ビューティ情報『医療の力で、生理はもっと楽になる。重い生理痛とPMSに苦しんだ私の10年間』

医療の力で、生理はもっと楽になる。重い生理痛とPMSに苦しんだ私の10年間

生理が来る前、保健の先生や親から生理の仕組みやナプキンのことは教えてもらっていても、生理痛のつらさについてはだれも教えてはくれなかった。

「人によって症状が変わります」

それくらいのもので、実際に辛い思いをしている人間はどうすれば改善するのか、どんなパターンがあるのか、具体的なことは一切わからなかった。

わからないまま過ごしていたから、毎月訪れる痛みに対する恐怖ばかりが募り、次第に生理前の精神状態にまで影響を及ぼすようになった。

■高校生、初めての婦人科へ

あまりにも生理中の体調が酷い私を見た母が、「学校が終わったら婦人科に行っておいで」と声を掛けてくれた。

婦人科は、妊娠中の人や治療をしている成人女性が行く場所とばかり思っていたので、制服で行ったら変な目で見られるかもな、と小さな不安もあった。しかし、そんな不安を生理の重さをどうにかしたい気持ちが上回って、その日のうちに病院に向かった。初めて行った婦人科は、おじいちゃんの先生がいるところだった。男性に「生理が辛いです」と話すだけでも、思春期の女子にとってはハードルの高いもので、どう辛いとか、いつからなのかとか、あまり具体的なことは言えず、黙り込んでしまった。

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