「美人祈願」で有名な京都のスポットめぐり 美の神を追いかける旅
である。
市比賣神社で有名なのはこちら。
「天之真名井(あめのまない)」である。
御神井なんですって。歴代天皇の産湯に用いられたという伝承の残るありがたい御神水なのだ。令和の世じゃなかったら私のような平民が触れもしない水よこれは……。
ここで「御神水なら最初の美御前社でも身につけたし、わざわざこちらまで来なくてもいいかな~」なあんて思ったものぐさちゃんもいることだろう。そんな「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想」で楽して美人になれると思っているのかね。というか「ものぐさ中のものぐさ」である私が同じような効能の御神水のためにわざわざ足を運ぶと思っているのかね。そこまで私は勤勉じゃないぞ。
なんとこの「天之真名井」から湧く御神水は”飲める”のだ。
しかも、ただ飲めるだけではない。こちらの市比賣神社で授けて頂ける「絵馬」に願い事を書いて所定の位置に掛け、「天之真名井」の御神水を飲んで手を合わせると願い事がひとつだけ叶うという。それはすごい。飲まねばなるまい。
柄杓ですくっても、水が入っているのか分からないほどの透明感。期待が高まる。ちなみに絵馬はすでに掛け終わっています。