2022年8月30日 21:00
たかが呼吸と侮るなかれ! 生理による“月イチ不調”の乗り越え方8か条
この呼吸法を繰り返すうちに、だんだんと気持ちが落ち着いて、呼吸の間隔が長くなっていくのがわかるはず」
副交感神経の働きをサポートする呼吸法
STEP1:あぐらをかいて前を向き、手を頭の後ろで組む。4秒間、息を吸う。視線を膝に落としながら、6秒かけて息を吐き出す。
STEP2:4秒間、息を吸いながら首を持ち上げ、視線を上に向ける。この時、同時に両肘を開く。
3、自律神経に働きかける、有酸素運動を。
「自律神経の働きを維持するためには、24時間の中でメリハリをつけることが大切」と高尾さん。
「意図的に交感神経が優位な状態を作るのが有効です。
交感神経を優位にするには、運動をするのが一番。筋肉を動かし、心拍数、血圧を上げて、意図的に交感神経を優位にする。そうすれば、運動を終えた後に必ず交感神経の働きが落ちて、副交感神経が優位な状態にスイッチします」
4、日の光をたっぷり浴びる。
副交感神経の働きが落ちる排卵後から生理前は、エストロゲンの分泌も低くなる時期。「エストロゲンの分泌が減ると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも減少することが知られています。セロトニンの減少はメンタルの不調に繋がることも。