性器のかゆみや出血、おりものの変化は危険信号!? 20~30代女性がかかりやすい性感染症5つ
女性は自覚症状があまりないので気がつきにくい。[症状]性交後腟からの出血、おりものの増加、濃い黄緑色のおりもの、外陰部のかゆみ、腫れ、膀胱炎的症状。
【診察や検査】おりもの検査、尿検査(クラミジアと同時に検査可能)。
【治療法】症状に合わせ、1~7週間抗菌剤を注射や点滴する。約1週間後の再検査で陰性が確認できれば治療完了。
【口からうつる?】うつる(キス、オーラルセックス)
性器ヘルペスウイルス感染症
【潜伏期間】3~7日
【解説・症状】ヘルペスウイルスによる感染症。感染力が高く、一度感染すると体内にウイルスが棲み着くので、免疫力が落ちると再発しやすくなるのが特徴。感染から数年、数十年を経て症状が出ることも。
[症状]性器に小さな水ぶくれやただれができ、かゆみが出る場合も。発熱や、排尿や歩行が困難になるほどの激痛。
【診察や検査】症状が出たら視診による診断。検査はあるがあまり用いられない。
【治療法】症状に合わせて5~10日間抗ウイルス薬を服用。重症の場合は点滴治療も。早期治療をすれば再発しにくくなる。
【口からうつる?】うつる(キス、オーラルセックス)
腟トリコモナス症
【潜伏期間】1~3週間
【解説・症状】トリコモナス原虫(目に見えない大きさの微生物)