指原莉乃「数年後の自分に、ちょっとでも感謝してもらえるような行動をしようと常に心がけています」
プロデュースするアイドルに対しても、心身の健康のために休みがとりやすい環境を用意するなど、こまやかな心遣いを見せる。さらに“メンバーの福利厚生として婦人科検診を取り入れる予定は?”と尋ねてみると、「それ、めっちゃいいですね。検診を勧めるだけだと、多分みんな行かないんですよ。さっそく動きます」と即行動。自分だけでなく、周りの女性の心身のケアにも気を配る指原さんは、フェムケアの現状についてどう感じているのだろうか?
「女性の体や不調について、やっとオープンに話せるようになってきたな…という感覚があります。私がテレビで生理の話をすることに抵抗を感じる女性もいると思うけれど、話せずに苦しんでいる人も多いと思うんです。私自身も、若い頃は自分に生理痛がないから人の痛みに鈍感だったと反省する部分が多くて。体の悩みや症状はさまざまなので、みんなが当たり前にそれを話せるようになって、人の痛みに気づける人がさらに増えたらいいのになって思います」
現在、31歳。
がむしゃらに走り続けた20代が過ぎ、いま改めて気づいたことがあるのだそう。
「若い頃は全く休んでいなかったけれど、あるときふと“自分は休まないとダメな人なんだな”と気づいて。