も法人も無料で作れる一般チャンネルが、最も手軽で活用されているチャンネルです。チャンネル内で、動画を更新・運用することで、チャンネル登録ユーザーとの接点ができ、再生リストや関連動画からのコンテンツ流入/流出が見込めるようになります。まずは、自分の場を持つことが大切です。ふたつ目は、動画の継続的な公開です。継続的に動画を公開していくことは、ユーザーとの接点づくりに重要なだけでなく、VSEO(ビデオSEO)など含め、チャンネルと公開動画のパワーをあげるためにも効果的です。また、一度YouTubeに動画をアップロードすれば、自分で削除するか、著作権侵害などがなければ、通常ずっと公開されていますので、後々ユーザーに視聴してもらえる可能性があります。3つ目は、自社のオウンドメディアやSNSとの連携です。きちんと連携することで、動画の再生回数をあげたり、チャンネル認知、登録をしてもらったりすることができます。また、サイトを訪れたユーザーに対しては、(もちろん動画の内容によりますが)静止コンテンツよりも、より詳細の情報を届けることができます。最後に、オーガニック再生の底上げです。前述のオウンドメディア、SNS連携や、チャンネルや動画を最適化、時には広告を出稿することで、関連動画経由で再生回数を上げる可能性が高まります。これは、視聴者に動画およびチャンネルを知ってもらうきっかけをつくるだけでなく、VSEOにも効果的なのでぜひ取り組みたいところです。○今後も広がるYouTubeの活用現在も多くの企業がYouTubeを活用していますが、今後ますますそれは加速していくと考えています。海外の調査結果では、SNS経由から自社のサイトへの遷移で、平均滞在時間(227.82秒)平均訪問PV数(2.99)と、いずれもYouTube経由が第1位(出典:Shareaholic調査より)という結果が出ており、今後、より日本でも企業のオウンドメディアマーケティング活動の一環としてYouTubeが活用されるのではないでしょうか。最後に、紹介になりますが、デジタルハリウッドにて「ネット動画クリエイター専攻」という、Webの動画に特化したクリエイター育成の講座を開講中で、私もカリキュラム開発に協力しました。6カ月あるカリキュラムの中で、ネット動画マーケティング実践講座を担当致します。ご興味のある方はぜひデジタルハリウッドさんに問い合わせてみてください。次回は、最終回「Web動画とテレビ」についてご紹介します。モバーシャルは、DIGITAL VIDEO AGENCYとしてデジタル領域における映像制作・動画マーケティングを支援します。詳しくはWebサイトをご覧下さい。デジタルハリウッドSTUDIOで開講するネット動画クリエイター専攻では、モバーシャル社監修のネット動画マーケティングやAftereffectsの基本から応用まで習得。ネット領域の動画におけるプロフェッショナルを育成します。
2015年05月15日NewRailは3月27日、YouTubeでアパレル商品の動画PRができるサービス「ATTRACT(アトラクト)」を開始すると発表した。これにより高額な広告料という参入障壁が取り払われ、小規模な企業でも大勢の新規顧客へのリーチが可能となる。同サービスは、多数のアパレル店舗が集合したショッピングモールのようなYouTube上の動画メディア。多数のPR動画を掲載した同サービスのYouTubeチャンネルに消費者からのアクセスを集め、ネットショップや実店舗への誘導に繋げていく。店舗ごとではなく、多店舗が集まった一つのメディアにアクセスを集中させることにより、より少ない広告費で、より多くの集客数を獲得することが期待できる。また、現状のアパレル業界ではマスメディア広告が主な広告手段であり、雑誌広告では広告料が1ページあたり100万円以上と高額だが、同サービスでは、月額3万円という低価格で、アジア最大のファッションイベントの動員数約20,000人を上回る、年間35,000人以上の新規顧客に向けたアパレル商品の動画PRが可能となる。また、アパレル系大手ECサイトでは35%の販売手数料が必要だが、同サービスでは販売手数料は不要で、月額定額費用のみで利用できるという。なお、2015年4月3日までの申し込みに限り、初月の動画掲載料が月額2万5,000円になるキャンペーンを行っているという。
2015年03月30日Crevoは3月26日、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストと、YouTubeを活用した動画広告のA/Bテストの共同調査を行い、その結果を発表した。同調査は、5種類の15秒動画を制作し、(1)~(5)へと順番に配信する「ステップ動画広告」を活用し、合計10種類の動画を「字幕あり・ナレーションなし」となるAパターンと「ナレーションあり・字幕なし」とするBパターンに分類し実施したもの。動画広告の企画・制作をCrevoが、広告運用・分析をネクストが担当した。これによると、動画を順番に配信する方法は、段階が進むごとに広告視聴率が伸び、広告CTRは(1)に比べ(5)では約30%減少。CPC・CPMの高騰に対してCPVの変化はあまり見られなかった。また、視聴継続率については、ナレーションありに比べ、字幕ありの方が高い結果となったほか、サイト訪問後では、ナレーションありを視聴したユーザーの方が滞在時間が長く、詳細ページへの到達率も高かったという。同結果を受けCrevoは、ストーリーを展開させる「ステップ動画広告」がブランディングや認知拡大に効果があるのではと説明。字幕とナレーションの有無では、字幕ありの場合、動画視聴時に字幕を読むので視聴継続率と理解度が高く、ナレーションありの場合は、音声だけでは理解不足となることから、サイト訪問後に積極的に情報を集めようとし、結果として、詳細到達率が高くなるのではないかと分析した。なお、同調査は、2015年1月21日~2月14日の間に、YouTubeが提供する「TrueView インストリーム動画広告」の視聴者を対象に行われたもの。YouTubeでの指標として、CTRやVTR、再生25%ごとの継続率、CPV、CPC・CPMを、サイトでの指標として詳細到達率やCVR、直帰率、滞在時間を採用したという。
