性器のかゆみや出血、おりものの変化は危険信号!? 20~30代女性がかかりやすい性感染症5つ
が外性器や内性器に感染することで起こる感染症。感染力が強く、風呂場の椅子など性行為以外での感染もある。自覚症状がないことも多い。[症状]泡状で黄緑色の生臭いおりものが大量に出る。性器にかゆみや痛みが出たり、性交痛や排尿痛も。
【診察や検査】症状が出たら視診による診断。
【治療法】7~10日抗菌剤を服用(薬によっては1回の場合も)し、治療完了。腟の中に薬を入れることも。
次の月経終了時に再検査が理想的。
【口からうつる?】うつらない
性器のかゆみや出血、おりものの変化は危険信号。
上で解説した病気、それぞれに症状はありますが、以下の5つのようなことが体に起きた場合は、一度疑ってみるべき。
「よく“おりものに変化が”といわれますが、一番わかりやすいのは腟からの出血。クラミジアと淋病は子宮頸部に感染するので、抜いたペニスに少し血がついていたり、性器を拭いたティッシュにつくということも。“生理が早く来た”、あるいは“排卵の出血かも”と見逃す場合も多いので、要注意」(川名先生)
【主な症状】
・性器からの出血
・外陰部にできものがある
・おりものの量やニオイ、色の変化
・外陰部がかゆい、痛い
・下腹部の痛み
ほとんど症状がないため、男性はかかっても気がつかない…。