2022年9月2日 20:40
初秋は胃腸と自律神経が乱れやすい…「心身の不調を整える」簡単な方法 #176
【カブ】
カブの皮には、消化を助けるジアスターゼという成分が多く含まれています。「脾」を支え、「痰湿」をとりのぞくために有効な食材です。また、カブの葉には、抗酸化作用の高いβカロテンも多く含むためストレスや寝不足など忙しい毎日で発生してしまう活性酸素の除去にも役立ちます。
【ワカメ】
腸を潤し、腸から老廃物の排泄を促すためにはもってこいの食材です。水溶性の食物繊維であるフコイダンやアルギン酸などは、胃腸の粘膜と強化したり、肝臓の働きを助けたり、免疫機能をサポートする働きがあります。さらに、ヨウ素やビタミン、ミネラルも豊富です。
何が原因のわからない、病気とは言えない小さな不調を感じた時には、ファーストチョイスとして胃腸の働きを改善することを優先させてみるとすんなり症状が緩和することがあります。これから季節の変わり目になるので不安定な気候の日が増えていくことでしょう。
そのため、今現在不調がなくとも日ごろから胃腸のケアをしていく習慣つけていくのがおすすめです。
ほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。