食物繊維たっぷり!ごぼうの健康効果と栄養&風味を残す調理のコツ
抗酸化能(酸化を抑える力)は加熱をしてもキープされますが、75度以上で加熱をすると風味が落ちてしまうため注意しましょう。
ごぼうの栄養素を効率良く摂取する食べ方
食物繊維は、食事のはじめに摂ると血糖値の急上昇を抑えられるため、ごぼう料理は先に食べるのがオススメ。また、ごぼうはほとんどが炭水化物ですから腹持ちも良いです。ごぼうを先に食べることで、食事の摂りすぎも防げます。
食物繊維の摂取目標量は16〜69歳の場合、男性が20g以上、女性が18g以上です。ごぼうのきんぴら小鉢1杯で2.7g、ごぼうサラダで5.1gほど摂ることができます。ごぼうを使ったメニューは和食にも洋食にも合うため、もう1品おかずが欲しいときにも良いですね。
ごぼうの栄養素と風味を逃さない調理のコツ
泥はタワシでしっかり落としますが、クロロゲン酸は皮の近くに多く含まれているため、皮はむきすぎないことがポイント。そして、調理直前に切ることで、浸水させずとも褐変を防ぐことができます。褐変やえぐみが気になる場合でも、水にさっとくぐらせる程度にすると良いでしょう。
また加熱の温度は50度くらいがオススメです。抗酸化能を高くキープし、かつ風味を生かして美味しく食べることができます。