2015年03月26日YouTuber専門のマネジメントプロダクションUUUMは3月25日、YouTubeユーザー男女1,120人に対し、YouTuberを活用したタイアップ動画に関するアンケート調査を実施し、態度変容効果やコンバージョン率を検証した結果概要を発表した。同調査は、全国の12~49歳の男女1,120サンプルを対象に、2015年2月17日~2月20日にインターネットリサーチで実施したもの。同調査では、YouTuberを活用したタイアップ動画の視聴によって、商材に対する認知の向上が認められただけでなく、興味監視や購買意欲などが上昇することや、TV広告では実現できなかった興味喚起やコンバージョンを補完できること、企業ブランドに対する関心を向上できることなどが明らかになった。同社は調査結果を、「YouTuberを活用したタイアップ動画は、大きなプロモーション効果だけでなく、コンバージョンも期待することができる」「若年層へのリーチなど、マス広告のプロモーション効果を補完する」などとまとめている。
2015年03月26日Googleは18日、動画共有サービス「YouTube」で、全方位動画の再生をサポートした。Google Chrome経由でのyoutube.comの再生や埋め込み動画では、左上に表示される方向マークを動かすと、好きな方角を見ることができる。また、Android版YouTubeアプリでは、動画を再生しながらスマートフォンやタブレット端末を動かすと、動かした方向に応じた角度から動画を視聴できる。同機能はiOSでは未対応だが、近日提供予定。YouTubeの全方位動画が撮影できるビデオカメラは、リコーイメージングの「RICOH THETA」、Bubl TechnologyのBublcam、Giropticの360cam、IC Real TechのAllie、KodakのSP360など。なお、リコーイメージングは16日に「RICOH THETA」専用アプリケーションをアップデートし、静止画のみの撮影から360度動画の撮影が行えるようになっている。実際に全方位動画をYouTubeで公開するには、動画データに特別なメタファイルの挿入が必要になる。同社は動画形式の詳細やメタファイルを挿入するためのスクリプトをGitHubで公開している。
2015年03月18日サイバーエージェントは3月6日、テレビCMの効果と連携したWeb動画広告の新サービス「アジャイル型配信モデル」の提供を開始した。同サービスは、テレビCMの効果検証を素早く行うことで、Web動画広告の配信先を最適化するもの。同社内に設けた専門の分析チームにより、全国規模のCM効果検証を最短5日間で行うという。同検証では、CM認知率やブランド・商品認知率、好意度などの指標を、性別・年齢・地域といったセグメントごとに計測。同結果をもとに、YouTubeの動画広告におけるセグメント配信を活用し、認知率の低いセグメント層に向けて広告配信を行うことで、認知率の最大化を図る。これにより企業は、テレビCMのリアルタイムな効果検証と、効率的なWeb動画広告の配信を実現する。
2015年03月06日ニールセンは2月24日、ネット動画の視聴動向に関する調査結果を発表した。今回の調査は、ニールセンのスマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」および、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)」のデータを基に、「ビデオ/映画」カテゴリの最新の利用動向を分析したもの。調査結果によると、「ビデオ/映画」カテゴリ全体の中で、スマートフォンからの利用者数が増加しており、2015年1月に3,700万人超え、スマートフォンからのインターネット利用者の80%が利用するという結果となった。一方で、PCからの利用者数は減少傾向となった。PC、スマートフォンともに2015年1月の利用者数ランキング上位3サービスである「YouTube」「ニコニコ動画」「GYAO!」に絞ってみると、サービスごとに利用傾向に違いがあることがわかった。YouTubeはスマートフォンからの利用者が3000万人を超え、PCの1.6倍となったほか、ニコニコ動画もYouTubeと同様にスマートフォンの視聴者数がPCの1.7倍と大きく上回った。一方でGYAO!はPCがスマートフォンの1.7倍となっており、年間を通じてPCからの利用者がスマートフォンを上回る結果となった。サービスごとの利用者の属性を見ると、3サービス全てで各デバイスのインターネット利用者全体の傾向と同様に、PCは男性、スマートフォンは女性の割合が高くなっていた。また、ニコニコ動画はPCの34歳以下男性の割合が28%となっており、他の2サービスよりも10ポイント程度高くなっていた。一訪問あたりの利用時間は、スマートフォンよりもPCの方が長くなっていた。特にニコニコ動画では、PCからの利用時間は27分で、スマートフォンの3分と比較すると約9倍の差となった。また、YouTubeはPCよりもスマートフォンの方が一人あたりの利用回数が多く、ニコニコ動画、GYAO!と傾向が異なった。
