酷暑でカラダが弱ってる! 今冬を乗り切る“5大対策”を医師が伝授
今冬を乗り切る、5大対策。
1、熱源になりカラダを強くする、筋肉づくり
まず取り組みたいのは、「カラダに熱を供給する源になり、長期的なスパンで効果のある温活になる」(小林さん)という運動や筋トレ。
「人間の基礎代謝量の約22%が、筋肉から生まれるといわれています。そもそも男性に比べ、女性は筋肉量が少ないですから、カラダの中でも特に大きい太ももの大腿筋を鍛えることが最も効率的でしょう。スクワットが苦手な方は、屈伸運動を朝晩やるだけでも違うので、日頃から意識して太ももを動かすといいですね」(岩本さん)
筋肉をつけることで、ウイルスを寄せつけないカラダにも近づく。
「筋肉量が減ると免疫力が下がるという相関性は高齢者だけでなく、若い方にもいえること。
適度な運動を習慣にしましょう」(小林さん)
2、自律神経をいたわり、癒す
気温の落差、急な気圧の変化が予想される今冬は、この2つの影響でバランスを崩しやすい自律神経をこまめに癒すこともポイント。
「リラックス効果で自律神経が整い、全身隅々までの血流も良くなる入浴は気軽にできておすすめ。全身が温まることで腸の働きも活発になり、栄養分吸収の効率化や免疫細胞の活性化のサポートも期待できます。