お肉が大好き、夜更かしする…「便秘になりやすい人」の特徴と対策 #217
便秘で悩んでいる方は、最近の自分の行動パターンを見直してみましょうね。また、便秘が続くと免疫が低下したり、肌荒れしたり、メンタルが不安定になったり、太りやすくなったりと良いことはありません。そこで、今週は便秘の対策となる食薬習慣を紹介していきます。
今週は、便秘の対策となる食薬習慣
最近、すっきり便はでていますか?コロコロしていて固かったり、黒っぽかったり、ベトリと便器についたり、ニオイがきつくなったり、残便感を感じたり、お腹がはったり…と便通があったとしてもすっきりしないときには腸内で悪玉菌が増えてしまっているかもしれません。
漢方医学では、腸の働きが悪いことを『脾気虚』とよび、便が固い状態を『陰血不足』、粘性が強く黒っぽくニオイが強い状態を『湿熱』がたまっている状態、ストレスで便通が悪い時を『気滞』と考えます。便秘には、まだまだいろいろな分類が存在しますが、この時期多いのは、季節特有の高温多湿、低気圧によって自律神経が乱され、胃腸の働きが低下する『脾気虚』や食習慣の乱れや運動不足、夜更かしなどによって生じる『湿熱』の蓄積だと考えられます。そこで、今週は『脾』を整え、『湿熱』を取り除き、腸の働きを促す食薬がおすすめです。