性器のかゆみや出血、おりものの変化は危険信号!? 20~30代女性がかかりやすい性感染症5つ
によるウイルス感染症。HPVワクチン(4価か9価)の接種で完全に予防できる。[症状]性器周辺にカリフラワー状の尖ったイボができ、痛みやかゆみもある。除去しても再発する可能性が高い。
【診察や検査】症状が出たら視診による診断。
【治療法】主に塗り薬を塗布。場合によっては外科手術でイボを除去する場合も。早期治療をすれば再発しにくくなる。
【口からうつる?】うつる(オーラルセックス)
性器クラミジア感染症
【潜伏期間】1~3週間
【解説・症状】日本で最も感染者が多い性感染症。10~20代に多く、近年女性の感染が急増。性器だけでなく喉に感染する場合も(咽頭クラミジア)。男女ともに半数以上が無症状といわれているが、放置すると不妊の原因や、母子感染を引き起こすこともあるので、早期発見したい。[症状]性交後腟からの出血、おりものの増加、生理痛のような下腹部の痛み。【診察や検査】おりもの検査、尿検査(淋菌と同時に検査可能)。
【治療法】抗菌剤を、1~7日間服用。約2週間後の再検査で陰性が確認できれば治療終了。
【口からうつる?】うつる(キス、オーラルセックス)
淋菌感染症
【潜伏期間】2~7日
【解説・症状】淋菌による細菌感染症で、1回のセックスで感染する確率は30~50%と非常に高く、喉に感染することも(咽頭淋菌感染症)。