2022年12月9日 21:00
宇賀なつみ「毎日2~3時間しか寝られなかった時期に、生理が半年近く止まってしまった」
なので、生理時のサポートの必要性を考えたこともない人のほうが多いと思います。その分、女性同士は連帯して助け合っていましたね。突然生理が来てしまった時にナプキンの貸し借りすることはよくありましたし、少しでも楽に過ごせるようにアナウンサー同士で衣装を交換する場合も。“あの婦人科が良かったよ”などと情報交換もよくしていました」
一方、不調を我慢する習慣がついてしまっている面もあるという。
「生理で立っているのが辛いと伝えたら、実際は“座っていいよ”と言われるはず。でも、“上司であるディレクターが立っているのに…”とみんな頑張っちゃうんですよね。なかには、せっかく自分がもらった仕事だからと、体調が悪くても病院にすら行かずに無理をして働く子も。そういった子には、“体を壊したら結局もっと迷惑をかけるわけだから、休みをとってちゃんと診察してもらったほうがいいよ”と話します」
宇賀さんがそう語る背景には、局アナ時代の自らの経験が。
「不規則な日々が続いて毎日2~3時間しか寝られなかった時期に、生理が半年近く止まってしまったんです。当時はその生活を変えられない状況だったので、婦人科の先生に相談してしばらくピルを飲んで乗り越えました。