缶コーヒー、カップ麺、コンビニランチ…男女とも「更年期の不調を起こしやすい人」の特徴と対策
つらい更年期の予防になること、少しでも和らぐようなことがあるのであれば、実践したいと考える人は多いと思います。そこで、今週は、ゆらぎ世代に向けて更年期障害の対策となる食薬習慣を紹介していきます。
今週は、ゆらぎ世代に向けて更年期障害の対策となる食薬習慣
夏の疲れかなと思いきや、突然息苦しくなったり、異常に汗がでたり、疲れやすくなったりする様々な不調が見え隠れして、仕事にも支障がでるような更年期の不調を感じる方もいらっしゃるかもしれません。更年期障害は、人に言いにくかったり、認めたくなかったりしがちですが、長期化するかもしれない不調です。自分の心と体に対する向き合い方がわからなくなり、さらにストレスを大きくしてしまうこともあります。
更年期には女性の場合、卵巣機能の低下とともにエストロゲンの分泌が減少することで、男性の場合、テストステロンの分泌が低下することで、それぞれの症状が現れてきます。漢方は、更年期障害の症状を和らげることを得意としていますが、更年期の不調は『腎』の働きが急激に低下している状況に、過度のストレスによって『肝』が弱ったり、食事が適当になったり、過労により『脾』が弱ったりすることが重なることで、より症状が悪化します。