2015年02月25日米Google傘下のYouTubeは2月23日(現地時間)、子供用のYouTubeアプリ「YouTube Kids」(Android、iOS)の提供を米国で開始した。子供が安全にYouTubeを利用できるようにデザインされており、子供をユーザー対象にゼロから設計したGoogle初の製品でもある。YouTube Kidsは、保護者がアクセスする設定を含めて全てがシンプルで分かりやすいデザインになっている。ボタンやアイコンは大きく、押すとユニークなサウンドが鳴り、またホーム画面では子供向けのバックグラウンドミュージックが自動的に再生される。ホーム画面にはYouTubeが選んだ子供のためのチャンネルやプレイリストが大きなサムネイルで並ぶ。ホーム画面は「Shows (番組)」「Music (音楽)」「Learning (学ぶ)」「Explore (探す)」の4つのカテゴリに分類されており、上部に配置された大きなボタンでカテゴリを切り換えながらブラウズする。番組は「Sesame Street」「DreamWorksTV」「きかんしゃトーマス」「ぽこよ POCOYO」など。音楽は「Lullaby World」「Mother Goose Club」など。ラーニングには幼児向けよりも子供向けのコンテンツが多く、「TED-Ed」や「Khan Academy」などを含む。エクスプロラーには「LEGOチャンネル」や「EvanTubeHD」など、子供や保護者に人気の高いチャンネルが並ぶ。検索機能を使うと、YouTubeからさらに多くのコンテンツにアクセスできる。検索には安全フィルターが適用されているが、人の手によるフィルタリングではないため、Googleは100%の安全を保証していない。そのため保護者が検索を無効にできるオプションを用意している。コンテンツ画面もシンプルで、下に再生/一時停止ボタンと時間バーが表示され、再生画面をタップするとフルスクリーンに切り替わる。オプションは、字幕のオン/オフ、不適切なコンテンツの報告の2つのみ。コメント機能もない。ただし、コンテンツによっては子供向けの広告が表示される。保護者がアプリをコントロールするオプションは、検索機能のオン/オフ、視聴時間の制限(タイマー機能)、バックグランドミュージックとサウンド効果のオン/オフなど。YouTubeはYouTube Kidsを「家族向けYouTubeの最初の一歩」としており、今後さらに家族向けの製品を充実させるとしている。
2015年02月24日グローバルリンクジャパンは1月13日、同社開発のコンテンツマーケティング支援ツール「CLOUDPLAY(クラウドプレイ)」において、YouTubeの分析機能を強化し、新たに分析レポートを搭載すると発表した。新機能の実装は、1月を予定しており、同月中に設定を行うと2月よりレポートのダウンロードが可能となる。分析機能の強化では、YouTubeのアノテーション機能を使用し、動画に埋め込んだリンクからWebサイトへ流入したセッションやコンバージョン数などを計測する「動画リンクからの流入効果分析」が可能に。Googleアナリティクスとの連携が必要だが、YouTubeの動画説明ページなどに外部サイトへのリンクを設置することでクリック数を把握することもできる。新機能となる「動画分析レポート」は、チャンネル内にある動画全体や個別の動画についてレポーティングするもの。月単位の推移や前月比の計測が可能なほか。CLOUDPLAYに搭載する他のレポート機能との併用により、ソーシャルメディアコンサルティングやコンテンツマーケティング、Webコンサルティングなどの報告資料としての活用も可能だ。なお、初期費用は無料で、月額料金は4万9800円(税別)~となる。
2015年01月15日ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)は、日本版フェイスブックや公式YouTubeチャンネルで動画「シャトー・ドー通りの多彩なギフト」を公開している。ブランドアンバサダーのイネス・ド・ラ・フレサンジュが、パリのお気に入りスポットを紹介する、公式ホームページ内でも人気のコンテンツ「イネスのリトルダイアリー」。今回公開された動画は、そのクリスマス編にあたるもの。映像ではシャトー・ドー通りにある二つのショップ、「ラ・トレゾルリー(La Tresorerie)」「ジャミニ(Jamini)」が紹介されている。クリスマスギフトを探すなら、この2店舗を押さえておけば間違いないというイネス。雑貨店「ラ・トレゾルリー」では店内を巡り、雑貨からキッチン用品まで、様々なアイテムがチェックされた。因みに、イネスがオススメするには靴磨きキットを収納するためのスツールだが、個人的に欲しいと思ったのはブロンズカラーのカトラリーとのこと。一方、インド製のファブリックを扱う「ジャミニ」でも、iPadカバーやクッション、ファブリックカバーのノートブックなどが紹介されており、ホリデーギフト選びのいいヒントになりそうだ。
2014年12月23日